【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第五十幕
現代社会への反動主義的お仕置きは続く
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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「ふぁっはっはっはっは。これは素晴らしいものが撮れました。女性巡査部長殿の前も後ろも両方のお漏らしです」
印刷会社の社長はさらに嘲る。
ここで医者の男がまた麻酔を掛けてしまう。
仮にも女性警察官。縛り直すには一回ずつ眠らせるが無難である。用心深く行う。
そしてまた画面が切り替わった。
如月鬼堂はここで一回休憩を宣告する。
出前の寿司が届いて瀬里菜がビールとグラスを置いてくれた。
如月鬼堂の手酌の癖が慣習になっているので注ぐことはしない。
「同じ場所で同じ面々のように思えますがね」
館山弁護士も如月鬼堂が思っていたのと同じ見解であった。
「そんな気がするが決め手はない」
「そうですが韓国で拉致して潜水艦で運び込んだまでは間違いないでしょう」
「何処か潜水艦で海底から入れる場所だな」
これは以前からの見解である。
如月鬼堂は寿司の出前の伝票を見て目を剥く。
「そうまた値上げしたよ。でも豊洲より安いよ」
瀬里菜はあまり驚いてない。
「米が高くなったからか」
「寿司屋なんかそんなに影響ないと思うけどね」
「先生。便乗値上げですよ」
館山弁護士は昔よく言われた言い方をする。便乗値上げは消費税導入時によく言われた言い方である。
画面では渡辺凪咲巡査部長が逆さ吊るしにされていた。
如月鬼堂がよく使う吊るし方である。
船の錨を逆さに吊るしたような形に吊るされている。
左右の太腿にそれぞれ二本に折った縄を二回回しにして掛けていた。
その縄にO字型のフックを差し込みそのフックを天井から二本下がった滑車のフックに引っ掛けて吊るしていた。
腕は後ろに回され胸部は高手小手に縛られている。
ショートカットの髪は床から十センチくらいまで真下に垂れていた。
大股開きで脚は緩い八の字を描いている。
女の部分は閉じ合わせたまま斜め上を向いて丸出しである。
葬儀会社の社長と川口の会長が渡辺凪咲巡査部長の躰の左右からそれぞれ剥き出しの銅線をクリップで膝上の内腿から五センチ置きに鋏みつけて行く。
股間のところで小陰唇に二本鋏んで向きを変える。ドテの横からまた五センチ置きに臍の横を通って乳首まで鋏む。
運送会社の社長がトランスを渡辺凪咲巡査部長の頭の下に置く。
二本の銅線の終端をそのトランスのターミナルに接続した。
葬儀会社の社長と川口の会長の二人が離れると運送会社の社長がトランスの抓みを回して電流を流す。
「ぐ、ぐうーーーーーーー。ぐうわああーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーー」
強烈な悲鳴が上がって渡辺凪咲巡査部長の意識は瞬時に回復した。躰は空中で小刻みに揺れ続ける。
運送会社の社長は三十秒くらいで一回切った。
「がふぁあーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
渡辺凪咲巡査部長は荒い息遣いで躰は振り子の様に揺れる。
「渡辺凪咲巡査部長どの。また正面のモニターをご確認ください。素晴らしく恥ずかしい姿の逆さ吊るしです」
印刷会社の社長が話し掛けた。
「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。おのれーーーーーーーーーーーーーどこまでもーーーーーーーーーーーーー」
渡辺凪咲巡査部長は怒りに表情を強張らせて叫ぶ。
それを無視して運送会社の社長がまた電流を流す。
「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。ぐわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
強烈な痛みが渡辺凪咲巡査部長を襲っていた。
小刻みな震えが続く。
運送会社の社長は三十秒で切る。
「がふぁあーーーーーーーーーー。ふふぁああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
渡辺凪咲巡査部長の震えはまだ止まらない。
「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーー。なんでこんなことばかりするのだーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
電流が来ない間に思い切り怒りの限り叫ぶ。
「お仕置きだよ!」
印刷会社の社長は強い口調になった。
「何のお仕置きだあーーーーーーー」
渡辺凪咲巡査部長はさらに怒鳴り返す。
「我々の価値観に合わない社会にお仕置きだ!法律を超えて規制するコンプライアンス。女性優遇。風俗売春の抑圧。個人の利益を護ることへのリベラル派の社会的妨害だ!!」
印刷会社の社長の言葉はマジになってしまった。
動画には字幕だが太文字になって!まで打たれている。
「それが民意じゃないか」
渡辺凪咲巡査部長もブチ切れた。
ここで運送会社の社長がトランスのスイッチを入れる。
「ぐわあーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーー」
渡辺凪咲巡査部長の躰は小刻みに震撼して悲鳴を上げ続けるしかない。
「何が民意だテレビのコメンテーターはリベラル系知識層ばかりだ。保守系と一対一にしないから国民が一方的に洗脳されているだけだ」
印刷会社の社長はさらに言い分を投げつける。
「あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。い、いたいいーーーーーーーーーーーーー。あがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
渡辺凪咲巡査部長の躰は小刻みに震撼しながら顔は軋み藻掻き続けた。
運送会社の社長は今度も三十秒でトランスの電源を切る。
「あふぁあーーーーーーー。ああーーーーーーーーー。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
渡辺凪咲巡査部長は暫く息遣いが治まらない。
「そんな事はないよ!!お前らが居なければ日本は平和だ!!女の権利をぼうがいするなーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
電流が止まっている間に言える限り一気に言い返した。
「綺麗な社会になったから貧乏なのだ!!綺麗な金ばかりだから預金に止まって巷で回らない!!株価は上がっても巷に金がない!」
印刷会社の社長も治まらない。
「だまれーーーーーーーーーーー。私達は必死に治安を守っている」
渡辺凪咲巡査部長はさらにブチ切れる。
「ふぁっはっはっはっは。日本とていつまでも平和ではありません。国民が銃を持ちたがらなくても今度はロボット兵が戦争をします」
印刷会社の社長は遂にベールを取っ払った爆弾発言である。
「おまえら。それでロボットを」
渡辺凪咲巡査部長は驚愕する。
「そうだ。ロケット弾。特攻ドローン。機関銃。次は兵士だ」
印刷会社の社長は堂々と宣告してしまう。
運送会社の社長がトランスのスイッチを入れた。
「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーー。もうやめろーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
渡辺凪咲巡査部長は躰を揺すって強烈に叫ぶ。
今度は三十秒では切らない。
医者の男が鞭を構える。
先端が細長い一本鞭である。
「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
渡辺凪咲巡査部長は躰を震撼させ続けて藻掻き悲鳴を上げ続けた。
医者の男は女の部分を狙って鞭の先端を叩き込む。
「ぐふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
かなり硬い革の鞭である。小陰唇を鋏んでいたクリップが二本飛ぶ。
渡辺凪咲巡査部長の躰は逆さ吊るしのまま強烈に振り子の様に暴れる。
「がふぁあ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
閉じ合わせてまだ二本クリップに鋏まれた小陰唇の間から滲み出るように小水が流れる。
「ぐわふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
運送会社の社長はようやくトランスのスイッチを切った。
渡辺凪咲巡査部長はそのまま白目を剥いて失神してしまう。
葬儀会社の社長と川口の会長が銅線を一本ずつ引っ張る。
「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーー」
クリップが順番に飛んで銅線が空中を舞った。
渡辺凪咲巡査部長は瞬間意識を戻したがそのまままた白目を剥いてしまう。
画像はここで停止して字幕が流れた。
『滝本恭子に言い渡す。あと十日以内に編集長を辞任して総ての番組のコメンテーターを卒業しろ。番組中の宣言を要求する』
これで動画は終了していた。
「今度は一回で全部を公開しないやり方で劇場型の脅迫を段階的に進めるのですね」
館山弁護士は徹底して脅迫して来ると見る。
「そこまで考えなかったがロボットを犯罪に使ったのも兵器として売るための宣伝だったな」
如月鬼堂もさすがに予期してなかった。
「今週はこっちの見解をもう一度強く主張しますか」
本多椿は土曜日のインターネットアダルト放送の確認である。
「館山先生。もう少し強く言って良いでしょう」
「良いでしょうね」
館山弁護士も納得する。
二月十九日。
内房のリゾート施設。
連続拉致強姦事件の犯人六人は此処に集まっていた。
渡辺凪咲巡査部長と滝本陽葵は麻酔で眠らせて点滴を装着したままである。
海側のサンルームで完全にガラスを閉めて大型の換気扇だけでバーベキューを行っていた。
外の温度は五度を下回っている。
鉄板の熱だけで瓶ビールが丁度良い。
「ロボットを何処で量産するのや」
葬儀会社の社長が川口の会長に確認する。
「それもR国だよ。既にロボットを工員にしてロボットを作る体制ができている」
「量産体制か」
「そうだな」
「売れる当ては」
「今のところない。ロシアもイスラエルもトランプのお陰で戦争は終了だ」
「ゲリラも活発ではないな」
「ロボットによる謎のクーデターでもやってやるさ」
川口の会長は本気で売ろうとしていた。
「日本でやったらどうだ」
医者の男である。
「何か派手にやるか」
印刷会社の社長も煽る。
「いいや海外が先だ。兵隊がロボットに代わることで血を流さなくて楽に兵員の動員ができる現実を見せる」
川口の会長は戦地になる場所で宣伝したい。
既に川口の会長の収入源は闇の死の商人である。
和歌山。岬ビューホテル。
赤座元太らが客室に集まっていた。
夕食には早いが六人で飲み始める。
「クラブ麗にまた良い女が入ったぞ」
赤座元太がタブレット端末でクラブのホームページを開く。
「俺と赤座さんはもう行けないよ」
瀬尾将と赤座元太はもう入れて貰えない。
「俺が行くよ」
まだ面の割れてない宇治原歳加年が行くことになった。
この面々は海野琴音もショーに呼びたいらしい。
「今月はあっちから来るのだろ」
「いや。青木はまだ何も言って来ないよ」
「今月は生贄なしか」
「それじゃ岡田は商売になるまい。SMコンパニオンの座敷が主体ではファミリーさんは入れられない」
「インバウンドも駄目だな」
「白浜や串本はそっちで潤っているのだろ」
「いやいや。インバウンドよりコンパニオン営業が絶対だよ」
「だがその客は少ないか」
「ショーをやってなければ需要は少ない」
「デフレから脱却したとか言っているが物価が上がっただけだな。遊ぶ金など殆どの人が持ってない」
「小原庄助さんが世に溢れないと本当の景気は来ない」
「コンプライアンスでがっちり押さえられてリベラル以外は非難の対象だよ」
赤座元太は鬱憤が溜まっている。
「コンプライアンスより自分の会社の利益だけ護りたいな」
「まったくだ。金融庁に報告してお咎めなしなら良いじゃないか。煩いコメンテーターどもだ」
そこに青木学が入って来た。
「今月は木村さんの方は駄目らしい。コンパニオンから選んでもらいます」
「そうか」
赤座元太はがっくり寝転んでしまう。
「こっちも駄目だ予約が当分取れない。週一回で先まで予約は埋まっているらしい」
宇治原歳加年はクラブ麗の予約が取れない。
二月二十日。
宇佐美。如月鬼堂の居間。
今朝も寒い朝と言わねばならない。
如月鬼堂は館山弁護士と本多椿が来るのが十一時なのでゆっくり起きた。
シャワーのあとは鍋焼うどんの朝食である。
瀬里菜が館山弁護士らを迎えに駅に向かった。
土曜日の打ち合わせを先に行う。
その後に大河内税理士らが来る。愛好会の打ち合わせである。
「寒さは要らない。暑さも要らない」
如月鬼堂は一人呟く。
「パパ。もう夏と冬しかないよ」
それを聞いて珠洲が嘲る。
「一年中十月三十一日で良い」
「それじゃ一年中ハロウィンで大変だよ」
「それも要らないな」
そこに瀬里菜の送迎で館山弁護士と本多椿が入って来た。
「風が寒いです」
開口一番本多椿は寒さを訴える。
「湯沢はそれどころじゃないですよ」
館山弁護士はこっちで良かったと言う。
「連続拉致強姦事件の犯人らにかなりの武器製造能力があると判りましたね」
本多椿も犯人らはこれまでのテロ行為で使った以上の武器の生産能力を有していると認識した。
「前からそんな影が見えていたがここでベールを脱いだだけだ。いよいよ本格的に売ろうと言うことだろ」
「しかし先生。ウクライナもイスラエルも終結の方向です。売り先は有るのでしょうか」
「有るだろう。直ぐに戦闘に使わなくても良いのだ。正規の軍が直接買うわけでもない」
「ゲリラに売られたら益々世界情勢は」
「どっちにしても戦闘はなくならない」
「そうですが」
「日本でも使わないのですか」
本多椿は海外よりそっちが気になる。
「既に使っているじゃないか。使い方が違うだけだ」
「そうですが。軍のような動きをされたら」
「既に和歌山のロッジに立て籠もった事件も戦闘状態だ」
「今週のスタジオはこの連中の危険をSMよりそっちに焦点を変えてしまいますか」
「そうだ」
如月鬼堂はSMに非難が向かないことが最優先である。
二月二十一日。
内房のリゾート施設。
滝本陽葵が引っ張り出されて黒いカーテンで囲まれた中である。
忍者姿黒装束が六人掛かって準備する。
滝本陽葵は眠らされたまま拷問椅子に乗せられた。
何故か渡辺凪咲巡査部長の乗せられていた物と同じ拷問椅子である。
脚首、膝、腰を固定した。
腕は背凭れの裏側に回して手首を互い違いに縛り合わせる。
印刷会社の社長と川口の会長が幕の外側に出て撮影の準備に入った。
産業廃棄物収集運搬処分業の社長が鞭を構える。先端が細長い一本鞭である。
革は渡辺凪咲巡査部長に使った物よりは柔らかい。
拷問椅子は百五十度くらいに大股開きに広げられていた。背凭れは七十度くらいに立てられている。
一発目は乳房の谷間を直撃した。
滝本陽葵の躰は揺れたがまだ意識を回復しない。
産業廃棄物収集運搬処分業の社長は二発目を振り被る。
今度は女の部分を直撃する。
「ぐ、ぐ、・・・・・うぐ。うーーーーーーーーーーー」
滝本陽葵は表情を歪めて目を開いた。
「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。もうやめてーーーーーーーーーーーーーー」
意識を回復して恐ろしい事態が蘇る。
産業廃棄物収集運搬処分業の社長は三発目を構えた。
そして左の内腿に叩き込む。
「ぐぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
滝本陽葵は強烈な痛みに拷問椅子を揺らして藻掻く。
一発目に叩いた乳房の谷間は紅い筋になっていた。
「あふぁああ。ああ。あはあ。はあ。はあ。はあ」
躰はぶるぶる震える。
産業廃棄物収集運搬処分業の社長は次を構えた。
「ぎゃあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
滝本陽葵の恐怖の悲鳴である。
産業廃棄物収集運搬処分業の社長はもう一発女の部分を叩く。
「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
拷問椅子は震撼して滝本陽葵から強烈な悲鳴が上がった。
「ぐうーーーーーーーーーーーーー。ぐうわああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
痛みに藻掻き暴れ続ける。
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
そして失禁尿が静かに流れ出た。
「あはああーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
号泣の涙が溢れる。
尿は何処までも流れ出続けた。
「ああーーーーーーーーーん。あはん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああん。あはあん」
そして泣き続ける。
運送会社の社長が失禁尿をバキュームで吸い取る。
葬儀会社の社長がモップで床を拭く。
「あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
暫く滝本陽葵の息遣いは治まらない。
医者の男がレモン搾りで金柑を搾る。
滝本陽葵の内腿には鞭の蚯蚓腫れが真っ赤に染まっていた。
医者の男は金柑を十個くらい搾って運送会社の社長にレモン搾りを渡す。
運送会社の社長はその汁を手に掛けて内腿の蚯蚓腫れに当てて強く揉む。
「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーー」
滝本陽葵は躰を強烈に震撼させる。大口を破裂させて悲鳴を上げ続けた。
運送会社の社長は拷問椅子の後ろに回って太腿の後ろから手を伸ばして女の部分のビラビラを開く。
レモン搾りに残った金柑の搾り汁を薄橙の粘膜に流した。
「があーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーあーーーーーーーーーあーーーーーーーーー」
滝本陽葵の悲鳴はサイレンの如く轟き続ける。
強烈に藻掻く姿を暫く画面に焼き付くように撮影し続けた。
ここで医者の男が麻酔を掛けてしまう。
二月二十一日。
宇佐美。如月鬼堂の居間。
如月鬼堂は昨夜遅く原稿を仕上げて編集にメール添付で送った。それで朝はゆっくり眠ってしまう。
珠洲と瀬里菜に二人掛かりで起こされた。
「杉下社長からメールよ」
「そう」
仕方なく起きてシャワーを浴びる。
珠洲が如月鬼堂の分もサンドイッチを作ってくれた。
今朝はラーメンの予定であったが仕方ない。
瀬里菜がサイフォンでコーヒーを淹れる。
「先生。動画は二本です。そして海外のアダルト系の動画投稿サイトにも撒かれていました」
杉下一行がテレビ会議の向こうから説明した。
「滝本陽葵と渡辺凪咲巡査部長か」
「そうです。滝本陽葵のは僅かですが前回の分も一緒に添付されていました」
送られて来たファイルは四つである。
そして直ぐに館山弁護士と本多椿にテレビ会議が繋がる。
滝本陽葵の動画を確認して動画の終端には同じ文言が流れていた。
『滝本恭子に言い渡す。あと十日以内に編集長を辞任して総ての番組のコメンテーターを卒業しろ。番組中の宣言を要求する』
である。
「館山弁護士先生。まだ滝本恭子氏は辞める宣言をしてないですね」
「私の見ている限りは有りません」
「それで催促だな」
如月鬼堂は瞬間犯人らの焦りと思ったが直ぐにそれを否定した。
そして渡辺凪咲巡査部長の動画に掛かる。
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