【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第四十九幕


五年前の行きすぎた医療行為


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
戻る|
271| 272| 273| 274| 275| 276| 277| 278| 279| 280|
 片山幸雄はそれを受け取ると乳房に視線を移す。
 「はあ」
 田川菜津は乳房に来ると判って鞭を睨む。
 片山幸雄は竹の鞭を横にして左の乳房の乳首を外して白く肌理の細かい皮膚に叩きつけた。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ううぐう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田川菜津は眉間に強く皺を刻んで悲鳴を絞り出す。
 片山幸雄は続いて構える。右の乳房を斜めに叩く。
 「うぐうう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田川菜津の躰は痛みに固まる。そして強く震撼して悲鳴を絞り出す。
 片山幸雄はさらに構える。
 「はあーーあ、あ」
 田川菜津は怯えた表情で見上げた。
 片山幸雄は角度を変えて斜めに構える。
 「あ、ああーーーーーー」
 田川菜津はさらに怯えた表情を崩して顔を逸らせた。
 片山幸雄は右の乳房を鞭の角度を変えて叩きつける。
 「うーーーーーーーーーーうぐうーーーーーーーーーーーー。うぐうう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 また田川菜津は藻掻きながら悲鳴を絞り出す。
 最初に叩かれた左の乳房は蚯蚓腫れが紅くなっていた。
 片山幸雄は右の乳房に×の痕を刻んだのである。
 「さあ。次は逝き顔をたっぷり見せて頂きます」
 印刷会社の社長が遠隔マイクで宣告する。
 「あーーーーーーーーーーーーやめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。もうやめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田川菜津はヒステリックな口調で叫ぶ。
 片山幸雄はまたクスコを膣に挿入する。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。もういやあーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田川菜津は拒絶して叫び続ける。
 片山幸雄は構わず螺子を回して奥を広げた。今度はクスコを横に向けて膣天井部を広げている。
 忍者姿黒装束の一人がリモコンから伸びたアームの先端にL字にマイクロローターの付いたアイテムを渡す。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーー。なにするーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田川菜津は得体のしれない物を女の部分に入れられて恐怖に叫ぶ。
 「貴女の一番敏感な部分を刺激して気持ち良さに綺麗な声で鳴いて貰います」
 印刷会社の社長はまた舌なめずりをする言い方である。
 先に忍者姿黒装束の一人が通常サイズのローターを包皮の上からクリトリスに当てる。
 「あーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーー」
 田川菜津は拒絶して叫ぶ。
 印刷会社の社長が遠隔でクスコの奥をレーザーで照らす。
 片山幸雄は膣の奥で敏感な位置を確認してローターのスイッチを入れた。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田川菜津は責めに抵抗する。
 忍者姿黒装束の一人と片山幸雄は連携して膣の天井部とクリトリスを責め続けた。
 「あ、ああ。あはあ。いやあーーーーーーーーーーーー。いやよーーーーーーーーーーーーー。あは、あーーああーーああーー。いやあーーーーーーーー」
 田川菜津は藻掻き堪えて抵抗を続ける。
 
 「田川菜津さんと磯川玲佳さんは救出された時に意識はあったようですがそのあと病院では眠ったままのようです」
 館山弁護士の得た情報である。
 「下川沙里アナは落ち着いたのかな」
 「いいえ。ヒステリー状態のようです」
 「だんだん拷問がエスカレートしているな」
 如月鬼堂は11日土曜日のスタジオもこの話題を扱わざるを得ない。
 「病院のケアが一段と進歩して精神異常は抑えているのでしょうが恐ろしい拷問です」
 
 画面では田川菜津が失神して躯姿を晒していた。
 どんなに抵抗を試みても何度も逝かされて最後は失神してしまう。
 まだクスコは挿入されたままである。
 忍者姿黒装束の一人が水のない水槽からスネークフックで掴んで蛇を取り出した。
 これまで通りその頭をクスコに突っ込んでしまう。
 片山幸雄がビンタで田川菜津を起こす。
 「うう。うぐう」
 田川菜津は一発で意識を回復した。
 片山幸雄はモニターを指さす。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーー」
 田川菜津の表情は恐怖に凍り付く。
 「あーーーーーーあーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーだめーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーー」
 狂ったように泣き喚く。
 「やめてーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーもうやめてーーーーーーーーーーーーーーー」
 顔を振って泣き叫ぶがまた白目を剥いてしまう。
 ここで麻酔が掛けられた。
 田川菜津には躰の上で行う蛇のショーはなしである。
 同じように乳首が斬られて縫われる。そして子宮が摘出された。
 さらに片山幸雄は右の乳房に付けた鞭の痕をメスで斬って縫い合わせてしまう。乳房に更なる傷を残したのである。
 ここで画面が切り替わる。
 
 産婦人科診察台が二台並べられていた。
 磯川玲佳と田川菜津がそれぞれ眠らされたまま乗せられている。
 まだ大股開きのままである。
 二人ともドテの黒い塊はない。
 磯川玲佳の髪は丸坊主にされていた。
 田川菜津の髪は切られずそのままである。女優だから丸坊主は考慮したのかもしれない。
 どちらも左の乳房に乳輪も乳首もない。
 斬ったあと縫い合わされていてその縫い目も綺麗に整形されていた。何もない白い皮膚だけでボールの球面のような状態である。
 磯川玲佳の右の乳房は全く元のままだが田川菜津の右の乳首、乳輪は残されていてもその下に乳房の膨らみに×の字の傷が刻まれていた。
 そして二人の横の台にホルマリンに浸けられた臓器が置かれている。
 忍者姿黒装束の一人が片山幸雄に電子鞭を渡す。
 片山幸雄は此処から違うスーツを着ていた。
 まず磯川玲佳から剥き出しの会陰に電子鞭を当てる。
 「ぐが、ああ。あふぁあーーーーーーーーーー」
 磯川玲佳は直ぐに意識を戻した。
 続いて田川菜津の会陰にも当てる。
 「あがあ。ああ。ふはあーーーーーーーーーーー」
 こっちも意識を戻した。
 「お目覚めですね。もう年を越しましたよ。新年あけましておめでとうございます」
 印刷会社の社長が遠隔でそれどころではない二人にふざけた挨拶をする。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーー」
 目の前のモニター二台にはそれぞれの姿が映っていた。
 「横のテーブルをご覧ください。片山先生が貴女方に不要な子宮を撤去してくださいました」
 印刷会社の社長は淡々と宣告する。
 「えーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 二人そろって絶望の悲鳴を上げた。
 「あーーーーーーーーーー何ということを!医者の知識を悪用して!ここまでするのーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 磯川玲佳は怒り沸騰して叫ぶ。
 田川菜津は横で泣き出してしまう。
 「左の乳房をご覧ください。綺麗なものです。頭も股間と同じパイパンです。はっはっはっはっは」
 印刷会社の社長は高笑いする。
 「おのれーーーーーーーーーーーーーー。ぜったいゆるさないーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。絶対に逮捕するぞーーーーーーーーー」
 磯川玲佳は怒りの限りそう叫ぶ。
 田川菜津はその間ずっと泣き続けていた。
 動画はこれで終了している。
 
 「何故か三人目の方がやや軽いですね」
 館山弁護士は下川沙里が一番重く田川菜津が一番軽いと見ている。
 「この片山幸雄という医者は少しずつ違う処置を施している。今回三人とも膣は焼かなかった。何か目論見があるのかな」
 如月鬼堂の分析である。
 「意図的に残したのでしょうかね」
 館山弁護士も引っ掛かる。
 「この男はこれまで通りなら既に遺体処分されている筈だな。そしてこの男の報復は下川沙里アナだけで良い筈だな」
 如月鬼堂はこっちも疑問である。
 「顔を出させてしまっていますから解放して捕まらせはしないでしょう」
 「そうだな」
 「まさかこの医者はR国の何処かで利用するのでは」
 「潜水艦で運んでか」
 「鬼堂先生の潜水艦説が正しければ」
 「そうするとR国もこの連中が関わっていると言うことになるな」
 如月鬼堂は以前にも出した見解をまた言う。
 
 一月十一日。
 インターネットアダルト放送のスタジオ。
 新年一回目の放送で高嶋波琉と岡田有美、本多椿は和服姿である。
 「下川沙里アナ、磯川玲佳副検事、女優の田川菜津さんの三名は生命には別状なく解放されました。ですが色々悲痛な状況です」
 高嶋波瑠は今日の放送では着物を脱がない。
 視聴者らは今回の事件に関する如月鬼堂の見解に期待していた。
 「今回主犯のように出て来た片山医師ですが下川沙里アナに過去の逝きすぎた診察で訴えられました。その報復に出たようですがその内容は医者ならではのえげつなさが滲み出てハード極まりないものでした」
 岡田有美も派手な和服だが帯はどっちもお太鼓結びである。
 「鬼堂先生。この片山医師と連続拉致強姦事件の犯人らは何処で繋がったのでしょうか」
 MC役の本多椿がいつも通り如月鬼堂に振る。
 「この片山という医者が訴えられたのを連続拉致強姦事件の犯人連中がニュースで聞いて連中から提案したと思われます」
 如月鬼堂はそう分析する。
 「単純に復讐したい者を見つけて協力しただけなのでしょうか」
 「下川沙里アナウンサーは美人ですが女優やアイドルのように華やかさを強調しないで事件記者の様に動き回ります。
 この連中はリベラル寄りの正統派を叩きたがります。お仕置きで恐怖に陥れたいのでしょう」
 「しかしそんなお仕置きされても寧ろそれに怒りもっと抵抗して戦いませんか」
 本多椿は態と普通通りの正論を言ってさらに先を促す。
 「そうなりますね。でも恐怖もまた尋常ではありません」
 「でも捕まらなくてもその主張は目的通りに反映とは行かないのではないでしょうか」
 本多椿はあくまで正攻法から如月鬼堂にこの先を引き出す。
 「目的は憂さ晴らしでしょう。奴らにとっては遊びです。
 現代社会の知識階級の発言などで奴らが面白くない内容があるとその反発がこの手のテロ行為になると思います。
 逆に武器の実験や遺体の出ない犯罪が奴らの財源に繋がる宣伝行為です」
 如月鬼堂は思ったままの見解を言ってしまう。
 
 連続拉致強姦事件の犯人六人のアジト。
 山荘の周りは雪こそないが寒波に包まれていた。
 こんな日はおでんが一番良い。
 「如月鬼堂とやらは我々の気持ちを理解してくれているじゃないか」
 「きわどい状況分析だがまだ確信はつかれてない」
 「もうあの先生はR国に送ったのだな」
 「そうだ。いつまでも日本に置いては危険だ」
 片山幸雄は既に内房のリゾート施設の地下の桟橋から潜水艦でR国に向かったのである。
 「確かに大騒ぎになったな。コメンテータらの何処かお決まりの非難する言葉が気持ち良い。だがまだ物足りないぞ」
 医者の男はまだ何かをやりたがっていた。
 「その前に一つ事件を起こすのだ。埼玉県警に恨みのある奴が居る」
 川口の会長は何か企んでいる。
 
 一月十二日。
 埼玉県警察。
 連続拉致強姦事件専従班の部屋。
 中宮警視正らが会議を行っていた。
 「いくら検問を行っても何も掴めませんよ」
 「何処から奴らはボートを流したのですか。如月鬼堂とかの言う潜水艦で運ぶ説が本当に見えてきます」
 「馬鹿なこと言わないでください。作家の創作じゃないの。何処から潜水艦に乗せるのですか。ボートが流れ着くから潜水艦からと言うのは無理よ」
 金澤佳志乃警部補は怒る。
 「しかし警察犬で追跡しても検問しても防犯カメラをいくら分析しても何も出ません」
 中宮警視正と金澤佳志乃警部補以外は後から加わったメンバーである。
 「しかし如月鬼堂は海底に桟橋があって其処から出ると」
 「アニメオタクじゃないのよ。海底に桟橋があっても乗せる側はどうするの」
 「だからボートが着くのは潜水艦からですよ。海外にも基地が在ればR国に関する件は解決です」
 「それじゃ国内で拉致して拷問場所までどうやって運ぶの」
 「それは」
 「でも警察犬の追跡でも解らず防犯カメラにも痕跡がないのですから陸路ではないと思います」
 この刑事も同じ意見に傾く。
 「しかしいくら武器を製造する奴らと言っても潜水艦までは造れないよ」
 中宮警視正も金澤佳志乃警部補と同様に否定する。
 そのとき建物で爆発が起こった。
 フロント玄関付近から二階まで破壊されている。
 警察署内は大騒ぎとなった。
 
 豊洲。如月鬼堂の居間。
 スタジオの翌日である。
 如月鬼堂は深夜にタクシーで戻った。
 普段なら本多椿以外は別々にタクシーで帰る。
 遅い時間だったので高島波瑠、岡田有美も此処に泊まった。
 四人とも昼近くに起きる。
 珠洲が気を聞かせて寿司の出前を頼んでいた。
 「パパテレビ」
 瀬里菜が知らせる。
 速報が流れていた。
 『埼玉警察署に車が突入。爆弾を積んでいた模様。フロント受付付近から二階まで破壊。死傷者二十七名』
 「あの連中の事件ではなかろう」
 如月鬼堂は他の事件と楽観してしまう。
 「そうですね」
 本多椿もそう思った。
 
 R国。
 連続拉致強姦事件の犯人らの息の掛かったSMクラブ。
 片山幸雄は潜水艦で運ばれてこっちの組織のアジトで偽のパスポートを渡された。
 そして組織の男らに此処に送られて来たのである。
 「私が此処を任されています。マリーといいます」
 「片山幸雄です」
 「事情は聴いています。凄い動画だったわね。此処に居る限り日本の司直の手は届かない。安心してください」
 「よろしくお願いします」
 「此処ではお医者さんの手が必要なのよ。正規の病院に運べない怪我が多くてね」
 「はい。そのように伺って居ります」
 「充分な収入を保証できましてよ。動画の演出もお願いします」
 五十代。表情に怖さを滲ませる女である。
 敷地内にはいくつかの家屋が点在していた。
 片山幸雄はその中の一つを与えられる。
 落ち着くなりパソコンをセットして日本の状況を確認した。
 そして自分の行った成果に満足する。
 川口の会長からメールが入っていた。
 『次の生贄を送ったので同じようにお仕置きされたい。助手と一緒に明日着く。今度は忍者姿で出演されたし』
 片山幸雄は幾つかの疑問が沸く。潜水艦で運ばれただけでも慄いていた。それも立派な軍艦である。
 そして次が着くと言うことはあれが一隻ではないのか。疑問が次々と沸いたがその日は飲んで眠ってしまった。
 潜水艦の移動に疲れていたのである。
 
 一月十三日。
 豊洲。如月鬼堂の居間。
 昨日よりは寒さが幾分和らいでいた。
 シャワーを浴びて朝食のラーメンを作る。
 珠洲と瀬里菜はピザトーストにコーヒーである。
 そこに館山弁護士とテレビ会議が繋がった。
 「昨日の九時頃警察に車が飛び込んで自爆した件ですが。犯行声明が出ました。どうもあの連中が裏に居るように思えます」
 「ほう」
 如月鬼堂はおやおやと言う表情である。
 「埼玉県警に誤認逮捕されて職を失った報復とのことですが。その誤認逮捕があの連中の関連に間違えられたようです」
 「だからと言って何故奴らが裏に居ると」
 「爆弾の性能が異常に高かったのです」
 「そうか」
 「奴らが冤罪逮捕を見つけて嗾けたか」
 「そのようで」
 「それともう一人行方不明者が出ました。それが磯川玲佳の従妹なのです。磯川波奈と言います。まだ二十六歳です」
 「立場は」
 「東京地裁の職員です。職場を出てから戻らないとのことです。拉致されて数日経っているのですが家族が公表を躊躇っていました」
 「内聞に捜査か。まだまだ続くのだな」
 「下川沙里アナの件とは三人とも何も関係ありませんがあの一家を狙っていますね」
 「三人の内二人は片山医師についでにやらせただけじゃないか。下川沙里アナとは関係なく奴らの気に入らない人種で美形と言うだけじゃないのか」
 「あくまで奴らの遊びと言うことですか」
 「そうだよ」
 如月鬼堂は田川菜津が事務所の先輩芸人を訴えたから奴らの怒りに触れてその家族までお仕置きに出たと見ている。
 あくまで連続拉致強姦事件の犯人らの憂さ晴らしという見解である。
 
 R国。
 連続拉致強姦事件の犯人らの息の掛かったSMクラブ。
 R国に滞在する冤罪者の班と殺人犯の班から合わせて四人が女一人を運んで来た。
 女は磯川波奈である。
 「この女は磯川玲佳の従妹です。先生と同じ潜水艦で眠らせて運んで来たとのことです」
 「潜水艦は一隻だけですか」
 「こっちの組織の物ではありませんが全部で三隻就航しています。主な任務は密輸です。それに便乗させてもらっている訳でして」
 「しかし潜水艦は簡単には造れないでしょう」
 「それを売りたい国もありますよ。仲立ちする死の商人も存在します」
 「そうですか」
 「逆に武器は貴方に指令を出して居た川口の会長が設計してこっちの組織で作っています」
 「川口の会長」
 「我々も会ったことはありませんしどんな会長かも判りませんが。日本で捕まらないで大問題となっている連続拉致強姦事件の一人です」
 「はあ」
 「そろそろ撮影を始めましょう」
 衣装が配られて五人全員が忍者姿黒装束にサングラスを掛けた。
 そして磯川波奈を産婦人科診察台に固定する。
 眠らせたまま点滴をして運ばれて来たが下着はぐちゃぐちゃである。
 全裸にして躰を拭いて顔の化粧も直す。
 運んで来た四人の内一人がカメラを担当する。
 それから必要な道具が出された。
 準備に一時間掛かったので昼食を摂ってから開始である。
 四方を黒い幕で囲んで正面にスクリーンを天井から吊るした。これで準備完了である。
 片山幸雄がビンタで磯川波奈を起こす。
 一発。二発。三発。
 「うう。ぐうう。うはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 やっと意識を回復した。
 「東京地裁の職員磯川波奈さん。九日目のお目覚めですね」
 マイクを持つのは撮影担当である。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。此処はあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あんたたちは。ああーーーーーーーーーー」
 磯川波奈も忍者姿黒装束を見て恐怖の叫び声を上げる。
 「磯川玲佳さんも田川菜津さんも我々の手に掛かって動画が配信されました。今度は貴方の番です」
 撮影担当は黒い幕の裏側から淡々と状況を説明した。
 「ああーー。玲佳と菜津は何処に」
 「もう解放されて病院ですよ」
 「あーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 磯川波奈は既に尿意が限界である。躰を揺すって落ち着かない動きになってしまう。
 「床に吸収シートを敷いています。どうぞ排泄してください」
 撮影担当は当然のように言う。
 そして片山幸雄が磯川波奈の女の部分を指で開いてしまう。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 磯川波奈は強烈に叫ぶ。




次頁
戻る


TXTでお読みになりたい場合は小説家になろうのXシリーズ以下のページからDLしていただけます。
https://novel18.syosetu.com/n2441fw/
ご感想、アンケート
ご感想、ご質問、ご用件、ご依頼などございましたら以下のメールにお送りいただければ幸いです。
sado9364○yahoo.co.jp
(お手数ですが○を@に変えてご使用ください)