鬼三のSM小説
女衒の國
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
女躰拷問挽歌滾る
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二〇二一年啓蟄上元
(この小説は2019年3月現在未来形です。またこの二十四節気は平気法によるものです)
此処はR国。歴史を知る人はこの国を女衒の國と呼ぶ。
女は床に大の字に磔られている。股間に黒い塊はない。広げられたその下の皮膚は乳輪の色にやや近く紅い。
女の入口は薄い二枚の粘膜がやや突起して細く閉じ合わせている。
男は鞭を持っている。一本鞭である。先端は三十センチ位の細い革が二本伸びている。
女は出水茉里という。元日本の千葉県警巡査部長である。
数年前無鉄砲に娼国に捜査に入った。
日本でフェミニストグループの会合のあと連続殺人事件が起きた。
フェミニストグループの何人かが殺害された。ホテルの会合に出たグループで残った新井絵里と岡村一美が容疑者にされ姿を消した。
出水茉里元巡査部長は娼国を疑い独断で違法捜査に入った。だが捕らえられて数年娼国の奥の島に幽閉された。
男は葛城義和と言う。数年前はフリーの業務SEであった。元総理で現民事党副総裁の平佐和周一郎の紹介でR国、娼国の仕事を請け負った。
娼国、R国の二大資本グループが日本亜細亜を経済侵略するサプライチェーンマネジメントの開発要件定義である。
その後娼国の後押しで日本を傀儡政権化する総理に成った。だが二年でその椅子を強引に降り後継者を傀儡内閣にした。
今は民事党四百余議席の日本の傀儡政権を裏で操っている。
この場所はT市の湖畔に有るファッションホテルである。殆どR国に本社、工場を持つ日系企業の赴任役員、社員が利用する。
鞭の先端は出水茉里元巡査部長の股間に咲いている女の部分を叩く。
「うおーーーーーーーーーーーーーーー」
強烈な痛みに出水茉里元巡査部長の磔られた躰は迫上がり震撼する。
床に埋め込まれたフックに引っ張られた手首、脚首が各々縄できっちり縛り付けられている。
出水茉里元巡査部長の美しい太腿の筋肉は怒張して痛みに震え続ける。
葛城義和はやや横に移動する。鞭を振り被って先端が内腿に入る角度で右の太腿を叩く。
「ぐうーーーーーーーー」
叩かれた脚の膝が脚首の戒めを引っ張って跳ね上がる。躰は斜めに仰け反る。
顔の表情は痛みに歪みきっている。
葛城義和はさらに内腿を狙う。たて続けに三発叩く。
「うぐーー。うーーーーーー。あがあーー」
出水茉里元巡査部長のしなやかな躰が筋肉を怒張させて床から迫り上げ震撼しまくる。目はきつく瞑り眉間に稲妻が奔る。
「はあ。はあ」
葛城義和はもう一度強制的に広げられて丸出しになっている股間の真ん中に突起する縦筋を狙う。
「ぐおおーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーー」
出水茉里元巡査部長は躰を迫り上げ硬直させ大口で悲鳴を搾り出す。
「ああーーー。はあーーー。はあ。はあ。はあ」
荒い息遣いで苦しみ悶える。
葛城義和はもう一回鞭を構える。
「あぁーー」
出水茉里元巡査部長は辛そうな呻き声を漏らす。
鞭の先端はもう一度閉じた二枚貝の身を叩く。
「ぐうおおおーーーーーーーーーーーーーーー。はあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーー」
出水茉里元巡査部長は堪らない痛みに腰を揺すって暴れる。
目からは涙が零れている。
「あはん。あはん。あは。はあ。はあ」
葛城義和は腰を落として叩いた部分を確認する。やや血が滲んでいる。
浴槽に湯は張られている。戒めを脚首から順に外して抱き上げて浴槽に運ぶ。
出水茉里元巡査部長はほっとした表情になって湯の中で局部を押え葛城義和を見ている。
葛城義和も服を脱いでバスタブに入る。出水茉里元巡査部長も躰を寄せて来る。あれだけ叩かれても従順さを保っている。
葛城義和は背中に手を回して出水茉里元巡査部長の躰を広い湯船に浮かす。首に手を回し背中の下に膝を入れる。
出水茉里元巡査部長の躰は湯の表面に一部肩と乳房が出ている。葛城義和は股間を割って広げる。
叩いた部分を確認する。傷痕は無い。
「痛いか」
「ううん」
湯に浸けただけで楽に成ったようである。
葛城義和は出水茉里元巡査部長の顔を引き寄せ唇を貪る。出水茉里元巡査部長は抵抗する事無く進んで応じている。
葛城義和は膣に指を入れる。
「・・・・・」
出水茉里元巡査部長は葛城義和に腕を回して躰を安定させる。葛城義和は出水茉里元巡査部長の女の奥の敏感な部分を一気に責める。
以前は責めを逃れようと藻掻いたが成されるがまま受け入れている。
「ああーーーーー。ああ。ああーーー。ああーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーー。あーーーーーー」
湯船の中に潮の飛沫が飛び散る。
「ああーー。ああーー。はあ。はあ。はあ。はあ。・・・・」
鞭の悲鳴と違って艶やかに表情は軋んでいる。
「ねえ。入れて」
葛城義和はバスタブの底にお尻を着いて脚を伸ばす。
さおは確り起立している。出水茉里元巡査部長の両脇を持って躰を浮かし女の部分をさおに引き寄せる。
さおを膣深く進入させたまま片手は乳首を弄る。もう片方はクリトリスをゆっくり?いて刺激する。
暫く時間が止まったような時を過して温まり過ぎないうちにベッドに移る。
葛城義和は出水茉里元巡査部長を指で数回上り詰めさせる。その後に女の中で果てた。
二人は湖畔に待たせたヘリでD市に帰る。
葛城義和は態とヘリに回り道をして旋回してもらう。日本式温泉旅館の真上を飛ぶ。
その手前には滝澤沙緒里の経営になったホテルが聳えている。五十二階建て二棟である。
その手前は空港が完成して一日二便飛んで来る。まだ国際空港にはなってない。運行はS市とTS市の境にあるR国国際空港のみである。
温泉旅館の先は新たに開発途中で工事車両が数十台確認される。
完成しつつある建物や鉄骨が組まれた段階のものもある。
「此処に私のホテルと温泉旅館が開業する」
「此処に」
「そうだ。君は温泉旅館の女将をやってみないか」
「市(いち)江(かわ)さんの様に」
「うん」
「ほんとに」
出水茉里元巡査部長の表情が明るくなる。
「ああ。副主席は了解した。最初は借金に成るが返済して君の物に成る」
「それ何年掛かるの」
「二年位さ。日本人系の売春、風俗も入る。儲けはぜんぜん違う」
「返せなくなったら」
「成らない。それに無利息の約定だ」
「うん」
満足げに納得する。
「さっき通過したホテル。副主席が最初資金を立替えたが今は完全に滝澤沙緒里の資産だ」
「ええ」
日本では考えられない話である。
ヘリは出水茉里元巡査部長の家の庭に降りる。出水茉里元巡査部長を降ろして葛城義和は市江廣子の経営する日本旅館に向かう。
娼国副首席北嶋真紀子と民事党副総裁平佐和周一郎が待っている。
此処は名古屋市内の古い旅館。元は遊郭であったと思われる造りである。
まだ娼国に反逆する分子が居た。
テーブルにはこれまでに姿を消した人物のリストが配られている。
座敷からは中庭が見える。料理は運ばれない。素泊まりである。コンビニの袋に缶ビールが詰まっている。
「調査に入ったと思われる人物で日本に戻ったのは滝澤沙緒里だけです」
フリージャーナリストで吉岡理穂という。三十手前の女性である。
「滝澤沙緒里はジャーナリストを棄ててAV女優。それからバラエティに転向した」
岡山県警を引退してテレビでの解説、コメンテーター等に時々出演する渡辺則継元警視である。
「R国の奥でホテルも経営していると言う噂も」
竹田玲奈は元テレビ太陽クルーである。テレビ太陽が娼国に買収されて退職した。テレビ太陽は娼国資本に買収され旭放送と名を変えた。
「一緒に居たはずの内山莉緒警部補も行方不明のままです」
「赤い文字は死亡と確認された方ですね」
大阪地検特捜部有栖川章仁主任検事である。
「そうです」
「娼国かR国に何人かは抑留されている言うことですね」
「そうです。その何人かを救出できればあの国の正体を暴けます」
吉岡理穂は同朋を救い出して自分らの倫理に反する国で売春を止めさせ国民を解放したい。
「確実に何人かが収監されているのですか」
「確実とは言えませんが何らかの情況確認の出来ない人が※印です」
「私たちで救出が出来るのですか」
「娼国に捕らえられている場合が一番厳しいです」
「他の可能性も有るのですか」
「最初に現代のからゆきさんを篠田茉莉が追って射殺されたのがR国のT市です」
「スパイの収監は娼国の南側の島と聞いていますが」
「それには訳があります。娼国はR国を実質支配下にしています。でもそれはR国の南半分です。R国には国際的にも地図にもない境界線があります」
「そのどっちが逮捕したかと言うことですか」
「そうです。どっちの工作員も日本に居ます」
吉岡理穂はこれまでにかなりの情報を収集している。
「AVにされた人が何人か居ます。これも全部捕らえられての強制ですか」
「シカゴから配信されていますが、その全部が向こうの資本の配信するAVであることは不自然です」
「日本で行方不明になった道警の二人もそうでしょうか」
「その可能性が高いです」
「自主的にAVに流れた者は居ないと」
「おそらくそうだと思います」
「滝澤沙緒里さんは例外ですか」
「多分違います。人質をとられているか已む無く転向したと思います」
会合終了後バラバラに名古屋から離れた。
吉岡理穂は工作員に見張られている危険を充分理解していた。
R国D市の高級日本旅館滝亭である。
特別室での真紀子と平佐和が待つ会合は葛城義和がヘリで到着して会席料理が運ばれ酒盛りが始まっていた。
女将の市川廣子は前菜を配膳して挨拶をして下がった。
次の間には生贄が待たされている。
娼国警察員三名が付き添って娼館島からヘリで護送して来た。小倉紘子元道警警部である。
出水茉里千葉県警元巡査部長も同じ娼館島の鉄格子の中に居た。
小倉紘子警部は笛木祐子巡査部長と捜査に失敗して捕らえられた。
R国日系人資本の日本に置かれた持ち株会社オーナー村上晴久の家では政治家、傀儡市長、警察幹部に全身奉仕の肉体接待が行われていた。
旧姓高島波琉は正妻ながら三年契約で接待に使われていた。
波琉は外と連絡の取れない籠の鳥。所持金は持たされてない。豪邸だがR国から来た工作員の召使に監視される生活を続けていた。
前妻は自殺した。その前の二人も行方不明となっていた。
道警は既に本部長以下大方がR国の傀儡である。その中で正義を正すつもりの小倉紘子警部と笛木祐子巡査部長がこの不審な村上家に立ち向かった。
広大な村上家の敷地に自殺した前妻より前の妻二人の遺体を捜して任意で捜査に入る。だが何も出ない。任意捜査に応じたのは罠であった。
逆にR国の息の掛かった道警本部長以下の手で村上家の地下室に監禁された。二人に怒り心頭の政治家と警察幹部はとことん女躰SM玩具にした。
婦警らを玩具にした後始末に蛇を使った残酷拷問で気狂いにする計画となる。だが二人はどこまでも堪え続けた。
娼国副主席北嶋真紀子が村上邸に乗り込み二人はAV女優にされ社会的に葬られた。
見込み違いの捜査をして署に戻らずR国に逃げてAVに転向したと強引に筋書きを作られたのである。
実質AVが公開されて誰も異論を唱えるものは居なかった。
小倉紘子元警部が引きだされたのは平佐和のお愉しみの為である。
「総て順調ですか」
葛城義和から確認する。
「そうだな。最近は反逆分子も現れない」
平佐和は前菜の次に若い仲居の手で運ばれた刺身をつまみ葛城義和の好みのビール麒麟クラシックラガーを呑む。
「今のところは。警戒は怠っていません」
真紀子は楽観してない。
「ベトナム、タイ、マレーシア、バングラデシュとニューシティの進出は順調でしょう」
平佐和は娼国の経済進出の順調さを称えている。
「先生。そろそろ玩具の方を」
真紀子は平佐和に生贄のお愉しみを促す。
娼国警察員が小倉紘子元警部を次の間から宴席に押し込む。
「あれ緊縛師は」
葛城義和が縛りの担当が来ていない事を確認する。
「葛城君。君がやればいいよ」
「そうよ」
真紀子も賛成する。
「おのれ。日本を変革した元総理」
小倉紘子元警部が葛城義和に直接合うのは始めてである。
「おやおや。まだおとなしくならないのですね」
葛城義和は小倉紘子元警部の反逆顔に苦笑いする。
「手伝いましょうか」
警察員三名も入って来る。
「そうですね。脱がして縛れる様に押えて頂けますか」
葛城義和も暴れる事を予測して協力を依頼する。
今年で四十に成る小倉紘子元警部である。それでも体型は崩れてない。女の美観は保たれている。
娼国では拘留中も美容は行う。
娼国警察員三名は一気に小倉紘子元警部を全裸にしてしまう。
小倉紘子元警部は葛城義和以外にはもう何度も見られた裸である。今更と憮然としている。
「俯せにして肩と腿を押えて下さい」
警察員らは二人で両側から肩を押えて胸を畳みに押付ける。一人がお尻を押さえ込む。
葛城義和は手首を二本合わせて縛る。脚首も二本合わせて縛る。別の縄で手首を縛った縄と脚首を縛った縄を縛る。そこにフックを付ける。
天井に設えたフックに滑車を引っ掛ける。
滑車から伸びたフックを下まで下げて手首、脚首を縛った縄に付けたフックに引っ掛ける。
滑車を引くもう一本の縄を引いて小倉紘子元警部の躰を吊り上げる。駿河問いの拷問である。
「うおーーーーーーーーー」
小倉紘子元警部の躰は手首脚首で吊るされて風呂敷き包みを吊るす様に持ち上がる。
躰がバラバラに成る様な恐怖感を受ける責めである。
「うぐうーーーーーーー。うーーーーーーーー」
小倉紘子元警部の顔は引き攣り髪の毛は乱れて被さる。
「先生どうぞ」
葛城義和は平佐和に鞭を渡す。
警察員三名は次の間に下がった。
「ちょっと辱めたいな」
平佐和は大人の女の小倉紘子元警部を辱めたい要求である。
「かしこまりました。副総裁」
葛城義和は冗談半分そう答える。
そして少し考えながらスタンガンと蝋燭を用具の入ったキャリーバックから取り出す。
「この二つで責めて失禁を誘いましょう」
葛城義和は平佐和に耳打ちする。
「うむ」
平佐和は頷いてスタンガンを受け取る。真紀子には葛城義和の意図が分かっている。
平佐和はスタンガンを握ったまま葛城義和の動きを待っている。
葛城義和は駿河問いに吊るした小倉紘子元警部の下に潜って膝を着く。慎重に蝋燭の炎の先端でドテに僅かに生えた陰毛をちりちり焼く。
「うおおーーーーーーーーー」
小倉紘子元警部の躰は空中で腰を迫り上げて仰け反る。
葛城義和は太腿を抱える。
「いやあーーーーーーーーー」
小倉紘子元警部は叫ぶ。
葛城義和は皮膚まで炎が届かない程度に陰毛を焼く。陰毛は縮れてだまになり溶ける。
「いやあーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーー」
小倉紘子元警部は藻掻き暴れんとする。
真紀子が立ち上がって腕を押える。
「ああーーーーーー。ああーーーーーー」
陰毛は徐々に溶かされてゆく。
「先生。乳房にスタンガンを」
葛城義和が平佐和に要求する。
真紀子が横から腕を押えている。平佐和は真紀子の斜め前から小倉紘子元警部の正面に立つ。菓子パンの甘食サイズの乳房にスタンガンを充てる。
「ぐわあーーーーーーーーーーーーーーー」
小倉紘子元警部は躰を震撼させ暴れる。
平佐和はもう片方の乳房にも充てる。
「ぐううおおーーーーーーーーーーーーーーーー」
小倉紘子元警部の躰は紅潮して固まる。スタンガンが離れると躰はぐったりぶら下がる。
平佐和は動く小倉紘子元警部の腕を掴んで乳房にさらに充てる。
「ぐわあーーーーーーー。あぐああああーーーーーーーーーーーーーーー」
平佐和はなかなか離さない。
小倉紘子元警部は固まった躰を小刻みに震撼させ逃れんと強く反らせる。
その間に葛城義和は蝋燭の炎を小陰唇に軽く充てる。
「あわあーーーーーーーーー。あわあーーーーーーーーーーーーー」
小倉紘子元警部の顔はさらに歪み恐怖に引き攣る。
平佐和は横に回って土手にスタンガンを充てる。
「あがあはあーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー」
小倉紘子元警部は悲痛な引き攣った表情を幾重にも軋ませる。そして目は朦朧としている。
平佐和は身を少しずらして乳輪の直ぐ横にスタンガンを充てる。
「ああーーはあーーーーーー。ああーーー。ああーーーー」
小倉紘子元警部は髪を振り乱して躰を小刻みに震撼させ甲高い声で叫ぶ。
葛城義和はクリトリスに炎を充てる。
「あわあーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
小倉紘子元警部は吊るされた躰を逃れる力なく蝋燭に晒したままになる。堪えられない表情を絞りサイレンの如く叫ぶ。
葛城義和はさらに蝋燭の炎でクリトリスを追いかける。
「ああーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーー」
小倉紘子元警部は泣き叫ぶ。
葛城義和は片手で太腿を抱え女の部分を指で広げる。
真紀子がお尻を上から押える。
葛城義和はピンクの部分を蝋燭の炎で僅かに焼く。
「あはあーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー」
小倉紘子元警部は大口を開けて泣き叫ぶ。
平佐和は乳房にさらにスタンガンを充てる。
「がああーーーーーーーー。があああーーーーーーーーぐがああーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーー」
小倉紘子元警部は狂ったように泣き叫ぶ。そして躰を小刻みに震撼させながら遂に失禁した。
畳に尿が流れ落ちる。
全員躰を離して大人の女が漏らす醜態を愉しむ。
小倉紘子元警部は羞恥に塗れた顔を伏せたまま堪える。漏れた小水は出し切るしかない。
「三十過ぎた女のお漏らし。恥ずかしいわねーー」
真紀子は明るく詰る。
真紀子には小倉紘子元警部が態と失禁したのではないが抑える努力もしてないと分かる。
スタンガンの痛みは強烈である。それでもまだ堪えられるはずである。
漏らして醜態を晒せば終わると既に理解していると察しがつく。
「次はアクメを晒してもらいましょう」
葛城義和は電マと棘で包まれたバイブを持ち出す。
小倉紘子元警部の表情は凍りつく。どうせ責めまくられればアクメは逃れられないと開き直る事は出来ないらしい。
葛城義和は指を二本小倉紘子元警部の膣に挿入する。指先で敏感な部分を刺激する。
小倉紘子元警部は眉間に皺を作りながら無言で堪える。
真紀子が電マを持つ。
小倉紘子元警部は真紀子と近い体型である。責めるところは充分に理解している。
平佐和は乳首を弄り続ける。
「一度降ろしましょう。縛りなおしてからで如何でしょう」
葛城義和は逝き顔を晒して貰うに体勢を変えようという提案である。
「うん」
平佐和も納得する。
葛城義和の要求で待機している娼国警察員らが大道具を搬入する。
電車の車輪を直径二メートル位にした物が台座に設えた線路に乗っている。後ろはパネルだが裏面にギアがありモーターで左右両方に半回転だけする。
車軸の枠から八本のプレートが放射状に外輪へ延びている。隙間の方が大きい。そのプレートには上に一枚、下は二段で長い板と短い板が渡されている。
葛城義和は下の長い板を外して上の短い板の直ぐ下に取り付ける。さらに車軸の穴の直ぐ下にお尻を乗せる座を取り付ける。
葛城義和は小倉紘子元警部を駿河問いの吊るしから降ろして高手小手に縛る。
小倉紘子元警部は駿河問いの苦しい吊るしからは一時逃れた。ぐったり辛い表情で運び込まれた大道具に慄いている。
葛城義和は娼国警察員の手を借りて小倉紘子元警部の躰を座に乗せる。そして腹をベルトで止める。
左脚を持ち上げて上に付け替えた板のフックに脚首を填め込みボルトで絞める。右脚も同じ様に填め込む。
小倉紘子元警部の躰は両脚を斜め上に広げて船の碇の形に固定されてしまった。女の部分からアナルまで丸出しである。
真紀子がクリトリスに電マを充てる。
平佐和はまだスタンガンを持っている。
「もう。スタンガンは許して。許してください」
小倉紘子元警部は泣き声混じりに許しを請う。
蝋燭とスタンガンの責めが相当に効いた様である。小倉紘子元警部は女警部の威厳をかなぐり捨ててしまった。
真紀子は含み哂いで平佐和を見る。
「抵抗しないで女の性を受け入れるか」
「はい。判りました」
小倉紘子元警部は弱々しい声で答える。
葛城義和は棘付きバイブを平佐和に渡す。
真紀子は指を入れて濡れを確認する。電マを斜めに上から充て刺激を変えて責めを強くする。
小倉紘子元警部は真紀子に責められれば抵抗しても無駄である。
葛城義和は席に戻ってビールを飲み始めた。
小倉紘子元警部は真紀子の電マの責めに眉間の皺を強く刻み表情は微妙に軋み続ける。
平佐和は棘付きバイブにたっぷりローションを塗って小倉紘子元警部の女の部分に挿入する。
「ああはーーーーーーーーーーーーーーーーー」
棘付きバイブの進入に小倉紘子元警部は堪らない声を漏らす。艶の混じった綺麗な声である。
小倉紘子元警部は既に真紀子の手で執拗にクリトリスを責め続けられている。四十女には堪えられる状態ではない。
平佐和はゆっくりピストンする。
「あはあーーーーーーーーーーーーーーーー。・・・・・ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。・・・・・あはあーーーーーーーー」
小倉紘子元警部の表情は究極に軋む。大股開きに固定され総て白昼に晒されて抑えられない官能を漏らす。
膣からはローションに混じって女の液が流れ出ている。
最早、何も考える事は出来ない。羞恥の坩堝と官能が総てを支配している。そしてスタンガンの痛みの恐怖から官能に逃れてしまう。
「ああーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー」
四十女でも美形と若さを宿し気丈そうな美人である。その美人顔が白雉の様に崩れ女の性を晒しながら上り詰めてゆく。
老練な平佐和でもこの光景に腰の物を起立させ興奮の坩堝である。真紀子も自分の事の様に腰が疼き濡れ始めている。
葛城義和はこの女にあまり興味がないのか覚めた目で観察している。
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