【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第五十一幕


続現代社会への反動主義的お仕置きは続く


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 「山科案杏は如月鬼堂の所に行ったらしい」
 「あっちは良かろう。如月鬼堂だろうと一本出れば決着だ。問題は水瀬径の方だな。警察に保護を求めた」
 「何としてももう一回お仕置きだ」
 「警察署の中だぞ」
 「待てば良い。そのうち生配信を始める」
 「そうだな」
 「最後はロボットなら警察署の中でお仕置きして自爆と言う手もある」
 「まあ。少し待とう」
 「そうだな。青山望都の次の責めを考えよう」
 川口の会長はそっちが優先と言う。
 「蛇と一緒に水槽に入れて効果がなかったのだ」
 「噛む蛇を使おう」
 「アカマタで行くか」
 「そうだ。それで駄目なら血清を用意して毒蛇だな」
 「明日掛かるか」
 「そうだな。飲んでしまったから明日やろう」
 
 四月十六日。
 越後湯沢。如月鬼堂の居間。
 如月鬼堂は昨夜遅く原稿を仕上げたのでゆっくり起きる予定であった。
 それがまた早く珠洲に起こされてしまう。
 山科案杏の動画撮影は杉下一行に振った。その話ではない。青山望都の動画が立て続けに配信されたのである。
 「やれやれ今週もその話題に対応か」
 仕方なしにシャワーを浴びる。
 杉下一行は待たせても館山弁護士と繋がるまでまだ時間はあった。テレビに注意しながらラーメンを作る。
 強引にラーメンで朝食を済ませた。
 「先生。トランプ関連の質問が増えています」
 本多椿がテレビ会議から話し掛けて来る。
 いつの間にか繋がっていた。
 「今回はできるだけそっちで逃げるか」
 如月鬼堂は短絡に答える。
 「先生。半々ですよ。どっちも逃げられません」
 本多椿はもっと厳しいと言う。
 テレビの速報は今のところない。
 ラーメンを食べ終わって瀬里菜の淹れてくれたアイスコーヒーを飲みながら一息ついて館山弁護士と繋がった。
 動画の確認を開始する。
 
 画面では青山望都がV字開脚で逆さ吊るしにされていた。
 腕は背中に回って胸部は高手小手に縛られている。
 黒い幕に囲まれていて全裸の青山望都にだけスポットが当たっている状況は変わらない。
 既にドテから大陰唇は無毛にされていた。やや紅い皮膚が生々しい。
 閉じ合わせた女の部分は股間の谷間にくっきり姿を露にしている。
 左側の暗い部分から忍者姿黒装束が浮かぶ。葬儀会社の社長である。
 鞭を振り被った。先端が二十センチくらいテープ状の革でできた一本鞭である。革はかなり硬い。
 股間を目掛けて叩きつける。
 「ぐう、うう、うぐうーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 青山望都は衝撃に意識を戻して悲鳴を絞り出す。躰は強く震撼する。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 叫び藻掻く。
 「青山望都さん。よく蛇拷問に耐えましたね。今日は第三弾です」
 印刷会社の社長が幕の裏側から宣告した。
 さらに左側の暗い部分から忍者姿黒装束が浮かぶ。運送会社の社長である。
 葬儀会社の社長から鞭を受け取った。
 振り回して狙いを定める。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 青山望都は鞭を振り回す音に悲鳴を上げて叫ぶ。
 運送会社の社長は股間からお尻に叩きつけた。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあがあーーーーーーーーーーーーーーー」
 青山望都は強烈に藻掻く。内腿は強く小刻みに震撼していた。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ううぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な痛みに藻掻き続ける。
 さらに右側の暗い部分から忍者姿黒装束が浮かぶ。今度は医者の男である。
 先端が長方形の革二枚を縫い合わせて芯の入った一本鞭を持っていた。
 それを閉じ合わせた女の部分に叩きつける。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 青山望都は前に躰を折って暴れ藻掻く。強烈な悲鳴を絞り出した。
 「がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーん。ぐがああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に躰を振って痛みに藻掻く。
 さらに強烈な痛みが襲っている。
 「ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーあがあーーーーーーーーーー」
 藻掻き続けた。内腿の震撼が画面に確認できる。
 「がふぁあーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ。ああ。あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 顔から汗が滲み出ていた。
 さらに暗い部分から忍者姿黒装束が浮かぶ。今度は川口の会長である。
 医者の男から鞭を受け取った。
 振り被る。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー」
 青山望都は泣き叫ぶ。
 川口の会長も構わず股間に叩きつけた。きっちり閉じ合わせた女の部分を叩いている。
 革の中に縫い合わされた芯が粘膜を直撃していた。
 「ぐがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー」
 青山望都の躰は前に振れ後ろに振れる。
 空中で強烈に暴れて悲鳴を轟かせた。
 
 「鞭がさらに凄まじくなりましたね」
 本多椿は壮絶さに慄いている。
 「まだまだ今回の奴らはこんな物じゃないぞ」
 如月鬼堂はこの先の恐ろしさを予期していた。
 「彼女どうなりますか」
 「奴らは精神異常を目標にしているな」
 「ああ」
 本多椿は予想通りの答えに恐ろしさを噛み締める。
 
 画面では青山望都が太腿や乳房も叩かれて二十発くらい叩かれた。また失禁して小水を躰のフロント面に垂れ流している。
 「おのれーーーーーーーーーーーーー。いつまでこんなことするのだ!いいかげんにしろ!!」
 青山望都は失禁が終わって痛みがやや引いて怒りを破裂させた。
 「まだまだこれからですよ」
 印刷会社の社長は嘲た口調である。
 葬儀会社の社長が水のない水槽にアカマタを入れて来た。
 「おのれーーーーーーーーーーーーー。またそんな物を!!」
 青山望都は怒りつつ恐怖に震える。
 運送会社の社長がスネークフックでアカマタを掴む。毒はないが凶暴な蛇である。
 「あーーーーーーーーーーーーーふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 青山望都はその姿を見て恐怖に悲鳴を上げる。
 どう見ても毒蛇の様相である。
 運送会社の社長は行き成り逆さ吊るしの前にしゃがんでアカマタの頭を顔に寄せる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 青山望都は躰を震撼させて強烈に叫ぶ。
 運送会社の社長は右の乳房に蛇の口を当てる。
 アカマタは噛みつく。
 「がああ、ああ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがあ、ああーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーー」
 運送会社の社長は直ぐに引き離す。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー。があああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーー」
 ?み切られてはいないが歯形が付いて血が滲んでいた。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。きちがいーーーーーーーーーーーーーーー」
 青山望都は悲鳴を轟かせ叫ぶ。躰はぶるぶる震えていた。
 運送会社の社長はもう一回乳首に押し付ける。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 アカマタはまた噛みつく。
 医者の男が金属の棒の先端でその口を押し退ける。
 「がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 青山望都は狂ったように顔を揺すった。髪を振り乱して泣き叫ぶ。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーー」
 恐怖の表情で口はガタガタ震える。
 真っ青に震えた表情で乳房からは血が流れていた。
 運送会社の社長はスネークフックでアカマタを掴んだまま立ち上がる。
 今度は女の部分に近付けた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 青山望都は狂ったサイレンの様に悲鳴を上げる。
 アカマタは小陰唇を噛む。
 医者の男が空かさず長めのピンセットでそれを押し退けた。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはん。あはん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 青山望都は強烈に泣き叫ぶ。
 アカマタは小陰唇の一部を噛み切っている。
 血が流れ出た。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 青山望都は泣き叫ぶ。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーーーーー」
 恐怖に叫びまくった。
 医者の男がさっきの長めのピンセットでクリトリスを剥く。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 青山望都の強烈は悲鳴が轟いた。
 運送会社の社長は剥き出しになったピンクのクリトリスにアカマタの頭を押し付ける。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 アカマタはクリトリスの膨らみを噛む。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 青山望都は半狂乱の悲鳴を上げる。
 クリトリスは噛み切られた。
 血が流れ出る。
 「・・・・・はあ・・・・・は・・・・・」
 青山望都の掠れた悲鳴は声にならない。
 そして毒が回って死ぬと覚悟した。
 「青山望都さんご安心ください。この蛇。凶暴ですが毒は有りません」
 印刷会社の社長が宣言する。
 「・・・・・」
 青山望都は震え続けている。
 医者の男が後ろ側から膣にクスコを突っ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーやめてーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーあーーーーーーーーあーーーーーーー」
 青山望都は何をされるは分かっている。サイレンの様に叫ぶ。
 運送会社の社長がアカマタの頭をクスコに突っ込む。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー。あわわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あわあああーーーーーーーーーーーーー」
 青山望都は狂ったように喚き続ける。
 そして逆さ吊るしのまま白目を剥いてしまう。
 『続きは近日』と字幕が出て終了である。
 
 「もう。凄すぎますよう」
 本多椿は堪えられない。
 「今回も奴らには失敗だな。理性が強く芯が強い。自分自身を確り持っているに違いない。それがあれだけ喚く。恐ろしい鬩ぎ合いだな」
 如月鬼堂は犯人らが失敗しながら手古摺っていると見る。
 「動画。今週もう一回出ますか」
 「出て欲しくないよ」
 如月鬼堂の本音である。
 「土曜日辺りに出ないことを祈りたいですな」
 館山弁護士の予感は土曜日らしい。
 「そんな困りますよ」
 本多椿は口を尖らせた。
 「今回は土曜日の会議にしましょう」
 館山弁護士はそれが賢明と言う。
 「そうだな。警察の捜査に進展はないな」
 「ないですよ。相変わらず検問だらけです。あくまで国内を陸上の動きで絞ってゆく考えですな」
 「同じ手は二度使わない連中だ。最初の時以外は拉致に自分らの直接の手は汚してない」
 館山弁護士の情報に如月鬼堂はそれじゃ無理と言いたい。
 「どうやってもこの連中に辿り着きませんな。とくりゅうの様に徐々に崩れて行くにはかなり難しいですな」
 館山弁護士も同意見である。
 ここでテレビ会議は終了した。
 「パパ。お昼どうする」
 瀬里菜が確認する。
 「う、ううん。鰻が食べたいな」
 如月鬼堂はパソコンに向かって執筆しながら答えた。
 「こっちは宇佐美より高いよ」
 瀬里菜は先に高いと言ってしまう。
 「早くトランプ大統領が圧力掛けて円高にして米の関税外して欲しいな」
 如月鬼堂は口癖のように呟く。
 「どうしてそれでパパが食べる国産の鰻が安くなるの」
 瀬里菜はまた始まったと批判的である。そして鰻は安くならないと言いたい。
 「まず中国から入る稚魚が円高で安くなる。さらに米の輸出が激減する。日本の魚介類の輸出も減って国内で値が下がる」
 「確かに消費者は助かるけど農家や漁師は困るでしょ。駄目なんだよそんな発言したら」
 瀬里菜は如月鬼堂の背中に胸をべったり押し付けて前に回した手で胸を掴む。そして顎を頭に乗せて言う。
 「だが年金生活者や低所得層は助かるよ」
 「でも日本経済は冷えるじゃない。失業者が溢れるでしょ」
 「円安でどんなに株価が上がっても敷居を下げて輸出が儲かっても日本の価値は低い。円高で一回仕切り直しが良いのだ」
 「うーーん。そうか。でもトランプを湛えたら印象悪いよ」
 「インターネットアダルト放送の反応はそうでもないのだよ」
 「そうか。パパのファンは隠れ保守なのね」
 瀬里菜もやや理解した。
 「パパ。テレビ」
 珠洲が知らせる。
 『韓国に留学中の波賀悠乃さんが部屋から行方不明。大学、アルバイト先にも連絡なく日本から親族の依頼で警察が踏み込む。鍵が掛かったままでスマホやパスポートは部屋に置かれたまま』
 ベテラン女性アナウンサーの名前の付いた報道番組の最中に速報である。
 「休みなしで来るな」
 如月鬼堂は画面を睨んで言う。
 報道ではワイドショーから報道スタジオのアナウンサーに代わって波賀悠乃が月刊太陽の記者波賀丈也氏の長女であると伝えた。
 そして十五日火曜日からの行動が不明と言うことである。
 
 四月十七日。
 越後湯沢。如月鬼堂の居間。
 如月鬼堂は八時に起きてシャワーを使う。
 「パパ。杉下社長からメールよ」
 珠洲が知らせた。
 「え、ええーーーーーーーーーーーーーーー」
 如月鬼堂は嬉しくない。
 遂に来てしまったと躰を洗ってバスロープを引っ掛ける。
 うどんを茹でようと鍋に水を入れた。
 「椿さんがプレイルームに泊まったから今から来るって。はい。今日はピザトーストよ。野菜とチーズたっぷり」
 珠洲が鍋を回収して着替えを急かせる。
 瀬里菜は四人分のコーヒーを淹れていた。トマトジュースも四人分用意する。
 ネルドリップでアイスコーヒーも落としていたが今日はまだホットで良いと言う意識である。
 大手のコーヒーメーカーが値上げを発表して価格が高騰した。それを値段の折衝が合わなかったスーパーが排除してしまう。
 それで如月鬼堂はアイス用に焙煎した豆を好みの種類でブレンドしてネルドリップで作ることにした。
 やり方は瀬里菜に教えて落として貰っている。
 高いと文句は言うし味が合わないと納得しない。煩いおやじである。
 これでは通販でアイスコーヒーを買うより高くなってしまう。
 だが瀬里菜もコーヒーの味には煩い。如月鬼堂のブレンドの配合は気に入っていたので従っていた。
 本多椿が来て四人で朝食を摂る。
 九時になって館山弁護士とテレビ会議が繋がった。
 杉下一行からの添付ファイルは波賀悠乃の動画である。
 
 動画が再生されると波賀悠乃が眠ったまま十字架に磔にされていた。
 まだ下着姿のままである。
 夜中に寝ている間に拉致された。
 この組織群にロボットが導入されてから催眠ガスを流したまま拉致ができる。万一掴まったらロボットが自爆するだけである。
 だが移送経路は判ってはならない。
 そこは充分な配慮がされていた。
 照明はスポットだけである。
 十字架は一メートル四方の鉄板に縦の柱が立てられている。波賀悠乃の躰は横の柱に三か所手首、肘、二の腕が縛られていた。
 左脚は縦の柱の根元に脚首だけ縛られている。
 忍者姿黒装束が四人闇からシルエットだけ浮かぶ。
 片山幸雄が眠っている波賀悠乃をビンタで起こす。
 「うぐう」
 波賀悠乃は顔を振って目を開く。
 そして腕に力が入った。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。なにーーーーーーーーーーーー」
 藻掻く。
 「えーーーーーーーーーーーーーなんでーーーーーーーーーーーー」
 暗闇に目が慣れて忍者姿黒装束の四人に気が付いた。
 「波賀丈也のお嬢さん。波賀悠乃さん。お目覚めですね。今日は四月十六日です」
 ナレーション担当の男がマイクで話し掛ける。
 一日前の撮影なので時間軸は十六日である。
 「えーーーーーーーーーーーー。二日も。ああ。どうしてーーーーーーーーー。どうしてよーーーーーーーーーーーーーーー」
 既に取り乱してしまう。
 「我々が何者かお分かりですね」
 ナレーション担当の男が事態に念を押す。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーー。どうしてよーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 波賀悠乃は事態が受け入れられない。
 まだ二十二歳である。
 「貴女のお父さんへの身代わりお仕置きです」
 ナレーション担当の男が宣告する。
 「いやだあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 波賀悠乃は叫ぶ。
 片山幸雄が鋏でブラを切り落とす。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 波賀悠乃は縛られた腕で十字架を揺すって暴れ叫ぶ。
 既に移動で汚れていた純白のブラは割れて乳房も乳首も丸出しになってしまった。
 片山幸雄はショーツも切り落とす。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 波賀悠乃はさらに喚く。
 ショーツは床に落ちた。
 股間に当たっていた部分には確り染みが確認される。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。私に関係ないよーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 波賀悠乃は全裸になってしまってさらに喚いた。
 「貴女は波賀丈也氏のお嬢さんです。見せしめに恥ずかしすぎる拷問動画を公開します。丈也氏に仕事を停止させる為とジャーナリストへの警告です」
 ナレーション担当の男は堂々とした口調で語る。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーー。私の人権を侵害しないでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 波賀悠乃は猛然と抗議する。
 そして拘束されてない右脚を暴れさせた。
 「諦めなさい。貴女のお父さんが仕事を止めない限り貴女は解放されず生命の保証も有りません。これまでのニュースは見ていますね」
 ナレーション担当の男はさらに淡々と宣告した。
 「いやだよーーーーーーーーーーーーーーーーーー。私は関係ないのーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらにヒステリックな口調になって叫ぶ。
 忍者姿黒装束の一人が鞭を持つ。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 波賀悠乃はそれを見て悲鳴を上げた。
 そして失禁尿が弾けるように流れ出してしまう。限界以上に溜まっていたのである。



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