【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第三十六幕


報復する女


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 男はもう一度尿道バイブを挿入してゆっくりピストンを始める。
 「あーーーーーーーーーーーはん。あはあーーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーー」
 さらにローターの動きを強めた。
 若林夕子は顔を藻掻くように強く捩る。
 腰は迫り上がり眉間の皺が三重に刻まれて固まる。そして崩れた。股間は痙攣したまま拷問椅子に沈む。
 「あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 上り詰めたあとの荒い息遣いが暫く続いた。
 男はもう一個ローターを追加してクリトリスに当てる。尿道バイブは挿入したまま奥深くで振動と回転をさせ続けた。
 「ああ、あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーー」
 逝ってしまった後の責めである。官能に直ぐ上り詰め始めた。
 「あーーーーーーーーーーー。ああ、あはあーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 若林夕子の股間は震撼する。躰を究極に捩って藻掻く。やがて躰を迫り上げて固まる。
 「あはあ。ああ。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。だめーーーーーー。もうだめーーーーーーーーーー。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ」
 若林夕子の表情は逝き顔が崩壊している。躯の姿を晒してしまった。
 向井十夢が水差しにビールを入れて来る。
 男は一度ローターのスイッチを切る。
 向井十夢が若林夕子の口に水差しの口を差し込んで飲ませる。
 利尿剤の代わりである。
 「ふふぁあーーーーーーーーー」
 若林夕子はビールを飲み干して息遣いを漏らす。
 向井十夢は棘付きバイブを持って来る。
 ドリルバイブも夫の所持品の中にある。だが濡れ具合から自分のやられた時と比較した。
 男はローターの代わりに棘付きバイブを手にする。
 その形状を見まわして膣に直接ローションを流し込む。中は十分に濡れていたが男はさらに濡らす。
 「いやーーーーーーーーーーーー。そんなのだめーーーーーーーーーー」
 若林夕子は棘付きバイブを見て叫ぶ。
 男はそれに構わず棘付きバイブを膣に突っ込んで尿道バイブも突っ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーいやーーーーーーーーーーーーーー。もういやーーーーーーーーーーーー」
 若林夕子は濡れていてもまだ拒絶する。
 男は棘付きバイブのくねる動きに手でピストンを加えた。尿道のバイブと動きを合わせる。
 「あーーーーーーーーあはああーーーーーーーーーーーーーん。あはん。ああーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーん。ああーーー」
 それでも棘付きバイブと尿道バイブの責めに声を漏らしてしまう。
 「あはああーーーーーーーーーーーーー。ああはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 もう若林夕子の上り詰めるのは早い。
 股間は痙攣して腰は迫り上がる。顔は究極に逸らせて藻掻く。上体は強くくねる。
 「あーーーーーーーーあはああーーーーーーーーーーーーーん。あはん。ああーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
 また尿道から潮が流れ出た。
 「ふあはあーーーーーー。あはあーーーん。あはああーーーーーーーーー。あはあ。ああ。ああ。あはあーーーん。ああ。ああ。ああ。あはん」
 若林夕子の躰は一気に拷問椅子に沈む。
 向井十夢は腸カテーテルを持って来る。ガートル台に氷水を入れたポリタンクを吊るしていた。
 男は若林夕子のアナルに腸カテーテルを挿入する。
 「いやーーーーーーーーーーーーーー。もうやめてーーーーーーーーーーーー。いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 若林夕子はまた叫び藻掻く。
 男はコックを捻って氷水を流し込む。
 「あーーーーーーあはああーーーーーーーーーーー。ぐううーーーーーーーーーーーーーぐぐうーーーーーーーーーー。ぐぐうううーーーーーーーーー」
 若林夕子は直腸に侵入した冷水に一気に苦しみ出す。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 若林夕子は強烈な腹痛に藻掻き叫ぶ。
 男はその状況を暫く愉しむ。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーー」
 若林夕子は腰を強く捩って顔を究極に歪めて藻掻く。
 男はコックを締める。
 だが腸カテーテルはまだ抜かない。
 「うぐうーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーー。ううーーぐううーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーー」
 若林夕子は藻掻き続けた。
 その苦しむ顔は男をとことん悦ばせる。
 向井十夢はその間にアナル用のバイブを持って来た。
 男のやりたいことは何となく理解できる。その目的を先回りした。
 向井十夢にとって責め方はどうでも良い。男のやりたいようにさせて夫の醜聞を演出したいだけである。
 男が残酷なほどそれはレベルアップする。
 既に拷問椅子の下には透明なボウルが受けてある。
 男は腸カテーテルを抜く。
 「あ、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 アナルから飛び出した便は繋がってボウルに流れ落ちる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーやめてーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 若林夕子は自分の排便の撮影に堪えられない。泣き叫ぶ。
 それでもまだ痛みは去らない。
 「うふうーーーーーーーーーーー」
 若林夕子は苦しみ震える腰を絞って痛みから逃れんとカレー状の便を断続的にアナルから流し出す。
 「あーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーん」
 若林夕子は藻掻き涙を振り飛ばす。
 男はゆっくり若林夕子の股間部分をタオルで拭く。
 若林夕子は顔を逸らせて堪え続ける。
 男はアナルバイブにローションを塗って挿入する構えになった。
 「あーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーー。もうやめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 若林夕子は顔を振って叫ぶ。
 男はそのまま挿入する。
 「いやーーーーーーーーーーーーーーーー。いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 続いて棘付きバイブを膣に挿入する。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーー。いやだあーーーーーーーーーーーーーー」
 若林夕子は藻掻き叫ぶ。
 男は顔をひっぱたく。
 「うーーーーーーーーーーー」
 若林夕子から涙が溢れる。
 男は二つのバイブのスイッチを入れる。
 「あーーーーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーん。あーーはあーーーーーーーーーあーーーーーーーー」
 若林夕子はまったく堪えることができない。
 「あーーーーーーーーははーーーーーーーーーーあーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーー。ああははあああーーーーーーーーーー」
 若林夕子は一気に上り詰める。
 「あーはあーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーああははーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 腰は迫り上がる。股間は痙攣する。
 「だめーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーははああーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーー」
 若林夕子は大口を破裂させて藻掻く。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 若林夕子の躰は一気に沈む。そして静かに潮が流れ出る。
 「あはあ。ああ。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 若林夕子の荒い息遣いは暫く続いた。
 男は鞭を取り出す。そして拷問椅子の縛りをもう一度強化する。
 若林夕子は男を睨み続けるがまだ躰は震撼している。
 男は鞭を振り被る。先端が長方形の革二枚重ねた一本鞭である。
 「あーーーーーーーー」
 若林夕子は驚愕の表情でそれを見る。
 左の乳首をひっぱたく。
 「ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 若林夕子は顔を歪め拷問椅子を揺らして悲鳴を上げる。
 次は責められてぐちゃぐちゃになった女の部分を叩く。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 若林夕子の躰は一瞬固まる。力強く片方に振って藻掻く。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーー」
 若林夕子は涙を溢れさせて抗議する。
 男はそれでも鞭を構える。
 「やめてーーーーーーーーーーー」
 男はクリ付近を狙って一気に振り下ろす。
 「ぐ、ぐ、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 若林夕子の眼からまた涙の球が溢れ出る。
 「う、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 若林夕子は痛みに腰を捩って藻掻く。
 それでも男は乳房、女の部分と叩き続ける。
 若林夕子は絞り出すような苦しい悲鳴を上げ続けた。
 男は鞭を替える。先端が細くなった一本鞭である。
 それで左の乳房を縦に叩く。
 「ぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強く叩いていた。乳房に縦一文字の痕が真っ赤に浮く。
 次は横から狙う。
 「ぐぐうううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 若林夕子は悲痛に歪んだ表情から悲鳴を絞りだしさらに涙を溢れさせる。
 左の乳房に十文字の真っ赤な痕が浮いていた。
 男はさらに狙いを定めて真っ赤な横筋の真上を叩く。
 「ぐーーーーーーうぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 若林夕子の顔は苦痛に真っ赤に染まる。
 男はもう一度縦に狙う。きっちり狙いを定めて振り下ろす。
 「ぐうーーーーーーーーーーー。ぐぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 若林夕子は強烈な悲鳴を絞りだす。そして僅かに失禁した。
 乳房に刻まれた真っ赤な十文字の筋は柘榴の様に一部割れている。
 色白で艶かしい乳房が無残に割れて加虐心をそそらせてしまう。そんな動画が撮影されて行く。
 若林夕子は痛みに涙をぽろぽろ零す。
 男は最後の仕上げに掛かる。
 向井十夢は半田鏝と焼き鏝を準備していた。
 「クリ焼かしてもらうぞ」
 男はぼそりと宣告する。
 「いやーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ゆるしてーーーーーーーーーー」
 若林夕子は泣き叫ぶ。
 男はクリトリスを剥く。
 「いやあーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 泣き叫ぶ若林夕子のピンクの玉に半田鏝の先端を当てる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 顔を振りながら躰を揺すって藻掻き泣き叫ぶ。
 「次は膣を焼く」
 男はまたぼそりと言う。
 「・・・・・」
 若林夕子の顔は恐怖に凍り付く。
 男は指で小陰唇を開く。
 「や、やめ、やめてーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 若林夕子の声は震えている。
 男は膣に半田鏝を突っ込む。
 「うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 そして一週掻き回す。
 「ううおおーーーーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 若林夕子は真っ赤な顔を引き攣らせて叫ぶ。
 向井十夢が焼き鏝を渡す。
 若林夕子の眼が恐怖につり上がる。
 男はそれを受け取って鞭で付けた十文字の痕が割れた部分に当てた。
 「ぐうおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらにもう一箇所に当てる。
 「ぐうおーーーーーーーーーーーーーー。・・・・・・・・」
 若林夕子は白目を剥いてしまった。
 向井十夢が麻酔を注射する。さらに局部麻酔も打つ。
 男は止血パットを乳房と股間に貼る。
 拷問椅子から外してもう一度高手小手に縛って脚首と膝を縛り合わせた。
 そのまま台車に乗せて離れに運ぶ。
 向井十夢は男に離れで寝てもらう。自分は母屋で鍵を閉めて休む。
 
 八月三十一日。
 風俗嬢の拉致が騒がれてない。向井十夢らはならばと後二人風俗嬢を違う店から順次同じホテルに呼んで拉致した。
 どっちも男性従業員は付いて来ない。女だけが徒歩で来た。
 簡単に拉致して家に運び込む。
 夫の休みは明日までである。それを過ぎれば確認に誰かが来てしまう。向井十夢はそれまでに総てを終わらせなければならない。
 二人の内一人は三十過ぎの風俗嬢。背が高いので向井十夢の代用である。
 
 九月一日。
 越後湯沢。如月鬼堂の居間である。
 若林夕子ともう一人の動画が公開されて杉下一行がメールで送って来た。
 「また同じ犯人か」
 如月鬼堂はまったく捜査の進まない女性七人スカウト拉致事件の犯人がまた動いたかと思った。
 「いやそれが黒装束は一緒なのですが微妙に違います」
 杉下一行が見解を述べる。
 「昼に館山先生が来る。そうしたら検証しよう」
 如月鬼堂は館山弁護士が既にこちらに向かっているので着いてから始めることにした。
 
 連続拉致強姦事件の犯人六人のアジトである。
 外はやや曇っていた。猛暑と言う状態ではない。今日もバーベキューで肉と魚介を焼いている。
 今日は全員が生ビールではなく日本酒も出ていた。
 「このまえ相談して来た女。自分だけで実行したな」
 川口の会長は動画を閲覧してその時の女が犯人と決めつける。
 「なかなか念がいって残酷ですよ」
 葬儀会社の社長は満足そうである。
 「そうだな。乳房に強い鞭で十文字の痕を二回付けている。それをさらに焼く。思いつかなかったな」
 医者の男が絶賛する。
 「亭主を殺すのが目的だったのでは」
 葬儀会社の社長はそれだから手を貸さなかったと記憶していた。
 「そうだ。殺して亭主の仕業にするのだろう」
 川口の会長は断言する。
 「それじゃ。この動画公開だけじゃ」
 医者の男はさらなる展開に期待する。
 「何か起こるのではないか」
 川口の会長もそんな予測である。
 「ところで和歌山は静かになったな」
 青木学と岡田弥一郎のことである。
 「奴らも相当用心深くなっただろ」
 「女子大生の事件も迷宮入りのままだな」
 葬儀会社の社長は警察の捜査は空振りで済んだと思っている。
 「だが非常に危険だった」
 川口の会長は監視を怠ってない。
 「あの女将は盛況にやっているのだろ」
 川口の会長と一緒に葬儀会社の社長が散々遊んだ横山深雪のことである。
 「規制がなくなったからな」
 「余計な規制だったが」
 「そのお蔭で遊べた」
 「そうだったな」
 「国葬も協会もどうでも良い話だが。マスコミが騒ぐと世論調査もそれに右へ習えだ」
 「あんなことに時間掛けているから円安も物価も賃上げも置き去りだ」
 「そろそろ内閣は交代か」
 「それ以外に民事党は勢力を維持できない」
 六人は他人事のように楽しそうである。この面々には何の影響もない。
 
 越後湯沢。如月鬼堂の居間である。
 如月鬼堂らは一本目の若林夕子の動画を見終わった。
 「確かに二人の黒装束は前の七人の時と別人ですね」
 館山弁護士も別の事件と見る。
 如月鬼堂の居間には館山弁護士と珠洲、瀬里菜だけである。
 杉下一行、大河内税理士、福富麻次郎はテレビ会議で繋がっていた。
 「もう一人は女かな」
 如月鬼堂も判別がつかない。そして向井十夢は撮影していて僅かにしか画面に出て来ない。
 「しかし恐ろしく残酷な奴ですね」
 大河内税理士が内容の残忍さに唸る。大河内税理士は人のことは言えない。その自分以上に残酷と思ったのである。
 「二人はまだ開放されてないですね」
 館山弁護士はそれも気になる。
 「これじゃ早く病院に運ばないと危険だな」
 その時報道番組が風俗店の女性従業員と男性従業員が行方不明を伝えていた。
 女性は若林夕子。動画の一人目の犠牲者であった。
 「驚きましたね。風俗嬢を拉致したのですか」
 館山弁護士も以外すぎると言いたい。
 「どうもこいつらの目的が解らない。これまでの犯人と目的がかけ離れているのじゃないか」
 如月鬼堂は何か違和感を持っていた。
 「と言うことはあの連中は後ろに居ないと」
 館山弁護士も如月鬼堂の見解からそう推測する。
 「どうも風俗嬢で間に合わせたとしか思えない」
 如月鬼堂は風俗嬢を犠牲者にしたことに怒りを覚えている。
 「そうですね。その可能性は」
 館山弁護士も何となく頷く。
 「報道では客に呼ばれて行ったらそのまま二人とも戻らない。店では二人で何処かに行ったとしか思ってなく動画を見てやっと通報したのだろ」
 「男性はどうしたのでしょう」
 「二人拉致するしかなくて連れて行ったか。犯人の一人だったかだな」
 「犯人の一人なら頷けますね」
 さらに次の報道で二人目の山下瑞樹も店が通報して来た。客に呼ばれてホテルに向かったまま戻らないとのことである。
 若林夕子とは一日ずれていた。
 「なんと。二人ともホテルに宅配の風俗嬢でしたか」
 杉下一行も以外と思った。
 「同じホテルだ。拉致しやすいホテルを選んだのだな」
 如月鬼堂は強く怒りを覚えている。
 そのまま二本目の動画の確認に入った。
 導入部分は女性七人スカウト拉致事件に似ている。眠らされた儘の山下瑞樹の全裸から乳首、女の部分、アナルのアップが公開される。
 女性七人スカウト拉致事件では吊るしか床に置いた板に磔ていた。こっちは拷問椅子に縛り付けている。
 全裸で大股開き。百二十度は開いていた。
 男が女の部分のビラビラを大きく広げる。
 小陰唇は上半分が薄小豆色になっていた。内側は薄橙である。膣口に透明感のあるピンクの襞が群集している。
 さらに膣口を広げると内部まで襞が連なっていた。
 クスコで広げると奥は単調である。一番奥にやや小さめに子宮口の周りの盛り上がりが確認できた。濃い紅色で周りとの差が艶かしい。
 男はロングスプーンで内部の濡れと粕を取り出す。
 それを黒い板の上に載せて拡大する。
 顔のアップを出す。清楚な美人顔である。言い換えれば派手さのない美人顔とも言える。
 
 「このように辱めるポートを出す以上は殺してはいないのでしょうね」
 館山弁護士は生かして帰すと見る。
 「犯人の目論見通りに行われていれば生きていると思えるが。目論見通りにできる犯人なのかな」
 如月鬼堂は中途半端な犯罪にも思えていた。
 
 画面では男が鞭を持っている。先端が細長い一本鞭である。山下瑞樹の左の乳房を縦に強く薙ぐ。
 「うぐーーーーーーーーーーーー。ぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 山下瑞樹は一気に意識を回復する。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。なにーーーーーーーーーーーーー。いやだあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 山下瑞樹は瞬時に状況を把握した。
 「諦めろ。お前は拉致されたのだ」
 男は淡々と宣告する。
 「なんでよーーーーーーーーーーーー。あんたが客」
 山下瑞樹は穏やかそうな顔に似合わない強い口調である。
 「ああそうだ。ホテルに呼んで着く前に確保だ」
 男は次の鞭を構える。既に山下瑞樹の乳房には真っ赤な縦筋が浮いていた。
 「やめろーーーーーーーーーーー」
 山下瑞樹の叫ぶ声を叩き切るように乳房を真横に薙ぐ。
 「ぐうううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 山下瑞樹は拷問椅子を揺すって藻掻く。白く肌理の細かい乳房である。やや垂れ気味だが柔らかさを感じさせて容は良い。
 その乳房に真っ赤な横筋が浮く。
 白く美しい乳房に真紅の痕が十文字に浮いて美しく艶かしい。そして画像からその強烈な痛さを強く感じさせる。

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