【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第三十四幕


SMスーパーコンパニオン


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 二〇二十二年芒種中元。太陰太陽暦五月七日。
 (この二十四節気は平気法によるものです)
 二〇二十二年六月五日。
 和歌山県。岬ビューホテル。
 このホテルのスーパーコンパニオンは置屋を通してなかった。直接口コミで女性を集めていたのである。
 この度青木学がSMスーパーコンパニオンを派遣するクラブを経営する運びと成った。
 廃業した温泉旅館を安く買い取って事務所と寮に使う。
 一ヶ月の収入を一日でと広告を出して全国から寮付きで集めたのである。一部母子寮となっていた。
 月に一日は青木学が会長をする愛好会の客で岬ビューホテルは満室になる。
 昨夜は一ヶ月ぶりに青木学のSM愛好会が集まり大宴会場でソフトなショーが行われた。
 ソフトと言ってもこれまでの箱守狛江のような肉体を破損するまで行かない範囲でソフトと称している。
 ショーだけではなく席にはスーパーコンパニオンも付いていた。
 スーパーコンパニオンは殆んど宴会場では全裸である。
 会員らはディープにコンパニオンの唇を貪り指は膣の奥深く侵入して弄くり続けている。
 SMショーを愉しみながら酒池肉林以上の宴会であった。
 本日は部屋ごとにSMスーパーコンパニオンが付いて昼から愉しむ。
 青木学の愛好会のない週末は大阪、名古屋、東京からもSM目当ての客がやって来る。
 その筋で有名ホテルとなってしまった。
 猟奇極まりない大事件を起こした則末と忍田。この二人が起こした事件で逆に利を得たのである。
 則末と忍田がスーパーコンパニオンSMコースで事件の前に遊んだだけで取材が殺到した。
 ピンクコンパニオン遊びは温泉客が激減してあちこちで温泉街が廃墟になって下火になっている。
 遊郭の廃墟に続いて温泉街の廃墟が日本全国に見られた。
 それでも現代の小原庄助さんは居なくはない。それらが全国から集まるメッカとなった。
 赤座元太は土建会社を経営する社長である。青木学のSM愛好会に紹介で入会した。
 昨日競りで浪江を落札している。
 前日にコンパニオンを選ぶ。希望者が複数だと競りと成った。
 SMスーパーコンパニオンはハードコースで六時間二十万。競りで上乗せに成ると格段と収入が増える。
 浪江の花代は本日三十八万と成った。
 その他に客はクラブに五万を払う。
 浪江は陰惨な事件を起こした則末と忍田が此処で遊んだコンパニオンである。
 もう一人則末と忍田の相手をした香乃子は昨夜のショーの生贄をした。
 ショーに出れば浪江ももっと稼げる。それでも怖かったので香乃子に譲った。
 浪江も箱守駒江と事情は変わらない。
 夫は子供二人を残して非業の死を遂げた。
 痴漢冤罪を着せられ逃げてホームから飛び降り電車に跳ねられたのである。
 その数日後に本物の痴漢が同じ女性に痴漢をして逮捕された。痴漢男は夫の事件も告白する。
 状況からその女性も誤認だったと認めはした。だが夫の冤罪事故は痴漢が悪い。自分は悪くないと主張する。
 夫の父親は激昂した。
 女性の家に怒鳴り込む。どうやって被害女性を調べたかは解らなかった。
 女性と問答の末、女性とその父親を持って来た日本刀で斬り殺した。
 「やっていなければ堂々としていれば良いではないですか。何で逃げるのですか」
 女性は夫の父に強気で反論した。
 「やってなくても犯人にされてしまうのだよ。お前ら女の言い分だけで犯人にされる。裁判で勝っても総てを失うそういう世の中だ」
 夫の父親は日本刀を抜く。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー」
 女性は日本刀の抜き身に悲鳴を上げた。
 女性の父親が止めに入る。
 夫の父はその腹を薙ぐ。血が飛び散る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 女性の悲鳴が轟く。
 「触られたくらいで何の損失もない!!女は神様かふざけるなーーーーーーーーーー」
 夫の父親は女性の首を斬り落とした。さらに服の上から乳房を薙ぐ。
 その後夫の父は近くの川で腹を切って水に飛び込んだ。遺体は未だに上がっていない。
 恐ろしい事件であった。
 浪江は子供を抱えて東京から和歌山に移って温泉ホテルに住み込む。スーパーコンパニオンを始めたのである。
 他にできる事は無かった。
 浪江は表計算もワープロもプレゼン作成してスライドショーもできるツールも使いこなせた。
 夫と二人で年商一千万を僅か超えていたのである。
 だが一人で年商四百万代では到底足りない。さらに酷税、さらに過酷な住民税が伸し掛かってくる。
 住民税は低所得者にさらに重く伸し掛かる。生活保護より低い所得にさえ重く掛かって来るのである。
 母子家庭。生活保護というセイフティネットはある。それでは子供は高校を出たら働くしかない。
 それまでも生活保護を受けていると言うことで学校での苛めなどを心配しなければならない。
 浪江はさらにコロナのせいで稼げない日々が続いた。寮と賄は保障されていたがいつ無くなるか怯える毎日であった。
 仕事が始まったら行き成り則末と忍田である。
 その日は終わって泣き続けた。
 香乃子に励まされた。
 「こんなので泣いていては駄目。SMはもっとハードよ。でもねクラブが保険に入っているか聞いた。最高一億だって」
 仕事が続けられない怪我をさせられたら一億の保障があるという事である。
 浪江は覚悟を決めてやるしかないと思った。だが怖さは去らない。
 それが人間かもしれない。
 赤座元太は浪江を全裸に剥いてしまった。
 浴室に連れ込まれる。浪江の躰を貪るように触り舐めつくした。
 湯に躰を浮かされ両手は頭の後ろで湯船の淵を掴んでいる。赤座元太の膝は浪江の腰を湯から押し上げ指は女の部分の奥を責め続けていた。
 不本意ながら浪江の乳首はピント起ち既に女の部分は濡れている。
 香乃子は言っていた。
 「抵抗しないで早く濡れてしまった方が安全よ。そして男の興奮を早く自分の躰で吸い取るのよ」
 客の扱いに成れた香乃子の言い分である。
 浪江は自分に言い聞かせてもなかなかそうは行かない。そのうち躰が抵抗してしまう。
 だが相手が上手いとその抵抗は無力化される。
 湯から上がってバスタオルで躰を入念に拭かれた。
 赤座元太は浪江の手首を縛り合わせる。それを室内に設置された櫓から下がった滑車のフックに引っかける。
 滑車の縄を引いてやや躰を引き上げ爪先立ちにされた。
 膝から脚首に縄を掛けて天井から下がったフックに通して引っ張り上げる。
 「あ、ああーーーーーーーーーー」
 恥ずかしい部分が丸出しに成る。その状態でフックに脚を縛った縄を固定してしまう。
 「ああーーう、う」
 浪江はやや苦しさに声を漏らす。
 もう片方の脚も膝から脚首を縛って引っ張り上げる。
 浪江の躰は空中に獣縛りの状態にされた。
 女の部分もアナルも丸出しで赤座元太の腰の高さである。
 赤座元太は鞭を持つ。先端が長方形の革二枚重なった一本鞭である。
 「あーーーーーーーーー。この状態で鞭は無理よおーーーーーーー」
 浪江は堪らず叫ぶ。
 「何言っている。ハードコースだろ!!」
 赤座元太は容赦なく浪江の内腿を叩く。
 「う、うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 浪江の躰は空中で震撼する。
 「あはあーーーーーーん。ああん。ああーーーーーーーーーー」
 浪江は痛みに空中で藻掻く。
 赤座元太は女の部分を狙う。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。う、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 浪江は強烈な悲鳴を絞りだす。
 「あーーーーーーはん。あはん。あはん。あはん。ああ。ああ。ああ」
 浪江からこの一発で涙が流れてしまう。
 海外のSM動画の女性なら数十発堪える。
 赤座元太はもう一発構えた。
 「あーーーーーーーーーー。むりよーーーーーーーーーーーー」
 浪江は泣き声で抗議する。
 赤座元太は浪江のドテからクリトリスを叩く。
 「う、うう、ぐううーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 浪江は空中で藻掻き暴れながら甲高い声で悲鳴を絞りだす。
 赤座元太は鞭を床に投げて浪江の膣に指を突っ込む。
 「ああーーーー」
 赤座元太の指先は膣天井部の奥を強く掻き出す。
 「あーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 浪江の尿道の亀裂から潮が飛び散る。
 「ああーーーーーー。あはあん。ああ。ああ。ああ。ああ」
 赤座元太は浪江の荒い息遣いが治まるのを待って一物を突っ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー」
 赤座元太は浪江の躰を強く抑えて怒張したペニスで女の奥を突きまくる。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーー」
 浪江は辛い姿勢で抵抗力はない。
 これで男の興奮度が下がってくれたらと願う。
 だがこの部屋には拷問椅子も入っていた。
 赤座元太は浪江に生中出しで果てる。
 ペニスを抜くとまだ怒張していた。五十を過ぎて見えるがまだ一回行けそうな勢いである。
 浪江の膣口から情液が流れ出た。かなりの量が中出しされたらしい。
 赤座元太は拷問椅子を押して浪江を吊るした下に移動する。
 サディストは一回果てても加虐心の滾りは治まらない。抜いたのは自らを落ち着かせるためである。
 脚を吊るした縄を解く。手首の吊るしを下げて浪江のお尻を拷問椅子の高さに合わせる。
 脚を拷問椅子の脚乗せに乗せて膝と脚首を縄で固定した。両脚とも固定するとハンドルを回して大きく開脚させる。
 「あ、ああーーーーーーーーーーー」
 浪江は堪らない。六時間のコースである。まだまだこの客に虐められると覚悟せねばならない。
 思えば三十八万貰ったのである。
 二十万でも大金と思わねばならない。三十八万は浪江の事務の給料なら厚生年金、社会保険、税金を引く前の一か月分である。
 赤座元太はもう一度鞭を持つ。その視線は浪江の女の部分を狙っている。
 「・・・・・」
 浪江に恐怖の戦慄が奔る。
 一本鞭の先端は斜めに浪江の女の部分を叩く。
 「あうーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐああううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 浪江の躰は腰を右に左に倒して藻掻き続ける。躰を固定されていて痛みに患部を庇う事さえできない。
 「あ、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーー」
 一発で涙が溢れる。
 赤座元太はさらに振りかぶる。
 「あーーーーーーーーーあーーーーーーーーーー」
 浪江の表情は恐怖に引き攣る。
 鞭の先端はクリトリスを包んだ包皮を叩く。
 「うーーーーーーーーーーーーぐうーーーーーーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーーーー」
 浪江は拷問椅子の上で狂った様に暴れる。
 「六本木あたりで慣れたハードコースのコンパニオンならこの三十回くらい耐えるぞ」
 「えーーーーーーーー。これ三十回」
 浪江の表情は恐怖に慄いている。
 赤座元太はまだまだ叩く姿勢である。
 「そうやって泣き喚いてくれた方が満足だがな」
 浪江には驚愕の一言である。
 「ねえ。どうして私を競りまでして指名したの。他にもっと可愛い子居たでしょう」
 浪江はしゃべって少しでも間を置きたい。
 「判ってないな。あんたこれからこの会の会員からたくさん指名取れるよ」
 赤座元太は含みある言い方である。
 「どうして私の客が則末と忍田だったから」
 「それは一割くらいだな」
 「それじゃ私が素人ぽくて泣き喚くから」
 「それも一割かな。五.六人目には十分に玄人だな」
 赤座元太は刑事の様な言い方である。
 「それじゃ何故」
 「SMは可愛過ぎてはやりにくい。あんたの様な強い顔をした女は虐めても罪悪感がない」
 「そうなの」
 「さらにあんたは何としても金を作りたい。この仕事に賭けるしかない」
 「私を虐めて嬉しいの」
 「ああ。溜飲が下がるよ」
 「え、えっ。りゅういん」
 「口惜しさが晴れて涙が流れる。そんな表現だよ」
 「何で私が」
 「まあ。代用品だがな。生意気な女の権利ばかり主張する女。若くしてテレビに出て女の理屈を社会の当然と唱える。怒り心頭や」
 「それと私が」
 「だから代用品だ。則末と忍田。俺が同じ事はできないが頑張れもっとやれと言う気持ちで見ていた」
 赤座元太は鞭を構える。
 「あーーーーーーーーーーーーー。まってーーーーーーーーー」
 浪江は悲鳴の様に叫ぶ。
 その股間を一本鞭が強く叩く。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 浪江は大口を縦に破裂させて悲鳴を上げる。
 赤座元太はさらに鞭を構える。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 鞭の先端は風を切る。浪江の濡れて緩く閉じ合わせた女の部分を割るよう叩きつけられた。
 「ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐごおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ごおーーーーーーーーーー」
 浪江の顔はさらに大きく破裂する。そして失禁してしまった。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 失禁は止まらない。浪江は堪らない恥ずかしさをサービスしてしまっている。金の範囲と言っても堪らない。
 女優の誰かは寝ただけで三百万貰ったらしい。
 自分は生で中出しされてさらに鞭で叩かれて女の奥の総てを見られて弄られても許されない。
 良人を痴漢にしてしまって死に追いやった女。義父に殺されてもまだ許せない。自分は痴漢の何十倍もの事を受け入れて稼がなければならない。
 そして浪江はそんな女の代用品にされているのである。
 これが人生の谷底。いや人の谷底以下である。ならば稼ぐしかない。そう自分に言い聞かせる。
 
 熱海。如月鬼堂の経営するファッション喫茶。
 本日も愛好会のショーが行われる。
 如月鬼堂は三時に熱海に入った。
 既に人数制限は撤廃されて四百人が収容できる。
 本日熱海の生贄は毎週インターネットアダルト放送の如月鬼堂の番組に出ている高島波瑠である。
 熱海の入場は大人気で抽選となった。
 三会場同時開催で他の二会場も満席である。
 ショーが始まるのは六時から。だが場内は大相撲を真似て作った桝席に五割くらいが埋まっていた。
 コンパニオンらは忙しく動き回る。今日の衣装は純白の腰巻一枚のトップレスである。
 ホールはようやく三年前の状態に戻った。それでも看板は消したまま会員のみで一般営業は行わない。
 「岬ビューホテル。一軒宿に成っても人気らしいですね」
 如月鬼堂の隣には荒井枝理が居る。
 「事件が逆に宣伝に成ったからな。ああ言う需要はまだ有ったな」
 如月鬼堂もそれ自体は良い事と思っている。
 「こっちと揉める事はないのね」
 「多分」
 「完全に運営の仕方が違う形態に成ったよね」
 荒井枝里は如月鬼堂の愛好会と全く違う路線に成ったと言う。
 「ホテルのキャパが限られているからそんなに拡大はできない。一日目が宴会場でショーをやって二日目は客室で個別プレイは金持に喜ばれる」
 「躰を斬ったりはしなくなったの」
 「しなくなったようだな。それさえやらなければ問題には成らない」
 既に如月鬼堂は警戒を緩めている。
 「今日は誰が彼女を責めるの」
 「抽選だよ」
 「大丈夫」
 荒井枝里は会員に任せては心配である。
 「限定された古い会員から抽選だよ」
 如月鬼堂は範囲を限定している。さらにソフトなメニューしか組んでない。
 「司会は」
 「本多椿が来る」
 如月鬼堂の愛好会は既に二千人を越えていた。人数制限が解けて三会場全部万席で使っても会員を全部は収容できない。
 
 和歌山県。岬ビューホテル。赤座元太の部屋である。
 赤座元太は縫合針と医療用の糸を取り出す。ピンセットで縫合針を摘まんで浪江の女の部分を閉じ合わせたびらびらに突き刺す。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 浪江は甲高い悲鳴を上げて自分の股間を見る。
 赤座元太は糸を縛る。
 「なにするのーーーーーーーーーーー」
 「縫っているのだよ」
 「やめてーーーーーーーーー。お〇〇こ使えなくなるよーーーーーーーーーーーーーー」
 「大丈夫。終わったら抜く」
 「やだーーーーーーーーーーーー。あいつらの被害者と同じだよーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「違うよ。あれは希硫酸で焼いたからだよ」
 「えーーーーーーーーーー」
 「痛いだけだ」
 赤座元太は容赦なく二針目を差し込む。
 「う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 赤座元太は浪江の痛みに究極に歪む表情と甲高い悲鳴が嬉しい。
 「だって縫ったらお〇〇こくっついちゃうでしょ」
 恐怖に浪江の声は震えている。
 「そんな長い時間じゃない。麻酔無しで糸を抜く傷みが愉しみなだけだ。あの被害者は火傷させて縫っているから切り離さないとならない」
 赤座元太の加虐心の籠った言葉が浪江に突き刺さる。
 「私の泣き喚く悲鳴が嬉しいの」
 「そうだよ。その愉しみに大金を払っているのだ」
 「ああ」
 浪江は自分が稼いで行かなければならない仕事の重み辛さをしみじみ感じる。
 赤座元太は容赦なく三針目を刺し込む。
 「う、ううぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 浪江の目からは涙が零れていた。

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