【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第三十幕


全裸美人コンテスト入賞者の悲劇


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
戻る|
1| 99| 100| 101| 102| 103| 104| 105| 戻る
 「その隣のモニターを見ろ。潜水服で地中の池を泳ぐらしい。無駄なことだ。川に流れ出る時には傷だらけか死体だ」
 鬼塚慎登はそう説明しながら原枝理香警部補の膣の奥をロングスプーンで掻き出す。
 「婦警さんのお○○この中の分泌物だ。この上なく恥ずかしいものを社会に公開だ」
 「や、やめろーーーーー」
 原枝理香警部補は説得どころではない。自分の羞恥に堪えられない。
 モニターでは池の水を抜く作業が開始された。
 鬼塚慎登は池に注水する水門を開く。いくら排水しても無駄である。
 そして原枝理香警部補の躰に電流を流す。
 「う、ううーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は衝撃に悲鳴を上げる。
 「ぐうーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補の美人顔は究極に軋んでいた。
 銅線は四系統鋏み付けている。脇に流している二系統にだけ電流を流した。
 一度電源を切る。
 「あはあ。ああ。ああ。ああ。ああ。ああ」
 原枝理香警部補は暫く苦しい息遣いが治まらない。
 鬼塚慎登は次に乳房の上から太腿に付けた二系統に流す。
 「ううおーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は躰を震撼させ藻掻き続ける。説得と頭では焦るが何をすることもできない。
 「うーーーーー。・・・・・・うーーーーー。・・・・・うーーーーーー」
 原枝理香警部補の躰は小刻みな震撼を続けた。
 鬼塚慎登は失禁を公開したい。トランスから繋がった単線二本の先端に付いた鰐口クリップを引っ張る。
 それを膣に挿入したクスコに接続する。
 ゆっくり愉しみたいが余裕はない。四系統全部とクスコに一気に電流を流す。
 「ううーーーーー。あーーーーーーー。あーーーーーーーー。あーーーーーーー。あーーーーーーーー」
 原枝理香警部補の躰の震撼はさらに早くなる。
 「ああーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーー。ああだめーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は断末魔の悲鳴のあと失禁してしまった。
 鬼塚慎登はクスコの電流だけ切る。
 原枝理香警部補の失禁はなかなか止まらない。
 「あーーーーーーーー。あーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー」
 深紅の表情を破裂させて躰は震撼し続けた。
 終わったところで鬼塚慎登は一度電源を切る。
 「あはあ。あは。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 原枝理香警部補は暫く躰を震撼させたまま荒い息遣いが治まらない。
 鬼塚慎登は池の水位を確認する。若干下がっているがほぼ変わらない。
 地中の池も確認した。潜水服に着替えた警察官らの姿はない。
 渡りきった反対岸にも人影はない。この先は鉄の扉が遮断している。川に流れたとみて間違いない。
 警察隊員四人が流されて麓は大騒ぎである。
 潜水した隊員は岸に残った隊員とザイルを繋いでいたがそれごと引っ張られてしまった。
 岸に残った隊員らも池に落ちたが辛うじて這い上がった。その隊員らは已む無く外に出た。内部は携帯の電波が繋がらないからである。
 鬼塚慎登は薄ら笑いを浮かべた。
 「また殉職者が増えたぞ」
 荒い息遣いがようやく治まった原枝理香警部補にそう宣言する。
 「止めなさい。何処まで罪を重ねるの」
 「警官八人殉職。それだけで死刑だ。この先はどこまでやっても同じ死刑でしかない」
 鬼塚慎登は嘲け哂っている。
 そして原枝理香警部補の右の二系統のクリップを繋いだ凧糸を引く。
 これまで通り天井から下がったフックに通して掌に巻き付けた。
 「行くぞ」
 鬼塚慎登は加虐心を込めて原枝理香警部補の躰を並んで鋏んでいるクリップを一気に飛ばす宣言をする。
 「あーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は恐怖の表情を凍らせて鬼塚慎登を見る。
 次の瞬間。鬼塚慎登は体ごと後ろに引いて一気にクリップを空中に飛ばす。
 「ぐおーーーーーーーーーー。ごおーーーーーーーーーー。ぐごおーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は大股開きにされた太腿の筋肉を怒張させ躰を迫り上げて動く限り暴れさせた。
 「うおーーーーーーーーーー。ううおおーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーー」
 強烈な痛みに悲鳴は止まらない。
 原枝理香警部補は怒り狂った目で鬼塚慎登を睨み続ける。
 「おのれーーーーーーーーーー。なんてことを」
 原枝理香警部補は怒りの言葉を叩きつけた。
 「フフフ」
 鬼塚慎登はまた嘲け哂う。
 「おのれーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補はさらに怒りを剥き出し叫ぶ。
 鬼塚慎登は残る乳房から太腿まで鋏んでいる二系統の糸を引く。
 「やめろーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は恐怖の表情を吊り上げて叫ぶ。
 鬼塚慎登の加虐心はこのプレイができるのはこれで最後と滾る。
 同じように天井から下がったフックに二系統の凧糸を通す。
 それを掌に一巻き巻き付けて構えた。
 「おのれーーーーーーーーーー。ふざけるなーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は般若の形相で叫ぶ。
 鬼塚慎登はこの上ない残酷な表情を滲ませて体を後ろに倒すように引く。一気に凧糸を引っ張った。
 「ごおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐごおーーーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は動く限り躰を右に左に強く引っ張り暴れる。
 「あがあーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーー。ぐうがあーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は強烈な痛みに暴れ続けた。
 そして僅かに数滴失禁してしまう。
 「おーーーーー。おおのれーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補はまた怒り狂った様に叫ぶ。
 
 専従班の班長らも動画の配信に気付いた。原枝理香警部補が恐ろしい姿にされて拷問されている。
 総て後手になっていた。容易ならぬ事態である。
 下の洞窟からの進入は断念した。
 池の水はなかなか減らない。ポンプを追加手配した。
 辺りは既に暗くなっている。池の周りを工事用の水銀ライトが何台も照らしていた。
 
 連続拉致強姦事件の犯人六人のアジトである。
 此処でも配信された動画を確認している。テレビの中継も観ていた。
 「あと三時間だな」
 医者の男は自動で起爆装置が働く時間を意識している。
 「もう既に専従班から四人とSITの隊員四人が殉職した。奴等は焦っている。どのくらいで突入できるかな」
 「時間を早めなくて良いのか」
 「良い。そんなに早く水は抜けない。コンクリの厚みは一メートルもある。ハッチは内側からしか開かないらしい」
 「突入より爆破が早いか」
 「突入が始まったところが良いが。どっちでも奴等は助からない。起爆したらあの下は五十メートルある」
 「大方穴に落ちて全滅か」
 「その予定だ」
 川口の会長は自分らに捜査の網を掛ける専従班の壊滅を予定している。そしてそれを愉しんでいるのである。
 
 鬼塚慎登は一度原枝理香警部補の膣に刺さったクスコを抜く。
 自分の一物を取り出す。
 「やめろーーーーー」
 原枝理香警部補は強姦されると判って叫ぶ。
 鬼塚慎登はもうスキンは着けない。
 一気に突っ込もうとする。
 原枝理香警部補は股間に力を入れてそれを突っ張る。
 鬼塚慎登は原枝理香警部補の顔をビンタする。
 「うおーーーーーーーーーー」
 立て続けに叩く。
 「うおーーーーー。うおーーーーー。ぐおーーーーー」
 それでも鬼塚慎登は原枝理香警部補に挿入できない。
 もう一度ローションを塗ったクスコを突っ込む。螺子を回してそれを強く広げた。
 「やめろーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は叫び続ける。
 長さ三十センチ位の金属の棒を持って来た。
 それを奥の子宮口目掛けて突っ込む。
 「ぐうわあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は強烈に躰を震撼させ暴れ悲鳴を搾り出す。
 「うぐぐうううーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーー」
 強烈な痛みである。
 原枝理香警部補は藻掻き苦しみ続けた。
 鬼塚慎登はクスコを抜いて強引に挿入する。既に原枝理香警部補に抵抗力はない。鬼塚慎登の一物は奥まで進入してしまう。
 「おのれーーーーー。強姦するなーーーーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は口惜しさと怒りに滾ろ。
 鬼塚慎登は構わずピストンを続けた。
 「やめろーーーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は叫び続ける。
 鬼塚慎登は興奮度が上がって弾けてしまう。
 「ちくしょうーーー」
 原枝理香警部補は膣の中に出されて怒る。
 だが鬼塚慎登はそのまま動き続けた。抜かずに二回果ててさすがに萎える。
 原枝理香警部補は怒りに如何ともできない。口惜しさに涙を滲ませる。
 
 越後湯沢。如月鬼堂の居間である。
 椋木美弥も退院して此処に合流した。
 全員で十分置きに配給されてくる動画を観ている。椋木美弥に限らずこの男が犯人だったと確信していた。
 「この婦警さんどうなるの」
 「この女性刑事に限らずこの池の周りの面々は助からないな」
 「知らせないのですか」
 「証明できる材料がないです。連続拉致強姦事件の犯人の動向から間違いないと思われますが余計なことはしないことです」
 館山弁護士は危険を指摘する。
 「そうだな見殺しだが仕方ない。警察が正しい判断をすべきなのだ」
 如月鬼堂も館山弁護士の意見を指示した。
 「その通りです」
 杉下一行も同意する。
 椋木美弥は自分と同じ目に遭っている女性刑事に同情したが状況を理解した。
 「どっちにしてもこの専従班は交代だよ。これだけ殉職者を出しては」
 「そうですね。既にもっと上官が指揮を執っているでしょう」
 「横から穴を掘って入れないの」
 本多椿である。
 「間に合わないよ。連続拉致強姦事件の犯人らは充分に事態を計算している」
 「だったら警察がこんなに囲んでいるのに何故爆破しないの」
 また本多椿が疑問を提示する。
 「鬼塚の悪行をぎりぎりまでやらせたいか。時間で爆発する仕掛けかもしれない。外から誘導はできるだけ避けたいだろ」
 「そうですね」
 館山弁護士も如月鬼堂の見解に同意見である。
 
 鬼塚慎登は原枝理香警部補にもう一度クスコを挿入する。
 「まだ何をするのーーーーーーーー」
 原枝理香警部補の声は震えている。
 鬼塚慎登は縞蛇の入った水槽を運んで来る。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補はそれを見て悲鳴を上げた。何故クスコをもう一度入れたか目的が分かったのである。
 鬼塚慎登は残酷な哂いを浮かべている。自分を逮捕に来た女性刑事を責めることに何の躊躇いもない。
 鬼塚慎登は原枝理香警部補の口の動きに警戒を始める。それは川口の会長の撮影を公開する場合の注意事項に入っていた。
 顔は最初に見せているので首から下がカメラに入るように調整する。
 鬼塚慎登はスネークフックで縞蛇を掴む。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だあーーーーーめーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 女性刑事と雖も蛇に免疫はないらしい。
 鬼塚慎登は恐怖に引き攣った原枝理香警部補の表情に満足である。
 まずは乳房の谷間に縞蛇の頭を載せた。
 「あーーーーーーーーーーはあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は驚愕の悲鳴になる。顔の目前に蛇の頭が迫る。
 鬼塚慎登はもう一度スネークフックで縞蛇を掴む。
 顔の前に翳す。
 「・・・・・」
 原枝理香警部補は恐怖に表情を凍らせ声も出ない。
 目が吊り上がり顔を遠ざける。
 蛇の舌が延びて原枝理香警部補の唇を舐めた。
 原枝理香警部補の凍り付いた表情が固まる。
 鬼塚慎登は縞蛇を原枝理香警部補の膣を抉じ開けているクスコの口に近付けてゆく。
 「あーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は泣き声混じりに叫ぶ。
 鬼塚慎登は焦らす。蛇の頭を少しだけクスコの口に入れる。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補の恐怖の叫びが鬼塚慎登の加虐心を揺さぶる。
 鬼塚慎登は堪らず一思いに一度奥まで突っ込む。
 「あーーーーーあーーーーーー。あーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補の恐怖に凍り付いた唇から涎が流れ出た。
 残酷なシーンである。十分後に池を取り囲む刑事らもこの光景を見ることになる。
 鬼塚慎登は一度蛇の頭をクスコから出す。
 「ふはあーーーーー。ああ。あはあ。ああ。あはあ。ああ。あはあ。ああ」
 原枝理香警部補の躰は震えが止まらない。震えた唇から怯えた息遣いが続く。
 鬼塚慎登はそれを愉しみながらもう一度突っ込む。
 「あ、あ、ああーーーーーーーーーーん」
 原枝理香警部補はまた僅かに失禁した。
 鬼塚慎登の燃え上がった加虐心は止まらない。
 蛇の頭をクスコの奥にゆっくりピストンする。
 「あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
 鬼塚慎登は原枝理香警部補の恐怖に破裂した表情から出る悲鳴を堪能しながら蛇を一度水槽に戻した。
 「あはああ。あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 原枝理香警部補の躰は震え続ける。
 鬼塚慎登は口の開口器を持ち出す。先の細いラジオペンチも持っていた。
 そのラジオペンチを原枝理香警部補の歯の間に差し込んで口を抉じ開ける。
 「あ、がああーーーーー」
 空かさず開口器を捩じ込む。
 「ふおーーーーー。おーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は開口器を押し出そうと藻掻く。
 鬼塚慎登はもう一度スネークフックで縞蛇を掴む。
 「・・・・・」
 原枝理香警部補の声の出ない悲鳴が凍り付く。
 鬼塚慎登は容赦なく蛇の頭を原枝理香警部補の口に突っ込む。
 「ごぼ。こぼー。こぼ。こぼー」
 原枝理香警部補は恐怖に目を剥いていた。やがて口から泡を噴いて失神して僅かに失禁する。
 鬼塚慎登は忘れていたことに気付いた。
 クスコを抜き取る。ドテの黒い塊にローションを流す。
 T字剃刀で剃毛する。じっくり最後の愉しみを込めていた。
 剃り終わるとその部分を入念に小型カメラの先端で撮影する。
 失神した表情から躰の細部を社会にばら撒く思いを込めて撮影している。
 最後にやや大きめの鍋に炭火を燃やす。
 零時迄あと一時間を切っていた。池の水は流し込んでいても半分近く迄水位が下がっている。
 警察がポンプを増強したからである。
 偶然ながら鬼塚慎登の自爆予定時間も零時であった。
 鬼塚慎登は先端が×の字になった焼鏝を数本焼けた炭火に突っ込む。
 鬼塚慎登は焼鏝が熱くなるのを待つ。
 
 池の周りでは重機を手配して水が抜けるのを待ち構えている。
 専従班の班長以下全員が原枝理香警部補を一刻も早く救出したい。
 原枝理香警部補が強姦される動画に怒りが滾っていた。
 「あと四十分くらいです」
 「そうだな。多少残っても重機を稼働できるな」
 班長も苛立っている。
 
 鬼塚慎登は外の光景を隠しカメラで確認している。
 専従班の刑事らが言っている四十分は鬼塚慎登の自爆予定時刻の後となる。
 さらにそれは川口の会長が仕掛けた時刻の後でもある。
 鬼塚慎登は原枝理香警部補のドテに焼鏝を当てた。
 「がああ、あーーーーーーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は一気に意識を回復して強烈に叫び悲鳴を上げる。
 「おのれーーーーーーーーーー。いい加減にしろーーーーー」
 原枝理香警部補は怒りの限り叫ぶ。
 「もうじき総て終わりだ。あれを零時丁度に押す。外の刑事らが重機で堀り始めるのは早くてその十分後だろう」
 鬼塚慎登は余裕綽々である。
 その時。原枝理香警部補は手の縄の弛みに気付いた。
 鬼塚慎登が何かを取りに行った隙を待つ。目の前に居ては手が外れても脚を抜くタイミングはない。
 鬼塚慎登は次の焼鏝を取り出す。
 「あーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は全身に力を込めて叫び暴れる。
 鬼塚慎登は二本目を左の乳首の真上から乳房に押し付けた。
 「あーーーーーーーーーーがああーーーーー。ぐかあーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は般若の形相で叫び躰を震撼させて藻掻く。
 鬼塚慎登は三本目を手にする。
 「やめてーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーー」
 原枝理香警部補は遂に泣き叫ぶ。
 「これが外の刑事らの目に入る頃には全部すっ飛ぶぞ。どっちみち死ぬ。遊ばせろ」
 鬼塚慎登は悪魔の形相で怒鳴る。
 次の瞬間。原枝理香警部補の手が縄から外れ右脚の縄も外れた。
 原枝理香警部補の右脚が三本目の焼鏝を構える鬼塚慎登の股間を蹴る。
 鬼塚慎登は一撃で崩れた。
 それでもカメラの後ろに設置したスイッチに手を伸ばす。
 原枝理香警部補は左脚の縄を抜けて鬼塚慎登に飛び掛かり押さえる。
 鬼塚慎登は寸前で爆破スイッチを押せない。
 縄から抜ければ女刑事である。鬼塚慎登一人簡単に押さえてしまう。
 「観念しなさい」
 原枝理香警部補は何とか爆破を食い止めたと思った。
 その瞬間が零時である。
 グオオーーーーーーーーーーーーン。
 爆発音と共に一気に岩が崩落した。外の刑事らも重機もすり鉢の中に雪崩の様に墜ちてゆく。
 壮絶な土煙が舞い下から火が燃え上がる。
 
 鬼塚慎登の動画は爆発音まで配信された。爆発の十分後である。
 如月鬼堂らはテレビ中継と動画を二つの大型モニターで観ていた。
 テレビ中継は上空のヘリから壮絶な爆発と崩落のシーンが放映される。
 「凄かった」
 最初に本多椿が声を発した。
 「先生の推測通りでしたね。鬼塚の爆破を女刑事が寸前に止めたのに爆破されました」
 館山弁護士が事態をそう解析する。
 「いったい何人犠牲になったの」
 荒井枝理は茫然と映像を見ていた。
 池全体がなだらかな山の中腹ごと大きな穴に崩れ墜ちている。
 山の下に居た隊員らも落石にやられた。
 池の周りに居た刑事らは全滅と思われる。
 テレビの中継映像から取り巻いていたSITの姿も見えない。
 気の毒なのは重機を運転していた作業員である。
 
 十月十二日。
 恐ろしい一夜が明けた。
 「鬼塚が違法配信していた動画です。その最後に女性刑事が縄を抜けて爆破を阻止しました。にも拘らず爆破が起きました。何故でしょう」
 ニュースキャスターはこの疑問を突く。
 「分かりませんね。止めたように見えて既に押してしまったのではないでしょうか」
 強いモザイクが掛かったままそのシーンが何度も再現された。しかし再現からはスイッチが押せたかどうかは判別できない。
 しかし原枝理香警部補が鬼塚慎登を押えて爆破まで一分以上時間差があった。ここがどこまでも謎である。
 そして崩落シーンを解析すると爆破は二回起こっていると分析される。益々謎である。
 深夜のうちに火は消し止められ朝から捜索活動が開始された。
 穴が深く捜索活動は難航する。
 被害者は埼玉県警専従班原枝理香警部補を含む八名。埼玉県警刑事六名。SIT隊員七十二名。作業員八名であった。
 
 十月十六日。
 如月鬼堂の周りは総て落ち着いた。
 インターネットアダルト放送は事件の翌日臨時特番を要求して来たが如月鬼堂は断る。少し事態が落ち着いてからが良いとの見解であった。
 予定通り土曜の夜のスタジオである。
 「今回の鍾乳洞の爆破は女性刑事が力を振り絞って阻止したにも関わらず起きました」
 今夜の岡田有美は真っ赤なミニワンピース姿である。そのスカートを捲って薄いピンクのショーツを覗かせる。
 そのあとで背中のファスナーを下ろしてミニワンピースを脚元に落とす。ピンクの下着姿を披露した。
 「爆破は連続拉致強姦事件の犯人グループがリモートで行ったと言う見解が体勢を占めています」
 高嶋波瑠は白いニットのワンピース姿である。同じ様にラインぎりぎりの裾を捲って真っ赤なショーツを覗かせる。
 二人とも実に美しいパンチラである。
 高島波瑠もそのままニットを肩から外して脚元に落とす。真っ赤な下着姿を披露した。
 「鬼堂先生。やはり連続拉致強姦事件の犯人グループが係わっていたのでしょうか」
 本多椿は既に全裸でMCを勤めている。
 「間違いないでしょう。鬼塚一人ではあの拉致はできないでしょう。連続拉致強姦事件の犯人グループは鬼塚がやりすぎた場合の後始末まで考えていたのではないでしょうか」
 今回如月鬼堂はマスコミの見解が出尽くしてから自分の見解を述べる用心深さを通した。
 
 事件が落ち着いて本多椿らは自分の住処に戻って行く。
 予定通り越後湯沢はプレイルームに改造され露天風呂も造られた。本多椿らは益々ソフトなプレイ内容で稼げるようになったのである。
 本多椿、岡田有美、高嶋波瑠にはこれまで以上に一般の指名できる余地はなくなった。
 椋木美弥も上等な客に営業して越後湯沢の利用を始める。
 
 最期のSM小説家 第三十幕 全裸美人コンテスト入賞者の悲劇 完


次頁
戻る


ご感想、アンケート
ご感想、ご質問、ご用件、ご依頼などございましたら以下のメールにお送りいただければ幸いです。
sado9364○yahoo.co.jp
(お手数ですが○を@に変えてご使用ください)