SadoのSM小説
女衒の國 その二
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
立て篭もり
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前面の男は輪加子が腰を捩る動きに合わせて電マを操縦していた。
「ああーーーーーあははあーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーはああーーーーーーーーーーーーーーーん」
顔は眉間に濃い皺を刻み歓喜の色香を顔に滲み出す。
「ああはあーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
更に輪加子の表情は究極の官能に引き攣る。
「あうぁぁぁぁあうぁぁぁぁぁぁ」
バイブレーターを伝って潮が流れ出した。
「あぁぁぁうぅぅぅぅぅあぁぁぁぁぁ」
電マを離す。そしてバイブの動きを遅くする。
「あはああ・・・・・・・・」
ゆっくりの動きを規則正しく続けた。
「あはああ・・・・・・・・・」
輪加子は何度も逝かされてしまう。
前面の男が一本鞭を持つ。乳房に強く薙ぐように横に叩きつける。
「あぐぁうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
何発も叩かれ乳房に蚯蚓腫れができ真っ赤な痕が何本も浮いていた。
「ああはああーーーーーーーーー。ああはあはああーーーーーーー」
一頻り乱れた輪加子はぐったりして縄にぶら下がる。
脚の縄から外して寝台に移した。
まだバイブでゆっくり責める。
「もう一発。強烈な鞭を入れてやろうか」
津島の渇いた声である。
「お、お願いします」
遂に輪加子は禁断の一言を口にした。
「なに」
仁川が驚きと含みの表情を見せる。
乳房に一本鞭が引き摺るように炸裂した。
「ああはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
バイブは責め続ける。
「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーははああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
やがて静かに横たわってしまう。
仁川が間近に来た。
真紀子が輪加子の躰を揺する。
輪加子は無力な目を開けた。
「最後の確認だ。良いな。今日で本当に女を終わらすか。ここで妥協してAVで稼ぐか」
輪加子は顔を動かして仁川を見る。
「良いか。おまえのここまで悦びを知った女に一生封印してこれから廃人のように此処で一生を終わるか。日本には帰れないがここまで世間に公開してしまった裸で稼いでこの国で贅沢に暮らすか」
津島の脈の無い言葉が静かに諭す。
「やります。お金を下さい」
輪加子はきっぱり答える。
「良いか。おまえの意志で出演していると見られるAVを出すのだ。前の一本分も含めて売上の三十パーセントを払ってやる」
「お願いします」
「わかこーーーー。何考えているのーーー。だめよーーーーーーー」
廣子が必死に叫ぶ。
「振り返っちゃ駄目」
真紀子が制止する。
「此処から出よう」
真紀子は輪加子にバスロープを着せた。
「わかこーーーーー。だめよーーーー。わかこーーーーーーーー」
出て行く一団の後ろから廣子が叫び続ける。
輪加子は潜水艦に乗せられて奥の島を出た。
表の島に上がる。島に来て住んでいた寮の部屋に戻された。
「インターネットと国際電話以外は自由に使える。撮影が終わったら島とR国で自由にしてやる。それまでは此処に軟禁だ」
「はい」
「金は明日朝入金してやる。買い物に出るときは鄭の部下に声を掛けてくれ」
「はい」
真紀子の作戦は成功したのである。
輪加子が二本目のAVを出すことで輪加子は完全に日本に帰る価値はなくなってしまう。
そして廣子は何を暴くこともできない。
スパイ行為が目的で情報収集のため麻薬の購入。そして無期懲役。
廣子は輪加子が出て行ったあと泣き明かした。
翌日。廣子の房に平佐和代議士が津島と真紀子らに付き添われて現われる。
廣子はバスロープ一枚。二本の脚は殆ど出ている。座れば局部を押えて隠す状態である。
津島を先頭に平佐和、鄭、真紀子が中に入る。
仁川が後からやって来て外に立つ。
「とんでもない事をしてくれましたね」
平佐和は開口一番苦情を言う。
「私は何もしていません」
廣子は憮然と答える。
「麻薬のアンプルを買ってないというのか」
「買っていません」
「指紋まで出たそうじゃないか」
「あれは此処で付けられたのです。輪加子も見ていました」
「何処にいるんだ」
「平佐和先生。明日御引き合わせしますよ」
仁川が檻の外から声を掛ける。
「あーそう。じゃあ仁川さんお願いします」
平佐和は仁川を振り向く。
「ええ。いーですよ。向こうの島でAVの撮影をしています。あっちで寮に暮らしています」
仁川はきさくに平佐和と話す。
「スパイ行為はどうなんだ」
平佐和は廣子に視線を戻して言う。
テレビで見る廣子は全身スマートに見えるがこうして見ると太腿から膝の手前までたっぷり肉を付けている。
顔と比例して美人ゆえ丸みがある肉体美を感じさせた。
「スパイ行為はしていません」
廣子は強い視線で平佐和を見返す。可愛げのない女である。
「ポッキーとかいう女に逢ったぞ。奥に島の入り方や刑務所の位置まで聞いたじゃないか」
「それがどうしてスパイ行為になるのですか」
廣子の表情は平佐和に噛みつき掛かっている。
「馬鹿なことを言っちゃいかんよ。よその国の極秘部分を内部にいた人間を捜して聞き込みを行なえば立派にスパイ行為だよ。それに入国する時に警告文書を渡されているじゃないか」
怒鳴りはしないが平佐和はかなり強い口調である。
「あの通りでは何もできません」
廣子は噛みつきそうな表情に成った。
「そりゃいかんよ。きちんと筋を通してやらなきゃ」
平佐和も怒りの表情である。
「それでは輪加子を捜せません」
「何を言っているのだ。本人はAVに出ているじゃないか」
平佐和は一方的に叱り付ける。
「あれは偽者です。強制的に遣られたのと官房長の命令した囮捜査で此処のコンパニオンになる時の紹介ビデオを組み合わせたのです」
廣子は憤慨の限りをぶつけた。
「囮捜査。とんでもない事を確証も無く言うんじゃない」
「本当です。此処で輪加子に聞いたのです。国民党が選挙で勝った場合を考えて国民党の弱みを捜す囮捜査だったと」
「嘘だ。本人は此処に居ない。官房長がそんな命令する道理は無い」
「あります。先生方民事党のせいです」
「なんだと」
平佐和は一歩踏み出す。廣子の横っ面を引っ叩く。
「がはあー」
廣子は唾を吐きかける。
「何をする」
「おい。本人は此処に居なかったぞ」
鄭が横から指摘した。
「まあ先生。明日本人に会えば解ります」
仁川がきっぱり表明する。
「判りました主席。明日お願いします」
「そんなの丸め込んでいるだけよ」
「まだ言うか」
平佐和はもう一発引っ叩く。
「あはあーー」
廣子は怒りにブルブル涙を溢す。
「それでは先生明日」
「はい」
仁川は留置所を出て行く。
「先生に市江廣子の躰を見ておいて貰わないと」
真紀子が提案した。
「そうだな。拷問も何も無い綺麗な状態と言う事をな」
津島が補足する。
「やめて。いやよーーーーーーーーーーー。いやーーーーーーーーーーーー」
津島と鄭が躰を押えた。
「ああーーだめー」
真紀子がバスロープの紐を取る。
「ああはーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーー」
バスロープは割れた。丸い形の良い乳房。無毛のドテは丸出しである。
「ああはーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーー」
更に二人が脚を広げる。
「あはあーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーやめろーーーーーーーーーーーーーー。ああはあん。あはん。あはん」
真紀子が女の部分を指先で広げてしまう。
「あ、ああーーーーーーーーーーーーー。あはあん。あはん。あはん」
平佐和は踵を返してゆっくり出て行く。
「何も問題ないよ」
廣子は解放されて泣き崩れる。
翌日のテレビで平佐和が会見していた。
「平佐和先生が今回会見なさったのですが。なぜ平佐和先生が行かれたのでしょう」
市江廣子が所属していた同じテレビ太陽。其処で超ベテラン高梁麻希子アナウンサーである。
「えー。マスコミは取材禁止。同じ国民党では駄目と言うことでしたので私が代行して接見させて頂きました」
「ご本人の様子は」
「元気でしたよ」
きっぱり答える。
「容疑については」
「買った覚えは無い。五木田など知らないと言っています」
「警察ではバックから麻薬のアンプルが出たと言っていますがそのへんはどうでしょう」
「バックから確かに出たが自分は一切知らないと言っています」
「指紋はどうでしょう」
「日本の科研が確認した通りではないですか。本人は強引に付けられたと言っていますが」
「強引に付けられた。それでは捏造でしょうか」
高梁アナウンサーは驚きよりそれ追及という表情である。
「いやそれがね。本人は輪加子が見ていたと言うのです。沼緒元警部の事です。ところが本人に会ったのですがAVの撮影をしていて島の寮に部屋を貰って住んでいます。留置所にも行ってないし此処に来てから廣子には逢っていないと言うのです」
平佐和は嘘がばれたと言わんばかりである。
「二人の言い分が食い違っていると言う事ですね」
高梁アナウンサーは深く考える表情である。
「ただねえ。沼緒警部と同じ寮にいる女性の証言では輪加子さんは日本から来てから泊りの仕事以外此処に住んでいて一緒に仕事もしたと言っているのですよ」
「では市江廣子が嘘の供述をしていると」
高梁アナウンサーは抗議の目で疑問を提示する。
「真相はなんとも解りません。名前は明かせませんがお客さんの証言もあります。留置されていたとはとても思えません」
平佐和は市江廣子が嘘を言っていると言わんばかりであった。
「沼緒元警部は今もAVの撮影を行なっているのですか」
高梁アナウンサーは更に追及する姿勢である。
「やっています。前回分で三千万ぐらい報酬も受けています」
穏やかな声だが確信に満ちていた。
「では留置されることはなかったと」
高梁アナウンサーの目は平佐和を追及している。
「捜査で行ったのではまったくないですね。捜査と疑われて留置されたようですが日本向けのAVを出すことで捜査ではないと言う証明にしたようです。日本で懲戒免職に成って捜査という疑いは晴れています」
「確かにその辺は警視庁の見解も一致しています」
高梁アナウンサーはカメラに向かって説明した。
「では今回。市江廣子容疑者の目的は何だったのでしょう」
高梁アナウンサーは問題の核心を問い掛ける。
「本人は沼緒警部の調査に行ったと言っています」
平佐和は憮然と答えた。
「御二人は前から親しかったのでしょうか」
「それは沼緒警部も市江先生も同期で親友だったと言っています」
「同期で親友であった。そこは一致しているのですね」
「そうです」
きっぱり答える。
「それじゃ市江廣子は沼緒警部を助けに言ったのでしょうか」
「そうでしょう。それと日本に入ってくる麻薬のルートを突き止めたかったのじゃないですか」
「それじゃ市江廣子は麻薬の調査と沼緒警部を助ける目的だったのですか」
「その通りじゃないですか。悪気はないと思いますよ。ただ。きちんと段取りを付けてやってもらわないとこれじゃどうにも弁解ができませんよ」
平佐和は憤慨の表情である。
「結局。市江廣子は親友沼緒警部が調査に行って掴まったと勘違いした。日本に入ってくる麻薬や覚せい剤のルートを調べて対処したかった。そう言う事でしょうか」
「そうですね」
「ただそのやり方が身勝手すぎたと」
「そうです」
「それではコマーシャルを挟んで平佐和先生に市江廣子の今後の行方について伺って行きたいと思います」
廣子の目からは平佐和が微妙に事実を歪めているとしか思えない。
自分が麻薬のアンプルを持たされたのを輪加子が見てないと言ったのが納得できない。何故と言う気持である。
だが輪加子には津島らが楯になって見えなかったのである。
それと留置所に居たことは言わない約束になってしまった。
「平佐和先生。市江廣子はこの先どうなるのでしょう」
高梁アナウンサーが問い掛ける。
「まず麻薬売買。それとスパイ容疑ですね」
「麻薬売買はR国では死刑か無期と聞いていますが」
高梁アナウンサーはあくまで心配する立場で訊ねていた。
「そうです。ただこれだけなら接見その他はもっとやり易かったです。スパイ容疑の方が問題ですね」
「スパイ容疑は今後どういう扱いに成るのでしょうか」
「マスコミ及び政府関係者、役人は最高で無期懲役です。それに麻薬の売買が加算されます」
「では死刑もありえると言う時ことですか」
高梁アナウンサーは沈痛な面持ちになる。
「それでも本人に謝る意志があれば何とか交渉の余地は有ったのですよ。まったく自分はスパイ行為をしてないとこの国の法律がおかしいと言うのですよ。あの態度では如何とも致しかねます」
「平佐和先生は市江廣子を説得されたのですか」
「しましたよ。最後は私に唾を掛けましたよ」
「あー。それはいけないですね」
高梁麻希子も恐縮極まったところである。
「スパイ行為をやってないと言っても現実に尾行されている警察官の前で地元の女性に聞き込みをやっているのですから」
「それは事実なのですか」
「私は警察官立会いの上で実際に市江先生が聞き込みをした島出身の女性に会いました。娼国の奥の島の出入口。留置所の場所などを確認していました」
「それがスパイ容疑になると」
「成ります。その国の機密の場所を調べることですからスパイ容疑になりますよ」
「本人にはそれが判っていたのでしょうか」
「入国する時に日本人には日本語の注意文書を渡されます。私なんかも許可なく調査をしたりは致しません」
「そうですか。それでは当面帰れる見込みもないし死刑の可能性もあるということですね」
「そうです」
高梁麻希子はこれまでと質問を打ち切った。
輪加子には自分のため廣子が来たのは分かっている。だがあそこで廣子の言い分に従うにはもっと辛い一生が待っていた。
日本に帰って汚名が晴れるわけではない。警察庁の幹部が大きく責任を追及される結果を招かない限り事態は変わらない現実である。
例えそうなっても女を総て潰されて生きてゆくしかないことになってしまう。
あの悦びを知ってから悦びを閉ざされては生きて行けない。
日本の警察に正義などなかったのである。
何時までも日本の正義を守る必要はない。これからは真紀子の様に別の人間になる。
仁川は五木田を追い詰めて此処で働いていた女性を見捨てず最後まで救出した。そして保障している。
その方が日本の警察より正しいとさえ思う。
留置所に居なかったと言うのは嘘をつくしかなかったがアンプルに強制的に触った場面は見てない。
それに平佐和に本当のことを言っても何も表に出ないで自分が処刑されるのみである。
翌日。輪加子のビデオ第二段が発表された。
頭巻で輪加子はビデオ出演を説明している。
以下の通りである。
警視庁保安部に勤務していました。沼緒輪加子です。無理な命令で囮捜査に向かいましたがいっそのことお金を稼ぐ事にしました。
全裸で強姦されたり鞭で叩かれたり吊るされたり物凄いシーンばかりですが総て合意でやっています。
前と後ろからやられて歓喜の悲鳴を上げ続けるハードなシーンがあります。二人で犯された惨めな女に見えますが実は物凄い快感が有るのですよ。
女の悦びがこんなにも深いと此処に来て始めて知りました。
エロは大切ですね。エロは不幸から社会を幸せに救います。
輪加子のAV出演は平佐和の証言を裏付ける結果となった。
話題性が有って物凄い勢いで売れたのである。輪加子は一躍有名AV女優に踊り出た。
マスコミは輪加子の囮捜査を様々な推測から追及したが何も出ることはなく曖昧に終わってしまう。
輪加子はAV出演の他に真紀子の実験にも協力した。仁川は強制的に行なった当初に戻って一日十万で評価したのである。
廣子は留置所に一人残された。
輪加子のAVが公開されて数日後に真紀子が津島らを連れて留置所に入って来る。
「暫くご無沙汰でした」
真紀子が嫌味っぽく挨拶した。
廣子は心臓の鼓動が早くなっている。口も利けない。
「こっちの毛は少し生えたかい」
鄭が素見す。
「・・・」
廣子は丸い目を脅えさせ歯は辛うじて音を殺しているが奥で震えている。
更に後から二人入って来た。津島の部下である。
鄭がバスロープの紐を解く。
一挙に前が割れて乳首が露わになる。ドテはほんのり毛が生えかけていた。
鄭は乳房を掴む。心臓の鼓動が感じ取れる。
「震えているぜ」
しっかり撮影機材も後から届く。
後ろ手に縛る。乳房の上下に縄を掛け胸部を固めた。
十露盤板を運び込む。台車にはブロックが積まれている。
さらに村上や安形も集まって来た。津島の部下数人も警備員も見ている。完全に見世物である。
それでも十露盤板は角を一ミリ位は丸めたBタイプを持ち込んでいる。
廣子には壮絶な拷問の恐怖がしっかり感じ取れた。顔色は真っ青になり躰は鳥肌が見られる。
鄭ともう一人が押し付けるように十露盤板に座らせた。
顔の歪みが既に痛みを物語っている。
鄭は竹刀を持つ。
揃えて座った太腿を叩く。
「あっはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
廣子の真っ白く鳥肌の立った太腿に蚯蚓腫れが浮いた。やがて真っ赤な痕が付く。
顔は強く引き攣っている。
さらに叩く。
「あっはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
躰も顔も軋む。津島ともう一人が廣子の躰を押えている。
まだ叩く。
「ああっはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
相当に痛い。引き攣った顔に涙が零れた。
鄭は蝋燭に点火する。
それを竹刀の痕に垂らす。
「ああーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
狙ってぽたぽた垂らし続ける。
鳥肌が立った白い太腿に竹刀の真っ赤な筋。その上に蝋涙がぽたぽた落ちてゆく。
「あがあーーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
顔を顰めて悩ましい表情で泣きながら躰をくねらせる。
「あがあはあーーーーーーー。ああはあーーーーーーーーーーーーーーー」
太腿も肩も震えていた。恐怖に脅えている。
「石」
鄭が外の津島の部下に要求した。
二人掛りで石を一枚運び込む。厚さ十五ミリ幅六百ミリ長さ九百ミリ。かなり重そうである。
廣子は恐怖の表情で見ていた。
「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
二本揃えた膝の上にぴっちり載せる。
「ああはああーーーーーーーーーーー。ああはあーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
肩から上をくねらせ眉間に大きな稲妻を刻む。
「ああはあーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
躰を捩り藻掻き悲鳴を搾り出す。
鄭が廣子の首を持ち上げる。痛みに眉間に八の字の皺を幾重にも重ねていた。
廣子の顔は化粧を落としている。しっとり涙に濡れて気丈さが崩れ哀れを感じさせてしまう。
頬をビンタする。
「あはーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーん」
叩く。
「ああはん」
廣子は顔をヒクヒク怒りがこみ上げる。涙をポリポロ溢してしまう。顔は真赤に紅潮していた。
「石」
鄭がまた外の津島の部下に言う。
二枚目の石を運び込む。
「ああーーーーーーーーーーーー。だめですーーーーーーーーーーーーーーー。もう、もう、だめですーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
廣子は無駄を承知の筈だが堪らず訴え叫ぶ。
津島の部下らは構わず膝の上に載った石の真上に持って来る。
「あ、ああーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーー」
廣子は泣きながら叫ぶ。
載せた。カスッと石の重なる音がする。
「あぐあーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーー。あぐああーーーーーーーーーーーー。あぐうーーーーーーーーーーーーーーーー」
躰は揺れ軋む。膝はガクガク震えた。石も揺れる。眉間の皺は固まり口を横に開き歯を食い縛って藻掻く。
汗も涙もぽろぽろ流れた。
「ぐあーーーーーーーーーーー。ぐがあーーーーーーーーーーーーー。うぐあーーーーーーーーーーーー」
苦しみ躰は揺れ捩り藻掻き続ける。
何かを喋れば許される訳ではない。真紀子以下全員で廣子を甚振っているだけである。
「石」
鄭は三枚目を要求する。
「まて」
津島が止めた。
「気は強いがそんなに持つまい。精神的に苦しめろ」
「そうね」
真紀子も同意する。
鄭が石の上に手を載せ上体の体重を掛けてしまう。
「うぐあがあーーーーーーーーー。ぐがあーーーーーーーーーーーーー」
軋み歪み眉間の皺に変形した目から涙が溢れる。
加逆心を煽ることこの上ない姿である。
「石をあげろ」
鄭が津島の部下に言う。
石が二枚とも退けられた。
廣子は縛られたまま十露盤板の横に倒れてしまう。
「ああはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
向う脛は切れてはいないが鬱血した赤い筋が数本見られる。蝋涙が割れて太腿はぐちゃぐちゃである。
鄭の部下が両脚を持ち上げ後二人が上体を持ち上げる。
「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
廣子は持たれるだけでも相当に痛そうである。
鄭の部下が悲鳴を上げ続ける廣子を逆さまに鉄格子に磔る。膝を折って鉄格子に引っ掛け縄で固定した。
女の部分はビラビラを硬く閉じて縦の筋を見物者に晒している。
「ああはあーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーーーーー」
泣き続けた。
鄭の部下が女陰を広げる。小豆色の内部が晒されてしまう。
「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
尿道口を探り尿道カテーテルを差し込む。
カテーテルの途中を摘まんで尿を止める。その状態で後一人が膣にクスコを差し込む。
「ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
螺子を回して広げる。
カテーテルの先端を広げたクスコの中に向けて尿を膣に流し込む。
「ああーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
廣子の女の入口に小水が流し込まれてしまった。
鄭が靴で口を軽く蹴る。
「口を開けろ」
廣子は顔を蹴られては堪らない。口を開ける。
鄭が口の開口器を捻じ込む。
「あ、あ、あふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
膣の開口器から溢れた尿が流れ出す。ドテから腹を伝って胸の谷間から首筋、顎に流れた。そこで曲がり左の耳を通って頭髪に流れる。
真紀子は後ろに下がった。
津島と一緒に外に出る。
津島の部下が立小便の姿勢で立つ。廣子は既にきつく目を瞑っていた。
開口器を狙って小水を掛ける。顎から顔全体を洗う。焦点が定まり開口器で開けた口に流れ込む。
悲鳴さえ出せない。きつく目を瞑って堪え続ける。じっと固まっているしかない。
不自由な首をできるだけ横に反らし小水を外に流す。
鼻から空気を噴出した。
津島の部下四人が終了すると鄭が掛ける。
「どうです」
津島が安形らに進めた。
全員が終了して縄を解いてバスタブに投げ込む。湯は張ってない。自分で洗えとそのまま放置である。
「真紀子さんと同じ飛行機に乗らなきゃ見付らなかったのにな」
鄭がぼそりと言う。
廣子はまったく動かない。
全員が出て行っても暫く動かなかった。そのまま暫く死んだように横になっている。
翌日は浣腸されアナル強姦された。
だが輪加子のように声は出ない。
このまま泣き続けるのみである。何も条件は出されない。
廣子は確実に何も考えなくなってゆく。
その日。日本のニュースでは更に致命的になった。
「市江廣子が五木田元と連絡を取っていた通話機録が発見されました。五木田は仕事の携帯は電源を切っていましたが篭城した貸し別荘内で発見された携帯から市江廣子との通話機録が見つかりました」
日本のテレビ太陽である。市江廣子が勤めていた局が放送している。
「人質になっていた真木陽子さんからも通話中市江先生という部分を聞いたという証言が取れています。これで五木田と会った覚えはないという供述が嘘である裏付けが取れたと言えます」
国民党は議論の末に市江廣子を除名した。
その後日本のテレビでは廣子の話題は放映されない。最早完全に見捨てられた存在となってしまう。
輪加子のAVは売れ続けた。収入はもうじき一億を超える勢いである。
三割は払い過ぎかもしれない。
真紀子も事業収入を拡大していた。
藤崎奈央美はまだ辛いハードコンパニオンを続けなければならない。本人には廣子と大差ないかもしれないが仕事時間以外は自由である。
可愛い上に気丈さもなく余分な個性もない。人気はどんどん高まった。真木陽子に代わって平佐和が呼んでくれる。
多岐江は安形に引き取られ解放された。そして多岐江のお客も藤崎奈央美に流れて行く。
真木陽子は暫く退院できない。五木田の後遺症は甚大である。刺青は消したものの痕ははっきり分かる。
女衒の國 その二 立て篭もり 完
続きは近日公開
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