SadoのSM小説
女衒の國 その二

この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
立て篭もり

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 真木陽子は前にもこれで責められアナルの粘膜から大腸菌が進入し長く痔を患い苦しんだ。
 五木田は得体の知れない人間である。通常の会社オーナーではない。
 大麻、覚せい剤を輸出しているらしいと聞く。
 殆どが日本向けである。R国の中では販売しない。R国で大麻、覚せい剤を所持しても製造しても逮捕はされない。
 だが本人が吸ったり国内で売買したりすれば死刑か無期となる。
 仁川氏が圧力で絶対に許さないからである。
 だが海外向けに販売するために製造する分には一切問われない。
 五木田のバイヤーとなり日本で逮捕された者は多々居る。
 最近日本で商売が拡大した。行った者はみな家族が有る。捕まった場合家族に保障をする約束になっていた。
 日本人ならばたいした収益ではないが貧乏なR国の者たちにはたいへんな収益である。
 その上捕まって日本で刑に服せば五十万ドル払う。家族はアパートを建てたりコンビニを始めて楽に暮らせる。
 真木陽子は後ろ手に縛られ三角木馬を跨がせられた。鉄板から鎖で繋がれた脚枷で留められる。
 女の部分を広げられ三角木馬の頂点を咥えさせられた。
 胸部の縄にフックを付けられ天井のフックから縄で張る。
 ハンドルを回して台座を上昇させた。脚が宙に浮き股から下が脚枷で引っ張られ全体重が三角木馬の頂点に掛かる。
 「ああはあーーーーー」
 かなり痛い。持ち上げる衝撃もかなりある。
 既に激痛が走っていた。胸は恐怖に鼓動を打っている。
 洗濯バサミが二十本くらい用意されていた。本日のプレイで暫く休業かもしれない。その間の基本収入は入る。
 だがオプション、延長などは付かない。痔が悪化すると暫く直らず苦しむ。
 そしてなんとはなく嫌な予感がする。日本に帰れなくなるかもしれないという予感である。
 五木田は日本人だが日本にはもう帰らないと聞いている。帰れないのかもしれない。
 乳首を洗濯バサミで鋏まれる。乳首の横も乳房に深く鋏まれた。
 腹もドテも太腿も躰の前面全体に三十個ぐらい着けられてしまう。
 鋏まれているだけで痛い。躰が少しでも振動すれば股間に激痛が来る。
 真木陽子の予想通り五木田は鞭を持つ。一本鞭である。
 洗濯バサミを叩き落されると二つの激痛が同時に来る。
 五木田に情け容赦はない。
 振り被る。
 「ああーーーーーーー」
 太腿の三本を叩く。吹っ飛ぶ。
 「あぐああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 真木陽子の股間にも激痛が来る。
 「うぐううーーーーーーーーーーーー。うううーーーーーーーーん」
 反対の太腿も叩かれる。
 「あぐがーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 洗濯バサミは吹っ飛ぶ。皮膚が剥けて血が滲む。バネの強い洗濯バサミのようである。
 振り被る。
 「ああはーーーーーーーーーーーーー」
 叩く。
 「ぐふうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 腹の洗濯バサミが大方吹っ飛ぶ。
 僅かだが真木陽子の躰が木馬の上をスライドする。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 目から涙は零れていた。顔の色は真紅である。
 次の鞭は乳房を一気に叩く。
 「ぐぐーーーーーーーーーーー。ぐぐうーーーーーーーーーーーーーー」
 洗濯バサミは飛ばない。ずれた分皮膚は赤く剥けて血が滲んでいる。
 一気に叩き落す。
 「あがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 片方の乳房の三本が一気に吹っ飛ぶ。
 「ぐううううううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 真木陽子の顔を歪めた般若の形相から涙はポロポロ零れる。
 「ああはああーーーーーーん。ああはあーーーーーーーーーーーーーー」
 躰はブルブル震えた。股間は既に血の濡れを感じる。気のせいか。いや既に斬れているに違いない。
 もう片方の乳房を叩く。
 「うぐおーーーーーーーーーーーーーーー。ぐおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 乳首が割れて飛び散るような錯覚と共に洗濯バサミが一気に飛ぶ。
 「ぐうううーーーーーーーーーーーーーー。うぐーーーーーーーーー」
 眉間の皺は何重にも軋み顔全体が斜めに歪む。涙と額の汗が混じってマスカラは溶け鼻水も涎も流れていた。
 更に鞭を真横にして乳房を叩く。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 もう一発叩きつける。
 「あぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 ドテも叩いた。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 太腿を叩く。
 「あぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 真木陽子の白い太腿に真っ赤な筋を刻む。
 乳房の鞭の痕は蚯蚓腫れになっていた。既に上半身の数箇所に蚯蚓腫れが見られる。
 五木田はその蚯蚓腫れに塩を塗りつける。
 「あうーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。うううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 真木陽子の美形の顔はぐちゃぐちゃで悲惨極まりない。
 蝋燭に点火した。
 左の乳房に火の点いてない蝋燭を真横に密着する。もう一本の蝋燭の火で密着した蝋燭の胴部分を溶かす。
 蝋涙は乳房から乳首、腹、太腿に流れて掛かる。
 「ああはあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 更に垂流す。
 「ああはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 蚯蚓腫れと洗濯バサミで剥けた皮膚を直撃してしまう。
 「あはあーーーーーーーーーーーん。ああはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 更に一本鞭を構える。
 「ああーーーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーーーーーー。もうだめーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 両方の乳房を横から真一文字にもろに叩く。乳房がひっしゃげて蝋涙が割れて落ちる。
 「うぎゃあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぎゃあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 真木陽子の躰はブルブル小刻みに震えた。
 「ああはあーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーん」
 もはや半狂乱である。
 静かに股間から小水が流れる。溶けたマスカラは頬を一条伝って顔に線を引いていた。
 五木田はハンドルを下げて台座を下ろす。
 台座がかなり下がると女陰が外れる。
 真木陽子の躰は脚を広げたままふらつかせ頼りなく天井から吊った縄にぶら下がった。
 「ああはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 台座の上には小水に流された血痕が僅かに残っている。
 吊るした縄を緩め畳に寝かせた。股間は真赤に濡れている。
 寝かせた両脚を棒の両端に縛り固定してしまう。
 五木田は蝋燭を翳す。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやーーーーーーーーーーーーーーーーー。もうやめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 股間に垂らす。
 「あがあーーーーーーーーーーーーーーー。ああはあーーーーーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーー。きちがいーーーーーーーー」
 真木陽子は躰を震撼させて泣き喚く。
 「なにーーーーーーーーーー。きちがいーーーーーーーーーーーーーー」
 「だってこんなに血だらけなの。どうしてまだ蝋燭を落とすの」
 「もうじき終了だよな」
 「それが」
 「おまえは日本に帰さない。一生俺の奴隷だ」
 「何でそんな事。勝手に決めるのよ」
 「どうでもおまえは帰れなくする」
 五木田は蝋燭の上部が抉れて溜まった蝋涙を真木陽子の局部を指で広げて一挙に垂流す。
 「ああがあああーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーー。ああがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 真木陽子は縛られた躰をばたばた揺すり慟哭のような悲鳴を轟き渡らせる。
 「ああはあーーーーーーーーー。ああはあーーーーーーーーーーーーー」
 股を閉じる事も身を庇う事もできない。半狂乱の悲鳴を上げ続ける。
 
 多岐江は枡で酒を十二杯飲んだ。今十三杯目である。とてももう五分では飲めない。
 既に腰は立たない状態である。
 畳に寝かされた。
 村上が鞭を構えている。一本鞭である。
 横に寝て広がった弾力のある乳房に振り下ろす。
 「ああはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 もう一発。
 「あははああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 雪のような多岐江の肌に真っ赤な鞭の痕が付く。
 次は女陰を狙う。
 もろに縦一本の女の部分を閉じた筋を直撃する。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーーー。」
 一挙に涙が溢れ出た。小水も流れ出る。微かに血も滲んでいた。
 顔は真赤に紅潮している。口からは汚物を吐いていた。
 さすがに弄くられていた看護婦が止める。
 洗面器にゲロを吐かせ利尿剤を投入した。
 カテーテルは村上が挿入する。
 「ああはーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 痛そうである。
 キシロカインゼリーをたっぷり塗り直してもう一度挿入する。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 何とか納まり小水が管を流れた。
 看護婦の主張で病院に搬送になる。
 村上は最期に忘れず効果を狙って女陰にマスタードを塗り込む。
 
 真木陽子は痛みにのた打ち回っていた。
 五木田もさすがにプレイは続けられない。
 真木陽子の苦しみ様は異常だった。五木田は自分の判断でモルヒネを注射する。半狂乱の痛みは瞬時に止まった。
 真木陽子に服を着けさせ外に連れ出す。
 桟橋に停泊中のクルーザーまで行く。
 「何処に連れて行くの」
 「乗れ」
 五木田は拳銃を構えている。乗り込むしかない。
 「何処へ連れて行くの」
 クロロフォルムを嗅がす。
 
 多岐江は膣の痒みでナースコールするがまったく状況が通じなかった。洗ってもらうことができない。
 既に頭の痛みは襲っている。身動きさえ取れない。汗はだらだら流れる。
 痒い部分に指を入れたいが少し動いても激痛である。
 点滴の管とカテーテルに接続した尿パックが引っ掛って思うように動けない。
 昨日より酷い状態である。
 じわじわと躰を動かしてようやく指が女陰に入った。だが指が届く部分より奥が痒い。
 翌朝。看護婦が交代した。ようやく意味が通じて洗ってくれた。
 だが一回ではまだ痒い。
 全身あぶら汗で寝台はびしょ濡れである。汚物袋に出したゲロもシーツに流れて腐敗したアルコールの匂いが苦しさを増加してしまう。
 起きられない状態なのでシーツの交換もできない。
 予想した何倍も辛い。自慰すらできないのである。
 十時過ぎに安形が様子見に来た。
 恥も外聞もない。縋る思いで頼む。
 「お願い。あれがないと痒くて」
 「ははははは。そうだよな」
 安形は直ぐ取りに行ってくれた。
 一本を渡されもう一本を棚に載せたバックの横に置いてくれる。
 あまりの衰弱に同情したようである。
 
 市江廣子はR国に戻り小さな港でクルーザーを手配した。娼館島の奥の島を一周して貰うのである。
 日本語の解る女性のガイドも手配できた。
 「奥の島に港は有りません」
 「人は住んでないのですか」
 「娼国になる前は橋が掛かっていました」
 「今は無人」
 「いいえ。そんなことはありません」
 「どういうことですか」
 「詳しくは解りません。でも奥の島で育った人が国内で働いています」
 「毎年百人弱くらい新しい子供が生れて来るそうです。学校も病院も有るようです」
 「どうやって往来しているのですか」
 「解りません。ただ十八までは島を出して貰えないみたいです」
 クルーザーは島を一周する。十五分と掛からなかった。
 「島で育った人に合わせて貰えませんか」
 市江廣子は一応言って見る。
 「いいですよ」
 ガイドは簡単に承諾した。
 
 真木陽子が戻らないので津島の部下に調査命令が出る。
 昨日。五木田の御座敷に出てから行方不明である。
 五木田は朝一人でチェックアウトしている。
 仁川も津島も逃げた可能性は低いと考えた。
 預金は降ろされていない。たいした所持金は持っていないはずである。
 寮の真木陽子の部屋も逃げたと言う状況ではない。
 五木田は昨日のうちに帰った。二人で部屋を出て噴水の前で別れたと供述している。
 五木田自身は会社に急用ができたので一旦クルーザーで戻って今朝チェックアウトに来たらしい。
 五木田は広域暴力団山崎連合の構成員である。日本で覚せい剤の密売で指名手配されR国に逃亡していた。
 仁川が山崎連合から引き受けR国内で隠れて商売させていたのである。
 仁川は五木田を疑った。島で育った女ならば買い取らせても良いが日本人は今後のことを含めて帰さなければならない。
 津島の部下は五木田の事務所と自宅のビルに二手に分かれて向かう。
 自宅のビルはメイドが一人掃除をしている。事務所に五木田は居なかった。
 津島は五木田のクルーザーの着く港から足取りを洗う。
 五木田は既に携帯の電源を切っていた。
 もちろん空港の出国も見張っている。
 仁川は五木田と真木陽子をR国の警察に手配した。
 「五木田は何のために真木陽子を拉致したんだ」
 津島の疑問である。
 「真木陽子が今更逃げるわけはない。あいつは金が必要だ。まして金を凍結して逃げる訳はない」
 「貨物船も当らせている」
 「五木田は外には出られない。国内に居る」
 津島の部下は事務所の聞き込みに入った。どこかにアジトが有る筈である。
 五木田の車は事務所に止まったままであった。
 車の中から真木陽子の部屋から採取した毛髪と同じDNAの毛髪が出る。クルーザーからも出た。
 五木田が拉致したことは間違いない。
 
 市江廣子はガイドの女性の計らいでポッキーという女性に逢った。
 「島の入口」
 「そうです。港はないしどこかに出入口がないと」
 「私たちのときは橋を渡りました」
 「それ以外に出入り口は」
 「主席等は海の底から入ってくるみたいですが私には解りません」
 「貴方の御父さんお母さんは」
 「母はクローディ、父は人工授精で上質な精子を取り寄せたと聞かされています」
 「お母さんとは今は別々」
 「別々と言うか母には八十六人の娘が居ます」
 「え」
 「お母さんは今も島に」
 「母に成る人はずっと島に残ります。それ以外はコンパニオンとして主席の島に入るかこちらで看護婦の勉強をします」
 「貴方は何故」
 「私のようにできが悪いと工場にまわされます。あと日本に出稼ぎに行く場合もあります」
 市江廣子はポッキーの話に驚愕した。
 「前にも同じ事。日本人。聞きに来ました」
 「どんなことを聞いて行きました」
 「その時は橋が掛かっていました。でもゲートがロックされているのです。暗証がないと通れなかったのです」
 「その人たちは行こうとしていたのですか」
 「そうかもしれません。あと島に牢屋が有るかと聞かれました」
 「牢屋」
 「ええ。第五棟の一階の奥に留置所があります。悪いことをすると其処に入れられます」
 「何人くらい入っているの」
 「入った人は私の知る限りでは居ません」
 「貴方は何歳で島を出たの」
 「私は十二歳の時にこっちの福祉施設に移されました。普通は十八まで島に居ます」
 「男性の兄弟は」
 「居ません。島では女の子しか生れません」
 「男性は居ないの」
 「いいえ警備の人。先生。お医者さんは男性も居ます」
 市江廣子は携帯で六人の刑事の写真を見せた。輪加子以外全員覚えていた。輪加子は居なかったようである。
 「ヘリコプターの事故で死んだ人たち」
 「事故のことは知っているの」
 「テレビで見ました」
 「そう。事故は本当なのね」
 「ほかには」
 「たいへんありがとうございました」
 市江廣子はポッキーに謝礼を握らせた。
 沼緒警部が奥の島に監禁されていて刑事達がその救出に向かった事は想像がつく。
 その最中にヘリが事故ではなく撃墜された。沼緒警部はまだ島に居るかもしれない。
 市江廣子は沼緒警部の無修正AVは強制的に造られたものと思っている。
 沼緒警部を救出したいが自分だけで乗り込むわけには行かない。日本に戻ってマスコミを使って国際問題として交渉するしかないと考えた。
 どちらにしてももう少し調査が必要である。
 市江廣子の行動は津島の部下から津島に伝わる。
 仁川はR国の警察にスパイ容疑で逮捕を命じた。
 市江廣子は新日本空輸ホテルに戻るところを乗ったタクシーを止められR国警察に逮捕されてしまう。
 港で津島の部下に引き渡された。
 そのまま港から潜水艦で運ばれる。
 奥の島に着く。潜水艦は洞窟の中にある桟橋に浮上する。
 市江廣子はミニスカートのまま潜水艦のハッチに垂直に掛かった梯子を登らせられた。
 一番上で甲板に出るとき下着は下のデッキに居る隊員に丸見えである。
 だがそれどころではない。南洋の国で一日行動していた。汗と下り物で下着の汚れはかなり顕著である。
 もし身体検査をされれば限りなく恥ずかしい。屈辱極まりない事態である。男性にやられるかもしれない。そんな予感さえする。
 桟橋は地下にできた天然の洞窟のように思われた。
 直ぐにエレベーターに乗せられトーチカのような建物に出る。
 生コンの建物が六棟見える。他に幾つか小さな建造物がある。島の外周は木で囲まれている。
 ポッキーに聞いた奥の島だと思う。
 市江廣子は一つの建物に連れて行かれる。ポッキーが留置所のある建物と言っていた場所だと思う。
 誰も口を利かない。構えている自動小銃で行動を促される。
 建物の奥の扉を入ると其処は留置所というより鉄格子の牢屋が幾つも連なっていた。
 手前の壁で囲まれた取調べの部屋に入れられる。
 「服を脱げ。身体検査だ」
 「何よ。男がやるの」
 「此処では御前らの人権はない」
 「いやよ」
 「取り押さえろ」
 二人の隊員が銃を置く。壁に押し付け両腕を押え後ろで手錠を掛ける。あと一人が脚枷を付けた。
 「服を脱がせ」
 キャミソールを肩まで捲り上げる。
 「鋏みでぶった切れ」
 市江廣子は怒りの篭った目で睨み返していた。無様に喚きはしない。
 キャミソールをぶった切り純白のブラジャーもぶった切る。
 圧迫されていた丸い乳房が飛び出す。ブラは床に落ちた。
 乳首は真っ赤で直系十ミリ高さも十ミリくらいある。乳輪は小さい。
 スカートを縦に切り落とす。熱いのでストッキングは履いてない。ショーツ一枚である。
 ショーツも切り落とす。
 床に落ちたショーツには股の部分にくっきり茶色い染みが確認できる。
 声は出さないが躰は震えていた。蹲りたい恥ずかしさと怒りが込み上げてきている。




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