SadoのSM小説
女衒の國 その二

この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
立て篭もり

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 股間の翳りはかなり濃い。両サイドが僅かに剃って手入れがされている。
 隊員が指を突っ込む。
 「ああーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーー。ああ」
 一頻り捻りまわして終了である。
 隊員が手術用の手袋を着けキシロカインゼリーをたっぷり塗りアナルに挿入する。
 「あぐあっあーーーーーーーーーーーーーーーー。あぐああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 こちらも痛そうである。
 「口を開けろ」
 躊躇したが顔に傷は付けられたくない。開く。
 「もっと大きく」
 「ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「よし」
 一通り終わったら全裸で鉄格子が並ぶ横の通路を歩かされる。
 一つの扉を開け突っ込まれた。
 後ろから隊員がバスロープ、バスタオル、必需品一式を持ってくる。
 奥にシャワーと水と御湯の蛇口、変わった便器がある。和式便器のようにしゃがんで脚を乗せる部分があるが金隠しはない。
 他の隊員が二人掛りで猫バスを持ってきて蛇口の下にセットする。
 排水を繋いで設置完了である。
 鍵を閉めて全員が出て行く。
 よく見ると二つ向こうに誰か居る。
 寝台にバスロープに包まって寝ていた。
 とりあえずシャワーを使って身を清める。
 何故か日本の留置所より扱いが良い。日本なら風呂など付いていなく入浴は五日から一週間に一回である。
 だがここでは下着は着けさせてもらえないらしい。
 収監されてしまった。何処にも連絡はできない。
 反対側からワゴンが通路に入ってきた。警備員が三人来る。
 二つ手前の鉄格子に止まった。
 「輪加子さん。食事」
 一瞬旋律が走る。先客は沼緒警部である。此処に収監されていた。
 「はい」
 鍵を開けてワゴンが中に入る。沼緒警部の部屋にはテレビがあり新聞も搬入されていた。
 よく見るとワゴンはもう一台居る。近付いて来た。
 「食事です」
 鍵が開いてワゴンごと中に置かれる。二人は銃を構えていた。
 直ぐに扉は閉まり鍵が掛かる。
 完全に通路から消え去るのを待つ。
 「沼緒さん」
 「誰」
 輪加子は振り返る。
 「廣子。どうしたの何故此処に」
 「ちょっと調査に来たの。スパイ容疑で掴まった」
 「日本に連絡は取れたの」
 「いいえ。行き成りだった。男の警官に身体検査された」
 「何処で掴まったの」
 「新日本空輸ホテルに帰る途中。路上でタクシーから降ろされたの」
 よく見ると食事は和食である。輪加子は寝台に腰掛けて食事をしている。
 あまり窶れては見えない。
 「どうしてこう成ったの」
 廣子から輪加子に訊ねた。
 「官房長の命令で借金の女性を装ってこの島に入ったのよ」
 「何その命令」
 「日本に入ってくる売春撲滅の為って言われたわ」
 「あのAVは」
 「作られたわ。強制的な強姦とこの島にコンパニオンとして潜入した時のカタログを組み合わせて」
 「やっぱり偽者だったのね」
 「今更どうでもいい。議員になったのね」
 「ええ。国民党にスカウトされて選挙に出たわ」
 市江廣子も食事に手を付けた。
 鮪とイカの刺身、冷奴、焼き魚、香の物、味噌汁、白ご飯である。
 「貴方を助けに来た刑事が五人落とされたのね」
 「違うわ。あれはでっち上げ。橋本と安曇は此処で殺されたわ」
 「そうなの。日本の警察は何処まで知っているのかしら」
 「みんな判っていると思う。隠蔽したのよ」
 「そんな」
 「此処に私の班を送ったのも売春の撲滅じゃない。貴方々国民党の弱みを捜すためよ。娼館島と繋がりが無いか情報調査」
 「ええーーーーーー」
 「役人の身を護るため私たちを使ったのよ」
 「じゃ官房長もグル」
 「そうでしょう。役人全体の利益の為よ」
 「貴方は処刑されなかったの」
 「真紀子と言う女。借金で此処に売られたのに仁川に気に入られて女性向に新しい風俗業を任されたのよ。そいつが私を実験台に使っているわ」
 「この先どうなるの」
 「解らない。もうどうでもいいわ。日本に帰れても汚名は消えない」
 輪加子の顔に気力はあまり見えない。
 「晴らすのよ」
 市江廣子はまだ希望はあると信じている。
 「無理よ。警察組織全体に隠蔽されるわ。それに此処からは出られない」
 「きっと日本のマスコミと国民党が私を捜してくれる」
 「犠牲者が増えるだけよ。此処に収監した以上生きては出さないわ」
 外から入れない島である。マスコミや代議士が調べても此処に辿り着ける筈はない。
 それに娼国は取材禁止である。
 津島らは五木田を追って操作中で市江廣子の拷問は後回しになる。
 
 五木田は真木陽子をR国奥地の山荘に監禁した。
 何もない渓流沿いの村である。
 まさか仁川が売春婦一人に騒ぐとは考えてなかった。浅墓である。
 真木陽子の痔は酷くなり排便の度に下血が流れていた。
 五木田は痛みを訴えるとモルヒネを討つ。これだけでも重罪である。だが殺人罪でも変わらない。
 イライラは真木陽子に向けられた。
 この女に拘ったのにたいした理由はない。ただ自分の麻薬売買摘発で潜入してきた婦警に似ている。
 自分を追いやった婦警への代理復讐で満足しているのである。
 ジープと機関銃は手に入れた。食料も充分保存されている。
 山荘は村外れの崖の上に建っていた。砲撃されれば一発だが人質が居る。
 真木陽子に入浴だけは許した。だが衣服は与えていない。
 一日一回鞭打ちにした。
 十露盤板が無いので物干しの竿を切って繋いだいかだに座らせる。錘はポリタンクに水を入れる。
 二つ重ねればかなりに重い。
 先の角張った十露盤板よりは軽微だがこれでも相当に苦しい。
 既に脛は痣だらけである。
 乳房を一本鞭で叩く。
 「うぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーう」
 さらに叩いた。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 乳房以外も前面の躰全体が痕だらけで何とも痛々しい状態である。
 R国内全般で五木田の聞き込みを行なっていた。日本の関係者に気付かれないよう指名手配マスコミ報道は抑えている。
 時間は掛かるが聞き込みから必ず何か足取りが掴める筈である。
 津島は遅くなって最後の高速船で島に戻った。
 R国警察の聞き込みの成果が上がるまでは待つしかない。
 ホテルラウンジ奥の席に仁川と真紀子が居た。
 「何としても真木陽子は救出したい。怪我をしたり躰を壊していればあとは保障する。真木陽子はここまで裏切らず働いて大方の借金を躰で返した。無事に日本に帰さなければ今後日本から来る女性に影響する」
 仁川の見解である。
 「判った。五木田はどうする」
 「五木田の部下にあとを継がせれば良い。逮捕より射殺する方が問題無い」
 「私からもお願い。陽子を助けてあげて」
 真紀子は切実に要求した。
 「判った」
 「それと国民党の市江廣子代議士だが暫く拷問しながら沼緒警部のように使う。いざとなったら捕虜が必要だ」
 「だが帰すわけには行かない筈だ」
 「帰す時は精神異常にする。もうじき判る。五木田から麻薬を買って捜査員が尾行して逮捕したと報道される。売ったのは五木田だ。そして逃走中だ」
 「なるほど」
 「まあ。帰す事はありえない」
 仁川も真紀子も市江廣子は徹底的に甚振る心算である。
 「拷問要員を残しておいて」
 真紀子の要望である。
 「調教師じゃ駄目か」
 「残酷性が足りないわ」
 「なんと」
 「警察が手がかりを掴むまで津島が手伝えば良い」
 特別に日本から取り寄せられた麒麟クラッシックラガーで乾杯する。
 
 「廣子。麻薬の不法購入で掴まったことに成っている」
 鉄格子の牢屋内で沼緒輪加子が市江廣子に話し掛ける。
 「ええーー」
 「貴方に麻薬を売った日本人のやくざ山崎連合会組員五木田元は女性を人質に逃亡中」
 テレビを見ながら輪加子が廣子に教える。
 「警察は五百人体制で行方を操作中。人質は娼館島に出稼ぎに来ている日本人コンパニオン真木陽子」
 なんと市江廣子はスパイ容疑ではなく麻薬購入でR国に裁かれる立場と成ってしまった。
 目立った捜査活動をした覚えはない。ボートで島を一周したのとポッキーに島のことを聞いただけである。
 最初から見張られていたのか何故目を付けられたか解らない。
 「捜査員は市江廣子が元ジャーナリストなので警戒していたところ五木田元に接触。麻薬のアンプルを購入したため追跡して身柄を確保。麻薬のアンプルはバックから見つかっている。五木田は捜査員が追跡中に行方を眩ました」
 輪加子はテレビの字幕を読んでいる。
 テレビは真紀子が輪加子の日本での取り扱い方を態と見せるため敢えて差し入れたものである。
 「娼館島では昨日。五木田の御座敷に付いた真木陽子が行方不明で五木田が拉致したものと見られている。既にそちらの捜査は朝から始まっており五木田のクルーザー、自家用車から真木陽子の部屋から出た頭髪とDNAが一致する頭髪が見つかっており五木田が拉致したものと見られている。麻薬を販売したのは逃走資金のためと思われる」
 綺麗に筋書きは作られていた。
 「警戒していた捜査員の話では市江廣子は娼国の内部事情を聞くため五木田に接触した。五木田は情報提供の条件に麻薬のアンプルを千ドルで購入を要求した。市江廣子は情報を得るため購入したものと思われる」
 「ええ」
 どうにもぴったり嵌め込まれている。
 そして既に日本で報道されていた。輪加子のテレビは仁川が日本のテレビ放送を受信する手段をそのまま流用している。
 真紀子が津島とその部下二人さらにR国の刑事二人を連れて留置所に入ってきた。
 その後ろから回転する磔柱を警備員が搬入して来る。
 磔柱は恐れ慄いている市江廣子の檻に設置された。
 津島の部下が市江廣子のバスロープを脱がす。
 「いや」
 津島が無表情な目付きで威嚇しながら市江廣子の顔を引っ叩く。
 「あう」
 部下二人が磔柱に力づくで固定してしまう。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 ハンドルを回して天地逆さまにした。
 「あーーーーーーーーーーーーーああーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 真っ逆さまに成ってしまう。
 一本筋にきっちり閉じた女の部分は丸見えである。
 無理な姿勢でR国の刑事二人は市江廣子に麻薬のアンプルを握らせる。
 輪加子からは津島と津島の部下が遮断して見えない。
 R国の刑事二人は髪の毛他にも幾つか採取して帰った。
 津島の部下が女陰に指を入れる。
 「ああーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーー」
 少し掻き回して慣らす。
 「ううーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 バイブレーターを差し込む。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 輪加子は他人事のように虚ろな目で黙って見ていた。
 津島の部下はバイブレーターを伝動させながら更に手でピストンさせる。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーーやめろーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 市江廣子はまっ逆さまな状態で髪を振り乱し下から睨んで喚き散らす。
 「ああはあーーーーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 顎の開く限り小さな口を縦に広げ特徴のある鼻を縮めて叫ぶ。
 浣腸器にグリセリンを注入する。
 菊の蕾にゼリーを流し捻じ込むように浣腸器の先端を差し込む。
 「ああーーーーーーーーーーーーああーーーーーーーーーーーーーー」
 容赦なく浣腸液は注入されてしまう。
 市江廣子には信じられない事態に成ってしまった。
 独裁者が何でもできる国。捕えられただけで有り得ない事態に遭遇しているのである。
 しかもその国に日本から大量に金が流れていた。独裁者が世界のお金の部分だけを集めて出来上がった僅かな島国である。
 独立した元のR国を事実上属国のように従える。その軍と警察に逆に護られていた。
 これから市江廣子はどんな仕打ちでも合法的にされてしまう。
 日本政府が形だけの交渉しかしてくれない事は周知の通りである。
 だが市江廣子は日本のマスコミが自分を救ってくれ国際的にこの国家に制裁ができると信じていた。
 こんな事が絶対に許されてはならない。浣腸の苦しみとバイブの攻撃に必死に耐えながら憤怒の限りを噛締め続けた。
 津島らは市江廣子の限界を見越して磔柱を戻す。
 固定を外して津島が腕を両脇に挟み胸で肩を持ち上げる。
 あと二人が両脚を広げて持ち上げ開脚状態で便座の上に持って来た。
 真紀子が腹をマッサージする。
 「出ない」
 顔は苦しみに引き攣っていた。
 不安定な姿勢も数分で破局はやって来る。
 ズズーーーーーーーー。ズブーーーーーーー。ババババババーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
 最初少し水が流れて一気に草色の便が流れ出す。
 「ああ、あーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な匂いが充満する。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああはあーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーーー」
 既に涙を流し喚き散らす。
 美人の顔を限りなく歪めた屈辱極まりないこの醜態はカメラで撮影して確り録画されている。
 換気扇を回し少ししてようやく空気が落ち着く。
 市江廣子は屈辱と恥ずかしさに無言の涙を流し続けた。
 両脚を便座の横の脚載せ台に置かれ支えられながらぎこちなく辛うじてしゃがむ。
 屈辱と怒りの涙を溢し続けながら備え付けのペーパーで自ら排便の後始末をする。
 津島はバスタブに湯を張る。
 市江廣子は担いで入れられる前に自分でバスタブに浸かった。
 泣き腫らした目を開けて憎悪を込めて一同を睨み付けている。
 美人の崩れた顔に今だ気力を湛え妖艶な美しさである。
 だが真紀子や津島の加虐心はさらに増して掻き立てられた。
 真紀子の考えは少しでも絶望に追い込むため強姦は必須である。
 輪加子は終始見ているが最早表情を変えることはなかった。
 御天気御姉さんの時はそれほど目立ったわけではない。政治家になると男性からの意識は叔母さんに変わってしまう。
 だがこうして見ると鼻元に特徴があるが小作りな丸顔で目が大きく光って実に美しい。
 そしてその汚された惨めな姿が極度に性欲を掻き立てる。
 湯から引き摺り出し寝台に仰向けに大の字に寝かせた。手首、脚首をそれぞれ寝台の脚に固定する。
 「先に剃毛して」
 真紀子が言う。
 市江廣子の目は真紀子を睨み据えていた。アナウンサー時代の潔癖なイメージが更に凄さを感じさせる目付きである。
 津島の部下が鋏で大まかにカットする。
 そしてクリームを塗りつけて剃刀を真紀子に渡そうとした。
 「駄目よ。男がやらなきゃ。屈辱感が減るわ」
 市江廣子の真紀子を見る目は憎悪に燃える。
 「へへ。そうですよね」
 鄭は舌なめずりをして剃毛に掛かった。
 市江廣子は首を擡げ目は剃刀の先を監視するように見詰めている。
 剃り終わってタオルで細かい毛を拭き落とす。
 女の部分の周りは小豆色を薄めた皮膚が露に成った。それが女陰を閉じた粘膜の縦筋を囲んでいる。
 周りの白さからその部分の紅さが映えて美人かつスマートゆえに美しい。
 津島は鄭にやれと促す。鄭ももう一人の隊員に促した。
 隊員は寝台に上がり市江廣子に挑み掛かる。
 顔を掴む。
 「おい。下手な事やって舌噛まれるな」
 津島が静かだが圧迫感のある声で忠告する。
 市江廣子は隊員を睨み付けていた。
 隊員は諦めて市江廣子をビンタする。
 「ううーーーーーーーーーーーーー」
 市江廣子は叩かれても睨み返した。顔は真紅である。
 隊員は指で女の部分を広げた。カメラは近付いてアップで撮影する。
 ビラビラの縁は薄小豆色だが中はローズ色で濃い粘膜。広げたその部分は小振りである。
 指を入れて慣らしに掻き回す。
 「う、う、うーーーーーーーーーーーーーーーん」
 市江廣子は隊員を睨み返し全身の筋肉を突っ張って構えている。
 隊員は力一杯こじ開けて挿入してしまった。
 「ああがあーーーーーーーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 市江廣子はお尻を捩って抵抗しているがズブリ入ってしまう。
 「あぐううーーーーーーーーーー。あぐああーーーーーーーーーーーーーー」
 般若の形相で全身に力が入り抵抗している。
 真紀子は抵抗する市江廣子の頬を横から撥で叩く。
 「ああはあーーーーーーーーーーーーー」
 涙がボロボロ零れる。
 構わず叩く。
 「ああはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 隊員の腰はしっかりピストンを始めた。
 「ぐうがーーーーーーーーーー。ぐうううーーーーーーーーーーーーーーー」
 剥き出しの歯を食い縛って全身で抵抗を続ける。
 「ぐううーーーーーーーーーーーー。ぐぐうううーーーーーーーーーーー」
 柔らかい躰なのに腕も太腿も筋肉はパンパンに張っていた。
 「ぐがあーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐううーーーーーーーーー」
 小作りな顔は軋み歪み歯を剥き出す。ギリギリ力を入れて目を開いたり閉じたり藻掻き続けた。
 涙はボロボロ溢れている。
 「中で出せ。交代するときは洗う」
 津島が生中出しを指示した。
 「はい」
 市江廣子は津島を睨み付けるが津島の表情に目を反らしてしまう。
 鄭が代わりさらに交代要員が呼ばれ明け方まで続いた。
 輪加子は寝てしまっている。
 
 多岐江は一日入院して二日目の朝に病院を出た。
 なんとも苦しい二日酔いの二日連続である。
 噴水のあたりをふらふらしていると安形に掴まった。ホテルのラウンジに引き摺り込まれる。
 さすがにアルコールは見たくない。
 コーヒーも要らない。トマトジュースを頼む。
 「辛かった」
 「もう。苦しくて痒くて」
 「あっはっははは」
 安形は悦びの表情に成る。
 「酷いです」
 多岐江は涙を浮かべた。
 「ごめんごめん。そんなに辛かった」
 「もう女ではなくなりました」
 安形は多岐江を客室に誘う。予約無しである。
 断れば次の虐めがもっと怖い。
 多岐江は露天風呂の中で安形の為すままである。逝くまで弄くり続ける。
 湯に火照りながら三回も達した。
 寝台に運ばれ安形を受け入れそのまま寝込んでしまう。起きたのは午後三時である。
 安形はルームサービスを頼んでくれて多岐江に十万を渡した。
 「今日は働かなくていいよ。基本プラス延長入れといたから」
 「はあ。ありがとうございます」
 安形にとって真紀子はいい女だが扱い良くはない。多岐江は男の思い通りになる可愛い女である。
 「あとどの位有るんだ」
 「と言いますと」
 「此処の借金」
 「まだ二千万くらいやらないと」
 心底辛そうな表情で答える。
 「実質はもうそんなにないな」
 「でも。もう辛くて」
 伏目がちに下を見ていた。
 「逃れる方法はあるぞ」
 「でも逃げたら」
 とても怖いと表情が語っている。




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