【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第二十五幕
究極の闇風俗
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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「自分で脱いで傷痕を見せてくれ」
通販サイトのオーナーはまず一つ目の目的である。
南野沙良は通販サイトのオーナーの目の前に立って服を脱ぐ。
ブラを外す。通販サイトのオーナーは立ってじっくり触りながら点検する。
「おっぱいは綺麗に直りましたよ」
南野沙良はやや反発心が働いていた。
「そうだな」
「残念ですか」
「いいや。綺麗に治ってくれてまた汚したいよ」
「うーん」
南野沙良は表情を曇らせる。
そのまま躰を前屈みにやや倒してショーツを脱ぐ。
「裏向けて見せてくれ」
「はい」
南野沙良は表情をやや歪めるが言われた通り股間に触れる部分を開いて渡す。
「・・・・・」
「もうそんなには気にならないか」
通販サイトのオーナーは当てが外れた表情になる。
「私が心にショックを受ければ嬉しいの」
南野沙良はまた反発心が働いてしまう。
「そうだよ。恥ずかしさにどうにも堪えられない仕草が俺を熱くしてくれるのだよ」
「見たいのじゃなくて辱めたいのね」
南野沙良の言葉は怒りの底から出ている。
「そうだよ」
「恥ずかしいよ。でもそれどころじゃないもの。どんだけのことしたのよ。もう恥ずかしいなんか。ああ。ああん。ああ」
南野沙良は涙を溢れさせてしまう。
「そのショックな姿が見たかったのだ」
通販サイトのオーナーは残忍な顔を綻ばせている。
「そんなに女を虐めたいの。女が憎いの」
南野沙良はその言葉に堪えられなかった。返した言葉は声が震えている。
「お前のような女はとことん虐めたい」
「私のどこがいけないの。何が憎いの」
「俺は女が社会的に強い立場になるのが気に食わない」
男女平等の社会で何を言うのかと思う。だがその金で自分は立ち直る。
「でも私。貴方のお金で立ち直るよ」
南野沙良は堪らずまた反論してしまう。
「誰かも同じようなこと言ったな」
「貴方。SM愛好会の人」
南野沙良は南七香と言い掛けて抑えた。
「そうだよ。お前。南と知り合いか」
「ああ。どうして本名まで」
「ショーに出たら本名は分かるよ。誰でも分かるわけではないが。審査する幹部の近くに居れば。それに本人も名乗ったから」
「そう」
通販サイトのオーナーは縄を準備する。
南野沙良の躰を柱に押し付けた。手首を縛り合わせて天井のフックから引っ張る。
左の脚首だけ柱に固定した。これで南野沙良は躰のフロント面を躱すことはできない。
通販サイトのオーナーは前鞭を叩き放題である。
最初は先が蝿叩きの大きさの革で作られた一本鞭を使う。販売する動画ではないので最初から強い痕は付けない。
痕を付けるのは終了寸前が良いのである。
まずは顔を叩く。
「う、ううーーーーーーーーーー」
南野沙良の怒る顔が究極に歪む。この鞭で顔叩きはかなりの屈辱である。
通販サイトのオーナーは構わず叩く。
「ううーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーん」
南野沙良は六発叩かれて泣いてしまった。
通販サイトのオーナーはこの悔し涙が嬉しいのである。
次は乳房を叩く。革の表面で乳房のスパンキングは痛烈に痛い。
「あうーーーーーーーーーー」
構わず反対側の乳房を叩く。
「うーーーーーーーーーーーーー」
さらに交互に乳房を叩いた。
「ううーーーーーーーーーーーー。ぐうーーーーーーーーーーーーー。ぐううーーーーーーーーーーーーーーーー」
南野沙良は顔を左に逸らせて徐々に俯いて行く。
「・・・・・・・・・」
痛みに堪える悲鳴が聞こえなくなる。目から涙が溢れ落ちていた。
泣き顔の唇を貪る。
南野沙良は拒絶して口を閉じていた。
通販サイトのオーナーは構わず抉じ開けようとする。
南野沙良は抵抗して顔を躱す。
「開け」
通販サイトのオーナーは手で顔を強く叩く。
南野沙良は涙を流しながら唇を緩めた。
通販サイトのオーナーはそれを強引に貪る。
唇を離すと南野沙良は涙を流したまま顔を伏せて叛けてしまう。
通販サイトのオーナーは南野沙良の左脚を持上げる。
「あ、ああーーーーーーーーー」
引っ張って膝から脚首に縄を掛けた。
「あはあーーーーーーーーん」
その縄を離れたフックに通して引っ張る。
「あーーーーーーーーーーーーーー」
南野沙良の股間は大きく空中に広がった。
通販サイトのオーナーはその女の部分を広げて下から鏡に映す。
「自分で見たことあるか」
「ないよーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーー」
南野沙良はまだこの屈辱でも辛いらしい。通販サイトのオーナーは弄くる愉しみが沸いてくる。
「見ろ。見て辱めを甘受するのもサービスだろ」
「ああーー」
南野沙良はまた涙を零す。
通販サイトのオーナーはクスコを挿入した。
「いやあーーーーーーー。この中にまだ何をするのーーーーーーーーー」
南野沙良はヒステリックな声で抗議する。
「もう焼かないよ。見たことないあんたに見せようと思ってな」
「もう。とことん弄びたいのね」
「そうだよ。ここも叩くからな」
「え、えーーーーーーーーーーーーーーーー」
南野沙良は驚愕の悲鳴になる。
「SMクラブの特別ハードコースなどでは当たり前だよ」
通販サイトのオーナーは淡々と当然の如く言う。
「ああ」
南野沙良は表情を引き攣らせる。
それでも通販サイトのオーナーは鞭を構えた。今度は先端が小さな長方形のチップである。
アンダーからの叩きだが力は強い。閉じ合わせた粘膜を確り叩く。
「うぐおおーーーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうーーーーーーーーーーーー」
南野沙良の躰は力の限り突っ張る。そして強く震撼した。
「う、うーーーーーーーーーーーーーーー」
南野沙良は痛みに躰を動く限り前屈みにして腰を後ろに引いて藻掻き続ける。
通販サイトのオーナーは次を叩く。
「うおーーーーーーーーーーーー」
反り返る南野沙良の女の部分を続けざまに叩いた。
「うおーーーーーーーーーーーーー。ぐおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーー」
南野沙良はまた涙を溢れさせる。
通販サイトのオーナーは細いプラスチックで棒状の鞭と持ち換えた。
今度は吊るし上げた左脚の艶かしい太腿を内腿に掛けて叩く。一発で直ぐに白い肌理の細かい肌に蚯蚓腫れが浮いた。
「う、ううーーーーーーーーーーーーーー」
女の部分を叩かれる程ではないが蚯蚓腫れになるだけに相当に痛い。
「うーーーーーーーーーーーーー」
通販サイトのオーナーは立て続けに何本も蚯蚓腫れの線を描く。
「うーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーー」
南野沙良は涙をぽろぽろ零す。
通販サイトのオーナーは痛みに藻掻く南野沙良の女に興奮に滾った肉棒を突っ込む。
南野沙良は無言で堪えている。
興奮度が高いので直ぐに果ててしまう。
通販サイトのオーナーは南野沙良の戒めを一度解く。
南野沙良の躰を抱き上げて浴室に運ぶ。そのままタイルに寝かせる。
南野沙良は何をされるか分かった。
「口を開け」
酷い仕打ちである。それでも仕方ない。目をきつく瞑って口を開く。
顔から胸に振り撒くように掛けてから口に強い勢いで注ぎ込まれる。
「お前の女の中に破棄した物を洗って来い」
シャワータイムを与えられたのである。その言葉に南野沙良は強く目を瞑ったまま顔に怒りを滲ませた。
通販サイトのオーナーは屈辱感を与えたことにさらに満足する。
南野沙良は浴室のシャワーを掴んで号泣しながら湯を被る。続いてシャワーの湯を口に充てて口を濯ぐ。
一千五百万と前回の三百万。これだけ得た。これで何とか店を繋いで行けるのか。また女の子を集めなければならない。
歩合を補償はできなかった。断ったので戻って来る者は僅かだと思う。
これから自分は顔を焼かれる。女将は事故などの整形よりは簡単なので一回で治ると言っていた。
何年も苦しみに耐えて店を持ったのである。それを維持する為に更なる苦しみに今耐えている。
女として大きなものを犠牲にした。一千八百万。これで何とか維持できるだろうか。休業要請。命令。その代償は雀の涙以下。酷い国である。
そしてそれも難しい申請を書いて決して忘れられないが遥か忘れた頃に振り込まれるのである。
それでも多くの者が非難するわけではない。皺寄せは自分らだけに来たのである。
何としても店を護る。
そうでなければ自分が救われない。
一応髪を乾かし躰を拭いて戻る。
通販サイトのオーナーは南野沙良がシャワーを使っている間ビールを飲んで仕出しの料理をつついていた。
新しいグラスにビールを継いで渡す。
南野沙良はそれを一気に飲む。
「あと二つだけだ」
南野沙良に緊張が奔る。
「・・・・」
答える声も出ない。
「畳にお尻を着いて脚を広げて自分で女を開いてくれ」
通販サイトオーナーの女を開くという言い方に南野沙良は怒りが込上げる。
鞭を持っていた。プラスチックの棒状の鞭である。それで女の一番敏感な部分を叩かれる。
それでも広げるしかない。逆らって縛って叩かれてはもっと辛くなる。
この上ない恥ずかしい姿でさらに女の部分を開いてじっと身構えた。
通販サイトのオーナーは南野沙良の後ろに回って力の限り鞭の先端で薄紅色の粘膜を叩く。
「う、ううーーーーーーーーーーーーーーー。ううぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーー」
南野沙良は痛みに女の部分を両手で押えて畳を転げる。
「う、ううーーーーーーーーーーーーーーー。い、いたあいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーー」
痛みはなかなか治まらない。
涙をぽろぽろ零して痛む粘膜を押える。
痛みに苦しむ南野沙良を愉しみながらその間に通販サイトのオーナーは焼き鏝に電流を流して準備する。
「さあ。最後だ。既に医者は来ている」
通販サイトのオーナーは先端がT字になった焼き鏝を構えていた。
「・・・・・・」
南野沙良は何も言えない。畳に躰を斜めに倒れさせる。
左の頬が上を向いていた。
通販サイトのオーナーは焼き鏝をそこに軽く乗せる。
「ぐうおーーーーーーーーーーーーーーーーー。・・・・・・・・・・・・・・・」
南野沙良の悲鳴は途中で消えた。
通販サイトのオーナーは別室で待機していた医師を呼ぶ。女将を通して請求してくれたら女の名前で振り込む約束をして帰る。
六月六日。
如月鬼堂はこの日も上越新幹線のグリーン車で越後湯沢に帰り着く。
珠洲が大宮の事務所に向かったので瀬里菜が迎えに来ていた。
「南さん達の仲間が樽常マネージャーのクラブに登録したのだけど。真性ハードMコースに限定されてその紹介文が凄いのだって」
「ふーん。愛好会が関わってない部分だろ」
「そうみたいだけど」
「館山先生は」
「もう一本あと」
「そうか」
瀬里菜はマンションに戻って直ぐ館山弁護士を迎えに行く。
女性オーナー経営者が六人。如月鬼堂には異様な雰囲気である。
如月鬼堂は館山弁護士が着くまでペーの部屋に逃れた。一年半くらい前に珠洲が拾ってきたミニチュワダックスのペーである。
真性ハードMコースの紹介文は恐ろしい内容であった。
オプションを加算して一晩で百万になるコースもある。
樽常マネージャーが闇風俗に対抗した。一気に高額コースを立ち上げたのである。
紹介は一人の女性がリンクを何ページも進んで書かれている。
新たに登録した女社長らは愛好会に出ていない。SM雑誌にも載ってないのである。その分紹介を強化している。
ようこそ激ハードSMへ。真性ハードMコースNO3小嶋沙也佳です。
このM女の先頭ページは小嶋沙也佳が座って微かに下着を覗かせている。
私小嶋沙也佳が全裸に成ります。剃毛した女の一番恥かしい部分を見て下さい。アップで莟みと開いた姿を晒します。
並べて比較されているのは西岡良乃という女。(これは別のリンクに分かれている)
究極に恥かしいですよ。でも私は自信があります。羞恥に染まる二人の女が晒した全裸。生の女の部分をとことん見比べてください。
ここでタブが移る。
それでは小嶋沙也佳のスカートを捲ります。
このページはワンピースの立ち姿とスカートを捲った姿である。
パンチラから披露します。これでも大人の女のパンチラ。恥ずかしいですよ。
小嶋沙也佳のこの躰でご主人様に全身奉仕します。クラブの指導で下着はオーソドックスな純白。自慢の脚を見てください。
このクラブで全身奉仕とは沙也佳がこの躰でご主人様に何かして差し上げるのではありません。沙也佳の躰をご主人様の嗜好に提供することです。
とことん好きなように弄ってお遊び下さい。
次のページはパンチラした股間付近がアップになる。密着した下着に股間の形が食い込んでいた。
その横に縦長に下着姿の全身が掲載されている。
沙也佳のパンチラをアップでお愉しみください。
沙也佳は通常のハードしかお受けできません。
でもタイプの小父様でしたらクラブ嬢としてではなく沙也佳を全部捧げてしまいます。
全部とは普通の女を差し上げるという意味ではありません。
沙也佳の何もかもをご奉仕。
小父様からご主人様として要求される総てにお応えして一切NGなしの完全な全身奉仕を捧げます。
次はブラを捲ったアップになる。
小ぶりな小嶋沙也佳21歳(当然嘘である。だが三十手前には見える)の恥かしい生乳首でございます。
この後はいよいよ全裸になって私の本当に恥かしい女の部分を公開。それを開いて中までお見せいたします。
次のページは全裸になる。
小嶋沙也佳の一糸纏わぬ全裸ですよ。
掌にようやく膨らみが収まる乳房でございます。
この躰にご主人様の欲望と現代社会のお高い女性たちへの性的ご不満を開放してください。
気の済むまで触って弄って隅々までお愉しみいただけます。
ディープにキスして構いません。
乳房へのスパンキングもお受けいたします。泣くまでお愉しみ下さい。
局部へのバラ鞭も血が出ない程度にお愉しみいただけます。
一本鞭も局部を避けてOK。蚯蚓腫れ程度は甘受致します。
私の真っ白な躰にマジックで猥雑な悪戯書きをして下さい。墨でしたら顔にも悪戯書きして構いません。
ドリルバイブで容赦なく責めてください。何回でも昇天させられます。
ご主人様がお買いになられた時間の沙也佳はご主人様の性奴隷す。ご存分な辱めをお受けいたします。
どうぞ沙也佳を雌生人形としてお取り扱いください。
次は性器のアップになる。(当然海外サーバーを使用している。さらに一般アクセスはできない)
私の股間に隠れ紅い皮膚に閉じた女の奥の部分でございます。
今は渇いておりますが沙也佳もご主人様の扱い方で人並みに。どろどろに濡れて性汁を流す淫女の姿。
時には恥かしくも潮を噴きます。いやあまりの気持ち良さにお漏らしもしてしまうかもしれません。
恥かしいお漏らしなどしてしまったら真紅に染まった沙也佳の顔を平手で叩いてください。
このようなもので恥ずかしゅうございます。
ご主人様の気の済むまでご存分にお愉しみください。
この躰に御プライドの高い女性の代わりに日頃の性的ご不満の限りを晴らしていただけますよ。
それが沙也佳にできる全身奉仕でございます。
そんな内容である。
ポートを載せているのは此処に来ている女性ではない。ポートは既に指名予約の取れない人気女性である。
この内容にハードの特別オプションを追加する。指名できるのは目線入りで紹介されている女性である。いま此処に来ている内の二名も含んでいる。
オプションがなければ一夜二十二時から五時まで二十五万で通常の真性M女コースである。
通常のハードコースに以下が追加になる。
駿河問い、一本鞭(局部除く)、剃毛、ビンタ、飲尿、ドリルバイブ、大量ピンチ。
特別オプションが以下の通りとなっている。
局部鞭二十回。二十五万。
電流責め。二十五万。
生物責め。三十万。
これを全部やっても躰に傷が残るまでは行かない。それならば闇風俗は躰に傷が残る。充分にバランスを合わせたのである。
「ねえ。沙良さん。子宮摘出のうえ顔焼かれて千八百万だって」
「それ何処」
「川口よ」
「態々大阪から」
「地元は嫌なのでしょう」
「でも悲惨。整形いくら掛かるの」
「整形代はお客が払ったの。でも子宮は」
「それで何とか店を護ったのね」
紹介した高田麻友は穏やかではない。
「その人。私が長野で付いたお客なの」
「えーー。愛好会の人」
「そうよ」
館山弁護士らが着いたので女達の会話はそこで終わりとなった。
六月十二日。
インターネットアダルト放送のニュース番組である。
今回からパネルの前は岡田有美と高島波瑠に代わった。そして何と本多椿がメインキャスターである。
スタジオは如月鬼堂の推薦者で埋められた。
だが本多椿の読むのはカンペである。立役者が代わっただけで質問内容はこれまで通りらしい。
本多椿は分厚いガラスの角を丸く三つ折にした机に座っている。机の下は素通しである。
清楚な紺のリクルートスーツ姿で今は綺麗に膝を揃えて太腿まで見せてスカートの中は見せてない。
「東京では協力金が遅いから営業を再開した飲食店が続々と出ています」
岡田有美がワンピースを脱ぎ捨てる。
「協力金は僅か二割を切っています。この四月分の申請受付が六月です。この遅れを東京都は何とも対策しないのでしょうか」
高島波瑠も純白のワンピースを脱ぎ捨てた。躰の線にぴったりの白い下着が艶かしさを強調する。
「鬼堂先生。東京都は審査に時間が掛かると説明していますが。もっと方法はないのでしょうか」
本多椿は勝手に質問の順番を変えてしまう。
「方法以前に力を入れてないのです。銀行に委託すれば直ぐにできる話です。どんな業者も銀行取引はあります。銀行はその経営内容を掴んでいます」
如月鬼堂は取引銀行に申請して銀行が代わりに審査して融資実行のように支給する。銀行は金利を乗せて行政に請求すれば良い。
即審査即実行になる。書き方も銀行が指導すれば良い。
行政はその後でゆっくり審査。現実はめくら判になると思われる。
通らなければ返金になるが倒産した場合は行政が保証人である。
本多椿は如月鬼堂が話す間にジャケットを脱ぎスカートを脱ぎブラウスも脱ぎ下着姿になる。
本多椿は純白の下着ではない。薄いグレーの綿製下着である。だが本多椿の躰にはこれもなかなか良い。
「どうして行政は力を入れないと思われますか」
本多椿はカンペを無視して進行する。
「もとより国も行政も支出したくない部分です。法律作って実質強制なのですから協力金ではなく補償でなければなりません」
小さい飲食店が廃業、倒産してもワクチンが行き渡れば新たな店やチェーンが開業して経済は一気に復旧する。
そして財政出動を抑えようとしていると思われた。
要請、命令で押し潰されて倒産。これは令和の暴挙と言うべきである。
「オリンピック開催の是非を問う声は日増しに強くなっています」
次は立川の宅配風俗嬢殺人事件の件であったが本多椿はこれを飛ばす。
「分科会の会長はオリンピック開催の危険を強く提言されました」
岡田有美がピンクのブラを取る。
「オリンピック延期または中止の意見が七割を超えています。私共の視聴者アンケートでは九割に迫りました」
高島波瑠も純白のブラを外す。綺麗な胸である。
「先生。オリンピックはこれでも開催されるのでしょうか」
本多椿もスポーツインナーのようなブラを脱ぐ。
「どうでも開催と言う意思で三者が一致しています」
「開催すればどうなりますか」
「それなりに非難される結果にはなるでしょう」
「選挙が控えていますが政権交代になりますか」
「それはないでしょう。議席をやや落として最悪でも菅原内閣退陣で済むでしょう」
「そんなに民事党に人気があるのでしょうか」
「ないでしょう。大方が冷ややかです。投票する人は過去の政権交代時の国民党政権に比べればこれでもまだましと言うところです」
「失業者がまだまだ増えています」
本多椿は次も話題をコントロールする。
「あちこちで炊き出しの光景も見られます。何も対策はないのでしょうか」
岡田有美が股間を片手で押えてショーツを腰から抜き取ってしまう。
「財政支援はないのでしょうか。もう給付金は出ないのでしょうか」
高島波瑠もショーツを脱いで全裸になる。
「先生。炊き出しなどに頼らない政策はできないのでしょうか」
本多椿のペースで番組進行は続く。
「もとよりホームレスに対策しない国です。少数の国内難民は生活保護以外対策しません」
「生活保護があって何故ホームレスになるのでしょう」
「日本の生活保護は住所がないと受けられない制度です」
「給付金はもう支給されませんか」
「されないでしょう。十万を全国民に配ったのは明らかに失敗です。助かった人も居ますが大方が泡銭になっていました」
「それでは最初の案で所得制限付三十万が良かったのでしょうか」
「どっちも間違いです。あの制限では見当違いです」
如月鬼堂は次のように続けた。
コロナで職を失った人。失業中で職がない人。コロナで経営難のところにピンポイントで支給するべきである。
福祉協議会の貸付は上手く行っていた。あれを支給にすべきである。
さらに休業要請の補償をきちんとすべきであったと付け加えた。
本多椿は如月鬼堂の気持ちを読むように進めて行く。
本多椿のメインキャスター登用に視聴者は絶賛する。スタッフはあまりの高評価に驚くが異常に評判は良い。
六月十三日。
如月鬼堂は九時前に越後湯沢に帰り着いた。
本日は樽常マネージャを呼んでいる。SMに闇風俗が拡大する現状に憂慮してその対策会議である。
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