【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第五十六幕


続終わりなき劇場型の脅迫


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 「先生。警察が張り込んで逆に奴らが動く危険はないのですか」
 本多椿逆に危険ではないかと心配する。
 「まずないとは思います。奴らが動画の中で先生の発言に揶揄して来たのは中国が日本に嫌がらせをするレベルです。戦争に発展しないのと同じです」
 館山弁護士が答えた。
 「警察が張り込んだのを奴らは察知するでしょうか」
 本多椿は何となくそんな気がしている。
 「これまでの動きから察知するでしょう」
 館山弁護士は断言してしまう。
 「奴らが和歌山の件で警告するのは模倣犯などの後始末より大船一家と和歌山に強い関わりがあるのだろうな」
 如月鬼堂はそう推測していた。
 「海野琴音さんの件で告発したことは間違ってはいないです。今後は同じようなことをしなければ何もしてこないとは思いますが」
 館山弁護士も不安は拭えないがそう見解を示す。
 「先生はどんなことが考えられますか」
 本多椿はさらに追及してしまう。
 「矢田谷瑞樹さんと大志田絵衣さんの治療をして乳首と膣壁を再生した医者が六人の一人ではないのかなと思う。大船一家は遺体の処分を」
 如月鬼堂はあくまで推測の領域という言い方である。
 「はい」
 本多椿も証拠も確証もないが納得は行く。
 「そんなことが考えられますね」
 館山弁護士も否定はしない。
 「もしですよ。そのどっちか又は両方に警察が動いたらどうなります」
 本多椿さらに突っ込む。
 「多分大船一家は幹部だけR国に潜水艦で逃がす。だが和歌山は皆殺しだな」
 如月鬼堂はこっちには確信を持った言い方である。後半は暗く厳しい口調になった。
 「コンパニオンもですか」
 本多椿は驚愕の表情になる。
 「そうだよ」
 如月鬼堂はそれが問題という言い方である。主催者だけなら自業自得と思う。だが事情があってSMコンパニオンをする女性を犠牲にしたくない。
 
 一月三十一日。
 インターネットアダルト放送のスタジオ。
 今夜は高島波瑠も岡田有美ものっぺりした縫い目も飾りもない真っ赤な一枚布の下着姿である。
 本多椿は透明なワンピースに下着は着けてない。座ったままなら局部は隠れたまま。ヘアーは処理していた。
 「アメリカミネアポリス州で移民取り締まり当局に対するデモが激化しています。アメリカ人の犠牲者が二人出たことに抗議が続いています」
 高島波瑠はブラを外して着け直して読む。
 肌理の細かい乳房と綺麗な乳首が数秒間公開された。
 「あくまで不法移民の取り締まりと言いますが行きすぎたやり方と正規の移民にまで逮捕が及んでいます」
 岡田有美は後ろを向いてショーツを途中までずらした。アナルが見えて性器が見えないすれすれである。
 「アメリカは不法移民対策を支持する人と抗議する人に分断されています。不法移民は日本にも居ますが混乱なく取り締まられています。日本にも移民を擁護する意見と排外する意見もあり一部選挙の争点ともなっています。鬼堂先生の意見を伺います」
 本多椿はあれから海賊動画が配信されなかったので連続拉致強姦事件の犯人らの件から離れてこの話題から入った。
 「トランプ大統領が強引と言うより取り締まり当局が強引なのですが体制をきちんと作ってないように思われます」
 如月鬼堂はそう切り出して以下のように続ける。
 確かに今は動労力が足りなくて移民も必要かもしれません。日本も同じです。
 将来を見据えて考えれば日本もアメリカもこの移民はいま必要でも将来は国家のお荷物になってしまうでしょう。
 いま若干ホワイトカラーがAIに取って代わりつつ失業の傾向が見え始めました。
 ホワイトカラーよりブルーカラーの賃金が高いなどの現象も出ています。
 これは過渡期の現象でしかありません。
 一時的に生成AIが先に浸透したのでこうなるのです。やがてフィジカルAIで産業用ロボットが汎用になって行きます。
 そうなればホワイトカラーもブルーカラーも大方が失業すると予想されるでしょう。
 近い将来働く人口は大幅減って社会が回る時代になると思われます。
 その時点では生活保護が普遍的なカテゴリーに代わって国家が大方の人を食わせて行くことになるのではないでしょうか。
 勿論生産力は維持されてそれに見合う税収が確保できる前提です。そうなれば移民のお荷物は避けたいのではないでしょうか。
 「鬼堂先生。そうなると少子化対策も無意味でしょうか」
 本多椿は打ち合わせた通りの方向で進めていた。
 「まったく無意味です。少子化は問題ありません。公共事業も一般企業も少ない人件費で運用ができて格段の利益になります」
 如月鬼堂はそう前置きして以下のように説明する。
 少子化はどんな努力をしても改善しないでしょう。
 母親の価値観が子育てに強く依存していた時代ではないからです。父親も育児分担は重荷になってしまう。
 埋めよ増やせよの時代と違って趣味も日常も生き甲斐も多様化してそっちが重荷になるのです。
 先進国ではどう足掻いても人口は先細りしてしまう。
 私は独身税などと言われないように子育て支援は打ち切るべきだと思います。
 但し教育無償化は貧富の差で教育を受けられない子供が学歴で生涯差別されないため必要だと思う。
 子育て支援よりロボット技術を格段の支援で他国に先駆けて国が推し進めることが日本の将来に必要と思われる。
 「各テレビ局は選挙予測を発表しています。与党民事党が単独過半数を大きく超える予測が出ました。中道を掲げる民主改革連合は現状の半分くらいに下回る予測になっています」
 高島波瑠は真っ赤なブラを外して同じ造りで純白のブラに着替えて読む。
 「一部を除いてどの政党も消費税減税、廃止、一時ゼロを唱えています。でもどの政党もその財源の説明が明確とは言えない状況です」
 岡田有美も読みながら真っ赤なブラを外す。今度は薄い水色のブラを着ける。
 「消費税引き下げ等が物価高対策にならないことは前回申し上げた通りです。それを主張することが国民の感情に響きやすいからと思われます」
 如月鬼堂はそう話し始めて以下のように続けた。
 どの政党も権力が欲しい。政党の勢力を拡大したいだけです。消費税を下げてもその分メーカー、小売りが値上げするだけになる。
 賃上げを叫びますがそれで置いて行かれる本当の弱者である年金生活者、生活保護の人達のことはどの政党も触れていません。
 どうしても円安が問題と考える人は多くはないのでしょう。人々は物価高を嘆いても円安で株価が上がって与党の政策に傾きます。
 でも株価が上がっていると絶賛してもそれは円安を考慮してみるべきでしょう。株価をドルやユーロに置換えて見れば歴然です。
 また大方の庶民に円安が物価高の原因と理解されないのではないでしょうか。また円安の恩恵を受ける人や株取引で儲かる人もいます。
 民事党の支持が回復したのは前の選挙でリベラルに近い総理が続いたことで激減していたのが戻ったのでしょう。
 日本人はアメリカ以上に保守が多いのです。知識階級にリベラルが多いだけと思います。
 夫婦別姓選択も知識階級が騒いでいるだけで国民投票を行えば逆転する可能性もあるのではないでしょうか。
 如月鬼堂は連続拉致強姦事件の犯人らに論われないように語った心算である。
 
 二月一日。
 如月鬼堂は8時14分着の普通電車で本多椿を伴って帰り着く。
 駅には珠洲が迎えに来ていた。
 「来ちゃったよ杉下社長から動画添付メール」
 「うん」
 如月鬼堂は普通電車乗り継ぎなので確認してない。朝の時間に特急がないのが痛恨である。
 今朝も朝食を摂ってない。
 それを見越してサンドイッチ、サラダ、コーヒーとトマトジュースが用意されていた。
 急いで食事を摂る。
 九時丁度に館山弁護士とテレビ会議が繋がった。
 
 動画は富永亜紀の二本目である。
 その躰は産婦人科診察台に磔にされていた。
 これまでの被害者同様に横の台に摘出した子宮がホルマリン漬けで瓶に入れられている。
 まだ乳首は切られてない。股間も外観は元もままである。
 葬儀会社の社長がスタンガンを乳房に当てた。
 「うぐ、うーーーーーーーーーーーー。ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 富永亜紀は一気に意識を回復する。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーーー。いいかげんにしろーーーーーーーーーーーーー」
 怒りの限り叫ぶ。
 「富永亜紀さん。今日は一月三十一日です」
 印刷会社の社長が幕の裏からマイクで語り掛けた。
 「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。なんで」
 富永亜紀は麻酔で眠らされて時間の経過を感じてない。夢すら見てなかったようである。
 「横の台を見て下さい。貴女の躰から摘出した子宮です」
 印刷会社の社長は淡々と恐ろしい宣告をする。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーー。なんて酷いことを!!」
 富永亜紀はこれまでの動画は一本も見てない。見る訳もないのである。
 「日本の政府にこちらの要求を呑ませる手段の一環です。そして貴女には要らないものです」
 印刷会社の社長は決め付けてしまう。
 「私は権力者が起こした戦争で犠牲にされる弱い女性や子供の現状を世界に伝える為に活動しているの。どうして私をこんなところに攫って邪魔するの」
 富永亜紀は怒りを込めて抗議である。
 「ふあっはっはっはっは。だからあんたを確保したのだ。あんたの敵視する独裁者や権力は我々の関連組織から武器を購入している」
 印刷会社の社長は遂に真相を言ってしまった。
 「なんだって!いったい此処は何処よ!」
 富永亜紀の怒りはさらに沸騰する。
 「日本の何処かとだけしかお答えできません」
 印刷会社の社長は嘲ていた。
 「嘘だ!どうやって私を運んだの!」
 富永亜紀は怒鳴ってしまう。
 「まあ。瞬間転送したとでも言っておきましょう。信じなくても構いませんが嘘ではありません。貴女の居た所とは気候が違いませんか」
 印刷会社の社長は抑揚のない口調で語った。
 「私をどうするのよ!」
 富永亜紀は活動に戻りたい一心である。
 「これから貴女の悲鳴を日本政府と世界中の市民に聞かせます。飽くまで日本政府と日銀に要求を呑ませる為です」
 印刷会社の社長はまだ淡々と語った。それは富永亜紀の神経にじくじくと突き刺さって来る。
 「やめろーーーーーーーーーーー。私は取材を続けたいの!」
 富永亜紀はブチ切れて主張した。
 「それが困るのだ!だからお仕置きも兼ねている。そしてお前のようなジャーナリストはこれから地獄に落すと宣言するのだ」
 印刷会社の社長はやや強い口調になったが後半は淡々と述べる。
 葬儀会社の社長が大量に書類を挟む黒いクリップを持って来た。
 運送会社の社長が鞭を並べる。
 医者の男と産業廃棄物収集運搬処分業の社長がクリップを手に取った。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。私を帰してーーーーーーーーーーーーーーー!!」
 富永亜紀はそれを見てまた叫び抗議する。
 医者の男は構わず左の乳首に鋏みつけた。
 「う、うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 富永亜紀は顔を振って藻掻く。
 クリップの口は二センチ。かなりの痛みである。
 産業廃棄物収集運搬処分業の社長が右の乳首にも乳輪ごと鋏みつけた。
 「う、うう、ぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 富永亜紀は強烈な悲鳴を絞り出す。
 運送会社の社長が乳房に鋏みつけてゆく。
 「う、ううーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーー。うぐ、ううーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーー」
 一気に左の乳房の円周に六個鋏みつけてしまった。
 「あーーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーー」
 富永亜紀は躰を揺すって痛みに喚き続ける。
 さらに産業廃棄物収集運搬処分業の社長が右の乳房に同じように鋏みつけた。
 富永亜紀は何処までも痛みに悲鳴を上げ続ける。
 「あふぁあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いで藻掻く。
 運送会社の社長が鞭を構えた。先端が長方形の革二枚縫い合わせて芯の入った一本鞭である。
 「乳首は最後です。二時間かけてゆっくり叩き落とし続けます」
 印刷会社の社長が怯える富永亜紀に宣告した。
 「うぬーーーーーーーーー」
 富永亜紀は震えながら運送会社の社長を睨む。
 黒装束の覆面にサングラスでは四人とも見分けはつかない。
 運送会社の社長は左の乳房の円周に鋏んだ左端の一本を狙う。
 ビシャーーン。
 一気に叩き落とされた。
 「うがーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 富永亜紀は大口を破裂させて悲鳴を上げる。
 クリップの飛んだ部分はくっきり咥えた痕が窪んで皮膚も若干剥けていた。
 僅かに剥けた皮膚に血が滲む。
 「う、ううーーーーーーーーーーーー。うふう、うーーーーーーーーーーーーーん。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 痛みに顔を振って悲鳴を絞り出す。
 続いて医者の男が構えた。
 狙いは左の乳房の中央下の一本である。
 「はあ」
 富永亜紀は恐怖に固まる。
 医者の男は鞭の先端を縦にした。それでクリップの針金を曲げた持ち手部分を叩く。
 ビシャ。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーー」
 クリップは僅かにずれたが飛ばない。
 医者の男はさらに構える。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 富永亜紀は震えながら藻掻いていた。堪えられず失禁してしまう。
 膀胱がパンパンだったのである。
 眠らせている間点滴を投与して尿道カテーテルも入れていた。だが拷問に掛かる数時間前には外してしまっている。
 尿は濁流のように流れ出た。
 今回は小陰唇を開かない。蕾から出る姿も別途に鑑賞していただく目論見である。
 それでも小陰唇が開いて一部中の粘膜が覗いていた。
 葬儀会社の社長がガーゼで股間を拭く。
 「ちくしょーーーーーーーーーー」
 富永亜紀は理不尽極まりない仕打ちに悔しさを滲ませた。
 運送会社の社長が床をバキュームで吸い取る。
 産業廃棄物収集運搬処分業の社長がその後をモップで拭く。
 医者の男は構え直した。
 「二回目の失禁放尿サービスありがとうございます」
 印刷会社の社長がマイクで揶揄う。
 「うぬう」
 富永亜紀はさらに怒りを滲ませた。
 医者の男はクリップの先端の左端を狙って鞭の先端を縦にして振り下ろす。
 ビシャ。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーー」
 クリップは咥えが半分ずれて右端が僅かに皮膚を抓んでいる。
 「ふふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 富永亜紀から甲高い悲鳴が空気を劈くように上がった。
 「うふうーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーー」
 繊細な痛みに躰は縮み上がっている。
 医者の男はもう一発構えた。
 今度は鞭の先端を横にしている。
 「あーーーーーーーーふぁあーーーーーーーーーー」
 富永亜紀は恐怖の息遣いを漏らす。
 医者の男が振り被って叩く。
 クリップはようやく飛ぶ。
 「ふふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ふぁふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーー」
 富永亜紀はさらに甲高い悲鳴を絞り出した。
 クリップの飛んだ痕はささくれた皮膚に血が点在している。
 拡大すると生々しさが確認されて無残極まりない。
 四人が交代して左右合わせて十二個が飛ぶ。
 富永亜紀は悲痛な悲鳴を上げ続けた。
 両方の乳首にクリップが残ったまま美しかった乳房は何か所も血が滲んで凄惨な姿を晒している。存在感の強い乳房なので猶更である。
 「ああ。あふぁあ。はあ。はあ。はあ」
 痛みに呻き続けていた。
 乳首を鋏んでいる二つはそのままにして運送会社の社長と産業廃棄物収集運搬処分業の社長が左右から片方ずつ小陰唇を抓む。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 富永亜紀は泣き悲鳴のように訴える。
 運送会社の社長と産業廃棄物収集運搬処分業の社長が片方ずつ小陰唇を殆ど掴むようにクリップを鋏みつけてしまう。
 「うぐう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 富永亜紀は顔を強く揺すって強烈な悲鳴を上げた。
 クリップの重みで小陰唇は左右に広がったままになる。
 葬儀会社の社長が鞭を構えた。今度は先端が長方形の革二枚合わせた一本鞭である。
 さすがに芯を縫い込んではいない。
 狙うのは広がった内側の尿道口から膣口の粘膜である。
 小陰唇はやや小豆色だが内側は極薄いピンク。尿道の亀裂は殆ど見えないが膣口はくっきり割れていた。
 襞などはまったくない。単調な膣口である。
 狙いを定めて叩く。
 「ぐわーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーがふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴である。
 「うう、ぐう、ぐふううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 富永亜紀は藻掻き暴れる。産婦人科診察台が軋む。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。い、いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうう、うーーーーーーーーーーーーー」
 何処までも悲鳴を絞り出して藻掻く。
 尋常な痛みではない。
 「ふぁああん。あふぁあん。ああーーーーーーーーーーー。がふぁああん。あふぁああーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーん」
 なかなか痛みは治まらない。
 産婦人科診察台に固定されてなければ床を叩いて転げまわる痛みである。
 「痛いですねえ」
 印刷会社の社長はマイクで嘲るように言う。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーー。うがあーーーーーーーーーーーーーー。あがあ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 富永亜紀はまだ藻掻き続けた。
 目尻から涙が滲み出ている。
 壮絶極まりない光景である。
 「耐えられないですねえ。そろそろジャーナリスト辞めませんか」
 印刷会社の社長は舌なめずりするような言い方である。
 「うぬーーーーーーーーーーーーーーーーー。何でやめなきゃならないのーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 富永亜紀は苦しみながら叫ぶ。
 「そうですか。それではもう一発」
 印刷会社の社長は悪魔の宣告である。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーー。私は戦地で犠牲になる弱い人達の状況を世界に伝える為にやっているの!!」
 富永亜紀は慟哭のように叫ぶ。
 「それが気に入らんのだ!!ジャーナリストはいくら痛めつけても飽き足らん。お前らは日本の税金と支援金を海外に垂れ流す」
 印刷会社の社長も怒りを込めて言葉を叩き込む。
 運送会社の社長が鞭を振り被った。
 「あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 富永亜紀は恐怖に固まって表情を破裂させて悲鳴を上げる。
 運送会社の社長はその悲鳴を叩き割るように富永亜紀の広がった女の部分の粘膜に鞭の先端を叩き込む。
 「ぐがふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーー」
 瞬間固まった富永亜紀の躰が強烈に震撼した。
 「ぐう、うう、うぐう、うーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐわあーーーーーーーーーーーー」
 失禁尿を垂れ流しながら藻掻く。
 「うぐう、う、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐふぁああーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー」
 躰は暴れ続ける。産婦人科診察台はまた軋む。
 壮絶極まりない光景である。
 ここで富永亜紀の究極に苦しむ顔が静止画になった。
 字幕が流れる。
 『日本政府は警察任せでまた見殺しですか。円安のメッリットなど殆どの人は感じていません。物価高対策は究極に円高にする一点です。この女は開放されません。期限は三日以内です』
 これで終了していた。
 
 終わって如月鬼堂は憮然と画面を見ている。
 「奴らは何で武器を売るのとこの女性の活動が関係あるのですか」
 本多椿はそこに疑問を持った。
 「奴らが嫌いな存在なのだろ」
 如月鬼堂はにべもない。



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