【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第五十六幕
続終わりなき劇場型の脅迫
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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二千二十五年大雪上元。太陰太陽暦二千二十五年十一月二日。
(この二十四節気は平気法によるものです)
二千二十五年十二月二十一日。
豊洲。如月鬼堂の居間。
主な面々が集まっていた。
如月鬼堂は会議なので早く起きている。
身支度を整え食事も済ませていた。
東京なので珠洲と瀬里菜は送迎をしない。
如月鬼堂は怠そうな足取りで会議スペースに入る。
相変わらず進行は大河内税理士任せである。
正月のツアーは倍率が高すぎた。
外れた会員から後日に増発の要求が大量に寄せられてしまう。
一月の十、十一、十二で二段目を行うかどうかの会議である。
「誰が行くのですか」
本多椿は行きたくない。
「館山先生は忙しいから福富社長と杉下社長で」
大河内税理士が決めてしまう。
杉下一行は重複になるが頷く。
「また三十人くらいやってどうなる」
如月鬼堂は焼け石に水と言う。
「先生。ずっと要求が出ていましたから仕方ないですよ」
大河内税理士はやらないより言い訳が立つと言う考えである。
瀬里菜はメールを自動集計してパソコンで抽選するだけで大した負担にはならない。
女性はそれなりに捻出可能である。
「正月の調整は終わったのか」
如月鬼堂は新年会で会員を会場に収用できるかを心配していた。
「そっちは収まっています」
熱海の店長荒井枝里が答える。
欠席者が多少は居るらしい。収まり切っていた。
「パパ。速報よ」
珠洲がメモを渡す。
『テレビ太陽の報道番組他複数に出演のコメンテーター佐賀野洋子さんの長女で亜紀さんが行方不明。夜半に自宅から拉致された模様』
「また堂々と自宅からだな」
如月鬼堂は館山弁護士にメモを渡した。
館山弁護士も読んで本多椿に渡す。
「いつまで続くのでしょうね。金利は0.75で決まったし。効果もなかったですね。政府はこの犯人には警察の対応が総てという対応ですね」
本多椿は犠牲者が途方もなく出るだけで何も解決しないと言う。
「政府の物価高対策は全く効果が見込めない。お米券はコメの高値を維持するだけ。アメリカとの金利差がなくならないと物価高は収まらないな」
「一時凌ぎしか考えてないのでしょう。あくまで株価と貿易黒字が優先でしょう」
館山弁護士も政府の物価高対策はスローガンだけと見ている。
「政府は円安を抜本的に改善する意思はない。適度に緩めたいだけだ。これでは物価高は何処までも続く」
如月鬼堂は怒っていた。
「この犯人は何処までも同じ脅迫を続けるのですね」
本多椿には物価高対策よりこの犯人が問題である。
「最初からサイバー攻撃同様に応じないと分かってやっている。これ以外に何かやらないかが心配だ」
如月鬼堂はさらなる危険を感じていた。
「一月十日までスタジオはないですけど」
本多椿は余裕もそこまでと言う。
「この調子なら他の話題を優先してしまえばどうでしょう」
館山弁護士は状況が膠着しているなら大きくこの件に触る必要はないという意見である。
「そうだが。それ以外にも何か起こるか心配だ」
如月鬼堂は野村弁護士事務所に勤める紀弁護士の姉で紀明日香が拉致されたようなことでこっちに矛先が向くことを警戒していた。
「何をするか分からん奴らです。一連のトクリュウ強盗事件や警察官を名乗った詐欺事件のような簡単な逮捕はありません」
館山弁護士も警戒は必要と言う。
「こっちに何か向いて来ないかも心配だ。そして和歌山は相変わらずだ。あっちも何か起こりかねない」
如月鬼堂は和歌山の無謀なショーで大きな事件になることも心配する。
スタジオの発言も情報を収集して準備しなければならない。だが規制に繋がってしまうことが何よりも心配である。
十二月二十二日。
豊洲。如月鬼堂の居間。
如月鬼堂はゆっくり起きて朝食のラーメンを作っていた。
連絡をして来たのは三輪三千夫である。
如月鬼堂の悪い予感は当たってしまった。
「またクラブのSM嬢が一人行方不明になりました」
「また杉本金融関連からか」
「そうなのですが。R国とか大船一家など関わっていないようでした。事業資金が足りなくて杉本金融から借りていたらしいです」
「金額が上限に達したら一括返済を求められたか」
「そうです。それで幾つか回ってクラブ麗に辿り着きました」
「何も報道されてないな」
「そうですが。家族は居ません。クラブの予約に来なかったので会社や携帯に連絡しても連絡がつかないのです。警察には連絡していません」
「どんな仕事をしていたのだ」
「海外雑貨を仕入れて大手ではない百均に卸していたようです」
「在庫を抱えすぎて資金繰りが追い付かないか」
「給料と在庫のようです」
「するとクラブ麗が狙われているのだな」
「そのような気がいたします」
「館山先生とも相談するので一度こちらに来て下さい。今は豊洲です」
「判りました」
珠洲が代わって館山弁護士に連絡する。
事態を聞いて館山弁護士の連絡で野崎拓郎弁護士と野村未来也弁護士も来た。
「下村真矢。二十九歳です」
三輪三千夫がタブレット端末でクラブのページを見せる。
「今回和歌山からプレイに来た奴は」
「これまで来た奴はシャットダウンしています。十月の中頃入ったのですが。ホームページに出したのは先月です」
「大庭信一郎が目をつけて奴らが動いたのではないですか」
館山弁護士の見解である。
「紀咲槇乃の時と同じパターンか」
如月鬼堂は苦々しい表情になる。
「どうもあの連中はこっちに決定的に闘おうとはしないで遠くから濁すように少しだけ攻撃を掛けて来ますね」
野崎拓郎弁護士の見解である。
「まるで中国の嫌がらせのようだな」
如月鬼堂はきっぱり言ってしまう。
「中国の嫌がらせは致命傷の手前です。こっちはまた犠牲が出ます」
野村未来也弁護士はきっぱり問題視する。
「ううん」
如月鬼堂は唸ってしまう。
その場面で杉下一行からメールが届いた。
気付くのが遅れていま送って来たのである。
本多椿もプレイルームに泊まっていたので上がって来た。
動画は下村真矢である。
下村真矢は床のフックに大の字に脚首、手首が縛られていた。
忍者姿黒装束は相変わらず四人だがロボットと思しき女性姿が二体出ている。
ラフなアルバイト従業員スタイルである。
葬儀会社の社長が鞭を構えた。先端が細長い一本鞭である。
それを腹からドテに叩き込む。
下村真矢はまだ眠ったままである。
葬儀会社の社長は二発目を叩く。
「ぐふぁ。いたい。なに」
下村真矢は目を開いた。
「なに此処。いやあーーーーーーーーーーーーー」
全裸で床に固定されていると気付いて悲鳴を上げる。
「なに!何!貴方達何でこんなことするの!」
二人の女性に向かって叫ぶ。
「maya企画社長下村真矢さん。お気づきですね。その二人は貴女の会社の従業員そっくりに造ったロボットです」
印刷会社の社長が幕の裏から宣告する。
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村真矢は忍者姿黒装束に気付いて悲鳴を上げた。
「お分かりのようですね。本物の従業員のお二人は事務所で貴女が居なくて業者の催促に困って居られます」
印刷会社の社長は状況を監視しているが如く言う。
「なんでーーーーーーーーーーーーーーーーー。何で私がこんなことされるのーーーーーーーーー。止めてーーーーー決済しないと会社が潰れちゃう」
下村真矢は現実が戻って慌てふためく。
事実決済が迫っているのである。
「もう手遅れですよ。今日は二十一日です。諦めてSM嬢に専念しましょう」
印刷会社の社長は揶揄う。
「ふざけないで。いやよーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーー」
下村真矢は完全に取り乱してしまう。
「駄目です。どうであれ今やっている映像が公開されます。内緒でやってきたことも全部ばれます。諦めましょう」
印刷会社の社長は強い口調で言い切る。
「いやあーーーーーーーーーーーーーー。いやよーーーーーーーーーーーーーーーやめてーーーーーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーーーーー」
下村真矢は半狂乱に叫ぶ。
葬儀会社の社長が構わず鞭を叩き下ろす。
「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村真矢の叫びは強烈な悲鳴に一変した。
「あふぁああ。ああ。あふぁあ。はあ。はあ。はあ」
躰はブルブル震える。
葬儀会社の社長は医者の男に鞭を渡す。
医者の男は容赦なくドテからクリトリス付近を叩く。
「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁあ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村真矢はさらに強烈な悲鳴を絞り出し轟かせた。
「あーーーーーーーーーーーーあふぁあ。あふぁあ。はあ。はあ。はあ」
躰は強烈にがくがく震える。
「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーー。い、いいたいーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
さらに股間付近を強く捩って震えさせ藻掻く。
「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
やや痛みが治まったところで強烈に叫ぶ。
医者の男は運送会社の社長に鞭を渡す。
運送会社の社長は下村真矢の躰の左横に回って乳房を二つ並べて叩きつける。
「ぐ、ぐう、うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村真矢は躰全体に硬く力を入れて突っ張り藻掻く。
「あがあ、ああ、あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
迫り上げた躰が痛みに震え続けた。
運送会社の社長は産業廃棄物収集運搬処分業の社長に鞭を渡す。
「がふぁあーーーーー。あふぁあ。はあ。はあ。はあ」
荒い息遣いで藻掻く下村真矢のドテには鞭の痕が三本蚯蚓腫れになってそれが紅く滲んでいた。
産業廃棄物収集運搬処分業の社長は正面に立つ。
上からのカメラに切り替わって床に磔にされた下村真矢の躰のフロント面がアップになる。
下村真矢の躰は強烈に震えていた。
産業廃棄物収集運搬処分業の社長は右の乳房を縦に狙う。
既に乳房の左右に渡って横に一本鞭の蚯蚓腫れが紅く滲んでいた。
「あ、あーーーーーーーー」
下村真矢は乳房に来ると感じ取って恐怖の悲鳴を漏らす。
産業廃棄物収集運搬処分業の社長は縦に強く振り下ろした。
「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村真矢から強烈な悲鳴と共に目尻に涙が溢れる。
「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうわああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
強く躰を左右に捩って藻掻きながら悲鳴を絞り出す。
右の乳房は縦に蚯蚓腫れが浮きやがて紅く滲んで来る。
かなり硬い鞭である。
白く肌理の細かい下村真矢の躰には紅く滲んだ鞭の痕が無残極まりない。
それが4K画像に鮮明にアップになる。
マニアには生唾を飲み込んだ口が乾く光景である。
医者の男は床に膝を着いて女の部分を広げて粘膜を強く擦り上げる。
「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーやめてーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村真矢は強烈に叫ぶ。
尿意が迫っていたのである。
医者の男はさらに擦って叩く。
「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村真矢の悲鳴が轟いて失禁尿が噴き上げる。
「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
溜まっていた失禁尿は止まらない。迷って慌てるがもう仕方なく出し切ってしまう。そう観念するしかない。
「下村真矢さん。漏らしてしまいましたね。これも動画で公開されます。その綺麗な股間からお漏らしシーンです。マニアは大悦びですね」
印刷会社の社長は絶賛するように詰った。
「黙れーーーーーーー。お前らが監禁して縛ったからだろ」
下村真矢はまだ気丈に言い返す。
「それはこの動画を見る方々にも一目瞭然です。でもその具体的なシーンは永久保存版です」
印刷会社の社長は諦めろと追い詰める。
「うぬう」
下村真矢は悔しさと絶望に懊悩するがどうにもならない。
運送会社の社長がタオルで下村真矢の股間付近を拭く。
産業廃棄物収集運搬処分業の社長が床の濡れをバキュームで吸い取る。
そのあと葬儀会社の社長が床を乾いたモップで拭く。
ロボット二体が床のフックに縛り付けた縄を解き始める。
「うぐうーーーーーーーーーー」
ロボットの押さえが強いので下村真矢が藻掻いても動けない。
四つの縄を解くと一度立たせて肩を押して床に座らせる。
「うう、うぐうーーーーーーーーーー」
下村真矢はさらに呻き藻掻く。
ロボット二体が両方の肩をがっちり押さえた状態で医者の男が高手小手に縛ってしまう。
「うぐうーーーーーーーーーーー。離せーーーーーーーーーーーー」
下村真矢はどうでも藻掻き続ける。
葬儀会社の社長が十露盤板を持って来た。
十露盤板は正方形に組んだ角材の上に角を上にした五本の角材が並べて撃ち込まれていた。
ロボット二体が下村真矢の躰を膝が上がる程度に引き上げて十露盤板に無理やり押し付けてしまう。
「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村真矢は悲鳴を上げさらに藻掻く。
運送会社の社長が十露盤板の角材に縄を引っ掛けて膝を揃えて縛ってしまう。
産業廃棄物収集運搬処分業の社長が同じように角材に縄を引っ掛けて脚首を揃えて縛った。
「うう、うぐう。うう」
下村真矢は十露盤板が向う脛を圧迫する痛みに呻き藻掻き続ける。
葬儀会社の社長が平たいポリタンクを三個運んで来た。
横幅700ミリ、奥行き500ミリ、厚さ70ミリ。注入口は横にキャップが付いていた。
それを三枚重ねて下村真矢の膝に乗せる。
医者の男がコックの付いたホースを引っ張って来た。
それで下の一枚から注水する。
「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村真矢は悲鳴を上げた。ポリタンクの中でも水の冷たさは密着した膝を刺激する。
そしてポリタンクは重みを増して膝と十露盤板の角に押し上げられた向う脛を強く圧迫する。
「うぐうーーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐう、うう、うぐうーーーーーーーーーーーーーーーー」
藻掻き躰を揺すって悲鳴を絞り出す。
医者の男は一つ目の蓋を絞めて二つ目に注水する。
「あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーー」
下村真矢は強烈に表情を歪めて藻掻く。
医者の男は二つ目の蓋を絞めて三つ目に注入する。
「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーー。あしがつぶれるーーーーーーーーーーーーー」
下村真矢は痛みに堪えられず訴えた。
葬儀会社の社長は数本の蝋燭に点火している。
「うぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーたすけてーーーーーーーーーーーーーーー」
下村真矢は涙を溢れさせた。
医者の男は三つ目の蓋を締める。そしてホースを幕の外に片付けた。
「うぐう、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村真矢は瀕死の表情を歪め続けて藻掻き悲鳴を絞り出し続ける。
運送会社の社長が鞭を持つ。先端が長方形の革二枚重ねた一本鞭である。
それで乳首を叩く。
「うぐーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村真矢は向う脛と乳房の二重の痛みである。
運送会社の社長は産業廃棄物収集運搬処分業の社長に鞭を渡す。
「あーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーー」
下村真矢は堪えられず叫ぶ。
産業廃棄物収集運搬処分業の社長も乳首を叩く。
「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村真矢は躰を揺すって藻掻き続ける。
「い、いいたいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーゆるしてーーーーーーーーーーーーーーーー」
泣き叫ぶ。
医者の男と葬儀会社の社長が上のからポリタンク一枚を二人で持ち上げて退かす。
続いて運送会社の社長と産業廃棄物収集運搬処分業の社長が二人で二枚目のポリタンクを持ち上げて退かした。
三枚目をロボット二体で退かす。
医者の男が膝の縄を解いた。
葬儀会社の社長が脚首の縄を解きに掛かるが下村真矢はそのまま斜め前に倒れ込んでしまう。
そして失禁した。
「がふぁあーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーー。あふぁああ。はあ。はあ。はあ」
床に倒れたまま藻掻き荒い息遣いを続ける。
ロボット二体が下村真矢の躰を仰向けにして肩と脚首で床に抑え込む。
向う脛には五本くっきり突き当たっていた角材の痕が真っ赤な筋になって滲んでいる。
「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーー。もうだめーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村真矢の脚が痺れ切っていた。
表情を引き攣らせて躰を捩るように藻掻き続ける。
医者の男が芯の周りに蝋涙が溶けて抉れた蝋燭を二本ずつ配った。
葬儀会社の社長から乳房に掛ける。
「がふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
乳房は液状の蝋涙を被って真っ赤に包まれた。
「あふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーああーーーーーーーーーーーーーー」
下村真矢は躰を右に左に捩って藻掻く。
続けて運送会社の社長がドテに掛け流す。
「あーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
ドテから股間に真っ赤に被った。
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