【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第五十六幕
続終わりなき劇場型の脅迫
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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「はい」
下村真矢は事態が呑み込めた訳ではない。それでも何となく安堵した。
「ショーに出たら此処の借金は一発で消える。後は貴女の稼ぎになる」
三輪三千夫はじっくり説得する構えである。
真性奴隷女の館の樽常マネージャーに話は通してあった。
「はい。ありがとうございます」
下村真矢はさらに安堵して静かに礼を言う。
会社のことは何も言わない。三輪三千夫も状況を把握していた。
名古屋。今池。
片淵香奈枝はソフトなAVは何処も断られてしまう。
ハードが出ているので駄目と言われてしまうのである。
ソープランドを当たるしかないと思う。
中村に行くか金津に行くか風俗の雑誌を見ながら考えていた。
一応金津の方が稼げると見做す。
でも名古屋から離れて雄琴に向かうと決めた。
人生の大方を失った気分である。
一月十七日。
連続拉致強姦事件の犯人六人のアジト。
一月にしては温暖な日である。
昨日はJRの停電騒ぎで大荒れの一日であった。
此処から内房への車での移動は避けたいので埼玉に戻ったら一日動けない。
そのままこちらで飲む。寿司と鰻のかば焼きの出前が届いていた。
昼から瓶ビールである。
「あのジャーナリストは明日着くのか」
「そうだ。未明に着く」
「まだニュースにもなってないな」
「運んで来た潜水艦が佐賀野亜紀を流して動画公開だな」
医者の男は愉しんでいる。
「あの理論派のジャーナリストを拷問してズタズタにするのは愉快だな」
葬儀会社の社長は期待していた。
「中道とか言ってリベラル寄りの合併政党ができたな」
印刷会社の社長が嘲るように言う。
「何が中道や。リベラルは左よ」
「逆転するようなことも言っているな」
「ありえへん。二大政党にはならないよ。心配することはない」
川口の会長は強気でこき下ろす。
「日本政府も日銀も我々の要求はどこまでもまったく無視だな」
「もとよりそう出ると分かっている」
川口の会長は織り込み済みと再び言う。
「金利を上げたら借り入れで苦しいゾンビ企業が総崩れして物価が一気に下がって人手不足は解消だ」
運送会社の社長はそうなって欲しい。
「どうせ日本経済は落ちるよ。そうなれば物価は暴落する」
川口の会長は自信満々である。
一月十八日。
宇佐美。
如月鬼堂は本多椿を伴って8時43分着の普通電車で帰り着く。
駅には瀬里菜が迎えに来ていた。
今日は会議である。
既にメンバーは全部先に着いていた。
いつものメンバーの他に三輪三千夫が下村真矢を連れて来ている。
議題は二つである。
一つは次の愛好会。これは下村真矢を承認すれば終わる。
もう一つは二回行ったツアーだがまだ追加の要求が出ていた。
如月鬼堂は乗り気でない。
「今年は雪が深そうだよ」
館山弁護士は雪を心配する。
二月七日から平日を飛び石の休みで行おうという計画である。
「雪で列車が立ち往生になりかねないな」
「ですから南の方にコースを取って」
「大河内先生がおやりになるのなら構わないが」
如月鬼堂はさっさと振ってしまった。
「それじゃ大河内先生。次の愛好会は」
「並行でどうでしょう」
「俺は構わないが」
三十名ばかり減らしても充分に下村真矢のギャラは足りる。
そこに杉下一行の事務所からメールが届いた。
如月鬼堂は会議を大河内税理士に任せて館山弁護士、本多椿と居間に戻って動画の確認に掛かる。
佐賀野亜紀の最期の動画である。
動画が始まるとその躰は壁に磔られていた。壁というより頑丈な衝立である。
お尻は衝立にボルトで埋め込まれた座に乗っている。
腕は真上に向けて延ばされ手首をそれぞれ三本でコの字に組まれた鉄パイプで押さえられていた。
太腿が45度の角度にされ斜め上で膝を三本で組み合わされた鉄パイプで吊るされている。
股間は広がって丸出しである。
右の乳首は美しく乳房の中心に紅く咲いている。だが左の乳首はない。乳房はゴムまりのように球状にのっぺりしていた。
丸出しの股間だが小陰唇はない。コックの付いた人口尿道だけが出ている。
綺麗な躰だがそれゆえによく見れば悲惨極まりない。
まだ眠らされたままである。
忍者姿黒装束が左右に二人ずつ立つ。
この黒装束では体型の違いが全く判らない。特にこの四人は同じように見えていた。
葬儀会社の社長が一本鞭を構える。先端が平たい革で蠅叩きのような一本鞭である。
それで左の乳房を叩く。
一発。
「う」
二発。
「うぐう」
三発。
「うぐうーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーー」
佐賀野亜紀は意識を回復させて叫ぶ。
「佐賀野亜紀さん。ようやくお目覚めですね。今日は一月十五日です」
印刷会社の社長が声を掛ける。
「あ、あーーーーーーーーーーーーーーー」
あれからまた五日が経過していた。
「正面のモニターをご確認ください。今の貴女のお姿です」
印刷会社の社長はモニターに現在のカメラ画像を投影する。
「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
乳首をメスで斬られ小陰唇も斬られ縫われた恐ろしい記憶が蘇った。
「酷い。酷い。あまりにも酷い」
佐賀野亜紀はまた涙を溢れさせてしまう。
「なかなか凄惨です。乳首は片方ありません。子宮は前に摘出しました。お〇〇こはもう何も入りません」
印刷会社の社長は淡々と状況を語る。
「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーん。あ、あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。うう、うーーーーーーーーーー」
佐賀野亜紀はさらに号泣の涙を溢れさせた。
「どうです。貴女を開放すれば病院送りで監視も付きます。なかなか自殺もできません。ご希望でしたら安楽死させて遺体を処分いたします」
印刷会社の社長は淡々と詰るような語り方である。
「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやよーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
佐賀野亜紀は発狂したように叫んだ。
「そうですか。生きて帰るのですね」
印刷会社の社長は嘲るように確認する。
「かえるよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
佐賀野亜紀は涙を溢れさせて叫ぶ。どうであれ此処では死にたくない。
「そうですかそれではこれで終了です。次に目が覚めたらどこかの海岸です。ゴムボートが流れ着いたら中からビニールカバーのファスナーを開けて出て下さい。そのくらいの時間で麻酔が覚めます」
印刷会社の社長は淡々と真面目な口調である。
「帰れるの」
佐賀野亜紀は殺されると思って必死に叫んだ。
「良いですか。ボートから出たら直ぐに離れて下さい。ボートは爆発します。それでは悲惨な躰で余生をお過ごしください」
印刷会社の社長の言葉が終わると医者の男が麻酔を当ててしまう。
字幕が流れた。
『佐賀野亜紀は既に三浦海岸に流れ着いています。救助をお願いします。次の犠牲者はジャーナリストの富永亜紀です。政策金利8%をよろしく』
これで動画は終了である。
「嫌な言い方。声を聞いたらきっと反吐が出るよ」
本多椿は怒りを露にした。印刷会社の社長の声は捜査の糸口にならないように総て字幕に変換されている。
「今度は帰ると言わせようとしていたな」
如月鬼堂は犯人らの予定は態と生かして帰したかったと思った。
「態とそう誘導していますね。でもあそこでは死にたくないですよ」
本多椿は悲痛そうに言う。
「富永亜紀。フリーのジャーナリストですね。何も状況は掴めていません」
館山弁護士は何も情報を掴んでなかった。
「海外じゃないのか。嫌なジャーナリストだ」
如月鬼堂は嫌いである。
「パパ。テレビ」
珠洲が知らせる。
『連続拉致強姦事件の犯人らに拉致されていた佐賀野亜紀さんは城ヶ崎赤羽根海岸で発見されました。命には別状なし』
速報が流れた。
「字幕と場所が違いますね」
本多椿が違いに気付く。
「そうだな。浅い金田湾に潜水艦が侵入しづらかったのじゃないか」
如月鬼堂はそう決め付けた。
「この犯人の依頼通りに潜水艦が処理できなかったのですね」
館山弁護士も同じ見解である。
大河内税理士らは会議を終了して帰った。
一月二十日。
寒く風の強い朝である。
如月鬼堂は何故か早く目が覚めた。
朝湯に浸かってからラーメンを作る。
朝から報道番組は解散総選挙である。
「パパ。紺弊党と立憲国民党が合体して中道正当になったら民事党はピンチなの」
珠洲がテレビを見て言う。
瀬里菜は食後のコーヒーを淹れていた。
「何が中道や。極めてリベラル寄りだ。左側から見た中道だろ。日本はアメリカ以上に保守だ。反動、保守、革新の真ん中の保守が中道だよ」
如月鬼堂はその存在を不愉快そうに言う。
「リベラルは革新なの」
「リベラル=革新には語弊があるかもしれないが。右翼、右派、左派及び左翼なら左派だよ」
「左翼は左派なの」
「ほぼ一緒だよ。右翼と右派は違う。右派は現状維持、右翼は反動だよ」
「だから民事党が右派で中間なのね」
「見る立場によって違って来るがね」
「パパはどっちなの」
「反動だよ」
「そうか」
珠洲はどっちでも良いらしい。
もう死語になったが昔で言うノンポリのような存在である。
「パパ。テレビ」
瀬里菜が知らせる。
『シリアで取材中の富永亜紀さん。隣国ヨルダンで行方不明を確認。連続拉致強姦事件の犯人らの関連組織によるものと思われる』
速報が流れた。
「遂にはっきりしたな」
如月鬼堂は既に予期していてそう呟く。
「今回は日本政府が相手にしないのにいつまでも政策金利8%要求をしつこいね」
珠洲は犯人らのしつこさに呆れる。
「奴らは相手にされないのを織り込み済みだろ。アメリカの重要人物でも拉致しなければ日本政府は動かない。承知で続けているのだ」
「何の為に」
「分らんよ。これまでは武器やロボットを売る為とか理由が読めたが今度は分からない。目的はなく奴らの遊びで社会を騒がしているとも思える」
今回は如月鬼堂も今の範囲で堂々巡りである。
「遂に総理は食品の消費税ゼロを掲げたね」
「まあ。全部の野党がそう主張するから公約に入れるしかないのだろう。まあ過度の円安は避けたい。そこまでは良い。だが実は消費税を犠牲にしてもある程度の円安、株高、積極財政を維持したいのだろ」
「パパはどっちにしたいの」
「俺はリベラルを絶対に排除したい。だが円安は嫌だな。円高100円以下、株価大暴落乱高下、積極財政が良いな」
「それじゃどこも支持できないじゃない」
「そうだな」
「パパ。またテレビ」
瀬里菜が知らせる。
一面雪景色の豪雪を報道する番組の中で速報が流れていた。
『元女優で立憲国民党参議院議員の大野木愉眞さん32歳が南房総冨浦の観光ホテルから行方不明』
「何処までも続くね」
珠洲は如月鬼堂よりこの事件を憂慮している。
ジャーナリストや現役政治家が狙われるだけなら自分らに衝撃は浅い。
だが親がリベラルや厳しい論調の知識層でも娘も同じとは限らないと思う。
親の代わりに攫われて理不尽な拷問の末どうにもならない傷を負わされてしまう。それを思うと怒りが沸騰する。
本多椿はインターネットアダルト放送のMCを務めるため見ていたが悲痛な表情であった。体調を崩した時もある。
野村未来也弁護士の事務所に勤める弁護士の姉が犠牲者にされたのが最大の衝撃であった。
そしていつ自分らに被害が及ばないか不安極まりないのである。
和歌山。岬ビューホテル。
離れの間。
中部協和組若頭補佐山根忠弘が来ていた。
岡田弥一郎が料理を振舞う。青木学と一緒に対応する。
「これが次の女ですか」
「木村さんから送られてきました」
「悪くはないが如何ほど」
「三千五百ではというのだが」
山根忠弘若頭補佐はややすまなそうに言う。
「五百万上積み」
青木学は難しい表情になった。
「向こうの組の利益も出さないとなりませんので」
山根忠弘若頭補佐は自分らの都合ではないと言っている。
「主な会員に相談してみるよ」
青木学は保留にしたい。
「山根さん。もう一回三千じゃどうかな」
岡田弥一郎は赤座元太らを入れないで解決したいのである。
「いやあ。何とかお願いできませんでしょうか」
山根忠弘若頭補佐はやや頭を下げ気味に言う。
「岡田。やはり彼らと相談するしかないよ。それで納得してもらうか。断るかだよ」
青木学はそっちに託したい。
「そこは。もうここまで進んでしまっているのですよ」
山根忠弘若頭補佐理は困る。
「ならば今回は三千で」
岡田弥一郎はそっちに押し切りたい。
「会員を増やすとかで何とかなりませんか」
「それは不味いな。今でも満足が行き渡ってない」
青木学は会員の増強はできないと断言する。
そしてテレビ会議を繋いでしまった。
赤座元太と宇治原歳加年に繋がる。瀬尾将には繋がらなかった。
「時間とか内容をアップしないと難しいよ。プレイを競り落とした者は良いが見ているだけの場合いまでも高い」
宇治原歳加年も難色を示す。
「物価も上がっておりますし」
「急に円安になったから現地の利益が足りないのだな。女は日本で円に戻すから変わらないが」
赤座元太は情況が読めた。
「どうしてもと言うなら一人当たり均等会費はそのままでスタート額を上げて競り額を調整で行くしかないな」
宇治原歳加年はどうしてもならと妥協点を示す。
「今回は木村の方で泣いて貰えないか」
赤座元太も一応そっちを突く。
「それは厳しいのですよ」
山根忠弘若頭補佐は頼み込む言い方である。
「宇治原の言う通りしかないな」
赤座元太は岡田弥一郎の方を見て言う。
岡田弥一郎は渋面である。
最終的に木村草太若頭補佐と国際通話を繋いで三千三百万で妥結した。
一月二十一日。
内房のリゾート施設。
連続拉致強姦事件の犯人六人は潜水艦が運んで来て眠らせてあった富永亜紀を拷問スペースに運び込む。そして頑丈な衝立に磔にした。
お尻は衝立に組み込んだ座に乗っている。
手首は頭の上で片方ずつ鉄パイプ三本をコの字に組まれた物で押さえられていた。
太腿は斜め四十五度に開いて膝と内腿の付け根をそれぞれ三本組まれた鉄パイプで衝立に磔にされている。
全員これまで通り忍者姿黒装束にサングラスである。
運送会社の社長がドテと大陰唇の陰毛に強い粘着テープを貼ってゆく。
上から擦って陰毛を接着剤に絡める。
富永亜紀はまだ眠ったままである。
印刷会社の社長が撮影準備OKの合図を送った。
運送会社の社長と産業廃棄物収集運搬処分業の社長が富永亜紀の躰の斜め前にしゃがむ。
大陰唇に貼った粘着テープの下の角をそれぞれ抓んだ。
葬儀会社の社長は運送会社の社長の体と富永亜紀の右の太腿の間に立ってドテに貼った粘着テープの角を抓む。
三人顔で合図して一気に引っ張る。
バスーーーーーーーーー。
陰毛は大方が粘着テープに毟り取られて一気に抜けてしまう。
「ぐ、ぐう、ぐがふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー」
富永亜紀は一気に意識を戻して強烈な悲鳴を轟かせた。
「い、いたいーーーーーーーーーーーーー。なんだよーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
忍者姿黒装束が目に入ってさらに悲鳴を上げる。
「フリージャーナリスト富永亜紀さん。お目覚めですね。政情不安な地域まで取材ご苦労様です」
印刷会社の社長がマイクで語り掛けた。
「お前らが私にクロロホルム嗅がせて此処に連れて来たのか!!」
富永亜紀は怒りを破裂させる。
「左様でございます。我々が放ったロボットが貴女を確保しました」
印刷会社の社長は簡単なことのように答えた。
「何で私を拉致したのーーーーーーーーーーー」
富永亜紀は全裸で磔にされていても強気で抗議する。
「日本の報道を聞いて居られますでしょう。日本政府に政策金利8%の要求の為ですよ。それとリベラル的主張で動く貴女へのお仕置きです」
印刷会社の社長は舌なめずりする言い方である。
「あんな要求したって聞ける訳ないだろ!何であんな要求して女性を虐待するの!!」
富永亜紀はさらに怒りを破裂させた抗議になった。
「正しい物価高対策でございます」
印刷会社の社長は嘲ている。
「うそだ!そんなら8%まで要らないだろ!!」
富永亜紀はさらに言い返す。
「ふっふっふっふ。1$100円を大きく切らないと根本的な物価高対策にはなりません。1$50円で日本とアメリカの賃金はほぼ対等です」
印刷会社の社長は真面目な口調になった。
「そんなことしたら日本は倒産続出だろ!!」
「そうです。物価が暴落して激安スーパーにバッタ商品が積み上がって倒産のオンパレードで経済的瓦礫の山です」
その間に運送会社の社長と産業廃棄物収集運搬処分業の社長が富永亜紀の太腿の下にしゃがんで女の部分のビラビラを広げてしまう。
「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。さわるなーーーーーーーーーーーーーーーー!」
富永亜紀は喚き散らした。
「いっぱい膣液の粕で汚れています。お掃除して差し上げます」
印刷会社の社長はそう宣告して富永亜紀の女の部分を拡大して正面のモニターに投影する。
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
富永亜紀はそれを見て堪らず叫ぶ。
「既に撮影して居ります。貴女のアダルト動画が世界にばら撒かれます」
印刷会社の社長は淡々と宣告する。
「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
富永亜紀は叫ぶしかない。
医者の男がへらで乾いて膜になった膣液を掬う。
「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
富永亜紀は叫びながら尿意が迫っていた。
躰を強く捩る。
葬儀会社の社長が床に吸収シートを敷く。
「そろそろおしっこが耐えられないですね。床にシートを敷いて居ります。いつでも出してください」
印刷会社の社長は嘲るように言う。
「おのれーーーーーーーーーーーーーーーーー。ひれつだーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぬうーーーーーーーーーーーーー」
富永亜紀は藻掻き続けた。
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