SadoのSM小説
女衒の國 その五

この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
女躰羞恥責め

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 「私はフェミニストというわけでは有りません」
 市江廣子はこれをきっぱり否定できると思って言い切る。
 「あなたがフェミニストでなくてもフェミニズムの産物なのよ」
 真紀子は本人に理解が行かなくてもこれが確信と言いたい。
 「いったい何がいけないというのですか」
 「人間の悦びに蓋をして主婦の良識だけの固い社会を創って経済を冷やすからよ」
 「そんな淫乱で不秩序な社会に成るだけではないですか」
 「でも今の日本を見なさい。失業が拡大して消費は冷えて何処までも景気は後退してゆくわ」
 既に日本は経済的瓦礫の山寸前である。
 誰も日本の経済を改善することはできない。いま景気の回復はありえないのである。
 政権交代に期待した事は凡て幻でしかない。
 国民が理想に思うことなど実現できないのである。それに近付けようとすればするほど経済は悪化する。
 国民党は大澤幹事長が民事党の裏切り者を集めて更に小さかった国民党を含む元野党を飲み込み足りない分は烏合の衆を集めて急増された政党である。
 できないマニフェストで国民を愚弄して政権交代した。
 蓋を開ければ民事党の指摘した通り財源は何処に有るという言葉の通り行き詰まりである。
 政治主導と宣言して官僚を怒らせた結果が大澤元幹事長の献金問題。起訴できないと判っていても検察の筋書きはぎりぎりまで追い詰めた。
 後は無手勝流である。裏の裏を知らないで正義を信じる馬鹿な国民は検察審査会で民意とばかり追い詰める。
 だがこれでは制定法も有って無いもの。
 民意が制定法を越えるなど国家の崩壊に等しい。これでは何人も安心して商売もできないことになる。
 検察審査会より冤罪に陥れられ上告棄却になった人の救済審査会こそ作るべきである。
 今や疑わしきは罰せずという法律の根本理念は崩壊している。フェミニストに言いなりにやってきた結果の痴漢冤罪が代表的な例である。
 管石由人内閣は大澤元幹事長が失脚同然となった歪で内閣の地位に就いた。だが政権担当能力などもとよりない。
 同じように無能といわれても民事党最後の内閣の方が遥かにましである。
 官僚は何処までも抵抗する。
 事業仕訳など国民の理解は得られてももぐら叩き以外の何者でもない。
 マスコミが主役に祭り上げた中年女性議員。その人気を上げた以外何の効果もない。
 官僚は愚弄するように叩かれた横からモグラの頭を出す。制度を変えない限り国民党の馬鹿な国民へのアピールになる以外に真の効果はない。
 根本的に官で行う仕事の大方を民営化して入札をやめて発注を公務員に決めさせないで業界毎に民の側に審査会社を創るべきである。
 予算を否定するごとにその下では倒産、失業者を大量製造するだけとなってしまう。
 もとより国民党政権は二年が限界である。そして管石由人内閣で日本経済は限りなく下降する。
 バブル崩壊から下降の始まった日本経済は大泉内閣の人気で一時持ち直すかに見えた。
 だが大泉内閣が母子加算のカットという福祉の切捨てを行った事でデフレのトリガーを引いてしまう。
 他にも様々であるが痛みを伴う改革の痛みしか残らなかったのである。
 ネットカフェ難民の大量発生が起こった。痛みを伴う改革は国民の末端をここまで追い詰めたのである。
 最下層からお金を取り上げてさらに負担を増加すれば経済が冷えるのは当然と言える。
 そして上層はいくら投資をしても値下げをしても改善をしても一部の強運に乗った企業以外は売上の回収は下がり中間層、下層の賃金も下がる。
 そこに世界同時不況が追い被さった。
 不況の要因はお金が預金に溜まることである。国民党のコンクリートから人の奇麗事だけの愚作はそれを根本的に助長する。
 大泉改革がネットカフェ難民を生んだというが経済的難民、落伍者ができて無差別殺人が起こる根本的原因はフェミニズムにあった。
 彼らはフェミニズムの犠牲者である。
 公務員以外は景気が良くても仕事は限られている。寿退職していた女性が今や集団で職場を占拠していた。
 その反動で男性が大量にはじき出されているのである。
 技術者を除いて男性が内勤の仕事に就く事は非常に難しい。
 今や公務員と四大を卒業して就職し失敗なく就業している男性以外はまともな仕事がない。
 管石由人内閣が指導力の起死回生を狙う国民総背番号制度は更に経済を悪化させる。アングラマネーを減らすだけである。
 これに都合の悪い金持ちはこれまで以上に海外に金と住居と商売の主体を動かす。日本が更に空洞になるだけと言える。
 アングラマネーは良き時代の日本を真から潤してきた。
 表の税金を取られたお金は無駄遣いをせず貯蓄性向に回る。
 アングラマネーは使うしかない。アングラマネーの使い道は風俗、売春、ギャンブルに流れる。
 収入をたくさん得た風俗嬢らはブランド三昧する。沢山の金が贅沢に流れてこれが限りなく景気を活性化してきたのである。
 
 「私をどうしようというのですか」
 市江廣子は思い切ってその不安をぶつける。
 「輪加子のようにするのよ」
 「輪加子。今どうしているのですか」
 「監視が付いてR国と娼国以外にはいけないけど。数臆からの資産を持ってR国の綺麗な湖畔の豪邸に暮らしているわ」
 「そうですか」
 「今はまだ逢わせられないけど姿が見える近くまで連れて行ってあげてもいいわよ」
 「どうすれば逢わしてくれるのですか」
 「あなたが真から女の悦びを理解して我々に協力するように成ったら」
 「協力。いったい何をするのですか」
 「今まで通り代議士の接待よ。ただ協力的か強制かの違いだけよ」
 「日本を侵略するのですか」
 「侵略では有りません。我々も同じ日本民族です。今の民主主義の日本経済は自力では回復しません。外から日本と亜細亜全体を変えるのです」
 真紀子に代わって安形が説明する。
 「仁川元主席の先代は天草からこの地にからゆきさんと共に進出しました。当時の言葉で女衒です」
 今度は湯野中が話を引き取り更に続ける。
 「私の父湯野中太郎蔵もそれに使える女衒でした。日本軍は大東亜共栄圏のスローガンを抱えて亜細亜に進出しました」
 「侵略ではないですか」
 市江廣子は自らのおかれた状況を考えずつい反論してしまう。
 「その通りです。大東和の保善と言いながら亜細亜は日本の植民地、欧米列強出て行けと言っているようなものです」
 湯野中はあっさり認めてしまう。
 市江廣子も今度は黙って聞く姿勢をとる。
 「そして日本は敗れました。仁川の父は日本軍とからゆきさんの引き揚げた後もこの島を守り売春を続けました。仁川の父は日本が売春と麻薬を基盤に経済力で亜細亜を支配すべきと考えていました」
 「何故、売春と麻薬なのですか」
 「麻薬は我々の間でも賛否両論です。でも売春は社会の秩序と経済のバランスに必要不可欠なものです。ドイツでも認められています」
 今度は安形が話を引き取る。
 「解りません。何故、社会の秩序と経済のバランスに売春が必要なのですか」
 「東洋の思想に陰と陽というのが有ります。陰と陽が両方存在して世の中のバランスが取れるのです。表のお金と裏のお金が有ってそのバランスが取れます。表のお金ばかりになって預金に凍結しているのが今の日本社会です」
 その後も議論は続いたが市江廣子は平行線を僅かにしか動かなかった。
 「でもあなたが此処を出られて日本に帰ってもあなたの思うことは何一つ成り立たないわ。議員にもアナウンサーにも戻れないわ」
 真紀子は思いっきり現実を突きつける。
 「そうね」
 市江廣子にこれまで自らを支えていた希望が少し揺らぎだした。
 「日本社会は不況と反比例して綺麗に成ったわ。でもそれは表面だけ。綺麗事を上手に並べた方が勝ちの社会ね。でも裏では足の引っ張り合い」
 「私にもお金を払ってくれるのですか」
 半分だけだが市江廣子には諦めの質問である。
 「払ってあげるわ。これまでやったことも全部お金に評価して。輪加子と同じようにしてあげる」
 市江廣子は時間と共に徐々にでは有るが確実になし崩しに自らがお金に流れて行くことは感じながらも決心はできなかった。
 「日本と亜細亜を段階的に不平等に経済支配しようと言うことだな」
 平佐和が念を押す。
 「分割して統治せよ。古代ローマの考え方よ」
 真紀子の答えである。
 
 本日後半の生贄が運び込まれた。小林真木と矢野真である。
 両名は一人ずつキャスターの付いた鉄格子の檻に入れられている。
 「この二人を競わせてみようと思います。企画通りに競いはしないと思います。負けた方に刺青をします。それでも競わないかもしれません。必死にやらないと痛みを伴います」
 真紀子の限りなく残忍な計画が実行される。
 だが二人は死ぬほどの悲鳴を上げても何処までも抵抗する。壮絶な拷問ショーとなった。
 座敷に開帳台が二台運び込まれる。緊縛師が三人ずつ二人を開帳台に開脚姿で寝かせて磔にした。脚は四十五度開かれている。
 両名とも黒い塊の下に縦筋は丸出しである。
 真紀子の指示で緊縛師は電極の付いたクスコを挿入した。
 R国人の男優が数人入ってくる。
 二人の横に一人ずつ立つ。口にペニスが届く位置である。そこでブリーフを脱ぐ。
 小林真木も矢野真も同時に顔を叛けた。
 「それを舐めて抜き取るのよ。一時間に何人抜けるか負けたほうが刺青のお仕置きよ」
 刺青と聞いて二人の表情は強張る。だがどちらも男優のペニスから顔を叛けたままである。
 「やらなければ。こうなるのよ」
 小林真木の女に差し込んだクスコに繋がる電極のスイッチを入れる。
 「ああーーーーーーがあーーーーーーーーーーー。ああがががあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小林真木の顔が歪み縦斜めに口を広げて喚き散らす。
 矢野真は衝撃の表情で見ている。
 今度は矢野真のスイッチを入れた。
 「あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーー、あががががーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 矢野真のスリムなボディが開帳台の上で固定された膝を軋ませ腰を浮かし藻掻く。
 「やらないとじわじわ電圧を上げるよ」
 二人とも顔を叛け目を閉じたままである。
 真紀子の両手の指から電極が入る。
 「ああーー。あがあーーーーーーーー。あががあーーーーーーーーーーー」
 「あがーーーーーーーーー。ああがあーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーー」
 両名とも腰を迫り上げ縛られた膝から脚首を強く軋ませ暴れる。相当な痛みである。
 平佐和らはその苦しむ顔を立って覗き込む。
 「どう。舐める」
 矢野真は顔を叛けたまま細目を開けて真紀子を睨む。
 真紀子はその頬を平手で叩く。
 「もっと電圧を上げるよ」
 真紀子はスイッチを握っている。
 矢野真は睨んだまま何も言わない。
 スイッチが入る。
 「あがーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「あはあーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 二人の悲鳴は座敷中を震撼する。
 微電流の拷問は何処までも続くがそれでも二人とも男優のさおは咥えない。
 先に小林真木が恍惚の表情になり固まってしまった。
 暫くして矢野真も細く白目を剥いて固まってしまう。
 市江廣子は目を瞑って耳を抑えて堪えていた。
 「この二人は刺青をされると言っても争わないよ」
 湯野中が真紀子の作戦を批判する。
 「いいじゃない。ゲームを愉しめば」
 真紀子は悠然としている。
 スパンキングを持つ。先に固まった小林真木をお仕置きする。
 開帳台に固定したまま乳房をスパンキングする。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーー」
 小林真木は固定された躰を捩って般若の形相で痛みに耐える。
 反対側の乳房も叩く。
 「ああーはあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーー」
 小林真木は柔らかい乳房と内腿を叩かれ続けて開帳台の上で躰を捩り顔面を引き攣らせ苦しい声で涎を飛ばし喚き続けた。
 矢野真は悲痛な目でうろたえながら見ている。
 真紀子は矢野真に話し掛ける。
 「どう。彼女見殺しにする。それともあなたが代わる。嫌なら彼女を叩き続けるけど」
 意地の悪い虐めである。ここで嫌と言う訳には行かない。何処まで行けば音を上げるかが真紀子の愉しみである。
 矢野真は真紀子を睨み返す。その瞳の奥に心底恨みを込めている。
 「私を叩いて」
 辛くても気丈に仲間を庇わざるを得ない。
 真紀子はにんまり一本鞭を持つ。拷問をレベルアップして行くのである。
 矢野真の斜め後ろから内腿を脚の線を縦斜めに叩く。一番柔らかいところが直撃されてしまった。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーーー」
 鈍い悲鳴である。鈍いことが痛さの深みを物語っている。鞭は白く華奢な内腿に紅蒼い筋を刻む。
 矢野真の躰は開帳台の上で痛みに捩るように揺れた。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 代わってもらって相手の痛みを見ている小林真木は悲痛な顔から涙を溢れさせ驚愕の形相で喚く。
 真紀子は矢野真の真横から乳房を二つ並べて叩いた。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 鞭に歪む乳房と眉間の三重に寄る皺が同時だが鈍い飲み込むような悲鳴と共に一瞬躰は固まる。
 「ああーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーー」
 鈍い悲鳴のあと泣き声が轟く。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーー」
 小林真木は横で喚き続ける。
 また斜め後ろから今度は女の部分を狙う。
 「あは・・・・」
 開帳台に脚を固定され四十五度に開かれた女の縦筋を一本鞭の先端が直撃する。強烈かつ繊細な痛みである。
 「ああ。・・・・・・・・あはあーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーー」
 歪んだ般若の形相から涎が飛び顔は汗を噴いている。
 「やめてーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーー」
 小林真木は狂ったように叫ぶ。
 自分が受けたスパンキングより数倍痛いことは分かる。
 もう一度叩く。
 「あ・・・・」
 痛すぎて瞬時に声は出ない。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 更に太腿と乳房を数発叩く。一発は乳首の先端を直撃していた。
 白く美しい乳房に鞭の痕が痣と蚯蚓腫れになっている。
 「ああーーーーーー。あああーーーーーーーーーん。ひどいーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー」
 小林真木はそれを見て泣き喚いた。
 真紀子は小林真木に近付く。
 「どう彼女見殺しにする。貴方が代わる。もっと彼女を叩いてもいいのよ」
 小林真木は悲痛な顔になる。
 「ああーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 追い詰められて泣き喚いてしまう。
 「私を叩いてください」
 最後は言葉を搾り出すように答える。
 真紀子は蝋燭に点火した。
 緊縛師二人に女の部分のビラビラを広げさせる。
 「ああーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小林真木は恐怖に躰を捩じらせ泣き喚く。
 緊縛師が四人で腰と太腿を押える。
 矢野真は驚愕の表情で声も出ない。
 真紀子は蝋燭を揺すって上部に蝋涙を溜める。そして一挙にピンクの粘膜に垂らす。
 「ああはああーーーーーーーーーーーーーーーん。あああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 猛烈な反動である。躰を震撼させ喚き続ける。
 見ている矢野真の表情は泣きながら凍り付いていた。
 矢野真にまた同じ事を尋ねる。
 「やめて!彼女を甚振らないで」
 矢野真は堪らず叫ぶ。
 真紀子は緊縛師に同じように女陰のビラビラを広げさせる。
 矢野真の表情は究極に感極まり恐怖に凍り付く。小林真木と違って声さえ出ない。
 真紀子はその表情を愉しみながら蝋燭をゆっくり回して上部の芯の根元を溶かして蝋涙を溜める。
 二人の緊縛師が矢野真の腰を確り押えた。近付けて一気に流す。
 ピンクの粘膜にもろに被った。
 「ああ、あーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 一気に甲高い悲鳴が座敷の空気を切り裂く。
 小林真木より悲痛である。一本鞭で女の部分の縦筋を叩かれて血も滲んでいたのである。
 「やめてーーーーーーーーー。もうやめてーーーーーーーーーーーーー。ああーーはあーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーん」
 小林真木が横で号泣する。
 真紀子は緊縛師に蝋燭を渡して女の部分に被った蝋涙を指で剥がした。
 緊縛師は真紀子の意図を察して蝋涙を溶かす。
 二人の緊縛師が腰を確り押さえた。
 真紀子はゆっくり細く蝋涙を垂らす。
 「あわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 クリトリスから尿道、膣と流してゆく。
 「あわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 般若に固まった表情で大口を開けて悲鳴を震撼させる。
 押える緊縛師を跳ね返すように腰は浮く。
 「やめろーーーーーーーーーー。もうやめろーーーーーーーーーーーーー」
 小林真木の叫びが一同の加虐心をいっそう滾らせる。
 緊縛師が四人で押さえて小林真木を開帳台の固定から外す。
 強制的に俯きに寝かせ手首脚首を背中の上で束ねる。
 「ああーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーー」
 この縛りの苦しみを小林真木は前に一度受けている。
 小林真木の躰は手首、脚首を束ねた縄を天井から吊る下げた滑車のフックに引っ掛けられた。風呂敷包みを吊るすように吊るし上げられる。
 「あ、ああーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーー」
 吊るされながら苦しみ藻掻く小林真木を矢野真は脅え切った表情で見上げている。
 小林真木を吊るした下に三台ストーブを置く。
 またR国人の男優が一人。矢野真の開帳台の横に立ってブリーフを脱ぐ。
 「さあ舐めてその男を逝かせるのよ」
 「いやあー。嫌」
 「やらないと彼女がもっと苦しむのよ」
 一台のストーブに点火する。
 駿河問いの下から熱気である。尋常な苦しさではない。
 「ああはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 小林真木は苦しみに歪んだ顔を破裂させて悲鳴を轟かせる。
 熱は直ぐ上昇する。
 そして真紀子の合図で緊縛師は吊るしの高さを下げた。
 「ああーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小林真木は恐怖の悲鳴である。
 「もう一個点火するわよ」
 真紀子はさらに追い詰めてしまう。
 「ああーーーーーーー。ああーーーーーーーーー」
 矢野真はパニックに叫ぶ。
 ストーブは点火され小林真木は吊るされた躰を揺すり腰を上下させて苦しみ続ける。
 顔は髪の毛に包まれて表情は見えない。
 「ううーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーー」
 微かなうめき声しか聞こえない。矢野真を気遣って声を殺しているのか。苦しすぎて悲鳴も出ないのか定かではない。
 髪の中からぽたぽた汗が落ちて来る。
 「もう一個点けるよ」
 さらに真紀子は追い詰めた。
 「ああああーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーー」
 追い詰められた矢野真は号泣状態である。
 「どうするの。見殺し!」
 真紀子が強い口調で叱咤する。
 「ああーーーーー。ああーーーーー。判りました。やります。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 ぽろぽろ涙を溢して開帳台に固定された躰を捻って首を男優の方に曲げて恐る恐るそのさおを咥えた。
 涙を流しながら奉仕する。実に淫靡で哀愁漂う昭和の良き時代の姿かもしれない。
 このあと矢野真が吊るされ小林真木が男優の上から帆掛け舟で挿入させられた。涙の受姦である。
 「どっちに刺青する」
 村上が結論を迫った。
 「今回は乳首に小さく刺青しましょう。刺青の醍醐味は今度代議士を集めた宴会でやるべきよ」
 真紀子の提案である。
 「そうだな。法的に死んだ人間と雖も有効な食材として女躰を使わないといけない」
 安形も納得した。
 「どういう刺青をするのだ」
 平佐和が興味深く尋ねる。
 「宝捜しのヒントをこの二人に分割して耳の裏、乳首の周り、大陰唇の谷間に書くのよ」
 真紀子の残酷な案である。
 「なるほど。それを代議士にこの二人が抵抗する中で抱かせ弄らせながら探らせるのだな」
 村上は悦ぶ。
 「そうよ。それも肌と同じ色で刺青して、恥ずかしさに肌の色が変ると浮くようにするのよ」
 そして両名に一ビット角の文字で淫靡で残酷な肌の色にぴったりに調合された刺青が行われた。
 「いい嗜好だよ。どうせ奴らは代議士になって与党になってその地位と金にあり付きたいだけだ。後は女だ。ビジョンなど微塵にもない。わしも菱沼先生もそれを議席数に利用しておるのだ」
 まもなく国民党は分裂又は崩壊する。どちらにしても夏まで管石由人政権は持たない。
 その後は民事党と雖も政権は取れない。群雄割拠は起こると考えられた。
 平佐和と菱沼はその時を狙って娼国の政治資金で議員を引っ張る。多数派を構成する意向である。
 そして娼国は平佐和ら議員と幾つかの市を抱き込み日本に娼国資本の支配する拠点都市を造る。
 湯野中派は北部のゲリラを使って日本で麻薬を蔓延させたい。そして日本人売春婦を育てる計画である。
 仁川の育てた限りなく日本人に近い売春婦。娼館島の奥の島で飼育されている女性らは安形派に同盟する津島が引き継いでしまった。
 湯野中派は日本で美形の男女を何組も高額で抱えてその子供をR国で体外受精させる。
 R国に日本人の代理母を誘致してR国にて代理出産させる。
 一旦日本で出生届を出し日本国籍を取得して十八歳までR国に渡航させ社会から隔離して日本国籍の売春婦をR国で飼育する計画である。
 二人の男女の間に日本国籍ながらR国で育った子供が生涯百人以上居ることになる。
 R国という傀儡国家の中で二つの日系資本が亜細亜侵略を開始する。
 
 女衒の国 その五 女躰羞恥責め 完




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