SadoのSM小説
女衒の國 その五

この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
女躰羞恥責め

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 平佐和と菱沼が安形次席のところに挨拶に来る。
 「仁川主席のご容態は」
 「いまのところ面会謝絶です」
 既に仁川は世を去っていた。
 臨終を伸ばす目的が有ったからである。
 仁川が主席の座にある間は湯野中も大きく手は打って来ない。
 仁川が崩御すればどんな手に出るか解らないのである。
 表の資本だけ見ればその勢力は六割以上安形のグループが押えていた。
 だが湯野中派には闇社会からの吸い上げがある。
 こっちの勢力は見当が付かない。
 娼国は正攻法で日本に進出する。市の単位で日本経済を押えつつある。
 湯野中資本は日本から風俗、売春で吸い上げる。それ以外にアングラマネーの吸い上げがある。
 日本の与党と安形資本が結びつくと湯野中派は大きな打撃を蒙る。
 逆にアングラマネーの規模が大きく表面六対四のR国の議席が逆転すると娼国は無力化する。
 湯野中派の財源は日本に進出した企業とR国内に於ける湯野中派の領域での産業。日本進出の売春、風俗、ギャンブル、麻薬である。
 ギャンブルは日本、韓国の警察に任せるしかない。
 麻薬はR国内で生産される。R国では麻薬の国内で使用は厳重に禁止されていた。だが製造輸出は認められている。
 この殆どが湯野中派の資金である。
 これを国の単位で禁止すれば正面対立となる。湯野中派の地盤でない地域は市単位で麻薬撲滅は可能である。
 娼國の運航で日本とR国中央港間で高速船を走らせる。
 途中の済州島で行きと帰りを接続。此処までならパスポートは要らない。荷物運搬と客船の両用である。
 この中で売春を行っても娼国の法律が適用される。
 この定期航路を実現すれば路面店の湯野中派の風俗、売春、ギャンブルは大打撃を受けてしまう。そして日本は売春風俗を外に出せる。
 「定期航路の開設は問題ありません」
 菱沼が真紀子に懐柔されて総て事を捗らせている。
 遂に小林真木と矢野真の対戦と成った。
 両名とも縛られたままである。
 言葉を交せないように猿轡を噛ましていた。距離をおいて対峙させる。捕まって以来お互い相手を始めて見る。
 お互い目で言葉を交わす以外何もできない。
 矢野真は小林真木が此処に居ることをほぼ確信していた。
 先に捕まった小林真木は矢野真が此処に居るとは知らない。全員殺されたと思っていた。
 「籤は引けません。女の味比べとします。審査員は十五名の先生方です」
 村上副主席が一方的に案内する。もう献金は目途がついていた。
 どちらに賭けようと自由である。
 二人は代議士の玩具とされてしまう。
 それぞれ乗せる演台が用意されていた。
 演台にはお尻を着いて磔にする十字架が付いている。
 お互い相手が良く見える位置に対峙させるように設置されていた。
 押えられて即座に白無垢を剥かれ全裸にされてしまう。
 十字架に両手を磔にされお尻を着いて両脚を錨の形に広げられ脚首を十字架から吊るされた。
 後のスクリーンには自分と相方が並んで拡大描写される。
 女を広げられた。小型カメラがアップで拡大する。
 信じられない屈辱である。
 だが男に取っては満遍なく容姿の綺麗な女性をこうして比べたいのである。
 そしてこれまで宴会などでは芸者、スーパーコンパニオンに当り前の如く行われてきた。
 この二人もいまはただの餌食である。
 此処で捕まらなければ大手テレビ局のスタッフとリポーターで居られた。取材をやり過ぎたのが地獄に堕ちたのである。
 「皆さんで女の中を比べて投票して頂きます。どちらの器が名器かです」
 村上副首席は淡々と述べる。
 端の席の代議士から順番に二人の女に指を突っ込んでその感触を確認して採点する。
 「ああーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーー」
 二人は土色に染まった顔で泣き叫び喚き続けた。
 代議士らにはどちらが名器でも実際はどうでも良い事である。
 だがこの二人のような御プライド高き現代女性には然るべき処遇とみなが本音で納得している。
 代議士らには溜飲の下がる光景である。
 そして二人とも最後まで悔しさを顔に滲み出す。これ以上の満悦はない。
 穴比べの採点は矢野真二十八、小林真木十八である。どうやら矢野真の方が名器と採点されたらしい。
 何よそんなことという顔をしても小林真木の悔しさは顔に滲み出る。
 次は逝き顔比べである。
 女の逝き顔は美人でも醜いもの。そそらせる逝き顔。同じ美人でも様々と言える。
 二人の女をとことん責め抜いて絶頂に追い込む。その逝き顔を比べようというのである。
 緊縛師が二人を高手小手に縛り上げてしまう。
 大道具が持ち込まれた。キャスターの付いた一メートル四方の鉄板から一本のアームが垂直に伸びている。
 アームの先端は擬似男根が上を向いて聳えていた。
 緊縛師が三人で小林真木を担ぎ上げて擬似男根の上からその女陰を被せる。
 「ああーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーー。いやー。いや。いや」
 いくら喚いても局部に力を入れても無駄である。
 緊縛師が二人両側から指を突っ込んで広げて擬似男根を刺し込む。
 擬似男根を中程まで入れて爪先立ちの高さにハンドルを調整する。
 踵を着くと奥までめり込む。自分で抜けることはできない。
 矢野真も喚きながら同じように固定されてしまう。
 スイッチが入った。擬似男根は下からピストンする。爪先立ちの状態でボルチオまで入って来てしまう。
 爪先立ちではこれ以上逃れることはできない。
 「ああーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーー」
 小林真木は大声で喚く。
 「あはあーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーー。だめーーーーーーーー」
 矢野真も堪らず喚き散らす。
 緊縛師は三人ずつ掛かって電マで乳首、クリトリスを責める。
 「あはーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「あああーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーん。やだあーーーーーーーーーー。やだあーーーーーーーーーー」
 二人揃って狂乱の叫びが続く。
 そのころ娼国ではとんでもない事態が出来していた。
 娼国次席の第四婦人多岐江。平佐和の娼国に置く愛人となった藤崎奈緒美。娼国に真紀子が本社を誘致させたH工業立壁社長の愛人大木有紀。
 この三名が拉致された。
 湯野中派の仕業と見られる。
 最後の高速船がR国中央港に向けて出発するのが二十時である。
 三名は桟橋の直ぐ後ろのテラスで食事を摂って雑談に盛り上がっていた。
 突然。黒スーツの集団に拳銃を突き付けられる。
 桟橋に潜水艦がセイルだけ出す。
 あっという間に潜水艦に収容されてしまった。
 店の従業員の通報で津島の部下が駆けつける。
 だが潜水艦は潜航して海中に消えた後だった。
 店の従業員数名の証言から三名が特定されたのである。
 津島の司令でR国海軍の潜水艦と駆逐艦が捜索に出動してR国の海岸線に非常警戒が張られた。
 
 宴会場に通知が来たのは三十分後である。
 矢野真と小林真木の逝き顔の採点が行なわれている最中であった。
 今度は矢野真が十八。小林真木が三十八である。
 矢野真は苦痛に崩れ歪む顔と変わらない。
 小林真木の方が顔に艶が出る。
 鄭が安形に状況を耳打ちした。そのまま鄭がH工業立壁社長の席に行く。
 安形は平佐和に耳打ちをして連れ出し小部屋に席を移す。其処に鄭が立壁を連れてくる。
 この対戦は次回に持ち越しと成った。
 宴会は最後に市江廣子を国民党の十四人に別室で一人ずつ姦させて終了である。全員一旦部屋に引き揚げ緊縛師が一人ずつ案内した。
 代議士は部屋にコンパニオンを待たせて市江廣子を抱く。
 市江廣子は既に縛られてない。脚の痛みで抵抗はできないからである。それ以前に完全に諦めていた。
 脚が痛いので手荒にしないよう下手の姿勢で頼み込んで観念して躰を任せる。
 
 安形は仁川邸の応接間に場所を移して対策会議に入った。
 目撃証言から潜水艦は小型と断定される。
 航続距離としてR国沿岸くらいまでが精一杯である。
 既に何処かに到着している時間。だが何処からも発見報告はない。
 R国の海側南半分以上は安形、村上派の領域である。湯野中派の領域は北側で海に面した部分はない。
 「沿岸全部非常警戒して何処からも上陸した形跡はない。海面は哨戒機と駆逐艦が警備している。酸素は限界を過ぎている。シュノーケルを海面に出せば直ぐ解る」
 津島の説明である。
 「着底しているわけではないな」
 安形が首を傾げる。
 「ほんとに沿岸は万全なのか」
 平佐和が口を挟む。
 「通常は港以外で潜水艦から陸に上陸はできない。潜水服を着て海上でボートに移っても沿岸は警備している」
 津島の口調は平佐和と雖も長い付き合いである。
 「M国かT国に逃れることはできないのか」
 平佐和は潜航艇の航続距離などは解ってない。
 「大型の潜水艦に海中で乗移らないと無理だ。そこまで海軍を動かせる力はない」
 「何処かの国が協力したという事はないか。北が協力して中国経由で陸路というのは」
 平佐和は食い下がるが日本とは違って状況は理解できてない。
 「それはありえません。中国を通るなど北が協力しても湯野中派の犠牲も大きすぎます」
 真紀子の説明である。
 「小さな島は全部当たった。考えられるのは沿岸に海中から入れる基地を造ったのではないかということだ」
 「三名を攫って湯野中の狙いは何なのだ」
 平佐和は急いでいる。だがこのままは帰れない。
 「何らかの重要な要求を突き付けてきますね」
 安形の予測は政治的取引である。
 H工業の立壁は何度も携帯の通話に立つ。だが有紀が気になってこの場を動けない。▲
 
 R国の港を暫く進んだ海辺の断崖に日本法人の保養施設のような建物が在る。
 株式会社TCC。本社は娼国である。
 養殖魚をR国で生産して加工食品を日本で販売する。
 養殖場はもう少し港寄りに在る。
 この保養施設は断崖の下まで地下が掘られていた。地下には娼館島の地下にある桟橋のような物があって潜水艦で出入りする。
 多岐江らはこの保養施設の地下三十階に監禁されている。
 造りは娼館島で市江廣子らが監禁されている独房と変わらない。
 三名とも身体検査をされた。娼館島でスーパーコンパニオンであった三名である。裸程度では動揺はない。
 まず大木有紀から辱しめて拷問して動画と脅迫状を送る予定である。
 拷問は湯野中派系列の風俗オーナー南郷美鈴が担当する。
 南郷美鈴は真紀子に闘志を燃やしていた。既に日本に真紀子に対抗する女性向風俗業を展開している。
 この三人を適当に甚振って安形らを脅かして真紀子と人質交換する。
 湯野中は最終交換条件にR国の議席数を50対50に調整させ連立政権で等分に利益を分けられるラインを要求するつもりである。
 南郷美鈴は有紀を鉄格子から引き摺り出す。
 鉄格子の牢屋が並ぶ中央に拷問場所が設えてあった。
 有紀を一旦十字架に磔にする。
 有紀は完全に怯えていた。今から恐怖の形相である。
 南郷美鈴はゆっくり有紀の衣服を剥ぎ取ってゆく。磔状態なので脱がすより鋏で切ってしまう。
 有紀は怯えた表情でそれを擬視している。
 有紀は日本で借金を作って娼館島に売られた女である。
 今囲われている立壁にハードコンパニオンの時は散々虐められた。
 だが此処はお座敷ではない。ルールなどなく正真正銘の拷問である。
 小型の潜水艦で運ばれた。
 以前にも人質にされている。その時は縛られて艦の底に監禁されていた。中で人が殺されてしまう。
 あの時以上に恐ろしい事態が迫っている。
 衣服を鋏で切られるのはAVでは当り前。だがこの事態では身が縮む恐怖である。
 立壁に買って貰った高価な衣服は無残にも切り落とされて床に散った。
 有紀は以前に潜水艦で拉致されて真紀子の説得でホアンから開放された後に仁川の仲介で立壁に買い取られる。
 立壁はその後ペットのように有紀を可愛がってくれた。しばらく平穏な日々が続いていたのである。
 ブラも真っ二つにされて肩紐を落とされた。
 ショーツも切り落とされてしまう。
 南郷美鈴は意地悪く裏側の染みを広げてカメラに翳す。そして有紀の前に広げる。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 ショーツは拉致されて二日間取り替えてない。
 だが恥ずかしさより恐怖が上回っている。
 「ほうら。染みが」
 「うううーーーーーん」
 有紀は首を振って嫌々をした。
 拷問用の椅子に移される。
 脚は三十度くらい広げて座らされた。脚も腕も一本ずつ固定されてしまう。脚の角度はハンドルで自由に広げられる。
 頭を乗せる背凭れからウサギの耳のようにU字のアームが左右二本頭より上に伸びていた。それに腕を伸ばして縛られてしまう。
 横のハンドルで寝かせる角度が変わる。頭を並行まで下げられ腰がそれより高く上がる。
 全裸で無防備な女の部分が突き出されてしまった。
 南郷美鈴は男性スタッフに有紀の剃毛を行わせる。
 
 津島はR国の沿岸で湯野中資本の企業とその関連施設を当たっていた。二つの水産会社が浮かび上がる。
 どちらもR国で養殖を行って日本向けに出荷していた。
 津島の部下がその二つの水産会社を当たったが何も出て来ない。
 「海中からその付近を探索しよう」
 潜水艦に小型潜航艇を積んで出発する。真紀子も乗り込んできた。
 今は副主席である。危険だと忠告したが聞く訳はない。
 艦内で沿岸の地図を開いて検討する。
 「こっちは周りがほとんど港ね。こっちの水産会社はしばらく行くと海岸線は断崖ね。こっちが可能性ない」
 「そうだ。漁港から人質を上げるのは容易ではない。海中に潜水艇では入れる娼館島のような設備がある筈だ」
 津島は推測だが確信に満ちていた。
 真紀子も同意見である。
 「港は海軍とR国警察が散々洗っている」
 津島は養殖場や港は対象から外している。
 「この断崖のあたりに関連施設がないかしら」
 「其処は鄭が部下を連れて捜査に向かった。役所の資料では直接繋がるものはなかった」
 「それを待つの」
 「我々は小型潜航艇を使って海中から出入り口を探す」
 「この艦から鄭と連絡が付くの」
 「海上にアンテナブイを出している。携帯の電波も取れる」
 「傍受されないの」
 「湯野中はそこまでやってないだろう」
 
 南郷美鈴は有紀の小水を抜く為の尿道カテーテルを取り出す。
 有紀の突起が少ない女の部分のビラビラを南郷美鈴が指で広げる。
 広げると中は全面緋色である。ビラビラの突起が少ないせいか縁はやや濃くなるが概ね緋色一色である。
 広げた状態での形はあまり大きくはない。
 中核の部分も色は変わらない。尿道と女の入口がくっきり確認できる。
 尿道の小さな亀裂に尿道カテーテルの先端が丸く横にアナの開いた方を刺しこむ。
 キシロカインゼリーなどは塗ってない。
 「あはあーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーん」
 バルーンタイプではなく一回尿を抜くだけの細い管なので女性はそんなに痛くはない筈。だが個人差はある。
 「これから拷問で御漏らししないようにおしっこを抜いておくわね」
 南郷美鈴は意地悪くやんわりと有紀に言う。
 「これから何するのですか」
 有紀は恐怖で縮み上がっていた。
 「御愉しみねえ」
 南郷美鈴の一言は有紀の心臓を安全剃刀で撫でて引っ掻き傷を付けるようなものである。
 有紀の下半身はドテを上に向けて強制的に脚を広げられていた。
 南郷美鈴は椅子のハンドルを回して更に脚を広げる。
 カテーテルを抜いた尿道の亀裂に昔鉛筆に使った金属の細いキャップを更に細くした物を挿入した。
 「あああはあーーーーーーーーー。いたあいいーーーーーーーー」
 有紀の顔からは涙がぽろぽろ零れている。
 尿道に刺し込んだキャップの内側に線香花火を手で持つ部分を先端にして挿入する。
 「ああーーーーー。なにするのーーーーーーーー」
 有紀はそれを見て恐怖に慄く。そして叫ぶ。
 南郷美鈴は構わずライターで線香花火に火を点ける。
 「ああはあーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 悲鳴は強烈だがあまり実害はない。
 線香花火は大きく広げられた股間で小さな火の花を咲かせているだけである。実に淫靡で美しい。そして懐かしい昭和の風景かもしれない。
 郷愁感漂う美である。
 だが有紀は喚き続けていた。
 南郷美鈴は次に尿道に入れたサックより数倍太い物が取り出す。
 アナル開口器でアナルを開く。
 「あはあーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーー」
 有紀は強く開かれた痛みに強烈に悲鳴を上げる。
 南郷美鈴はサックを挿入して開口器を抜く。
 そこに住宅街用の細い筒玉花火を尻から挿入する。
 「ええーーーーーーーーー。やよーーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーーーーーー」
 有紀はさらなる恐怖に叫ぶ。
 下から四分の一くらいに導火線が出ていた。
 南郷美鈴はそれにガスライターで点火する。
 「ああーーーーーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だれかーーーーーーーー」
 有紀は強烈な悲鳴である。
 ズウーーーーーーーーン。
 花火は多岐江の閉じ込められている鉄格子の天井部分で炸裂する。
 中が明るいので煙しか見えなかった。
 これも有紀が喚き散らすほどに実害はない。
 撮影した動画は直ぐに安形に送られた。
 動画はここまでではない。有紀の拷問はまだ続く。
 
 仁川邸では送られてきた動画に大騒ぎとなった。
 「要求事項は」
 安形は怒り心頭である。
 「要求は三名の拷問を一通り行ったら通知すると明記されています」
 「なに」
 平佐和は参議院選挙の応援で日本に帰った。
 立壁はパニックに近い状態。有紀は可愛い日本に住む本妻なら平静でいられたに違いない。
 
 動画は潜水艦で行動する津島と真紀子にも届いた。
 「ただのこけ嚇しだぜ」
 津島はまったく動じてない。
 「人質を傷付けては取引にならないわね」
 「平佐和先生が日本に帰っていて良かったな」
 「ふふ」
 真紀子もこれくらいは仕方ないと言う態度である。
 「安形次席は怒り心頭か」
 「それより取引条件が問題でしょう」
 「それはそうだな」
 「予定海域です」
 海図を見ていた艦長が津島に報告した。
 「予定通り潜航艇を出せ」
 専用のハッチから津島の部下が乗り込む。
 潜航艇の前面の映像が母艦の発令所からも確認できた。
 二艇は岸壁の海底に突き当たって左右に分かれて探索する。
 深度五十メートルはない。水は澄んで海底は綺麗である。
 
 南郷美鈴は続いて有紀の尿道に細い綿棒を刺し込む。
 「ああはあーーーーーーーーーーー。いたあいーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーー。ああーーーーーーー」
 また有紀は強烈に喚く。
 南郷美鈴は刺し込んで綿棒で掻き回す。
 「いやあーーーーーーーーーー。いやーーーーーーー。いたあいーーーーーーーーーーーーーーー。もうゆるしてーーーーーーー。いやあーーーーん」
 有紀はヒステリックに泣き叫ぶ。
 「ふっふっふ。まだ何とも成ってないでしょう」
 南郷美鈴は哂う。
 「いやあーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーー。いたあいーーーーー。痛い痛い」
 有紀は半狂乱の状態である。
 ハードコンパニオンでも虐められたがよほどハードは耐えられないらしい。騒いでくれればくれるだけ湯野中派には好都合である。
 実際に尿道に乾いた麺棒は強烈に痛い。
 涙はぽろぽろ零れる。
 南郷美鈴はクスコで有紀の膣を広げた。
 「今度は下の口で活きたうなぎを食べましょうね」
 その表情は意地悪く綻んでいる。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーー」
 有紀の顔は恐怖に歪み崩れ最早お化けの顔である。
 「なによ。ただの鰻でしょ」
 南郷美鈴は軽いことのように言う。
 「ああーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーー。気がくるちゃうよーーーーーーーー。いやあーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーー」
 最早。有紀は子供の号泣状態である。
 照明はクスコの奥を照らしていた。奥に子宮の入口が確認できる。
 南郷美鈴はここに鰻の頭を入れようとしていた。
 「あああーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー」
 見ている多岐江は脂汗を掻いている。藤崎奈緒美は泣いてしまっていた。
 掴んでいる鰻は暴れる。鰻の頭がクスコを叩く。
 「あああーーーーーーーーーーん。あああーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーー」
 有紀は泣き喚いてしまう。
 鰻の頭がクスコに潜る。
 「あああーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 南郷美鈴は直ぐに抜く。
 そしてその鰻を目の前に見せる。
 「いやあーーーーーあはあーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 子供の様に号泣してしまった。普段はしゃっきと美形で目を引くが泣き顔は実に可愛い女である。
 次は多岐江が引き摺り出された。
 拷問は湯野中に交代する。
 多岐江は有紀に代わって開帳台に磔にされてしまった。
 湯野中は多岐江を犯してしまう。
 ここまでを動画で安形に送る。
 
 小型潜航艇は洞窟の入口を発見した。
 真っ暗な洞窟を進むと水中が明るくなって行き止まりになる。上に出口があるようである。
 「そこ迄でいい。戻れ」
 津島の指示である。
 「上を固めて潜航艇を動員しよう」
 津島は警察と海軍に指示を出す。
 既に此処の構造が娼館島の奥の島へ潜水艦が進入する構造と同じであると解った。
 真紀子は安形に連絡を取る。
 海岸線にある湯野中派のアジトを発見した報告である。
 「一応知らせておくが実は湯野中は人質の開放に北島副主席の身柄を要求してきた」
 安形から驚く状況が返って来た。
 「ふーん。私の身柄を」
 真紀子は半分笑っている。
 「別に行く必要はない。湯野中は北島副主席に全権を託して人質交換に来るように言っている」
 安形の声は興奮していた。
 「ちょっと待って」
 真紀子は安形を待たせて津島と相談する。
 「行っても大丈夫ね」
 津島に確認した。
 「いつでも乗り込めるが。それは危険だ」
 津島は不動の姿勢である。
 「一緒に交渉に行きましょう」
 真紀子は通話機で安形に向かって言う。




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