【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第五幕
堕とされた女の人生
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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飯豊真里菜は悲鳴のような表情になった。
続いて本多椿は牧野茉莉亜にヒントの選択を確認する。
「同じ番号は同じ人ではありません」
「1番の方」
それでも牧野茉莉亜は瀬里菜に期待する。
「大河内先生」
牧野茉莉亜は唖然とした顔になる。
「白に近い色だな」
「ああ」
牧野茉莉亜はがっかりした。
「次は」
「10番でお願いします」
牧野茉莉亜は何とか瀬里菜に当たってほしい。
「荒井枝里さん」
荒井枝里はどうすべきか如月鬼堂を伺う。
如月鬼堂はメモを渡す。
『この人はもう今日は限界です。次のように教えて下さい。あなたのクスコに小さいものがたくさん入ります。小さく這って動きます』
荒井枝里はそれを読み上げる。
三人目のヒントは簡潔に新井さんの通りですで終わった。
「ええー。蚯蚓の短い白い虫」
牧野茉莉亜は蛆虫の名前を知らなかった。
本多椿は判定に困る。
荒井枝里が席を立って階段を駆け下りて演台に上がる。
「彼女今日はこれで限界です。ここで許してください。今日潰さなければこの先この綺麗な彼女をクラブでたくさん愉しめます」
荒井枝里は判定を出す本多椿の前に立っている。
「そうです。前のプレイでかなり厳しい状態でした。私が代わりに受けてもいいです。でも彼女今日のお金が絶対必要です」
「鬼堂先生もそのようにメモを下さいました」
荒井枝里は如月鬼堂の方に拝むポーズで許しを請う。
如月鬼堂は頷くように二回首を縦に振る。
「椿さん判定して。物言いが付かなければ問題ない」
「これで正解とします」
本多椿は如月鬼堂の言葉できっぱり判定する。物言いが付く筈はない。
牧野茉莉亜の膣からクスコが抜かれる。拷問椅子から降ろされ砂被りの席に戻る。
飯豊真里菜の刑だけが残った。
「大丈夫よ。これ養殖で作ったカナブンだから。私が横に居るからね」
担当の会員がケースに入ったカナブンを持って来る。
飯豊真里菜は怯えた表情でそれを見た。
会員は抓んで飯豊真里菜の膣を広げているクスコに投げ込む。
カナブンは中で這いずり回る。
「あはん。あはあああーーーーーーーーーーん。あはあん。あはん。あはん」
飯豊真里菜は泣きべそ顔の悲鳴を上げた。
「大丈夫よあのカメレオンが食べてくれるから」
「いやあーーーーーーーーーーー。いやあーー。いや。いや」
飯豊真里菜はカメレオンを見て恐怖に怯える。
会員はカメレオンを近付けた。
「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
飯豊真里菜は断末魔の表情で怯え悲鳴を上げてしまう。
カメレオンは舌を伸ばしてクスコの中に侵入する。
「ああーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
カメレオンは中で舌を嘗め回す。
「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だあめーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーー」
飯豊真里菜の可愛い顔は大口を開けて涙を飛ばして破裂状態である。
カメレオンはカナブンを舌に絡めて抜き取る。
「ああ、あはん。あはん。あはん。あはん」
涙をポロポロ溢す。
「大丈夫。毒もばい菌もないから」
本多椿は飯豊真里菜の肩を抱いて宥める。
「はあ。はあ。はあ。はあ」
飯豊真里菜の躰はぶるぶる震えていた。
牧野茉莉亜も飯豊真里菜も本日クラブの指名予約はどんどん入っている。飯豊真里菜の泣き顔は会員らを陶酔させた。
「すみませんでした」
荒井枝里は席に戻って如月鬼堂に詫びる。
「いいんだよ。メモで渡した通りだ」
会場はお開きになった。このあとファッション喫茶は営業に入る。残って飲み続けるグループもある。
牧野茉莉亜と飯豊真里菜、本多椿は控室に引き上げる。
シャワーを使って身支度を整えた三名を珠洲が送って行った。
瀬里菜の運転で如月鬼堂と荒井枝里は宇佐美のマンションに引き上げる。
囲炉裏端で飲む支度をして珠洲の戻りを待つ。
「飯豊さんは後悔しているでしょう」
荒井枝里は飯豊真里菜がどうしてもSMクラブで働かないといけないわけではないと思っている。
「方法がなかった訳ではないが。今となっては稼いで財産作るしかないよ」
「どうすれば良かったのですか」
「会社を退職する前に弁護士に相談して訴えれば活路はあった」
「でもその会社には居たくないですね」
「そうだな。そうなると訴えて勝っても就職は難しいな」
「そうですね」
荒井枝里は悲しそうな表情で納得した。
瀬里菜はサラダバーの準備を終えて如月鬼堂にビールを出し荒井枝里にスパークリングワインを勧める。
「牧野さんはどうですか」
「あの人はお姉さんの借金が一括返済になったとき会社のお金に手を付けないで弁護士に相談して任意整理に持ち込むべきだった」
「そうですか。一時の判断ミスで地獄に堕ちてしまったのですね」
「そうだな。真性奴隷女の館でクラブの会員から稼いで資産だけ作って貰うことだよ」
「そうですね」
荒井枝里はどちらも人事ではない。
珠洲が戻って来た。
「牧野さん。かなり疲れていましたので熱海のビジネスホテルにチェックインさせました」
珠洲が報告する。
「やはり。かなり辛そうだったからね」
如月鬼堂は潰してしまえばまったく意味がないとかなり警戒していた。地味なプレイだったがダメージが大きいと見ていたのである。
「荒井さんが止めてくれて良かったよ」
珠洲は飯豊真里菜を新幹線で帰して本多椿と一緒に牧野茉莉亜をツインルームに寝かせて来た。
本多椿は一緒に泊まってくれたのである。
「あの二人はやりすぎです」
瀬里菜も少し批判してしまう。
荒井枝里はそれ以上何も言わない。
「明日様子見に行ってくれるか」
如月鬼堂は珠洲に要求する。
ここに関わってきた以上はとことん女躰を提供してもらいたい。その代わり目標額を達成して若いうちに資産を作れるよう応援する。
会員が集まることで高額のプレイ代が捻出できた。それによって普段のクラブのコースでもできないプレイが可能になる。
それによって会員からの指名が確保できて女性も稼げてクラブも潤い如月鬼堂にも僅かずつ幾重にも利益が入る。
だが女性を潰しては大損害である。SM嬢の成り手は少ない。如月鬼堂は愛好会のショーのやり方にもっと介入しなければならないと思った。
痛みは与えても破壊はしない。何回も美しい躰を責めて愉しませて貰いまた回復して何度も責めて愉しむべきである。
牧野茉莉亜は八時を回ってやや動けるくらいに回復した。クラブの運営する託児所に連絡を入れる。
二十四時間体制だから問題はないがお迎えを明日にしてもらう。
牧野茉莉亜は姉の子供をなんとしても護らなければならない。自分と同じ養護施設には送りたくなかった。
恐ろしい一日であった。クラブの仕事はここまできつくないよと本多椿が説明してくれてやや安堵する。
牧野茉莉亜は辛い人生に鞭打ちなんとしても金を稼がなければならないと覚悟を決めるのであった。
最期のSM小説家 第五幕 堕とされた女の人生 完
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