SadoのSM小説
女衒の國 その三
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
SMハードコンパニオン
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静かに小水が漏れ出す。早くも失禁してしまった。
狙いを定めた分だけ力は弱まっているが当たった場所が尋常ではない。
「やめてーーーーーーーーーーーー。もうやめてーーーーーーーーーーーーーーーーーー。おねがいーーーーーーーーーーーーーーーー」
断末魔の如く躰を震わせ痛みと恐怖に喚く。最早気丈さは失われ泣き崩れてしまっている。
立壁は大木有紀の休業保障が切れるとすぐ座敷に呼び出した。
有紀は脅えている。
構わず濃厚にキスをして心臓が鼓動を打っている躰を抱しめてしまう。
裸にして露天風呂に浸ける。気になる女の部分を確認する。傷はまだ完治してない。
だが入れることは差し支えなさそうである。
指を入れる。中は異常ない。
じっくり濡れるまで弄り続けた。濃厚にキスも続ける。
露天風呂から出てバスタオルで躰を拭く。有紀は脅えから動作がぎこちない。
「先に飲みに行こうか」
立壁は有紀を連れ出すことにした。
「はい」
有紀は少し安堵する。
ホテルのバーではなく新都心に向かった。
低層階にある店に入った。目の前は桟橋である。最後の高速船が着いた。この船が出ると人通りはなくなる。
高速船は三十分後にR国の港に向けて出発した。
桟橋はライティングされて若い男女が歩くには良い場所である。
桟橋から僅かな距離に小型の潜水艇が浮上した。高層ビルから離れたあたりに停泊する。
立壁は有紀と店を出て桟橋を散歩していた。数年前は海。海を埋め立て高層ビルが建ち桟橋が移動したのである。
潜水艦から人影が二人出て桟橋に上がる。一人は黒木である。
黒木が有紀を後ろから掴まえた。
ホアンが立壁の前に立つ。
「何だ」
ホアンは拳銃を構えている。後ろを指差す。
黒木が有紀を後ろから掴み首にナイフを突きつけていた。
「その船に乗れ」
ホアンは潜水艇を指差す。
小林真木は女の部分に血を滲ませていた。涙がマスカラを溶かし鼻水は垂れ美人の顔は醜く崩れている。
真紀子が津島を伴って拷問場所に入ってきた。
小林真木は力なく真紀子と津島を見ている。
「どう」
「この国の闇を暴く。そんな放送の為にやって来たと言っています。拷問にはご覧の通りです」
鄭が真紀子に説明した。
「剃毛は済んだのね。浣腸して」
「なんでよーーーーーーーーーーーー。どうしてそんなことするのよ」
小林真木はヒステリックに叫び真紀子を睨みつける。
「この女のプライドを地に堕とすのよ。それから実験材料にするわ」
「何よ。実験材料って」
小林真木は真紀子の言葉に怒りより不安が重く恐怖の表情である。
「貴方は他の仲間と潜水艇ごと死んだことになる。行方不明のまま終わるわ」
ブーウ。ブーウ。マナーモードになっている真紀子の携帯が鳴る。
「はい。北嶋」
『立壁だ。拉致された。大木有紀も一緒だ。日本円で一億円相当を人民元で用意しろと言われている。私の個人口座から引き出して貰いたい』
「いま何処」
『潜水艦の中だ。拳銃を突き付けられている』
「引渡し方法は」
『奥地のゲリラから指示があるらしい』
「犯人はどっち。ホアン」
『両方だ。明日の十三時までに用意して貰いたい』
プー。プー。
電話はそこで切れた。
犯人をホアン又は黒木らと絞ったのは真紀子の気転である。
「立壁とハードコンパニオンの大木有紀が拉致されたわ。犯人は潜水艇を奪ったホアンと黒木らよ」
真紀子が津島に説明する。
「犯人はホアンか」
「両方と言っているわ。金の受け渡しはR国奥地のゲリラから連絡があると言っているのよ」
津島は直ぐに仁川に連絡を取り状況を説明した。
仁川は潜水艇ではなく小型のヘリで降りて来た。
「金はわしが立て替える。騒ぎを大きくするな」
仁川は日本のH工業への連絡はするなと言っているのである。
「四名が潜水艇を奪って逃走して行方不明で済ますか」
津島が確認する。
直ぐに潜水艇の目撃証言が集められた。一つだけ最上階のバーから潜水艇に乗り込む人影が目撃されている。
ミニスカートの女性、スーツ姿の男性も含まれていた。
小林真木の拷問は中止され真紀子らは仁川の乗ってきたヘリでそのまま北側の島に戻る。
仁川邸の応接室である。
「主犯はホアンだな」
仁川が断定する。
「黒木真人と矢野真がホアンを脅迫しているとも考えられなくも無いがホアンが主犯だろう。ホアンの女は手配している」
津島も同じ見解である。
「できるだけ四人が潜水艇を奪って逃走して行方不明で済ますのだ。太田黒にスパイ行動を起こそうとしていたと証言させよう」
「納得するのか」
「させる」
仁川は自信を持っている。
「如何にスパイ容疑でも大きなニュースにすれば面倒です。ホアンの女が見つかれば連絡を取らせてホアンと交渉しましょう」
真紀子が提案した。
「そうだな」
「いま立壁さんの携帯に掛けてホアンを出させて交渉してはどうでしょう」
鄭が会話に口を挿む。
「いや。女を確保した方がいい」
仁川が突っぱねた。
「そうだ。ゲリラゾーンに女が入れば話しが面倒になる」
津島も納得する。
「ホアンと交渉できれば黒木真人を殺して人質の二人と矢野真を引き渡せば威されて潜水艇を貸したと言う事で済ましてやりませんか」
真紀子の提案である。
「そうだ。それでいい」
仁川が納得する。
「矢野真は生け捕りか」
「そうよ。一人でも実験材料は多い方がいいわ」
「実験材料なら此処で育ったコンパニオンを使っても良いが」
「いいえ。それでは実験に成りません。輪加子や廣子の様に心底から抵抗する気位の高い女を淫乱女に陥れて初めて効果が証明されます」
真紀子の日本女性向風俗で女を虜にする狡猾な手法の実験台である。
「筋書きはホアンの艇で奴らは奥の島に入った。艇を破壊されたのでこっちの潜水艇を奪って逃走した。燃料はそんなに続かないが行方不明というところだな」
津島も作戦の全容を確認した。行方不明のままなら何時までもモルモットとして使える。
R国警察はホアンの彼女リンシーを確保した。
仁川の命令で娼館島に移送される。
真紀子と仁川の作戦計画でリンシーの説得に多くの時間は掛からなかった。
リンシーがホアンに電話を掛ける。一言二言話して真紀子に代わる。
「仁川主席の代理人で北嶋真紀子と言います。私の話を良く聞いて。仁川は今のうちなら貴方を助けられるわ」
「俺を助ける」
「そう。貴方に潜航艇を出させた日本人が悪いのよ。今なら貴方は脅迫されて操縦したで済むのよ」
「嘘だ」
「嘘じゃないわ。黒木真人と矢野真は娼国にスパイ行為に入った重要手配犯よ。今なら娼国だけの問題」
「駄目だ。身代金を用意しろ」
「いつでも用意できているわ。金は仁川が立て替えるから。でも良く聞いて。R国に入れば二度と今の生活に戻れないのよ。娼国だけなら仁川は執行猶予で済ませると言っているわ」
「・・・・・」
「よく聞いて。例え人質が居ても仁川は黒木真人と矢野真をR国に上陸させることはできないの」
「・・・・・」
「R国に近づけば撃沈されるわよ」
「そんな」
「国家機密と人質は引き換えにならないわ。R国海軍には沿岸に近づけば撃沈するよう命令が出ているのよ」
「本当に執行猶予にしてくれるか」
「するわ」
「どうすればいい」
「まず黒木真人を射殺して。それから潜水艇をその二人を攫った桟橋付近に浮上させて」
「判った。やるよ」
潜水艇は十五分くらいで浮上した。
津島の部下が桟橋に誘導する。
ハッチを開けてホアンが出て来た。津島の部下が銃を構えている。
続いて立壁、有紀の順に出て来た。
「黒木と矢野真は」
「黒木は言われた通り。女は下に縛ったままです」
「いいだろう。御前は人質と一緒に仁川低に来い。後はこっちでやる」
津島の部下が潜水艇のバッテリーを充電して黒木の遺体と矢野真を乗せたまま潜行する。
リンシーはホアンに抱きついていた。
矢野真は奥の島に監禁して黒木の遺体は海中に処分する予定である。
一同は桟橋から仁川邸の応接室に移った。
鄭は三人の部下と黒木の遺体を魚雷型の鉄の棺桶に詰め魚雷発射官から海底に遺棄してしまう。
奥の島に矢野真を運び警備員らに身体検査をさせて真紀子らの来るのを待っていた。
矢野真はごねた。身体検査が終わらない。
警備員は平手で叩く。人員を増強して強行に抑えてテーブルに磔る。
喚き散らす矢野真を一旦縛り着衣は全部鋏みで切り落とす。
強引にアナルと膣は確認したがなかなか口を開かない。ビンタの応酬を続けようやく開口器を捩じ込む。
口の中の点検を終えて全裸のまま鉄格子に投げ込んでしまう。小林真木の居る房とは壁で隔てられていた。
また彼女らより先に逮捕されて入っている市江廣子も壁で隔てた別の房に入れられている。
「あっちの女からさっきの続だ」
鄭は部下二人を連れて小林真木を収監した房に向かう。
小林真木は開脚縛りのまま鉄格子の檻に閉じ込められていた。
浣腸する寸前だったのである。立壁が拉致され真紀子が電話を受けたところで中断された。
さすがにバスロープを掛けて貰っている。
顔は涙でマスカラが解けて縛ったままの苦しさに鼻水も涎も垂流していた。
更に縛られたままの小林真木には尿意が限界に来ている。
三人が入って来ると小林真木はせつなく情けない顔で鄭を見た。
「お願い。御トイレを」
既に躰は微妙に震えている。
鄭の部下が尿瓶を膣にあてがう。
「ああーーーーーーーーーーーーーーーーー。お願いおトイレに」
眉間に皺と眉を八の字に寄せ哀願する。
「しょうがねえな」
鄭の部下は尿道カテーテルを滅菌袋から取り出した。
「ああーーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーーーー」
女陰のビラビラを広げ尿道を剥きだす。
「あああーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーーーー」
バルーンの付いたタイプではないので簡単に挿入してしまう。
「ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
直ぐに管を指で折った所まで尿が到達する。先端を尿瓶に挿し込む。
尿は静かに尿瓶に溜まって行く。
小林真木は恥かしさに紅潮した顔を下目使いにして尿瓶を見ている。
その間に鄭のもう一人の部下が浣腸の準備をする。真紀子が要求して中断していたのである
「千CCでいいですね」
「そうだな。洗腸するのが目的だからな」
「何で、そんなことするのよーーーーーーーーーーーーーーー」
小林真木は鄭を睨み返す。
「後ろの穴も使うからな」
「やめてよーーーーーーーーーーー。何でそんなことするのよーーーーーーーーーーーー。強姦じゃないのよーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
恥かしい醜態を晒させられてもまだ小林真木は気丈さを残している。
「俺たちの満足の為じゃない。女性向風俗の実験の為だ」
「何でそんな権利が有るのよ」
「此処に入ったらあんたの人権はない」
そこへ真紀子と津島が入って来た。
「そうよ。矢野真も捕まえたわ。二人とも私の実験材料よ」
真紀子は涼しい表情である。
「黒木さんはどうなったの」
小林真木には怒りより不安の中に彼らが脱出して助けに来る期待感が残されていた。
「ホアンに撃たれて死んだわ」
真紀子は冷たい表情で言い放つ。
「どうして」
驚きと絶望の表情で真紀子を見詰めた。
「貴方は成り行きを知らないわね。あの後ホアンが潜水艦を奪って黒木と矢野真を連れて海中に逃げたの。その後桟橋で日本人を人質に捕まえて身代金を要求してきたわ」
真紀子は小林真木の恥かしさ極まる醜態姿を一瞥しながら淡々と語る。
「それがさっきの電話ね」
「そうよ。私が電話で説得して人質は開放されたわ」
「何故。ホアンは黒木さんを射殺したの」
「仲間割れじゃない」
自分が殺せと指示したとは言わない。
「うそ。あんた達が殺したのでしょう」
「矢野真が一部始終見ていたはずよ」
実際。誰かが指示したかホアンの意志か矢野真には解らないと思った。
「矢野さんは何処にいるの」
「隣の房よ。どっちにしろ貴方々は進入禁止地域に入って潜水艦を奪って逃走。行方不明ということになるわ」
嘲るように真紀子は言う。
「捕まえたことさえ闇に葬るのね」
絶望感から小林真木の語気は弱まっている。この先どれだけの拷問と陵辱が待っているか想像に難くない。
小林真木は股を広げられ両脚は脹脛を腿の裏に密着させて膝手前で縛られ腿の付け根と脚首を縛られてベッドの先端に固定されている。
両方の腕は頭の上に真直ぐ引っ張られベッドの反対の先端から縄で張られている。
津島の部下は小林真木の菊の蕾に浣腸器の先端を挿し込む。
「あああーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーー」
ゆっくりと千CCの浣腸液は注入されて行く。
既に緊縛師に一度歓喜に登らされている。そのあと鞭の強烈な拷問を受けたばかりである。小林真木の抵抗は緩慢になっていた。
浣腸のあと洗腸して二穴挿入が予定されている。
真紀子は痛みに音を上げた小林真木は簡単に女の快楽に陥ると見ていた。
津島を促してもう一人の矢野真の拷問に向かう。こっちの女の方が梃子摺ると考えたのである。
こちらの房では緊縛師が矢野真に梃子摺ってようやく高手小手に縛り上げた。その縄を天井の滑車から吊るして張ってしまう。
両脚を広げて脚首を左右の柱から縄で引っ張って部屋の中央で空中に大股開きに固定した。
小林真木もスレンダーだが矢野真の躰は更に細く躰の曲線が巧みにくねって女を表現している。
ウエストのくびれも良い。広げた脚は微妙に内向きに膝を向かい合わせ左右に脚首を広げて左右対称のくの字を描く脚のラインが美しい。
小柄だが弱々しさはない。そこが甚振っても罪悪感を沸かせない。
小振りだが三角に突き出た乳房の形も良く乳首もピンと突き出てやや上を向いている。
高手小手に縛った縄は乳房の上下に掛かりいっそう乳房を突き出していた。
緊縛師はこの体制で下から剃毛を行っている。
鋏みでカットが終了して細かい毛を電気剃刀でピンポイントに剃っていた。
矢野真は神経質な表情で眉間に皺を固め自らのドテを擬視している。
既にツルツルに剃られたドテは陰毛の有った下の紅さを露呈していた。
矢野真は真紀子と津島が中に入るとこの二人に以前に見つかっていたことに気付く。
矢野真は真紀子と津島が新日本空輸ホテルに居たのを覚えていた。瞬時に自分らを追い込んだのがこの二人と認識する。
「新日本空輸ホテルで」
「そうよ。あの時から目を付けていたわ」
真紀子もあっさり答えた。
「ホアンを電話で説得していた。貴方の声ね」
矢野真は真紀子と津島を交互に見ている。
「そうよ」
「黒木を射殺しろと指示したね」
「そうよ」
指摘されても真紀子に動揺がある筈もない。ホアンの携帯電話の音声は艇内に響いていたのである。
「私をどうするの」
「私の女躰実験動物よ」
「何ですって」
「私の女躰実験動物。仁川の承諾は得ているわ」
二人の目は完全に衝突していた。
津島は緊縛師に目で合図する。
緊縛師が一本鞭を構えた。
矢野真の表情に怒りと脅えが奔る。
一本鞭の先端が乳首を直撃した。
パシーン。
「あぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
縛られた躰が空中で大きく震撼する。
もう一人の鞭が両の乳房を横に掠めた。
ビシーン。
「あぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
天井の滑車から縄で張られた躰をくねらせ鈍い悲鳴を上げる。
真紀子に向かって文句を言う余裕もない。
矢野真の恐怖と怒りに滾った目が一同を見据える。
緊縛師はまだ乳房を叩く。
ビシーン。
「あぎゃあーーーうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
躰は鞭と反対方向に大きく仰け反る。口元に唾液が流れ目の表面に涙が溢れ出た。
「何で行き成り。・・こん」
叫びたいが叫びにならない。
反対側の緊縛師が太腿を叩く。鞭が太腿に強烈に炸裂する。先端は内腿に回り込む。
「あがあーーーーーーーーーーーー。あがーーーーーーーーーーーーーーー」
反動で仰け反る躰から涙と唾液が飛び散る。
一瞬怯んだ涙目が瞳の奥深くから真紀子を睨み返す。
「女を叩いて」
真紀子は究極の女の部分を叩けと言っているのである。
緊縛師が膝の直ぐ上に太腿に縄を掛け始める。横に吊るして女陰に鞭を当てる準備である。
「何で行き成り拷問するのよ」
矢野真は憎悪に煮え滾る目で真紀子を見ている。
「あんたを大人しくさせる為」
真紀子は涼しい顔である。
「貴方は何者よ。何のための実験台よ」
矢野真の顔は怒りに真紅に紅潮していた。
「セックスに恵まれない日本女性。それを癒す企画。その実験台よ」
緊縛師は真紀子らの会話に関係なく矢野真の脚首を柱から張っていた縄を解き太腿に掛けた縄を引き滑車に通す。
「なによそれ」
矢野真の躰は片方の爪先を着いたまま片脚が引き上げられ上体が前に屈む。
「女性向風俗業を日本で成功させて仁川主席の日本経済侵略を援護する為よ」
「仁川主席の経済侵略」
相変わらず矢野真の目は真紀子を睨み据えていた。
緊縛師はもう片方の太腿にも縄を掛ける。
「日本を筆頭に亜細亜全体をR国のように経済的植民地にすることよ」
「何でこんな小さな島一個。こんな国の植民地になるのよ」
矢野真は首をやや逆さに脚を後ろにV字に開き吊るされてしまった。
「バブル以来の日本不況の原因はお金が大衆の預金に留まることよ」
緊縛師は一本鞭を構える。
「フェミニズムが一番経済効果のある風俗を抑圧して主婦が夫の遊行費を取り上げ共有財産として管理凍結する。これが不況から逃れない要因よ」
真紀子の目は緊縛師に打てと合図している。
緊縛師は鞭の先端を女の部分に狙いを定めて振り下ろす。
ピシーン。
「うぐーー・・・・・」
矢野真の顔は究極に軋む。
鞭は菊の蕾から会陰、女陰の閉じたビラビラを掠めていた。敏感な部分を直撃である。
「男、女の両面から私たちは日本の一番儲かる風俗を押えるわ。そしてオーナー経営者は妻の呪縛から開放してこの国で自由に満足を得てもらうのよ」
緊縛師は二発目を構えた。
ピシーーン。
「あぐうう・・・・」
眉間に皺を固め瞑った目蓋から涙が溢れている。
もう一人の緊縛師が吊られた矢野真の真下に潜り込む。
「妻は遊んで共有財産を不貞に使い込む。夫は独身になり資産を自由に使えるようになってこの国に来たら遊び放題。税金は要らないわ」
「それで日本からお金がこの国に流れ込むわけ」
矢野真は痛みに涙を流し真紅の表情で真紀子を見て言葉を搾り出す。
「そうよ」
下に入った緊縛師は矢野真の女の穴を包み隠すビラビラをピンセットで抓み左右に広げてしまう。
「あああーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーー」
叫びながらも一瞬下を向いた矢野真の瞳は再び真紀子を睨み据える。
「何で。女の貴方が・・そんな・・事・・するのよ」
痛みに顰める顔から怒りと言葉を搾り出す。
緊縛師は鞭を撥に持ち替えて矢野真の広げられた女陰の緋色の部分に撥の先端を叩きつける。
「あぐがあーーーーーーーー。・・・・あがあーーーーーーーーーー。あぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
吊られた躰は揺れ震撼し顔は究極に軋む。吊られた躰を捩り悶えさせ苦しむ様は物慣れた津島でさえ憂さを晴らすに充分である。
「貴方たち女性知識層に報復しているの。女の地位向上なんてぬかして企業を規制しすぎる法律を作ってくれるお蔭で私たちは苦労を舐めさせられたわ」
真紀子は緊縛師にもう一回と目で合図する。
下の緊縛師はもう一度ピンセットでビラビラを抓む。
「ああーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーーーーー」
最早。矢野真の叫びは泣き悲鳴である。
「雇用機会均等法や育児休暇の恩恵に預かれるのは四大を出て就職したエリートと公務員だけよ。そこから溢れた私たちは企業が法律を回避する派遣。更に落ちてこの島にからゆきさん」
緊縛師は撥を振り下ろす。
「あぐうう・・・・・・・」
矢野真は既にプライドも何もかも崩され涙も涎も鼻水も垂れ流しである。
仁川は疲れている立壁らに一夜休息を取らせる。
そして翌日。仁川邸の広間で収束の話し合いが始められた。
「ホアン。そこに人民元で十五万元ある。御前の要求した半額だ。それで一切喋るな」
仁川は厳しい口調で言う。
「・・・判り・・ました」
ホアンには事態がまだ手探りというところである。
「良いか。暫くこっちで生活してもらう。監禁はしないが見張りは付く」
津島が低い声だが穏やかな口調で言う。
「はい」
「住む所は新都心に用意する。今まで通りの取引を続ければ良い」
「はい」
「判ったら行け」
津島の部下が二人を促す。
「さて立壁さん。面倒なことになりましたな」
仁川はやんわり困った顔をする。
「私は何も事を荒立てる気はありません」
立壁は既に脅えている。
「どうでしょう。貴方の会社に五十億投資しましょう。R国に印刷会社を展開しませんか」
立壁には渡りに船の提案である。
「それは願ってもありません」
「今回のことは何も見なかった。何もなかった。それが条件です」
「今後とも強いパイプになりましたら。それに越したことはございません」
「まあ。利益にならないトラブルは御好きではなさそうですね。それともう一つ。大木有紀。その娘を買い取ってもらいます」
仁川は大真面目に言い切る。
「えー。買い取る・・ですか」
立壁は怪訝な表情になった。
「貴方は此処でのプレイ規約をよく読んでない」
「規約。それなりに一読しましたが」
「此処の女性は避妊をしていません。妊娠した場合は本人の希望があれば買い取ってもらうことになります」
「はあ。でもまだそこまで」
「左様。妊娠したかどうかは解りません。でもその前提で買い取って頂きたい。別に結婚しろというのではありません。ハードSMはなしで普通の愛人のようにこの国に五年くらい囲って頂けば良いのです」
「しかし。本人は」
「有紀。このまま借金返済まで今の仕事を続けるか」
有紀は無言で首を振っている。
立壁は既に満足な顔である。
「有紀。それならいいんだな」
脅えながら首は縦に振っていた。
拉致される以前からこの運びである。
真紀子から立壁に面倒見てもらってハードコンパニオンから逃れろとアドバイスされた。
だが有紀には立壁が怖かったのである。
真紀子から安形の話を聞いた。真紀子は最初この島に来た時ハードコンパニオンで安形に虐められたがその後は安形に助けられたのである。
此処の先輩である多岐江にも説得された。多岐江も同じである。多岐江は安形に救われ今は世話になっていた。
ハードはハードコンパニオンの時だけあとは可愛がって貰えるのである。
この先の日本に希望のないことも分かっていた。
この国で贅沢に暮らす方が得である。
立壁は見た目汚い親父ではない。ハードさえなければ好きになったかもしれないと思う。
真紀子には立壁が異常に有紀を気に入っていることが解っていた。
立壁の印刷会社をR国に展開させる。
印刷は殆どが工賃で占める。製本は尚の事である。紙も日本より安く製造できる。
問題は納期だが船便を使わなくてもよい。日本で国際線に使わなくなった747を安く買い取り貨物機にする。
羽田、成田に降ろす必要はない。日本には旅客が使われないローカル空港が国際空港を名乗って腐っている。
日本だけが収め先ではない。仁川が金を出して立壁に儲けさせて技術を輸入する。
有紀を娼国で立壁の女にして立壁を娼国に引き寄せるが得策である。
小林真木と矢野真の部屋にテレビが搬入された。日本の放送が視聴できる。市江廣子の部屋には以前からテレビが入っていた。
太田黒がキャスターの質問に答えている。
テレビ太陽のレポーター小林真木と黒木以下二名のクルーがホアンを威して娼国の機密部分に潜水艇で進入した。
無人だったので中を偵察する。見つかって艇を破壊されたので娼国の小型潜航艇を奪って闘争中。
R国海軍が捜索中だが既に燃料は切れている模様と報道されている。
市江廣子同様に小林真木、矢野真も生涯この島の鉄格子の中で真紀子の実験台とされる予定である。
女衒の國その三 SMハードコンパニオン 完
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