鬼三のSM小説
女衒の國

この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。

フェミニスト集団の惨劇

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 二〇二〇年夏至中元
 (この小説は2018年現在未来形です)
 民事党四百十二議席。葛城義和内閣が成立して約一年弱。二〇一九年の参議院選挙も民事党が大勝した。
 だがこれは娼国、R国の資本が日本を経済侵略する傀儡政権である。
 R国の国民はまったく関係ない。その経済を握る日系人、日本人が主力となっていた。
 戦前戦中に亜細亜に進出した女衒の末裔がR国の経済を握る。これが仁川の父である。仁川はそれを引き継ぎ経済さらに政権まで握った。
 湯野中の父は仁川の父に使えた女衒である。湯野中も仁川に使えてかなりの経済力を握った。
 娼国がR国から独立する。戦中に娼館が置かれた小さな島二つから成る娼館島を国家にした。今では世界中の本社が置かれ一京からの金が動く。
 独立した娼国が実質R国を支配している。
 仁川亡きあとR国は二つの資本に分裂した。R国には地図に無い世界が認識しない境界線がある。
 南半分は娼国を引き継いだ安形派。北半分は湯野中派がその経済力で実権を握る。
 R国首相村上は北側、南側合意の傀儡である。
 両国の資本は中国、北朝鮮を除いた亜細亜全域に忍び草の様に浸透する。昨今では大型ニューシティを東京、大阪を除いた県ごとに進出させた。
 完全にシティ内で経済が回せる。ここから娼国、R国が吸い上げる。
 さらに葛城義和の開発したサプライチェーンマネジメントが経済侵略パターンを確立した。
 非正規雇用を日本の派遣会社より高額でニューシティに集める。これを高層ビル下層階の寮に入れた。消費はニューシティ内で行われる。
 人口を集めることで市政を息の掛かった民事党で支配して住民税半額を実現する。
 住民税半額を謳い文句に資産家を高層ビル上層階に移転させて税収を集めた。
 やがて娼国、R国が侵出した市以外は経済が疲弊して県内で統廃合となる。後から侵出したニューシティも二年でそれが大方完了した。
 娼国、R国が懐柔した民事党議員が党内で政権をひっくり返し安田内閣は退陣する。
 平佐和暫定内閣で解散総選挙が行われ民事党及び野党新国民党の一部が寝返って民事党86%となった。
 平佐和総理が新規当選した葛城義和を総理に指名。葛城義和の日本経済改造論で抜本的に日本は経済大国に返り咲く。
 短期間に二段階の税制改革が行われた。
 直接税を上限税率20%に抑えた大幅引き下げに相続税廃止、一時所得税も廃止する。逆に下層の課税を免除するレベルを上げた。
 また子供手当てを廃止して生活保護費をアップする。
 海外に出ていた日本の資本、資産が日本に戻った。下層の実質収入が増えてそれが消費性向に回る。
 景気は破格の急上昇をした。バブル期以上と成ったのである。
 即断即決トランプ大統領並みの進め方に僅かに議席を残した野党は独裁政権と抵抗する。
 だが葛城義和はお構いなし。議論で野党をねじ伏せた。強行採決でも批判を躱して進める。
 そして消費税25%を強行した。
 マスコミは二種類に分裂する。
 インターネット配信の娼国系放送局が圧倒的視聴率を持つ。
 テレビ太陽は娼国資本に買収され旭放送と名を変えた。
 他局は野党と女性知識層の意見主流のままである。だがその最左派的存在であったテレビ太陽の買収による大転換により視聴率は低下していた。
 特に娼国、R国系ニューシティに住む独身層がテレビ受像機を置かずに国営放送を排除してブラウザでテレビを見るようになる。
 パソコンでもテレビチューナー等を使わないので国営放送の受信者対象外と成るのである。
 もちろん地上波や従来の放送を見るにはテレビ又はチューナー等を要する。
 これまでの野党と女性知識層の意見主流の日本の世論が両極に一変した。
 
 葛城義和は堅苦しい内閣総理大臣を早く降りてR国に逃れたい。
 総理官邸に住まず自身のマンションに住むと主張したが川越なので認められなかった。
 総理官邸では滝澤沙緒里と密会すら出来ない。夜は大方R国系湯野中系列の建てた永田町に隣接したホテルに泊まる。
 滝澤沙緒里も同じ階の隣の部屋に毎日泊まっていた。
 マスコミの取材などが出来ないよう高層階フロントが一階とは別にその階に置かれている。
 エレベーターも直通である。
 葛城義和や滝澤沙緒里以外の部屋も娼国系の息の掛かった民事党議員その他身元の掴める者で占領された。
 特別な配慮で葛城義和の部屋に滝澤沙緒里の部屋へ秘密の扉まで設置される。簡単に行き来ができた。SPは階のフロントまでしか来ない。
 SPと雖もその上司まで娼国の息の掛かった警察官である。
 そしてホテル地下には一階から入れない宴会場が造られた。
 葛城総理の宿泊する高層階フロントのある階とその上の階から直通のエレベーターのみが繋がる。
 更にそのエレベーターは客室に見せかけた部屋の中にある。
 政治家にも此処なら安全と娼国から派遣のコンパニオンが来ている。
 相変わらずこの政権を支える娼国の息の掛かった代議士、警察幹部らは宴会が好きである。
 コンパニオンはこのホテルには直接入らない。隣接した別の建物と地下で繋がっていた。
 本日は全員仲居に見える姿である。だが着物の合わせは浅い。下着は愚か襦袢も腰巻も着けてない。
 葛城総理に気を使って好まない女躰盛りは全部の席にない。
 娼国副主席北嶋真紀子、R国北の実力者湯野中も同席していた。
 R国から来ているスタッフが宴会場の畳を二枚上げる。ハッチが開いて拷問椅子と十字架が出て来た。
 座に期待感が奔る。
 娼国の息の掛かった代議士らはSMが好きである。だが今夜の生贄はハードコンパニオンではない。
 娼国CIC長官津島公明が部下に牽かせて女を連れて来た。
 「私は娼国警察員鄭淑徳少将です。この女は民間人ですが反政府組織を作ってフェミニズム主義革命を目指す過激派とみなし捕らえました」
 津島の部下鄭淑徳少将が宴席に説明する。
 「それは危険だ。娼国に幽閉しろ」
 新国民党から民事党に寝返った菱沼農林水産大臣である。
 女は竹内優子と言う。まだ二十代前半と見える。
 Gパン姿なので腰の線の美しさが良く解る。
 「既に幽閉しても危険よ。この女の仲間を全部逮捕して完全な処置が必要よ」
 真紀子は事を大きく観ている。
 現政権を大きく揺るがす危険がある。運動などはたいした問題ではない。だが娼国、R国の献金他賄賂支配を追及に動き出したのである。
 工作員らはその動きを見張る。さらに選挙に僅かに残った立憲国民党との接触も見張っていた。
 これまで十年以上掛けて積んで来た娼国の経済支配と政治傀儡を大きく瓦解させる危機さえある。
 そうなれば日本経済も瓦解する。
 「拷問して仲間を全部吐かせよう」
 警察庁長官後藤謙二である。
 「仲間はR国に誘導してR国で逮捕すべきよ」
 真紀子は日本での逮捕は危険と考えている。
 「どうやって誘導します」
 民事党幹事長平佐和周一郎である。
 「こっちの工作員を仲間に潜入させる。この女がR国に居ると触れ込み奪還に動かすのよ」
 真紀子は既にこういう対策に幾つもの作戦を用意していた。
 娼国は仁川を継いだ安形主席がトップだが実質行政を動かしているのは真紀子である。
 「ではまた痒み責めで」
 菱沼が確認する。本心は鞭叩きや蝋燭をぶっ掛けたい。
 「それだけじゃ駄目よ。じっくり何段階にも責めましょう。完全に全てを喋って貰いましょう。葛城総理」
 どうやら今回も葛城義和が拷問を担当するらしい。真紀子は葛城義和が虐めたいタイプを理解している。
 平佐和は真紀子の行動を見ていて日本赤軍の重信房子を思い出す。
 どちらも美人。しゃしゃり出るリーダー的素質。もちろん目的は正反対である。価値観もまったく違う。変わらないのはその恐ろしさである。
 そして竹内優子にも同じ怖さを感じる。
 ならば徹底的に組織を根絶やしにしなければならない。
 これまでのフェミニストグループネットワークとは違う。一つ間違えば政府と闘う非合法組織となり大型デモを呼びかけかねない。
 葛城義和と平佐和には事前に確保した状況が真紀子から知らされていた。
 葛城義和は娼国から出張の緊縛師二人に竹内優子の躰を押えさせる。
 暴れようと藻掻く竹内優子のGパンを剥ぎ取った。ショーツは丸出しになる。黒でもその汚れの斑が近目に鮮明である。
 葛城義和は十字架を指差す。
 緊縛師らが四人掛りで十字架に磔にする。
 「トイレは何時間ぐらい」
 葛城義和が津島の部下の一人に確認する。
 「五時間は行かせて無いです。既に要求されています」
 「結構です」
 葛城義和は予定通りと納得する。
 「御前。総理だろ」
 竹内優子は怒りの表情で噛みつかんばかりの口調である。
 「この女にビンタして貰います。最初は警察庁長官後藤謙二氏」
 葛城義和は竹内優子の抗議は無視した。
 「やめろーーーーーーーー。総理も長官も犯罪だろーーーーーー」
 竹内優子は宴会場に響き渡る大声で喚き講義する。
 「御前は国家反逆罪だ。御前に人権は無い」
 警察庁長官後藤謙二はそう言い切って竹内優子の左の頬をひっぱたく。
 「があーーーーーーー。やめろーーーーーーーー」
 もう一発叩く。
 「があーーーーーーーー。ふざけんなーーーーーーーー」
 竹内優子は宴会場全体を怒りに滾った目で見回す。
 「次は麻留防衛大臣」
 麻留大臣も立ち上がり口をへの字に竹内優子を睨む。
 「やめろーーーーーーーー。女を何だと思っているんだ」
 「煩い」
 左の頬を掌に反動を付けて力を込めてひっぱたく。
 「ぐがおーーーーーーーーー」
 竹内優子は睨み返す。
 麻留大臣はもう一度叩く。
 「次は菱沼農水大臣。叩いたら次をご指名下さい」
 葛城義和はそう言って真紀子の席に向かう。
 「簡単には吐きそうもないですね」
 葛城義和は相当に筋金入りで面倒と予想している。
 「何か重信房子を思い出すな」
 平佐和が横から口を挟む。
 「そんな感じですね」
 葛城義和もその一言に納得する。
 「辱めてから痒みと痛みの繰り返しね。既に尿意は限界。そこまでは予定通りでしょう。それ以上に羞恥の破局に堕とすのよ」
 真紀子も気性は強く粘り気もあると見ている。
 「おーーい。トイレいかせろーーーーー」
 竹内優子が大声で講義する。脚はぶるぶる震えていた。
 「そこでやるんだよ。その磔柱の下にちゃんと排水が繋がっている」
 警察庁長官後藤謙二が高圧な態度で言う。
 「ふざけんなーーーーーーー。これを解いてトイレいかせろーーーーー」
 竹内優子はあくまで講義する。
 「下着だけ取って。せっかくの染みが流れる」
 真紀子が近くに居る緊縛師に言う。
 緊縛師は脚の縛りを解こうとする。
 「そのまま切ってしまって」
 真紀子は染みを公開して羞恥心を傷付ければ良いと言う考えである。
 緊縛師ははさみでショーツを切り落とす。
 「やめろーーーーーーーーーーーーー。猥褻行為だ!」
 竹内優子はあくまで吼え続ける。
 会場上部の壁六ヶ所に大型モニターが設置されていた。
 竹内優子を磔た十字架の脚元は硝子板でその中にはカメラが仕込まれている。
 葛城義和は緊縛師に竹内優子の片脚の膝に縄を掛けて十字架の横柱に吊るように要求した。
 緊縛師は右脚の脚首だけを新しい縄で十字架の柱に固定し直す。脚首を縛り合わせてあった縄を解いて左脚を持ち上げる。
 「ああーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーー」
 竹内優子の女の部分が丸出しに成る。竹内優子は暴れた。
 緊縛師三人で持ち上げて押さえる。葛城義和が膝に縄を掛けて十字架に付けられているフックに吊るす。
 壁のモニターに竹内優子の女の部分がくっきり映し出される。切ったショーツも内側を硝子面に置いたので染みが映し出された。
 「なにするのーーーーーーー。おろせーーーーーーーーー」
 竹内優子は自分の羞恥を大型スクリーンに拡大されて怒り狂う。
 襲って来る尿意に立っている右脚を震えさせ吊られている左脚を捩って藻掻き続けた。
 竹内優子の放尿の破局が来るのを座敷の全員が固唾を飲んで待ち続ける。
 「御前ら政治家がこんなことやって全員強制猥褻で刑務所行きだぞーーーーーーーーーーー」
 竹内優子は吼え続ける。
 「ああーーーーーーーーーーーーー」
 遂に羞恥の破局に悲鳴を上げる。
 尿は飛び散るように流れ出す。やがて一本筋になる。緊縛師が後ろから手を伸ばして女の部分のびらびらを広げる。
 尿道の亀裂から出る部分が克明にスクリーンに反映された。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーー」
 竹内優子は吼え続ける。
 長い放尿であった。相当に溜まっていた様子である。
 葛城義和は緊縛師に浣腸の準備を要求する。
 政治家と役人らは竹内優子の羞恥の姿を見ながらコンパニオンの裾や胸に手を入れる事も休めない。
 コンパニオンの衣装は着物の合わせが浅い。太腿が丸出しになり時々黒い塊も見えてしまう。
 襟もはだけて乳首が丸出しになる。
 竹内優子には有ってはならない光景である。
 緊縛師が二人で尿の飛び散った竹内優子の脚をタオルで拭く。
 一人の緊縛師はバケツに石鹸水を溶いてそこに氷を入れる。一気に冷たくして浣腸器で吸い上げた。
 緊縛師は容赦なく竹内優子のアナルに挿入する。
 「あ、あーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーー」
 冷たい石鹸水が一気に腸に入る。
 「ああーーーーーーーーーー。あわあ。あわあ。あわあ」
 一気に腹を痛みが襲う。
 緊縛師はアナル栓を捻じ込む。
 「ぐああーーーーーーーーーー」
 竹内優子は腹の痛みに顔を歪めて苦しみ始める。
 「やめろーーーーーーーーーーーー。強制猥褻だーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーー」
 竹内優子は腹の苦しみから顔を歪めて躰を捩って声を出す。
 「苦しいだろ。抜いて排泄すれば楽に成るぞ」
 警察庁長官後藤謙二が近付いてまた高圧な態度で詰る。
 「ふざけるなーーーーーーーー。御前ら普段はもっともらしい事言ってーーーーーーーーーーー。女性にこんな事するかーーーーーーー」
 竹内優子は苦しみながら怒りの限り言葉を搾り出す。
 「馬鹿め。仕方が無いから建前論だ。これからはそれも要らなくなる。御前のような反逆分子は娼国では終身刑だ」
 警察庁長官後藤謙二自身が娼国に従う傀儡と表明していた。
 「このーー。ハゲタカの手先ーーーーーーーーーーーー」
 竹内優子の苦しみは架橋に達している。
 「いつまでも苦しめ!葛城内閣は日本経済を限りなく回復成長させた。生活困窮者は殆ど居ない。最後の仕上げは売春防止法廃止だ」
 娼国、R国のニューシティ進出で非正規雇用層がバブル期の様な高額かつホワイトカラーの範囲で派遣業務に就ける様になった。
 直接税の大幅減税で非課税レベルが上がり高額所得者の税率が20%で抑えられ消費が一気に拡大する。
 これで民事党はこれまで投票すらしなかった非正規層の大きな支持を得て国会の大方を独占した。
 それが葛城内閣の日本経済回復論を成功させたのである。
 既に風俗、特浴への取締りが保健所のみになり余剰価値がそちらに使われ稼いだ女性はブランド、ホスト三昧する。
 これが大きく経済効果となる。
 「ふざけ、る、なーー。女性を、ぎ、せ、い、にしてーーーーーーー」
 竹内優子は限界の苦しみにも反論を続ける。
 葛城義和は緊縛師にアナル栓を抜くよう要求した。
 竹内優子の脚元に薄く透明な四角い箱が置かれる。
 二人の緊縛師が腰を押えた。あと一人の緊縛師の手でアナル栓が抜かれる。
 ぐううーーーーーーーーー。
 空気がおならの様に吹き出る。
 竹内優子の顔が究極に歪む。
 バオーーーーーーーーーーーン。
 黒茶色い飛沫が透明な箱に飛び散る。
 ズズーーーーーーーーーーー。
 茶色い水が流れ出る。
 ズズズズーーー。
 繋がった弁がアナルを押し広げて流れ落ちる。
 「うううーーーーー。ちくしょーーーーーーーーーーーー。おのれーーーーーーーーーーーーー」
 竹内優子から苦しさと怒りと羞恥に大粒の涙が溢れる。
 座敷からは満場の拍手が沸く。
 竹内優子は屈辱極まりない拍手の渦の中で怒りにわなわな震える。
 だが見ている議員、役人はこれまでのフェミニストらの男性をとことん虐げる横暴に心底怒っても堪えてきた。これは溜飲が下がる光景である。
 遂に竹内優子は悔しさに号泣する。
 更に拍手と野次の坩堝となる。
 緊縛師は排泄の後始末をしていた。
 「さてそろそろ白状して貰いましょうか。貴女の仲間を」
 葛城義和が本題を宣告する。
 「言うわけ無いだろ」
 「どう有っても話して貰います」
 「拷問して喋らす魂胆ね」
 「拷問は痛みとは限りませんよ」
 葛城義和は余裕綽々した態度である。
 「何をするのよ」
 竹内優子は恐怖の表情になる。
 蜂蜜と広口瓶に入った多量の蟻が運ばれた。
 竹内優子は十字架に磔られていて下半身は既に丸出しにされている。だが上半身はタンクトップとその下にブラジャーが確り覆っていた。
 緊縛師らの手で十字架の横の畳が上げられる。床からシャワースタンドと浴槽が迫上がった。
 「最初は小手調べだ」
 葛城義和はそう呟いて竹内優子の胸に蜂蜜を流し込む。
 「ああーーーーー」
 竹内優子は気持ち悪さに唸る。
 背中にも流し込む。
 「ああーーーーーーーー」
 頭から掛ける。
 「ああーーーーーーーー。ああーーーー。ああーーー」
 竹内優子は目をきつく瞑って躰を震わせ暴れる。
 葛城義和は踏み台に上って竹内優子の頭から広口瓶に一杯に入った蟻を投げ掛ける。
 「えーーーーーーーーーーーーーーー」
 竹内優子には見えてない。だが、気持ち悪いものが一斉に躰を襲ったので驚きと藻掻きの悲鳴である。
 葛城義和は竹内優子の膝を吊るした縄を切る。左脚は開放される。高手小手の縄も手首の近くで切る。
 まだ完全に戒めは解けてない。
 「さあ。自分で縄を解いて服を脱いで隣の浴槽とシャワーで洗いな」
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーー。なにーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーー」
 竹内優子は目が開けられない。躰中を蟻が這っている。
 高手小手の縄は暴れて腕は自由に成る。脚元の縄を狂ったように喚きながらなかなか解けない。
 「ああーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーー」
 喚き叫びながら暴れ解こうとさらに藻掻く。
 「ああーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー」
 ヒステリックに喚き暴れながらようやく右脚首の縄が外れる。
 顔の蜂蜜と蟻を手で何度も払いのけ僅かに目を開いて浴槽を探す。
 タンクトップを破り捨てる。ブラも方紐が無いので乳房から引き摺り下ろして下に落とす。
 浴槽に頭を突っ込んで洗う。蟻は湯に浸かった分は一気に死滅した。
 シャワースタンドに立って狂った様に躰を洗い捲くる。
 強制ストリップとシャワーショーに宴会場は沸きに沸く。
 竹内優子は緊縛師が渡したフェイスタオルで躰を拭き宴会場から走り出す。全裸である。フロントに助けを求めればと考えた。
 当然この地下からの出口は娼国工作員の手で封鎖されている。
 竹内優子は直ぐに捕まった。
 「はなせーーーーーーーーーー。はなせーーーーーーーーー」
 全裸のまま担がれ座敷に戻される。
 「ふざけるなーーーーーーーーーー。こんな強制猥褻ゆるされないよーーーーーーーーーー」
 竹内優子は怒りの限り宴会場に向けて怒鳴る。
 葛城義和は次の責めを準備していた。
 緊縛師に駿河問いの吊るしを要求する。
 別の畳が持ち上げられ今度は小型のクレーンが迫上がった。
 工作員も混じって緊縛師と四人で竹内優子の躰をうつ伏せに押える。緊縛師が縛った。
 手首を揃えて背中の真上で縛り脚首も膝から上に曲げ脚首を揃えて縛る。
 縛り合わせた脚首と手首を合わせて更に縛り合わせた。その縛り目にフックを引っ掛ける。
 そのフックをクレーンのフックを下げて引っ掛けた。
 「あわあーーーーーーーーーーー。あわああーーーーーーーーーー」
 クレーンが上昇すると竹内優子は駿河問いの苦しさに躰を捩り悲鳴を漏らす。
 竹内優子のスリムな躰は空中に五角形に丸めて吊るされている。
 首だけが髪の毛に顔を隠してベコの頭のようにはみ出す。髪の毛に覆われた中の美形の表情は苦しみに歪んで加虐心をとことんそそらせる。
 だが葛城義和には気丈な美人の竹内優子なら幾ら虐めても罪悪感は微塵にも起きない。見ている代議士らも同様である。
 葛城義和は苦しむ竹内優子の髪を左手で掴む。右手でビンタする。
 「ぐおーー。ちくしょーーーーーーーーーー。くずやろーーーーーーー」
 竹内優子は苦しみながら怒りに罵声を返す。
 「喋ってもらいますよ。貴女の仲間を全部」
 葛城義和は薄笑みを浮かべて詰るように言う。
 後ろに回って膣にクスコを挿入する。
 「やめろーーーーーーーーーーーー。強制猥褻やめろーーーー」
 この姿にされて無駄でも気丈にまだ叫び抗議する。
 内部を一通りスクリーンに拡大投影した。
 葛城義和はチューブのマスタードを流し込みクスコはそのまま抜いてしまう。
 「このまま痒くなるのを待ちます。まだ第一段階です。マスタードを注入しました。暫く開放しますのでご自由に弄ってください」
 数名の代議士が立って近付き触り始める。
 葛城義和はそう宣言して真紀子の隣の席に戻った。
 「東京、大阪の賃貸系住人の人口はかなり地方のニューシティに移りました。問題は沖縄です」
 葛城義和は真紀子に意見を要求する。
 「反対分子は後回しよ。あそこをハブ空港にして完璧に基地と物流の街にするべきよ」
 「土地買収が難しいらしいです」
 「分った」
 真紀子は何か戦略があるらしい。無論はじめから葛城義和はそれに期待している。
 竹内優子が痒みに暴れだすまでそのまま待つ姿勢である。
 「簡単には吐かないぞ」
 平佐和も竹内優子の気丈さを懸念している。
 「虐め甲斐があるでしょう」
 先程まで難しいと言っていた葛城義和は達観していた。とことん苦しめたい。加虐心が沸騰したのである。
 駿河問いの苦しい姿勢の中でマスタードの痒みは直ぐに効いて来る。
 「うぐうーーーーー。うぐぐぐううーーーーーーー。ぐうーーーーーーーーー。うぐううーーーーー」
 竹内優子は吊るされた腰を捩り太腿を上下に動かし躰を迫り上げて痒みに藻掻き続ける。
 「痒いだろう」
 「かゆいよーーーーーーーーー。あらわせろーーーーーーーーーーー」
 「駄目だ。お願いすればこいつで掻き回してはやる」
 ぶるーーん。ぶるーーー。ぶるーー。
 葛城義和はドリルバイブを翳して始動して見せる。
 「ふざけんなーーーーーーーーーーーーー」
 「そうか。ならそのままだ」
 「あらわせろおーーーーーーーーーーーーー。ここからおろせーーーーーーーーー」



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