SadoのSM小説 調教師集団

その八 堕さなければ成らない女が堕ちる

  
 この物語はフィックションであり、実在の人物機関とはなんらかかわりありません。

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 「立候補すればさらに出費よ」
 真紀子は立候補で選挙資金も出費させた方が良いと考えていた。
 「それでは次回までにその筋書きを確定させてください」
 保木間は概ねの方針を承認する。
 「ところで荒井絵名の分で宇佐美氏の損失はどのくらい」
 これも保木間の確認である。
 「あっちの組織が撮った分は一千五百万回収しました。このまま順調に行けば本人が逃げた場合、お座敷の分入れてあと一本で額面上は三百万の損失で済みます」
 「全部撮れたら本人に一千万と少し払えるか」
 「お座敷分だけでいいと思います」
 真紀子が保木間の試算を否定する。
 「それよりマスコミにたれ込む危険は」
 館山嘉朗弁護士は懸念を述べる。
 「そっちはあの組織が見張っている。R国在住のオーナーからの要求で携帯、インターネットなど通信手段は総て調べて渡した」
 段下衛埼玉県警警視正である。
 「冤罪者の班から宇佐美に通知して来た。荒井絵名の体内には既にGPSが埋め込まれている」
 大船一家若頭稲垣七郎である。
 「撮影中に」
 真紀子は動画に失神シーンなどなかったと確認している。
 「いいや。夜間眠っている本人の部屋で麻酔をかけて」
 引越し会社、廃棄物収集運搬会社の姿で行う。荒井絵名の部屋は寮なので鍵は宇佐美から得られた。
 
 荒井絵名は過去の経験から問題を取り上げて貰うに最適なマスコミを検討し始めた。
 自分に批判的な報道をしたところは意識的に避ける。
 なかなか妥当なところはない。
 迷いながらテキーラを煽って一日を潰した。
 既に隣の部屋は冤罪者の班と名乗っていた見張りが待機している。インターネットの検索内容も総てチェック可能である。
 荒井絵名の不穏な動きから隊員は増強された。
 マスコミなどにリークすれば直ぐに確保する。現段階で押えたいが宇佐美の損害が大きい。そこを考慮してもう一本撮影まで待ちたい。
 荒井絵名は二本目のSM系AVよりも一本目の野球拳をかなり懸念していた。あれではいつまでも見続けられる。
 性器が映っているが修正を加えてゲームセンターなどに設置される場合もある。そうなればやがて何倍ものクオリティが出てしまう。
 逆に自分はいつまでも多くの人に晒される。
 植村彩子巡査長を拉致した冤罪者の班が来る前にマスコミに保護して貰えれば問題ない。逆転出来ると判断した。
 撮影一日前に荒井絵名はテレビ太陽を選んで実行した。待ち合わせは翌日。モノレールの終点駅を選んだ。
 自分の部屋から五分で行ける。自分が行けば秘密のお座敷階まで何とか行ける筈である。
 だがその日の夜のうちに見張りは動く。荒井絵名は産業廃棄物収集運搬車に載せて運ばれた。
 
 翌日テレビ太陽のクルーは本宿に着く。出発前に荒井絵名に連絡は付かなかった。それでも出動する。
 有楽の御座敷を探して聞き込みを開始した。だが有楽そのものが存在しない。
 該当の場所はカプセルならぬコンパートメントホテル。寝台列車にある個室型の簡易ホテルである。この街が大きく発展する前から営業していた。
 その上はお座敷でも健康センターで大衆園芸を見せるお座敷である。健康センターの従業員の年配女性らは笑い飛ばす。
 明らかにガセネタと言わざるを得ない。
 それでもマスコミはいろいろ調査する。荒井絵名が金を借りたであろう可能性の有る宇佐美の事務所を尋ねた。
 宇佐美は二年間無利息の約定と書かれた八千万の消費金銭貸借証書を見せる。
 「半分回収しないで逃げられました」
 出演の契約書も見せられた。そんなところに落度はない。
 「館山という弁護士に直接その金額を払った。向こうでお確かめ下さい」
 マスコミは館山弁護士に接見して交通事故後の処理を確認しただけである。
 結局荒井絵名がAVで働く約束で賠償金を借金した。それを帳消しにする為マスコミを騒がせようと画策したが計画不十分で逃亡したと結論付けされる。
 最初から逃亡するための時間稼ぎにマスコミを騒がせようとした。その様な推測まで出る。
 結局マスコミ報道は荒井絵名の野球拳AVが乳首を隠した範囲で一部公開される。さらに売れ行きを助長する結果と成った。
 
 産業廃棄物収集運搬車に載せて産業廃棄物処理工場に運ばれた荒井絵名には究極の拷問が待っていた。
 荒井絵名は眠ったまま部屋から運び出され気付いた時は工場の中である。
 躰は縛られて拷問椅子に固定されていた。下着一つ着けてない。
 瞬時に其処を植村彩子巡査長が殺された場所と理解した。
 見渡すと男らが徐々に近付いて来る。荒井絵名の意識回復を確認したのである。
 この班のトップ格らしき細面で年嵩の男は後ろの方から来る。
 若い隊員が近付いて行き成りビンタする。
 「う・・・・・・・・・・」
 叩く。
 「うぐ・・・」
 荒井絵名は恐々睨み返す。
 「今度何かやったら。覚えているな」
 細面の男が近付いてきた。今度は強い口調である。
 「何もしてないよ」
 まだ荒井絵名はしらを切る。
 「なら、あれを見ろ」
 大型のモニターがキャスターで転がされて来た。
 荒井絵名の正面にモニターが置かれる。
 「お前がテレビ太陽に送ったメールだ」
 ここまで見張られているとは。荒井絵名は愕然とした。
 続いて荒井絵名が閲覧したマスコミの投稿ページ等が断続的に表示される。
 何故ここまでできるのか荒井絵名には理解できない。
 そんな事を考える間もなく鞭が飛んで来た。荒井絵名の乳房を行き成り直撃する。
 「うおーーーーーーーー」
 荒井絵名は恐怖の中で強烈な痛みからやっと腹の底から大きな声が出た。
 さらに鞭は乳房を薙ぐ。
 「うごーーーーーーーー」
 高手小手に縛られたまま荒井絵名の躰は拷問椅子の上で仰け反り震撼する。
 さらに滅多打ちにされ悲鳴を上げ続けた。
 荒井絵名の胸は鞭の痕が真紅な筋になって無残に何本も奔っている。
 径の大きな蝋燭の芯の周りが大きく溶け蝋涙が溜まっていた。それを何本か隊員らの手で運ばれる。
 荒井絵名の鞭に叩かれて蚯蚓腫れが紅く成った乳房。それに真っ赤な蝋涙を流す。
 「うわああーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー」
 悲鳴を上げる荒井絵名の胸に容赦なく何人もが順に掛けて行く。胸が蝋涙に染まると太腿に掛ける。
 「あがああーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー。しんじゃうよーーーーーーーーーーーー」
 隊員らは一切構わずである。
 最期に細面の男が股間にびっしゃり掛ける。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 荒井絵名の顔は引き攣り涙が溢れ鼻水が垂れ下がっていた。
 中年の隊員が荒井絵名の躰にびっしり掛かった蝋涙の膜をスパンキングで叩く。
 「ぐおーーーーーーーーーー」
 荒井絵名は悲鳴を搾り出す。
 それを細面の男が引き止めた。
 そしてバナーを躰の蝋涙に軽く当てて蝋涙を溶かし流す。
 「あああーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー」
 悲鳴はサイレンとなる。
 僅かに炎の先端だけを表面ぎりぎりに流す。触れてはいない。
 細面の男は蝋涙が流れてしまうとバナーの火で乳首を焼く。
 「ああーーーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーー」
 荒井絵名の表情は破裂していた。さらに汗に塗れ涙は流れ鼻水は長く連なって垂れる。
 細面の男は乳首の次はドテの僅かに生えかけた陰毛を焼く。
 「ああーーーーーーーあ。ああーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーきちがいーーーーーーーーーーー」
 荒井絵名は般若の形相をさらに破裂させ力の限り叫ぶ。
 続いて中年の男が焼印を持って来る。それを乳房に押付ける。『スケベ女』と焼印されてしまう。
 「うごおーーーーーーーーーー。やめてーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「誰も助けないよ」
 中年の男が詰る。
 総て録画は撮られていた。
 「こんなAV売ったら御前らだって」
 「売らないよ。後々の不心得者が出ない為の見せしめ用だ」
 中年の男が目的を宣告する。
 「もうじきお前は破砕処理機の中だ」
 細面の男がさらに死刑宣告をした。
 「やめろーーーーーーーーーーー。ころさないでーーーーーーー。ひとごろしーーーーーーーーーーーーーーー」
 荒井絵名は恐怖に唯々喚くだけである。
 細面の男は半田鏝を暖めた。
 「なにするの」
 荒井絵名は怯えながらさらに恐怖に震えた声で確かめる。
 「お前のま○こに突っ込んで中を焼くのだよ」
 細面の男は淡々と述べた。
 「きちがいーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーー」
 荒井絵名は狂ったように叫ぶ。
 「いくら騒いでも無駄だ。前に警告した通りだ」
 細面の男は半田鏝の温度を確かめるべく少しだけ半田を溶かす。
 「いやーーーーーーーーーー」
 荒井絵名は僅かな半田の溶ける音と煙に悲鳴を上げた。
 若い隊員が二人両側から縛られた太腿をさらに押える。
 細面の男は荒井絵名の女の部分を指先で広げた。
 「やめてーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーー」
 荒井絵名は叫び続ける。
 細面の男は半田鏝の先端部を一気に突っ込む。
 ああーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーー。ああーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー」
 荒井絵名は動く限り暴れて悲鳴を上げ続けた。
 やがて失禁して失神する。
 荒井絵名は意識のないまま破砕処理機に投入された。
 その後の処理は荒井絵名の犠牲にされた植村彩子巡査長と同様である。
 
 宇佐美の立て替えた八千万は弁護士費用を差し引いて交通事故被害の社長には支払われている。
 AVの収益を見越して保木間の経営するシカゴの配信会社から一部損失が補填された。
 宇佐美にとってこれまでの利益から比べれば僅かな損失で済んだ。
 調教師集団の目標は椿原圭子に向けられた。こちらは長期戦である。



 堕さなければ成らない女が堕ちる 完




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