【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第二十九幕
連続拉致強姦事件再び
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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男らは終わるのを待って床を拭き股間も入念に拭く。
弭間加奈は恐怖に慄き震え続けた。
「行くぞ。お前は死刑だ」
男の声は淡々としている。
「・・・・・・」
弭間加奈は遂に恐怖で声が出ない。
カメラの後ろの男はスイッチを下げて電流を流す。
「うおーーーーーーーーーー」
弭間加奈の躰はぶるぶる小刻みに揺れ震撼し続ける。
電流を流したまま五分くらい続いた。
弭間加奈の口から徐々に泡が流れ出してくる。
股間からだくだくと小水が流れ出た。
動画はこれで終了している。
弭間加奈の遺体はキャンピングカーが運び出す。偽造ナンバーをセットしていた。
空き地で廃棄物収集運搬業の車に引き渡す。
動植物性残さに紛らせて乾式メタン発酵の処分工場に運び込む。
弭間加奈の遺体はタンクに落とされ動植物性残さの下敷にされた。
明日工場が稼働すれば水分は蒸発してガスと発酵残さとなる。
ガスは発電に使われ発酵残さは飼料となってしまう。弭間加奈の遺体は一切何も残らないのである。
永久に遺体が出ることはない。
連続拉致強姦事件の犯人らはこの手本を見せたかったのである。
九月八日。
緊急事態宣言の延長が確定的となった。
如月鬼堂の居間である。
杉下一行と館山弁護士にテレビ会議が繋がっていた。
「奴等今度は殺したのではないでしょうか」
館山弁護士は遂に殺人に至ったと推察する。
「その可能性が濃厚だな。このまま死体も出ないのではないか」
如月鬼堂も同じように考えていた。
「名寄の犯人にこのようにやれと手本を見せると言うか。こうすれば完全に処理ができると社会に示したいのですかね」
杉下一行も連続拉致強姦事件の犯人の目的が分かってきている。
「どっちにせよ。これで新長瀞の行方不明者三人は出ましたね」
館山弁護士は一段落したと言いたい。
「いや。もっと目論見があると思う」
如月鬼堂はまだ奥が深いと考えている。
「何処までも騒がせるつもりですかね」
館山弁護士はいい加減にして欲しいと言う表情である。
「そうだよ。だがそんな気がするな」
如月鬼堂の悪い予測は後日的中した。
松本茉莉巡査長が拉致された。村上治夫らに拷問され自殺した女性警察官と樽常マネージャーのもとに村上治夫の捜査に来たもう一人である。
この拉致も寺門一、玉川亮、東秀雄の三名が前金二十五万、後金二十五万で請け負った。
松本茉莉巡査長が自宅に近付いた暗い夜道である。
東秀雄が帰宅中の松本茉莉巡査長のおっぱいに触って逃げた。松本茉莉巡査長はそれを追いかける。
防犯カメラのない場所を狙っていた。
路上の防犯カメラの設置は他の闇組織が地図業者を装って調査してマップを作成している。
利用するのは高額な有償である。連続拉致強姦事件の六人は以前からこれを利用していた。
裏路地で寺門一と玉川亮が網を被せる。
そのまま麻酔を嗅がせて止めてあったパッカー車に投げ込んで出発する。
パッカー車の中は警察犬が追跡できないように臭いのカクテルが充満させてあった。
九月十一日。
インターネットアダルト放送のスタジオである。
「模倣犯なのでしょうか。連続拉致強姦事件が続いています。今回は模倣犯ではないかもしれないとの見解も出されました」
高島波瑠は薄橙のブラを外しながらニュースを読む。
「被害者の一人弭間加奈さんの消息はまだ判っていません。これまで動画がばら撒かれますと被害者も解放されていました」
岡田有美が純白のブラを外しながら読む。
「鬼堂先生。今回は殺されてしまったのでしょうか」
本多椿はサーモンピンクのブラを外しながらメインキャスターとして番組を司会進行する。
「その最悪の可能性が濃厚でないとは言えません。今回は連続拉致強姦事件の犯人が起こした犯行の可能性が高いです」
如月鬼堂は断言に近い言い方をする。
「何故今回は殺人に至ったのでしょう」
本多椿は如月鬼堂にその推察を求めた。
「まず何か失敗したのか。何かを悟られたなど生かして置けない理由ができた可能性が考えられます。又は名寄の犯人にやり方を示したとも考えられます」
如月鬼堂にはおぼろげに犯人像が見える。思考の行く先がそれなりに分かるのである。
九月十二日。
次の動画が公開された。
被害者は松本茉莉巡査長である。
今度はこれまでとやり方が違う。
犯人らは松本茉莉巡査長の躰を村上治夫らのように逆さ吊るしにしていた。
松本茉莉巡査長の両方の太腿の付け根に縄を掛けて躰は二本の縄で上から吊るされている。
広がった両脚には膝から脚首に縄を掛けられ離れた壁か柱から引っ張られているのである。
松本茉莉巡査長の両脚は弓なりのT字に広がっている。女の部分はアナルまで斜め上を向いて丸出しである。
カメラは松本茉莉巡査長の躰を部分的にアップで映してゆく。
ドテの黒い塊はない。紅い皮膚が露出している。男らが剃毛してしまったのである。
男らはアームの先端がマジックバンドになった小道具を伸ばす。
左右離れたところから二人がマジックバンドで松本茉莉巡査長の女の部分のビラビラを抓まんで広げる。
これもアップで映し出す。
松本茉莉巡査長は意識を失っている様子である。
あと一人がマジックバンドで掴んだクスコをモニターの映像を確認しながら膣に挿入する。
二人がびらびらを引っ張り一人がクスコの口を掴んだ状態である。
あと一人が先端に指の大きさの掴むものが付いたマジックバンドでクスコの螺子を回す。
上からレーザーのような光が差してクスコの中を照らした。
マイクロカメラが天井から下がってくる。
カメラが切り替わりクスコの内部を拡大して紅と薄橙の斑な女の奥がアップに生々しく投影された。
クスコを挿入したままマジックバンドが全部引く。
続いてアームの先端に電磁棒が突き出たものが二本クスコの横に接近する。
二本の電磁棒はクスコの両側に当てられた。
「う、うおーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
電流が流れた様子である。
松本茉莉巡査長は瞬時に意識を回復して悲鳴を轟かせた。
「なに。なによーーーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長は帰宅中の路地で麻酔を当てられて運ばれたった今気付いたのである。
置かれた事態を直ぐに把握できない。
「あーーーーーーーーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長はやがてこれが連続拉致強姦事件の犯人らの仕業と分かり驚愕の悲鳴を上げる。
「何で」
松本茉莉巡査長は『何で私が』と呟いた。後ろの部分は声が消えてしまっている。
「松本茉莉巡査長さん。何が起きているかお分かりですね」
抑揚のない男の声が話しかける。今回も松本茉莉巡査長の声以外は動画では消去して字幕が出ていた。
松本茉莉巡査長は自分に痴漢をして走った男の後ろ姿は見ている。
だが不覚にも顔は見ていない。
あと二人隠れていて麻酔を当てられた。
「貴方々は連続拉致強姦事件の犯人よ」
松本茉莉巡査長はようやくまともに口が利けた。
怒りより不安と絶望が全身を包んでくる。
先輩刑事の田中奈緒巡査長の惨劇を目の当たりにしていた。
恐怖は尋常ではない。
「婦警さん。正面のスクリーンを見て下さい。少し上を向いて」
「あーーーーーーーーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長は自分の逆さ吊るしの姿に慄き悲鳴を上げた。
「確実にこの姿は公開される。お前の同僚、上司らは捜査の都合で確実に動画を見る」
「そうだ。それも入念に見るな」
別の男の声が断定する。
男らは態と松本茉莉巡査長の羞恥心を煽った。
「何で。私を狙ったの」
松本茉莉巡査長は自分が狙われたことに納得が行かない。
「お前。テレビで田中巡査長と一緒に捜査に当たっていたと言っていただろ。同じにしてやらないと不公平だ」
「あんたらのふざけた遊びよ」
「ふぉおふぉおっふぉ。その通りでございます」
男らはさらに松本茉莉巡査長を揶揄う。
松本茉莉巡査長はふざけたと言って後悔した。ふざけたでは済まない。
「でも決して御ふざけでは済みません。貴女を捕らえるのに三人の男に前金二十五万。後金二十五万。合計百五十万お支払いしています」
「ああ。あいつ等は雇われたの」
「左様で」
「何の為によ」
松本茉莉巡査長は金まで出して自分を陥れる犯人に怒りと恐怖が沸騰する。
「今回の仕上げです。貴女を殺しはしません。貴女には自害してもらいます」
堪えられず自害するという予告である。
「何でそんなことするの」
あまりの宣告に松本茉莉巡査長の声は震える。
「面白くない世の中です。マスコミは小さな犯罪で人を槍玉にします。大きな凶器です。でも我々昭和の親父が発言すればとことん叩かれ押えられます」
「だからってーーー。女性を酷い目に遭わせるのは」
松本茉莉巡査長は悲痛に叫ぶ。
「いま社会で一番護られているものを叩いているのです」
男らは全く抑揚のない声でしゃべる。それが松本茉莉巡査長を更なる恐怖に包んでゆく。
「なんと」
松本茉莉巡査長は口が震えてそれ以上言葉が出なかった。
クスコが抜かれてマジックハンドが離れる。クスコは金属のくちばしの先端に半透明の濁った膣液が付着していた。
それを数秒間画面にアップで投影する。
男らは柄の長い鞭を用意していた。先端は蝿叩きの様な平たく四角い革の面になっている。
力が入らなくても柄の撓る反動をつけて平たい面で素肌を叩かれればかなり痛い。
左側から鞭が出て左の乳房を叩く。
「う、ぐう、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長の躰は首を迫り上げて強く揺れる。
今度は別の男が右から右の乳房を叩く。
「うーー、ぐうーーーーー、うーーーーーーーーーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長は瞬時に躰を硬直させた。そして強く揺すりくぐもった悲鳴を搾り出す。
十数回繰り返して動画に悲鳴を焼き付ける。松本茉莉巡査長の乳房は鞭の痕が薄く紅色に広がっていた。
今度は大きく広がった股間を女の部分の粘膜を鞭の先端で掠るように内腿の上から強く叩く。
「うーーーーーーーーーー。うふうーーーーーーーーーーーーーー。ぐうわあーーーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長の躰は首が迫り上がり硬直して強い反動で固く揺れる。甲高い悲鳴から強烈な悲鳴が続いた。
同じように左右から叩く。松本茉莉巡査長は三回目で涙目になった。
それでも容赦なく叩き続ける。
さらに先端の細い鞭に替えて叩く。
「うーーーーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐ、ぐ、うおおーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
今度は閉じ合わせた粘膜を正確に縦に叩いていた。
松本茉莉巡査長はさらに藻掻き前に後ろに頭を振って躰を強く揺する。
「い、いたい、いたいーーーーーーーーー」
強烈に泣き叫ぶ。
三十回数えて叩かれ続けた。
「あーーーーーー。はあーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
強烈な泣き悲鳴が轟き続ける。
広がった股間部は大陰唇とドテからアナルの周りまで鞭で叩かれ真っ赤に染まっていた。
もう一度左右からマジックハンドが伸びてくる。
先程と同じように女の部分のびらびらを抓んで広げた。
「うーーーーーーーーーーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長は散々叩かれた敏感な粘膜を抓まれて呻き声を搾り出す。
広がった薄橙の粘膜は既に僅かに血が滲んでいる。
その部分目掛けて正確に一本鞭の先端が飛んで来た。
「うーーーーーーーーーーーー」
その先端はきっちり尿道の亀裂から膣口を叩いている。
「うぐうーーーーーーーーーーーーーー。ぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、ぐぐぐううううーーーーーーーーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長は強烈に悲鳴を搾り出す。
その躰は捻るように藻掻く。
「うーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーー」
そして遂に失禁した。
「あ、ああーーーーーーー。あはん。ああーーーーーーーーーー」
失禁尿は腹から胸、顔まで掛かる。
「随分堪えたな婦警さん。普通はもっと早く失禁するぞ」
男は態と褒めて揶揄う。
松本茉莉巡査長が暴れてマジックハンドが外れたので抓み直す。
「うーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーー」
また泣き叫ぶ。
今度は先端が針になった電磁棒が二本伸びてくる。
左右ともマジックハンドが抓んでいるびらびらに突き刺す。
「うーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長から強烈に甲高い悲鳴が上がった。
さらにもう一本伸びてくる。
それがクリトリスを突き刺す。
「あはあーーーーーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
強烈に甲高い悲鳴が画面を震撼する。
針が突き刺した部分から血が流れ出ていた。
電流が流れる。
「はあ、あ、はあーーーーーーー。・・・・・はあーーーーー。あ、あ、あ、あーーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長の躰は小刻みに震撼していた。
「あはーー。・・・・あはーーーーーー。・・・・・あはあーーーーー。・・・・・・・あはあーーーーーーーーー。・・・・・あはあーーーーーーー」
松本茉莉巡査長の躰はさらにびりびり震撼し続ける。
そして僅かに断続的に微量の失禁を繰り返した。
一度電流を切る。
電磁棒の針は刺さったまである。
さらに電圧を上げてスイッチを手前に引っ張った。撮影とスイッチと声は一人の男がやっている。
「あーーーーーーーーーはーーーーーーーーーーーーーー。・・・・・・・あはーーーーーー。・・・・・・・あはーーーー。あは。あは。あは」
松本茉莉巡査長の躰は再び小刻みに震撼する。
やがて悲鳴は止まり口から泡が流れ出した。
もう一度スイッチを切る。
「はあーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長は意識を回復したように溜息を漏らす。
今度は横から高枝斬りバサミが出てくる。
先端を開いて左の乳輪を鋏むように当てた。
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長は斬られると判って悲鳴を上げる。
「行きますよ」
「やめてーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長は涙声で叫ぶ。
先端に力が入る。
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
悲鳴の真っ最中に高枝斬りバサミが乳輪ごと鋏む。押し潰された乳輪が斬れて落ちた。血が一気に流れ飛ぶ。
動画はここで一度切られていた。
松本茉莉巡査長の躰は以前の犯行の通り大の字に床に磔にされている。
左の乳房には止血パットが貼られていた。
松本茉莉巡査長は一度麻酔で眠らされたようである。
その躰を隅々までカメラで舐める。
そのまま松本茉莉巡査長の顔のアップで止まった。
大の字にされた松本茉莉巡査長の躰は手首、肘、脚首、膝を組んだ鉄パイプで押えられている。
男らはドリルバイブを床にボルトでセットした。もとよりボルトの穴は開けられていたようである。
擬似男根の先端を松本茉莉巡査長の女に挿入して抜けない位置で固定する。
耳に微電流を当てた。
「あ、はあーーーーーーー」
天井から松本茉莉巡査長の斬られた乳首が下がっている。
「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーん。あーーーーあはあーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長はそれに気づいて狂ったように喚く。
一気にドリルバイブが始動する。
ドリルバイブはローションを流し出す構造になっている。
「あーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
最初は振動だけである。
それでも松本茉莉巡査長は強烈な刺激に声を抑えられない。
既に腰は微妙に痙攣している。やがて大きく腰が動き出す。
「あーーーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長は大口を上に向け破裂させて声を上げ続ける。
顔を右に左に躱すように藻掻いて声を絞り出し続けた。
松本茉莉巡査長は十分くらいで失神してしまう。
それでもドリルバイブは動いたまである。さらにピストン運動を加えた。
「あーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長はまた強烈な声を上げ始める。
そしてまた直ぐに失神した。
さらに回転運動を加える。
「あーーーーーーーーーーはあーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーはあーーーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長は何回か逝ききって失神を繰り返した。
「あーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー。しんじゃうーーーーーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長は恐怖に堪えられず叫ぶ。
「いま死んだら極楽ですよ」
恐ろしい言葉が掛けられる。
そこで一回動画は切られていた。
松本茉莉巡査長は失神したまま大の字に磔にされたままである。ドリルバイブは外されて松本茉莉巡査長の膣には半田鏝が差し込まれていた。
これも抜けないように固定されている。
電磁棒が延びてきてアームの先端の端子から微電流で起こす。
「あはあーーーーー。あーーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長は意識を戻して恐怖の悲鳴を上げた。
「貴女の女の悦びはさっきので永遠に終了です」
また抑揚のない声が宣言する。
「なにーーーーー」
松本茉莉巡査長はその言葉に狼狽する。
半田鏝に電流が流れた。
「えーーーーーーー。いやあーーーーーーーー」
松本茉莉巡査長にも膣に入り込んだ異物が熱くなるのが判る。
「あーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー」
半田鏝は一気に熱くなった。
画面からも松本茉莉巡査長が膣を焼かれたのは判る。
ここで動画は終了していた。
松本茉莉巡査長は局部麻酔を打たれて床に正座した状態に固定されている。
太腿と脚首が座った状態で縛られていた。膝の上から組んだ鉄パイプがそれを押えている。
右腕は背中に廻して脚首に掛けた縄に繋がれていた。開放されているのは左腕だけである。
「生きるか死ぬか。あなたが選んで下さい。前に二つのグラスがあります。透明な方は睡眠薬です。やや黒い方は毒物です。静かに眠るように死ねます」
抑揚のない声が最後の宣告をした。
「睡眠薬を選べば千葉の川に流します。今度気が付いたら病院のベッドです。みんな警戒しています。今度は自殺できないですよ」
動画が公開されてから数日。松本茉莉巡査長の行方は判らなかった。遺体も見つかってない。
状況は弭間加奈と同じで生死は不明である。
埼玉県警は捜査員を動員して捜査を続けていた。
川口の会長の別荘である連続拉致強姦事件の犯人のアジトである。
以前と同じようにまた此処にも警察は捜査に来た。
だが地下室の入口は井戸に隠されて判らない構造である。
正面から見れば大きな岩の上に山荘が建っているように見える。
以前と同じようにキャンピングカーと自家用車を調べて帰った。
九月十八日。
インターネットアダルト放送のスタジオである。
「遂に犠牲者は四人になりました。三人目と四人目の被害者はいまだに見つかっていません」
高島波瑠がトップレス姿から股間を片手で押えて片手でショーツを脱ぎながら読んだ。
「埼玉県警は専従捜査班を中心に捜査員を動員して関東一帯の捜査を開始しました」
岡田有美もトップレス姿から薄赤紫のショーツを脱いで読む。
「今回犯人は犯行の意志のようなことを字幕に現していました。鬼堂先生。これが犯人らの社会に対する不満でしょうか」
メインキャスターの本多椿が如月鬼堂に解説を振る。
「そうですね。極めて犯人らの意識です。その片鱗を強く出した言葉だと思います」
「犯人は『昭和の親父が発言すればとことん叩かれ押えられます』と言っています。一般の人にも言論の自由はあります。しかし誹謗中傷は良くありません」
本多椿は如月鬼堂の発言をやや穏やかな方に誘導する。
「確かに誹謗中傷で無関係の人が叩かれ損害を蒙ることはあってはなりません。でも格闘技の選手が一般の人に軽くても暴力を振るえば非難に値します」
「その批判にはかなりやりすぎもありますね」
「そうです。大いにありすぎます」
「どの辺りからやりすぎでしょうか」
「私は嫌いですは発言できると思います。みんな嫌いですは言いすぎです。そしてマスコミで解説する名キャスターの『日本人みんなが嫌うトランプ大統領』はさらに言いすぎです。アメリカ国民の半数前後は支持しているのです。これはリベラルに洗脳するマスコミの凶器そのものです」
如月鬼堂も不満を滲ませた解説で終了した。
最期のSM小説家 第二十九幕 連続拉致強姦事件再び 完
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