【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第二十七幕
美人三姉妹と従姉妹の惨劇
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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趙福徳は既に作戦を考えていた。
『失敗すれば逮捕だな』
『このままでも任意で呼ばれていつまでも取り調べとなるかもな』
『一か八かやるか』
田代衛もその気になる。
『俺はいいですよ。やりましょう』
ファンも納得した。
『どうやって婦警二人を捕まえる』
『あの二人は我々が犯人と決め込んでいる。だから近隣の空き家を何度も捜査する。あの空き家に入った時催涙ガスを使う』
『奴等を見張るのは無理だぞ』
『あの空き家の入口を上から確認できる木がある。其処にカメラを仕掛ける』
『上手く勤務時間外なら良いがな』
『そのときは眠らせておけばよい』
三人の見解は一致した。
八月二日。
三好警察署の捜査本部である。
「倉科部長。もっと付近の現場を捜査した方が良いと思います。あの三人が犯人なら遠くに運ぶとは思えません」
橋本佳奈巡査長が倉科環奈巡査部長に提案する。
「あなたもそう思う」
「はい」
橋本佳奈巡査長も田代衛らが犯人と確信していた。
「行きましょう。私たちは主流から外されていますから」
「はい」
「一番可能性が高い空き家はこの四つです。一回調べていますがもう一度念入りにやりましょう」
倉科環奈巡査部長と橋本佳奈巡査長は鑑識を連れずに二人で捜査に向かう。
「あの三人のスマホと業務携帯にはお互いの通話履歴はありませんでした。倉科部長はどこかで打ち合わせをしたと思われますね」
「そうよ。何処かにアジトが在っても不思議ないわ」
「はい」
「あの三人の接点を見つけましょう」
「二十四日は何処かで三人が打ち合わせをしたと考えるべきですね。あの日の後の二人の行動が曖昧です」
「そうよ」
初めてのコンビだが二人の見解はかなり一致していた。
水田通販の大量荷物がないのでS便田代衛とY運輸趙福徳は早く仕事が終わる。U便代行会社のファンのみ他の配達で遅くなっていた。
六時を過ぎて倉科環奈巡査部長と橋本佳奈巡査長は四件目の空き家に着いた。
「此処が一番犯行現場の可能性が高いと思います」
橋本佳奈巡査長は自分の見解を述べる。
「私もそう思っています」
二人は車両を前に止めて中に入った。一度持ち主の了解は取っている。
「善通寺の辺りで持ち主が判らなくて了解の取れない空き家もあるようですね」
「上の駅に近い家もそうよ」
「でもあれは外から見渡せます」
「そうね。とにかく可能性の高い空き家が持ち主か管理会社が判って良かったと思う」
「そうですね」
「此処。DNAは出なかったけど。もう少し埃があって良い筈よ。誰かが完全に掃除した可能性があるよ」
「戸締りはされていて持ち主が定期的に掃除はしているとのことでしたが」
「それでも不自然よ」
倉科環奈巡査部長はかなり疑いを強くしていた。
趙福徳の連絡で田代衛はレンタカーを借りて現場に向かう。
既に催涙ガスは仕掛けてある。
趙福徳がリモコン操作でガスの放流を開始した。
入口から自分でも噴射する。
「橋本窓開けて」
倉科環奈巡査部長が叫ぶ。
橋本佳奈巡査長が縁側に向かうが倒れてしまう。
倉科環奈巡査部長も叫んで直ぐ倒れてしまった。
趙福徳はガスマスクを装着して一人中に入る。
倉科環奈巡査部長から所持していた手錠を脚首に掛けてしまう。橋本佳奈巡査長にも同じように脚首に手錠を掛ける。
橋本佳奈巡査長の手首を仮に縛った。
倉科環奈巡査部長の上半身を脱がす。そのまま高手小手に縛ってしまう。
ズボンを切り裂いて脱がす。ショーツも切り裂く。
脚首の手錠を外して内腿と脹脛を合わせて両脚三箇所で縛り合わせる。
そこに田代衛が着く。
趙福徳は橋本環奈巡査長も同じように縛る。
二人とも既に全裸でがっちり縛られてしまった。
田代衛は趙福徳が縛り合わせた脚を広げて左膝の縄から反対側の右膝に掛けた縄の下に持って来た竹竿を通す。
二人の躰をブルーシートの上に移動した。
遅れて着いたファンが小型ロボット掃除機で二人が倒れていた床を掃除する。
さらに二人の衣類を袋に詰めてしまう。
ファンが橋本佳奈巡査長の衣類から車の鍵を取り出して乗って来た警察車両を崖の下の木立の中に落とす。
簡単には見つからない場所である。
ファンは空き家に戻って撮影を開始する。
趙福徳はまず倉科環奈巡査部長のドテに櫛を充てて陰毛を焼く。
催涙ガスはかなり利いている。まだ意識を戻さない。
女の部分を広げて撮影する。さらにクスコを挿入してペンライトで照らして膣内部も撮影する。
籤引きで田代衛から挿入となった。
その間に趙福徳が橋本佳奈巡査長の陰毛を焼く。撮影はこっちだけである。
強姦シーンは撮らない。
今度はスキンを使わず生強姦である。
「ううーーーーーーーーーーーーーー」
強姦で田代衛が激しく動くので倉科環奈巡査部長もさすがに意識を回復した。
「うう。うーーーーー。おのれーーーーーーーーーーーーー。やめなさーーーーーーーーーい」
倉科環奈巡査部長は瞬時に叫ぶ。
田代衛は倉科環奈巡査部長の顔をひっぱたく。
「うおーーーーーーーーーーー。やめなさーーーーーーーーーーい」
もう一度叩く。
「ううーーーーーーーーーー」
その間に趙福徳が口に開口器を押し込む。
「うごーー。ごーーーーーーーー」
田代衛は構わず倉科環奈巡査部長の女の中に果てる。
「ぐおおおーーーーーーー。ぐごーーーーーーーー」
倉科環奈巡査部長は体内に出されて開口器の奥で怒りに喚く。
趙福徳が倉科環奈巡査部長の膣内をセペで洗う。
その中身を口の開口器に流し込む。
グボーーーーーーーーーーーーーーー。
ゴフォーーン。グオフォーーーーン。グホン。グホン。
倉科環奈巡査部長は激しく咳き込む。それでも開口器は外れない。
グホン。グホン。グホン。グホン。
なかなか治まらなかった。
二番手のファンが倉科環奈巡査部長に挿入する。
倉科環奈巡査部長は膣に力を入れた。だが中が既に濡らされているのとファンの男根の硬さで押し入ってしまう。
「ぐおーーーーーーーーーーーーーーーー」
倉科環奈巡査部長は開口器の奥で悲鳴を上げた。
催涙ガスを警戒していれば。倉科環奈巡査部長は空手二段である。眠らされて縛られなければこの連中を逮捕できたと悔しさが込み上げる。
「ぐおーーーーーーーーーーーーー。ぐごおーーーーーーーーーーーーーー。ぐおーーーーーーーーーーーーー」
ファンの固く太いさおは強烈に倉科環奈巡査部長の膣の奥を突いて来た。
倉科環奈巡査部長には堪らない痛みである。
「ぐがあーーーーーーーーーーーー。ぐうがああーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがあーーーーーーーーーーーーーーーー」
倉科環奈巡査部長は藻掻き続けている。
それでもファンは乳房を鷲掴みにしてさおを突き続けた。
ファンも興奮度が上がって一気に果てる。
カメラを交代した田代衛が終わった後の倉科環奈巡査部長の情液が流れ出た女の部分を確りカメラに収めた。
趙福徳はセペで洗う。
今度はゆっくり口の開口器に流し込む。
倉科環奈巡査部長は全部口に溜める。
グフォーーーーーーーーーーーーーーーーン。
倉科環奈巡査部長は注入が終わったところで喉から一気に押し出す。
「グフォーーーン。グフォーーーーーーーーーーン」
それでもいくらかは喉から流れ込んでしまっている。気管に入るのは何とか避けられた。
三番目の趙福徳はたっぷりローションを塗って挿入する。
「ぐうおおーーーーーーーーーーーーーーーーー」
倉科環奈巡査部長は力の限り押し返す。
田代衛は橋本佳奈巡査長にも口に開口器を挿入した。
そして女の部分を広げて撮影。さらにクスコも挿入して奥まで撮影する。
膣にローションを流し込む。
一番を当てたファンが挿入する。
ファンは橋本佳奈巡査長の余り大きくない乳房を強く握って一気に速い速度で膣の奥を突く。
「ぐごーーーーーーーーーーーーーーーーー」
さすがに橋本佳奈巡査長も意識を回復する。
「ぐご。ぐご。ぐご。ぐご」
橋本佳奈巡査長は瞬時に事態を悟って藻掻き続けた。
口の開口器は頑丈に納まっている。
「ぐご。ぐご。ぐご。ぐご。ぐご。ぐご。ぐご」
橋本佳奈巡査長はファンの大きすぎるペニスが怒張した責めの痛みに堪えられない。
「ぐご。ぐご。ぐご。ぐご」
目から涙が零れる。
ファンは倉科環奈巡査部長に果てた後なのでなかなか果てない。
橋本佳奈巡査長は藻掻き泣き続ける。膣の強烈な痛みに堪えられず強く滲み出る涙である。
倉科環奈巡査部長は空手二段で太腿にやや筋肉感があるが華奢で綺麗な躰。乳房も巨乳でなく片手に納まるが綺麗な山形。
躰全体白く皮膚は肌理が細かい。
その乳房の感触を掴んで興奮度は上がる。趙福徳は力の限り腰を動かして強く果ててしまう。
「忘れていた。警察の応援は朝九時過ぎまで来ないと思うが。万一の場合服毒剤だ」
趙福徳が錠剤を二人に配る。
二人はそれをポケットに仕舞う。
「ぐご。ぐご。ぐご。ぐご」
ファンはまだ行為の最中である。橋本佳奈巡査長は藻掻きながらも薬を渡すのを確認した。
田代衛がカメラの焦点を倉科環奈巡査部長の股間から顔に合わせる。
倉科環奈巡査部長の顔が確り確認できて乳首、陰毛を焼かれたドテ、女の部分、アナルまで鮮明である。
倉科環奈巡査部長もカメラの存在に気付いていた。犯人らは自分らが映らないよう調整していることも分かっている。
これが公開されたらとても刑事は続けられないと思う。
それどころではない。倉科環奈巡査部長は命の危険すら感じている。水田姉妹らのときは女の中にDNAを残してない。
自分らには生で射精した。殺して焼かれることが想定できる。
趙福徳は細く固い一本鞭を二本持って来た。一本を田代衛に渡す。
趙福徳は倉科環奈巡査部長の口から開口器を抜く。悲鳴を愉しみ動画に残したいからである。
「ぶおーーーーーーーーーー。こらーーーーーーーーー。おまえらーーーーーーーーーーーーー」
倉科環奈巡査部長は強烈に叫ぶ。
その斜め正面から田代衛が一本鞭を振り下ろす。
「うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
倉科環奈巡査部長の女の部分を直撃した。
「う、うう、うーーーーーーーーーーー」
強烈な痛みである。訓練された婦警と雖も悲鳴を上げる。
直ぐにドテから大陰唇の下部にだらしなく開いた女の部分を飛ばして蚯蚓腫れが浮く。鞭の硬さがよく分かる。
趙福徳は乳房を横から流すように叩く。
「ぐうおおーーーーーーーーーーーーー」
さらに田代衛が振り被って倉科環奈巡査部長の股間を強く叩いた。
「うぐーーーーーーー。ぐうおおーーーーーーーーーーーーーーー」
二人は興奮の坩堝である。
洋物の超ハードなスパンキングでも一気に連打はしない。二人は立て続けに倉科環奈巡査部長を叩く。
「ぐおーーーーーーーーーーーー。ぐうおおーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーーー。ぐうおおーーーーーーーーーーーーー」
さすがに気丈な倉科環奈巡査部長から涙が飛び散る。顔は汗を噴く。躰は堪えられない痛みに震撼する。
内腿から太腿の裏側に掛けて真っ赤になった凄まじい蚯蚓腫れの筋が無数に奔っていた。
乳房はさらに無残である。
女の部分の粘膜には僅かに血が滲んでいた。
ファンも気丈そうな倉科環奈巡査部長の泣き悲鳴に興奮度が一気に上がる。橋本佳奈巡査長の膣奥深く果ててしまう。
橋本佳奈巡査長は予期しない最悪の事態に凍りついた表情で天井を見上げていた。
ファンは趙福徳の鞭を交代する。
ファンの方が力は強い。叩き方はさっきまで見ていた。
倉科環奈巡査部長の乳房は蚯蚓腫れが真っ赤である。その上からクロスして叩かれその蚯蚓腫れが割れている。血が滲み一部流れて無残極まりない。
田代衛は倉科環奈巡査部長の女の部分のびらびらに大きなクリップを鋏む。
クリップの重みでびらびらが外に広がる。
覗いたピンクの粘膜を狙って叩く。
倉科環奈巡査部長は泣き喚き失禁して気絶した。
趙福徳にとっては憎き婦人警官の象徴と言える倉科環奈巡査部長の失禁。興奮度は一気に上がって橋本佳奈巡査長の中に果ててしまう。
田代衛が交代したがこれも直ぐ果ててしまった。
最後は橋本佳奈巡査長の女の部分をクリップで抓んで糸を付けて左右から引っ張る。
ファンがピンクの粘膜を叩き続けた。
橋本佳奈巡査長も驚愕の悲鳴を上げながら股間を血みどろにして失禁して失神してしまう。
三人は倉科環奈巡査部長と橋本佳奈巡査長にクロロフォルムを強く当てて完全に眠らせる。
床を養生したブルーシートにそれぞれ躰を包んでレンタルしたキャンピングカーに積む。
ロボット掃除機を走らせたまま其処を離れる。
既に時間は夜の十時になんなんとしていた。
所轄三好警察署の係長薩川警部補は橋本佳奈巡査長から直帰の連絡なく戻らないのが気になっている。
二十二時の時点で県警の捜査主任に連絡した。
薩川警部補は当たりをつけて署に残っていた部下を一人連れて倉科環奈巡査部長と橋本佳奈巡査長が最後に向かった空き家に向かう。
捜査主任も部下を一人伴ってもう一軒水田通販に近い空き家に向かった。
趙福徳らは水田通販に着く。
風呂の釜に薪を詰めて着火する。
「ファン。動画をアップロードしろ」
趙福徳は万一捕まった場合を考えて動画をアップロードしておきたい。万一捕まったら。また自決したら。せめてもの報いと画策している。
田代衛は倉科環奈巡査部長と橋本佳奈巡査長をブルーシートから出して草叢の上に転がす。
高手小手に縛ったままである。転がして骨折の危険もあるがお構いなし。もう直ぐ生きたまま火葬する。
ブルーシートと衣類を先に燃やす。
燃えた上から薪を被せる。
薩川警部補らは拷問現場の空き家に着く。中は暗くロボット掃除機は作業を終えて止まっていた。
薩川警部補はロボット掃除機には気が付かなかったが内部の空気に人が直ぐ直前まで居た気配を感じる。
それは二人の女性刑事が捜査を行なった程度ではない。生々しいことが行なわれた現場と確信した。
直ぐに県警の捜査主任に連絡する。
「直ぐに水田通販に向かって下さい」
警部は瞬時に判断した。
趙福徳は倉科環奈巡査部長にビンタする。
「ううーーーーーーーーーーーーーー」
意識を戻した倉科環奈巡査部長を田代衛と二人で担いで釜に投げ込む。
「あーーーあ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーー」
倉科環奈巡査部長は究極に叫ぶ。
趙福徳は続いて橋本佳奈巡査長をビンタする。
「うおーーーーーーーーーー」
趙福徳は意識を取り戻した橋本佳奈巡査長に釜に投げ込まれた倉科環奈巡査部長を指差す。
「あーーーーーーーーーーーーーーー。ぶちょーーーーーーー。やめなさーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい」
橋本佳奈巡査長は力の限り叫ぶ。
そこに薩川警部補らの捜査車両が着く。
橋本佳奈巡査長の叫びが聞こえて釜に駆けつけた。
趙福徳は瞬時に服毒する。
田代衛もそれを見てポケットから趙福徳から貰った薬を取り出して口に含む。
「あーーーーーーーー。どくーーーーーーーーーー」
橋本佳奈巡査長が叫ぶ。
薩川警部補が田代衛を押えて殴って口から吐き出させる。
もう一人の刑事が釜の中の倉科環奈巡査部長に気付いて引っ張り出す。
趙福徳はその場で絶命した。
倉科環奈巡査部長は火傷しているが一命は取り留めそうである。
事態に気付いたファンは外に飛び出しレンタカーに向かう。
だが後から着いた県警の警部らに取り押さえられる。ファンが服毒する時間はなかった。
薩川警部補と刑事が倉科環奈巡査部長と橋本佳奈巡査長の縄を解く。全裸だが着せるものはない。
そのまま応援と救急車を待つ。
田代衛は重態。倉科環奈巡査部長も重態。橋本佳奈巡査長もかなり傷だらけである。
救急車が三名を病院に搬送した。
八月三日。
宅配便三社は大騒ぎである。
マスコミもオリンピック放送の合間はこのニュースで埋め尽くされることとなる。
捜査に当たっていた女性警察官二名も催涙ガスで眠らされ強姦され拷問されさらに焼かれる寸前に犯人逮捕。
強烈な内容にオリンピックと感染拡大以上に大衆の関心が向いた。
連続拉致強姦傷害事件のグループ六人のアジトである。
「派手にやってくれたな」
「だが捕まってはな」
「捕まらないといつまでも俺たちが疑われる」
葬儀会社の社長である。
「そうだな」
「かなり綿密に計画しているが行動中の警戒心が足りなかったな」
医者の男が指摘した。
「そうだ。外の犯行現場で同じ場所を使うのが間違いだ」
川口の会長である。
「日本の警察は単純な個人の犯行は完全に近く逮捕する。だが知能犯には何度も無力で未解決になる。こいつらも所詮単純犯罪だったな」
「これで動けるかな」
「駄目だ。もう少しこの報道が冷めるのを待とう。被害者も婦警も後遺症が長いと思う」
「水田通販はもう復旧しないだろ」
「できないだろうな。実名は伏せられていても近隣や客にはどこか直ぐ判る」
「刑事二人も辞めるのだろ」
「全裸で縛られて窯で焼かれる寸前に救出だから同僚にその姿を確り見られて勤務はできないだろ」
「犯人は執拗に被害者とこの婦警らを社会的に潰したがっている。証拠隠滅以前に服を焼くのが習性にあったな」
医者の男は犯人の目論見を理解している。
「まだまだマスコミネタになるか」
「多分な」
「それよりか感染拡大で動きづらい」
「まだ静かにしているしかないか」
「感染拡大ならせめて生駒か川口で身を売る美人女社長が出てくれないかな」
この連中はどうも不満が溜っている様子である。
八月六日。
越後湯沢。如月鬼堂の居間。
愛好会の主なメンバーと生駒、熱海、長野の店長と南七香来ていた。
嗜好を変えて露天風呂で会議を行なう。
男性は全員黒い紙で湯に溶けないパンツを履かされ女性は落ちないように改造されたバスタオルを巻いている。
珠洲と瀬里菜は入らなくても良いのだが純白のビキニ姿で酒を運ぶ。いつもながら男性を刺激して楽しんでいた。
二重底の桶が配られその上に二重底のジョッキが置かれて生ビールが注がれている。
「困ったな。緊急事態宣言と蔓延防止の対空砲火だ。長野、奈良にはまだ出てないがいつ波及するとも限らん」
如月鬼堂は怒りの表情である。
「でもまだ今の通り続けますね」
荒井枝理が確認した。
「熱海はオンラインのみ。それ以外は現状のままだ」
如月鬼堂は苦々しくそう答える。
「外部的にはオンライン営業となって看板は消していますが会員も予約制にしたほうがよろしいかと」
長野の店長である。
「何故」
如月鬼堂が確認する。
「入る時間が重なりますと。それに多すぎる日が危険ですから波も調整できればと」
「そうです。地下の駐車場では足りなくなる日も」
荒井枝理も同じ意見である。
「各店舗で決めてくれ」
如月鬼堂は店舗任せにした。
「オンライン営業は好調ですか」
福富麻次郎が各店長に聞く。
「ですが。半分近く会員です」
「私共ではそれしかありません。でも逆に風俗に店頭から入れない人も来ますからそれなりには営業になります」
福富麻次郎は杉下一行が開発したアイテムである程度営業を維持している。
「私共ではお店の中と違ってハードですが完全に直ではなく間接的ですから女性の負担はやや軽いようです」
「ところで四国の事件ですが。連続拉致強姦傷害事件の犯人ではなくて良かったですね」
「まったくですな」
「あの六人早く捕まった方が良いですか」
南七香の質問である。
「そうとも言えない。捕まっても問題が波及する。何処かで静かに死んでもらいたい」
如月鬼堂は困り果てていた。
「まったくです」
館山弁護士も困っている。
最期のSM小説家 第二十七幕 美人三姉妹と従姉妹の惨劇 完
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