【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第六幕


SM嬢が宿命の女


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 如月鬼堂は熱海と同じ改装を予定している。だが改装は今ではない方が良いと考えていた。  「長野はスペースがあります。でも集客は普段熱海ほどではないでしょう。もっとスペースにゆとりを持たせてはどうですか」  福富麻次郎はそっちに物慣れている。  「杉下さんはどうでしょう」  「同意見です。長野で熱海並みの集客は難しいです。地価は安いのでゆったりで良い思われます」  杉下一行も福富麻次郎に同調した。  大河内税理士と福富麻次郎は前回の失敗で話し合っている。会員から希望を聞いてノミネートしながら審判に付いても事故は防げないかもしれない。  もし事故になって警察、マスコミ沙汰になったら大河内税理士は正業の方まで危うくなる。愉しみに徹したい。  もっと指導が出来るプロが必要との見解になる。  福富麻次郎が杉下一行を会員の中から如月鬼堂に紹介した。古くから知り合いで緊縛師の経験がある。  杉下一行は若い頃にストリップ劇場で幕間のコントをやっていた。さらに所属劇場の要請で白黒ショーを担当したのである。  SMショーの人気が上がり白黒ショーがSMショーに代わる。十年近く全国を回り緊縛師を生業とした。  新風俗営業法をきっかけにストリップ自体が下火になる。緊縛師の需要もなくなった。その後ポルノショップを開業するに至っている。  「今回は仮設で試してみましょう」  如月鬼堂は慎重である。  「ところで次の生贄は」  大河内税理士はそっちに関心が強い。  「今回は他のクラブから」  如月鬼堂担当の編集小川綾香がマネージャーを促す。  「他所のクラブの女の子ですが、うちを通して愛好会の予約が取れればと。結構いい子なのですが」  「引き抜かないの」  「いいえ。長野の子でして」  「そう。クラブの方は種切れ」  「いやそうではないのですが。ちょっといい子でして」  「編集さん。長野の子を雑誌に」  「そうです。今回はTOPグラビアで扱います」  「そんなに良い子ですか」  「アイドルには向きませんがM女として辱めるにはなかなかその姿が」  如月鬼堂も乗り気である。  「それと荒井さんが近々引退されて熱海の店長になります。その後任にお店の子をショーに使います。そちらも」  「しかし人数は少ないのに一人当たりの負担が」  大河内税理士はやや心配である。  「いいえ。取材を兼ねていますので前回同様お店の子はお店で半分。長野のクラブの子はクラブで半分負担します」  樽常マネージャーが説明する。    長野のファッション喫茶も直ぐに仮の設営が行われた。一つの升席が二メートル四方でレンタルの畳二畳が敷かれる。  演台は熱海と同じである。  日常のファッション喫茶でも熱海と同じ営業が行われた。  今回の参加者はコロナの影響も含めて百二十三名で止まっている。大阪から長野は不便なども原因していた。  熱海に比べて女性のレベルが落ちる。如月鬼堂はそれを懸念して募集範囲を広げて温泉コンパニオンの転職を呼び込む作戦を指示した。  参加者が少ないと言っても前に長野で行ったときの三十名は大きく躍進している。僅か半年で愛好会の会員数が一気に増えたのである。  今回の生贄は椋木美弥三十歳。  長野のSMクラブでは結構な売れっ子と言っても所詮長野である。ピンクサロンやキャバクラはたくさんあるがSMクラブまで行く客は少ない。  線の細い顔立ちで視線に鋭さがあった。虐める願望が滾ってくる。  さらに顔や躰の線に艶かしさがある。  今回は杉下一行が如月鬼堂の台本通りに行う。よって審判席はない。カメラはドローンがホバリングしてスクリーンに映し出す。  如月鬼堂は中央の最上段である。珠洲、瀬里菜、荒井枝里が同席していた。  椋木美弥が一人で演台に上がる。  「長野のSM倶楽部黒の館に在籍します美和でございます」  椋木美弥は源氏名で挨拶した。  杉下一行が篭を持って来て演壇に上がる。  会員の手で後ろから拷問椅子が演台に載せられた。  杉下一行の手で椋木美弥の衣服を脱がす。  下着姿が既に艶めいて見える。躰に密着した下着である。下着の輪郭を縁取ったテープ状の布が細身の躰の線に綺麗に密着していた。  躰の色が白いので赤の下着が映える。  ショーツも腰にぴったりスリム感を醸し出していた。  ブラを外すと乳房はまだ弾力を宿している。乳倫は大きくも小さくもなく乳首はやや色が濃い。  乳首を拡大すると綺麗な円筒形に突起していた。  ショーツを脱がすと股間の黒い塊はこぢんまりと纏まり先端が女の部分を僅かに隠している。  股間には隙間があった。脚の線は内腿が太くならず綺麗に流れている。  「剃毛から行います」  会場はその期待感に無言の息を呑む空気が流れていた。  椋木美弥の躰が拷問椅子に乗る。脚を広げて脚乗せ台に踵を上げると股間がゆっくり広がった。閉じ合わせた女の部分が姿を現す。  閉じ合わせた粘膜は三十女の割に濃くない。薄小豆色である。  杉下一行は指先でその粘膜の蕾を広げる。ドローンの映像が拡大された。  内部は一面に綺麗な緋色である。尿道の亀裂は小さい。僅かに窪みの穴が判る程度である。  膣口は薄い色の粘膜が重ね合わせて閉じている。  椋木美弥は拷問椅子の背に顔を叛けて恥かしさに堪えていた。やや表情に赤みが差して見る者をいっそう愉しませる。  杉下一行は綺麗に靡いた陰毛を鋏みでカットした。  カットした陰毛は小さなタッパンに入れる。  ローションではなくジェルを塗った。シェービングだと剃っている部分が見えない。ローションだと陰毛を採取しにくいのである。  ジェルを塗って塗して一枚刃の剃刀で皮膚に沿って剃る。陰毛はある程度塊で剃刀の上に浮く。それをタッパンに採取した。  綺麗になったところで暖かいお絞りで拭き取る。  陰毛の下のやや赤い皮膚が照明に映えていた。くっきり閉じ合わせた粘膜が強く存在感を持ってその部分がひときわ艶かしい。  もう一度閉じ合わせた粘膜を広げてスクリーンに拡大する。  「ああ」  椋木美弥は顔を眩ませて恥かしさに小さく呻く。  剃毛した椋木美弥の陰毛を競に掛けた。  ホステスらは配膳に忙しく升席を動き回る。レースの着物姿で下着は着けてない。  客の席の前に膝を着くと黒い塊と乳首が透けて見える。  演台では杉下一行が椋木美弥に大型のクスコを挿入した。拡大して奥の子宮口をスクリーンに見せる。  アナルにもクスコを挿入した。杉下一行は内部を確認する。  「便が見えないので洗います」  クスコを一度抜いて水で浣腸した。  茶色い水が出るだけである。それでも理知的に見えて艶のある女に排泄させる。屈辱を与える悦びは充分に得られていた。  椋木美弥には内容物がないことが救いである。  杉下一行はまたアナルにクスコを挿入する。  二つの穴がライトに照らされ奥までくっきりスクリーンに拡大されて隠微な姿を満喫した。  会員らは無言で乾杯する。  その圧迫感が椋木美弥を包む。恥かしさに顔を赤らめてじっと固まって堪え続けていた。  「内部を責めます。二人手伝って下さい」  杉下一行は正面前列の二人組みを指名する。  一人にドリルバイブを手渡す。アナルにローションを流し込んでアナルのクスコは抜いてしまう。  「この奥に娼婦の泣き所があります。これとその反対側の奥を責めます。これは特注のバイブで舌の先で敏感な部分を舐めるような運動をします」  もう一人に特殊バイブを渡して膣の中を指差して説明する。  聞いている椋木美弥は恥かしさと責めの恐ろしさに震えていた。恥かしすぎる逝き姿を晒してしまうことは避けられない。  だが恥かしさを晒さないと指名は取れないと思う。此処に居るのは全部金だと自分に言い聞かせる。それでも恥かしさに躰も意識も火照っていた。  杉下一行はまずアナルに細いドリルバイブを挿入させる。  続いてもう一人の会員に膣の上を指差し自分は奥の下の部分に爬虫類の舌の様なバイブをあてがう。  アナルからスイッチを入れた。  「うぐううーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーー。ううぐぐううーーーーーーーーーーー」  椋木美弥は大口を割って声を上げる。美人の顔に眉間の皺が一気に深く刻む。  一旦アナルを止めて膣の上のバイブを動かす。  「ううあはあーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーー。いやよ。いや。いや」  椋木美弥は泣き顔で叫ぶ。受けたことのない責めにどうにも収まらない。  「いやあーーーーーーー。いやよ。だめ。だめよ。だめーーーー」  究極に崩れて赤く火照った表情で叫ぶ。  杉下一行は自分のバイブも始動した。  「ああーーーーーーーー。ああーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーー。だあめーーーーーーーーー」  崩れた表情で顔を左右に暴れさせる。究極の責めに躰を迫り上げて藻掻き続けた。  揺れ動くクスコ。その中で二本のバイブの先端に延びた舌の様な部分が動く。これが隠微なことこの上ない。  会場からは無言の乾杯が沸く。  全員の目が自分の恥かしすぎる部分に集中している。それを椋木美弥は全身に受けていた。この雰囲気に包まれてもう思考能力すらない。  会員らは椋木美弥の赤達磨の表情にことの外満足している。この女を責めるなら長野まで来ても良いと思う者が何人も出始めた。  アナルも始動する。  「ああーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」  椋木美弥の躰は一気に堕ちた。拷問椅子に沈んで動かない。  簡単に失神してしまった。  ドローンのカメラはその表情を克明にスクリーンに拡大する。あの理性的な美人顔が崩れて白目を剥いている。  その姿は会員らの加虐心を異常にそそらせた。  次の準備まで休憩が入る。椋木美弥はこの姿のまま暫く鑑賞である。  間繋ぎにホステス二人が野球拳を披露する。  『わたしは信州の温泉芸者。  朝までゆったり一晩ご奉仕します。  腰巻脱いだら全裸でございます。  この小股でおさおをお迎えいたします』  熱海と同じメロディでやや違う歌詞が流れる。  脱いだホステスは一人がショーツ一枚。一人はフェイスタオル一枚で升席を回る。  椋木美弥は拷問椅子に固定されたままである。  杉下一行はロングスプーンで椋木美弥の膣の奥からドロドロになった膣液を掬いだす。  それを黒いプラスチックの板に載せる。  ビンタして椋木美弥を起こす。  「これは君の膣の奥に溜まった女の液だ」  杉下一行はプラスチックの板を翳す。  「ひぃえ、ええーーーーーーーーー」  椋木美弥は悲鳴を上げる。  「これを競に掛ける」  「ええーーーー。何でそんなこと。いやあーーーーーーーーーー。いや。いや。いやよう」  一気に泣きべそ顔に崩れた。首を振って悲痛な目付きで嫌がる。  競はそれ程沸かなかった。五万で落札する。長野までプレイに来れば自分で採取できる。無理に買う必要はない。  それよりも椋木美弥の拒絶する羞恥極まった表情が会員らの加虐心をさらに滾らせた。なんとしても指名して虐めたくなる。  まだまだこれからである。椋木美弥を叩く悦びは会員らに計り知れない。  ショーは徐々に成功しつつあった。そしてこの女が売れることは如月鬼堂に二重の利益になる。  愛好会の会員ということでクラブからバックリベート五パーセント。その他に今一稼働率が緩慢な長野のプレイルームの稼働率が上がる。  水のない水槽に蛇を入れて運び込む。  今回は本多椿が来ていない。杉下一行は蛇を手で掴む。  頭の下と尻尾を持って椋木美弥の両方の乳房に近付ける。  「いやあーーーーーーーーーーーーーーーー。だめよーーーーーーーーーーーー。それはだめーーーーーーーーーー」  椋木美弥はまた泣き叫ぶ。実に美しくそそらせる泣き顔である。  両方の乳首の上に軽く載せる。  「ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」  強烈な悲鳴が会場を震撼した。  「これをあんたの女に入れてち○○の代わりをして貰う」  「ええーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーー。だ、だ、だあー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」  目も口も顔の表情も破裂させて断末魔の悲鳴である。  それでも杉下一行は蛇の頭をクスコに近付ける。  「ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」  横向きに挿入して膣口を大きく開いたクスコ。その嘴の割れた谷間に嵌まり込んだ尿道の亀裂が広がり小水が噴き上げた。  「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。はあーーーーーーーーーーーん」  椋木美弥は失禁しながら泣き喚く。  会場からは拍手が鳴り止まない。  杉下一行は蛇を水槽に戻して失禁の濡れを拭き取る。アシスタント役の会員が演台の濡れをモップで拭く。  杉下一行はもう一度蛇を掴む。  「一回は入れないとね。毒はない」  「・・・・・・・・・・」  椋木美弥は声なく首を振るが目をきつく瞑って顔を叛ける。覚悟はしたようである。  クスコの口から蛇の首をそろりと入れる。  椋木美弥の躰は固まったままぶるぶる震えていた。  さすがに直ぐに抜いてやる。  椋木美弥は涙を溢れさせ顔を横に叛けて震え続けた。  会員らの興奮は絶頂である。荒井枝里は顔を覆って見られない。珠洲も瀬里菜も抱き合って演台を見ないで凌ぎ続ける。  「終わりましたよ」  杉下一行が椋木美弥に声を掛けた。  「はい。大丈夫です」  椋木美弥は涙を振り払って頷く。  ここで休憩が入れられた。  椋木美弥は拷問椅子から開放され一度休憩室に引き上げる。  椋木美弥は長野の権堂で貧しい母子家庭に育った。生活保護と奨学金で高校まで卒業する。  就職に就いてもうまく行かなかった。男性からは執拗に誘われる。男性の性欲を誘いすぎるのである。  清楚な姿をしてもまったく効果はなかった。女性からはグループで苛められる。会社を辞めて派遣になったが結果は変わらなかった。  キャバクラで働くが其処でも苛めに悩まされる。風俗に堕ちた。さらに行き着くところは長野のSM倶楽部黒の館となってしまう。  母は椋木美弥が高校を出るとまもなく病死する。2Kの貧しいアパートに二人暮らしであった。  風俗の稼ぎでやっと母のお墓を建てる。  なんとしても自分の家を持ちたかった。そして将来楽に暮らせる蓄えと資産創りをしたい。  結婚は考えてない。男の本性は充分に思い知った。金の為にだけ躰を提供する。男は一時の金と考えていた。  休憩時間の樽常マネージャーの仕事は忙しい。会員から送られて来る椋木美弥の予約注文を処理する。既にメールは溢れかけていた。  その内容に合わせて予定を配分する。  演台に小湊雄二が白石聖子を全裸で牽いて来た。小湊雄二はファッション喫茶専属の緊縛師見習いである。  白石聖子は熱海店のホステス。引退する荒井枝里に代わってファッション喫茶のSMショーに出演する。  行われるのは簡単なショーになる。余り過激では一般客が引いてしまう。  手首を縛り合わせその縄を天井から下がったフックに通して引っ張る。脚の裏が着いているぎりぎりでフックに縛り付け固定した。  白石聖子は手を上に上げた一本字の状態で軽く吊られている。  小湊雄二は乳首を洗濯バサミで抓む。さらに一本ずつその両側の乳房の皮膚を抓んだ。反対側の乳首と乳房も同じように三本で抓んでしまう。  小湊雄二は一本鞭を手にする。一本鞭と言えばハードにも聞こえる。だが柔らかい革を編み合わせたもので濃い痕にはならない。  最初は太腿を叩く。  「あはあーーん」  それでも白石聖子は悲痛に表情を歪めて悲鳴を漏らす。  内腿を一本鞭の先端がはらうように叩く。  「ああ、あはあーーーーーーーーーーん」  目を細めて眉間に二重に皺を刻んで歯を剥き出す。  さらに太腿を合わせて薙ぐ。  「ううああーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーん」  次は土手に入る。  「あはあーーーーーーーーーーーん」  顔を後ろに反らして天井を向けて大口の悲鳴を上げた。  小湊雄二は鞭の構えで乳房の洗濯バサミを叩くことを示す。  白石聖子は顔を後ろに逸らせて身構える。  鞭は斜めに左の乳房の内側の一本の根元を掬う。洗濯バサミは飛ぶ。  「うおーーーーーーーーーーーーー」  白石聖子の躰は震える。目をきつく瞑って大口を開けての悲鳴である。  小湊雄二はさらに左の乳房を狙う。  白石聖子は頭を後ろに逸らして顔に当たるのを避ける。躰は微妙に震えていた。胸元から鞭は斜めに左の乳首の洗濯バサミを掠める。  「うおおーーーーーーーーーーーーー」  反動で膝を蹴り上げた。  乳首の洗濯バサミは斜めに咥えがずれてしまう。左の一本は弾けて揺れるが咥えは動かない。  さらに左の乳首を抓んだ一本の根元を浚うように流す。  「うおーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーん」  乳首の一本は飛ぶ。左の一本は咥えが僅かに残って抓まれた肉が繊細に痛そうである。  さらにそれを掃うように薙ぐ。  洗濯バサミは軽く飛ぶ。  「ううーーーーーーーーーーーーーーん。ううーーーーーーーーーー」  目を瞑って眉間に強い皺を三重に刻んで悲鳴を搾り出す。  まだ右に三本残っている。それも白石聖子の泣き悲鳴を繰り返して終了した。  白石聖子はどこか陰りを見せる表情でM役には適任かもしれない。  演台の上に十露盤板が置かれた。平たい表面をつるつるに加工した厚さ五センチくらいで六十センチ四方の石の板が台車で運ばれる。  アシスタント役の会員が二人台車の横に待機した。  杉下一行は椋木美弥を台車に乗せて運んで来る。椋木美弥は台車にお尻を着いて腕を廻して膝を抱いた姿勢で乗っていた。  この姿でもスタイルの良さと艶かしさを感じさせる。  杉崎一行は椋木美弥を高手小手に縛った。そのまま十露盤板に押しやるように正座させる。  十露盤板は六本の角材が角を真上に向けて並べて打ち付けられていた。その角の上に脛が乗る。  座るだけでも痛い。  既に顔の表情は痛みに歪んでいる。  杉下一行はアシスタントの会員に合図した。  ラバー軍手を掛けて二人係で一枚の石を持ち上げる。椋木美弥は恐怖に慄き石を睨む。  「ええーー」  会員二人が両側から腰を落として椋木美弥の艶かしい膝にそろりと載せる。  「ううーーーーーーーー。ううぐううーーーーーーーーーー。ぐうううーーーーーーーーーーーーーーー」  椋木美弥は堪えられない表情を搾って唸り声を搾り出す。  「ううっぐうーーーーーーーーーー。ううぐうーーーーーーーーーー」  躰は痛みに揺れる。顔の表情は究極に軋んでいた。  それでもアシスタントの会員二人は二枚目の石を持ち上げる。  「・・・・・・・・・」  椋木美弥は恐怖の表情を引き攣らせた。  会員らは椋木美弥の膝に載せた一枚目の石の真上に持って来る。  「だあめーーーーーーーーー。だめよーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーー」  椋木美弥は首を強く振って堪えられないと訴えていた。  それでも二枚目の石を載せる。  「だあめーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーー。ぐうあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうううううーーーーーーーー」  椋木美弥は表情を引き攣らせ苦しみ藻掻く。  「ぐうううーーーーーーーーーー。うぐうううーーーーーー」  椋木美弥は苦しみ藻掻く表情である。それはこれ以上そそらせることはないくらい艶めいていた。  顔は汗を噴き涙は瞼に大粒に溜まり溢れかけている。  二人のアシスタント会員は三枚目を取りに行く。  「もう。もう。むりいーーーーーーーー。だめーーーーーーーー。むりーーーーーーーーーー」  椋木美弥は泣き叫ぶ。  それでも真上に持って来る。  「ああーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーー」  涙を飛ばして断末魔の叫びを轟かせた。  それでも降ろす。  「うおおーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」  椋木美弥の表情は破裂している。これ以上開くかと言う位の大口で顔全体を圧して泣き叫ぶ。  杉下一行は直ぐ降ろす指示を出している。  アシスタント会員は一枚を持ち上げて横に下ろす。  二枚目をどうするか杉下一行の合図を確認する。無反応なので床に下ろした石を持ち上げ直して台車に載せる。  杉下一行はこの状態で乳首をクリップで抓む。黒い鉄板を三角に曲げた書類を挟むクリップである。横幅二センチ。相当に痛そうである。  高手小手に縛られやや突き出した乳房。その先端に突起した乳首をクリップが包んで突き出ている。  杉下一行は先端に長方形にチップの付いた鞭でそれを叩く。  「うおーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーー」  躰は揺れ藻掻き膝を圧迫している石は軋む。顔は歪み涙と汗を飛ばす。  「ぐううーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーん」  椋木美弥は顔の表情を究極に歪めて歯を剥き出し悲鳴を搾り出す。  杉下一行はそれでもクリップを叩き続ける。

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