SadoのSM小説 調教師集団

その十 痴漢冤罪者をSNSに指名手配した女刑事が堕とされる

  
 この物語はフィックションであり、実在の人物機関とはなんらかかわりありません。

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 二〇一九年夏至中元
 (これは平気法による二十四節気です。空間分割法の節入りとは違います)
 埼玉県警本部の段下衛警視正は浦和駅から湘南新宿ラインに乗って大宮駅十一番線に降りた。
 エスカレーターを上がり連絡通路に出て新幹線改札横の階段を三フロア分下がる。降りたところは武州線ホームである。
 痴漢免罪で釈放された被害者と待ち合わせていた。
 山路透はサングラスに野球帽を被ってベンチに座っている。まだ人目が気に成っていた。
 埼京線は此処で武州線と名称を変えて一つ先の日進から単線と成る。たいした距離ではないが二十五分も掛かってしまう。
 三十数年前は大宮駅十一番線から出ていた。単線区間をジーゼル機関車が引っ張っての運行であった。
 その頃はATCや信号ではなく列車交換には竹の輪で出来たダブレットを駅員が持って走る。
 昔の単線区間の名残でダイヤは他の私鉄等と違って寝かされていた。
 終点武州から先はさらにローカル専用の車両が四両で運転している。段下警視正は武州で降りて都市モノレールに乗り換えた。
 一駅で終点本宿に着く。
 其処は壮大な近代都市。五十階建ての高層建物が二列に並んで十四棟。合計二十八棟が中心である。
 その中央を新都市交通が基点本宿からニューシティを縦断して繋いでいた。
 段下警視正が山路透を案内して来たのは一番手前の左側。ミッドタウン一号棟の四十三階。其処は野村未来也弁護士の事務所である。
 「このかたですね」
 野村未来也弁護士は段下警視正から説明は受けていた。
 「釈放になったが既に会社は退職して無職です。あんなに顔写真がSNSに撒かれたら出勤出来ないでしょう」
 「テレビ各局で冤罪と放映されましたが」
 「それでも焼け石に水です」
 山路透ではない。段下警視正の言葉である。
 「私はSNSに自分の写真が投稿されているとは知りませんでした。痴漢の覚えもありません。普段混雑した電車に乗ることはないのですが出張の帰りで」
 山路透は事態の判らないまま次の駅で待っていた警察官に引き渡された。其処でさらに埼玉県警から来た刑事二人に引き渡される。
 取調べに当ったのが中西悠里巡査長であった。この女がSNSに指名手配代わりに写真を投稿したのである。
 中西悠里巡査長らは被害者が痴漢行為に遭った埼京線に網を張った。山路透が普段乗らない路線なので検挙出来なかったのである。
 中西悠里巡査長は山路透の写真を見てある人物を思い出しす。昔警察官に成る前嫌な別れ方をした男に似ていた。
 一緒に風呂に入らせたり、明るい部屋で性器を弄ったり、無修正のアダルトビデオを見せる。
 それなりによく有る事である。だが中西悠里巡査長には許し難い事であった。それだけで別れてしまう。
 中西悠里巡査長は山地透をこういう男が痴漢と決めつけた。そして指名手配出来ないので被害者に代わって証拠品として受理した画像をSNSに公開する。
 山地透は犯行を否認したので拘留は長引く。
 その間にSNSの投稿がワイドショーでも問題になった。
 山地透の姉が弟は無罪と削除を求めたのである。
 その投稿を見た痴漢被害者の女性が自分は投稿してない。警察に画像を提供しただけとコメントした。
 ワイドショーでは痴漢のSNS投稿についてアンケートを取る。結果反対者は多かった。それも女性の反対者が多かったのが以外であった。
 SNSへのアップは被害女性から訴えを聞いた中西悠里巡査長の仕業と直ぐに判明する。
 署内で事は大事に成った。それでも警察内部のこととしてその時点では厳重注意で済ます。
 その翌日である。埼玉県警武州署に連行された痴漢の取調べで余罪を追及した。
 そのときその痴漢は山地透の捕まった件は自分の行為と白状する。
 取調べに当った大畑巡査部長は警察の不祥事にしようと嘘の証言の可能性も有ると疑う。その日の埼京線の防犯カメラを確認した。
 山地透は被害者の正面に居た。その痴漢は山地透の斜め後ろから手を伸ばしている。揺れる数分間の録画の中に数回その手が確認された。
 大畑巡査部長は事の重大さを段下警視正に報告する。
 ここまで行けば隠蔽はできない。痴漢は僅かな刑で娑婆に出る。そうなれば喋りまくる。公表することが最善である。
 県警本部長が会見で謝罪と成った。
 中西悠里巡査長は辞任を申し出る。だが段下警視正が執拗に強く意見して懲戒免職にした。
 段下警視正は幹部が山地透に謝罪したあと個人的に近付いて経過を説明する。
 「国選弁護人はたいしたことはできないと言っています」
 段下警視正が中西悠里巡査長を辞任ではなく強行に懲戒免職にしてくれた。山地透はこの事でやや溜飲を下げる。
 だがこの先は絶望的である。
 「私を信じて別の弁護士に会ってくれないか。金は一切掛からない」
 「はい」
 他に充てはない。段下警視正の行動にやや感謝するので従った。
 野村未来也弁護士は山地透の話が終わるとメモした内容を暫く見詰める。
 「確かに国選弁護の言う通り普通ではたいしたことはできない。名誉毀損で訴えても企業でのセクハラの様な大金は取れない」
 「そうですよね」
 山地透は肩を落としている。それでも賠償金は取らねばならない。
 「さて、普通のやり方では駄目だが、君はここから先の事を生涯墓場まで秘密にできるかね」
 「はい」
 頼りない調子だが山路透は答える。
 「万一しゃべった場合は我々にはどうすることも出来ない」
 「はい」
 段下警視正の宣告に山地透はむしろ期待が沸く。
 「この街は調教師集団というグループが経営している。そのグループがそういった報復もやる」
 野村未来也弁護士が説明する。
 「・・・」
 「君は一銭の金も出さなくて良い。調教師集団が中西悠里元巡査長を無修正SM系AVに堕としてそこから賠償金を払わせる」
 「ある程度は非合法だからと言う事ですね」
 「殆ど合法の体裁は取るよ」
 「合法でも公には出来ないがね」
 段下警視正も念を押す。
 「この調教師集団やこの街を見張る影の組織がある。我々も調教師集団もその存在は知らない。R国に居るこの街のオーナーから指令を受けている」
 ここで調教師集団について解説する。
 現代は女性知識層の言い分のままに女性を圧倒的に保護し過ぎる法律下である。
 迷惑防止条例、ストーカー禁止法は江戸時代の切り捨て御免、生類哀れみの令と変わらない。
 疑わしきは罰せずの精神から著しく外れている。冤罪を大量生産する史上の悪法と言うべきである。
 それを悪用する現代の身勝手な女性を制裁してお仕置き、かつ風俗、AVの仕事に就かせる。そして経済効果に貢献する。そういう集団である。
 法律が女性の言い成りに従ってしまっていた。現代において女性は会社の中で些細な事で痴漢、セクハラ、パワハラと文句をつける。
 杓子定規に女性の言い分通りでは男性は恐ろしくて会社に居られない。調教師集団はそういう男性の依頼を実行する。
 標的として依頼を受けるのは女性だけである。
 風俗関係者や本当に弱い女性は対象にしない。法律的女性有利を利用して男性、企業を抑圧するインテリ女性だけである。
 調教師集団の団員は保木間の他十一名。弁護士、外科医、精神科医、印刷屋、警察官、組関係者もいる。
 「警視正と先生はどういう関係で」
 「我々もその一員だよ」
 「そうですか」
 山地透は安堵の笑みを浮かべる。
 
 中西悠里元巡査長は懲戒免職後自宅で謹慎状態同然である。辛うじて埼玉県の外れにアパートを借りた。懲戒免職で寮を出たからである。
 警察を辞めてしまうと条件が悪く埼玉県と雖も都心部のアパートは借りられなかった。
 警備会社を幾つかハローワークで紹介された。だが何処も思う以上に給料が安い。
 預金の有る間に持久戦で仕事を探すか。郷里に帰ってゆっくり考える事も検討する。だが父親は懲戒免職になった事で中西悠里元巡査長を非難していた。
 そんな矢先SNSに痴漢冤罪者のポートを載せた婦人警官とアップされてしまう。リツイートが瞬く間に走り拡散された。
 調教師集団が行ったのである。まったく発信元が判らない方法で行っていた。
 中西悠里元巡査長の田舎の両親からは周囲から非難されている旨を手紙で知らせてくる。田舎に帰ることも侭ならない。
 その追い討ちに『名誉毀損の示談に関して』という内容で野村未来也弁護士から内容証明が届いた。そして週刊誌が度々取材に来る。
 買い物一つ外に出られない。
 何故住所が判ったのか謎である。まだ住民票も動かしていない。
 そんなある日。県警の上司からスタントマンの仕事があるが如何かと紹介されてきた。
 こっそり夜間にビジネスホテルに移ってスタントマンの面接に行く事にする。
 名誉毀損の賠償は免れない。弁護士の請求額は法外であった。もし裁判になればマスコミの餌食と成る。示談にはしたいがそれも難しそうである。
 とにかくいまは金を稼がなくてはならない。
 県警の上司は段下警視正の指示で動いたのである。
 宇佐美という人物と連絡を取って撮影現場に行けと元上司から指示された。中西悠里元巡査長はその通りにする。
 宇佐美伝吉は墨田会系大船一家の組員である。やくざに見えない姿で現れた。それでもその体躯の厳つさに中西悠里元巡査長はたじろぐ。
 行き先を訪ねると赤木山中の時代劇の撮影現場と告げられた。
 中西悠里元巡査長は宇佐美の服装からスタントマン会社の社長と理解する。
 着いたのは赤木山中に在る廃墟となった集落であった。古い民家なので多少のカモフラージュで時代劇に使える見立てである。
 カメラが建物内外に設置され明らかに撮影現場と思われた。
 中西悠里元巡査長は忍者の衣装に着替えさせられる。時代劇なので下着は着けないでさらしを巻く様に指示された。
 宇佐美はいつか居なく成っている。
 着替えを済ませて出て行くとディレクターの様な男とスタイリストのような女性に服装をチェックされた。
 「いま立ち回りをやっている。あのくノ一役が捕まったあと木に吊るされるシーンから交代してもらいます」
 ディレクターの様な男にそう告げられた。
 緊縛師が三人来て高手小手に縛り上げ猿轡を噛まされる。
 両膝揃えて縛られフックの役割をする金具を付けられた。木に吊るした滑車から下がった縄の先端に吊るされた金具に膝の金具を接続される。
 そして滑車から伸びた別の縄で引っ張り上げられた。
 完全に木に逆さ吊るしである。ここから事態は一変した。
 山賊か忍者か判らない様な男らが三人近寄って来る。手に持っているのは竹刀である。
 中西悠里元巡査長には竹刀でいまの態勢で叩かれれば相当に痛い。それは警察道場の剣道試合で充分に判っていた。
 そこから撮影スタートである。
 「瑞女。遂にわし等の手に落ちたな」
 真ん中の大柄な男の台詞である。
 「たっぷり甚振ってやるぞ」
 左の男の台詞である。この男は木刀を持っていた。
 あと一人右の男は忍者というより浪人姿の着流しである。
 真ん中に立つ頭の様な男が竹刀で乳房の膨らみを薙いで来る。
 「うごーーーーーーーーーー」
 猿轡の奥から鈍い悲鳴が漏れる。さらしと忍者の衣装の上からでも痛い。
 続けざまに揺れる躰に狙いを定めて乳房を薙いでくる。
 「うごおーーーーーーーーーーー」
 かなり力が入っていた。
 これを続けられては堪らない。さすがに恐々と成る。
 中西悠里元巡査長は山地透をSNSに投稿して誤認逮捕したことに反省はしてない。
 元々そういう奴だから逮捕して問題ないと思っている。自分を懲戒免職にした段下警視正が間違っていると思う。
 そして山地透も段下警視正も痴漢と同罪と位置付けてしまう。
 中西悠里元巡査長にとって女が判断したことが絶対なのである。山地透以外に犯人がいたとしても山地透も行為を行ったと決めてしまう。
 中西悠里元巡査長にはこの様な件では疑わしきは罰せずではない。女性の訴えのまま疑わしきは逮捕である。
 容赦なく真ん中の男は叩いて来る。
 「ぐうおーーーーーーーーーーー」
 迫力を出すためか猛烈な叩きで方ある。
 「直にやらないと」
 右の浪人姿の男が腰に差した刀を抜く。何と真剣である。
 振り被って腰から肩まで一太刀。
 「・・・・・・・・・・・・」
 中西悠里元巡査長は悲鳴を上げるが猿轡に遮られて声にはならない。
 高手小手の縄が落ちて手首の縛りだけになる。続いて一気に忍者の衣装が肌蹴てさらしが丸出しに成ってしまう。
 さらしに包まれているので乳房は出てない。
 浪人姿の男はもう一太刀。白刃の先端がさらしの上を舐める。
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 中西悠里元巡査長は恐怖の表情を破裂させた。
 さらしが腹から胸まで表面が斬れてはらはらと落ちる。
 手首の縛りが外れないので中西悠里元巡査長は藻掻く。さらにさらしは?けて乳首まで丸出しに成る。
 「やめろーーーーーーーーー」
 中西悠里元巡査長は叫ぶが殆ど言葉にはならない。
 その乳房を真ん中の男が竹刀で薙ぐ。
 「ぐうおおーーーーーーーーーーーーーーーー」
 直に叩かれればもっと痛い。
 中西悠里元巡査長の躰は空中で腰から上が迫り上がった。
 その反動で後ろに反る。
 何と言うスタントマンだろう。女優の嫌な部分を全部スタントマンに押付けている。ヌードなんか聞いてない。
 中西悠里元巡査長は怒りを噛み締める。
 それ以前である。連れて来られて契約書すら交わしてない。
 撮影時間がタイトだからこう成ったのだろう。だが中西悠里元巡査長は納得行かない。
 男の竹刀は乳首目掛けて乳房の中心を二つ並べて横に薙ぐ。
 「うぐごおおーーーーーーーーーーーーーーーー」
 相当な力で来た。野球の投手の投げたボールをバットで叩く勢いである。
 中西悠里元巡査長の躰は後ろに弾かれた。
 反動で腰を折って上体が前に迫り上がる。
 またそのまま後ろに弓なりに反った。
 それが真下に戻るタイミングでまた薙ぐ。
 「ぐごおおーーーーーーーーーーーーーーーー」
 二つの乳房はひしゃげられ反動で躰は後ろに戻される。中西悠里元巡査長は痛みに躰を藻掻き暴れさせる。
 猿轡が有っても搾り出す悲鳴は轟く。
 次は木刀を持った山賊のような忍者である。中西悠里元巡査長の股間を狙って上から振り下ろす。
 木刀は女の部分を装束の上から叩いて寸止めされた。
 「ごおーーーーーーーーーーーーーー」
 寸止めされても強烈な痛みである。中西悠里元巡査長は恥骨が割れるのではないかと恐れた。
 山賊のような忍者はもう一度振り被る。
 「・・・・・・・・・・・・・・」
 中西悠里元巡査長は恐怖に悲鳴をあげるが声にならない。
 またぴったり局部を叩いて寸止めである。
 「ぐごーーーーーーーーーーーーーーー」
 中西悠里元巡査長は遂に失禁してしまう。
 「おおーー。漏らしたぞ。瑞女の失禁だ。見ものだ」
 「あはっはっはっは」
 木刀の山賊姿の忍者男が言うと首領らしきが高笑いする。
 「乳首斬り落としましょう」
 浪人姿が刀の鍔に手を掛けて言う。
 中西悠里元巡査長は恐怖に凍り付く。いくらスタントでもそこまではしないと否定する。それでも恐怖である。
 「まあ。それは待て。たっぷり辱めてからよ」
 首領らしきの台詞である。
 良く見ると台本の通りかもしれない。カメラの後ろに水のホースとバケツが用意されている。
 中西悠里元巡査長が失禁したのは予定通りだったのである。
 山賊姿の忍者男が中西悠里元巡査長の口に手拭いを当てた。クロロフォルムである。
 中西悠里元巡査長の意識は簡単に遠のく。
 そのまま吊るしから降ろされ民家の中に運ばれる。装束は剥ぎ取られ板の間に寝かせた獄門磔柱に全裸で磔にされた。
 股間は四十五度に広げられ膝の辺りに横に渡した角材に膝下を縛る。女の部分は丸出しである。殆ど閉じることはできない。
 がっちり躰を固定して撮影開始である。
 山賊姿の忍者が桶の水を中西悠里元巡査長の頭から顔に掛ける。
 一杯では足りない。続いて首領らしきが掛ける。
 「ううーーーーーーー」
 中西悠里元巡査長は緩慢に目を開く。直ぐに自分の置かれた状態に気が付く。
 「なによこれーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーー」
 調教師集団側は騒がせても問題ないと考えている。音声は後で入れ替えればよい。
 浪人姿が乳房から腹に蜜のような液体を掛ける。
 形の良い乳房である。寝かせてもそんなには崩れない。薄紅の乳首は蜜を被って艶かしく光っている。
 「おーーい。話が違うーー。やめろーーーーーーー」
 中西悠里元巡査長は喚き抗議する。
 ひょうたんに見せかけた広口瓶に入った蟻の大群をばら撒く。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーー」
 中西悠里元巡査長は喚き散らす。
 「さあ。次はま○○この中に流し込むぞ。何処に隠した」
 首領らしき男の台詞である。
 「やめてーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーーー。こんあのーーーーーーーーーーーーーー。きいてないーーーーーーーーーー」
 中西悠里元巡査長はあくまで抗議である。
 天井付近にカンペが掲げられる。
 『私のお○○この中』と書かれている。
 膣に入れられては堪らない。台詞を言うしかない。
 「わたしの・・お・○・○・こ・のなか」
 なんと言う台詞を言わせるのだ。でも早くこれを洗ってもらわねば成らない。そして先ほどから膣に違和感がある。中に何か入っているのだ。
 「はやくーーーーーーーーー」
 中西悠里元巡査長は泣き叫ぶ。
 桶でぬるま湯を掛けて洗い落とす。これも三杯掛ける。
 「やめてーーーーーーーーー。こんなこときいてないよーーーーーーーーーー」
 中西悠里元巡査長はさらに抗議する。
 カメラは中西悠里元巡査長の女の部分をアップで撮影している。
 浪人姿と山賊姿の忍者が左右から中西悠里元巡査長の女の部分のびらびらを開く。
 「ああーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーー」
 二人は両方から膣に指を入れる。そして強く左右に広げる。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーー。なにするのーーーーーーーーーーーーーーー。やめなさーーあーい」
 中西悠里元巡査長はさらに喚き抗議し続ける。
 首領の様な男が他の二人が指で開いた膣口に竹の筒を突っ込む。
 「ああーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーー」
 奥に何か物がある。
 首領の様な男は指で中から小さな竹の筒を取り出す。真っ赤な子宮口が丸見えになる。
 「なんでこんなことまでするのーーーーーーーー。これじゃAVじゃないかーーーー」
 中西悠里元巡査長には驚愕の事態である。自分の顔は出ないと思うが由々しきことである。
 ズルズルとここまできてしまった。由々しきことでは済まない。いったい何がどうなっているのか。中西悠里元巡査長にはもう余り思考能力がない。
 「さあ。気持ちよくしてやるぞ」
 首領らしきは淡々とそう言う。
 「やめろーーーーーーーーーー。こんなのきいてないよーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーー」
 中西悠里元巡査長はただ喚くばかりである。
 からくりの心臓部のような大道具が搬入された。四角い立方体の木の枠から竹竿が突き出ている。
 そして中西悠里元巡査長の広げられた股間の手前にセットされた。
 「なによーーー。それーーーーーーーーー。いいかげんにしろーーーーーー」
 首領らしき男は鼈甲の擬似男根を持っている。
 「これは大奥で奥女中の上臈などが使っている。慰める玩具だ。こうして中に湯を入れる。温もりも必要なのだ」
 首領らしきはまた淡々と語る。そして鉄瓶で湯を注いでコルクの蓋をする。熱湯ではない適度な温もりである。
 それを四角いからくりから出た竹竿の先端に装着する。
 四角いからくりの後ろには足踏み板がある。それを踏むと竹竿が前に突き出て脚を離すとミシン板のように戻る。
 先端の鼈甲の擬似男根がピストンする仕組みである。
 首領らしき男が鼈甲の擬似男根にふのりを塗る。
 浪人姿が四角い枠を足で押し出す。首領らしきはそれを引っ張る。そして擬似男根を中西悠里元巡査長の女に挿入する。
 「いやだあーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーー」
 中西悠里元巡査長は喚き躰を躱そうとする。だが後ろには動かないように縛ってある。
 浪人姿が足踏み板を踏んで擬似男根をピストンさせる。
 「いやあーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーー。こんなものできもちよくなるかあーーーーーーーーー」
 中西悠里元巡査長は怒りの限り叫ぶ。
 「あわあーーーーーー。ああーーーーーーー。あわあーーーーーーーー」
 中西悠里元巡査長の表情は引き攣っている。
 だが単純なピストン運動だけである。ドリルバイブのような振動はない。本物のAV女優なら平然と受けられる程度である。
 「いやあーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー。あぐううーーーーーーーーーーーー。あぐうーーーーーーーーーー」
 
 この間にも本宿では幾つかの契約書等が作成されていた。
 作成者は印刷会社を経営している神永栄一社長である。筆跡をそのまま作るソフトを開発した。もちろん市販などしない。自社だけで使っている。
 そして調教師集団の一員である。
 消費金銭貸借証書、AV制作出演契約書、和解書、示談書、弁護選任届などである。総て中西悠里元巡査長の署名実印が入る。
 中西悠里元巡査長の実印も変更した。住民票を移動すると元の印鑑登録は破棄される。移動先で新たな印鑑で印鑑登録をして実印を作成する。
 口座も作成した。
 これらは偽造パスポートと偽造のマイナンバー通知カード、偽造の健康保険証で行う。偽造パスポートの写真は別人だが問題はない。
 マイナンバーは段下警視正が調べた。
 宇佐美が中西悠里元巡査長の新しい口座に六千万を振り込む。
 そこから館山嘉朗弁護士に振り込まれる。弁護費用と示談金である。
 示談金は館山弁護士から野村未来也弁護士に振り込まれ山地透の口座に振り込まれる。
 もう一件本宿スカイタウン七号棟4248の契約金、敷金、仲介手数料、前家賃等が不動産業者に振り込まれた。
 中西悠里元巡査長の住民票を移した物件である。
 警察寮から引っ越した中西悠里元巡査長の武州寄居のアパートは館山弁護士の手で解約される。
 僅かな荷物も宇佐美の配下が運び出し本宿ミッドタウンに移動した。
 
 浪人姿が足踏みで動かす速度を速める。中西悠里元巡査長は擬似男根の総攻撃の責めに僅かな時間に二回逝き顔を晒した。
 中西悠里元巡査長の膣口の周りはどろどろに成った膣液でぐちゃぐちゃに成っている。
 「はあ。はあ。はあ。はあ」
 膣痙攣と荒い息遣いはなかなか治まらない。
 首領らしき男は鼈甲の擬似男根を抜き取る。太い指を二本突っ込み娼婦の泣き所の反対側を強烈に責め刺激する。
 両側から浪人姿と山賊姿がびらびらを広げた。尿道の小さな亀裂が膣に入れられた指で押されて歪んだ姿を露出させる。
 中西悠里元巡査長の尿道口から一気に潮が噴き上がった。


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