鬼三のSM小説
女衒の國 その八

北嶋真紀子の野望

この物語はフィクションであり、実在の人物、機関とは何ら関わりがありません。

 2017年小満中元。日本列島は本年も猛暑が来るらしい。やや過ごしやすい僅かな時期である。
 R国、娼国は既に熱い。だが、日本人、日系人が熱いところに出ることはまずない。娼国は奥の島と旧仁川邸の跡以外高層ビルが立ち並ぶ。
 R国は一部だけが未来都市で大方が途上国さながらである。それでも日系人が自然に曝されることはない。
 娼国の奥の島には出口が無い。昔は二つの島に橋が掛かっていた。今は小型の潜水艦で海中の洞窟から入るのみである。
 昭和40年前後の鉄筋の建物が数棟。其処では女性を製造していた。生む専門の女性が居て毎年四つ子くらいを産み続ける。
 一人の女性に生涯八十人近い子供が居る事になる。本人の種ではない。人工授精した美人、かつスタイルの良い女性を産み続ける。
 女性たちは十八くらいで全部島を出て行く。一部の失敗作を除いて売春、慰安婦である。日系人の美人と美男子の遺伝子を引き継いでいる。
 失敗作はそのまま生む専門の女性となる。
 一棟だけ違う用途に使われる建物がある。其処は特別な刑務所として使われている。
 日本から海外取材禁止のR国、娼国に潜入したスパイ女性の収容場所である。
 其処では驚愕の拷問が行われた。
 いま二人の女性が収容されている。
 一人はテレビ太陽スタッフ岡村一美。小柄で細身のスマートな女性である。
 もう一人はSS日報編集員新井絵里。二十七歳スタイルの良い長身の女性である。
 どちらもテレビ、マスコミの表面に出るジャーナリストではない。
 娼国、R国に入国した訳でもない。
 だが、いまこの場に収容され拷問を受けている。
 二人はそれぞれ別の鉄格子の中で、平均台の木の台を三角にした様な器具を跨いで躰を縄で固定されている。
 二人の鉄格子の間には一本の通路が隔てている。どちらからも相手の姿が見える。
 平均台の様な物は三角木馬の改造型である。
 三角の台は前より小さくなった。跨いだ脚は台の真下で脚首をクロスして縛り合わされている。
 股間に掛かる負担はさらに大きい。
 三角木馬の先端部分は一センチ位の金属で僅かに鑢を掛けて丸められている。
 胸部を高手小手に縛った縄が天井から軽く吊るように引っ張っていた。この縄だけが三角木馬の上の女体が倒れる事を支えている。
 躰が横にぐらつくと敏感な粘膜が抉れてしまう。
 三角木馬の上で微妙に安定感がない。だが倒れて落ちる事もない。股間部分の負担だけが増してゆく。
 二人とも大粒の汗を噴いて呻き声を上げている。
 「はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 縛られ台に載せられるまで理不尽な仕打ちに抗議して狂ったように暴れ泣き喚いた。強引に縛られ木馬に載せられて苦しめられている。
 そこに一人ずつ緊縛師が鞭を持って近付く。
 「あ、ああーーーーーー。やめてーーーーーー」
 新井絵里は叩かれると悟って悲鳴を漏らす。
 鞭は先端にチップが付いている。一発目は乳首を直撃した。
 「あはあーーーーーーーーーーーー」
 三角木馬の上で縛られた躰は揺れる。股間に次の衝撃が襲う。
 「ううぐううーーーーーー」
 痛みに躰は前屈みに震え眉間に三重の皺を刻む。
 丸く形の良い弾力ある膨らみが乳首をやや上に向けている。艶かしい乳房である。
 二発目は陰毛に包まれ三角木馬の先端を咥えた部分を直撃する。
 「あーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーん」
 股間の金属に密着した部分の衝撃は大きい。
 「あ、あ、ああーーーーーーーーーーん。うぐうーーーーーーー」
 高手小手に胸部を縛られ天井から吊られているが総ての体重が股間に掛かっている。先端に鑢が掛かっているとはいえ粘膜を擦れば痛い。
 「ぐうううーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーー」
 隣の鉄格子では緊縛師が鞭を構えたままその状況を見ていた。
 三角木馬の上で同じように縛られた岡村一美も震えながら見ている。
 「どう。スパイはそのように処刑され続けるのよ」
 娼国副主席北嶋真紀子である。
 「スパイでは有りません。私達は日本で拉致されたのです」
 岡村一美が抗議する。
 「でも、この国に潜入した木村史乃たちの仲間でしょう。行動を起こす前に捕まえたのよ」
 「拉致ではないですか」
 「そうね。我々の国に歯向う物は根底から叩く。R国にも娼国にも取材の自由はありません」
 「それ以前に入国していません」
 「会議開いたでしょう。この国に関わる事で。だから逮捕したのよ。日本で騒がれないようにちゃんと根回ししたから安心して」
 娼国は日本に影響を与える充分な人脈がある。
 「酷過ぎます」
 岡村一美は恐怖と怒りの混じった表情である。
 「ああーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーーー」
 新井絵里は三角木馬に載せられ叩かれた苦しみから狂ったように悲鳴を上げて助けを叫び続ける。無駄な足掻きと解っていても叫び続けた。
 
 その数日前。日本である。
 北島真紀子が副主席を勤める娼国は日本の都心にやや近い空地にビル群を建て経済の中心を操作しつつある。
 その中心となる娼国日本企業のTOPを勤めるのは盛高知里。もちろん代表取締役という名の使用人。現実はそれ以前である。
 娼国で裏切り者として散々拷問され操り人形として日本に送り込まれた。その行動は委託を受けた日本のやくざが常に見張っている。
 滝澤沙緒里はジャーナリストから転進した無修正AV女優として有名になってしまった。
 巨額に稼いでR国に豪邸を建て日本の高級マンションに住む。日本とR国を行き来して豪華な生活を手に入れたセレブとの認識が確定された。
 実際はR国に捕虜として残された二人の同士及び元娼国警察員久保田奈緒子が人質である。
 久保田奈緒子は滝澤沙緒里らがR国に取材に入るため協力を得た。それがばれてAV嬢に堕されてしまったのである。
 滝澤沙緒里は一切余分な発言を許されない。
 超人気のAV嬢として新作は撮らなくても世界中のサイトで売られ毎月多額の報酬が振り込まれる。
 さらに娼国企業の株を保有させられその配当も年間数百万入るのである。
 社会派層から非難の反面、一般層から人気は急上昇している。
 所詮ワイドショーの常識派が非難してもアダルトAVは圧倒的人気がある。それを支持する無言の層が購入すれば大きく自然の摂理に流れる。
 滝澤沙緒里は元来可愛い。それが大人の顔に成りつつある。その美しさが官能に崩れ拷問の苦しみに歪む。
 アダルトサイトの画像を滝澤沙緒里が大きく独占してしまった。人気AV女優TOPランクである。
 EVとアーケード続きのニュータウン内で買い物、食事をする以外はマンションに篭ったままである。
 盛高知里が時々気晴らしに訪れる。
 内山莉緒警部補らを気遣う言葉が出るがその意識がR国を出発した頃と徐々に変わりつつある事が感じ取れた。
 今の滝澤沙緒里は日本に居ても落ち着かない。内山莉緒警部補と木村史乃警部補を心配してR国に戻れる日を待つばかりである。
 滝澤沙緒里の部屋は二重のオートロックで護られていた。招かれざる訪問者は総て遮断される。
 そんな滝澤沙緒里の近辺を徘徊する数人のグループが居た。彼らは滝澤沙緒里にR国で何かあったと想定している。
 そして娼国の工作員も滝澤沙緒里や盛高知里の近辺を警戒していた。滝澤沙緒里の知人関係は総て洗い出されている。
 娼国は万全な警戒を行っていた。
 滝澤沙緒里の元知人のグループは姉ヶ崎ニューシティに隣接したホテルに集結する。
 「沙緒里に今接触しないほうが良いと思います。R国で抜き差しならぬ事態に直面して今のような映像に成ったと思います」
 SS日報編集員新井絵里である。滝澤沙緒里が篠田茉莉を追ってR国に入った時から注目している。
 「事情があれば接触は充分注意しなければならない。だが接触して話を聞かない限り何も進まない」
 「私達がR国に入るのはどうでしょう」
 「それが良いかもしれません。まだ内山莉緒警部補と木村史乃警部補の行方が解っていません」
 テレビ太陽スタッフ岡村一美である。
 この二人の捜索がされないのは正式には出国していないからである。
 それ以外の人物は合法的に片が付いている。篠田茉莉はR国の主権侵害なので手が出せない。
 そしてR国、娼国の問題に触れると何処からかストップが掛かる。
 会議は膠着状態で全員が部屋に引き上げた。
 だがこの会議は監視されていた。
 翌日はみな職場、従来の予定に戻った。そして岡村一美と新井絵里が行方不明となる。さらに連続殺人事件が幕開けした。
 娼国は先手を打ったのである。
 テレビ太陽ディレクター高梨純也が霞ヶ浦に死体で浮かぶ。
 その翌日。フリージャーナリストの高村容子四十五歳が霞ヶ関の雑居ビル地下にて死体で発見された。
 捜査は二人の行動を洗い出し姉ヶ崎ロイヤルホテルの会合に繋がる。そして岡村一美と新井絵里の行方不明が確認された。
 その翌日滝澤沙緒里はR国に渡航する。もちろん北嶋真紀子の指示である。
 岡村一美は局を出たタクシーごと浚われる。新井絵里は自宅マンションから引越し業者を装った工作員に運び出された。
 完全に引越しを完了したというより夜逃げと同様の結末である。新井絵里だけで姉ヶ崎ロイヤルホテルの会合に繋らなければ事件性は無い。
 警視庁、茨城県警の合同捜査となった。
 R国T市に囚われる内山莉緒警部補と木村史乃警部補。その二人を知る出水真衣巡査部長もその捜査に加わっている。
 出水真衣巡査部長はR国に行方不明の両名と滝澤沙緒里、その関連捜査を主張した。姉ヶ崎ロイヤルホテルの会合はその為のものだったと説明する。
 だが捜査本部は出水真衣巡査部長の意見をまったく取り合わなかった。
 そして行方不明の岡村一美及び新井絵里を重用参考人として手配と成る。
 既に両名は千葉から麻薬を日本に運んだR国北側の潜水艦で運び出されてしまう。
 捜査方針は警察庁に潜入する木下優樹子警視正と国会議員平佐和の存在が影響していたのである。
 さらに被害者が出た。戦場カメラマンの大川達樹である。芦ノ湖に死体が浮かぶ。
 その翌日国民党千葉市議会議員大村昆一の遺体が観音崎に流れ着いた。
 娼国工作員は鮮やかに仕事をこなして行く。その主力は産業廃棄物収集運搬及び処分業に隠れた行動である。
 観音崎に流れ着いた大村昆一の遺体は北側の潜水艦に渡され沖合いから海中で放出された。
 産業廃棄物で完全処分する能力もあるが敢えて死体を社会に晒す。
 本来ならワイドショーなどで強く追及される話題だが岡村一美及び新井絵里を重用参考人として手配に置き換えられてしまった。
 マスコミ系にも湯野中、娼国の影響力が及ぼしている。
 テレビ太陽のワイドショーで盛高知里は娼国系日本企業の代表として語る。
 これに反論するコメンテーターも数名出演していた。だが娼国の息の掛かったコメンテーターも居る。
 司会は大田黒総一郎。七十年配で元は左掛かったジャーナリストである。
 タイトルは娼国系日系人企業の亜細亜戦略。
 「娼国、R国系企業は日本に治外法権都市を造ろうとしています。実際に現在治外法権に近い状況です」
 関東大学客員教授大崎麻美である。
 一部では偏ったコメンテーターといわれている。だが美人の面影を残し人気もある。
 「それは違います。私共は中国に押され斜陽と成りつつある日本経済の煥発に貢献しています」
 盛高知里も反論する。
 「既に自治体を私物化しています。住民税半額。県民税も抑えています。市民水道料金無料化を唱えて市議会を乗っ取りました」
 「私共は公職選挙法に従って行っています」
 「既に姉ヶ崎ニューシティの住民は洗脳されています」
 「国民を洗脳しているのは日本のマスコミです。間違った政権交代がそのいい例です。あれで日本経済はガタガタに成り原発の後処理も沖縄問題も」
 二度の間違った政権交代はマスコミの圧倒的な後押しで実現した。しかし国民党とて政権の座が目的である。
 国民の受け入れやすい理想を掲げる。だがその弊害は限りなく経済を後退して主婦層に良くても若い男性の下層を日払い派遣に落した。
 しかし掲げた理想は実行不可能。実行出来なくて幸いである。理想の影で逆の弊害は多きい。
 原発事故の後処理の悪さはいつまでも後遺症を残す。国が総て解決すべきであった。沖縄問題は諦めていたものに火をつけ泥沼と成った。
 ベトナム戦争を起こしてその処理が出来なかったケネディとその副大統領。後始末をしたのは共和党のニクソンである。それとなんら変わらない。
 「姉ヶ崎、新青森、川越など大型シティの進出は日本への経済侵略です」
 政治学者の小保方説子は断言する。
 「日本も支援金を撒いて海外に進出しています」
 R国T市の不本意な豪邸でニュースを聞く滝澤沙緒里は娼国の傀儡人形となった盛高知里の雄弁ぶりに驚愕した。
 完全に先進国の社会派層に真っ向から闘っている。
 「娼国、R国企業と巧みに仕掛品を往復させて日本での利益を薄くしてニューシティから大方吸い上げています。日本に税金が殆ど落ちません」
 「税金は高い方から低い方の国に流れます。日本の直接税の高さがその原因です。娼国は非課税。R国は消費税のみです」
 「娼国、R国に本社を置く日本企業とその中枢が税金のない娼国とR国に資産を溜め込み日本から出稼ぎの女性に落としています」
 「日本企業である以上。いや日本国籍であれば役員以上は現地の課税があっても日本の税金との差額は日本に没収されます」
 「没収。納税するのが当然です」
 「その高い累進課税と法人税が日本の経済の足を引っ張っています。R国は国の経済部分を極めて薄くして10%の消費税だけで賄っています」
 盛高知里は大崎麻美の指摘に怯むことなく続ける。
 「何故10%の消費税だけで国が賄えるのですか」
 サブキャスターはテレビ太陽アナウンサー松本萌子である。
 盛高知里は居住まいを立て直す。松本萌子には既に娼国の息が掛かっている。独立してその後の起用も娼国系企業から約束されていた。
 「R国には自治体がありません。無駄な政治家、公務員が居ません。都知事や職員の無駄遣いに騒ぐ事もありません」
 「でも市長は居ますね」
 松本萌子は誘導して確信を引き出す。
 「市長は国会議員です。」
 「国、県、市の三段階にもなる日本の行政に比べて行政は一段階なのですね。役人も少ないのでしょうか」
 「余分な行政もありません。税率を小さくして企業及び個人の資産を呼び込むことでできる豊富な経済です。だから低い税率で賄えるのです」
 「確かに日本の体質では税率を低くすることは出来ない。多国籍企業が都合の良いほうに利益を上げて節税するは合法だがR国に問題も多いと思う」
 司会者大田黒総一郎が重い口を割る。その昔、亡き仁川と娼国で対談した大田黒代議士の父親である。状況の半分は推察していた。
 「そのR国に於ける低い税をニューシティの人口を背景に日本で市の単位で実現しているのですね」
 松本萌子は大田黒総一郎の発言を抑えて進行する。
 「高層階の販売物件には住民税の安さを目当てに資産家が住民票を移しています。これが税収を拡大しています。そして内需を格段に増やします」
 松本萌子は住民税が下がっても税収は得られることを説明する。
 「特に姉ヶ崎は最上階から東京湾を一望出来ます。本来の一戸建てが有ってもこっちで過ごす価値は高いです。その需要がニューシティを潤します」
 盛高知里が松本萌子の解説に付け加えた。
 「人口を集めたその中で収益の大方が娼国、R国に行っています」
 「それは先程も申し上げたように多国籍企業では税金の安い国で多くの利益を上げるのは合法です」
 先進国は国家の構造から高い税金の呪縛が企業、国民に圧し掛かっている。金持ちは税金の安い国に逃げる。
 だから生活保護以下の収入にも高い課税。もう貰えない層も年金を搾り取られる。住民税は特に下層の下まで課税する。自治体など要らない。
 高い二重三重の年金を含む税制。それは若い派遣層に重く圧し掛かる。
 先進国は体質を軽くしない限り国家の体質の軽い途上国に経済を奪われてしまう。
 「日本企業とその経営陣が税金を逃れてR国で女性を蹂躙して贅沢を満喫しています」
 「それも合法です」
 「しかし進出した都市を中心に日本から税金の掛からない方法で究極に吸い上げています」
 政治学者金尚中が突っ込む。
 「私共は日本で下層に追いやられた日払い派遣の人達を救っています。日本の派遣会社より高いレートで安定して仕事を供給します」
 「でも、それが日本に税金の落ちない温床です」
 再び大崎麻美が突っ込む。
 「さらに日本の悪質な日払い派遣会社が出すような将来性の無い単純労働はありません。そんな部分は総てシステム化ロボット化しています」
 盛高知里はまったく動じないで続けた。
 ニューシティのスーパーではレジは自動化されている。
 空港の手荷物センサーの様な物にかごに入った商品をコンベアーから流すと総てタグが読み込まれる。
 センサーの先にかごが出てくると駅の券売機のようなレジがありそこで清算するのである。
 精算が済むと商品が購入済みとなり持ち出しができる。
 総ての商品が店舗コードと商品コード、IDでユニークに成る。
 その商品データのフラグを購入済みに変更。スイカ、パスモが自動改札を通るのと同じ原理である。
 万引きも自動的にセンサーが摘発する。
 薄給の主婦が立ち仕事でいらいら並ぶ客を追われながら処理する詰まらない仕事は消えたのである。
 正規職員だけがサービスカウンターに居ることになる。
 「問題は日本人女性がR国に出稼ぎに行って売春する事だ。確かに派遣層の賃金を安定させているがその街が出稼ぎの募集所に成っている」
 「国外に出る自由はあります。R国で売春は個人で行わなければ合法です」
 「管理売春が合法という事ですな」
 大田黒総一郎が念を押す。
 「その通りです。管理されない売春はやらずぼったくりが横行してトラブル、事件の温床です」
 「まだ他の地域にも進出しますか」
 松本萌子が都合の良い方向に森高千里の発言を誘導する。
 「もちろんです。まとまった高層ビル群を造れる地域に進出して震災にも安全な街を造ります」
 それは一軒家を減らして中間層の抑制を意味している。
 「そうですね。姉ヶ崎や新青森、川越、静岡の街も震災、特に津波には安全ですね」
 聞いている滝澤沙緒里は盛高知里が自分らを救って船で逃げた時と比べて完全に意識が変わっていると感じずにはいられなかったのである。
 
 滝澤沙緒里は数日後内山莉緒警部補と木村史乃警部補に面会を許された。
 鉄格子を挟んでの面会である。滝澤沙緒里の居る鉄格子と内山莉緒警部補らの居る鉄格子の間は二メートルの通路が引き離していた。
 看守や警備員は居ない。どこかで監視しているだけである。
 「森高さんがテレビで何を言っても自分の今を護るためよ。人が変わったとは思えない。雄弁なのは元流通系の社長で国の事情を良く知っているから」
 内山莉緒警部補は森高千里が完全に向こう側に成ったとは思っていない。
 「そう。マスコミ側の女もあの議論を誘導していた」
 木村史乃警部補はテレビ太陽の局アナ松本萌子の事を言っている。
 「そうですか」
 二人の言葉を聴いて滝澤沙緒里も一時の絶望から覚めた。
 二人の生活を聞いて自分のお金を回したいがそれは許されない。二人の生活は完全に監視されている。許されるのは差し入れ程度である。
 滝澤沙緒里が娼館島の鉄格子を出てからこれまでの二人の状況を聞き終わった頃に真紀子が入って来る。
 三名に一気に緊張が奔った。
 「大丈夫よ。もう拷問は無いから」
 真紀子は悠々とした表情である。
 「また二人。娼館島にお客さんが入りました。滝沢さんはご存知ね」
 「いいえ」
 「日本のテレビ見てなかったの」
 「見ていました。森高さんが出ていました」
 「そう。他のニュースは見てない」
 「ええ。移動中でしたから」
 「そう。それなら見せてあげる」
 真紀子の要求でモニターが運び込まれる。
 日本での連続殺人事件。岡村一美と新井絵里が行方不明。その後重用参考人扱いにされた事などが録画で放映されていた。
 滝澤沙緒里は青ざめている。また自分に係わった人が被害に会う。
 「この二人は今」
 「娼館島よ」
 「何故ですか」
 「姉ヶ崎ロイヤルホテルの会合よ」
 「先手を打って拉致したのですか」
 「そうよ。貴方の旧友関係は全部リストアップされている。何か動けば凡て封じ込めます」
 「そんな。犯罪行為です。北朝鮮と同じではないですか」
 「そうかしら。そうならないように根回しをしています。北朝鮮とは経済力が違います」
 「・・・・・・」
 滝澤沙緒里は唇を震わせて言葉が出ない。
 一瞬自分が自殺したらと考えてしまう。
 答は内山莉緒警部補と木村史乃警部補の処刑。さらに関係のない久保田奈緒子元巡査部長とその家族の恐ろしい処遇。
 「森高さんをあそこまで教育したのですか」
 滝澤沙緒里は数分の沈黙の後ようやく言葉を発することができた。
 「違うわ。ちょっとした説明だけで自然にできるのよ。でも勘違いしないで彼女の意識が貴方たちから離れたわけじゃないのよ」
 「どういうことです」
 「元からこの国の事情を良く知っているのよ。逆に日本に比べて良い面も。評価していなくても主張は出来るわ」
 「どうして主張するのですか」
 「一つは今の自分の立場。一つはこれ以上貴方達のことで酷い事が起きない為。そして湯野中への当て付けね」
 真紀子の言葉の最後の部分は強かった。
 「そう言えば。すんなり日本に帰して収入を保証してくれたら黙って従ったと言っていました」
 「そうよ。湯野中が馬鹿なのよ。自分の愉しみが終わったら日本に帰してやれば最初から今の様になったのよ。本位でなくても」
 滝澤沙緒里もそれは仕方ないと思った。森高千里は本来自分らの意識とは違うのである。充分収入と秤に掛けて今の仕事をやったと思う。
 国や社会に対する考え方が違うのは普通の一般大衆と一切変わらない。
 「そしてあなた方は認めなくても日本に比べてR国が良い面も理解しているのよ。この国に貧困は無いわ」
 「でも、売春があります」
 「売春で生涯設計をすることに抵抗が無いのよ。そしてそれが大きく経済を循環させているのよ」
 「そんな」
 「彼女は元々この国に出稼ぎに来たのよ」
 そうである。そこから意識が違う。ただ湯野中への報復のため脱出を手伝ったのである。
 真紀子は次の動画を開始する。
 三角木馬の上で鞭打ちされる新井絵里。抗議する岡村一美。やがて拷問は岡村一美に移る。
 三名は悲痛な表情で見ている。
 「あーー。ああ。ああーーーーーーーーーーーーーー」
 岡村一美はもっと甲高い悲鳴を上げる。
 今の三角木馬は自分らが載せられたものより辛い事が映像を見ているだけでそれなりに理解できる。
 三角木馬の頂点は完全に股間の割れ目で挟み込まされ敏感な部分が頂点に突き上げられている。この状態で鞭が乳房に唸る。
 「ああーー。はあーーーーーーーーー。はあーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 整った小作りの顔が悲痛に歪み大口を開けて破裂した。
 拷問しているのは警備員ではない。服装は変わらないが鄭の部下だと思う。警備員は自分らに気を遣ってくれた。
 鉄格子でできた二人の独房にバスがあることを確認する。外から丸見えだがバスロープと下着は搬入されていた。
 このあと二人は股間の粘膜の陰湿な痛みに悩まされる。バスだけが唯一のケアである。
 また自分に関連したメンバーが動き何名かがこの二人と同じことになるかもしれない。だが自分が死ぬことも許されない。
 既に日本では自分に関係した人物四名が殺されている。滝澤沙緒里は穏やかではいられない。
 そして少しでも動けば自分の周りに犠牲が出る。
 当初接待や拷問に使われるがやがて岡村一美と新井絵里も自分の行動を抑制する捕虜である。
 先程まで抗議していた岡村一美は狂ったように悲鳴を上げている。
 新井絵里は床に降ろされ痛められた股間を手で押さえて薄っすら涙を零していた。
 バスを使うことが許されたようで湯を出して溜めている。
 降ろされたあとの三角木馬の頂点には僅かに血と思しき滲みが見られた。
 高手小手に縛られた岡村一美の縄から突き出された乳房に牛追い鞭が絡む。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 岡村一美の悲鳴が一声。強烈に轟く。
 「ああはあーー。はあ。はあ。はあ。はあ」
 鞭の痛みと三角木馬の頂点に突き上げられる股間部の痛みに荒い息遣いを続ける。既に鞭の痕がいたる所に蚯蚓腫れになって浮いていた。
 「ああーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーー」
 岡村一美は鞭が唸っていないのに痛烈に悲鳴を破裂させる。三角木馬の傷みにもう堪えられないのである。
 「ああーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーー。さけるうーーーーーーーーーーーーーー」
 股間が裂けると涙を飛ばして訴えている。
 そこにもう一発乳房に巻きつくように長い鞭が絡む。
 「ぐおほーーーーーーーーーーーー。ごおおーーーーーーーーーーーーー。ぐがあーーーーーーーーーーー」
 岡村一美の躰は三角木馬の上で一瞬固まり傷みに固まったまま震撼する。
 「ぐううーーーーーーーーーー。ぐうーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーー」
 搾り出すような悲鳴である。
 乳房には薄っすらよ真っ赤な筋が浮かんでいる。
 乳房も痛いが股間はそれ以上に陰湿な痛みである。女の柔らかいびらびらの内側で三角木馬の頂点を咥えていた。
 岡村一美自身既に血が滲む感触が伝わっている。
 恐ろしい状況である。
 「あーーーーーーーーーーはあーーーーーーーーーん。あはあーーーん。やめてーーーーーーーーーー。もうゆるしてーーーーーーーーーーーー」
 涙を飛び散らして叫び狂う。
 隊員らはじっくりその表情を堪能していた。
 「もうだめーーーーーーーーー。おろしてーーーーーーーーー。おろしてーーーーーーーーー」
 叫びは慟哭になる。
 髪は汗と涙に解れ顔は涙と汗でぐちゃぐちゃである。それでも美人の顔は崩れても男をそそらせる。
 隊員らは話し合う。
 拷問する隊員らも今回はここまでと岡村一美を三角木馬から降ろす。
 縄を解かれると蹲って股間を押さえた。悲痛な状況だが典型的な美人なのでエロスを感じさせる。
 一度バスを使うことが許されたがその次の拷問が待っていた。
 拷問椅子が運び込まれる。
 抵抗する二人をそれぞれ四人がかりで拷問椅子に磔てしまう。
 「やめろーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーー」
 膝を合せようと抵抗した。それを押さえて片脚をまず固定する。反対側の脚に縄を掛けて四人で引っ張り股間を割った。
 大股を広げて脚首を上に向けた姿勢で固定してしまう。
 一人が下から手を伸ばして女の部分を広げる。
 「ああーーーーーーーーーーーーー」
 悲鳴を上げる岡村一美のピンクの部分を録画に拡大して撮影した。
 「そんなところ撮って何に使うのよー」
 この姿になっても岡村一美は青息吐息ながら抗議する。
 「まだ決まってないよ。全部収録するだけ」
 真紀子が鉄格子の外から答えた。
 「こうやって滝澤沙緒里さんのAVも作ったのでしょう」
 「そうよ。オープニングはあとで付けたのよ。従わざるを得ない条件をつけてね」
 「なんという。国家の犯罪よ」
 岡村一美は涙を溢れさせ抗議する。
 岡村一美の言葉に取り合わず娼国の隊員は精神安定剤を注射する。
 「やめろーーーーーーー」
 「安心しろ。強力な精神安定剤だ」
 「なんでよ」
 「これからの拷問に耐えるためさ」
 「何をするの」
 隊員は無言で運ばれてくる水のない水槽を指差す。
 「あーーーーーーーーーーーーーー」
 水槽には蛇が蠢いている。
 瞬時に岡村一美は全身に冷や汗を噴く。
 隊員二人が両方から縛られがっしり固定された太腿をさらに押さえて一人の隊員が前にしゃがんで下からクスコを挿入する。
 「ああーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーー。ああーーーーーーーー」
 岡村一美はクスコを挿入されてそれは蛇が膣に挿入されると判って強烈な悲鳴に成った。
 隣の鉄格子では新井絵里も狂ったように悲鳴を上げている。
 「やめろーーーーーーーー。きちがいーーーーー。きちがいこっかだよーーーーー」
 岡村一美は抗議するが新井絵里は悲鳴を上げるばかりである。
 「でも日本のSM小説から学んでやっているのよ」
 真紀子が鉄格子の外から宣言する。
 二人ともクスコが差し込まれて躰をぶるぶる震わせていた。
 新井絵里に突っ込む隊員は素手で蛇を掴む。岡村一美に突っ込む隊員はスネークフックを使っている。
 「ああーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーー」
 蛇の姿が目の前に見えると躰を揺すって拷問椅子を揺らして悲鳴を上げた。
 二人の隊員が目で合図して一気に蛇の頭をクスコに突っ込む仕草をする。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー」
 脅しだけで二人とも強烈な悲鳴に成る。
 さらに究極の悲鳴を確認して二人の隊員は蛇を水槽に戻す。
 「ああ。ああ。ああ。ああ。ふはあ。はあ。はあ」
 一旦恐怖から逃れて悲鳴は荒い息遣いに変わる。
 だがややソフトな別の拷問も用意されていた。
 扇型のケースにカナブンが九匹中央のリングから糸に繋がれて収められている。さらにボールに入れた蚯蚓が数匹運び込まれた。
 「いやーー。ああーーーー。やめてーーーーーーーー。いやよーーーーー」
 「蛇よりましでしょう。それが嫌なら蛇でもいいのよ」
 「やめてくださーい。何で会議開いただけでこんな目に合わされるのですか」
 岡村一美は受ける謂れのない仕打ちに堪らず抗議する。あまりにも理不尽極まりない。これまでの常識である筈のないことである。
 「R国、娼国の売春風俗を護る為よ。殺された他の四人よりましでしょう。それに日本の警察はあなた方を重用参考人として手配しているわ」
 「なぜですか。そんな筈はありません」
 四人の殺人容疑などと岡村一美は納得が行かない。
 「あなた方が行方不明で四人が殺されたから重用参考人よ。警察の捜査なんてそんなものでしょう」
 確かに日本の警察にも冤罪は多々有るが信じられない事である。
 だが真紀子の言う通りではない。影響力が大きく働いたのである。岡村一美らがそれを知る由もない。
 九匹のカナブンをケースから新井絵里の乳房の上に落とす。
 「ああーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーー」
 新井絵里は強烈な悲鳴を上げ縛られて不自由な躰を震わせて暴れる。
 隊員はカナブンを繋いだリングを新井絵里の乳首に引っ掛けた。
 「ああーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーー」
 騒ぐ新井絵里の乳首に針を刺す。
 「あはあーーーーーーーーーーーー」
 新井絵里は痛みと恐怖の事態に絶望の悲鳴である。
 隊員は乳首に針を貫通させる。針でリングが乳首に留められた。
 「いやよーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーん」
 既に涙を零して口からは涎が流れ出している。もう抵抗する力すらない。
 岡村一美にも同じように乳房にカナブンを落す。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー」
 新井絵里より強烈な悲鳴に成る。
 リングを乳首に引っ掛け針を通そうとした。だが縛られた躰を震撼させて抵抗する。
 隊員が乳首を摘む。岡村一美は躰を捩って抵抗する。三人が左右からがっしり胸部を押さえた。
 「いやあ、あーーーーーーーー」
 隊員は小ぶりな乳首にしっかり針を通す。リングは盛り上がった紅い部分より外側の皮膚を絞めていた。
 美しい乳首の突起部分が針にへしゃげられ突き出している。その下にリングがカナブンに引っ張られさらに乳房を変形させていた。
 小作りだけに隠微である。
 カナブンはなだらかな丘の麓を徘徊する。
 「ああーーーー。だめーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーー」
 一匹だけ糸を切り取って隊員が指で捕まえる。
 隊員はそれをクスコに突っ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー」
 岡村一美はもう気が狂いそうな悲鳴である。
 それを見て新井絵里を担当する隊員も糸を切ってカナブンを掴む。
 「あーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー。おねがいーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーー」
 新井絵里も狂ったように叫ぶ。
 容赦なく突っ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴がさらに甲高く響き渡る。
 投げ込んでもカナブンを繋いだ糸は握っていた。
 隊員らは目で合図してどちらも引き出す。
 「あーーーーー。はーーーーーーーーー。はあーーーーーー。はあー。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いは続く。
 真紀子の合図で乳首の針を抜いてリングとも取ってしまう。
 「あはあ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いで涙をぽろぽろ零す。
 針は抜く時の方が痛い。だが両名ともその痛みどころではない。岡村一美は一条線を引く様に血も流れ出ている。
 隊員らはさらに蚯蚓を取り出す。
 小さなクスコを翳す。
 「ああーーーーーーーー。もう。もう。ゆるしてーーーーーー」
 殆ど声に力はない。
 新井絵里にはなんだか判らないが異常に恐ろしいものに見える。
 膣のクスコをやや緩めて尿道の亀裂を?きだす。小さなクスコが尿道に差し込まれた。
 女の部分を究極に弄られる女性には恐ろしい屈辱である。
 「・・・・・・・・・」
 新井絵里は叫びがもう声にならない。岡村一美は甲高い叫び声を上げている。
 ピンセットで摘んだ蚯蚓の尻尾が尿道の小さな亀裂を押し広げたクスコの口に触れる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 岡村一美は強烈な悲鳴を爆発させた。新井絵里の表情は破裂しているが声はない。
 蚯蚓の半分以上がクスコに納まる。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーー」
 岡村一美は半狂乱である。
 新井絵里は目を見開いて天井を見上げて大口を歪める。
 「あ・・・・・・・・・・・・・・。あ・・・・・・・・・・・・」
 どちらも尿道の粘膜に蚯蚓が直に触れている。堪らない感触である。
 鎖に脚を繋がれたトンビが搬入された。
 真紀子はこの二人を徹底的に屈辱したい。女の尊厳の根底的破壊実験が目標である。
 「安心して。気持ち悪いものをトンビが食べてくれるから」
 「いやあーーーーーーーーーーー」
 今度は新井絵里が悲鳴を上げる。
 トンビは新井絵里の腹にとまって中に入り込まないよう隊員がピンセットで押さえた蚯蚓を咥え取った。
 「あーーーーーーーーーーーーー」
 次に岡村一美にとまる。
 「・・・・・・・・・・・」
 今度は岡村一美に声はない。
 トンビは同じ様に隊員がピンセットで頭を持ち上げた蚯蚓を咥え取る。
 「はあーー。はあ。はあ」
 隊員らはまだ手を休めない。
 二人の股間には二つのクスコが刺さっている。
 今度は膣を広げたクスコに冷製ポタージュを流し込む。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 そして犬が搬入される。
 「なにするのーーーーーーーーーー」
 大きなブルドックである。現代女性の岡村一美は小さなパグしか見たことはない。
 もう一頭新井絵里の前にも現れる。
 拷問椅子の前に小さなテーブルが置かれた。その手前にパイプ椅子が置かれブルドックはパイプ椅子を上りテーブルに上る。
 ブルドックはやや斜めに上を向いたクスコに舌を突っ込む。
 強烈な甲高い悲鳴が響き渡って岡村一美は静かになる。続いて新井絵里も白目を?く。堪える限界であった。
 強力な精神安定剤のお陰で失神だけで済んだのである。
 
 滝澤沙緒里は日本に帰らされた。後ろ髪引く思いで飛行機に乗る。都知事が乗っても非難されるファーストクラスである。
 自分で航空券すら買ってない。日本まで護衛という監視が付く。立場はマネージャーと男優である。
 二人は機内や一般観衆の前ではでは非常に優しく振舞う。人気タレント扱いである。
 滝澤沙緒里は日本社会にセレブな有名人として定着してゆく。
 そして日本に戻った滝澤沙緒里には娼国系番組制作会社のオファーが入って来る。
 旅番組などの企画に出された。社会派系からはむしろ一線を引かれる。最早相手にされない。
 雁字搦めで下手な発言も出来ないがさらにコントロールされている。
 
 岡村一美と新井絵里の拷問から二週間が過ぎた。
 そろそろ股間の痛みも癒えた頃である。
 医師が診断に来る。最初は拒否したが痛み止めと抗生剤をもらえるので受け入れるしかなかった。
 彼女らを待っていたのは受姦刑である。
 裁判も何も無いが刑罰として執行を宣告された。
 二人は抗議して喚き暴れまくる。鄭の部下が各々四人ずつ二人の躰を抑えて緊縛師が駿河問いに縛り吊るし上げてしまう。
 二人は駿河問いの苦しみに藻掻き続けた。
 手首を二本纏めて縛られ脚首も左右二本纏めて縛られそれを背中側に折り四本纏めて縛る。
 手首、脚首を纏めて縛った縄が天井の滑車から吊るされ高さの調節ができた。
 躰が五角形に空中に吊るされている。
 強姦役は太腿の間に躰を通して乳房に手を回して股間を結合した。
 太腿が締め付けないように左右から二人が太腿を抱える。
 強姦役はR国現地人の警察員である。
 「やめろーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーー」
 二人とも暴れ喚き続けた。
 押さえられても逃れんと両脚を力の限り突っ張り、腰を浮かして暴れさせる。それを二人掛りで強く抑えられ、挿入者に強引に入れられる。
 各々三十人くらいが挑む。生中出しである。
 一人終わるとクスコが挿入され中は洗浄される。現地人と雖もR国ではエリートである。
 洗浄してローションを流す。そのケアが何人もの挿入から痛みを緩和させる。新井絵里の苦痛の表情は逝き顔に変化してくる。
 「ああーー。いやあーー。ああーーー。あはあー。あはあー。ああーーーーーー」
 新井絵里はイッてはならないと瀕死に抵抗する。
 八人目くらいが代わったところで新井絵里の抵抗はなくなり逝き声に変わってしまう。
 後は狂ったように轟音の声を上げ逝きまくる。
 岡村一美も十人目くらいが限界であった。これでも頑張ったといえる。
 吊るしの苦しみから逃れるべく二人とも狂いまくった。
 娼国側は諦めに導くプログラムを実行しているに過ぎない。現地の警察員も充分に目的を理解している。
 徐々にではあるが確実に抵抗する事の無駄を悟らせてゆく為である。
 真紀子はこの次にこの二人から子宮を撤去する予定でいた。その後に女の悦びをとことん教える。結果どういう女に変わるかが実験である。
 そしてそれを日本亜細亜経済侵略に役立てる。
 二人とも暴れ泣き喚き吊るしから降ろされると襤褸襤褸に成ってベッドに倒れこんだまま泣き続けていた。
 一人ずつ洗っているので最後の一人の情液が残っているだけである。
 数十分ののち新井絵里はとにかくバスに湯を張る。
 音を聞いてしばらく悶えながら岡村一美も同じように湯を出す。
 二人とも不本意ながら涙塗れの逝き顔を曝してしまった。どんなに襤褸襤褸にされても此処では死に切れない。
 なんとしても生きて帰って事を明らかにして報復したいと思う。やり場の無い悔しさの坩堝である。
 娼国はこれを絶望と諦めに追い詰めたい。
 
 葛城義和は川越ミッドタウンを出て議員会館に向かっていた。国会議員の平佐和に会う約束である。
 葛城義和は大きな仕事を貰える期待を匂わされていた。
 川越駅まで都市モノレールで向かう。
 このモノレールは川越の観光部分を除いて経済をミッドタウンに集中させる役割を果たした。
 川越の商店街は観光地部分を除いてほぼ全滅である。何度も撒かれた振興券がダメ押しをした。
 早く見切りをつけてミッドタウンに移った業者は助かったのである。高い賃料を払っても安定経営を得た。
 今ではミッドタウンは娼国の一大経済都市と成りつつある。
 川越からはFライナー急行を使って新宿三丁目で乗り換えて国会議事堂前に出る。
 議員会館で平佐和周一郎は待っていた。
 「娼国に行かないかね。紹介を頼まれた」
 「はい」
 相手は大物である。葛城義和は迷わず即答する。
 「内容は北嶋娼国副主席に会って聞けば良い。億単位の収入になる」
 「億。システムの要件定義では」
 「そうだよ。規模が非常に大きく収益が高い。R国の空港まで一緒に行く。副主席には一人で会ってもらう」
 平佐和は多くは語らない。話は直接聞けということである。
 葛城義和は翌々日という遽しさで平佐和と同じ便で娼国に向かう。
 北嶋真紀子副主席は空港の特別室に待っていた。
 平佐和は軍のヘリでD市に向かう。真紀子は葛城義和を駆逐艦に乗せた。
 「SCMの概要は日本経済侵略ですか」
 態と核心に触れる。SCMとはサプライチェーンマネジメント。物流の風上から風下まで一括したシステムで管理する。IT屋の思想である。
 「亜細亜全般よ」
 葛城義和が当然の如くと聞いてきたので真紀子も否定しない。
 二人は艦橋に立って前方に迫る娼国の北側の島を見ている。目の前は高層ビル群である。
 それを横目に駆逐艦は奥の島に差し掛かる。岸壁の上は鬱蒼とした樹林に囲まれていた。上陸出来る場所は無い。
 島を一周して北端の桟橋に着く。
 「明日はR国を案内します。今夜は此処で宴会のサービスと私でゆっくりして頂きます」
 「え」
 「私の躰じゃ御嫌」
 「副主席が」
 「そうよ。貴方はこれから娼国の経済侵略の大きなパートナー。躰を合わせてから。副主席でも躰は29歳の女よ」
 「・・・・・・」
 葛城義和は言葉が出ない。
 真紀子は葛城義和の動揺を無視して昭和四十年頃の高層建築に招く。ホテルである。最上階のお座敷に案内する。
 この国の建物は全て南面に窓は無い。太陽光発電が取り付けられている。エコではない。南の島を見せない為である。
 唯一この座敷からだけ全貌が見られる。
 午後の早い時間ではない。日が西に傾いた光景はなかなか美しい。
 南の島には大きな建物が五つ確認できる。昭和三十年頃の建造物である。
 「あれは先程、船で通った島ですか」
 「そうよ。人間を造っている島」
 「え」
 「私も最初は驚いた。戦後間もない時期からよ。今は亡き仁川元主席のお父さんの時代から生む専門の女が毎年女児だけ四つ子ぐらいを産み続けるの」
 「将来の売春婦とか」
 「そうよ」
 「それであんな場所に」
 「18でこの島を出て行くわ。一棟だけ特別な刑務所を兼ねているけど」
 「思想犯とか」
 「日本から来たスパイね」
 「日本から」
 「会わせてあげようか」
 「いいえ」
 そこへ仲居が二人料理を運んで来る。
 「特別なコンパニオン呼べますよ」
 「いいえ」
 「SMコンパニオンも呼べますよ」
 「いいえ。今日は」
 「じゃ今夜は私だけね。一緒に湯に入りましょう」
 副主席でなければ、五十になる葛城義和の年でも欲情する女である。何を考えているのか葛城義和はこの状況でそれに従う以外ない。
 高額な仕事を取ることが第一である。副主席を抱いてもリスクに成る事はないと思う。
 真紀子は明るいところでそのまま全裸になる。葛城義和も従って脱衣した。既に浴槽に湯は張られている。
 乳房は巨乳ではまったくないが華奢な体型には充分な膨らみがその姿を晒している。
 真紀子は胸部も股間も一切隠さない。
 形の良い腰、股間の僅かな陰毛の下に拳が一つは入る。
 股間から斜めに膝までやや僅かに内側に弧を描いた脚の線が延びて綺麗な躰である。
 真紀子は浴槽の中で躰をぴったり寄せて来る。葛城義和の一物を握って勃ち具合を確認した。
 そして葛城義和の手を自分の股間近くに誘導する。
 「私はMじゃないから痛みは受けられないけど。存分に責めて。私の女の性をとことん引きずり出していいのよ」
 葛城義和は言葉を発するより無言で手を動かす。
 真紀子は葛城義和の肩に腕を巻きつけ腰を浮かして唇を重ねる。
 葛城義和の二本の指は真紀子の股間深く侵入して蚯蚓千条の中を微動させながら敏感な部分を探り当てている。
 真紀子の躰は腰を湯に浮かしながら微動を繰り返す。
 葛城義和は意図してゆっくり責めた。
 
 翌日真紀子は葛城義和をジェットヘリでD市に案内する。
 昨夜、真紀子は浴室の中で葛城義和が指先で責るのを素直に受け入れ潮を噴きまくった。
 さらに狂ったようにイキまくった真紀子だが遅い朝食を摂って毅然と女の怖さを漂わせている。
 「ねえ。女が上だと逝かないの」
 「そのようです」
 葛城義和は真紀子が逝き顔を絞り続ける。そのあいだ為すがまま膣の中で一物を息ませていた。最後は真紀子が自ら正上位に切り替える。
 真紀子の目算では三回以上搾り取る予定であった。
 真紀子にとって戦略目的が根本にあるが葛城義和が嫌ではない。
 そして日本ほか先進国の社会派層の正義やフェミニズムと闘うに最適な人物である。
 座敷で食事を摂りながらビールで乾杯した時。僅かに聞いた戦略は娼国をさらに大きく変える。充分な価値がある。
 真紀子はコンサルタント要件定義だけで十億を提示した。
 D市には昨夜から平佐和が逗留している。
 ヘリを出迎えたのは女将の市江廣子であった。
 一度仲居にそれぞれの部屋に案内され平佐和の待つ露天風呂に向かう。
 平佐和はフェイスタオル一枚で広く湯が透明な露天風呂に浸かっていた。
 葛城義和が真紀子らより先に入って平佐和に挨拶する。
 真紀子も市江廣子も全裸で殆ど躰を隠さず入って来た。
 「葛城くん。この人が判るかな」
 「えー。まさか」
 「元テレビ太陽のお天気お姉さん。そして国民党衆議院議員」
 平佐和は酢針紹介する。
 「市江廣子さん」
 葛城義和はR国でスパイ容疑にかけられ掴まってさらに麻薬も所持していたと言い掛けて留まった。
 此処に居る以上何か事情がある。
 「今は恩赦で終身執行猶予よ。そして私の個人的参謀のような存在ね」
 何処で変わったのか葛城義和が今それを知る必要はないと思う。
 年齢的に三十に近いが躰はまだ衰えてない。真紀子の引き締まった華奢な躰に比べてスマートでも柔らかい女の線を描いている。
 どちらも別の味わいが有って良い。女体は数種類愉しみたいものである。
 「今日は廣子さんと交代ね。この企画は廣子さんにも大きな利益になるわ。私同様躰でお支払いするわ」
 「え」
 「あら。安心してお金は国が払うのよ。というか安形が払うの。でも私たちの利益も考えてほしいから躰でお支払いするのよ」
 葛城義和はやや湯の中で体を後ずさりする。
 平佐和は真紀子の意思が分かっているので気にしない。大丈夫と目で合図している。
 「心配しないで。私達も愉しむから」
 そう言いながら真紀子と市江廣子は両側から葛城義和と向きを違えてその体を挟む。
 「左右の指を私達に同時に入れて」
 葛城義和は真紀子の驚愕の言葉に男性自身を強力に起立させ体を震撼させる。
 強烈なサービスである。
 「心配しないで日本に対する貴方の考えもこれからの方針も充分解っての上よ。平佐和先生を含めてとことん交わりましょう」
 これからD市に日本企業をたくさん誘致する。湯野中側の領域だが市江廣子が関われば問題はない。
 南側にも湯野中資本は多々浸透していた。だが娼国のD市進行は許される。
 湯野中側の利益にも成る。さらに湯野中側の企業も入っていた。総て市江廣子の利益に成る。
 葛城義和は成り行きに任せるしかない。
 毒を食らわばの心境で二人の極上に高価な美女の女に指を入れる。
 二人は両方から乳首を葛城義和の腕に充て唇を耳に被せた。
 さらに真紀子が葛城義和の首を引き寄せ唇を被せる。続いて市江廣子に代わった。指は二人の女の奥に入っている。
 平佐和も味わったに違いない。
 葛城義和は五十を過ぎてこの事態に一時脳裏は飽和状態であった。
 やがて真紀子が離れる。
 市江廣子が葛城義和を岩に座らせ一物をゆっくり舐め始めた。
 真紀子は平佐和に向かう。湯の中に足を伸ばした平佐和を淵の岩に手を付いて真紀子が跨ぎ入れてしまう。
 「どうだった。葛城くんは」
 「いいです。良いプランを持っています。そして日本の中間層中心のモラルに反対しています。抜本的にこの国に加担してもらいます」
 「それで今のサービスか」
 「違いますわ。協力関係の確認です」
 「わしが見込んだ通りか」
 「それ以上かもしれません。まだまだ先生のお役にも立つのでは」
 「充分たっている。奴は効率化が得意だ。流通、会計が分野だが経済の合理化ができて中間層のモラルで伸び悩む日本経済をこっちに取り込める」
 「日本の下層階級がお金を持っていません。中間層が僅かずつ預金に留めます。それが経済大国でありながら日本経済の伸び悩みです」
 「その通りだ」
 「日本は派遣層をニューシティに取り込み娼国の二次的国民にします」
 「日本の派遣層を完全に掌握すべきだな」
 「そしてR国から収入を得させる」
 「いいや。最初は日本で消費させる。風俗に流れる者だけ動かす。収入が増えて貯蓄性向に流れたり家庭を持つものは日本に置き去りだ」
 「葛城さんのプランでは稼いで遊ぶ層を集めてお金も今まで以上に亜細亜の税金を逃れて合法でR国に集まります」
 「そうだ。それが最後は貧困を無くして経済を救う」
 完全に日本人と日本資本が日本から逃れて亜細亜を経済的に支配する。
 R国は亜細亜の途上国。戦後居付いた日系人が巨額の資本を持った支配層である。娼国は日系人の国でR国から独立してR国を実質支配する。
 娼国はR国を工場および労働力の供給源として亜細亜の経済圏に進出する。
 葛城義和はサプライチェーンマネジメントを整備して亜細亜に進出した資本を確実に回収して行く。
 昔日本が侵略戦争を起こして出来なかった大東亜共栄圏。亜細亜全体を経済的植民地にして此処に新たなる大東亜共栄圏を確立する。
 中間層のモラルに固められた先進国の高い税金の呪縛から逃れて日系資本がR国のヤドカリと成って売春が根底を支える経済圏を確立するのである。
 R国は高額納税を逃れて性的悦びを求める層の酒池肉林の楽園と成る。
 一方、躰を使って高額収入を求める層の出稼ぎのメッカと成り稼いだ金は娼国の経済圏の中で贅沢に消費されて行く。
 娼国が進出した経済都市、ニューシティだけが景気を謳歌する。現在もそうなりつつあるがそれを合理的合法的に完全化する。
 葛城義和はその重要な戦力なのである。
 そしてSMで異性をとことん玩具にする事が嗜好。それは娼国の利害に極めて合致している。
 葛城義和は市江廣子にじっくりねっちり舐められ口の中に放出した。出る段階になっても同じペースで舐めてくれる。
 風俗嬢なら口に受けたら一気に吐き出しお絞りで後始末するだけである。市江廣子は飲み込みとことん同じペースで吸い取ってくれた。
 果てる最後まで余韻が気持ち良い。
 その後は昼から最上階の室内露天風呂の宴席で飲みながらの会食となった。
 そこは天井が開くガラスドームになった半露天風呂である。
 「葛城くん。この国には地図にない境界線がある」
 「地図にない境界線ですか」
 「そうだ。仁川時代にはなかった」
 「娼国の支配が及ぶ範囲とか」
 「半分正解ね」
 「どっちも日系資本の息の掛かった市長が居る。それが国会議員を兼ねる」
 「日系資本グループごとの勢力範囲とか」
 「あたらずとも遠からずよりあたっているわ」
 真紀子の言い方は微妙である。
 娼国は仁川亡きあと二つの資本グループに分裂した。そして争いは激化したがR国の議席を50対50にして湯野中派に海に面したTS市を譲渡する。
 一応の表面的安定は得られたのである。
 R国は娼国副主席である村上の弟で湯野中資本の配下にある村上首相が双方の傀儡政権と成った。
 表面は民主主義国家だが選挙で選ばれるのは最初から決められた議員である。対抗馬など存在しない。
 保証金が高く立候補者が出ないのである。もし対抗馬が当選したら市長は何も出来ず市は経済的廃墟に成る。
 だが国民は殆ど不満を持たない。作ったものは日系人が買ってくれる。働けば日系人が生活に困らない給料をくれる。
 近隣諸国と比べれば天国である。
 売春があってもR国に貧困は無い。売春も他人の子供をたくさん産むのもR国では職業である。
 議会に決定権はない。総て満場一致で採択される。議論は北側と娼国の取引で終わる。
 安形は主席でありながら商売しか考えない。大方が湯野中と真紀子の話し合いに委ねられる。
 だがこの二人には深い溝があり一発触発である。
 「その二つのジョイント役が廣子さんだよ」
 盛高知里が日本から侵入した滝澤沙緒里らを助けて逃走劇をやって以来その協力体制は出来つつある。
 「どうしても日本、韓国から出稼ぎを確保するためには湯野中派の勢力が必要なのだよ」
 「しかし川越や姉ヶ崎のニューシティから流れ込んでいるではないですか」
 「足りない。特にハード系の確保が難しい」
 日本人に対応する女性は日本人と日系人、出稼ぎに限定するべきと市江廣子の意見が採択された。
 現地人は現地人のみに売春する。
 日本人の遊びに対して現地の反発を避けるためである。日本人同士なら何をやっていても殆ど干渉は起きない。
 だがハードSMのコンパニオンの確保には娼国側の勢力では難しい。日本のやくざと組んだ湯野中側の協力が必要となる。
 葛城義和は現代の日本に大きく不満を持っている。そしてR国に住むことに憧れを持っていた。
 それから森高千里らの逃亡劇や滝澤沙緒里のAVの真相まで語られる。
 「それは大捕り物でしたね。しかし森高社長のテレビ出演は何ともあそこまでよく変わりましたね」
 「変わってはいない。そうするしかないだけよ」
 真紀子は確信を持って言う。
 「しかしそれでは。あの立場に置いておいて」
 「何も問題はないわ。いずれ完全にこちらの弾になるのよ」
 「でも何故態々」
 「きちんと味方と思った人間でも反乱するわ。彼女を完全に懐柔することがむしろ確実なやり方よ」
 「はあ。そんなものですか」
 葛城義和は納得行かないがもとより対人は得意ではない。真紀子に反論しても意味はないと考える。
 そして日本からの侵入者のこれまでが語られた。
 
 翌日真紀子は葛城義和を南の島に案内する。
 事前に二人の拷問動画も見せた。
 葛城義和はまったく動揺しない。
 岡村一美と新井絵里が入れられた鉄格子まで来た。両名ともバスロープ一枚の姿である。
 岡村一美は足が冷えるのか靴下の着用だけは許されたらしい。
 バスロープはミニスカートの長さである。どちらも綺麗な脚を丸出しで座ると辛うじて股間部は隠れる程度になる。
 「この先湯野中が米軍の接待に使うのよ。先に虐めてみない」
 「え」
 葛城義和は一瞬生唾を飲んだが心配も同時に去来した。
 「心配はないわ。例え日本に帰って発言しても此処は娼国。日本の法律であなたは裁けない」
 「うむ」
 「まあ日本で活動するには問題が出るかも」
 葛城義和は真紀子が自分に踏み絵を要求しているような感覚にとらわれた。
 「R国か娼国に暮らすには問題ないと」
 「そうね。その前に彼女らが日本で発言できてそれがまともに扱われたら娼国も厳しいわね」
 「確かに。そんな事は起こしては成らない」
 「そうよ」
 「それには日本以上の経済力、それに圧力と軍事力が必要ですね」
 「既にあと一歩。貴方の戦力に期待している」
 娼国の軍事力はあと一歩。核は持たなくても潜水艦操艦能力、空母、ロボット兵力。充分に軍事力はある。
 経済力でもかなり浸透している。資産の凍結なども出来ない。やれば反撃の方がむしろ恐ろしい。
 経済制裁を行えば事は既に逆転する。逆の経済制裁がその国を真綿で締め付けることになる。
 確実にシステムを整備して現状を促進することである。
 葛城義和にはここまで娼国が理解できている。
 二人のSM拷問プレイは決まった。
 葛城義和はまず岡村一美を選ぶ。ほっそりとして小柄な体型である。表情が知的なので壊したくなる衝動が沸く。
 緊縛師三名が手を貸してくれた。葛城義和は吊るしの設備と冷房の強化を要求する。
 葛城義和が近付くと警戒心の強い表情になった。奥に秘められた残忍さを瞬時に感じ取ったかもしれない。
 新井絵里も隣の鉄格子で何か始まりそうな状況を不安な目で見ている。
 「貴方日本人ね」
 「だったら。此処には日系人の警官も日本人もたくさん居るよ」
 「違うわ。最近日本から来たか訪問者でしょう」
 南国なのにスーツで白いワイシャツを着けていた。
 「それで」
 「聞いて。私達日本から拉致されたの」
 必死に訴えたつもりである。
 「無駄な事だよ。俺はこの国の重要なプロジェクトに雇われている。そしてあんた方のような存在を排除したい」
 「そう」
 何もかも解っていると瞬時に理解ができる。そして恐ろしい拷問の恐怖が迫ってきた。
 「失神してもらうよ」
 緊縛師らはバスロープを脱がす。
 「なにするのーーーーーーー」
 緊縛師は行き成りひっぱたく。
 「あーーーーーー。やめろーーーーーーーー」
 押さえつけて手首を縛り合わせる。
 「やめろーーーーーーー。あんたこんな事して。日本に帰ったら」
 岡村一美は日本人と判ってさらに抗議する。
 「無駄だよ。此処は日本ではない。日本の法律は適用されない」
 葛城義和は淡々と宣告した。
 「法律が適用されなくても。社会的に問題になるよ」
 「そんな事はない。君はもう日本には帰れない。日本では殺人容疑で重用参考人だ」
 「畜生。絶対に闘ってやる」
 緊縛師は三人で押さえる。葛城義和は構わず脚首に片方ずつ縄を掛け岡村一美の躰を仰向けに床に転がす。
 一人の緊縛師が後ろから岡村一美の躰を肩から持ち上げる。
 「くそ、離せーーーーーー」
 手首を縛り合わせた縄を天井から吊るした滑車に引っ掛け上体を引っ張り上げた。
 「あーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーー」
 続いて脚首の縄を各々天井の別の滑車に引っ掛ける。滑車は約一.五メートルの間隔で天井に三角形の位置に吊られていた。
 「あーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーー」
 股間は大きなV字に開いた状態である。女の部分は二枚貝を真っ直ぐ閉じたまま丸出しに成る。
 緊縛師らは葛城義和の要望通りローションを使って指先で膣を弄って慣らす。電マも持ち出した。
 葛城義和はドリルバイブを用意している。
 「なによーー。それーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー」
 岡村一美はドリルバイブに驚き抗議した。だが行き成りの電マの責めに堪らず蹂躙され声を絞り上げる。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーー。いやよーーーーーーーーー」
 岡村一美は女を責められることに免疫はない。
 電マに完全に蹂躙されてしまう。
 葛城義和の最初の目標は失神である。
 新井絵里は恐怖に震える表情で鉄格子にしがみ付いて状況を見ている。
 「ああーーーーーーーーーーーーー。あがはあーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーー」
 岡村一美は破裂した顔を腕に隠すように背け堪らない声を上げ続ける。
 気性の強そうな気丈さを宿した顔は焦点が定まっていない。緊迫は崩れ顔全体が朦朧として堪えられない責めに声を上げ続ける。
 女の部分は微妙な痙攣状態である。
 電マは三方からクリトリス大陰唇の手前左右から微妙に責める。
 葛城義和の指先がびらびらを開いて確信部分を丸出しにしてしまう。びらびらにドドメ色感はない。
 薄い小豆色から内部に向けて薄橙である。薄橙の部分は完全に湿っていた。葛城義和はさらに核心部分を強く広げる。
 「ああん。ああ。ああー。ああん」
 岡村一美は責めに堪えられない声を絞り出すだけで抗議する余裕はない。
 まだ深い悦びを知らない躰である。一生たいした悦びを知らずに終わるかもしれない。本来なら固い女である。
 男に躰の奥まで見せたこともないと思われる。
 膣の入り口を指先で開くと複雑な粘膜の絡みが露になる。
 岡村一美はいまクリトリスの責めで官能に堕とされていた。葛城義和は膣の奥で最後まで追い詰めたい。
 不本意な官能をとことん底まで堕として女の性の極致を覚えさせる。どんなに不本意でも女の躰は精神的障害がない限り100%感じてしまう。
 いまがその障害の紙一重である。官能に堕とし切ってしまえば堕落に向かう可能性も多々ある。
 逆に障害になり男を拒絶する場合もあり得る。
 葛城義和にとって女は人格ではない。躰だけである。
 そしていま見ている岡村一美の小柄で細くしまった躰。新井絵里はもう少し柔らかい躰である。
 どちらもそれぞれ味わいたい。
 一人の女に財布を掴まれ価値がなくなっても他に手を出せない。こんな日本社会に常に憤っていた。
 もちろん結婚などしない。先進国で結婚して男に得はないと言える。
 男のSEXの悦びは僅かである。
 葛城義和の愉しみはさまざまな女体をとことん蹂躙して女の性を弄くり尽くすことである。
 女の理性が理想を持ち社会に進出してその目標を進もうとしても100%の官能の極致に堕とせばそれ無しでは居られない。
 そして金を稼ぐ意外は官能を第一に求めるように成る。
 さらに官能の極致を得るために金を稼ぐように成って行く。だがいつまでもその女体は男性を惹きつけない。女の価値は短いのである。
 そこに北嶋副主席の唱える女性向け売春風俗が経済の中で暴れる。
 岡村一美は理知的理性的表情が完全に崩れてしまい電マの責めに官能が躰を蹂躙していた。
 葛城義和の指の責めで尿道の小さな亀裂から僅かな飛沫を飛ばしてしまう。
 「ああーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーー」
 緊縛師らは電マの責めを強化した。そのまま電マで押さえられた下から尿が暴れるように噴流する。そして床に飛び散った。
 一部が小水溜りに成る。
 治まった後に緊縛師らが吊るされた上体だけを上に押し上げ床の小水溜りを見せた。
 「見ろ」
 「ああ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 岡村一美は自分の所業に狂ったように喚く。
 「もっと感じるのだ。不本意でも奥深い悦びを知れば女は必ず変わる。絶対に御前の性を蹂躙してやる」
 葛城義和は痛みと悦びを交互に与える。最後はそのミックスである。
 「そんなことないよーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーー」
 充分に慣らされた岡村一美の女にドリルバイブが差し込もうとする。
 「ああーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーー」
 瀕死に叫び抵抗する。だが緊縛師三名にがっちり押さえられていた。
 それでも擬似男根の進入を避けようと藻掻く。脚を暴れさせ股間をずらして抵抗する。
 「逃げても無駄だ。御前の意思に反していても躰は充分に濡れている。もう女の液が流れ出ている」
 葛城義和はドリルバイブの先端の柔らかい擬似男根を短く持って抉るように強引に突っ込む。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 まだ抵抗する力は強く働いている。
 岡村一美が強く逃げようと引く腰に葛城義和は擬似男根を突進させた。
 緊縛師らは強く太腿を抱える。
 中は既に電マの責めにぐちゃぐちゃである。抵抗虚しくすっぽり修まる。
 「ああーーーーーーーーーー。やだあーーーーーーーーー。いやよーーーーーーーーーーーーーーーー」
 だが台に硬く固定するよりいまの吊るしでは躰がある程度動く。その足掻きが葛城義和を愉しませる。
 そして見ている新井絵里の心をとことん抉るのである。
 「諦めて受け入れろ。次は痛みをたっぷりやる。そうすれば官能に逃れたくなる。逝っても何も害はない」
 スイッチが入ると膣の奥までドリルバイブの振動が一気に抉る。
 「いやあーーーーーーーーー。もういやーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーー」
 既に涙を飛ばしていた。
 「女はいくら逝っても何も問題はない。男はやり過ぎたら死んでしまうが」
 それでも上体を仰け反らせる岡村一美。葛城義和が押さえ続けドリルバイブは順調に責める。
 「ああーーーーー。あーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
 岡村一美の表情にもう抵抗はない。押し寄せる官能の責めに大口を開け顔は破裂して究極の表情を歪め続けた。
 それでも気力が強いか官能に押し潰されながら歪め顔をとことん続ける。
 葛城義和はさらに速度を上げた。
 見ていた真紀子は次のドリルバイブを用意する。
 「あ、ああーーーーー。ああーーーーーーーー。あ、ああーーーーー。ああーーーーー。あわあーーーーーーーーーーーーーー」
 強くなった反動で岡村一美は吊られた躰を捩り暴れ強制的な官能から逃れようと藻掻いた。葛城義和は腰に力を入れドリルバイブを押し込み続ける。
 緊縛師三人もがっちり抑え続けていた。
 岡村一美の躰はどう逃れようとしても官能に蹂躙されている。大口を開け悲鳴を張り上げた。そして頭を振って逃れんとする。
 「電マを手伝いますか」
 「いいえ。このまま膣の奥で逝って貰います」
 緊縛師も葛城義和の考えに納得した。
 真紀子が回転運動をするドリルバイブを渡す。
 「その振動よりこっちが効果あるよ。敏感な部分を掻き回すのよ」
 葛城義和も取敢えず女性の言い分を聞く。どちらにしても時間の問題である。
 ドリルバイブの擬似男根を抜き次が差し込まれるところで岡村一美は猛然と暴れた。
 三人の緊縛師に真紀子が加わって強引に押さえる。それでも脚を暴れさせた。
 今度は固い擬似男根なので葛城義和はその先端を膣口に這わせて機会を伺い一気に突っ込む。
 「うああーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーー。もういやーーーーーー。もうやめてーーーーーーーーーーーーーーーー」
 容赦なくスイッチは入った。
 「ああーー。ああーーああーーああーーああーーあーーーーーーーーーーー」
 破裂した悲鳴と共に腰を暴れさせ躰を左右に捩って抵抗する。
 「ああーーああーーああーー。だめーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 次の瞬間岡村一美の躰は緊縛師らの腕の中に堕ちた。もう悲鳴は聞こえない。ドリルバイブだけが回り続けた。機械音だけが聞こえている。
 それでも葛城義和はしばらく責め続けた。
 葛城義和はやがて失神を納得してドリルバイブを抜き取る。
 岡村一美は汗まみれかつ涙塗れだが強化した冷房はその皮膚表面を直ぐに冷たくする。
 蝋燭の洗礼を与えてその次は鞭である。そしてまた逝き顔を晒して貰う。
 岡村一美は吊るしから下ろされ失神した躯となって床に寝かされた。
 葛城義和はまず高手小手に縛り上げる。三本の縄を使って強く乳房を突き出させた。
 片脚だけ太腿の裏に脹脛を密着させて二箇所きっちり縛る。
 真っ赤な縄が岡村一美の躰の色白さを引き立たせていた。
 冷房を強化して部屋は冷たい。
 蝋燭を皮膚に痕が残らないぎりぎりまで熱くする。葛城義和には自信がある。岡村一美の皮膚を見てその限度も想定できた。
 岡村一美の追い詰められた究極の悲鳴は葛城義和の加虐心を心底抉る。
 気絶している岡村一美に氷水が掛けられた。
 気付いた岡村一美は意識朦朧と慄いている。
 「ああーーー。ああーー。いやあーーー」
 直ぐに恐怖が蘇った。
 既に蝋燭に点火して準備されている。
 だが葛城義和は最初新しい蝋燭に点火する。既に立っている蝋燭は芯の周りに溶けた蝋がたまっていた。これは後で使う。
 蝋涙を乳首に落とす。
 「あ、あーーーーーーーーーーー」
 岡村一美には初めての洗礼である。
 容赦なく乳房に集中して落とす。
 「ううーー。ううーーー。うあーー。ううーー。あーー。あはあーーー」
 堪らず脚を暴れさせた。片方が縛られている。伸びる方を暴れさせた。股間は丸見えになる。
 容赦なく柔肌に垂らして行く。
 「ああ、ああ、あーー。ああーー」
 堪えられない状態に狂ったように悲鳴を上げて暴れる。
 女の恥ずかしい部分が丸出しに成るのも制御するどころではない。恐怖に藻掻き続ける。
 室内を冷房で冷たくして冷えた裸に熱蝋である。初めて受ける岡村一美には堪らなく熱い。恐怖がそれを助長する。
 「あはん。あはあん。あはあーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーん」
 臍に落とされて強烈に甲高い悲鳴に成る。
 目からは涙がぽろぽろ零れていた。
 溜まった蝋涙を太腿に一気に流す。
 「あおーーーーーーーーーーーーーー。おーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 悲鳴と共に狂ったように躰を暴れさせた。躰全体を捩って逃れんとする。
 葛城義和は緊縛師に目で合図してもう一本を構えた。
 「あーーーーーーーーーーー」
 乳房に掛けられると悟って一気に暴れて逃げようとする。緊縛師らはそれをがっちり押さえた。
 「ああーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーー」
 容赦なく流す。
 「あ、あ、あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 溶けた蝋涙は乳首を頂点に乳房に真っ赤に被っている。
 「あ、あ、あーー。はあ。はあ。はあ。はあ」
 岡村一美は恐怖に震えていた。
 葛城義和にとって蝋燭は軽い拷問だが岡村一美には恐ろしい拷問である。
 緊縛師らは脚を開く。
 「ああーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーー」
 びらびらも広げようとするが葛城義和は首を振る。
 「なぜ」
 「それは次回だ」
 「ふふ」
 緊縛師は納得した。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 岡村一美は躰を宙に迫り上げ右に左に逃れんとする。
 「ああーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー」
 それでも黒い塊を避けて局部に投げるように掛けた。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーー」
 冷たい部屋だが顔は汗と涙が区別付かないくらいぐちゃぐちゃである。
 そして躰は恐怖に震えている。
 痕に成る様な事も火傷するほど熱いわけでもない。低温火傷にもならない暫くの間ヒリヒリはするだけである。
 葛城義和は元AV女優のSM嬢とプレイした。AV女優と雖もSMに数本出ただけのほぼSM嬢である。
 蝋燭を垂らして殆ど反応しない。AVでは何故あんなに悲鳴を上げたと聞いたら最初普通にやっていたらNGに成ってそれから演技したと言う。
 今の岡村一美と変わらない切迫した悲鳴だった。
 クラブでも何故そのようにやらないかと聞いたら反ってお客が引いてしまうと言うのである。
 そのAVで蝋燭のシーンはある程度躰に蝋涙が垂らされたところから始まっていた。
 NGに成ってから蝋涙を綺麗にしてやり直さなかったのである。
 もちろんいま岡村一美が受けている蝋涙の方が熱い。それは岡村一美の躰が冷やされているからである。
 だがここまで喚くのは恐怖や他の事情が影響している。葛城義和には愉しい限りである。
 真紀子は黙って葛城義和の責め方を見ていた。
 次は拷問椅子が運び込まれる。警備員らが台車に片脚だけ載せて一人が横から支えてもう一人が台車を押して来た。
 日本のSMホテル等に有る物より工夫して作られている。娼国のホテルでもルームに貸し出していた。
 脚を片方ずつ固定して開脚の角度をハンドルでコントロールできる。寝かす角度も頭を下に六十度逆さにできた。
 葛城義和は総て革のベルトで固定できる部分を敢えて縄で縛りがっちり固定する。
 次はブジーを取り出した。さらに怪しげな媚薬が用意されている。痒みを生み出す軟膏である。
 「今度は痛みだ。そして究極の痒みだ。どうなるかな」
 岡村一美は股間を上に向けられていた。背凭れの角度で視線は土手に高さを合わされている。
 葛城義和は剃毛しようとしたが米軍の接待が有るからと緊縛師に止められた。黒い塊がそれなりに形よくそそらせている。
 怒りの篭った目で睨みつける岡村一美。その女の部分のびらびらを広げて尿道の小さな亀裂を空気に曝す。
 「いやあーー。何するの」
 ブジーが何処に突っ込まれるのか慄いている。
 最初は媚薬を塗らないで挿入する。
 「ああ、いたいいーーーーーーーーー。ああーーーーーーー」
 岡村一美は一気に驚愕の悲鳴をあげた。尿道を責められるのも始めてである。
 神経の細かそうな岡村一美にこの責めは堪えられない。
 葛城義和は構わずピストンする。
 「ぐうああーーーーーーーーー。ああーーーーーーーー。あーはん。あはん。あはあーーーーーーーーーーーん。ああーーーー」
 岡村一美は敏感な粘膜を抉られる痛みに悲鳴を搾り出す。
 葛城義和はブジーを一度抜き取った。今度は媚薬をたっぷり塗る。
 「なによ。それーー」
 「痒く成るよ。これに堪えられた奴はない。どんな羞恥も拒めない」
 「えーーー」
 岡村一美は躰を捻って抵抗した。
 「粘膜だぞ。下手に刺さったら」
 「ちくしょーーーーーーーーーー」
 抵抗が止まった瞬間に差し込む。
 「ああーーーーーー。いやあーーーーーーーーー」
 強烈に顔面を軋ませて涙はぽろぽろ零れる。
 「いーーたいーーーーーーーー」
 毅然としたタイプの美女が痛みに悶える姿は心底葛城義和を起立させた。
 葛城義和は一回掻き回して悲鳴を愉しみ抜いてしまう。
 「暫く放置だ。痒みが襲って来る」
 もう少し待てば尿意も襲って来る筈である。葛城義和はそれをさらに促進するため利尿剤を要求した。
 もちろん簡単には受け入れない。痒みに苦しむのを待つだけである。
 暫く放置する。
 「ハードじゃないけど。中々。とことん屈辱的ね」
 真紀子が近付く。
 「やり過ぎですか」
 「ぜんぜん。一週間後にアメリカ第六艦隊がTSに入港するから一週間以内に痕が消えればOKよ」
 「そうですか」
 「こっちは」
 真紀子は新井絵里を指差す。
 「明日では」
 「そうね。やり方を違えた方が面白いかも」
 「同等に扱わない方が心の葛藤を残します」
 「あっちの仕事もそのようにきめ細かくやってくれるといいわ」
 「畏まりました」
 警備員が冷えたビールを運んで来る。緊縛師を含めてそれで乾杯した。
 警備員は新井絵里にも搬入する。簡単な日本製の乾き物をつまみに添えていた。新井絵里らも警備員の勧めでアルコールを受け入れている。
 日本の監獄と比べて風呂が設置されていることとアルコールが搬入されること食事が選べるだけが利点である。
 もっともそれは娼国のこの鉄格子だけの特別待遇であり他では異なる。
 R国内は死刑囚だけである。それでも日本の拘置所より高待遇と言える。
 逆に常に裸に近い状態で中は丸見えである。監視カメラも付いていた。
 気が狂いそうなこの監禁状態を専門のドクターが管理している。
 内山莉緒警部補や木村史乃警部補、滝澤沙緒里同様にこの二人の意志も強い。気が狂うことはない。
 警備員は岡村一美にもグラスに注いだ生ビールを口元に持って行く。
 警備員は顔以外に視線を合わさない。局部は元より丸出しの乳房も見ない。
 岡村一美は首を振る。既に痒みが効き始めていた。
 「飲んだほうがいいぞ。その痒みから逃れるには尿で洗うしかない」
 緊縛師の一人が鉄格子の外から説明する。
 「酷い」
 岡村一美は警備員を見ないで葛城義和を恨みの視線で睨む。
 警備員は緊縛師にグラスを渡して引き上げてしまう。
 緊縛師は詰るようにグラスを差し出す。
 「たっぷり飲めまだまだ有るぞ」
 岡村一美は睨むだけである。
 「そうか。もう少し痒くなったら言え。もう逃れられないぞ」
 また放置して酒盛りに加わる。
 真紀子を含めて女の責め方の討論会に成った。新井絵里も岡村一美も聞いている。新井絵里はこの先自分が何をされるか恐れ慄いていた。
 それは二人には聞くに堪えない内容である。
 そして徐々に岡村一美は痒みに堪えられなく成る。
 眉間に皺を寄せ躰をもじもじ鈍い動作で捩り揺す振りだす。
 緊縛師らはその姿を眺めながら物慣れた股間を起立させていた。
 真紀子が葛城義和の股間に手を触れる。
 「ふふ」
 薄笑いを浮かべた。それ程は起立してない。年齢的なものとあまりにも遊び過ぎてきた違いかもしれない。
 真紀子は鉄格子に入って岡村一美に近付く。
 「どう痒いでしょう」
 「うう。許して。うう」
 「おしっこで洗えば楽になるよ。ビールと利尿剤も有るわよ」
 真紀子は愉しそうに詰る。理性も意地も易い言葉の信念とかでも痒みには到底勝てない。
 「ビール飲んで利尿剤に助けて貰ったら。どうせここまで羞恥を晒したでしょう。楽になんなよ」
 「ああ。あはん。ああん。責めておトイレで」
 「ばあかねえ。出すところを公開しないと許されないのよ。諦めが付かないならもう少し放置ね」
 真紀子は愉しそうに詰り続ける。
 「やめてーーーーー」
 「そこで出しちゃいな。一回じゃ足りないからビールと利尿剤に助けてもらうのよ。羞恥をとことん晒さないとあの男は許さないよ」
 「なんでよーーーーーーーーー」
 「フェミニストが許せないのよ。それが羞恥を諦めるのが最高の勝利ね」
 「こんな汚いやり方で。ああ。あはああーーん。あはん。ああ」
 既に尿意も限界である。
 躰は痒みと尿意に堪えかねてもじもじ震え続ける。
 「ああ。だめーーーーー。ああーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーん」
 断末魔の悲鳴と共に岡村一美の尿道から小水が噴水の様に流れ出す。直ぐ威勢よく噴き上げた。
 真紀子は岡村一美の腹の上に上体を乗り出し噴き上げる小水から体を躱して岡村一美の女の部分を広げる。
 尿道の小さな亀裂から直に出るところを露にした。
 「完全に細部まで公開よ」
 録画も取っている。
 「ああーーーーーーーーー。ああはあーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーー」
 岡村一美はあまりの仕打ちに号泣しながら小水を垂れ流す。
 それでも一時痒みは楽になる。
 「あはん。あっはん。あはん。あはん」
 岡村一美は小水を出し終わるとさめざめと泣き出す。
 だがそれだけでは済まない。一回の小水では洗い流しても先程よりは軽いが徐々にまた痒みが襲って来た。
 「どう。もっと媚薬を追加する。ビールと利尿剤で楽になる」
 真紀子はさらに詰る。
 部屋の壁にはモニターが設置されていた。彼女らに日本のテレビを見せて娼国、R国の放送も見せる。
 そのモニターに映像を映す。たった今のシーンである。
 岡村一美の尿道から小水が噴き上げる局部の拡大だが角度から号泣する顔も奥に確認できた。
 「いやあーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー。いやーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーん。あはん。あはん。あはん」
 また号泣になる。
 真紀子は直ぐにモニターを切ってしまう。
 「どうする。もう何もかも見られてしまったのよ。でもね。今日の録画AVにしたら高く売れるよう」
 「やめてーーーーーーーーーーー。なんでそんなことが」
 岡村一美はヒステリックに抗議する。
 「まあ。普通では無理ね。売れたらの話よ。女の一番恥ずかしい部分から諦めざるを得ない羞恥。サディストの興奮を滾らせるわ」
 「ち、く、しょーおーー」
 「どうするの」
 真紀子はさらに追い詰めた。
 「ああ。ビールを」
 最早抵抗どころではない。追い詰められた悲痛な返事である。
 「そうよ。早く楽になるのよ。もう全部貴方の御プライドはことごとく地に堕ちて崩れてしまったのよ」
 真紀子はとことん愉しそうに詰る。その奥には先進国のフェミニストへの男以上の憎しみが込められていた。
 拷問椅子の横にテーブルが置かれビールジョッキに蓋をして長いストローが付けられる。
 岡村一美は喉の渇きも手伝って一気に飲んでしまう。
 「はあ」
 ため息を漏らす顔は涙に濡れたままである。
 ビールをさらに追加して利尿剤が真紀子の指で口に放り込まれる。
 岡村一美はそれをビールで飲み込む。
 さらにビールを追加で飲む。最早痒みから逃れる以外ない。
 なんという恥ずかしい事態であろう。
 日本のニュースで東大生の集団強姦で判決が下った。主犯が懲役二年執行猶予四年であった。
 岡村一美はそれでも許せない。刑は軽いと思う。
 だが風俗で僅かなお金でその何倍もの事ができる。先進国の刑はこの手の事に重過ぎる。罰金で良い。
 だが岡村一美には自分らの受けている仕打ちはその猥褻の数十倍。いや既に次元が違うと思う。しかし此処で起きた事は娼国の法律以外で裁かれない。
 それでも岡村一美はこれを国際社会に訴えて娼国を制裁したい。
 だが真紀子らはそれが不可能なことをこれから徐々にではあるが確実に悟れせて行く。
 そして岡村一美は利尿剤に手伝って貰ってさらなる恥の放尿を繰り返した。
 「仕上げは明日にするよ」
 葛城義和はそう言い放って鉄格子を出る。
 明日は新井絵里と一緒にまだ岡村一美を拷問するらしい。
 岡村一美は恐怖に震える。
 
 ようやく痒みから開放された岡村一美は死んだように眠り続けた。
 戒めは解かれて拷問椅子も搬出される。
 警備員が気遣って遅い夕食を搬入に来た。新井絵里の声掛けも手伝ってようやくベッドから立ち上がる。
 軽くシャワーを被って下着を着けバスロープを羽織って新井絵里と鉄格子超えにワインで乾杯するように挨拶した。
 新井絵里は手話ができる。これまで鉄格子超えに岡村一美に手話を教えてきた。今夜も手話で話す。
 『酷い奴だよ』
 『大丈夫』
 『失神するまでやられて悔しい。玩具にされまくって逝って仕舞ったのよ。悔しい。殺してやりたい。でも痒いのがあんなに辛いとは』
 『恐ろしい』
 新井絵里もその時の岡村一美の状況を思い出し恐ろしさに震える。
 『悔しい。三十人くらいに姦されたのも悔しいけど。今日のは。何で逝ってしまうの。悔しい』
 『でも。悔しいけどもう逝って仕舞った方がましよ。障害で逝かない女に成ったら辛いよ』
 新井絵里は切実な女の極限に直面した意識である。
 『悔しい。あいつ等のみんな斬り落としてやりたい』
 恐怖に震えながらも岡村一美のやり場のない怒りは修まらない。
 『そうだけど。無理よ。それに社会的、国際的に完全に裁かないと。暴力で返しても』
 『どんなに国際的に裁いても足りないよ。助かる道はないのかな』
 岡村一美は報復しようのない怒りに煮え滾っている。
 『奴らは男性や奴らの用のないの女性は処分して若い女だけ性的餌食に使っているのよ』
 『滝澤さんが生きているように行方の解らない内山莉緒警部補と木村史乃警部補もこの国のどこかで生きているのかな』
 岡村一美は自らの運命の不安に重ねて二人の状況が知りたい。
 『この国かR国のどこかね』
 新井絵里も同じ思いである。
 『米軍の接待とか言っていたよ』
 岡村一美はもろに恐怖を感じていた。
 『私たちの躰を使うだけ使うつもりよ。内山莉緒警部補と木村史乃警部補も河口晴奈国民党都議会議員もきっとそうだったのよ』
 『奴らは容姿の順に扱いを決めているの』
 岡村一美は口に出して評価はしないが中で滝澤沙緒里が一番美人かつ可愛くスタイルも完全である。
 真紀子の評価は続いて内山莉緒警部補と木村史乃警部補の順である。河口晴奈は一般的容姿だが真紀子には評価外であった。
 『どうかしら。滝澤沙緒里さんは正規ルートでR国に入っている。殺された人たちはみな非正規ルートよ』
 『容姿と正規ルートか否かね』
 『私たちも別の意味で非正規ルートね』
 『そうよ。それがどうなるのか』
 『滝澤さんと一緒にR国に入った内山莉緒警部補がどうなったか』
 『明日拷問されるのなら。何かの隙に副主席にぶつけて見ましょう』
 『そうね。どうせめちゃくちゃに玩具にされるのよ。聞いてみましょう』
 
 だがその必要はなかったのである。
 真紀子は新井絵里の部屋のモニターに録画をセットしに来た。今度は津島の部下鄭を従えている。
 「貴方達が心配する内山莉緒警部補と木村史乃警部補の拷問録画をもって来たわ。河口晴奈は死んだけど」
 「・・・・・」
 何故。岡村一美は驚きに声も出ない。手話で話していたのに。
 「私たちを見張っているのね」
 「まあ。警備員はそれなりには見ているでしょうけど」
 「なんで」
 「気に成っている事だと思ったけど」
 「さっきの男は」
 「ふふ。貴女の羞恥極まりない姿に興奮して私に抜き取られてお休み中よ」
 「そういう関係なのですね」
 「大切な仕事のパートナー。躰を合せて意識を合わせているのよ」
 「・・・・・」
 岡村一美は容易ならぬ事態に震えるばかりである。
 このあとアメリカ第六艦隊の接待に出された二人が消耗品の如く刺青をされた動画。さらに滝澤沙緒里に協力した久保田奈緒子娼国巡査部長の拷問。
 さらに滝澤沙緒里らの拷問も見せられた。
 内山莉緒警部補と滝澤沙緒里の強制アクメの拷問に岡村一美は堪らず号泣してしまう。
 「酷い。酷すぎるよーーー。おおーーーーーーーーーーん。おーーーーーーーーーーーーー」
 そして此処から逃げ出すに絶望的な現実が立ちはだかる。
 
 翌日。昼食の時間を過ぎて葛城義和は緊縛師六人を連れて鉄格子のある廊下に入って来た。
 警備員が拷問椅子を二台運んで来る。
 真紀子が遅れて鄭に小道具を運ばせて来た。
 岡村一美らに戦慄が走る。
 新井絵里は俯いたまま動かない。岡村一美は葛城義和を睨みつけている。
 葛城義和は緊縛師三名と共に新井絵里の鉄格子に入って来た。
 新井絵里は恐怖に慄く。
 緊縛師らに容赦なくバスロープを取られ葛城義和に弄ぶようにオーソドックスな支給のショーツを脱がされる。
 葛城義和は股間に密着していた布地の裏側を新井絵里の目の前に曝す。
 新井絵里は恥ずかしさによろめき顔を振って後退りした。
 緊縛師はまず床に倒して脚首に鉄の棒を縛りつける。三十度に股を開いてまんぐり返しにした。
 葛城義和は緊縛師が脚首を縛るあいだ女の部分を開いて鑑賞する。
 陰毛に包まれた中から薄いびらびらを指先で割る。
 岡村一美と対照的に中はローズ色に近い。色が濃いがそれでも綺麗である。ドドメ色感はない。
 穏やかな顔立ちに反して広がった内腿にやや肌の荒れが感じられる。それが逆にそそらせた。
 全体に柔らかい躰の線だが脚はスマートである。
 色白の分女の部分の内側の濃さが印象的である。
 顔を顰めて堪える新井絵里を暫く弄ってから脚首に縛りつけた鉄棒を天井から吊るして新井絵里の躰を逆さ吊るしにした。
 新井絵里は恐怖に叫び続ける。
 固定されているのは脚首だけである。空中で躰は前え後ろへ撓る。手を伸ばせば辛うじて指先が床に着く。
 男に見られることをまったく意識していない女である。または見せない女かもしれない。
 陰毛は処理していない。大陰唇の周りまでしっかり女の部分を覆っていた。
 「少し形を整えてよいか」
 葛城義和は緊縛師に確認する。
 「そうだな。土手を綺麗に残してもらえば」
 緊縛師も整えるのには納得した。
 吊るしを一旦降ろして拷問椅子に磔にする。
 葛城義和は土手の中心部を残してローションを掛ける。
 シェービングクリームは使わない。剃毛の下から皮膚が露になって行くのを愉しむ。
 新井絵里は恥ずかしさに背けていた視線を股間に集中する。剃刀の行方を心配そうに見ていた。
 ローションに濡れた長い部分をはさみでカットする。剃刀には少し剛毛過ぎたのである。
 土手を綺麗に左右から整え大陰唇の周りを丁寧に残骸が残らないように剃る。指で皮膚を伸ばしてぎりぎりまで入念に剃った。
 新井絵里の表情は眉間の皺を三重に重ね眩むような羞恥に堪えながら怖い剃刀を監視していた。
 葛城義和は終わって鏡で新井絵里に見せる。指でびらびらを広げてローズの内部まで見せた。
 「いやーーーーーーーー。いや」
 新井絵里は拒絶反応の悲鳴を上げる。
 「綺麗なここだ。もっと男に見せるべきだ」
 「何で。女は死ぬほど恥ずかしいのですよ。どうしてそんな一方的に」
 「女の美しさは顔だけでは不十分だ。躰の線。乳房。そしてこの部分の美しさが大切だ」
 「酷すぎます」
 「酷いことはない。ここを見せないで真っ暗な部屋でセックスしていれば直ぐセックスレスになる。そして他の女を求める」
 「そんな」
 それでも新井絵里の女の部分は葛城義和の指先に弄られて濡れ始めていた。
 新井絵里にとってこんな仕打ちをされなければ葛城義和の容姿は本来タイプである。
 女によって様々に反応する。完全に拒絶して濡れない場合とそれでも濡れてしまう場合がある。
 新井絵里は他の男にされるより恥ずかしい。
 しかし躰は芯から抵抗していない。感じない女に成ってしまいたくない。そんな意識も手伝っているかもしれない。
 濡れを感じた葛城義和は膣に指を侵入させる。その濡れを指で掻き出す。
 「いやあーーーーーーーーー。やめてーーーーーーー。あーーはああーーーーーーーーーーーーん」
 色香を含んだ悲鳴である。
 葛城義和は構わず掻き回す。
 「ああーーー。ああーーーーーーーー」
 眉間の皺がせつなく何かを訴えている。
 葛城義和は娼婦の泣き所に侵入した。強力に責める。
 「ああーーーーーーー。いやあーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーー」
 ローションを塗ってもう一方の手でアナルに指を入れた。
 「あーーーーーーーーーー。いやあ。あーー。いや」
 堪らない悲鳴である。
 アナルの指を静止して女の泣き所をさらに入念に責める。
 「いやあーーーーー。だめーーーーーーー。だめえーーーーー。ああーーーーーーーーーー。だあめーーーーーーーーーーーー」
 遂に潮が噴出してしまう。
 「あはあーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーん」
 悔し涙を流しながら堪らない官能に包まれる。ただただ不甲斐なさと嫌悪に泣くばかりである。
 思ったより簡単に潮が噴出されて葛城義和は満足した。
 新井絵里の唇を貪ってしまう。
 「止めろ。危険だ」
 緊縛師は止める。
 だが新井絵里は噛んだり抵抗したりしない。ただ逃れようとするだけ。無駄な事をしてさらに仕打ちが強化されるのを避けたのである。
 岡村一美は緊縛師らに逆さ吊るしにされ弄られている。緊縛師らが三方から肩の高さにある股間部分に指を入れ広げられ躰を揺すって抵抗していた。
 「やめろーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーー」
 岡村一美は新井絵里と違って猛然と抵抗する。怒りをストレートに表す。
 新井絵里の潮噴きを見ている余裕などない。
 新井絵里はまた最初のように逆さ吊りにされた。
 葛城義和は一本鞭を持ち出す。先は長方形のチップに成っていた。
 これで女の部分を直撃する。
 葛城義和は新井絵里の鉄格子を出て岡村一美に向かう。
 岡村一美に戦慄が奔った。
 「今日は御前らのお○○こを鞭打ちして、お○○こを痒み責めだ」
 葛城義和が二人に宣告する。
 「やめろーーー。何であんたのおもちゃに出来るの!この国はおかしいよーーーーーーーーーー」
 「叫んでも無駄だ。この国は亜細亜経済を蹂躙する。何事も適う」
 「人権無視だよーーーーーーーー」
 「それなら逆に日本でフェミニストに反する者の人権もない。女が痴漢セクハラと決め付けたらそれまでだ」
 葛城義和は逆さ吊るしで足元から抗議する岡村一美に鞭を構えた。鞭は股間を狙っている。
 その手には強い憎しみが込められていた。微塵にも同情はない。これが金の為に働く風俗嬢ならそれなりに手加減と理性を持って対応して来た。
 閉じ合わせたびらびらを直撃する。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 破裂したように悲鳴が轟く。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 叩かれた後から来る染み通る痛みに泣き悲鳴が続いた。
 岡村一美は荒い息遣いで鞭の行方を見ている。
 また構えた。
 「あーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー」
 痛みの上からさらに叩かれる。恐怖の悲鳴である。
 それでも鞭は的確に股間の敏感な部分を直撃する。
 「がああーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーー」
 岡村一美は躰を弓なりに前に後ろに暴れさせた。痛みに狂った悲鳴を喚かせ続ける。
 「はあ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いで躰は空中を揺れ続けた。
 今度は太腿を叩く。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーん。あはん。あっはん」
 岡村一美から涙が飛び散る。
 その間新井絵里は緊縛師らに弄くられ岡村一美の悲鳴が見えないところから聞こえていた。弄くられる堪らなさの上に次の恐怖が迫る。
 見えないが鞭の音は聞こえた。何処を叩かれているかそれなりに解る。
 この拷問がいつまで続くか解らない。とても堪えられない。
 自分より岡村一美の方が惨く責められている。それでも辛い。
 岡村一美の悲鳴と鞭の音は何処までも続く。僅かに五分くらいだが自らの恥ずかしい部分を見知らぬ男らに弄られながら同朋の拷問を聞く時間は長い。
 岡村一美はまた拷問椅子に移される。
 「あーーーーーーー。なにするのーーーーーーーーーー」
 散々鞭で叩かれた女の部分にクスコが挿入された。
 昨日尿道に塗りこまれたクリームが取り出される。
 「いやよーーーーーーー」
 岡村一美はまた恐怖に叫ぶ。
 「待って。山芋の方が効くわよ」
 真紀子が横から提言する。
 早速変更された。既に山芋を摺った物を真紀子がキッチンに手配していた。
 クスコに山芋の摺り汁が流し込まれる。
 「ああーーーーーーーーん。もうやめてーーーーーーーーーーーー」
 昨日の様にまた痒みに苦しむことになるのである。
 そのまま葛城義和は新井絵里の鉄格子に移って来た。鞭を手にしている。新井絵里に恐怖の戦慄が奔った。
 「いい声で鳴いて貰うよ」
 葛城義和が詰る。
 「いやあーーーーーーー。痒くしてなにするのよ」
 喚くような悲鳴と抗議である。
 「こいつが欲しくなるようにな。痒く成ったらこれを受け入れて掻き回して貰うしかない」
 葛城義和はワゴンで運ばれたドリルバイブを指す。
 「それだったら。最初からそれで責めてください」
 「そうは行かない。痒みに堪えられなくなって自分から要求しないとな」
 葛城義和は真顔である。
 「それなら今から要求します」
 「駄目だ。痒みに堪えられない状態で責められたら効果は何倍にもなる。御前も気持ち良いぞ」
 「ふざけないで下さい。受け入れると言っているではないですか」
 新井絵里は必死に抗議する。
 「駄目だな。まずは鞭打ちからだ」
 「いやあーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーー」
 葛城義和は真顔で鞭を構えた。
 新井絵里は逆さ吊るしの下から恐怖の表情で見上げる。
 容赦なく閉じ合わせたびらびらを叩く。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ぐぁあーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴が破裂する。
 「あはあ。はあ。あはあ。はあ」
 躰を震撼させ荒い息遣いで怯えた目を見開いていた。
 葛城義和はさらに構える。
 「あーーーーーー。まってーーーーーーーー。まってーーーーーーーーー」
 その悲鳴の最中に鞭は振り下ろされた。
 「がはあーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーん」
 新井絵里の悲鳴は治まらない。強烈な痛みである。
 次の一発は太腿で済ませる。
 「ああーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーん」
 それでも強烈な悲鳴である。
 岡村一美に比べて強い抵抗はない。素直に痛みに悶絶するので六発で許された。これも葛城義和の駆け引きである。態と岡村一美と差を付けた。
 新井絵里は拷問椅子に移される。
 クスコを見て新井絵里はまた泣き喚く。
 「お願い。バイブレーターだけで許して」
 泣きべそ状態で懇願する。
 「向こうより時間を短くしてやるよ」
 葛城義和は笑みを浮かべていた。
 「ああ。だめーーーーーーーー」
 容赦なく流し込まれる。
 「あはああーーーーーーーーーーん」
 新井絵里は拷問椅子に固く縛られた躰を藻掻いて涙を流す。
 まだ痒みの洗礼を受けてない。なのに昨日の岡村一美の苦しみを見ていただけでこの状況である。
 まだドリルバイブの洗礼は受けてない。どんな反応になるか葛城義和には期待大である。
 痒みが充満するまで放置しておく。
 葛城義和は緊縛師を連れて岡村一美の鉄格子に移動した。
 既に痒みが充満して縛られて自由の聞かない腰を捩って苦しんでいる。
 緊縛師が後ろからドリルバイブを始動した。
 葛城義和は岡村一美の痒い部分を無視して躰を弄る。
 「はやくーーーーー。たすけてーーーーーーーーー」
 気丈な岡村一美にも既に抵抗する余地はない。
 じっくり痒みに苦しむ躰を触って苦しむ姿を堪能する。
 「おねがいーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーー」
 瀕死に叫ぶ。
 「ドリルバイブを私の何処にをはっきり。入れてとことん失神するまで責めて下さいとお願いしろ」
 葛城義和は構わず詰る。
 「あーーーーーーー。もうだめーーーーーーーー。わたしのーーーー。お・・・○・・○・・こにーー。あはあーーーーーーん。いれてーーーーー。ああーーーーーーーーーーん。たすけてーーーーーーーーーーーーー」
 岡村一美は断末魔である。
 「だめだなーーーーーーーー。失神するまで責めて下さいだろ」
 「ああーーーーーーーーーーん。おねがいーーーーーーーーーーーー。もうーー。もーーー。たえられないーーーーーーーーーーーー」
 「いえーーーーー」
 「あーーーーーーーーーー。わたしのお○○こにーーー。いれてーーーーーーー。しっしんするまでせめて」
 瀕死に痒みを堪えて早口に成る。
 「なにをいれるんだーーーーーーーー」
 「あーーーーーーーー。それーーーーーーーー」
 躰を迫り上げ躰全体がドリルバイブにしがみ付くような姿勢である。
 「なんだーーーーーーーー」
 葛城義和はそれでも詰る。
 「あーーーーーーーーー。どりるばいぶーーー。だめーーーーーー。たすけてーーーーーーーー」
 涙を弾き飛ばし断末魔の叫びを搾り出す。
 「たすけてーーーーーーーーーーー。こっちもーーーーーーーーーー」
 後ろから新井絵里の究極の叫びも聞こえた。
 葛城義和は緊縛師にドリルバイブを渡して入れるように促す。
 そのまま新井絵里の鉄格子に向かう。
 「あ、あーーーーーーーーーーん。はやくーーーーーーーーーーーーー」
 新井絵里は泣きべそ状態から泣き叫ぶ。
 「言え。私の何処に何を。そして失神するまでどうぞ責めて下さいと」
 「ああーーーーーーーーーん。わたしのーーーーーーー。お○○こに。どりるばいぶをーーー。失神するまでどうぞせめてくださいーーーーーーーーー」
 新井絵里も涙を飛ばして瀕死に叫んだ。
 「よーし。その様に素直に言えば直ぐやってやる」
 「あーーーーーーーーーー。おねがいします。はやくぅーーーーーー」
 既にドリルバイブにしがみ付かんばかりである。縛られて拷問椅子に磔状態の躰を迫り上げていた。
 葛城義和はじっくりドリルバイブを新井絵里の女に挿入する。
 「ああーーーーーーーー。はあーーーーーーーーーーん。はやくーーーーーーーーーーーーーーー」
 ようやくスイッチが入った。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーーーーーー」
 ドリルバイブの責めに躰を任せ切るしかない。
 「はああーーーーーーーーーーーーーー。があはあーーーーーーーーーーーー。がはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 後ろから岡村一美の強制アクメの叫びも聞こえる。
 痒みから逃れるために膣内を抉るドリルバイブに躰を任せるしかない。一気に女の部分は官能に包まれてしまう。
 「ああーーーーーーーーー。だあめーーーーーーーーーー。まってーーーーーーーーーー。だあめーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー」
 新井絵里は涙を吹き飛ばし狂ったように頭を震撼させる。
 「ああーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーー。まってーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー」
 躰を暴れさせ強烈な責めに抵抗していた。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 一頻り強烈な声を上げ躰は拷問椅子に沈む。
 ドリルバイブの音だけが響き後ろから岡村一美のアクメの声が聞こえる。
 岡村一美の方が粘っていた。
 葛城義和は新井絵里のドリルバイブを暫く回し続けて失神を確認して岡村一美の鉄格子に向かう。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーはあーーーーーーーーーーはあーーーーーーーーー」
 岡村一美も躰を拷問椅子の上で迫り上げ暴れさせ頭を振って強烈なアクメに抵抗している。
 「一度止めて痒くするか」
 「止めてーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーー」
 「ならもっと速度を上げるか」
 「いいーーーーー。このまっまあーーーーーーーーーーー」
 「とめるか」
 「ああーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーー」
 「止めて痒みを味わうんだな」
 「だめーーーーーーーー。このままーーーーーーーーー」
 「速度を上げて下さいと言え」
 「ああーーー。速度をーーーーーー。上げてーーーーーーーー。ああーーーーーーーーく、だ、さ、い」
 葛城義和は一挙にスイッチをスライドさせた。
 「ああーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーやめてーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーー」
 岡村一美は頭部を振り払って強烈に暴れる。
 「ああーーーーーーーーーー。やだあーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーー。やだあーーーーーーーーー」
 やがて力尽きるように静かになり機械音だけが聞こえていた。
 失神したようだが葛城義和がビンタすると息を吹き返す。
 さらに急速に責める。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー」
 岡村一美は拷問椅子の上で暴れた。
 葛城義和は一度ドリルバイブを止める。そして抜いてしまう。
 「ああーーーーーーー」
 岡村一美は弱いため息のような声を発する。
 「ああーー」
 岡村一美は切ない表情で葛城義和を見ていた。
 「また痒くなるぞ」
 葛城義和は冷たい声で断言する。
 「いやあーー。お願いーー。たすけてーーーーーーー」
 葛城義和は岡村一美の女に指を二本差し込む。
 暫く慣らして一気に女の泣き所を?き出す。
 「ああーーー。ああーーーーー。ああーーーーーーーーー。ああーーーーーーー。ああーーーーーーー」
 岡村一美は躰を硬く拷問椅子の上で暴れさせ顔の表情を究極に絞り震撼させる。指に追い詰められ暴れ続けた。
 そして尿道口から潮を噴き上げる。もう片方の手でびらびらを開いて尿道の亀裂から直に噴出すところを録画に収めて貰う。
 「あ、ああーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーー」
 岡村一美は堪らない悲鳴を上げ続ける。周りは噴出した潮でびしょびしょである。
 「はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いで躰を拷問椅子に沈めて堪えている。
 真紀子が近付く。
 「酢を塗ってから洗ってあげて。今日は向こうの女をもう一回逝かせましょう」
 副主席なので葛城義和は言われる通りにする。
 「この女は明日仕上げをしましょう」
 「はい」
 葛城義和も決して優しくない真紀子のやり口を理解した。
 本日は新井絵里を手頃に責めて岡村一美の明日の責めの恐怖を焼き付ける目論見である。
 そして岡村一美に新井絵里より自分の方が強く責められる予感を抱かせる。
 新井絵里は失神したままである。
 葛城義和の指示で構わず頭部に水をぶっ掛けた。
 新井絵里はしどろもどろに目を開く。不安定な表情で周りを見回す。
 「どうだ。痒いか」
 葛城義和の問いに新井絵里は暫く股間に神経を集中する。痒みは直ぐに襲って来た。
 「痒いです」
 葛城義和のドリルバイブを手にする。今度は擬似男根が回転するタイプである。
 「あらって。もうーー。洗ってください」
 新井絵里は泣きべそ顔で懇願する。
 「少しだけせぺを入れてやるよ。後はこれだ」
 ドリルバイブを指差す。
 「ああ」
 新井絵里はせつなそうに痒みから逃れるため受け入れる。
 この時は失神の恐怖を乗り越えたかにも見えた。
 せぺを注入して戻した後に観念した表情の新井絵里の女にドリルバイブが挿入される。
 「ああーーーーーーーーーー」
 苦しい表情の溜息である。
 容赦なくドリルバイブは回った。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 新井絵里の表情は一気に破裂して躰は仰け反る。手は拷問椅子を握り締め太腿の筋肉は怒張していた。
 新井絵里は強烈な官能の波に自らを任せる以外苦しみから逃れられない。
 だが葛城義和は適度なところで止めてしまう。
 「いやあーーーー」
 何の反応か官能が止まったことへの反応か痒みを恐れてか新井絵里は責めが止まった事に反応している。
 「少し我慢しろ。直ぐには痒くならない」
 「ああ」
 せつない吐息である。
 クスコが刺し込まれる。
 新井絵里は洗って貰えるかと安心したが鰐口で電極が接続された。
 「何をするのですか」
 新井絵里は表情を縮めて確認する。
 「もっと強い刺激をやるよ」
 葛城義和は笑っていた。
 スイッチを入れる。
 「あがあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴である。
 「どうだ。効くだろう」
 「はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。やめてーーーーーーーーーー」
 葛城義和はさらに電流を上げた。スイッチが入る。
 「あがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あががーーーーーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な痛みから新井絵里は恍惚の表情で躰を漂わせている。
 スイッチを切った。
 「あはあ。はあ。あはあ。はあ」
 新井絵里は辛く憔悴した襤褸襤褸の表情で葛城義和を見ている。
 隣の鉄格子では岡村一美が緊縛師に見張られながら全裸のまま浴槽に浸かって局部を洗いながら深刻そうに事態を見据えていた。
 もう一度スイッチが入る。
 「ああーーがああーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 再び新井絵里は恍惚の表情になり拷問椅子に躰を漂わせる。
 適度にスイッチを切った。
 岡村一美はその動きにさらに恐怖を感じ深刻な表情になる。
 「絵里しんじゃうよ」
 「大丈夫だ」
 緊縛師が横できっぱり宣言する。
 「はあ。はあ。はあ。はあ」
 新井絵里は断末魔の表情で荒い息遣いを続けた。
 「こっちが良いだろう」
 葛城義和はドリルバイブを掲げる。先程のものよりかなり太い。
 「ああーー」
 新井絵里は眉間に皺を寄せて頼りない声を漏らす。
 クスコが抜かれ新井絵里はドリルバイブを唯々諾々受け入れる。
 「ああーー。いやあ」
 新井絵里は自分の女に挿入されて太さに慄いていた。
 スイッチが入る。
 「ああーー。があーーー。があーーーーーーー。があーーーーーーーーー」
 躰は硬直し表情は一気に軋む。
 「ああーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーー。いやだあーーーーーーーーーーーーーー」
 躰は迫り上がり太腿の筋肉は怒張している。
 「がああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 大きな悲鳴と共に躰は拷問椅子に沈む。
 新井絵里の躰は強力なドリルバイブの振動に揺れるのみである。
 葛城義和は構わずバケツの水を頭に掛ける。
 「あはあー」
 新井絵里は恐怖に震えていた。
 葛城義和は構わずドリルバイブを構える。
 「やめてください。お願いです。小さいのにして下さい」
 新井絵里は必死の表情で訴えた。
 「ならば自分でま○こを広げて小便しろ。そうしたら酢で洗ってやる」
 「酢で洗ったらどうなるのですか」
 「山芋は酢で中和する」
 葛城義和は手の戒めを解く。
 新井絵里は躊躇しながら観念したように女の部分のびらびらを広げる。
 「もっとだ。尿道が見えるまでだ」
 「ああ。はい」
 泣きそうな表情ながらさらに観念して広げた。
 「だせ」
 「はい」
 それでも見られていて今の姿でもトイレなら直ぐ出るものがなかなか簡単には出せない。
 長い無言の数分間。新井絵里は躰の力を抜いて尿道に神経を集中させ藻掻き続ける。
 「出ないならこっちだな」
 葛城義和は極太のドリルバイブを翳す。
 「ゆるしてーーーーーーー。こわいんですーーーーーーーーー。だします。だします。まってーーーーーー」
 涙を飛ばして悲痛に訴える。
 「手伝ってやるよ」
 葛城義和は電マを逆手に持つ。クリトリスを指先で?いて電マの拳の僅かな一角を充てた。
 「ああーーーーーーー。はあーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーー」
 新井絵里は拷問椅子の上で躰を仰け反らせる。堪らず頭をへしゃげ官能に暴れまくった。
 「あーーーーーーーーーーーー。はあーーーーーーーーーー。はあーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに拷問椅子の上で新井絵里の躰は暴れる。
 そして尿道から一筋噴き上げた。
 「あーーーーーはあーーーーーーーーーーーーーーーん。ああはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 断続的に弧を描いた潮が噴き上げる。
 「ああーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーー」
 新井絵里は何度も潮を噴き上げながらサイレンのように悲鳴を上げ続けた。
 羞恥心を総て放棄させられ屈辱に塗れ地に堕ちた女の姿である。
 見ている岡村一美は堪らない。
 「ひどいよーーーーーーーー。あーーはあーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはーーーーーーーーーーん」
 岡村一美は堪えられない痒みに追い詰められ痒みから逃れるべく羞恥を諦める同朋の姿に理不尽過ぎる屈辱に怒り泣き崩れる。
 もしこれが滝澤沙緒里のような無修正AVになったらどうなるのか。日本から逃亡した殺人犯が無修正AVで稼いでR国に逃亡となってしまうのか。
 さらにR国か娼国で逮捕され告発は出来ないように犯罪人引渡しは無し。
 こんなシナリオも想定されるのである。
 怒りは何処までも込み上げて来る。
 新井絵里は酢で膣を洗ってもらい。湯に浸かっていた。
 緊縛師らは拷問椅子などを片付けている。
 
 また警備員が気を使って遅い夕食を運んできた。
 警備員は優しくアルコールを勧める。
 二人ともワインを貰った。
 無言の乾杯をしながら手話で話し続ける。
 岡村一美は先程思ったAVにされるかもしれない懸念を述べる。
 『無修正AVに成ったら逃げた犯罪者の汚名は消えないね』
 新井絵里も不安が実感となる。
 『その可能性が高くないかしら』
 『犯罪者引渡し協定がないから此処に投獄されるのね』
 『私達を沙緒里の様に自由にはさせないよ』
 『何か方法はないのかな』
 『失敗した様だけど。沙緒里たちの時のように誰かが助けに来てくれないかしら』
 『その前に助けに来たら私達と同じ運命よ。計画しただけで掴まるのよ』
 『沙緒里以前の人達はどうなったの』
 『テレビクルーの二人は殺されたって』
 『男性は直ぐ処刑。利用価値のある女性は躰を使うだけ使って処刑』
 『でも内山警部補達は刑務所じゃなくて生かされているのでしょう』
 『それは沙緒里を言い成りにする為よ』
 『そうね』
 『何とか逃げる事を考えないと』
 二人の不安と絶望は何処までも続く。
 『とにかく何とか妥協点を見出して痛みを受けない交渉をしないと』
 新井絵里はもう拷問に堪えられない。
 『多分AVの公開になるよ。それに米軍の接待は逃げられないよ』
 『とにかく拷問から逃れて生き延びてこの国を暴露する機会を掴まないと』
 『そうだけど』
 岡村一美はまだ怒りが大きい。
 
 翌日。警備員が真紀子の指示で滝澤沙緒里の日本で放映されたテレビドラマの録画をセットしに来た。
 昼食のあと午後になって葛城義和らが拷問椅子を台車転がして岡村一美の鉄格子に入って来る。
 新井絵里はそのままである。
 岡村一美は今度も股を開いた逆さ吊るしにされた。
 クスコが差し込まれる。
 「ああーーーー」
 構わず山芋が流し込まれた。
 「ああーーーーあはあーーーーーーーーーーーん」
 恐怖の痒みに堕とされる。抵抗のしようのない辛さの滲み出た悲鳴である。
 岡村一美の表情は引き攣っていた。
 葛城義和はスパンキングを持つ。しゃがんで乳房を叩く。
 「ぐわあーーーーーーーーーーー。ぐがあーーーーーーーーーー」
 掌に収まる膨らみだが皮の表面で叩かれれば痛みは震撼する。
 「あはあーーーーーーーーーん」
 構わず右、左と叩き続けた。
 「ぐうわあーーーーーーーーー。ぐわあーーーーーーーーー」
 痛みに搾り出すような悲鳴が続く。そして痒みが襲う。
 「あーはんはんはん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 それでも太腿と乳房を叩く。
 「やめてーーーーーーーーーー。きがくるちゃうーーーーーーーーーー」
 岡村一美は怒りもプライドもかなぐり捨てて恐怖を訴える。
 「その格好で尿を出せ。そうしたらあっちに移してドリルバイブでとことん癒してやる」
 葛城義和は拷問椅子を指差す。
 「ああーー」
 岡村一美は苦しいため息を漏らしながら諦めたように排泄する。
 尿が足踏み式水飲み機から噴出す水のに様に流れ出す。流れ出た尿は背中を掠めながら床と一部髪の毛に流れる。
 若い女の羞恥に塗れた屈辱極まりない光景である。
 葛城義和の加虐心をさらに熱く滾らせた。
 「ああん。ああーー。ああん。ああ、ああん」
 岡村一美は緊縛師が拷問椅子に固定する間も躰を捩って痒みに苦しむ。膣の中の痒みは尋常ではない。
 真紀子も葛城義和の責めを見ている。諦めに追い込もうという意図は充分に理解できた。
 
 姉ヶ崎ニューシティに戻った滝澤沙緒里は買い物と食事以外殆ど外出はしない。テレビの撮影が有る時はマネージャーが迎えに来る。
 その日は夜になって盛高知里がたずねて来た。同じフロアだが会うのは久々である。
 「今日葛城義和という人が来たわ。娼国、R国に係わるサプライチェーンを再構築するらしいの」
 「サプライチェーン」
 「物流の全般を風上から風下まで管理するシステムなの」
 「ふーん」
 滝澤沙緒里にはなんとなくしか解らない。
 「その人副主席に思いっきり接近しているみたいなの。二人。沙緒里さんに関係のある人が掴まったのよね」
 「えっ。絵里と一美」
 滝澤沙緒里が今一番心を痛めている事である。
 「沙緒里の事も解っていた。話し聞いてみない。副主席に了解を取っていたから筒抜けだけど。それ以前に完全に向こう側の人だけど」
 「ええ。副主席が了解した方が無難です」
 あくまで滝澤沙緒里は久保田奈緒子や内山莉緒警部補らに影響がある事を配慮したい。
 「そうでしょう」
 「ええ」
 「葛城が言うには今以上に亜細亜全般からR国、娼国にお金が集中する仕組みが完成するらしいの」
 森高知里は葛城義和に連絡する。
 「これから来るって」
 「はい」
 滝澤沙緒里は深く飲み込むような返事である。
 サプライチェーンマネジメントがどんな役割をするか漠然としか解らない。だが滝澤沙緒里はこの人物の恐ろしさを禁じえない。
 「その人。日本経済に影響が有る事は分かるけど。日本社会に大きな影響を及ぼすの」
 「この姉ヶ崎ニューシティの様な街が増えて日本人がもっと娼国と繋がる事は確かね」
 「売春も盛んに」
 「売春婦の輸入、売春の輸出が副主席の主力の商法よ。それに引き連れてたくさんの事業と事業家の資産がR国、娼国に流れるのよ」
 「何も防げないのね」
 「娼国、R国の資本は静かに日本、亜細亜に浸透している。特に湯野中派の資本は日本、韓国の底辺に浸透している」
 「中国には進出しないのね」
 「中国には旨味が無いからよ。日本はお人好し。昔、日中友好のあと周恩来の要求をきいて中国を太らせただけでしょう」
 滝澤沙緒里は素直に受け取れないが今の日中関係を考えればそういう考えも仕方ないかもしれない。
 だが滝澤沙緒里は内心、森高知里が徐々に娼国寄りに成って行くように感じずには居られなかった。
 日本に戻って娼国日本企業の表見代表取締役としての仕事をこなさなければならない。
 収入の安定と立場の安泰も徐々にそこに収まりつつあると見える。
 葛城義和が来たので森高知里は自室に戻った。
 「俺に何を聞きたい」
 「岡村一美と新井絵里のことです。それ以前にサプライチェーンとかで日本をどうするのですか」
 「まるで俺が日本経済侵略して、日本が経済的瓦礫の山に成るような言い方だな」
 「違うのですか」
 「確かにR国、娼国に金も人も繋がる。だが日本を始め亜細亜の経済も良くなる」
 「何故そう言えるのですか」
 「娼国と湯野中派はもっと日本の下層階級を雇用して下層階級の生活を安定させる。それが経済を回復させ購買力を拡大する」
 「日本を経済侵略して日本が良くなるのですか」
 「ヤスダノミクスも年金制度も、中間層が預金にお金を止める対策と制度でしかない。下層にお金が回らないから経済は大きく回復しない」
 「でも売春も浸透させるでしょう。そして借金女性を出稼ぎさせるのね」
 「それは大変必要なことだ。売春風俗ほど経済を活性化してくれるものはない。国家や社会が苦しい時は常に売春風俗が窮地を救ってきた」
 「そんな。その犠牲者はどうなるの」
 「犠牲者ではない。たくさんの男性を女体貧困から救って自らも貧困から救われて多額の資産を得る。老後も安泰。それが今のR国だ」
 「あなたは女の尊厳を踏みつけています」
 「総ての女がそう思うわけではない。割り切る自由もあるべきだ。御前らのようなフェミニストが下層男性を日払い派遣に追いやっている」
 「そんな」
 「あんたの心配する岡村一美と新井絵里は元気だぞ。たっぷり女の悦びを教えたが」
 「虐めたのね」
 「そういう部分もあるが失神するまで何度も逝き顔を晒したよ。悦びの極致に堕ちてな。自ら責めを要求してね」
 「卑劣な事を散々したのでしょう。何でそんな事を」
 「一つは副主席の俺への踏み絵だ。一つは俺の趣味だ。一つはフェミニストが許せないからだ」
 「それで玩具にしたの。わたしもやって」
 「断る」
 「何故」
 「その手には乗らない」
 「私を抱いてもリスクは無い筈よ。人質を取られて何も言えない立場よ」
 「危険だな。あんたは何を考えているか分からない」
 「あなた方は私をSEXなしで居られない女に追い込んだのよ。そのケアをする約束よ。私はいくら上手でもやくざは嫌。貴方がいいの」
 「その手には乗らない。俺にケアの義務も無い。ただのSEだ」
 「なんでよ。据え膳。男は食うべきでしょう」
 「据え膳食ったが最後ということもある」
 滝澤沙緒里はブラウスのボタンを外し始める。
 「帰る」
 葛城義和は踵を返す。
 「待ってよ。まだ聴きたい事が」
 「ならばブラウスのボタンを留めて俺から一メートル離れろ」
 「判った」
 滝澤沙緒里は後ろのソファーに下がる。
 「貴方の用心深さは分かったわ」
 「何を考えているか解らないがあんたはまだ理性を宿している。SEXのケアなど必要は無い。そういうものを欲しがる女の目ではない」
 「分かりました」
 「あと何が聴きたい」
 「一美と絵里が助かる方法は無いのですか」
 「命がか。それとも日本に帰れるとか」
 「とりあえずは命よ」
 「そっちなら可能性はある。日本に帰るのはあんたも分かっているだろ」
 「どういう状況ですか」
 「岡村一美はいつ切れるか。新井絵里はまだ生き延びて何とかしたいと考えているようだな」
 「どうすれば娼国は生き延びられるように考えてくれますか」
 「本人たち次第だよ」
 「そう」
 「市江廣子の様に完璧に協力者になれば別だが。かなり妥協して素直に身体を提供するしかない」
 「それも已むを得ません。どうせ散々陵辱されたのでしょうから今更です。貴方が説得してくれませんか」
 「副主席と相談しないとな」
 「相談してください。代償は私の躰をいくらでも貴方の自由に差し上げます」
 最早、滝澤沙緒里は自分の為に犠牲に成る仲間に堪えられないらしい。
 「俺が取り次いであんた自身が副主席と交渉する方が良いと思うよ」
 「お願いします」
 「判った。だが二人がある程度躰を提供してR国で落ち着いた立場に成ってからどうする」
 葛城義和は先の滝澤沙緒里の企みが気に成る。
 「それは。時勢が変わるのを待つしか」
 「成程。それが本音だな」
 「だって」
 「本音が解れば良い。時勢は変わるとは限らない」
 滝澤沙緒里は神妙に自分の躰を葛城義和に任せる姿勢である。
 「副主席と話し合って連絡するよ」
 葛城義和は最後まで用心深い。
 
 葛城義和は部屋に戻って真紀子とパソコンを使ったテレビ会議で会話する。
 「貴方の好きなように責めればいいのに」
 「その前にこれを利用するか無視するかです」
 「利用するわ。貴方は滝澤沙緒里とお付き合いしてよ」
 「お付き合いですか」
 「そうよ。Mの彼女の如く付き合えばいいのよ。彼女には何も出来ないわ。時勢が変わるのを待つしかというのは本音よ」
 「そんな事は起きません」
 「そうよ。北朝鮮が韓国に統一されるより可能性は無いわ」
 例え北朝鮮が暴走してアメリカにミサイルを撃っても北朝鮮の中枢は破壊されるがアメリカより先に中国が橋を渡って侵攻する。
 今の政権が抹消され中国かロシアの手で新たなる傀儡政権が樹立するだけである。
 「それ以上にあり得ません。これから娼国とR国を足した経済が世界の群を抜きます」
 葛城義和は自ら提案するサプライチェーンの効果に絶対の自信を持っている。
 「それなら滝澤沙緒里を恐れることはないでしょう」
 「そうとも言えません。あの女の目はまだ諦めていません。何か逃れる手立てを考えています」
 「そう。それなら尚のことお付き合いしてよ」
 「それはそうですね。判りました」
 葛城義和は真紀子の強い要求に取り敢えず応じた。
 「滝澤沙緒里は貴方を取り込もうとしているのよ」
 「そんな単純な女ではないでしょう」
 「半分本音は貴方と付き合いたいのじゃないかしら。岡村一美と新井絵里の妥協的一応の安泰を確保してそろそろ揺れているのよ」
 「そんな手で懐柔しようと考えたかもしれません。でもそれが無駄だと既に悟っています」
 「まあ。貴方が一人の女に溺れる事は絶対に無いわね」
 「左様でございます」
 「いいじゃない。警戒しつつ滝澤沙緒里の動きを見てみましょう」
 「具体的にどうします」
 「米軍の接待が終わったら滝澤沙緒里をこっちに呼んで内山莉緒元警部補と木村史乃警部補も交えて二人を説得させればいいよ」
 「それでは日本で要件定義書を進めながら滝澤沙緒里を見張りましょう。森高さんとも打ち合わせしなければなりません」
 「あの女はどうなの」
 「自分の安泰を先に考えているのではないですか。もう滝澤沙緒里に協力して過激な行動には出ないでしょう」
 「分かったわ。それではよろしく」
 
 葛城義和は再び滝澤沙緒里と連絡を取る。
 滝澤沙緒里はそちらに行きますと言って来た。葛城義和の日本の住居で娼国の進出した街。川越ミッドタウンである。
 姉ヶ崎からは高速を使って二時間以上掛かる。滝澤沙緒里は十一時を回って着いた。
 葛城義和は五時まで営業する最上階のラウンジに案内しようとする。だが滝澤沙緒里は機密な話だからと葛城義和の部屋で話す事を希望した。
 滝澤沙緒里の部屋に比べたら通常の3LDKである。
 ごみ屋敷などとまでは到底言わないがそれ成りには男の一人住まい。掃除が行き届いているとは言えない。
 娼国の仕事をしなければ年収二千万くらいである。それでも普通のSEよりは高い。
 だが滝澤沙緒里にはそれなりに落ち着ける場所であった。
 リビングの机にパソコンが五台。32型大型モニターを中心に液晶デスプレーが囲んでいる。手元の斜め右と左横にノートパソコンがある。
 横の応接ソファーにも正面に32型画面が置かれその横はキッチン機能以外使われてない対面キッチンでありカウンターは物置と化している。
 ガラスドアの冷蔵庫には麒麟のクラッシックラガーの大瓶が詰まっていた。
 カウンターの手前にはビールケースが二段積まれ空瓶が投げ込まれている。
 「ビールと日本酒しかないのだが」
 葛城義和は滝澤沙緒里の前にビールグラスを置く。
 「はい。御ビールで」
 滝澤沙緒里もビールを嫌いではない。
 葛城義和は栓を抜いたビールを大型のワインクーラーを床に置いてその中に入れる。温くならないこだわりである。
 つまみは乾き物だけしかない。とりあえず宅配ピザを注文する。
 「予定は電話で話した通りだ。後は何を訊きたい」
 「一美と絵里に会う前に莉緒と木村史乃警部補と話したいです」
 「いいだろうそのくらいは。完全に接触しなければ良いらしい」
 「そうなると娼国で」
 「T市でも出来るらしい」
 「そう。でもお金を渡すのは駄目ですね」
 「金は月十万以内なら俺を介して渡すなら良いらしい」
 「そこまで打ち合わせたのですか」
 「あんたが言い出しそうな事は。あんたが此処に着く間にメールで確認した」
 「そう。手回しがいいのね」
 「他には」
 「抱いて下さい」
 「何故そうしようとする」
 「そうしなければお付き合いになりません」
 「俺はあんなたが非難する人間だぞ」
 「でも。貴方がその様な人でなければタイプです」
 「あんたの様な女はその様な考えはしない」
 「そうね。正直に言います。貴方の近くに居れば貴方のやり方考え方が解り易いのです。でも貴方も私が何を考えているか解る筈ですね」
 「それで対策を考えるか」
 「私に時勢を変える対策など出来ません。ただ知りたいだけです」
 「元ジャーナリストとして成り行きを見極めたいか」
 「それもあります」
 「他にも」
 「私が娼国と関係ない人と付き合えばその人を巻き添えにします。やくざは幾らあっちが上手でも嫌です。貴方しか居ません」
 「自分に係わった被害者を増やしたくないということか。そして娼国が侵攻した日本の将来を見極めたい。多少は納得できるな」
 「そうです。私を悦ばせて下さい」
 「俺の嗜好も入るぞ」
 「拷問ですか」
 「そこまではしない。ビンタぐらいは受けてくれるか」
 「はい。どうぞ」
 滝澤沙緒里は立ち上がる。
 葛城義和は左手で滝澤沙緒里の右耳を押さえ右手を振り被って小作りな顔を叩く。
 「う」
 葛城義和はややよろめく滝澤沙緒里の肩を掴む。
 「あと二回だけ良いか」
 「はい。泣いてもいいですか」
 「いいだろう。一回泣いてしまえ」
 「・・」
 滝澤沙緒里は無言で頷く。
 葛城義和は狙いを定めて左頬を叩く。
 「うう」
 滝澤沙緒里の目から大粒の涙が零れる。
 もう一度叩く。
 「ううーー」
 涙はぽろぽろ流れる。
 これまでの滝澤沙緒里には絶対に許せない事である。娼国、R国での体験がかなり受け入れる状況を作った。
 それでも悔しさが僅かにまだ感情を刺激する。
 「脱がしてください」
 あくまで葛城義和の嗜好に合せる姿勢である。これまでの滝澤沙緒里からは男の手で脱がされるなど絶対にありえない。
 「露天風呂に湯を入れるまで待て」
 「露天風呂」
 マンションに露天風呂は意外である。
 「此処は最上階だ。階の段差が有ってそこがフリースペースになる。太陽光発電と檜風呂を造った」
 葛城義和は滝澤沙緒里をテラスに案内する。
 「内風呂は大きくないがこっちは飲みながらゆったり浸かれる」
 屋根が有ってライティングすると檜風呂が二つ浮かぶ。横にカウンターが設えてある。露天風呂で宴会が出来る造りに成っていた。
 湯が満タンに成る頃合で滝澤沙緒里を全裸にする。絹で純白の真新しい下着で準備してきていた。
 葛城義和はビールと宅配ピザをカウンターに運んで二重底の桶を浮かべてグラスを載せる。
 カウンターの横にもガラス張りの冷蔵庫と生ビールのサーバーがある。
 湯に浸かって躰を寄せる。
 滝澤沙緒里は完全に躰を預ける体勢である。
 乳房は巨乳ではないが体型の割には存在感があった。垂れているとまで行かないが相当に柔らかさを感じる。
 乳輪は小さく薄紅色である。
 股間に隙間はある。細く綺麗な太腿が艶かしさを漂わせる。
 お尻を持ち上げ股間を湯に浮かして女の部分を近寄せる。黒い塊は程よく手入れされていた。
 綺麗な縦筋を広げる。ドドメ色感はまったくない。ごく薄い小豆色の縁の裏側から内部は薄橙である。
 中心部分との左右の谷間だけ薄橙がやや濃くなる。美しい女の部分である。
 顔も体型も乳房も太腿も女の部分も申し分ない。絶品と言える。
 フェミニストで社会的ジャーナリストでなければ最高の女である。
 指を入れる。蚯蚓千条の天井部分を探った。
 娼婦の泣き所を強く責める。
 滝澤沙緒里は葛城義和の肩と首に抱き付いて責めを受け入れていた。
 それでも徐々に強くなる官能に躰を暴れさせる。
 「あはん。ああ。あはん。ああーーー。あはん。あはん。あはん。ああーーーーー。あはあーーー。ああーーーーーーーー」
 簡単に葛城義和の指に翻ろうされ潮を漏らしてしまう。躰は反射的にかつ強い刺激に暴れるが拒絶しないで責めを受け入れていた。
 責めが止んで荒い息遣いをしながら躰を葛城義和に寄せる。
 「ごめんなさい。汚してしまいました」
 状態が修まってから漏らして湯を汚したことを詫びた。
 「大丈夫だ。今のように素直に女の性を見せてくれればよい」
 葛城義和は満足である。だが油断はしない。
 露天風呂にもガラス張りのカバーが掛かった52型のテレビがある。HDMIでパソコンに接続していた。
 アダルト動画を掛ける。無修正である。
 「嫌よ。私を集中して責めて」
 アダルト動画を一緒に見ることは無理らしい。だが葛城義和に滝澤沙緒里の言い分は予期していなかった。
 むしろアダルトを嫌がるだけの反応を予期していたのである。そしてそれでも成り行きから嫌でも同調すると思っていた。
 そうなればさらに女の部分を責める。
 今度は蚯蚓千条の敏感な部分の反対側を責め始めた。
 「ああーーーー。あーーーーーーーーーーー。ああーーーーー。あーーーーーーーーーーーー」
 今度は尿道口から断続的な噴水が跳ね上がる。
 滝澤沙緒里の可愛い顔は究極に破裂していた。実に美しい逝き顔である。
 「ああん。あはん。はあ。はあ。はあ。っは」
 満足そうに躰を寄せて葛城義和にしがみ付く。
 葛城義和は毒を食らえば皿までと滝澤沙緒里の女体を抱きしめ唇を深く貪る。
 この女がフェミニストでなければずっと此処に飼っておきたい錯覚に陥っていた。
 もちろん理性が油断は禁物と制御している。
 真紀子が副主席でなければ素晴らしい女体である。市江廣子も良い。滝澤沙緒里の女体はそれ以上に良い。
 今は貪れるだけ貪る。
 露天風呂に専用の拷問椅子をセットした。躰が冷えないように半分湯に浸かって拷問する。
 もちろん叩いたり蝋を垂らしたりするつもりではない。
 ドリルバイブを持ち出す。
 「失神させるの」
 「うん」
 「失神させてどうするの」
 「剃毛しようかな」
 「このままやって」
 「心配か」
 「うーん。見ている方がいい」
 「判った」
 お尻と肩が湯に浸かり股間が浮き上がるようにセットする。
 湯に触れる状態で剃刀だけで剃ってゆく。
 葛城義和には今迄で最高の剃毛である。
 
 滝澤沙緒里にも葛城義和が提唱するサプライチェーンマネジメントの要件定義は一部頷ける。
 今の安田内閣のエコノミクスでは金持ちと中間層だけが潤い下層は置き去りになる。
 下層が娼国に繋がっても日本の経済が良くなることは頷ける。
 女性が娼国、R国の究極の風俗売春に駆り出される事はどんなに怒りを覚えても防げない。
 だがその大方が本人の意思である。そして大きな金を得て生涯の安泰が得られる。過去の日本の売春よりはましかもしれない。
 葛城義和は稼ぐ自由を抑制するべきではないと言う。
 女の尊厳を守れないことは何処までも悔しい。
 しかし今の状況はそれを主張出来るどころか不利な立場で闘うより安全にここを乗り切るしかない。
 だが自分が率先してそうなる事でこれ以上自分や娼国、R国を調査する者が出て犠牲者を増やさないことである。
 そして自分のために動いた仲間の一応の安泰を確認してこうなった以上せめて自分の資産を確保したい。
 市江廣子を見習うしかないと思う。
 
 米軍接待パーティの生贄は彼女らをさらに絶望と辛さに追い込んだ。
 その後の説得会見である。
 内山莉緒元警部補、木村史乃元警部補らも二人を何とか生かして刺青だけは避けてとにかく金を得させる方向に同調した。
 三名の結論はAVも已む無しである。
 
 慟哭の説得は内山莉緒元警部補と木村史乃元警部補らの刺青を見せることで解決した。
 内山莉緒元警部補の全身に施された刺青は完全に女の魅力を潰している。
 滝澤沙緒里は葛城義和とお付き合いして娼国系列の日本のバラエティ番組にもどしどし出演して稼いでいる姿を晒すと宣言した。
 娼国に密着した葛城義和と交際していると周りに解らせる事で滝澤沙緒里が完全に稼ぐ方に転んだと理解する。
 それは葛城義和の影響と断定されることになる。
 そして二人にもAVで稼ぐことで娼国、R国に目を向ける次の犠牲者を出さないことを促す。
 新井絵里は已むを得ない事態を理解している。岡村一美は悔しさに声なき慟哭を繰り返す。
 それでも内山莉緒元警部補と木村史乃元警部補に向かって頷き事態を無念の涙に飲み込む。
 そして何とか今の堪えられない苦しみからだけでも逃れるしかない。
 だが滝澤沙緒里が資産を得ることに傾いた本心は岡村一美は元より新井絵里も内山莉緒元警部補も木村史乃元警部補、さらに葛城義和さえ知らない。
 分かっているのは真紀子だけである。
 
 娼国のホテル最上階客室である。
 真紀子も葛城義和も全裸で脚を伸ばし手を付いて酒を酌み交わす。
 乱れに乱れた後である。畳は真紀子の潮に濡れている。
 真紀子の黒い塊は葛城義和の情液と唾液、自らの潮と女の液に塗れたままである。
 「ねえ。まだ滝澤沙緒里を警戒しているの」
 「あまり問題ないとは思いますが一応」
 「あの女。上手に周りをフォローしてそれなりの理解を得たけど。本音は稼ぐ方に転んだのよ」
 「当面は金を稼いで資産を溜め込む計画ですか。そして時勢が変わったらその金で動く」
 「ううん。市江廣子と同じよ。時勢が変わる事でも起こったら自分の資産の護りに入ると思う」
 「ならば何故。俺なんかと」
 「簡単よ。あそこで仲間を納得させるべく説明した事と貴方から稼ぎ方を掴みたいのよ」
 「それであそこまで自分を変えて俺に同調するのですか」
 「違う。内山莉緒元警部補も木村史乃元警部補も何処までも主張は変わらない。滝澤沙緒里は違う。何れ転ぶと私は思っていた」
 真紀子はそこまで読んで滝澤沙緒里だけ日本に帰して金と高級マンションと邸宅を持たせたのである。
 そしてそれは娼国、R国に渡れば女が財を成せる。その実例にしたのである。真紀子には大きな成果と言える。
 「そうですか」
 葛城義和は納得した訳ではない。真紀子に同調しただけである。
 そして真紀子の躰をもう一度求める。真紀子も嫌ではない。
 
 新井絵里のAV製作から始められた。葛城義和の姿を出さないようにこれまでの録画を編集する。そこに導入部分のインタビューを入れた。
 完全に本人らが納得してやっているように作る。最後に感想のインタビューとして緊縛師との対話が入っていた。
 完全に合意の出演と見える。
 
 新井絵里の一作目は編集とインタビュー、対話で済まされたが岡村一美の動画は一部編集で再撮影となった。
 導入部分のインタビューがなかなかうまく行かずNGを繰り返したのである。
 だが繰り返すことでエッチな岡村一美に成り得ない分うぶに恥ずかしがる姿がとことんそそらせるオープニングになった。
 恥ずかしさから徐々に羞恥を?き出しに責め性的凶器の拷問まで一気にたどり着く。恐ろしいAVである。
 岡村一美の性器を割って見せる。ストリップのパチンコショーの訓練から始まった。
 昔懐かしいストリップ劇場の出臍ステージのシーンからである。
 現在は日本でストリップ劇場は僅かにしか存在しない。昭和の終盤ぐらいまで神奈川県だけで十六軒存在した。
 R国では風俗街の待合室のショーとして復活している。
 日系人しか来ないところで日本人の出稼ぎAV嬢が出演する。
 岡村一美の撮影は新人ストリッパーが震えながら客の前で性器を公開する場面の収録である。
 ベテランになれば開き直った表情で淡々と作業の如く性器を公開する。当初特出しと言ったり、オープンステージ、パチンコなどとも呼ばれた。
 女の部分のびらびらを開いた姿がパチンコのチュウリップに見立てられるからである。
 それがめったに見られない若い新人の場合ベテランが一人付いておどおどというだけではない。躰が完全に震えているのが感じ取れる。
 若くて綺麗な性器なので二重の悦びであった。場内は割れんばかりの拍手で沸きに沸く。
 岡村一美も芝居ではない。エキストラと雖もたくさんの男性に囲まれ至近距離で恥ずかしさの極致の性器公開である。
 まさに新人ストリッパーのデビュー場面そのままと言える。
 最近はAV嬢が主流なのでそんなシーンが見られることはない。AVなどと言う言葉がなく日活ロマンポルノが全盛期だった時代の日本である。
 葛城義和の若い時代の記憶から制作された。
 女の部分の広げ方も入念に指導される。男性ではなくベテランのストリッパーからである。もちろん現在は引退している存在である。
 拷問で広げられたとき以上に恥ずかしい。
 ローズ色とグレーの中間ぐらいの色で閉じ合わせた粘膜を震える指で開く。開くと中はピンクとグレーの中間ぐらいの色である。
 濡れていない。その分生々しさが今一だがこれはこれでよい。
 岡村一美は位置を移動しながら真紅の表情を背ける。熱病に侵されたように震える躰と手で女の部分を広げ続けた。
 恥ずかしさに堪え続ける岡村一美の表情はとことん男らをそそらせる。
 次は緊縛師が岡村一美の躰を後ろから押さえてもう一人が膣口を徐々に開く。
 指で両方から開いたピンクグレーの粘膜の中心部分に小さな尿道の亀裂が見える。その下に粘膜が重なり合って盛り上がった膣口がやや開く。
 中でさらに粘膜が閉じ合わせて見える。
 実に美しく艶かしい女の部分である。
 それをさらに緊縛師二人の指がアナル方向に引っ張り膣口をぱっくり開けてしまう。
 天井部が蚯蚓千条の手前まで割れ膣壁の天上部とスポットライトが入らない膣内の境目が逆への字を描く。
 天上部の粘膜の僅かな出っ張りが生々しさをそそらせる。
 この状態では奥は暗くて見えない。
 昔のストリップにアヒルというショーがあった。
 白黒ショーの男優や白白ショーのタチ役が手で膣の奥まで広げてみせる。
 だが年増のストリッパーだったりやや若くても訓練されつくした崩れたベテランであったりする。いまいち満足とは言えなかった。
 岡村一美の膣がアヒルショーとまでは行かないが大きく開いて蚯蚓千条の天井部分の半分くらいがスポットライトに照らされる。
 粒粒状の粘膜が露になった。
 岡村一美は恥ずかしさにうわずった表情で堪え続ける。美しい薄紅色の表情である。
 「どうだ恥ずかしいか」
 緊縛師が定番の如く詰る。
 「死ぬほど恥ずかしいに決まっているでしょう」
 堪えられず滲み出る発言が新人AV女優の諦めきっていない辛さを漂わせた。だが逆にこれが合意の撮影であることを物語っていることにもなる。
 緊縛師は葛城義和の演出の通り岡村一美の性格を考慮して予定通りの発言を引き出したのである。
 緊縛師の指はいまスポットライトに公開した蚯蚓千条の天井部奥に進入する。一番敏感な部分に指先を当てた。
 もう一人の緊縛師は岡村一美のびらびらだけを広げている。膣から尿道の亀裂に焦点が移った。
 緊縛師は激しい勢いでは責めない。
 二本の指は蚯蚓千条の一番敏感な泣き所をゆっくり執拗に責める。
 時間は掛かるが岡村一美はこの官能から逃れられない。何度も葛城義和にこの責めをやられた。
 「あはあー。ああーーーー。あはあーーーーー。ああ。ああ。ああーー」
 小刻みな指の動きに尿道口から断続的にちょろちょろ噴出す。
 映像には尿道口から出る部分が拡大されくっきり表現された。
 同じ潮吹きでも恥ずかしさは数倍である。目を閉じた真紅の表情で躰全体を荒い息遣いに揺らし堪え続ける。
 終わっても恥ずかしさに堪える表情が画面に焼き付く。
 逆の見方をすれば気丈な女の顔が可愛い女の顔に成っているとも言える。
 岡村一美はここまで屈辱の涙で堪えても次の拷問が待っている。あくまで撮影。ギャラも提示されている。そして打ち合わせした内容で行われる。
 それでも岡村一美には辛い事の極みである。
 次はいよいよ拷問椅子に固定された。
 浣腸器が準備される。
 岡村一美は打ち合わせた内容と雖ももとより言い諾々で承諾させられた。辛いことは計り知れない。
 これから排泄が公開され動画となって配給される。スカトロ系AV女優まで堕ちたのである。
 躰は入念に拷問椅子に縛られる。
 尿道カテーテルも準備されていた。
 腸カテーテルを使って浣腸液が注入される。注入時間が長いので緊縛師がそのあいだ岡村一美の性器を弄る。
 女の部分のびらびらを割って尿道の小さな亀裂を露出させた。細めの尿道カテーテルを挿入する。
 「ああーーーーーーーーーーーー。はあーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いたいーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴だが膀胱に収まって尿が流れ出す。
 カテーテルはクリップで管を締められる。尿が途中まで管に入った状態で止まった。
 浣腸液は徐々に腹を苦しめてくる。
 岡村一美は完全に排泄を支配された状況の羞恥に意識が宙を舞う。
 滝澤沙緒里も仲間に協力した娼国の久保田奈緒子元巡査部長も堪えてきた。自分も僅かな将来の活路を見出すため仕方ないと言い聞かせる。
 今は生命の危険と限りない拷問から逃れていざという時に動けるお金を得るためと考えるしかない。
 そして世間に自分の羞恥がばら撒かれることでこれ以上犠牲者を出さないことである。仕方ないことだと堪え続ける。
 拷問と違って撮影ならば安全は守られると信じるしかない。
 「ああーーー。はあーーーーーーーーーん。ああーーー。はああーーーーん」
 岡村一美の腹の痛みはは架橋に達してくる。
 表情は恥ずかしさに崩れ痛みに引きつり苦しさを訴えた。
 早く抜いて欲しい。排泄は逃れられない。最早、逃れられない羞恥なら早く楽にして欲しいと思う。
 しかしここは岡村一美の苦しむ表情をたくさん表現する場面である。
 緊縛師はこの状態で膣の中を弄くる。
 「ああーーー。やめてーーーーーーーーー。だめですーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーー」
 さらに手の空いた緊縛師が糸で連環した洗濯ばさみを乳房から順に鋏付けて行く。
 「あはああーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーー」
 岡村一美は痛みと苦しさに号泣である。
 洗濯ばさみが左右の乳房から左右とも太腿までほぼ等間隔に繋がった。丁度そのとき腸カテーテルが抜かれアナル栓を挿入である。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 岡村一美の悲鳴が響きアナル栓は挿入された。
 次はドリルバイブが持ち出される。
 「ああーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーー」
 元より打ち合わせた抵抗だが岡村一美にはそれどころではない。マジ悲鳴であり真から訴える状況である。
 それでも容赦なく打ち合わせ通りドリルバイブが挿入される。尿道にはカテーテルが入ったままである。
 腸にグリセリンが入ったままアナルにはごつい栓が捻じ込まれている。
 乳房から太腿まで柔肌を洗濯ばさみが鋏んでいた。
 精神が崩壊しそうな状態でドリルバイブに責められる。
 長いアームの先端に擬似男根が付けられていた。先端近くを一人の緊縛師が持って挿入してしまう。
 「あーはんはんはん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 岡村一美は堪らない悲鳴を上げた。
 予定通りドリルバイブは回る。
 「があーーーーーーーーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 岡村一美は狂った形相で悲鳴を上げ続けた。
 緊縛師二人は左右から洗濯ばさみを繋いだ凧糸を引っ張る体制で構えている。
 一人は拷問椅子の横にしゃがみこんでアナル栓に手を掛けていた。さらに一人が拷問椅子の反対側に片膝を付いて尿道カテーテルを摘んでいる。
 一斉に責める体勢である。
 岡村一美の躰は強烈な官能に藻掻き続けた。強烈に崩れた形相が追い詰められた官能の強さを画面に焼き付ける。
 これまでの痒み責めなどの繰り返しで痛みから官能に逃れる習性が既に出来ている。
 いま岡村一美は三つの責めに追い詰められていた。ドリルバイブの責めは効果最大である。
 「ぐがあああーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうあああーーーーーーーーーーーーー」
 首を右に左に藻掻き引きつり縛られた全身に力が篭り太腿の筋肉を怒張させ拷問椅子の上で暴れ続ける。
 壮絶な女の逝き顔で強烈な性の極致を晒し続けた。
 若い男が見れば自ら慰めなくとも果ててしまいそうな刺激である。
 岡村一美の官能が頂点に達する手前で一斉に責める。
 尿道カテーテルはクリップの押さえが外されアナル栓は一気に抜かれ左右から洗濯ばさみを連関した糸が引っ張られた。
 「あがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 茶色い水が噴出し洗濯ばさみは空中に飛ぶ。小刻みの便が飛び出す。そして直ぐあとカテーテルが抜かれ尿が飛び散った。
 「ぐわああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがあーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴がいつまでも轟き続ける。
 壮絶に暴れ続けた。空前絶後の状態が続く。
 さらに電マが加勢され強烈な藻掻きに撥ね退けられたドリルバイブが再び挿入される。
 「あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーがあーーーーーーーーーー」
 これが最後の叫びであった。岡村一美の躰は拷問椅子に沈む。
 白目を?いた躯状態の岡村一美を緊縛師らが弄くるが反応はない。
 そのあと回復した岡村一美に男優らが二穴挿入を繰り返し強烈な逝き顔を晒し続けて終了する。
 動画の最後に岡村一美は監督インタビューの形式で自分がAV女優となったいきさつを語った。
 やくざ紛いの闇金から借りて利息が膨れ上がってしまう。その借金を法定金利内の金融会社で借り替える手口に引っかかった。
 それを解決すべく相談に乗ったメンバーが殺されてしまう。
 法定金利内の金融会社から破産宣告をしても返済するという特約付きで借りてしまった。
 この借金は闇金の借金と違って消えない。
 闇金とこの金融会社の共犯関係が実証されない限り正当な貸付である。
 一千万の借金を解決すべく岡村一美はR国に渡った。
 総て脚本に示されたまま語ったに過ぎない。
 
 新井絵里の二作目は「女」とタイトルが付けられた。
 女性と言わず女と表現する時、性別を表すより男性からの性的欲望を満足させる存在を強く表す。
 拷問より新井絵里の痴態を限りなく発掘するべく製作された。
 女の性をとことん表現する嗜好である。
 
 日本では岡村一美と新井絵里を逃亡と決めた警視庁の捜査。これに疑問を投げ続けた出水真衣巡査部長が長期休暇を取った。
 警察庁はこれをキャッチして娼国に報告する。
 元より娼国の工作員も警戒していた。
 工作員らはその知人関係を見張り続ける。
 出水真衣巡査部長は新日本空輸の直行便でR国国際空港に降りた。
 そのまま水中翼船で娼国に向かう。
 高層ビル内のワンフロアに造られたビジネスホテルにチェックインする。
 娼国の中心にある大きなホテルは取らなかった。
 存在を隠したつもりだが最初から総て見張られている。
 だが娼国側も直ぐに逮捕はしない。
 スパイ行動に出るまで待つ。
 出水真衣巡査部長も市江廣子と同じ疑問を持った。奥の島の存在である。航空地図を見て建物の存在は確認出来る。
 いくら調べても何処にも入り口がない。高い崖に囲まれているイメージである。こっちの島からの接点もない。
 北側の島の南端近くに行くとフェンスで閉ざされている。
 近くに一棟だけ四階建ての建物がある。日本の賃貸マンション的な造りである。エントランスなどはない。
 階段もEVも自由に入れる。
 普通の人ならみだりに入らないが出水真衣巡査部長は元より聞き込みなどする警察官である。構わず乗り込む。
 此処は娼国のホテルでサービスする風俗嬢の寮である。
 当初真紀子もこの寮の四階に住んでいた。
 前主席仁川に認められ取り立てられて副主席まで出世するまでである。
 仁川は真紀子に現主席安形を頼むと言い残して他界した。
 出水真衣巡査部長は最上階の角部屋から訪問する。
 だが五時を回って風俗嬢の寮である。何処も仕事に出てしまっている。
 二階まで下がって一軒応答があった。
 「なんですか」
 休日のSM嬢である。
 「日本から来ました警視庁の出水と申します」
 出水真衣巡査部長はまったく警戒していない。自分の捜査に確信を持っている。
 「それが何ですか」
 「少し人を探しています。あと此処の事をお伺いしたいのですが」
 既に先回りして指令が出ている。真紀子が日本のやくざを通して指令を出したのである。
 日本のやくざは日本では暴力団新法で自由が利かない。幹部は娼国、R国に逃れている。
 「どうぞ」
 女は出水真衣巡査部長を部屋に招きいれた。
 出水真衣巡査部長に寮として備え付けのソファーを促し自分は化粧台の前の四角い椅子に座る。
 まず岡村一美と新井絵里の確認をする。
 「ひょっとして日本からAVで出稼ぎに来た二人かな」
 「いま何処に」
 「解らない。R国に戻ったのじゃないかな。南の島でSMの撮影とか言っていた。生活費稼ぎとか言って一日だけお座敷に出たのよ」
 出水真衣巡査部長は写真を見せる。
 「その二人よ」
 「南の島で撮影ってどうやってあの島に入るのですか」
 「その二人から聞いたには潜水艦で海底からしか入れないらしい」
 「そうですか」
 「二人の居場所知っている人呼びましょうか」
 「お願いします」
 呼ばれて来たのは墨田会系大船一家の稲垣七郎以下四名である。
 「出水巡査部長久しぶりやな」
 「あんたは大船一家の」
 「稲垣です」
 宇佐美伝吉舎弟頭補佐と右田吾一舎弟頭が拳銃を構えている。
 「南の島に関心がお有りなようで。ご案内いたしましょう」
 風俗嬢を護るように大谷彰浩若頭補佐と三田園弥一舎弟頭補佐が回り込んで立つ。
 出水真衣巡査部長はホテルの地下から下で仁川邸と繋がった桟橋に連れられ小型潜航艇で南の島に案内される。
 小型潜航艇は窓がある。綺麗な海中を眺めながら洞窟に侵入する。洞窟の行き止まりでそのまま上昇して南の島の地下にある桟橋に浮上した。
 最初はこの島で生まれた女性の生活空間を案内する。
 授業が行われる教室。食堂。宿舎。僅かな運動場。
 「この島に少女達が五百人くらい住んでいます。それにしては静かなものでしょう」
 「そうね」
 稲垣七郎が先頭を歩いて説明する。宇佐美伝吉舎弟頭補佐と右田吾一舎弟頭が拳銃を持って出水真衣巡査部長の直ぐ後ろを行く。
 大谷彰浩若頭補佐と三田園矢一舎弟頭補佐はその後ろである。
 「みんな教育が行き届いています。十八に成ると島を出て行きます。完全な風俗嬢として」
 「この島は風俗嬢の養成所なの」
 「そうです。ゼロ歳から養成しています」
 「日本への出稼ぎだけではないのね」
 「どちらかと言いますと日本の手前までの出稼ぎが多いです」
 「船内売春ね」
 「そうです。船が出港すれば娼国の法律下です。彼女らは日本に入国はしません」
 「生まれながらに売春婦なのね」
 「そうです。仕上げの訓練風景をご覧にいれます」
 「ところで岡村一美さんと新井絵里さんは何処に」
 「お二人はAVの撮影が一通り終わってD市に家を買いました。日本の警察に嫌疑を掛けられてこちらでお暮らしになるようです」
 「私はその嫌疑には批判的です」
 そのまま四号棟の奥に進む。
 そこではSEXというより男性の扱い方の訓練が行われている。
 「あれは模型ですが、本物のち○○と同じ匂いがして、体温と同じです。さらに上手に舐めれば射精まで行います」
 「本物の男性は与えないの」
 「警備員に交代でやらせますが一日の量が限られていますので」
 「実際にSEXはしないの」
 「そんなにご興味がありますか」
 「ええ」
 「実際に緊縛師が講師に来てSEXの訓練で処女を一旦失います。そのあと再生して最初の仕事に出します」
 「此処は恐ろしい国ね」
 「私共には極楽でございます」
 「日本でもあなた方が一部そういう社会を作っているのね」
 「とんでも御座いません。私共は陰で治安と経済に貢献しております。それが隅に追いやられて」
 「私をどうするの」
 「娼国副主席のご依頼で歓迎のおもてなしをしてから米軍の接待に提供いたします」
 「最初から私を見張っていたの」
 「左様で」
 「私を姦すの」
 「そんな愚は致しません。その前に婦警殿がお探しの二人のAVをご覧いただきます。編集前の特別バージョンで」
 出水真衣巡査部長は岡村一美の録画に驚愕した。これがAVとは。これから自分は現実に同じ仕打ちを受けることになるのか不安に沈む。
 
 真紀子は滝澤沙緒里に出水真衣巡査部長の面通しをする。
 「知りません。莉緒か木村史乃警部補なら判るかもしれません」
 「そう。二人に見せていいの」
 「見せない方が良いと思います」
 「誰が来ても知らない方が静かに成るわね」
 「はい」
 「あなたも都合が良いのでしょう」
 「はい」
 滝澤沙緒里は真紀子にきっぱり返事をしてしまう。
 「D市はまだまだ開発するわ。投資には向いているわよ。ホテル経営とか」
 「そこまでのお金を作るには」
 「大丈夫。私が最初九割融資する。利潤が上がったら返済して貰えばいいのよ」
 「お願いします」
 滝澤沙緒里に真紀子の意志は分かっている。
 「だったら直ぐやりましょう。大方一年で全部貴方の物よ」
 ホテル経営は付属の売春風俗の利潤を伴う。
 
 出水真衣巡査部長は一晩鉄格子に留置された。
 警備員が食事を運んで来る。
 内容は悪くない。日本の刑務所の食事とは比べ物にも成らない。
 警備員はアルコールを勧める。とりあえず貰うことにした。
 警備員は生ビールの樽をセットしたサーバーを台車に載せて搬入する。
 出水真衣巡査部長は樽を全部飲み干した。余裕のつもりである。
 翌日何が有るか分からない。だが此処から永久に出られないとはまだ思っていなかった。
 アクションドラマの様な生還が出来ると信じている。
 やくざなどたいした格闘能力はない。必ずチャンスはあると思っている。
 食事が終わってバスを使って床に付こうとする頃に真紀子が鄭とその部下三名を伴って入って来た。
 「貴方に真実を見せてあげる」
 真紀子は完成したAVを見せる。目的は最後の部分である。
 鑑賞しても出水真衣巡査部長がその通り受け取るはずはない。
 そこに滝澤沙緒里が登場する。
 「滝澤さんこの人解ります」
 真紀子は同じ質問をする。もちろん打ち合わせをしている。
 「知りません」
 「ええー。滝澤沙緒里さん」
 滝澤沙緒里は知らないが出水真衣巡査部長には解る。
 「はい。あんたは」
 「日本から来ました警視庁の出水と申します」
 「日本の警察」
 滝澤沙緒里は態と露骨に嫌な顔をする。
 「貴方は娼国とどんな関係なのですか」
 警察と聴いていやな顔をするのは日本人一般の常である。
 「副主席に此処での投資を手伝って頂いています」
 「副主席」
 「こちらが娼国副主席北嶋真紀子さんです」
 「国家が日本のやくざと」
 「警察もやくざも政治家も紙一重ね」
 真紀子は嘲るように躱す。
 「それでも経済成長した国家がやくざと繋がるとは」
 「日本の警察が指定暴力団と決めているだけですよ。私どもは一企業という認識です」
 「私をどうするのですか」
 「まあ。スパイとして扱われて彼らの玩具ね。そのあと駐留米軍幹部の接待玩具よ」
 真希子はさらりと言ってのける。
 「滝澤さん。貴方はジャーナリストではなかったのですか」
 「一度AV女優に成って今はバラエティタレントです」
 「そういう事なの」
 出水真衣巡査部長は落胆の表情ながらその通り受け止めた。
 「それじゃ岡村一美さんと新井絵里さんもこの国に来てAVで稼いだというのは本当なのね」
 「そうです。日本で殺人の重用参考人にされてしまったでしょう」
 「岡村一美さんと新井絵里さんはいま何処にいるのですか」
 「さあ。私はそこまでは。大船一家の人達に聞いた方が早いと思います」
 滝澤沙緒里は強硬に出てきた出水真衣巡査部長にまで仲間意識はない。何の配慮もしない。
 「本当に岡村一美さんと新井絵里さんの仲間は闇金の借金の為に殺されたのですか」
 「私はそこまで知りません。それも大船一家に聞いた方が」
 「何故。元は貴方の仲間でしょう」
 「昔の話です。私が認識しているのは此処に来て借金を清算して疑いを掛けられた日本の警察から逃れて安泰を得るだけです」
 「貴方がAV出演を勧めたの」
 「大船一家が斡旋したのです。私はその状況からその先のやむを得ない身の振り方をアドバイスしただけです」
 「連続殺人は大船一家の仕業なの」
 「大船一家は日本脱出を手伝っただけと言っています」
 「貴方は何故ジャーナリストからAVに移ったのですか」
 「お金よ。増やすにも元手が必要です」
 「もういいでしょう」
 真紀子は滝澤沙緒里を連れて引き上げた。代わって大船一家が入って来る。
 「明日からたっぷり可愛がってやる。今日は酒でも飲んで躰を洗っておけ」
 台車に載せたワインと乾き物を搬入する。
 滝澤沙緒里はその日は葛城義和の滞在するホテルに引き上げた。
 
 出水真衣巡査部長はワインには手を付けず横になったまま疲れから眠ってしまう。
 翌朝警備員が朝食を運んで来て目を覚ます。
 稲垣七郎らは十時を回って入って来た。
 拷問椅子と磔柱を搬入する。
 出水真衣巡査部長は抵抗の構えである。
 だが稲垣七郎は鉄格子の外で銃を構えている。実弾ではない。行動麻痺銃である。
 あくまで米軍に提供する玩具として温存する構えでいた。
 「抵抗するな」
 それでも暴れる。やくざ四人が脚と手をそれぞれ押さえる。それでも暴れ藻掻く。
 強引に拷問椅子に固定する。革の拘束具では不十分なので手首、脚首それぞれ縄で拷問椅子に縛った。
 腹も拷問椅子のシートベルトで固定する。
 「ちくしょう。どうするんだよ」
 「まあ。いい声で鳴いてもらいましょう」
 「・・・・・・・」
 「どうです。婦警さんがやくざに玩具にされる。溜飲が下がりますな」
 「・・・・・・」
 出水真衣巡査部長は悔しさにただ睨み返す。
 「でも婦警さんがこの国に入った事は日本の警察が知らせて来たのですよ」
 稲垣七郎は揶揄うようにやんわり告げた。
 「教えてよ。真実を。どうせ殺すのでしょう」
 「いいですよ。その前に全裸に?かせて頂きます」
 全員にたにたしている。
 まだ出水真衣巡査部長は身体検査を受けてない。警備員が省略したらしい。
 此処では本来ならバスロープと下着だけである。
 出水真衣巡査部長はスーツ姿のまま拷問椅子に磔にされていた。
 大谷彰浩若頭補佐は裁ち鋏を取り出す。
 「止めて。服を切らないで」
 「どうせ押収ですよ。此処ではバスロープと下着しか許されません」
 「やめてーーー」
 出水真衣巡査部長は遂に叫びだす。
 「それとも暴れないお約束で脱ぎますか。ご自身で。お洋服は下着ごと私がお預かり致します」
 出水真衣巡査部長は稲垣七郎を正面から睨んだまま暫く考えた。
 「判りました。脱ぎます。お預かり下さい」
 「大丈夫ですか」
 大谷彰浩若頭補佐が稲垣七郎に確認する。
 「暴れたら死体にして全裸にするだけだ」
 さすがに出水真衣巡査部長は震えてしまう。
 「暴れません」
 声は震えている。
 逆に大谷彰浩若頭補佐は安心した。そしてゆっくり四人がかりで戒めを解く。
 「さあ。お約束通り脱いで貰いましょう。立ってこちらを向いて」
 出水真衣巡査部長は怒りに震えている。
 それでも仕方なく立ち上がった。動作は緩慢である。
 「その清楚なグレーのスーツを脱いで頂ける。派手な姿のヌードショーより感動が大きいですよ」
 「下衆」
 「何とでも言って下さい。辱める気持ちが増加するだけです」
 「・・・・・・・・」
 出水真衣巡査部長は唇を噛む。
 「さあ。早く。脱がなければ切り刻むしかありません」
 仕方なくジャケットを脱ぐ。
 純白のブラウスの下に下着の線が僅かに透ける。
 その脱いだジャケットを大谷彰浩若頭補佐が受け取り警備員に運ばせた厚い皮の鞄に納める。
 「いいですねえ。飾らない素材だけの女の姿です」
 稲垣七郎は言葉を極めて出水真衣巡査部長を詰る。
 「さあ。スカートも」
 膝が出る丈のオーソドックスなグレーのスカートである。横のファスナーを下げる。膝まで下ろして片脚を抜く。
 ブラウスの前割れの下からサニタンブラウンのストッキングの下に僅かな下着の先端が覗く。
 出水真衣巡査部長は俯いて唇を噛んだ表情でブラウスのボタンを外した。
 標準サイズの乳房を包んだ純白のブラが姿を現す。
 ストッキングの下のショーツも全容を現した。
 脱いだ衣類は大谷彰浩若頭補佐が無造作に鞄に入れている。
 それを右田吾一舎弟頭が取り出してたたむ。
 「一応たたんでおきましょうよ」
 もちろん素見す目的である。
 出水真衣巡査部長の全身を恥ずかしさと嫌悪が襲う。
 「さあ。その純白のブラを外してバストトップを正面から公開して下さい」
 出水真衣巡査部長は恥ずかしさと悔しさに睨み返す事すら出来ない。
 俯いて震える手でブラのフロントフォックを外す。
 出水真衣巡査部長は無意識にブラを手で押さえた。
 「さあ。自信を持って出してください」
 「・・・・・・・・・」
 出水真衣巡査部長は自信など有る訳無いでしょうと言いたい。
 それでも諦めてブラを胸から下ろす。
 やや弾力の足りない乳房が真ん丸く上下左右均等に膨らんでいる。その均等さがやや形に違和感を感じさせた。だがそれなりに艶かしい。
 外したブラを大谷彰浩若頭補佐がランドリー袋に入れてゆく。
 「さあ。そのパンストを」
 稲垣七郎が催促する。
 出水真衣巡査部長は一気にショーツと一緒に脱ぐ。
 「おやおや。生パンティを見せて下さいよ」
 仕方なくストッキングごと腰に戻した。指先でストッキングだけを掴んで下ろす。
 「何で。・・・・」
 出水真衣巡査部長は僅かに大粒の涙を溜める。
 それでもストッキングを片脚ずつ抜き取った。
 それを大谷彰浩若頭補佐が鞄に突っ込み鍵を掛ける。
 「それでは最後の物を大谷に取らせて下さい」
 稲垣七郎は淡々と言う。
 「ええーー」
 出水真衣巡査部長は驚愕の表情である。
 大谷彰浩若頭補佐がショーツに手を掛けて引き下ろす。
 手に取って裏返した。
 さすがに染みは防げない。
 出水真衣巡査部長は遂に涙を流す。気丈なだけに痛みよりこの事が堪えられない。
 ショーツを裏向けて股間に当たる部分を周りにも公開する。
 「やめてーーー」
 出水真衣巡査部長はヒステリックな声に成ってしまう。
 「洗濯しておきますよ。もちろん私ではなく女性がやります。下着は後でお返しします。スーツも鍵の掛かったケースに入れてお返しします」
 出水真衣巡査部長は唇を噛んでいる。でも手元に有る事にやや安心した。
 組員らは再び出水真衣巡査部長を拷問椅子に磔にする。
 今度はスカートが無いので完全に股間は広がって女の部分は丸出しになる。
 出水真衣巡査部長には堪えられない羞恥である。
 大谷彰浩若頭補佐と右田吾一舎弟頭が丸出しのびらびらを割って広げる。
 「いやあーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は躰を震わせ叫ぶ。
 「いやよーーーーー。なんでそんなことするのーーーーーーーー」
 喚き散らす。
 「ふふ」
 稲垣七郎は含み哂いだけである。
 「そんなとこみてどうするのーーーーーーーーーーーーーー」
 「この部分は女の一番美しい部分だ。R国のストリップでも公開している」
 稲垣七郎は鉄格子の中に入って来る。
 大谷彰浩若頭補佐が広げた女の部分に指を二本差し込む。
 「ああーーーーーーーーー」
 膣の天井部分を弄る。
 敏感な部分を探って抉り出す。
 「あーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーー。あーーーーーーーー。だめーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は全身を藻掻いて叫ぶ。
 一挙に尿道の小さな亀裂から潮が噴き上げてしまう。ピュピュと断続的に飛び散る。
 「いやあーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー。いや。あーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は不本意な強制アクメから逃れんと藻掻き喚き暴れ続けた。
 稲垣七郎はしつこく徹底的に搾り出す。
 「はあ。はあ。はあ。はあ」
 出水真衣巡査部長は荒い息遣いを続ける。拷問椅子の前の床はびしょ濡れである。
 「婦警さんたっぷり潮を噴いて頂きましたね」
 稲垣七郎はほくそ笑んで揶揄う。
 「・・・・・・・」
 出水真衣巡査部長は震えながら悔しさに唇を噛む。
 「まだまだ。痛みの前に女をとことん晒して頂きましょう」
 出水真衣巡査部長の女性としての体質からは到底受け入れられない。痛みより辛い仕打ちである。
 「何をするのよ」
 出水真衣巡査部長の声は震えている。何をされるかまったく想像が付かない。女性の視野にしかない表の社会しか見てこなかった女である。
 捜査官と雖も女体を責めるAVまでは見ていない。
 組員らは電マを持ち出す。
 「気持ち良く成ってお漏らしして頂きましょう」
 稲垣七郎の言葉に大谷彰浩若頭補佐は電マの坊主頭を振動させながら撫でている。
 「そんなもので漏らすわけないでしょう」
 「ふっふっふっふ」
 やくざらは皆で笑っている。
 「・・・・・・・・」
 出水真衣巡査部長は全裸の惨めさと責めの恐怖に震えた。
 右田吾一舎弟頭の持つ電マがクリトリスを柔らかく直撃する。
 「あはーーー」
 出水真衣巡査部長は刹那に叫び声を上げてしまう。
 宇佐美伝吉舎弟頭補佐と大谷彰浩若頭補佐が左右から股間付近から内腿を刺激して行く。
 三田園矢一舎弟頭補佐だけ後ろから両手で乳房を弄くる。
 稲垣七郎は正面に立って見据えていた。
 「ああーーーーーーーーー。いやあーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーー。あはあーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長の躰は激震して軋み続ける。
 大口を開け叫び顔は縦斜めに歪む。
 「ああーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーー」
 初めて受ける強烈な責めである。それでも数分は頑張った。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーだめーーーーーーーーー」
 右田吾一舎弟頭は柔らかくかつ巧みに電マを操り女の敏感な部分をスライドさせる。
 「あはああーーーーーーーーーーーー。ああーーだめーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 遂に電マの下から潮がだらだらと流れ出た。さらに勢い良く弧を描いてホースから出るように噴き上げる。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはん。あはん。あはん」
 出水真衣巡査部長は膣を痙攣させながら逃れようと藻掻く。
 「遂に漏らしましたね。良く頑張りましたよ。直ぐ漏らしてしまう方も多いのですが」
 稲垣七郎は詰り続ける。
 その言葉は出水真衣巡査部長の気丈な精神をとことん追い詰めた。
 「御前らもう一頑張りだ。まだ出るぞ」
 警備員がペットボトルの水を搬入する。脱水症状に備えてである。
 「もう少し出して愉しませて下さい。そうしたら水分補給させてあげますよ」
 稲垣七郎の駆け引きは出水真衣巡査部長を諦めに追い詰める。
 出水真衣巡査部長は恥ずかしさと悔しさと逃れようのない強制アクメに殆ど思考能力を失っていた。
 「もうやめてーーーーーーーー」
 それでも責めは止まない。
 既に出水真衣巡査部長の精神は崩壊している。
 「ああーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーー」
 責められるままさらに潮を噴き上げてしまう。
 「はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 ぐったりを躰は拷問椅子に沈んで荒い息遣いが続く。
 「さあ。少し水分補給をしましょう」
 出水真衣巡査部長は稲垣七郎が差し出すベットボトルに動物の様に素直に口を付けて飲む。
 「もうお○○この中はびしょ濡れです。床もびしょ濡れですが」
 そう言いながら膣に指を突っ込み、中から白く濁った男の情液にも似た濡れを掻き出す。
 「いやあーーーーーーーーーーー。いや」
 堪らない恥ずかしさに出水真衣巡査部長は泣き声である。
 「思いっきりイッて貰いましょう」
 ドリルバイブを始動して威嚇する。
 これは前哨戦である。この後の陰湿な責めが本来の愉しみとなる。
 鉄格子の外には医師が精神安定剤を準備していた。
 米軍の接待に使う予定である。精神異常には出来ない。今の責めもそれを避けるための準備である。
 あくまで官能を受け入れ痛みから逃れる方向に調教する。
 この手の責めは葛城義和より上手である。
 真紀子はこの女は最後潰して良い考えでいる。それは接待に利用してからまたは接待で潰すかである。
 出水真衣巡査部長はドリルバイブに慄いている。
 稲垣七郎は膣にぐさり刺し込む。
 「あわあーーーーーーーーーー」
 スイッチが入る。
 「ああ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に表情を歪める。
 「いやあーーーーーーーーー。いあやよーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は頭を振り顔は強烈に軋ませて大口を開け叫び続ける。
 ドリルバイブの猛攻撃に堪える術は無い。
 「あああーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらにアクメの悲鳴は強烈になる。
 そして恍惚の表情が見え隠れしていた。
 「ああがああーーーーーーーーーーーーーー。あぐあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 簡単に白目を?いてしまう。
 それでも責め続ける。
 顔をビンタする。
 「ああがあーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 一度回復するが直ぐに恍惚表情に成る。
 「あがあーーーーーーーーーーーーーーー」
 また白目を?いてしまう。
 それでも責める。ビンタする。
 白目を?いた躯状態のまま躰が揺れても動かない。
 「完璧だな」
 甘い食用のペイントで躰に刺青を描く。
 警備員が檻を載せた台車を押して来た。
 檻にはパグの子犬が詰まっている。
 出水真衣巡査部長が磔られている拷問椅子の正面に姿見が置かれた。食用ペイントで描かれた刺青を確認させる為である。
 三田園矢一舎弟頭補佐が出水真衣巡査部長の顔に緩く温めたバターを塗る。
 右田吾一舎弟頭と大谷彰浩若頭補佐が子犬の腕を持って一匹ずつ抱き上げた。
 失神した躯状態の出水真衣巡査部長の顔に子犬の顔を近付ける。
 子犬はバターを舐め始めた。
 三田園矢一舎弟頭補佐はバターを補給し続ける。
 子犬は頻りに舐め続けた。
 出水真衣巡査部長は犬の舌の感覚に意識を回復する。
 しどろもどろに子犬をさらに後ろの大谷彰浩若頭補佐を見て鏡に目が行く。
 「ああーーーーーーーーーーーーーー」
 ペイントされた刺青に驚愕する。
 宇佐美伝吉舎弟頭補佐が子犬を一匹ずつ出水真衣巡査部長の躰に載せた。
 子犬はペイントを舐める。
 「えーーーーーーー。あーーーーーーーーーー。なに」
 子犬が舐めると描いただけの刺青が滲み元の肌が露出してくるので刺青ではなかったと理解する。やや安心した。
 出水真衣巡査部長は舐められるのは嫌だが子犬ならまだとやや警戒を緩める。犬が嫌いではない。
 次に犬の股間を確認する。雌である。獣姦はない。そこもやや安堵する。
 米軍の接待に使うので価値が下がってしまう。そこは考慮されていた。
 三田園矢一舎弟頭補佐は緩く温めたバターを出水真衣巡査部長の女の部分に塗る。
 子犬二匹がそのバターに掛かった。子犬の舌先がクリトリスとやや開いたままのびらびらを舐める。
 「そこはだめよーーーーーー。ああーーん。あん。ああーーー。だめよーーーーーーーー。だめーーーーーーーーー」
 ドリルバイブで慣らした出水真衣巡査部長の女の部分は犬の舌に掻き回され責めに堪えられない。犬はただ無心に舐めるだけである。
 「ああーー。ああ。ああいやあ。ああーー。やめてーーーーー」
 出水真衣巡査部長は狂ったように喚き続ける。
 やくざらは満足そうにニタニタしていた。
 続いて次に水の入らない水槽が運ばれる。今度はイグアナが詰まっていた。
 子犬の舐める責めで出水真衣巡査部長の躰も心もぐちゃぐちゃになったところでクスコが膣口に挿入される。
 「いやよーーーー。どうしてこじ開けるのよ」
 出水真衣巡査部長はアクメの羞恥を晒してもまだ抵抗した。
 「この中もじっくり拝見したいのですよ。それにもっと愉しいことを準備致して居ります」
 稲垣七郎の馬鹿丁寧な言い方が出水真衣巡査部長の心を底から抉る。
 「なにするのーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は恐怖に怒鳴ってしまう。
 蚯蚓のような餌が運ばれる。
 「ご覧下さい。イグアナの餌付けです。婦警さんのお○○この中で行います」
 「いやよーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーー。きちがいーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は無駄でも見境なく叫ぶ。
 「いえいえ。至って正常でございます。精神安定剤も準備いたしております」
 「やめてーーーーーー。ああ。いやよ」
 最早。女性警察官の威厳は無い。
 出水真衣巡査部長を磔にした拷問椅子の前に四角い台が置かれた。
 三田園矢一舎弟頭補佐がイグアナを水槽から出してそこに持ってくる。
 「ああーーーーー。やめてーーーーーーーーーー」
 情けない悲鳴に成ってしまう。
 大谷彰浩若頭補佐がボールに入れてきた蚯蚓のような餌をピンセットで摘んで出水真衣巡査部長の女をこじ開けたクスコに投げ込む。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーん。ぎゃあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イグアナが舌を伸ばしてクスコの中で蚯蚓のような餌を絡め取る。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴が轟き渡った。
 やくざらはそれを満足そうに見ている。
 「そろそろ精神安定剤を」
 鉄格子の外から医師が宣告する。
 医師が直ぐに鉄格子に招き入れられた。
 出水真衣巡査部長は注射器に目を見開いている。唇はわなわな震えていた。
 恐怖は架橋である。
 三田園矢一舎弟頭補佐は次のイグアナを取り出し準備して注射の終わるのを待っている。
 「ああーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は注射を受けながら恐怖に震え続けた。
 医師が鉄格子から出ると大谷彰浩若頭補佐がまた蚯蚓のような餌をクスコに投げ込む。
 蚯蚓の感触がピンクの膣壁に触れる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 三田園矢一舎弟頭補佐がイグアナを台に載せた。
 「ああーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー」
 イグアナは出水真衣巡査部長の悲鳴をよそに舌を伸ばす。舌の感触が膣の奥を抉る。
 「ああーーはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は狂った様に甲高い悲鳴を上げ続けた。
 外では作業員が足場を組んでいる。
 鉄格子が天井部分からスライドして通路面が二メートル位開けられた。
 四角く組んだ鉄パイプの横に透明な大きな壷が運ばれる。四角く組んだ鉄パイプは天上部で二本クロスして渡されていた。
 そこに縄で滑車が付けられる。
 やくざらはイグアナの餌付けで出水真衣巡査部長の泣き悲鳴を堪能して磔から一旦開放する。
 もちろん稲垣七郎と宇佐美伝吉舎弟頭補佐が銃を構えていた。
 出水真衣巡査部長は高手小手に縛られる。膝も揃えて縛られ脚首も縛り合わされてしまう。
 滑車から縄で伸ばしたフックが膝を縛り合わせた縄に引っ掛けられた。
 大谷彰浩若頭補佐と三田園矢一舎弟頭補佐が滑車にセットした縄を引いて出水真衣巡査部長の躰を膝で脚を折った逆さ吊るしにする。
 天井ぎりぎりまで引き上げられた。
 組まれた鉄パイプの下に透明な壷が移動される。
 壷の直径は二メートル。高さも一メートル八十はあり壷の中には多量の蛇が蠢いていた。
 三田園矢一舎弟頭補佐が壷の底の蛇を指差し笑っている。
 「ぎゃあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は恐怖に狂った悲鳴を上げてしまった。
 さらに警備員は追加の蛇を水槽に入れて台車で運んで来る。
 それを三田園矢一舎弟頭補佐がスネークフックで持ち上げて見せた。
 「ああーーーーーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は泣き悲鳴である。
 稲垣七郎の指図で大谷彰浩若頭補佐が滑車の縄を緩めて出水真衣巡査部長の躰を壷の中に徐々に降ろす。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーー。うわあーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー。あーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は逆さの躰を揺すって恐怖の泣き悲鳴である。
 逆さ吊るしの出水真衣巡査部長の目の前に壷の底の蛇が迫る。
 三十センチ手前で止めた。
 透明な壷の外から目を見張った恐怖の表情が確認出来る。
 大谷彰浩若頭補佐と三田園矢一舎弟頭補佐が滑車にセットした縄を引いて一旦出水真衣巡査部長の躰を壷の外に引き上げた。
 「あはあーー。あはあ」
 出水真衣巡査部長は恐怖にぶるぶる震えている。
 「どうですか。出水巡査部長殿。その壷の底で縛られた全身を蛇にご奉仕して頂くのは」
 稲垣七郎は極めて丁寧に詰った。
 「ああ・・ああ・・ああ」
 出水真衣巡査部長は声が震えて言葉にならない。
 もう一度下げる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴が壷の中で反響した。
 軽く蛇に付くまで下げる。
 蛇が身を躱わし飛びつく瞬間に一気に上げる。とぐろを巻いてないから跳ね上がることはない。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーー。はああああん。あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は狂ったように躰を震えさせる。歯はガチガチ鳴っていた。
 「さあ。次は下まで降ろしますよ」
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーー。やああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 追い詰められた女の叫びである。
 大谷彰浩若頭補佐は縄を緩めながら徐々に下げてゆく。
 「ああーーーーーーーーーーーーー」
 「何でも言う通りにしますか」
 「ああ。・・・・・・・・はい。はい。はい」
 出水真衣巡査部長は恐怖に切羽詰った返事してしまう。
 それでももう一度下げる。
 「あええーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーー」
 「本当に何でも言う通りにしますか」
 「ああーーーーーーーー。するよおーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。するよおーーーーーーーーーー」
 また蛇に顔が付く寸前に引き上げた。
 「あはあ。はあ。はあ。はあ」
 出水真衣巡査部長は恐怖に震えている。
 鉄パイプの下から壷が移動され出水真衣巡査部長の躰は一度ゆっくり稲垣七郎が上体を抱えて床に降ろす。
 稲垣七郎は鉄格子の外に出た。
 高手小手に縛った腕と胸部の縄だけ解かれる。
 やくざらは鉄格子を出て行く。
 「ご自分で脚首と膝の縄を解いて下さい」
 稲垣七郎は銃を構えたままである。丁寧な言い方がさらに出水真衣巡査部長に次の恐怖をちらつかせ神経を抉る。
 出水真衣巡査部長は尻を付いて膝を寄せ震える手で脚首の縄を解く。続いて膝の縄も解いた。
 「縄を鉄格子の外に出して下さい」
 出水真衣巡査部長はふらつく脚で鉄格子に近寄り隙間から縄を外に出す。
 「それでは明日まで何をさせられるか愉しみに。お酒をお好きなだけお召し上がりください」
 稲垣七郎はそう言い残して立ち去る。他のやくざも一緒に出て行く。
 態と一日置く事で出水真衣巡査部長の恐怖心を蓄積する目的である。
 
 真紀子は滝澤沙緒里をD市に案内した。進出する日本企業より現地国民の経済状況を見せる。
 国民の意識はあくまで途上国。だが先進国の低所得層より良い生活ができている。
 建設中の空港を除いて大方が農地である。一部工場と新都心が進出する。
 農地だが殆ど機械化ロボット化農業である。
 ロボットも農業機械も日系人がレンタルしてくれた。操作教育も行われる。産物は総て日系人が買い取ってくれるのである。
 農業のフランチャイズ化と言える。
 余った時間が娯楽に回せた。
 R国のどの市も同じ様な機能を持っている。
 ファミレス、コンビニ、スーパーは元より娯楽施設も同レベルである。
 市の中で総てが賄える。国の中を移動する価値が殆ど無い。また移動手段も少ない。道路事情は極めて悪い。
 輸出以外自動車産業が無い。国が国内への自動車販売と運転免許の取得を進めないからである。
 逆に治安は良い。日本企業が進出するのに危険が無い。
 別途に日系人の為の市街が構築された。
 「少しずつ工場が出来ているけど。此処にも日系人のニューシティが出来るわ。今は一軒だけの温泉が隠し湯のように利用されているけど」
 「此処をこれから開発するのですね」
 「そう。湯野中の戦略から取り残された市よ。そこに市江廣子を投入した。湯野中は私がやれば露骨に怒るけど廣子なら受け入れたのよ」
 「私も湯野中さんとうまくやれと」
 「そうよ。湯野中は葛城氏とは対立しない。葛城氏は向こうの利益にもなるから。だから貴方も受け入れるわ」
 「湯野中さんは空港を造りながら戦略から取り残したのですか」
 「空港は市江廣子の案よ。湯野中は自分の息が掛かった日本企業と日本、亜細亜他の裏社会から吸い上げるだけ」
 「それで世界一の経済力を持つのですか」
 「そうよ。安形、村上、私を合せても向こうが大きいわ」
 「それでも空港を造るまでこちらに任せたのですか」
 「それでも湯野中の充分な利益に成る。我々南側がD市に進出しても湯野中は南側にたくさん進出している。一番儲かる風俗売春が顕著よ」
 滝澤沙緒里に真紀子の意図は充分に理解できた。
 そしてD市にカジノと売春を内在したホテルを経営する。女性は湯野中ルートで調達もある。
 壮大なプロジェクトの中で絶対稼げる部分に投資する。滝澤沙緒里には濡れ手に粟の話であった。
 そして滝澤沙緒里も日本でバラエティタレントにしてその投資で稼ぐ姿を宣伝する。真紀子の野望に大きな宣伝効果となるのである。
 娼国、R国に実業家の多くを集めて企業の利益を集中させる。葛城義和のサプライチェーンマネジメントがそれを完全パターン化して行く。
 そしてそこは性の自由国であり酒池肉林の楽園である。
 真紀子はそこからさらに吸い上げる。
 滝澤沙緒里や市江廣子の稼ぐところからも僅かずつ真紀子の利益が自然に上がって行く。徐々にではあるが確実にいつかは湯野中を凌ぐ意思である。
 
 一夜眠られぬ夜を過ごした出水真衣巡査部長。
 昼食の時間を過ぎて稲垣七郎らは鉄格子の前に来た。
 出水真衣巡査部長の動悸は破裂するが如き状態である。
 蛇の詰まった大きな壷が鉄格子の外に運ばれる。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は恐怖に引き攣った表情でヒステリックな悲鳴を上げた。
 「さて。何でも言う通りにして貰いますよ」
 稲垣七郎はニタニタ笑っている。
 凄みの有る顔が不気味な笑顔である。大谷彰浩若頭補佐も愉しそうに横で見ていた。
 「それでは脱いで下さい」
 出水真衣巡査部長の着衣はバスロープとショーツだけである。
 バスロープを躰から落としてベッドに投げる。
 震える手でショーツを脱ぐ。
 「お尻を床に着いて股を広げてお○○このびらびらを開いてピンクの部分を広げて下さい」
 稲垣七郎は淡々と要求する。
 出水真衣巡査部長の躰は震えていた。従わなければ恐ろしい蛇が迫ってくる。
 観念して脚を広げた。震える手を股間に持って行き粘膜のびらびらを広げる。指先も躰も羞恥にぶるぶる震えていた。
 やくざらは完成した大人の女。そして憎むべき日本人婦警。その真紅の姿を悦びの笑みを称えて堪能する。
 「もっと女の入口も開いていただきたいですな」
 稲垣七郎は笑って言う。
 出水真衣巡査部長は指先を迷わせやるべき方法に困惑しながらびらびらを強く広げる。顔は汗を噴いていた。
 「薄橙と紅が滲んで混ざって綺麗な女の部分ですよ」
 稲垣七郎の凄みを穏やかにした囁きは出水真衣巡査部長の羞恥心を細い錐で抉るように進入する。
 稲垣七郎が近付いてクリトリスを?き膣に指を差し込む。
 「ああーー。あーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は苦虫を噛み潰した表情で堪える。
 残りのやくざが出水真衣巡査部長の躰を縛ってしまう。
 三田園矢一舎弟頭補佐が腕を背中で合わせ高手小手に縛る。
 右田吾一舎弟頭と大谷彰浩若頭補佐はそれぞれ左右の脚を太腿の裏に脹脛を合せて三箇所で縛った。
 稲垣七郎は容赦なく膣の中側を責める。
 プロ以上の責めである。性的満足に薄かった出水真衣巡査部長には意地を張っても筋金成らぬ針金の様に折れてしまう。
 「うぐ。ぐ。う」
 必死に耐えて声を抑えても膣口からは女の液が流れ白くとろとろ状になっている。
 三田園矢一舎弟頭補佐は高手小手に縛って突き出した出水真衣巡査部長の乳房を執拗に丁寧に愛撫した。
 「そろそろ正直な女の姿に成りませんか」
 「・・・・・・・・・・」
 「もう。お漏らしも、失神も、逝き顔も披露していただきました。何も護るプライドはございませんよ」
 真面目な顔で詰る稲垣七郎をやくざらは悦びの顔で愉しんでいる。
 「・・・・・・・・・・・」
 出水真衣巡査部長は堪えられない恥ずかしさに紅潮した顔を俯きに堪え唇を噛んでいた。
 「この国に入ってしまったのですよ。いまさらでは」
 「そんな。どんな国だと言うのです」
 「R国から上部構造だけ独立した娼国ですが我々は女衒の國とも呼んでいます。私どもの遠いご先祖様の末裔が築いた国です」
 「なによそれ」
 「女衒とは何かご存知ですか」
 「知らない」
 所詮現代のモラルに包まれた社会しか知らない硬い婦警である。
 「江戸時代から娼婦を斡旋する役割が女衒です。戦前亜細亜に進出した日本です。そこにからゆきさんも進出しました」
 「今のR国も同じね」
 「そうです。R国は女衒の末裔が上部構造を握りました。だからR国も女衒の國と我々は呼んでいます」
 「そう」
 「今はこの国の二つの勢力が裏と表から亜細亜の経済を牛耳っています。半分以上は売春で築いた経済力が元手となっています」
 「二つの勢力」
 「R国には地図にない国境があります。二つの経済勢力どちらかの息の掛かった市長が治める違いです」
 「滝澤沙緒里さんはそれを知っているの」
 「もちろん。滝澤沙緒里も市江廣子も二つの勢力のジョイント役です」
 「え、え」
 出水真衣巡査部長の全裸で女の部分を丸出しでまだ正義の警察官の意識をもった驚きの姿は何とも言えない。
 「ふふふふふ」
 「・・・・・・」
 稲垣七郎は出水真衣巡査部長の上から後ろに日本を見下す姿勢である。
 「解りますか。このあと婦警殿は北側の大資本がアメリカ海軍をおもてなしする接待の御肴になるのですよ」
 「酷い」
 「どう足掻いてもこれ以上の巨大な権力はありません。婦警殿に限らず無力ですな」
 「日本の政治家もこの国に接待されているの」
 「もちろんです。接待の大宴会が開かれます。ある先生は市江廣子の全身奉仕に大満足です」
 平佐和の事である。
 「誰よ。その政治家は」
 「まあ。米軍の接待のあと生きていらしたらそちらの接待も行って頂きます。そこでは解りますよ」
 「・・・・・・・・」
 出水真衣巡査部長は生きていたらの言葉に慄いている。壮絶な拷問をされる事は想像に硬くない。
 今もその真っ最中である。だが米軍に献上されるため今は辱めることにとどめられていると理解するしかない。
 付き付けられた恐ろしい事実に驚愕する。
 日本の法律に護られた如何なる女の権利も此処では通用しない。
 『日本の警察が指定暴力団と決めているだけで私どもは一企業という認識です』と言う副主席の言葉が圧し掛かってくる。
 だが出水真衣巡査部長の心の奥底は日本に帰りこの事実の総てを国際社会に曝け出し正しい裁きが来ると信じていた。
 なんとしても生き延びる意思である。
 「この国がやっていることが国際社会に明るみに出て二つの資本が崩れることは考えないの」
 出水真衣巡査部長は恥ずかしい姿でも戦う姿勢を崩さない。
 「その時は世界恐慌がいつまでも止まらない状況が続きますよ。戦争で瓦礫に成るのとあまり変わらん」
 途中から稲垣七郎の語気が変わる。
 「そんな事はないわ。この国が経済制裁を受けて終わるのよ」
 出水真衣巡査部長はまだ反論する。
 「南北の資本はそれぞれ裏からも表からも日本を始め亜細亜全体に浸透している。経済制裁などできん。行えば自国が制裁を受けるようなものだ」
 「国際社会がこの国一つ制裁出来ない筈はないわ。あなた方の思い上がりよ」
 「好きなように理解すればよい。どうであれあんたの運命はアメリカ軍に差し出す生贄だ」
 稲垣七郎は生意気な女の発言に怒りを露にした。
 そこに葛城義和が入ってくる。
 「経済の分からない馬鹿な政治家と正面しか見えない女子と小人に何を説明しても無駄でしょう」
 「そうでした」
 葛城義和のサプライチェーンマネジメント要件定義は稲垣七郎にも利益をもたらす。
 「無駄な説明は止めて米軍の生贄にする前に玩具を愉しみましょう」
 「先生はどんなお愉しみを」
 「いえいえそっちは皆さんの方が本当のプロです。私にお手並みを愉しませて下さい。躰は悪くありません」
 「先生の彼女滝澤沙緒里さんには及びませんが」
 「それでもそれなりに違う良い躰を玩具にするのは別の愉しみです」
 「そうですな」
 稲垣七郎は満面の笑みで同意する。
 「酷い。下衆」
 出水真衣巡査部長は躰を比べられさらに女を蔑む言葉に惨めさを噛み締め怒りを吐き出した。
 「私の目的は政治家と公務員が国、県、市や町と多段階に税金を食いつくし最下層にお金が回らないため社会主義経済と変わらない日本から」
 「・・・・・」
 出水真衣巡査部長は全裸で縛られ恥ずかしい部分を丸出しの姿でも語る葛城義和を睨みつけている。
 「利益をサプライチェーンの合理的応用で日本の外に出し過酷過ぎる税から逃れて外に経済の楽園を創る事です」
 「それがR国の日系人が集まるニューシティですな」
 「日本に進出したニューシティから連携します。シャンパンタワーの外側にいてヤスダノミクスの恩恵を受けない層を完全に繋ぎます」
 シャンパンタワーとはシャンパングラスを俵の積み上げの様に積み上げて上からシャンパンを注ぐと溢れた分が徐々に下に流れて行く。
 これを経済に例えて頂点が儲かれば下まで経済が潤うと言うのがヤスダノミクス的経済効果とされている。
 だがシャンパンタワーの外になってしまう下層はたくさん居る。
 シャンパンタワー方式で潤うのは公務員、大手企業の正規社員のみである。
 「そしてR国へ日本人のからゆきさんを増やす」
 稲垣七郎が強調して付け加えた。
 「日本の裏社会からも確実に吸い上げられます」
 「今でも高い経済の楽園がさらに拡大強化できますな」
 「酒池肉林の極致です。それがさらに経済を拡大します」
 「御意」
 稲垣七郎の真顔の時代劇トークが出水真衣巡査部長のやり場の無い怒りをさらに沸騰させるが全裸で性器丸出しの状況である。
 「貴方はどうやって滝沢佐緒里さんを口説いたの」
 出水真衣巡査部長は滝澤沙緒里が葛城義和などに近付くこと事態納得が行かない。
 「口説く。とんでもない。勝手に来たのですよ」
 確かに嘘ではない。
 「何故」
 出水真衣巡査部長には懐疑である。
 「稼ぎたいから私を利用したのでしょう」
 「そんな」
 出水真衣巡査部長も納得行かないが内山莉緒警部補らも滝澤沙緒里が本気で稼ぐ方に転換したとは思わない。
 真紀子の見解に葛城義和とて疑問である。
 「女はとことんずるいよ。それでも沙緒里にはその価値はあります」
 「そうですな。いい躰ですからね。いやいや想像ですが。服の上から見ても」
 稲垣七郎も裸を見ている。言い訳するように付け加えたがやや余計な反応をしたことに狼狽していた。
 「この間。剃毛しましたが最高の悦びでした」
 「ふぁふぁふぁは」
 稲垣七郎は出水真衣巡査部長のプライドを嘲るように笑っている。
 「貴方は女の躰を弄ぶだけが満足なのですか」
 出水真衣巡査部長はまだ怒りを沸騰させ噛み付く。
 「女にそれ以上の価値はありません」
 どうせ処分する日本の婦警。葛城義和は構わず本音を言ってしまう。だが滝澤沙緒里の躰は失うに惜しい意識もどこかにある。
 「さて。先生にご満足頂ける女の責めをご披露と行きますか」
 稲垣七郎は自信満々。愉しみに笑みを浮かべている。
 出水真衣巡査部長は稲垣七郎の言い方の底知れなさに恐怖に震えた。
 「此処では痛みより堪え難い痒み責めと言うのがあるのですよ」
 警備員が擂った山芋をボールに入れて運んで来る。
 出水真衣巡査部長はそれが何よと一時安堵した。
 「それを膣に流して放置ですか」
 葛城義和は薄哂いを浮かべている。
 右田吾一舎弟頭の手でクスコが翳された。
 「いやあーーーーーーーーー」
 一瞬の安堵が既に叫びになる。
 三田園矢一舎弟頭補佐と宇佐美伝吉舎弟頭補佐が押えて右田吾一舎弟頭が強引に挿入した。
 「ああーーーーーーーーーーー」
 クスコが入ってくる感触に声を上げてしまう。また生き物を入れられる恐怖である。
 螺子を回してクスコをやや小さめに広げる。
 拷問椅子を倒して膣を真上に向けた。
 そこに静かに擂った山芋を流し込む。
 股間全体に溢れさす。
 「これを何に食べさせるのよ」
 出水真衣巡査部長はヒステリックに喚く。
 「食べさせません。このまま放置です」
 「放置」
 怪訝な顔に成る。まだこの拷問が理解できない。
 「痒くて堪らなくなったら呼んでください。こいつで癒して差し上げます」
 稲垣七郎はドリルバイブを指差す。
 「何を言っているの」
 出水真衣巡査部長は恐ろしい予感がしながらその正体が掴めない。
 やくざと葛城義和はビールを運ばせて乾き物と軽い料理も運ばれ酒盛りを始める。
 出水真衣巡査部長の表情が痒みに辛くなり徐々に軋んでゆくのを愉しみながらの酒盛りである。
 「先生は日本をどうするつもりで」
 「日本に限りません。亜細亜を経済支配します。富裕層のみR国に集めます」
 「女は集まりますか」
 「徐々に集まるのでは。半分はあなた方の仕事でしょう」
 からゆきさんを増やす事は葛城義和のプランに無いのか。葛城義和はサプライチェーンが進んで経済が動けば徐々に動くと言いたい。
 「先生それじゃ富裕層を集めても経済効果になりませんよ」
 「徐々に動きますよ。製造もしているし」
 「先生。日系の種でも製造した現地の女では満足が足りませんよ」
 やくざらは日本からたくさんからゆきさんさせたい。これが彼らの多大な利益である。
 「分からなくはないです。そっちも徐々には集まります」
 同じ答えの繰り返しである。
 「経済圏の明らかな移動によって集まるとおっしゃるのですな」
 「左様」
 葛城義和は出水真衣巡査部長の眉間の皺を愉しみながらビールをお替りする。強い期待感を持っていた。
 この女の苦しみは何としても愉しみたい。一切の哀れみは無かった。
 女性警察官でなければ目がくりくりなかなかの美人でかつ可愛い。二十八歳と年齢的に旬な時期は過ぎているがまだまだ良い女である。
 「ところで税収が減った日本はどうなります」
 「まだまだ変わりませんよ。娼国の街がもっと多くの都市に進出して増税では解決出来なく成るまで紆余曲折するでしょう」
 「日本も抵抗しますか」
 「いろんな策を弄するでしょう」
 「策がありますか」
 「有効な策は無いでしょう。むしろ在日の企業や中小企業が苦しくなります」
 「こっちの策は住民税半分の市を増やして富裕層を娼国の街かR国に移動させる。こっちの息の掛かった議員を増やして行く事ですな」
 「その辺は北嶋副主席の野望でしょう」
 「北嶋副主席は湯野中氏とは仲が悪いのでは」
 「そうですが今回は湯野中氏の資本を巻き込む必要が有ります」
 「滝澤沙緒里さんは何故そのジョイントになるのですか」
 「北嶋副主席の交換条件でしょう。多額の融資をする」
 「完全に稼ぐ体勢に成ったのですね」
 「そうでしょう」
 そんな会話も途切れ途切れに聞きながら出水真衣巡査部長の苦境は架橋に入った。躰をじりじり動かし痒みに静かに藻掻き続ける。
 悲痛に顔の表情は崩れ汗を流していた。
 「どうでしょう。そろそろ痒くて堪らないのでは」
 稲垣七郎若頭が静かに詰る。
 「うう。痒い。うう・・・うう」
 顔の表情を崩壊させ呻き続けた。
 「まだ堪えられそうですね」
 稲垣七郎はそのまままた飲みに入る。
 つまみをぽりぽり冷えた生ビールを貪る。
 「もっとこの国に大きなニューシティを作る必要があります」
 「日本、韓国に進出しているような」
 「そうです。こっちに日本企業のさらなる受け入れ態勢が必要です」
 「ううーー。ううーーーー。ううーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長の呻きは強くなる。
 「どうです。これが欲しくなりましたか」
 「ああーーーーー。やって」
 「何をするんですか」
 稲垣七郎は出水真衣巡査部長の早過ぎる降参に納得行かず焦らす。
 「ああーー。私のお○○こにその気狂い道具をぶち込んで逝きまくらせてーーーーーー。こういったらいいのでしょーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長はぶち切れたように叫ぶ。
 「よーく出来ました。それでは厳かに丁寧に行きましょう」
 ゆっくり焦らす姿勢である。
 「はやくしてよーーーーーーーーーーー」
 ヒステリックとは行かない。まだ余裕がある叫びである。
 「ローでスタートしますか。それともハイで」
 まだ稲垣七郎は焦らす。
 三田園矢一舎弟頭補佐がドリルバイブを構えている。
 宇佐美伝吉舎弟頭補佐と右田吾一舎弟頭が押さえる体勢である。
 「いいじゃないですか。何回もやれば良いです。痒みはそれが止まったらまた復活します」
 葛城義和には充分じっくり責める勝算がある。
 稲垣七郎は内山莉緒警部補と滝澤沙緒里が崩壊して逝き顔の極致を晒しまくったシーンを思い出した。
 「そうですね。早い遅いは関係有りません」
 稲垣七郎は大谷彰浩若頭補佐にドリルバイブを渡す。
 大谷彰浩若頭補佐は責める意思満々である。
 「はやくしてーーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は叫ぶ。
 まだ耐久出来るが出水真衣巡査部長は早めに音を上げて無駄な苦しみをしない作戦である。
 大谷彰浩若頭補佐はゆっくりドリルバイブを挿入する。
 「行きますよ」
 「ああーー。はやくーーーーーーー」
 スイッチが入る。ピストンのみの通常型である。
 「ああーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は痒みを癒すため抵抗しないで躰をドリルバイブに任せる。顔も躰も一気に軋む。
 「じっくり何処までもこの婦警の女の性を愉しみましょう」
 葛城義和はビールを飲みて干し次を樽に繋いだサーバーから注ぐ。
 拘りがあるのか先に泡を出す。
 「あごおおーーーーーーーーーー。あがおおーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は顔を仰向けに大口を縦に軋ませ轟音のような官能の声を絞り出した。
 大谷彰浩若頭補佐はドリルバイブを膣の中で櫓を扱ぐように動かす。
 ピストン運動のほかに膣壁を抉る効果を加える。
 「やり過ぎだ痒みが洗い流されるぞ」
 稲垣七郎は大谷彰浩若頭補佐に注意する。
 「追加すればいいでしょう」
 葛城義和は達観している。
 「もっと狂わせますか」
 「いくら逝っても女は問題ありません。淫乱調教しましょう」
 稲垣七郎は腰を下げて葛城義和をやや見上げる。心は女を責めるにやくざより上かと言いたい。
 水を得た大谷彰浩若頭補佐は得意げに責める。
 「あがあーーーーーーーーーー。あがああーーーーーーーーーーー。ああーがあーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は拷問椅子の上で暴れた。完全にドリルバイブに蹂躙されている。
 大谷彰浩若頭補佐は更にそれを掻き回す。
 出水真衣巡査部長はこの屈辱に甘受しても痒みには堪えられない。
 大谷彰浩若頭補佐は葛城義和の意図を汲んで更にその羞恥を抉り出したい。
 「バリアブルタイプで回転するのはなかったですか」
 葛城義和はこの責めに強い結果を期待している。この婦警の理性が効かなくなる淫乱な醜態を抉り出したい。
 「ありましたね。湯野中氏が前に持って来られました」
 そんな事は他所に大谷彰浩若頭補佐は責め続ける。
 「ぐうおおーーーーーーーーー。おっごおーーーーーーーーーーー。ぐうおおーーーーーーーーーーーー。ぐうおおおーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長の美しい顔は究極に軋み崩壊する。
 既に脳裏は官能だけが支配していた。
 最早。何の思考能力もない筈である。一回目の失神に向かってまっしぐらとなる。
 躰は拷問椅子の上で迫り上がり頭を後ろに仰け反り悶えまくっていた。
 実に幸せな女の姿である。
 大谷彰浩若頭補佐は年甲斐もなく責める力を滾らせ満身の気迫を込めてドリルバイブを動かす。
 そこに特製のドリルバイブが運ばれた。
 擬似男根の直径が膨れ上がる構造である。
 「バリアブルドリルバイブです」
 「一度痒みに堕とせ」
 大谷彰浩若頭補佐はドリルバイブを停止して抜き取る。
 「はあ。はあ。はあ。はあ」
 出水真衣巡査部長は膣を痙攣させながら荒い息遣いを続けた。
 今度は浣腸器に山芋の擂り汁を入れて膣に流し込む。
 「いやあーーーーーーーー。もうゆるしてーーーーーーー」
 膣に山芋の擂り汁が進入してくると朦朧状態だった出水真衣巡査部長もそれに気が付く。
 「また痒くなったら言って下さい」
 稲垣七郎らはまた酒盛りに掛かる。
 「ああーー。もうだめーーーーーーーーー」
 最早。女性警察官の威厳は完全に崩壊していた。
 「暫くかゆみを満喫してください」
 稲垣七郎は微笑んでいる。
 ガガガ。
 葛城義和がバリアブルドリルバイブを動かしてみた。
 「直ぐに失神してしまうのでは」
 葛城義和は効き目があり過ぎると主張する。
 「いいえ。そうでもありません」
 稲垣七郎は使った状況を見ていた。
 「どっちでも使い方ですよ」
 大谷彰浩若頭補佐は持論を主張する。
 また生ビールが注がれた。
 「おねがい。最初に使ったのにしてください」
 出水真衣巡査部長は涙を流している。
 「こいつを試したくて」
 大谷彰浩若頭補佐である。
 「そんなの膣が裂けて破裂します」
 「いいやあ。それがなかなかいい調子であったようでして」
 今度は稲垣七郎が愉しそうに言う。
 「やめてくださあーーい。さっきのでも壊れそうです」
 「違うよ。あんたのお○○こは壊れない。あんたの精神が壊れるだけだよ」
 今度は葛城義和が断言するように言う。
 「酷い」
 出水真衣巡査部長は痒みを堪えながら葛城義和を恨みの篭った目で睨みつける。
 「まあ。それを入れて欲しいと言うまで放置ですね」
 葛城義和はさらりと宣告してしまう。そして乾いたつまみを口に運び生ビールを飲む。
 「まってよ。もう痒いです。お願いします」
 「だーめだ。まだまだ。もっと苦しまないと」
 稲垣七郎は完全にふざけている。
 「ところで先生。サプライ何とかの成果はいつごろ出るのですか」
 「開発に一年。稼動したら半年と掛からないでしょう」
 「それじゃ。それに合わせて女を集める準備をしましょう。なあ。みんな」
 「ええ。いっぱい稼がせて頂きましょう」
 大谷彰浩若頭補佐が賛同する。他のメンバーも頷く。
 出水真衣巡査部長には怒りが沸騰する話だがもうそれどころではない。
 痒みが脳裏の総てを支配している。
 「おねがいいーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーー。かゆいいーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は泣き叫ぶ。
 「もう効いて来ましたか」
 「ドリルバイブの責めが止んで前の痒みが戻ったのでしょう」
 「ああーーーーーーー。おねがいしますーーーーーー。ああーーーーーーーー。だめえーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は堪えられず叫び続ける。
 ガガガガガーー。
 大谷彰浩若頭補佐がバリアブルドリルバイブを動かす。
 「ああーー。お願いです。小さいほうで」
 「なーんだ。まだ辛抱できるんだ」
 大谷彰浩若頭補佐はバリアブルドリルバイブをテーブルに戻す。
 「ああーーーーーーーーーーん。おねがいーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長はまた泣き叫ぶ。
 「バリアブルを入れて下さいと言え」
 葛城義和が強い口調で宣告する。
 「ああ。ば、り、あ、ぶるを入れてーー。くださいーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は葛城義和に恨みを抱きながら断末魔の要求を叫ぶ。
 大谷彰浩若頭補佐がバリアブルドリルバイブを再び始動する。
 最初は細い状態で入れるので山芋の汁に濡れた膣にゆるりと入った。
 スイッチが入る。
 「あがあああーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーー」
 細いままの回転でも筋肉が怒張して顔は軋み悲鳴を搾り出す。
 暫くは細いまま責める。
 逝きそうに成るのを堪えるより痒みから逃れるべくドリルバイブに身を任せるしかない。
 「あがあはあーーーーーーーーーーーーーーー。あががあああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長の躰は強烈に震撼する。
 「そろそろ」
 大谷彰浩若頭補佐が稲垣七郎に確認した。
 稲垣七郎が頷く。
 バリアブル機能のスイッチが入る。
 「ぐうあああーーーーーーーーーー。ぐうわあーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー」
 一度ゆっくり膨らみゆっくり萎む。この繰り返しである。
 「あがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長の躰は激しく震撼しそのまま堕ちてしまう。ドリルバイブの振動に躰が揺れるだけである。声はない。
 大谷彰浩若頭補佐は暫く動かし続けるが躰が揺れるだけである。
 「やっぱり直ぐ失神しましたね」
 葛城義和は自分の言う通りと確認する。
 「うーん。内山警部補と木村警部補の動画では暫く持ったのですが」
 「人によりけりですよ」
 大谷彰浩若頭補佐がまた自分の見解を述べる。
 「そうだな」
 「何回でも失神して貰いましょう」
 葛城義和は達観していた。
 ホースがセットされて水が繋がる。
 宇佐美伝吉舎弟頭補佐と右田吾一舎弟頭が失神している出水真衣巡査部長の顔に水を掛けた。
 「はあーーーー」
 直ぐに大谷彰浩若頭補佐がドリルバイブを挿入する。
 「ああーーー」
 スイッチが入った。
 「ああーーーーーーはあーーーーーーーーーーーーーー。あがあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 搾り出す叫びと共に再び出水真衣巡査部長の顔は究極に軋む。
 完全にドリルバイブに蹂躙されている。
 それから出水真衣巡査部長は四回失神を繰り返した。
 その日は酢で洗って終了する。
 「また明日も続けます。今夜はお酒とお食事を御愉しみ下さい」
 稲垣七郎は丁重に明日の予定を言い渡す。
 葛城義和らは潜水艇で北側の島に引き上げる。
 最上階の特別な座敷に向かう。このホテルは南面に窓が無い。この座敷だけ南の島を一望できる。
 真希子と平佐和が待っていた。
 此処ではやくざも政治家も一緒である。
 その昔。その両方に顔が利く人物をヒクサーと言った。今の日本には存在しない。
 「また進入者が有ったのかな」
 「今度は日本の警察が知らせて来たようで」
 稲垣七郎が答える。
 「葛城は会ったのか」
 「今調教の見学をしてきました」
 「どのようにお使いになるのかな」
 「もう少ししたら痒みを与えなくても女の性を受け入れるでしょう。湯野中氏に回して米軍接待要員ですが」
 「AVは」
 「いやそれは」
 「どうでしょう。シカゴにサーバー置いて日本向けに販売しては」
 三田園矢一舎弟頭補佐の提案である。
 「娼国、R国と関係なく日本に出回らせる」
 「AV出して売れそうな女か」
 「売れますよ」
 平佐和のその質問に葛城義和が断言する。
 「出水巡査部長と判っても日本の警察が捜査することは無いでしょうから」
 「そうとも言えないよ。奴の同僚とかが動く可能性はある。湯野中なら上から押えさせると思うけど」
 真紀子の慎重論である。
 「その婦警の仲間がこっちで作ったと決め付けて動くということだな」
 「そうです」
 「なんとしても日本で晒しものにしたい。湯野中さんに相談してみよう」
 平佐和は諦めない。
 「先生。何でそこまで」
 葛城義和はそんな婦人警官一人と言いたい。
 「これまで何人邪魔しに来たか。片付けてもまた次が来る。わしらの資金源を脅かす。何としても見せしめにしたい」
 平佐和は業を煮やしている。
 
 翌日の調教には平佐和も立ち会った。
 稲垣七郎らに続いて葛城義和に付き添われて入ってくる。
 「成程。いい女だな。是非AVにして売るべきだ」
 平佐和は出水真衣巡査部長の躰を気に入った。その分晒し者にして虐めぬきたい。
 「貴方は」
 出水真衣巡査部長は直ぐに衆議院議員の平佐和周一郎と分かる。
 睨む出水真衣巡査部長を平佐和も睨みつけた。
 「この国で接待を受け献金も受けているのは貴方ね」
 出水真衣巡査部長は事態を忘れて噛み付く。
 「平佐和先生だけじゃない。民事党だけでもない。国民党も受けている」
 葛城義和は構わずばらしてしまう。どうせ生きて帰しはしない。T市に幽閉されている二人も滝澤沙緒里も知っている事である。
 「言ったでしょう。婦警殿がこの国に潜入したと知らせてきたのは日本の警察だと」
 稲垣七郎がたたみ被せる。
 「だから。教えてください。どうせ殺すなら」
 そう言いながら出水真衣巡査部長は救いが来る希望を棄ててない。
 AVを公開すると言っていた。もう諦めは付いている。それが公開されたら逆に救いが来て総てを公に出来ることに望みを掛けるしかない。
 痒みに追い詰められながらもサプライチェーンマネジメントを駆使した攻略で日本、亜細亜を経済侵略する内容は僅かに理解できた。
 「さあて痒み責めと行きますか」
 稲垣七郎が宣告する。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーー」
 「ならばこれを拒絶しないで、官能の極致まで受け入れますか」
 「それで何回か失神すればいいの」
 「あれー。ご理解が早いですな」
 「その前に教えて」
 「日本の警察が知らせてきた理由か」
 「簡単な事だ。まず国会議員の当選回数の多い三割がこの国と協力体制にある。警察幹部もこの国で育った日本人や。この国にお世話になっている」
 平佐和が簡単に説明する。警察庁に居る木下優樹子警視正以外は平佐和が裾野を広げたのである。
 木下優樹子警視正は湯野中の遠縁の親族であった。
 警視庁にキャリアとして入るまで総ての学費を湯野中の世話に成っている。
 出水真衣巡査部長は絶望的である。
 日本を出る時から監視されていた。自分の主張以前に警察自体がコントロールされていたのである。
 もちろん同僚の殆どは関係ない。幹部が押えられていれば捜査方針は完全にコントロールされる。
 これでは自分のAVを出されて仲間が気付いてくれても仲間に同じ犠牲者が増えるだけである。
 「御前らの仲間は総てその知人関係を確認している。会合を開くだけで直ぐに行動が察知される」
 やくざではない。津島の部下鄭が説明する。
 「そういう事なのね。それで新井絵里さんと岡村一美さんが娼国に拉致されて日本では他の仲間を殺した容疑を被せられ重用参考人なのね」
 出水真衣巡査部長は絶望を更に追い詰められた。
 自分の痴態、醜態がいま録画されその後AVに編集されるなら寧ろ官能に乗ってしまえばこれ以上仲間を誘発しないで済む。
 新井絵里と岡村一美もそう考えたのではないのか。
 だがその通りには行かない。
 自分はどう行動すれば良いのか。
 「どうする。失神するまで責めを受け入れるか。痒みに堪えるか」
 出水真衣巡査部長が悩む暇もなく稲垣七郎は追い詰める。
 「うけいれるよーーーーーーーー。かゆいのはやめてーーーーーーー。もうだめーーーーーーーーーー」
 追い詰められた出水真衣巡査部長は思考をかなぐり棄てヒステリックに泣き叫ぶ。
 「いいか。抵抗しないで受け入れるのだぞ」
 大谷彰浩若頭補佐がドリルバイブを手にもって更に追い討ちを掛ける。
 「ああーー。はい。はい」
 出水真衣巡査部長は悲痛な表情で返事を搾り出す。
 「じゃあ。ローションでやってやるよ」
 ローションを注入するさいやくざらは出水真衣巡査部長の女に部分をあらゆる角度にも開き動画に収めた。
 AV作成の準備行動である。
 その日も出水真衣巡査部長はバリアブルドリルバイブで猛烈に責められ失神と失禁を繰り返し女の性の極致をとことん曝け出さされた。
 拷問椅子の上で暴れ躰が軋みきって堕ちる。
 究極の官能に蹂躙され尽くした女の姿である。
 三回目の失神を確認して大谷彰浩若頭補佐が女の部分にクスコを挿入する。
 そして以前用意した蛇が水槽に入れて運ばれた。
 大谷彰浩若頭補佐がスネークフックで掴もうとする。宇佐美伝吉舎弟頭補佐がそれを制して手で掴んでクスコに挿入する。
 状況を入念に撮影して引き抜く。
 バケツに氷を入れて水が運ばれる。
 大谷彰浩若頭補佐が氷を棄てて冷たく冷えた水をバケツごと出水真衣巡査部長の顔にぶっ掛けてしまう。
 出水真衣巡査部長は一瞬躰を竦ませた。
 大谷彰浩若頭補佐がその頭を捻る。
 ゆっくり目を開いて眩しそうに周りを見た。
 「いい動画が撮れましたよ」
 宇佐美伝吉舎弟頭補佐が蛇を掴む場面から再生する。
 「ああーーーーーーーーーー。あーー。あはあーーーーーーーーー」
 真っ青な表情でうろたえた悲鳴を上げた。
 「酷い」
 出水真衣巡査部長はぽろぽろ涙を溢す。
 大谷彰浩若頭補佐がまたドリルバイブを構える。
 「いやあーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーー」
 最早。出水真衣巡査部長は失神が恐怖である。
 「では、また痒みを味わっていただきますか」
 「いやよーーーーーーー。いやーーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長は涙を吹き飛ばして号泣状態に成ってしまった。
 「まあ。まあ。まあ。一回だけやりたかったのですよ。もう蛇はありません」
 大谷彰浩若頭補佐が宥めるように言う。
 宇佐美伝吉舎弟頭補佐と三田園矢一舎弟頭補佐が拷問椅子に磔にした出水真衣巡査部長の太腿を更に押さえて挿入体制をつくる。
 「いやあーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーー」
 大谷彰浩若頭補佐が確り構えてバリアブルドリルバイブを挿入してしまう。
 「ああーーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長の断末魔の泣き悲鳴と共にスイッチが入る。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長の顔は一気に反り返り究極に軋む。
 バリアブル機能を使うと更に顔は斜めに歪み切る。
 これを二回使うと出水真衣巡査部長の顔はぐったり前に倒れ堕ちてしまう。
 宇佐美伝吉舎弟頭補佐がビンタする。やくざが婦人警官の顔を叩く。溜飲の下がる至福である。
 だが失神は深い。更に強く叩く。
 「ふあーーーー」
 出水真衣巡査部長は目を開いて仰け反る。
 大谷彰浩若頭補佐がバリアブルドリルバイブを構えた。
 「やめてよーーーーーーー。もう。もう。ゆるしてください」
 出水真衣巡査部長は蛇の恐怖から遂に下出の言葉遣いに成ってしまう。
 「もう蛇はないですよ。安心して逝って下さい」
 大谷彰浩若頭補佐がバリアブルドリルバイブを強硬に挿入する。
 「ああーーーーーーーーーーーーー。ゆるしてーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長の泣き悲鳴が轟く。
 
 湯野中を交えてこのAVを売るかどうか議論が進められた。
 「AVを出してその婦警の仲間が動くか。これまで通り始末をすればよかろう。その婦警の人脈を見張ろう」
 「既に見張っているわ」
 「ならば見せしめに公開するのみ」
 湯野中が断言する。
 
 翌日。北嶋真希子副主席と津島、鄭、緊縛師数名が出水真衣巡査部長の鉄格子の前に立った。
 津島はライフルを背負っている。
 鉄格子が天井に上げられ拷問椅子を残してバスタブやベッドが片付けられた。拷問場所を広くしたのである。
 ストレチャーが運び込まれた。
 やくざらは後ろの方で見ている。
 「これからAVの対話部分を作ります」
 真紀子が宣告する。
 「どうしようと」
 出水真衣巡査部長は状況の変化と津島の銃に驚きながら不安な一言を返す。
 「貴方はカンペを読めばいいのよ。貴方が納得してAVに出演していると見えないといけないのよ」
 真紀子はやんわり説明する。
 「断ったら」
 出水真衣巡査部長は断る選択はないと考えている。それでも一言を発してしまう。
 「説明は要らないと思うけど。随分堪えられない拷問を受けたのじゃないの。でも今日は別のサンプルを受けてもらいます」
 出水真衣巡査部長の拷問椅子に磔にした躰を緊縛師三名と鄭が四方からがっちり押える。
 「貴方のお○○こをシュートね」
 真紀子は恐ろしい一言を淡々と発した。
 「ええ」
 出水真衣巡査部長は恐怖に震えうろたえる。
 「安心して。座薬みたいな蝋燭の銃弾だから。でも痛みは相当よ。直ぐ手術の準備をしています」
 「・・・・」
 津島は銃を構える。
 「ああーーーーーーーーーー」
 情けない悲鳴である。
 「お○○こを開いて」
 真紀子の言葉に緊縛師二人が両側から大陰唇を引っ張る。
 ピンクの内側が露になる。
 「あは。あ」
 出水真衣巡査部長は恐怖に縮み上がっている。
 津島は息を吸い込む。銃口が静止する。引き金を引く。
 ボオーーーン。
 鈍い音と共に蝋燭の弾丸は出水真衣巡査部長の膣にめり込む。
 「があーーーーーーーーーーーーーーー」
 出水真衣巡査部長の躰は迫り上がって一瞬固まった。
 「ぐうおおーーーーーーーーーーーーー」
 全身から搾り出す悲鳴と共に出水真衣巡査部長の躰は右に力の篭った鈍い動きでずれて一瞬止まる。
 「ぐう、ごおおーーーーーーーーーーーーーー」
 痛みの深さから搾り出す悲鳴である。
 更に躰を動く限り藻掻くように左斜め上に迫り上げ固まる。
 「ぐうおおーーーーーーーーーー」
 前に後ろに力の限り藻掻き硬直させた。
 麻酔がかがされ拷問椅子に崩れると戒めを解かれてストレチャーに載せられる。医療チームの手で処置が行われた。
 翌日。出水真衣巡査部長は痛み止めが効いた状態で収録を行う。
 出水真衣巡査部長の極破廉恥動画はシカゴから発行された。
 捜査する警察官は一人も居ない。出水真衣巡査部長は職場放棄で懲戒免職と成った。
 
女衒の國 その八 北嶋真紀子の野望 完




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