SadoのSM小説
女衒の國 その五

女躰羞恥責め

この物語はフィクションであり、実在の人物、機関とは何ら関わりがありません。

 娼館島を仁川一族が所有してほぼ一世紀になる。
 R国という亜細亜の後進国の領土であった。最近娼国となって独立する。
 戦前から戦中にかけて日本から貧しい家系の女性が出稼ぎした。これがからゆきさんである。
 戦後からゆきさんは引き揚げたが仁川の父は島を護って売春を続けた。
 仁川の父は当時で言う女衒である。
 現在R国は仁川と仁川配下の資本に蹂躙されている。民主主義国家だが議員の百パーセントに仁川の息が掛かっていた。
 娼国は国家と言っても領土は僅かな二つの島から成る。
 だが仁川配下を合わせて一京からの金が動く。仁川系資本は風俗売春業を主力にあらゆる業種が亜細亜に浸透している。
 民事党の平佐和代議士は仁川を尋ねてR国国際空港に着いた。此処からフェリーを使って二十分で娼国に着く。
 北側の島そのフロント部分は五十階建ての高層ビルが十棟並ぶ。非課税のこの国に本社を置く企業がテナントに入っている。
 島の中央広場の前まで来ると昭和初期の噴水があり直ぐ横に昭和後期と思われる五十階建ての高層ホテルが建つ。
 仁川邸はその隣に建つ洋館である。
 平佐和はホテルの五十階に日本料理の店がありその特別室に案内された。一般には一切使われない部屋である。
 娼国の建物はこのホテルに限らず南面に窓がない。一面に太陽光発電が取り付けられている。
 エコ目的ではない。南側の島を見せないためである。
 この部屋だけは南側の樹木と断崖に囲まれた島の全景が見渡せる。
 この島では戦後からずっと人間を創っていた。
 産む専門の女性が二十人くらい居る。
 元々美形の遺伝子である。それに美形男性の種を人工授精させ毎年四つ子ぐらいを産ませる。
 一人の母に生涯で百人弱くらい子供が居ることになる。
 女性しか産まない。
 彼女らは島で限りなく日本人に教育され十八で島を出てゆく。
 仁川主席は体調を崩していた。第三副主席の北嶋真紀子が平佐和を迎えて対応をする。
 「市江廣子は元気か」
 南側の島の二号棟には鉄格子の牢屋がある。そこには日本から来た元国民党衆議院議員市江廣子が収監されていた。
 罪状はスパイ容疑と麻薬購入である。
 元テレビ太陽の御天気御姉さんから国民党にスカウトされた。有名人を使った議席稼ぎ要員である。去年八月の選挙で初当選した。
 「虐めてお愉しみになられますか」
 真紀子は薄ら笑みを浮かべて対応する。
 「わし一人では」
 そこへ料理と酒が運ばれコンパニオンが一人入ってくる。
 「先生のご贔屓。奈緒美さんですよ」
 真紀子は二十八。細面の美人である。躰に余分な肉はない。綺麗な躰の線をしている。
 藤崎奈緒美は美人というより可愛い。真紀子に比べれば若干肉を付けている。だがスレンダーな範囲ではある。柔らかい躰の線が愛しさを滲ませる。
 乳房は真紀子より一周り大きい。
 「菱沼先生。遂に党を割る段取りに入ったぞ」
 奈緒美は直ぐに全裸になる。藤崎奈緒美は此処のハードコンパニオンである。
 「二十七名でしたね」
 総て真紀子が画策したのである。
 「承知していると思うが民事党も大物が二人党を割った」
 「はい」
 「参院選までは国民党が独走すると思ったが予測より国民党の衰退は早く成った」
 運ばれた平佐和と真紀子のお膳には前菜と日本酒のグラスが置かれている。その直ぐ横に藤崎奈緒美が座布団を敷いて寝た。
 板前が入って来てネタケースが運ばれる。
 藤崎奈緒美の女躰が白木のカウンターならぬ女躰カウンターである。
 平佐和は奈緒美の白く血管が透けるような太腿に掌を置いている。
 板前は津梨清吉という。平佐和も既に馴染みである。
 津梨清吉は何も訊かずに平佐和と真紀子の鮨を握って行く。
 「日本経済が大きく後退することに変わりはないのでしょう」
 真紀子は平佐和にだけ酒を注いで自分自身はお茶で済ませている。まだ時間が早い。
 「誰も経済を立て直す対策などできない」
 「経済アナリストの女性が日本は多額の借金を抱えているけど資産もあるから消費税を上げなくても良いと言っていましたね」
 平佐和は注がれた酒を流し込む。
 「何を考えて勝又さんがあんな事を仰るのか。資産を売却してその分の累積負債は相殺できる。だが資産は今あるだけで資産より負債が大きく更に増加している」
 平佐和は大きく開放された窓から黄昏前の海に輝く奥の島を遠く眺めている。
 「いま消費税の議論をして欲しくないのは解るが消費税を上げなくて良いと国民に植え付けられては困る。むしろ消費税を上げて直接税を下げなければならない」
 津梨は軍艦巻きに生海栗を載せて端に鶉を殻で別けて黄身だけ落とした。
 いくらの軍艦巻きも同じように出す。
 大根の妻を敷いて笹の葉を載せた上に置く。
 真紀子の分は藤崎奈緒美の乳房の谷間に平佐和の分はドテから腹のあたりに置いた。
 平佐和は相変わらず藤崎奈緒美の太腿に片手を置いて時々素肌を撫でまわしている。
 「子供手当だって国民受けを狙っただけで経済効果のないことは国民党さんも判っておいででしょう」
 真紀子は嘲るように言う。
 「こうなっては本当の経済効果を考えて政治家は何も発言できないよ。そんな事をすれば落選確実だ」
 平佐和は軍艦巻きを取りながらもう片方の手は藤崎奈緒美の閉じた股の隙間に中指を潜らせる。
 閉じ合わせた女の部分の縦筋を指先で広げるようになぞった。
 藤崎奈緒美は頬の筋肉を強張らせて無言で堪える。
 「落ちてゆく日本にどうやって経済侵略するか。それが真紀子さんの課題じゃないの」
 「あと何人くらいの先生をお連れになりますか」
 日本の政治家を献金で手綱を付けようと言う意味である。企業献金ではない。娼国が娼国に本社を置く日本企業の代わりに献金するのである。
 「十四人」
 「参院選の前に」
 「うん」
 「今度はどのような嗜好で行かれますか」
 「嗜好は真紀子さんのやり方には適わない。お任せしますよ。市江廣子を共通の繋がりにして」
 平佐和は今夜泊って明日の朝には日本に帰る。
 「今日はどうします。市江廣子をお仕置きします」
 「そうだな。俺に唾を吐いた女をお仕置きしてそのあとはこの子とまったり過ごすよ」
 「宴会の明細だけ」
 宴会の明細とは献金の詳細である。
 「うん。此処に酒の本数と銘柄を書いてある」
 「宴席にこの銘柄をお出しすることで」
 「よろしゅう」
 市江廣子は娼館島の奥の島で鉄格子の中に監禁されている。
 他に二人テレビ太陽のリポーターと女性スタッフが区画を別けて収容されていた。お互いが話すことはできない。
 この二人は潜水艦で海に沈んで行方不明と言うことになっている。
 市江廣子には前回日本の代議士六人を呼んでオークションまがいの宴席で散々拷問されてからは平穏な日々が続いていた。
 真紀子の女性向風俗の実験も市江廣子が女の悦びに堕ちてからは何も起きない。
 食事も希望を訊いてもらえる。最初は何も要求しなかったが警備員が優しく接しているので好きなものを要求し始めた。
 市江廣子は白無垢の和装に着替えさせられる。
 鉄格子から久々に出された。
 辱しめられ甚振られる事は充分に判っている。
 潜水艇に乗せられた。これに乗るのは三度目である。奥の島は出入り口がない。昔は橋が掛かっていたが娼国が独立してから撤去された。
 今ではヘリで渡るか地下の洞窟の中に有る桟橋から潜水艇で北側の島の同じように地下にある桟橋に着く。
 警備員から引き渡された緊縛師が二人で市江廣子を連れて来た。
 地底の三叉路を左に曲がれば仁川邸。右に曲がればホテルの地下である。
 エレベーターで最上階に上がり平佐和の居る部屋に通された。
 真紀子も居る。一気に心臓が張り裂けてしまう。
 入れ替わりに藤崎奈緒美は出て行った。一つ下の階にキープされている平佐和の泊る部屋で待つ。今夜は平佐和の夜伽である。
 緊縛師が帯を解く。肌襦袢と二布が丸出しになる。
 緊縛師は着物を取ってしまう。両手を斜め上に広げて左右の天井からのフックに手首に掛けた縄で張る。
 脚で平佐和を蹴ったりしないよう腰巻が開くぎりぎりまで脚を開かせて脚首に竿を渡して固定する。
 ブラジャーもショーツも着けてない。
 二布を捲ると細く艶かしい太腿とその付け根に黒い塊が露わになる。
 八ヶ月前なら間違ってもこんな真似はできない。高価な女である。
 正義感と友を思う心が市江廣子を奈落の底に突き落とした。
 平佐和は容赦なく股間に手を入れ女の部分を弄くる。
 市江廣子は顔をめいっぱい背けて俯きになり眉間に皺を寄せて羞恥に堪え続ける。
 嫌悪に堪える表情がとことんそそらせた。
 板前の津梨清吉も後ろでニンマリ見ている。
 肌襦袢を解きさらに二布を解く。乳房の感触を一通り味わう。
 立って頬に手を充てる。憎しみと憂さを込めて叩いた。
 「あはーーーーーーーーーーー」
 顎を指先で掴んで反対側から叩く。
 「あうーーーーーーーーーーーー」
 俯きに逸らした顔は怒りと恥ずかしさに紅潮している。
 ブラウン管にその笑顔とプライドを振りまいていた。若き女性知識層の花形である。
 そのプライドが玩具にされ娼婦のように扱われてしまう。屈辱に真紅の姿を晒していた。
 男は女の躰をとことん蹂躙して満足を得る。いま平佐和代議士の目の前にその満足がある。
 「先生。どのように致します」
 真紀子が後から声を掛ける。
 「今日は女を責めてみよう」
 「もう一通り悦びを教えてあります」
 「そっちじゃないよ。花パンの様に女を責めるのだ」
 「判ったわ」
 真紀子は緊縛師に一通りの道具を指示した。
 緊縛師は全裸になったところで片側の脚首の縛りを一旦外してもっと脚を広げて縛り直す。
 真紀子はマスタードをチューブからたっぷり手に搾り出した。
 「ああーーーーーーーーーー」
 市江廣子は辛そうに目を細めて顔をうなだれている。
 相手が真紀子では何を言っても許される事はない。
 為されるがまま甘受して意地を張らず真紀子の予定している醜態と感情を正直に示すのが一番速く逃れる道である。
 津島や鄭、他のスタッフに散々女を責められた。頑なに意地を通し続ける意志であったが蹂躙されてしまう。
 彼らは道具などを使わない。執拗に何時までも市江廣子の膣の中とアナルをさおで責め続ける。
 押えられたまま暴れ、喚き、数回意識を失った。
 その次はイク寸前で止められる。何度もそれを繰り返した。
 夜中にせつなくて自分で掻き回す。声を殺して逝くことに馴れた。
 そして宴会場で国民党の代議士六人の前で浣腸され小水を流させられる。そのあと津島らに逝かされてしまう。
 死ぬ以上に辛く惨めだった。あの日で自分は死んだと思っている。
 さらに代議士六人に姦された。
 宴会場の幕で囲んだ中で一人ずつ娘を洗っては挿入される。
 いくらお膳立てされていても代議士が自分に入ってくるとは思ってもいなかったのである。
 代議士が執拗に責めてもこっちは女の意地を通せた。津島らの責めに比べれば一般の男はたいしたことはない。
 真紀子の指は市江廣子の女の中に進入して入念にマスタードを塗っている。市江廣子の心臓は鼓動を早めていた。
 平佐和が剃刀とシェービングを持って先に剃毛に掛かる。
 ドテの塊は生え揃っていた。
 まずライターで長い陰毛から焼く。
 「ああーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーー」
 陰毛は燃えても火は直ぐ消える。
 また燃やす。
 「あつ。あつ。ああーーーーーーーん。ああはあーーーーーーーーーん。いやよーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーん」
 適当なところでシェービングを噴き掛ける。
 じりじりとT字剃刀を動かす。桶の水で剃刀を洗っては剃る。
 白い肌理の細かい肌から徐々に陰毛に隠れていた紅い部分が露出した。
 一度拭いて剃り残しを点検する。
 女の一番恥ずかしい部分の肌を入念に見られ恥ずかしさで俯いて横に反らした顔がピンクに輝く。
 姦女真紅と言う言葉が当てはまる。(私の勝手な言葉です。昔からの言葉は姦娘真紅です)
 そして市江廣子の白い顔を真紅に辱しめることは心底から平佐和を悦びの底に陶酔させた。
 平佐和が剃毛してクリームを拭き落とした部分と太腿に真紀子がバターを塗り込む。
 緊縛士が道具を搬入していたが最後に中型犬を二頭連れて来る。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 中型犬二頭は市江廣子の股間と太腿を二本足で立ち上がり飛びつくように舐めまわす。
 教育してあるから噛むことはない。しかも牝である。獣姦はない。獣姦してしまえば代議士らもさすがにやらなくなってしまう。
 「いやあはーーーーーーーーーーーあん。ああーーーーーーーん。いやーーーーー。いやーーー。いやよーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー」
 市江廣子は縛られた腰を振って逃げる。中型犬は舌先を真上に伸ばし追いかけ舐めまわす。
 「ああああーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーー」
 涙をぽろぽろ溢しながら汗を撒き散らす。
 平佐和も真紀子も津梨も実に愉快そうである。
 バターが無くなると犬は引き揚げる。
 「あはあーーーーーーーーーーん。酷いーーーーーーー。酷い」
 緊縛師が犬の舐めた部分を入念に拭く。
 既にマスタードが効いて痒みに躰を捩らせている。
 バイブレーターに筆ペンのついた玩具を持ち出す。
 「痒いでしょ。これを入れるのよ」
 畳に布を敷き上に長い半紙を置く。
 平佐和が市江廣子の女の部分に筆付きバイブを挿入する。
 筆の側面から四本のアームを垂直に伸ばす。アームを調節して左右の太腿を挟む。筆の方が回らない為である。
 緊縛師が天井からの縄を解き高手小手に縛り直す。
 縛った背中にフックを付け天井のフックに縄を通した。縄は畳に膝を着ける長さに調節する。
 バイブは中で回って市江廣子の痒みを癒していた。
 「いい。ここに市江廣子は淫女です。と書くのよ」
 真紀子が意地悪く言う。
 胸部を縄で固められ天井から繋がれて全裸でしゃがんで女の部分から筆を立てて腰を動かして文字を書く。
 市江廣子の女の中ではバイブが回っている。痒みを癒す為バイブの動きを受け容れるしかない。
 実に淫靡な姿である。
 中で回っているバイブを膣で掴むしかない。掴めば官能が襲って来る。
 「あはあーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーー」
 声さえ抑えられない。
 一文字書くにも躰が止まる。止まれば真紀子がバイブを止めた。リモコン操作である。止まれば痒みが襲う。
 苦悶の表情で声も殺さず文字を書こうと藻掻く。
 文字を書き終わるのに三十分掛かった。文字は筆が震えて歪んでいる。更に膣から流れ出た液で滲んでいた。
 女を羞恥の玩具にする醍醐味である。
 書き終わっても痒みは止まらない。涙はぽろぽろ零れる。
 今度は脚を広げて一本の竹竿に脚首、膝、太腿の三ケ所を縛る。脚はスポーツ選手のように腰で一文字に広がっている。
 高手小手に縛られた背中にも竹竿を通す。
 二本の竹竿の端四箇所で天井から吊るした。腰の高さが畳から一メートル位になる。
 奇妙な玩具が運ばれた。一メートル四方の鉄板がキャスターに載っている。
 鉄板から垂直に一本のアームが立っていた。アームの先には擬似男根が天井に向かって突き立っている。
 市江廣子の吊られている真下に持ってくる。
 「まだ痒いでしょう」
 「お願い。もう洗って下さい」
 涙をポリポロ溢して懇願する。
 「それに自分から被されば楽になるわよ」
 真紀子は突き放す言い方である。
 「ああはあーーーーーーーん」
 市江廣子は絶望の惨めさに泣く。
 それでも腰を動かし男根を跨ごうとする。
 男根の先は吊られている女陰の位置より高い。被されば調度なかに納まる。髪を振り乱して瀕死の奮闘である。痒みは心底辛い。
 意地を張れば真紀子と反吐が出るほど嫌いな平佐和にその意地をとことん虐めて砕けるまで愉しまれるだけである。
 今は素直に痒みを癒すのが懸命と考えるしかない。
 「うぐうーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーん」
 格闘は更に続く。
 乗ろうとすると擬似男根は撓る。撓ると乗ろうとしても逃げる。
 「だめーーーーー。もうだめーーーーーーーー。かゆいーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーー。ゆるしてーーーーーーーーーーーー」
 涙も汗も鼻水も垂れていた。
 そろそろ平佐和が下から入れてやる。男根は一気に女陰にめり込む。
 「ああーーーーーーーーーはあーーーーーーーー」
 めり込むとスイッチが入った。中で男根は暴れる。今度は自分で逃れられない。
 全裸で高手小手に縛られ吊るされ両脚を水平に開き女の部分をアームの先の男根に突き刺され官能に顔を軋ませ轟音のように女の声を張りあげる。
 「ああーーーーーーーーー。あがーーーーーーーー。だめーーーーーーー。だーめーーーーーーーー。もうだめーーーーーーーー」
 それでも下品にイクーとは叫ばない。
 その気品が更にプライドを破壊する加虐心を促進する。
 胸部を縛られ突き出した乳房の紅さと歓喜に軋み大口を開けて上品だった美形の顔が崩れ果てた様が淫靡の極みである。
 「ああーーーーーーーーーーー。ああがあーーーーーーーーー。だあめーーーーー。もうだめーーーーーーーーー」
 目からは涙が零れている。
 全身が痙攣して最後は白目を剥いてしまう。
 それでも許さない。今度は大きな膳台に乗せ膳台の脚に両手両脚を各々縛り付ける。
 クスコを刺し込む。
 女の奥まで覗かれる恥ずかしさに顔を崩して羞恥の破局の表情である。
 普通のスーパーコンパニオンならばハーイどうぞと腰を突き出して見せてくれる。市江廣子には如何に訓練しても慣れる事はない羞恥である。
 そして慣れたコンパニオンに如何なるハードなエロを行うより市江廣子が僅かなパンチラに恥ずかしがる姿のほうが官能を満たしてくれる。
 濡れた面相筆で内側の粘膜をなぞる。平佐和が膣を責める間に津梨も参加させられて乳首を責めた。真紀子は耳を責める。
 
 仁川主席は病の床にあった。既に命数は尽きている。
 仁川に嫡子は居ない。安形次席が国を継ぐ事はほぼ確定している。
 だが問題は娼国が税金で運営されている国ではない。売春を主力とした企業グループの国家である。
 さらに総てが仁川資本ではない。仁川資本を遺言状の通り分配すると娼国の勢力は次のようになる。
 安形派、湯野中派、村上派、北嶋派、津島が3.5対3対1.5対1対1となる。
 湯野中は元々仁川の使用人である。
 仁川について徐々に自己資本を伸ばした。
 娼国内の売春は仁川資本で湯野中管理である。ここは津島が引き継ぐ。その分湯野中がR国内の仁川資本を引き継ぐことになる。
 R国は民主主義国家だが議員は百パーセント仁川配下の企業に所属する役員である。
 R国内の娼国資本の比率は安形派、湯野中派、村上派、北嶋で4:3:2:1となる。だが議員は湯野中派が四割である。
 更に北部のゲリラゾーンは湯野中派のみで押えている。
 安形が主席に成れば湯野中は娼国から手を引く。だがR国を始め亜細亜にその広大な勢力は残る。
 安形派と言ってもその参謀は北嶋真紀子である。
 仁川政権下でもその状況と成っていた。北嶋真紀子に反対するのは湯野中派のみである。
 
 平佐和は陰で実力を握るべく真紀子に菱沼を懐柔させた。
 国民党が政権交代に成功したがその政策は日本経済を後退させ国力を衰退させる以外の何者でもない。
 国民党と雖も幹部とくにその実力者は元民事党である。
 元民事党の一部勢力が社会党右派、民社党、その他の勢力を抱き込んだ寄り合い所帯である。
 平佐和は国民党を分裂させ社会党右派、民社党系、その他を切り捨てさせる。
 政権交代で勢力を落とした民事党と国民党の元民事党勢力さらに群雄割拠した民事党系勢力を連立して保守政権を組み直す考えである。
 
 だが平佐和が日本に帰る飛行機が成田に着陸するととんでもない情報が舞い込んだ。
 総理が辞任する。幹事長も道連れにして国民党を立て直すというのである。
 数日のうちに管石由人が党員投票で内閣となった。
 反大澤の色を濃くしている。
 人気は有るが乗数効果、消費性向も解らなかった経済音痴である。
 馬鹿な国民は直ぐに騙されて政権交代当初には及ばないが支持率は一部回復した。
 一番主婦受けを狙って清い事を言うが実質経済の足を本気で引っ張る面々が主力である。
 財政再建だけを唱え消費税の増税も検討している。財政再建より景気を立て直すべきである。
 社会保障を厚くする事は正しい。だが預金のない最下層のみで良かった。
 母子加算は必要だが子供手当は景気の足を引っ張る。
 そして不況になる根本理由はお金が預金に留まる事にある。
 政権交代は大きな間違い。その公約に沖縄の問題を唱えたのは言語道断と言える。
 結果は沖縄を怒らせアメリカはそっぽを向き始めた。
 日本経済はフェミニズムの台頭と反比例して確実に後退している。
 どちらにしても平佐和は娼国を頼るしかない。菱沼らも同様である。
 そして娼国は日本企業を少しでも引っ張りたい。
 緊急で一夜限りの大宴会が開催された。
 政治家が精力的に力を拡大して経済発展に尽力してもらうに酒池肉林は重要な起爆剤である。
 今回は平佐和が十四人連れている。
 百六十畳の宴会場に五十人の大宴会である。
 娼国に本社を置く日本企業の代表者が二十八名出席していた。
 百名のコンパニオンが客席にサービスする。刺身を舟盛にする舟を象取った木の器を女の等身大の大きさにした物が並ぶ。
 女躰盛はソフトに見えて辛く恥ずかしい仕事である。
 躰が冷える。全裸で弄られても抵抗ができない。
 今回は全員手首を舟の舳先に延ばして縛られ脚を広げて舟の縁に固定されている。
 女躰刺し盛ではない。女躰会席である。順次板前が活き造りなどを載せてゆく。
 触るも弄くるも酒を飲ますも自由である。
 一人に二人のコンパニオンが付く。もう一人は配膳係と今夜部屋に戻ってからのアフターも行う。こちらも全裸である。
 コンパニオンは全員が娼国で育った限りなく日本人に近い娼国の女である。
 この他に五人のハードコンパニオンと三人の女受刑者が用意されている。
 これが本日の宴会に於けるメインの肴である。
 「女比べを行います。あらゆる女を比べます。全裸、乳首、女の部分の美しさ。逝き顔、泣き顔。八人総当りで行います。皆様にはどちらが勝つかに賭けて頂きます」
 村上副主席の司会で始まる。
 五名は下座に座っている。市江廣子、小林真木、矢野真の三名は別室に警備員が付いている。
 「負けた方はお仕置きです」
 市江廣子は受刑者。最終的に安全は守る必用がある。残る二人は国際的に海底に行方不明と成っていた。こっちはかなりハードな刑も期待できる。
 既に湯野中派は宴会場に居ない。
 縄を掛けたまま警備員が白無垢の矢野真を牽いて来る。
 対戦相手は釈田由美子である。
 矢野真は会場に居るメンバーを見て驚愕している。
 議員は一年生ではない。矢野真もテレビクルーである。何処かで一度か二度は見ていた。
 自分をとことん甚振り羞恥の極弛に堕し卑劣な手段で女を蹂躙した真紀子が平佐和の隣にいる。
 議員らは国民党と雖も元は民事党である。此処に出てもさもあらんと思う。平佐和の存在が驚きである。
 「釈田さん。籤を引いてください」
 矢野真は縛られているので釈田由美子が一人でルーレットのボタンを押して回して止める。
 「八番。浣腸比べ。浣腸を長く我慢した方が勝です。賭けた方が負ければチップは押収ですが拷問を選べます」
 一人目の代議士が釈田由美子にチップを積む。
 これが代議士の要求額である。
 献金者は相手側に賭けた。一部娼国も賭ける。娼国の分は真紀子が仁川の代わりである。
 此処での賭け金は僅かである。翌朝その金額を元手にカジノで合法的に勝たせて貰い壱万倍にしてもらえる。
 総て現金である。
 矢野真の帯が解かれ腰紐も解かれ着物は肩から落とされる。
 最初は何度も抵抗した。でも抵抗して暴れればそれだけ自分が痛い思いをさせられる。押えられているがもう無理に暴れはしない。
 和服に下着は着けさせてもらえないので肌襦袢を解かれると乳房が丸出しになってしまう。
 乳房は小振りだが三角にやや左右外向きに突き出て形も良い。乳首もさらにピンと突き出てやや上を向いていた。
 乳輪は小さくその部分の粒子は粗い。
 純白の二布も取られた。全裸にされる。
 矢野真の躰は細くスレンダーである。躰の曲線が巧みにくねって女を表現している。ウエストのくびれも良い。
 広げた脚は微妙に内向きに膝を向かい合わせる。左右に脚首を広げて脚のラインが左右対称にくの字を描くのが美しい。
 小柄だが弱々しさはなくそこが甚振っても罪悪感情をまったく沸かせない女である。
 開帳台に乗せられ恥ずかしい姿で固定される。
 釈田由美子も対照的に真っ赤なドレスを脱ぎ自分でブラを外す。
 その乳房は若さの割に若干垂れ気味だが弾力より柔らかさを感じさせ乳首も小さい。
 強い鞭で叩くと壊れそうな哀愁を感じさせる。色の白さがいっそう壊れやすさを強調していた。
 だが触れば柔らかいヨーヨーを握るような弾力感を味わえる。
 二人に浣腸の洗礼が開始された。
 二百CCずつ注入する。五分待つ。
 更に二百CC注入する。
 矢野真は鉄格子の中で調教師らがお尻に挿入する為に何度も浣腸された。
 だがこんな人数の前で浣腸されるのは始めてである。最大に恥ずかしい破局の排泄を公開されてしまう。
 矢野真は最早正常な精神状態では居られない。自分はこれからどうなるのか想像に難くない恐怖である。
 自分は恥にまみれ嘲りの喝采を受け気が遠くなる恥の坩堝に見舞われ終わって行く。そのあとは考えられない。
 更に五分待ってあと二百CC注入される。
 矢野真の表情が苦痛に歪む。
 縛られた腕と脚に力が入る。腰が浮き沈みを繰り返す。
 開帳台のお尻の下には大きな透明なボールが待受けている。
 「ああがあーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーー」
 矢野真の断末魔の呻き声。突然アナルから水が飛び出した。
 びゅるうううううううう。ぶるうーーーーーーーー。
 そして細かく千切れた便が小刻みに流れ出す。
 ボールの水は茶色く染まっているがその中に便の塊は色濃く透けていた。
 会場内は笑いが充満している。笑い声が一つ一つ恥心を突き刺す。
 矢野真は紅潮した顔から羞恥の涙を流していた。
 続いて釈田由美子も排泄した。こちらはハードコンパニオンである。羞恥を晒すのは諦めている。
 矢野真は充満している自分自身の排泄の臭いに更なる羞恥に苛まれる。頭は真っ白などでは済まない状態である。
 此処で舌を噛んで死ぬ場面かもしれない。だが現実には常人に舌を噛むなどできない。
 食事だけは日本の刑務所とは段違いで希望も訊いて貰えアルコールも出して貰える。
 だが最早収監から逃れる希望はない。強姦と真紀子のSM実験の玩具にされ自由の無い毎日である。
 舌を噛めれば既に死んでいた。
 緊縛師がアナルを拭いている。改めて恥ずかしさを実感してしまう。
 「拷問を選んで頂きます」
 抽選のルーレットが回る。七に止まった。
 スクリーンに候補が出る。
 一.蝋燭達磨。
 二.女躰筆嬲り。
 三.氷責め。
 四.駿河問い姦。
 献金する企業家らが話し合って代議士にお伺いを立てた。
 代議士は女躰筆嬲りを選ぶ。
 矢野真はこの上どんな恥ずかしいことをされるのか恐怖に脅えている。ここまで大人しくなるまでに随分騒ぎまくった。
 その度に陰湿な痛みが与えられたのである。
 矢野真は事業仕分けの顔になっている女性代議士を若くもう少し美しくしたような女。モラルで言うのではなく美人と言って良い。
 公益法人、独立行政法人が税金で行う事業から多額に中間利益を吸い取って更に不要な事業は多いと言える。
 だが事業仕分けでやる必要はない。明らかにもぐら叩きのパフォーマンスである。
 きちんと発注制度を変えて官製談合、天下りができない体制を作るべきである。あれは政治のやることではない。
 一番末端の孫請け業者が職を失うだけである。
 党の人気取りと反比例して倒産、自殺者を作る張本人と言わざるを得ない。
 いつか歴史の法廷で裁かれ絞首刑以上の公開極刑にされるべきである。
 陰湿な痛みを受け続けても矢野真は抗議を止めなかった。
 強制的に官能の極致に堕されてしまう。
 仁川のボディガードとこの島の警察を兼ねる津島と鄭。この二人の執拗かつ女の泣き所を知り尽くした責めが効を奏した。
 総ては真紀子の作戦に基づいている。
 それが続くうちに徐々に諦めの方向に落ち着いて行った。
 献金の意志を示す為に矢野真に賭けた事業家達が村上副主席に促され前に出て来る。
 彼らは代議士も招く。
 緊縛師から全員に面相筆が渡された。
 緊縛師は寝かせた十字架に矢野真を大の字に乗せる。
 腕はぐるぐる巻きに縛った。
 脚は開脚して脚首と太腿を重ねて縛り合わせる。蛙の状態である。脚首と太腿を縛り合わせた部分を十字架に厳重に固定してしまう。
 腰も固定した。
 アナルと膣に開口器を挿入する。
 「面相筆で責めるのはアナル、膣、乳首、耳、鼻の穴です」
 緊縛師が説明する。
 矢野真は恐怖に縮み上がった。
 躰は完全に固定されて殆ど動かない。
 鼻は細い筆で少し濡らす。耳は乾いた筆。乳首はローションを塗る。膣もアナルも同じである。
 一斉に責める。
 「あはあーーーーーーーーー。ああはあーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーー」
 縛られた躰を捩って涎を飛ばし喚き続けた。
 膣をゆっくり弄られアナルと両方から責められる。これは非情に気持ち良くなってしまう。乳首も責められて勃つ。
 耳からも襲って来る。逆に鼻はくすぐったい。
 達磨の如く手も脚も動かせないのである。
 顔は真紅に紅潮して口は涎が垂れてしまう。
 矢野真は愛嬌のある軟派な可愛い女ではない。理論派の硬派な美人である。そして女としてのスタイルは完成している。
 政治家や企業オーナーの見守る前で性的玩具の屈辱は最早猟奇である。
 これでは死んでも死にきれない。生きて此処を出てこの国に報復しなければ成らないと思う。
 矢野真の意識はいま此処にいる政治家全員を失脚させて猥褻罪で裁かれなくてはならない。
 だがそれは永久に来るべきことではないのである。
 矢野真がどんなに復讐に燃えても日本で理不尽に裁かれた冤罪者と同じように娼国の権力に踏みつけられて終わって行く。
 だが冤罪者以前に矢野真らは治外法権の他国でスパイ行為を行った。娼国のスパイ行為に関する罰則を事前に知っていたのである。
 矢野真の羞恥極まる狂乱の余興が終了すると次の対戦が始まる。
 次は娼館島に来たばかりの松本鮎美である。
 もう一人は次の部屋から元テレビ太陽のリポーター小林真木が警備員に牽かれて来る。
 松本鮎美はお座敷の仕事をまだ一本しかやってない。本日の宴会のこともついさっき因果を含まされたばかりである。
 小林真木は矢野真と共に他二人のクルーと娼国にドキュメンタリー番組の収録に潜入した。
 一緒にR国に来た大田黒代議士の反対を押切って強引な調査を続行する。
 潜水艇を雇って奥の島に潜入して津島らに捕えられた。対外的には潜水艇を奪って逃走中行方不明となっている。
 小林真木は矢野真と同じように絶望を感じているがこの現状に怒りより脅えが強い。
 この場で裸にされる。それだけでも殺される思いである。
 それ以上に鉄格子の中と同じことをされる。
 この企画に自分が引き摺り出され現在与党の代議士が何人も見ている。此処に居る人物らはこの先自分らと敵対する利害関係となる。
 それは自分らが此処から出られなくなる大きな障害でもある。
 これだけの代議士がそれも党派を超えて此処に集まる。あの恐ろしい北嶋真紀子と繋がっているのである。
 「松本鮎美さん。籤を引いてください」
 村上副主席が促す。
 緊縛師が要領を説明している。
 小林真木も縛られているので松本鮎美が一人でルーレットのボタンを押して回して止めるしかない。
 「三番。女の味比べです。女性自身を概観から中までくまなく比べて頂きます。窄めた概観、開いた概観、クスコ、指、実質挿入、キス、乳揉みの七項目です。審査員は賭けた方を除いて三名。ランダム抽選です。賭けた方が負ければチップは押収ですが次の拷問を選べます」
 内容を聞いただけで小林真木は蒼ざめ泣きたくなる。
 二人目の政治家が松本鮎美に賭けた。
 一人の実業家が同額のチップを賭ける。
 献金者と政治家でルーレットを回す。
 審査員三名が選出された。
 松本鮎美は恥ずかしそうに真赤なドレスを肩から落とし下着を取る。乳房と局部を手で隠して緊縛師の指示を待つ。
 緊縛師が小林真木の戒めを一旦解く。そして白無垢を脱がしに掛かる。
 「ああ。いやあーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーー」
 たくさんの人数の前で裸にされてしまう。無駄でも抵抗する。
 緊縛師が二人加勢して畳に押し倒して脱がしに掛かった。
 暴れると白い太腿が二布からはみ出して返ってエロさを奏でる。
 小林真木と松本鮎美が開帳台に開脚姿で固定された。
 宴会場は三方の壁の上部に大型スクリーンが取り付けられている。
 カメラが小林真木の女の部分をアップで映し出す。
 「いやあーーーーーーーーーー。いやよーーーーーーーーーーーーー」
 小林真木は押え付けられ開帳台に縛られても女を比べられる怒りに沸騰している。
 会場にいる者は全員が小林真木の素性を知っていた。
 この先永久に解放されることがないのは解っている。既に社会から抹消されているのである。
 股間の翳りは少ない。緊縛師の手で事前に綺麗に整えられていた。
 その下にはビラビラが重なってやや突起した女の部分が閉じた状態で確認される。
 「ああーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーー」
 小林真木は自分の性器がスクリーンに拡大されているのを見てまた叫ぶ。気が遠くなるほど恥ずかしい。
 自分がはつらつとスクリーンに活躍する姿だけを見てきた人たちに絶対に公開する事の無い部分を拡大して確認されている。
 一人目の審査員は小林真木の女の部分の概観を入念に見て突起した縦筋を割って広げた。
 「ああはあーーーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーー。いやよーーーーーーーー」
 眉間に皺を固めて口を顔の半分くらいまで開いて叫ぶ。
 ビラビラの裏側はやや色は濃いがまだピンクである。粘膜の部分は薄いピンクで真ん中に近付くに連れやや濃くなる。
 中央の部分も濃いめのピンクでやや湿りが感じられた。
 見られている無言のざわめきが小林真木を包む。
 自分の一番恥ずかしい部分が大型スクリーンに映っている。恥ずかしくて見ることはできない。
 小林真木の顔は羞恥に染まっている。きりりとした美形の顔が恥ずかしさに崩れ真紅に染まるのは見る者の官能この上ない。
 これまで知的女性のプライドを高らかに法律に護られて女の利害を当然の如く主張してきた花形である。
 それがいま羞恥の破局に堕ちている。溜飲が下がる場面である。
 緊縛師が指入れを指示していた。
 審査員の指にワセリンを塗る。
 その指は小林真木のやや湿った膣の亀裂に進入して行く。
 「あはーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーー。いやよーーーーーーーー。やめてーーーーーーーー。ああーーーーーーーーー」
 無駄と解っても喚き散らす。涙はぽろぽろ零れる。
 審査員の指は膣の中に蚯蚓千畳の粒々が群集した部分を弄って行く。
 「いいやあーーーーーーーーー。いやあはあーーーーーーーーーん」
 小林真木の顔は真紅に輝き歪み崩れて羞恥の極みに喚き続ける。
 審査員は絞まり具合を確認しながらさらに奥に指を侵入させた。
 「あはあーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 緊縛師がクスコを渡す。
 「ああーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーー」
 クスコを見て更に喚き続けた。
 隣で松本鮎美は無言で躰を任せている。
 スクリーンには二人の女の部分がスクリーンを二つに割って比べるように並べて映し出されていた。
 女にとっては屈辱極まりない。羞恥の極地の場面である。
 松本鮎美は女の部分の綺麗な縦筋を割って中を広げるとビラビラの縁はドドメ色である。中央部まで赤紫色でそこは液で濡れていた。
 クスコを挿入され女の奥が二人並べてスクリーンに拡大される。
 無言の圧迫が会場を支配していた。
 これ以上何も隠すものはない。究極の部分の公開である。
 反抗する小林真木の乳房の感触を確認して次はキスだが松本鮎美の審査員は入念にディープにキスを味わう。
 小林真木の審査員は舌を挿入する危険は避けた。
 最後は挿入だがこれも小林真木は抵抗する。
 「うあやめろーーーーーーーーーーー。やあめろーーーーーーーーーーーー」
 喚くが言葉が上擦っている。半狂乱というより無理でも駄々をこねる抵抗である。
 審査員は指を入れて侵入路を確保して挿入する。
 「ああーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー」
 断末魔の悲鳴である。
 松本鮎美は簡単に受け容れる。こちらはお座敷遊び。小林真木は強姦と言った違いである。
 「ああーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーー」
 抵抗する小林真木に審査員は強く欲情して中で出してしまう。
 「ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 小林真木は駄々をこねる如く首を揺すって泣き喚き続ける。
 演技の要らない強姦シーンの撮影そのままである。
 一人が終わると膣はセペで綺麗に洗浄する。
 三人の審査員が交代して松本鮎美と小林真木を一通り味わう。そして投票が行われた。
 残酷にも一点ずつ女を採点して行く。
 女の一番恥ずかしい部分を比べて採点されるのである。
 小林真木はこれ以上の屈辱はないと泣き続ける。
 キスの味が小林真木は抵抗したので三名ともゼロ点である。
 予定通り松本鮎美に軍配が上がった。
 「拷問を選んで頂きます」
 抽選のルーレットが回る。二に止まる。
 スクリーンに候補が出る。
 一.擬似男根乗り。
 二.擽り痒み責め。
 三.叩き責め。
 四.駿河問い姦。
 また献金する企業家は何にするか代議士にお伺いを立てた。
 この代議士は駿河問い姦を選ぶ。
 駿河問いとは俯むせに寝かせ背中の上で手首と脚首をそれぞれ束ねて縛ってしまう。
 束ねた手首と脚首に少し弛みを持たせて縛り合わせる。
 この縛った部分を天井から吊るした。
 女の躰がパンタグラフの様な形を描いて吊り下がる。
 異常に苦しい縛りである。
 小林真木が苦痛に歪み崩れ哀れを誘う。
 「ううぐううーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーー」
 女躰が五角形に折れて頂点を手首と脚首でぶら下がっている。
 駿河問い姦は小男がその五画形の内側に乗り太腿の裏側を跨いで空中で挿入する。(注:駿河問い姦という用語は存在しません。創作です)
 本日の緊縛師は小男ではない。
 会場から希望者を募っても誰も此処で裸になりたくない。
 みな社会的地位のある人間ばかりである。
 コンパニオンが一人女同士で繋ぐバイブを娘に咥えて小林真木の太腿の裏に乗る。
 小林真木の苦痛は更に厳しくなる。
 吊り上げて下から緊縛師が手伝って小林真木に挿入する。
 「あがうーーーーうーーーーーーーー。あがううーーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーー」
 小林真木は屈辱より駿河問いの苦しさに藻掻き、呻き、泣きまくる。
 上に乗ったコンパニオンは小林真木の腕にしがみ付く。ピストンどころではない。
 動きが無いので上下させたり振り回したり動かす。
 「あーーーーーーはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 二人の悲鳴が重なる。淫靡で壮絶な光景である。
 小林真木の顔は悲痛に歪み続ける。
 次の対戦は小林恵美子といよいよ市江廣子である。
 今度も小林恵美子がルーレットを回す。
 「三番。全裸比べです。全裸に剥いてあらゆる角度から女躰を観賞いたします。あらゆる部位を計測します。数字を見て全員で投票です。賭けた方が負ければチップは押収ですが次の拷問を選べます」
 全裸に剥いて更に隅々まで全裸を比べようというのである。これが本当の美人コンテストかもしれない。
 よく知っている国民党代議士が四人もいる。
 市江廣子には献金をおねだりに来たことが薄々解っていた。
 此処でまた全裸にされて究極の恥を晒されてしまう。
 市江廣子は抵抗しても無駄なので大人しく白無垢を脱がされる。
 肌襦袢も二布も取られた。前の二人と同じように下着は着けさせて貰ってない。一糸纏わぬ全裸にされてしまう。
 これだけで市江廣子は真紅に紅潮して顔を伏せて乳房に手を充て局部を隠して恥ずかしさに堪えている。
 手首を頭上で合わせて縛られ天井から引っ張られた。脚を広げ竹竿を渡して脚首を縛る。
 これで何処も隠す事が出来ない。
 小林恵美子も同じように縛られる。
 二人の全裸が比べられるように並んで立たされた。
 二人の裸は対照的である。だがどちらも多くの男性をそそらせる。
 市江廣子はお天気お姉さん時代に同期の他のアナウンサーと比べても躰の線が解り難い服装ばかりであった。
 全裸にした今こんな綺麗な裸だったのかと思わされる。
 比べると小林恵美子はひと周り大きく感じてしまう。
 だが太いとか肥満という感覚はない。ダイナマイトボディなどと言う言葉が有ったがまさにそのままである。
 上背は市江廣子より五センチ以上大きい。
 乳房は巨乳とまでは言わないが大きさもそれなりにありキュンと張って形も良い。
 乳首は赤く乳輪は二センチくらいで小さいが突起はくっきり円筒形に突き出している。
 太腿にもボリュームがある。だが股間に人の手が入る隙間は空く。余分な肉はない。
 SEXのシンボルのような色香が全身を包んでいる。
 会場全体から二人を見比べて無言のざわめきが包んでいた。
 これから詳細な測定が開始される。
 スリーサイズは元より太腿、膝の上下、膝下の長さ、股下の長さ、乳首、性器、クリトリスなどをノギス、マイクロメーターで測ってゆく。
 市江廣子には自分が消え入りたいような恥ずかしさである。
 小林恵美子の躰が自分より良い物に見えてしまう。横に並べられるだけで死ぬほど恥ずかしい。
 見ている男性諸氏の好みは様々である。どちらも欲情しない躰ではない。市江廣子の細く柔らかい躰が好きな男性も多い。
 スクリーンには計測結果が表示される。
 小林恵美子はそれがどうしたの。私はいい女よという表情である。
 市江廣子は女の部分や乳首、アナルの直系まで表示され真紅の顔を俯きに崩して羞恥に絶え続けている。
 採点は市江廣子の予想に反して二十三対二十三である。
 だが仁川主席の代行で真紀子が最後に投票する。こちらは献金の行方優先である。
 一票差で市江廣子の拷問が決まった。
 それでも市江廣子の心は近来になく少しほぐれた。
 どんなに嫌らしいことに批判的でも到底小林恵美子に及ばないと思っていただけに半分が自分の躰に投票してくれたのは嬉しい。
 真紀子は市江廣子の顔が少しほぐれるのを見逃さなかった。
 拷問が選択される。
 抽選のルーレットが回った。九に止まる。
 スクリーンに候補が出た。
 一.トリプル浣腸。
 二.擽り痒み責め。
 三.三種の鞭。
 四.十露盤板。
 また献金する企業家は何にするか代議士にお伺いを立てる。
 この代議士は十露盤板を選ぶ。
 市江廣子は十露盤板を見ただけで身震いがした。
 油圧台車で石の板が運ばれてくる。
 それを女の柔らかい膝に載せられるのである。
 市江廣子は緊縛師に後ろ手にされ高手小手に縛り直され胸部を繩で固められてしまう。
 躰は恐怖に震えていた。
 緊縛師は手で促し市江廣子を十露盤板に正座させる。
 座るだけでもかなり痛い。
 緊縛師が二人で石を担ぐ。
 石の表面は綺麗に磨かれている。
 肌を傷付けるざけざけ感は無い。だが担ぐ緊縛師の腕の筋肉から重さが感じられた。
 市江廣子の小鬢から冷や汗が流れる。
 座るとやや血管が透けて見えた。白く艶かしい女の膝の上にきっちり置く。
 「ああーーーーーーーーー。うがあーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 重さに上半身が藻掻く。膝は震えた。石は揺れる。
 あと二枚ある。一枚でも相当に重い。
 膝は石に圧迫され向う脛は下から十露盤板の角が衝き上げる。
 涙はぽろぽろ零れた。
 宴会場からいつの間にか自然に拍手が沸く。
 国民党の議員らは市江廣子への拷問を歓んでいるのである。
 緊縛師が二枚目の石を持ち上げる。
 市江廣子の顔は痛みに涙を流し冷や汗に髪が解れ石を見上げる目は恐怖に脅えていた。
 二枚目の石がぴっちり重ねて置かれる。
 「あがあーーーーーーーーー。あぐあがあーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 縛られた躰を後に倒し前に被せ顔を引き攣らせて苦痛に藻掻く。
 涙も汗も鼻水も涎も垂れている。
 追詰められた悲惨な姿だがここまで崩れた顔でもとことん男性をそそらせる女である。
 苦痛に歪む顔は破裂せんばかりにのた打つ。
 「あはあーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーー。あがあはあーーーーーーー」
 真紀子はいい気味と悦んで見ている。
 「ああはあーーーーーーーーーーーん。だあめーーーーーーーーーーーー。もうゆるしてーーーーーーーーーーーーーーーー」
 市江廣子は恥も外聞も無く壮絶に訴える。
 安形次席の合図で三枚目の石は取り止めになった。
 「だあめーーーーーーーーーーーーー。もうだめですーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーん」
 市江廣子は壮絶に訴え続ける。
 安形次席が緊縛師を呼ぶ。
 拷問刑は中止になった。
 石は膝から下ろされる。市江廣子は縛られたまま畳に崩れる。
 向う脛にはきっちり四本痣の筋が走っていた。
 男優が一人連れて来られる。
 「こいつを口でイカせたら許してやる」
 既に市江廣子は自分で腰を上げられない。緊縛師は小さな椅子を持って来て抱き上げて座らせる。
 男優は下半身裸で待つ。
 後ろ手に縛られたまま顔を突き出して男優のさおを舐める。
 自ら舐める屈辱に涙をぽろぽろ流す。
 涙と汗と鼻水にまみれた凄惨な顔で男根を舐める。
 悲惨の極致である。
 「二十分以内だ」
 できなければまた石を抱かされる。必死に舐めた。
 男優は見かねて市江廣子の顔を両手で掴む。
 「しっかり咥えていろ。俺の方で逝く」
 男優は市江廣子の顔を押えて口の中にさおをピストンした。
 市江廣子は必死に耐える。これも苦しそうである。
 男優は市江廣子の口の中に出すと動きを小刻みにして余韻を口の中で味わって抜く。
 「ふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 市江廣子の口からは男優の情液が流れ出る。
 上品な美形の市江廣子には凄惨極まりない姿である。
 会場からはまた拍手が沸く。
 休憩が入れられた。
 市江廣子は控え室に戻されるがもう戒めは要らない。嗽を済ませると倒れたままもう動かないのである。
 市江廣子をこの先のショーに出すのは無理と判断される。
 最後に代議士全員で姦すのみと決められた。
 平佐和と菱沼が安形次席のところに挨拶に来る。
 「仁川主席のご容態は」
 「いまのところ面会謝絶です」
 既に仁川は世を去っていた。
 臨終を伸ばす目的が有ったからである。
 仁川が主席の座にある間は湯野中も大きく手は打って来ない。
 仁川が崩御すればどんな手に出るか解らないのである。
 表の資本だけ見ればその勢力は六割以上安形のグループが押えていた。
 だが湯野中派には闇社会からの吸い上げがある。
 こっちの勢力は見当が付かない。
 娼国は正攻法で日本に進出する。市の単位で日本経済を押えつつある。
 湯野中資本は日本から風俗、売春で吸い上げる。それ以外にアングラマネーの吸い上げがある。
 日本の与党と安形資本が結びつくと湯野中派は大きな打撃を蒙る。
 逆にアングラマネーの規模が大きく表面六対四のR国の議席が逆転すると娼国は無力化する。
 湯野中派の財源は日本に進出した企業とR国内に於ける湯野中派の領域での産業。日本進出の売春、風俗、ギャンブル、麻薬である。
 ギャンブルは日本、韓国の警察に任せるしかない。
 麻薬はR国内で生産される。R国では麻薬の国内で使用は厳重に禁止されていた。だが製造輸出は認められている。
 この殆どが湯野中派の資金である。
 これを国の単位で禁止すれば正面対立となる。湯野中派の地盤でない地域は市単位で麻薬撲滅は可能である。
 娼國の運航で日本とR国中央港間で高速船を走らせる。
 途中の済州島で行きと帰りを接続。此処までならパスポートは要らない。荷物運搬と客船の両用である。
 この中で売春を行っても娼国の法律が適用される。
 この定期航路を実現すれば路面店の湯野中派の風俗、売春、ギャンブルは大打撃を受けてしまう。そして日本は売春風俗を外に出せる。
 「定期航路の開設は問題ありません」
 菱沼が真紀子に懐柔されて総て事を捗らせている。
 遂に小林真木と矢野真の対戦と成った。
 両名とも縛られたままである。
 言葉を交せないように猿轡を噛ましていた。距離をおいて対峙させる。捕まって以来お互い相手を始めて見る。
 お互い目で言葉を交わす以外何もできない。
 矢野真は小林真木が此処に居ることをほぼ確信していた。
 先に捕まった小林真木は矢野真が此処に居るとは知らない。全員殺されたと思っていた。
 「籤は引けません。女の味比べとします。審査員は十五名の先生方です」
 村上副主席が一方的に案内する。もう献金は目途がついていた。
 どちらに賭けようと自由である。
 二人は代議士の玩具とされてしまう。
 それぞれ乗せる演台が用意されていた。
 演台にはお尻を着いて磔にする十字架が付いている。
 お互い相手が良く見える位置に対峙させるように設置されていた。
 押えられて即座に白無垢を剥かれ全裸にされてしまう。
 十字架に両手を磔にされお尻を着いて両脚を錨の形に広げられ脚首を十字架から吊るされた。
 後のスクリーンには自分と相方が並んで拡大描写される。
 女を広げられた。小型カメラがアップで拡大する。
 信じられない屈辱である。
 だが男に取っては満遍なく容姿の綺麗な女性をこうして比べたいのである。
 そしてこれまで宴会などでは芸者、スーパーコンパニオンに当り前の如く行われてきた。
 この二人もいまはただの餌食である。
 此処で捕まらなければ大手テレビ局のスタッフとリポーターで居られた。取材をやり過ぎたのが地獄に堕ちたのである。
 「皆さんで女の中を比べて投票して頂きます。どちらの器が名器かです」
 村上副首席は淡々と述べる。
 端の席の代議士から順番に二人の女に指を突っ込んでその感触を確認して採点する。
 「ああーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーー」
 二人は土色に染まった顔で泣き叫び喚き続けた。
 代議士らにはどちらが名器でも実際はどうでも良い事である。
 だがこの二人のような御プライド高き現代女性には然るべき処遇とみなが本音で納得している。
 代議士らには溜飲の下がる光景である。
 そして二人とも最後まで悔しさを顔に滲み出す。これ以上の満悦はない。
 穴比べの採点は矢野真二十八、小林真木十八である。どうやら矢野真の方が名器と採点されたらしい。
 何よそんなことという顔をしても小林真木の悔しさは顔に滲み出る。
 次は逝き顔比べである。
 女の逝き顔は美人でも醜いもの。そそらせる逝き顔。同じ美人でも様々と言える。
 二人の女をとことん責め抜いて絶頂に追い込む。その逝き顔を比べようというのである。
 緊縛師が二人を高手小手に縛り上げてしまう。
 大道具が持ち込まれた。キャスターの付いた一メートル四方の鉄板から一本のアームが垂直に伸びている。
 アームの先端は擬似男根が上を向いて聳えていた。
 緊縛師が三人で小林真木を担ぎ上げて擬似男根の上からその女陰を被せる。
 「ああーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーー。いやー。いや。いや」
 いくら喚いても局部に力を入れても無駄である。
 緊縛師が二人両側から指を突っ込んで広げて擬似男根を刺し込む。
 擬似男根を中程まで入れて爪先立ちの高さにハンドルを調整する。
 踵を着くと奥までめり込む。自分で抜けることはできない。
 矢野真も喚きながら同じように固定されてしまう。
 スイッチが入った。擬似男根は下からピストンする。爪先立ちの状態でボルチオまで入って来てしまう。
 爪先立ちではこれ以上逃れることはできない。
 「ああーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーー」
 小林真木は大声で喚く。
 「あはあーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーー。だめーーーーーーーー」
 矢野真も堪らず喚き散らす。
 緊縛師は三人ずつ掛かって電マで乳首、クリトリスを責める。
 「あはーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「あああーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーん。やだあーーーーーーーーーー。やだあーーーーーーーーーー」
 二人揃って狂乱の叫びが続く。
 そのころ娼国ではとんでもない事態が出来していた。
 娼国次席の第四婦人多岐江。平佐和の娼国に置く愛人となった藤崎奈緒美。娼国に真紀子が本社を誘致させたH工業立壁社長の愛人大木有紀。
 この三名が拉致された。
 湯野中派の仕業と見られる。
 最後の高速船がR国中央港に向けて出発するのが二十時である。
 三名は桟橋の直ぐ後ろのテラスで食事を摂って雑談に盛り上がっていた。
 突然。黒スーツの集団に拳銃を突き付けられる。
 桟橋に潜水艦がセイルだけ出す。
 あっという間に潜水艦に収容されてしまった。
 店の従業員の通報で津島の部下が駆けつける。
 だが潜水艦は潜航して海中に消えた後だった。
 店の従業員数名の証言から三名が特定されたのである。
 津島の司令でR国海軍の潜水艦と駆逐艦が捜索に出動してR国の海岸線に非常警戒が張られた。
 
 宴会場に通知が来たのは三十分後である。
 矢野真と小林真木の逝き顔の採点が行なわれている最中であった。
 今度は矢野真が十八。小林真木が三十八である。
 矢野真は苦痛に崩れ歪む顔と変わらない。
 小林真木の方が顔に艶が出る。
 鄭が安形に状況を耳打ちした。そのまま鄭がH工業立壁社長の席に行く。
 安形は平佐和に耳打ちをして連れ出し小部屋に席を移す。其処に鄭が立壁を連れてくる。
 この対戦は次回に持ち越しと成った。
 宴会は最後に市江廣子を国民党の十四人に別室で一人ずつ姦させて終了である。全員一旦部屋に引き揚げ緊縛師が一人ずつ案内した。
 代議士は部屋にコンパニオンを待たせて市江廣子を抱く。
 市江廣子は既に縛られてない。脚の痛みで抵抗はできないからである。それ以前に完全に諦めていた。
 脚が痛いので手荒にしないよう下手の姿勢で頼み込んで観念して躰を任せる。
 
 安形は仁川邸の応接間に場所を移して対策会議に入った。
 目撃証言から潜水艦は小型と断定される。
 航続距離としてR国沿岸くらいまでが精一杯である。
 既に何処かに到着している時間。だが何処からも発見報告はない。
 R国の海側南半分以上は安形、村上派の領域である。湯野中派の領域は北側で海に面した部分はない。
 「沿岸全部非常警戒して何処からも上陸した形跡はない。海面は哨戒機と駆逐艦が警備している。酸素は限界を過ぎている。シュノーケルを海面に出せば直ぐ解る」
 津島の説明である。
 「着底しているわけではないな」
 安形が首を傾げる。
 「ほんとに沿岸は万全なのか」
 平佐和が口を挟む。
 「通常は港以外で潜水艦から陸に上陸はできない。潜水服を着て海上でボートに移っても沿岸は警備している」
 津島の口調は平佐和と雖も長い付き合いである。
 「M国かT国に逃れることはできないのか」
 平佐和は潜航艇の航続距離などは解ってない。
 「大型の潜水艦に海中で乗移らないと無理だ。そこまで海軍を動かせる力はない」
 「何処かの国が協力したという事はないか。北が協力して中国経由で陸路というのは」
 平佐和は食い下がるが日本とは違って状況は理解できてない。
 「それはありえません。中国を通るなど北が協力しても湯野中派の犠牲も大きすぎます」
 真紀子の説明である。
 「小さな島は全部当たった。考えられるのは沿岸に海中から入れる基地を造ったのではないかということだ」
 「三名を攫って湯野中の狙いは何なのだ」
 平佐和は急いでいる。だがこのままは帰れない。
 「何らかの重要な要求を突き付けてきますね」
 安形の予測は政治的取引である。
 H工業の立壁は何度も携帯の通話に立つ。だが有紀が気になってこの場を動けない。▲
 
 R国の港を暫く進んだ海辺の断崖に日本法人の保養施設のような建物が在る。
 株式会社TCC。本社は娼国である。
 養殖魚をR国で生産して加工食品を日本で販売する。
 養殖場はもう少し港寄りに在る。
 この保養施設は断崖の下まで地下が掘られていた。地下には娼館島の地下にある桟橋のような物があって潜水艦で出入りする。
 多岐江らはこの保養施設の地下三十階に監禁されている。
 造りは娼館島で市江廣子らが監禁されている独房と変わらない。
 三名とも身体検査をされた。娼館島でスーパーコンパニオンであった三名である。裸程度では動揺はない。
 まず大木有紀から辱しめて拷問して動画と脅迫状を送る予定である。
 拷問は湯野中派系列の風俗オーナー南郷美鈴が担当する。
 南郷美鈴は真紀子に闘志を燃やしていた。既に日本に真紀子に対抗する女性向風俗業を展開している。
 この三人を適当に甚振って安形らを脅かして真紀子と人質交換する。
 湯野中は最終交換条件にR国の議席数を50対50に調整させ連立政権で等分に利益を分けられるラインを要求するつもりである。
 南郷美鈴は有紀を鉄格子から引き摺り出す。
 鉄格子の牢屋が並ぶ中央に拷問場所が設えてあった。
 有紀を一旦十字架に磔にする。
 有紀は完全に怯えていた。今から恐怖の形相である。
 南郷美鈴はゆっくり有紀の衣服を剥ぎ取ってゆく。磔状態なので脱がすより鋏で切ってしまう。
 有紀は怯えた表情でそれを擬視している。
 有紀は日本で借金を作って娼館島に売られた女である。
 今囲われている立壁にハードコンパニオンの時は散々虐められた。
 だが此処はお座敷ではない。ルールなどなく正真正銘の拷問である。
 小型の潜水艦で運ばれた。
 以前にも人質にされている。その時は縛られて艦の底に監禁されていた。中で人が殺されてしまう。
 あの時以上に恐ろしい事態が迫っている。
 衣服を鋏で切られるのはAVでは当り前。だがこの事態では身が縮む恐怖である。
 立壁に買って貰った高価な衣服は無残にも切り落とされて床に散った。
 有紀は以前に潜水艦で拉致されて真紀子の説得でホアンから開放された後に仁川の仲介で立壁に買い取られる。
 立壁はその後ペットのように有紀を可愛がってくれた。しばらく平穏な日々が続いていたのである。
 ブラも真っ二つにされて肩紐を落とされた。
 ショーツも切り落とされてしまう。
 南郷美鈴は意地悪く裏側の染みを広げてカメラに翳す。そして有紀の前に広げる。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 ショーツは拉致されて二日間取り替えてない。
 だが恥ずかしさより恐怖が上回っている。
 「ほうら。染みが」
 「うううーーーーーん」
 有紀は首を振って嫌々をした。
 拷問用の椅子に移される。
 脚は三十度くらい広げて座らされた。脚も腕も一本ずつ固定されてしまう。脚の角度はハンドルで自由に広げられる。
 頭を乗せる背凭れからウサギの耳のようにU字のアームが左右二本頭より上に伸びていた。それに腕を伸ばして縛られてしまう。
 横のハンドルで寝かせる角度が変わる。頭を並行まで下げられ腰がそれより高く上がる。
 全裸で無防備な女の部分が突き出されてしまった。
 南郷美鈴は男性スタッフに有紀の剃毛を行わせる。
 
 津島はR国の沿岸で湯野中資本の企業とその関連施設を当たっていた。二つの水産会社が浮かび上がる。
 どちらもR国で養殖を行って日本向けに出荷していた。
 津島の部下がその二つの水産会社を当たったが何も出て来ない。
 「海中からその付近を探索しよう」
 潜水艦に小型潜航艇を積んで出発する。真紀子も乗り込んできた。
 今は副主席である。危険だと忠告したが聞く訳はない。
 艦内で沿岸の地図を開いて検討する。
 「こっちは周りがほとんど港ね。こっちの水産会社はしばらく行くと海岸線は断崖ね。こっちが可能性ない」
 「そうだ。漁港から人質を上げるのは容易ではない。海中に潜水艇では入れる娼館島のような設備がある筈だ」
 津島は推測だが確信に満ちていた。
 真紀子も同意見である。
 「港は海軍とR国警察が散々洗っている」
 津島は養殖場や港は対象から外している。
 「この断崖のあたりに関連施設がないかしら」
 「其処は鄭が部下を連れて捜査に向かった。役所の資料では直接繋がるものはなかった」
 「それを待つの」
 「我々は小型潜航艇を使って海中から出入り口を探す」
 「この艦から鄭と連絡が付くの」
 「海上にアンテナブイを出している。携帯の電波も取れる」
 「傍受されないの」
 「湯野中はそこまでやってないだろう」
 
 南郷美鈴は有紀の小水を抜く為の尿道カテーテルを取り出す。
 有紀の突起が少ない女の部分のビラビラを南郷美鈴が指で広げる。
 広げると中は全面緋色である。ビラビラの突起が少ないせいか縁はやや濃くなるが概ね緋色一色である。
 広げた状態での形はあまり大きくはない。
 中核の部分も色は変わらない。尿道と女の入口がくっきり確認できる。
 尿道の小さな亀裂に尿道カテーテルの先端が丸く横にアナの開いた方を刺しこむ。
 キシロカインゼリーなどは塗ってない。
 「あはあーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーん」
 バルーンタイプではなく一回尿を抜くだけの細い管なので女性はそんなに痛くはない筈。だが個人差はある。
 「これから拷問で御漏らししないようにおしっこを抜いておくわね」
 南郷美鈴は意地悪くやんわりと有紀に言う。
 「これから何するのですか」
 有紀は恐怖で縮み上がっていた。
 「御愉しみねえ」
 南郷美鈴の一言は有紀の心臓を安全剃刀で撫でて引っ掻き傷を付けるようなものである。
 有紀の下半身はドテを上に向けて強制的に脚を広げられていた。
 南郷美鈴は椅子のハンドルを回して更に脚を広げる。
 カテーテルを抜いた尿道の亀裂に昔鉛筆に使った金属の細いキャップを更に細くした物を挿入した。
 「あああはあーーーーーーーーー。いたあいいーーーーーーーー」
 有紀の顔からは涙がぽろぽろ零れている。
 尿道に刺し込んだキャップの内側に線香花火を手で持つ部分を先端にして挿入する。
 「ああーーーーー。なにするのーーーーーーーー」
 有紀はそれを見て恐怖に慄く。そして叫ぶ。
 南郷美鈴は構わずライターで線香花火に火を点ける。
 「ああはあーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 悲鳴は強烈だがあまり実害はない。
 線香花火は大きく広げられた股間で小さな火の花を咲かせているだけである。実に淫靡で美しい。そして懐かしい昭和の風景かもしれない。
 郷愁感漂う美である。
 だが有紀は喚き続けていた。
 南郷美鈴は次に尿道に入れたサックより数倍太い物が取り出す。
 アナル開口器でアナルを開く。
 「あはあーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーー」
 有紀は強く開かれた痛みに強烈に悲鳴を上げる。
 南郷美鈴はサックを挿入して開口器を抜く。
 そこに住宅街用の細い筒玉花火を尻から挿入する。
 「ええーーーーーーーーー。やよーーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーーーーーー」
 有紀はさらなる恐怖に叫ぶ。
 下から四分の一くらいに導火線が出ていた。
 南郷美鈴はそれにガスライターで点火する。
 「ああーーーーーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だれかーーーーーーーー」
 有紀は強烈な悲鳴である。
 ズウーーーーーーーーン。
 花火は多岐江の閉じ込められている鉄格子の天井部分で炸裂する。
 中が明るいので煙しか見えなかった。
 これも有紀が喚き散らすほどに実害はない。
 撮影した動画は直ぐに安形に送られた。
 動画はここまでではない。有紀の拷問はまだ続く。
 
 仁川邸では送られてきた動画に大騒ぎとなった。
 「要求事項は」
 安形は怒り心頭である。
 「要求は三名の拷問を一通り行ったら通知すると明記されています」
 「なに」
 平佐和は参議院選挙の応援で日本に帰った。
 立壁はパニックに近い状態。有紀は可愛い日本に住む本妻なら平静でいられたに違いない。
 
 動画は潜水艦で行動する津島と真紀子にも届いた。
 「ただのこけ嚇しだぜ」
 津島はまったく動じてない。
 「人質を傷付けては取引にならないわね」
 「平佐和先生が日本に帰っていて良かったな」
 「ふふ」
 真紀子もこれくらいは仕方ないと言う態度である。
 「安形次席は怒り心頭か」
 「それより取引条件が問題でしょう」
 「それはそうだな」
 「予定海域です」
 海図を見ていた艦長が津島に報告した。
 「予定通り潜航艇を出せ」
 専用のハッチから津島の部下が乗り込む。
 潜航艇の前面の映像が母艦の発令所からも確認できた。
 二艇は岸壁の海底に突き当たって左右に分かれて探索する。
 深度五十メートルはない。水は澄んで海底は綺麗である。
 
 南郷美鈴は続いて有紀の尿道に細い綿棒を刺し込む。
 「ああはあーーーーーーーーーーー。いたあいーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーー。ああーーーーーーー」
 また有紀は強烈に喚く。
 南郷美鈴は刺し込んで綿棒で掻き回す。
 「いやあーーーーーーーーーー。いやーーーーーーー。いたあいーーーーーーーーーーーーーーー。もうゆるしてーーーーーーー。いやあーーーーん」
 有紀はヒステリックに泣き叫ぶ。
 「ふっふっふ。まだ何とも成ってないでしょう」
 南郷美鈴は哂う。
 「いやあーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーー。いたあいーーーーー。痛い痛い」
 有紀は半狂乱の状態である。
 ハードコンパニオンでも虐められたがよほどハードは耐えられないらしい。騒いでくれればくれるだけ湯野中派には好都合である。
 実際に尿道に乾いた麺棒は強烈に痛い。
 涙はぽろぽろ零れる。
 南郷美鈴はクスコで有紀の膣を広げた。
 「今度は下の口で活きたうなぎを食べましょうね」
 その表情は意地悪く綻んでいる。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーー」
 有紀の顔は恐怖に歪み崩れ最早お化けの顔である。
 「なによ。ただの鰻でしょ」
 南郷美鈴は軽いことのように言う。
 「ああーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーー。気がくるちゃうよーーーーーーーー。いやあーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーー」
 最早。有紀は子供の号泣状態である。
 照明はクスコの奥を照らしていた。奥に子宮の入口が確認できる。
 南郷美鈴はここに鰻の頭を入れようとしていた。
 「あああーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー」
 見ている多岐江は脂汗を掻いている。藤崎奈緒美は泣いてしまっていた。
 掴んでいる鰻は暴れる。鰻の頭がクスコを叩く。
 「あああーーーーーーーーーーん。あああーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーー」
 有紀は泣き喚いてしまう。
 鰻の頭がクスコに潜る。
 「あああーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 南郷美鈴は直ぐに抜く。
 そしてその鰻を目の前に見せる。
 「いやあーーーーーあはあーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 子供の様に号泣してしまった。普段はしゃっきと美形で目を引くが泣き顔は実に可愛い女である。
 次は多岐江が引き摺り出された。
 拷問は湯野中に交代する。
 多岐江は有紀に代わって開帳台に磔にされてしまった。
 湯野中は多岐江を犯してしまう。
 ここまでを動画で安形に送る。
 
 小型潜航艇は洞窟の入口を発見した。
 真っ暗な洞窟を進むと水中が明るくなって行き止まりになる。上に出口があるようである。
 「そこ迄でいい。戻れ」
 津島の指示である。
 「上を固めて潜航艇を動員しよう」
 津島は警察と海軍に指示を出す。
 既に此処の構造が娼館島の奥の島へ潜水艦が進入する構造と同じであると解った。
 真紀子は安形に連絡を取る。
 海岸線にある湯野中派のアジトを発見した報告である。
 「一応知らせておくが実は湯野中は人質の開放に北島副主席の身柄を要求してきた」
 安形から驚く状況が返って来た。
 「ふーん。私の身柄を」
 真紀子は半分笑っている。
 「別に行く必要はない。湯野中は北島副主席に全権を託して人質交換に来るように言っている」
 安形の声は興奮していた。
 「ちょっと待って」
 真紀子は安形を待たせて津島と相談する。
 「行っても大丈夫ね」
 津島に確認した。
 「いつでも乗り込めるが。それは危険だ」
 津島は不動の姿勢である。
 「一緒に交渉に行きましょう」
 真紀子は通話機で安形に向かって言う。
 「罠に嵌りに行くようなものだ」
 通話機の向こうで安形から拒絶姿勢の言葉が返ってくる。
 「じゃ私一人で決めて来てもいいの」
 真紀子は余裕綽々である。
 「危険だ。副主席が行くのも駄目だ」
 安形は真紀子に状況を説明しただけで行くなど最初から論外であった。
 「湯野中と人質の居場所は判ったわ。いつでも乗り込めるわ」
 真紀子は自信に満ちている。
 「場所が判った」
 「いま軍が上を固め始めているわ」
 「それなら救出できるだろう」
 「これ以上揉めないで妥協点を見つけて一応の安定を図るべきよ。国の内乱は外に見えない方が。湯野中が国を割っても表面は一つの国に見せるべきよ」
 「包囲して人質篭城事件で片付かないか」
 「湯野中が居るのよ。北の軍が動くわ」
 既に湯野中資本の支配する地域では軍は固められている。R国政府の指揮や娼国の指揮より派閥の指揮で動く。
 「内戦になるか」
 「そうよ。あなたは動かなくていいわ。津島と私に任せて」
 「判った」
 津島は潜水艦の援軍を手配する。
 水中から乗り込む考えである。
 南の陸軍は水産会社の地上部分を包囲する体制に入っていた。
 北側の軍の進入路にも配備されているがゲリラを加えると陸軍力は北が強大である。
 津島の考えは陸側を固めて海中から乗り込む作戦であった。
 小型艇六隻で先鋒を乗り込ませる。人質を担保に膠着したところに津島と真紀子が乗り込む。
 
 予定通り湯野中らは三名の人質を持って篭城した。
 そして北軍が進行を始める。
 援軍の二隻を含めて三隻の潜水艦は小型潜航艇を二隻ずつ発艦した。
 最後の一隻には真紀子と津島が乗り込む。
 水上は駆逐艦が数隻固めていた。
 このままでは北軍は南側に侵攻する。応戦は避けたい。その前に話し合いに入るのが懸命である。
 六隻の小型艇は洞窟を抜け地下の桟橋に浮上する。湯野中らは下からの侵入は予期していない。
 桟橋は無人である。
 真紀子は湯野中の携帯を呼び出す。
 「北嶋です」
 「我々を包囲してもこっちの軍が動くぞ」
 「判っているわ。これから話し合いましょう。いま地下の桟橋よ」
 「なにー。何でそこから」
 「そんなことより此処で軍が撃ち合いをすればどっちも得策はないわ」
 津島の部下十名は真紀子を最後尾に階段を上がる。湯野中らは直ぐ上の階に篭城している筈である。
 廊下の入口まで南側の軍が固めていた。
 真紀子は入口から電話をする。
 「今から行くわ」
 扉の裏側には湯野中の部下が銃を構えていた。
 「一人で来い」
 「判ったわ」
 湯野中の部下がドアに近付き拳銃を構えて僅かに開く。
 真紀子はドアの前に立っていた。
 「入ってください。副主席」
 真紀子が入ると扉は閉まる。
 三名の人質は全裸で各々鉄格子に入れられていた。外には湯野中の部下が一人ずつ銃を構えている。
 ドアの外は津島を先頭に突入準備で構えていた。
 「北軍を止めてゆっくり話し合いましょう。内戦を見せるのはどちらにも得策でないでしょう」
 「それなら津島らを建物の外に出せ」
 「判った」
 真紀子は津島に連絡を取る。
 南側の軍は建物の地上から出て外周を取り巻く。津島の部下は桟橋の潜航艇まで引いた。
 「その三人も開放してよ」
 「話が付けば副主席とご一緒にお帰りいただく」
 真紀子は硬い表情である。だが湯野中も引かない。
 「いいわ。要求を伺いましょう」
 「お互いに内部抗争は海外に知られたくない。ならばR国の議席を五対五にしよう」
 「具体的には」
 「この基地に繋がる地域の議席をこっちに譲っていただく」
 「北部を港に直結しようという訳ね」
 「そうだ」
 「五対五なら首相はどうするの」
 「村上副主席の弟はどうだ」
 村上副主席の弟は湯野中資本に大きく関わっている。どちらからも切れない人物である。
 「なるほど。他に要求は」
 「娼国に本社を置く北側の企業を追い出さないことだ」
 「そんなことをするはずはないわ」
 真紀子は安形と電話で暫く話し合う。そして湯野中の要求を受け入れるべく説得した。
 安形は真紀子の説得をそのまま聞き入れたのである。
 
 直ぐに解散総選挙が行われた。
 R国では対立候補は居ない。出ても殆ど微力である。
 この国で個人への政治資金は厳しい。議員の歳費はない。だが副業は許される。政党への献金も許された。
 同じR国民主党でありながら安形派、湯野中派、村上派の資金が分かれて流れる。それが配下の議員を維持していた。
 そして配下の議員は配下の企業の役員などである。
 R国では地方選挙はない。市の選出する議員が市長を兼ねる。
 日本のように役人が強い力を持っていない。
 極貧の国を仁川の力で文化生活のできる国に改善した。仁川はR国の救世主である。
 生活保障が充実していた。日本と違い家を持ったまま生活保障が受けられる。もとより借家に住む人は少ない。
 国内の殆どが仁川配下または日本から誘致された企業である。
 物価が低いと雖も生活水準は年々上がっている。老人以外失業者は殆ど居ないのである。
 
 日本経済は更にどん底へと下降して行く。
 経済音痴の管石由人内閣が元幹事長の大澤を破って内閣の座を維持した。まさに経済後退する日本にクリーンなだけの内閣という象徴である。
 不況とはいえ日本人の総てが貧乏なのではない。充分裕福に暮らしている層が弱半数である。
 国は世界に類を見ない借金国だが借入先は大方が国内で賄われている。それどころか国民は対外的には債権国である。
 だが風俗売春に使う金は激減していた。
 本当に社会を潤す裏金が激減しているのである。表の金は主婦が押えて夫は僅かな小遣いだけで奴隷のように働かされている。
 最早結婚して男に得はない社会である。
 それでも婚活して女に騙され殺され財産を奪われる馬鹿な男が後を絶たない。まさに管石由人内閣と共に滅び行く経済大国日本を象徴する如くである。
 子供手当てより保育所の充実を訴えるがどちらも必要ない。本当の失業者は男性である。
 特に年配男性にはまともな仕事がない。
 デスクワークは女性ばかり求めている。デスクワークの賃金はブルーカラーより高い。
 中高年の主婦の仕事はそれなりに有る。男性には安い賃金のブルーカラーしかない。ブルーカラーの賃金は極端に安いと言える。
 さらにデスクワークで長年やってきた中高年にはブルーカラーは続かない。身体に堪える。
 保育所を作って女性の社会進出を助ければ経済が良くなるとふざけた事を言う輩が多い。
 女性の社会進出が多くの男性を失業させている。
 またホワイトカラーが適した男性を無理やりブルーカラーに追いやっているのである。
 仕事は限られている上に更に合理化を要求され減っている。
 女性がこれ以上社会進出すれば男性が更にピストンのように押し出され失業者が増大する。
 結婚したら一家でどちらか一人働けば良い社会にすべきである。
 世渡りが巧い女性が仕事を続けたいなら男性が家に留まって子育てをやる。
 女性優遇社会と女性の社会進出が出産後の職場復帰が中高年男性の再就職を蝕んでいた。
 女性が社会進出するなら風俗で働いてくれればよい。
 インテリゲンチャ−的職業で男性が高額に稼ぎ風俗で遊ぶ。女性は風俗で更に高額に稼ぎブランド三昧する。この方が真から経済効果になる。
 経済的良き時代の日本は表の金が遊興費で裏に流れる。裏の金が無駄遣いの末に表に流れる。
 これで贅沢三昧の日本の黄金時代があったのである。
 
 取引の末計画された形だけの選挙が行われ村上副主席の弟が首相になった。内部の取引はまったく表に出ない。
 そして双方腹に一物も二物も持って手打ちの宴会が催された。
 メインの肴は市江廣子である。
 本日はアナウンスに出ていた時のようなスーツ姿で牽かれて来る。
 宴席には安形新主席、村上副主席、村上R国首相、平佐和、湯野中、真紀子が居た。
 高手小手に縛って胸部と腕は固められている。
 またどんな拷問をされるか卑劣な辱めを受けるか表情は青ざめて心臓は鼓動を早めていた。
 青ざめた白い顔でも窶れを最大限に隠している。
 綺麗なメイクと普段のスタッフのケア。そしてもとより人前に顔を出すアナウンサーとして積み上げてきたステータスがそれを防いでいる。
 市江廣子を早く窶れた小母さんにしてしまっては愉しみがない。逆に普段はケアに全力を尽している。
 そして本人の意思に反しても強制的な女の悦びを与え続けることが最大限にそれを抑えていた。
 真紀子がスカートを捲る。バーモンブラウンのストッキングに包まれた中にオーソドックスな白いショーツの先端を覗かせた。
 もう叫びはしない。嫌悪の顔をやや下向きにして堪えるだけである。
 真紀子は市江廣子の腰を包んでいた巻きスカートを開き広げるように剥いてしまう。
 スカートに包まれている内側の複雑な構造が剥き出しになる。
 市江廣子の視線は惨めに俯き薄紅に染まった。裸とはまた違う恥ずかしさである。
 真紀子が緊縛師に指示して緊縛師が市江廣子の腰を畳に着かせる。
 真紀子の指が意地悪に市江廣子の股間を下着の上から刺激してゆく。
 市江廣子はくもった表情を硬くして堪える。
 下着の上からの刺激はそれなりに濡れてゆく。真紀子の指はそのピンポイントを良く知っている。
 気丈というより若いのに落ち着いた深みの中に芯の強さを見せる市江廣子である。
 その軟らかい高貴さと清潔感をじわじわ破壊する。羞恥のどん底に堕とそうという真紀子の目論見である。
 堪えても市江廣子の眉間にはうっすらと皺が刻まれ消えては刻まれる。
 「私はR国の生産コストを下げるべく更に弱小国に海外法人を進出させて現地採用の労働力を現地のコストで導入しようと考えている」
 安形の発言である。
 「現地に工場を造るということではないのか」
 真紀子の卑劣な責めに堪える市江廣子をじっくり観察しながら湯野中が確認した。
 「現地にも工場は造られています。これを部品など簡単なラインに限定して労働力をR国内に持ち込みます」
 市江廣子は会話に神経を集中して局部から神経をそらそうとする。だが真紀子は執拗に責めを強化して来た。
 「R国の生活水準はかなり上がって来ている。労働力を輸入しても低賃金では生活できない」
 真紀子は市江廣子の縄で縛られ張っている純白でやや透明感のあるブラウスの下にブラが透けた部分のボタンを外す。
 純白なブラの谷間にあたる接続部分がブラウスからはみ出し露わになる。
 市江廣子は硬い表情で堪え続けていた。
 もう何度も裸を見られた面々である。普通の女なら既に開き直っている。
 「全部寮に入ることを義務付けます。食事も三食支給の原則です。その国で雇用してお金はその国で口座に振り込みます」
 真紀子は更に一番上のボタンを外し縄の下でブラを覆っているブラウスを両脇に寄せて剥いてしまう。
 「半年間刑務所に入るようなものだな。それでも国に帰ればそれなりの収入だ。製造コストは下がって輸出は拡大する」
 市江廣子の羞恥の姿をじっと眺めていた平佐和が口を挿む。
 「R国内に大量失業が出ないか」
 湯野中が懸念を示す。
 真紀子は市江廣子の胸部を縛った縄の下でブラウスを避けて露わになったブラもずらして乳首を剥き出す。
 市江廣子の眉間に嫌悪の皺が揺れる。
 大人で清楚な女のこの表情は実に美しい。
 「失業が見え始めれば生活保証します。その分消費税を増やします。ですが工場も増えるので大きくは失業しません」
 「何を根拠に工場を増やすのだ」
 「日本、韓国、中国から製造ラインを外します。とくに日本は最終工程のみか又は受注代行会社のみにします」
 真紀子は脚首と太腿部分のストッキングを破る。緊縛師の手を借りて脚首と太腿を脹脛にぴったり付けて縛り合わせてしまう。
 女の部分を包んでいるストッキングを破り局部に当たっている純白のショーツをドテと会陰の部分で切り落とす。
 女の一番恥ずかしい部分が丸出しとなった。
 無表情を装う市江廣子の顔は眉間に皺を浮かべ真紅に染まる。
 切り取った布の内側はたっぷり染みが付いていた。
 たった今付いた染み。真紀子の意地悪な指先に翻弄され強制的に濡れた理不尽な染みである。
 真紀子はそれを一同の前に翳し本人の顔の前に翳す。市江廣子の顔は羞恥に歪み崩れる。
 「日本から更に経済を剥ぎ取るか」
 嘲るように湯野中が安形の意思を確認する。
 「今更。滅び行く経済大国日本に将来はないわ」
 真紀子も同じ考えである。
 「国民党は政権と引き換えに経済大国日本と日米同盟を潰した。アメリカも主導権を失いつつあるが日本は列強にこの市江廣子の陰茎のように舐められてしまった」
 平佐和がぼやいた。
 紛れもなく中国漁船とロシア大統領の国後訪問を言っているのである。
 市江廣子の表情はこのような姿になってもまだ非難と嫌悪を込めて平佐和を見据える。
 「ニガーのオバマなんかが大統領になったからだ。ヒラリークリントンならもっと巧く事を運んだ」
 湯野中が何時もの如く言っては成らない一言を吐く。
 何時の間にか会議を兼ねた宴会は市江廣子の女躰を円卓の代わりに進められつつあった。
 真紀子は全員に面相筆を配る。
 一同は暫く市江廣子の敏感な女の部分を面相筆でじっくりなぞり続けた。
 乳首もクリトリスもビラビラの内側も会陰もなぞられる。
 「いやあ。いや。いや。あはあーーーーーーーーーーーーん。あーふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあふぁ。ああ。あふぁあああ」
 市江廣子は藻掻き暴れ壊れた悲鳴を上げ続けた。
 時間の掛かる責めである。
 電マとドリルの先にバイブを付けた道具を使えば簡単に轟音の逝き声を愉しめた。
 だがこうして道具に頼らず官能の坩堝に堕としてしまうことがより絶望感が深いのである。
 あれだけの機械を使われては言い訳が自分自身にも成り立たない。
 六本の筆は容赦なく市江廣子の敏感な粘膜と乳首を刺激し続ける。
 「ああ、あーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーー。いやでーーーーーーーーす。いやああーーーーーーー。やめてーーーーーーー」
 到底堪えられる刺激ではない。
 顔を軋ませ眉間に細い縦筋を刻む。
 縛られて不自由な脚を捩りながら腰を浮かしてはまた沈め躰を捩り歪め堪えようとする。
 意志に反して乳首はびんびんに勃つ。粘膜はぐっしょり濡れてくる。これまで真紀子の指で刺激され濡れた上からである。
 どんなに心が否定しても抵抗しても市江廣子の顔は真紅に紅潮して悦びの表情が浮いてくる。
 太腿も乳房も男の手がべったり触っていた。
 「あはあーーーーーー。いやあーーーーーーーー。いやでーーすーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー」
 市江廣子がいくら喚いても責めは止まらない。そして女の部分は確実に液を流し出す。
 両方からビラビラを広げられクリトリスと膣口、尿道口を市江廣子自身の体液で濡れた筆先が弄くり続ける。
 「私は経済的植民地支配を二段階にしようと考えている。R国のレートは上がりすぎている。だから生産コストを下げるため外国人労働力を使う」
 「日本には最終工程と販売代行会社、倉庫が残る」
 平佐和が市江廣子の尿道口を面相筆の僅かな先で微妙な刺激を与えながら言葉を返す。
 「あはああーーーーー。ああーーーーーああん。だめですーーーーーーーーー。ゆるしてーーーーーーーーーー。おねがあいーーーーーーーーーーー」
 切なく歪む市江廣子の表情は一同を官能の坩堝に誘う。
 「日本、韓国には我が国に関連した企業の受注代行拠点とソフト面での開発拠点を造ります。一個の新都心の中に居住区とオフィス、ショッピングモールを同居させます」
 安形は乳首を入念にマッサージしながら計画を述べる。この席で発表するのは湯野中派に話を通さなければならないからである。
 「都市の中に従業員を住まわせてその中で給与を撒きその都市の中で消費させ回収するか。日本経済から隔離してしまおうという訳だ」
 平佐和は面相筆を置いて太い習字用の乾いた毛先がばらばらで固めてない大筆に持ち替えた。
 「我が国に関連した企業とその関係者だけが豊かになればいいのです。そして独身者と家族を完全に離します。独身者の街だけに男女とも宅配風俗を根付かせます」
 「そっちはそのやり方でやればいい。北は大権現様の偉業を引き継いで世界を麻薬漬けにして売春風俗で稼ぐ」
 湯野中は安形の反対側平佐和の斜め前で市江寛子のクリトリスを村上と左右から責めている。
 真紀子は卵バイブを取り出し動かさないまま既に充分濡れている市江廣子の膣に挿入してしまう。
 卵バイブのスイッチを微動させ断続的に動かす。
 「ああーーーーーーーーーーーーーあ。ああーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーあ。ああーーーーーーーーーーーーー」
 市江廣子の躰は上に下に斜めに捩り仰け反るように動き続ける。
 各自が市江廣子の乳房太腿を押えて仰け反るその動きを追って面相筆で弄くり続けた。
 「そのケシの栽培だが今の場所は工場を増設して北に移動してはどうかな。亜細亜全体で麻薬は厳しくなっている。工場を増やせば買春も増える」
 「うーん。蔓延させ過ぎたからな。R国でも取り締まって北のゲリラゾーンに追いやった形にしてしまうか」
 「表向きR国が非難されなければ問題ないと思う」
 「うむ。それが良いかも知れんな」
 湯野中も納得する。
 本来は真紀子の意見である。真紀子が言えば湯野中は反発しかねない。安形が言えばそれなりに考える。
 湯野中は真紀子が嫌いだがそれ以上に女の意見が通ることが面白くないのである。
 「安形主席は日本政府にもう何も期待しないか」
 平佐和は持ち替えた大筆のぼさぼさの毛の部分で市江廣子のピンクの膣口を捻り回し筆先を挿入する。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 筆の毛は後ろに跳ね流れ毛の付け根の部分を先頭に膣中に入って行く。
 毛の部分が膣に潜ったところでゆっくり筆を膣口で回す。
 「ああーーーーーーーーーーーああーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーー」
 気持ち良さはなんとも抑えられない。
 それに合わせて真紀子も卵バイブのスイッチを小刻みに微動させる。
 「ああはあーーーーーー。あはあはあーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーあはあーーーーーーーーー」
 腰を引き突き出し躰はおおまかに震撼する。大きく躰全体が脈を打つ如くである。
 膣からは白く濁った女の液が流れ出て会陰から菊の蕾までをぐちゃぐちゃに濡らしていた。
 激しい動きなどまったくしない。全員が静かに責め続けている。
 「ああはあーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーー。ああーーだめーーーーーー。だめーーーーーーー。もうだめーーーーーー。あー。・・あはー。・・・ああはーーーーーーーーー」
 市江廣子の躰は完全に痙攣している。口からは泡のような唾液が溢れ出していた。淫靡なことこの上ない醜態である。
 最後は白目を剥いたまま痙攣を続けた。
 
 市江廣子のドテの黒い塊は前回剃ってようやく生え揃ってまだ軟らかい。平佐和はそれを鋏でカットする。
 溢れ出た女の液と口から吹いた泡を刈り取ったドテに擦り付けシェービングクリームの代わりにした。
 短くなった残りの僅かな陰毛をT字剃刀で剃毛してしまう。
 真っ白い市江廣子の肌にドテの下だけ紅の掛かった部分が女の液に塗れて露出する。
 細かい毛の残骸を拭き取ると久々にまた生まれた姿に戻された女の部分がその淫靡な姿を晒す。
 市江廣子は口惜しさと惨めさ恥ずかしさで崩れた顔をもどかしく背ける。羞恥の火照りを無言で振りまく。
 一同はその姿に暫く無言で魅入る。
 「安形主席は日本の植民地化に踏み切られるか」
 「植民地化では有りません。日本の法律規制では日本人の最低人件費以下に下げられません。外国人労働力に厳しい制限がありかつ日本人と同等の賃金を払わなければ成りません。傘下の日本企業が競争力を付けるためです」
 「これまでも日本企業は海外で製造しているぞ」
 「それをR国で今まで通りの生産をもう一段階下げるのです」
 「日本の海外競争力にもプラスになるか」
 「一部でしょうね。市の単位で地価の高くないところにニュータウンを進出させます。そこに集まる人達はそれなりに不況を逃れます」
 「うむ」
 平佐和は難しい顔である。
 「先生。先生方が力を持ってくださればいつでも日本に本社又は経営の主力を戻せるのですよ」
 浮かぬ顔の平佐和に真紀子が横から口を挿む。
 「難しい時代になったものだ」
 平佐和の表情は暗い。再び気を取り直して市江廣子を責める。
 
 安形、湯野中、平佐和らの議論が続く中で市江廣子は三度アクメの極致に陥れられた。
 いくら無様に叫び続けても男をとことんそそらせる逝き顔である。
 真紀子は意地悪く官能から回復し始めた市江廣子に口から泡を吹いてしまった画像を見せる。
 「酷い。酷い。もう酷すぎますよ」
 市江廣子はぽろぽろ涙を溢す。
 「いいかげん悦びに素直になりなさいよ。貴女はこれだけ官能の恩恵を受けているのよ」
 「・・・」
 市江廣子はただただ真紀子を見返すだけである。
 「今日は少しだけ道具を使ったけど機械を使えばもっと早くアクメに追い込めるのよ。でもそれは私と同じ悦びを教えてあげているのよ」
 「嫌。嫌です」
 「なによ。夜中に密かに自分で慰めているくせに」
 「そ、そんな、そんなことしません」
 市江廣子は掠れる声を押し出すように否定する。そしてやり場の無い羞恥に行き詰まった表情で小さく固まってしまう。
 今は確かにせつない。平佐和に責められることはあくまで嫌悪限りない。
 だが緊縛師らに責められるのなら表面は拒絶しても心は既に期待してしまっていた。
 鉄格子の中に食べること以外は何も喜びが無い。食事は格段に気を使ってくれる。日本のテレビ放送も見せてもらっていた。
 だがそれを見ることで日本社会から自分が置き去りにされる実感が迫って来るだけである。
 強姦された女は二度と感じなく成るくらい頑なになる場合もある。それを緊縛師らは津島の指導できっちりアクメに陥れた。
 そこまでは成功している。そして窶れず美貌を失わないのが何よりもその証である。
 市江廣子自身も美貌は失いたくない。
 まだ自分が再び立ち上がれる日を信じてスタッフらが代議士に自分を提供する目的からと雖も美容面のケアは受け容れている。
 既に市江廣子は戒めを取られていた。抵抗する体力はもう無いからである。
 真紀子は市江廣子の手を自分のスカートの中に招く。
 「ええ」
 真紀子のストッキングは太腿の部分まで湿っていた。下着を包む部分は滑りが滲み出てしまっている。
 男が濡れる数倍である。
 「あなたの悦びの姿を見ていてこんなに成るのよ」
 真紀子はあっけらかんと言う。
 「・・・・」
 市江廣子は何も言えず嫌悪の表情を抑えながら真紀子を見上げた。
 「私も同じ事をやってもらっているわ。五対一よ。あなただって一人の男性とのSEXより格段に気持ちいい筈よ」
 真紀子の言葉は市江廣子の心の底にある微かなうしろめたさに響く。
 「そんな。酷すぎます。強姦されることが気持ち良い訳がありません」
 市江廣子は抗議の姿勢である。
 「でも明らかに気持ち良く成っている筈よ」
 真紀子は確信に満ちている。
 「そんな。酷いですよ。私にこんなことしていったい何になるのですか」
 市江廣子は言い返していても内心は追い詰められていた。必死の抵抗である。
 「フェミニズムと闘っているのよ」
 ここが真紀子の本領である。
 「私はフェミニストというわけでは有りません」
 市江廣子はこれをきっぱり否定できると思って言い切る。
 「あなたがフェミニストでなくてもフェミニズムの産物なのよ」
 真紀子は本人に理解が行かなくてもこれが確信と言いたい。
 「いったい何がいけないというのですか」
 「人間の悦びに蓋をして主婦の良識だけの固い社会を創って経済を冷やすからよ」
 「そんな淫乱で不秩序な社会に成るだけではないですか」
 「でも今の日本を見なさい。失業が拡大して消費は冷えて何処までも景気は後退してゆくわ」
 既に日本は経済的瓦礫の山寸前である。
 誰も日本の経済を改善することはできない。いま景気の回復はありえないのである。
 政権交代に期待した事は凡て幻でしかない。
 国民が理想に思うことなど実現できないのである。それに近付けようとすればするほど経済は悪化する。
 国民党は大澤幹事長が民事党の裏切り者を集めて更に小さかった国民党を含む元野党を飲み込み足りない分は烏合の衆を集めて急増された政党である。
 できないマニフェストで国民を愚弄して政権交代した。
 蓋を開ければ民事党の指摘した通り財源は何処に有るという言葉の通り行き詰まりである。
 政治主導と宣言して官僚を怒らせた結果が大澤元幹事長の献金問題。起訴できないと判っていても検察の筋書きはぎりぎりまで追い詰めた。
 後は無手勝流である。裏の裏を知らないで正義を信じる馬鹿な国民は検察審査会で民意とばかり追い詰める。
 だがこれでは制定法も有って無いもの。
 民意が制定法を越えるなど国家の崩壊に等しい。これでは何人も安心して商売もできないことになる。
 検察審査会より冤罪に陥れられ上告棄却になった人の救済審査会こそ作るべきである。
 今や疑わしきは罰せずという法律の根本理念は崩壊している。フェミニストに言いなりにやってきた結果の痴漢冤罪が代表的な例である。
 管石由人内閣は大澤元幹事長が失脚同然となった歪で内閣の地位に就いた。だが政権担当能力などもとよりない。
 同じように無能といわれても民事党最後の内閣の方が遥かにましである。
 官僚は何処までも抵抗する。
 事業仕訳など国民の理解は得られてももぐら叩き以外の何者でもない。
 マスコミが主役に祭り上げた中年女性議員。その人気を上げた以外何の効果もない。
 官僚は愚弄するように叩かれた横からモグラの頭を出す。制度を変えない限り国民党の馬鹿な国民へのアピールになる以外に真の効果はない。
 根本的に官で行う仕事の大方を民営化して入札をやめて発注を公務員に決めさせないで業界毎に民の側に審査会社を創るべきである。
 予算を否定するごとにその下では倒産、失業者を大量製造するだけとなってしまう。
 もとより国民党政権は二年が限界である。そして管石由人内閣で日本経済は限りなく下降する。
 バブル崩壊から下降の始まった日本経済は大泉内閣の人気で一時持ち直すかに見えた。
 だが大泉内閣が母子加算のカットという福祉の切捨てを行った事でデフレのトリガーを引いてしまう。
 他にも様々であるが痛みを伴う改革の痛みしか残らなかったのである。
 ネットカフェ難民の大量発生が起こった。痛みを伴う改革は国民の末端をここまで追い詰めたのである。
 最下層からお金を取り上げてさらに負担を増加すれば経済が冷えるのは当然と言える。
 そして上層はいくら投資をしても値下げをしても改善をしても一部の強運に乗った企業以外は売上の回収は下がり中間層、下層の賃金も下がる。
 そこに世界同時不況が追い被さった。
 不況の要因はお金が預金に溜まることである。国民党のコンクリートから人の奇麗事だけの愚作はそれを根本的に助長する。
 大泉改革がネットカフェ難民を生んだというが経済的難民、落伍者ができて無差別殺人が起こる根本的原因はフェミニズムにあった。
 彼らはフェミニズムの犠牲者である。
 公務員以外は景気が良くても仕事は限られている。寿退職していた女性が今や集団で職場を占拠していた。
 その反動で男性が大量にはじき出されているのである。
 技術者を除いて男性が内勤の仕事に就く事は非常に難しい。
 今や公務員と四大を卒業して就職し失敗なく就業している男性以外はまともな仕事がない。
 管石由人内閣が指導力の起死回生を狙う国民総背番号制度は更に経済を悪化させる。アングラマネーを減らすだけである。
 これに都合の悪い金持ちはこれまで以上に海外に金と住居と商売の主体を動かす。日本が更に空洞になるだけと言える。
 アングラマネーは良き時代の日本を真から潤してきた。
 表の税金を取られたお金は無駄遣いをせず貯蓄性向に回る。
 アングラマネーは使うしかない。アングラマネーの使い道は風俗、売春、ギャンブルに流れる。
 収入をたくさん得た風俗嬢らはブランド三昧する。沢山の金が贅沢に流れてこれが限りなく景気を活性化してきたのである。
 
 「私をどうしようというのですか」
 市江廣子は思い切ってその不安をぶつける。
 「輪加子のようにするのよ」
 「輪加子。今どうしているのですか」
 「監視が付いてR国と娼国以外にはいけないけど。数臆からの資産を持ってR国の綺麗な湖畔の豪邸に暮らしているわ」
 「そうですか」
 「今はまだ逢わせられないけど姿が見える近くまで連れて行ってあげてもいいわよ」
 「どうすれば逢わしてくれるのですか」
 「あなたが真から女の悦びを理解して我々に協力するように成ったら」
 「協力。いったい何をするのですか」
 「今まで通り代議士の接待よ。ただ協力的か強制かの違いだけよ」
 「日本を侵略するのですか」
 「侵略では有りません。我々も同じ日本民族です。今の民主主義の日本経済は自力では回復しません。外から日本と亜細亜全体を変えるのです」
 真紀子に代わって安形が説明する。
 「仁川元主席の先代は天草からこの地にからゆきさんと共に進出しました。当時の言葉で女衒です」
 今度は湯野中が話を引き取り更に続ける。
 「私の父湯野中太郎蔵もそれに使える女衒でした。日本軍は大東亜共栄圏のスローガンを抱えて亜細亜に進出しました」
 「侵略ではないですか」
 市江廣子は自らのおかれた状況を考えずつい反論してしまう。
 「その通りです。大東和の保善と言いながら亜細亜は日本の植民地、欧米列強出て行けと言っているようなものです」
 湯野中はあっさり認めてしまう。
 市江廣子も今度は黙って聞く姿勢をとる。
 「そして日本は敗れました。仁川の父は日本軍とからゆきさんの引き揚げた後もこの島を守り売春を続けました。仁川の父は日本が売春と麻薬を基盤に経済力で亜細亜を支配すべきと考えていました」
 「何故、売春と麻薬なのですか」
 「麻薬は我々の間でも賛否両論です。でも売春は社会の秩序と経済のバランスに必要不可欠なものです。ドイツでも認められています」
 今度は安形が話を引き取る。
 「解りません。何故、社会の秩序と経済のバランスに売春が必要なのですか」
 「東洋の思想に陰と陽というのが有ります。陰と陽が両方存在して世の中のバランスが取れるのです。表のお金と裏のお金が有ってそのバランスが取れます。表のお金ばかりになって預金に凍結しているのが今の日本社会です」
 その後も議論は続いたが市江廣子は平行線を僅かにしか動かなかった。
 「でもあなたが此処を出られて日本に帰ってもあなたの思うことは何一つ成り立たないわ。議員にもアナウンサーにも戻れないわ」
 真紀子は思いっきり現実を突きつける。
 「そうね」
 市江廣子にこれまで自らを支えていた希望が少し揺らぎだした。
 「日本社会は不況と反比例して綺麗に成ったわ。でもそれは表面だけ。綺麗事を上手に並べた方が勝ちの社会ね。でも裏では足の引っ張り合い」
 「私にもお金を払ってくれるのですか」
 半分だけだが市江廣子には諦めの質問である。
 「払ってあげるわ。これまでやったことも全部お金に評価して。輪加子と同じようにしてあげる」
 市江廣子は時間と共に徐々にでは有るが確実になし崩しに自らがお金に流れて行くことは感じながらも決心はできなかった。
 「日本と亜細亜を段階的に不平等に経済支配しようと言うことだな」
 平佐和が念を押す。
 「分割して統治せよ。古代ローマの考え方よ」
 真紀子の答えである。
 
 本日後半の生贄が運び込まれた。小林真木と矢野真である。
 両名は一人ずつキャスターの付いた鉄格子の檻に入れられている。
 「この二人を競わせてみようと思います。企画通りに競いはしないと思います。負けた方に刺青をします。それでも競わないかもしれません。必死にやらないと痛みを伴います」
 真紀子の限りなく残忍な計画が実行される。
 だが二人は死ぬほどの悲鳴を上げても何処までも抵抗する。壮絶な拷問ショーとなった。
 座敷に開帳台が二台運び込まれる。緊縛師が三人ずつ二人を開帳台に開脚姿で寝かせて磔にした。脚は四十五度開かれている。
 両名とも黒い塊の下に縦筋は丸出しである。
 真紀子の指示で緊縛師は電極の付いたクスコを挿入した。
 R国人の男優が数人入ってくる。
 二人の横に一人ずつ立つ。口にペニスが届く位置である。そこでブリーフを脱ぐ。
 小林真木も矢野真も同時に顔を叛けた。
 「それを舐めて抜き取るのよ。一時間に何人抜けるか負けたほうが刺青のお仕置きよ」
 刺青と聞いて二人の表情は強張る。だがどちらも男優のペニスから顔を叛けたままである。
 「やらなければ。こうなるのよ」
 小林真木の女に差し込んだクスコに繋がる電極のスイッチを入れる。
 「ああーーーーーーがあーーーーーーーーーーー。ああがががあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小林真木の顔が歪み縦斜めに口を広げて喚き散らす。
 矢野真は衝撃の表情で見ている。
 今度は矢野真のスイッチを入れた。
 「あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーー、あががががーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 矢野真のスリムなボディが開帳台の上で固定された膝を軋ませ腰を浮かし藻掻く。
 「やらないとじわじわ電圧を上げるよ」
 二人とも顔を叛け目を閉じたままである。
 真紀子の両手の指から電極が入る。
 「ああーー。あがあーーーーーーーー。あががあーーーーーーーーーーー」
 「あがーーーーーーーーー。ああがあーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーー」
 両名とも腰を迫り上げ縛られた膝から脚首を強く軋ませ暴れる。相当な痛みである。
 平佐和らはその苦しむ顔を立って覗き込む。
 「どう。舐める」
 矢野真は顔を叛けたまま細目を開けて真紀子を睨む。
 真紀子はその頬を平手で叩く。
 「もっと電圧を上げるよ」
 真紀子はスイッチを握っている。
 矢野真は睨んだまま何も言わない。
 スイッチが入る。
 「あがーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「あはあーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 二人の悲鳴は座敷中を震撼する。
 微電流の拷問は何処までも続くがそれでも二人とも男優のさおは咥えない。
 先に小林真木が恍惚の表情になり固まってしまった。
 暫くして矢野真も細く白目を剥いて固まってしまう。
 市江廣子は目を瞑って耳を抑えて堪えていた。
 「この二人は刺青をされると言っても争わないよ」
 湯野中が真紀子の作戦を批判する。
 「いいじゃない。ゲームを愉しめば」
 真紀子は悠然としている。
 スパンキングを持つ。先に固まった小林真木をお仕置きする。
 開帳台に固定したまま乳房をスパンキングする。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーー」
 小林真木は固定された躰を捩って般若の形相で痛みに耐える。
 反対側の乳房も叩く。
 「ああーはあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーー」
 小林真木は柔らかい乳房と内腿を叩かれ続けて開帳台の上で躰を捩り顔面を引き攣らせ苦しい声で涎を飛ばし喚き続けた。
 矢野真は悲痛な目でうろたえながら見ている。
 真紀子は矢野真に話し掛ける。
 「どう。彼女見殺しにする。それともあなたが代わる。嫌なら彼女を叩き続けるけど」
 意地の悪い虐めである。ここで嫌と言う訳には行かない。何処まで行けば音を上げるかが真紀子の愉しみである。
 矢野真は真紀子を睨み返す。その瞳の奥に心底恨みを込めている。
 「私を叩いて」
 辛くても気丈に仲間を庇わざるを得ない。
 真紀子はにんまり一本鞭を持つ。拷問をレベルアップして行くのである。
 矢野真の斜め後ろから内腿を脚の線を縦斜めに叩く。一番柔らかいところが直撃されてしまった。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーーー」
 鈍い悲鳴である。鈍いことが痛さの深みを物語っている。鞭は白く華奢な内腿に紅蒼い筋を刻む。
 矢野真の躰は開帳台の上で痛みに捩るように揺れた。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 代わってもらって相手の痛みを見ている小林真木は悲痛な顔から涙を溢れさせ驚愕の形相で喚く。
 真紀子は矢野真の真横から乳房を二つ並べて叩いた。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 鞭に歪む乳房と眉間の三重に寄る皺が同時だが鈍い飲み込むような悲鳴と共に一瞬躰は固まる。
 「ああーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーー」
 鈍い悲鳴のあと泣き声が轟く。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーー」
 小林真木は横で喚き続ける。
 また斜め後ろから今度は女の部分を狙う。
 「あは・・・・」
 開帳台に脚を固定され四十五度に開かれた女の縦筋を一本鞭の先端が直撃する。強烈かつ繊細な痛みである。
 「ああ。・・・・・・・・あはあーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーー」
 歪んだ般若の形相から涎が飛び顔は汗を噴いている。
 「やめてーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーー」
 小林真木は狂ったように叫ぶ。
 自分が受けたスパンキングより数倍痛いことは分かる。
 もう一度叩く。
 「あ・・・・」
 痛すぎて瞬時に声は出ない。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 更に太腿と乳房を数発叩く。一発は乳首の先端を直撃していた。
 白く美しい乳房に鞭の痕が痣と蚯蚓腫れになっている。
 「ああーーーーーー。あああーーーーーーーーーん。ひどいーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー」
 小林真木はそれを見て泣き喚いた。
 真紀子は小林真木に近付く。
 「どう彼女見殺しにする。貴方が代わる。もっと彼女を叩いてもいいのよ」
 小林真木は悲痛な顔になる。
 「ああーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 追い詰められて泣き喚いてしまう。
 「私を叩いてください」
 最後は言葉を搾り出すように答える。
 真紀子は蝋燭に点火した。
 緊縛師二人に女の部分のビラビラを広げさせる。
 「ああーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小林真木は恐怖に躰を捩じらせ泣き喚く。
 緊縛師が四人で腰と太腿を押える。
 矢野真は驚愕の表情で声も出ない。
 真紀子は蝋燭を揺すって上部に蝋涙を溜める。そして一挙にピンクの粘膜に垂らす。
 「ああはああーーーーーーーーーーーーーーーん。あああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 猛烈な反動である。躰を震撼させ喚き続ける。
 見ている矢野真の表情は泣きながら凍り付いていた。
 矢野真にまた同じ事を尋ねる。
 「やめて!彼女を甚振らないで」
 矢野真は堪らず叫ぶ。
 真紀子は緊縛師に同じように女陰のビラビラを広げさせる。
 矢野真の表情は究極に感極まり恐怖に凍り付く。小林真木と違って声さえ出ない。
 真紀子はその表情を愉しみながら蝋燭をゆっくり回して上部の芯の根元を溶かして蝋涙を溜める。
 二人の緊縛師が矢野真の腰を確り押えた。近付けて一気に流す。
 ピンクの粘膜にもろに被った。
 「ああ、あーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 一気に甲高い悲鳴が座敷の空気を切り裂く。
 小林真木より悲痛である。一本鞭で女の部分の縦筋を叩かれて血も滲んでいたのである。
 「やめてーーーーーーーーー。もうやめてーーーーーーーーーーーーー。ああーーはあーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーん」
 小林真木が横で号泣する。
 真紀子は緊縛師に蝋燭を渡して女の部分に被った蝋涙を指で剥がした。
 緊縛師は真紀子の意図を察して蝋涙を溶かす。
 二人の緊縛師が腰を確り押さえた。
 真紀子はゆっくり細く蝋涙を垂らす。
 「あわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 クリトリスから尿道、膣と流してゆく。
 「あわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 般若に固まった表情で大口を開けて悲鳴を震撼させる。
 押える緊縛師を跳ね返すように腰は浮く。
 「やめろーーーーーーーーーー。もうやめろーーーーーーーーーーーーー」
 小林真木の叫びが一同の加虐心をいっそう滾らせる。
 緊縛師が四人で押さえて小林真木を開帳台の固定から外す。
 強制的に俯きに寝かせ手首脚首を背中の上で束ねる。
 「ああーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーー」
 この縛りの苦しみを小林真木は前に一度受けている。
 小林真木の躰は手首、脚首を束ねた縄を天井から吊る下げた滑車のフックに引っ掛けられた。風呂敷包みを吊るすように吊るし上げられる。
 「あ、ああーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーー」
 吊るされながら苦しみ藻掻く小林真木を矢野真は脅え切った表情で見上げている。
 小林真木を吊るした下に三台ストーブを置く。
 またR国人の男優が一人。矢野真の開帳台の横に立ってブリーフを脱ぐ。
 「さあ舐めてその男を逝かせるのよ」
 「いやあー。嫌」
 「やらないと彼女がもっと苦しむのよ」
 一台のストーブに点火する。
 駿河問いの下から熱気である。尋常な苦しさではない。
 「ああはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 小林真木は苦しみに歪んだ顔を破裂させて悲鳴を轟かせる。
 熱は直ぐ上昇する。
 そして真紀子の合図で緊縛師は吊るしの高さを下げた。
 「ああーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小林真木は恐怖の悲鳴である。
 「もう一個点火するわよ」
 真紀子はさらに追い詰めてしまう。
 「ああーーーーーーー。ああーーーーーーーーー」
 矢野真はパニックに叫ぶ。
 ストーブは点火され小林真木は吊るされた躰を揺すり腰を上下させて苦しみ続ける。
 顔は髪の毛に包まれて表情は見えない。
 「ううーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーー」
 微かなうめき声しか聞こえない。矢野真を気遣って声を殺しているのか。苦しすぎて悲鳴も出ないのか定かではない。
 髪の中からぽたぽた汗が落ちて来る。
 「もう一個点けるよ」
 さらに真紀子は追い詰めた。
 「ああああーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーー」
 追い詰められた矢野真は号泣状態である。
 「どうするの。見殺し!」
 真紀子が強い口調で叱咤する。
 「ああーーーーー。ああーーーーー。判りました。やります。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 ぽろぽろ涙を溢して開帳台に固定された躰を捻って首を男優の方に曲げて恐る恐るそのさおを咥えた。
 涙を流しながら奉仕する。実に淫靡で哀愁漂う昭和の良き時代の姿かもしれない。
 このあと矢野真が吊るされ小林真木が男優の上から帆掛け舟で挿入させられた。涙の受姦である。
 「どっちに刺青する」
 村上が結論を迫った。
 「今回は乳首に小さく刺青しましょう。刺青の醍醐味は今度代議士を集めた宴会でやるべきよ」
 真紀子の提案である。
 「そうだな。法的に死んだ人間と雖も有効な食材として女躰を使わないといけない」
 安形も納得した。
 「どういう刺青をするのだ」
 平佐和が興味深く尋ねる。
 「宝捜しのヒントをこの二人に分割して耳の裏、乳首の周り、大陰唇の谷間に書くのよ」
 真紀子の残酷な案である。
 「なるほど。それを代議士にこの二人が抵抗する中で抱かせ弄らせながら探らせるのだな」
 村上は悦ぶ。
 「そうよ。それも肌と同じ色で刺青して、恥ずかしさに肌の色が変ると浮くようにするのよ」
 そして両名に一ビット角の文字で淫靡で残酷な肌の色にぴったりに調合された刺青が行われた。
 「いい嗜好だよ。どうせ奴らは代議士になって与党になってその地位と金にあり付きたいだけだ。後は女だ。ビジョンなど微塵にもない。わしも菱沼先生もそれを議席数に利用しておるのだ」
 まもなく国民党は分裂又は崩壊する。どちらにしても夏まで管石由人政権は持たない。
 その後は民事党と雖も政権は取れない。群雄割拠は起こると考えられた。
 平佐和と菱沼はその時を狙って娼国の政治資金で議員を引っ張る。多数派を構成する意向である。
 そして娼国は平佐和ら議員と幾つかの市を抱き込み日本に娼国資本の支配する拠点都市を造る。
 湯野中派は北部のゲリラを使って日本で麻薬を蔓延させたい。そして日本人売春婦を育てる計画である。
 仁川の育てた限りなく日本人に近い売春婦。娼館島の奥の島で飼育されている女性らは安形派に同盟する津島が引き継いでしまった。
 湯野中派は日本で美形の男女を何組も高額で抱えてその子供をR国で体外受精させる。
 R国に日本人の代理母を誘致してR国にて代理出産させる。
 一旦日本で出生届を出し日本国籍を取得して十八歳までR国に渡航させ社会から隔離して日本国籍の売春婦をR国で飼育する計画である。
 二人の男女の間に日本国籍ながらR国で育った子供が生涯百人以上居ることになる。
 R国という傀儡国家の中で二つの日系資本が亜細亜侵略を開始する。
 
 女衒の国 その五 女躰羞恥責め 完




ご感想、ご質問、ご用件、ご依頼などございましたら以下のメールにお送りいただければ幸いです。
sado9364○yahoo.co.jp
(お手数ですが○を@に変えてご使用ください)