鬼三のSM小説
女衒の國 その二十九


東ヨーロッパの残存民族

この物語はフィクションであり、実在の人物、機関とは何ら関わりがありません。

 二〇二九年大暑下元 太陰太陽暦二〇二九年六月二十八日。
 (この小説は2025年10月現在未来形です。またこの二十四節気は平気法によるものです)
 二○二九年八月八日。
 
 娼国。仁川ホテル最上階天昇の間。
 銭湯の翌朝である。八時前に天昇の間の四人が揃う。
 R国諜報機関総司令柿崎一行は戦闘の終わったあとアメリカ軍人の遺体を集めた。
 屋上からの侵入者と一階からの侵入者合わせて五十二名になる。
 潜水艦の遺体収集は行わない。
 二隻は完全に破壊していた。
 上野愛菜海軍少佐と荻野結花大尉が報告に来ている。
 この戦闘で味方の被害はなかった。娼帝國の被害はセレベス海で空母二隻が沈められただけである。
 小型潜航艇一隻が逃げたこと及びアメリカのアイゼンハワーの出現はキャッチされてない。
 スクリューを破壊して八百キロの海中爆弾でジョージワシントンとフランスの艦を撃沈したことが報告された。
 「R国諜報機関柿崎入ります」
 柿崎一行も報告である。
 「遺体は全部南の島で荼毘にします。その内一名ですが以前にベイソン中将と歓迎レセプションに来ていたハルゼー少佐(現中佐)でした」
 湯野中に以前に親交のあった人物と報告した。
 湯野中は今更関係ないと軽く頷いただけである。
 「もう残っているのは夕嵐の艦とフランスの一隻だけか」
 「そのフランスの一隻は動かす乗員が居ないのではないでしょうか。今回二隻から上陸して来ましたが全部アメリカ人のようです」
 柿崎一行はそう確認していた。
 「これで動くのは夕嵐だけか」
 「いいえ。もう一隻加賀美機動部隊と関谷機動部隊が遭遇したアメリカの艦が居ます」
 葛城義和はそっちも忘れてない。
 
 スールー海。
 夕嵐の艦とアメリカの潜水艦アイゼンハワーが海底で落ち合っていた。
 アメリカの艦に小型潜航艇は収容できない。
 何回か接続して充電しながら先導して此処まで来た。
 バーバラ少尉が小型潜航艇でハワード中佐を乗せて夕嵐の艦に接続する。
 サリー少尉も通訳で一緒に来た。
 「こんな僅かな人数ですか」
 ハワード中佐はどうやって操艦するのかと言う表情である。
 「この艦は一人でも動きます」
 これまでの大方の状況はサリー少尉が概略を説明していた。
 「しかし酷い国が残ったものだな。そしてハルゼーもメイスンも早まったな」
 ハワード中佐はかなり落胆の表情である。
 「爆撃を受けて食料がなくなったのですか」
 「そうです。娼国の機動部隊が無差別絨毯爆撃に来ました」
 「それでインド洋を放浪されていたのですね」
 「そうです。魚を獲る以外食料が得られません」
 「唐津に行きましょう。食料は問題ありません」
 二隻は太平洋から豊後水道回りで唐津の洞窟に入った。
 
 娼国。仁川ホテル四十五階。特別会議室。
 機動部隊の長官と潜水艦隊の長官が全員集まっている。
 「これまでで爆撃が手薄と思われる場所は」
 CIC長官津島公明である。
 「ロシア、中国とその隣国は入念に破壊しています。不十分な可能性が高いのは東ヨーロッパの細かい国です」
 加賀美少将が答えた。
 「そしてアメリカでしょう」
 天葛少将である。
 「潜水艦が残っていたからな」
 湯野中も応じた。
 「南アメリカはどうなのだ」
 「大型核二発で殆ど壊滅して死の大陸です。我々は中央アメリカ付近を重点的に破壊しました」
 今回天城、雲竜を夕嵐に沈められた白鳥少将が報告する。
 「そうなると内陸部の東ヨーロッパと北アメリカだな」
 湯野中はその二か所に絞ると考えた。
 「内陸部は艦載機では難しい。ロボット師団を上陸させるか弾道ミサイルをイージス艦に積んで攻撃してさらに重爆撃機を向かわせるのが妥当です」
 加賀美少将の見解である。
 「これまでも弾道ミサイルは撃ち込んでいますね」
 「そうです。もう一回やりますが重爆は行っていません」
 「南の空軍基地から行けなくはないな」
 湯野中は真紀子に向って言う。
 「良いでしょう」
 真紀子も了解する。
 「今回夕嵐は囮の攻撃をしただけよね。加重死刑囚を開放する動きには出なかったね」
 「奴らが慎重になってアメリカの軍人が過激だったのでしょう」
 葛城義和はそう結論を出す。
 「それに加重死刑囚は考えず天昇の間を狙って来たよ」
 「そっちの方針であることは確かでした」
 「それなら今の拷問作戦は」
 「そのままで良いのじゃないか。国内には効果がある」
 湯野中は続けると言い切る。
 「判った」
 真紀子も納得した。
 「それではまず赤城と加賀を第六機動部隊に配備。新鋭艦の長門、陸奥を第一機動部隊に配備。アメリカには第二、第七機動部隊が向かう」
 津島が結論を出す。
 「残りは」
 生方少将が確認する。
 「第三機動部隊は現行任務を続行。第五、第六機動部隊は近海配備だ」
 会議は終了した。
 そして機動部隊の宴会となる。
 第一、第二、第七機動部隊から行う。
 
 四十五階二百畳の宴会場。
 三つの機動部隊で六十人の宴会である。
 コンパニオンは百二十名。
 生贄には安曇佐那と森田紗椰な引き出された。
 コンパニオンは一人に二人付く。
 一人は席の前の長い座布団に寝て女躰お膳である。別途に入る全裸のコンパニオンが務める仲居が魚の活き作りを配膳して行く。
 もう一人は横の座布団に座って躰を全部解放して奉仕する。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が安曇佐那と森田紗椰を連行して来た。
 今回虐める進行役は角谷少将である。
 高さ七十センチくらいの平らな診察台が二台運びこまれた。
 モニターにルーレットが表示されて責める担当の抽選を行う。
 空母有明の副長と第二機動部隊の艦橋士官の中尉が当たった。
 席のコンパニオンを伴って行う。
 さらにシャワースタンドも運ばれた。
 安曇佐那と森田紗椰は全裸にされてシャワーで躰を洗う。コンパニオンが局部を舐める配慮である。
 「席のコンパニオン二人に競って貰います。先に生贄を失禁、失神させた方が勝ちです。それ以外に時間切れの場合は流れ出た膣液で勝敗が決まります」
 角谷少将が説明する。
 「負けたら」
 天葛少将の艦隊参謀が野次のように確認した。
 「二人の男優から二穴挿入です」
 コンパニオンに戦慄が奔る。だがぎりぎり契約の範囲である。
 シャワーの終わった二人の躰をそれぞれコンパニオンがバスタオルで拭く。
 安曇佐那と森田紗椰の躰は微妙に震えていた。
 二人とも診察台に仰向けに寝かされる。
 「使えるアイテムは指先サイズのローター一個です」
 角谷少将の宣告と同時に配膳のコンパニオンがローターを持って来る。
 有明の副長で中佐と第二機動部隊の艦橋士官で中尉は乳首を責め始めた。
 安曇佐那を担当するコンパニオンは最初に舌の先を小陰唇の二枚貝の間に進入させる。
 「う、うふ」
 安曇佐那は始めから声を漏らしてしまう。
 森田紗椰を担当するコンパニオンは最初からローターを手にした。
 クリトリスを包む包皮を少し剥いてローターの先端を当てる。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は緊張の限り身構えていた。
 当て方が既に堪えられない。
 コンパニオンは自分に当てる要領で行っている。
 「あーーーーーーーーーーーーーあふぁあーーーーーーーーだめーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 脚をくの字に曲げて躰を突っ張って藻掻く。
 態と固定してないのである。
 診察台の一角には鞭がぶら下げられていた。逃げたり抵抗したりすれば叩かれると判る。
 「あ、ああーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーん」
 安曇佐那も舌の責めに堪えられない。
 失禁、失神はローターと舌戯ではなかなか難しいと思われた。
 長い責めでじっくり逝き顔を愉しませる。
 将校らの手元のコンパニオンを弄る手も活発になっていた。
 外から見れば淫靡極まりない宴会である。
 日本の風俗、売春を酣とする時代のさらに上を行く。
 
 対馬海峡。
 第三機動部隊。瑞鶴の艦橋。
 「出て行く時も戻る時も夕嵐の艦は此処を通ってないのではないでしょうか」
 艦隊参謀の大佐は不安を口にする。
 「まさか豊後水道を通るとか」
 生方少将もやや不安になった。
 「此処を翔鶴に任せて半分豊後水道に移りますか」
 「兵力の分散は危険だ。第六機動部隊をこっちに呼ぼう」
 直ぐに天昇の間に交渉する。
 
 娼国。仁川ホテル最上階天昇の間。
 昼下がりの時間だが飲み続けていた。
 「生方が豊後水道側にもう一個艦隊を要求して来たよ」
 真紀子が他に三人に報告する。
 「そっちに回る可能性もあるか」
 湯野中もやや考える。
 「生方少将がそう言うならやって見ましょう」
 葛城義和は賛成である。
 「明日生方らは休みだから第五と第六機動部隊を回すか」
 「そうですね。もう夕嵐は唐津に帰還してしまっているとは思いますが」
 「そうね」
 真紀子は直ぐに手配した。
 
 四十五階二百畳の宴会場。
 安曇佐那と森田紗椰はどちらも失禁も失神もしない。
 時間切れでレザーの診察台の濡れぐわいで森田紗椰の勝ちとなった。
 大きなベッドが中央に運び込まれる。
 「負けたコンパニオン遥香さんが男優二人による二穴挿入です」
 遥香は二人の男優のマラを見て慄いていた。
 一人が遥香を四つん這いにしてバックからアナルに挿入する。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 遥香はアナルは初めてである。
 一人の男優がそのまま遥香の躰を抱いてベッドに仰向けになって挿入。そのまま自分の体に乗せてしまう。
 もう一人が下になった男優の太腿の間に膝を着いて遥香の太腿を掴んで開く。
 そのまま膣に挿入する。
 「うーーーーーうふうーーーーーーーーーーーーーー」
 膣に入れた男優だけが動く。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 遥香は直ぐに声を上げてしまう。
 安曇佐那と森田紗椰は湯に浸かり躰を舐められた唾液を洗いながらそれを見ていた。
 「おい。たくさん膣液を流した生贄はどうする」
 天葛少将が角谷少将に生贄の刑罰を確認する。
 「同じことをやってから次のプレイに入ります」
 「ふうーーん」
 天葛少将は不満だが指名したのでまだ文句は言わない。
 「あふぁあーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーあふぁあーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーー」
 遥香は僅かな時間で逝き声を上げ続けた。
 二人の男優は遥香の躰の中に果ててしまう。
 有明の副長の席には遥香の代わりのコンパニオンが付いていた。
 続いて安曇佐那がベッドに乗せられる。
 男優二人もそれに掛かった。
 角谷少将は何をすべきか艦隊参謀の大佐に相談する。
 
 唐津。洞窟の中の桟橋。
 夕嵐の艦とアイゼンハワーが桟橋に着いて東条英治大統領らと食事会になっていた。
 「案じた通りになってしまいましたね」
 東条英治大統領は予測していた結果でも落胆する。
 「バーバラ少尉とサリー少尉だけでも助かって良かったです」
 斎藤千春議員である。
 「仁川ホテルに一階から入れたのはエレベーターの地下の工事穴から入った一回だけです。正面突破は無謀でした」
 田川真琴元中尉は無理な作戦だったと嘆く。充分に説得したのである。
 「一階から突入している間にランドセルドローンで屋上から突っ込むのは津島と井上、天葛大尉が居なければ多少の戦火はあったと思います」
 吉丘蓮実元中尉も防備の硬さを十分に説明した。
 「奴らは陸軍ではない。海軍だからその判断が甘かったな。それにハルゼーは湯野中氏が掌を返すのが許せなかったと思う」
 ハワード中佐である。
 「それはどういうことでしょう」
 吉丘蓮実元中尉は初めて聞いた。
 「奴は少佐時代ベイソン中将の部下だったよ。あまり良いこととも言えないが湯野中氏の接待にあずかっていた。いろいろ協力面もあったのだ」
 「メイスン中佐も」
 「いや彼は違う。そういうことは非難する。ハルゼーとて自分の意思ではないと思う。配下だから従っていただけだよ」
 「まあ。ハルゼー中佐はアメリカと友軍だったのに裏切られたということですね」
 「そうです」
 「それともう一つ娼国の軍事力を侮っていたのでしょう。アメリカの武器が絶対優勢と思っていたと思います」
 副長ケーリン少佐がハワード中佐の見解に付け足す。
 「それは強く感じました」
 田川真琴元中尉はしみじみ言う。
 「我々も充分に反省します。まずは洞窟を強化して出入りの安全を確保しましょう。我々が引き継ぎます。シールドマシーンを作って下さったのですから」
 ハワード中佐はハル大佐同様に極めて強力的な姿勢である。
 また生方少将の作戦の上を行かれてしまうかもしれない。
 
 娼国。仁川ホテル四十五階二百畳の宴会場。
 安曇佐那と森田紗椰は最初に乗せられた高さ七十センチくらいの平らな診察台に寝かされ腕は頭の上で縛り合わされた。
 脚首と膝も二本揃えて縛られている。
 台に躰は固定されてない。
 台の下には二メートル四方のバットが敷かれ大量の蟻がばら撒かれていた。
 蟻は台の脚から登っては来ない。
 台の四本の脚には粘着物が塗られている。さらにバットからも出ないように淵にも粘着物が塗られていた。
 「二人とも鉄格子で陰毛がやや生え掛けています。まずは剃毛からです」
 角谷少将のアナウンスでルーレットが回る。
 剃毛で台から落ちることはない。
 だがバットの向こう側に別のバットが敷かれ上にシャワースタンドと透明な浴槽が準備されていた。
 もし台から落とされたら蟻の群集する上から落ちてしまう。
 縄を解いてシャワーや浴槽を使うまでが恐怖である。
 剃毛は中佐の徽章と少佐の徽章が当たった。どっちもイージス艦の艦長。
 「剃毛の次は擽り十分です。簡易診察台から落ちて蟻に塗れましたら壮絶な光景がお愉しみいただけます」
 角谷少将のアナウンスが終わると擽りを担当するルーレットが回る。
 「角谷。これは簡単には落ちないぞ」
 天葛少将は退屈である。
 横のコンパニオンを全裸にして弄りながら女躰お膳のコンパニオンに水差しで日本酒を飲ませる。
 こっちもかなり辛そうである。
 「そうですか。難しいですか」
 角谷少将は困った表情になる。
 「まあ。じっくり恐怖を味わってもらおう。じわじわ長く苦しめるのがご趣味のようだ」
 天葛少将は適度に濁した。
 剃毛が終わると擽りが当たった少尉の徽章と大尉の徽章が立ち上がる。
 大尉の徽章が森田紗椰に少尉の徽章が安曇佐那に掛かった。
 「あーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーはあーーーーーーーーーーあふぁあーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は躰を斜めに捩って台の上で藻掻く。
 「あーーーーーーーーーーあはあん。あはあは。あーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーあはああーーーーーーん」
 安曇佐那も台の上で右に左に躰を捩って藻掻いた。
 だが暴れながらも台の上はキープしている。
 擽られて藻掻く奇声が何処までも治まらない。
 どっちも十分間耐え抜いた。
 終わっても荒い息遣いを続けている。
 「次は火の輪です。ティッシュを丸くして薄くアルコールを掛けます。これを肌の上に置いて電子ライターで着火します。一瞬で燃え尽きます」
 角谷少将がアナウンスした。
 確かに瞬間熱いが一瞬で火傷にはならない。
 ルーレットが回って大佐の徽章と中佐の徽章が当たった。
 何故か新鋭空母陸奥の艦長と副長である。
 ティッシュの輪っかは五つ。それをそれぞれ二人の躰に乗せる。
 既にアルコールは掛かっていた。
 輪っかは乳房に左右二つ。太腿にも二つ載って最後はドテである。
 陸奥の艦長が安曇佐那の太腿の一個に着火した。
 火は瞬時に燃えて直ぐに燃え尽きて消える。
 「ふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は強烈に叫んで台の上で躰が強く弾けて震撼した。
 だが落ちそうで落ちない。
 陸奥の副長が森田紗椰の左の乳房に載った一個に着火する。
 ボッ。
 瞬間燃え上がって直ぐに消えた。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰の躰も瞬間バウンドした。
 それでも片側に寄ったが落ちない。
 慌てて縛られた躰をじりじり真ん中に寄せる。
 続いて陸奥の艦長が安曇佐那の右の乳房に載った一個に着火した。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那も台の上で躰がややバウンドする。
 だが中央から動くことはない。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーん。あついーーーーーーーーーーー」
 涙を零す。
 続いて陸奥の副長が森田紗椰の左太腿に載った一個に電子ライターを向ける。
 「あーーーーーーーーーーーーあはーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は躰を縮めて悲鳴を上げる。
 陸奥の副長は構わず着火した。
 瞬間ボォーと燃える。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は瞬間腰を右に捩った。
 やや台からお尻がはみ出るが落ちるには至らない。
 「なかなか粘るな」
 天葛少将はまた女躰お膳のコンパニオンに水差しで日本酒を流し込む。
 コンパニオンは辛そうにそれを飲む。
 平佐和のコンパニオン虐めが浸透しつつある。
 だがコンパニオンが急性アルコール中毒で運ばれるとそれなりの手当てが支給される。
 二穴挿入されたコンパニオンも宴会場でのプレイなので手当てが出されるのである。
 陸奥の艦長が安曇佐那のドテに残った最後の一個に着火する。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は台の上で腰を強くバウンドさせたが台がやや揺れただけで落ちることはない。
 最後に陸奥の副長が森田紗椰のドテに残った一個に電子ライターを近づけた。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は躰を引くように縛られた脚を膝を折って引き寄せる。
 陸奥の副長はその表情を伺いながらゆっくり着火した。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は縛られた脚が台から落ちかける。だが踏ん張って躰を台の中側に転ばせてお尻で台を蹴って真ん中に移動した。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 恐怖の表情で躰はブルブル震える。
 蟻も怖い。瞬間と雖も躰の上で燃えるのがさらに怖いのである。
 「次はガスバーナーです。火傷をすると搬送になってしまいます。その辺りを加減して診察台から落としてください」
 火傷をしても娼国の病院が綺麗に治す。だがそこで終了は避けたい。
 角谷少将のアナウンスが終わるとモニターにルーレットが回る。
 何としても落とそうという作戦である。
 当たったのは中佐の徽章と少佐の徽章。どちらもイージス艦の艦長だが階級が違うのは艦隊を急激に倍に増加したので仕方ない。
 そして娼国では階級がなかなか昇進しないのである。
 上が退役もしない。
 老化が抑制されているからである。
 ボンベ式のガスバーナーが渡された。
 安曇佐那も森田紗椰も驚愕する。
 もう落とされることは避けられない。
 アナウンスしているのは角谷少将だが考えているのは艦隊参謀である。
 少佐の徽章がボンベ式のガスバーナーに着火して安曇佐那に向かう。
 「ふぁああーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は恐怖に凍り付いて悲鳴を上げる。
 少佐の徽章も直ぐに落としては詰まらない。
 まずは火の先端で乳房を撫でるように瞬間充てる。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は恐怖に破裂させた表情で悲鳴を上げた。
 脚を暴れさせただけで落ちるような変化はない。
 中佐の徽章もバーナーに着火して森田紗椰の左の太腿から乳房まで炎の先端で縦にさっと撫でる。
 「ふぁあ、あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は躰を捩って悲鳴を上げた。
 こっちも落ちることはない。
 少佐の徽章は安曇佐那のドテから小陰唇に火の先端を瞬間押すように近づけて直ぐに離す。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那から強烈な悲鳴が上がった。
 それでも瞬間熱いだけで火傷にはならない。
 それを見て中佐の徽章も同じように無毛になったドテから小陰唇に当てる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 やや長めに五秒くらい当てたが火傷にはなってない。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーん。あついよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーん」
 森田紗椰は喚き散らす。
 少佐の徽章はそろそろと腰から腋に掛けて撫でるように往復させた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーあふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は喚きながら嫌でも躰を逸らせる。
 少佐の徽章はさらに腰から腋まで炎を往復させた。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は遂に台から落ちてしまった。
 蟻が躰に一斉に群集のように登る。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーああーーーーーーーーーーーーーーーーーああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 狂ったように喚く。
 角谷少将が手首の縄だけ鋏で切ってやった。
 既に躰は蟻に塗れている。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は喚きながら急いで起き上がった。猛然と蟻を振り払って脚首の縄を解く。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーー」
 喚きながら膝の縄も外した。
 一気に頭から浴槽に突っ込む。
 立ち上がって躰を揺すって蟻を振り払う。
 「あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーー」
 目をきつく瞑ったままシャワースタンドを手探りで掴んで湯を出す。
 「あーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 全裸で立ったまま頭から躰を洗う。
 「あーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーー」
 狂ったように喚きながら膣にも指を突っ込んで洗った。
 ヒステリックに喚いて洗う割には膣にもアナルにも蟻は侵入してない。
 「あふぁあーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーん。あふぁあ。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 バットに座り込んで荒い息遣いを続けた。
 中佐の徽章も同じように森田紗椰の腋から膝までバーナーの火の先端を流す。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーやめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は泣き喚く。
 それでもじりじり躰が炎から逃げた。
 中佐の徽章はじっくり追い立てる。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は藻掻くが炎からは逃げるしかない。
 中佐の徽章はゆっくり炎の位置を追い詰める。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーあふぁああーーーーーーーーーーふぁあ。あーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は喚き藻掻きながらもじわじわ追い詰められる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 叫び声と共に落下した。
 角谷少将が急いで手首の縄を切る。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーあーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は藻掻きながら膝の縄をずらしてから解く。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藻掻き蟻を振り払いながら脚首の縄を解いた。
 慌てて浴槽に頭を突っ込む。
 そのまま立って目をきつく瞑ったまま手探りでシャワースタンドの湯を出そうとする。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーー」
 喚くがシャワーはなかなか出ない。
 中佐が出してやる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーあふぁあーーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は喚きながら躰を洗い続けた。
 中佐が出したので天葛少将は舌打ちする。
 森田紗椰は股間に湯を掛けながら指を突っ込んで洗う。こっちもまだ蟻は侵入してなかった。
 「あふぁあ。ああ。ああ。ああ。ああ。ああ」
 同じようにバットに座り込んで荒い息遣いを続ける。
 宴会は徐々に解散して将校らは好みの方のコンパニオンを部屋に持って帰ってしまう。
 安曇佐那と森田紗椰は三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が迎えに来た。
 
 翌日。
 呉から第五、第六機動部隊が出港する。
 第五機動部隊が豊後水道に第六機動部隊が東シナ海に向かう。
 そして第七機動部隊が横須賀から出航する。こっちは第二機動部隊と合流して北アメリカに向かう。
 さらにS市の軍港から陸奥、長門を主軸とした新編成の第一機動部隊が北欧に向かった。
 そして生方少将の第三機動部隊は呉に帰還する。
 
 唐津。
 海底の桟橋。夕嵐の艦の発令室。
 「生方が引き上げたよ」
 小型潜航艇で戻って来た田川真琴元中尉である。
 豊後水道の合流点までパッシブソナーのアンテナを張り巡らして来た。
 こっちの警戒もしなくてはならない。
 そして対馬の反対側までトンネルを伸ばす。ハワード中佐が協力を約束してくれたので安全を確保する計画を立てた。
 「代わりが来るのじゃない」
 浜田佳美元中尉はどうせ交代だろと言う。
 「それでも生方が居ない方が」
 「そうだね。生方と天葛が一番面倒よ」
 
 第五機動部隊。瑞鳳の艦橋。
 「閣下。小型潜航艇と哨戒機の配備を完了しました」
 艦隊参謀の大佐が報告する。
 「厳重に配備をする必要がある。生方提督の言うことには一理ある」
 関谷少将はこっちを抜ける可能性を強く感じていた。
 「早く片付けたいです。今回から遠征以外はコンパニオンなしですから」
 「仕方あるまい。天城、雲竜の二隻が撃沈されたのだ」
 「あの艦隊ですよね。吉丘と田川を逃がしたのもあの部隊ですね」
 「どの艦隊にもその危険はあった」
 「でもコンパニオンは逃げ出さないでしょう」
 「それより軍人以外を危険に晒す訳には行かない」
 「そうですが」
 
 唐津。
 海底の桟橋。夕嵐の艦の発令室。
 「イージス艦のスクリュー音」
 小日向奈央元少尉が早速に設置したばかりのパッシブソナーから探知した。
 「生方がこっちに回り込んだかな」
 田川真琴元中尉は生方少将を警戒する。
 「夜になったら衛星の電波を傍受に行きましょう」
 夕嵐はさらに危険が増したことを悟った。
 
 東シナ海。
 第六艦隊の加賀と赤城も遅れて配備に就く。
 やることは同じである。
 小型潜航艇を海中の索敵に出す。さらに哨戒機を十重二十重に哨戒任務に発進させた。
 
 唐津。
 海底の桟橋。夕嵐の艦の発令室。
 「こっちにも艦隊が出動して来たよ」
 小日向奈央元少尉が報告する。
 東シナ海方向に設置したパッシブソナーからも探知したのである。
 「生方の奴。援軍を呼んで両方塞いだな」
 田川真琴元中尉はやられたと言う表情になった。
 「またトンネルを強化するまで出られないよ」
 吉丘蓮実元中尉も悔しがる。
 
 南の空軍基地
 重爆撃機富嶽が整備を終えて準備されていた。
 全部で十機。
 ロボット操縦で東ヨーロッパ爆撃に向かう。
 何回も出撃することになる。
 
 R国D市。
 田所夕夏の鉄格子。
 まだ永井美幸も吉村江梨子も娼国の病院である。
 田所夕夏は誰もいない区画に一人だけ収監されている。
 舛田警視正が入って来た。
 「田所夕夏。明日の夜だよ。心の準備しておいて」
 そう言い置いて踵を返す。
 「あのう。私。いつまで此処を出られないのですか」
 田所夕夏は堪らず聞いてしまう。
 「当分駄目ね。天昇の間の偉いお姉さんから指示が出ないと」
 舛田警視正は真紀子が気付いて恩赦のような指示を出すまでこのまま行く心算である。
 
 娼国。仁川ホテル四十五階二百畳の宴会場。
 第三機動部隊二十人の宴会である。
 コンパニオンは四十人。生贄には玉川香澄が呼ばれていた。
 第一、第二、第七機動部隊の時と同じように将校一人の席にコンパニオンは二人。一人が長い座布団に寝て女躰お膳である。
 あと一人が躰を奉仕する。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が玉川香澄をジェットヘリでR国D市から移送して来た。
 玉川香澄は生方少将の艦隊と聞いて怯えている。
 今日は板前が鰻を焼いていた。
 女躰お膳には烏賊の活き作りが載る。
 透明な烏賊をまだ動いたまま配膳するのである。
 席の将校が悪戯してゲソの吸盤を小陰唇に押し付けるとコンパニオンは狂乱の悲鳴を上げる。
 膣に入れてしまう者も居た。
 さすがに泣き叫ぶ。
 構わずもう一人のコンパニオンも取り押さえて入れてしまう。
 宴会場は悲鳴が轟き渡っていた。
 横に付いた躰を奉仕するコンパニオンも何人か席の将校に潮を噴かされて声を上げ続ける。
 その中に玉川香澄は震えながら入って来た。
 それを生方少将が手招きする。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補はそのまま帰ってしまう。
 玉川香澄は震える足取りで生方少将の横に行く。
 「今日はお前のま〇こにビールを注いで乾杯だ」
 生方少将は簡単なことのように宣告する。
 「え、ええーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄は辛そうに拒絶する表情になって後ろに躰を引く。
 「アルコール中毒にしてたっぷり弄ってやる」
 生方少将は許さない姿勢である。
 座敷の上座中央にまんぐり返しに縛り付ける大道具が運びこまれた。
 後ろが斜めに坂のように上がっている。手前には二本の棒が立てられていた。
 生方少将が玉川香澄を高手小手に縛る。
 坂の上にお尻を乗せて頭が低い位置になった。
 若い将校が二人で膝下に縄を掛けてそれぞれ二本の棒に縛る。
 生方少将がビデボトルで膣の中を洗う。
 席のコンパニオンが周りに吸収シートを敷く。
 小陰唇の間から放尿するように水を流し出す。
 生方少将が玉川香澄の真上を向けられた膣にクスコを突っ込む。
 螺子を回して奥を開いた。
 玉川香澄は顔を叛けて堪えるしかない。
 配膳担当のコンパニオンが冷やしたビールを運んで来る。
 モニターに表示されたルーレットが回って大佐の徽章が当たった。
 翔鶴の艦長である。
 生方少将がクスコにビールを注ぐ。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーあふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄は冷たさに悲鳴を上げてしまう。
 「直ぐに飲んでやれ」
 生方少将は長く続けるため早く急性アルコール中毒にしたくない。できたら酔っぱらった程度で次のプレイに行きたいのである。
 翔鶴の艦長はストローで吸い上げる。
 膣の底まで吸う。
 「う、ううーーーーー。うふうーーーーーーーーーー」
 玉川香澄は吸われる感触にまた悲鳴を漏らした。
 二回目のルーレットが回って大尉の徽章が当たる。
 配膳のコンパニオンがビール瓶を生方少将に渡す。
 「あ、ああ」
 玉川香澄は辛そうな表情でそれを見た。
 生方少将がクスコに注ぐ。
 「うふーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄はまた冷たさに悲鳴を上げ震える。既に太腿からお尻に鳥肌が立っていた。
 大尉の徽章も持っていたストローで一気に飲む。
 「うふ、う、う」
 玉川香澄は最後まで吸われて呻き声を漏らす。
 生方少将は何人に飲ませたら丁度良いタイミングか分からない。様子を見ながら行くしかない。
 
 福岡。管理棟最上階。
 小滝橋佳苗中尉が太刀川俊二らを迎えに来た。
 「明日は永井美幸らと同じ罪状の女ですね」
 「この人は一回じゃ済まないようです。内容の差はあまり分かりませんが。入院にならない範囲です」
 「舛田警視正は最初の一回だけなのですか」
 「まだ体調が思わしくないようです。それに責める人が代わった方が宜しいとか仰っています」
 「それはそうですね」
 今回は久々にD市に移送される。泊りは中央棟のホテル階である。
 吉村江梨子や田所夕夏のようなことは彼方此方であると思われる。たまたま煩い男に当たったのが不運であった。
 反逆の抑制とはいえ厳しい処置である。
 
 娼国。仁川ホテル四十五階二百畳の宴会場。
 玉川香澄は十数回クスコの奥にビールを注がれて中毒状態になりつつあった。
 宴会場内は乱れに乱れて将校らは女躰お膳のコンパニオンの躰に載った刺身を食べ終えて潮を噴かせて遊ぶ。
 コンパニオンの究極の悲鳴が飛び交っていた。
 「さあ。そろそろほろ酔い加減のこの女に究極の官能を与えよう。次に当たった奴が担当だ」
 生方少将が宣言する。
 「ああ。お水を」
 玉川香澄は乾きに水を要求してしまう。
 「此処でお水はビールだ」
 生方少将は許さない。
 水差しに入れて飲ませる。
 玉川香澄は冷たいので飲み乾してしまう。
 当面の渇きには対応になる。
 「美味いだろ」
 生方少将は揶揄う。
 「ああ」
 玉川香澄は虐めを噛み締めるしかない。
 鉄格子の中では辛さから生ビールの樽を一樽空けてしまう。
 「だいぶ呑兵衛じゃないか」
 生方少将はそれを見てさらに揶揄う。
 「だって辛いから」
 玉川香澄は堪らずに言ってしまった
 「はっはっはっは。この国の監獄は酒飲み放題。オナニーもし放題だ」
 生方少将は哂う。
 「そうでなきゃ堪えられないよ」
 玉川香澄は暴発してしまった。
 「それじゃアクメも受け入れろ。究極の逝き顔も見せろ。どうせ二日酔いをオナニーで諫めているだろ」
 生方少将はさらに詰る。
 「そうだよ。国がそんな風に追い詰めたのだよ」
 玉川香澄はもう堪えられない。
 「良し。やれ」
 ルーレットで当たったのは若い少尉の徽章である。それもイケメンと言える。
 まだクスコが膣に刺さったままである。
 生方少将はリモコンから伸びたアームの先にL字にマイクロローターの付いたアイテムを渡す。
 少尉は席のコンパニオンを呼んでそれを渡してしまう。
 生方少将はさらに尿道バイブを渡す。
 少尉はそれを受け取って席のコンパニオンを促した。
 クスコは真上を向いている。
 上からの照明が奥までくっきり照らしていた。
 コンパニオンは一番敏感な部分に先端のマイクロローターを当ててしまう。
 「ふっふぁあ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄は顔を歪めて大口を破裂させて声を漏らしてしまった。
 コンパニオンはゆっくり敏感な部分を抉るように責める。
 「あ、ああーーーーーーーーーーん。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーん。あふぁああーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄はじりじり躰を捩って藻掻きながら抑えられない声を上げ続けた。
 頃合いを見るまでもなく少尉は尿道バイブを突っ込んでしまう。
 「あふぁーーーーーーーーーー。あふぁん。あっふぁん。ああ。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 こっちの責めにはまだ馴染んでない。違和感に拒絶する。
 「直ぐに気持ち良くなる。受け入れろ!」
 生方少将はそのうち病みつきになるという意識である。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーー。おかしくなっちゃうよーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーん」
 玉川香澄は既に追い詰められていた。
 Cクラスだがそそらせる躰である。
 掴まった当初は大人の女の気丈さを宿していたが既に責められ続けて態度は砕けてしまっている。
 少尉もコンパニオンも揺るぎなく責め続けた。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄はまんぐり返しに大道具に縛り付けられた腰を突っ張らせて藻掻く。股間ははっきり痙攣が確認される。
 そして膣に突っ込まれたクスコの口から泡のように白くなった膣液が流れ出ていた。
 「いやあ。あふぁあ。へんになちゃうよーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー」
 太腿の筋肉は柔らかい脚の線だったのに怒張する。躰は突っ張ったまま強く弾けた。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーん。あふぁあ。ふぁあ。ふぁあ。ふぁあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 躰は沈んで荒い息遣いを続ける。
 「ふっふっふっふ。完全燃焼したな。なかなか良い逝き顔だよ。もう少し弄ってやれ。もっと気持ち良いぞ」
 生方少将は上から言葉を浴びせた。
 少尉とコンパニオンはそのまま責め続ける。
 「あふぁあ。ああ。あふぁああ。ああ。あふぁああーーーーーーーーー。あふぁあん。ああん。あふぁあん」
 玉川香澄は高手小手に縛られて大道具にやや逆さになった上半身を捩って傾け突っ張る。
 逝き声は全く抑えられない。
 「ああん。あふぁあーーーーーーー。あふぁあーーーーーーー。あふぁあん。ああん。あふぁあん。あはああーーーーーーーーーーーーー」
 躰は強く反って震撼した。
 「あふぁああん。あふぁん。あふぁん。ああ。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 何処までも逝き顔を晒し続ける。
 
 R国南の空軍基地。
 重爆撃機富嶽十機が離陸して行く。東ヨーロッパ中央部が目標。
 加賀美少将の爆撃が行き届かず核汚染から免れているかもしれない懸念の地域である。
 夜間を狙って爆撃する。
 
 ジブラルタル海峡。
 第一機動部隊。空母長門の艦橋。
 今回は地中海から攻撃を掛ける。
 「閣下。爆撃は一日一回ですね」
 「そうだ一往復だな。富嶽は十機しかない」
 「偵察は富嶽に積んだドローンですか」
 「それしかない」
 「オーストリアもスイスもイタリアも核汚染されています。内陸部のチェコ、スロバキア、ポーランドの一部に人が住めるでしょうか」
 「何とも言えないが可能性はある」
 「このバレアス海もかなり汚染されています。艦の防衛は行き届いていますが防護服なしでは甲板に出られません」
 「経済大国や核保有国は壊滅状態だ」
 「こっちにも核があったら一発落とせば済むのですけどね」
 「もう世界中に核はない」
 「核搭載の原潜がまだ潜んでいるとかは」
 「ない。原潜が居ても打ち尽くしている。こっちに撃ってこれば迎撃できる」
 「そうですね」
 艦隊参謀の大佐はやや不満である。今回からコンパニオンは乗せてない。早く任務を終わらせたいのである。
 
 娼国。仁川ホテル最上階天昇の間。
 カウンターでは津梨清吉が夕食の鰻を捌いていた。
 井上貴江中佐は休みを取っていて溝口明日香中佐と小滝橋佳苗中尉以下六人の隊員が警護に就いている。
 「富嶽十機が初任務に出たよ」
 真紀子が他の三人に伝えた。
 「大型爆撃機も必要だったのだな」
 湯野中がコップ酒で呟く。
 「そうだけど。富嶽が完成したのが核戦争の後よ」
 「何故持たなかったのだ」
 平佐和は事情を理解してない。
 「戦略空軍がなかったからです」
 真紀子がきっぱり答えた。
 「そうだったな」
 平佐和は思い出したように納得する。
 「十機で一日一往復。今回は充分よ」
 「加賀美は東ヨーロッパの内陸部が核攻撃の影響が低いと言っていたな」
 「確かにその可能性はあります。ロシア、中国、西ヨーロッパには集中して撃ち込まれています。あの辺りは狙われてなかったかもしれません」
 葛城義和は加賀美少将の見解を重く見ていた。
 「もっと富嶽を製造する」
 真紀子は葛城義和にまだ必要かと確認する。
 「必要かもしれません」
 葛城義和はまだまだ安定しないとの見方である。
 
 四十五階二百畳の宴会場。
 玉川香澄は大道具の十字架に磔にされていた。
 少佐の徽章が火矢を構えている。
 「あーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄は怯えて強烈に叫ぶ。
 先端に燃える物が付いているが刺さる矢ではない。
 脚元にはバットが敷かれて水が張られていた。
 燃えているが躰に当たって煤で黒くなるだけである。煤は拭けば落ちる。
 少佐の徽章は狙いを乳房に定めて放った。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄の悲鳴が轟く。
 火矢は緩やかに右の乳房に当たる。
 「あふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴が上がった。
 矢はバットの水に落ちる。
 乳房には予定通り黒い煤が付いた。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 泣いてしまった。
 生方少将の席のコンパニオンがガーゼで乳房を拭く。
 「大丈夫よ。火傷も何もしてない」
 コンパニオンはやや宥める。
 「あふぁあーーーーーーー。ああ。ああ」
 玉川香澄は震えていた。
 次は中佐の徽章が構えた。瑞鶴の副長である。
 いま矢を放った少佐が点火してやる。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄はまだ恐怖に震えて叫ぶ。
 瑞鶴の副長は股間を狙う。
 玉川香澄の脚首は十字架の根元に揃えて縛られている。膝は僅かに離れていた。股間の下には内腿の間にかなり隙間がある。
 瑞鶴の副長はそこを狙っていた。
 放つ。緩い弓なので矢は僅かに弧を描いて飛ぶ。
 股間の直ぐした内腿の間を抜けて十字架の柱に跳ね返ってバットの水に落ちてしまった。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 それでも玉川香澄は悲鳴を上げてしまう。
 「ううん」
 瑞鶴の副長は残念と舌打ちである。
 次はモニターのルーレットで艦隊参謀の大佐が当たった。
 「ああ」
 玉川香澄はまだ来るのと辛そうにそっちを見る。やはり火は怖い。
 瑞鶴の副長が矢に点火してやる。
 「あふぁああーーーーーーん」
 玉川香澄はさらに震える。
 十字架に確り縛り付けられていて躰は動かない。
 艦隊参謀の大佐も同じように股間を狙う。
 狙いを少し左の内腿に寄せた。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄はさらに怯えた悲鳴を上げてしまう。
 艦隊参謀の大佐は弦を放した。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄の悲鳴が轟く。
 今度は左の内腿と股間の窪みに当たって内腿から膝を掠って水に落ちた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーあふぁあーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに強烈な泣き悲鳴が上がる。
 また生方少将の席のコンパニオンが内腿から膝をガーゼで拭く。
 「大丈夫よ。何ともない」
 また宥める。
 「あふぁん。あふぁん。あふぁん」
 玉川香澄の躰はブルブル震えていた。
 
 唐津。洞窟内の桟橋。
 田川真琴元中尉とサリー少尉が小型潜航艇で偵察から戻って来る。
 「機動部隊二つは赤城と加賀、それから瑞鳳と隼鷹」
 結果を報告した。
 「すると加賀美と関谷」
 小日向奈央元少尉は生方でなくても甘くはないと思った。
 「それが空母は赤城と加賀だけど天津風と清霜が居たよ。あれって第六艦隊配備じゃなかった」
 「そうか。天城と雲龍が大破したから第一機動部隊から転籍されたかも」
 吉丘蓮実元中尉の推測である。
 「そして第一機動部隊には新鋭艦が」
 「その可能性が高くない」
 「すると東シナ海は白鳥」
 「また沈める」
 浜田佳美元中尉はやや楽観している。
 「それが今度は確り小型潜航艇が配備されている」
 田川真琴元中尉は簡単には行かないと言う。
 「まあ。同じ手は食わないでしょう」
 吉丘蓮実元中尉も無駄と笑う。
 「食事よーーー」
 田中一美元特務中尉が艦のハッチから呼ぶ。
 今夜はコロッケ、メンチ、じゃがバターである。
 生ビールの樽が持ち込まれていた。
 「やっぱり暫く出られないね」
 「今日は舛田の拷問もないらしいからじっくり飲みましょう」
 田川真琴元中尉はリラックスしようと言う。
 
 チェコ共和国ブルノ上空。
 渡洋爆撃機富嶽に搭載したドローンが低空を飛行する。
 映像は第一機動部隊の空母長門とCIC、天昇の間に転送された。
 天昇の間のモニターに反映される。
 街は爆撃とミサイル及び地上軍の進行に破壊された程度である。核攻撃の破壊ではない。
 「これでは相当に破壊しないと駄目ね」
 真紀子もまだ街の姿が残っていると見た。
 「古い街だが使えそうなビルも存在する」
 湯野中もやや驚きの表情である。
 直ぐに十機の富嶽が横一列で八百キロ爆弾の絨毯爆撃を行う。
 核攻撃ではないが完全な破壊である。
 
 娼国。仁川ホテル四十五階二百畳の宴会場。
 四人目は翔鶴の副長が当たった。
 「あ、ああーーーーーーーーーーー。もうむりーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄は震えながら泣きそうな声で訴える。
 翔鶴の副長も股間に狙いを定めた。
 「あ、ああーーーーーーーーーん」
 玉川香澄は恐怖に固まる。
 これまでの結果が何ともなくても火が点いて飛んで来るのである。サーカスで訓練された的役でもなければ耐えられない。
 翔鶴の副長も弦を放す。
 火の点いた矢は同じ位置に飛んで来る。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄から断末魔のような悲鳴が上がった。
 矢は同じように内腿と股間の付け根に当たってそのまま水に落ちる。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 玉川香澄は遂に失禁してしまった。
 失禁尿が濁流のように水に流れ落ちる。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーん。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーん。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 泣き続けた。
 宴会場は満場の拍手である。
 失禁が治まったところで生方少将の席のコンパニオンがまたガーゼで股間と内腿を拭く。
 そして十字架の戒めを脚元から順に解いて行く。
 将校らはコンパニオンを選んでルームに引き揚げ始める。
 玉川香澄は三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が待機していてR国D市に移送した。
 
 天昇の間。
 大型モニターにはチェコ共和国ブルノ市街が投影されている。
 「人の動きはないよね」
 真紀子は街に人は居ないと見ていた。
 「灯りの点いた建物も見当たらない」
 湯野中も街は恐らく死んでいると見ている。
 「しかし八百キロで爆弾の威力が凄いな」
 平佐和は戦火に絶賛した。
 「一発で十万トンの空母が大破できます」
 真紀子は自信を持っている。
 さらにドローンは市街地から出て進む。
 「真っ暗だな」
 ドローンは地上を照らす。
 「もっと拡大して。畑」
 真紀子が要求した。
 溝口明日香中佐がドローンを操縦している富嶽に指令を送る。
 「ああ。トウモロコシ」
 「人が居るのよ。核戦争前の物ならとっくに駄目になって雑草に覆われているか放棄地の状態よ」
 真紀子は容易ならない事態と言う。
 「人が動いてないのは夜だからなのと富嶽の大きな爆音に灯火管制している可能性もあります」
 葛城義和も問題提起である。
 「この国は密集してないから相当な回数の爆撃が必要よ」
 大きな障害が現れてしまった。夕嵐だけでは済まない。
 
 アドリア海。
 第一機動部隊空母長門の艦橋。
 ドローンの映像はこちらでも確認していた。
 「補給艦の要請をしろ」
 艦隊参謀の大佐が艦橋士官に指示する。
 こっちでも相当な回数の攻撃が必要だと判断したからである。
 「爆撃した範囲をずらして攻撃だ」
 「既にブルノの都市部は破壊しています。他の街を狙いませんか。ドローン偵察の状況では陸上部隊の派遣が必要と思われます」
 「ミサイル攻撃は都市部だけで行くか」
 加賀美少将も迷ったが陸上部隊の進行が必要と思った。
 「そうです」
 「状況を確認しないとな」
 「此処からならプラハまで艦載機で往復可能です」
 「索敵しよう」
 直ぐにF18が長門と陸奥から三機ずつ発艦する。
 「充電式はこういう弱点がありますね。どうしても航続距離は落ちます」
 海上なら原子力発電艦が居れば無線充電ができるが陸上は勢力圏下以外は不可能である。
 「それでも大分長くなった。もうジェット燃料は僅かにしか得られない」
 加賀美少将も状況を噛み締める。
 
 チェコ共和国プラハ。
 「ブルノが絨毯爆撃されたよ」
 ウルシュラ中尉が通信を受けて叫ぶ。
 「凄い爆音だったよ」
 ペトラ中尉も驚いていた。
 「ブルノの部隊と残った住民に被害は」
 ユーリア大尉が確認する。三十二歳。此処に居る最上官である。
 男性は子供以外が既に存在しない。
 軍は領土を核で破壊されたベラルーシ軍が侵入して争い全滅した。残ったベラルーシ軍を殲滅したのは彼女ら非公式の女性中隊である。
 「レーダーが編隊を捉えたとき全部市街地から逃れています」
 「そう。でも相手は何者なの。行き成り爆撃して来て」
 「爆弾の威力が桁違いだそうです」
 「まさか戦略核」
 「いいえ。そこまでではないようです。放射能反応もないようです」
 「いったい何処の軍なの。もうロシアもベラルーシもそんな兵力はないでしょう」
 「四時の方向から来ています。そして四時の方向に戻って行きました」
 「中国。でも中国も核攻撃で壊滅よね」
 ユーリア大尉は懐疑的になる。
 「爆音」
 ペトラ中尉が気付いた。
 「灯り消して」
 ユーリア大尉が安全確保に叫ぶ。
 「あれはF18」
 「えーーーーーーアメリカ」
 「違う。日の丸に白筋二本。娼国よ」
 「引き返す」
 ペトラ中尉が確認して言う。
 「偵察だったのね」
 「それじゃ今の戦闘機は空母から」
 「爆撃機はR国からよ」
 「何の為に」
 「大変です。多量のミサイルが接近」
 レーダーを確認していたカタリーナ少尉が報告した。
 「えーー。これ百発くらい」
 「迎撃ミサイルはもうありません。退避しましょう」
 全員トラックとジープで郊外に逃れてしまう。
 ミサイルは戦災の街の南四分の一位をさらに破壊した。
 木陰から双眼鏡で状況を見る。
 「凄い破壊力よ。地が抉れて建物の瓦礫が粉々に混じって完全破壊よ」
 ペトラ中尉が叫ぶ。
 「偵察機隠れて」
 ユーリア大尉が叫んだ。
 F18六機は戦火を確認して戻って行く。
 「畑を爆撃されたら食料も危ないよ」
 ウルシュラ中尉は危機を叫ぶ。
 「娼国はまず都市部を狙って来たよ。ブルノの部隊と連携してとにかく落ち着く場所を決めましょう」
 
 アドリア海。
 第一機動部隊空母長門の艦橋。
 「抵抗は全くないですね。死の街を破壊している状況です」
 艦隊参謀の大佐は問題なさそうと言う。
 「そうとも言えない。これまで破壊された街に遺体が散乱していた。ブルノもプラハも遺体は一体も見当たらなかった」
 加賀美少将は不自然さを指摘した。
 「それじゃどっちの街も人が生き残っていると仰いますか」
 「そうだ」
 「抵抗するだけの武力はないのではないですか」
 「何とも言えないが長い作戦になるな」
 「そうですね」
 艦隊参謀の大佐は嬉しくない。
 
 娼国。仁川ホテル最上階天昇の間。
 食事は終わって津梨清吉は軽いオードブルを出して引き上げた。
 カウンターには溝口明日香中佐が一人入っている。
 平佐和と湯野中はコップ酒。真紀子はワイン。葛城義和は相変わらずビールである。
 「これは地上軍を派遣すべきかもしれません」
 葛城義和も映像から艦隊参謀の大佐と同じ見解になる。
 「何らかの人口が残っていることは確かね」
 真紀子もそれを認めた。
 湯野中は指宿と連絡を取る。
 「機甲二個連隊を含んだ一個師団を送りますか」
 指宿が別のモニターに出た。
 「葛城先生。一個師団で」
 「爆撃とミサイル攻撃が全部終わってからですね。その状況で判断しましょう。現状では一個師団を上陸準備させましょう」
 「かなり長期戦ね。機動部隊の交代も考えましょう」
 「生方に行かせるか」
 湯野中は休暇明けの第三機動部隊を行かせるかと言う。
 「いや。生方少将は唐津に当たって貰いましょう。第六機動部隊を交代に」
 葛城義和は唐津の警戒も重要と見ていた。
 「そうね。迎撃ミサイルを撃ってきたりしないからそれで良いかもね」
 真紀子も納得する。
 
 R国D市。
 田所夕夏の鉄格子。
 まだ永井美幸も吉村江梨子も娼国の病院から戻らない。
 田所夕夏は一人だけである。
 その隣の区画も黒田美優元立憲国民党市会議員一人だけ残されていた。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が田所夕夏を迎えに入って来る。
 田所夕夏はいよいよと戦慄した。
 「着替えろ」
 宇佐美伝吉警部補からミニスカスーツと下着が投げ込まれる。
 田所夕夏はテレビを消してバスタブの奥で着替えた。
 「今日は太刀川俊二達だ。確り虐めて貰え」
 三田園矢一警部補が冷たい言葉を浴びせる。
 田所夕夏もテレビで太刀川俊二らの所業を見ていた。
 誰が来ても酷い虐めである。それでも伝えられるとさらに恐怖感が全身を包んでしまう。
 
 報道スタジオ。
 既に太刀川俊二らは大道具を準備していた。
 三角木馬の天辺に疑似男根が聳え立っている。
 さらにクリトリスを吸着するアイテムが付けられていた。
 本来なら一メートル四方の鉄板にアームが立てられそのアームに三角の鞍が載る。底辺が二十センチ高さも二十センチ奥行きが一メートル。
 そこまでは同じだが上を向いて尖った金属部分がない。
 天辺は三センチくらい平になっていた。
 これでも跨いで脚の着かない高さにされたらかなり苦しい。
 田所夕夏は三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補に連行されて来た。
 木馬の上に聳え立つ疑似男根を見て慄く。
 山賀元一曹と永井元一曹が直ぐに田所夕夏の躰を押さえる。そして全裸に剥いてしまう。
 田所夕夏は乳房を腕で押さえて膝を落として座り込む。
 太刀川俊二が腕を掴んで後ろに回して互い違いにして手首に縄を掛ける。そのまま一本の縄で高手小手に縛ってしまう。
 田所夕夏は口をへの字にカメラを睨む。
 躰は微妙に震えていた。
 もう前回の放送で躰の総てを公開されてしまっている。それでも恥ずかしさに堪えられない。
 「今日はこの上でたっぷり逝き顔を晒して貰うぞ」
 太刀川俊二はそう宣告して山賀元一槽と永井元一槽に田所夕夏の脚をV字開脚させて膣にローションを流し込む。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーー。いやふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 田所夕夏は女の部分を丸出しにされて悲鳴を上げてしまう。
 山賀元一槽と永井元一槽が両側から田所夕夏の腰と太腿を持ち上げて三角木馬の上に運ぶ。
 太刀川俊二が疑似男根にもローションを塗って二人が持ち上げた状態で膣に疑似男根を填め込む。
 「あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏はまた悲鳴を上げる。
 山賀元一槽と永井元一槽が天井から吊るしたチェーンブロックの鎖を回してフックを下げた。
 そのフックを背中で縛った縄にフックを差し込んで接続する。
 田所夕夏の体重は疑似男根の刺さった股間に掛かっていた。疑似男根の根元までが膣に呑み込まされている。
 苦しさに顔は歪む。
 さらに太刀川俊二は田所夕夏のクリトリスの包皮を剥く。女の亀頭に吸引器具を填め込む。
 「あ、ああ、あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あふぁああーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は泣き顔で悲鳴を上げてしまう。
 永井元一槽が疑似男根のスイッチを入れた。さすがに振動と微回転だけでピストンはしない。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は顔を強く振って喚き叫ぶ。
 「どうだ。気持ち良いだろ」
 太刀川俊二が詰る。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は顔を振って藻掻き続けた。
 膣とクリトリスを一緒に責められている。
 「ぐうあふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがああーーーーーーーーーーーーーー」
 全体重が掛かっている膣を疑似男根に抉られていてまったく堪えられない。
 藻掻き続ける。
 疑似男根の下には田所夕夏の膣液が流れ出て淫靡極まりない。
 躰は右に左に捩って突っ張る。
 「がふぁああーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に暴れて躰は弾けた。
 白眼を剥く。
 躰はチェーンブロックの吊るしに寄り掛かって崩れる。倒れはしない。吊るされたままである。
 「うぐうああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーー」
 意識を戻してまた藻掻く。
 
 チェコ共和国。
 プラハから六十キロ程離れた村。
 車体を全部森に隠して空き家で会議を開いていた。
 「娼国が何で爆撃とミサイル攻撃に来るの」
 ユーリア大尉は怒りと不安の坩堝である。
 「どうにもあの威力で爆撃とミサイル攻撃を続けられたら壊滅だよ」
 ペトラ中尉も事態の恐ろしさに慄いていた。
 「空からじゃ手の打ちようがないよ」
 ウルシュラ中尉も事態の恐ろしさにどうもできないと言う。
 「周りは全部核で汚染されている。海に出て安全な国を探すしかないのではないでしょうか」
 カタリーナ少尉は焼き尽くされる前に逃げるしかないと主張する。
 「駄目よ世界中が核で破壊されて汚染されている」
 ユーリア大尉は行先なんかないと言う。
 「船はウクライナまで行けば何かある」
 「それ以前にハンガリーもモルドバもルーマニアも核で汚染されている。とても無理よ」
 「ウクライナの市内を抜ければ。既にロシアの進行で破壊されていて核は撃ち込まれてないよ」
 「最悪ならオデーサまで行く」
 「確かそこにはロシアの潜水艦も残っていたよ」
 「でも私達じゃ動かせないよ」
 「ブルノにカミーラ中尉が居るよ。彼女ロシア海軍に居たでしょ。それとマニュアルがあれば何とかなるよ」
 「とにかくもう少し様子を見ましょう。ずっと爆撃が続くかどうかも」
 ユーリア大尉は気まぐれであってほしいと願う。
 
 R国D市。
 報道スタジオ。
 田所夕夏は何度か失神を繰り返した。
 太刀川俊二らが三角木馬から降ろすとぐったり床に倒れてしまう。
 だが終わりではない。
 スタッフが拷問椅子を運び込む。
 三人でそれに乗せた。
 きっちり固定する。
 太めのU字の金属アーム四本の開口器で田所夕夏の膣を広げてしまう。
 ドロドロに濁った膣液が多量に流れ出た。
 太刀川俊二はロングスプーンで中から膣液と粕を掬い出す。
 そしてビデボトルで中を洗う。
 「あーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーー。ああ」
 田所夕夏は冷たさに意識を戻した。
 「どうだ気持ち良すぎただろ」
 太刀川俊二が詰る。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーー。死ぬかと持ったよーーーーーーーーーーーーーー。こわかったよーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は号泣してしまう。
 カメラの角度を変えて股間から床をモニターに映した。
 「よく見ろ。この濡れ方を」
 太刀川俊二は流れ出た膣液を指摘する。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 田所夕夏は恥ずかしさにさらに泣き叫ぶ。
 「三角木馬も見ろ。お前の膣液でびしょ濡れだ」
 太刀川俊二はさらに追い打ちを掛ける。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。恥ずかしいーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は羞恥に堪えられない。
 「認めろ!お前が気持ち良くなりすぎた証拠だ!全部のシティのテレビが見ている」
 太刀川俊二は強い口調で言葉を被せる。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏はどうにも堪えられない。
 太めのU字の金属アーム四本の開口器で広げた膣の奥をさらにモニターに拡大してしまう。
 「奥を綺麗に洗った。子宮口が綺麗に見えるぞ。疑似男根の揺さぶりでピンクの粘膜が紅くなってなかなか艶めかしい」
 太刀川俊二はまだ詰る。
 「いーーーーーーーーーーーやーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は恥ずかしさに悶絶状態である。
 太刀川俊二はスタンガンに繋いだ線の先端に付いた鰐口クリップ二個を膣に刺さったクスコに接続した。
 そのスタンガンを永井元一槽に渡す。
 永井元一槽はスイッチを掴む。
 「あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は強烈に叫ぶ。
 「がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーがふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 大口を破裂させて顔を震撼させて悲鳴を上げる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 悶え続ける。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 躰はブルブル震えた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 そして遂に失禁してしまう。
 細く失禁尿が流れ出る。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 垂れ流しながら泣き叫ぶ。
 「やっと漏らしたか。よくバイブレータと吸引具の責めでずっと漏らさなかったよな」
 太刀川俊二は失禁を称えた。
 三角木馬の上での失禁に期待していたのである。
 「あーーーーーーーーーーあはあん。あふぁん。あふぁん。ああ。ああ。あは。はあ。はあ。はあ」
 田所夕夏は荒い息遣いで震え続けた。
 「次はカメレオンの舌でお前の一番感じる部分を舐めて貰おう」
 太刀川俊二は淡々と恐ろしい宣告をする。
 「いやーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は狂ったように拒絶する。
 太刀川俊二は顔にクロロホルムを当ててしまう。
 「う、うう、う、・・・・・」
 田所夕夏は直ぐに静かになった。
 太刀川俊二が田所夕夏の広がった膣の奥に小さな刷毛で蜜を塗りこむ。
 スタッフが水を入れない水槽にカメレオンを二匹入れて台車に乗せて運んで来る。
 山賀元一槽と永井元一槽が一匹ずつ抱き上げる。
 二人は拷問椅子の斜め左右に田所夕夏の大股開きにされた太腿の前にしゃがんで股間をカメラから遮らないようにカメレオンを嗾けた。
 カメレオンの舌は開口器で広げた膣の奥に進入する。
 そして蜜を舐め始めた。
 
 R国南の軍港。
 第六機動部隊は緊急出航を命じられて出発準備に掛かっている。補給艦と陸戦隊を積んだ輸送船も一緒に出航となっていた。
 陸戦隊は海路をアドリア海からイタリアに上陸してオーストリアを抜ける。
 放射能汚染が激しいのでロボット部隊のみである。
 出航前でも将校らは眠っている。ロボット乗員だけで準備作業を行う。そして深夜に出発する。
 今回も慰安のコンパニオンを乗せて貰えない。その代わり任務から戻ったら豪華な宴会が許される。
 核戦争前は通常では軍の経費の範囲であった。独裁国家になって湯野中か真紀子が無尽蔵に供給してくれる。
 待遇は格段に良くなったのである。
 
 R国D市。
 報道スタジオ。
 田所夕夏の膣に塗った蜜がなくなってカメレオンは舌を引く。
 山賀元一槽と永井元一槽はそのままカメレオンを一旦水槽に戻した。
 田所夕夏はクロロフォルムで眠ったままである。
 太刀川俊二が田所夕夏の膣に突っ込まれていたクスコにスタンガンを当てる。
 「ぐふぁあ。あ、ああーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は意識を戻して悲鳴を上げた。
 「モニターを見ろ」
 太刀川俊二が指さす。
 田所夕夏が大股開きでクスコを突っ込まれて膣を広げられている。
 山賀元一槽と永井元一槽がカメレオンを抱いて前にしゃがむ。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は頭を振って叫ぶ。
 「もう入ってしまったな。今度は本番だ」
 太刀川俊二はそう宣告して小さい刷毛で膣の内壁に蜜を塗り回す。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーいや、あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は狂ったように泣き叫ぶ。
 山賀元一槽と永井元一槽がカメレオンを嗾けた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏はさらに泣き叫ぶ。
 カメレオンの舌は一気に膣の奥に進入する。
 「ふぁあん。あーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーー。あふぁ、ああ、ああ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は躰を揺すって狂ったように強烈な悲鳴を上げ続ける。
 山賀元一槽と永井元一槽はカメレオンを抱えて責め続けた。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーー。あ、ああ、あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 やがて白目を剥いてしまった。
 太刀川俊二はスポイトで膣の中に撒くように蜜を注入する。
 そして乳房にスタンガンを当てた。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーはーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は一気に意識を戻して悲鳴を上げる。
 カメレオンの舌はまた舐め始めた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は強烈に叫ぶ。
 そして躰を震撼させて藻掻く。
 躰は確り磔られているが拷問椅子はぐらぐら軋む。
 「あーーーーーーーーーーーあふぁああーーーーーーーーーーんいやああーーーーーーーーーーーーーーーーいやああーーーーーーーーーーーー」
 何処までも躰を震撼させて泣き叫ぶ。
 だが膣液はだらだら流れ落ちた。
 見る者たちの興奮度を頂点まで沸騰させる光景である。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーん。あふぁあーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は強烈に声を上げ続けた。
 やがてカメレオンは舌を引く。
 山賀元一槽と永井元一槽はカメレオンを水槽に戻す。
 そして田所夕夏はもう一度白目を剥いてしまった。
 「さあ。カメレオンの舌でぐちゃぐちゃになった膣の内側をもう一度正攻法で責めよう」
 太刀川俊二はリモコンから伸びたアームの先端にマイクロローターの付いたアイテムと通常の卵ローター、尿道バイブを取り出す。
 永井元一槽にマイクロローターを渡して山賀元一槽に尿道バイブを渡した。
 最初に永井元一槽がリモコンから伸びたアームの先に付いたマイクロローターをクスコの奥に突っ込む。
 モニターで確認しながら膣天井部の一番敏感な部分にマイクロローターの先端を当ててスイッチを入れた。
 続いて山賀元一槽が尿道の亀裂に尿道バイブを差し込む。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーー。なにーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は尿道への侵入に意識を戻して違和感に叫ぶ。
 山賀元一槽は構わず尿道バイブをゆっくりピストンする。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーー。いやあ、あーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は強烈な責めに藻掻く。
 最後に太刀川俊二がクリトリスを剥いて女の亀頭を剥き出してローターを当てた。
 「今回アナルはなしだ。残念だな」
 太刀川俊二は態と揶揄う。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーやめてーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は強烈に躰を右に左に捩って突っ張り藻掻く。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あふぁああん。ああん」
 いくら突っ張っても散々濡れた膣は官能から逃れられない。
 さらに気持ち良さが襲って来る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーあふぁあーーーーーーーーーーーーん。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 躰は強烈に突っ張る。内腿の筋肉は張る。そして躰は弾けて沈む。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーあふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 また突っ張る。捩って藻掻きさらに突っ張る。
 逝き声は轟音のようになってしまう。
 この連中の手で逝かされてしまうのが何としても悔しい。それでも躰は逝ってしまう。何回逝ったかもう判らない。
 三人は淡々と責める。
 「あふぁあああーーーーーーーーーーーーー。ぐあふぁあーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏の強烈な逝き声が轟いて瞬間固まった躰がゆっくり沈む。
 そしてまた白目を剥いてしまった。
 ここで時間切れである。
 看護婦ではなく三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補がストレチャーを押して来た。
 鉄格子までそのまま移送である。
 
 唐津。海底の桟橋。
 田川真琴元中尉がバーバラ少尉と夜間の偵察から戻った。
 「東シナ海の見張りが瑞鶴と翔鶴に交代したよ」
 「生方がまた来たの」
 浜田佳美元中尉は嫌そうな表情である。
 「しつこいよね」
 「それと他の機動部隊がまた遠征しているよ」
 衛星の電波も傍受している。
 「アドリア海に応援が向かっている。南の空軍基地から大型の爆撃機も出ているよ」
 小日向奈央元少尉が報告する。
 「まだどっかに生存する街があったのかもしれないね」
 「内陸の国かもしれないね。逆に核が行き渡ってないかもしれないから」
 吉丘蓮実元中尉の憶測である。
 「そっちに意識が言ってくれれば良いのに。生方と関谷が構えていちゃ動かない方が良いね」
 「何処かに民族が居るのなら合流できないかな」
 浜田佳美元中尉は何となく呟いた。
 「娼帝國はどうあっても世界中の民族を浄化したいのね」
 「独裁権力の安全を護る為よ」
 吉丘蓮実元中尉は吐き捨てるように言う。
 
 翌朝。
 娼国。仁川ホテル最上階天昇の間。
 九時に四人が集まっていた。
 「輸送船団と一緒に第六機動部隊が準備が遅れて深夜に出て行きました」
 真紀子が他の三人に報告する。
 「すまん。一個師団集めるのと輸送船の確保に時間が掛かった」
 湯野中が遅れを詫びた。
 「さらに遅れるでしょう。核汚染の国を二つ通過しますから」
 葛城義和はイタリアとオーストリアの通過に時間が掛かると見ている。
 「チェコだけなのか」
 「加賀美に要求したのでスロバキアの映像ももう直来ます」
 真紀子が平佐和の疑問に答えた。
 「富嶽は何往復したのだ」
 「まだ四回です。それでも機動部隊と合同でプラハとブルノは破壊しました」
 真紀子は順調だと言う。
 
 アドリア海。
 第一機動部隊空母長門の艦橋。
 「しかし核汚染が全く治まらないですね」
 「これじゃ呉か南の軍港に戻る前に一回潜って船体を洗わないとな」
 「ヘリや機材の洗浄も大変ですな」
 「いま機材の汚染状況はどうだ」
 加賀美少将は艦橋士官の中尉に確認した。
 「比較的軽微です」
 「偵察に出たF18から映像が入ります」
 艦橋士官の少尉がモニターに映し出す。
 「天昇の間とCICにも送りますか」
 「そうしてくれ」
 加賀美少将は艦橋士官の少尉に答えてモニターに目をやる。
 「これは完全に核で破壊されています」
 艦隊参謀の大佐は問題なしと言う。
 「もっと先に行かせろ。首都のブラティスラヴァはウイーンから近い」
 加賀美少将はもっと内陸部を疑った。
 索敵のF18はバンスカー・ビストリツァに向かう。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 「今度はバンスカー・ビストリツァよ」
 真紀子がモニターを見ながら映像が送られて来たので他の者に呼び掛けた。
 「こっちはブルノと同じ状況だな」
 湯野中が見て呟く。
 「そうですね道路も装甲車や戦車は通行できます」
 葛城義和の見解である。
 「ねえ。この状況は爆撃の後に軍か何かが移動したのじゃない」
 真紀子はさらに問題点を感じた。
 「核での破壊でないのに遺体が全く見えないです。人が生存していて処理をしたと思われます」
 葛城義和も加賀美少将と同じ見解になる。
 「街を全部ミサイル攻撃ね」
 真紀子は再度破壊が必要と言う。
 「まだ広大な地域が残っていたな。一個師団で済むかな」
 「爆撃とミサイル攻撃して様子を見てからよ」
 「大きな軍兵力はないでしょう。寧ろゲリラ的な敵が問題です」
 「まだ夕嵐の様な面倒が出て来るのか」
 湯野中は忌々しい。
 
 R国D市。
 永井美幸と吉村江梨子は娼国の病院から此処の鉄格子に戻された。
 「ねえ。あの子」
 永井美幸が通路を鋏んで反対側の鉄格子で眠っている田所夕夏に気付く。
 「昨夜も太刀川俊二に虐められていたね」
 「最初の逮捕なのにすぐ帰して貰えないのね」
 「帰されたところで居場所はないけど。私達は永井さんの彼が居たからまだ何とかなったよ」
 「そうだよね。スタジオで虐められた子には何をしても良いと思う輩がたくさん居るからね」
 「虐めに関する意識もモラルも昭和に戻ったね」
 「そうかな。核戦争の前でも人権とか言われていたけどマスコミや一部だけじゃなかった。巷や学校では酷かったよ」
 「そうか。そうだったね」
 「でも今は酷すぎる」
 その時。田所夕夏が起き上がった。
 「・・・・・」
 二人に気付いて身づくろいをしてバスロープの前を押さえながら言葉なく挨拶する。
 「貴女ずっと帰して貰えないの」
 「舛田が言うには主席が恩赦しないとこのままらしいです」
 田所夕夏は消沈していた。
 「そう。可愛そうね」
 吉村江梨子は自分らも辛いが自然にそういう言い方になる。
 同じ絶望感が理解できて胸が締め付けられてしまうのである。
 
 R国南の空軍基地。
 重爆撃機富嶽の十機編隊が出撃する。
 まだチェコ共和国の都市爆撃である。
 反撃はないと思われるが夜間を狙う。
 
 アドリア海。
 第一機動部隊空母長門の艦橋。
 F18のバッテリーが向上して航続距離が伸びたので空母からも戦闘機を発艦させる。
 ミサイル攻撃は陽が落ちてからイージス艦から行う。
 既に補給艦からの補給は終わっていた。
 「戦闘機からも爆撃ができます。第六機動部隊が応援に来れば少し早く終わりますかね」
 艦隊参謀の大佐は早く遠征を終わりたい。
 「そうも行くまい。陸上部隊が来たらその支援も必要だ」
 加賀美少将はそう簡単には終わらないと言う。
 
 チェコ共和国。
 プラハから六十キロ程離れた村。
 「レーダーに機影。アドリア海の方向からとR国の方向から来る」
 カタリーナ少尉が報告する。
 「完全に街を全部潰す気ね」
 ウルシュラ中尉はとことんやって来ると確信した。
 「何であんなところから態々攻撃に来るの」
 ユーリア大尉は理由がわからなく苛立つ。
 「爆撃とミサイル攻撃が終わったら地上部隊が来るかもね」
 ウルシュラ中尉はそっちも心配である。
 「ああ。一部の編隊がトウモロコシ畑に向かう。エスカルゴの養殖場にも」
 カタリーナ少尉が悲鳴のように叫ぶ。
 「大切な食料が。エスカルゴは唯一のたんぱく源よ」
 ペトラ中尉も大変な事態と嘆く。
 「ブルノに向かいましょう」
 「そうね。向こうの部隊も近くの村に隠れたから合流してオデーサに向かいましょう」
 遂にユーリア大尉も決断した。
 「ああ。ミサイルがプラハを」
 カタリーナ少尉がまた悲鳴のように叫ぶ。
 
 アドリア海。
 第一機動部隊空母長門の艦橋。
 爆撃が終わったF18が長門と陸奥に順次着艦する。
 「二次攻撃を出しますか」
 艦隊参謀の大佐はさらに成果を急ぎたい。
 「そうだな。明日次の補給が来る。使い切って良いだろう」
 加賀美少将も効率を上げるのは吝かではない。
 夜間を通して離着艦が行われた。
 将校らが眠るのは十二時くらいになる。
 
 翌朝。
 スロバキア。ジリナの街。
 ユーリア大尉ら一行はジリナの駅前に到達した。ブルノの部隊と合流して此処まで来た。
 「敵がチェコを爆撃している間にウクライナに逃れるのよ」
 ユーリア大尉は爆撃とミサイルの頻度が増したことで急いでいる。
 食料は積んできたがスーパーなどに残っていてまだ使える食料があれば確保したい。
 「食料は全くありません」
 ペトラ中尉が全体で調べた状況を総括した。
 「燃料の補給は完了しました」
 ウルシュラ中尉である。
 「確かにウクライナのオデーサに潜水艦は確保しています。でも何処に行きますか」
 カミーラ中尉がユーリア大尉に方針を確認する。
 「まず娼国、R国と日本の状況を確認しましょう」
 ユーリア大尉は敵の状況を確認したい。
 「あの空爆とミサイルの量では空母は一隻ではないと思います。大きな艦隊で動いていたら潜水艦も居ます。相当に警戒しないと危険です」
 「ボスポラス海峡とダーダネルス海峡を抜ける時が危険ね」
 「凡そ敵の機動部隊はアドリア海ではないでしょうか。遭遇の危険もあります。ロシアの潜水艦は世界的に性能は落ちます」
 「娼国、R国の潜水艦に遭遇したら終りね」
 「そうです。娼国、R国は日本などとは体質が違う国です」
 「謎の部分が多かったよね」
 部隊はウクライナに向けて出発した。
 総勢で百人足らずである。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 富嶽に搭載されたドローンが撮影した映像が送られていた。
 四人が集まったのが十時なので録画である。
 「此処も核の破壊ではないね」
 真紀子は戦火で破壊された街と判別する。
 「でも此処は兵士や市民の遺体が転がったままです」
 葛城義和は完全に死の街と言う。
 「こっちは生存者が居ないのだな」
 湯野中も納得する。
 「こんどはチェンストホバよ」
 さらに奥の街の映像に切り替わった。完全に破壊されている。
 「こっちは核で破壊されている」
 「ポーランドの一部が核破壊から逃れただけだな。バルト海側からの破壊状況は以前に確認している」
 平佐和も核で破壊された境を確認した。
 「チェコとスロバキアを重点ね」
 真紀子の見解である。
 「そうですね。爆撃の後に陸戦隊が残存軍を炙り出すことです」
 葛城義和は残存部隊が居ることを警戒している。
 
 東シナ海。
 第三機動部隊。瑞鶴の艦橋。
 潜水艦隊が配備されてラドルフマレカル少将が会議に上がって来ていた。
 「生方提督の言う通り豊後水道と対馬の南側を押さえたがまったく動きがないな」
 「海底に穴を掘っている可能性がある」
 「奴らにシールドマシーンが作れるか」
 「唐津に行った国民には技術者が多い」
 「そうか。夕嵐は一度遭遇したが動きが早い」
 ラドルフマレカル少将は一回逃げられていた。
 「そうだ。動きが早い」
 「もう一隻居たアメリカの潜水艦も出て来ないな」
 「俺は一緒にトンネルを掘っているとしか思えない」
 生方少将はその見解である。
 「ともかくこっちの潜水艦をこの近海に集中させるよ」
 「頼む」
 ラドルフマレカル少将は艦に戻って行った。
 
 唐津。夕嵐の潜水艦の発令所。
 「R国の潜水艦の数が増えているよ」
 小日向奈央元少尉が張り巡らしたパッシブソナーから状況を確認する。
 「生方とラドルフマレカルね。ますます暫く動けないね」
 田川真琴元中尉は困った表情である。
 
 R国D市。
 永井美幸らの鉄格子。
 二人がビールを貰ったので田所夕夏も同じようにした。
 通路と鉄格子を挟んで飲み会である。
 「私達は完全に見せしめね。国に逆らうとこうなりますと」
 永井美幸は嘆く。
 「三十五歳までこのままだね」
 吉村江梨子は疑いながら三十五歳までと言う。心の中ではどこまでもこのままかもしれないと心配する。
 「それじゃ私。十年このままです」
 田所夕夏はもっと悲痛になってしまう。
 「延命処置をされてずっと見世物かもしれないよ」
 永井美幸も同じ心配をしていた。
 「生かさず殺さずですか」
 田所夕夏は絶望を噛み締めるように言う。
 「舛田が言っていた。このくらい見せしめを懲らしめないと国民の意識が変わらないと」
 永井美幸は女の矜持の上に焼印の様に押された忘れられない言葉である。
 区画を区切るドアが開いて舛田警視正が入って来る。
 三人に緊張が奔った。
 だが舛田警視正は速足で通過して行く。
 三人は息を殺してそれを見送る。
 隣のエリアを抜けて一番奥に進む。
 其処には黒田美優が一人収監されていた。
 「明後日の夜よ。首とお〇〇こ洗っといてね」
 そう言い置いて出て行く。
 黒田美優は諦めていても恐怖で口もきけない。
 これまで以上に今の言葉が突き刺さった。
 
 新青森。一般のラウンジである。
 小滝橋佳苗中尉が入って来た。
 當間五郎を探している。
 「中尉殿。當間さんならプレイルームです。伝えておきますよ」
 若い四人の一人である。
 「明日の朝。十時に」
 断る筈はないので小滝橋佳苗中尉はそのまま帰った。
 
 太陽が沈んだ時間である。
 ウクライナ。オデーサ。
 ユーリア大尉らは走り続けて港に着いた。
 カミーラ中尉が十数人を連れて海底に隠してあった潜水艦を取りに行く。
 潜水服を港に隠してあった。
 トラック数台に積んで来た食料を潜水艦に積み込む。
 数時間で出航した。
 これから狭い潜水艦で百人弱の生活である。
 操艦はカミーラ中尉が艦長的立場となる。
 全員が勉強しないと魚雷の発射などは手が回らない。
 潜航したまま潜望鏡深度で進む。ジブラルタル海峡を抜けて大西洋に出る予定である。
 スエズ運河を抜ける訳には行かない。
 
 そして第六機動部隊もジブラルタル海峡に向かっていた。
 輸送船団を含めて一本棒の縦隊である。
 機動部隊を護衛する第六水雷戦隊のイージス艦十隻の他に四隻のイージス艦が船団護衛に就いていた。
 補給艦も一緒である。
 だが艦隊の行動はロボット任せでコンパニオンこそ乗ってないが将校らは旗艦赤城の会議室で酒盛りの最中であった。
 「閣下。もうチェコ共和国の爆撃は終わったようですな」
 赤城の艦長である。以前からの赤城の艦長ではない。雲龍から移って来たのである。
 「今回はF18の航続距離が伸びたからな」
 白鳥少将も作戦効率が良いと認める。
 「陸戦隊を上陸させたら引き上げられますか」
 「それは駄目だろう。陸戦隊の支援もしなければならない」
 「それじゃ長期戦ですか」
 「加賀美閣下はそう考えて居られる」
 「コンパニオンなしでは辛いですな」
 指揮の低さは如何ともし難い。
 吉丘蓮実元中尉らを逃がしてしまった中尉は既に飲んで眠ってしまっていた。
 第一機動部隊の艦隊参謀の大佐といえこの艦長らも娼帝國の体質から来る弊害かもしれない。
 そして陸戦隊が上陸しても蛻の殻なのである。
 
 翌朝。
 地中海。
 艦隊はイオニア海に針路を取る。
 ユーリア大尉らの乗った潜水艦も地中海に入っていた。潜望鏡上げて航行をしている。
 だが機動部隊は哨戒機も哨戒ヘリも出してない。
 平和な海を航行している意識である。
 逆にカミーラ中尉らは潜望鏡と聴音器に神経を集中させていた。
 「何も現れない」
 ユーリア大尉である。
 「いまのところは」
 「もし機動部隊に出会ったらどうするの」
 「海底に着底します」
 「潜望鏡を上げて衛星に捕らえられないの」
 「殆ど衛星は落とされました。もし捕らえられても近くに敵艦が居なければ危険は低いです」
 「絶対安全ではないのね」
 「そうですが可能性は低いです。それより近付いて来る艦の発見が遅れた方が危険です」
 「そう。レーダーやソナーは使えないの」
 「ソナー音波を出せばこっちの存在も分かります」
 「分かった」
 ユーリア大尉には潜水艦の知識はないらしい。
 機動部隊がイオニア海に針路を取ったので遭遇は避けられた。
 もし第六機動部隊が哨戒機を出していたら事態は違っていたかもしれない。
 
 翌々日夜。
 R国D市。
 黒田美優の収監されている鉄格子。
 今回は當間五郎以下四人で入って来た。
 「こんな構造になっているのか。テレビも風呂も便器も設置されている」
 當間五郎は構造を見て状況を把握する。
 黒田美優は當間五郎らを見て憮然とした表情になった。
 「時間だ。着替えろ」
 ミニスカスーツと下着を投げ込む。
 黒田美優は仕方なく着替える。舛田警視正が當間五郎らに任せてしまったと理解する。何をされるか判らない恐怖の緊張感に張り詰める。
 他の四人はまだ帰って来ない。
 自分も病院送りと覚悟した。
 病院はこの鉄格子より辛い。
 
 唐津。夕嵐の潜水艦の会議室。
 「チェコに続いてスロバキアを爆撃している。この付近が核破壊されてないみたい」
 黒田穂美元少尉が衛星の通信データを傍受して言う。
 「それで機動部隊がそっちに行って富嶽も爆撃に往復しているのね」
 「これを見て」
 黒田穂美元少尉はプラハの爆撃前の映像を取得していた。
 「ああ。爆撃とミサイルで街は破壊されて戦闘の痕跡だらけだけど遺体が全部片づけられている」
 田川真琴元中尉も同じことに気付く。
 「生存民族が居るのね」
 吉丘蓮実元中尉も事態を悟る。
 「何とか合流したい」
 田川真琴元中尉は吉丘蓮実元中尉の意思を確認した。
 「したいね」
 「でも動けないよ」
 浜田真琴元中尉は封鎖で出られないと言う。
 「ううん。まだ動ける。生方の見張っている範囲は対馬の南側から東シナ海よ。関谷は下関から豊後水道よ」
 「それで」
 「出る瞬間だけ小型潜航艇で偵察しながら出て日本海の深いところの手前までスクリュー音を出さないで行けば可能よ」
 吉丘蓮実元中尉は多少の警戒で行けると言う。
 「ラドルフマレカルの潜水艦隊がこっち側に居なければね」
 田川真琴元中尉も可能性はあると見た。
 「行く」
 「もう少し。陸戦隊が上陸するまで情報収集しましょう」
 「これから黒田美優の拷問らしいよ。元立憲国民党市会議員の」
 黒田穂美元少尉が閲覧するか確認する。
 「あの女は同情に値しないけど内容は確認しておきましょう」
 
 R国D市。
 報道スタジオ。
 當間五郎らが黒田美優を連行して来た。
 舛田警視正は居ない。
 立ち合いは小滝橋佳苗中尉だけである。
 スタッフの手で大型の水槽が準備されていた。
 大きさは3×2メートル。深さも2メートルある。
 水の中には蛇が何匹も泳いでいた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優はそれを見て腰から崩れてその場に脚を崩してべったり内腿が床に着く状態で座り込んでしまう。
 當間五郎は四人に容赦なく掛からせる。
 その間にアナウンサー役の高嶋波琉が黒田美優と當間五郎らを紹介した。
 若い四人が黒田美優を一気に全裸に剥いてしまう。
 黒田美優もいまさら全裸にされても抵抗はしない。
 躰を俯せにして背中の上で手首どうし脚首どうしそれぞれ縛り合わせる。さらにその縛り合わせた縄を縛り合わせて手首、脚首四本束ねた。
 當間五郎が天井から吊るされたチェーンブロックの横の鎖を回してフックを下げる。
 四本縛り合わせた縄にそのフックを引っ掛けて鎖を逆に回して黒田美優の躰を吊るし上げて行く。
 黒田美優の躰は空中に五角形を描いて吊るし上げられた。
 膝、腹、胸、肩で五角形を描く。一番下が腹である。
 頭は二本の腕の間からべこの様にはみだし揺れている。
 「あふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は苦しい吊るしに悲鳴を上げていた。
 そのまま何処までも上昇させ水槽より高い高さに上げられてしまう。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐわああーーーーーーーーーーーーーーー」
 苦しみに藻掻く。
 水槽にはキャスターが付いている。四人でその水槽を押す。押すと水が強く波打つ。
 七分目にしか入ってないがそれでも波打って跳ねる。
 ゆっくり黒田美優の躰の真下に押して行く。
 「ひゃあーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は蛇が真下に来て驚愕の悲鳴になる。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 躰を揺すって藻掻く。
 當間五郎がまた鎖を逆回転させて吊るしをゆっくり下げる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は腹が水に着いて強烈に叫ぶ。恐怖に震えながら腹を迫り上げて躰を揺すって藻掻く。
 それでも當間五郎はじわじわ下げる。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は狂ったように叫ぶ。
 若い蛇を掴む男が踏み台に乗って水槽の中の蛇を掴む。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は表情を破裂させて叫ぶ。
 蛇を掴む男はその蛇を黒田美優の丸まった背中に載せてしまう。
 「ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーー」
 黒田美優は躰を揺すって震えさせてサイレンの様な悲鳴になった。
 蛇は直ぐに水に落ちる。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーもうむりーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は恐怖に叫び続けた。
 それでも當間五郎はじりじり吊るしを下げる。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。まってーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーゆるしてーーーーーーーー」
 黒田美優は涙を振り飛ばして叫び続けた。
 既に乳房まで水に浸かっている。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やだあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 狂ったように叫ぶ。
 當間五郎はここらで一回吊るしを引き上げる。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は恐怖から逃れた大きなため息である。
 當間五郎は水面の直ぐ上で止めた。
 「お前。警視正とかの拷問でま〇こに蛇入っただろ」
 意地の悪い哂いを浮かべて言う。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーー。夢に出て来て。もう堪えられないよーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は涙を流して訴える。
 「今日も入れるぞ」
 當間五郎は無表情で当然の如く宣告した。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーゆるしてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は号泣の涙を溢れさせて叫ぶ。
 若い男が二人でシュノーケルの付いたフルフェースマスクを持って来る。それを黒田美優に装着しようとする。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーなにするのーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は瞬時に事態を悟って拒絶しようと叫ぶ。
 「決まっているよ水槽に沈めるのだよ」
 當間五郎は当然のように言う。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあやめてーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は泣き叫ぶ。
 若い二人にもう一人も手伝って強引にフルフェースマスクを早着する。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーー」。
 黒田美優は押さえられても泣き叫び続けた。
 その間に蛇を掴む男が海パンに着替えて来ている。
 當間五郎は一気に吊るしを下げてしまう。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優の躰は断末魔の悲鳴を上げて水槽の底まで降ろされた。そのまま躰を縮めるように固まってしまう。
 水の上にはシュノーケルだけが出ている。
 蛇を掴む男は横から水槽に滑り込む。
 若い三人は水の外から刺股で黒田美優の躰を押さえる。
 當間五郎が蛇を掴む男にクスコを渡す。
 蛇を掴む男はそれを受け取って水中で黒田美優の膣に突っ込む。
 黒田美優は刺股で押さえられた躰を揺すって藻掻く。
 男は蛇を掴む。
 黒田美優は躰を震撼させる。叫んでいるが声は聞こえない。
 男は蛇をクスコに突っ込む。
 男が合図をすると當間五郎は吊るしを引き上げる。
 黒田美優の躰は蛇がクスコに入ったまま空中に吊るし上げられた。
 「あーーーーーーーーーーあはん。あはーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーがふぁああーーーーーーーーーーーーーー」
 狂ったように藻掻き叫び続ける。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーん。あふぁああーーーーーーーーーん。あふぁん。あふぁん。あ、ああーーーーーーーーーああーーーーーーーー」
 躰を揺すって藻掻き続けた。
 揺すられて蛇は水に落ちてしまう。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーん。あふぁああーーーーーーーーーーーーん。あふぁあん。あふぁああーーーーーーーーーーーーん。あふぁあん」
 何処までも震えは治まらない。
 蛇を掴んだ男は着替えに引っ込む。
 當間五郎は四人で水槽を移動させる。
 黒田美優の躰は床に降ろされた。
 駿河問いの縛りを解くと床に崩れてしまう。
 フルフェースマスクを外すと顔は涙でぐちゃぐちゃである。
 少し休憩を入れた。
 スタッフが躰を拭いてぐちゃぐちゃになった顔も拭いて一応のメンテナンスをする。
 
 娼国。仁川ホテル最上階天昇の間。
 湯野中はT市に戻っている。平佐和はルームに引き揚げた。真紀子と葛城義和だけである。
 警護には溝口明日香中佐と六名の隊員。井上貴江中佐は休みを取っていた。
 「ねえ。當間五郎は黒田美優を精神異常にする気」
 真紀子はかなり厳しい責めと見ている。
 「娼国の病院からそう言うリクエストです」
 溝口明日香中佐は要望を聞いていた。
 「精神異常を治すインターンの訓練ね」
 真紀子も事態を納得する。
 そして黒田美優なら構わないと思った。
 今夜の葛城義和はまだビールを飲んでいる。
 溝口明日香中佐は日本酒を枡で飲んでいた。飲んでも工作員である警護は勤められる。
 飲む席でコンパニオンに混じって酒を強いられながらも警護を続ける訓練を受けていた。
 「ところでチェコとスロバキアまで爆撃は終わったのよね」
 真紀子は数時間前に送られてきた映像を思い出して言う。
 「そうですよ。陸戦隊は明日にでも到着します」
 「ウクライナは問題ないの」
 「いいや。続けて爆撃しますよ。たぶん核戦争前にロシアの進行で破壊されたままだと思います」
 「そうね。スロバキアが大方核の影響を受けてなかったよね。そうなるとポーランドも」
 「ポーランドは一部だけのようでしたね。陸戦隊の一部が進行すれば終わるでしょう」
 「残存民族の可能性はチェコとスロバキアだけ」
 「概ねプラハとブルノだけでしょう」
 「それじゃ陸戦隊が蹂躙すれば終わる」
 真紀子はこれまでと違って安堵の姿勢になった。
 「何とも。ゲリラ的存在ならトウモロコシ畑や工場を破壊したら姿を隠す行動をとるでしょう」
 「それじゃまだ安心はできないね」
 「そうです。引き続き監視しましょう」
 葛城義和は警戒を解くなと言う。
 
 R国D市。
 報道スタジオ。
 黒田美優は床に敷いて二枚繋いだ畳一畳サイズの鉄板に大の字に磔にされている。
 台車に載せて水を入れてない水槽に蛇が運ばれた。
 今度は毒はないが凶暴なアカマタである。
 一見みた目は毒蛇に見える。
 「いやーーーーーーーーーーーーーーーーーー。またへびーーーーーーーー」
 黒田美優はそれを見て悲鳴を上げる。
 市会議員時代の威厳は全くなくなっていた。
 またあの男がアカマタを掴む。
 掴まれてもアカマタは暴れる。
 「あ。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 黒田美優は泣き悲鳴になる
 當間五郎が長細いスタンガンを持っていた。
 蛇を掴む男は黒田美優の腹から胸にアカマタの頭を顔に向けて載せる。
 「ぎゃあーーーーーーーーーーーー。ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 當間五郎が瞬時にスタンガンをアカマタに当てた。
 アカマタは黒田美優の首の手前で弾けて動かなくなる。
 「がふぁあーーーーーーーーーーー。あふぁ。ああ。がふぁ。ああ」
 黒田美優はぶるぶる震えた。
 そして静かに失禁してしまう。
 「あふぁあん。あふぁん。あはん。あはん」
 さらに号泣してしまった。
 看護婦が状態を診て搬送の要なしとなる。
 當間五郎の作戦は達成されなかった。
 
 唐津。海底の桟橋。
 夕嵐の艦は出港準備を整えている。
 今日も衛星の情報を傍受して事態を確認していた。
 「黒田美優。精神異常は免れたみたいね」
 黒田穂美元少尉が娼帝國の放送を見終わって呟く。
 「あの當間五郎と太刀川俊二ってホントに酷い奴だよね」
 小日向奈央元少尉が怒りを込めて言う。
 「黒田美優だからやめとこ」
 田川真琴元中尉はこの女だけは何も言わないと見解を示す。
 表面はリベラルを謳いながら帯広でやってきたことも相当に酷いからである。
 「黒田美優で精神異常の医療実習をしようというのね」
 吉丘蓮実元中尉はそう分析した。
 「二つの機動部隊が行って富嶽が毎日爆撃してチェコとスロバキアを大方破壊したね」
 「陸戦隊は明日くらいにチェコに到達するね」
 「戦闘になってももうそんなに武力を持ってないよきっと」
 小日向奈央元少尉は残存民族が居ても大して抵抗はできないと言う。
 「その前に逃げるでしょう」
 吉丘蓮実元中尉は逃げるしかないと見た。
 「トウモロコシ畑も工場も破壊されたしね」
 逢見由愛元少尉は悲痛そうに言う。
 「逃げるとしたらウクライナ方向だね」
 「どうして」
 「核攻撃で破壊される前にロシアの進軍で壊されている。それにチェコやスロバキアが核攻撃に直撃を受けてないから免れているかも」
 「オデーサ辺りから船で逃げる」
 「そうしたら機動部隊に接触して終わりよ」
 「そうだね」
 「潜水艦でもあったら良いのに」
 「あっても操艦ができないよ」
 「そうか。どうにも助からないね」
 「夜食です」
 田中一美元特務中尉がおにぎりと卵焼きを持って来た。
 「様子を見に行かない」
 「もしかしたら助けて仲間を増やせるかもしれないよ」
 「うん」
 吉丘蓮実元中尉が決断する。
 「このまま未明を狙って出る」
 「そうね」
 夜食を摂りながら出航準備に掛かった。
 
 福岡。
 一般のラウンジである。
 小滝橋佳苗中尉が入って来た。
 太刀川俊二を探しに来たのである。
 永井元一曹がそれを見付けて近づく。
 「太刀川でしたら無理ですよ。一昨日女に刺されました。今は病院棟ですよ」
 「えーーーーーーーーー」
 「プレイルームに入るなり行き成りです」
 「犯人の女は」
 「そっちも病院棟です。直ぐに自殺を図りました」
 「何で刺されたの」
 「二回目のプレイだったようですが。前のプレイ内容で怒ったのか。どうも永井美幸の友人だったかもしれないのですが」
 「え、えーーーーーーーー」
 「太刀川の憶測で可能性ですが」
 「病院に行きましょう」
 小滝橋佳苗中尉は永井元一槽と連れ立って移動しながら衛星電話で溝口明日香中佐に連絡を取る。
 溝口明日香中佐は徹底調査を命じた。
 「明後日の担当はどうします」
 「そっちは舛田警視正よ」
 小滝橋佳苗中尉が舛田警視正に連絡を取ると舛田警視正は永井と山賀よこしてくれと言う。
 舛田警視正が直々出るらしい。
 やや体調が治っているとのことであった。
 そのまま病棟に入る。
 太刀川俊二は会話のできる状態に快復していた。
 「永井美幸の友人だったのは間違いないです。最初のプレイの時。永井美幸がこの先どうなるのか聞かれました」
 「それで貴方を狙ったの」
 「二回目にプレイルームに入るなりです。お前のような奴は殺すしかない。そう言って行き成りナイフを突き刺されました」
 「一回目のプレイが濃すぎたの」
 小滝橋佳苗中尉は哂っている。
 「まあ。その可能性が半分ですね」
 太刀川俊二もそっちを否定できない。
 「どういうことをしたの」
 小滝橋佳苗中尉は含みの深い笑顔で追及する。
 太刀川俊二は赤裸々に語った。
 「ルールの範囲内ね。羞恥責めが効いたとしたら新しい加重死刑囚ね」
 小滝橋佳苗中尉は溝口明日香中佐に報告。
 その指示で冨久山理穂という反逆者を完全に快復させるべく娼国の病院に移送手配する。
 そして山賀元一槽と永井元一槽に明日朝出発の約束をして帰還した。
 
 ユーリア大尉らの潜水艦。
 彼女らは何とか無事に大西洋に出る。
 喜望峰を回ってインド洋に入るしかない。
 「何とか無事に抜けたね」
 ユーリア大尉は安堵していた。
 潜水艦との遭遇の危険が少なくなったので深度三百メートルで航行する。
 「日本に向かいますか」
 カミーラ中尉は改めてもう一度確認する。
 「娼国を避けて行きましょう」
 「娼国の状況を視察しなくて良いのですか」
 「危険でしょう」
 「危険でないとは言えませんが。状況を把握する必要はないでしょうか」
 「先に日本に行きましょう」
 ウルシュラ中尉もペトラ中尉もカタリーナ少尉も同意見であった。
 カミーラ中尉はティモール海に針路を取ることにする。
 
 太平洋。
 夕嵐の艦は日本海から青函海峡を潜って太平洋に出た。
 娼国、R国の艦隊との接触はない。
 田中一美元特務中尉から昼食のカレーが支給された。
 「衛星から得られる情報に変化はないよ」
 小日向奈央元少尉が報告する。
 「このまま全速でフィリピン海に進路を取りましょう」
 吉丘蓮実元中尉が決めてしまう。
 
 娼国。
 仁川ホテル最上階天昇の間。
 津梨清吉は休みなので座敷にお膳を並べて仲居が昼食を配膳する。
 「太刀川が刺されたって」
 溝口明日香中佐から報告を受けた真紀子が他の三人に伝えた。
 「刺された。女に」
 湯野中は反射的にそう理解する。
 「そうよ。一回プレイした女よ。冨久山理穂というの。あの永井美幸と友人だったらしいの」
 「それは問題です」
 葛城義和が反応した。
 「それで女は何処に」
 平佐和である。
 「自殺を計って病院に運びこまれたの。経過が予断を許さないので溝口中佐の指示で娼国の病院に搬送しました」
 真紀子が答えた。
 「太刀川は」
 「快復しつつあって話ができる状態です」
 今度は溝口明日香中佐が答える。
 「その女が意識を回復してから厳重に確認ですね」
 葛城義和は徹底取り調べが必要と言う。
 「そうね。動機は究明しなければならないけど。加重死刑囚ね」
 真紀子は言い切ってしまった。
 「簡単に死なせてはな。確り加重死刑囚を務めて地獄を味わってもらわないとな」
 湯野中も怒っている。
 緊急で病院を移したのは溝口明日香中佐の機転であった。
 「ところで太刀川俊二はどんな虐めをしたの」
 「小滝橋佳苗中尉がヒヤリングした内容ではハードの範囲は逸脱していません。辱めに怒ったと思います」
 これも溝口明日香中佐が答える。
 
 R国D市。
 黒田美優の鉄格子。
 ビールの樽を貰って?み潰れかけていた。
 其処に舛田警視正が入って来る。
 黒田美優はまさかと驚愕した。
 「明後日もう一回ね。太刀川俊二が女に刺されたから私が担当よ」
 舛田警視正は当然の様に宣告する。
 「そんなーーーーーーーーーーーーーー。三日前にやられました」
 黒田美優は堪らず抗議した。
 「病院送りになってないから。みんな居ないでしょ」
 「あんなの気が狂います」
 「そういう病院の要求なのよ。精神異常を治す医療訓練だって」
 舛田警視正はあっさり言ってしまう。
 「そんなーーーーーーーーーー」
 黒田美優は悲痛に訴える姿勢になる。
 「必ず治るから耐えなさい」
 舛田警視正は言い置いて出て行ってしまう。
 
 ウクライナ上空。
 R国南の空軍基地から発進した富嶽十機はオデーサの港を先に爆撃した。
 葛城義和の指示である。
 だが手遅れであった。
 機動部隊も街中を爆撃したが新しい発見はない。
 こっちに残存民族は居ないと言う見解になった。
 陸戦隊はプラハに達したが破壊された無人の街を進むだけである。
 
 第一機動部隊。長門の艦橋。
 「ウクライナは完全に死の街でしたね」
 「そうだな。あとは陸戦隊に任せるしかない。空から援護を続けよう」
 加賀美少将はまだ安心してない。
 「爆撃で残存民族は絶滅させたのでは」
 艦隊参謀の大佐は早く終わらせたいのである。
 「陸戦隊が遺体を発見しなければな」
 「しかしあのミサイル攻撃では粉々です。遺体を探すのは」
 「どっちにせよ相当な確認が必要だな」
 「はあ」
 
 東シナ海。
 第三機動部隊。瑞鶴の艦橋。
 「まったく何の動きもありません。唐津の街も変化は見えません」
 艦隊参謀の大佐は不気味なくらい静かと言う。
 「もっと遠くまで穴を掘るとは考えられないがな」
 生方少将は確信を持っていた。
 「アメリカの潜水艦も全く遭遇しません」
 この参謀は敵の動きが分らず苛立っている。
 「対馬の向こう側も索敵しましょうか」
 「一応やって見るか」
 「やりましょう。それと福岡の基地にもロボット操縦の哨戒機を配備して貰いましょう」
 「そうだな」
 話は纏まった。直ぐに天昇の間と交渉する。
 
 翌朝。
 福岡。管理棟屋上。
 小滝橋佳苗中尉が山賀元一槽と永井元一槽を迎えに来た。
 「舛田警視正は来ますが大方貴方方にお任せになります。どうやって精神異常にするか考えながら明日を迎えて下さい」
 「あの蛇拷問に耐えたのですね」
 「そうです。私達工作員もあれで完全と思っていました」
 「確かに當間さんと蛇を掴む若い人の恐ろしさが分かります」
 「着いたらホテルのルームと立川さんの病室に衛星電話を繋ぎます。よく相談してください」
 
 R国TS市。
 R国諜報機関総司令柿崎一行の部下が衛星の記録からオデーサで夜間一部浮上した潜水艦のセイルから乗り込む僅かな明かりを感知した。
 直ぐに柿崎一行に報告する。
 柿崎一行は天昇の間に転送を指示した。
 
 娼国。仁川ホテル最上階天昇の間。
 「TSの工作員本部が凄い物を発見したぞ」
 湯野中が報告を受けて四人でモニターに注目する。
 「これは爆撃前のオデーサね」
 真紀子は発見が遅いと思ったがたまたま隊員が見つけたのである。
 「もう五日は経っています」
 葛城義和も大西洋に逃れていると見做した。
 「夜中に僅かなライトで潜水艦に乗り込んだね。隠してあったのよ」
 真紀子は重大な事態と言う。
 「此処にあるのはロシアかウクライナの艦だな」
 湯野中は性能は大したことないと見る。
 「発見して撃沈はしないと」
 真紀子は始末すべきと言う。
 「これで夕嵐とアメリカ、フランス、さらに一隻か」
 湯野中は苦々しい。
 「こっちは最新鋭艦でなくても良いでしょう。単艦で配備しましょう」
 最新鋭艦は機動部隊の前路警戒に就いている。他に東シナ海に三隻配備されていた。
 葛城義和はそれ以外の三十隻を単艦で分散配備で良いと言う。
 「分かった」
 湯野中も了解した。
 
 バンダ海。
 夕嵐の潜水艦。その発令所。
 田中一美元特務中尉が朝食のサンドイッチを配給していた。
 バーバラ少尉とサリー少尉、イヴェット中尉も乗り込んでいる。全部で十一名である。
 潜望鏡深度でアンテナだけ上げる。
 夕嵐も衛星から天昇の間に送ったデータを傍受した。
 娼国、R国の軍、機関以外に傍受できるのはこの艦だけである。
 通常の放送は唐津でも傍受できた。
 「ええ、この映像。夜間に潜水艦に乗り込んだよ」
 小日向奈央元少尉が大変な発見と騒ぐ。
 「五日前だね。もう大西洋に出たかな」
 田川真琴元中尉の推測である。
 「この状況だと機動部隊と遭遇してないよ」
 小日向奈央元少尉はそう予測する。
 「そうだよ。機動部隊はアドリア海だよ」
 吉丘蓮実元中尉は遭遇する筈はないと言う。これも衛星の情報から掴んでいたのである。
 「娼国に向かう可能性は」
 田川真琴元中尉はその危険性を言う。
 「潜水艦まで操艦できて此処まで逃げるなら。襲って来たのは娼国の爆撃機と分かっているのじゃない」
 吉丘蓮実元中尉はかなり状況を分析して動いていると見ていた。
 「ならばインド洋を南寄りに行く」
 小日向奈央元少尉は待ち伏せを試みようと言う。
 「そんな広いところで遭遇は無理よ。この辺りで待ちましょう」
 吉丘蓮実元中尉は反対した。
 「でもR国の潜水艦に遭遇したら」
 それも心配である。
 
 ユーリア大尉らの潜水艦。
 南大西洋からインド洋を東南東に進路を取っていた。
 「もう直食料が尽きるよ」
 ユーリア大尉は危惧している。
 「まだ非常用携帯食料があります」
 カミーラ中尉はまだ繋げると言う。
 「潜水服で網を掛けて魚を獲りましょう。夜間なら浮上して収容できるよ」
 「そうします」
 危険な方向に出てしまった。
 
 その夜。
 R国D市。黒田美優の鉄格子。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が黒田美優を迎えに入って来る。
 黒田美優は恐怖に震えていた。
 「着替えろ」
 宇佐美伝吉警部補がミニスカスーツと下着を投げ込む。
 黒田美優は震えながら着替えた。
 外に出て宇佐美伝吉警部補に腕を掴まれる。
 「いやだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。へびはいやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は泣き叫び床に脚を突っ張る。
 宇佐美伝吉警部補は大きな体で黒田美優を持ち上げてしまう。肩に乗せてそのまま運ぶ。
 
 報道スタジオ。
 山賀元一槽と永井元一槽が黒田美優を磔にする十字架と奇妙な木箱を準備していた。
 舛田警視正は奥に座っている。
 宇佐美伝吉警部補はスタジオの真ん中に黒田美優を降ろした。
 黒田美優はスカートの中が丸見えになるにも関わらず床に尻を着いたまま後退りする。
 山賀元一槽と永井元一槽は構わず黒田美優を全裸に剥いてしまう。
 十字架の前に持って行くが黒田美優は自分で立たない。
 スタッフ数名に十字架に磔状態に押さえさせて腕三か所に縄を掛ける。
 十字架の横柱に手首、肘、二の腕を縛り付けた。
 さらに右の脚首を十字架の根元に縛る。
 鞭を用意していた。
 先端が細長くかなり硬い革の一本鞭である。
 「これからお前の躰をこの硬い鞭で蚯蚓腫れだらけにする。その傷を蛇に舐めさせる」
 永井元一槽が冷酷な宣言をする。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやだあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は喚き散らす。
 既に縞蛇とアカマタが用意されていた。
 山賀元一槽と永井元一槽はそれぞれ十字架の左右斜め前に立つ。
 「ふぁはあーーーーーーーーー」
 黒田美優は鞭を見て恐怖に震えた。如何にも痛そうな鞭である。
 山賀元一槽が太腿を狙って叩き込む。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。が、あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は躰を揺すって悲鳴を絞り出す。
 「あがーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な痛みである。
 直ぐに太腿に蚯蚓腫れが浮く。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー。ああ。ああ。あふぁあ」
 震え続ける。
 永井元一槽が腰に叩き込む。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐう、あ、あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 左膝を強く蹴り上げて腰で躰を弓なりにして瞬間固まった。
 山賀元一槽が乳房を二つ並べて横に薙ぐ。
 「ぐわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐ、う、うう、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 また左膝を強く蹴り上げて固まった。悲鳴を絞り出しながら躰は強く震え続ける。
 「あふぁあーーーーーーーーーーー。ああ。ああ。あふぁあ」
 乳房に蚯蚓腫れが浮く。太腿の蚯蚓腫れも腰の蚯蚓腫れも深紅に染まり滲んでいた。
 永井元一槽も反対の角度から乳房を横に薙ぐ。
 「ぐうわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐ、ぐ、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優の左膝が動く限り躰を屈めて乳房の手前まで跳ね上がった。
 「ふふ」
 永井元一槽は黒田美優の躰の震えと青い表情を見てほくそ笑む。
 「あふぁあーーーーーーーーん。ああん。あふぁあ。ああ。ああ。ああ」
 黒田美優の躰は震え続けた。
 既に無残な鞭の筋が何本も白い肌に深紅に滲んでいる。
 
 ユーリア大尉らの潜水艦。
 インド洋で潜望鏡深度のまま十人くらいが潜水服で出て網を引っ張って魚を確保する。
 甲板を浮上させて獲った魚をバケツに移して艦内に運ぶ。
 網を掛けて獲れたのは金目鯛の群れである。アオリイカも混じっている。
 三回くらい網を掛けて終了した。
 そのまま深度三百まで降下する。
 直ぐに調理が始まった。
 
 だがこれは衛星にキャッチされていたのである。
 核戦争前の海とは違う。僅かな光しか発してないが他に光はない。
 一番近海に居たR国の潜水艦が向かう。
 だが夕嵐の艦もこれを傍受していた。
 これも全速で海域に向かう。
 
 R国D市。
 報道スタジオ。
 黒田美優は三十発くらい叩かれて全身真紅の蚯蚓腫れが滲んで重なり無残極まりない躰で気絶していた。
 用意されていた奇妙な木箱の蓋が外され黒田美優の躰を中に填め込む。
 脚は緩いV字開脚に木箱の横のくり抜きに填め込まれる。腕は背中の後ろで縛り合わされた。
 首は上のくり抜きに填め込まれて頭だけ外である。腰の部分も箱の内部を分割した板のくり抜きに填め込まれた。
 腰からうえ上半身と腰から下が別の区画に分けられる。
 蓋を載せて金具で固定された。
 上から首だけ出て横から左右に膝下が外に出ている。
 手前側だけ横の板が外されていて股間部分が丸見えである。
 上半身の区画には蓋に穴が開けられていた。
 そこから蛇の頭を突っ込み中に入れてしまう。
 四匹入れた。
 頭を出しているのは悲鳴と恐怖に狂う形相を愉しむ配慮である。
 山賀元一槽が手前側の空いた部分からクスコを膣に突っ込む。
 まだ黒田美優は気絶したままである。
 永井元一槽が箱の上に乗って黒田美優のはみ出した顔をビンタする。
 「あがーーーーーーーーーーーーー。う、うう、うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は鞭で散々叩かれた痕を痛みが襲って悲鳴を絞り出す。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。なにこれーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーなにかいるーーーーーーーーー」
 箱の中の蛇に気付いて喚き出した。
 山賀元一槽がスネークフックで掴んだ蛇を翳す。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやだあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は箱からはみ出した頭部を擡げてそれを見る。そして強烈に喚く。
 既に上半身に蛇の体が密着して蠢いている。
 「あふぁあーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な違和感から来る蛇の鱗の不快感に堪えられない。何処までも喚き散らし続ける。
 永井元一槽がクスコの中にロングスプーンで赤虫を投げ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーなにーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーいやあーーーーーーーいやーーーーーーーーーー」
 黒田美優はさらなる違和感に喚き散らす。
 「あーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーー」
 悲鳴はサイレンとなる。
 山賀元一槽は蛇を掴んで構えていた。
 上半身の箱の中の蛇が乳房の上で二匹絡み合う。別の蛇が肩の下からろっ骨を這う。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優のサイレンの様な悲鳴が佳境になった。
 それでも山賀元一槽はクスコに蛇を突っ込む。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐっふぁがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は狂ったように箱を揺すって悲鳴を上げ続けた。
 やがて白目を剥いてしまう。
 永井元一槽が電子鞭で起こす。
 「がふぁーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーだめ。あーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は膣に入った蛇と躰を徘徊する蛇に堪えられない。
 喚きながらまた白目を剥いてしまう。
 山賀元一槽が膣の蛇を一回抜く。それを水槽に戻して別の一匹をスネークフックで掴む。
 永井元一槽がその間にロングスプーンで赤虫を膣の奥に補給する。
 そしてまた電子鞭を頬に当てて起こす。
 同時に山賀元一槽が蛇をクスコの奥に突っ込む。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は意識を戻すと悲鳴が上げる。
 そしてクスコの上で失禁尿が飛び散った。
 「がふぁーーーーーーーーーーーー。があふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーー」
 狂ったように悲鳴を上げ続ける。
 そしてまた白目を剥いてしまう。
 山賀元一槽が舛田警視正の方を見る。
 舛田警視正は首を縦に頷いた。
 山賀元一槽は膣の蛇を抜く。
 永井元一槽が箱の蓋を外す。
 スネークフックで一匹ずつ蛇を掴んで水槽に戻した。
 山賀元一槽がヒデボトルで膣の中を洗う。
 クスコを抜く。
 二人で箱から出して床に寝かせる。
 躰は深紅に滲んだ蚯蚓腫れの上に汗と滑りでぐちゃぐちゃである。股間は潮に濡れていた。
 躯状態の黒田美優をもう一度電子鞭を乳房に当てて起こす。
 「ぐごっ。ごご。あふぁあーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああ。ああーーーーーーーーーーーーーー」
 床で奇怪に暴れまくった。
 看護婦が麻酔を打つ。
 スタッフがストレチャーを押して来た。
 山賀元一槽と永井元一槽が二人で担いでストレチャーストに乗せる。
 そのまま看護婦が搬送した。
 残り時間があったので宮崎のスタジオに代わる。
 「五日前に冨久山理穂に刺された太刀川俊二氏は本日のショーには出ませんでしたが順調に快復しています」
 植村彩が読む。
 「刺した後に自殺を計った冨久山理穂は娼国の病院に転送されてどうやら一命を取り止めたようです。今は福岡管理部の監視員が派遣され就いています」
 久慈彰子が続いて読んだ。
 
 インド洋。
 夕嵐の艦である。
 ほぼ70ノットの速度で航行していた。
 娼帝國の放送内容も傍受して確認している。
 「太刀川が刺されたのだね」
 中依美緒元少尉が最後のニュースに呟く。
 「奴は自業自得よ。それより気の毒な生贄が増えたね。態々娼国の病院に移して生き延びさせる。どうしても加重死刑囚の責めを行いたいのね」
 吉丘蓮実元中尉の批判である。
 「黒田美優は今度こそ精神異常ね」
 逢見由愛元少尉もさすがに今度はと思う。
 「治す自信があって病院がリクエストしたのよ。医療は世界水準の上だったけど奴らも残忍よね」
 吉丘蓮実元中尉はこれも非難する。自分らも酷い女躰実験と医療実習に晒された。
 
 ユーリア大尉らの潜水艦。
 獲った魚を調理して食事が配られていた。
 三分の一ずつ交代で睡眠をとるが漁の後で全員起きている。
 「高速スクリュー音接近」
 聴音器を当てていた隊員が報告する。
 「機関停止。着底して」
 カミーラ中尉が指示を出す。
 「無理です。深度が深すぎます」
 「アクティブソナー音です」
 R国の艦は構わずソナー音波を出して来た。
 「艦尾発射管有線誘導準備。続けてデコイ」
 カミーラ中尉が決断する。
 「撃沈するの」
 ユーリア大尉は不安になって確認してしまう。
 「逃げてもこの艦よりあっちの現在のスピードが速いです。沈める以外ありません」
 カミーラ中尉は断言する。
 「分かった。貴女に任せる」
 ユーリア大尉には判断できない。
 「艦尾発射管室。有線誘導装填完了」
 「プスク」
 艦尾発射管から有線誘導魚雷が一発発射された。
 「艦首発射管室。デコイ準備完了」
 「プスク」
 続いて囮を発射する。
 全員に緊張が奔っていた。
 「発射音」
 聴音器を当てていた隊員が叫ぶ。
 「機関停止。無音降下」
 「魚雷の速度がダントツに速いです」
 「こっちの有線誘導が撃破されました」
 「魚雷デコイに命中」
 「ああ」
 カミーラ中尉は事態極まった。
 「デコイ準備」
 他に手はない。
 「艦尾発射管室です。次の指示は」
 「相手は真っすぐ追って来る。通常魚雷四本。射角0度。十秒間隔で発射」
 「深度五百。もう限界です」
 「分かった。降下止め」
 「艦首発射管室。デコイ準備完了」
 「プスク」
 さらに囮を発射した。
 「後方より発射音」
 「魚雷の種類は」
 「有線誘導です。もう一隻スクリュー音。もっと早いです。70ノット」
 「えーーーーーーーーーー。そんな」
 格段に性能が違う。
 「もう一隻特殊潜航艇の様なのが」
 「・・・・・」
 「艦尾発射管室。装填完了」
 「プスク」
 魚雷四本を十秒置きに発射する。敵艦のスクリュー音はインプットしてない。
 「待って。もう一隻が発射した特殊潜航艇らしいのが追手の敵艦に小型ロケットを撃ってスクリューを破壊」
 「え、え」
 「こっちの魚雷が命中します」
 「どうなっているの」
 カミーラ中尉は事態が読めない。
 「爆発音。こっちの魚雷が敵艦に命中」
 「敵の魚雷は」
 「逸れて行きます」
 「水中通話です」
 「スピーカーに」
 『私は元アメリカ海軍のサリー少尉です。チェコの人達ですね。この艦は娼帝國から奪った最新鋭艦です。私は敵ではありません。話し合いませんか』
 「ユーリア大尉。どうします」
 「助けてもらったのじゃない。他に手段はないよ。話し合いましょう」
 ユーリア大尉は決断する。
 『私達は東ヨーロッパの残存民族です。チェコ、スロバキア、ロシア。核戦争のあと僅かな安全地帯で暮らしていました。行き成り娼国の攻撃を受けて』
 『分かっています。奴らは自分ら以外の民族を一掃する考えです。小型潜航艇で迎えに行きます。こちらに来て話し合いませんか』
 『そちらの艦に』
 『ご安心ください。私達は女性十一人だけです』
 『え、えー。それだけで動くのですか』
 『この艦は一人でも動かせます。さっき沈んだ艦にも人は艦長一人しか乗っていません。あとはロボットだけです』
 「私とペトラ中尉で行く。カミーラは艦に残って」
 「はい」
 『了解しました。お迎えをお願いします』
 通訳の都合で小型潜航艇には田川真琴元中尉とイヴェット中尉、サリー少尉が乗って向う。
 小型潜航艇がユーリア大尉らの艦のハッチに接続した。
 サリー少尉が先に中に入る。
 「私はアメリカ海軍影の艦隊のサリー少尉です。こちらはフランス海軍のイヴェット中尉。そして元R国工作員の田川真琴元中尉です」
 サリー少尉が紹介した。
 ユーリア大尉ら将校が自己紹介してユーリア大尉とペトラ中尉が一緒に乗り込む。
 カミーラ中尉が日本語が分かるので田川真琴元中尉がこっちの艦に残って操艦を誘導することにした。
 取り敢えずロシアの艦が着底できる海域まで移動する。
 暫く航行して深度二百メートルの海底に二隻で着底した。
 ユーリア大尉らの艦では魚は獲れたが他の食料はない。夕嵐は多量に積んで来た。まず当面の食料を引き渡す。
 会議の為にユーリア大尉、ペトラ中尉の他にウルシュラ中尉、カタリーナ少尉、カミーラ中尉が夕嵐の会議室に入る。
 彼女らは艦の構造の違いに慄く。
 「それでは世界が娼帝國の支配下なのですね」
 ユーリア大尉は絶望を噛み締めた。
 「核で破壊されているのが九割以上で残りが大方娼帝國の支配下です」
 サリー少尉が吉丘蓮実元中尉に確認しながら答える。
 総てがユーリア大尉らが驚く以上の状況であった。
 「それではこれから隠れて行動するしかないですね」
 カミーラ中尉はかなり動揺している。
 それでも食料だけは一応の安泰を得た。
 そのまま二艦は太平洋から青函海峡を回って唐津に向かう。36ノットでは長い道のりである。
 
 娼国。仁川ホテル最上階天昇の間。
 カウンターでは津梨清吉が昼食の準備に掛かっていた。
 「インド洋でこっちの潜水艦が一隻撃沈された。艦長は脱出カプセルで救難電波を出している」
 湯野中が他の三人に伝えた。
 「夕嵐。まさかロシアかウクライナの潜水艦」
 真紀子は驚く。
 「魚雷は東ヨーロッパ系の艦から発射されたが。状況から夕嵐の艦が助けに来たらしい」
 湯野中も半信半疑である。
 「何故。そんなところに偶然現れるの」
 真紀子は事態に納得が行かない。
 「夕嵐が奪った艦にこっちの情報が漏れていませんか」
 葛城義和はそこを指摘する。
 「軍事情報は傍受できないように切り替えている」
 「衛星放送は唐津でも傍受できます。軍事情報はブロックされていてもあの艦がある以上衛星が地上から得て持っている情報は傍受できませんか」
 「できるかもしれん。だが奴らがそこまで技術を持っているのか」
 湯野中も否定はできなかった。
 R国の技術に確認する。結果は葛城義和の見解の通りであった。
 「あれを沈めないと駄目ね」
 「当面はそれを考慮して策を立てましょう」
 「結局アメリカの艦とフランスの艦、東ヨーロッパの艦、そして夕嵐ね」
 真紀子は苦々しい。
 「冨久山理穂が一命を取り止めたな」
 平佐和が呟く。
 「たっぷりお仕置きしましょう。ねえ。溝口中佐」
 「そうですね。当面は太刀川が快復したので」
 「ねえ。太刀川が最後の方が良くない」
 「判りました。中元大佐から順に手配します」
 「退院が愉しみね」
 「真紀子さん。事態がはっきりしたので東ヨーロッパに派遣した陸戦隊の援護は第六機動部隊だけ残して加賀美少将を帰投させましょう」
 「生方の交代ね」
 「そうです。第二、第七機動部隊が戻るにはもう少し掛かります」
 「判った。まず第一機動部隊に休暇を取らせるね」
 「そうですね」
 
 R国D市。
 永井美幸らの鉄格子。
 「永井さん。昨夜黒田美優の拷問の後ニュースがあったのです。冨久山理穂さんが一命を取り止めたって」
 田所夕夏が通路を鋏んだ反対側の鉄格子から話しかけた。
 「酷いね。拷問する為に娼国で最高の医療を受けさせたのよ」
 吉村江梨子は嘆く。良かったとは言えない。
 「此処に来るよね」
 永井美幸は取り敢えず会えると言う。
 「そうだね。此処に来た方が良いね」
 吉村江梨子もそうなら四人集まった方が良いと思った。
 何処にも安住の地はないのである。
 そこにヒールの靴音がして舛田警視正が入って来た。
 三人に緊張が奔る。
 「田所夕夏。また明日よ。心の準備しておいてね」
 そう言って踵を返す。
 「警視正。冨久山理穂は此処に来るのですか」
 永井美幸が思い切って訊いてしまう。
 「そうよね。同じグループは一緒にするよ」
 舛田警視正はそのまま帰ってしまった。
 
 アドリア海。
 第一機動部隊。空母長門の艦橋。
 「閣下。何処ももう人の形跡はありませんよ。陸戦隊も瓦礫の山を切り開いて進むのみです」
 艦橋士官の中尉が報告する。
 「オデーサから潜水艦で逃げた連中が総てだろ」
 加賀美少将も大方終息と見ていた。
 「閣下。北嶋主席から帰投命令です」
 艦隊参謀の大佐が嬉しそうに報告する。
 「うむ。索敵機を回収したら戻ろう」
 「第六機動部隊だけ残すようです」
 「こうなると唐津の周辺が問題だ」
 加賀美少将も葛城義和の意図を理解していた。
 
 東シナ海。
 第三機動部隊。瑞鶴の艦橋。
 「閣下。夕嵐は外海に居たのですね」
 艦隊参謀の大佐である。
 「そうだな。東ヨーロッパの艦と合流したのなら戻って来る」
 生方少将はじっくり網を張る心算でいた。
 一度監視の網を突破されたとは思っていない。
 「何故。夕嵐の艦はR国の潜水艦が東ヨーロッパの艦を追いかける現場に居たのですかね」
 艦隊参謀の大佐も偶然すぎる事態に懸念を表明する。
 「元々R国の艦だ。軍事情報は取れなくても衛星が捉えた情報は傍受できる」
 生方少将は既に予測していた。
 「しかしそれにはセキュリティが」
 「そんなもの工作員だ。ハッカー並みの芸当はするだろ」
 「それじゃ軍事情報も」
 「暗号までは解読できまい。以前の暗号は全部改正したのだ」
 こっちの見解も葛城義和と同じらしい。
 
 川越。
 最上階の展望ラウンジ。
 中元克己大佐は秋本元兵曹長、神谷元一曹、大利根元二曹を招いて明日の打ち合わせを行っていた。
 「田所夕夏、冨久山理穂の順ですか」
 「そうだその間はD市のホテル住まいだ」
 「それは嬉しいですね」
 「田所の方は病院送りにしない範囲ですか」
 「いいや今回は軽傷で病院に送って欲しいと言われた」
 中元克己大佐の場合は衛星電話が渡されている。小滝橋佳苗中尉が探しに来ることはない。
 「冨久山理穂は太刀川俊二が退院してからやるのでは」
 「いいや。こっちと當間が先にやる。それから太刀川だ。そう言う主席の意向だ」
 「二回目のプレイで行き成り刺したのは永井美幸らと意識的に連携しているのでしょうかね」
 秋本元兵曹長は連絡は取れなくても前から意識が連携していて行動に出たと思う。
 「それはあるだろう。集まれば体制の批判していたのだろ」
 「それでは徹底的に」
 「そうだが。そっちは我々は辱めるだけだ。太刀川が担当するまで病院には送らない」
 「だいぶ加重死刑囚が増えましたね」
 「そうだ。我々の収入もアップする」
 「うれしいですなあ」
 大利根元二曹は満面の悦びである。
 
 翌朝。管理棟の屋上に小滝橋佳苗中尉が迎えに来た。
 飛行時間が長いので弁当が渡される。鰻弁当である。
 
 アメリカ西海岸。
 第二機動部隊。飛龍の艦橋。
 「閣下。天昇の間から本艦隊と第七機動部隊に帰投命令です」
 艦隊参謀の大佐が報告する。
 「唐津が忙しくなるからな」
 天葛少将も唐津が重要と見做していた。
 「ようやくコンパニオンに有り付けます」
 今回は生贄に加重死刑囚もコンパニオンも積んでない。息抜きは必要と言う。
 「そうだな。一日だけ盛大にやらせて貰おう」
 「もうアメリカに残存艦は居ないと見做して良いでしょうか」
 「何とも言えない。爆撃と前路警戒艦で探っても膨大な大陸だ」
 「そうですね。東ヨーロッパの真ん中に残存軍が居ました」
 「それに深度一千以上潜るまで進歩していたのだ」
 「それと閣下。この艦で行動もこれが最後です。第二機動部隊に新鋭の信濃と大鵬が配備されます。十二万トン級です」
 「まだまだ軍備が要らなくなるとは言えないな」
 夕方。最後の爆撃隊を収容して帰投針路に向かう。
 
 翌日の夜。
 R国D市。永井美幸らの鉄格子。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が田所夕夏を連行に入って来た。
 「時間だ。着替えろ」
 ミニスカスーツと下着が投げ込まれる。
 田所夕夏は泣きながらバスタブの後ろで着替えた。
 「ねえ。彼女いつまで帰して貰えないの」
 見かねて吉村江梨子が言ってしまう。
 「俺たちは連行するだけだよ。まだ警部補だからな。警視正に言ってくれ」
 宇佐美伝吉警部補が答えた。
 「いや警視正も答えられないかもな。北嶋主席に言わないと」
 三田園矢一警部補がそれにさらに付け加えてしまう。
 「そんな!私達も最初は一回だけよ」
 今度は永井美幸が言ってしまう。
 「どうであれ俺たちに言っても駄目。連行だけの担当だからな」
 そう言ってそそくさと田所夕夏を引っ張り出して連行する。
 
 報道スタジオ。
 既に中元克己大佐らが準備を整えていた。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補は引き渡して帰ってしまう。
 今回は看護婦が二人待機していた。
 田所夕夏は看護婦を見てぎくりとする。
 病院に送られるかもしれない。
 そうなると吉村江梨子らの言っていた恥ずかしすぎる病院の医療実習のモルモットにされてしまう。
 MCの高嶋波琉による紹介が終わって中元克己大佐らは田所夕夏を囲む。
 「この間はなかなか凄かったな。あの蛇責めには驚嘆したぞ」
 中元克己大佐は前回の山賀元一槽と永井元一槽の拷問を評価する。
 「今日もたっぷり泣いていただきましょう」
 大利根元二曹が素見す。
 「全裸にして奥の院のご開帳から行きましょう」
 神谷元一槽が哂って宣告する。
 「・・・・・」
 田所夕夏は震えていた。
 神谷元一槽と大利根元二曹が左右から田所夕夏の躰を押さえる。
 長身なのでヒールの分だけ二人より頭がやや上に出てしまう。
 それが虐めて辱める意識を滾らせる。
 秋本元兵曹長がジャケットのボタンを外す。
 神谷元一槽と大利根元二曹がジャケットを腕から抜き取る。
 さらに秋本元兵曹長がブラウスのボタンを上から順に外す。
 これも神谷元一槽と大利根元二曹が腕から抜き取ってしまう。
 カメラは斜めから撮影していた。
 上半身は純白のブラ一枚である。
 田所夕夏の躰は怒りとこの先に恐怖に震えていた。
 秋本元兵曹長はその震える躰の感触を味わいながらスカートのファスナーを下ろしてフォックを外す。
 スカートを落として脚を片方ずつ持ち上げて抜いてしまう。
 「・・・・・」
 田所夕夏は三回目だが下着姿でも恥ずかしい。
 「お前。偉い奴を怒らせたな」
 中元克己大佐はしみじみと言う。
 「何で。ここまでのことになるのですか」
 田所夕夏は不味いと思っても押さえられない。
 「俺のところに徹底して責めろと要求が来てるよ。舛田警視正にも行っているだろ」
 中元克己大佐はどうにもならんよと言う表情である。
 「そんな権力者の要求が」
 田所夕夏は怒りを吐き出してしまう。
 神谷元一槽と大利根元二曹が二人でブラを外す。もう既に公開された乳房と乳首である。
 それでも田所夕夏は恥ずかしさに顔を逸らせた。
 秋本元兵曹長がショーツを一気に下ろしてしまう。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は声を上げてしまった。
 既に陰毛は抜かれてパイパンである。
 「お前毛がない方が綺麗だぞ」
 秋本元兵曹長が詰る。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏はその言葉に堪えられず叫ぶ。
 「まだまだ調教が必要だな」
 中元克己大佐は嘯く。
 「畜生。核戦争前だったらお前らが犯罪者だ!」
 田所夕夏は今の状況でも怒りを抑えられない。
 「良いか。昭和三十年ころだったらな。客にそんなことしたら怖い奴らが来て徹底的に拷問や」
 中元克己大佐も怒って押し返す。
 「そんな時代知らなよーーー」
 「お前。この放送は主席も見ているぞ」
 「刑が重くなるの。おかしいよこんな社会」
 田所夕夏はもう堪えられない。さらに叫んでしまう。
 そのまま三人で田所夕夏を床に押し倒す。
 鉄パイプを組み合わせて脚首、腰、手首を床に固定してまんぐり返しにしてしまう。
 早い手際である。
 三人がコの字に組んだ鉄パイプを被せて押さえる。それを中元克己大佐が電動ドライバーで床にねじ込んでしまう。
 さらに三人に先端が二センチほどL字に曲がったへらを配る。
 三人は指で田所夕夏の膣を三方から広げてしまう。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は強烈に叫び藻掻く。
 三人はさらにヘラのL字部分の先を突っ込んで指を離して大きく開いた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあだあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は泣き叫ぶ。
 上からのカメラには波打った薄い緋色の粘膜の壁と奥の子宮頸部の真っ赤な盛り上がりがくっきり映し出された。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は顔を逸らせて躰を震撼させて叫び続ける。
 中元克己大佐は蝋燭に点火していた。
 回して芯の周りを早く溶かす。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏はそれを見て何をされるか分かって悲鳴を上げる。
 中元克己大佐は三人がL字のへらで開いた膣の中に溶けた蝋涙を流し込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーあがふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は強烈な悲鳴を轟かせた。
 「ぎゃふぁああーーーーーーーーーーーーーー。ぎゃああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に躰を揺すって藻掻く。
 さらにスタッフが点火した蝋燭が何本も芯の周りに蝋涙が溶けていた。
 中元克己大佐は細い鉄の棒を炭火で温める。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。なにするのーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏はそれを見て恐怖に叫ぶ。
 「大丈夫だよ。火傷しても病院が綺麗に治す」
 秋本元兵曹長が当然のように言う。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーああ。いやあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は恐怖に喚き散らした。
 中元克己大佐は細い鉄の棒を神谷元一槽と大利根元二曹に渡す。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は泣き喚く。
 神谷元一槽はまんぐり返しの裏腿を横に両方渡るように押し付ける。
 「ぐわふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏の躰は瞬間硬く突っ張った。そして強く震撼させて強烈な悲鳴を轟かせた。
 大利根元二曹はまんぐり返しの脚の間から右の乳房に押し付ける。
 「ぐがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうがふぁ、あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は号泣の涙を溢れさせて悲鳴を絞り出す。
 大利根元二曹はさらに左の乳房に押し付けた。
 「ぐわあ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は失禁してしまう。
 中元克己大佐は三人に芯の周りに蝋涙が溶けた蝋燭を配る。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は火傷の上から垂らされると知って強烈に叫ぶ。
 「黙れ!これはお前が蹴った徳永氏のリクエストだ」
 中元克己大佐は同期の要求を言ってしまう。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーたすけてーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は泣き叫ぶ。
 看護婦二名は麻酔とストレチャーを準備して待つ。
 「お前さっきの発言でさらに刑が重くなるぞ」
 中元克己大佐は残酷な警告をしてしまう。
 そして三人に目で合図する。
 神谷元一槽と大利根元二曹が裏腿に一気に流す。
 「ぐわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は強烈に躰を暴れさせて号泣の涙を溢れさせて泣き叫ぶ。
 続いて中元克己大佐と秋本元兵曹長がそれぞれ左右の乳房に掛ける。
 「ぐわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏はまた失禁尿を垂れ流した。
 看護婦は直ぐに麻酔を打とうとする。
 中元克己大佐はそれを制した。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、あ、ああ、ああーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は暴れ喚き続ける。
 三名は急いで鉄パイプの押さえを電動ドライバーで外してゆく。
 そして田所夕夏はさらに失禁尿を漏らす。
 「いいよ」
 中元克己大佐は看護婦に麻酔を許可した。
 看護婦は田所夕夏に麻酔を打つ。
 既に鉄パイプは全部外れていた。
 神谷元一槽と大利根元二曹が抱えてストレチャーに乗せる。
 看護婦はそのまま搬送した。
 
 永井美幸らの鉄格子。
 「これ酷すぎない」
 永井美幸は生ビールを喉に流し込んで言う。
 「火傷させて上から蝋燭流すとはね」
 「お○○この中に流したのも相当に酷いよね」
 「そうよ。一月くらい入院よ」
 吉村江梨子は泣き出してしまう。
 「新青森の管理事務所所長が中元と同期なの」
 永井美幸は元工作員だったのかと思う
 「どっちも酷い奴だね」
 吉村江梨子は涙を拭いながら非難する。
 「でも中元と同期くらいが刑を重くする権限まであるの」
 「分らない。でも主席から終了の宣言はないのでしょ」
 「そうだよね」
 「きっとあの子の内容をうんと悪く上申したのよ」
 「そうか」
 二人は生ビールの樽を二つ開けていた。辛いからどこまでも飲んでしまう。
 
 数日後。
 娼国。仁川ホテル四十六階の大宴会場である。
 帰還した加賀美少将の第一機動部隊の宴会が始まっていた。
 コンパニオンは一人に二人。女躰盛りと躰の全身提供奉仕である。
 そして生贄に林由紀乃が引き出されていた。
 艦隊参謀の大佐が中心になって虐める。
 加賀美少将は上座でどっしり飲む。
 大車輪の大道具が搬入されて来る。
 少尉の徽章二人が艦隊参謀の大佐の指示で林由紀乃の服を脱がしに掛かった。
 「・・・・・」
 林由紀乃は嫌そうな表情で二人を見る。
 二人は全裸にしてそのまま大車輪に磔にしてしまう。
 「ああ。はあ。はあ。はあ」
 林由紀乃は既に荒い息遣いである。
 将校らはコンパニオンの膣に指を突っ込んだまま林由紀乃を見ていた。
 林由紀乃は顔を叛けて辱めに堪える。
 配膳のコンパニオンが腰巻一枚のトップレスで女躰盛りのコンパニオンの躰に大根のつまを敷いて鯵と烏賊の活き作り、カニの刺身を配膳してゆく。
 相変わらず昭和の良き時代に戻った淫靡な宴会である。
 「今夜は湯野中総統から賞金に使う資金を頂いております」
 艦隊参謀の大佐は企業連合代表なのに闇は付けなかったが総統と言ってしまった。
 コンパニオン数人は『あ、ああ、あ』と言った表情になる。
 それでも娼国の軍人だから問題はない。
 「この加重終身刑の女の躰でゲームを行いたいと思います」
 林由紀乃が磔にされている車輪は左右両側にレールを一回転する。一回転分が左右の終点である。
 「チャンスは二回です。女の躰は左右に一回転ずつします。真っ逆さまになって五秒ずつ止まります」
 艦隊参謀の大佐の席に着くコンパニオンが全裸で車輪を回転させるモーターの大きなスイッチを上げる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃の躰は真っ逆さまで止まった。
 少尉の徽章がその状態で膣にクスコを突っ込む。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーん」
 林由紀乃は冷たい金属の感触に悲鳴を上げる。
 「この筒の中に癇癪玉が入っています。癇癪玉でも火薬ではなく炭酸が入っています。少しでも濡れると発泡します。ヒリヒリする薬品が広がります」
 艦隊参謀の大佐はそう説明して底に僅かにビールの残ったグラスに落とす。
 癇癪玉が発泡して泡立つ。
 「これがこの女のお〇〇この中で発泡しますと強烈な悲鳴が上がります。癇癪玉を筒から撃って弧を描いてクスコにホールインワンすると賞金十万です」
 撃ち手の正面にパソコンのモニターが置かれた。
 それにはスコープの照準が出る。
 角度と弾道をAIが計算してくれるのである。
 それでもタイミングは難しい。
 「低い階級から行きます。賞金がなくなったら終了です」
 艦隊参謀の大佐が宣言した。
 「賞金が余ったら」
 少佐の徽章が質問する。
 「次のゲームです」
 艦隊参謀の大佐の席に着くコンパニオンがスポイトでクスコの中にビールを流し込む。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 林由紀乃は冷たさに悲鳴を上げた。
 コンパニオンはモーターの逆回転スイッチを上げて車輪を一番左に止めた。此処からに二回転である。
 一人チャンスは二回となる。
 一番新米の少尉から開始である。
 一応クスコが頂点に来る位置をAIが記憶していてスコープの照準は回転する前に当たりを付けられる。
 少尉の徽章はパソコンを見ながらスタンドに設置された筒の角度を決めた。
 艦隊参謀の大佐の席に着くコンパニオンがスイッチを上げる。
 あとは自動で逆さまの位置で止まり五秒で回転してもう一度止まる仕組みである。
 少尉の徽章は二発連打したが二発ともクスコの口に当たって外に弾けて落ちてしまう。
 
 日本海。
 夕嵐の艦は小型潜航艇を二艇出して払暁の時間を狙って前路を警戒しながら唐津に接近していた。
 第三機動部隊の小型潜航艇が来ないのを確認しながら洞窟の入口まで前回出て来たコースを逆に進入する。
 洞窟に進入するとロシアの艦の前後をバーバラ少尉と小日向奈央元少尉が誘導して進む。
 ロシアの艦には田川真琴元中尉が乗り込んで水先案内の様に操艦を指示していた。
 夕嵐の艦が先に行き唐津に状況を伝える。
 ロシアの艦は三倍の時間を掛けて桟橋に着いた。
 東条英治大統領らとハワード中佐が出迎える。
 ロシアとチェコの女性らが綺麗なのでアメリカの艦の乗員らは沸き立っていまう。
 洞窟の桟橋で歓迎会が行われた。
 「此処では階級に関わらず我々は吉丘蓮実元中尉の指示に従うことにしています。貴女方もそうしていただけますか」
 ハワード中佐が秩序維持の観点からユーリア大尉にそう持ち掛ける。
 「もとよりその心算です」
 ユーリア大尉にも依存はない。
 そしてチェコ、ロシアのメンバーも洞窟工事を手伝うこととなった。
 
 娼国。仁川ホテル四十六階の大宴会場。
 林由紀乃の躰は九回レールの上を往復したが一発もクスコに入賞してない。
 悲鳴だけが何回も上がっていた。
 十人目に少佐の徽章をつけたイージス艦の艦長の順番である。
 少佐の徽章は一回転目を見送る。
 そして照準を決めたまま二回転目を待った。最初の照準で微調整の確認をしたのである。
 そして筒のシュートボタンを押す。
 これは綺麗にクスコの口に入った。ややぶつかる微かな音を立てて膣の奥に落ちる。
 泡がクスコの口付近まで立つ。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーう、ううーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃は強烈に躰を揺すって悲鳴を絞り出した。
 「いたーーーーーーーーーーーい。いたあーーーーーーーーーーーーい。いたい。いたい。いたい」
 喚き散らす。
 相当に強く沁みたのである。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いたいーーーーーーーーーーーーーー。いたいよーーーーーーーーーーーーーーーー」
 車輪が右の先端に止まったまま震えて喚き続けた。
 そしてクスコが床に落ちてしまう。
 中に入っていたのは炭酸と虫刺されなどの痒みに効く液体薬である。
 「心配するな虫刺されの痒み止めだ。沁みても躰に害はない」
 艦隊参謀の大佐は宥める。
 「いたいよーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああん。あはん。あはん」
 泣き出してしまった。
 それでも加重終身刑の林由紀乃が許されることはない。
 次も少佐の徽章。同じようにイージス艦の艦長である。
 林由紀乃は震えている。
 艦隊参謀の大佐の席に着くコンパニオンがスイッチを押し上げて車輪の右端から左端の手前の逆さ状態まで戻した。
 もう一度少尉の徽章がクスコを挿入する。
 「あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 林由紀乃は悲痛な悲鳴を上げた。
 これでも舛田警視正がスタジオで指揮を執って六人の抽選で当たった男らに虐められた時より軽微なのである。
 だがその先もなかなかホールインワンしなかった。
 最後は艦隊参謀の大佐、加賀美少将の順である。
 艦隊参謀の大佐も失敗して加賀美少将は権利を放棄した。
 もう一度若い少尉からとなる。
 林由紀乃は当たらなくても毎回悲鳴を上げ続けていた。
 
 東シナ海。
 第三機動部隊。瑞鶴の艦橋。
 「もうそろそろ現れるはずだが」
 生方少将は焦れていた。
 「ロシアの潜水艦が36ノットくらいしか出ないのじゃないですか。撃沈されたR国の艦の位置をオデーサから考えても」
 艦隊参謀の大佐はまだ戻らなくても不思議はないと言う。
 「明日の夕方には第一機動部隊と交代だからな」
 生方少将はそれまでに片付けたかった。
 「我々の思っているより遠くまで洞窟が繋がっていると言うことはないでしょうか」
 艦隊参謀の大佐にもっと悪い事態が過る。
 「元より洞窟が長かったか」
 「その可能性も」
 「加賀美提督と天葛提督を交えて一度艦隊だけで会議を開くか」
 生方少将はこれまでのフランスの艦との遭遇から範囲を絞っていた。もう一度検討するしかない。
 だが生方少将と艦隊参謀の大佐の想定以上にトンネルは伸びていたのである。
 
 太平洋。
 第二機動部隊。飛龍の艦橋。
 既にフィリピン海に差し掛かっていた。
 「これで明日骨休めをしたら第五機動部隊と交代ですな」
 「新鋭艦の大鵬に乗り換えてな」
 「結局東ヨーロッパの残存軍は見つかったが夕嵐の奴らと合流されてしまいましたね」
 艦隊参謀の大佐は面倒が増えたと言う。
 「潜水艦が隠してあったのが気に入らんな。あの連中と同じくらい面倒な奴らかもしれない」
 「いつまでたっても片が付きませんな」
 「それにアメリカの兵器にロシアの兵器も加わったな」
 「そうですね。何を積んでいるか判りません」
 
 第七機動部隊。有明の艦橋。
 「もうじき呉に入ります」
 「少しゆっくりできるか」
 「そうですよ。コンパニオンなしの遠征は辛いです」
 「慰安婦は必要だな」
 こっちの艦隊は呑気である。
 着いたら一度ドックで改装になる。
 有明も神龍も十二万トン級だが長門と同列の改装を予定していた。
 小型潜航艇の搭載数を増やすのである。
 
 娼国。仁川ホテル四十六階の大宴会場。
 あれから林由紀乃は悲鳴を上げ続けるが一発もホールインワンしてない。
 長門の副長の順番になった。
 林由紀乃の躰が半回転する。
 長門の副長はもう位置を算定していた。今度こそとシュートボタンを押す。
 癇癪玉は弧を描いてクスコの中に落ちた。
 クスコの金属の内壁に当たって子宮頸部の上に落ちる。
 発泡して泡が立つ。
 「う、うう、うぐう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。う、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃はまた強烈な悲鳴を絞り出した。
 粘膜に沁みるのは尋常な痛みではない。
 車輪を揺すって暴れまくる。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 号泣の涙が溢れた。
 「あーーーーーーーーーーーん。あふぁん。あはん。あはん。いたいよーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーーーー」
 何処までも泣き叫ぶ。
 「一度ビールで洗ってやれ」
 艦隊参謀の大佐は少尉の徽章に命令する。
 また艦隊参謀の大佐の席に着くコンパニオンがモーターのスイッチを上げて車輪を半回転させた。
 少尉の徽章はクスコにビールを流し込む。
 「あ、ああ。あ、あーーーー」
 林由紀乃は冷たいビールに顔を振って声を漏らす。
 艦隊参謀の大佐の席に着くコンパニオンが逆転スイッチを上げて車輪を元の位置に戻した。
 クスコから垂れ流すようにビールが流れ出る。
 「あふぁあーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ」
 林由紀乃はまだ震えていた。
 「なかなか良い声で泣いてくれました。今度は生き物でホールインワンしましょう。まだまだ賞金はあります」
 艦隊参謀の大佐が宣告する。
 「あ、ああ」
 林由紀乃は辛そうに顔を歪めた。
 座敷では何人かの将校が刺身を食べ終わって女躰盛りのコンパニオンにも指を突っ込み始めている。
 ある者は二人並べて寝かせて両方に指を突っ込んで感触を比べていた。
 平佐和の真似をして女躰盛りのコンパニオンに水差しで日本酒を飲ませる者もいる。
 またある者は二人並べてまんぐり返しにして女の部分を見比べていた。
 宴席は狂乱状態と化している。
 ボウルに入れて蛞蝓が運ばれた。
 艦隊参謀の大佐の席に着くコンパニオンがモーターのスイッチを上げて林由紀乃の躰を半回転させる。
 その位置でクスコに粗塩を流し込む。
 「あふぁあん」
 林由紀乃は違和感と嫌な予感に声を漏らす。
 次は陸奥の副長である。
 筒に蛞蝓を装填してパソコンでAIが測的する。
 陸奥の副長も同じように微調整を行った。
 艦隊参謀の大佐の席に着くコンパニオンがモーターのスイッチを逆回転させて定位置に戻す。
 そこから正回転のスイッチを上げてスタートする。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃は回転ごとに悲鳴を上げた。
 陸奥の副長は林由紀乃の躰が真っ逆さまになった位置でシュートする。
 蛞蝓が弧を描いて飛びクスコにすっぽり落ちた。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーん」
 車輪がさらに半回転して中央で正位置になるが蛞蝓は膣から落ちない。
 さらに一回転して右端の正位置に止まった。
 やっと小さく萎んだ蛞蝓の死骸が車輪の線路脇の畳に落ちる。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああ。ああ」
 林由紀乃は不快感に泣き声の悲鳴を上げてしまう。
 さらにクスコから濁った液が流れ落ちた。
 また艦隊参謀の大佐の席に着くコンパニオンがモーターの逆回転スイッチを上げて逆さまの位置で止める。
 艦隊参謀の大佐が顔で合図して少尉の徽章がビールを流し込む。
 「はあーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああ、あーーーーーーー」
 林由紀乃の悲鳴は冷たさとアルコール中毒の恐怖から来るものである。
 艦隊参謀の大佐の席に着くコンパニオンがそのまま逆回転スイッチを上げて左端の正位置に戻した。
 ビールはクスコから流れ落ちる。
 「あーーーーーーーーーーーあふぁあん。ああ。ああ」
 林由紀乃はさらに荒い息遣いで震え続けた。
 「いやああ。ああーーーーーん。あふぁん。ああん。ああ。ああ」
 膣の中で蛞蝓が溶けた恐ろしい仕打ちに涙をぽろぽろ零す。ビールで消毒と言われても納得できない。
 次は長門の艦長である。
 測的の前に陸奥の副長に要領を聞く。
 納得して筒に蛞蝓を装填する。
 艦隊参謀の大佐の席のコンパニオンが正回転のスイッチを上げた。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃から悲鳴が上がって躰が真っ逆さまの位置に来る。
 長門の艦長はシュートボタンを押す。
 蛞蝓が空中を弧を描いて飛びクスコにすっぽり落ち込む。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃から強烈な悲鳴が上がった。
 だが粗塩が入ってなかったのである。
 少尉の徽章が直ぐに上からクスコに粗塩を流し込む。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーふぁあーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃の不快感に堪えられない悲鳴が上がりながら車輪は回転する。
 蛞蝓はあまり溶けないで落ちてしまった。
 「お前。駄目じゃないか。潮を入れてから回さないと」
 「あ、ああーーーーん。ごめんなさい」
 艦隊参謀の大佐は席のコンパニオンを車輪の前でお尻を着かせてV字開脚にしてしまう。
 「お詫びのパチンコです」
 艦隊参謀の大佐は古い時代のストリップ劇場の言葉で宣言した。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーー。はずかしいーーーーーーーーーーーー。ゆるしてーーーーーーーーーーーーーーー」
 コンパニオンは堪えられず叫ぶ。
 コンパニオンは客に裸を見せたり躰を弄らせたりするが大勢に向けて局部の公開はやらない。
 強制サービスをされてしまった。
 宴席は満場の拍手である。
 後で林由紀乃は泣き続けていた。
 まだ賞金は残っている。
 今度はドローンと蜥蜴が用意された。
 蜥蜴はドローンに吊るしたカプセルに入れられている。カプセルをクスコの真上で開いて蜥蜴を落とす嗜好である。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやだあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーー」
 それを見た林由紀乃が強烈に悲鳴を上げた。躰はブルブル震えている。
 その間に車輪が半回転して少尉がビールを流し込む。
 「あふぁーーん。ああ。ああん」
 林由紀乃の悲鳴を他所に車輪は逆回転で正位置に戻る。
 次は陸奥の艦長である。
 陸奥の艦長はリモコンでドローンを空中に上げた。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 林由紀乃はさらに震える。
 艦隊参謀の大佐の席に着くコンパニオンが正回転のスイッチを上げて車輪が半回転した。
 陸奥の艦長はパソコンの画面に映ったスコープで狙いを定める。
 まだ落とさない。AIに照準を覚えさせただけである。
 車輪はさらに一回転して二回目の真っ逆さまの位置に来た。
 ドローンも真上に来る。
 スコープの狙いはピッタリ合った。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃の悲鳴を他所に陸奥の艦長はスイッチを押す。
 カプセルから蜥蜴が落ちる。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃はさらに躰を震撼させ強烈な悲鳴を上げた。
 だが蜥蜴はクスコの口に頭と尻尾がひっ掛かって外に逃れてしまう。
 「ぎゃあーーーーーーーーーーーーー。ぎゃあーーーーーーーーーーーー。ぎゃああ、ああーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーー」
 そのまま蜥蜴は林由紀乃のドテから腹を走って乳房の谷間から耳の横で止まってしまった。
 「あーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーーーー。ぎゃああーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃は狂ったように泣き叫び続ける。
 艦隊参謀の大佐が蜥蜴を掴んで畳に落とした。
 蜥蜴は一気に座敷を走って逃げてしまう。
 陸奥の艦長は賞金を逃してしまった。
 そのまま車輪は右端で正位置になる。
 「あふぁ、あは、ああーーーーーーーーーーーーーーーーん。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃は強烈に泣き叫ぶ。
 そして遂に失禁してしまった。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーん。もうだめーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 泣き叫んでしまう。
 直ぐに少尉の徽章二人が失禁尿をモップで拭く。
 艦隊参謀の大佐の席に着くコンパニオンが林由紀乃の躰を拭いた。
 艦隊参謀の大佐は最後の順番でドローンの準備をしている。
 
 娼国。中央棟病院階である。
 冨久山理穂の病室に舛田警視正が入って来た。
 「冨久山理穂。貴女は明日この病院から直接スタジオ入りよ。終わったらR国D市の鉄格子。お友達だった永井美幸も一緒よ」
 「・・・・・」
 冨久山理穂は震えて言葉も帰せない。
 「良いわね。心の準備」
 舛田警視正はそう言い置いて出て行ってしまう。
 冨久山理穂は呆然と力なくベッドに座り込んでしまった。
 いよいよ全部の街にテレビで究極の裸を公開されてしまう。
 どうすることもできず悶々と過ごす。
 
 娼国。仁川ホテル四十六階の大宴会場。
 準備が整って艦隊参謀の大佐は蜥蜴の入ったカプセルを吊るしたドローンを空中に上げる。
 「ああ」
 林由紀乃は凍り付いた表情でそれを見た。
 艦隊参謀の大佐の席に着くコンパニオンがスイッチを上げる。
 車輪が半回転。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃の悲鳴と共に躰は真っ逆さまで止まった。
 艦隊参謀の大佐は照準を合わせて投下は見送る。
 AIに照準を覚えさせた。移動先の位置もインプットする。
 もう一度車輪が回って真っ逆さまから次の真っ逆さまの位置まで移動して止まった。
 パソコンの画面に拡大されたスコープの照準は確りクスコの中央に合わさっている。
 艦隊参謀の大佐はスイッチを押す。
 蜥蜴は落下してクスコの中に落ちた。
 「ぎゃふぁああーーーーーーーーーーーーーーーー。ぎゃや、あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーー。ぎゃあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃の真っ逆さまになった躰が強烈に震撼する。轟く悲鳴は座敷を震撼させた。
 だが蜥蜴はクスコから這い出す。そして林由紀乃の躰をドテから乳房の谷間まで走る。
 林由紀乃の薄紅でやや小さめの乳輪に突起した乳首を睨むように止まってしまった。
 「ぎゃふぁあふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に泣き叫ぶ。
 「ぎゃあーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 喚き散らす。
 艦隊参謀の大佐が手で取ろうとすると蜥蜴は林由紀乃の首から顔の上を走って逃げる。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはん。あはん。あはん」
 蜥蜴はそのまま髪の毛を伝って畳に降りた。
 「いやあーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃は事態が分らず喚き続ける。
 「蜥蜴はもう逃げたよ」
 艦隊参謀の大佐は哂いながら言い放った。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーん。あはあ。はあ。はあ。はあ」
 林由紀乃は荒い息遣いで泣き続ける。
 そして静かにもう一回失禁していた。
 尿は細く躰の中央を首まで流れて髪を伝って畳にぽたぽた落ちる。
 艦隊参謀の大佐の席に着くコンパニオンがタオルで股間から尿の線に伝って首筋までと髪を拭く。
 林由紀乃はまだ震え続けていた。
 ここで時間切れである。
 将校らは二人のうち片方のコンパニオンを選んで宿泊ルームに引き揚げた。
 林由紀乃は病院搬送の必要はないので三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が迎えに来て准尉の操縦するジェットヘリでR国D市に向かう。
 
 唐津。海底の桟橋。
 焼肉と酒、ビールが振舞われてアメリカの乗員とチェコ、ロシアの女性らが入り混じって交流会になっていた。
 ユーリア大尉らは娼帝國の内情を聞くごとに慄くばかりである。
 「もう反動と言うよりこれまでになかった異常な独裁政権ですね」
 カミーラ中尉もロシアより酷いと言いたいかもしれない。
 「ところでなぜ女性の部隊だけ生き延びていたのですか」
 吉丘蓮実元中尉のこれまでの疑問である。
 「男性は全部ロシアとベラルーシの残存軍に殺された。奴らは私達女だけ殺さないで輪姦し続けたよ」
 ユーリア大尉は吐き捨てるように言う。
 「私達は奴らに躰を任せました。油断させて逆に皆殺しにしたのです」
 ウルシュラ中尉が続けて答えた。
 「どっちも同じような戦いですね」
 田川真琴元中尉は自分らと何ら変わらないと思う。
 「しかし娼帝國の軍事力と医療は核戦争前の世界と次元が違いますね」
 ペトラ中尉は太刀打ちができないと心配する。
 「葛城とかいう首脳の一人が唐津や四国の集団を攻撃しないのが不思議です」
 カミーラ中尉は唐津の街を殲滅されたら自分らの食料もないと恐れてしまう。
 「子孫が先細って滅亡を待っているのですね」
 ユーリア大尉はそう理解した。
 「洞窟を遠くまで伸ばして外海との出入りを見つからないようにしているのですね。でもこれまでのお話では娼帝國はかなり裏を掻かれていますね」
 カミーラ中尉は兵器は格段に進歩していても士気は低いと見る。
 「ふ、ふ、ふ。だって女躰遊びに呆けてばかりだもの」
 吉丘蓮実元中尉は哂う。
 「でも一番遊ぶ天葛と生方は油断できない」
 田川真琴元中尉はそこを指摘する。
 「そうだね。その生方がこの海上で見張っているよね」
 吉丘蓮実元中尉も今回はよく出入りしたとやや胸を撫で下ろしていた。
 「今の方針ではトンネルの出口を複数にして見つかった場合その口だけ破壊します」
 「これまでに見つかったことはないのですね」
 「見つかってはいませんが水中爆弾で入口を破壊されて暫く出られませんでした」
 「それは大変でしたね」
 「私達の前にアメリカの部隊が二隻分居たのだが吉丘蓮実氏の警告を聞かないで娼国に突入して全滅してしまった。これが大きいよ」
 ハワード中佐は折角生き延びた戦力を失ったことを嘆く。
 「娼帝國の強大な兵力と最新兵器でもゲリラ的に動けば奴らの油断に乗じられるということですね」
 カミーラ中尉は自分らがこれまで取って来た行動と同様にやって行くのが最善と理解した。
 チェコの女性の方がアメリカの乗組員を早くもベッドに誘っている。愛には積極的な民族らしい。
 
 翌日。
 娼国。仁川ホテル四十六階の宴会場。
 今日は天葛少将らの宴会である。
 こちらも宴会の費用は全部湯野中から出ていた。
 コンパニオンは四十人。同じように一人に二人ついて女躰盛り役と躰を奉仕する役である。
 生贄には阿南瑤子が引っ張り出された。
 阿南瑤子は天葛少将の部隊を見るだけで脅えが奔ってしまう。
 これまで散々虐められていた。
 そして宴会場は以前にも増して淫靡である。
 将校らは慰安要員を乗せて行けないので鬱憤が溜まっていた。
 阿南瑤子が入って来るなり少尉の徽章二人で全裸にしてしまう。
 阿南瑤子は何をしても無駄なので為すがままにする。
 この部隊では責める主体は天葛少将である。
 「逆さ八の字に吊るせ」
 天葛少将は少尉らに難しい吊るしを要求した。
 二人の少尉はマニュアルを見ながらそれぞれ阿南瑤子の太腿の付け根に二重廻しの縄を掛けた。
 その縄にフックを付ける。
 天井のレールにチェーンブロックを二台吊るす。
 そのフックを下げて太腿の付け根に付けたフックに接続する。そのままチェーンブロックの鎖を回して逆さに吊るし上げてしまう。
 阿南瑤子ももう悲鳴は上げない。
 両脚を八の字に開いて大股開きの逆さ吊るしである。
 股間が上向き矢印の頂点で女の部分の粘膜が丸出しに露出されてこの上ない恥ずかしい姿にされた。
 これも初めてではない。
 「今夜は湯野中企業連合代表から宴会の資金をご提供いただいております。さらに賞金もいただきました」
 天葛少将自身から説明を始めた。
 「閣下。その加重終身刑の女にどういう余興で」
 蒼龍の艦長である。明日から新鋭空母信濃の艦長に転戦する。
 「今日は決まりなしに行く。この女の逆さまに向けて晒した生々しいま〇こを自由に責める。席の肉体奉仕のコンパニオンが五点満点で採点する」
 なんと採点するのは将校ではない。
 「合計百点のうち何点以上で」
 イージス艦金剛の艦長である。
 「何点にしようか。十万を五人分だ」
 天葛少将は決めてない。
 阿南瑤子は何をされるか分からない恐怖に震える。
 「私達の評価は厳しいから六十点くらいが妥当です」
 雪江というコンパニオンが提案した。
 「うんとハードにしないと点数つけません」
 咲良というコンパニオンが宣言する。
 彼女らも阿南瑤子がハードに責められることに期待していた。
 阿南瑤子は恥ずかしすぎる姿でさらに震えてしまう。
 天葛少将は落ち着いて気丈に見える阿南瑤子をとことん虐めたくなる。これが三回目である。
 「それでは六十点で合格としよう」
 コンパニオンの意見を採用してしまった。
 順番は抽選である。
 モニターにルーレットは表示されて二十人の名前が入っていた。
 「ねえ。あの太刀川俊二を刺した女の拷問今夜だったな」
 蒼龍の副長が飛龍の副長に話し掛ける。
 「二十二時からだよ。この宴会が終わってからだな」
 「だが明日は出撃だ」
 「録画をMP4に変換して新鋭艦のキャビンでゆっくり見れば良い」
 「そうだな。どうせ夕嵐の出る可能性は低い」
 中佐二人の会話だが何とも士気は低い。
 そして大勢がSMに傾倒していた。
 一番目に当たったのは蒼龍の副長。明日から信濃の副長である。
 予期してないまま立ち上がる。
 配膳のコンパニオンに子豚とバターを要求した。
 腰巻一枚のトップレス姿で取りに行く。
 阿南瑤子の女の部分は斜め上を向けて丸出し。
 蒼龍の副長はそれを指で開く。小陰唇の粘膜は薄小豆色。内側の広がった粘膜は薄い緋色である。
 そのビラビラを片方ずつクリップで鋏んでしまう。
 「う、うう。うーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子も痛みに悲鳴を上げた。
 クリップの重みでビラビラは広がったままになる。
 蒼龍の副長は腰巻一枚の配膳のコンパニオンが持って来たバターを内側の粘膜にたっぷり塗る。
 硬いバターは阿南瑤子の体温でゆっくり溶けてゆく。
 さすがに子豚はロボット警備員が籠台車で運んで来た。
 蒼龍の副長は子豚を抱き上げる。
 そして阿南瑤子の女の部分に縫ったバターを舐めさせた。
 「あーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーはあーーーーーーーー」
 阿南瑤子は泣き悲鳴を上げてしまう。
 豚はぺろぺろ舐める。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーー。はあーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーー」
 堪らず叫び続けた。
 堪らない不快感と刺激が浸透して来る。
 蒼龍の副長はさらにバターを追加した。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーー」
 阿南瑤子は屈辱に涙を溢れだしている。
 蒼龍の副長はまたさらにバターを追加した。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーあ、ああーーーーーーーー」
 阿南瑤子は屈辱極まりないが刺激にも堪えられない。
 既に腰は震撼していた。
 子豚は強烈に舐め続ける。
 蒼龍の副長は何処までもバターを追加してしまう。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子の股間は藻掻き暴れ続ける。
 濡れた膣液がバターに混じってドテから腹に流れた。
 淫靡極まりない光景である。
 「お前。気持ち良いだろ。濡れているぞ」
 蒼龍の副長はタイミングを見て言葉を突き刺す。
 「いやああーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は泣き叫ぶ。
 子豚は何処までもぺろぺろ舐め続ける。
 「乳首立っているぞーーーーーー」
 少佐の徽章がヤジを飛ばす。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあ、ああーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子の股間は痙攣していた。
 蒼龍の艦長は容赦なくバターを足す。
 「あーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーー。あーーーーーーーはーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーはあーーーーーーー」
 阿南瑤子は涙を溢れさせたままそれが乾いて藻掻き続ける。
 「どうしたーーーーーーーーーーー。気持ちよいんだろ」
 また少佐の徽章が詰った。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子はまた泣き叫ぶ。
 バターがなくなったところで時間切れである。
 配膳のコンパニオンが二人掛かって股間や躰のフロント面の濡れとバターを拭き取る。
 「あふぁあ。はあ。・・・・・はあ。・・・・・はあ」
 阿南瑤子は小刻みに息遣いを漏らしていた。
 そして涙はぽろぽろ溢れる。
 コンパニオンらの採点は良かった。85点である。
 
 東シナ海。
 第一機動部隊は第三機動部隊と交代した。
 第三機動部隊はそのまま娼国に引き上げる。
 生方少将から加賀美少将に会議の提案が出された。加賀美少将も承諾する。
 長門の艦橋である。
 「閣下。偵察だけではなくて少し唐津から離れた部分で爆撃をして状況を見てはどうでしょう」
 艦隊参謀の大佐が提案する。
 この大佐は遊びも念が入っていたが作戦も考えていた。
 「そうだな。もし洞窟が長く繋がっているなら唐津から離れて対馬近辺を爆撃してみるか」
 加賀美少将も可能性は分からないがやって見る価値はあると思う。
 海中爆弾を積んだヘリが十機出発する。
 
 娼国。仁川ホテル四十六階の宴会場。
 あれから何人かプレイを行ったが評価は低かった。
 飛龍の艦長は点数より憂さ晴らしに鞭で叩いてしまう。
 女の部分を叩かれて無毛の大陰唇とドテが真っ赤に染まっていた。
 さすがに阿南瑤子に入浴タイムが許されて入浴中である。
 阿南瑤子は浴室で泣き続けた。
 「あの女。一度蛇入れられていたな」
 艦隊参謀の大佐が蒼龍の艦長に確認する。
 「確かにやったような」
 蒼龍の艦長も確り覚えてないない。
 「それで確り泣かせるか」
 次は艦隊参謀の大佐がルーレットに当たっていた。
 「点数は稼げないな」
 「そんなら憂さ晴らしと行く」
 艦隊参謀の大佐は針銃を要求する。
 今度はロボットの警備員ではなく連絡を受けたスタッフが運んで来て座敷の中央に設置した。
 拷問椅子も運ばれて来る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。これーーーーーーーーーー」
 バスタオルを巻いて浴室から戻った阿南瑤子は針銃を見て強烈に悲鳴を上げてしまう。
 艦隊参謀の大佐の指示で少尉の徽章二人が阿南瑤子を拷問椅子に磔にする。
 「ああ。・・・・・あふぁあ。・・・・・ああ」
 阿南瑤子の躰はブルブル震えていた。
 少尉の徽章二人は拷問椅子に磔にした股間をハンドルを回して百六十度くらいまで開いてしまう。
 中尉の徽章がクスコを突っ込む。
 もう一人中尉の徽章が腰の部分の固定を強化した。
 「ああ。あふぁあ。・・・・・ああ。・・・・・あふぁあ」
 阿南瑤子は恐怖に震え続ける。
 艦隊参謀の大佐はモニターに映ったスコープの照準をきっちり合わせた。
 一発目の狙いはクリトリスである。
 四面の壁のモニターにもスコープの照準が投影された。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子はそれを見て悲鳴を上げる。
 モニターに拡大された包皮からはみ出たクリトリスの粘膜に照準が合わされていた。
 艦隊参謀の大佐はマウスでスイッチをクリックする。
 バスーーーーーーーーーーーーーーーン。
 「うぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子の強烈な悲鳴が座敷を震撼させた。
 針はクリトリスの玉に突き刺さっている。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーん。いたいーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に叫んだ。
 艦隊参謀の大佐は二発目を測的する。
 今度は子宮頸部の膨らみを狙う。まだ子宮口は外していた。
 「あふぁあーーーーーー。あーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は恐怖の悲鳴を上げる。
 座敷は静まり返ってコンパニオンの膣を弄っていた将校の手も止まった。
 既に女躰盛りは食べ終ってコンパニオンは二人とも肉体奉仕している。座敷全員の目が阿南瑤子の子宮頸部に集中していた。
 究極の緊張の中艦隊参謀の大佐はマウスでスイッチをクリックする。
 バスーーーーーーーーーーーーン。
 「うぐう。がふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがふぁあーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 阿南瑤子の躰は瞬間固まって強烈に震撼した。悲鳴は座敷を劈く。そしてサディストの満足感をとことん刺激する。
 「ぐがあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー。あふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 阿南瑤子は悲鳴を絞り出して痛みに躰を強く捩って震撼させた。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーん。いたいーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 気丈な性格ながら痛みを堪えないで喚き散らす。
 今は悲鳴が唯一の訴えである。
 天葛少将はこの瞬間を堪能する。凛々しく理知的な表情かつスレンダーボディ。虐めたいタイプ。この女の涙が殊の外愉しみである。
 艦隊参謀の大佐は次に若い少尉にクスコを横に向けるよう指示した。
 尿道の亀裂がクスコの二枚の金属の谷間に嵌まり込む。
 尿道口を狙う。
 スコープの狙いは閉じた尿道の亀裂を外して淵に狙いを定めた。
 プレイを今夜この先まだ続ける為の配慮である。
 阿南瑤子は強烈に震えている。
 また座敷は静まり返った。
 また六十人の目が阿南瑤子の尿道の亀裂に集中する。
 阿南瑤子の恐怖は尋常ではない。
 次の瞬間。失禁が沈黙を壊す。
 オーーーーーーーーーーーー。
 歓声が上がったが同時に艦隊参謀の大佐はスイッチをクリックしていた。
 バスーーーーーーーーーーーーン。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぎゃああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー」
 針銃が刺さった下から尿が流れ出る。阿南瑤子の表情は破裂して悲鳴は奇声のように上がった。
 失禁が終わると少尉の徽章二人が座敷をモップで拭く。
 座敷は一気に騒めいた。
 艦隊参謀の大佐はクスコが横向きのまま膣天井部の波打った粘膜を抉るように突き刺す目的で次の狙いを決める。
 女の一番敏感な部分にスコープの狙いが定まった。
 「あ、ああーーーーーーーー。あふぁああん。ああ。あはあ。はあ」
 阿南瑤子は恐怖に震え続ける。顔は溢れた涙が乾いていた。
 天葛少将はそれを満足そうに見る。
 永井美幸や吉村江梨子と同列で虐めたい女である。
 核戦争前の日本。天葛少将が娼国に来る前はこの手の性に硬い女に手古摺った。手に入ってもなかなか躰を征服する悦びが得られない。
 今ならそれが存分に蹂躙できる。
 そして過去の悔しさからとことん虐めてしまう。
 艦隊参謀の大佐はマウスでスイッチをクリックした。
 バスーーーーーーーーーーーーン。
 「ぐぐう、うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は痛みに藻掻きながら強烈な悲鳴を絞り出す。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーー。いたいいーーーーーーーー」
 号泣の涙が溢れる。
 そして僅かにまた失禁した。
 針は膣天井部の一番敏感な部分の粘膜の表面を抉るように刺さっている。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーん。あふぁああーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーー。いたい。いたいーーーーーーーーーーー」
 目尻から涙が滲み出て流れた。
 天葛少将が立って近寄りピンセットで刺さっている四本の針を抜く。
 「あふぁあ、あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は悲鳴を上げる。抜く時も痛い。
 そして天葛少将はクスコを縦に戻した。
 最後の一発を子宮頸部に当てさせる目論見である。
 
 中央棟。病院階。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が冨久山理穂を迎えに来た。
 下着とミニスカスーツを渡されて病室の衣装から着替える。
 准尉の操縦するヘリでD市に向かう。
 冨久山理穂は恐怖に震えていた。
 限られた街しかない。大型シティの灯りだけが遠くに見えるがそれ以外は深い闇の中である。
 R国や日本以上に世界は真っ暗闇になっている。
 それは冨久山理穂の気持ちをさらに暗澹とさせた。
 今夜を堪えたら永井美幸らに会える。今はそれが唯一の光である。
 
 仁川ホテル四十六階の宴会場。
 艦隊参謀の大佐は五発目の照準を合わせて子宮頸部を狙う。
 子宮口そのものは避ける。
 割れた口の淵ぎりぎりに照準を定めた。
 阿南瑤子が震えるのでやや戒めが緩んでいる。
 天葛少将がそれを強く締め直す。
 「あふぁ。ああ。・・・・・あは。・・・・・ああ」
 阿南瑤子は震えた唇で息遣いを漏らす。
 座敷はまた緊張が張り詰めた。
 艦隊参謀の大佐はマウスでスイッチをクリックする。
 バスーーーーーーーーーーーーン。
 緊迫した空気の中を針が飛ぶ。


続きは近日公開


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