鬼三のSM小説
女衒の國 その二十八


続帝國はリベラル的正義の撲滅を繰り返す

この物語はフィクションであり、実在の人物、機関とは何ら関わりがありません。

 二〇二九年穀雨下元 太陰太陽暦二〇二九年三月二十七日。
 (この小説は2025年5月現在未来形です。またこの二十四節気は平気法によるものです)
 二○二九年五月十日。
 
 娼国。仁川ホテル四十五階。特別会議室。
 総ての艦隊司令と参謀が集められた。
 「中国の残存潜水艦が出現して以後三つの国の残存潜水艦が現れました。まだ爆撃の必要があると考えられます」
 第一機動部隊指令加賀美少将が発言する。
 「唐津の警備があります。艦隊が前部出払うのは」
 生方少将は唐津に隠れる夕嵐を片付けるのが先と言う。
 「出ても来ない。いつ片付くかも分らないです。上野大尉らに任せたらどうでしょう」
 第七機動部隊指令角谷少将である。
 「俺が残るよ」
 生方少将は夕嵐の壊滅に拘る。
 「現れた敵を迎え撃つ考え方では駄目でしょうか」
 第六機動部隊指令白鳥少将である。
 「いつまでも残存艦隊が残るのは好ましくない」
 加賀美少将は反対した。
 「具体的にどの海域を攻めるのですか」
 第五機動部隊指令関谷少将である。
 「水上艦は完全に破壊している。隠れていた潜水艦が問題なのだ。分担して世界中の軍港を爆撃するしかない」
 天葛少将は核戦争当初と同じ配置が必要と言う。
 「葛城先生。どうします」
 生方少将は葛城義和に結論を求める。
 「生方少将は機動部隊が唐津に残った方が良いと考えますか」
 「はい」
 葛城義和は真紀子に目で結論を促す。
 「それでは第三機動部隊だけ残る方向で行く」
 真紀子も機動部隊が一個は残った方が良いと思った。
 「待って下さい。新鋭艦だけ唐津と娼国に残して潜水艦隊も行った方が良いのでは」
 ラドルフマレカル少将が提案する。
 「そうします」
 真紀子は湯野中に言う。
 「異論はないよ」
 湯野中も納得した。
 艦隊の出撃が決まったのである。
 
 福岡。永井美幸の部屋。
 時代劇のチャンネルを見ながらラーメン店を営んでいる彼氏が買い物をしてくれたビールを飲んでいた。
 つまみは店の余り物のチャーシューとメンマである。
 「これじゃ耐えられないよね」
 永井美幸は小川純太らの指名が辛い。
 「そうだよね。でもそんなに資金が続かないでしょう」
 吉村江梨子は小川純太は国の訓練の収入だけと思っていた。
 「そうじゃないのよ。医者は収入あるでしょ。管理事務所も訓練よりは貰えるし」
 「でも小川純太に収入がなければ」
 「違うの奴は二号棟の三階の屋台村でおでん屋していたよ」
 永井美幸は見てしまったのである。
 「えーーーーーーーー」
 吉村江梨子は驚愕の表情になる。
 「だから一か月に一回くらい来かねないよ」
 「ああ」
 吉村江梨子も驚愕してしまう。
 「三十五歳まで断れないよ」
 永井美幸はかなり参っていた。
 「針銃。ほんとに影響ないの。かなり痛かったよね」
 「消毒した針が刺さるだけで注射と同じだって言うけどね。刺さる場所が」
 「酷いよね」
 二人は泣きながら飲み続けた。
 
 唐津。海底の桟橋。
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦の会議室である。
 遅い夕食を摂りながら娼帝國の国営放送を確認していた。
 相変わらず調理は田中一美元特務中尉。メニューは焼き餃子とそば飯チャーハン、日本酒である。
 ハル大佐とサリー少尉は餃子を殊の外気に入っていた。これまで日本食には縁がなかったのである。
 「あ、あーー。カナダの潜水艦を沈めたって」
 小日向奈央元少尉が帯広のスタジオから咲江が読む放送を聞いて驚く。
 「カナダ。ああ。撃沈されてしまったのか」
 ハル大佐は深刻な表情で画面を見る。
 「スクリューを破壊されてロボット水兵に乗り込まれたのですね」
 サリー少尉も暗い表情で見ていた。
 「艦長と副長は銃殺か。捕虜にもしないで総て抹消だな」
 ハル大佐は嘆くが如何ともしがたい。
 「艦が出入りできる洞窟の出口はもうじき完成するのですね」
 「あと二週間です」
 新しい洞窟の出口工事はアメリカ艦の乗員らが交代で行っていた。
 
 生方少将の第三機動部隊を除いて五つの機動部隊とR国の潜水艦隊五つが五隻の編成で出発する。
 今回はハードコンパニオンを含むコンパニオンも乗せていた。
 第一機動部隊は修理が終わった加賀を旗艦に出発する。新鋭艦の建造は間に合わなかったのである。
 第二機動部隊の天葛少将はアメリカ西海岸サンディエゴに向かう。アメリカ海軍の主要基地があった場所である。
 前回も天葛少将の第二機動部隊が担当した。
 コンパニオン二十人とハードコンパニオンの代わりに阿南瑤子が乗せられてしまう。
 「閣下。海軍基地に向かいますか」
 艦隊参謀の大佐は目標を確認する。
 「潜水艦隊の指令と話し合おう」
 長官公室に食事とビールが用意されて浮上した潜水艦から久光大佐がクレーンで上がって来た。
 「前回海軍基地は全部爆撃しているのですね」
 「既に核攻撃で完全に破壊されていた。海中は大型爆弾で絨毯爆撃もした。だが其処にアメリカの影の政府の艦隊が潜んでいた可能性はある」
 天葛少将は執拗に爆撃したのである。
 「地上よりもっと海を爆撃すべきでしたね」
 艦隊参謀の大佐は陸上の破壊に手間を取りすぎたと言う。
 「こっちの艦隊が先行します。潜水艦が待機できる地形を片っ端から調べましょう」
 久光大佐は海中から調査に掛かると主張する。
 「それはそちらに任せよう。問題個所を指摘されたら爆撃する」
 そのままコンパニオンではなくハードコンパニオン代わりの阿南瑤子が引き出された。
 長官公室には天葛少将、艦隊参謀の大佐、久光大佐、飛龍と蒼龍の艦長の五人だけである。
 残りは会議室でコンパニオンを侍らせて宴会となっていた。
 阿南瑤子は恐怖に震えている。
 飛龍の艦長の手で服を脱がされた。
 海図を載せるテーブルに寝かされて大股開きで固定されてしまう。
 もうこのテーブルに海図を乗せることはない。今は全てモニターで行う。
 女躰を固定する為にフックが横に付けられていた。
 「ドテは綺麗に靡いているな。久光大佐これを剃毛してください」
 艦隊参謀の大佐が愉しみを勧める。
 飛龍の艦長は浣腸の準備をしていた。
 久光大佐は縫合糸を切る鋏で陰毛をカットする。陰毛はドテにベース上に整えられていた。
 大陰唇は綺麗に脱毛されている。
 阿南瑤子は五人の視線を避けで顔を逸らせたまま固まっていた。
 久光大佐は短くカットしてからT字剃刀を使う。
 飛龍の艦長はイルリガートルスタンドを運んで来た。
 栄養ボトルにグリセリン液を入れて氷を突っ込む。
 「えーーーー」
 阿南瑤子は氷を見て慄く。
 これでは強烈な痛みに苦しめられてしまう。
 久光大佐はねちねち剃毛を続けていた。
 「浣腸で苦しんでもらうからな」
 飛龍の艦長がねっちり口調で宣告する。
 「グリセリンよりビールが良くないか」
 天葛少将はさらに残酷な提案をした。
 飛龍の艦長は栄養ボトルの中身を捨てて氷とビールを入れる。
 「えーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子はさらに恐怖に叫んでしまう。
 「動くな!」
 久光大佐はまだ剃毛を行っていた。
 「ああ」
 阿南瑤子は辛そうな表情に固まる。
 そして浣腸に怯えながら剃られてゆくドテも凝視していた。
 久光大佐はドテを拭きながら入念に細かい剃り残しを処理する。
 「ドテの紅い皮膚が綺麗だな」
 天葛少将が剃り終わったドテを見て評価した。
 蒼龍の艦長が阿南瑤子の女の部分を広げる。
 阿南瑤子は表情を硬くしてその手元を睨む。
 艦隊参謀の大佐が膣口に指を突っ込んでしまう。
 「あはあ。ああ」
 阿南瑤子は嫌そうに顔を歪めて声を漏らす。
 艦隊参謀の大佐も反対側から指を突っ込む。
 膣口が強く広がる。
 「いやあーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーん」
 久光大佐は正面に回って覗く。
 阿南瑤子は数週間前この部隊の宴会で散々虐められた。
 今回は一カ月近い遠征である。五人全員がばらばらに別の機動部隊に乗せられた。
 阿南瑤子には地獄の一カ月となるのは想像に難くない。
 何故この部隊にばかり派遣されるのか堪らなく辛いと思う。遠征だから病院送りはない。
 一カ月病院送りにならない範囲で衛生兵が手当てする程度で陰湿な虐めを繰り返されると思う。
 蒼龍の艦長と艦隊参謀の大佐は執拗に弄り続ける。
 「あはああ。いやああ。ああーーー。あはあ。はあ。あふぁあ」
 阿南瑤子は強く躰を捩って藻掻く。
 「濡れて来たぞ。粕も出て来た」
 蒼龍の艦長が詰る。
 「いや。あはあーーーーーーん。あーーはあーーー。あふぁああーーーーー」
 阿南瑤子は表情を強く歪めて恥ずかしさと責めに堪えられず声を漏らす。
 気丈に見える美人顔が崩れればさらに責めたくなる。蒼龍の艦長と艦隊参謀の大佐はさらに指を奥深く入れて行く。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は強く仰け反ってさらに堪えられない声を上げてしまう。
 飛龍の艦長は二人が責める下から手を伸ばして栄養ボトルに繋がった腸カテーテルをアナルに突っ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーん」
 阿南瑤子は恐れていたものの侵入に叫ぶ。
 キンキンに冷えたビールが直腸に流れ込む。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーー。う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴になってしまった。
 蒼龍の艦長と艦隊参謀の大佐は膣から指を離す。
 「うふ、う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は腹の痛みに藻掻き続けた。
 栄養ボトルに氷だけ残ってビールは全部流れ込んでしまう。
 飛龍の艦長は腸カテーテルを抜いてアナル栓をねじ込む。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーん。いたいよーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は藻掻き痛みを訴える。
 天葛少将はビールを配った。
 飲みながら阿南瑤子の苦しむ姿を愉しみたい。
 「あはあーーーーーーーーーーーん。いたいですーーーーーーーーーーー。もうむりですーーーーーーーーーー。ああはああーーーーーーーーん」
 阿南瑤子はさらに藻掻き痛みを訴える。
 「お前の苦しみ顔が何とも嬉しいのだよ」
 飛龍の艦長は上から目線で苦しむ姿を見下ろす。
 「五分我慢しろ」
 艦隊参謀の大佐が宣告する。
 「むりーーーーーーーーーーーーーーーー。もうゆるしてーーーーーーーー。むりですーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は涙を溢れさせた。
 「よし。私のうんこを出す姿をじっくり見て下さいと言え」
 天葛少将が無慈悲な命令を出す。
 「ああ。わたしのーーーー。ああ。うんこをだすすがたを。・・・・・ううぐううーーーーーーーーーーー。じっくりみて。ううーーーーーーー。ください」
 阿南瑤子はもう恥も外聞もない。散々虐められ辱められた連中である。苦しみながらその通り言ってしまう。
 「少しは恥じらえよ」
 飛龍の艦長は詰る。
 「あーーーーーーーーーーーーーはやくーーーーーーーーーーー。いう通りにいったよーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーん」
 阿南瑤子は堪えられず涙を流しながら叫ぶ。
 艦隊参謀の大佐が海図台の前に水槽を置いて吸収シートを敷く。
 飛龍の艦長がアナル栓を抜いた。
 「うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうがああーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子のアナルからビールの匂いの混じった茶色い水が流れ出る。
 塊はない。
 「うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうわあああーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 苦しみ藻掻きながら表情を究極に歪める。強い呻き声を漏らしながら断続的に茶色い水を垂れ流した。
 大方が吸収シートに流れて水槽の底には泡混じりの茶色い液が溜まりになっている。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 まだ腹の痛みは治まらない。
 腹を捩って苦しみ続ける。
 天葛少将は長官公室の隣にある長官室の風呂に湯を出す。
 「一度解いてやれ」
 そして戒めを解く指示を出した。
 「十五分やる。俺の部屋で湯に浸かって来い」
 休憩を与える。
 飛龍の艦長と蒼龍の艦長に戒めを解かれた阿南瑤子は台から滑り下りて腹を押さえてよろめきながら浴室に向かった。
 「針銃は積んでないよな」
 天葛少将は艦隊参謀の大佐に確認する。
 「積んでいますがこの部屋では」
 「距離が足りないか」
 「そうですね。会議室のテーブルを片付けるか格納庫でないと」
 艦隊参謀の大佐は無理と言う。
 
 第六機動部隊は南アメリカに向かう。
 空母天城の会議室。
 こっちにはコンパニオン二十名の他に林由紀乃が乗せられている。
 林由紀乃も一カ月もの遠征に乗せられるとは思ってなかった。恐ろしい事態である。
 高手小手に縛られてる。
 その背中に付けたフックと片方ずつ膝上に掛けた縄に付けたフックの三本で天井から下がった三台のチェーンブロックに吊るされていた。
 吊るされている場所は大きな会議テーブルの真上である。
 乳房からテーブルまで五十センチくらいしかない。
 中尉の徽章が一人会議テーブルの上に乗って座り棘付きバイブで膣の中を責めていた。
 「うーーーーーーーーーーー。うふうーーーーーーーーーーーー。うふあはああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーー」
 何人かの将校が乳房などに手を伸ばして躰を弄っている。
 コンパニオンは会議室に居ない。全員が林由紀乃に集中する。コンパニオン二十人は配分された将校クラスの居住区で待機していた。
 自動操艦かつロボット操艦の空母だが従来の原子力空母同様に五千人くらいの居住区が設置されている。ロボットに居住区は要らない。
 将校用だけでも充分に余っていた。
 「うーーーーーーーーーーううーーーーーーーーーーー。うぐふうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃に棘付きバイブはなかなか耐えられない。
 完全に二十人の玩具にされていた。
 鞭も準備されているがまずは女の性を愉しむ。
 
 フィリピン海。
 第五機動部隊はインド洋に進路を取っていた。
 空母瑞鳳の会議室。
 二十人のコンパニオンを弄りながら夕食件飲み会の宴会である。
 この艦には森田紗椰が乗せられていた。
 森田紗椰も艦隊に一カ月の同行に不安の極致である。
 この艦隊は参謀の大佐が残酷と聞いていた。
 脅えながら控室で食事を摂る。
 艦隊参謀の大佐は高安芽衣を乗せて行きたかったが拒まれてしまった。
 ハードコンパニオンの一か月同行は堪えられないらしい。
 安曇佐那らには想定していなかった恐ろしい事態である。
 
 太平洋。第二機動部隊飛龍の長官公室。
 阿南瑤子は湯から出てバスタオルを巻いて来た。
 飛龍の艦長が用意した拷問椅子に乗せる。
 阿南瑤子の躰はさらに震えていた。
 飛龍の艦長と艦隊参謀の大佐が阿南瑤子の躰を拷問椅子に縄で固定する。
 針銃は使えないが長さ十センチの針が十数本と柄の細く作られた柄付針が五本用意された。
 阿南瑤子はそれを見てさらに震えてしまう。
 「これで乳首の下を十字に」
 艦隊参謀の大佐が久光大佐に十センチの針を二本渡す。
 久光大佐はその一本を翳した。
 「いやあーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は恐怖に顔を顰めて悲鳴を上げてしまう。
 久光大佐は左の乳首を抓む。
 「あ、ああーーーん」
 阿南瑤子は悲痛な表情でそれを見る。
 「この女は夕嵐に合流しようと唐津に向かって捕まった一人ですか」
 久光大佐は接してなかったので国営放送の記憶しかない。
 「そうだよ」
 天葛少将が答える。
 「夕嵐には困らされています。たっぷりお仕置きしたいですね」
 久光大佐も虐め心が滾り始めていた。
 左の乳輪の左側から突き刺す。
 「うーーーーーーーーーーーーー。うふうーーーーーーーーーーーーーーん」
 阿南瑤子は甲高い声で悲鳴を上げる。
 久光大佐は一気に針を乳輪の右側に突き抜けさせた。
 「あーーーーーーーーーーーああーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は悲痛な表情を振って悲鳴を漏らす。
 久光大佐はもう一本針を下に先端を向けて翳した。
 左の乳輪の上から突き刺す。
 「うーーーーーーーーーーふーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子はまた甲高い悲鳴になる。
 久光大佐は一気に下に刺し貫いた。
 「あーーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーん」
 阿南瑤子は今にも泣きそうな表情で悲鳴を漏らす。
 艦隊参謀の大佐がスタンガンを差し出した。
 久光大佐はそれを受け取ってスイッチを入れて試す。
 ビリビリ。
 音が出るタイプである。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーん」
 阿南瑤子はヒステリックな声を上げてしまう。
 久光大佐はスタンガンを斜めにして十字に刺した針の両方に端子を片方ずつ当てる。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は強烈に悲鳴を上げた。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーー。いたーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーー。い、いいたいーーーーーーーーー」
 叫び続ける。
 久光大佐はある程度悲鳴を愉しんで一度スタンガンを離す。
 「あふぁああーーーーーーーーーー。あ、ああはああーーーーーーーーん。ああ。ああ。ああ。いたいよーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は涙こそないが泣き言を訴える。
 「もっと悲鳴を愉しませろ」
 飛龍の艦長はそう言って久光大佐を促す。
 久光大佐はもう一度スタンガンのスイッチを掴んで端子を針に当てる。
 「あーーーーーーーーーーーーーがふぁあーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーいたいーーーいたいいーーーいたいいーーー」
 阿南瑤子は喚き続けた。
 久光大佐は気丈そうな女の表情を崩して喚き叫ぶ姿を暫く堪能してスイッチを離す。
 「がふぁあーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 阿南瑤子は荒い息遣いで藻掻き続けた。
 「今度はこの部分を一本の針で縫うように刺してください」
 艦隊参謀の大佐が久光大佐に拷問椅子に大股開きになった阿南瑤子の股間を指さして次の拷問を勧める。
 久光大佐は針を受け取って拷問椅子の前にしゃがんで針を翳す。
 「い、いいやああーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいですよーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は堪らず辛さを訴える。
 久光大佐は容赦なく阿南瑤子の小陰唇を二枚合わせて指先で抓む。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 阿南瑤子の表情は恐怖に凍り付く。
 久光大佐は小陰唇を斜めに貫いた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子から悲鳴が上がる。
 久光大佐は続けて反対側に二枚合わせて抓んだ小陰唇を引っ張って針の向きを変えて逆方向に突き刺す。
 「ふぐうーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーあはああーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子はさらに強い悲鳴を上げてしまう。
 小陰唇は焼き鳥の串刺しのように刺し貫かれた。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーん。いや。いや。いやああ」
 際限のない虐めである。阿南瑤子は堪えられず喚き続ける。
 艦隊参謀の大佐は久光大佐を見てスタンガンを指さし股間の針を指さす。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は無駄と判っても叫ぶしかない。
 久光大佐は小陰唇を貫いた針の根元にスタンガンの端子を当ててしまう。
 「あうーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーぐうーーーーーーーーーいたいーーーーーー」
 また阿南瑤子の表情が破裂する。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーん。いたいーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーー。いたい。いたい。いたいーーーーーーー」
 久光大佐はスタンガンのボタンを押したり離したり阿南瑤子の表情を破裂させた悲鳴を愉しむ。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーん。いたいーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーー。いたい。いたい。あ、ああーーーーーーん」
 阿南瑤子は大口を破裂させて喚き続けた。
 飛龍の艦長が柄付針とクスコを翳す。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 阿南瑤子は恐怖に凍った表情をさらに破裂させた。
 膣の奥に柄付針を刺されてしまうと直ぐに分る。
 久光大佐はスタンガンを離す。
 蒼龍の艦長が小陰唇の針を抜く。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は抜く痛みにも悲鳴を上げる。
 飛龍の艦長が阿南瑤子の膣にクスコを突っ込む。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は恐怖に怯えた顔を振って拒絶する。
 「この部屋では針銃が使えないからこの柄付針だ」
 天葛少将が宣告した。
 「・・・・・」
 阿南瑤子は恐怖に怯えるだけである。
 飛龍の艦長はクスコを目一杯広げて奥まで露にした。
 「病院送りにできないので子宮口の中は外してください」
 艦隊参謀の大佐がそう言って久光大佐に柄付針を渡す。
 「ふぅあーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は辛そうな声を漏らしてしまう。
 飛龍の艦長はクスコにカテーテルカメラを接続して内部を照らしてモニターに反映する。
 紅い子宮頸部の盛り上がりがモニターにくっきり拡大された。
 久光大佐は艦隊参謀の大佐の注意を考慮して盛り上がりの中腹を狙う。
 一気に突き刺した。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 阿南瑤子から強烈な悲鳴が上がって涙の玉が浮く。
 続いて飛龍の艦長が柄付針を抓んだ。
 久光大佐が子宮頸部の盛り上がりの左下に刺したので右下中腹を狙う。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は甲高い悲鳴を上げる。
 蒼龍の艦長が三本目を抓む。
 三本目はかなり刺しにくい。
 蒼龍の艦長は最初の二本を一気に抜いてしまう。
 「うぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 子宮頸部から僅かな血の玉が浮き出た。
 阿南瑤子は涙目で蒼龍の艦長を見る。
 だが容赦はない。蒼龍の艦長は子宮口の淵すれすれに突き刺した。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は悲鳴を上げながら号泣の涙を溢れさせる。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 泣き続ける。
 「あと二本だ。耐えろ」
 艦隊参謀の大佐が柄付針を翳す。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはん。あはん」
 阿南瑤子は泣きながら首を振って拒絶姿勢である。
 艦隊参謀の大佐はクリトリスを剥く。
 「あーーーーーーーーーーあふぁあーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は恐怖に甲高く滲んだ悲鳴を上げた。
 艦隊参謀の大佐はクリトリスの膨らみに柄付針の先端を軽く当てる。
 「あーーーーーーーーーーあはーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子から涙が溢れた。
 艦隊参謀の大佐はそれを見下ろして一気に突き刺す。
 「ぎゃあ、あーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いたいーーーーーーーーよーーーーーーーー」
 阿南瑤子からさらに号泣の涙が溢れる。
 天葛少将が最後の一本を抓んで翳す。
 「・・・・・」
 阿南瑤子は涙を溢れさせながら恐怖に怯えた顔を強く逸らせる。
 天葛少将は子宮口の淵すれすれに刺さった一本を抜く。また血の玉が小さく浮き出た。
 クスコも抜いてしまう。
 小陰唇を指で開いて尿道の亀裂を剥き出す。
 さらに尿道の亀裂の左右を指で開くように押した。
 内部の粘膜の割れ目が広がる。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 阿南瑤子から泣き悲鳴が上がった。
 天葛少将は尿道の亀裂の中から盛り上がった小さな粘膜の一角に付き刺してしまう。
 「うふうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふう、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は強烈な甲高い悲鳴になる。
 「あーーーーーーーーーあはん。あはあーーーーーーーーーーん。もういたいですーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーん」
 さらに号泣の涙を溢れさせた。
 「お前。飛んで来るよりましだろ」
 艦隊参謀の大佐は針銃に比べたら軽微だという。
 「そうだけどおーー。辛すぎます」
 阿南瑤子は泣きながら訴える。
 久光大佐が潜水艦に戻って今夜は終了したがキャビンに戻って阿南瑤子は泣き続けた。
 
 福岡。永井美幸の部屋。
 今日は吉村江梨子と二人とも献身婦の客で終わって食事兼呑みタイムである。
 献身婦でさえやりたくはない。
 小川純太から医者と管理事務所の男を連れて指名されてから恐怖と鬱憤が溜まっていた。
 「第三機動部隊を残して全部の艦隊が遠征に出たって」
 吉村江梨子が朝に見た帯広スタジオからの放送を思い出して呟く。
 「そうらしいね。あまりよく聞いてなかった」
 「アメリカとカナダの潜水艦が現れたので爆撃のやり直しだって」
 「艦隊が前部出て行ったって放送したら夕嵐に聞こてないのかな」
 「唐津には聞こえるから筒抜けじゃない」
 「夕嵐が天昇の間を襲わないかな」
 「ね」
 「四人の首脳が死んだら状況変わるかな」
 「どうだろう。変わって欲しいけどね」
 「もう堪えられない。あと五年だよ」
 「私は六年よ」
 「今日の客だってあそこに指を突っ込んで広げるんだよ。ねっちり弄られて」
 「諦めた心算でも辛いよね」
 「指で弄られるのって嫌だよね。あれで五千円のチケットプラス五千円だよ。SM受けないと足りないよ」
 「それを受けたらあいつ等だものね」
 「そうだよーーーーーーーーーー。泣き面に蜂だよ」
 「いくら三十万になっても」
 「でも今度三十五歳になったら年金だけよ。一般ラウンジで食事するしかないよ」
 「ああ。そうだよね」
 吉村江梨子も判ってはいた。言われると一気に不安が蘇る。
 二人は既に350mlと雖も十缶も空けていた。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 津梨清吉のカウンターが出されて夕食の寿司が握られる。
 その背後の大きな窓からは夕暮れ迫る南の島が美しい。
 破壊された五号棟は綺麗に改修が終わっていた。
 「葛城君。機動部隊と潜水艦隊を大方遠征させてしまったが防備は問題ないのか」
 平佐和は無防備になったと心配している。
 「機動部隊は一個で充分です。福岡からも出せます。潜水艦隊は新鋭艦は残しています」
 「真紀子さんそうなのか」
 「はい」
 真紀子も涼しい表情である。
 溝口明日香中佐はカウンターの隅に座って護っている。
 井上貴江中佐以下四名が部屋の奥と入口を護っていた。
 突然イージス艦江風の艦橋とモニターが繋がる。出たのは上野愛菜海軍大尉である。
 「フランスの潜水艦に搭載されていたと思われる小型潜航艇を拿捕しました。女性隊員が二人乗っています」
 上野愛菜海軍大尉らはアメリカの大型潜水艦を破壊した並びの海域を爆撃して海底調査を行っていた。
 第三機動部隊からイージス艦江風を一時貸与している。
 「外国人」
 真紀子が確認した。
 「そうです。フランス人とアメリカ人です」
 捕まったのはイヴェット中尉とサリー少尉である。
 「どうして捕まえられたの」
 「アメリカの大型艦の沈没現場に向かっていたと思われます。小型ロケットでスクリューを破壊して拿捕しました」
 「その小型潜航艇はどうしました」
 葛城義和が確認する。
 「江風に引き上げて積んでいます」
 「分かった。江風をこっちに向わせて。それから生方からジェットヘリを借りて二人をこっちに移送して」
 真紀子が指示を出した。
 「畏まりました」
 
 福岡。一般のラウンジ。
 小滝橋佳苗中尉は太刀川俊二を探している。
 「太刀川ですか」
 山賀元一曹が気付いて声を掛けた。
 「山賀さん。そうです」
 小滝橋佳苗中尉はやや急いでいる。
 山賀元一曹が席まで案内した。
 「これから出発できます」
 今回は行き成り要求する。
 太刀川俊二は永井元一曹と山賀元一曹に仕草で確認した。
 「良いですよ」
 了解して直ぐに出発する。
 小滝橋佳苗中尉は一番近い福岡を選んだのである。
 
 娼国。五号棟四階の拷問部屋。
 真紀子と葛城義和が先に入っていた。
 「一人がアメリカ人ならアメリカの影の政府の生き残りが合流したのはこれで確定ね」
 「間違いないでしょう」
 「拷問しても喋らないという見解ね」
 「そうでしょう。しゃべれば残りが全滅です」
 「夕嵐じゃないから痒み責めで行く」
 「ここ迄爆撃して戦火がない以上は唐津の地下に居ると思います。拷問して夕嵐とフランス、アメリカの艦を誘き出した方が」
 「そう」
 「夕嵐とフランス及びアメリカの潜水艦を洋上で片付ける方が良いです。吐かせて唐津に乗り込むのは」
 「そうね。食料が唐津から得ている以上そっちの市民も巻き込むわね」
 「軍だけ片付けて唐津は世代が絶えるのを待つべきです」
 「それじゃ太刀川に任せて見物ね」
 「そうしましょう」
 先に撮影のクルーが到着した。
 そして上野愛菜海軍大尉らがイヴェット中尉とサリー少尉を移送して来る。
 「ああ日本の元総理」
 サリー少尉は以前にニュースで見て葛城義和を覚えていた。そして日本語が喋れる。唐津で通訳も行っていたのである。
 「そうよ。今は娼帝國国家顧問です。そして私が娼国主席の北嶋です」
 真紀子が自ら名乗ってしまう。
 ロボット兵が二人の身柄を預かる。
 上野愛菜海軍大尉らは引き上げた。
 「サリー少尉はアメリカ人だね」
 葛城義和が確認する。
 「はい」
 サリー少尉は憮然と答えた。
 「もう一隻アメリカ影の政府の潜水艦は何処に行ったの」
 真紀子が無駄と承知しながら詰問する。
 「貴方々が行き成り攻撃してくるので答えられません。何故行き成り攻撃するのですか」
 サリー少尉も判っていて抗議した。
 「二度と戦争が起こらないように日本民族以外を地球上から撲滅する為よ。核を持つ国が自らの核に亡びたの。そしてリベラルと言う黴菌の駆除よ」
 真紀子は含み哂いを浮かべて言う。
 「核戦争を起こしたのはこの国ですか」
 サリー少尉は食い下がる。殺されることは既に覚悟していた。
 「娼国にもR国にも核は装備されていない。これまでの核保有国の核が全世界を破壊した」
 今度は葛城義和が断言する。
 「そのトリガーを突いたのは娼帝國でしょう」
 「北朝鮮だ」
 葛城義和はここも認めない。
 「夕嵐の連中からそんな風に聞いたのね。あの連中の憶測よ」
 これでサリー少尉らが夕嵐と一緒に居た事が確認されてしまった。
 「仁延頴娃は北朝鮮とR国の二重スパイですね」
 サリー少尉は失言に気付いたが突っ込む。
 「違う。北朝鮮が日本に送ったスパイだ」
 葛城義和はここも否定する。
 「イヴェット中尉。貴女はフランス人ね」
 真紀子が確認した。
 「そうです」
 イヴェット中尉も唐津である程度日本語を覚え始めていた。
 「あとフランス人はどれだけ居るの」
 「居ません。貴女方が爆撃で全部殺してしまった」
 イヴェット中尉は怒りを吐き出してしまう。
 「艦が二隻残っている筈だが」
 葛城義和が小日向奈央元少尉が白状した内容を確認する。
 「艦は二隻残っている。アメリカの乗員が使っている」
 イヴェット中尉も簡単に言ってしまった。
 その時小滝橋佳苗中尉のヘリが屋上に着く。
 太刀川俊二らが一緒に降りて来た。
 「外人」
 太刀川俊二は瞬間驚いて口にしてしまう。
 「そうよ。夕嵐を誘き寄せる為にたっぷり拷問して頂戴」
 真紀子がきっぱり要求した。
 イヴェット中尉とサリー少尉に戦慄が奔る。
 「どっちから」
 永井元一曹が太刀川俊二に先にどっちから掛かるか確認した。
 太刀川俊二はサリー少尉を差す。
 山賀元一曹と永井元一曹の二人で先にイヴェット中尉を拷問椅子に革の拘束具で仮の固定をしてしまう。
 「着衣のまま十字架に磔ろ。どうせ戦闘服だ切ってしまえば良い」
 太刀川俊二が二人に指示する。
 真紀子と葛城義和は太刀川俊二らとスタッフに任せて天昇の間に引き上げてしまう。
 小滝橋佳苗中尉とその部下もヘリで新青森に向かった。
 続いて山賀元一曹と永井元一曹はスタッフが運んで設置してくれた十字架にサリー少尉の躰を押し付ける。
 両方の手首から二人で片方ずつ縛り始めた。
 軍人である暴れたら危険なのでロボット兵が直ぐ後ろに待機する。
 手首、肘、二の腕を縛ってから山賀元一曹が左脚を十字架の縦の柱の根元に縛った。
 永井元一曹は右脚の脚首に重りを繋いだ金属の拘束具を巻く。
 右脚は動くがある程度になる。
 スタッフが差し出す鋏で二人はサリー少尉の戦闘服を切ってしまう。
 「うおーー」
 サリー少尉は強烈な表情で山賀元一曹を睨む。
 永井元一曹は下から戦闘服のズボンを右側から切り落として左の脚元に落とした。
 それも切って完全に抜き取る。
 山賀元一曹は上着のフロント部分を切って肩の部分を切り落とす。
 上半身はブラが丸出しになり下半身はショーツ一枚である。
 
 唐津。洞窟の中の桟橋。
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦の会議室。
 「大変です。イヴェット中尉とサリー少尉が娼帝國に捕まりました」
 娼帝國の放送を確認していた逢見由愛元少尉がマイクで洞窟内に知らせた。
 どの艦もテレビに集中する。
 ハル大佐は夕嵐の艦に来た。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉が全裸で十字架に磔になっている。
 「戻るのが遅いと思っていたら」
 田川真琴元中尉も心配し始めていた。
 「これは見たことのない場所だよ」
 吉丘蓮実元中尉は背景から場所が特定できない。
 「これ私達が破壊した南の島の五号棟の四階を新設したのじゃ」
 田川真琴元中尉はそう推測した。
 「可能性はあるね」
 吉丘蓮実元中尉も認める。
 「どうする」
 「まだ潜水艦は此処から出られないよ」
 「あと一週間」
 「う、ううーーーーーーーーーーーーーーーん」
 浜田佳美元中尉は悔しそうにテーブルを叩く。
 「あの二人は拷問に耐えられないよ」
 「そうだよ」
 田川真琴元中尉も青い表情である。
 「とにかく洞窟の出口が完成するまでに作戦を考えましょう」
 吉丘蓮実元中尉は席に落ち着く。
 田中一美元特務中尉が夕食を運んで来た。
 カレーと焼売、ライス、サラダである。
 ハル大佐はテレビの画面を見ないで固まってしまった。
 
 画面では太刀川俊二が鞭を構える。
 先端が細長い一本鞭である。
 斜め横の位置から乳房を二つ並べて横に薙ぐ。
 「うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉の躰は強く震撼して重りの吊るされた右膝をくの字に蹴って強く暴れた。
 「うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 痛みに躰は震えている。白く肌理の細かい乳房に生々しい蚯蚓腫れが浮く。乳輪と乳首の紅は薄い。
 太刀川俊二は続けて鞭を構える。
 「ふふぁあーーーーーー」
 サリー少尉の顔に恐怖の戦慄が奔る。
 太刀川俊二は同じ位置からもう一発叩く。
 「うふぁおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉の躰は痛みに強く震撼した。重りの吊るされた右膝がまたくの字に蹴るように突き出る。
 「うふぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に顔を振って藻掻く。躰は痛みにぶるぶる震える。
 一発目の痕は蚯蚓腫れが紅く滲んでいた。それを斜めにクロスして二発目の蚯蚓腫れが浮く。
 
 「サリーあれじゃ耐えられないよ」
 小日向奈央元少尉はサリー少尉の鞭の痛みが分る。自分ら工作員は耐えるがサリー少尉には耐えられないと思う。
 「太刀川の奴。手加減なく叩いているよ」
 吉丘蓮実元中尉が画面の太刀川俊二を睨んで呟く。
 「南の島の方が防備が柔らかい。奴らは私達を誘き出そうとしているよ」
 田川真琴元中尉の見解である。
 
 画面では永井元一曹が鞭を受け取る。
 太刀川俊二と同じ位置で横に構えた。
 サリー少尉は永井元一曹を睨む。
 永井元一曹も二本の鞭の痕が紅く滲んだ乳房を横に薙ぐ。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉は大口を破裂させて声を上げる。
 躰は強烈に震えていた。僅かに突き出した膝を揺すって藻掻く。
 「あふぁあーーーーーーーーー。あ、ああ。ああ。あはあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いで躰はガタガタ震える。
 永井元一曹は同じ角度でもう一発構えた。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーー」
 それを見てサリー少尉の顔が震える。
 永井元一曹は力を込めて乳房を横に薙ぐ。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉の躰は一瞬身構えて固まり強烈に震撼した。
 「ぐわあーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ」
 目から泪が溢れる。
 
 「ああ。おっぱい凄い状態よ」
 田中一美元特務中尉が叫ぶ。
 サリー少尉の乳房は紅く滲んだ鞭の筋が複雑に絡んで無残極まりない。
 「おお。サリー。どうすれば良いのだ」
 ハル大佐は顔を覆って藻掻く。
 「まず出口の確保です」
 吉丘蓮実元中尉はきっぱり答える。
 「どうやって警備の硬い島に」
 ハル大佐は狼狽えてしまう。
 「それは私達元工作員が考えます」
 吉丘蓮実元中尉はきっぱり言い切ってしまった。
 
 娼国。五号棟四階の拷問部屋。
 サリー少尉は乳房を三人に六回叩かれて色白の肌にさらに鞭の紅い筋が滲んでいた。
 永井元一曹と山賀元一曹の二人で右脚の重りを外す。そして脚首に縄を掛けて持ち上げる。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉は悲鳴を上げた。
 そのまま十字架の横柱の右端に縛り付けてしまう。
 女の部分が丸出しになってしまった。
 「ああ。あふぁあ。ああ」
 恥ずかしさに震える。
 吊るし上げられた右脚をくの字に曲げて蹴って藻掻く。
 ドテの陰毛は栗色である。
 太刀川俊二はそれを電気剃刀で剃ってしまう。
 「あ、あ、ああ」
 サリー少尉は悔しそうにそれを見下ろす。
 整えられていた陰毛なので僅かな時間で剃ってしまう。
 永井元一曹が鞭を渡す。先端が長方形の革二枚重ねた一本鞭である。
 「はあーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉はそれを見て慄く。
 太刀川俊二は今度はアンダーに構えた。
 「あーーーーーー。ふふぁあーーーーーーーーー」
 サリー少尉は曝け出された局部を叩かれると悟ってさらに怯えた声を漏らす。
 太刀川俊二は斜め下から女の部分を叩き上げる。
 「ぐおーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐう、わあ、あああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉の顔は大口が破裂した。吊るされた右脚を強く蹴る。
 「ぐう、ぐが、がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に藻掻く。
 何度も右脚を蹴る。
 「あふぁあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いで震え続けた。
 太刀川俊二はもう一発構えた。
 「あーーーーふぁふぁふぁーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉は恐怖に慄き声を上げてしまう。
 太刀川俊二は容赦なく叩きこむ。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがふぁああーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉は強烈に藻掻き暴れる。
 そして失禁してしまう。
 
 夕嵐の潜水艦の会議室。
 ハル大佐はフランスの艦の艦長室に引き上げてしまった。
 「酷い。可愛そう。漏らしちゃったよ」
 黒田穂美元少尉は堪らず叫ぶ。
 「あの叩き方は物凄い痛いよ」
 小日向奈央元少尉も痛みを忘れてない。
 「イヴェット中尉は」
 田中一美元特務中尉がイヴェット中尉の存在を気に掛ける。
 「拷問椅子に磔にされて口にガムテープ貼られていたよ」
 田川真琴元中尉が覚えていた。
 日本酒が枡で配られて?み続けている。
 唐津の生け簀で養殖した魚を刺身でつまみにしていた。魚を下すのも田中一美元特務中尉である。
 「ランドセルドローンで一気に突っ込む」
 小日向奈央元少尉は南の島だから空中から突っ込むと言う。
 「無理よ津島らが屋上に構えているよ」
 田川真琴元中尉が注意する。
 「先に囮の人形をランドセルドローンで突っ込ませて下から行く方が」
 浜田佳美元中尉の意見である。
 「機動部隊は生方だけ。潜水艦は新鋭艦が五、六隻だと思う。井上は天昇の間だから南の島は津島だけだと思う」
 田川真琴元中尉はそう状況判断する。
 「津島をどうやって躱すかね」
 吉丘蓮実元中尉はそれが問題と言う。
 
 娼国。五号棟四階の拷問部屋。
 サリー少尉の失禁尿をスタッフが掃除していた。
 永井元一曹と山賀元一曹がサリー少尉をクロロホルムで眠らせる。そして十字架から降ろす。
 そのまま拷問椅子に固定した。
 続いてイヴェット中尉に掛かる。
 拷問椅子に革のベルトで仮固定していたのを縄できっちり固定してしまう。
 太刀川俊二は針銃をセットしていた。
 イヴェット中尉には鞭ではなく針銃を使うらしい。
 太刀川俊二は拷問椅子の固定状態を確認する。
 そしてクスコを突っ込む。
 そこで口のガムテープを剥がす。
 「ふふぁあーーーーーー。ああ」
 イヴェット中尉は太刀川俊二を睨む。
 太刀川俊二は永井元一曹から撃たせる。
 モニターに膣の奥が拡大された。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉はそれを見て悲鳴を上げてしまう。
 永井元一曹は子宮口の割れ目のぎりぎりを狙う。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉はさらに恐怖の悲鳴を上げる。
 永井元一曹はスイッチをクリックした。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 針は狙い通り子宮口の亀裂のぎりぎりに命中する。
 「う、うぐ、ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉は強烈な悲鳴になってしまう。
 そして確り固定された躰を迫り上げんばかりに藻掻く。
 「がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な痛みに悲鳴を絞り出す。
 「あふぁあーー。あふぁあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 痛みに震え続けた。
 太刀川俊二はピンセットでクスコの奥に刺さっている針を抜き取る。
 「う、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉の躰は抜く時の痛みに微妙に震えていた。
 山賀元一曹が針銃に掛かる。
 「あーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉は日本語で叫ぶ。
 山賀元一曹は左の乳房に照準を合わせた。乳輪の縁すれすれを狙う。
 モニターに拡大されると乳輪の縁に黒子が確認された。
 その黒子に照準を合わせる。
 
 夕嵐の潜水艦の会議室。
 「あれは針銃よ。酷い」
 浜田佳美元中尉が叫ぶ。
 「痛いよ」
 中依美緒元少尉も悲痛そうに言う。
 「でもこけ脅しよ。病院では消毒で終わり。致命傷にはならない。鞭の蚯蚓腫れの方が暫く痛いよ」
 小日向奈央元少尉の見解である。
 「でも喰らった時は凄い衝撃よ」
 田川真琴元中尉はイヴェット中尉の衝撃を思う。
 「私達。順調に行ってあと一週間は此処から動けないよ」
 小日向奈央元少尉はもどかしい。
 
 娼国。五号棟四階の拷問部屋。
 山賀元一曹がスイッチをクリックした。
 バスーーーーーーーーーー。
 針は狙った黒子を付き刺す。
 「う、うう、うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉は顔を振って藻掻く。
 「やめろーーーーーーーーーーーー」
 また日本語で叫ぶ。
 次は太刀川俊二が針銃に掛かる。
 モニーターに映ったスコープを動かした。
 もう一度クスコに戻す。
 「やめろーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉はもう一度叫ぶ。
 太刀川俊二はイヴェット中尉の前に向かう。
 そしてクスコの向きを横にする。
 「やめろーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉は太刀川俊二に向かって叫ぶ。
 太刀川俊二はビンタする。
 「うぐうーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉はビンタの屈辱にさらに叫んだ。
 太刀川俊二はそのまま針銃に戻る。
 クスコの二枚の嘴の谷間に嵌まり込んだ尿道の亀裂を狙う。
 その部分がモニターに拡大された。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 それを見てイヴェット中尉から悲鳴が上がる。
 太刀川俊二は構わずスイッチをクリックした。
 バスーーーーーーーーーー。
 「うご、おーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉の躰は引くように固まる。
 「ぐうう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な痛みに表情を破裂させて悲鳴を絞り出す。
 「ぐう、うう、うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーー。う、ううぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐううーーーーーーーーーーー」
 表情を強烈に絞って藻掻き続ける。
 「あはああーーーーーーーーーーーーん。あはん。あはん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあ。はあ。はあ。はあ」
 痛みに震え続けた。
 目は潤んでいるが泣くのは抑えている。
 また永井元一曹が針銃に掛かった。
 スタッフがもう一台針銃を準備する。こっちはサリー少尉の拷問椅子の正面に設置された。
 「あっちは一発で良い。こっちの女が漏らすまでやる。それから逝き顔を晒させる。一日置きに交代で拷問するらしい」
 太刀川俊二は二人に説明する。
 「夕嵐を誘き出す為ですね」
 永井元一曹も理解した。
 「逝き顔はどうやって」
 山賀元一曹が確認する。
 「痛みをたっぷり与えて失禁の辱め。そのあと痒みだ。今回は電マとドリルバイブで良かろう。夕嵐が悔しがる」
 「そうですね」
 山賀元一曹がにんまり納得した。
 永井元一曹がイヴェット中尉に二回目を準備する。
 膣天井部が覗いているので画像を拡大して一番敏感な部分を狙う。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉はモニターに映った照準を見て叫ぶ。
 永井元一曹はやや興奮しながら加虐心を込めてスイッチをクリックする。
 バスーーーーーーーーーーーーーー。
 針はイヴェット中尉の膣天井部の粘膜を薄く抉るように刺さった。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉の顔は大口が破裂して強烈な悲鳴が上がる。
 「ぐうわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうわあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に躰が震撼した。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 そして失禁してしまう。
 「はああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 涙が溢れ出る。
 太刀川俊二の一つ目の目論見は達成である。
 既にスタッフがボウルに山芋の汁を用意していた。
 太刀川俊二がイヴェット中尉の乳房の黒子に刺さった針からピンセットで抜いてしまう。
 「う、ぐ、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉の乳房から血の玉が浮く。直ぐに壊れて白い皮膚に細く一本の線となって流れる。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーー」
 抜く時も痛いがさらに血に慄いていた。
 太刀川俊二は続いて尿道の亀裂の淵に刺さった一本を抜く。
 「うふうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉は強烈に痛そうである。
 「次はもっと痛いかな」
 太刀川俊二は含み哂いを浮かべてイヴェット中尉の顔を覗く。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉は怒りと恐怖の混じった表情で見返す。
 太刀川俊二は床に片膝を着く。
 ペンライトで照らしてピンセットを突っ込んで膣天井部に刺さった針を抓む。
 「ぐ」
 一気に引っ張る。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ふぐうーーーーーーーーーーーふうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉は強烈に甲高い悲鳴を上げた。
 「あふぁあーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーふぁあ。ふぁあ。ふっふぁ」
 また目から泪が溢れた。
 太刀川俊二はそれをじっくり愉しみながらクスコの奥にスポイトで山芋の汁を流し込む。
 そしてクスコを抜いてしまう。
 「あはあ。はあ。はあ。はあ」
 イヴェット中尉は荒い息遣いを続けた。
 顔は既に涙に濡れてぐちゃぐちゃである。
 太刀川俊二はそのまま暫く放置する。
 山賀元一曹がサリー少尉に掛かった。
 太刀川俊二は拷問椅子に磔にされて眠ったままのサリー少尉の膣にクスコを突っ込む。
 髪を掴んで顔をビンタする。
 一発。二発。三発。
 「ふふぁあ」
 サリー少尉は意識を戻した。
 山賀元一曹が針銃の照準を膣の奥子宮口の淵ぎりぎりに合わせる。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉はモニターに映った膣内部の照準を見て悲鳴を上げた。
 山賀元一曹がスイッチをクリックする。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 針はクスコの奥へ。子宮口の淵に突き刺さった。
 「うぐ、う、うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉の顔は一気に破裂する。強烈な悲鳴を上げてしまう。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああん。ああ。ああ」
 躰はガタガタ震えた。
 今度は永井元一曹がピンセットでサリー少尉の子宮口から淵の針を抜く。
 「ふ、ふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉は抜く衝撃に甲高い悲鳴を上げてしまう。
 抜いたところから血の玉が浮き出す。それが膣の中で壊れて流れた。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 それを見てさらに悲鳴を上げる。
 太刀川俊二がスポイトで山芋の汁をクスコの奥に注入した。
 そしてクスコを抜いてしまう。
 こっちも放置である。
 スタッフが生ビールを用意していた。
 太刀川俊二らはそれで一息乾杯する。
 スタッフが要求されたドリルバイブと電マを準備していた。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 津梨清吉は引き上げてカウンターには溝口明日香中佐が立っている。
 平佐和はルームに引き揚げた。
 湯野中はT市である。
 カウンターには真紀子と葛城義和だけであった。
 「このくらいやったら夕嵐の連中もう落ち着かないのじゃない」
 真紀子は満足そうに言う。
 「そうですね。このあと太刀川らはドリルバイブで逝き顔を晒させるでしょう。夕嵐の連中は悔しさに憤懣やるかたなきでしょう」
 「そうね」
 真紀子はさらに笑顔になる。
 葛城義和は相変わらずビール。真紀子はスパークリングワインである。
 「明後日くらいから南の島の警備体制を整えて貰いましょう」
 「そうね。まだ来ないとは思うけど」
 「機動部隊も潜水艦隊も今のままの配置で行きましょう。奴らを乗り込ませて捕らえる方向で」
 「そうね。中元の部下が吉丘蓮実を拷問したがっているからね」
 「そうですか」
 葛城義和らも洞窟の出口が埋まって潜水艦が出られないことは想定されてなかったのである。
 
 娼国。五号棟四階の拷問部屋。
 太刀川俊二らは生ビールを三倍くらい飲み乾していた。
 「そろそろ藻掻き始めました」
 永井元一曹がイヴェット中尉の情況を見て言う。
 「良し二人そっちに掛かれ」
 太刀川俊二が指示した。
 永井元一曹がドリルバイブを持つ。
 山賀元一曹は電マを持った。
 「痒いだろう」
 永井元一曹がイヴェット中尉の顔を覗き込んで言う。
 「うぬーーーーーーーーーーーー。なにした」
 イヴェット中尉は苦しみながら怒りを吐き出す。
 「山芋の汁をお膣に流し込んだのよ。これが日本の特高警察の時代から効き目がなかなかでね」
 「うぬーーーーーーーーーーーーー」
 「これで掻き回してやるよ」
 永井元一曹はドリルバイブの疑似男根にローションの代わりに山芋の汁を塗ってしまう。
 「え、えっ」
 イヴェット中尉はドリルバイブを見たことがない。
 永井元一曹がイヴェット中尉の膣にドリルバイブを突っ込む。
 「あはーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉の躰は強く捩る。
 永井元一曹はスイッチを入れた。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーー。あは。あは。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉の躰は一気に震撼する。
 山賀元一曹がクリトリスの包皮の上から電マを当てた。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー。あは。あは。あはあ。あはーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉の躰は腰を迫り上げ前後にローリングする。
 ドリルバイブと電マの責めには全く抵抗できない。
 そして強烈な痒みから逃れんとドリルバイブの責めによる刺激に粘膜を晒してしまう。
 腰は震撼して股間は痙攣していた。
 「あは、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 躰は強烈に弾ける。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 一度躰は拷問椅子に沈むが直ぐに震撼し始めた。
 「あーーーーーーーーーーーあはーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 一気に表情は軋む。
 永井元一曹も山賀元一曹も同じ体制のまま責め続ける。
 イヴェット中尉は何度も逝き顔を晒した。
 永井元一曹と山賀元一曹は何処までも責め続ける。
 イヴェット中尉は遂に白目を剥いてしまう。
 これで放送は時間切れとなってしまった。
 
 翌日。新青森。
 管理棟の屋上。
 ジェットヘリが降りて来る。
 小滝橋佳苗中尉が當間五郎らを迎えに来たのである。
 五人は今夜から娼国仁川ホテルに泊まって待機する。拷問は明日である。
 
 福岡。
 吉村江梨子はまた小川純太らにハードコースで指名されてしまった。
 管理事務所の小崎信二と病院の医師藪坂浩司も一緒である。
 どんなに辛くても行くしかない。
 まず自分の部屋でシャワーを使う。膣の奥まで入念に洗った。憂鬱感に包まれながら比較的新しい下着を着ける。
 永井美幸に声を掛けてプレイルームに向かう。
 三人は料理を注文して飲みながら待っていた。
 吉村江梨子の全身に緊張と恐怖の戦慄が奔る。
 奥の方で針銃がカバーを掛けて置かれているのも確認した。
 さらに恐怖の戦慄が奔る。
 小川純太と小崎信二が両側から肩を掴んで拷問椅子の前に連れて行く。
 そこで全裸にされて拷問椅子に磔にされてしまう。
 藪坂浩司が医療用手袋を掛けて滅菌梱包から尿道カテーテルを取り出す。
 「・・・・・」
 吉村江梨子は小水は出がけに出して来た。
 藪坂浩司は指で小陰唇を広げる。
 剥き出しになった小さな尿道の亀裂に尿道カテーテルの先端を差し込む。
 「あ、ああ」
 吉村江梨子は眉間に皺を刻んで嫌悪の表情になる。
 小川純太と小崎信二はじっくりその部分を見ていた。
 尿は抜いては来たが僅かに尿瓶に流れ出る。
 尿を抜き取ったら小崎信二から順番に輪姦す。
 膣の中で出して一人が果てるとクスコを挿入してビデボトルで膣の中を洗う。
 最後に藪坂浩司が終わると自分のペニスに尿道カテーテルを差し込む。真ん中辺りを抓んで反対側を吉村江梨子の尿道に突っ込んでしまう。
 「あ。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーなにするのーーーーーーーーーーーーーーいやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藪坂浩司の尿が吉村江梨子の膀胱に流れ込む。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は恐ろしい仕打ちに喚き散らす。
 藪坂浩司は全部出し終わると尿道カテーテルを抜いて膣にクスコを突っ込んで広げた。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。なんてことを」
 吉村江梨子は堪らず怒りの言葉を吐く。
 小川純太からペニスを出してクスコの中に小水を流し込む。
 「え、ええーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は膣に小水を流し込まれてさらに叫ぶ。
 続いて小崎信二も流し込む。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は喚き続けた。
 小崎信二が終わるとビデボトルで最後は洗う。
 藪坂浩司は床に吸収シートを敷いていた。
 「出して良いぞ」
 膀胱に流し込んだ自分の小水を出すように促す。
 吉村江梨子は不快感極まりないものを流し出した。
 小川純太と小崎信二が両方の太腿の後ろ側から指で小陰唇を開く。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーー」
 尿道の亀裂から直に出るのを見られてしまう。
 吉村江梨子は不快感の上に堪らない恥ずかしめである。
 膀胱の尿が全部出てしまうと藪坂浩司が股間をガーゼで拭く。
 小川純太が針銃のカバーを外して拷問椅子の正面の射程位置にセットする。
 「ああ」
 吉村江梨子は堪らず声を漏らす。
 強烈な不快感のまま針銃が飛んで来るのである。
 藪坂浩司がもう一度カテーテルを挿入する。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子はヒステリックに叫ぶ。
 「生理食塩水で中を洗うのだ!」
 藪坂浩司は叱咤する。
 生理食塩水を注入したら今度はキシロカインゼリーを塗ってバルーンカテーテルを挿入した。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。い、いたいいーーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は太いバルーンカテーテルの侵入に悲鳴を上げる。
 藪坂浩司はそのまま尿パックをバルーンカテーテルの先端に接続した。これで尿パックに垂れ流しである。
 「ふふぁあーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子はやや安堵の息を漏らす。
 藪坂浩司は膀胱炎などのトラブルにならない範囲で処置をしたのである。
 三人は暫く尿パックに流れ出るのを見物しながら酒盛りに掛かる。
 
 福岡空軍基地。
 上野愛菜海軍大尉らはロボット操縦の哨戒機で唐津近海の哨戒を続けていた。
 「まったく動きがないね」
 荻野結花大尉は不思議なくらい静かと思う。
 「生方の方も何もなさそう」
 上野愛菜海軍大尉も静かなのが不自然に思えた。
 「もう見逃してしまったのかな」
 天野中尉が呟く。
 彼女らは哨戒機の数だけ作戦室のモニターで確認している。
 「潜水艦だからね。ましてあの艦は推進音を出さないで航行できるからね」
 荻野結花大尉もその可能性を考えた。
 「そうね。フランスの艦を発見したようには行かないかもね」
 上野愛菜海軍大尉も難しさを認める。
 そして天翔の間に作戦の続行を確認することにしたのである。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 カウンターの後ろの窓には南の島と海が夕陽に綺麗に輝いていた。
 「上野大尉が夕嵐の艦はこっちの哨戒をすり抜けたのではないかと言っているよ」
 真紀子が他の三人に言う。
 「第三機動部隊に任せてこっちに移動して貰うか」
 湯野中は配置を変えるかと言う。
 「いいえ。島の防衛だけ固めましょう。上野大尉らにはその海域でいま逃してもじっくり封鎖して貰いましょう」
 葛城義和は反対した。出てしまってもあくまで唐津に戻ることは変わらないとの見解である。
 「もう生け捕りは考えないで夕嵐は一人でも射殺の方向で行かないか」
 湯野中は早く片付けたい。
 「そうしましょう」
 葛城義和もこっちは賛成する。
 津梨清吉が入って来て夕食の準備に掛かった。
 仕込みに時間は掛かる。
 鰻を下ろして下焼から行う。裂いて下焼して蒸してもう一度焼く。江戸前のやり方である。
 
 福岡。プレイルーム。
 吉村江梨子は藪坂浩司に二回生理食塩水で膀胱を洗って貰った。
 藪坂浩司はバルーンカテーテルを抜いてクスコを挿入する。
 小川純太が針銃の照準をセットしていた。
 吉村江梨子に一気に戦慄が奔る。
 小崎信二が拷問椅子の固定を強化して行く。
 小川純太は一発目を左の乳輪に照準を合わせる。
 モニターにスコープの照準が拡大された。
 吉村江梨子の躰は微妙に震える。
 いくら影響はないと言われても尋常な痛みではない。
 拡大された照準は乳輪の外径ぎりぎりである。
 「あはあ」
 吉村江梨子は恐怖に震えた息遣いを漏らす。
 小川純太は自分の玉を蹴った吉村江梨子への憎しみを込めてスイッチをクリックした。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 針は狙い通りに乳輪と白い肌の境目に刺さる。
 「うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐ、うう、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 吉村江梨子は表情を究極に顰め歪めて顔を振って悲鳴を絞り出した。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーん。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 痛みに躰を揺すって藻掻く。
 小川純太はこの姿が堪らなく嬉しい。
 二発目は臍に照準を合わせる。
 今日は何発も撃ち込む心算である。
 モニターには臍が拡大された。
 「えーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子はさらに慄く。
 藪坂浩司が小川純太にやや照準を縁にずらすように指示する。
 後始末を考慮してである。
 小川純太は仕方なしに照準をクレーターの淵にずらした。
 スイッチをクリックする。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 狙い通りに命中した。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。う、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は衝撃に藻掻く。
 小川純太は三発目を狙う。
 今度は左の内腿である。付け根に近いやや窪んだ部分を狙う。
 沢山撃ちたいのでまだ究極の部分は外していた。
 吉村江梨子は震える。いつ終わるとも知れない。どんどんやることがエスカレートして行く。
 もう此処では生きて行けないのではないか。そんな危惧が頭を過る。
 小川純太は興奮の坩堝でスイッチをクリックした。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 狙い通り内腿の僅かに皮膚が窪んだ部分に刺さる。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 究極の部分ではないがそれでも痛い。吉村江梨子は抑えられても悲鳴を抑えようとはしないのである。
 「あーーーーーーーーーーーーーあふぁああーーーーーーーーーーーーー。ああ。ああ。あはあ。はあ。はあ。はあ」
 同じように辛そうな息遣いを続けた。
 ここで小崎信二が針銃を代わる。
 小崎信二は右の乳輪を狙う。
 吉村江梨子の躰は微妙に震え続けていた。
 モニターに乳輪が拡大される。
 「ああ」
 さらに戦慄が奔った。
 藪坂浩司と小川純太はもう一度拷問椅子の固定を絞め直す。
 吉村江梨子は忌々しくそれを睨む。
 「今日はたっぷり虐めるからね」
 小川純太は意地悪く哂っている。
 「・・・・・」
 吉村江梨子は言葉を抑えたが睨み返してしまう。
 「そんな表情をしたらもっと虐めたくなるよ」
 小川純太はさらに嬉しそうになる。
 吉村江梨子は分かっているがどうにも堪えられない。
 小川純太が合図して小崎信二がスイッチをクリックする。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 乳首を少し外した乳輪を直撃した。
 「ぐふううーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は強烈に藻掻く。
 「ぐふ、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。い、いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 顔を振って叫ぶ。
 「ふふぁああーーーーーーーーー。あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 辛そうな息遣いを続けた。
 「鞭とどっちが痛い」
 小川純太は揶揄うように聞く。
 「どっちも気が狂うほど痛いよーーーーーーーーーーー。自分にやって見ろ」
 吉村江梨子は堪らず怒りを破裂してしまう。
 「玉蹴られても蹲るくらい痛いぞ。お前には解らない痛みだ」
 小川純太もその時の怒りをもう一度破裂させた。
 吉村江梨子もその時の状況を思い出す。
 小川純太は床で藻掻きながらやや痛みが引いた時にソープルームの衛星電話で警察を呼んでいた。
 その後はR国D市の鉄格子まで僅かな手続きで送られてしまったのである。
 吉村江梨子はやばいと気付く。小川純太を刺激してしまったと悔やむ。
 「小崎さん。究極の部分に何発も行きましょう」
 小川純太は小崎信二にハードにするよう進言した。
 「了解」
 小崎信二も強く納得する。
 そしてクスコの奥に照準を合わせた。
 子宮口の割れ目ぎりぎりの淵を狙う。
 小川純太はもう一回太腿と腰の戒めを絞めて点検する。
 「外れて変なところに当たらないようにな」
 そう言って恐怖心を煽ってしまう。
 「・・・・・」
 吉村江梨子は言葉を抑えて震える。強烈な痛みを忘れてない。
 小川純太は小崎信二に合図を送った。
 小崎信二は確り照準を確認してスイッチをクリックする。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 吉村江梨子の躰は恐怖に身構えて固まる。
 針は子宮口の割れ目の内側の窪み始めた部分のぎりぎりに刺さった。
 「うーーーーーーーーうごーーーーーーーうぐう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁああーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は顔を斜め後ろに逸らせて大口を破裂させて悲鳴を絞り出す。
 「がふぁああーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうがふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に躰を震撼させて藻掻く。
 「いつか。放送で見た加重死刑囚の女もこんなだったな」
 藪坂浩司がその状況と比べて言う。
 「あれはなかなか良かったな。何度も録画で見たよ。あれを見た直後ならCクラスで外れに当たってもビンビンに勃つな」
 小川純太も吉村江梨子の恐怖心、痛み、恥心を無視した言葉を吐いて心の痛みを煽る。
 「この女もう一歩で加重死刑囚だよ」
 小崎信二が針銃の照準を動かしながら言う。
 「そうだな是非そうなって俺たちがゲストで虐めたいな」
 小川純太はさらに陥れたい。
 「おい。おい。今のままの方が俺たちの専用に虐められるぞ」
 藪坂浩司は否定する。
 吉村江梨子にこの会話は恐ろしい。とことん自分を虐めようとしている。
 「加重死刑囚か加重終身刑になったら太刀川さんに部下として呼んでもらえないのか」
 小崎信二はそっちを提案する。
 「聞いてみよう」
 小川純太も可能性を感じたようである。
 小崎信二は次の一発をクリトリスの包皮から僅かに一部分覗くクリトリスに狙いを合わせる。
 「これも痛いよな」
 小川純太はモニターを指さして吉村江梨子に向かって言う。
 「あはあーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は顔を震えるように振って悲鳴を上げる。
 照準は包皮がV字を逆さに開く頂点に覗くピンクの女の亀頭に合わせられていた。
 僅かながら恐怖の震えで微妙に動く。
 小崎信二は構わずスイッチをクリックする。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 針は逆さV字の頂点をややずれて包皮のぎりぎりを抉るように貫いてクリトリスまで刺さった。
 「ぐわーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子から号泣の涙が溢れ流れる。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、あああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。うがあああーーーーーーーーーーー」
 強烈な泣き悲鳴になってしまう。
 「あはああーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーん。あはあはあん。あはん。あはん。あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 涙をぽろぽろ零しながら荒い息遣いで藻掻き続けた。
 「こんな気丈そうな美人のこんな姿を堪能できて幸甚の極みだな」
 藪坂浩司は泣き苦しみ藻掻く吉村江梨子の姿に満足の限りと悦ぶ。
 吉村江梨子は爆発しそうな感情を泣きながら抑える。
 ここで藪坂浩司が針銃を代わった。
 一発目は膣の下の粘膜の壁を狙う。
 吉村江梨子の正面のモニターにスコープの照準がアップになった。
 「あーーーーーーーーーーーーーー」
 敏感な粘膜である。
 悲鳴を上げて泣き腫らして涙の乾いた顔を逸らす。
 一人三発ずつで止めてくれるだろうか。まだまだ時間は有る。
 逃げ出すか消えてしまいたいくらい辛い。
 藪坂浩司は吉村江梨子の藻掻き苦しみ泣く姿に期待を込めてスイッチをクリックした。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 針は波打つ下部の膣壁に粘膜の表面を掬うように突き刺さった。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ぐわふぁああーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子の表情は破裂してまた号泣の涙が溢れる。
 「うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーうぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。い、いいたいいーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに涙を溢れさせながら悲鳴を絞り出した。
 小川純太も藪坂浩司も満足そうに見ている。
 「ああ。あはああーーーーーーーーーーん。あはん。あはん。あはん。あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 吉村江梨子は痛みに震え藻掻き続けた。
 藪坂浩司は吉村江梨子に近寄る。ピンセットを膣の奥に差し込む。子宮口のぎりぎりに刺さった針を抜く。
 「う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 内部で血の玉が浮き出た。
 続いて膣壁下部に刺さった一本を抜く。
 「ふふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーー。ふあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は強烈に甲高い悲鳴を上げた。
 藪坂浩司はクスコをやや緩めて向きを横に倒す。
 吉村江梨子の尿道の亀裂が二枚の金属の羽根の間に嵌まり込んだ。表面の粘膜の皮膚の割れ目から内部の粘膜の先端が割れて覗く。
 藪坂浩司は針銃に戻って割れて見える内部の粘膜の一角に照準を合わせた。
 「あーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 吉村江梨子は泣き悲鳴を上げる。
 これは強烈に痛い。
 そして失禁してしまった。生理食塩水を流し出してから少し溜まり始めていた分が流れ出てしまう。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーん。ああん。ああん」
 それでも藪坂浩司はスイッチをクリックした。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 針は剥き出しの尿道の亀裂から覗いている内部の粘膜の一角に突き刺さった。
 「ぐわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は悲鳴を上げてそのまま白目を剥いて失神してしまった。
 「気絶したぞ」
 小川純太がその姿を覗き込む。
 「暫くこの姿を鑑賞しながら呑もう」
 藪坂浩司は躯姿の吉村江梨子に興奮度が頂点になっていた。
 「そうだな。涙に濡れて気絶した美人顔。悪くないな」
 小崎信二も満足そうである。
 録画は撮っているが静止画も撮影する。
 「何回やっても飽きないな。この綺麗な躰に針を撃ち込む。堪らないよ」
 藪坂浩司は悦びの表情でビールを一気に飲み干す。
 「次は永井美幸か」
 小崎信二も予算は充分にある。
 「そうだな」
 小川純太も大衆向けのおでん屋がそれなりに儲かっていた。
 「この二人なら何処からも叱られることはない」
 小崎信二は何でもやり放題と言う。
 藪坂浩司が針を抜いて幹部を消毒する。
 このあと三人でもう一回吉村江梨子を輪姦して興奮を沈めた。
 藪坂浩司が吉村江梨子に抗生剤を渡して三人は帰ってしまう。
 吉村江梨子はシャワーを使って永井美幸の部屋に向かった。
 部屋に入るなり泣き崩れる。
 永井美幸は呆然と話を聞く。
 予測以上の内容である。
 「こんなこと続けられたら生きていられないよ」
 「何処にも訴えられないよね」
 吉村江梨子も絶望感に沈む。
 「ねえ。小崎って事務所の人間よね。管理棟の屋上に出るカードは持っているよね」
 「それで」
 「あそこにヘリがあるよね」
 「あるよ。R国に連れていかれた時に見た」
 「そうだよね」
 「それを」
 「今度指名されたら二人で行って油断しているあいつらを殺して唐津に逃げましょう」
 「うん」
 永井美幸の爆弾発言だが吉村江梨子も殺される覚悟でやるしかないと思った。
 何をどうしても今の現状が変わることはない。
 「彼はどうするの」
 「何も言わない。迷惑かけたくない」
 「そうだね」
 永井美幸の答えに吉村江梨子も疑問を持たなかった。それ以上に今の状態は二人に堪えられる状況ではないのである。
 
 翌日。
 南の島四階の拷問部屋。
 小滝橋佳苗中尉がホテルからヘリで當間五郎らを移送して来た。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補がイヴェット中尉とサリー少尉を一階の鉄格子から連行して来る。
 イヴェット中尉もサリー少尉も怒りの籠った眼で三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補を見ていた。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補は二人を當間五郎らに引き渡して引き上げてしまう。
 舛田警視正は居ない。
 小滝橋佳苗中尉とその部下五人が警護に就いて後はロボット兵と撮影スタッフである。
 當間五郎は三角木馬を二台用意させた。
 一メートル四方の鉄板に直径十センチのアームが立っている。アームの上に木製で先端だけ金属で三角の鞍が載っていた。
 鞍は底辺が二十センチ。高さ二十センチ。奥行きが一メートルある。
 上部の金属部分は三角形の頂点が尖って見える。だがそれでも一ミリくらい鑢が掛かっている。
 股間が上に乗って体重が掛かって擦れると斬れる可能性はある。
 放送時間になった。
 若い四人が二人ずつ掛かってイヴェット中尉とサリー少尉を全裸に剥いて高手小手に縛ってしまう。
 イヴェット中尉もサリー少尉も無言のまま男らを睨みつけるだけである。
 サリー少尉の背中に回した手首の縛り目にフックを付ける。
 天井に設えたレールに三角木馬が置かれた真上の位置で滑車を吊るす。
 そのフックを下げて背中のフックに引っ掛ける。
 ハンドルを回して三角木馬の高さを下げてサリー少尉に跨がせる。
 一人がハンドルを回して一人が天井から下がった滑車を引く。
 残った二人が左右から太腿を支える。
 三角木馬の頂点を小陰唇で咥えさせて上昇させてゆく。
 サリー少尉の脚が床を離れると全部の体重が股間に掛かる。
 「うう。うぐう」
 声を漏らしてしまう。
 太腿を支えていた二人が両方の脚首に重りを付ける。
 まだサリー少尉の躰から鞭の痕は完全に消えてない。
 四人掛かってイヴェット中尉も三角木馬に乗せて固定されてしまった。
 「この木馬。会陰が斬れてしまいませんか」
 小滝橋佳苗中尉が心配して確認する。
 明後日も拷問を決行しなければならないからである。
 「頂点は鑢を掛けています。擦れて皮膚が剥ける程度にはなりますが」
 「はい」
 小滝橋佳苗中尉は病院送りにしない範囲なら良いと見た。
 「鞭は使いません。針銃で苦しんでもらいます」
 既にスタッフが針銃のセットを行っていた。
 當間五郎が踏み台に登ってサリー少尉の乳首にクリップを鋏む。
 「うぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 鞭の痕が残った白い肌が痛々しい。
 二人は両方の乳首をそれぞれ黒いクリップで鋏まれた。
 
 唐津。海底の桟橋。
 夕嵐の艦の会議室である。
 吉丘蓮実元中尉らも放送を受信していた。
 「あの木馬はBタイプをさらに金属部分をアルミに換えて丸めているね」
 田川真琴元中尉が観察して言う。
 「病院送りにして拷問を先延ばしにしない配慮だよ」
 吉丘蓮実元中尉も娼帝國側の目論見を見透かす。
 「このままだと洞窟の出口が開通して向こうに着くまであと五、六回拷問されちゃうね」
 田中一美元特務中尉は悲痛そうに言う。
 「小滝橋以外准尉とロボットだけだよ」
 小日向奈央元少尉は拷問部屋が手薄と見た。
 「屋上に津島が構えているよ」
 「それが問題だよね」
 
 南の島四階の拷問部屋。
 針銃のセットは完了している。
 「ドテの下辺りを狙って」
 當間五郎が若い男に指示する。
 サリー少尉は三角木馬の上で震えていた。
 スコープの画像がモニターに映る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉は一昨日の痛みを忘れてない。
 今回は針銃は三角木馬に合わせて高い三脚に載っている。
 照準を合わすのはパソコンの画面なので普通に座って撃つ。
 その男は照準をクリトリスの包皮に合わせた。
 サリー少尉は震えている。照準は完全ではないがそれでも良い。
 男はスイッチをクリックした。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 針はクリトリスの包皮の上に突き刺さっている。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐわああーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉の躰は金属の頂点を微妙にスライドした。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 二重の痛みである。
 会陰の皮膚が剥ければ相当に痛い。
 まだそこまでは行かない程度である。
 次の男がイヴェット中尉に向けた針銃の照準に掛かる。
 「内腿の柔らかい皮膚狙って」
 當間五郎が注文を付けた。
 一昨日針銃を何発も食らったイヴェット中尉はもっと震えている。
 モニターに照準が映った。
 「・・・・・」
 表情が恐怖に凍り付く。
 男はマウスでスイッチをクリックした。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 針は内腿に柔らかい皮膚に突き刺さっっている。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 男はやや残念である。皮膚を薄く掬うように当てたかったのである。
 「うぐ。うう。うう。うーーーーーーーーー」
 衝撃で体重の乗った会陰と女の部分が動いてしまった。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 昼食が終わってアルコールタイムである。
 「夕嵐が唐津を出発していたら明後日くらいかな」
 真紀子は襲撃して来る時期を予測しようとする。
 「もしかして唐津以外のところに潜んでいることも考えられます」
 葛城義和は唐津の近海を見張って出て来ないので他に潜んでいる可能性も考えた。
 「ううん。食料は持つか」
 湯野中も考え込む。
 「いま来ても津島が配置を整えているよ」
 真紀子は問題ないと言う。
 「機動部隊はもうじき作戦海域に入るな」
 平佐和は湯野中に合わせてコップ酒である。
 「潜水艦隊が先に着きますがまだですよ」
 葛城義和が答えた。
 「まだ生き残っている軍が存在するのかな」
 平佐和は完全に片付いたと思っていたのである。
 同じことを何度言ったか判らない。いつまでも安定しない娼帝國の状況に苛立っていた。
 「今の規模の軍事力があれば夕嵐以外は心配ないですよ」
 カウンターで護りに就いていた井上貴江中佐が宥める。
 「安心して露天風呂も使えないな」
 「それはまだ駄目ですね」
 真紀子が平佐和のぼやきを窘める。
 「アメリカの潜水艦も大きい方は破壊しました。カナダの艦も沈めました。夕嵐以外の護りは順調です」
 葛城義和も平佐和を宥めた。
 「ねえ。當間五郎。こっちの意図を良く汲んでくれているよ。あの三角木馬改造して弱くしたよ」
 真紀子が評価する。
 「病院に送らない範囲で陰湿に虐める方向だな」
 湯野中も納得した。
 
 南の島四階の拷問部屋。
 三人目の男がサリー少尉に向けて針銃に掛かる。
 「眼鏡を掛けさせて顔を狙え」
 當間五郎は意表を突いた指示をした。
 小滝橋佳苗中尉は一瞬考えたが針銃なら問題ないと判断する。
 男は鼻の頭に照準を合わせた。
 「えーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉はモニターに映ったスコープの画像を見て顔を逸らせてしまう。
 横を向いても男は照準を鼻の頭に合わせる。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉は恐怖に固まってしまう。
 男はスイッチをクリックした。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 針銃は鼻の頭を横から貫く。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。うふぁああーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴が上がる。
 「あーーーーーーーーーーーあ、あーーーーーーーーーーー」
 見ていたイヴェット中尉も悲鳴を上げた。
 身体的には軽微だが恐怖と衝撃は甚大である。
 四人目がイヴェット中尉に向けた針銃の照準に掛かる。
 「クリトリスの下ぎりぎりに狙って」
 當間五郎の指示である。
 スコープの画像がモニターに映る。
 「・・・・・」
 イヴェット中尉は躰を硬くして身構えた。
 照準は前回と僅かにしか変わらない。
 男はスイッチをクリックした。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 イヴェット中尉の躰が瞬間震撼して針はクリトリスが包皮から剥き出た部分を直撃してしまう。
 「うーーーーーーーーーーーーーうぐうーーーーーーーーーーーーーー。ぐう、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 三角木馬の上で躰を硬くして不安定に捩る。
 「う、うう、うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 金属に乗った会陰と女の部分の粘膜も擦れて痛い。
 そして両方の乳首を鋏んでいるクリップがかなりの痛みを放っていた。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーー」
 動くまいとしてもイヴェット中尉の躰は揺れてしまう。
 顔から脂汗が流れ出ていた。
 當間五郎は若い二人にサリー少尉の躰を持ち上げる指示をする。
 二人はサリー少尉の太腿を肩に乗せて三角木馬から持ち上げた。
 當間五郎は指にマスタード付けて膣の中に塗り込む。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉は表情を歪めて悲鳴を漏した。
 當間五郎が小陰唇を抓んで二人に降ろす合図をする。
 降ろしながらサリー少尉にきっちり小陰唇で三角木馬の頂点を咥えさせた。
 この先サリー少尉は痒みと木馬に乗った苦しみ。針の痛みの三重苦である。
 続いて當間五郎はイヴェット中尉にも同じようにする。
 
 唐津。海底の桟橋。
 夕嵐の潜水艦の会議室。
 田中一美元特務中尉が夕食を配っていた。ビールも搬入されている。
 「當間の奴マスタードまで塗り込んだよ。痒みと三角木馬の圧迫。乳首の痛みに針銃の衝撃よ」
 小日向奈央元少尉は表情を引き攣らせた。
 「入院にならない痛めつけ方でもあの二人じゃ耐えられないよね」
 黒田穂美元少尉も悲痛そうに言う。
 「囮のロボット擬きもできたし。洞窟の出口の開通ももうちょうとよ」
 田川真琴元中尉は宥める。
 「着くのは早くて十日後だよ」
 小日向奈央元少尉は堪えられない。
 そこにハル大佐が入って来た。
 「明後日には開通します。フランスの艦の操艦も慣れました。我々も行きますよ」
 もうじっとしていられないのである。
 吉丘蓮実元中尉は仕方なく作戦の全容を話した。
 フランスの艦をハル大佐らが操艦しても娼帝國の艦隊に太刀打ちできないと判っている。
 「いまこっちに居る空母は二隻だけですね。我々は二隻で行ってこの南の島の擂鉢の上から援護射撃をしたらどうです。一隻は海中でミサイルを構える」
 ハル大佐は囮と援護射撃を主張する。
 「かなり被害が出ますよ。あっちの射撃能力は並ではありません」
 吉丘蓮実元中尉も止めろとは言えない。自分らが奪還できる保証もないのである。
 警告するに留める。
 
 南の島四階の拷問部屋。
 サリー少尉とイヴェット中尉はマスタードの痒みが効くまで暫く放置の晒し者にされていた。
 痒みと三角木馬の圧迫、さらに乳首のクリップの痛みに表情を逼迫させて藻掻く姿はサディストにはなかなか満足である。
 「そろそろ掛かれ」
 當間五郎がサリー少尉を指さす。
 一人目の若い男が針銃のパソコンに掛かる。
 「この女。次はクリを狙え」
 男は嬉々として照準をクリトリスの包皮に合わせる。
 モニターにスコープの狙いがアップになった。
 「・・・・・」
 サリー少尉は痒みに脂汗を流したまま恐怖の表情に固まる。
 「もっとこの割れたあたりに」
 當間五郎はモニターを指さして詳細な狙いを要求した。
 男はさらに拡大してクリトリスの包皮が逆のV字に割れた部分に合わせる。
 「・・・・・」
 サリー少尉の躰は小さく震えていた。
 男はスイッチをクリックする。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 針はクリトリスの包皮の割れ目にピッタリ命中した。
 拍手が沸く。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あがあふぁああ。うがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉は号泣の涙を溢れさせた。
 強烈に藻掻く。
 「あふぁあ、ああ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。がふぁん。あはん。あはん。あはあ。はあ。はあ。はあ」
 泣きながら苦しみ荒い息遣いを続けた。
 二番目に撃った男がイヴェット中尉に掛かる。
 當間五郎がイヴェット中尉にも眼鏡を掛けた。
 「・・・・・」
 イヴェット中尉は目をカバーされて顔を狙われると判って戦慄する。
 サリー少尉の鼻には横に針が貫いたままである。
 イヴェット中尉は顔を叛ける。
 スコープの狙いが頬と鼻の頭が微かになってしまった。
 當間五郎が眼鏡で自分の目もカバーして踏み台に乗ってイヴェット中尉の頭を押さえてしまう。
 「うぐ、ぐ、ぐぐ」
 イヴェット中尉は藻掻くが顔は正面を向けられてしまった。
 男は照準を当て直す。
 モニターに映った照準はイヴェット中尉の顔の中心である。
 鼻の頭をきっちり狙ってスイッチをクリックした。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 イヴェット中尉が瞬間目を瞑って顔を震撼させたので針は鼻の頭をずれて鼻腔と鼻腔を分割する鼻中隔に突き刺さってしまう。
 「うがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぎゃあーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉は強烈に頭を振った。當間五郎の押さえは弾かれてしまう。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーん。ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーー」
 強烈な衝撃である。
 号泣の涙が溢れた。
 「良し。クリップ取るぞ」
 「當間さん先に針を」
 さすがに危険と若い一人が注意する。
 「そうだな」
 男二人がサリー少尉の躰を両側から押さえた。
 一人がハンドルを回して木馬をやや下げる。一人が背中で手首の縛りを吊るした滑車を緩めて行く。
 やや下がったところで當間五郎がクリトリスの包皮に刺さった針を抜く。
 「う、うう、うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉は抜く痛みに悲鳴を漏らす。そして血の玉が浮き出た。そのまま弾けて滲む。
 「ああ」
 辛そうに表情を歪める。
 當間五郎はさらにもう一本クリトリスのV字の谷間に刺さった針を抜く。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 もう一つ血の玉が浮き出る。こっちは壊れて流れてしまう。
 「あふぁあーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉はさらに涙を零した。
 若い男らはもう少し木馬を下げる。サリー少尉の脚が床に着く。
 當間五郎は最後に鼻の一本を引いた。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 一気に抜く。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉は悲鳴と共にさらに号泣の涙を溢れさせた。
 躰を押さえていた二人が高手小手の縄を解く。
 「自分で乳首のクリップを取れ」
 當間五郎は冷たく言い放つ。
 「ああ」
 サリー少尉は乳首のクリップに目を落とす。
 これは取る時に痛いことを娼帝國の放送で見ていた。
 震える手で左のクリップを掴む。
 當間五郎はにんまり哂っている。
 サリー少尉は考え直して両方掴む。
 一気に開いて投げ飛ばす。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあ、あーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉は床に転げた。両手で片方ずつ乳首を掴んで痛みに床で藻掻く。
 「がふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーー」
 乳房を手で押さえたまま脚で床を蹴る。
 「ぐふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 もんどりうって床を叩いた。
 何処までも泣き叫び続ける。
 當間五郎はサリー少尉の躰を床に仰向けに押さえて腹に乗る。その乳房を両方掴んでマッサージする。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉は暫く揉む痛みに叫び続けたがやがて静かになった。
 當間五郎はサリー少尉にバイブレーターを渡す。
 「痒いだろ。それで掻き回せ」
 女の部分を指さして言う。
 サリー少尉はまだ涙を流していた。洗わせてもらえないと判って仕方なくそれを受け取る。
 カメラの前で自分の膣に入れるしかない。
 恐ろしい屈辱である。
 だがもう痒みは堪えられない。
 回転するタイプのバイブである。
 辺りを見回しながら覚悟を決めて自ら膣に挿入して回す。
 若い四人はイヴェット中尉の三角木馬を降ろしに掛かる。
 同じように二人が肩を掴んで躰を支えた。
 一人がハンドルを回す。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉はここまでサリー少尉が驚愕に苦しみ藻掻く姿を見ている。恐怖の極致に震えていた。
 當間五郎ではなくハンドルを回していた男が内腿の一本を抜く。
 血が一本の線に流れ出た。
 「はあ」
 続いてクリトリスの一本を抜く。
 「う、うーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉もこっちは抜く痛みに悲鳴を上げてしまう。
 血の玉が浮き出る。
 そして男は鼻中隔に突き刺さっている一本を抜く。
 「あ、ふぁ、あーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉は甲高い悲鳴を漏らした。
 サリー少尉と同じように躰を押さえていた二人が高手小手の縄を解く。
 「自分で乳首のクリップを取れ」
 針を抜いた男が言い放つ。
 「あ、ああーーー」
 イヴェット中尉は恐怖に固まる。
 「躊躇してもその痛みからは逃れられない。観念して取れ」
 當間五郎が追い詰めるように言う。
 「ああ」
 イヴェット中尉の手はブルブル震える。
 クリップを両方一度に掴む。
 「がふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 床を転げる。
 仰向けになって乳房を掴んだ。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうわあああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐわああーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに床を転げ床を叩く。
 とても自分では揉めない。
 「うおーーーーーーーーーーーーーーん。うおーーーーーーーーーーーーーー。ぐうおお、おーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 転げ暴れ藻掻き続けた。
 當間五郎が床に押さえて腹に乗る。
 両方の乳房を一気に鷲掴みにして揉む。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉の強烈な悲鳴が轟音のように上がり続けた。
 放送時間いっぱい公開されて終了である。
 當間五郎らは仁川ホテルに引き上げた。
 一昨日の太刀川俊二らと同じようにそのまま逗留である。
 小滝橋佳苗中尉は當間五郎らをホテルの屋上に降ろしたら川越に向かう。
 
 翌日。
 福岡。永井美幸の部屋。
 小川純太らの指名が思ったより早く来てしまった。
 「やるよ」
 永井美幸は覚悟を決めて言う。
 「うん」
 吉村江梨子も迷いはない。
 
 福岡。プレイルーム。
 小川純太と藪坂浩司、小崎信二は愉しみに加虐心を滾らせて待っていた。
 指名された永井美幸からルームに入る。続いて吉村江梨子も突っ込む。
 永井美幸はサバイバルナイフを吉村江梨子はペティナイフを掴んでいた。
 永井美幸が小川純太に吉村江梨子は小崎信二に突っ込む。
 狙いは肝臓である。
 予期してなかった二人は避けられない。
 二人は瞬時に床に倒れてしまう。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藪坂浩司は慌てて叫ぶ。
 永井美幸は縄を取り出す。その片側を吉村江梨子が掴む。
 藪坂浩司に突っ込む。
 永井美幸が一回りして縄を藪坂浩司の首に巻いて両方から引っ張る。
 藪坂浩司は藻掻く。
 二人は躰を突っ張て締め続ける。
 藪坂浩司の躰が床に崩れた。
 それでも二人は十分くらい締め続ける。
 小崎信二と藪坂浩司の身分証カードを奪って屋上に向かう。
 ヘリは身分証カードでエンジンが掛かるのを以前に見ていた。
 吉村江梨子が操縦して離陸する。
 唐津までそんなに距離はない。
 だが直ぐに警報が鳴った。
 福岡の基地からF18がスクランブル発進する。
 ヘリは囲まれた。
 真上に一機。前後左右に一機ずつ。
 「右旋回してください」
 天野中尉が無線で誘導する。
 そのまま福岡の基地に着陸させられてしまう。
 二人は逮捕された。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 津梨清吉が既に夕食の支度をしている。
 爆音がして小滝橋佳苗中尉が中本克己らを移送して屋上に着陸した。
 そのままホテルに逗留である。
 その時モニターが繋がった。
 出たのは上野愛菜海軍大尉である。
 「福岡で殺人です」
 そう言って状況を説明した。
 「二人はヘリごと押さえたのね」
 「はい。天野中尉らがスクランブル発進して強制着陸させました」
 「どうする」
 真紀子は葛城義和に確認する。
 「あの二人ですか」
 「そうよ。三人殺害した。そして管理事務所の係員の身分証を奪ってヘリで逃走」
 「唐津に向かったな」
 湯野中は怒りを露にした。
 「どうする」
 「こっちの街だ。指宿、いや柿崎に処理させよう」
 柿崎一行が部下を連れて福岡の空軍基地に引き取りに向かう。
 
 唐津。海底の桟橋。
 夕嵐の潜水艦の会議室。
 田中一美元特務中尉が夕食を配膳して娼帝國の放送を受信していた。
 夕食はメンチとコロッケ、サラダ、みそ汁、御飯である。
 「殺人を犯してこっちに逃げようとした二人が逮捕された」
 テレビに集中していた小日向奈央元少尉はが皆に呼び掛ける。
 「何で」
 「献身婦で客を殴ったのと玉を蹴った二人よ。テレビに公開でお仕置きされたじゃない」
 「殺されたのは」
 「そのとき訴えた小川純太よ。それと医者と管理事務所の職員」
 「ああ」
 「今度は加重死刑囚だね」
 田川真琴元中尉が同情するように言う。
 「そうだね」
 「この件でサリー少尉たちの拷問が休みにならないかな」
 小日向奈央元少尉はサリー少尉らが心配である。
 「無理よ手分けしてやるよ」
 吉丘蓮実元中尉はそのまま執行されると言う。
 「明日出発だよね」
 小日向奈央元少尉は少しでも早く行きたい。
 「潜水艦が無事に出られることを願いましょう」
 吉丘蓮実元中尉はアメリカの部隊が囮を買って出た結果が心配である。ハル大佐にやめなさいとは言えない。
 
 R国D市。
 永井美幸と吉村江梨子はこっちの鉄格子に収監された。
 「あっけなく失敗したね」
 隣同士の鉄格子で永井美幸は床に座り込んだままである。
 既に服は押収されてショーツとバスロープ姿にされていた。
 「うん。でも奴らを殺したから」
 吉村江梨子は復讐したことには納得している。
 「畜生。あんなに早く見つかるとは」
 「ううん。途中に福岡の北九州基地があったのよね」
 「どうやっても私達は逃れられないのね」
 「今度は奴らの代わりに国から虐められるね」
 警備員が食事を運んで来た。
 ワゴンの入る領域がある。外を開けると中は開かない。食事がワゴンごとその中に入る。
 警備員が外を絞めると中から取り出せた。
 「ねえ。凄い料理よ」
 「いよいよ明日は死んでもらいますかな」
 「簡単に殺さないよ」
 「そうだね」
 警備員はアルコールを勧める。
 貰うことにしたら生ビールを樽で搬入された。
 二人はそのまま飲み続けて倒れてしまう。
 
 翌朝。
 二人は死んだように眠っていた。
 舛田警視正が入ってくる。
 二人が眠っているのでロボット兵に起こさせた。
 永井美幸も吉村江梨子もベッドに座ったまま舛田警視正に向き合う。
 「どうしてこうなったの」
 舛田警視正は静かに聞く。
 「小川純太の奴が小崎信二と藪坂浩司を誘って月一回ハードで強引に指名してきました。職員の小崎信二は私達は断れないと言いました」
 「小川純太は管理事務所の職員と医者を誘って強引に出たのね」
 「はい」
 「プレイ代は」
 「それは三人分くれました」
 「プレイ内容は」
 ここから二人は雪崩のように不満を吐き出した。
 舛田警視正はやや考えこむ。
 まだ二人の刑は確定してないらしい。
 「ちょっと話し合って来ます」
 舛田警視正は引き上げてしまう。
 
 娼国。南の島五号棟四階の拷問部屋。
 中本克己大佐らは小滝橋佳苗中尉のヘリで仁川ホテルから五号棟の屋上に移送された。
 一昨日と同じように三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補がイヴェット中尉とサリー少尉を連行して来る。
 中本克己は大佐の徽章を付けて第一種軍装姿。
 真紀子の辞令で現役工作員に復帰したからである。
 本来ならここで二人のスーツを脱がす。
 だが神谷元一曹と大利根元二曹がそれぞれ二人の膝を縛り合わせる。
 その間に秋本元兵曹長が天井のレールに滑車を二個離れた位置に引っ掛けた。
 スタッフが巨大なバットとシャワースタンドを運んで来る。
 さらに透明な浴槽も運ばれた。
 神谷元一曹と大利根元二曹は縛った縄にフックを付ける。天井から下がった滑車から下がったフックを下げて膝のフックを接続した。
 中本克己大佐と秋本元兵曹長が滑車の縄を引いて二人を空中に逆さ吊るしにしてしまう。
 タイトスカートは捲れてショーツが丸出しである。
 スタッフらがその下に巨大なバットを敷く。そしてシャワースタンドと浴槽を設置した。
 上水二系統と排水を繋ぐ。
 浴槽に湯を流し込む。
 スタッフが蜜と刷毛、瓶に詰まった蟻を運び込んだ。
 中本克己大佐と秋本元兵曹長がが刷毛で剥き出しのショーツと太腿にそれぞれ蜜を塗る。
 二人は驚愕の表情で逆さ吊るしのままそれを見上げていた。
 神谷元一曹と大利根元二曹が蟻の入った瓶の蓋を開ける。
 中本克己大佐と秋本元兵曹長がスカートの裾を持ち上げた。
 神谷元一曹と大利根元二曹はその中に瓶の蟻を流し込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 二人は同時にサイレンのように悲鳴を上げた。
 強烈に藻掻き暴れる。
 中本克己大佐と秋本元兵曹長が滑車の縄を緩めて吊るしを徐々に下げて行く。
 イヴェット中尉はフリーになっていた腕を伸ばして浴槽の淵を掴む。そのまま浴槽の淵から頭を湯に突っ込んでしまった。
 サリー少尉もそれを見て同じように浴槽の淵を掴む。
 イヴェット中尉はずぶ濡れのまま浴槽の中で体制を直して手探りで膝の縄を解く。
 サリー少尉はスカートを引き摺り下ろして膝の縄も強引に膝から抜く。
 爪先から強引に抜いて浴槽から外に捨てる。
 ジャケットを脱ぎブラウスも脱ぐ。それも浴槽の外に捨てる。
 ショーツを脱いで外に捨てた。
 顔を強く洗ってシャワースタンドにしがみ付いて湯を出して全裸で立って躰を洗う。
 イヴェット中尉も全裸で浴槽の湯で躰を洗っていた。
 膣に指を突っ込んで洗う。
 壮絶かつ淫靡極まりない光景である。
 中本克己大佐と秋本元兵曹長が長いトングで脱いだ服を蓋の閉まるゴミ箱に投げ込む。
 スタッフが別のシャワーでバットに流れ出た蟻を洗い流す。
 二人は立ったまま執拗に髪を洗っていた。
 「あふぁあーーーーーー。ふぁふぁあ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いで震え続ける。
 中本克己大佐が二人にバスタオルを渡す。
 「はあ。はあ。はあ。はあ」
 二人は荒い息遣いで躰を拭く。
 続いてスタッフがドライヤースタンドを二台持って来た。それで髪を乾かす。
 スタッフの手でシャワースタンドや浴槽が片付けられる。
 拷問椅子が二台運ばれた。
 イヴェット中尉とサリー少尉はそれに乗せられる。敢えて固定はしない。
 看護士が来てクスコを突っ込む。
 中を大きく開いてモニターで確認しながらピンセットで蟻の死骸を取り出す。
 二人とも強く中を洗っていたので死骸は僅かである。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 カウンターは出ているが津梨清吉は休憩に入っていた。
 舛田警視正が来ている。
 「俺は柿崎に処理を命じた」
 湯野中は何で話が蒸し返されると言う。
 「R国諜報機関日本支部代表は私に処理を命じました」
 結局柿崎一行は移送しただけである。
 「加重死刑囚はもう決まっているのじゃないか。三人も殺したのだ」
 湯野中はかなり怒っていた。
 真紀子も葛城義和も何も言わない。
 舛田警視正は意向を確認したので帰った。
 
 娼国。南の島五号棟四階。拷問部屋である。
 イヴェット中尉とサリー少尉は駿河問いに吊るされた。
 手首同士縛り合わされ脚首同士縛り合わされてそれを背中の上で金属のフックで繋がれて天井から下がったチェーンブロックのフックに吊るされている。
 この部分は新しく改築された時にドーム状に造られ三フロア分の高さがある。
 「説明するな。糸の繋がった洗濯鋏が五系統用意されている。糸に長さが五段階だ。これを床のフックに繋ぐ。そしてあんたらの躰に鋏みつける」
 中本克己大佐がじっくり説明する。
 「・・・・・」
 イヴェット中尉とサリー少尉は何をされるか判って戦慄した。
 「一番短いのが太腿。次が腹。乳房。乳首。最後は小陰唇だ」
 中本克己大佐は最期をねっちり言う。
 一人分が長さごとに六本用意されていた。
 これが五段階に躰から毟られるように飛ぶ。恐ろしい恐怖である。
 中本克己大佐と神谷元一曹がイヴェット中尉に掛かる。秋本元兵曹長と大利根元二曹がサリー少尉に掛かった。
 
 唐津。海底の桟橋。
 出港準備に掛かっていた。
 夕嵐の艦。フランスの艦とアメリカの艦で出発する。
 ハル大佐はフランスの艦に乗った。
 小型潜航艇で田川真琴元中尉が先導する。
 フランスの艦が先頭で夕嵐の艦が最後から行く。
 洞窟の長さは以前の倍はある。
 アメリカの艦が探知機がないのでゆっくり洞窟内は十ノットで進む。
 このペースでは洞窟を出るのに五時間は掛かる。
 食料は各艦とも充分に積んでいた。
 アメリカの艦に積んでいたミサイルにやや期待ができる。
 
 娼国。南の島五号棟の屋上。
 津島とその部下が屋上にできたトーチカで見張りについていた。
 一号棟と三号棟にも屋上にトーチカが造られている。
 もう生け捕りを考えてないトーチカ以外にはロボット兵も配置していた。
 
 四階の拷問部屋。
 中本克己大佐らは三十分掛かってようやくイヴェット中尉とサリー少尉に洗濯鋏を鋏み終える。
 イヴェット中尉らは時間が掛かればさらに痛い。
 三十個の洗濯鋏に躰のフロント面が鋏まれているのである。
 それだけでも尋常な痛みではない。まして小陰唇の六本は繊細かつ強烈に痛みが浸透する。
 神谷元一曹がイヴェット中尉を吊るしたチェーンブロックの鎖を持ち大利根元二曹がサリー少尉を吊るしたチェーンブロックの鎖を持つ。
 「大利根から行くぞ。五回引け。てーつ」
 中本克己大佐が合図する。
 大利根元二曹は一気に引く。チェーンブロックは僅かずつしか上がらない。
 チェーンブロックのフックが上がるとサリー少尉の太腿の洗濯鋏に繋がった糸が床から引っ張られる。
 一つ目の鋏まれた皮膚が引っ張られ咥えがずれて飛ぶ。
 「う、ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉は悲鳴を上げた。
 続けて二本目三本目と左右順に飛ぶ。
 「うぐーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうーーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーー」
 五回目で太腿の六本が前部飛んだ。この部位にしてはオーバーな悲鳴である。
 「あふぁあーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーー」
 空中で藻掻き震え続ける。
 「・・・・・」
 イヴェット中尉は恐怖の表情でそれを見ていた。
 「神谷行くよ。五回引いて。てーつ」
 神谷元一曹がチェーンブロックを引き上げる鎖を引き回してフックを引き上げる。
 イヴェット中尉の駿河問いの吊るしがやや上昇した。太腿を鋏んだ洗濯鋏が床からの糸が張って引っ張られる。
 「ぐう」
 躰が揺れて震撼する。
 左の太腿の一本が飛ぶ。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーー」
 神谷元一曹は続けて引く。
 洗濯鋏が引っ張られて皮膚も引っ張られる。
 イヴェット中尉の脚が藻掻く。
 一気に三本が飛ぶ。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうわあーーーーーーーーーーーー」
 神谷元一曹がさらに引く。
 残った二本が咥えた皮膚を引っ張って張り詰める。
 「うぐーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに引く。
 二本が同時に飛ぶ。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉もオーバーな悲鳴になる。だが顔から汗が流れていた。
 次は臍の周りの五本である。
 「二人一気に行くよ。三回。てーつ」
 今度は秋本元兵曹長が号令した。
 二人が同時に続けて引く。
 イヴェット中尉とサリー少尉の腹の皮膚が引っ張られる。
 二人は二回、三回と連続で引く。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「ぐうあ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 悲鳴は同時に上がった。
 そして洗濯鋏は腹の皮膚を毟るように僅かな差で一気に飛んでしまう。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 二人は悲鳴を上げながら躰は強烈に震えていた。
 次は左右の乳房の裾野を鋏んだ六本である。乳房の下と左右の三点ずつ鋏まれている。乳首の一本はまだ弛みがかなりある。
 「オーバーに悲鳴を上げているだけだ。構わず行こう」
 中本克己大佐は時計を見ながら秋本元兵曹長に指示する。この放送は延長も可能だが時間通りに収めようとしていた。
 「良し乳房も二人一気に三回。てーつ」
 秋本元兵曹長が号令する。
 神谷元一曹と大利根元二曹がチェーンブロックの鎖を引く。
 一回目でサリー少尉の乳房の皮膚が引っ張られた。
 二人は二回目を引く。
 イヴェット中尉の乳房の皮膚も引っ張られた。
 「うぐうーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉の方が乳房の膨らみがやや大きい。
 二人は三回目を引いた。
 サリー少尉の右の乳房の三本が強く引っ張られた。
 イヴェット中尉は藻掻く。左の乳房の二本が飛ぶ。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉はさらに藻掻き暴れる。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに右の三本と左の一本が飛んだ。
 サリー少尉の六本は限界まで引っ張られて張り詰めている。
 大利根元二曹は鎖を半回転くらい引く。
 「がふぁーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 毟れるように六本が間髪を置かず全部飛んだ。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉も痛みに空中で藻掻く。
 サリー少尉もイヴェット中尉も乳首の二本は僅かに緩みがあるだけである。
 「二回で行ける。てーつ」
 秋本元兵曹長が号令した。
 大利根元二曹と神谷元一曹が同時に一気に二回引く。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 二人同時に悲鳴が上がって洗濯鋏四本が空中に弾けて床に落ちた。
 「あと五分。十秒間隔で五回引け」
 中本克己大佐が檄を飛ばす。
 大利根元二曹と神谷元一曹が同時に引く。
 小陰唇を鋏んだ左右三本ずつ六本が床からの糸にぴんと張る。
 「はあ」
 イヴェット中尉が苦しい息遣いを漏らした。
 「てーつ」
 秋本元兵曹長がきっちり十秒で号令する。
 また大利根元二曹と神谷元一曹が同時に引く。
 「うふっふぅぅ。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉のクリトリス寄りの二本の鋏が浅くずれた。強烈に甲高い悲鳴になる。
 イヴェット中尉は六本とも張りがさらに緊迫しただけである。
 「てーつ」
 秋本元兵曹長が壁面のデジタル時間表示を見て十秒で号令。
 二人一気に引く。
 「がふぁあーーーーーーーーーーー。ぐうがふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。うふうぅうぅーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉のクリトリスに近い二本が引き千切られるようにずれて飛んだ。強烈に暴れて悲鳴を轟かせやがて甲高い悲鳴を絞り出す。
 「うふふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ふふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉のクリトリス寄りの二本が飛び次の二本の鋏が浅くずれる。強烈に甲高い悲鳴が拷問部屋の空気を震撼させた。
 「あと二回。てーつ」
 秋本元兵曹長の号令と同時に二人が引く。
 「ぐふふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉の躰が強烈に震撼した。六本が一気に弾けて飛ぶ。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーう、ううーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴が続いた。
 「ぐう、うう、うぐうーーーーーーーーーーーーーー。うふふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉の浅くずれた二本が飛ぶ。最後の二本が強く引っ張られ小陰唇の先端を僅かに抓んでいた。
 「うふう、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 躰が震えて強く揺れる。最後の二本も弾けてしまう。甲高い悲鳴が拷問部屋を劈いた。
 「あーーーーーーーーーーーーーあはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 サリー少尉は繊細な部分の強烈な痛みに泣き叫ぶ。
 「・・・・・」
 イヴェット中尉も空中で震え続けていた。
 サリー少尉から静かに失禁尿が細く一条流れだす。
 大利根元二曹と神谷元一曹はチェーンブロックの鎖を逆に引いて駿河問いの吊るしをゆっくり下げる。
 放送は時間通り終了した。
 
 R国D市。
 永井美幸と吉村江梨子は夕食と一緒にビールを搬入して貰う。
 食事のリクエストもアルコールも許される。
 今度は浴槽も設置されてシャワーも使えた。
 「呑んで太ったら公開処刑はなくなるかな」
 永井美幸が鉄格子越しに呟く。
 二人の鉄格子は隣り合わせで繋がっていた。間には鉄格子一枚である。手を握ることはできる。
 「駄目よ。今のビールは味は変わらないけど太らないように改良されているのだって」
 吉村江梨子は知っていた。
 「そうなの。だからたくさん飲んだけど太らないの」
 「そうよ。これからどうなるのだろう」
 「警備員は月一くらいだろうと言っていたけど。機動部隊に派遣されると厳しいらしいよ」
 「いつ聞いたの」
 「プレイルームで小崎信二が私に脅しの一環で言っていたの」
 「ふううん」
 吉村江梨子は恐怖に怯える。
 其処に稲垣七郎警視正と右田吾一警視、橋下五郎警部が入って来た。
 二人に戦慄が奔る。
 「明日だぞ。夜十時に迎えに来る。躰洗って待ってろ」
 稲垣七郎警視正が宣告した。
 「今度は洗って良いのですか」
 「いいよ。今日は好きなものを好きなだけ食って?め。警備には言ってある」
 「貴方は」
 「こちらは稲垣警視正。こちらは右田警視。俺は橋本。階級は警部だ」
 橋下五郎警部が答える。
 「まあ。明日迄はリラックスしろ」
 稲垣七郎警視正はそう言って出て行く。
 二人は消沈する。
 「いいよ。飲み明かそう」
 永井美幸が決断する。
 「うん」
 「ねえ。このモニター」
 「リモコンがある」
 気付いた吉村江梨子がスイッチを入れた。
 「此処で放送が見られるのね」
 二人は古いドラマを選ぶ。
 日本の時代劇である。
 映画のチャンネルと雖も女性の権利を主張したり民主主義を教えたりする内容は制限されていた。
 
 夕嵐の潜水艦。
 夜になってようやく洞窟の出口を出る。
 小日向奈央元少尉が聴音器に集中していた。
 「大丈夫そう」
 艦を上昇させる。
 アンテナを上げて娼帝國の放送受信に掛かった。終わっている物を録画する。
 気になるのはイヴェット中尉とサリー少尉の放送である。
 「ああ。中元」
 田中一美元特務中尉が呟いた。
 艦は直ぐに深度を海底に下げる。
 唐津で製造した純米酒が枡で配られた。
 「今日は容赦ないね」
 「ねえ。何で中元は第一種軍装姿なの」
 「現役に復帰したのかな」
 「そうだよね」
 田中一美元特務中尉はやれやれと言う表情である。
 「あんな拷問もあったのね」
 田川真琴元中尉は知らない。
 「逆さ吊るしで蟻を躰に被せるのは東丸秀三郎警部のやり方だよ」
 浜田佳美元中尉は知っていた。
 「でも浴槽とシャワースタンドが」
 「そう。直ぐに洗わせてくれるけど。自分で全裸になって躰洗うしかないよ」
 それでも娼帝國の拷問にしては軽微である。
 
 翌日。
 夜十時。宇佐美伝吉警部補と三田園矢一警部補が永井美幸と吉村江梨子を迎えに来た。
 スーツと新しい下着が投げ込まれる。
 「着替えろ」
 二人はベッドに座って後ろを向いて着替えた。
 スタジオには稲垣七郎警視正と東丸秀三郎警部が待っている。
 三角木馬が二体並べられていた。
 床に置かれた一メートル四方の鉄板からハンドルで上げ下げできる一メートルくらいのアームが伸びている。
 アームの上に横幅二十センチ高さ二十センチ奥行き一メートルの三角の鞍が載っていた。
 三角の頂点は金属になっている。先端は完全には尖ってない。一ミリくらい鑢が掛かっていた。
 「あれを跨げ」
 東丸秀三郎警部が二人に命令する。
 スタッフがハンドルを回して鞍を下げた。
 着衣のままである。
 スカートの長さは膝上二十三センチ。下着の先端ラインから僅かな長さになっている。
 二人が跨ぐと宇佐美伝吉警部補が永井美幸を三田園矢一警部補が吉村江梨子を立たせたまま高手小手に縛ってしまう。
 背中の縛り目にフックを填め込む。
 天井に吊る下げた滑車のフックを下げて背中に付けたフックを接続する。
 スタッフがハンドルを回して鞍を上昇させて行く。
 宇佐美伝吉警部補と三田園矢一警部補が滑車の縄を引いて吊るしを上げる。
 鞍が腰まで来るとスカートが捲れ上がって下着のままの股間を鞍が押し上げて行く。
 爪先が床を離れる高さで止めた。
 「どうや。着衣でも股がかなり痛いだろ」
 東丸秀三郎警部が声を掛ける。
 永井美幸は無言で頷く。
 「はい」
 吉村江梨子は顔を歪めて答えた。
 「それを全裸で跨ぐのだ。ちょっとでも躰が上を滑ると会陰が斬れてしまう」
 そう言って東丸秀三郎警部が宇佐美伝吉警部補と三田園矢一警部補に鞭を渡す。先端が蠅叩きの様な四角い革の一本鞭である。
 宇佐美伝吉警部補が永井美幸の乳房付近を着衣のまま叩く。
 「うぐ」
 永井美幸の躰が揺れる。三角木馬の頂点をやや滑った。
 「はあーー」
 斬れそうな痛みが理解できる衝撃である。
 続いて三田園矢一警部補が吉村江梨子の乳房付近を叩く。
 「うう」
 吉村江梨子は躰を硬く何とか滑るのを回避した。
 「痛みは判ったな。降ろせ」
 稲垣七郎警視正の指示である。
 直ぐにスタッフがハンドルを回して鞍を下げる。
 宇佐美伝吉警部補と三田園矢一警部補も滑車の縄を緩めて下がるタイミングに合わせて吊るしを下げて行く。
 「どうだ。やや前屈みにして剥き出しの小陰唇でこの先端を咥えて躰を鞭で叩かれる」
 稲垣七郎警視正は永井美幸に向かって言う。
 「・・・・・」
 永井美幸は震えながら首を振った。
 宇佐美伝吉警部補と三田園矢一警部補が高手小手の縛りを解く。
 「さあ。自分で脱いでもらおう」
 稲垣七郎警視正は二人にやんわり要求する。
 強烈な威圧力である。
 永井美幸は震えながらジャケットのボタンを外す。
 吉村江梨子もそれを見て置かれた状況と照らし合わせて観念して脱ぎ始めた。
 もう全裸は公開されてしまっている。今さら抵抗しても始まらない。抵抗してこの面々を刺激しないことである。
 永井美幸は手で押さえてブラを外す。そのまま腰を下ろしてお尻を床に着き膝で乳首を隠してショーツを脱いだ。
 吉村江梨子も同じようにする。
 「綺麗なヌードだな。俺たちも指名して遊びたかったな」
 東丸秀三郎警部が二人の躰を見下ろして言う。
 核戦争前の日本ではない。セクハラもパワハラも死語。堂々とテレビで発言する。
 昭和四十年くらいの日本でも問題なかった。この面々らはその時代の産物である。
 スタッフの手で三角木馬が撤去され拷問椅子が二台運ばれた。
 「これに乗って貰おう」
 東丸秀三郎警部が拷問椅子を指し示す。
 永井美幸から立ち上がってそれに乗る。
 宇佐美伝吉警部補が膝を持って脚乗せ部分に縄で固定してしまう。女の部分は百五十度開かれて丸出しになってしまった。
 吉村江梨子も同じように三田園矢一警部補の手で拷問椅子に大股開きで固定されてしまう。
 腰はベルトで押さえられ手首は拷問椅子の後ろ側で互い違いに縛られた。
 「それでは美人二人のお○○こを衛星放送の向こう側でじっくり比較していただきましょう」
 東丸秀三郎警部が宣告して宇佐美伝吉警部補と三田園矢一警部補が拷問椅子の横に立ち太腿の後ろから手を伸ばして二人の女の部分を開いてしまう。
 二人は恥ずかしさに顔を逸らせて拷問椅子の背凭れに擦りつける。
 「かまととぶってお前らもう何回目だ。恥ずかしくないだろ」
 東丸秀三郎警部が揶揄う。
 「何回されたって死ぬほど恥ずかしいよ」
 吉村江梨子は堪らず言い返してしまった。
 「はっはっはっは。そうかその言葉は見ている男性諸氏を心底悦ばしてくれるなあ。恥ずかしがっているのを見る方が堪らなく嬉しい」
 東丸秀三郎警部はさらに詰る。
 「酷い」
 永井美幸の目から大粒の涙が浮き出す。
 「うう」
 吉村江梨子も顔を叛けたまま涙を流した。
 「どっちも綺麗に洗って綺麗なま〇この内側が輝いているぞ」
 東丸秀三郎警部は恥ずかしさにさらに追い打ちを掛ける。
 二人は顔を逸らせて固まったままである。
 「こっちは小陰唇の内側が薄い緋色一色だな」
 東丸秀三郎警部が吉村江梨子を見て言う。
 「・・・・・」
 吉村江梨子の表情は固まる。目を逸らして汗を噴いていた。
 「それに対してこっちの女はびらびらの裏まで深紅だ。クリの下から膣口まで半透明のように白い。綺麗で生々しい特徴があるな」
 確かに二人の女の部分は対照的である。
 東丸秀三郎警部はじっくり言葉に出して評価して辱める。
 「い、いや。あはん」
 永井美幸はさらに涙を溢れさせた。
 稲垣七郎警視正がクスコを二本翳す。
 宇佐美伝吉警部補と三田園矢一警部補が一本ずつ受け取る。
 二人のその部分が濡れてないので先にワセリンを塗った。
 そのまま同時に膣口に突っ込んでしまう。
 螺子を回して奥を広げた。
 吉村江梨子は深紅に染まった顔を逸らせて俯いたままである。
 永井美幸は深紅に染まって俯いた顔から涙が流れ続けていた。
 「う。・・・・・・うう・・・・・」
 僅かにマイクが辛い声を漏らしたのを拾う。
 「お姉ちゃんのお○○こ。とってもきれいで生々しくて良いよ。俺じっくり鑑賞したいな」
 涙を見て東丸秀三郎警部がさらに詰る。
 「いやあーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーん。ああん。あはん。いやあはああん」
 永井美幸は堪えられず号泣の涙を溢れさせた。
 
 何処のラウンジも静まり返って全員の目がモニターに集中している。男らは殆どが興奮の坩堝である。
 
 「お姉ちゃん達。乳房の大きさはあんまり変わらないけど向こうは小さな乳首が真ん中に薄紅色。姉ちゃんのは真っ赤で乳首が強く突起しているね」
 東丸秀三郎警部が泣いている永井美幸をさらに揶揄う。
 永井美幸は東丸秀三郎警部に向き直る。
 そして涙を飛ばすように顔を振った。
 「・・・・・」
 何かを言い返そうとしたが声は出ない。
 そしてさらに涙を溢れさせた。
 「でもさ。子宮頸部の紅さは向こうが紅いな」
 モニターにはクスコの奥が拡大して並べて投影されていた。
 「姉ちゃんのほうが濃いよね」
 東丸秀三郎警部は吉村江梨子方に移動して言う。
 「そうですけど。あふぁああーーーーーーーーん」
 遂に吉村江梨子も涙を溢れさせた。
 「おい。二人ともそんなことで泣くなよ。何処のラウンジも個別の部屋も静まり返って固唾を呑んでいるぞ。これから拷問だからな」
 稲垣七郎警視正が檄を飛ばす。
 「これから尿を抜いて尿道バイブ責めだ」
 東丸秀三郎警部が尿道カテーテルと尿道バイブを翳して宣告した。
 永井美幸も吉村江梨子もそれ何だか充分に辛い思いをさせられている。
 「ゲストのイケメンを呼んでいるからな」
 稲垣七郎警視正が宣告する。
 高嶋波琉アナウンサーが若い男を二人連れて来た。
 「佐野幸春さんと高田淳乃さんです」
 スタイルも良くイケメンアイドルの風貌である。
 永井美幸と吉村江梨子に戦慄が奔った。この二人に恥ずかしい部分を弄られるのである。
 宇佐美伝吉警部補と三田園矢一警部補がこの時点でクスコを抜いてしまう。
 「君はどっちの姉ちゃんを弄りたい」
 東丸秀三郎警部が佐野幸春に聞く。
 佐野幸春は永井美幸を指さす。
 「どうして」
 「裏で見ていましてあの部分が凄く特徴的でたっぷり弄りたいです」
 「君は」
 東丸秀三郎警部は高田淳乃にも聞く。
 高田淳乃は吉村江梨子を差した。
 「どうして」
 「こっちの方が表情が気丈そうでたっぷり辱めたいです」
 「良し決まった」
 稲垣七郎警視正が二人に医療用手袋と尿道カテーテルを渡す。
 「お前からだ」
 稲垣七郎警視正が高田淳乃に言う。
 高田淳乃は医療用手袋を着ける。
 滅菌されたビニル梱包から尿道カテーテルを取り出す。
 吉村江梨子はその手元を堪らない表情で見つめていた。
 東丸秀三郎警部がビニル梱包から剥き出した尿道カテーテルにキシロカインゼリーを塗ってやる。
 高田淳乃は先端のやや手前を抓んでもう片手で女の部分のビラビラを広げようとする。
 東丸秀三郎警部がそれを制して広げた。
 「そっちの手で中程を抓んで」
 三田園矢一警部補が下にしゃがんで尿瓶を受ける。
 高田淳乃は吉村江梨子の尿道の亀裂に尿道カテーテルの先端を差し込む。
 「う、うう」
 吉村江梨子は究極に顔を歪めた。
 高田淳乃は構わず奥まで挿入する。
 尿が抓んでいる指の手前まで流れ出て来た。
 三田園矢一警部補が尿瓶を尿道カテーテルの反対側の先端に寄せる。
 高田淳乃はその中に尿道カテーテルを落とす。
 吉村江梨子の尿が尿道カテーテルから流れ出る。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーー」
 堪らない恥ずかしめに息遣いを漏らしてしまう。
 迎えに来られる時間の寸前に小水は出していた。それでも尿瓶の底に五ミリくらいが流れ出る。
 色はかなり濃い。
 永井美幸は青い表情で横目でそれを見ていた。
 高田淳乃はじっくり吉村江梨子のその部分を見ながら尿道カテーテルを抜く。
 抜き取れる瞬間の尿道の亀裂を確り観察した。
 吉村江梨子の顔は深紅に染まっている。
 「良し」
 稲垣七郎警視正が佐野幸春を促す。
 佐野幸春は既に医療用手袋を装着していた。
 同じように滅菌された梱包から尿道カテーテルを取り出す。
 東丸秀三郎警部がキシロカインゼリーを塗ってやる。
 佐野幸春は高田淳乃が言われた通りに片手で尿道カテーテルの先端手前を抓んで中程をもう片手で抓む。
 東丸秀三郎警部が永井美幸の女の部分を開く。
 永井美幸の顔は深紅に染まっていた。テレビの画面からもくっきりその紅さが判る。
 佐野幸春はやや透明感を感じさせる尿道の亀裂付近の粘膜を観察しながら先端を突っ込む。
 「うぐう。うう。う」
 永井美幸も痛みに声を漏らす。
 佐野幸春も一気に奥まで押し込む。
 こっちも尿道カテーテルを抓んだ真ん中まで尿が流れ出て来る。
 佐野幸春も宇佐美伝吉警部補が差し出す尿瓶に反対側の先端を投げ込む。
 永井美幸からも色の濃い尿が尿瓶に流れ出る。
 「ああ。あふぁああ。・・・・・ああ・・・・・あはあ」
 堪らない息遣いを漏らす。
 佐野幸春は好奇の目でその部分を凝視していた。
 永井美幸には気が遠くなるような恥ずかしさである。
 尿瓶には吉村江梨子より多い量が流れ出ていた。
 終わって佐野幸春も永井美幸のその部分をじっくり観察しながら尿道カテーテルを抜く。
 「さあ。次は尿道バイブだ」
 稲垣七郎警視正が宣告する。
 これも若いイケメンの二人に弄らせる目論見である。
 羞恥に対する精神的辛さを味あわせたい。
 この二人にはそれが効くと見ていた。痛みを与えるのはその後である。
 東丸秀三郎警部が高田淳乃に尿道バイブを渡す。
 「・・・・・」
 吉村江梨子はこの責めを既に受けていた。こんな物で逝き顔を晒したら恥ずかしいことこの上ない。
 高田淳乃の指で小陰唇を開かれてしまう。
 「ああ・・・・・あは」
 吉村江梨子は堪らない息遣いを漏らしてしまった。
 高田淳乃は吉村江梨子の尿道の亀裂に差し込む。
 「う、うう、うーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は表情を究極に歪めて呻く。
 初めてではないがやはり痛い。
 微振動を与える機能が付いた尿道バイブである。高田淳乃は構わずスイッチを入れた。
 「はあーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーあはーーーーーーーーーーーあふぁああーーーーーーーーーーーいやーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は上半身を拷問椅子から迫り上げて躰を震撼させる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーはーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーいやああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 大口を破裂させ顔を振って藻掻く。
 尿道は痛みと堪らない屈辱である。
 「あ、ああん。ああん。あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーん」
 躰は強烈に震撼する。
 高田淳乃はさらに膣に指を突っ込む。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーあはーーーーーーーーあ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 吉村江梨子は堪えられない。高田淳乃はきっちり娼婦の泣き所を程よく弄っていた。
 「この女初めてじゃないですよ」
 高田淳乃は東丸秀三郎警部に言う。
 「そうだな」
 東丸秀三郎警部も哂っている。
 「慣らされています」
 高田淳乃はさらに見透かす評価である。
 「お前。鉄格子の中で尿道オナニーしたな」
 東丸秀三郎警部が決めつける。
 「ちがうーーーーーーーーーーー。SMコースで小川達にやられたんだよーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は堪らず真紅に染まった顔を振って烈火のごとく反論した。
 「それで味を占めたか」
 東丸秀三郎警部はその感情を知りながら態と揶揄う。
 「やめろーーーーーーーーーーーーー。強制的に弄られて嬉しい訳ないだろーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子はブチ切れる。
 「ばかやろーーーーーーーーーーーーー!女は強引にやられて慣らされて悦びを深く知るんだよ。プライド持つな!」
 東丸秀三郎警部は怒鳴りつけてしまった。
 「あーーーーーーーーーーーーーあはん。あっはん。あはん。あはああーーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は躰を強く痙攣させながら号泣してしまう。
 なかなか痙攣は治まらない。そして膣からは濁った液が流れ出ていた。
 淫靡極まりない姿である。
 「お前随分上手じゃないか。どうしたのだ」
 東丸秀三郎警部は若いのにと不思議に思う。
 「年増の要求する通りやっていただけですよ。膣の奥の一番感じる部分に言葉で指を誘導されて」
 高田淳乃はあっさり答える。
 「はっはっは。年増はお前に気持ちの良いところを弄って貰いたかったのだな。それで細かく要求したな」
 東丸秀三郎警部は愉快そうである。
 「そうです。もうズルズルでした。このように」
 高田淳乃は吉村江梨子の股間を指さす。
 吉村江梨子は深紅に染まった顔を強く逸らして崩れる。堪えられる恥ずかしさではない。
 「年増とは幾つや」
 東丸秀三郎警部は四十くらいを想定している。
 「このくらいです」
 高田淳乃はまた吉村江梨子を指さした。
 吉村江梨子はまた顔を逸らせたまま無言で涙を溢れさせる。
 「お前から見れば年増かもな。それは何クラスや」
 東丸秀三郎警部はまだ興味深い。
 「AクラスかBクラスです」
 「お前が誘ったのか」
 「まさか。年上なんか。向こうから躰を押し付けて促して来るのです」
 高田淳乃は強く否定する表情である。
 若いイケメンからは三十前後でも年増で誘うに値しないらしい。
 「良しこっちだ」
 東丸秀三郎警部は佐野幸春にも尿道バイブを渡す。
 永井美幸は恐々と見ていた。
 佐野幸春は先に膣に指を突っ込む。そして娼婦の泣き所をピンポイントにやんわり弄る。
 「いやあーーーーーーーーーーーー。いやあはああーーーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーーーーあはん。あはああーーーーーー」
 永井美幸は顔を振って藻掻く。
 佐野幸春は濡れを確認して尿道バイブを永井美幸のやや透明感のある白い尿道の亀裂に突っ込む。
 指を膣に入れたまま口で尿道バイブを抜けないように押さえてスイッチを入れる。
 「あーーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は大口を破裂させて頭を振って藻掻く。恥ずかしさの極致に追い込まれて嫌でも躰は反応してしまう。
 佐野幸春は最初から膣天井部と尿道の二か所責めである。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は尿道が堪えられない。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーやめてーーーーーーーーーーーーーー」
 躰は拷問椅子から迫り上がってスマートな内腿の筋肉が怒張していた。
 佐野幸春は慣れた手つきで容赦なく責める。
 
 夕嵐の潜水艦の艦内。
 田中一美元特務中尉から夜食のおにぎりと出し巻き卵が配られていた。
 小日向奈央元少尉は聴音器を付けたままである。
 舵機は浜田佳美元中尉が操作する。
 一度潜望鏡深度まで上昇して娼帝國の放送をダウンロードした。
 イヴェット中尉とサリー少尉の拷問がなくて安堵している。
 「今夜は稲垣警視正のグループが担当なのね」
 「舛田。まだ体調悪いのかな」
 「人を沢山虐めたから天罰じゃない」
 小日向奈央元少尉は言ってしまう。
 「そうだよね。酷すぎたよ」
 田川真琴元中尉も同意する。
 「東丸。今日は徹底して辱めたいのね」
 中依美緒元少尉はいまの二人には辛いと見ていた。
 「三人殺したのだよね」
 浜田佳美元中尉は前のニュースで殺人犯と認識はしている。
 「殺された三人の方が酷すぎるよ」
 吉丘蓮実元中尉は強く非難してしまう。
 「まあ。あんな奴らが害者でもでも娼帝國では二人に情状酌量はないね」
 田川真琴元中尉も殺された三人の男を強く非難する。
 「この二人の女性は北嶋主席が一番嫌うタイプだね」
 吉丘蓮実元中尉は良く状況を知った主席への非難である。
 
 R国。報道スタジオ。
 永井美幸は失神してしまっていた。
 「はっはっはっは。完全に逝ってしまったな」
 稲垣七郎警視正が永井美幸の白目を剥いた顔を覗き込む。
 「良い躰で良い女ですがこの意識ではもったいないだけです」
 東丸秀三郎警部の見解である。
 「あんた好みか」
 「と言いますか。この女を花電車に使ったらなかなか人気が上がりますね。顔も躰もそっちにそそります。さらに女の部分がなかなか生々しく」
 「そうだな」
 稲垣七郎警視正も納得する。
 「どうだ。この女も尿道が開発されていたか」
 東丸秀三郎警部は佐野幸春にも同じ確認をした。
 「開発されているまでは行かないです。ただそっちを無理やり弄られてその感度に堪えられない段階ですね。自分で責めるまでは行っていません」
 佐野幸春もかなり女躰の扱いに慣れている。
 「あんたもA、Bクラスのお姐さんのお相手しているのか」
 「ええ。要求されて嫌でない範囲で対応しています」
 「お前らチケットはどうしている」
 稲垣七郎警視正の確認である。
 「使ってますよ。若いA、Bクラスの子で追加を要求しない子に」
 「そっちは」
 高田淳乃にも聞く。
 「佐野とまったく同じですよ。病気でない限り使わないと罰されますからね」
 「良しそろそろ悲鳴を愉しもう」
 稲垣七郎警視正が号令する。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が永井美幸と吉村江梨子を駿河問いに吊るし始めた。
 言われて高田淳乃と佐野幸春も手伝う。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーー。う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 手首、脚首を背中の上で縛られて吊るし上げられて吉村江梨子は苦痛の悲鳴を絞り出す。
 「うぐう、ううーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 空中で藻掻く。
 長身でスマートな躰は空中で五角形を描いていた。
 失神から意識を戻した永井美幸も吊るし上げられる。
 「うぐ、うう、うーーーーーーーーーー」
 こっちも空中で藻掻く。
 どちらも長身でスタイルが良い。同じように空中で五角形を描いていた。
 スタッフが太い凧糸に洗濯鋏を縛り付けた物を五十本ずつ用意している。
 それを二人ずつ掛かって吉村江梨子と永井美幸の真下を向いた躰のフロント面に鋏みつけて行く。
 凧糸の反対側の先端は纏めて床に埋め込まれたフックに縛り付けられていた。
 佐野幸春が永井美幸の乳首、乳房に鋏みつけて行く。
 「うう。うぐ。うう」
 鋏付けられるだけで既に痛い。
 三田園矢一警部補と高田淳乃が吉村江梨子に鋏みつける。
 高田淳乃は太腿、内腿に鋏みつけてから女の部分のビラビラを片方ずつ三本鋏んだ。
 「うーーーーーーーーーー。ぐふううーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は強烈な痛みに表情を究極に歪めて悲鳴を絞り出す。
 躰中に床から凧糸で繋がった洗濯鋏を鋏まれている。
 これで吊るしを一気に引き上げられたら躰中の洗濯鋏が瞬間に毟り取んで壮絶な痛みが想像に難くない。
 恐怖に震える。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 平佐和は小倉紘子元道警警部と滞在するホテルルームに引き上げ湯野中はT市に帰った。
 カウンターには真紀子と葛城義和だけである。
 井上貴江中佐は部屋の奥で待機する。
 溝口明日香中佐はカウンターの中である。
 他に六人の隊員が中で護りに就いていた。
 「ねえ。かなりフランスとアメリカの女性兵士を拷問したけど奴ら来ないね」
 真紀子は不気味と思う。
 「アメリカの部隊と話し合いがつかないのでしょうかね。作戦が立たないかですね」
 葛城義和も事態を計りかねる。
 「こっちの警戒の疲れを待っているのかな」
 「津島長官にそれは無駄でしょう」
 「まさか上野大尉らの索敵で唐津から出られないとか」
 「それなら向こうから攻撃してきていました」
 葛城義和はそれも違うと言う。
 溝口明日香中佐もカウンターの中に居て何も言わない。
 言いようがないのである。
 「東丸。今夜は執拗にやってるじゃない」
 「暫くお呼びがなかったからでしょう」
 「今日は病院送り」
 「多分。病院に送って序でに自殺防止の処置をするのでしょう」
 「やっておいた方が良いか。あの二人に舌は噛めないと思うけど」
 「追い詰められたら自殺を考える可能性はあります」
 「どうあってもこの国に相いれないのね」
 「四国に移る募集を行ったとき動いてくれたら良かったのです」
 「殺された三人にも問題はなくないのよね」
 「確かに管理事務所の小崎信二は問題ありです。ハードに登録してないのですからハードは拒否できます」
 「そこを強引に権力利かせたから殺されることになったのね」
 「そうですね。でも殺人罪にまで行ってしまいましたから」
 やはり永井美幸と吉村江梨子は同情されないらしい。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 永井美幸と吉村江梨子は駿河問いの吊るしのまま洗濯鋏を鋏付けが終わっていた。
 「どっちから行きます」
 東丸秀三郎警部は稲垣七郎警視正に確認する。
 「あんたの好きなようにやれ」
 稲垣七郎警視正は座って見物の姿勢である。
 「良しこっちから行く」
 東丸秀三郎警部はそう言って高田淳乃を呼ぶ。
 高田淳乃は吉村江梨子を吊るしている滑車の縄を掴む。
 「行きますよ」
 「・・・・・」
 吉村江梨子は無言で床から繋がった凧糸を見る。
 「五、四、三、二、一」
 東丸秀三郎警部が秒読である。
 高田淳乃は一気に引っ張り上げた。
 「ぐわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 一気に洗濯鋏は飛ぶ。
 「がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は空中で強烈に暴れる。腰を迫り上げ脚首を縛られたまま膝を揺する。
 「ぐわあああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
 そして失禁してしまう。
 「あーーーーーーーーーーーーあはん。あはん。あはん。あはん。あはん」
 泣きながら失禁尿を漏らす。
 躰のフロント面は洗濯鋏の鋏んだ痕が無数に残って無残極まりない。
 「あはああーーーーーーん。ああ。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いで全身の痛みに藻掻き続けた。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が二人でゆっくり吊るしを下げて行く。
 その間にスタッフが漏らした床をモップで拭いてしまう。
 見ていた永井美幸は驚愕の表情で怯えていた。
 「さあ。こっちだ」
 東丸秀三郎警部が佐野幸春を促す。
 佐野幸春が永井美幸を吊るした滑車から斜めに出た縄を引っ掛け金具から外して掴む。
 「準備OK」
 「・・・・・」
 永井美幸も怯え切った表情で下を見る。
 「五、四、三、二、一」
 東丸秀三郎警部が秒読を終えた。
 佐野幸春も一気に引っ張る。
 「があーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 洗濯鋏は永井美幸の肌を毟るように引っ張ってほぼ一気に飛ぶ。
 「ぐわああーーーーーーーーーーーーふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸から強烈な悲鳴が轟く。
 この美人からこんな声が出るとは思えない悲鳴である。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
 こっちも失禁してしまった。
 「あーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーん。ああん。あはあん。ああん」
 号泣の涙が溢れる。
 「あはあ。ああ。ああ。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いで震え続けた。
 スタッフがモップで掃除をしてこっちも三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が連携してゆっくり吊るしから降ろす。
 既に吉村江梨子はストレチャーに乗せられ運び出された。
 永井美幸もストレチャーに乗せられる。
 白く肌理の細かい皮膚は洗濯鋏の痕が無数に点在して無残極まりない。カメラはゆっくりそれを舐めた。
 放送時間終了とともに永井美幸も運び出される。
 そのままヘリが二人を乗せて娼国の病院に向かう。
 
 翌日午後。
 小滝橋佳苗中尉は當間五郎らを仁川ホテルの屋上から南の島五号棟の屋上に移送した。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補がイヴェット中尉とサリー少尉を一階の鉄格子から四階の拷問部屋に連行する。
 當間五郎は蛇と鰻を要求していた。
 水槽が二台運ばれて来る。中身は常温の水である。
 若い四人の男が一応スーツ姿で鉄格子から来たイヴェット中尉とサリー少尉を全裸に剥いてしまう。
 四人掛かって二人をそれぞれ脚から水槽に突っ込む。
 鰻が数匹入った盥が二つ運ばれる。
 若い一人が鰻を掴みながら水槽に投げ込む。
 「あ、あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉は悲鳴を上げる。
 続いてサリー少尉の水槽にも投げ込む。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉も悲鳴を上げる。
 だが鰻で脅威があるともないとも言えない。
 でも同じ水の中は不快極まりない。
 若い二人が水槽の縁に工事現場の足場板のような金属の板を渡す。
 二人が掛かってサリー少尉の躰を持ち上げる。
 取り敢えず足場板に座らせた。
 イヴェット中尉も同じようにする。
 お尻を乗せた足場板の後ろにもう一枚乗せた。
 當間五郎がそこに上がってイヴェット中尉から高手小手に縛る。
 サリー少尉も當間五郎が縛った。
 若い一人が背中の縛り目にフックを填め込む。
 スタッフがその真上の天井に設えたレールにチェーンブロックを吊るす。
 そのフックを下げて背中のフックに接続する。吊るさない程度に引き上げて張ってしまう。
 鰻を掴んだ若い一人が海水パンツに着替えて来た。
 若い二人がサリー少尉の膝を掴んで大股開きにする。
 残った若い一人がサリー少尉の後ろ側の足場板に乗って肩を押さえてしまう。
 海水パンツに着替えた男が水槽に入る。
 當間五郎がその男にクスコを渡す。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉は何をされるか判って悲鳴を上げた。
 海水パンツの若い男はサリー少尉の膣にクスコを突っ込む。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやですーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉は日本語で叫ぶ。
 海水パンツの若い男は構わず奥を広げてしまう。
 「ノーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉は日本語交じりに叫ぶ。
 水槽の中を泳ぐ鰻を掴む。慣れたものである。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 その頭をクスコに突っ込む。
 「がふぁあーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー。あがあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 蛇と違って暴れる。サリー少尉は強烈な悲鳴を上げて藻掻く。
 海水パンツの男は直ぐに抜いた。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーー。あはあ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 サリー少尉は震え続ける。
 當間五郎が盥を差し出す。
 海水パンツの男はそこに鰻を投げ込む。
 今度はサリー少尉の前にもう一枚足場板が渡される。
 その上にまな板が置かれた。
 海水パンツの男は鰻を掴む。横から當間五郎が渡す目釘で鰻の目をまな板に突き刺す。
 當間五郎はごつい鰻包丁を差し出した。
 海水パンツの男はそれで鰻の首を半分刎ねる。
 骨に沿って一気に裂く。
 サリー少尉は震えながらそれを見ている。
 その間にスタッフが鰻を焼く焼き台を横に設置していた。
 海水パンツの男は鰻を捌いて串を刺し込む。
 割烹着姿の板前が来てそれを下焼する。
 サリー少尉はそのまま水槽の上に放置である。
 海水パンツの男はイヴェット中尉の水槽に移動した。
 「あ、ああ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉も強烈に悲鳴を上げる。
 既に躰は震えていた。
 若い二人が膝から下を持って大股開きにする。
 「だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉も日本語で叫ぶ。
 海水パンツの男は同じようにクスコを膣に突っ込む。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉は震えていた。
 海水パンツの男は水槽の中を泳ぐ鰻を掴む。
 「あ、あ、ああ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉は頭を振って悲鳴を上げてしまう。
 海水パンツの男は鰻の頭をクスコに突っ込む。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーあがあーーーーーーーーーーああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 鰻は暴れる。イヴェット中尉はサイレンの様に悲鳴を上げ躰を震撼させて藻掻く。
 海水パンツの男は哂いながら直ぐに抜いた。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーー。あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 イヴェット中尉は荒い息遣いで震え続ける。

 當間五郎がこっちも盥を差し出す。
 海水パンツの男はそこに鰻を投げ込む。
 今度はイヴェット中尉の前にももう一枚足場板が渡される。
 スタッフの手でその上にサリー少尉の前のまな板が移動された。
 海水パンツの男は鰻を掴む。また横から當間五郎が目釘を渡す。海水パンツの男はそれで鰻の目をまな板に突き刺した。
 當間五郎はごつい鰻包丁を差し出す。
 海水パンツの男はそれで鰻の首を半分刎ねる。
 骨に沿って一気に裂く。
 イヴェット中尉は荒い息遣いのままそれを見ている。
 海水パンツの男は同じように串を刺して割烹着姿の板前に渡す。
 板前は下焼してからスタッフが設置した蒸し器に入れる。
 「鰻の次は蛇だな」
 當間五郎が静かに宣言した。
 「うごおーーーーーーーーーーーー。おーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーー。おーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉は半狂乱に顔を振って奇声を叫ぶ。
 サリー少尉は青い顔で震えている。
 海水パンツの男は急いで着替えて黒いワイシャツ黒いズボンで出て来た。
 水のない水槽の中に蠢く蛇を直に掴む。
 「あふぁあ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉の悲鳴が轟く。
 蛇を掴んだ男は無言のサリー少尉に向かう。
 「ふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サリー少尉は恐怖に固まった。
 男は足場板に乗る。
 蛇の頭と尻尾を持ってサリー少尉の首に半周当ててしまう。
 「ふ、ふぁ。ふあ、ふぁ」
 サリー少尉の躰はガタガタ震える。
 「ま〇こに入れていい」
 男は態と聞く。
 「・・・・・」
 サリー少尉は強烈に首を振る。躰は小刻みに震えていた。
 男は蛇をサリー少尉の首に巻いたまま當間五郎を見る。
 當間五郎は首を振った。
 男は蛇を掴んだままイヴェット中尉に向かう。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 イヴェット中尉は強烈な悲鳴を上げる。
 男は足場板に登ってクスコに蛇の頭を近づけた。
 「ふあ、ふぁあ。ふぁああ」
 イヴェット中尉は口から泡を噴いてしまう。
 「良し。終了」
 當間五郎が宣言する。
 時間切れである。そして明日以降を考えて精神異常になる前で止めた。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 窓からは夕陽が沈みかけ空は茜色である。
 南の島は警戒態勢だが津島はまだ仮眠中であった。七時まで天葛大尉が指揮官である。
 夜になるまで警備の配置は天昇の間の窓から一望できた。
 「もう一度此処を襲って来ることはないのか」
 何故かR国D市の中央棟に移る意見は出てない。湯野中は危険はないのかと呟く。
 「二度失敗しています。二度目は影武者でそれも防弾チョキで阻まれました」
 葛城義和は南の島を狙ってイヴェット中尉とサリー少尉の奪還を優先すると見ていた。
 「夕嵐の連中はこっちに接近してないのか」
 「ないとは言えません」
 「昼間は狙わないだろ」
 「拷問の最中に狙う可能性はないとは言えないです」
 「それはないでしょう。昼間に接近したら潜水艦は見えるよ」
 真紀子はそれを否定する。
 「陸棚の下なら見えません。それに奴らはランドセルドローンのような物を作っていました」
 葛城義和は可能性は低いが一応の危険を警告した。
 「夜間ならどうだ」
 「どの棒に監禁されているか解らない筈です。以前のように建物を破壊はしないでしょう」
 「津島は夜間に絞っているよね」
 「そうですが昼間の警戒も緩めていません」
 「拷問を夜間にしたらどうなるの」
 「狙うのが拷問部屋に限定されます」
 「そっちが良いのじゃない」
 「津島長官の意見を訊きましょう」
 真紀子が天葛大尉に交代時点で津島CIC長官の連絡を要求する。
 津梨清吉が入って来て夕食の支度に掛かった。今日はかなり遅めである。
 
 夕嵐の潜水艦の艦内。
 田中一美元特務中尉は夕食の準備をする。
 指令室内では傍受した娼帝國の放送を確認していた。
 「こけ脅しだったのね」
 小日向奈央元少尉はやや安堵する。
 「違うよ。精神異常にならない寸前で止めたよ。當間五郎という奴。充分見極めているね。イヴェット中尉もサリー少尉も限界ぎりぎりだよ」
 吉丘蓮実元中尉は恐ろしさを噛み締めていた。
 「北嶋主席が指名してやらせる価値は充分にあったのね」
 田川真琴元中尉は真紀子が充分に資質を見抜いていたと言う。
 「ハル大佐の指揮でアメリカ製のミサイル二本を島に放つ。切り離して先頭部は迎撃される。後部が小型火炎ドローン弾をばら撒く」
 吉丘蓮実元中尉が作戦を確認する。
 「二隻の乗員が島の両側から援護に入る。大方の隊員と兵士が火炎弾の消化に当たることになるのね」
 浜田佳美元中尉が続きを確認してゆく。
 「それが島の東と西」
 ハル大佐の主張でアメリカの乗員は南の島に二隻の潜水艦から東面と西面に登って援護射撃を行う計画であった。
 「そしてそのどさくさに艦から直接泳いで南から私と佳美が五号棟の警備室に突っ込む」
 田川真琴元中尉が確認する。
 「私と奈央、美緒で北側の小さな海峡から突っ込む。小型潜航艇は由愛が操縦する。艦には一美と穂美が残って時間をずらして垂直発射管からアメリカのミサイルを撃つ」
 吉丘蓮実元中尉が続きを確認した。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 モニターに津島が出ている。
 「今回は生け捕るより国家顧問の指示は夕嵐を射殺が目的だな。あの二人が持って行かれるよりそっちが優先じゃないのか」
 「そうよ」
 「俺は夜間に来ると思っている」
 「それじゃ拷問は夜の方が良いの」
 「最中は狙わないだろ。以前に一人小日向を奪還しそこなった」
 「それじゃ昼に来るのは避けたいのね」
 「昼に来る確率をできるだけ減らしたい。念の為に天葛大尉を配置しているが俺も二十四時間は対応できない」
 「そう言うことです」
 葛城義和は津島から直接説明させたのである。
 
 福江島沖合。
 生方少将の第三機動部隊はこの付近で警戒に就いていた。
 「どう見ても夕嵐の連中は既に警戒網を抜けて娼国に接近しているものと思われます」
 「当たりを付けた場所が違ったかな」
 「本来の警戒配置を見ている上野大尉らも成果なしです」
 「まさか唐津の技術者がシールドマシーンを作って自分らで穴を延伸したのじゃないだろうな」
 「それには相当な人手が」
 艦隊参謀の大佐は無謀と言う。
 「アメリカの潜水艦二隻分だ。一隻はかなり大型だった。上野大尉らが爆撃で沈めた艦からは遺体は七人しか出てない」
 生方少将はそれなりに人手は問題ないと見ていた。
 「まさかそんな。出口が二つになったのですか」
 「二つとも限らない」
 「それじゃ」
 「それ以外に説明がつくか」
 「どうします」
 「少し憂さ晴らしをするか」
 「第五機動部隊の参謀が虐めていたハードコンパニオンが来ています。ややぺちゃぱいですが良い女です」
 艦隊参謀の大佐が提案する。
 「それで息抜きしよう」
 瑞鶴の会議室に将校が集められ高安芽衣が連れて来られた。
 続いてコンパニオン二十名が連れて来られる。
 「これからこっちのハードコンパニオンとお○○こ比べだ」
 生方少将が憂さ晴らしにえげつない宣言である。
 「俺を除く十九人で投票する。コンパニオンが負けたら四人で指責めだ。ハードコンパニオンが負けたら膣にビール1オンスだ」
 艦隊参謀の大佐が宣告した。
 少尉の徽章二人で高安芽衣を全裸にして拷問椅子に乗せて背凭れを床と平行になるまで倒す。
 脚乗せ部分は畳んでまんぐり返しにしてしまう。
 脚首を片方ずつ縛ってフックを付ける。拷問椅子の背凭れに縄を巻いてそれだけで縛った。その縄に脚首のフックを引っ掛けてしまう。
 股間は斜め上を向いて丸出しになってしまった。
 高安芽衣自身が視線を下に下ろせばくっきり見える。
 一人目のコンパニオンも少尉二人で全裸にしてしまう。
 こっちも背凭れを床と水平に倒した拷問椅子に乗せる。
 だがこっちは一々脚首は縛らない。少尉二人で持っているのをコンパニオン二人に交代させた。
 少尉の徽章二人がそれぞれ高安芽衣と一人目のコンパニオンの女の部分を開いてしまう。
 高安芽衣とてまだ慣れてはいない。コンパニオンは三十八の目に晒されて恥ずかしさの極致である。
 高安芽衣二十五歳。その女の部分の粘膜は複雑に絡んで閉じ合わせていた。
 開くと縁は薄小豆いろだが内側の粘膜は縁の付近からさらに薄い小豆色になり尿道の亀裂、膣口はかなり薄い薄橙である。膣口は単調に抉れている。
 まだまだ綺麗な女の部分と言って差し支えない。
 一人目のコンパニオン二十七歳。小陰唇はやや突起していたが開く前はドドメ色である。広げると突起していた部分がややごつい。
 内側は単調な緋色である。膣口を中心に粘膜は波を打って渦を巻く。
 十九人が札を上げて投票する。軍配は高安芽衣であった。
 抽選で当たった大尉の徽章と中佐の徽章、中尉の徽章、翔鶴の艦長の四人でコンパニオンの膣を指で四方から広げる。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 コンパニオンは大勢の前で膣口を広げられて悲鳴を上げてしまう。
 四人で膣壁を責める。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあは。あはあーーーーーーーーーーーーーーん」
 弄られ慣れている筈のコンパニオンだが声を上げてしまう。
 責める方も娼帝國の恩恵でかなり遊び慣れて責め方も極まっていた。それが四人である。
 コンパニオンは刺激に堪えられない。
 この人数の前で逝き顔を晒すのは限りなく恥ずかしいが既に諦める方に傾く。
 そして直ぐに濡れだしてしまった。
 三分くらいしか持たずに行き顔を晒してしまう。
 次は二十二歳のコンパニオンである。
 少尉の徽章が二人で全裸に剥いてしまう。
 このコンパニオンはドテ以外陰毛は綺麗に剃って整えられていた。
 女の部分は大陰唇の間に薄小豆から薄紅色に変化する細い小陰唇が挟まれている。
 広げると中は薄橙で尿道の亀裂は小さく存在感がない。逆に綺麗な色の膣口はややぱっくり開いていた。
 満場一致で若いコンパニオンが評価されてしまう。
 若い少尉の手で高安芽衣の膣にクスコが差し込まれた。
 瑞鶴の艦長がビールをメジャーで1オンス計って流し込む。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 高安芽衣は冷たさに悲鳴を上げてしまう。
 さらにこのまま急性アルコール中毒は逃れられそうもない。
 「待てよ。投票で勝ったお○○こも弄りたくないか」
 生方少将はさらにえぐい提案をする。
 「御尤もであります」
 中佐の徽章が直ぐに呼応した。瑞鶴の副長である。
 「そうですよ」
 少佐の徽章も賛成する。イージス艦の艦長である。
 抽選で四人が指を突っ込む。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 二十二歳のコンパニオンは四本突っ込まれたのは初めてである。
 
 夕嵐の潜水艦。
 田中一美元特務中尉から夕食が配られた。
 唐津で積んでくれた勝栗。赤飯。タイの刺身、ビーフシチューである。
 「ねえ。小型潜航艇は全部で三隻あるよね」
 試作艦には予備の艇がもう一隻積まれていた。それを小日向奈央元少尉が突然言い出す。
 そして吉丘蓮実元中尉らが第六機動部隊の空母から脱出した一隻が唐津の別の洞窟に隠してあったのである。
 それを今回の工事で回収した。
 「回収した一隻はフランスの艦に積んだでしょう」
 もう一隻は組み立てないとならない。吉丘蓮実元中尉は実質一隻と言う。
 「その一隻はハル大佐の前路警戒としてもう一隻警戒に入った方が良くないかな。突っ込むのは蓮実と私で良いと思う」
 小日向奈央元少尉はR国の潜水艦を警戒していた。
 「いまから組み立てる」
 「潜水艦隊が遠征に着いて行っていても新鋭艦の六隻は残っているよ」
 「三隻は稼働していると考えるべきね。こいつのスクリューを小型ロケットでやってしまうか」
 吉丘蓮実元中尉も納得した。
 食事が終わったら早速艦内で小型潜航艇の組み立てに掛かる。
 
 福江島沖合。
 空母瑞鶴の会議室。
 高安芽衣はクスコから膣にビールを三回流し込まれた。二十人のコンパニオンと比べられて負けたのは三回だけである。
 だが急性アルコール中毒で利尿剤を打たれ尿道カテーテルを突っ込まれてバットに垂れ流しにされていた。
 苦しむ姿。丸裸で剥き出しの尿道の亀裂に差し込まれたカテーテル。そして断続的に流れ出る尿。
 実に淫靡な姿である。
 「辛いだろ。そろそろ気持ち良くなってもらおうか」
 生方少将が高安芽衣に声を掛けた。
 会議室内のコンパニオンは全員が全裸でそれぞれ担当する将校に女の部分を中心に弄られている。
 生方少将はドリルバイブを取り出した。先端の疑似男根は柔らかい棘が密集している。
 「いやあーーーーーーーーーーーー。そんなのむりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 高安芽衣は拒絶してしまう。
 「これをローでゆっくり動かしたら気持ち良いぞ」
 生方少将は尿道カテーテルを抜く。そして構わず挿入してしまう。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 高安芽衣は強烈に表情を歪めて顔を逸らせる。
 生方少将はスイッチを入れた。
 「あ、あああ。あはあ。あはああーーーーーーーーーーーーー。ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 高安芽衣は急性アルコール中毒の治まり掛けた不快感の中で急激な官能を与えられて一気に上り詰めてしまう。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、あーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーー」
 強烈に躰を突っ張って声を上げてしまう。
 「あーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 大きな逝き声が轟いて静かに躰は沈む。
 
 娼国に近付いた夕嵐らの潜水艦群。
 フランスの潜水艦とアメリカの潜水艦をバーバラ少尉の乗った小型潜航艇が先導する。アメリカの艦の女性乗組員である。
 洞窟の工事中に田川真琴元中尉と浜田佳美元中尉に洞窟内を何往復もして操縦の指導を受けた。
 海底すれすれに推進音を小さくして進む。
 夕嵐の艦は推進音を出してない。
 「そろそろもう一艇出す」
 「まだよ。もしかしてR国の潜水艦隊がソナー音波を出してくれたら所在が判るよ」
 「無音魚雷で沈める」
 「前の二隻がミサイルを撃つのを待った方が良いよ」
 吉丘蓮実元中尉は慎重である。
 
 R国側はラドルフマレカル少将が三隻で待機していた。
 だが毎日海底で待機では交代と雖もだれてしまう。
 二人の艦長は指令室の椅子に仮眠状態である。
 さすがにラドルフマレカル少将は神経を尖らせていたがアルコールは入っていた。
 そこは夕嵐も同じだが意識が違いすぎる。
 
 大陸棚のすれすれを南の島に接近していた。
 フランスの艦とアメリカの艦はバーバラ少尉の乗った小型潜航艇の先導でインド洋側から近付く。
 本日拷問がないことは確認していた。イヴェット中尉とサリー少尉の二人は一階の鉄格子の何処かである。
 CICの下の鉄格子の可能性も議論したが二人の確保の為に天昇の間のある北側に置くとは思えないという見解になった。
 その根拠は北側からならヘリで工作員が連れて来る。三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が連行して来るので同じ建物と見做した。
 フランスの艦とアメリカの艦は南の島の南面の大陸棚の裏側にかかる。
 フランスの艦がバーバラ少尉の乗った小型潜航艇の先導で東面に向かう。
 アメリカの艦は西面に向かった。
 夕嵐の艦は大陸棚の壁面の下に着底する。
 艦には黒田穂美元少尉と田中一美元特務中尉が残って小型潜航艇が二艇発進した。
 一艇は逢見由愛元少尉が操縦して吉丘蓮実元中尉と小日向奈央元少尉を乗せて北の島と南の島の間の海峡に向かう。
 一艇は中依美緒元少尉が操縦して田川真琴元中尉と浜田佳美元中尉を乗せて南面の擂鉢の外側で二人を出発させた。
 中依美緒元少尉は少し島から離れてR国の潜水艦の出現を待つ。
 一隻でもスクリューを破壊して追撃を抑えたい。
 フランスの艦とアメリカの艦から五十人ずつ外側の崖を登って擂鉢の上で待機する。
 ハル大佐の考え方は下手な鉄砲でも数撃てば当たるである。そのうち数名はロボット銃を携えていた。
 島の中は深黒の闇である。
 灯火が管制されていた。
 25時丁度。フランスの艦とアメリカの艦から垂直発射管を使ってミサイルを発射する。
 田川真琴元中尉と浜田佳美元中尉は南側の擂鉢の上に吉丘蓮実元中尉と小日向奈央元少尉は北側の開かずの扉の反対側で待機していた。
 娼帝國の防空システムが潜水艦から発射したミサイルを迎撃ミサイルで迎撃する。
 ミサイルから切り離された後部が破裂してドローン火炎弾が島内に飛び散った。
 周りを固めていたロボット兵は消火に集中する。
 津島ともう一人のスナイパーが五号棟の屋上に他の三名が一号棟の屋上に構えていた。
 西面と東面からアメリカの乗員がロボット目掛けて乱射する。
 津島らは擂鉢の上から射撃するアメリカの乗員を狙う。
 警備員らも外に出て消火に当たった。
 若い住人が五百人くらい眠っている。火災は防がなければならない。
 壁面のスプリンクラーがフル稼働で回っていた。
 このどさくさに紛れて田川真琴元中尉と浜田佳美元中尉が警備室を目掛けて突っ込む。
 吉丘蓮実元中尉と小日向奈央元少尉は北側から非常口を破って五号棟の一階に突っ込んだ。
 警備室は蛻の殻である。
 田川真琴元中尉と浜田佳美元中尉は鍵を確保して突っ走った。
 二人の鉄格子を見付けて鍵を開けて外に連れだす。
 二人はサイレンに気付いて待機していた。
 吉丘蓮実元中尉らと合流して小型潜航艇に向かう。
 時間差で夕嵐の艦から田中一美元特務中尉がミサイルを発射した。
 これは二段目を切り離す前に迎撃されてしまう。
 擂鉢の撃ち合いは津島らが優勢である。
 アメリカの乗員の射撃は下手な鉄砲状態で数だけと言える。津島らの射撃は確実に一人ずつバタバタと倒して行く。
 その頃R国の艦がアメリカの艦に静かに無音で近付いていた。
 中依美緒元少尉もその動きに気づく。
 探照灯を三百六十度回転させて僅かな艦影を捉えたのである。
 だがR国の艦はそれより早くアメリカの艦に無音魚雷を発射していた。
 中依美緒元少尉は一気に速度を上げてR国の艦の真後ろからロケットを発射する。
 ロケットはR国の新鋭艦の推進部分の中で爆発した。
 R国の新鋭艦は艦尾を破壊されて海底に沈む。
 フランスの艦にもR国の新鋭艦が接近していた。
 バーバラ少尉の乗った小型潜航艇がそれを見張っていて海中に制止したままスクリューを狙う。
 こっちの艦も無音魚雷を発射してしまったがフランスの艦はデコイを発射してその場を離れた。
 こっちのR国の新鋭艦もロケットを推進機の中に喰らって艦尾が破壊されてしまう。そのまま海底に沈んで航行不能である。
 擂鉢の上のアメリカの乗員は大方が射殺されていた。
 西面は一名を除いて全滅である。
 その一名は海に飛び込んだ。
 中依美緒元少尉の艇がそれを救出する。
 東面は五人残っていたのが海に飛び込む。
 それをバーバラ少尉の乗った小型潜航艇が収容してフランスの艦に戻る。
 吉丘蓮実元中尉らの艇と中依美緒元少尉の艇は夕嵐の艦に戻った。
 夕嵐の艦は全速でこの海域を離れる。
 フランスの艦も全速でインド洋方向に逃れた。
 落ち合うポイントは決めてある。
 
 翌朝。
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 護衛の工作員以外は真紀子と葛城義和だけである。
 津島とモニターが繋がっていた。
 「二人の外国人女性兵士は奪われたがこっちに被害はない。アメリカ人の遺体が百体近い。潜水艦の残骸もだ。夕嵐を仕留めることはできなかった」
 「大人数のアメリカの乗組員が擂鉢の上から囮攻撃して来てその間に夕嵐が奪還したのね」
 「そうだが火炎弾がばら撒かれた。ミサイルを迎撃システムが落としたが切り離された後部からドローン型火炎弾が計画したプログラムで撒かれた」
 「ああ」
 真紀子も消火に追われる画像に慄く。
 「こんな兵器があったのですね」
 葛城義和も考えられない兵器ではない。だがこの場面に出て来るとは意外なのである。
 「これだけのアメリカの乗員が援護射撃して来てはどうにもならないね。二人を救うのに多大な犠牲ね」
 真紀子はやや呆れていた。
 「よくこの数を五人のスナイパーで倒しましたよ」
 葛城義和は褒めるしかない。
 こっちの目的は達成できず相手は目的を果たしたが戦闘としては勝利である。
 「あとR国の艦が二隻スクリューを破壊された。人的損害はない」
 津島の追加報告である。
 「ラドルフマレカル少将は」
 「追跡中だと思う」
 何とも言えない結果である。
 
 夕方。
 インド洋。
 夕嵐の艦が先に着いてアンテナだけ出して娼帝國の放送を受信していた。
 イヴェット中尉とサリー少尉は疲労からキャビンで寝たままである。
 田中一美元特務中尉が夕食を配膳していた。
 「二人どうします」
 「見て来る」
 小日向奈央元少尉がキャビンに向かう。
 「ねえ。アメリカ人遺体94だって。さらに撃沈した潜水艦にも遺体が残る模様だって」
 中依美緒元少尉が読み上げる。
 「殆ど全滅だよ」
 「この艦に収容した一人は」
 「応急手当てしたけど。軍医が来ないと」
 「ロボット兵は大半が火炎ドローンの消火に当たっていたよ。応戦したのはスナイパーだけでしょ」
 「だからスナイパーの狙撃能力が違いすぎるのよ。土嚢を確り積んで一部はトーチカの中よ」
 吉丘蓮実元中尉ははっきり無理だったと言う。
 「しょうがないね。ハル大佐に私達からあれ以上言えないもの。捕虜になっていたサリー少尉があんな拷問をされて」
 田川真琴元中尉止めることは出来なかったとの見解である。
 「フランスの艦はどうなったのかな」
 「先に逃げたよね」
 「私達はかなり迂回したよ」
 不安は募るばかりである。
 
 R国D市。
 永井美幸らの鉄格子。
 永井美幸と吉村江梨子は娼国の病院から退院して此処に移送された。
 夕食にはたっぷり生ビールを貰う。
 「酷かったよね。病院で診察モルモットだよね」
 「一人ずつ。開口器を入れて診察実習だよ」
 二人の間の鉄格子は外されている。それぞれバスタブとトイレ、テレビは付いている。
 「ねえ。私達の拷問にまた太刀川らが呼ばれるのかな」
 永井美幸は堪らなく嫌である。
 「いやだよーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子もそれが恐ろしい。
 「夕嵐がフランスとアメリカの女性兵士を奪還したね」
 永井美幸らも新川越のスタジオからのニュースを見ていた。
 「私達がその分ショーに出される回数が増えるのじゃない」
 「それが怖いね」
 「もうAV女優以上の見世物だよね」
 「あいつの金玉蹴っただけで。あんな奴殺しても飽き足りないよ」
 「そうだよ。もうショーで虐める奴ら全部殺したいよ」
 二人は堪り溜まった怒りに何処までも呑み続けてしまう。
 
 アメリカの乗員が載ったフランスの艦。
 メイソン副長が指揮を執ってバーバラ少尉が小型潜航艇で先導とバッテリー充電を繰り返して何とか航行して来た。
 ハル艦長は銃撃戦で戦死である。
 「もう少しだな」
 メイソン副長がモニターの海図を見て言う。
 「そうです。赤道を過ぎました」
 ヘンリー中尉である。
 水中通話機が繋がった。
 「吉丘です。どのような状況ですか」
 「ああ。何とかバーバラ少尉の先導で来ました」
 「お医者さんは居ますか」
 「居ます。着底してバーバラ少尉の艇でそちらに向かいます」
 「奪還した二人の容態とコワルスキー中佐を収容しましたが被弾していて応急処置の状態です」
 「判りました」
 着底したフランスの艦にはバーバラ少尉の艇は小型艇格納ハッチからではなく前甲板のハッチに接続する。
 そして夕嵐の艦の前部のハッチに接続して四名が降りて来た。
 イヴェット中尉とサリー少尉は疲労だけなので栄養剤を投与する。
 コワルスキー中佐は被弾しているので弾を抜く手術を行う。
 「ハル大佐は」
 「銃撃戦で。ミス吉丘の忠告通り作戦が無謀でした」
 メイソン副長の方が吉丘蓮実元中尉の意見を理解していた。
 「いま残っているのは」
 「コワルスキー中佐を含めて二十七人です」
 「手術が終わったらこっちの艦で先導します。一度唐津に戻りましょう」
 今度は洞窟の口が新しくなったので安心して帰れる。
 
 四日後。
 唐津。
 夕嵐の艦とフランスの艦はようやく帰り着いた。
 娼国からの日数を見て天葛少将らの艦隊と上野愛菜海軍大尉の部隊が索敵を掛けていたが潜り抜けてしまう。
 東条英治大統領らが出迎えた。
 作戦は一応成功したが重たい空気である。
 この人数ではもう洞窟を先に掘ることはできない。
 「しかし戦闘機と索敵機がずっと飛び交っていました」
 東条英治大統領は唐津の上空から見た様子を告げる。
 「私達を完全に葬り去るのが目的ですから」
 吉丘蓮実元中尉は充分に敵の意思は判っていますと言う。
 「もう一度遠征に向かった機動部隊はまだ帰って来ないね」
 「調査をしながら執拗に爆撃しているのよ」
 田川真琴元中尉はアメリカとカナダの潜水艦が出現したことで執拗になっていると言う。
 「もう大方が破壊し尽されています。大陸から食料すら調達できません」
 メイソン副長もハル大佐と同様に娼帝國の爆撃の恐ろしさを噛み締める。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 カウンターでは津梨清吉が夕食の魚を下ろしていた。
 「しかしアメリカの部隊は二人を救うのに百人近い犠牲を出したのだな」
 平佐和はやや呆れ気味である。
 「津島と津島が指導したスナイパーを甘く見ていたのよ」
 真紀子は決め付けてしまった。
 「しかし夕嵐の連中は充分に知っていただろ」
 湯野中は被害が出ると判っていると言う。
 「相手は影の政府の軍と雖も大佐です。押し切られたのでしょう」
 「下手な鉄砲でも数打てば当たるか」
 平佐和は葛城義和の見解に相手の大佐を無能呼ばわりになる。
 「でも新鋭艦が二隻もエンジンを破壊された」
 「状況から小型潜航艇が三隻も存在したことになるぞ」
 湯野中は小型潜航艇が多いと言う。
 「試作艦には予備の一隻が積まれていたのではないですか」
 葛城義和は盗まれた時の仕様を覚えていた。
 「残る一隻は何です」
 「吉丘蓮実元中尉らが第六機動部隊の天城から逃げた時に空母から奪った一隻ですよ」
 「そうか。その三隻をフルに使って暴れたな」
 湯野中は悔しがる。
 新鋭艦二隻が稼働不能は大きい。
 「生方が海底の洞窟をアメリカの乗組員を動員して長く広げたのじゃないかと言うのよ」
 真紀子が生方少将の意見を伝える。
 「そうなると索敵範囲が広がりますね。唐津の技術者がシールドマシーンを作ったのでしょう」
 葛城義和もその見解を認めた。
 「うーーん。そこまでやるか」
 湯野中は唸ってしまう。
 「しかし小型潜航艇は今後水中の戦闘機と考えるべきですね」
 葛城義和はこれで認識を変えるべきと言う。
 「こっちが作った優秀な兵器を敵に上手に利用されているよ」
 真紀子も事態の拙さを噛み締める。
 「うーーん」
 湯野中はさらに唸ってしまう。
 
 翌日。
 R国D市。
 河出夏海の鉄格子。
 久々に舛田警視正が入って来た。全ての鉄格子に戦慄が奔る。
 「河出夏海。今夜は貴女よ。今月はジャーナリスト思想犯お仕置き月間なの。心の準備しておいて」
 そう言い置いて出て行く。
 
 福岡。
 管理棟屋上。
 小滝橋佳苗中尉が太刀川俊二らを迎えに来た。
 「今夜から今月のジャーナリスト思想犯お仕置き月間です。今夜は元フリーライター河出夏海です」
 小滝橋佳苗中尉はそのままを伝える。
 「今更。何のスローガンでしょう」
 太刀川俊二はやや無意味と言う。
 「天昇の間ではリベラルの残党を一掃という考えなのです。そして唐津に巣食った夕嵐を刺激して誘き出したいのです」
 小滝橋佳苗中尉はまた井上貴江中佐からの指示をそのまま伝える。
 「かなり派手に行かないと」
 太刀川俊二はそれならという姿勢になる。
 「このあと横山美由紀、杉原凜香、佐々木舞の順に行います。全員を娼国のCIC管理棟の鉄格子を別病院にして入院同様にします」
 「其処を襲わせるとか」
 「そうです。そして奪取されるのは構わないのです。夕嵐を一人でも多く射殺したいのです」
 「そのお膳立てをしろと」
 「その通りです。最初に選ばれた理由も解りますね」
 「何となく」
 「何となくではなくきっちり認識してください」
 「畏まりました」
 太刀川俊二はややいい気分である。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 太刀川俊二らは二時間前に着いて大道具の準備を行っていた。
 舛田警視正は居ない。
 総て太刀川俊二任せである。
 「三段階で行こう」
 太刀川俊二は飲みながら山賀元一曹、永井元一曹に指示する。
 「ピンチで甚振って逆に逝き顔を晒させて乳首と膣を焼くのですね。何かこれまで通りですが」
 山賀元一曹は従来通りと言う。
 「そうですよ。悦びを散々引き出して膣を感じなくしてしまう。これまでの拷問です。我々はそこまでやってないですが」
 永井元一曹も物足りなそうである。
 「一つはじっくりとやり方だ。膣も乳房も病院が元通りにする。唐津は子孫繁栄に若い女が欲しい。奪取されても子宮が使えなくしておくのだ」
 「執拗に悲鳴を聞かせますか」
 「そうだ。乳房も膣もじっくり焼く。瞬間皮膚麻酔が開発された。この実験もする」
 「瞬間皮膚麻酔ですか。悲鳴を上げさせてその部分は痛みを止める。続けて何処までも甚振って全部徐々に焼いてしまうのですね」
 永井元一曹はじっくり少しづつ膣と乳房を焼いて長時間悲鳴を上げさせて愉しめると悦ぶ。
 「良いですね」
 山賀元一曹も悦びの表情である。
 アナウンサーの高嶋波琉が入って来て三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が河出夏海を連れて来る。
 「ジャーナリスト及びリベラル思想犯お仕置き月間です。今夜の受刑者は元フリーライター河出夏海です」
 高嶋波琉がそうアナウンスして太刀川俊二らを紹介した。
 スタッフの手で十字架が運び込まれる。
 永井元一曹と山賀元一曹の手で河出夏海を全裸にしてしまう。
 一メートル四方の鉄板の台に十字架の縦柱が立っていてほぼ女性の肩の高さに横柱が伸びていた。
 太刀川俊が河出夏海の躰を十字架に押し付ける。
 永井元一曹と山賀元一曹が十字架の横の柱の両側から腕を引っ張り左右に広げた手首をそれぞれ柱の横の先端に縛り付けてしまう。
 河出夏海はそれを睨むように神経質そうな視線で追っている。
 そして肘と二の腕を縄で固定した。
 さらに縦の柱に右の膝と脚首を固定する。
 最初に太刀川俊二が鞭を構えた。先端が長さ七センチくらいで七ミリ角ぐらいのゴムの一本鞭である。
 これで叩かれれば相当に痛い。強い蚯蚓腫れになってしまう。
 河出夏海は表情を曇らせ顔を半分叛けて視線だけ鞭の先端を睨む。
 太刀川俊二は十字架の斜め左に立っていた。
 鞭を横に振り被る。
 右の乳房を狙う。
 大きな乳房ではない。片手に収まるがそれなりに容の良い膨らみである。乳輪は小さく乳首も小ぶりながら薄紅色で突起している。
 太刀川俊二は一発目を乳首を外して乳房の白く肌理の細かい皮膚に叩き込む。
 「ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海は左脚を捩るようにして蹴って躰は十字架を揺する。
 「うーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーー」
 痛そうに顔を究極に歪めた。
 直ぐに蚯蚓腫れが浮く。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーー。ああ」
 さらに躰を振って藻掻く。
 二発目を構える。
 「あ、ああーーーーーーーー。うはあーーーーーーーーーー」
 河出夏海は一発目の強烈な痛みから震えた声を漏らす。
 太刀川俊二は同じ左の乳房に叩き込む。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海は固定されてない左の膝を蹴り上げて躰を震撼させた。
 乳首の直ぐ下に二本目の蚯蚓腫れが並行して浮く。
 「あふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な痛みに藻掻き続ける。
 モニターにもくっきり白く肌理の細かい乳房に紅く滲んだ蚯蚓腫れが確認できた。
 「あ、ああーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーん。い、いいたいいーーーーーーーーーーーー。あはん。あはあ。はあ。はあ。はあ」
 躰がぶるぶる震えて藻掻き続ける。
 これまで鞭で叩かれているが今度は尋常な痛みではない。
 「あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いで太刀川俊二を見る。
 太刀川俊二は左斜め前から靴一足分右に動く。
 同じように横に鞭を振り被る。
 今度は右の乳房を狙う。
 「あ、ああ、あふぁあーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海はさらに恐怖の声を漏らす。
 太刀川俊二は狙いを定めて右の乳首の下に横に叩き込む。
 ゴムの鞭の先端部分が掌に収まる乳房をへしゃげる。
 「うぐおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海の躰が瞬間強く固まった。そして背中をやや丸め左膝を乳房の手前まで蹴り上げて強烈に躰を震撼させる。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴を絞り出す。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーーー」
 涙が溢れ出た。
 右の乳房にもくっきり蚯蚓腫れが浮く。
 太刀川俊二は右の乳房にももう一発構える。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。まってーーーーーーーーーーーーーーー。いたい。い、いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海は涙を振り飛ばして叫ぶ。
 太刀川俊二はは河出夏海の躰の震えが軽微になるまで待つ。
 乳房の位置が安定したところで叩き込む。
 「ぐう、うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海は強烈に躰を震撼させ左脚を捩るように藻掻き揺すって悲鳴を絞り上げた。
 号泣の涙が溢れ出る。
 「あーーーーーーーーーーーあふぁあーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーぐふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 顔を小刻みに振って涙はさらに溢れ出た。
 汗に濡れたショートカットの髪を振り捌いて藻掻く。
 右の乳房にも二本目の蚯蚓腫れがくっきり浮いて来た。
 「あーーーーーーーーーーーーあふぁああーーーーーーーーーーーん。あふぁああーーーーーーーーーーーーーん。い、いいたいいーーーーーーーーーー」
 躰は痛みにぶるぶる震える。
 太刀川俊二は左脚を指さす。
 永井元一曹と山賀元一曹が二人で河出夏海の左脚を持ち上げてしまう。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 女の部分が丸出しになった。
 山賀元一曹が脚首に縄を掛けてしまう。
 永井元一曹が少し離れた位置に天井から下がった滑車のフックを下げる。
 山賀元一曹が左脚を持ったまま太刀川俊二が脚首の縄の先端をそのフックに通して引っ張った。
 河出夏海の左脚は上半身を右斜めに歪めて四十五度の角度で真っ直ぐ斜め上に延ばされる。
 太刀川俊二はフックに通した縄をその位置でフックに縛って固定した。
 そして脇に挟んで持っていた鞭を永井元一曹に渡す。
 斜め下を向いて丸出しになっている河出夏海の女の部分に斜めに叩くように指先で示した。
 女の部分は大陰唇が緩く広がって二枚の粘膜が閉じ合わせている。小陰唇は紅と小豆の間ぐらいの色である
 永井元一曹は生唾を飲んで斜め下から鞭を構えた。
 「ふふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海から恐怖に慄いた息遣いが漏れる。
 永井元一曹も慎重に狙いを定めて力を込めた。
 斜め下から一気に叩き込む。
 鞭の先端は閉じ合わせた小陰唇を斜めにクロスして叩いていた。
 「うぐわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 顔を振って躰を揺すって悲鳴を絞り出す。
 「う、うう、うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藻掻きながらさらに悲鳴を絞り出し涙を滲ませる。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーん」
 号泣してしまう。
 永井元一曹は二発目を構えた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。まってーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海は痛みが治まらないうちに二発目を構えられて恐怖の悲鳴を上げる。
 永井元一曹は構わず閉じ合わせた小陰唇を斜め下から叩き上げた。
 「があーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうがふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海は大口を破裂させた強烈な悲鳴と共に躰を硬くする。
 四十五度の角度で真っ直ぐ斜め上に延ばされた左脚を捩るように蹴って暴れさせて藻掻く。
 「ぐわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうあ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な痛みに全身を捩って悲鳴を絞り出す。
 躰はブルブル震える。
 「あふぁああ。あはあ。はあ。はあ。はあ」
 暴れるのが治まってもスマートな太腿の肉が僅かに小刻みに震えていた。
 涙はぽろぽろ零れる。
 鞭も硬く叩き方も容赦ない。
 「あはあん。ふふぁああん。ふふぁん。ふぁん。あはん。あはん」
 太腿の僅かに緩んだ肉が小刻みに震え続け涙も零れ続けていた。
 拡大すると小陰唇の粘膜にやや血が滲んでいる。
 太刀川俊二の予定通りである。
 永井元一曹は山賀元一曹に鞭を渡す。
 山賀元一曹は右の乳房を狙う。
 「うふぁあーーーーーーーーーー。はーーーーーーーあーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海は恐怖に震える。
 山賀元一曹は横に振り被って右の乳房の下半分に叩きつけた。
 「ぐうふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 一本鞭のゴムの先端が柔らかい乳房をへしゃげる。河出夏海は左脚を強く蹴り上げて悲鳴を絞り出す。
 「うーーーーーーーーーーぐうーーーーーーーーーーーーうぐううーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 躰を揺すって藻掻く。そして痛みにぶるぶる震える。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーん。ああ。あはああーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーん」
 また震えながら涙が溢れ出る。
 山賀元一曹も二発目を構えた。
 「あーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーまってーーーーーーーーーーーーーーー。少し待ってーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海はさらに涙を溢れさせて泣き叫ぶ。
 「あ、ああーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーん。あふぁあ。ああ。あふぁあ。ああ。あはあ。ああん。はああーーーーーーーーん」
 泣き喚き藻掻き続けた。
 山賀元一曹も僅かに待ったが河出夏海の荒い息遣いが治まらないので振り被ってしまう。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海はそれを見て泣き悲鳴になる。
 山賀元一曹は鞭の先端でその悲鳴を叩き割るように右の乳房を叩いた。
 「がふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーー」
 右に受けた一発目は蚯蚓腫れが紅く滲んでいる。それをややずれて二発目の蚯蚓腫れが浮いて来た。
 河出夏海は左脚を蹴り上げ躰を強烈に揺する。そして大口を縦に破裂させて悲鳴を絞り出す。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 津梨清吉は帰ってカウンターの中には溝口明日香中佐が居る。
 平佐和はルームに引き揚げて三人だけである。
 「ねえ。僅か六回なのに物凄い反応だよ」
 真紀子でさえ鞭の強度が分らない。
 「先端がかなり硬いゴムです」
 葛城義和も想像は付くが実際の痛さは分かってないのである。
 「ゴムが四角いよな。その角を当てている」
 湯野中にはそう見えた。
 「先端が七ミリ角です。角でも横面でも痛いですよ」
 葛城義和はそう推測する。
 「真っ赤に滲んだ蚯蚓腫れが強烈よ」
 真紀子は一発の痕がかなり悲惨と見る。
 「太刀川俊二もなかなか考えてくれていますね。夕嵐を叩いた鞭より痛いですね」
 溝口明日香中佐はこっちの目的に太刀川俊二が貢献してくれていると言う。
 「夕嵐の奴らがこれに乗ってくれたら良いがな」
 湯野中は半信半疑である。
 「乗る可能性は高いと思います。究極の拷問で病院送りにすれば娼国になります。此処を狙う意志があれば動く可能性は高いと思います」
 溝口明日香中佐は潜水艦を二隻も破壊されて小型潜航艇も上手に使われて怒りに滾っている湯野中にそう答えた。怒りを癒す気遣いである。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 河出夏海はそれから左右の太腿の頂点から内腿に掛けて十二発叩かれた。
 太腿の表面から内腿に掛けて片側六本の蚯蚓腫れが紅く滲んで目盛りの様に並んでいる。
 泣き腫らして汗に塗れた悲痛な表情で震え続けていた。
 太刀川俊二らは洗濯鋏を持ち出す。
 それを乳房の蚯蚓腫れに鋏む。
 山賀元一曹が右の乳房に横に流れた蚯蚓腫れの筋二本に三個ずつ鋏つけた。
 「うう。あ、ああ。うう。あはあ。ああ」
 河出夏海は痛みに声を上げてしまう。
 太刀川俊二は左の乳房に六個鋏んだ。
 永井元一曹は小陰唇に片側ずつ鋏つけて斜めに引っ張り上げられた左の内腿の蚯蚓腫れ六本に一個ずつ鋏む。
 「ううーー。うーーー。ううーー」
 河出夏海は鋏まれるだけで痛い。
 太刀川俊二と山賀元一曹が右の内腿にできた横の蚯蚓腫れに一本ずつ鋏む。
 合計二十六個の洗濯鋏が河出夏海の躰に鋏みつけられた。
 「あーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーん。ああん。ああん」
 河出夏海の全身を痛みが襲っている。
 涙と汗に塗れた無残な表情でカメラを見ていた。
 太刀川俊二は永井元一曹に鞭を渡す。
 今度は横幅七センチくらいで平たく先端は三つに割れた短めの鞭である。
 だが永井元一曹は躰を叩いた方の鞭を主張する。
 太刀川俊二はそれに任せた。
 永井元一曹は小陰唇の右のビラビラを鋏んだ一本を狙う。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海はそれを叩き落とされると感じ取って悲鳴を上げた。
 永井元一曹は小陰唇の片側を鋏んだ洗濯鋏を的確に叩く。
 「くうぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 洗濯鋏は飛ばない。ずれて角度が変わっただけである。河出夏海の甲高い悲鳴がスタジオを劈く。
 永井元一曹は続けて叩いた。
 「うぐ、ふうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海の顔が縦に真っ直ぐに伸びて大口を破裂した悲鳴がスタジオに染み渡る。
 鞭で叩かれて血が滲んだ小陰唇の粘膜。それを鋏んだピンチを叩かれた繊細な痛みである。
 洗濯鋏はまだ飛ばない。僅かに粘膜の先端を鋏んでぶら下がっていた。
 永井元一曹はそれを的確に叩き落とす。
 「ああーーふふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海の頭は後ろに逸れて大口を上に向けて悲鳴が空気を震撼した。
 「ふふぁああーーーーーーーーーん。あはあ。はあ。はあ」
 また涙の粒が溢れて壊れる。
 叩いた永井元一曹はその姿を体を硬くして生唾を飲み込むように見入る。
 興奮の極致である。
 そのまま鞭を山賀元一曹に渡す。
 山賀元一曹は自分が鋏んだ右の乳房の一本を狙う。
 紅く滲んだ蚯蚓腫れを洗濯鋏の口が鋏んでいる。残酷極まりない姿である。
 生唾を呑み込んで慎重に狙いを定めた。
 河出夏海は悲痛そうに目を瞑って顔を逸らして身構えている。
 山賀元一曹は内側下の一本に叩きつけた。
 ビシャ。洗濯鋏は落ちる。
 「うぐ、う、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海は痛みに躰を揺する。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 顔を振って藻掻く。乳房の蚯蚓腫れが割れて血が流れている。
 河出夏海からまた涙が溢れた。
 山賀元一曹は太刀川俊二に鞭を渡す。
 太刀川俊二は斜め上から吊るされた内腿の六本を下から狙う。
 洗濯鋏の横の面が正面になるように斜め左に立つ。
 下から三本が咥えた洗濯鋏の口辺りに叩き込む。
 ガシャーーーーーーーーー。
 下から三本目が飛ぶ。次が僅かに咥えて引っ掛かっている。一番下は半分くらい咥えがずれていた。
 「は、ひゃああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーふぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海は大口を縦に破裂させて甲高い悲鳴をスタジオに浸透させる。
 飛んでしまった一本の咥えた部分の蚯蚓腫れが剥けて血が滲んでいた。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああん。あはん。あはん。ああん。あはあ」
 太刀川俊二は続けて引っ掛かっている二本を叩く。
 「うふーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ふふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーふぁーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に甲高い悲鳴が見ている者の耳を劈く。
 太刀川俊二は同じ位置で構えた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーあはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああん。まってーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海は痛みに堪えられずまた泣き叫ぶ。
 太刀川俊二は哂いを浮かべる。
 
 唐津。海底の桟橋。
 夕嵐の潜水艦の会議室である。
 田中一美元特務中尉の調理したつまみで唐津で製造した純米酒を飲みながら娼帝國の放送を確認していた。
 「ねえ。今日の拷問特別に残酷じゃない」
 黒田穂美元少尉が呟く。
 「そうだよ。私達より痛い鞭だよ」
 浜田佳美元中尉も恐ろしさを噛み締める。
 「あんな鞭。存在したの。叩く部分が硬いゴムじゃない」
 田川真琴元中尉も先端部分を見て言う。
 「きっと太刀川の奴が作ったのだよ」
 小日向奈央元少尉はこの三人の残酷さは充分に分かっている。
 「紅くなった蚯蚓腫れの上から洗濯鋏つけて叩いたから皮膚が柘榴の様に割れて凄いよ」
 田中一美元特務中尉は見るに堪えない。
 「娼国の病院に送ってしばらく入院させて医療用モルモットにする気だよ。奴らの嫌いなフリーライター、ジャーナリストだからよ」
 吉丘蓮実元中尉が決め付けてしまう。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 河出夏海は乳房を鋏んだ洗濯鋏を全部叩き落とされていた。
 深紅に滲んだ蚯蚓腫れが部分的に柘榴の様に割れて美しい乳房の下半分が無残な姿である。
 太腿も紅く滲んだ蚯蚓腫れの筋が目盛りの様に六本ずつ刻まれそれぞれ部分的に割れて一部血も流れていた。
 十字架に磔にされ左脚を四十五度の角度で吊るされた躰はブルブル痛みに震えて苦しい息遣いを漏らす。
 永井元一曹が鞭を受け取った。
 残った洗濯鋏は左の小陰唇を鋏んだ最後の一本である。
 河出夏海の表情は恐怖に怯えていた。視線が定まらない。躰も顔も微妙に震えていた。
 脅えて見開いて定まらない視線が恐怖に凍った心中を物語っている。
 永井元一曹は最後の一発と滾っていた。
 悦びを込めて叩く。根元より後ろを叩いて洗濯鋏を震えさせる。
 角度がずれて挟みが浅くなった。
 「うふぅーーーーーう、ふうぅーーーーーーーーーーーーーーー。ふふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海は強烈に甲高い悲鳴である。大口を破裂した顔の表情が瞬間ガラス人形のように固まる。
 吊るされた左脚はぶるぶる震えていた。
 永井元一曹は続いて狙いを定める。
 今度は洗濯鋏の先端手前を緩く叩いた。
 洗濯鋏はずれて一ミリくらい皮膚を抓んでぶら下がっている。
 「ふふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ふうふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに甲高い悲鳴がスタジオを劈いた。
 永井元一曹はさらに狙いを定める。
 先端の一点に力を籠めた。正確な狙いで皮膚を僅かに抓んだ洗濯鋏の先端を強く叩き落とす。
 「ふふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うう、ふぁふぁ、ふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海の表情が破裂して固まる。甲高い悲鳴が浸透した。
 「ぐふわあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。があ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 痛みに強烈に藻掻く。
 そして小陰唇の粘膜が傷ついて大陰唇との境目を血が流れる。
 「あはあーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーん。いたいよーーーーーーーーーーーーーーあ、ああーーーーーーーーーーーーん」
 完全に泣き悲鳴である。
 スタッフが通常サイズのローターを五つ渡す。
 太刀川俊二がそのうち三つを受け取る。
 永井元一曹と山賀元一曹が一個ずつ受取った。
 太刀川俊二はローターを三つとも河出夏海の膣に突っ込んでしまう。そのまま三つともスイッチをいれた。
 「あーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海は全身の痛みからローターの責めに躰を任せてしまう。
 永井元一曹と山賀元一曹それぞれ乳首に当てる。
 スタッフが尿道バイブを渡す。
 太刀川俊二が受け取って尿道の亀裂に突っ込んでしまう。
 「あーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海は尿道に進入された違和感に悲鳴を上げる。
 太刀川俊二は尿道バイブを回しながらピストンさせた。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井元一曹と山賀元一曹はじっくり乳首を責める。
 河出夏海は膣の中で暴れる三個のローターが強烈である。
 太刀川俊二は一度尿道バイブを抜く。
 押し出されたのである。
 小水が流れ出る。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 気持ち良さそうな悲鳴にも聞こえた。
 太刀川俊二はもう一度尿道バイブを突っ込む。
 「あーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海の躰は強く突っ張る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーはーーーーーーーーーーーーー」
 そして弾けた。
 「あはあーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 躰を痙攣させ荒い息遣いを続ける。
 太刀川俊二は河出夏海の躰が弾けて尿道バイブを指先から離してしまった。
 それを抜き取ってローターも一個ずつ抜き取る。
 ローターはドロドロの膣液に濡れて出て来た。
 「あはああ。ああ。あはあ。ああ。ああ」
 河出夏海の躰はまだ痙攣している。
 スタッフが大型のクスコを渡す。
 別のスタッフが半田鏝を熱くしていた。
 太刀川俊二はビデボトルを要求する。そして耳打ちで希硫酸をスポイトに入れて来るよう要求した。
 ヒデボトルで滑りが溜まった膣の中を洗う。
 ドライヤーを冷風にして軽く中を乾かす。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海はドライヤーの風にも声を上げてしまう。
 太刀川俊二は正面を自分の体で隠して小さな開口器で子宮口を抉じ開ける。ラミナリア桿ではない。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 河出夏海は痛みに強烈な悲鳴になった。
 太刀川俊二はスポイトの希硫酸を流し込む。
 小さな開口器を抜いてクスコを横向きに入れ直して二人に合図する。
 永井元一曹が半田鏝を持っていた。
 山賀元一曹は瞬間皮膚麻酔を細く長いヘラに塗って待つ。
 永井元一曹は膣天井部を半田鏝で焼く。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーあがあーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海は痛みに強烈な悲鳴を上げ続けた。
 永井元一曹が半田鏝を抜いて離れる。
 山賀元一曹が長いヘラに塗った瞬間皮膚麻酔を焼いた部分に塗って痛みを止めてしまう。
 「あ、ああ。ああ」
 「痛みは治まったか」
 太刀川俊二が確認する。
 「あ。ああ」
 河出夏海は半信半疑な表情である。
 どうやら治まったらしい。
 永井元一曹は膣の下部を焼く。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海はまた強烈な悲鳴になってしまう。
 永井元一曹が下がると山賀元一曹がへらで瞬間皮膚麻酔を塗る。
 「ああ。あふぁあーーーー。はあ」
 痛みが一挙に引いたのである。
 「終わりだ」
 太刀川俊二はクスコを抜いてしまう。
 全部焼く時間はなかったのである。
 看護婦が二人ストレチャーを押して来る。
 既に放送は終了していた。
 「全部焼けなかったですね」
 永井元一曹は時間切れで不完全と言う。
 「充分だ。あれでひと月は入院だよ。この後の二人より入院期間が長く持てば良いのだろ」
 「先に退院しないようにしたのですね」
 「そうだ。次は来週だ」
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 湯野中はT市に帰った。
 真紀子と葛城義和だけである。
 カウンターの内側で溝口明日香中佐が荻野結花大尉と連絡を取っていた。
 第三機動部隊共々索敵効果はない。
 「やっていることはこれまでと変わらないけど何か執拗に残酷だったね」
 真紀子は一定の評価をした。
 「良いと思いますよ。あの連中の怒りを充分に買えます」
 葛城義和も内容の執拗さを強く感じている。
 二人もカウンターを立ち上がった。
 ルームに引き揚げる。
 溝口明日香中佐らも深夜担当の二人と交代してルームに引き揚げた。
 
 唐津。海底の桟橋。
 夕嵐の潜水艦の会議室である。
 「何か凄く後味が悪いよ。いつもそうだけど今日はもっと」
 小日向奈央元少尉は放送を見終わって不快感を表した。
 「そうだよ。使っているのはピンチだけど残酷な使い方だよ。永井一曹なんか興奮の極致で叩いていたよね」
 田川真琴元中尉である。
 イヴェット中尉とサリー少尉は見るに堪えられなくてキャビンに戻って休んでしまった。
 「太刀川も残酷だけど。あいつは心底趣味なんじゃない」
 小日向奈央元少尉は永井元一曹から受けた拷問の不快感を忘れてない。
 誰よりも自分を虐めるのに加虐心が籠っていたと思う。
 「いったい何の為に拷問を強化して放送するのかな」
 田中一美元特務中尉も内容が究極に強化された意識が拭えない。
 「私達が今度進入して捕まったら拷問は凄いぞという警告かな」
 浜田佳美元中尉である。
 「違うと思う。私達は生け捕るより射殺の方向に転換したと思う。他に目的があるよ」
 吉丘蓮実元中尉は否定した。
 「そうだよね。私達に警告ではないよ」
 田川真琴元中尉も他の目的と言う。
 「奴らの嫌いなフリーライター、ジャーナリストを選んで拷問して国民にそういう行為は強く叩くと警告しているの」
 逢見由愛元少尉はジャーナリストを極端に嫌う天昇の間の意向と思った。
 「その可能性もあるね。唐津の市民への威嚇かもね」
 吉丘蓮実元中尉やや納得する。
 
 五日後。
 新青森。
 一般のラウンジ。
 小滝橋佳苗中尉は當間五郎を探しに来た。
 携帯電話が廃止になった不便さは変わらない。
 今回は五人が簡単に見つかった。
 「明日の十時に迎えに来ます。宜しいですか」
 「了解です」
 「先週見ましたね」
 「ええ。なかなか手が込んでいました」
 當間五郎も評価する。
 「じっくり責め方を考えておいてください」
 「生贄は」
 「横山美由紀」
 「判りました」
 小滝橋佳苗中尉は帰った。
 そのまま五人は當間五郎の部屋に移動する。
 スーパーでビールを買い込んだ。つまみは乾き物だけである。
 太刀川俊二らが河出夏海を拷問した録画を再生する。
 「大したことはやってないのだが。蚯蚓腫れに鋏むのが残酷なだけだな」
 當間五郎らは残酷に見える内容の分析である。
 「真っ赤な蚯蚓腫れが濃いです」
 若い一人は鞭で叩かれて浮いて来る蚯蚓腫れの濃さに注目した。
 「そうだこんな筋はコンスタントに何本も付かない」
 「鞭の質ですね」
 「先端がゴムのようだが」
 「硬いゴムになにか芯が通っているのでは」
 「奴が作ったのだな」
 「その可能性が高いですね」
 「こっちは竹とワイヤーで行くか」
 「ピンチを何回も使うのはどうでしょう。凧糸で繋いだ物を」
 「しかし他の加重死刑囚を拷問して夕嵐が動くのですか」
 「何とも言えないがご要望通り残酷にやろう」
 「あのピンチの落とし方で大分演出しています」
 「あの甲高い悲鳴が加虐心を抉ってくれたな」
 「全身二時間ピンチはどうでしょう」
 「それだと最後の瞬間だけだな」
 當間五郎は納得しない。
 
 唐津。海底の桟橋。
 東条英治大統領と技術者が中に降りて来ていた。
 「防弾チョッキと防弾ヘルメットです」
 アメリカの乗組員が多く被弾したのでそれに衝撃を受けて東条大統領が気を利かせたのである。
 「よく材質が」
 「その手の技術者が居ましたので」
 「これなら援護射撃しても被害は少ないです」
 メイソン副長は感激の姿勢である。
 「技術を若い人に伝授していますが先細りです」
 東条大統領の不安は募っていた。
 日本酒が運びこまれてバーベキューで飲み会となる。
 
 R国D市。
 永井美幸らの鉄格子である。
 吉村江梨子も永井美幸も絶望から酒びたしであった。
 いくら飲んでも太ることがないように改善されたビールである。だが味は全く変わらない。
 昨夜の河出夏海の拷問を見て二人は恐怖に怯えていた。
 舛田警視正が通路に入って来る。
 二人に戦慄が奔った。
 だが舛田警視正は二人を一瞥しただけで前を通過して行く。
 そして横山美由紀の鉄格子の前に立つ。
 「横山美由紀。明日の夜よ。心の準備して置いて。二十二時少し前に宇佐美伝吉警部補と三田園矢一警部補が迎えに来ます」
 舛田警視正は恐怖の戦慄に震える横山美由紀に一言宣告して去って行く。
 横山美由紀は若干予期していて怯えていた。悪い予感が当たってしまったのである。
 やはりジャーナリスト狙いであった。
 
 翌朝。
 新青森。管理棟の屋上である。
 小滝橋佳苗中尉がヘリで當間五郎らを迎えに来た。
 弁当が渡されてこれから十時間くらいの飛行である。
 「横山美由紀は元ローカル新聞の記者だったのですか」
 「そうです福井旬報の記者でした。核戦争より前です。帯広ニューシティでR国の領事館で行われるオークションに潜入しました」
 「なるほど。治外法権の領事館に」
 「平佐和総裁を筆頭にブン屋、ジャーナリストが嫌いです」
 「そうですが派手に拷問して夕嵐は動くのですか」
 當間五郎は従って行う心算だが疑問にも思ってしまう。
 「唐津の事情を考えますと溝口中佐は可能性があると言われるのです。奴らは前から天昇の間を狙っていますから」
 「奴らと意識の近い女性を拷問して揺さぶるのですね」
 「そうです」
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 津梨清吉がカウンターの内側で昼食の準備をしていた。
 井上貴江中佐及び溝口明日香中佐は既に任務に就いていたが平佐和も湯野中もまだ来ない。
 「第三機動部隊の行動範囲を東シナ海に移動させて上野大尉らの任務を一旦解きませんか」
 葛城義和は現行の索敵は無駄になったと見ていた。
 「そうね。上野大尉にはそちらから」
 真紀子も同意して生方機動部隊に指示を出し直す。
 「やはり生方機動部隊から上野大尉らの離発着は避けますか」
 溝口明日香中佐はストレートに真意を聞いてしまう。
 葛城義和は真紀子に視線を送る。
 「だって生方は上野大尉らを良く思ってないもの」
 真紀子はきっぱり答えてしまう。
 「それでしたら少し休養を出してR国国際空港に待機させませんか」
 溝口明日香中佐の意見である。
 「あの空港使えるの」
 真紀子は葛城義和に確認する。
 「大幅改修しないと旅客機には無理ですが戦闘機なら部分使用で」
 「ならばそうしましょう」
 真紀子も溝口明日香中佐の意見を聞き入れた。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補に連行されて横山美由紀が入って来る。
 白のミニスカスーツ姿である。
 當間五郎らを見て全身に戦慄が奔った。
 イヴェット中尉とサリー少尉の拷問が記憶に残っている。
 太刀川俊二の次に残酷な男だと思う。
 透明でほぼ正方形な水槽がレンジの上に乗っていた。
 今は水槽の中は水である。
 若い四人の内三人が掛かって横山美由紀を全裸にしてしまう。
 水槽の中にお尻を着かせて座らせた。
 大股開きにして左右の太腿に拘束具で大きな鉄の玉の重りを装着する。
 脚首にも同じ重りを拘束具で装着した。
 重りが重いので横山美由紀の力では百五十度に広げられた股を閉じられない。
 當間五郎が膣にクスコを挿入する。かなり大型である。
 残った一人の若い男が盥に数匹鰻を入れて来た。
 イヴェット中尉とサリー少尉の膣に鰻を突っ込んだ男である。
 「これから行うのは前座の余興です」
 當間五郎はそう宣告する。
 鰻を運んで来た若い男が手づかみで鰻を水槽に投げ込む。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀はこれだけで喚き出してしまう。
 當間五郎がレンジのスイッチを入れる。
 鰻を運んで来た若い男が箸でパンくずをクスコの中に突っ込む。
 そして鰌を掬ってクスコの前に落とす。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀はさらに悲鳴を上げる。
 鰌はクスコの中のパンくずに食いつく。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に躰を震撼させて泣き叫ぶ。
 さらに鰻が一匹その鰌を狙ってクスコに頭を突っ込む。
 「あがあーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀は躰を揺すって泣き叫ぶ。
 鰻は膣の中で鰌を呑み込む。
 膣の中で鰻の餌付けである。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀は泣き喚き続けた。
 當間五郎は水がやや温くなったところでレンジのスイッチを切る。
 鰻を運んで来た若い男がまたクスコに箸でパンくずを投げ込んで鰌を前に落とす。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀は何処までも泣き叫ぶ。
 鰌に気付いた鰻が数匹競ってクスコに向かう。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 一匹が頭を突っ込む。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめ、あはああーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーん」
 横山美由紀は涙を溢れさせ大口を腫れてさせて泣き喚き続ける。
 鰌は膣の中で暴れていた。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀は狂ったように叫び続けた。
 やがて鰻は鰌を呑み込む。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 鰻を運んで来た若い男は水槽から一匹ずつ鰻を取り出す。
 「あーーーーーーーーーーーーあはああん。ああーーーーーーーーーーん。あはん。あはん。あはあ。はあ。はあ。はあ」
 横山美由紀は荒い息遣いで震え続けた。
 「姉ちゃんまだ余興だよ。これからもっと先が本番だよ」
 當間五郎はにっこり哂って言う。
 そしてもう一度水槽の下のレンジのスイッチを入れた。
 「だめ。だめ。だめ。ああ。あは。だめ。だめ」
 横山美由紀は震え続ける。
 若い男の一人がバケツに入った鰌を網で一気に数匹掬う。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀はそれを見てまた叫ぶ。
 顔は既に涙でぐちゃぐちゃである。
 鰌を網で掬った男は水槽の温度を指で確認する。
 少し待つ。
 レンジは水槽の中央下に設置されていた。
 直接下からの熱は来ない。
 當間五郎が温度計を差し込む。
 「いいだろう」
 男はレンジの真上あたりに鰌を全部投げ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーー」
 鰌はレンジを避けてV字開脚の横山美由紀の股間のクスコに向かう。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 熱から逃れようと鰌は順次クスコの奥に突っ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀の悲鳴はサイレンとなった。
 「あーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーー。いやだあーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーー」
 躰を震撼させて喚き続ける。
 當間五郎はレンジのスイッチを切った。
 さらにスタッフが繋いで来たポンプで湯をゆっくり抜く。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーん。たすけてーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀は膣の中で蠢く鰌にさらに暴れる。
 水槽の湯は抜けて鰌は水槽に流れ出た。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。まだなかにいるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーー」
 子供のように喚く。
 鰻を掴んだ若い男がピンセットと指で抓みだす。
 「あーーーーーーーあふぁあーーーーーーーーーー」
 横山美由紀は堪らない不快感から解放された息遣いである。
 今度は水槽の中に居た鰻が一匹ずつ盥に入れて番号を書いて水槽の前にテーブルを置いて並べられていた。
 「さあ次はお〇〇こに入った鰻当てゲームだ。このうち二匹がお前のお〇〇こに入ったので腹の中に鰌が居る。これを当てろ」
 當間五郎が宣告する。
 「えーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀はどれだか全く判らない。
 「外れるとお〇〇こに蛇イレポンだ」
 當間五郎は残酷な宣言をする。
 「そんなあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。もうゆるしてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「お前。もう何回も蛇が入っただろ」
 「何回入ったってたえられないよ!そうだろ!」
 横山美由紀は泣き悲鳴で訴えた。
 「その堪えられない姿に画面の向こうのお客さんは期待しているのだよ。さあ。どれを選ぶ」
 「どうやって確認するの」
 「鰻を下ろして中を見るのだよ」
 既にまな板が準備されて鰻を掴んだ男が準備している。
 「ああ」
 「番号で選べ」
 當間五郎が急かす。
 そしてスタッフが蛇の入った水槽を運んで来た。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀はそれを見て恐怖の叫び声を上げる。
 「二匹当てれば良いのだよ。一回外れるごとに蛇イレポン二十秒だ」
 當間五郎はさらに追い詰めた。
 「何で私だけここまで虐めるの」
 横山美由紀は自分だけいつまでも虐められると言う。
 「お前がブン屋だった。そしてR国の領事館に潜入までした。権力者はいかにブン屋が嫌いかということだよ」
 當間五郎にも首脳部の意識が分かり掛けて来た。
 「どれか教えて」
 横山美由紀は鰻包丁を構えている若い男に言う。
 「切って見ないと分らないよ」
 それでも若い男は一応一匹ずつ鰻を掴んで腹を見せる。
 「・・・・・」
 横山美由紀は悲痛な目でじっくり見続けた。
 「大サービスだ」
 若い男は二回繰り返して見せる。
 「・・・・・」
 横山美由紀は真剣に見ても解らない。
 「どうだ」
 當間五郎は愉しそうに答えを迫る。
 「あ、ああ」
 横山美由紀は固まってしまう。
 「お前。ま〇こに入ったのだからもう一回入れたら分かるな」
 當間五郎はさらに恐ろしいことを言って詰る。
 「だめーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーー。もうだめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀は顔を強く振って叫ぶ。
 「じゃ何番だ」
 當間五郎は強い口調になる。
 「あ、ああーーーーーーん。二番」
 横山美由紀は一番太いのを選ぶ。
 「これ旨そうだな」
 若い男はそう言って二番の鰻を掴んでまな板に載せる。
 目打ちで鰻の目を貫く。鰻包丁で頭の手前を骨まで切る。骨に沿って一気に腹から裂いてしまう。
 鮮やかな手つきである。
 「あったぞ。良かったな」
 男は鰌が出て来たと宣言した。
 そのまま骨を跳ねのけて頭を落として真ん中で二つに切って串を刺す。
 焼き台と蒸し器が用意されていて白い割烹着の板前が下焼をして蒸し器にいれる。
 「助かったな。あと一匹出てきたらセーフだ。確率四分の一」
 當間五郎は態とプレッシャーを掛けた。
 「うう」
 横山美由紀は皆目見当がつかない。
 「この鰻は美味いぞ」
 若い男は降ろした鰻を高く評価する。
 脂の乗った雌の鰻である。
 そして水槽の蛇をチラ見する。
 横山美由紀はその視線を追って戦慄が奔った。
 「次はどれだ」
 當間五郎が追い詰める。
 若い男はもう一度鰻を一匹ずつ掴んで見せた。
 「あふぁああ。ああ」
 横山美由紀は怯えと緊張からくる息遣いを漏らす。
 「さあ。もう時間はやれんぞ!答えないと即蛇イレポンだ!」
 當間五郎はさらに追い詰める。
 「あ、ああーーーーーーーーーー。四番」
 横山美由紀は次に大きいのを選んだ。
 若い男がそれを掴み取って降ろす。
 「居ないよ」
 きっぱり宣告してしまう。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀は絶望の悲鳴である。
 男は水槽から蛇を掴み取る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀はヒステリックな悲鳴になってしまう。
 男は蛇を掴んだまま水を抜かれた大きな水槽に入る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀は喚き散らす。
 男は蛇を掴んだまま横山美由紀の広がった太腿の間にしゃがむ。
 「あははああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 構わず蛇の頭を突っ込む。
 「ぎゃやあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぎゃふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀の顔は強烈に破裂した。
 男は軽くピストンする。
 「ぐああああーーーーーーーーーーーー。ぎゃあああーーーーーーーーーーーー。ぎゃふぁああーーーーーーーーー。ぎゃふぁああーーーーーーーーー」
 横山美由紀は狂ったように暴れ叫び続けた。
 男は一回目は適度に抜く。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはん。あはん。あはん。あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーん」
 横山美由紀は子供の泣きっ面が破裂したように泣いてしまった。
 「お前。初めてじゃないだろ」
 當間五郎は髪を掴んで無理やり顔を自分に向けて言う。
 「そうだって堪えられないよーーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀はぐちゃぐちゃの顔を振って泣き声で叫ぶ。
 「さあ。次だ。確率三分の一」
 當間五郎は強い口調で宣告する。
 「もうゆるしてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀はヒステリー状態である。
 「駄目だ。次は別の蛇だ」
 スタッフが新しい水槽にアカマタを入れて来た。當間五郎はそれを指さす。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。どくへびーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀は驚愕の表情で叫ぶ。
 「これ凶暴だけど毒はないよ」
 若い男は平然と言う。
 「やだあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。もういやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀はまた狂ったように叫ぶ。
 「さあ。何番だ。残ったのは1、3、5全部奇数だ」
 當間五郎はまた追い詰める。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。もうゆるしてーーーーーーーーーーーーーーー。気が狂うよーーーーー」
 横山美由紀はさらに涙を溢れさせた。
 「どうする。選ばないと突っ込むぞ」
 當間五郎は容赦なくさらに追い詰める。
 「1」
 横山美由紀は首を振りながら答える。
 男は直ぐに1番の鰻を掴み取ってまな板で降ろす。
 「居ないぞ」
 横目で横山美由紀を見ながら宣告した。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。・・・・・」
 横山美由紀の悲鳴は途中で声が掠れて消えてしまう。
 恐怖に震えて顔を振っている。
 躰はガクガク揺れた。
 男はスネークフックでアカマタの頭の手前を掴む。その手前を手で掴んで先端を持って横山美由紀が大股開きに固定された水槽に入る。
 「・・・・・」
 横山美由紀は大口を破裂させるが恐怖で声が出ない。
 男は構わずアカマタの頭をクスコに突っ込む。だが奥までは突っ込まない。
 アカマタの舌が伸びて子宮頸部を舐める。
 「・・・・・」
 横山美由紀の躰は強烈に震えた。
 確り画面から確認できるくらいに強く震撼している。
 そして白目を剥きながら失禁してしまう。
 核戦争の前にも宴会場で機動部隊の宴会であった。
 毒はないと言われて凶暴そうな蛇を突っ込まれてしまう。そのあと消毒とか言って蝋涙を流し込まれた。
 さらにそのあと腹に蛆虫を撒かれて蜥蜴を乗せられてしまう。蜥蜴に蛆虫の餌付けである。
 気が狂いそうであった。
 鉄格子の中で夢に出て来て魘されてしまう。
 最後はその蛇に小陰唇を噛まれた。
 そのまま病院に搬送である。
 その時も鰻から順に入れられた。初めてではないだろうと言われても慣れるものではない。
 生方の部隊だった。それからも限りなく辛い拷問を受けたがこれが一番堪えられない。
 當間五郎のやり方はさらに念が入っている。
 蛇の頭は噛めない位置に止められていた。それ以上は進ませない。その舌で舐め続けられた。
 當間五郎がビンタで起こす。
 既にアカマタもクスコも抜かれていた。
 「さあ。最後は二択だ」
 次の水槽が運ばれている。今度は蝮である。
 看護婦が血清を準備して待っていた。
 何故か生方の宴会と同じである。
 やり方がその何倍もしつこい。
 「どっちだ」
 當間五郎はさらに急かす。
 「あ、ああーーーん。3」
 横山美由紀はもうどうにでもなれである。
 若い男は鰻を掴んで降ろす。
 「居ないぞ」
 感情のない声で宣告した。
 今度は二本のスネークフックで蝮を掴む。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぎゃああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀は諦めていても強烈な悲鳴になってしまう。
 男は構わず横山美由紀の小陰唇に頭を押し付ける。
 「あ、・・・・・」
 恐怖に固まって大口を破裂させて悲鳴も出ない。
 蝮は瞬間噛みつく。
 當間五郎が竹の鞭でその頭を叩く。
 男は蝮を引いて水槽に戻した。
 スタッフが空かさず蓋をして運び出す。
 看護婦が血清を打つ。
 若い三人が重りを外して水槽から出してストレチャーに乗せた。
 そのまま搬送である。
 
 唐津。
 夕嵐の潜水艦の会議室。
 「酷いショーだね」
 誰となく呟く。
 全員が日本酒を枡で飲みながら見ていた。
 「此奴もやり方がえげつないよ。これまで通り鰻と蛇だけど」
 田川真琴元中尉が非難する。
 「あの人。福井旬報の記者だったのね。何度も拷問されてもあれだけ泣き叫ぶよ。最後に噛ませたのより膣の奥で蛇の舌を伸ばさせたの。これ堪らない」
 吉丘蓮実元中尉の観察である。
 「そうよ。生方か天葛のやりそうなことをじっくり強化してアレンジしているよ」
 田川真琴元中尉は當間五郎がその二人の上を行くと言う。
 「よく気が狂わなかったね」
 黒田穂美元少尉は恐ろしさを噛み締める。
 「以前に鉄格子から助け出した時に潜水艦の中で聞いたのだけど生方に同じようなことされていて何度も夢に出て来て魘されるって」
 田川真琴元中尉が聞いた話である。
 「そうだよ工作員でもないジャーナリストだもの」
 「ねえ。何でここのところこっちのメンバーの人質でもないのに拷問放送が一日置きなの」
 田中一美元特務中尉は疑問に思った。
 「そうだよね」
 浜田佳美元中尉も疑問に思う。
 「何か企みがあるね」
 田川真琴元中尉も気になる。
 「ねえ。あの鰻。一匹目は当たったけどもう一匹はすり替えたのじゃない」
 また吉丘蓮実元中尉の観察である。
 「確り三回外れて小陰唇を噛ませたものね」
 浜田佳美元中尉も同じ見解と言う。
 「報道に関する行為を行うとこういう扱いを受けるという見せしめかな」
 田川真琴元中尉はそう思った。
 「でも。核戦争前から拘束されて拷問されている何人かは辛いよね。工作員の様に堪える訓練も受けてないし」
 吉丘蓮実元中尉は同情する。
 「全然出て来ない人も居るね。死んじゃったのかな」
 「違います。森知治元巡査部長は天葛少将に本庄翼さんは田村長官に拾われました」
 田中一美元特務中尉の情報である。
 「岡村一美がラドルフマレカル少将に拾われたように」
 田川真琴元中尉はかなり古いことだが覚えていた。
 「そうです」
 「次は誰だろ」
 小日向奈央元少尉はジャーナリスト二人次の犠牲者は誰かと考えてしまう。
 
 東シナ海。
 第三機動部隊。
 二隻の空母から哨戒機とヘリが離着艦を繰り返す。
 索敵範囲は広がった。
 夕嵐の艦が索敵に引っ掛かるまでは司令部は何もしない。
 作戦はロボット任せである。
 そして新人のハードコンパニオンが呼ばれていた。
 本日が初仕事の全くの新人である。
 何と運の悪いことであろう。この機動部隊に派遣されてしまった。
 女は新谷陽という。二十二歳である。
 「閣下。新人のハードコンパニオンですよ」
 瑞鶴の艦橋士官が報告する。
 「おお」
 生方少将も笑顔である。
 「何から行きます」
 艦隊参謀の大佐である。
 「ドリルバイブで強制アクメを何回もやって失神から愉しもう」
 生方少将は可愛い子なので女の性をとことん弄りたい。
 直ぐに会議室の大テーブルが撤去され拷問椅子が運びこまれた。
 少尉の徽章二人が全裸に剥いてしまう。
 新谷陽の躰は恥ずかしさに震える。
 文句は言えないがそれでも恥ずかしい。
 男性の手がブラを外す。
 「あ、ああ」
 恥ずかしさに震えながらそっちを見る。
 少尉の徽章はじっくり胸部を見ながらブラを下げて行く。
 新谷陽は躰をもじもじ恥ずかしさに震えた。
 生方少将は実に嬉しい。年甲斐もなく勃起してしまう。
 少尉の徽章は容赦なく二人でショーツを下ろしてしまった。
 「あはああ」
 新谷陽は悲鳴を上げてしまう。
 二人の少尉は新谷陽をそのまま拷問椅子に乗せて脚を広げる。
 「・・・・・」
 新谷陽は駄目と首を振れないので肩を振って恥ずかしさに堪えた。
 生方少将が近付く。
 「ああ」
 新谷陽は長官の姿に慄く。
 生方少将は新谷陽の女の部分に目をやる。
 閉じ合わせた小陰唇の外側は紅から薄紅である。
 広げると縁は淡い紅。内側は薄橙で粘膜は新鮮な色。尿道の亀裂は小さく閉じていた。膣口は渦巻くように粘膜が閉じている。
 生方少将は構わず指を突っ込む。
 「あ、ああん」
 新谷陽はまた声を上げてしまう。
 「何だもう濡れているじゃないか」
 生方少将は嬉しそうに詰る。
 「・・・・・」
 新谷陽は泣きそうな表情で嫌々をした。
 「最初はローターから行こう」
 生方少将はそう言って二人の少尉にローターを一個ずつ渡す。
 「君はクリを僅かに当てて責めろ。君は膣の口でローターを軽く出し入れだ」
 そしてそう指示した。
 クリを指示された少尉からローターをクリトリスの包皮に当てる。
 「あ、ああーーーーーーーーーーん」
 新谷陽は行き成りの刺激に顔を振って声を上げてしまう。
 もう一人の少尉が膣口にローターを軽く差し込む。
 「あはああ。ああん。あはああーーーーーーーーーーーん。ああん」
 新谷陽は全く抑えられない。
 既に膣口に入ったローターはべっちゃり濡れていた。
 少尉はローターを軽く奥に押す。
 新谷陽の膣口が押し返した。
 「ああん。あはああーーーーーーーーーーーーん。あはああ。ああ。あはああん。ああーーーーん。ああ。あはああ」
 押したり押し出したりで声を上げ続けた。
 生方少将は暫く二人に遊ばせる。
 
 R国D市。
 佐々木舞の鉄格子の前に舛田警視正が立つ。
 「佐々木舞。明日の夜よ」
 「はあ」
 佐々木舞は怯えた目つきでそっちを見る。
 視線は顔を見てない。
 そのまま舛田警視正は去って行った。
 
 川越。
 中本克己大佐はラウンジで衛星電話が鳴る。
 柱の陰に移動した。
 相手は小滝橋佳苗中尉である。
 「明日の朝お迎えに上がります」
 「判りました」
 元大佐ではなく大佐に戻ったが中尉に分かりましたと答えてしまう。
 戻って秋本元兵曹長、神谷元一曹、大利根元二曹に通知する。
 
 第三機動部隊瑞鶴の会議室。
 新谷陽はローターの責めだけで膣から膣液が流れ出ていた。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーん。ああん。あはああーーーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーん。ああ。あはあ」
 躰を震撼させて藻掻く。股間は痙攣を続けていた。
 膣液が床に垂れて溜りを作っている。
 「お前びちょぬれじゃないか」
 生方少将はまた詰った。
 「ああん。だめーーーーーーーーーーー。あはああん。だめーーーーーーー」
 新谷陽は顔を振ってん藻掻き続ける。
 「抑えるな!一回逝ってしまえ!」
 生方少将は言葉で強く押す。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーん。ああ。ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 新谷陽の躰は強く波打つ。動かない脚をぐらつかせて暴れる。
 「あーーーーーーーーーーーふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 瞬間強く固まって沈む。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーん。ああ。あはあ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 暫く躰は痙攣を続けた。
 「新鮮な躰だとこんなに深く逝ってしまうものですな」
 艦隊参謀の大佐は新谷陽の女の性をじっくり眺めて満足げに言う。
 「そうだなたっぷり弄って遊んでやれ。行き成りハードでは壊れてしまう。可愛い子だじっくり躰の隅々まで愉しもう」
 生方少将はなかなか気に入ったようである。
 「閣下。次は」
 翔鶴の艦長が次の責めを確認する。
 「膣の中の敏感な部分を局部責めだな」
 生方少将はマイクロローターをピンセットで抓む。
 「閣下。それでしたらこんな物もございます」
 翔鶴の副長がリモコンから伸びたアームの先端にL字にマイクロローターの付いた電動歯ブラシの様なアイテムを出す。
 「そうか。桝田が使っている物より良いな」
 生方少将は以前に使ったが忘れていた。
 「誰にやらせます」
 艦隊参謀の大佐が確認する。
 「おう」
 生方少将はアイテムを持ち出した翔鶴の副長を顎で示した。
 翔鶴の副長はクスコで新谷陽の膣を広げる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 新谷陽は堪らない恥ずかしさに叫んでしまう。
 「お前。ハードコンパニオンだろ」
 生方少将が叱咤する。
 「えーーーーーーーーー。それだって」
 新谷陽は拒絶表情である。
 「何を言っている。こんなの序の口以前だよ。こっちの女の子二十人分の花代がお前一人の花代だぞ」
 艦隊参謀の大佐がさらに叱咤する。
 「お前。舛田警視正の番組見てないか」
 生方少将がさらに追い詰める。
 「あ、ああん。判ったよ」
 新谷陽は仕方なく受け入れた。
 翔鶴の副長はクスコの奥にアイテムを差し込む。
 「目視じゃ無理だ」
 生方少将がカテーテルカメラをクスコの口に接続した。中が明るくなりモニターに膣の奥が拡大された。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーー恥ずかしい」
 新谷陽はモニターを見て堪らず喚いてしまう。
 生方少将はさらにビデボトルで中を洗った。
 流れ出る水はボウルに受ける。
 「お〇〇この奥が綺麗だぞ」
 さらに素見す。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあ。嫌。恥ずかしくて堪えられません」
 新谷陽は泣きべそ顔である。
 翔鶴の副長はアイテムの先端に付いたマイクロローターを新谷陽の膣天井部に当てる。娼婦の泣き所である。
 「あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーーー」
 新谷陽にまだ堪えられる刺激ではない。
 「気持ち良いだろ」
 翔鶴の副長は軽い口調である。
 「だめーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーーーー」
 新谷陽は頭を振って暴れる。
 躰は確り拷問椅子に固定されているが強烈な暴れ方である。拷問椅子が僅かに軋む。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 躰は何度も強烈に弾ける。
 「あはーーーーーーーーん。あはん。あはあーーん。あはあん」
 激しい息遣いである。
 「逝ってしまったな」
 翔鶴の副長は小声だが断定してしまう。
 「はあ。はあ。はあ。はあ」
 新谷陽は荒い息遣いで何も言えない。
 「もう一回逝くともっと気持ち良いよ」
 翔鶴の副長はさらに小声で囁く。
 再びマイクロローターの先端が娼婦の泣き所に当たって振動する。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーー」
 新谷陽は頭を斜め上に逸らせて藻掻き声を上げた。
 「あふぁあ。あふぁあ。ああ。ああ。あふぁあ。ああ。ああ。あふぁああーーーーーーーーーーー。ああーーーーー。ああ。ああーあ、ああーーーーーー」
 顔を究極に逸らせて躰は小刻みに震え続ける。
 コンパニオンを含めた全員の目が新谷陽の表情に注目していた。
 将校の指はコンパニオンの膣に奥まで差し込まれている。
 コンパニオンの膣も充分に濡れていた。
 会議室内は淫靡極まりない状況である。
 翔鶴の副長に付いたコンパニオンだけ躰が空いていたので拷問椅子の前にしゃがんでじっくり見ていた。
 「あふぁあ。ああ。ああ。あふぁああ。ああ。ああ。あふぁああーーー」
 新谷陽の躰は痙攣を続けている。
 「そろそろ失禁を愉しめるかな」
 生方少将は三個のローターの線を抓んで翳す。
 そして中尉の徽章にそれを受け取るようにジェスチャーをした。
 その中尉はそれを受け取ってクスコを抜く。
 膣液が流れ出た。
 会陰を伝って拷問椅子の座に流れて床に流れ落ちる。
 「・・・・・」
 新谷陽はそれを見て恥ずかしそうに顔を歪め逸らす。
 中尉は新谷陽のずぶ濡れになった膣に順にローターを三個押し込む。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。はあ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 三つの刺激は強烈である。
 生方少将はもう一人の中尉にローターを一個渡す。
 「クリを柔らかく責めて」
 「はい」
 その中尉はローターを受け取って拷問椅子の横に回って指で抓んだローターの先端をクリトリスの包皮に当てる。
 「あ、あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーー」
 新谷陽は躰を硬くして丸めて藻掻く。腰を捩るように動かす。
 「あ、ああーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーはあーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーー」
 そして僅かな時間で失禁してしまった。
 失禁尿は断続的に静かに流れ出る。
 艦隊参謀の大佐が慌てて吸収シートを床に投げた。
 失禁尿は何回も弧を描いて流れ出る。
 「あーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ」
 新谷陽の躰は失禁が終わっても大きく震撼していた。
 「こんなもので」
 中尉は生方少将に確認する。
 生方少将は二人に頷く。
 中尉二人は席に戻った。
 生方少将はドリルバイブを指さす。
 「とどめだ」
 そう言って艦橋士官の大尉をを見る。
 ブーーーーーーー。ブーーーーーーーー。
 緊急サイレンである。
 「天津風が海中のスクリュー音をキャッチしました」
 艦隊参謀の大佐が報告した。
 瑞鶴の士官は艦橋に戻る。
 「スクリュー音は夕嵐の艦でもこれまでのフランスの艦でもありません。中国軍の物でもありません」
 艦橋士官の中尉が報告した。
 「小型潜航艇を出せ」
 生方少将に緊張が奔る。
 直ぐに瑞鶴からロボット操縦で二隻の小型潜航艇が発進した。
 音を出さないで海中深く突っ込んで行く。
 さらに瑞鶴の甲板から哨戒機が二機飛び立つ。
 二機は海中にソナーを垂らして哨戒を続ける。
 
 謎の潜水艦の発令所。
 「会場から高速スクリュー音数隻。艦隊のようだ」
 聴音器を付けた乗員が報告する。
 「潜望鏡深度に上がって確認するか」
 「危険だ一旦着底しよう」
 
 空母瑞鶴の艦橋。
 「イージス艦と哨戒機が潜水艦をロストしました」
 艦橋士官の中尉が報告した。
 「こっちが動いたから高速スクリュー音をキャッチして着底したな」
 生方少将はそう推察する。
 「どうします」
 「大方の範囲は掴めているだろ。海中爆弾で行こう」
 直ぐに二隻の空母からヘリが十機ずつ発艦した。
 「いったい何処の潜水艦でしょうね」
 「破壊してから調べるしかない」
 生方少将は総て撃沈が天昇の間の至上命令と理解している。
 ヘリ二十機が横一列で絨毯爆撃して行く。十メートル置きである。
 
 謎の潜水艦の発令所。
 「何か投下された」
 「なに」
 後ろの海底で爆発音が轟く。
 「爆雷攻撃だ」
 「行き成りか」
 「連続で投下している」
 「海底の深度に合わせたな。上昇しろ」
 メインタンクブローを掛けて上昇する。
 「転舵取り舵。前進全速」
 「一発が直ぐ艦尾に」
 「速度上げろ」
 「これでいっぱいだ」
 グガアーーーーーーーーーン。
 至近弾である。
 「これは爆雷じゃないぞ」
 「とにかく全速で逃げよう」
 「駄目だ哨戒機に追いかけられている。少し離れて着底だ」
 謎の潜水艦はそのまま海底に静かに着底した。
 
 空母瑞鶴の艦橋。
 「全部単純爆発音です。撃沈は確認できません」
 艦橋士官の中尉が報告する。
 「小型潜航艇を総動員しろ」
 生方少将は何としても捕らえたい。
 合計十四隻の小型潜航艇が海底に展開する。
 前路警戒艦がソナー音波を出して反応を確認した。
 「駄目です。前路警戒艦のソナーにも小型潜航艇のソナーにも反応しません」
 艦隊参謀の大佐が報告する。
 「まだどこかに着底して居るかもしれん。このまま哨戒を続ける。哨戒機を広範囲に飛ばせ」
 生方少将は諦める訳には行かない。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 津梨清吉は休みである。
 仲居がカウンターに夕食の配膳の準備をしていた。
 「生方の機動部隊が東シナ海で正体不明の潜水艦に接触したよ」
 真紀子が情況を伝える。
 「これまで接触してないスクリュー音か」
 湯野中がまた面倒が来たと呟く。
 「ありったけの海中爆弾を投下すると言っているけど」
 「それしかないです」
 葛城義和は納得する。
 そして呉から補給艦が機動部隊に向かった。
 
 東シナ海。
 空母瑞鶴。
 会議室に残った将校らは翔鶴及びそれぞれイージス艦に戻る。
 コンパニオンはキャビンに収容された。
 「天昇の間は広範囲に海中爆弾の投下を承認しました」
 艦隊参謀の大佐が報告する。
 瑞鶴、翔鶴から十機ずつヘリが発艦した。
 続いて戦闘機が発艦する。
 戦闘機には八十キロの海中爆弾を搭載していた。
 十機ずつの編隊で横一列座標を決めて投下して行く。
 小型潜航艇は爆弾を投下した海底を十四隻で索敵する。
 前路警戒艦は速度を上げて爆撃範囲より先を潜望鏡深度で海中にソナー音波を出して索敵していた。
 そしてジェットヘリがコンパニオンを迎えに来る。
 潜水艦からの攻撃で艦が被害を受ける危険からである。
 
 謎の潜水艦の発令所。
 「大型爆弾の破裂音だ」
 「危険だな。海底すれすれに移動しよう」
 「もう少し行けばさらに海底が深くなる」
 「この艦は一千二百メートルが限界だ」
 「とにかく速度と深深度で逃げるしかない」
 「そうだな」
 「いったい何処の艦隊だ」
 「核が飛び交った後に我々の国土を爆撃した艦隊かも知れない」
 「この辺りなら日本か中国か」
 「中国か。でも中国は完全に核に破壊された」
 「日本に各国を爆撃するような艦隊は存在しないだろ。それに核は持ってないはずだ」
 「ひょっとして娼国」
 「あそこも核はなかった」
 「でも艦隊はかなりの規模だった」
 「日本が一番核の被害がないと聞いていたが。これでは食料を得られないな」
 「もしかして日本の国土を娼国が支配しているのか」
 「ソナー音が聞こえなくなった。何とか逃げ切ったぞ」
 
 東シナ海。
 空母瑞鶴の艦橋。
 「かなりの範囲を潰しましたが撃沈はしていません」
 艦隊参謀の大佐は難しい表情である。
 「奴らは何者だ」
 生方少将も苦い表情になった。
 「小型潜航艇が海底をローラーを掛けて確認していますが海中爆弾の跡だけです」
 「R国の前路警戒艦も何も掴めてないな」
 「そのようです」
 「くそーーーーーーー。潜水艦は始末に負えん」
 「爆撃した範囲には居ませんでした。前路警戒艦のソナーの届く範囲から逃げたか爆撃してない部分に着底したかです」
 「まだ爆撃を続けるか」
 「いいえ。その先は深度が深く一千を過ぎたら効果はありません」
 「しかし一千以上潜れるのか」
 「八百キロに絞ってもう少し続けますか」
 「やろう。補給は来たのだろ」
 「はい」
 「艦隊を深度の深い海域に移動しよう」
 生方少将は何としても諦めたくない。
 そして前路警戒艦に深深度に潜って深い海域の小型潜航艇とソナーによる探索を依頼した。
 だが潜水艦は深い海底を高速で逃げてしまったのである。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 夕食はミニ懐石である。
 「まだどっかの国の潜水艦が居たのだな」
 平佐和は面倒が去らないという表情。
 「もう一度爆撃したから炙り出したのかもしれません」
 葛城義和は出るべきものが炙り出されたとの見解を示した。
 「潜水艦は潜ってしまえばゲリラと一緒だからな」
 湯野中の口癖になっていた。
 「そうね。海中爆弾を落としても二階から目薬。潜水艦でも海中で出くわさない限り探すのは至難の業ね」
 真紀子も難しさを実感する。
 「まだまだ一掃するには手間が掛かるな」
 平佐和は渋面である。
 まだ夕嵐の艦もフランスの艦とアメリカの乗員も残っている。
 
 川越。
 管理棟の屋上である。
 小滝橋佳苗中尉が中本克己大佐らを迎えに来た。
 「今回は佐々木舞だったな」
 「そうです。過激にやって病院に送っていただきたいのです」
 「しかし。夕嵐がその面々の為に動くかな」
 「判りません。溝口中佐は可能性はあると仰います。そのためにジャーナリストと思想系の強いメンバーで行っています」
 「それじゃ少し反論させてみるか」
 「そうですね」
 
 R国D市。
 佐々木舞らの鉄格子。
 宇佐美伝吉警部補と三田園矢一警部補が入って来た。
 佐々木舞は恐怖のどん底で身構えている。
 「ヘリで移動だ。着替えろ」
 三田園矢一警部補からミニスカスーツとブラウス、ブラとショーツが投げ込まれた。
 佐々木舞は心臓が恐怖の鼓動を打っている。
 震えながら着替えた。
 この二人は警備員の様に目を逸らせたりはしない。
 佐々木舞も今さらである。
 このまま女性准尉の操縦するジェットヘリで娼国に向かう。
 
 娼国。仁川ホテル。
 四十六階の小座敷である。
 中本克己大佐らに夕食が提供されていた。
 「今日はどうします」
 秋本元兵曹長が方針を確認する。
 「前回は當間五郎が蛇を使って噛ませたな」
 中本克己大佐はヘリの中で前回の記録を調べた。
 「綺麗に躰は治って公開されましたが」
 「そうだったか今回も病院送りがリクエストだ」
 「このところ蛇は出尽くしています」
 大利根元二曹は蛇は使いたくない。
 「今回はま〇この奥を焼きますか」
 「子宮を焼くのは太刀川俊二から伝令されているらしい。奴らが奪い返しても唐津で子を産めない躰にしておく配慮だ」
 「でも避妊手術は行われているのですね」
 「いやそれでは縛って受精しないようにしただけだ。解けば妊娠する」
 「ふふふ。完全に潰すのですね。この国では生涯必要もありません」
 神谷元一曹は言い切ってしまう。
 「まあ。それでもこっちの医療では再生できるがな」
 「まあ。向こうにもし行ってしまえばそれまでですな」
 大利根元二曹は満足そうである。
 
 謎の潜水艦。
 生方の機動部隊に追い詰められた謎の潜水艦は夜間になってからサウジアラビアのジッダ・イスラミック港にセイルの上だけ出した。
 ドローンを出して偵察する。
 「この国も完全に破壊されているな」
 「壊され焼け切った街だ」
 「駄目だ。放射能汚染されている」
 「潜航しよう」
 謎の潜水艦は直ぐに潜航した。
 
 東シナ海。
 空母瑞鶴の艦橋。
 「逃げられてしまったな」
 生方少将は落胆している。
 「閣下。帰投命令です。一日乗員を休ませろとのことです」
 「うん。そうだな」
 第三機動部隊は娼国に進路を取った。
 
 娼国。南の島五号棟四階の拷問部屋。
 佐々木舞を積んだヘリが到着する。
 小滝橋佳苗中尉が中本克己大佐らを既に仁川ホテルから移送していた。
 既に四階の拷問部屋には大きな氷の塊が運ばれている。
 高さ六十センチ。横一メートル縦二メートル。ベッドのサイズより大きい。
 氷は深さのある大きなバットに載っていた。
 排水も繋がっている。
 アナウンサーの高嶋波琉が佐々木舞を紹介して中本克己大佐らを紹介した。
 神谷元一曹と大利根元二曹が掛かって佐々木舞を全裸にしてしまう。
 佐々木舞は大きな氷に怯えていた。
 二人は佐々木舞を俯きに床に寝かす。神谷元一槽が佐々木舞の脚首を縛り合わせる。
 大利根元二曹は手首を縛り合わせた。
 それぞれ縛り合わせた手首と脚首に0字型のフックを付ける
 氷の後ろにクレーンが設置されていた。
 クレーンのアームを下げる。
 先端に付いたフックに佐々木舞に付けたフックを背中の上で二つ合わせて引っ掛けた。
 そのままクレーンが上昇する。
 クレーンは秋本元兵曹長が操作していた。
 大利根元二曹が先に氷の上に水を撒く。
 氷の表面に皮膚が貼りつかない配慮である。
 佐々木舞の躰は駿河問いの様に吊るし上げられてしまう。
 「うぐ、ううーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーー」
 苦しい吊るしである。
 そのままクレーンで吊って氷の真上に来る。
 吊るしを下げて行く。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は冷たい氷に迫って悲鳴を上げる。
 秋本元兵曹長は佐々木舞の躰のフロント面が乗るまで下げてしまう。
 「あーーーーーーーーーーあはん。あはん。あはん。あはあーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は途轍もない冷たさに喚き叫ぶ。
 「あーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーー」
 切羽詰まった叫びである。
 秋本元兵曹長はゆっくりクレーンを上昇させる。
 「あはあ。あはん。ああ。ああ。ああ。あはあん。ああん」
 佐々木舞は冷たさに震えた躰で泣き続けた。
 秋本元兵曹長は佐々木舞の躰を床に降ろす。
 神谷元一曹と大利根元二曹がクレーンのフックから脚首と手首のフックを外した。
 そのまま佐々木舞の躰を床に横たえて仰向けにする。
 中本克己大佐が蝋燭を何本も点火して待っていた。
 神谷元一曹と大利根元二曹がそれぞれ肩と脚首を押さえて準備する。
 中本克己大佐と秋本元兵曹長が二本ずつ芯の周りに蝋涙が溶けた蝋燭を持つ。
 二人は左右両側から一気に佐々木舞の躰に流すように掛ける。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は強烈に甲高い悲鳴を上げた。
 二人は構わず乳房から太腿まで掛けてしまう。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 佐々木舞は強烈な泣き悲鳴を上げ続けた。
 同じ蝋燭なのにこれは異常に熱い。
 氷に乗せられ強烈な冷たさを受けて鳥肌の立った皮膚に熱蝋である。温度計は同じでも人間の躰は堪らない。
 「あふぁあーーーーーーーーん。ああん。あはああーーーーーーーーん。ああん。ああん。あ、ああああん。ああん」
 佐々木舞は泣き続ける。
 乾くのを待って中本克己大佐と秋本元兵曹長は一枚布の様に被った蝋涙を一気に剥がす。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は顔を振って藻掻く。
 神谷元一曹と大利根元二曹は佐々木舞の躰を床で俯きにする。
 両方から縛ったままの脚首と手首を持ち上げて背中で合わせた。
 秋本元兵曹長がクレーンを下げる。
 神谷元一曹と大利根元二曹がクレーンのフックに脚首と手首のフックを纏めて引っ掛けた。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやだあーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は泣き叫ぶ。
 「熱かっただろ。冷やしてやるよ」
 中本克己大佐はやんわり意地の悪い宣告である。
 クレーンは氷の真上に来てまたゆっくり下がる。
 大利根元二曹が氷の表面に水を掛けた。やや乾いていたからである。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は氷が迫ってさらに悲鳴を上げた。
 秋本元兵曹長は構わず氷の上にべったり佐々木舞の躰を下ろしてしまう。
 「う、ううーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーたすけてーーーーーーー」
 佐々木舞はまた泣き叫ぶ。堪えられる冷たさではない。
 秋本元兵曹長も直ぐに上昇させる。
 「あふぁあーーーーーーーーーーー。はあ。はあ。はあ。はあ」
 佐々木舞は荒い息遣いで震え続けた。
 表情は蒼白である。
 床に降ろして神谷元一曹と大利根元二曹がフックを外してまた仰向けにする。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。熱くて駄目ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は冷え切った躰に蝋燭の拷問は無理と叫ぶ。
 今度は秋本元兵曹長が鞭を持っていた。
 先端が長細く硬い革の一本鞭である。
 「えーーーーーーーーーーーー」
 冷たく濡れた躰に鞭は強烈に痛い。
 秋本元兵曹長は構わず太腿を二本並べて叩きつける。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は大口を破裂させて悲鳴を上げた。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 太腿に一気に蚯蚓腫れが浮く。
 秋本元兵曹長はさらに振り被る。
 今度は乳房を二つ並べて叩く。
 「ぐがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は躰を揺すって痛みに藻掻いた。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーん」
 薄く僅かな蚯蚓腫れが浮く。
 太腿の蚯蚓腫れは紅く滲んでいた。
 
 唐津。海底の桟橋。
 夕嵐の潜水艦の会議室である。
 「また始まったね」
 「佐々木舞か。この子スパイ行為で捕まったのだよね」
 田川真琴元中尉はその頃を思い出す。
 「杉原凜香と一緒にテロリスト扱いだよね」
 「なんで」
 「天昇の間にテロリストを誘導して影武者か本人かを判断する役だったらいいの」
 「核心を狙ったのね」
 「だから徹底的に拷問されるのね」
 「彼女たちを助け出してこっちの味方にしませんか」
 メイソン中佐である。
 「戦力にはならないですよ」
 「それでも先の子孫繁栄には」
 「それを考えても」
 吉丘蓮実元中尉は乗り気ではない。
 「それより娼帝國を変えるのですか」
 「そう考えています」
 吉丘蓮実元中尉はきっぱり答えた。溝口明日香中佐の思惑通りには行かないらしい。
 「長崎沖に居た生方の機動部隊が居なくなりました」
 女性議員斎藤千春が報告に来た。
 「まったく灯りがなくなりました」
 吉丘蓮実元中尉は機動部隊の灯火が全部消えたかと確認する。
 「そうです。灯りが全部離れて行きました。福岡からの索敵機も飛んでいません」
 「何故だろう」
 吉丘蓮実元中尉は不自然さを感じる。
 
 娼国。南の島五号棟四階の拷問部屋。
 佐々木舞は手首、脚首を縛り合わされ神谷元一槽と大利根元二曹に押さえられて全身鞭で叩かれて泣き悲鳴を上げ続けた。
 全身蚯蚓腫れが紅く滲んで無残極まりない。
 中本克己大佐と秋本元兵曹長が躰を押さえるのを交代する。
 神谷元一槽と大利根元二曹が芯の周りに蝋涙が大量に溶けた蝋燭を二本ずつ持つ。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。もうむりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞はさらなる恐怖に叫ぶ。
 二人は佐々木舞の躰の左右に立つ。膝から内腿に蝋涙を掛けて行く。
 「がふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 蚯蚓腫れに掛けられて強烈な悲鳴になる。
 二人は両側から一気に股間に流す。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーー。ぐがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞の躰は強烈に震撼する。
 「やめてーーーーーーーーーーーーー。あついいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーー」
 泣き叫ぶ。
 二人はそのまま次の一本を乳房から流した。
 「うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うごおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーぐうううーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞の躰は熱さに暴れまくる。
 「あふぁあーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーん。あはああん。ああん。ああん。あはあん」
 熱さと痛みに泣き続けた。
 暫く乾くのを待つ。
 ここでビール休憩である。
 
 インド洋。
 謎の潜水艦の発令所。
 「もうどんなに節約しても食料は九日がやっとだ」
 「放射能に汚染されてない島はないのかな」
 「可能性があったのが日本とR国だ」
 「もし娼国の艦隊なら本来友軍ではないか」
 「しかしあの攻撃の仕方では」
 「そうだな」
 「放射能覚悟で魚を獲るか」
 「あんなに爆撃されてしまってはアメリカに食料はない」
 どうやらこの艦は娼帝國の爆撃で炙り出されたらしい。
 
 娼国。南の島五号棟四階の拷問部屋。
 佐々木舞の躰をべったり包んだ蝋涙は乾いていた。
 今度は神谷元一槽と大利根元二曹が鞭を持つ。先端が四角い革で蠅叩きの様な一本鞭である。
 「あーーーーーーーーーーー。やだーーーーーーーーーーーー。もうむりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は泣き叫ぶ。
 「お前。もう何回も受けて慣れているだろ。この先が本番だぞ」
 中本克己大佐が詰る口調で宣告する。
 「えーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は強烈に表情を崩した。
 神谷元一槽と大利根元二曹は順番に乳房の蝋涙を叩き割る。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 蝋涙は一気に割れて落ちた。
 佐々木舞の躰は捩って固まる。そして強く震撼した。
 中元克己大佐と秋本元兵曹長はその躰を強く押さえる。
 神谷元一槽と大利根元二曹は続いて太腿に被った蝋涙を片方ずつ叩く。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。うがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は痛みに暴れる。
 神谷元一槽と大利根元二曹は最後に股間に被った蝋涙に狙いを定めた。
 「あ、ああ」
 佐々木舞は痛みに歪み切った表情でそれを見返す。
 スタッフが手伝って秋本元兵曹長の押さえていた片方の脚だけ股間を広げるようにして押さえる。
 神谷元一槽、大利根元二曹の順に股間に被った蝋涙に叩きつけた。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 ドテの部分がまだ割れてない。小陰唇のあたりも粉々に残っていた。
 二人が一気に叩く。
 神谷元一槽がドテに大利根元二曹が小陰唇を斜めに叩いた。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうがあああーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は強烈な悲鳴を上げる。
 躰はブルブル震えていた。
 やや厚みがあった蝋涙の塊がなくなってもろに小陰唇を叩かれてしまう。
 「あふぁああーーーーーーーーーーー。ああーーーー。ああん。ああん。ああ。ああ。ああ」
 荒い息遣いが続いた。
 
 佐々木舞の躰はそのまま拷問椅子に移される。
 神谷元一槽と大利根元二曹の手で確り固定された。
 これまで出て来た針銃のようなものが運びこまれる。
 スコープがパソコンのモニターに拡大されるのは同じである。
 「おい。これは針じゃないぞ」
 中元克己大佐は佐々木舞に向って機器を指さして言う。
 「・・・・・」
 佐々木舞は怯えた表情でそれを見る。
 「銀玉の代わりに蝋燭の玉だ!」
 中元克己大佐は白い蝋燭の玉を指で抓んで翳す。
 「ああ」
 佐々木舞はこれの痛みも知っていた。
 「もうやられたか。この玉だとあの機械から蝋燭が溶けかけて飛んで来るからな」
 中元克己大佐は哂っている。
 秋本元兵曹長がパソコンモニターで照準を合わせた。
 左の乳輪の直ぐ下に合わせる。
 「ああ」
 正面のモニターにも拡大されていた。それを見て佐々木舞は表情をくもらせて顔を逸らせる。
 秋本元兵曹長は確り照準を確認してスイッチをクリックした。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 銀玉が当たれば小さな蚯蚓腫れになる。
 これは溶けた蝋涙が皮膚に当たって砕けた。
 「うぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁああーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は強烈に藻掻き悲鳴を絞り出す。
 「あふぁあ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーん」
 さらに躰を揺すって藻掻く。
 次に構えた神谷元一槽は佐々木舞の震えが止まるまで待つ。
 今度は左の乳輪の直ぐ上を狙う。
 佐々木舞の躰は微妙に震えているが照準は問題ない。
 神谷元一槽はスイッチをクリックした。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 同じように蝋燭の玉が当たって砕ける。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は痛みに強烈に暴れ藻掻いた。
 以前に銀玉のように打ち出すだけのマシンガンで躰中に当てられて蚯蚓腫れの痛みに暫く苦しめられている。
 全身におできのような蚯蚓腫れだらけにされてしまった。
 あの時の苦しみを忘れてない。
 大利根元二曹が準備していた。
 狙いはクリトリスを包む包皮である。
 「あ、ああーーーーーーーーー」
 大股開きにされて拷問椅子に固定された佐々木舞のクリトリスは一部包皮からはみ出ていた。
 躰は恐怖に震える。
 見ていた神谷元一槽と秋本元兵曹長が膝と腰の固定を絞め直した。
 「うう」
 佐々木舞の躰はさらに震える。
 大利根元二曹はスコープを拡大して確り照準を合わせた。
 スコープの十字の中心はクリトリスの包皮が二つに割れた頂点に合わされている。
 そのままスイッチをクリックした。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 蝋燭の玉はクリトリスの包皮の割れ目で砕ける。
 「ぐふぁああーーーーーーーー。があーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーー。あーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は猛然と暴れながら悲鳴を破裂させ続けた。
 「あがあーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーん。がふぁあーーーーーーーーーー。ああん。あはあん。ああん。あはああん」
 涙を溢れさせて藻掻き続ける。
 「全身に機関銃で硬い蝋燭の玉より堪えられるだろ」
 中元克己大佐はまだ軽微だと言う。
 「あれは凄かったよ。死ぬかと思うほど蚯蚓腫れが痛くて」
 佐々木舞はさらに涙を溢れさせた。
 中元克己大佐がクスコを差し込む。
 「えーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は膣の中に撃ち込まれる恐怖に怯えた声を出す。
 針銃より痛い。これを中に撃ち込まれたら堪えられないと思う。
 中元克己大佐はクスコの螺子を回して大きく広げてしまった。
 マシンの砲身部分が交換される。小さい蝋燭の弾丸が装填されていた。
 今度は中元克己大佐が照準を合わせる。
 レーザーでクスコの奥を照らす。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 スコープの照準は子宮口の亀裂にぴったり合わされていた。
 小さい蝋燭の弾丸には子宮を使えなくする毒が塗られている。
 佐々木舞は恐怖にさらに震えた。
 子宮口に減り込まされたら相当の痛みである。
 「あふぁ。あふぁ。ああ。あふぁ。ああ。あふぁあーー」
 さらに顔を振って震えた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーー」
 そして失禁してしまう。
 スタッフが慌てて吸収シート敷く。
 失禁尿はだらだらと流れ出る。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーん」
 佐々木舞はまた涙を溢れさせた。
 中元克己大佐はスタッフが床と股間周りを拭き終わるまで待つ。
 照準は二段階目の拡大状態である。
 きっちり子宮口の亀裂の真ん中に合わされたままであった。
 確認してスイッチをクリックする。
 バスーーーーーーーーーーーー。
 小さな蝋燭の弾丸は子宮口にめり込む。
 「ぐう、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は強烈に悲鳴を絞り出す。
 「がふぁああーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 震え藻掻き続けた。
 「あーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーー」
 そのまま白目を剥いてしまう。
 看護婦が麻酔を打つ。
 拷問椅子の戒めを解いて四人でストレチャーに乗せる。
 そのまま娼国の病院に搬送された。
 放送時間も終了である。
 
 唐津。夕嵐の潜水艦の会議室。
 娼帝國の放送が終わって田中一美元特務中尉が夜食を配っていた。
 鮭のおにぎりと焼きそばである。
 全員が日本酒を冷でコップ酒であった。
 「この子も病院送りだよ」
 「次は誰なの」
 田川真琴元中尉はまだまだ続くと見ている。
 「奴らまだ病院送りにするの」
 浜田佳美元中尉は三人送ってまだやるのと言いたい。
 「舛田のときは週一回でしょ。この連中が交互に出て来るから」
 田川真琴元中尉は特別な企画が続いていると言う。
 「何の目的なの」
 浜田佳美元中尉は目的が謎である。
 「次は永井美幸か吉村江梨子じゃない。殺人の上に反逆罪だから」
 吉丘蓮実元中尉は次の犠牲者はこの二人ではないかと思う。
 「舛田はどうしたの」
 「前に体調が悪いと言ってなかった。中元が出て来た時」
 田中一美元特務中尉が覚えていた。
 「こっちの人質じゃないのに回数が多いよ」
 田川真琴元中尉は何となく気に掛かる。
 「あの。イヴェット中尉とサリー少尉の様子がおかしいです」
 バーバラ少尉がフランスの艦から移動して入って来た。
 田川真琴元中尉と小日向奈央元少尉が一緒に行く。
 
 翌朝。
 インド洋。謎の潜水艦の発令所。
 「この先どこに行く」
 「日本に行ってみよう」
 「だが」
 「機動部隊の居たところを避けて北海道側に向ったらどうだ」
 「そうする」
 「もう食料が限界だ。魚は取れたが潜水服で網を掛けるのは厳しい」
 「野菜か果物が欲しいな」
 「ハルゼー艦長。食べられる魚の見分けがつきません」
 女性士官が獲った魚の分類に苦慮すると言う。
 「ハーパー中尉。図鑑はなかったか」
 「いいえ。見ても」
 「ダニエル副長。得意だろ」
 「まあ何とか」
 ダニエル副長がハーパー中尉と確認に向かった。
 「バンダ海に針路を取ろう」
 どうやらアメリカの艦らしい。
 
 福岡。一般のラウンジ。
 「無料のバイキングがどんどん良くなるじゃないか。飲食店は厳しいのじゃないか」
 太刀川俊二は貰った収入はSMコースに使う。飲食は部屋で飲むビールと乾き物のつまみ以外無料のラウンジで済ませる。
 「そうでもないですよ。メニューによっては繁盛です。女は店に接客で呼んで献身婦でも稼ぎます」
 永井元一槽である。
 「うーーん。此処では女のグループと男のグループに分かれがちだからな」
 太刀川俊二は状況を見渡す。
 「SEX好きの一部の女は別ですがね」
 山賀元一槽も笑っている。
 「そうだな。何人も男を独り占めにする」
 太刀川俊二はそれも良しと笑う。
 小滝橋佳苗中尉が入って来た。
 「明日の朝ですが」
 「はい」
 「それでターゲットなのですが。永井美幸と吉村江梨子のどっちかですが」
 小滝橋佳苗中尉は敢えて選ばせる。
 「おい」
 太刀川俊二は拘りのある永井元一槽を顎で指す。
 「それは。より気丈に見える吉村江梨子です」
 「そう言うことです」
 「それでは明日の十時に管理棟屋上で」
 小滝橋佳苗中尉は帰った。
 
 R国D市。
 永井美幸らの鉄格子。
 舛田警視正が入って来る。
 永井美幸と吉村江梨子に戦慄が奔った。
 二人の鉄格子は一枚の鉄格子を隔てて繋がっている。
 恐怖に顔を見合わせた。
 「吉村江梨子。明日の夜ね。太刀川俊二がタップリ虐めてくれるから心の準備してね」
 舛田警視正はそう言って立ち去ってしまう。
 「ああーーー。何で。何であいつらなの」
 吉村江梨子は泣き出してしまった。
 
 唐津。夕嵐の潜水艦の会議室。
 田中一美元特務中尉が配ったカレーで昼食時間になっての朝食である。
 メイソン中佐がバーバラ少尉を連れて入って来た。
 「ミス吉丘。見張りが居なくなったので航海に出ませんか」
 「どうする」
 吉丘蓮実元中尉は面々に確認する。
 「良いと思う。イヴェット中尉らにも気晴らしが必要よ」
 小日向奈央元少尉は賛成した。
 「行く」
 浜田佳美元中尉も動きたい。
 二隻が出港点検に入った。
 
 翌朝。
 ベーリング海。
 第二機動部隊。飛龍の艦橋。
 帰り道にカムチャッカ半島を索敵する。
 「閣下。どんなに偵察しても完全に焼野原です」
 艦隊参謀の大佐である。
 「一応港だけ破壊して行こう」
 天葛少将は潜んでいる潜水艦を警戒していた。
 この艦隊はかなりの爆撃を行ったのである。救難補給艦が何回も往復してミサイル、爆弾、食料の補給を行った。
 ハードコンパニオンの代わりに乗せられた阿南瑤子は悲痛の連続の一か月余りである。
 挿入はコンパニオンが受ける。将校らの鬱憤晴らしに鞭で叩かれるのは阿南瑤子だけである。
 蚯蚓腫れと鞭の痕が消えない日々であった。
 今も痛み止めを貰って個室のキャビンで躰を冷やしながら休んでいる。
 「閣下。港に二隻離れて潜水艦が浮上して係留されています」
 索敵機の報告である。
 「港を完全に破壊しよう」
 索敵機から映像が入る。
 「ロシア海軍の潜水艦です」
 「静かだな乗員は降りたか死に絶えたかだな。此処じゃ補給も儘なるまい」
 飛龍からF18が二機発艦した。
 一発ずつで完全に破壊できる。
 
 謎の潜水艦の発令所。
 アメリカ海軍の生き残りらしいこの艦はオホーツク海に近付いていた。
 潜望鏡深度から僅かにセイルの頭だけ浮上させる。
 レーダーの届く範囲には何も居ない。
 「北海道に接近するか」
 「知床半島だな」
 潜望鏡深度に下がって羅臼に近付く。
 もう一度セイルの頭だけ浮上させる。
 ドローンを飛ばす。
 「港に漁船は係留されているが既に放置されたものだな」
 「街はどうだ」
 ドローンは羅臼の港町の中を飛ぶ。
 「民家は人が住んでない」
 「こっちは火災で大方焼け野原だ。破壊されたり潰された民家が多い」
 「ビジネスホテル、ガソリンスタンドらしいが破壊されている。軍用トラックも破壊されている。中国軍のトラックだ」
 「ほとんどが破壊されているな。コンビニも商店もない」
 「熊だ。何匹も居る。上陸は不可能だな」
 「根室、釧路も見てみよう」
 ドローンを回収して潜航する。
 
 日本海。
 夕嵐の潜水艦の発令所。
 フランスの艦共々日本海を北上していた。
 乗っているのは夕嵐の八人だけである。
 イヴェット中尉やサリー少尉はフランスの艦に乗っていた。
 「ロシアに向かったのは加賀美だよね」
 「核戦争の直後の時は」
 「戻るとき日本海を南下するかな」
 「西太平洋を回ったのよ。第五機動部隊と一緒にインド洋から」
 「生方は東シナ海から居なくなった」
 「娼国に戻ったのじゃない」
 「それじゃ鉢合わせはないね」
 「多分」
 だが天葛少将は帰途をカムチャッカ周りで戻って来る。接触の可能性はある。
 
 根室。
 アメリカ海軍らしき謎の潜水艦。
 またセイル上部だけ浮上してドローンを飛ばす。
 「おかしいな。此処は根室の町じゃないのか」
 街の在った地帯は全部計画森林となっている。全てロボット部隊が片付けて遺伝子組み換えの森林に整備されていた。
 「港の跡だ。海岸線に波消しブロックが残っている。街を全部潰して森林に整備したのだ。計画的に木が植えられている」
 熊の多い羅臼は放置されていたのである。
 「日本全体が戦闘の跡を整備されているのじゃないか」
 「それじゃ何処かに人の住む部分もあるのじゃないか」
 「そうだな。それが攻撃して来た艦隊の関連かも知れないがな」
 「そうすると日本に接近は危険か」
 「かも知れんが切羽詰まっている。もう少し他の町を調べよう」
 ドローンを回収して潜航した。
 
 福岡。管理棟屋上。
 小滝橋佳苗中尉は太刀川俊二らを乗せて娼国に出発した。
 「今日も病院送りで良いのですか」
 「そうです。夕嵐の面々が可哀そうだから助けようと思うくらいに」
 「しかしまだ動かないのですね」
 「葛城先生が仰るにはアメリカのリベラルが合流したのならそっちが見ていられないと仰るの」
 「ああ。なるほど。たくさんの犠牲を出して夕嵐がフランス人とアメリカ人を救出しましたからね」
 「そうなのです」
 「金切声の悲鳴を思いっきり上げさせて病院送りに致しましょう」
 太刀川俊二らはやる気が沸いてきた。
 
 陸奥湾。
 夕嵐の潜水艦の発令所。
 水中通話機を使う。
 「新青森のニューシティと周りの状況を見てみませんか」
 吉丘蓮実元中尉はメイソン中佐らに呼び掛けた。
 「そうですね」
 「セイルの先端だけ浮上してドローンを飛ばしてください」
 以前に東条大統領と一緒にエドガール大佐らが見た光景である。
 「街以外は全部計画的森林なのですか」
 「そうです。遺伝子組み換えで虫も動物も住めません。それ以外は屋内農業、陸上養殖などの大規模な施設です」
 「完全な別世界です」
 メイソン中佐も慄いていた。
 
 オホーツク海。
 第二機動部隊。飛龍の艦橋。
 「閣下。日本海に向かいます」
 艦隊参謀の大佐が進路を確認する。
 「うん」
 天葛少将も何気なく頷いた。
 
 アメリカ海軍らしき謎の潜水艦。
 釧路に接近していた。
 またセイルの上部だけ浮上する。
 レーダーが艦隊を捉えた。
 「艦長。艦隊が接近しています」
 「急速潜航」
 一気に深深度に降下する。
 四百メートルの海底に着底した。
 
 R国D市。
 吉村江梨子らの鉄格子。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が入って来る。
 吉村江梨子は震えていた。
 「これに着替えろ」
 三田園矢一警部補からミニスカスーツとブラ、ショーツが投げ込まれる。
 吉村江梨子は浴槽の奥で着替えた。
 屋上に出て女性准尉の操縦するジェットヘリで出発する。
 D市を離れると真っ暗なR国の国土の上を飛ぶ。
 見えるのは離れたC市、TS市、S市の灯りだけである。
 娼帝國が支配するニューシティ以外は人外魔境であることを物語っていた。
 小川純太、小坂信二、藪坂浩司の三人がハードSMで苦しめなければ静かにしていられたと思う。
 殆どの人が今の体制で静かに暮らしている。自分と永井美幸はその歪に置かれてしまったのだと思う。
 一昨日まで三人続けて病院送りになっていた。
 自分もそうなると思う。
 そしてあの忌まわしい医療実習のモルモットにされる。
 もう自殺もできない。
 
 青函海峡。
 フランスの艦と夕嵐の艦は陸奥湾を出て青函海峡に入った。
 日本海に抜けるため青函海峡に向かって航行する第二機動部隊の存在にはまだ気づいていない。
 夕嵐の艦は海上にアンテナだけ出していた。
 機動部隊は哨戒機を飛ばしていない。
 どっちも油断をしていた。
 阿南瑤子はキャビンで鞭の痕を癒す為に休まして貰っている。だが艦橋にはコンパニオンが呼ばれて狂乱状態である。
 イージス艦がソナーの死角から有効範囲に入ったフランスの艦を捉えた。
 ブルーーーーーーーーーーー。ブルーーーーーーーーーーー。
 飛龍の艦橋で警報が鳴る。
 「イージス艦江風のソナーが潜水艦をキャッチ」
 艦橋士官の中尉が叫ぶ。
 哨戒機が発艦してヘリも発艦する。
 
 夕嵐の艦の発令所。
 「機動部隊よ」
 聴音器を付けていた中依美緒元少尉だ叫ぶ。
 夕嵐の艦は急降下する。
 フランスの艦も気付いて海底へ急降下した。
 哨戒機のソナー音が響く。
 「海底すれすれに日本海へ」
 青函海峡は深さ四百メートルしかない。
 
 空母飛龍の艦橋。
 「閣下。爆弾の残存弾数が少ないです。イージス艦もミサイルなど大方使い果たしています」
 艦隊参謀の大佐が現状を報告する。
 「補給艦とコンパニオンを帰すヘリを呼べ」
 天葛少将はあくまで攻撃続行の意思である。
 
 夕嵐の艦とフランスの艦は海底を全速で逃げる。
 哨戒機の誘導でヘリ二十機が海中爆弾を落とす。
 
 アメリカ海軍らしき謎の潜水艦。
 「海峡の方が騒がしい。潜水艦が二隻機動部隊から逃げて行く」
 「どうする」
 「我々の受けた爆雷の様な攻撃だ」
 「一隻はフランス海軍らしいスクリュー音だが一隻は我々を追尾した潜水艦のスクリュー音に近い」
 「こっちには気付いてない。フランスの艦を救おう。空母二隻のスクリューを破壊すれば逃れられる」
 二隻のスクリュー音を小型ロケットにインプットする。垂直発射管から発射した。
 
 空母飛龍の艦橋。
 「海底から発射音」
 「何!もう一隻居たか」
 空母は速度を上げるがイージス艦の防御は間に合わない。
 ズウーーーーーーーーーーン。
 「舵機に命中」
 中尉の徽章が叫ぶ。
 「海底からスクリュー音。かなり早いです。六十ノットくらい出ています」
 聴音器を付けた少尉の徽章が報告する。
 「イージス艦江風と綾波が追尾します」
 「閣下。蒼龍も舵機を破壊されています」
 艦隊参謀の大佐が報告した。
 
 フランスの潜水艦の発令所。
 「後方で発射音と爆発音です。海中から潜水艦が」
 バーバラ少尉が報告する。
 「機動部隊が攻撃されたのか」
 メイソン中佐は訝しがる。
 「はい。娼帝國のイージス艦が追っかけてミサイルを発射しましたがその艦が迎撃しました」
 「何処かの国の残存潜水艦が我々を援護してくれたのか」
 「こっちに近付いてきます。六十ノットくらい出ています」
 「多分アメリカの最新鋭艦だ」
 
 空母飛龍の艦橋。
 「江風と綾波に追尾を止めさせろ。もう残存ミサイルがない」
 天葛少将は追跡を断念した。
 「ヘリは収容できますが哨戒機を収容できません」
 「哨戒機は追尾を止めて福岡に向わせろ。イージス艦に曳航して貰うしかないな」
 「閣下。潜水艦隊も近くに居ません。第三機動部隊は娼国です」
 艦橋士官の中尉が報告する。
 第二機動部隊は最悪の事態である。
 
 フランスの潜水艦の発令所。
 「水中通話です」
 サリー少尉が報告する。
 「フランス艦に告げる。本艦はアメリカ海軍ジョージワシントン。ハルゼー中佐」
 「ハルゼーかメイスンだ」
 「おお。何故フランスの艦に」
 「事情がある。着底して話そう。もう一隻はR国の新鋭艦だがR国の元工作員が奪った物だ」
 三隻は深度九百メートルくらいの海底に着底した。
 夕嵐の艦も通話内容を聞いている。
 「ハルゼー小型潜航艇で迎えに行く。あっちの艦で話そう」
 バーバラ少尉が操縦してメイスン中佐とサリー少尉が向かう。ジョージワシントンからハルゼー中佐を乗せて夕嵐の艦に接続した。
 これまでの事情は田川真琴元中尉から説明する。
 サリー少尉が通訳した。
 「この艦には何人乗っていますか。女性ばかりですが」
 ハルゼー艦長は艦内の静かさが気になっている。
 「この八人だけです。この艦は一人でも動きます」
 「ええ。一人で」
 ハルゼー艦長は慄く。
 「フランスの艦もいま二十二名しか居ない。こっちは相当大変だ」
 メイスン中佐が両腕を開いたゼスチャーで言う。
 「あっちの娼帝國の機動部隊も全艦十二隻で人は二十人だけです。それ以外にコンパニオンが載っているかもしれませんが」
 「コンパニオン」
 ハルゼー艦長は呆れた表情になる。
 「娼帝國はそういう国なのです」
 田川真琴元中尉はそのくらい序の口と言う表情である。
 「ハルゼー。食料に困ってないか」
 「そうなのだメイスン」
 「我々も唐津の人達にお世話になっている」
 三隻はそのまま唐津に進路を取った。
 
 第二機動部隊。空母飛龍。
 二隻のイージス艦が前路を警戒してそれぞれ四隻のイージス艦で空母を一隻ずつ曳航する。
 ジェットヘリが二機迎えに来てコンパニオンと阿南瑤子を移送した。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 軽い夕食の後。津梨清吉は薄造りを出している。
 「やられたよ。天葛の機動部隊が謎の艦にスクリューを破壊された」
 真紀子が情況を説明した。
 「まだ一隻出て来たのか」
 平佐和は忌々しそうな表情である。
 「六十ノットくらい出るならアメリカ海軍の最新鋭艦でしょう。どっかにまだ潜んでいたのでしょう」
 「爆撃を強化したから食料がなくなって動き出したな」
 湯野中も事態を把握した。
 「また合流してしまったね」
 真紀子は唐津への合流を嘆く。
 「悪い偶然が結びついたのです」
 青函海峡にアメリカ海軍の艦と夕嵐が居た。葛城義和もあまりにも悪い偶然と見る。
 其処に機動部隊が航路を取らなければ何も起きなかったのである。
 
 仁川ホテル屋上。
 吉村江梨子を乗せたジェットヘリは此処に着いた。急遽場所が変更されたのである。
 太刀川俊二らは仁川ホテルに部屋を与えられていた。
 そのまま撮影の宴会場に入る。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が吉村江梨子を連れて来た。
 永井元一槽の加虐心は滾っている。
 吉村江梨子はその太刀川らを怒りに凍った眼で見た。
 この三人が小川純太と一緒に自分をSMコースで指名しなかったら奴らはあんな行動に出なかったと思う。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補は吉村江梨子を引き渡して帰ってしまった。
 舛田警視正は居ない。
 アナウンサーの高嶋波琉が紹介だけ行う。
 直ぐに永井元一槽と山賀元一槽が吉村江梨子を全裸に剥いてしまった。
 太刀川俊二が高手小手に縛ってしまう。
 縛った二の腕と背中の間に鉄パイプを一本通した。
 その鉄パイプの両端に天井から下がった滑車のフックを引っ掛ける。
 永井元一槽と山賀元一槽が片方ずつ膝に二重の縄を掛けた。その縄に0字型のフックを引っ掛ける。
 左右ともやや離れた天井から下がった滑車のフックを引き下げた。
 そのフックを左右とも膝のフックに接続して滑車のもう一本の縄を引いて引っ張り上げる。
 吉村江梨子は徐々に空中に吊るし上げられて大股開きにされて行く。
 「・・・・・」
 声は上げない。怒りに悲痛に崩れた顔でカメラを睨む。
 気丈さを強く宿した表情が永井元一槽の加虐心を沸騰させる。
 吉村江梨子の躰は空中に四本のフックで吊るされていた。
 腰が下がって膝と肩はほぼ床に平行な状態である。
 棒の先にキャンディの様な氷を付けた物を用意していた。
 さすがに氷の表面だけ水で濡らす。
 永井元一槽がそれを持って太刀川俊二と山賀元一槽が吉村江梨子の吊るされた脚を押さえる。
 永井元一槽はそのキャンディの形をした部分を膣に突っ込む。
 「うがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うう、ふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は強烈に冷たい物が膣に進入して猛然と躰を揺すって轟音の様に悲鳴を上げた。
 太刀川俊二と山賀元一槽は脚を離して同じ棒の先にキャンディの形をした氷の付いた棒を持つ。
 それで両側から乳房と乳首を撫でる。
 「うーーーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーー。ううおおーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は冷たさに堪らず藻掻き暴れた。
 膣の氷は溶けたので永井元一槽が抜いてしまう。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーー。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 吉村江梨子は真っ青な表情で荒い息遣いで震え続けた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 そして強烈な冷たさに失禁してしまう。
 ジェットヘリの移動時間が長いので出発前に抜いて来たがかなりの量が溜まっていた。
 「あーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーん。あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 失禁尿が流れ終わってさらに荒い息遣いが続く。
 
 唐津。洞窟内の桟橋。
 夕嵐の艦の会議室。
 ハルゼー大佐らと東条大統領らの紹介は終わった。
 潜水艦ジョージワシントンには既に食料が積み込まれている。
 乗員は三十時間ぶりの食事にありついた。
 外に出したアンテナに繋いで娼帝國の放送を受信する。
 メイスン中佐、バーバラ少尉とハルゼー中佐が一緒である。
 「これが国営放送か」
 ハルゼー中佐は怒りの表情で目を叛けた。
 「私達七人は一度捕まって同じような拷問を放映されました」
 吉丘蓮実元中尉はきっぱり言ってしまう。
 「だがハルゼー。体制を覆すのは容易じゃない」
 「分る。あの軍事力なら核戦争前のアメリカ海軍に匹敵する」
 ハルゼー中佐も脅威は理解した。
 「だがハルゼー。潜水艦をうまく使えば機動部隊はそれほどの脅威ではない」
 それからメイスン中佐は吉丘蓮実元中尉らの戦いぶりを話す。
 田中一美元特務中尉が夜食のオムライスカレーを配給した。
 唐津で製造した生ビールが配られる。大分進歩したがまだ地ビールレベルの味である。
 娼帝國の方が旨い。
 
 娼国。仁川ホテル四十六階二百畳の宴会場。
 吉村江梨子の失禁したあとスタッフが掃除を終えていた。
 今度は太刀川俊二が大股開きに吊るされた右の太腿の後ろに立つ。吉村江梨子の膣に指を突っ込む。既に充分に濡れていた。
 膣天井部の一番敏感な部分を責める。
 永井元一槽が左の太腿の向こう側に立って豆粒の様なローターを指で抓んでクリトリス剥いて先端だけ軽く当てた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーいやーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は強く感じてしまう。強烈にそれを拒絶する。
 「素直に受け入れろ」
 太刀川俊二は叱咤した。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーやめてーーーーーーーー」
 吉村江梨子は強烈に藻掻き暴れ叫ぶ。
 どうしても受け入れられない。抵抗してしまう。
 それを失神するまで逝かせるのが太刀川俊二の目的である。
 
 唐津。洞窟内の桟橋。
 夕嵐の艦の会議室。
 「この人はAV女優ですか」
 ハルゼー中佐はまだ事態が半分以下しか分かってない。
 「違います。加重死刑囚です」
 田川真琴元中尉がきっぱり答える。
 「何をしたのでしょう」
 「娼帝國の放送では三人殺害してヘリを奪って逃走しようとして捕まったとのことです」
 これも田川真琴元中尉が答えた。
 「加重死刑の加重の部分がこのショーに出されてまじ拷問です」
 吉丘蓮実元中尉が後を付け足す。
 「これは権威主義の上を行く。最悪の独裁国家だ。お、おおーー。恐ろしい国が残ってしまった」
 ハルゼー中佐はオーバーゼスチャーで表現した。
 「ハルゼー。まだまだ序の口だ」
 メイスン中佐はそのくらいで驚くなと言う表情である。
 
 娼国。仁川ホテル四十六階二百畳の宴会場。
 吉村江梨子は太刀川俊二の責めに堪えられず逝き顔を晒してしまう。
 それでも許さない。
 山賀元一槽が交代して吉村江梨子の膣天井部の一番敏感な部分を責め続けた。
 「あーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーはーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子はまだ抵抗する。
 「一回逝ったら次はもっと気持ち良い。抵抗しても無駄だ」
 太刀川俊二が顔の横で詰る。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやなのーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーあーーーーーーーあはあ」
 吉村江梨子の躰は吊るされたまま空中で捩って固まって弾ける。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 それでも藻掻く。
 
 ホテル最上階天昇の間。
 真紀子と葛城義和だけである。
 警備は井上貴江中佐と五人の准尉が残っていた。溝口明日香中佐は襲撃の危険が低いから休みを貰っている。
 「あの女まだ素直にならないね」
 真紀子は吉村江梨子の抵抗する姿が気に入らない。
 「日本の平成生まれの知的女性の典型ですね。太刀川はそれを態と炙り出して晒し者にしています」
 「これに同情して火が点く女は居るよね」
 「居るでしょう。炙り出して同じようにしましょう。太刀川もそれを狙っているのです」
 「日本人の硬い性ね。徹底的にやりましょう」
 真紀子は吉村江梨子に全く同情しない。
 「唐津の連中や夕嵐の連中は怒り心頭でしょう」
 「夕嵐もあそこまでは任務で性を晒していたでしょう。拷問でもああいう抵抗はしなかったでしょう」
 「フランスやアメリカと馴染めば変わります。さらに素人の吉村江梨子には同情します」
 「そうね。それで太刀川はソフトな責めに時間を掛けているのね」
 「あの女には鞭で叩かれるより今の責めが辛いでしょう」
 「それに吉丘蓮実らには自分らがやって来ても日本の一般女性がいまの責めで懊悩する姿の方が堪えると思います」
 井上貴江中佐がカウンターの中から口を挟んだ。
 「そう。効果ある」
 「可能性はあると思います」
 井上貴江中佐は慎重に答える。
 
 仁川ホテル四十六階二百畳の宴会場。
 吉村江梨子の躰は強く震撼して股間部分は痙攣していた。
 「あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いである。
 「また逝ってしまったね。気持ち良かった筈だ」
 太刀川俊二はタイミングを突いて詰る。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああ。あはああーーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーいや」
 吉村江梨子は涙を溢れさせた。
 上からのカメラがアップでその姿を放映する。
 「何でこんなことするの。虐めるなら叩けば良いでしょう」
 涙を溢れさせたまま抗議してしまう。
 「お前のような女にはこの方が辛い。妥当な責めだよ」
 太刀川俊二は哂っていた。
 そして膣の奥への責めを永井元一槽が代わって山賀元一槽がローターをで責め始める。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーー。もうやめてーーーーーーーあーーーーあはあーーーーーーーーん」
 既に床には膣液が流れ落ちて溜りになっていた。
 カメラがそれをアップにする。
 天井のスクリーンにも拡大された。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「どうだ。びしょ濡れのま〇こだ」
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーー。あはあ。ああ。ああ」
 吉村江梨子の躰は完全に責めに蹂躙されて逃れられない官能の坩堝である。
 太刀川俊二はドリルバイブを使わないで敢えて指とマイクロローターで責めさせる。
 「あはあーーーーーーーーー。あはあ。ああ。はああ。ああ。あはああ」
 吉村江梨子の表情は紅くなったり蒼くなったりを繰り返す。
 
 R国D市。
 永井美幸の鉄格子。
 永井美幸は見たくない。だが見ない訳には行かない。次は自分である。
 生ビールを一樽ほぼ飲んでしまった。
 涙を溢れさせて吉村江梨子の泣き顔を見ている。
 指とローターだけでソフトな責めである。
 だが今の姿を晒すのが吉村江梨子にどんなに辛いか充分に分かる。
 太刀川俊二にプレイルームで虐められた。
 あいつが小川純太を連れて来なければあんなことまでにはならなかったと思う。その太刀川俊二に弄られる。
 恐ろしい虐めである。
 どんなに怒りを覚えてもどうすることもできない。
 昔の日本社会は永久に戻って来ないのか。
 本来ならこの連中が逮捕されて法律で裁かれる。
 その正しい社会が消えてしまった。
 せめて以前にアナウンスのあった時に四国に行けばよかったのである。
 唐津に逃げるだけなら許されたのか。
 それも駄目だったに違いない。
 小川純太にブチ切れたのが既に曲がり角であった。
 画面では吉村江梨子がまた逝き顔を晒してしまう。
 そして今度は漏らしてしまった。
 小さなローターの責めのせいである。
 スタッフが掃除を行って永井元一槽と山賀元一槽は責め続ける。
 そしてもう一回逝き顔を晒したところで太刀川俊二がドリルバイブを二本持ち出した。
 「いやあーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子はドリルバイブ二本を見て悲鳴を上げる。
 太刀川俊二は医療用手袋を掛けてアナルに指を突っ込む。
 「先に浣腸だ」
 スタッフに冷水と氷を要求する。
 「えーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は浣腸と聞いて辛そうな顔を歪めた。
 イルリガートルスタンドに冷水と氷が入れられて運ばれる。
 永井元一槽が栄養ボトルに繋がった腸カテーテルを吉村江梨子のアナルに突っ込む。
 直ぐにコックを開いて冷水を流す。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は冷たい水が直腸に一気に侵入して強烈に呻く。
 真っ青な顔で藻掻いてしまう。
 山賀元一槽が腹を擦る。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は崩れ切った顔を捩って藻掻く。
 アナル栓はしない。
 永井元一槽は注入が終わったら直ぐに腸カテーテルを抜く。
 ブルウーーーーーーーーーーーーー。
 やや濁った水が流れ出て茶色い水になり繋がった便が一気に流れた。
 「あふぁあーーーーーーーーーー。ああ。あふぁあ。ああ。あふぁあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 吉村江梨子は涙を滲ませながら荒い息遣いを続ける。
 スタッフがアナル付近をガーゼで拭く。
 山賀元一槽と永井元一槽が大股開きの吉村江梨子の手前にしゃがんでドリルバイブの先端を突っ込む。
 太刀川俊二が腰を押さえて先に永井元一槽が太い方を膣にねじ込んだ。続いて山賀元一槽がアナルに細い方のドリルバイブを突っ込む。
 アナルからスイッチを入れた。
 「ぐわああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がーーーーーーーふぁあーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は強烈な悲鳴になる。
 続いて永井元一槽が膣のドリルバイブのスイッチも入れた。
 「がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー。あがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は空中で躰を捩って藻掻く。
 腰が迫り上がるが山賀元一槽と永井元一槽はドリルバイブを強く押さえて動きについて行く。
 「あがあーーーーーーーーー。あがああーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーー。あがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子はから強烈な悲鳴が機関銃のように上がって次の瞬間躰は吊るしに沈んでぶら下がってしまう。
 時間がやや余った。
 太刀川俊二が大股開きに吊るされた右の太腿の向こう側から腰を抱くように押さえて膣に指を突っ込む。
 二本の指で強く掻き出す。
 「あふぁあーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーー」
 意識を戻した吉村江梨子は強制的な潮吹きに拒絶の悲鳴を上げる。
 その間に永井元一槽が半田鏝を用意していた。
 潮吹きが終わると山賀元一槽がガーゼで股間を拭く。
 「あふぁあん。ああん。ああ。ああ。ああ。ああ」
 吉村江梨子は荒い息遣いで涙を流していた。
 山賀元一槽が竹のトングで小陰唇を二枚合わせて抓む。
 永井元一槽が半田鏝でその小陰唇を焼いてしまう。
 「あがあ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あががあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 待機していた看護婦が直ぐに局部麻酔を打つ。
 スタッフが真下にストレチャーを押して来た。
 吊るしを下げて吉村江梨子の躰をストレチャーの上に降ろす。
 永井元一槽と山賀元一槽が肩を持ち上げて太刀川俊二が高手小手の縛りを解いた。
 そのままエレベーターで一階に降ろされ中央棟まで運ばれて行く。
 
 ホテル最上階天昇の間。
 真紀子も葛城義和もアルコールを止めてお茶に切り替えていた。
 「最後に病院送りの為に焼いたけど。終始羞恥責めと女の性を弄り続けただけね。正解なの」
 「正解でしょう。もう一人の永井美幸は泣きながら見ていたでしょう」
 「そうね」
 真紀子もほくそ笑む。
 「いまの懸念はアメリカの最新鋭艦が加わったことです」
 「着底して居た潜水艦からスクリューを破壊するロケット弾を使われたのね」
 「そのあとの速度が問題です」
 「でもロケット弾の破壊力は大したことなかったよ。飛龍と蒼龍の修理は二日で終わるって」
 「曳航できる範囲で済んで良かったです」
 「まだ夕嵐の連中を誘き寄せる拷問を続けるのね」
 「溝口中佐の作戦では」
 「小型潜航艇を増産して海中の見張りを強化して貰おうか」
 「明日湯野中さんにお願いしましょう」
 
 唐津。洞窟の中の桟橋。
 「最後に半田鏝で焼いたね」
 「病院送りにする為でしょう」
 「何故でしょう」
 「医療モルモットが必要になったのじゃない」
田川真琴元中尉の見解である。
 「何の為」
 吉丘蓮実元中尉もは異常さを感じた。
 「実験台よね」
 田川真琴元中尉は決めつけてしまう。
 「その病院から救い出せないのですか」
 ハルゼー中佐は救出を提案する。
 「同じ手はもう使えません。北側は護りが硬いです」
 吉丘蓮実元中尉は難しさを主張した。
 アメリカの乗員を多く犠牲にしたばかりである。
 「先に防御設備を破壊できませんか」
 「その方法は私達でも解りません」
 「確かにミス蓮実の言う通りなのだな」
 メイスン中佐は護りの硬さは実感していた。一度は提案したが今は迷う。
 「まず完全に身体が回復する時期を見ないと」
 「そうよね。回復しても暫くはモルモットだからその時期が狙い目ではあるけど」
 小日向奈央元少尉も難しさを良く分かった上で言っている。
 「あっちが此処を攻撃してくる危険はないのですか」
 「唐津の街ごとこの周辺を破壊するのは簡単です。でも葛城はそれをやる心算はないと思います」
 「どうしてです」
 ハルゼー中佐は吉丘蓮実元中尉の言うことを理解できない。
 「管理下の街から移動したい人達があれば唐津か四国に受け入れさせたいのです」
 「それで日本民族の範囲だから滅ぼさないと」
 「そうです。それに一般人だけの街を巨大な軍が破壊することに人民が動揺と反逆を警戒します」
 「どっちの街も人口の先細りを待っているのです」
 田川真琴元中尉が付け加える。
 「そして自分らは寿命の延命手段を開発してですね。う、ううーーん」
 ハルゼー中佐は独裁政権の在り方に唸ってしまう。
 
 翌日。
 新青森。一般のラウンジ。
 小滝橋佳苗中尉は當間五郎を探しに来た。
 蛇を掴める若い男を見つける。
 「いまはプレイルームです」
 「登録になかったけど」
 「ああ。違った。ソープルームですね。明日ですか」
 「そうです。十時に一号棟の屋上で」
 「判りました大丈夫です。伝えておきます」
 小滝橋佳苗中尉は確認して帰った。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 津梨清吉が昼食の寿司を握る。
 警護は井上貴江中佐が休みを取って溝口明日香中佐と少尉二人。准尉が四人である。
 「湯野中さん。小型潜航艇を量産できませんか」
 葛城義和が昨夜話し合った件を要求する。
 「その指示は出している。だがロボット操艦であの連中と対戦はな」
 ロボットと人の比較は難しい。湯野中は夕嵐の面々の技量を懸念する。
 「それはそうね」
 真紀子も表情を曇らせた。
 「上野大尉らが操縦できるでしょう」
 「そうだな」
 湯野中も葛城義和の案に納得する。
 
 東シナ海。瑞鶴の艦橋。
 第三機動部隊が再びこの海域に展開した。
 哨戒機の索敵とイージス艦から小型潜航艇を出して海底の索敵も行う。
 「閣下。奴らが掘った海底洞窟の出口が深海に在ったらお手上げですよ」
 「それに海底にソナー音波をキャッチする何かを張り巡らすくらいはやりそうだな」
 「R国の最新鋭艦より深くは潜れないから極端に深い場所は使わないでしょうけど」
 「小型潜航艇が海底でソナー音を出したら洞窟の中から危険領域が分るのではないか」
 「アクティブソナーを使わないで小型潜航艇を海底に待機だけさせますか」
 「それしかなかろう」
 「機動部隊の眼下も四隻出ていますが」
 「そっちはソナーを使えばよいだろう」
 「はい。しかし驚きました。第二機動部隊が二隻同時にスクリューを破壊されるとは」
 「日本近海に差し掛かって前路警戒部隊が別行動したのが原因だ」
 「前路警戒艦が居てもどうでしょう」
 「うーーん。海底に着底して居たからな」
 「前路警戒艦に小型潜航艇を出して貰わないと」
 「そうだな」
 「いま空母にも二艇積んでいますが格納庫の方に積んで二艇強化して貰えませんか」
 「言ってみよう」
 潜水艦が侮れないのは今に始まったことではない。
 太平洋戦争中にも日本の潜水艦はアメリカの空母ワスプとサラトガを沈めている。
 日本もアメリカの潜水艦に空母翔鶴と信濃が沈められ大鳳が潜水艦の雷撃が要因で爆沈していた。
 
 娼国。ホテル六十四階の大宴会場。
 第二機動部隊二十人の宴会である。
 コンパニオンは四十名呼ばれていた。
 席の並べ方が広く取られている。
 将校の前には長い座布団が横に置かれ一人コンパニオンが全裸で横になって女躰盛りならぬ女躰お膳である。
 将校の座る座布団の横に小さなお膳が置かれ飲み物、グラス、小皿を載せる。その後ろにもう一枚小振りの座布団が置かれていた。
 此処はもう一人のコンパニオンが全身を提供してサービスする席である。
 配膳をする仲居役もコンパニオンが行う。
 こっちも前掛け一枚のほぼ全裸である。
 仲居役のコンパニオンが女躰お膳のコンパニオンの躰に大根のつまを敷いて行く。乳房や女の部分は隠さない。
 女躰お膳のコンパニオンは全員剃毛されていた。そのドテに山葵をすり鉢状に載せてその中で醤油を溶く。
 久々に淫乱豪華な宴会である。
 海外任務終了のご褒美に湯野中企業連合代表から提供された。潜水艦から攻撃を受けて空母二隻が舵機を破壊されたお咎めはない。
 そしてハードコンパニオンも呼ばれて来た。
 高安芽衣である。
 女躰お膳のコンパニオンの躰には鯵の活き造りと烏賊の活き造りが載せられて行く。
 鯵の頭も烏賊のゲソも微妙に動いていた。
 それが女躰に載ったコンパニオンは生きた心地ではない。
 もう一人席に着いたコンパニオンは着物姿だが直ぐに全裸に剥かれてしまう。
 ディープにキスされて唇を貪られ女の部分には指が奥深く進入する。
 女躰お膳のコンパニオンに水差しで酒を飲ます将校も居た。
 いくら強いられても飲むしかない。
 高安芽衣はそんな座敷に緊縛師に連れられて入って来た。
 配膳のコンパニオン四人の手で回転演台が運びこまれる。キャスターが付いているので押して来ただけである。
 演台の高さは五十センチ。壁面のモニターにも投映されるが座敷に座って見られる高さになっていた。
 緊縛師は天葛少将の指示を仰いで高安芽衣の責めに掛かる。
 回転演台の上に立たせて全裸に剥いてしまう。
 「閣下。飛龍と蒼龍の修理が終わったとのことです」
 艦隊参謀の大佐が衛星電話で連絡を受けて天葛少将に報告する。
 高安芽衣は演台の上で高手小手に縛られ演台に寝かされてM字開脚にされた。
 大型のクスコで女の部分を大きく広げられてしまう。
 緊縛師は鉄パイプをジョイントで組む。演台には手際よくボルトで止めた。
 M字開脚にした太腿の付け根付近を三本の鉄パイプを組んで固定してしまう。
 大きく広げたクスコの奥にリモコンから伸びた長いアームの先端にマイクロローターの付いたアイテムを二本突っ込む。
 膣天井部奥の敏感な部分に一本を当てる。もう一本は子宮頸部の下に当てた。
 スイッチが入る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーー」
 強烈なピンポイント責めである。
 演台は回転してカメラの映像は股間に固定されていた。
 女の奥を小さなローターが責めて膣液が飛び、流れ出る淫靡な姿と責めに藻掻く声が宴会場を包む。
 高安芽衣はこの状態で失禁しても失神しても許されない。何処までも責められるのである。
 機動部隊は明日から警備行動に出撃する。
 危険度が高いのでコンパニオンは乗せない。
 
 R国S市。軍港。
 上野愛菜海軍大尉らに九隻の小型潜航艇が渡された。
 今日から海中警備行動に入る。
 娼国の海中の護りである。
 九隻に三人ずつ乗って娼国の北の港に向かう。
 CIC中央棟の一階に本部が置かれ宿舎は仁川ホテルとなった。
 三交代で乗るので当面九隻で足りる。
 
 娼国。ホテル六十四階の大宴会場。
 高安芽衣は中央の演題で何回も轟音の様な逝き声を上げ捲った。
 失禁しても失神してもマイクロローターは責め続ける。
 二回目に失神したところで緊縛師は責めを止めた。
 演台はびしょ濡れである。
 失禁尿の中に流れた滑り状の膣液が浮いていた。
 緊縛師が頬を叩いても高安芽衣は動かない。
 暫くビンタを続けてようやく瞳が戻った。
 天葛少将が近付く。
 「凄いことになっているじゃないか。失禁尿と膣液が」
 状況を指さして揶揄う。
 高安芽衣は頭を擡げて股間の先を見る。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。なんでこんなに」
 恥ずかしさの極致である。
 全員の目が高安芽衣に集中していた。
 緊縛師が演台の上を掃除する。
 「さあ。これからお前のお○○こでカメレオンの餌付けだ」
 天葛少将は軽い口調で恐ろしい宣告をした。
 「えーーーーーーーーーーーーー。なんですかそれーーーーーーーーー」
 高安芽衣にも恐ろしいことだとは分かる。
 「お前の膣の奥に蜜を塗ってカメレオンの舌で舐めて貰うのだ」
 天葛少将はまた軽い口調である。
 「そんなのむりーーーーーーーーーーーーーーーーーー。死んじゃうよーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 高安芽衣は顔を振って拒絶した。
 「死ぬわけないだろ。カメレオンの舌で舐められて気持ち良くなるのだよ」
 天葛少将は嘲る口調である。
 「そんなーーーーーーーーーーーーーーーーー。許してください。無理ですーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 高安芽衣は泣きべそ顔になってしまう。
 「駄目だ!みんなアメリカの潜水艦に空母の舵機を破壊されて悔しい状態だ!お前の究極の逝き悲鳴で愉しませろ」
 「そんなーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ゆるしてーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 泣き叫ぶ。
 だが緊縛師は水鉄砲に蜜を入れて準備していた。
 水を入れてない水槽にカメレオンを二匹入れて配膳のコンパニオンが台車に載せて転がして来る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーー。いやあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 高安芽衣はさらに泣き叫ぶ。
 緊縛師は水鉄砲で蜜を高安芽衣のクスコで広げた膣の奥に流し込む。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあはあはあーーーーーーーーーーーーーーーーん。ゆるしてーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 高安芽衣は躰を揺すって泣き叫ぶ。
 緊縛師はカメレオンを嗾けた。
 カメレオンの舌がクスコの中に進入する。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 高安芽衣は切迫した叫び声になった。
 カメレオンは舌の先端を伸ばして高安芽衣の敏感な膣壁を舐め続ける。
 緊縛師はモニターで照準を確認しながら鉄天井部の一番敏感な個所を狙って蜜を当て続けた。
 カメレオンの舌は集中して舐める。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーーーーーー」
 高安芽衣は泣きながら強烈に藻掻く。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーー。だあめーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーー」
 腰を揺すって藻掻き続ける。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 躰は完全に痙攣していた。
 「あはあーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーん。あがふぁああーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 そのまま躰は演台に沈む。
 まだ躰は痙攣したままである。
 カメレオンは何処までも舐め続けた。
 緊縛師は蜜を流し込むのを止める。
 カメレオンも蜜がなくなって舌を引いた。
 壮絶なプレイに将校らは満足である。
 席のコンパニオンのうち躰を奉仕するコンパニオンか女躰お膳のコンパニオンのどちらかを選んで順次部屋に消える。
 機動部隊の出撃は明日の13:00である。
 
 翌日。
 新青森。管理棟の屋上。
 小滝橋佳苗中尉がジェットヘリで當間五郎らを迎えに来た。
 部下の准尉の操縦で出発する。
 昼前にヘリの中で弁当が配られた。鰻弁当である。
 完全養殖でできるようになったがまだ一般のラウンジには出ない。上層階の有料ラウンジだけである。
 當間五郎らもなかなかあり付けない。
 だが仁川ホテルのラウンジでは注文ができる。ルームサービスも可能である。この任務の間はルームに付けてルーム代共々娼国が持つ。
 
 R国D市。
 永井美幸の鉄格子。
 舛田警視正が入って来た。
 「永井美幸。今夜よ。心の準備しておいてね」
 そう言い置いて出て行く。
 永井美幸は判っていても辛い。
 アルコールも頼まないで静かにしている。飲めばもっと辛くなる。
 吉村江梨子は戻って来なかった。
 娼国の病院で一緒になると思う。
 今夜は當間五郎らに虐められると予測がつく。もう誰に当たっても嫌な奴らである。
 できるだけ躰を綺麗に洗う。
 女の部分に粕などがないように湯の中で入念に洗った。
 鏡を当てて厳重に確認する。
 自分で見ることなど絶対になかった部分である。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 夕食が終わって軽いつまみで飲む時間である。
 「上野愛菜海軍少佐。入ります」
 今日付けで昇進した。
 「R国諜報機関。荻野結花大尉入ります」
 真紀子に呼ばれて来たのである。
 真紀子と葛城義和の間に席を二つ開けて座らせた。
 湯野中と平佐和は後ろのソファーに体を崩して飲んでいた。
 津梨清吉は帰ってカウンターの中は警備に入っていた溝口明日香中佐だけである。
 他に天昇の間の中は少尉が一人准尉が四人護っていた。
 葛城義和に勧められて二人は日本酒を貰う。
 「あと十八隻手配しています。当分の間は今の九隻で」
 「はい。交代で乗ります」
 「夕嵐の手には三隻ですがそれが暴れまわってこっちは後手になっています。奴らが使うと海底の戦闘機です。ロボット乗員では不十分なのです」
 葛城義和は来てもらった状況をやんわり説明する。
 「小型潜航艇にはこれまでも乗っていますが明日から訓練を始めます」
 「既に充分に乗りこなしていませんか」
 葛城義和は笑っていた。
 「あの艇はロボット使用を考えていてかなり自由に動きます。それを乗りこなす相手が問題です」
 荻野結花大尉は吉丘蓮実元中尉らを警戒している。
 「双方ソナーなしで使う訓練が必要です。敵役、味方役二組に分かれて訓練します」
 「あとアメリカの生き残りで最新鋭艦が60ノット出せます」
 葛城義和はその部分だけ注意した。
 「そうですか。夕嵐の艦と小型潜航艇。三つの組み合わせで考えないとなりませんね」
 上野愛菜海軍少佐も事態の重さを確認する。
 
 R国D市。
 永井美幸らの鉄格子。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が迎えに来た。
 ミニスカスーツと下着一式を投げ込まれる。
 永井美幸も浴槽の裏側で着替えた。
 女性准尉の操縦するジェットヘリで娼国に向かう。
 真っ暗な上空をレーダー飛行である。
 娼帝國の街以外の灯りは見えない。街を出たら人外魔境である。
 日本の国土も夜間に上空から見たらこんな姿に違いない。
 恐ろしい地球になってしまった。
 
 北大西洋。
 第一機動部隊加賀の艦橋。
 「閣下。最後の補給が終わりました」
 艦隊参謀の大佐が報告する。
 「帰投の為の補給も必要だったのだな」
 「第二機動部隊が二隻とも舵機を破壊されたのには驚きました」
 「さらに米軍の新鋭艦が潜んでいたのには驚きだ」
 「我々が爆撃して食料がなくなったから出て来たのですかね」
 「用心しないとまだまだ出て来るかも知れないな」
 加賀美少将もそれをかなり懸念していた。
 ブルーーーーーーーーーー。ブルーーーーーーーーーー。
 警報が鳴ってしまう。
 「イージス艦初月のソナーに潜水艦が」
 艦橋士官の中尉が報告した。
 イージス艦初月と萩風が艦隊を外れて追跡する。
 加賀と赤城の甲板からヘリが急発進した。
 続いて哨戒機が発艦する。
 「前路警戒艦隊と別行動したのが失敗だったな」
 哨戒機がイージス艦を追い抜いてソナーを海中に垂らす。
 だが潜水艦は深深度に逃げた。
 「閣下。逃げられました」
 「我々が爆撃をしたことを知っている艦かもしれないな。小型潜航艇を半分ずつ交代で出せ」
 第一機動部隊は海中の警戒を続ける。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 平佐和も湯野中もルームに引き揚げていた。
 真紀子と葛城義和だけである。
 警護は井上貴江中佐以下五名が就いていた。
 「第一機動部隊が潜水艦と接触したって」
 「爆撃は必要でしたね。僅かに残ったリベラル的民主主義を完全に郭清しましょう」
 これは四人の共通意識である。
 「各艦隊が戻って来たら湯野中氏からご厚意の宴会を行って貰って。それからもう一度検討する」
 真紀子はさらなる作戦が必要かと言う。
 「もう一度総括会議を行いましょう」
 
 ホテル六十四階の大宴会場。
 當間五郎らは既に準備を終えていた。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が永井美幸を連れて来て引き渡す。
 永井美幸は當間五郎らと顔も合わせない。
 それでも太刀川俊二でなくて良かったと思っている。
 太刀川俊二にプレイルームで虐められたのを忘れてない。
 若い四人が永井美幸の躰を掴まえて床に倒す。
 座敷の中央に六畳くらいのバットが敷かれていた。
 その上に透明な浴槽とシャワースタンドが設置されている。そして湯と水と排水が繋がれていた。
 浴槽には七分目に湯が張られている。
 最近行われたプレイだが敢えて永井美幸に行いたい。
 着衣のまま膝を揃えて縄を掛ける。
 天井から下がったチェーンブロックの鎖を回してフックを下げて行く。
 膝以外はどこも縛ってない。
 チェーンブロックのフックを膝の縄に引っ掛けて吊るし上げる。
 スカートは完全に捲れてショーツが丸出しになった。
 永井美幸はバットの底に手を着いている。
 神経質そうに周りを見回す。
 スタッフか広口瓶に詰まった蟻を運んで来る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸はそれを見て驚愕の悲鳴を上げてしまう。
 若い二人がスカートを持ち上げた。
 一人がスタッフの持って来た刷毛で蜂蜜をショーツと内腿に塗る。
 「あーーーーーーーーーあはん。いやあーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は酷く表情を歪めた。
 若い二人がもう一度スカートを上まで持ち上げる。
 鰻や蛇を掴んでいた男が広口瓶の蟻を逆さのスカートの中に投げ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸から強烈な悲鳴が轟き続けた。
 若い二人が急いでチェーンブロックの鎖を逆回転させて吊るしを下げる。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は暴れ藻掻く。
 手を伸ばして浴槽の淵を掴んだ。
 バットの底に降ろされる前に頭から浴槽に突っ込む。
 「あがあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 喚きながら片手で膝のフックを強引に外す。
 脚を真っ直ぐにして膝から強引に縄を膝下にスライドさせる。
 急いで蟻が群がるショーツもスカートも下ろす。
 纏めてバットに投げ出してしまう。
 ジャケットも脱いでブラウスも毟り取る。ブラも外してかなぐり捨てた。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーー」
 泣き叫びながら全裸になってしまう。
 頭から湯を被る。
 湯に浮いた蟻を外に押し出す。
 膣の中に指を突っ込んで掻き回して洗う。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴はいつまでも続く。
 最後は全裸で立ち上がってシャワーを被る。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 ヒステリックに喚きながら躰を洗い続けた。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。あは。はあ。はあ。はあ」
 座り込んで荒い息遣いを続ける。
 「なかなかのストリップショーでした」
 當間五郎が揶揄う。
 「・・・・・」
 永井美幸は顔の濡れを拭って睨んだ唇が震えたまま怒りの言葉を抑える。
 若い男がバスタオルを差し出す。
 永井美幸は受け取って躰を拭く。
 排水が終わってバットごと浴槽とシャワースタンドが退けられた。
 産婦人科診察台が運ばれる。
 若い四人が掛かってバスタオルを回収して診察台に倒す。
 大股開きに固定してしまう。
 若い二人が心電図を付けて行く。
 奥の壁面に設置された大型モニターを天井に設えたレールを流して永井美幸の正面に持って来る。
 若い二人が診察台の左右斜め前にしゃがむ。
 二人が大股開きにされた永井美幸の太腿の向こう側にそれぞれ立つ。
 四人が一斉に永井美幸の女の部分に指を突っ込む。膣口が大きく広がる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーん」
 永井美幸は顔を振って嫌悪の声を上げた。
 當間五郎がスポイトでその真ん中からローションを流し込む。
 四人は一気に膣口を愛撫する。
 「あーーーーーーーーーーーーーーふぁあーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は声を上げずにいられない。
 早くも膣口は濡れ始めていた。
 正面のモニターにはテレビ放送の内容が放映される。そこには永井美幸の膣口が拡大されていて右下に心電図も投影されていた。
 もう何も隠せない。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーー」
 男らの責めは壺に嵌っていた。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は涙を滲ませながら声を漏らし続ける。
 嫌で堪らなくても躰が感じてしまっていることはテレビの向こうに歴然に示されているのである。
 膣からは滑った膣液が流れ出る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーー」
 声を上げながら涙を溢れさせた。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーー」
 膣液はさらに流れる。
 當間五郎も太刀川俊二と同様に辱める一手に徹していた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は顔を強く振って藻掻く。
 「ゆっくりピッチ上げろ」
 當間五郎は頃合いを見る。
 四人の若い男らはさらに膣の奥に指を侵入させた。
 そして強く広げる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 心電図はQRS波が鋭く乱れた波形を流していた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸はそれでも藻掻く。
 強く頭を振って後ろに逸らせて上体を捩る。
 男らの指は半回転の往復を繰り返す。
 膣液は引っ張って広げられた膣壁から溢れて流れ落ちる。
 床には堪りができていた。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーん。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸の躰は強く跳ねる。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああ、あがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 何処までも藻掻く。
 目を強く瞑って涙を滲ませる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に躰は弾けた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああ。あは。はあ。はあ。はあ」
 腰を中心に躰は震撼しているのが映像でもくっきり見える。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 さらに涙を溢れさせた。
 若い男四人の指は永井美幸の躰が強く弾けた時に一度外れたがまた四方から突っ込む。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 永井美幸はさらに拒絶する。
 「一度逝ってしまったら次はもっと感度が濃いですよ」
 當間五郎はさらに追い詰めてしまう。
 「いやよーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は藻掻きながら強烈に叫ぶ。
 「あはあーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーー。あふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 躰を強く捩って藻掻き続けた。
 一度引いた濡れはまたたっぷり流れ出る。
 「あ、ああん。あ、ああん。あはあん。ああーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーー」
 躰を硬くしたまま強く弾け続けた。
 「あふぁあーーーーーーーーーー。ああ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いになる。
 四人とも指を引く。
 永井美幸の腰は強く痙攣を続けていた。
 微かな息遣いも聞こえる。
 當間五郎がクスコを突っ込む。
 「あーーーーーーーーーあはああーーーーーーーーーーーん」
 永井美幸は涙を滲ませていたが一気に号泣してしまう。
 當間五郎は構わず奥を広げる。
 さらに膣液が溢れ出た。
 「あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 永井美幸は堪らない恥ずかしさである。
 當間五郎はヒデボトルで中を洗う。
 「あふぁあーーーーーーーーーー。ふぁあ。ふぁあ」
 永井美幸はさらに恥ずかしさに息遣いを漏らしてしまう。
 蛇を掴んでいた男がカメレオンを二匹抱いて来た。
 一匹を當間五郎に渡す。
 「えーーーーーーーーーーーーーーーーーー。なにーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸はカメレオンを見て悲鳴を上げてしまう。
 若い一人がクスコを緩めて向きを横にする。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。もうゆるしてーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は涙を溢れさせた。
 若い一人がクスコの奥にスポイトで蜜を流し込む。
 「あふぁあーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は執拗に怯えている。
 若い男は膣天井部にたっぷり掛けた。
 蛇を掴む男と當間五郎が産婦人科診察台の正面にしゃがんで膣にカメレオンを嗾ける。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 一匹はストレートにクスコの奥に舌を突っ込む。
 「あ、ああ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 もう一匹は大股開きの内腿を舐めながらクスコの奥に進入した。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーん」
 永井美幸は躰を揺すって強烈に泣き叫ぶ。
 顔は既に涙でぐちゃぐちゃである。
 「いやだあーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーん。ああーいやああーーーーーーーー」
 喚き続けた。カメレオンは膣壁の敏感な部分を舐め続ける。
 「あはあは、ああーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 どうにも堪えられない。藻掻き続ける。
 若い一人がカメレオンの舌と舌の間から蜜を追加する。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は泣き喚き続けた。躰は強く捩って弓なりに逸らせて藻掻く。
 また膣液が流れ出る。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああん」
 手の空いた若い男もスタッフも固まってその姿を凝視していた。
 「あーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸の躰はまた強烈に弾ける。
 そして失禁尿が流れ出た。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあはあん」
 恥の極致に泣き叫ぶ。
 當間五郎と若い男はカメレオンを引く。そして水槽に戻した。
 永井美幸は悶絶状態である。
 躰はビリビリ震撼し続けた。クスコからは膣液が流れ出る。
 そしてテレビには心電図と共にこの光景が公開されていた。
 「永井美幸さん。カメレオンの舌の愛撫で逝っちゃいましたね」
 當間五郎が究極の言葉を突き刺す。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。もおーーーーーーーーーーーーーーーーにんげんのすることーーーーーーーー」
 永井美幸は羞恥の極致に号泣の涙を流して叫んだ。
 「人間しか考えない極めて高尚な虐めです」
 當間五郎は堂々と宣言する。
 「・・・・・」
 永井美幸は涙で震えた顔を真紅に染めて當間五郎を睨むが言葉は出ない。
 そしてさらに涙を溢れせた。
 「次は蛇です」
 當間五郎はぽろっと言う。
 「ひふぁえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は目を剥いて悲鳴を上げてしまう。
 恐怖に躰はガタガタ震えた。
 いつも蛇を掴む男が縞蛇を掴んで来る。
 「ふふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸はさらに恐怖に震えた。
 若い一人がまたクスコの奥にスポイトで蜜を流し込む。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーー。もうやめてーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は狂ったように泣き叫ぶ。
 當間五郎が綿棒を突っ込んで永井美幸の膣の奥行きを計る。
 綿棒を指で抓んだ位置を物差しに合わせた。
 「110だな」
 蛇を持った男は掴む位置から蛇の頭を90ミリ前に出す。
 「はあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸の顔は恐怖に破裂した。
 男は掴んだ位置まで蛇の頭をクスコの口から突っ込む。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 永井美幸は躰をガタガタ震えさせて叫ぶ。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはん。あはん。あはん。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 泣き叫ぶ。
 クスコの奥で蛇の舌が子宮頸部を舐めていた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 また失禁してしまう。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーー」
 そのまま白目を剥いてしまった。
 男は失禁尿を腕に被っても蛇を抜かない。
 當間五郎は永井美幸の頬をビンタする。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は目を開いて恐怖の表情を破裂させた。
 「蛇の愛撫を受け入れろ!」
 當間五郎は残酷に押し切る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあ。あふぁあ。あああーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーはあーーーーーーーーー」
 永井美幸は震え続けた。
 蛇の舌は舐め続ける。
 若い男はクスコの隙間から蜜を流し込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーーーー。もうだめーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸はまた僅かに失禁して白目を剥いてしまう。
 當間五郎はここで止めた。
 若い男が半田鏝を温めている。
 看護婦が二人ストレチャーで待機していた。
 時間が迫っている。
 蛇を持った男は膣から抜いて水槽に戻した。
 半田鏝を持った男がクスコで広がったままの膣の底部を軽く焼く。
 「あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸から轟音の様な悲鳴が上がった。
 看護婦が直ぐにクスコを抜いて局部麻酔と全身麻酔を打つ。
 四人掛かって戒めを解いてストレッチャーに乗せる。
 そのまま緊急搬送である。
 
 唐津。洞窟内の桟橋。
 「一昨日より酷いよ」
 小日向奈央元少尉は非難した。
 「あれじゃ気が来るちゃうよ」
 逢見由愛元少尉は悲痛そうに言う。
 「気が狂っても娼国は直すと豪語するけど実績はないよね」
 田川真琴元中尉はそこを指摘する。
 「実績はないから加重死刑囚で実験じゃないの」
 吉丘蓮実元中尉は娼帝國のやりそうなことと言う。
 「この国には人権と言うものがないのですね」
 ハルゼー中佐は憮然と怒りを示しながら月並みなことを言う。
 「そう言う言葉は条文の何処にもなかったですね」
 田川真琴元中尉はそういう国です。言うだけ無駄と嘲る言い方である。
 「しかし唐津の人口はどんどん減るし。このままでは独裁国家だけが残ってしまう」
 メイスン中佐は堪えられない。
 「独裁者を倒す。天昇の間とかを狙って襲撃しかないです」
 ハルゼー中佐は主張する。
 「ハルゼー。突撃部隊を組織してこっちでやらないか」
 メイスン中佐が思い切って言い出す。
 「準備して掛かろう」
 ハルゼー中佐もやる気である。
 「待って下さい。どういう手段がありますか」
 吉丘蓮実元中尉は動かない姿勢になる。
 「これからハルゼーと練ります。ランドセルドローンがある」
 メイスン中佐はもう止まれない。
 「娼帝國のこの拷問は我々を引き寄せる意図かもしれません」
 吉丘蓮実元中尉は罠があるのではないかと疑っていた。
 「私も状況が変わるまで時期をずらすべきと思います」
 田川真琴元中尉も反対である。
 「ううん。彼女たちあのままではあまりにも」
 メイスン中佐は見ていられない。殺すより酷いと思う。
 「いま救出してもこっちの医療では処置を引き継げません」
 吉丘蓮実元中尉はきっぱり断言する。
 「しかし膣の中を焼かれてあれが治るのですか」
 ハルゼー中佐は疑問を呈した。
 「娼国の医療では治ります。乳首を斬り落とされた女性も元通りになって感度も乳腺も繋がります」
 吉丘蓮実元中尉はこれもきっぱり答える。
 「それじゃ治せる前提で極限の拷問を行っているのですか」
 ハルゼー中佐は床に腰を落としてしまう。
 「そうですよ。だから私達仲間の救出にも完全に治った時期を見計らいます」
 「それに今の状態で救出して唐津にとって良くない人間も含まれます。核戦争前の日本で権力を振るって悪さをしていた議員らも居ます」
 今度は小日向奈央元少尉が答える。
 「天昇の間を狙うだけで良いと」
 「それもR国と娼国の二か所を使います。天昇の間は二つ在ります。影武者が要る場合も」
 「これまでの戦闘内容は伺いましたがまだまだ難しいですね」
 ハルゼー中佐とメイスン中佐は夜も遅いので引き上げた。
 
 翌々日。
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 四人が揃ったのは十一時である。
 「今日第五艦隊が戻ったら全部そろう」
 真紀子が報告する。
 「それじゃ明日を慰安日にして明後日会議を行うか」
 平佐和が提案した。
 湯野中も葛城義和も異論はない。
 「夕嵐の奴ら動かないね」
 真紀子はやや焦れていた。
 「もう少し続けましょう」
 葛城義和は可能性はあると考えている。
 「あれから潜水艦の動きは見えないな」
 平佐和は第二機動部隊に攻撃して来たアメリカの最新鋭艦と第一機動部隊が遭遇した潜水艦を気にしていた。
 「動きはない」
 湯野中は探知してない。
 「こっちもないよ」
 機動部隊も一回だけである。
 「爆撃を再開したから出て来たと言うのが気になる」
 平佐和は大きく問題視する。
 「唐津の周りは生方が見張りを強化しているのだろ」
 湯野中は唐津に接近する見張りは行っているとの確認である。
 「見張っていて小型潜航艇も強化したよ」
 真紀子もやることはやっていると言う。
 「どうしても僅かな兵力に手を焼くな」
 平佐和は不満だし不安である。
 「充分な警戒が必要でしょう。これまでも経済大国がゲリラには相当手を焼いています」
 葛城義和も警戒は怠らないと言う。
 
 R国D市。
 鉄格子に新たな受刑者が連れて来られた。
 永井美幸と吉村江梨子らが収監されていた区画である。
 その向かい側が二つ空いていた。
 吉村江梨子と同じ罪状である。
 だが叩いた相手が悪すぎた。
 新青森の管理事務所所長である。
 女は田所夕夏という。まだ二十四歳。永井美幸や吉村江梨子らと劣らないスタイルの良い長身の美人である。
 三田園矢一警部補が移送して来た。
 警備員に引き渡す。
 既にバスロープとバスタオル、ショーツは中に入れられていた。
 「着替えていまの服と下着、持ち物をこのケースに入れて下さい」
 警備員はジュラルミンのケースを示す。
 「はい」
 田所夕夏は震えていた。
 「あとで舛田警視正殿が来る。詳しいことはそっちに聞け」
 そう言って三田園矢一警部補は帰って行く。
 警備員はジュラルミンケースに鍵を掛けて帰ってしまう。
 嫌な客であった。
 行き成り口にペニスを突っ込まれて抵抗してしまう。
 吉村江梨子の刑で不味いとは分かっていた。
 それでも咄嗟に手が出てしまったのである。
 強引に喉の奥まで入って来た。
 苦しくて泣きながら藻掻いても奥まで突っ込まれてしまう。
 思わず弾き飛ばしたら押さえられてしまう。
 それで耐えられず叩いてしまった。
 核戦争前の日本ならこんなことにはならないと思う。
 ヒールの音が響いた。
 舛田警視正が入って来たのである。
 「田所夕夏ね」
 「はい」
 舛田警視正を目の前にして恐怖に震えた声の返事になってしまう。
 「相手が悪かったね。かなり重い刑になりそうよ」
 その声は田所夕夏には冷たい響きに突き刺さった。
 「・・・・・」
 何も答えられない。
 「明日の二十二時。生放送で撮影されるよ。心の準備しておいてね。今日は飲んでも良いよ。ゆっくり寝て」
 そう言い置いて出て行ってしまった。
 さらなる不安が心に圧し掛かる。
 もしかしたらこのまま帰れないかもしれない。
 吉村江梨子らはショーのあと街に帰して貰ったと思う。
 
 インド洋。
 第五機動部隊。空母瑞鳳の艦橋。
 最後の爆撃部隊が着艦した。
 「閣下。全て完了です」
 艦隊参謀の大佐が報告する。
 「帰投針路だな」
 関谷少将も任務完了と安堵した。
 「潜水艦は現れませんね」
 「第一機動部隊が遭遇した辺りにはもう居ないだろう」
 「小型潜航艇を交代で四隻ずつ出しています」
 「前路警戒部隊が別行動になってしまった。哨戒機も前方に出しておこう」
 直ぐに哨戒機が瑞鳳と隼鷹から一機ずつ発艦する。
 その数分後ブザーが鳴った。
 哨戒機が前方を横切るスクリュー音をキャッチしたのである。
 イージス艦天津風と時津風が追いかける。
 応援の哨戒機と海中爆弾を積んだヘリが発艦した。
 海中からは小型潜航艇が全速でソナー音波を出して追いかける。
 「閣下。スクリュー音からアメリカの潜水艦の可能性が高いです」
 「すると六十ノットくらいは出るな」
 哨戒機が海中に垂らしたソナーで目標を掴まえた。
 ヘリが横並びで絨毯爆撃する。
 イージス艦と小型潜航艇は到達してなかった。
 「深深度に逃げられたようです。哨戒機がロストしました」
 「うむ。仕方ないな」
 そのまま第五機動部隊は天昇の間に報告して帰投する。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 カウンターでは津梨清吉が夕食の鰻を焼いていた。
 「関谷から報告。スクリュー音からアメリカの艦らしきと接触。絨毯爆撃を行ったが深深度に逃げられたって」
 真紀子が報告する。
 「第二機動部隊が接触した艦じゃないのか」
 湯野中はアメリカの艦なら同じ奴じゃないかと言う。
 「そのスクリュー音じゃないって」
 「音紋が取れたのか」
 「哨戒機がキャッチして追跡したから」
 「また一隻増えたのか」
 湯野中はやれやれと言う表情である。
 
 唐津。夕嵐の潜水艦の発令室。
 今夜はチャーハンと焼売。田中一美元特務中尉が隣の会議室に準備していた。
 「洞窟の出口に接近している小型潜航艇が居る」
 小日向奈央元少尉が発見する。既に洞窟の出口近海にパッシブソナーのアンテナを張り巡らしていた。
 「生方の機動部隊がまた戻って来たのね」
 田川真琴元中尉も警戒を深める。
 「ここまで来たね。触れないように出るコースを検討しないとね」
 「アメリカの艦長に報告して来ます」
 イヴェット中尉が行く。
 「これだと生方は長崎寄りを索敵しているね」
 田川真琴元中尉の目測である。
 「出口が二つで良かったよ」
 浜田佳美元中尉も安堵の表情で言う。
 「明日。もう一か所から出てみましょう。アンテナ出して衛星の電波をキャッチしましょう。そして陣容を確認した方が良いね」
 吉丘蓮実元中尉は決断した。
 「私達だけで行く」
 「その方が無難よ」
 パッシブソナーに機械音を捉えたものはすべて記録される。そのまま全員で食事に掛かった。
 
 翌朝。
 夕嵐の艦は出航する。アメリカの艦長にはイヴェット中尉が説明した。
 洞窟の入口まで来たら小型潜航艇に乗る。
 田中一美元特務中尉が一人艦に残った。
 小型潜航艇は機械音を出さないで一気に海面すれすれまで上昇してアンテナを出す。
 「空母二隻。イージス艦十隻。潜水艦は居ないよ」
 「空母は」
 「瑞鶴と翔鶴よ」
 「生方ね」
 「この位置なら対馬よりに豊後水道に回りましょう」
 簡単に結論は出た。
 
 その夜。
 R国D市。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が田所夕夏を迎えに入って来る。
 着替えのスーツと下着が投げ込まれた。
 田所夕夏はバスロープのまま奥を向いて下着を着け替える。
 スカートだけ履いてバスロープをベッドに投げてブラウスを着てジャケットを付けた。
 今日はR国D市のスタジオである。ヘリの移動はない。
 スタジオには舛田警視正が待っていた。
 四カ月ぶりである。
 「お久しぶりです。舛田紗香です。今夜は加重禁固刑の受刑者で田所夕夏をソフト拷問いたします」
 担当アナウンサー高嶋波琉が受刑者田所夕夏を紹介して抽選で呼ばれた若い男性四人を紹介した。
 全員が二十歳である。
 抽選は建前で舛田警視正は態と若いイケメンだけを選んだ。
 「それじゃ彼女を四人で全裸にして」
 舛田警視正が要求する。
 四人が一斉に掴みかかる。
 「いやーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は咄嗟に抵抗してしまう。
 四人は強硬に押さえる。
 ジャケットとスカートは直ぐに脱がされてしまう。
 田所夕夏は振り解こうと藻掻き暴れる。
 二人が腕から肩を確り押さえた。
 田所夕夏は脚を暴れさせる。
 「四人で押さえて」
 舛田警視正の指示が飛ぶ。
 残った二人も片方ずつ脚首を持つ。
 「あーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は藻掻きながら叫ぶ。
 舛田警視正がブラのフォックを指で外してブラを毟り取る。
 「ふふぁあーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は泣きべそ顔になる。そして顔を叛けた。
 舛田警視正は構わずショーツを引き下げる。
 脚を押さえたまま抜き取れないので鋏を要求した。スタッフが急いで持って来る。
 それでぶった切ってしまう。
 「あーーーーーーーーーあん。あはーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は既に驚愕の表情である。
 スタッフが産婦人科診察台を用意していた。
 脚が片方ずつ乗せてフリーに動く構造である。
 四人で上に乗せて舛田警視正とスタッフが固定する。
 脚首と膝上を半円形の金属の拘束具で閉じ合わせて固定されてしまう。
 腰はベルトで押さえられた。
 手首は診察台の背凭れの裏に回して互い違いに合わせて手錠を掛けてしまう。
 これで暴れても診察台が軋むだけである。
 「さあ。そっちの彼。ハンドル回して股間を広げて」
 青年Aは迷いながらプレートの説明を見てハンドルを回した。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は躰を突っ張って藻掻く。股間は大きく百六十度くらいに広がってしまった。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーん。いやあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーー」
 閉じられない股間を捩って藻掻く。
 「諦めなさい!」
 舛田警視正が叱咤する。
 「・・・・・」
 田所夕夏は首を振って嫌々をしていた。
 「三日前に當間たちがやったでしょ。貴方と貴方はこっち側」
 舛田警視正が指さし二人に指示する。
 青年CとDが大股開きの太腿の後ろ側。診察台の左右に移動した。
 「貴方達は前両側にしゃがんで」
 青年AとBに拷問椅子の斜め前に腰を下げるように指示する。
 二人は太腿の前にしゃがむ。
 「いい。四方からまずお〇〇このビラビラを開いて」
 丸出しになった田所夕夏のその部分は薄小豆色の小陰唇が複雑に絡み合って閉じ合わせていた。
 四人が一斉にビラビラを抓んで広げる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は強烈な悲鳴を上げた。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーー。いやあああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやよーーーーーーーーーーーーーーー」
 顔を強く揺すって泣き声混じりに叫ぶ。
 ビラビラの内側は薄い緋色である。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに顔を振って叫ぶ。
 舛田警視正は包皮から覗いたクリトリスの先端を指で触る。
 「綺麗に洗ってあるわね」
 視線を合わせて詰った。
 そしてグリルティデル・スクイズボトルからローションを膣口に流す。さらに口先を突っ込んで膣の中まで流した。
 「いやああーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーん」
 田所夕夏は冷たい異物の侵入に叫ぶ。
 「四人一斉に指突っ込んで広げて」
 舛田警視正は次の指示を飛ばす。
 「いやだあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 田所夕夏は早くも涙を溢れさせてしまった。
 四人は嬉しそうに指を突っ込む。
 「いやあふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は泣き叫び続けた。
 四人の指は膣壁の敏感な部分に進入して強く広げてしまう。
 「あ、あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 田所夕夏はさらに強烈な叫び声を上げた。
 舛田警視正の合図でスタッフがレーザーで中を照らす。
 それが正面のモニターに拡大して反映された。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーやめてーーーーーーーーーーーーいやああーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は泣き叫び続ける。
 ローションに塗れているが奥に真っ赤な子宮口周りの粘膜の盛り上がりが確認された。
 「もっと開いて」
 舛田警視正はさらに要求する。
 四人の青年らは力を込めて膣壁を外に押し広げた。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。もういやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は正面のカメラから強く顔を逸らせて泣き叫ぶ。
 その顔は深紅に染まっていた。
 「それじゃ離して」
 舛田警視正は一度指を引かせる。
 そして青年Bに医療用手袋を渡す。
 青年Bはそれを手に掛ける。
 舛田警視正は滅菌させたビニール梱包から尿道カテーテルの先端を突き出して青年Bに差し出す。
 青年Bはその先端やや手前を医療用手袋を嵌めた指で抓んだ。
 「そっちの二人びらびら開いて」
 舛田警視正は太腿の後ろ側に立っていた二人に要求する。
 「はい」
 そして青年Bを促す。
 青年Bは剥き出しになった尿道の亀裂に尿道カテーテルの先端を突っ込む。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 田所夕夏は衝撃に泣き叫んだ。
 ソフトな責めだが田所夕夏には堪らない仕打ちの連続である。
 舛田警視正はビーカーでカテーテルの反対側を受ける。
 青年Bが指の抓みを離す。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は尿が流れ出してまた悲鳴を上げる。
 
 娼国。中央棟の病院。
 永井美幸と吉村江梨子は通路を挟んで向かい合わせのベッドで見ていた。
 「私達と同じことやったのね」
 「そうだけど私達の最初より刑が重くない」
 「どういうこと」
 「舛田が加重禁固刑と言わなかった」
 「ああそう」
 「何日もあの鉄格子かな」
 「三人目だから刑を重くしたのかな」
 「もっと何かやったのじゃない」
 舛田警視正の番組中は誰も来ない。二人は安心して話し続ける。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 田所夕夏は産婦人科診察台の上で尿道カテーテルで導尿された。
 続いてスタッフの手でイルリガートルスタンドが立てられ栄養ボトルにグリ御セリンが入れられる。
 氷は入れてない。
 今日はソフトな範囲である。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーー。そんなのやめてーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は浣腸されると判ってさらに泣き叫ぶ。
 何人もの友人。その男女の顔が浮かんだ。それらに自分の最悪極まりない姿が見られてしまう。
 酷い国である。
 四国や唐津に出て行くのは躊躇った。
 これだったら出てしまった方がまだ良かったかもしれない。
 どれだけ収監されるかまだ聞いてなかった。舛田警視正に加重禁固刑と公表されて初めて分かったのである。
 この先どうなるのか。
 街に帰っても外を歩けない。
 「そっちの彼。腸カテーテルを」
 舛田警視正は青年Aに指示した。
 青年Aは腸カテーテルを手にする。
 舛田警視正がその先端にローションを掛けた。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあふぁあ、あ、ああーーーーーーーーーん」
 田所夕夏はさらに涙を溢れさせる。
 青年Aは構わず腸カテーテルを田所夕夏のアナルに突っ込む。
 「ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁん。あふぁん。あふぁん。あふぁん」
 田所夕夏は腸カテーテルの侵入に悲鳴を上げさらに涙を溢れさせた。
 一気にグリセリンが直腸に進入する。
 「うーーーーーーーーーーーーーーー。うぐわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 常温と雖も冷たい。
 いよいよ便を出す破滅の姿をテレビに公開されてしまう。
 暫く鉄格子で知人、友人と顔を合わすことはないが自分のこれ以上ない恥ずかしい姿が皆の頭に焼き付いてしまうに違いない。
 ぽろぽろ涙を流して泣き続けた。
 「うーーーーーーーーーぐうーーーーーーーーーーーーーーーーうぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 腹の痛みと強い便意に藻掻く。
 舛田警視正は栄養ボトルのコックを締めて青年Aにアナル栓を渡す。
 青年Aは腸カテーテルを抜いてアナル栓を突っ込む。
 「う、うう、うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は痛みに藻掻く。
 「あーーーーーーーーーーーーーーあふぁああーーーーーーーーーーん。あふぁあああーーーーーーーーーーーーーーん」
 藻掻き続ける。
 「苦しかったらうんこ出ますと言って。いつでも抜いてあげる。下に水槽が受けてるから出せるわよ」
 舛田警視正が含みのある哂い顔で囁く。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーー。ひどいーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 田所夕夏は藻掻き苦しみながら涙を溢れさす。
 「そっちの二人。お腹擦って」
 大股開きの太腿の向こう側に立つ青年CとDが田所夕夏の腹をゆっくり擦る。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は痛みに顔を歪め切って藻掻く。
 「痛いでしょう。頑張っても許されることはないけど。何時までも頑張って良いのよ」
 舛田警視正は冷たい声でやんわり囁いた。
 「うぬうーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああん。あふぁん。うんこ、出ます。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーん」
 田所夕夏は痛みに絶望の涙を流しながら言葉を吐き出す。
 舛田警視正が左右に動かしながら抜き取る。
 ブファーーーーーーーーーーーーーーーー。
 茶色い水が緩やかに流れ出た。
 ブル。ブル。ブルーーーーーーーーーー。
 断続的にガスと便が飛び出す。
 「あーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーーん」
 田所夕夏は醜い排泄の実感にさらに号泣の涙を溢れさせる。
 排泄が終わってスタッフが汚れを拭く。
 田所夕夏は顔を強く逸らせて羞恥に堪える。
 「さあ。これをアナルに」
 舛田警視正はアナルパールを青年Bに渡す。そしてグリルティデル・スクイズボトルからアナルにローションを流し込む。
 「あ、ああ」
 田所夕夏は辛そうに顔を歪める。
 青年Bは腰を落としてアナルを目の高さにしてアナルパールを突っ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーあふぁあーーーーーーーーーーーーん」
 田所夕夏はアナルに異物が侵入して声を上げてしまう。
 「さあ。アナルは入れっぱなしで良いよ。四人で膣口を思いっ切り広げて」
 舛田警視正が四人に指示する。
 太腿の向こう側の二人は太腿に片手を置いて膣に指を突っ込む。
 手前の二人は大股開きの太腿の前にしゃがんで指を突っ込んでしまう。
 「うーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は藻掻き強烈に叫ぶ。
 膣口は強くこじ開けられてしまった。
 スタッフが柔いレーザーライトで内部を照らす。
 「いやあ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーん」
 田所夕夏は堪らない羞恥に顔を振って叫ぶ。
 舛田警視正がグリルティデル・スクイズボトルから膣の奥にローションを流し込む。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーん」
 田所夕夏は藻掻き叫び続ける。
 「四人で指先で粘膜を掻き回すのよ。たっぷり濡らして。逝っちゃうまで何処までも責めるのよ」
 舛田警視正が指示を飛ばす。
 四人は一斉に責める。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は顔を揺すって強烈に藻掻き叫ぶ。
 嫌でも膣液は溢れ出る。ローションに混じって流れ出てしまう。
 モニターには広がった膣の内部が拡大されて奥まで鮮明に映っていた。涌き出る膣液も鮮明である。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は顔を真上に逸らせて大口を破裂させて声を上げる。
 青年四人は濡れた膣壁の感触を噛み締めて責め続けた。
 何処までも膣液は溢れ出る。
 「あがあふぁあーーーーーーーーーーーーーん。ああふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は濡れた股間を僅かに動くだけ迫り上げて藻掻く。
 膣口から会陰はドロドロである。
 腰は僅かに迫り上がったまま震撼する。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーやめてーーーーーー」
 田所夕夏は藻掻き叫ぶ。
 逝ってしまいそうなのを踏ん張っていた。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああ。ああ。あふぁあ。ああ。ああ。あふぁあ。ああ」
 切迫した声を上げ続ける。
 青年らは濡れた膣壁の感触を愉しみながら責め続けた。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏の躰は強く捩って弾ける。
 「あふぁーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 躰は一気に沈む。
 「あふぁあーーーーーーーーーー。はあ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いになる。
 「まだよ。そのままのペースで責めて」
 舛田警視正は檄を飛ばす。
 青年らはさらに指を奥に差し込み責め続ける。
 膣液はだらだら流れ出ていた。
 田所夕夏の躰は強く胸を反らせて顔は真上に反る。
 股間は震撼し続けた。
 「あふぁあ。ああ。あふぁあ。ああ。あふぁあ。ああ」
 そのまま躰は沈む。
 「あふぁあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いで藻掻き続けた。
 「今度は痛みだよ」
 舛田警視正が宣告する。
 スタッフがスタンガン二個と乳首を螺子止めする金具を二個持って来た。
 「今度は貴方達よ」
 舛田警視正は青年CとDを顔の動きで示す。
 二人はスタッフから螺子の付いた金具を一個ずつ受け取る。
 その金具に乳首を嵌め込む。
 「・・・・・」
 田所夕夏はそれを神経質そうに怯えた表情で見る。
 青年二人は構わず螺子を回して乳首に金具を固定してしまう。
 「い、いいたい。いたいいーーーーーーーーー」
 田所夕夏は乳首を締められて痛みを訴える。
 青年二人はスタンガンから四本伸びた鰐口の赤と黒をそれぞれ一本ずつ乳首の金具に接続した。
 「どう。お〇〇こぐちゃぐちゃね。気持ち良かったでしょう」
 舛田警視正は田所夕夏の顔に近寄って詰るように呟く。
 「そんなあーーーーーーー。無理やりですよう!」
 田所夕夏は堪えられず言い返してしまう。
 舛田警視正は行き成りビンタする。
 「正直に言わないともっと辛くなるよ」
 「うう」
 田所夕夏は涙を溢れさせてしまう。
 「そう。それなら泣いて暮らすのね」
 舛田警視正はスタンガンを持った青年Cに目で合図した。
 青年Cはスタンガンのスイッチを握って押す。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は大口を破裂させて叫ぶ。
 強烈な表情である。
 「ぐわあーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーー。いたいいーーーー。あふぁあーーーーーーーー。いたいいーーーーーーーー。あがああーーーーー」
 大口を破裂したまま喚き藻掻く。躰は震撼していた。
 五分くらい悲鳴を愉しむ。
 「切って」
 舛田警視正は青年Cに合図する。
 青年Cはスイッチを離す。
 「がふぁあ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 田所夕夏の躰は震撼したまま荒い息遣いを続けた。
 「さあ。四人でもう一回お〇〇こに指突っ込んで」
 舛田警視正はまた弄る指示である。
 四人が順に膣口に指を侵入させる。そして大きく引っ張って広げた。そしてさらに奥に進入させる。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。もういやーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は喚き叫ぶ。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藻掻き叫び続けるが直ぐに濡れてしまう。
 青年Cはスタンガンを持ったままである。
 舛田警視正がそのスタンガンを受け取る。そしてスイッチを握った。
 「がふぁーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーー。いたいいーーーー。あふぁああーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーー」
 田所夕夏は強烈な悲鳴を上げる。
 躰はがくがく震えた。
 膣口は痙攣している。
 男らはその感触を愉しみながら弄り続けた。
 舛田警視正はスイッチを離す。
 「あふぁあーーーーーーーーーーー。ああ。あふぁああーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。あふぁああーーーーー。ああ。ああ。あがああーーーー」
 田所夕夏の躰は強く弾けて震撼する。膣口はさらに痙攣していた。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。あふぁあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 放心した表情で荒い息遣いである。
 股間の真下の床は膣液が垂れて溜りになっていた。
 「今度は責めないで痛みだけよ」
 舛田警視正はそう言ってスタンガンのスイッチを掴む。
 「があーーーーーーーーーーーーー。ぐうーーーーーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーー。いたい。いたい。いたいーーーーーーー」
 田所夕夏は大口を破裂させて顔を震撼させる。躰も強く震撼する。
 「がふぁああーーーーーーーーーーーーーー。ぐがあああーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーがふぁあーーーーーーーー」
 躰を震撼させて喚き続けた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 遂に失禁してしまう。
 舛田警視正は直ぐにスイッチを離す。
 僅かな量だが導尿ではない。失禁である。
 「ぐすう。うう。ぐすう。うう。うう」
 田所夕夏から涙が溢れ続けた。
 「いいですねえ。直に出るところが」
 青年Bが正面から見てしまって言う。
 「いやあふぁあああーーーーーーーーーーーーーん。あはああん。あはん。あはん。あはあ。はあ。はあ。はあ」
 田所夕夏はさらに号泣の涙を溢れさせた。
 舛田警視正は頑丈なU字金具四本の開口器を翳す。
 「え、え」
 田所夕夏はそれを見て慄く。
 舛田警視正はそれを青年Bに渡す。
 「みんな手伝って開いて」
 残った三人が順に指を突っ込んで強く引っ張って膣口を広げた。
 「あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 田所夕夏は辛そうに表情を破裂させる。
 青年Bは窄めた状態で開口器を突っ込む。
 三人は直ぐに指を引く。
 青年Bは螺子を回して開口器を広げて膣の奥を強烈に開いた。
 正面のモニターに恥ずかしすぎる女の奥が拡大される。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。もういやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は泣き叫ぶ。
 「ねえ生々しい中身が全部公開よ。濡れているし。きっとみんなテレビを凝視しているわね。なかなか綺麗よ。」
 舛田警視正が詰る。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああん。あはああん」
 田所夕夏はさらに号泣してしまう。
 スタッフが四人にアイテムを渡す。
 リモコンから伸びたアームの先端に縦にマイクロローターが装着されたアイテムである。
 「いい。貴方と貴方は横の膣壁をローイングさせながら前後させて。貴方は子宮頸部の膨らみの下を貴方はこの天井部をじっくり責めて」
 舛田警視正は青年DとCに膣の横の壁を責めさせる。青年Aには下の方を青年Bには膣天井部の一番敏感な部分を指示した。
 田所夕夏は戦慄した表情で身構える。
 青年Aから順に先端を突っ込む。しゃがんで下から膣天井部を観察してマイクロローターを局部に当ててしまう。
 青年Bは中腰で突っ込む。
 青年CとDは太腿に片腕を乗せて顔を乗り出して中に先端を突っ込み狙いを定めた。
 「行くよ」
 舛田警視正の号令で一気にスイッチが入る。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーー」
 田所夕夏の表情は一気に破裂して堪えられない声を上げてしまう。
 
 唐津。海底の潜水艦桟橋。
 アメリカの残存艦ジョージワシントンとフランスの艦が出港する。
 夕嵐の艦とイヴェット中尉は残った。
 ハルゼー中佐とメイスン中佐の決意は固い。
 殆ど特攻決死隊である。
 吉丘蓮実元中尉らが安全と確認した対馬付近よりに豊後水道に回るコースで向かう。
 ジョージワシントンには相当の兵器を積んでいる。
 バーバラ少尉と小型潜航艇はフランスの艦に積まれていた。ジョージワシントンには小型潜航艇は積めない。
 サリー少尉もメイスン中佐と一緒にフランスの艦である。
 さらにジョージワシントンから二十名の乗員がフランスの艦の操艦応援に回った。
 
 見送ったあと夕嵐の艦も出港準備に掛かる。
 二隻の生還は望めない。生存者だけでも救う目的である。
 これから食料を積み込む。
 田中一美元特務中尉が夜食のおにぎりと卵焼きを配った。
 洞窟を出たら自動操艦で豊後水道から太平洋に出る。
 少ない人数なので睡眠時間は自動操艦で行く。
 「気になるのは上野大尉らが何処に配備されたかね。唐津付近の索敵はまったく行ってないから福岡には居ないと思う」
 吉丘蓮実元中尉らの偵察時点からの懸念事項である。上野愛菜が少佐に昇進したことは知らない。
 「そうだよね。他の機動部隊で待機しているかも」
 小日向奈央元少尉も行方は警戒していた。
 「もしかして小型潜航艇に切り替えたかも知れないと警戒しているの」
 「その可能性高いね」
 田川真琴元中尉もそう思う。
 「行くべき時じゃないのよね。いろいろ説得したけど」
 吉丘蓮実元中尉はかなり危険と言うより絶望的に見ていたのである。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 あれから田所夕夏は簡単に失神してしまう。
 産婦人科診察台の上で躯姿を晒していた。
 股間から診察台は流れ出た膣液でぐちゃぐちゃである。
 開口器は刺さったまま濁った膣の奥を曝け出していた。
 淫靡極まりない。
 まだ乳首にセットした金具にスタンガンは繋いだままである。
 青年四人はビールを貰って一息入れていた。
 日本の法律に当て嵌めればまだギリギリ未成年ばかりで核戦争前なら違法である。
 だがこの国にそんな規制はない。
 舛田警視正は時計を見てスタンガンのスイッチを握る。
 「う、うぐ、うぐあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーー。い、いい、たいーーーーーーーーーーー」
 田所夕夏は失神から意識を戻して悲鳴を上げて叫ぶ。
 「あーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーー。がーーーーーーーーーー」
 強烈に躰は震撼する。
 舛田警視正は直ぐにスイッチを離した。
 「がふぁあーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 田所夕夏は荒い息遣いで暫く躰を震撼させ続ける。
 「どう。失神して百パーセント逝ってしまったのよ。気持ちよかったでしょう。お漏らしもしたし」
 舛田警視正は哂いを浮かべて詰る。
 「・・・・・」
 田所夕夏は首を振っていやいやをした。
 「まだ認めないの」
 「気持ち良くたってこんなの地獄です」
 田所夕夏は涙を溢れさせる。
 「まだまだ調教が必要ね」
 ここで放送は終了である。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が待機していた。病院送りの必要はないので服を着けさせて鉄格子に戻す。
 
 翌朝。
 夕嵐の潜水艦。
 起床したのは南大東島の沖合である。
 潜望鏡深度で小型のレーダーとアンテナだけ海上に出す。
 娼帝國の衛星から情報を傍受して深深度に降下した。
 田中一美元特務中尉が朝食を配給する。
 陸上養殖の焼き魚。豆腐。味噌汁。御飯。唐津で食文化はそれなりに充実してはいるが娼帝國に比べたら質素である。
 「昨日も受刑者が居たのね」
 「ああ。アメリカの出発で忙しかったからね。傍受しなかったね」
 「永井さん、吉村さんと同じことやったのね」
 「ああ。舛田が復活した」
 夕嵐の面々には極めて嫌な存在である。
 
 娼国。ホテル四十六階の会議室。
 機動部隊の長官と潜水艦隊の長官が全員集まっていた。
 「どの艦隊も現地では敵には出くわしていません。問題は爆撃の後で潜水艦が出現したことですね」
 加賀美少将である。
 「まだまだ爆撃の必要があるか」
 平佐和が確認する。
 「かなり何度も補給して爆撃はしました。何処までやっても完全とは言えません」
 天葛少将は補給艦を何度も往復させた。
 「地球全体かなり広いです。隠れる場所はいくらでもあると思います。でも食料が尽きるのでしょう。汚染された魚を海で獲るしかないかもしれません」
 葛城義和は食糧難で出て来たと見ている。
 「国土は完全に破壊されているのだな」
 平佐和は追及してしまう。
 「地上は大方が焼け野原で核汚染されたままです」
 角谷少将が答えた。
 「いまの急務は四隻残った潜水艦です」
 生方少将はインド洋で第一機動部隊と第五機動部隊が接触した一隻を加えて言っている。
 「四隻は既に全部連携していると見るべきだな」
 湯野中である。
 「その可能性が高いです」
 加賀美少将も認める。
 「アメリカの艦でジョージワシントンとほぼ同型艦ですからね」
 関谷少将も同意見である。
 「生方少将。機動部隊には何も引っ掛からないですね」
 湯野中が第三機動部隊の状況を確認した。
 「今現在索敵機にも小型潜航艇にも何も引っ掛かりません」
 生方少将も自信をもって索敵範囲を定めたが効果はない。
 「どうでもこっちに向って来るとみて配備を行うべきだな」
 平佐和は護りを固めたい。
 「娼国を半円の起点に機動部隊と潜水艦隊を配置しましょう。娼国には小型潜航艇二十七機を配備しています」
 葛城義和の案である。
 「そうですね。娼国の周りは大型艦では動きにくいです」
 ラドルフマレカル少将も認めた。
 「海中爆弾を絨毯投下が有効です。ミサイルやロケットでは迎撃されたりデコイで躱されたりします」
 天葛少将はこのやり方が有効と主張する。
 「生産力はあります。数かつ早く落下する。逃げられることもありますがこの攻撃で何度か成功しています」
 「当面のアメリカの潜水艦と夕嵐を撃退したらもう一度遠征かな」
 平佐和はそっちはどうすると言う。
 「そうですね」
 加賀美少将が答えた。
 
 R国D市。杉原凜香の鉄格子。
 黒田美優と二人だけである。横山美由紀、河出夏海、佐々木舞は戻ってない。
 舛田警視正は入って来た。
 黒田美優と杉原凜香に戦慄が奔る。
 「杉原凜香。明日の夜ね。心の準備して置いて」
 舛田警視正はそれだけ言って戻ってしまう。
 
 セレベス海。
 夕嵐の潜水艦の会議室。
 海底に着底してアンテナを海上に出していた。
 田中一美元特務中尉の料理で昼食を摂る。
 デミグラスソースを掛けたオムライスにコンソメスープである。
 「私は娼国の周囲の浅い海に上野大尉らの小型潜航艇が潜んでいると思う」
 吉丘蓮実元中尉が見解を語る。
 「でもできるのはスクリューを破壊するだけよね」
 浜田佳美元中尉はやや脅威が分らない。
 「スクリューを破壊して衛星と連携してF18から800キロを一発で終わりよ」
 「ハルゼー艦長は小型ロケット一発ならデコイで躱せると言っていました」
 小日向奈央元少尉はそれも疑問と思ってはいた。
 「だから九機いて格闘戦法よ」
 「そうだよね。向こうは数が出せるね」
 浜田佳美元中尉も理解する。
 「バーバラ少尉が水中を索敵しても対応は不可能よ」
 「そうだね」
 「上手く一人だけでも逃げてくれたら良いけど」
 吉丘蓮実元中尉はバーバラ少尉とサリー少尉が心配である。
 「魚雷から変化するミサイルの効果はあるの」
 「迎撃ミサイルを上から襲うミサイルが引きつけても速射砲に迎撃される。全弾使っても駄目だと思う」
 「海底から突っ込んでホテルにランドセルドローンで上からとエレベーターと二手で突っ込む作戦は」
 「ランドセルドローンで何人か屋上から入れても井上中佐に倒される。その前に大方が射殺ね」
 「エレベーターからは」
 「私は絶対無理と言った。ロボット兵だけで防がれる」
 「そうだよね」
 田川真琴元中尉も同一見解である。
 「私達はどうする」
 「何処かで空母を一隻やる。そして向こうの注意を分散させる」
 「救助は」
 「戦闘が終わって一段落してからよ」
 「そうだね」
 「そうよ空母を一隻でも沈めましょう」
 「機動部隊は動き出したよ。第六機動部隊を狙おう」
 吉丘蓮実元中尉はこの艦隊が一番警戒が弱いと見ている。
 そしてこの艦からならば相手に見つかる前に打ち込める自信があった。
 「第六機動部隊こっちに向っているよ」
 逢見由愛元少尉が衛星の情報を確認して言う。
 「待ち伏せましょう」
 「五つの艦隊が扇状に進んでいる」
 「娼国の沿岸は小型潜航艇だけね」
 「しかし南の空軍基地からF18で来るには少し時間が掛かるよ」
 「違うよ三機くらい上空に居れば良いのよ。燃料じゃなくて充電できるのよ」
 「ああ」
 「あっちは結果を見て動きましょう」
 夕嵐の艦は待ち構える考えである。
 
 唐津。海底の桟橋に設置された会議スペース。
 東条英治大統領らが此処で会議を行っていた。
 「吉丘蓮実らがあれだけ止めても行ってしまったな」
 東条英治大統領は落胆している。
 「アメリカのベテラン艦長が二人です。彼らからすれば若い女性の言うことですから。敬意は払って言っていてもそこは」
 斎藤千春議員もベテラン軍人のプライドと言いたい。
 「成功の可能性はあるのかな」
 「蓮実さんら向こうの内部を知った元工作員が駄目と言うのだからね」
 山本由紀乃議員も絶望的と言う。
 「せっかく洞窟を整備してくれたのに全部未帰還かな」
 澤田康弘議員も嘆く。
 「新兵器の開発は進んでいるのですか」
 「進んでいます。技術屋は居ますから」
 「食料の方も徐々に良くなっていますね」
 「生産方式が娼帝國と同じ屋内生産になりましたので三倍の生産量です」
 「台風は一気に減りました。怖いのは地震だけです」
 「海水温が異常に上がるのがなくなりました」
 「問題は子孫反映ですね」
 「それは今のところ絶望です。寿命を延ばす研究も進みません」
 「やはり娼帝國を変えて国民を解放しかないですね」
 東条英治大統領は崖っぷちの表情である。二十年くらいしか余裕はない。
 
 川越。管理棟屋上。
 小滝橋佳苗中尉は中元克己大佐らを迎えに来た。
 「今回は」
 「娼国に向かいます。今夜はスイートルームを用意しました。生贄は杉原凜香です」
 「記憶にないな」
 「そうです。機動部隊の宴会にばかり出されていました。画面には五年くらい出ていません。でも一通りの拷問は受けています」
 「目論見通り夕嵐は動くのかな」
 「直ぐに動くかは分かりませんが娼帝國の首脳を狙う意志は明らかにあります。もとから娼国に対立していた加重死刑囚ですから」
 「救出して仲間にするという見解か」
 「溝口中佐は」
 「黒田美優までもか」
 「ですから今回は外しています」
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 津梨清吉は休みである。
 仲居がミニ懐石を運んでいた。
 そのあとに刺し盛りが出されて湯野中と平佐和はコップ酒。真紀子と葛城義和はビールである。
 溝口明日香中佐と准尉一人がカウンターの中。
 井上貴江中佐は仮眠を取っていた。
 他に五人配置されている。
 「機動部隊の配置は終わったよ」
 真紀子が報告した。
 「何か引っ掛かってくれると良いがな」
 湯野中は海栗だけを海苔に包んでつまみにしている。
 「ずっと唐津の海底に隠れたままかな」
 平佐和は生方機動部隊に何も掛からないのが苛立つ。
 「私は常に出入りして外海に居る可能性が高いと思います」
 「それじゃどの艦隊かに引っ掛かるか」
 「可能性は五割くらいです。哨戒機からの発見は難しいです。小型潜航艇も動員してその程度です」
 「この海図から索敵範囲は押さえているだろ」
 「アメリカの艦は別として夕嵐の艦はスクリュー音を出さないで航行できます。小型潜航艇がソナー音波を出せばその範囲を避けます」
 「発見は偶然しかないのだな」
 「そうです。それでも網を張るしかありません」
 「期待できるのは上野少佐らの小型潜航艇とF18ですね」
 溝口明日香中佐がカウンターから口を挟む。
 「それだけの防衛か」
 平佐和は不安と言う。
 「こっちの島のミサイル防衛はかなりのレベルです」
 「だが大型のドローンが超低空で侵入したな。一度は態と入れさせたが」
 「その防衛もできています。艦隊とは別にイージス艦を二隻港に配備しています」
 「うん」
 平佐和はやや納得の返事である。
 
 翌日夕方。
 R国D市。杉原凜香の鉄格子。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が入って来る。
 下着とミニスカスーツが投げ込まれた。
 「出発だ着替えろ」
 
 娼国。ホテル四十六階の大宴会場。
 中元克己大佐らは大道具を準備していた。
 「今日はどうします」
 「少し派手目に行こう」
 人間を磔る大きさの車輪がレールに乗って左右に一回転ずつする大道具が搬入される。
 測的装置が付いた弓矢や銀球を撃つ機関銃も搬入された。
 続いて電気椅子も搬入される。
 
 セレベス海。
 夕嵐の潜水艦の発令所。
 「哨戒機の発艦を始めたよ」
 「この辺に網を張る気ね。少し離れましょう」
 「動くよ」
 「空母が発艦を終えて停泊したら目標を測的して攻撃しましょう」
 「どっちを」
 「二本。一本ずつ目標をインプットよ」
 「そうか二隻とも発艦不能にして逃げる」
 「そうよ。発艦ができなければイージス艦が追いかけて来るだけ。これと同型艦が居てもロボットが乗って多分こっちが軽いよ」
 「停止した」
 中依美緒元少尉が報告する。
 「哨戒機は八機」
 「少し待ちましょう。停泊を確認して」
 「無音魚雷測的終わり。射程四万」
 「良し。発射。直ぐ移動するよ」
 「無音潜航で移動」
 魚雷は海中を近くまで進んでギリギリで上昇する。
 さらに海面が暗く雷積は見えない。
 
 空母天城の艦橋。
 「魚雷接近!」
 ウーーーーーーーーー。ウーーーーーーーーーーー。
 サイレンが鳴る。
 「機関始動。転舵取り舵」
 二艦とも機関を動かして回避運動を取るが間に合わない。
 船腹に一本ずつ命中してしまった。
 イージス艦が二隻ソナー音波を出して魚雷の来た方向に全速で向かう。
 
 夕嵐の艦。
 「魚雷命中。爆発音二つ。高速スクリュー音接近」
 「全速で逃げるよ」
 「同型の潜水艦のスクリュー音」
 「よし。艦尾からデコイを撃ってこの艦の直ぐ後ろを航行させるのよ」
 「六十二ノットくらい。こっちは七十ノット距離が離れて行くよ」
 小日向奈央元少尉の測的である。
 「予定通りね。全速で離れましょう」
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 「大変だよ。第六位艦隊が魚雷攻撃を受けて天城、雲竜大破」
 「なんと」
 湯野中は驚きに一瞬固まった。
 「白鳥少将の参謀長から報告。夕嵐の艦らしいとのこと。こっちの新鋭艦が速度で追跡不可能。相手は七十ノット」
 「どういうことだ葛城君」
 帰り掛けていた平佐和は慄く。
 「ロボットが五十体くらい乗っているからですよ。夕嵐は女性九人くらいですから」
 葛城義和が説明した。
 「ううん」
 平佐和は怒り沸騰してしまう。
 「まさに気狂いに刃物持って行かれたな」
 湯野中も悔しがる。
 「夕嵐の艦らしきは太平洋に向かって逃げたとのことよ」
 真紀子が伝えた。
 「それじゃこっちには来ないな」
 平佐和はやや安堵する。
 「いいえ。アメリカの艦が二隻とフランスの艦が。夕嵐は囮かもしれません」
 葛城義和は警戒は緩められないと言う。
 「その可能性が高いですよ」
 溝口明日香中佐も葛城義和の言うことを支持する。
 
 ジャワ海。
 潜水艦ジョージワシントンとフランスの艦はジャワ海から北上していた。
 狙うのは深夜である。
 
 娼国。ホテル四十六階の大宴会場。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が杉原凜香を移送して来て中元克己大佐に引き渡した。
 直ぐに神谷元一曹と大利根元二曹の手で全裸にされて準備されていた大きな車輪に両手を広げて大の字に磔にされてしまう。
 弓矢が前面に設置された。発射機から打ち出す。だが先端は細い針で矢も軽くほぼ威嚇である。
 機械が引っ張ってスコープで照準を合わせる。
 秋本元兵曹長が照準を合わせに掛かった。
 中元克己大佐が大きなスイッチを入れて車輪を回転させる。
 ゆっくり一回転して右の端に止まった。
 照準は正位置に戻った時の左の乳首に合わされている。
 秋本元兵曹長は半回転して杉原凜香の頭が真下になったタイミングでスイッチをクリックした。
 弓矢の速度と距離は車輪の半回転に合わされていた。
 車輪は正位置でぴったり止まる。
 弓矢の針は左の乳首を右に逸れて乳輪に突き刺さった。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 杉原凜香の悲鳴が強烈に轟く。
 逸れたのは僅か三ミリである。
 中元克己大佐が矢を抜いてしまう。
 杉原凜香の乳輪から血の玉が浮いて壊れて流れて白い肌に血の線を描く。
 秋本元兵曹長はもう一回左の乳首に照準を合わせる。
 また中元克己大佐が大きなスイッチを入れた。
 車輪は左に回転する。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 杉原凜香は恐怖に叫ぶ。
 そして左の端に止まった。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーー」
 顔を振って悲鳴を上げる。
 そのまま逆回転してゆく。
 秋本元兵曹長は杉原凜香の頭が真っ逆さまになった瞬間いスイッチをクリックする。
 車輪は正位置で止まった。
 矢は左の乳首の断面を抉るように突き刺さっている。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー」
 杉原凜香はまた強烈に悲鳴を上げた。
 既に乳首に血が滲んでいる。
 中元克己大佐が待機していた看護婦を手招きで呼ぶ。
 そして矢を抜く。
 また血の玉が浮き出て流れる。
 看護婦が止血して痛み止めを打つ。
 小さな絆創膏を針が刺さった部分に貼って終了である。
 杉原凜香の躰は震えていた。
 秋本元兵曹長は次に右の乳首を外して乳輪と乳房の皮膚の境目を狙う。
 杉原凜香の正面に下がったモニターにも照準が映っていた。
 大利根元二曹が大きなスイッチを引き下げる。
 車輪は左に回転した。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 杉原凜香の恐怖の悲鳴が轟く。
 車輪は左の端に止まる。
 直ぐに逆回転して頭が真下になった。
 秋本元兵曹長がスイッチをクリックする。
 車輪は中央の正位置に止まった。矢の針は乳輪と乳房の境目にきっちり命中した。
 「ぐうう。ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 杉原凜香の躰は痛みに強烈に震撼する。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーん。あふぁああーーーーーーーーーーーーーん」
 涙はないが顔を振って涙声の悲鳴である。
 照準を神谷元一槽が代わる。
 スタッフが弓矢を銀玉機関銃に交換した。
 これは連射ができる。
 杉原凜香は躰中に打ち付けられると悟る。恐怖に震えてしまう。
 中身は針ではない。銀球を入れる物だが同じ大きさに球状にした蝋燭の玉が込められていた。
 撃ち出せば摩擦熱で柔らかくなって当たって溶ける。
 中元克己大佐らは始まる前に微妙にその調整を行っていた。
 今度は車輪の回転に合わせて連射する。
 照準もついて行く。
 神谷元一槽は一回目の照準を左の太腿に合わせた。
 大利根元二曹が大きなスイッチを引き下げる。
 車輪は右に回転してゆく。
 機関銃は蝋燭の玉を連射する。
 太腿に命中して弾けて貼り付く。
 「う、うぐうわあーーーーーーーーーーーーーーー。ぐわあーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁあーーーーーーーーーーぐふぁあーーーーーーー」
 次々に太腿に熱蝋が広がって付着した。
 「がふぁあーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーー」
 杉原凜香は痛みに喚き続ける。
 一回転して正位置に戻った時点で左の太腿は蝋燭の膜が無数に被っていた。
 照準は僅かにずれて十センチくらいの円の範囲に無数に落とした蝋の雫のようである。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーん。ああん。あふぁあーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 躰はブルブル震えて遂に失禁してしまう。
 「あーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 なかなか失禁は治まらない。
 車輪の下はびしょ濡れである。
 ここで休憩指示が入る。
 掃除の為ではない。
 スタジオは新川越に切り替わった。
 「第六機動部隊の空母二隻。天城、雲竜が夕嵐の潜水艦と思われる艦から雷撃を受けました。傾き大破状態です」
 田原萌江が下着スタイルでスクリーンの横に立って読む。
 「乗員とロボットはイージス艦清霜と初霜に移乗しました。損害が酷いのでイージス艦から魚雷で弔いながら撃沈しました」
 真っ赤な下着姿の工藤美央が読んだ。
 
 バンダ海。
 アンテナを上げる夕嵐の艦。その発令所。
 「二隻とも撃沈処分されたよ」
 逢見由愛元少尉が娼帝國の報道を確認して伝える。
 「成功だね」
 「アメリカの艦には伝わらないね」
 「もうじき攻撃開始よ。娼国に向かって全速よ」
 セレベス海を抜けて真っ直ぐ航行して行く。
 
 娼国に近い大陸棚。
 ジョージワシントンとフランスの艦が接近していた。
 大陸棚の下には上野愛菜海軍少佐指揮下の小型潜航艇が三隻着底している。
 ジョージワシントンとフランスの艦の接近は探知された。
 小型潜航艇一隻が音を起てないで急上昇する。
 海面でアンテナを出して報告した。そのまま浮上せず海面すれすれに待機して待つ。
 
 娼国。ホテル四十六階の大宴会場。
 次は機関銃に蝋燭の玉ではなく硬い銀玉が装填された。
 照準は大利根元二曹が合わせる。
 今度は車輪を回転させない。
 スコープではなく杉原凜香の躰のフロント面を狙って連射である。
 「あがあーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーあーーーーーーーーー」
 杉原凜香は躰を揺すって強烈に泣き叫ぶ。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーー。まってーーーーーーーーーーーーーむりーーーーーーーーーー」
 さらに泣き叫ぶ。
 「あがあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーやめてーだめーーーーーーー」
 動く限り藻掻き車輪を揺すって暴れる。
 そしてまた失禁してしまった。
 僅かな時間で躰中蚯蚓腫れの斑点が紅くなって無残極まりない。
 「あがあーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーあはああーーーーーーーーーーん。あがあーーーーーーーーーーーーがふぁあーーーーーーーー」
 乱射が止まっても喚き叫び続ける。
 「い、いいたいーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーあふぁああーーーーーーーーーーん」
 どうにも堪えられず泣き叫ぶ。
 看護婦が皮膚表面麻酔を塗る。
 そのまま四人掛かって杉原凜香の躰は電気椅子に移された。
 頭に鉄条網で作られた冠を被せる。
 電源に繋がった線の先端に付けられた針を乳輪の下に潜らせた。
 「あ、ふぁあーーーーーーーーーーーーーん」
 杉原凜香は痛みに悲鳴を上げる。
 もう片方にももう一本潜らせた。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに小陰唇を二枚合わせてもう一本で貫く。
 「うふうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 涙を溢れさせた。
 大利根元二曹が大きなスイッチを引き下げて電流を流す。
 「ぐふぁーーーーーーーーーーーーーー。うう・・・・・うう・・・・・うう・・・・・うう」
 杉原凜香の躰は強く震撼し続ける。
 そして僅かな時間で口から泡を噴いてしまう。
 中元克己大佐が直ぐにスイッチを切る。
 ここでミサイルを迎撃する爆発音が連続して轟いた。
 撮影は中止である。
 搬送ができないので看護婦は医者を呼ぶ。
 ホテル側に待機していた医者が向かう。
 
 北の島では大型の誘導ミサイル二十二本が迎撃ミサイルで迎撃される。
 変形する魚雷が切り離して空中に飛び出すのを速射砲が破壊した。その二段目から火炎ドローンが飛び散る。それを速射砲が高速連射で撃ち落とす。
 消火装置が一斉に作動して島中に水が撒かれる。
 低空を無数に飛んで来るロケットを二隻のイージス艦が迎撃。島に突入したのは速射砲と迎撃ロケットが破壊した。
 ジョージワシントンから攻撃部隊がランドセルドローンを背負って上陸する。
 三十名くらいが飽水の中を潜ってホテルに突っ込む。
 これをロボット兵が応戦する。
 銃撃戦になった。
 ランドセルドローンを背負った別の部隊がホテルの建物すれすれに上昇する。
 それを天昇の間の一階下から津島と天葛大尉が射殺。
 屋上まで上がって露天風呂から突っ込んだ三名は井上貴江中佐と溝口明日香中佐が射殺した。
 
 海中では小型潜航艇がジョージワシントンとフランスの艦のスクリューを小型ロケットで破壊する。
 フランスの艦の艦橋。
 「バーバラ少尉。サリー少尉と小型艇で脱出しろ。状況を報告だ。二人だけでも逃げろ」
 「艦長は」
 「全員で突っ込む。早く行け。大型爆弾を投下されるぞ」
 バーバラ少尉が操縦して音を出さないで艦を離れた。
 そのまま大陸棚の上の海底に着底する。
 その頃上空に居たF18二機が小型潜航艇の誘導で二隻の艦に一発ずつ八百キロを投下した。
 二隻とも大破である。
 ランドセルドローンで脱出した数人ずつが仁川ホテルに突っ込む。
 ジョージワシントンから飛び出した五人が津島らが射撃した反対側から屋上まで上昇する。
 それを屋上で待ち構えた井上貴江中佐と数人で射殺した。
 バーバラ少尉らは無音航行でその場をゆっくり警戒しながら離れる。
 
 これらを二十キロくらい離れて確認していた潜水艦が居た。
 アメリカ海軍の残存艦でアイゼンハワーである。
 「ジョージワシントンともう一隻居たな」
 艦長ハワード中佐はまだ事態が掴めてない。
 「何故娼国を攻撃したのでしょう」
 副長ケーリン少佐も警戒の表情である。
 「此処を離れよう。危険だ」
 ハワード中佐は一度逃げることを考えた。
 「我々を行き成り攻撃して来たのは娼国の機動部隊ではないでしょうか」
 ケーリン少佐はそう憶測する。
 「焼け野原を爆撃したのも奴らだな」
 ハワード中佐は決め付けてしまった。
 
 バーバラ少尉の小型潜航艇。
 「スクリュー音」
 「これはアメリカの艦よ。ジョージワシントンと同型よ」
 「追いましょう。これに乗せてもらわないと唐津までは行けない」
 推進力を出して全速で追う。
 
 アイゼンハワーの発令所。
 「スクリュー音が追って来ます。特殊潜航艇の様な」
 「どうします」
 緊張が奔った。
 その時水中通話が入る。
 「アメリカ影の艦隊シードラゴンのサリー少尉です。収容してください」
 サリー少尉は必死に呼び掛けた。
 「ハワード中佐だ。海底に着底する」
 バーバラ少尉は海底に着底したアイゼンハワーのハッチに接続した。
 乗員が銃を構える中をサリー少尉からハッチの下の梯子を下がる。
 「アメリカ人です」
 下士官が報告する。
 説明を終えてサリー少尉は小型潜航艇から会場にアンテナを出して夕嵐の艦に連絡を取る。
 夕嵐も会場にアンテナを出していた。
 二艦が太平洋上で合流する。
 状況説明が終わってアイゼンハワーを誘導して唐津に帰還した。
 
 女衒の國 その二十八 続帝國はリベラル的正義の撲滅を繰り返す 完 
 
 女衒の國 その二十九 東ヨーロッパの残存民族 に続く


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