鬼三のSM小説
女衒の國 その二十六


娼帝國の夕嵐再び

この物語はフィクションであり、実在の人物、機関とは何ら関わりがありません。

 二〇二八年小満中元 太陰太陽暦二〇二八年四月二十一日。
 (この小説は2024年5月現在未来形です。またこの二十四節気は平気法によるものです)
 二○二八年五月十五日。
 
 娼国。仁川ホテル四十五階。特別会議室。
 吉丘蓮実元中尉の巧妙な作戦で呼び寄せて生け捕る計画が失敗して夕嵐の生き残り八人が野に放たれてしまった。
 「盗まれた新鋭艦はセレベス海に進路を取っていたので唐津に先回りした。七十ノットは出ていたので追跡は断念した」
 ラドルフマレカル少将である。
 「攻撃はしなかったのだな」
 津島が確認した。
 「既にショートロケットの射程は超えていた。最新の魚雷を積んでいたが七十ノットでは無理だ。アストロックなども有効ではない」
 「追跡はしないで唐津に帰ると先回りしたのだな」
 「こっちの艦では追跡は不可能だ」
 「総統。新鋭艦はいつできる」
 津島は湯野中に催促する。
 「最初の五隻はもうじき進水できる」
 「湯野中さん。大変申し訳ないのですが。その五隻を機動部隊に配置していただけませんか」
 葛城義和は機動部隊に潜水艦の援護が必要と考えていた。
 「先生がそう仰るなら」
 湯野中はあっさり承諾する。これ以上空母を損傷する訳には行かない。原因はR国の新鋭艦の管理の甘さからの盗難である。
 「ところで三十隻全部唐津に展開して潜水艦は戻って来なかったのだな」
 また津島がラドルフマレカル少将に確認する。
 「そうだ。どの艦のソナーにも反応はなかった」
 「小型のドローンでステルス設計の物をフランスの艦が持っていたのだな」
 「それ以外考えられません」
 井上貴江中佐も言い切ってしまう。
 「全部吉丘蓮実の策略だな」
 湯野中は怒りが治まらない。
 「最初に逃がした機動部隊の指揮が低すぎる」
 津島も怒っている。
 「なったばかりの将校だからね。機動部隊の拡大で一気に水増ししたからね」
 真紀子はやや庇う。
 「指揮官が甘すぎる。何処の軍隊が色仕掛けで工作員を逃がすか」
 津島は治まらない。相手が真紀子でも遠慮のない言い方である。
 「あの大人しそうな顔して狡猾な女に掻き回されているよ」
 「短い期間に奪った潜水艦を手足のように使うしな」
 津島もそれには驚いていた。
 「どうします。唐津近海はいくら攫っても何も出ません」
 天葛少将である。
 「食料を何処から調達するか。それがカギです。魚は海から調達できて野菜は地下の基地で水栽培しても無理があります」
 葛城義和はどうしても唐津とどこかで繋がっているとしか思えない。
 「唐津近海にソナーケーブルを設置しますか」
 「海上自衛隊が国際海峡に設置していたものですか」
 今は総て核戦争後の戦闘で破壊されていた。
 「そうです」
 「無駄だ。もっと広範囲にやっても限界はある。そっちの作業にロボットを割いてられない」
 湯野中は完全否定である。
 「暫く唐津の見張りと海上索敵だけで出方を見ましょう」
 「そうだな。どこかのシティに上陸する兵力はないからな」
 湯野中も葛城義和の判断に賛成した。
 
 川越ニューシティ。娼国が進出した一番古い街である。
 プレールーム。
 娼国の工作員を引退した中本克己はまた十川茉奈を指名した。
 十川茉奈は怯えながら入って来る。
 一度怪我をさせていた。
 そして中本克己は川崎優菜元中尉と田中一美元特務中尉の元上司である。
 彼女らは娼国を裏切って小日向奈央元少尉と黒田穂美元少尉を鉄格子から連れ出して唐津に合流した。
 そして真紀子から厳しいお叱りの言葉を受けていたのである。
 さらに見張りも付けられていた。
 中本克己はどうであれ遊びたい。
 十川茉奈は稼ぎが欲しかった。
 潰されたクリトリスは病院で綺麗に治っている。
 「脱げ」
 中本克己が要求した。
 「はい」
 今回も十川茉奈は全く躊躇いなくあっさり脱いでしまう。
 「まったく恥じらわないな」
 「だってどうせ脱ぐでしょう。それにもう一回全部見られているじゃない。いつも四対一で真っ裸でエッチしてるもの」
 十川茉奈はあっけらかんとした態度である。
 「いっぺんに四人相手か」
 「だって一人じゃ足りないよ」
 「何という奴だ。お仕置きが必要だな」
 「病院送りは嫌だよ。三週間も入院したよ。稼げないしエッチもできなくて辛いんだから」
 十川茉奈は不服を言う。
 「この間は失敗したが。消毒程度で済めば良いのだな」
 「優しく」
 「はっはっは。それじゃSMにならないな」
 中本克己は許さない。
 無言で床に尻を着かせて高手小手に縛ってしまう。
 片方ずつ脚首に縄を掛けてフックを付ける。
 天井に滑車二本を一メートルくらい離して吊るす。
 滑車のフックを下げてそのフックに脚首に付けたフックに引っ掛ける。
 そのまま二本の滑車の縄を引いて逆さ吊るしにゆっくり吊るし上げてしまう。
 十川茉奈の躰は胸部を高手小手に縛られたままY字開脚に逆さ吊るしにされてしまった。
 「いやあーーーーーーーー。こんなに広げてお○○こ叩くの」
 十川茉奈は恐怖に震えている。
 「そうだよ。クリ潰さなきゃ良いのだろ」
 中本克己は叩きたい興奮が滾っていた。
 教鞭の様な竹の鞭を構える。
 「そんなのだめーーーーーーーーーーー。お○○こ斬れちゃうよーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 十川茉奈は強烈に叫ぶ。
 中本克己は左の内腿から太腿の表面に掛けて叩く。
 「う、ぐう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 空中で躰を前に丸め揺すって藻掻きながら悲鳴を絞り出す。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 直ぐに蚯蚓腫れが浮く。
 中本克己は二発目を二センチくらいずらして叩く。
 「うう、うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーー」
 顔を振って腰を捩り膝を寄せて藻掻き躰を震撼させて泣き悲鳴になる。
 二本目の蚯蚓腫れが浮く。
 一本目は既に紅い筋になっていた。
 「い、いいたい。痛いよーーーーーーーーーーーー」
 十川茉奈は藻掻きながら痛みを訴える。
 スマートな範囲だがスレンダーと言うにはやや太腿にボリュームが感じられた。雪の様に白い太腿に深紅の筋が奔っている。
 三発目を構えた。
 十川茉奈は脚首が別々に吊るされているのでかなり空中で動く。膝を寄せて内腿を護ろうとする。
 中本克己はその膝の直ぐ上の腿を揃えて叩き込む。
 「うがあーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 膝を交互に暴れさせて悲鳴を轟かせた。
 十川茉奈のドテの黒い塊は綺麗に剃毛されている。
 そのドテの僅かな膨らみを叩く。
 「ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 直ぐに蚯蚓腫れが浮いた。
 中本克己は腰を落として乳房を狙う。
 「あふぁあーーーーーーーーーー」
 十川茉奈は恐怖の悲鳴である。
 一気に乳房を二つ揃えて叩く。
 「ぐがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーん」
 頭を擡げて躰を前に折って藻掻く。
 
 唐津。洞窟内のR国から奪った新鋭艦の中。
 元夕嵐の六人に加えて娼国の元工作員川崎優菜元中尉と田中一美元特務中尉の二人を加えて八人が揃った。
 浜田佳美元中尉と中依美緒元少尉、逢見由愛元少尉はまだ拷問の傷が癒えてない。
 フランスの軍医が診ていた。
 一応順調に快復している。
 幸い脱出の寸前に藤香澄元中尉が機転を利かせて医局から抗生剤を大量に持ち出して来ていた。
 小型ドローンが『ロボットはいない。当直を催涙ガスで眠らせた』と通知していたからである。
 全員が新鋭艦のマニュアルを勉強していた。
 「偶然最新鋭艦が手に入ったのとフランスの潜水艦がステルスドローンを持っていたから成功したね」
 藤香澄元中尉は偶然と吉丘蓮実元中尉の機転に安堵の表情である。
 「でもこの新鋭艦。湯野中はどんどん量産するよね」
 田川真琴元中尉は直ぐに量産されて導入されて来るのを心配する。
 「今のうちに空母を沈めておく」
 小日向奈央元少尉がやや横着な発言をする。
 「駄目よ。空母は製造される。こっちの魚雷、ミサイルは僅かよ」
 吉丘蓮実元中尉は言下に否定した。
 「そうか」
 「この先どうする」
 藤香澄元中尉が吉丘蓮実元中尉に聞く。
 「決死の覚悟で四人の頭と津島、指宿を葬るのよ」
 吉丘蓮実元中尉は強い意志を示す。
 「あとのことはフランス軍と唐津の大統領らに任せる」
 「そうよ。このままだと人類が築き上げた民主主義が絶えてしまう。それを知らない世代だけになってしまうよ」
 吉丘蓮実元中尉は死を覚悟していた。
 
 対馬海峡。第一機動部隊加賀の艦橋。
 空母六隻。イージス艦二十九隻で対馬海峡六か所に展開している。
 加賀美少将が最先任で第六機動部隊と第七機動部隊を従えていた。
 撃沈された紅の代わりに休暇中の第五機動部隊の隼鷹が派遣されている。艦長、副長らは紅の艦長が務めていた。
 東シナ海寄りに加賀と赤城がイージス艦九隻とR国の新鋭艦に護られて展開する。
 天城、雲龍、有明、隼鷹の各艦がイージス艦五隻とR国の新鋭艦に護られて順に島根沖まで展開していた。
 白鳥少将と角谷少将、各艦隊参謀は加賀に乗っている。
 各空母には艦長以下と護衛のイージス艦の艦長が乗っていた。
 前路警戒のR国の新鋭艦のみ艦長は艦内である。
 津島の恫喝にも拘らず各艦に人数分のコンパニオンが派遣されていた。
 ラドルフマレカル少将指揮下の潜水艦隊は十五隻ずつ二交代で別途に東シナ海の対馬寄りから島根沖まで海底に待機する。
 空母からは哨戒機とヘリが十重二十重に索敵していた。
 甲板には戦闘機よりヘリが海中爆弾を搭載して待機する。天葛少将の海中爆弾の絨毯爆撃が有効という見解が採択されたのである。
 「葛城国家顧問は食料が唐津から補給していると拘りますが。ほんとにその見解で良いのですか」
 第七機動部隊の艦隊参謀が疑問を投げかける。
 「私はそれが正しいと思う。潜水艦が海の魚を獲るとは思えない。海底に基地が在っても野菜の水栽培も無理がある」
 「しかし唐津の中は完全に井上貴江中佐の諜報機関が二十四時間監視しているのでしょう」
 「川崎優菜元中尉と田中一美元特務中尉が乗って行ったヘリは唐津の近くに降りている。そして奪われた新鋭艦も唐津の沿岸で一回衛星が確認している」
 加賀美少将の参謀である。
 「それだけですか」
 「葛城国家顧問は唐津から海底洞窟が繋がっているのじゃないかと」
 「R国の地中の川の様なものがあると」
 「現実的でしょうか」
 第七機動部隊の艦隊参謀は食い下がる。
 「君は他にどんな現実的な見解があると思う」
 加賀美少将は十歳以上若い大佐に逆に確認してしまう。
 「まあそう仰られましても」
 第七機動部隊の艦隊参謀にも見解はない。
 「中国の海底基地は大方潰したはずです」
 加賀美少将の艦隊参謀はそっちの可能性も薄いと言う。
 「問題は洞窟が繋がっていたとしても唐津から運び出してないのはどう説明が付きます」
 まだ第七機動部隊の艦隊参謀は食い下がる。
 「陸上生け簀と畜産、野菜、米は直接その洞窟に運び込めばどうだ」
 「そう仰られたら可能性はあります」
 「R国の潜水艦なら洞窟の航行はできる。これまでの戦闘からフランスの艦も海底すれすれに航行する。洞窟も可能だ」
 加賀美少将は葛城義和の見解に準じていた。
 
 川越ニューシティ。プレールーム。
 十川茉奈は躰中を竹の鞭で叩かれて全身深紅の痕だらけである。そして失禁してしまった。
 吊るしから床に降ろされたがそのまま床に敷いた鉄板に大の字に磔にされてしまう。
 両腕を広げて手首をU字金具で固定される。
 大股開きで脚首と膝もU字金具で押さえられた。
 中本克己はグレープフルーツを何個もレモン搾りで搾る。
 それを鞭の蚯蚓腫れだらけの十川茉奈の躰に流す。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがああーーーーーーーーーーーーー」
 十川茉奈は躰を強烈に揺すって暴れサイレンの様に悲鳴を上げ続ける。
 全身鞭の蚯蚓腫れである。その蚯蚓腫れにレモンの汁が強烈に沁みて堪えられない苦しみが襲う。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な沁みに狂ったように泣き叫び続けた。
 中本克己はまだ許さない。蝋燭十本くらいに点火する。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 十川茉奈の震えと荒い息遣いは暫く治まらない。
 中本克己は蝋燭の芯の周りに蝋涙が溶けるのを待つ。
 「さあ。今度は蝋燭だ」
 中本克己は蝋涙が溶けたところで宣言した。
 「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。そんあのーーーーーーーーーもうむりーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 十川茉奈は強烈に首を振って躰を恐怖に震撼させて泣き叫ぶ。
 中本克己は蝋燭を二本持つ。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 十川茉奈は躰を硬くして身構えて叫ぶ。
 中本克己は?燭を持ったまま股間の手前にしゃがむ。そして両方の太腿に同時に流す。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーー」
 甲高い悲鳴が轟いた。
 「あはん。あはん。あはん。だめーーーーーーーーーーーー。もうやめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 十川茉奈は躰を揺すって泣き叫ぶ。
 中本克己は全く動じない。次の二本を乳房に掛けてしまう。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 大口を破裂させて躰を暴れさせサイレンの如く悲鳴を上げ続けた。涙は何処までも溢れ出る。
 次は臍とドテに流す。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに女の部分を指で広げる。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーそこはだめーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に藻掻き叫ぶ。
 中本克己は十川茉奈の腹に乗って暴れるのを押さえて指で広げた緋色の部分に流す。
 「あがーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー」
 十川茉奈はまた失禁してしまう。
 失禁尿が蝋涙を押し流す。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはん。あはん。あはん」
 十川茉奈は泣き続けた。
 中本克己は泣き止み蝋涙が固まるのを待つ。
 「このくらいは病院に行っても消毒で終わりだぞ。消毒が沁みるけどな」
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーあはん」
 十川茉奈はさらに涙を溢れさせる。
 「この躰で若い男らとSEXしたら興奮するんじゃないの」
 中本克己は嘲ていた。
 「一回目がすごく早く終わってしまうよ」
 十川茉奈は男が興奮しすぎるのを経験している。
 中本克己は真紀子に叱られてから不満が溜まっていた。
 今度の夕嵐と川崎優菜元中尉、田中一美元特務中尉の反乱を聞いてさらに鬱憤が破裂していたのである。
 「はっはっはっは。二回目は持つだろう」
 「男は三回しか使えないよ。トータルで足りない」
 凄い言い分だがこれが堂々と通る社会に変貌していた。
 中本克己は柄の長いスパンキングタイプの鞭を持ち出す。先端の革が柔らかい蠅叩きの形である。
 既に十川茉奈の躰に被った蝋涙は乾いて固まっていた。
 それで乳房の蝋涙を叩く。
 「ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 蝋涙は砕けて落ちる。蚯蚓腫れが何本も奔った素肌が剥き出して蝋涙の欠片が点在していた。
 中本克己の加虐心はさらに湧き立つ。
 内腿を強く叩くように太腿の蝋涙を叩き割る。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーー」
 蝋涙は割れるが僅かにしか落ちない。
 もう一発叩きつける。
 「うーーーーーーーーーーーーーーー」
 まだ僅かにしか落ちない。
 中本克己はやや短く持ち替えて斜めにスライドするように叩く。
 「うふうーーーーーーーーーーーーーーー」
 一気に崩れ落ちる。
 艶めいた太腿に無残な蚯蚓腫れの紅い筋が剥き出しになった。
 さらに上から蚯蚓腫れを叩く。
 「ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 十川茉奈の躰は痛みに強く弾き震撼する。
 今度は大方砕け堕ちた。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーん。いたいよーーーーーーーーー」
 また泣きごとを叫ぶ。
 中本克己はとことん綺麗に叩き落した。
 「最後にもう一つ強烈な悲鳴を聞かせて貰ったら水絆創膏で皮膚のケアをしてやる」
 そして恐ろしい目論見を宣告する。
 クスコと細い綿棒を用意していた。
 綿棒は全体が二ミリくらいの太さで脱脂綿が巻かれている。
 中本克己は床に敷いた鉄板に躰を低く座り込んで十川茉奈の膣にクスコを挿入する。
 螺子を回して女の奥を強く広げた。
 カテーテルカメラをクスコに接続する。
 中本克己は正面のモニターを指さす。
 「もう何度も見たよう」
 十川茉奈は全く動じない。
 中本克己は綿棒を指で抓む。
 カテーテルカメラが奥まで照らしていた。
 奥に薄紅色の粘膜の盛り上がりの中心に子宮口が確認できる。モニターを見ながら綿棒の先端を突っ込む。
 「うぎゃああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐぎゃあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 十川茉奈は躰を硬くして強烈に叫んだ。
 「い、いい、たいよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたい。いたい。いたい。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 涙を溢れさせる。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーん。もうやめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 十川茉奈の躰は強烈に震えていた。
 とても素人娘の十川茉奈が耐えられる痛みではない。
 中本克己はじっくり苦しむ姿を愉しんでいた。
 水絆創膏の準備をして待つ。
 十川茉奈は藻掻き泣き続ける。
 「ひどいよーー。こんなの堪えられないよ。ぐすん。ぐすん」
 十川茉奈はまだ泣き止まない。そして躰は震え続けていた。
 「さあ。鞭の蚯蚓腫れのケアをしよう」
 中本克己は含み嗤いで言う。
 「いやだあーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーー病院でやって貰う」
 十川茉奈は水絆創膏が沁みると察知した。
 「二時間ぐらい動けないよ」
 中本克己は余裕綽々である。
 「あ、ああーーーーーーーーーー」
 十川茉奈は確かに躰が重い。
 中本克己は水絆創膏を手に掛けて一気に太腿に塗ってしまう。
 「あがふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に沁みる。
 さらに手に掛けた。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんやめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 もう片方に塗ってしまう。
 「うごおーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に躰を揺すって藻掻き泣き叫ぶ。
 十川茉奈には堪らない地獄である。
 中本克己の加虐心は治まらない。
 次は乳房の上から直接流す。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐわあーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー」
 顔を振って表情を破裂させて叫ぶ。
 中本克己は乳房に流した水絆創膏を掌で伸ばす。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーがあーーーーーーーーーーーーーーーがあーーーーーーーーーーーーがふぁあーーーーーーーーーーーーーーー」
 十川茉奈は震えて悲鳴を上げながら首を振り続ける。
 まだ腰からドテが残っている。中本克己は全部塗らないと気が済まない。
 「もうだめーーーーーーーーーーーーーーー。レモン塗ってまだ虐めるーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 十川茉奈は泣き叫ぶ。
 それでも腰からドテに流す。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 さらに強烈に藻掻いた。
 十川茉奈から涙はぽろぽろ溢れ出ている。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーん。あはん。あはん。ひどすぎるよーーーーーーーーーーーーーー。こんなの堪えられないよーーーーーーーー」
 泣きながら悲痛さを訴えた。
 「もう終了だ。暫く動けないぞ。二時間くらい休んだら帰れ」
 「病院に連絡するよ」
 「あっはっは。消毒して終わりだな。もう一回沁みる痛みだ」
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーん」
 十川茉奈はどうにも怒りのやり場がない。
 戒めは解かれたが躰が重くて動かないのである。
 中本克己は帰ってしまった。
 
 唐津。洞窟の中の桟橋。係留中のR国から奪った潜水艦の発令所。
 吉丘蓮実元中尉らは小型潜航艇をリモコン操作に成功した。
 洞窟内にケーブルを設置して無人で遠隔操作する。小型潜航艇は洞窟を出た海底の割れ目から海上にアンテナだけ出して衛星の情報を傍受した。
 これで機動部隊の位置は全部分かる。
 分からないのは潜水艦の配備だけである。
 「ねえ。湯野中は今どのくらい新鋭艦を配置しているかな」
 小日向奈央元少尉が呟く。
 「ドックから考えてまだ五、六隻よ」
 吉丘蓮実元中尉の見解はほぼ的中していた。
 「それって機動部隊とは別行動だよね」
 田川真琴元中尉は機動部隊は娼国。R国の新鋭艦だからラドルフマレカル少将の配下と考える。
 「葛城が機動部隊に配備を要求するかもしれないよ」
 「娼国に接近するルートは空いているね」
 「あっちが新鋭艦を配備してきても其処までは行けるよ。今以上の速度はそんなに簡単にアップはできない。問題は中の警備よ」
 吉丘蓮実元中尉らは娼国への侵入を毎日検討していた。
 
 R国D市。玉川香澄らの鉄格子。
 舛田警視正が入って来た。
 一気に緊張が奔る。
 「今夜の加重終身刑の加重部分の稼働は安曇佐那と森田紗椰。覚悟をして準備をしておきなさい」
 舛田警視正は全員いる前で宣告する。
 二人は怯え切った表情で舛田警視正を見上げるだけである。
 「二十二時に迎えに来ます。心の準備をしておいて下さい」
 舛田警視正は言い置いて出て行く。心の準備と言う言葉が二人には痛み以上に突き刺さって浸透した。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間である。
 カウンターが設置されて大きな窓の後ろに夕陽に染まった南の島と海原を望みながら津梨清吉が夕食の仕込みを行う。
 「八人を野に放ってしまったけど。これから彼女らどう出ると思う」
 真紀子は葛城義和に問い掛けていた。
 一番左が平佐和周一郎、次が湯野中匡史、L字の角をやや開けて葛城義和、一番右の窓際が北嶋真紀子である。
 「此処を狙って来ると思います」
 葛城義和は相変わらずビール。
 それも明治、大正、昭和と一世を風靡し社会全体がライトなビールに代わりつつあった平成、令和を静かに生き抜いてきたラガービールを飲んでいた。
 核戦争後に娼帝國の製造になって太らない性質になったが味は昭和から変わらない。
 何故かビールはこの一種類だけで国家が製造するのみである。葛城義和の発言力と指導が大きく反映していた。
 「もしもよ。私達四人が暗殺されたとしたらね。奴らロボットによる治安はどう対応して来るの」
 真紀子は日本酒の純米吟醸である。
 日本酒も湯野中と平佐和、葛城義和の好みから三銘柄だけが娼帝國に引き継がれた。
 「それ以前に我々四人が暗殺されても指宿氏と津島氏が残るでしょう。奴らは月村をもう一回締め上げるのじゃないかな」
 ここは葛城義和も曖昧である。
 「真紀子さん此処の警備は厳重でしょう」
 平佐和は枡酒。湯野中と同じ純米酒を好む。既に醸造酒は存在しない。
 「絶対とは言えないのでは」
 真紀子は今回の奪還でかなり揺らいでいた。
 「それでは最後の護りに我々四人の代替えロボットを作っておきますか」
 葛城義和は後継者より自分らの政策を永久的に引き継ぐ体制を提案したのである。
 「葛城先生。そういう考えもありますね」
 湯野中も反対ではない。
 「そうね」
 真紀子も考えてしまう。
 津梨清吉は切り身を焼いた魚を出す。四人とも確りした食事はしない。
 「奴らは必ず襲って来るのか」
 平佐和の疑問である。
 「そのまま地下に潜んで安泰を図るの」
 真紀子はそう思わない。
 「強い意志を持って凶行に出たのです。動かない筈はありません」
 葛城義和は断言する。
 「今度こそ生け捕らないとな」
 「津島は生け捕りは諦めて抹殺を主張していたよ」
 「それも已むを得んな」
 湯野中も反対はできない。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 舛田警視正の番組の時間である。
 安曇佐那と森田紗椰が引っ張り出された。
 今夜は抽選で当たった十二名の男らが呼ばれている。夕嵐が逃げたので當間五郎らのお呼びはなかったのである。
 二人は既に六人ずつの男に輪姦されてグタグタになっていた。
 夕嵐の面々でなくともこれまでの生贄と違う。捕まったばかりの普通の素人娘である。
 宴会で何度も生贄にされている加重死刑囚とは違う。
 「さあこっちの六人からよ。各自やりたいことをリクエストして」
 舛田警視正が半分の六人に呼び掛けた。
 うちの一人は既に鞭を触って選んでいる。
 安曇佐那は蒼い表情で見ていた。
 「浣腸してお尻に小便流し込みたいです」
 二十代前半の若い痩せ型の男である。
 舛田警視正は瞬間考える。
 「いいか。洗えば」
 これはOKしてしまう。
 「尿道責めやらせて下さい」
 五十代初老の紳士タイプである。
 「良いのじゃない」
 これもOKする。
 「針銃はできますか」
 五十代厳つい男である。
 「駄目よ。でも柄付針なら」
 飛ばして突き刺すのは抑えて突き刺すだけ許可した。
 「三角木馬は使えますか」
 四十代ややイケメンおじさんである。
 「NG。入院期間が長いからダメ」
 完全否定する。
 「蛇イレポンはどうでしょう」
 二十代のやや小太りの男である。
 「駄目よ。気が狂ったら刑が無意味になるでしょう」
 これも完全否定になる。
 「貴方は鞭叩きね」
 舛田警視正は鞭を選んでいた三十代のインテリ風に言う。
 「はい」
 この男は何としても鞭打ちがしたい。
 却下になった二人は舛田警視正が指示となった。
 安曇佐那はスタッフの手で拷問椅子に磔にされる。
 バケツの水を板氷できりきりに冷やした冷水が運び込まれた。
 それを二十代前半の若い痩せ型の男が浣腸器に吸い上げる。
 安曇佐那は既に全裸で大股開きにされていた。この姿が全シティに公開されている。安曇佐那にはこれだけで死ぬほど恥ずかしい。
 さらに排泄が公開される。
 だがそれは序章である。もっともっと恐ろしいことが待ち構えている。
 この男は安曇佐那を辱めて破局を愉しみたい。
 嬉々として浣腸器を構えた。
 拷問椅子の手前にしゃがんで女の部分を指で広げる。
 やや濁った緋色の部分が露になった。膣口はかなり複雑な閉じ方をしている。
 その膣口に浣腸器の先端を差し込む。
 「うーーーーー」
 安曇佐那は表情を顰めた。
 少しだけ注入して直ぐ抜く。そして慌ててアナルに差し込む。
 間違えたふりをしたのである。
 此処ではこの程度は許される。舛田警視正も見ていて何も言わない。
 「う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 冷たい水が安曇佐那の直腸を襲って顔を究極に軋ませて呻き声を絞り出す。
 二十代前半の若い痩せ型の男は興奮を滾らせている。
 やや太腿から膝に丸みを感じるがそれがなければAクラスである。
 そして苦しみに顰める表情がなかなかそそらせる。
 もっと羞恥責めを行っても良いかもしれない。
 「ううーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 痛みに苦しい声を漏らす安曇佐那の表情は究極に軋んでいた。
 「ねえ。彼女のお○○こなかなか生々しくない」
 舛田警視正がその男に話し掛ける。
 「はい」
 「態とやったでしょう」
 「済みません」
 「良いのよ。辱めたいでしょ。もっとやらしてあげる」
 舛田警視正は笑っていた。
 男が注入し終わると舛田警視正はアナル栓を渡す。
 男はそれを突っ込む。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああ、あはああーーーーーーーーーーーーーん。はああーーーーーーーーーーーーーーん」
 安曇佐那の腹の痛みは佳境である。
 舛田警視正はそれを無視して男に尿道カテーテルを渡す。
 「いい。それでおしっこを管の途中まで出すのよ」
 そしてそう指示した。
 男は究極に苦しむ安曇佐那を横目に尿道カテーテルを滅菌したビニール梱包から出す。
 そして尿道カテーテルの真ん中くらいを指で抓む。
 舛田警視正が拷問椅子の斜め反対側から手を伸ばして安曇佐那の女の部分を広げてやる。
 男は片手で抓んだままもう片方の手で先端のやや手前を抓んで尿道の小さな亀裂に突っ込む。
 「うふうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は苦しみ藻掻きさらに躰を捩る。
 尿は男の抓んだ手前まで管を流れて来ていた。
 スタッフが大きな水槽を拷問椅子の真下にセットする。
 舛田警視正はスタッフにアナル栓を指さす。
 安曇佐那は苦しみ続けていた。
 スタッフはアナル栓に手を掛ける。
 男は尿道カテーテルを抓んだままである。
 舛田警視正はそこで手で制した。
 「苦しいよね。抜いて欲しいでしょう」
 「あはん。あはん」
 「私のうんこを見て下さいと言って」
 舛田警視正は安曇佐那に言えない言葉を要求をする。
 「・・・・・」
 安曇佐那は首を振る。
 「そう。気持ちいのね」
 「あはあーーーーーーーーーーーーーん。いたいですよーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は泣き叫ぶ。
 「それじゃあ。どうぞ私の排泄を見て下さいって言おう」
 舛田警視正は優しい口調で言う。
 「いやあ。あはあーーーーーーーーーーーーーん」
 安曇佐那は涙を流して首を振る。
 「そう。マゾなのね。苦しみたいのね。ねえ。お兄ちゃんこの女の苦しむ顔なかなか良いよね」
 舛田警視正は優しい笑みを安曇佐那に向けて後半を男に言う。
 「そうですね。ずっと見ていたいですね」
 二十代前半の若い痩せ型の男は心よりそう答える。そんな表情が滲み出ていたのである。
 「・・・・・」
 安曇佐那は舛田警視正の視線を避けて男を睨む。
 「どうするんだ」
 男は冷たく睨み返した。
 「どうぞ・・・・・私の排泄を・・・・・見て下さい」
 安曇佐那はもう苦しみに耐えられない。ようやく無駄でしかないプライドを捨てて羞恥を飲み込んだ。
 舛田警視正はスタッフに目で指示をする。
 スタッフがアナル栓を抜く。
 カレー状になった便が流れ出る。
 男も尿道カテーテルの抓みを放す。
 そして少し尿を出して尿道カテーテルを抜いてしまう。
 便が断続的に流れながら尿も会陰に僅かに静かに断続的に流れる。
 何とも恥ずかしさの極致で淫靡さの籠った光景である。
 両方の排泄が終わったらスタッフが股間付近を濡れタオルで拭く。
 舛田警視正は男にアナル開口器を渡す。
 「貴方のペニスはモザイク掛かるから安心して」
 拷問椅子を四十五度くらい後ろに倒す。そして前に踏み台が置かれた。
 男は開口器にワセリンを塗る。
 それをアナルに突っ込んで螺子を回して入口を開いた。
 舛田警視正はモザイクと言ったがスタッフはペニスを隠す筒を渡す。
 男は踏み台に乗って筒の中でペニスを出して構えた。
 筒の先端を開口器にピッタリ合わせる。
 男は容赦なく安曇佐那の直腸に小水を流し込む。
 入って行くのが見れないのが残念である。
 舛田警視正はそれを考慮してモザイクと言ったがスタッフは余計なことをしてしまった。
 水槽を受けて拷問椅子の角度を戻す。
 濁った小水が流れ出た。
 浣腸器に微温湯を入れて中を洗ってやる。
 「次。尿道責めね」
 「でも一緒に排泄してしまいましたよ」
 五十代初老の紳士タイプが不可能と言う。
 「関係ない。貴方のおしっこ流し込んで排泄させる手もある。もっと責めはいろいろあるでしょう」
 舛田警視正は尿道バイブを翳した。
 初老の男はにっこり悦ぶ。
 だがトイレに入って小水を出して来た。
 その尿を注射器に吸い上げる。
 尿道カテーテルの本来尿道に入れる先端を切ってしまう。その部分を注射器の先端に差し込む。
 舛田警視正が安曇佐那の女の部分を指で広げる。
 「・・・・・」
 安曇佐那は顔全体を歪めた表情で見ていた。
 初老の男は尿道の亀裂に出す方の先端を突っ込む。
 「うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 安曇佐那は悲鳴を絞り出しながら堪らない表情で顔を振る。
 注射器のシリンダーを押して初老の男の出した小水を流し込む。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は涙を溢れさせた。
 堪らない不快感である。
 「あはあん。あはん。あはん」
 泣き続けた。
 舛田警視正は尿道バイブを渡す。
 初老の男はそれをじっくり見てローションを塗る。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那はそれを見てさらに泣き悲鳴になってしまう。
 初老の男は嬉しそうにそれを尿道の亀裂に突っ込む。
 「うーーーーーーーふうーーーーーーーーーーーーーーーん」
 安曇佐那は異物が尿道に侵入した不快感に表情を究極に歪めて悲鳴を漏らす。
 初老の男はそれを指先でゆっくり動かす。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああん。あはん。あはん」
 さらに藻掻き泣き続けてしまう。
 初老の男は面白そうに尿道バイブを指で回しながらピストンする。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーー。いやあはああーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーん」
 安曇佐那は眉間に三重に皺を寄せて表情を軋ませて喚き続けた。
 「いやだよーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 他人の尿が入った不快感にさらに尿道への責め。安曇佐那には耐えられない不快感である。
 舛田警視正はスタッフにドリルバイブを要求した。
 自らそれを安曇佐那の膣に挿入する。振動とピストン運動をするドリルバイブである。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那はさらに泣き叫ぶ。
 舛田警視正はドリルバイブを始動した。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は表情を破裂させて声を上げ続ける。
 「だめーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーん」
 太腿を怒張させ躰を捩って藻掻き続けた。
 初老の男は尿道バイブを動かして弄り続ける。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーはああーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーー」
 躰を弓なりに迫り上げて拷問椅子を揺すって藻掻く。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は大口を破裂させて喚き続けた。
 舛田警視正はドリルバイブの振動を強化した。
 「いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがふぁあーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに頭を逸らせて躰を弓なりに仰け反らせて瞬間固まる。大口を破裂させた声を上げ続けた。
 安曇佐那はやがて白目を剥いてしまう。
 「つぎ柄付針」
 舛田警視正は五十代厳つい男に行って柄付針とクスコを渡した。
 男はその針部分を空中に翳して加虐心を沸騰させる。
 一度柄付針をテーブルに置いてクスコを手にした。
 ワセリンを塗って失神したままの安曇佐那の女の部分を指で広げて突っ込む。
 螺子を回して奥を最大限に広げた。
 カテーテルカメラを接続して内部を照らしてモニターに投影する。
 クスコの割れた部分から覗く膣壁は紅が強い。逆に奥に盛り上がった子宮口の周辺は薄紅である。
 男は生々しい女の奥を観察しながら柄付針を差し込む。
 子宮口の直ぐ横を狙って突き刺す。
 「うふうーーーーーーーーーーーーーーううーーーーーーーーーーーーーん。ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は瞬間意識を回復して悲鳴を絞り出した。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーん。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーん」
 強烈に慄いている。
 安曇佐那には思いもしない恐ろしい仕打ちである。
 男は一回抜く。
 「う、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 抜く時も痛い。
 男は針の先端を脱脂綿で拭いて構える。
 安曇佐那は強張った表情いでそれを見ていた。
 男は狙いを定めて子宮口の内壁を狙って突き刺す。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がはあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は大口を破裂させて顔を強く振って悲鳴を轟かせた。
 太腿に力が入って固まった感触が男に伝わって加虐心を満足させる。
 既に異常な興奮が男を支配していた。
 男は直ぐ針を抜く。
 「うう、うう、うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に痛そうである。抜く時の方が痛いかもしれない。
 子宮口の辺りから小さな血の玉が浮き出す。
 男は脱脂綿で針を拭いてもう一回構える。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーー。もうだめーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は涙を溢れさせていた。
 舛田警視正は柄付針を引き取ってブジーを渡す。
 男は子宮口に差し込むと理解する。
 それを構えてクスコを覗き込む。
 「えーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那はそれを子宮に突っ込まれると悟って驚愕する。
 男はブジーの先端を子宮口に当てて息を整えた。
 加虐心の満足を込めて突っ込む。
 「ぐうがふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーー」
 安曇佐那の太腿に力が入って固まる。躰を突っ張って表情を破裂させて悲鳴を連発した。
 壮絶な光景である。
 「どう満足した」
 「はい」
 「ねえ。彼女あんなに泣いているわよ」
 舛田警視正は残酷な表情を浮かべて言う。
 安曇佐那は号泣していた。
 「・・・・・」
 男は無言で笑顔を浮かべる。
 「少し休憩。ビール配って」
 舛田警視正はスタッフに要求する。
 「畏まりました」
 スタッフは既に氷を入れた水槽にビールを準備していた。
 「さあ。こっちの六人やりたいこと申告して」
 舛田警視正は森田紗椰を責める六人に言う。
 「私は鞭で叩きたいです」
 五十代の小太りの男が我先に申告した。
 「はい」
 舛田警視正も言った者勝を承諾する。
 「私にはその柄付針をやらせて下さい」
 五十代の痩せ型の男である。
 この男はいまのを見ていて加虐心が滾ってしまった。
 「私は乳首に洗濯鋏を」
 三十代の小柄の男である。
 「時間が足りないから駄目」
 舛田警視正は却下する。二時間は必要である。放送時間内にはできない。
 「私は全身電流ピンチを」
 四十代のがっしりタイプの男である。
 「電流流して一斉に引っ張るか。いいか」
 舛田警視正はやや考えて納得した。
 「私は膣弄りがしたいです」
 三十代で長身イケメンの男である。
 「まあ。ハードじゃないからお好きなように」
 舛田警視正はつまらなそうに答えるが男の顔を見て含み哂いを浮かべる。
 「私はティッシュにアルコールを霧吹きして躰の上で点火したいです。瞬間熱いだけで火傷にはなりません」
 六十代禿げ頭である。
 「産毛が溶ける程度ね」
 簡単に了解してしまった。
 「さあて貴方と貴方は縫合針ね。彼女のお○○こ縫ちぃましょ。でも初心者だから局部麻酔してからよ」
 舛田警視正は安曇佐那を責める担当の五十代厳つい男と四十代ややイケメンおじさんに指示する。
 スタッフが直ぐに縫合針と縫合糸を準備した。
 看護士が大陰唇の周りに局部麻酔を注射する。
 「準備できました」
 看護士が報告した。
 「いい。この医療手袋をして。この小陰唇を二枚重ねて抓んで根元から二枚重ねて貫くのよ。麻酔掛かっていても粘膜には届いてないから」
 舛田警視正はそう言って縫合針に縫合糸を通して差し出す。
 その間に看護士が二人に医療手袋を掛けさせた。
 四十代ややイケメンおじさんが先に受け取る。
 安曇佐那は怯えた表情で自分の股間を見ていた。
 四十代ややイケメンおじさんは安曇佐那の小陰唇を二枚重ねて抓む。そして根元に縫合針を突き刺す。
 「・・・・・」
 安曇佐那の怯え切った表情がさらに軋む。
 四十代ややイケメンおじさんは突き刺した縫合針の先端を貫こうと強く押し出す。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小陰唇が縫合針に押されて強く歪む。
 「うーーーーーーーーーーぐうーーーーーーーーーーーーーー」
 四十代ややイケメンおじさんが強く押し続けてようやく突き抜ける。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は顔を強く振って悲鳴を上げた。
 やはり痛いらしい。
 四十代ややイケメンおじさんが糸を引っ張る。
 「うぐうふうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は強烈に甲高い悲鳴になった。
 「それを縛って」
 舛田警視正が四十代ややイケメンおじさんに指示する。
 「ぐう、うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 糸を結ぶと貫いた部分の糸が動いて痛む。
 「ねえ。貴女。今夜たくさん飲んだでしょう。だから麻酔が効かないのよ」
 舛田警視正はアルコールが原因と指摘する。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那はまた泣いてしまう。
 「はい次」
 舛田警視正は五十代厳つい男を促す。
 五十代厳つい男は縫合針を受け取って安曇佐那の小陰唇を抓む。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 安曇佐那は涙を溢れさせる。
 五十代厳つい男も一気に突き刺す。
 「う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 そのまま強く貫く。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 だが一気に貫いたので一回目より痛みは軽微である。
 そのまま縛ってしまう。
 「ううーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は涙を零しながら痛みに震え続けていた。
 「あと一針ずつね」
 舛田警視正は無情の一言である。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 平佐和と湯野中はルームに引き上げていた。
 溝口明日香中佐が来ている。
 夜も遅いので純米酒を枡でやっていた。
 「舛田警視正。夕嵐が全部逃げちゃって生贄が足りないのじゃ」
 真紀子が舛田警視正にしては手加減が入っているのでそう呟く。
 「夕嵐の様にハードにはできなくてもあれで良いのではないですか」
 葛城義和は丁度良い程度と言う。
 「そうですね巷でハードになり過ぎない方が」
 溝口明日香中佐も葛城義和に同調する。
 「太刀川俊二どうなったの」
 真紀子は思い出したように言う。
 「井上がお説教しましたので少しは大人しくなっているようです」
 溝口明日香中佐は井上貴江中佐と確認した内容を報告した。
 「でもあの連中が謀反起こしたのはあの男が原因でしょう」
 真紀子は湯野中が居ないので確信を言ってしまう。
 「そうですね。それなりに時々監視はしているようです」
 「やはり葛城先生の言う通り今くらいが丁度良いのね」
 真紀子も納得する。
 「そうです。ハードコンパニオンでも良いくらいです」
 「あれが視聴率最大の番組ですから余程気を使いませんと」
 溝口明日香中佐もかなり気になっていた。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 安曇佐那は四針縫われて泣き続けている。
 鞭を持った男は早く叩きたい。
 「縫合糸をどうします」
 看護士が確認する。
 「病院に運んでからでいいよ」
 舛田警視正はにべもない。
 安曇佐那の嗚咽と荒い息遣いが終わるまで待つ。
 その間にスタッフが森田紗椰を拷問椅子に磔にする。
 森田紗椰は究極に震えていた。
 三十代のインテリ風の男が鞭を構える。先端が細長い一本鞭である。
 「あーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は怯えて悲鳴を上げた。
 その男は拷問椅子に大股開きにされた左の内腿を脚に沿って薙ぐ。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 この叩き方はかなり痛い。表情を大きく破裂させて悲鳴を上げた。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は痛みに悶える。
 男はもう一発同じ内腿に流すように薙いだ。
 「ぐがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに強烈な悲鳴になってしまう。
 男はやや立ち位置を変える。
 乳房を狙って横に薙ぐ。
 「ぐふうーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 悲鳴のあと安曇佐那から涙が溢れ出た。
 「あと二回よ」
 舛田警視正が制限を告げる。
 男はもう一発乳房に叩きつけた。
 「ぐうーーがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐわあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 また安曇佐那の表情が強烈に破裂する。
 あと一発である。
 男は残忍さを滾らせた。
 立ち位置をさらにずれて拷問椅子の横に立つ。
 二人が縫った女の部分に叩きつける。
 「ぐが、があーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 安曇佐那は悲鳴を上げながら失禁してしまう。
 縫い合わせた小陰唇の隙間から小水が溢れ出た。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーん」
 安曇佐那は号泣してしまう。
 そのままスタッフの手で拷問椅子の戒めが外されて看護士が押して来たストレチャーに乗せる。
 安曇佐那は先に病院に搬送された。
 「貴方からね」
 舛田警視正は三十代で長身イケメンの男に言う。膣弄りがしたいと言ったのである。
 テーブルに三種類のクスコ、その他産婦人科器具が用意されていた。
 男の要求でプレイ用に用意されていたカメレオンと鰻が運ばれる。
 男はクスコで森田紗椰の女の部分を広げてしまう。かなり大型のクスコで薄橙の膣壁が強く広がった。
 モニターに内部が拡大されて投影される。
 「あーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は堪らない恥ずかしめに泣き悲鳴を上げてしまう
 男の要求でスタッフがバターと蜂蜜を混ぜる。
 男はそれをへらで掬って膣壁に塗って行く。
 「・・・・・」
 森田紗椰は嫌な感触に顔を顰める。
 奥にはローズ色の子宮口の盛り上がりが確認された。
 男はその周りまで確り塗る。
 さらに男はカメレオンを水槽から取り出して抱きかかえた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。なにーーーーーーーーやめてーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は顔を強く振って躰を硬くして身構える。
 スタッフが下から小型カメラで股間付近を撮影。クスコの縁にはカテーテルカメラが接続されているが併用である。
 男はカメレオンをクスコの中に嗾ける。
 カメレオンは長い舌を伸ばす。
 膣壁に塗られた蜜で甘くなったバターを舐める。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰の躰はガタガタ震えていた。
 「あーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーー」
 悲鳴はサイレンの状態である。
 男はカメレオンを抱いたまま股間の前にしゃがんで確りクスコの奥に押し付けるようにしていた。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は堪えられない感触に藻掻き震え喚き続ける。
 バターがなくなってカメレオンの舌が萎えると男は水槽に戻した。
 「あはああーーーーーーーーーーーん。あはん。あはん。あはん。あはん」
 森田紗椰は泣き続ける。
 男は鰻を素手で掴む。
 それをクスコに近付ける。
 「やだーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰はまた強烈に喚く。
 一気に頭を突っ込んでしまう。
 「あーーーーーーーーーあはあん。ああーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーん」
 躰をがたがた震えさせながら顔を振って号泣する。
 男は直ぐに抜いて盥に戻した。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーん。あはん。あはん。あはん」
 何処までも泣き続ける。
 「次貴方ね」
 舛田警視正は六十代禿げ頭の男に言う。
 男はティッシュを大雑把にやや細く丸めて太い紐状にする。
 何本かそれを作った。
 それに霧吹きでアルコールを掛ける。
 「えーーーーーーーーーーーー。なにーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は驚愕の表情になって強烈に叫ぶ。
 カメレオンと鰻で泣き腫らした顔はスタッフが一応綺麗に拭いていた。
 もとより化粧はしてない。スッピンでも可愛い女である。
 一本のティッシュを太腿に斜めに乗せた。
 それにガスライターで点火する。
 ティッシュは瞬間淡い炎になって瞬時に燃え尽きた。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は強烈な悲鳴を上げてしまう。
 火傷にも何にもなってない。
 怖いだけである。
 男は二本目を乳首の周りに円を描くように置く。
 「いやーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰の表情は恐怖に引き攣っていた。
 男はそれも点火する。
 ティッシュは瞬間淡い炎になって消えた。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰はまた恐怖の表情を破裂させてしまう。
 次はドテの上に横に延ばして置く。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーー。もうやめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰の声は震えている。
 男は全く動じない。点火してしまう。
 「あーーーーーーーーーーーーーーあはん。あはん。あはん」
 また瞬時に燃え尽きて終わりである。
 男は舛田警視正の顔色を窺いながらドテの黒い塊に丸く載せる。
 舛田警視正は何も言わない。
 「あーーーーーーーあはあん。いやあーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰はまだ泣き悲鳴である。
 男は強めに炎を放った。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 瞬間炎に包まれやや陰毛が縮れた。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は泣き叫ぶ。
 「もう終わり。大したことないでしょう」
 舛田警視正はいい加減しなさいと言わんばかりである。
 「あんた何ともなってないよ」
 六十代禿げ頭の男が焼いた部分を触って言う。
 「はい。次は貴方」
 舛田警視正は四十代のがっしりタイプの男に指示する。
 スタッフが銅線で繋いだピンチを二系統準備していた。
 男はそれを一本に繋いでしまう。
 もう一本の銅線を手に持ち左の乳首から右の乳房へともう一本の銅線と一緒に小刻みに鋏んで行く。
 右の乳房の右端まで行くと折り返して左の乳房のすそ野まで鋏んでまた折り返す。
 森田紗椰は鋏まれた痛みに顔を歪めてその動きを凝視し続ける。
 大雑把にジグザグに鋏み続けてドテの上まで来るとドテを鋏んで小陰唇の左側に三個鋏み付けた。
 左の内腿を膝まで鋏んで終点である。
 最後に一緒に鋏んだ銅線をスタンガンの端子に繋いでしまう。これでスタンガンのボタンを押せば躰全体に強烈な痛みが奔る。
 一気に引っ張り飛ばされたら壮絶な痛みである。
 森田紗椰の躰は微妙に震えて唇は青い。
 脅えた表情で周りを見渡す。
 舛田警視正はスタンガンのボリュームを調整する。
 「これ以上ボリュームを上げては駄目よ」
 そして男に指示した。
 男はスタンガンを受け取ってボタンを掴む。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。・・・・・」
 森田紗椰の躰は一気に震撼する。
 「いたいーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーー。いたいーーーーーーーいたいーーーいたいーーー」
 大口を破裂させて躰を小刻みに震撼させながら叫び続けた。
 男は暫く苦しみ叫ぶ姿を愉しむ。
 「いたいーーーーーーーいたいーーーいたいーーーいたい。いたい。いたい。いたい。いたいよーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーー」
 涙が溢れて玉が零れる。
 男はスタンガンのボタンを放す。
 「うふぁあーーーーーーー。あはあーーー。ああ。ああ。ああ。ああ。ああ」
 森田紗椰は暫く震えが止まらない。
 舛田警視正は指を立ててもう一回を示す。
 「あ、ああーーーー」
 森田紗椰は恐怖の表情でそれを見た。
 
 R国D市。玉川香澄らの鉄格子。
 玉川香澄、林由紀乃、阿南瑤子の三名が残っている。
 警備員に貰ったワイン、日本酒、ビールで飲みながら舛田警視正の番組を怯えながら見続けていた。
 「あれ引っ張って飛ばすよね」
 林由紀乃は青い顔で森田紗椰の全身に鋏付けられたピンチを見ている。
 「強烈な痛みだよね」
 阿南瑤子も怯えていた。
 「二人とも暫く帰って来ないよね。病院も地獄だよ」
 玉川香澄は既に経験している。
 「三十五歳までこれが続くのだよね」
 林由紀乃はこの三人の中では一番長い期間となる。
 「一年だって持たないよ」
 玉川香澄は堪えられないと言う。
 「逃げ出すこともできないしね」
 逃げ出して掴まったのである。
 「夕嵐の吉丘蓮実さんたちは上手く逃げたよね」
 「だって工作員だよ」
 「私たちじゃどうにもならないよね」
 舛田警視正はかなり内容を押さえた心算である。だが見ているこの仲間の面々には驚愕の内容であった。
 そして次は自分らにも同じ運命が待っている。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 森田紗椰の全身を鋏んだピンチを繋いだ銅線を四十代のがっしりタイプの男が手に巻いて掴んでいた。
 「行くよ」
 男が引っ張る宣言をする。
 「いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 森田紗椰は恐怖に震えて叫ぶ。
 「5・4・3・2・1」
 舛田警視正が秒読みする。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 森田紗椰は怯えた表情を破裂させた。
 男は一気に引っ張る。
 「あがあーーーーーーーーーーーあーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーー」
 全部飛ぶには僅かながら時間が掛かる。森田紗椰は喚き続けた。強烈な痛みである。
 「あはあーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーー。あはああーーーーーーーー。ああ。あはん。あはん。あはん」
 森田紗椰は泣きながら失禁尿を漏らしてしまった。
 躰はガタガタ震えたままである。
 顔は号泣の涙に濡れてぐちゃぐちゃ状態になっていた。
 躰中にピンチの鋏んだ痕が無数について無残極まりない。
 スタッフが涙に崩れた顔のケアに入る。
 「少し休憩ね」
 舛田警視正はビールを要求した。
 既に柄付針とクスコが用意されている。
 男はビールを飲みながら森田紗椰の躰を舐め回す。
 かなり時間が迫っていた。
 スタッフが時計を見ながら舛田警視正に近付く。
 「全部撮ってしまいましょう。放映は明日予備チャンネルで」
 「畏まりました」
 放送の余り時間は森田紗椰の膣にクスコを挿入して柄付針を突っ込む手前までとして膣の奥から分泌物を取り出した。
 「貴方。最初時間稼ぎよ」
 「はい」
 舛田警視正は拡大した膣の中を長いピンセットで指示して説明する。
 「まずはこの子宮口の盛り上がった子宮頸部の周りから分泌物を掬い出して。それから膣天井部のここを責めるのよ。もっと濡れるからね」
 そしてロングスプーンと一緒にマイクロローターをピンセットで線の根元を抓んで渡した。
 男は瞬時にやるべきことを理解する。
 森田紗椰の膣の奥は充分に汚れていた。
 男は嬉しそうに汚れた粕を掬い出す。
 カメレオンが舐めた部分。そのあとの汚れである。
 掬い出した粕と滑りを黒いプラスチック板に載せて翳す。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはん。あはん。あはん」
 森田紗椰は首を振って拒絶する。
 男はクスコの向きを横にした。
 そしてマイクロローターの線に繋がった根元をピンセットで掴む。
 モニターを見ながらそれを膣天井部の一番敏感な部分に当てた。
 「うふうーーーーーーーーーーーーーーーーーん。うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーーん」
 森田紗椰の躰が固まり堪えられない声を漏らす。
 「うふううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ふふぁああーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰の躰は仰け反るように迫り上がる。
 男はじっくり責めて行く。
 そして一度膣の中で粘膜から離す。
 「あはあ。ああ。・・・・・ああ。・・・・・あはあ。・・・・・ああ」
 森田紗椰は切なそうな声になってしまう。
 男はもう一度膣天井部の敏感な部分に当て直す。
 「あーーーーーーーーーーーーーーあはん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰の表情は究極に軋む。腰が迫り上がった。
 「あーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰の躰は強烈に歪んで藻掻く。そして強く弾けた。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーん。ああ。ああ。ああ。ああ」
 暫く震撼し続ける。
 男は舛田警視正の表情を伺いながらもう一度敏感な部分に当ててしまう。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーー。もうだめーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーー」
 首を振りながら表情は強烈に軋む。
 舛田警視正は時計を見ている。
 やがて字幕が出て放送は終了した。
 男はもう一回森田紗椰の逝き顔を確認してマイクロローターを膣から出す。
 そして柄付針を翳した。
 「・・・・・」
 森田紗椰は恐怖に固まる。
 
 翌朝。
 唐津。洞窟の中の桟橋。係留中のR国から奪った潜水艦の発令所。
 八人で遅めの朝食を摂っていた。
 「舛田警視正の番組の時間が狙い目ですね」
 小日向奈央元少尉が呟く。
 「問題はどうやって突っ込むかよ」
 吉丘蓮実元中尉はずっとその策を考えている。
 「話し合いました」
 そう言った藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉の作戦は以下の通りであった。
 潜水艦で大陸棚の十キロ手前まで行く。
 潜水艦は着底して小型潜航艇を発進。
 小型潜航艇で大陸棚の下まで行く。
 潜水服を加工して魚の様に泳いでホテルの地下に入る。残坑を前回確認したので其処からホテル地下室のEVの軌道の下へ潜入する。
 夜間なら可能性あり。
 天昇の間の一階下の会議室会に潜伏して四人が集まったら一挙に襲う。
 「帰りはどうするの」
 吉丘蓮実元中尉は厳しい表情である。
 「ほぼ絶望です。港に出られたら小型潜航艇を奪います」
 「小型潜航艇も潜水艦も帰ってしまうの」
 「二回目を考えてその方が」
 小日向奈央元少尉はきっぱり答える。
 「あなた方が捕まったら娼帝國の放送に流れる。それがなければT国の沿岸まで逃れて。迎えに行く」
 「はい」
 来週に決行で話は纏まった。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 夕食はカウンターではなく座敷に配膳している。
 津島と柿崎一行、井上貴江中佐、溝口明日香中佐が来ていた。
 葛城義和の警戒する天昇の間を狙って来ると言う件での会議である。
 「工作員をホテルの各階に部屋に泊まらせて常駐させよう」
 ロボットによる防衛はベストに行われている。その隙間を埋めるにはそのくらいと津島は考えていた。
 「唐津の見張りは現状では少数の隊員とロボットで十分です。我々も交代で常駐します」
 溝口明日香中佐の発言である。
 「夕嵐の連中が狙って来るのは此処しかないな。まだ潜水艦を盗みに来るとは思えない」
 津島も葛城義和の見解の通り天昇の間を狙って来ると見ていた。
 中居が懐石料理と酒を配膳して行く。今夜は津梨清吉は休みである。
 
 R国D市。玉川香澄らの鉄格子。
 玉川香澄、林由紀乃、阿南瑤子の三名が予備チャンネルで続きの舛田警視正の番組を確認していた。
 二人とも戻って来ない。
 
 画面では森田紗椰が拷問椅子に磔のままである。
 股間にはクスコが入って奥まで大きく広げられていた。
 五十代の痩せ型の男が柄付針を突っ込む構えになる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は驚愕の表情で悲鳴を上げてしまう。
 男はその表情を愉しみながら子宮口の周りの盛り上がった粘膜に突き刺す。
 「あおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。おふぉーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は大口を破裂させて躰を硬くして叫ぶ。そして藻掻く。
 男は針を抜く。
 「ふふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 抜く痛みにも悲鳴を上げる。
 
 「あーーーーーーーーーーーー。すごいいたみだよーーーーーーーー」
 玉川香澄は見ていられない。堪らず泣き声を漏らす。
 「あの子まだ二十五だよ」
 阿南瑤子も悲痛そうに言う。
 三名は貰った酒でかなり酔っていたが完全に冷めてしまった。次は自分らである。
 
 画面では男が二回目を突き刺す。
 「ぎふぁああーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は涙を溢れさせて藻掻く。
 
 「ねえ。あの子まだあと二人に何かされるよ」
 林由紀乃も辛そうにそう呟く。
 「一人は鞭だったよ。あいつ我先に希望を言ったよ」
 玉川香澄は非難を込めている。
 
 男は三回目を子宮口の内側の縁に突き刺した。
 「ひひゃああーーーーーーーーーーーーーーーー。へしゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 森田紗椰はさらに涙を溢れさせる。痛みに躰を揺すって藻掻いた。
 男は針を抜く。
 「ふふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 膣の奥で血が滲み出ていた。
 男の興奮度は頂点である。
 だが男が柄付針を三回刺したので舛田警視正はブジーを渡さなかった。
 「鞭の後ね」
 舛田警視正は三十代の小柄の男に水絆創膏を渡す。
 「はい」
 その男は直ぐに理解した。
 「それじゃ鞭で叩きたい貴方」
 舛田警視正は五十代の小太りの男に言う。
 男が持っていたのは一メートルくらいのワイヤーが二つに折り返して先端がU字になった一本鞭である。
 「ふぇーーーーーーー」
 森田紗椰は恐怖に縮み上がった。
 五十代でも小太りで力もありそうである。
 男は肌理の細かく白い森田紗椰の躰を叩きたくて加虐心に滾っている。
 その鞭を斜めに構えた。
 「はあーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は恐怖に怯えた息遣いを漏らす。
 男は右斜め前に立って左の乳房目掛けて叩き下ろした。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は大口を破裂させ瞬間固まる。その躰を強く振って藻掻く。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーん。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに痛みに藻?いて叫ぶ。
 男は暫く苦しむ姿を鑑賞する。
 森田紗椰の左の乳房に横にU字を描いた蚯蚓腫れが深紅に染まる。
 男はその上からもう一発叩き込む。
 「ぐわあーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰はさらに躰を強烈に揺すって藻掻き暴れる。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあはああーーーーーーーーーーーーーーーん」
 涙は一気に溢れた。
 それでもまだ二発である。
 深紅のU字の痕が二重に重なって浮く。
 男は嬉々として右の乳房を叩いた。
 「ぐがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は大口を破裂させ号泣の涙を溢れさせて悲鳴を轟かせる。
 「うはあーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああ、あは、ああーーーーーーーーーーーーーーーん」
 強烈に痛い。藻掻き泣き続けた。躰の震えは止まらない。
 「次は内腿を叩いて。最後は貴方の一番叩きたいところ」
 舛田警視正が要求した。
 男は向き直って右の内腿を狙う。
 森田紗椰は拷問椅子に大股開きの状態。内腿の柔らかい皮膚をもろに叩かれてしまう。
 恐怖に硬く身構える。
 男は鞭のU字になった先端を内腿に叩きつけた。
 「うぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に暴れながら頭を振って悲鳴を絞り出す。
 直ぐに蚯蚓腫れが浮く。
 「ぐふううーーーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うふううーーーーーーーーーーーー」
 何処までも痛みに藻掻き続ける。
 男は拷問椅子の横へ大間開きの右脚の裏に回った。
 其処から女の部分に狙いを定める。
 森田紗椰は怯えた表情でそっちを見た。
 男の興奮度は頂点である。
 閉じ合わせた二枚の粘膜を目掛けて鞭のU字の先端を叩き込む。
 「ぐ、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。う、うう、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は強烈に顔と躰を揺する。
 「がふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 また失禁してしまう。僅かな尿が静かに流れていた。
 森田紗椰の震えが治まるのを待ってスタッフが股間を拭く。
 三十代の小柄の男が最後に水絆創膏を持って待っていた。
 ワイヤー鞭の蚯蚓腫れが深紅に腫れている。これに塗ったら堪えられないくらい強烈に沁みると期待を膨らませていた。
 「良いよ。じっくり塗って」
 舛田警視正が最後の一人に指示する。
 男は両手に流して乳房を両方一気に掴む。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーあ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 瞬間固まった森田紗椰の躰が強烈に震撼する。拷問椅子を揺すって藻掻きながら悲鳴を轟かせた。
 「あーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーああーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーー」
 悲鳴はサイレンの如く鳴り響く。
 男は続いて内腿の真紅の蚯蚓腫れに塗る。
 「ぐわふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーー」
 大口を破裂させて躰は狂ったように揺れる。拷問椅子は軋んでいた。
 男は最後の部分に期待を込めて待つ。
 「あーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サイレンの様な悲鳴はなかなか止まない。
 男は水絆創膏を手に掛ける。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。もうやめてーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は狂ったような泣き悲鳴で訴えた。
 男は拷問椅子の横から森田紗椰の小陰唇を掴む。
 「ぐがあーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがあーーーーーーーーーーーーーーーぐがあーーーーーーーーーーーーぐがあーーーーーーーーーーー」
 森田紗椰は壊れたサイレンの如く轟音のような悲鳴を上げ続ける。
 「ぐがーーーーーーーーーーーーーーぐがふぁあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーー」
 強烈に暴れ藻掻き続けた。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーん。あはん。あはん。あはん。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ」
 何処までも荒い息遣いで藻掻き暴れ続ける。
 そして無残な姿でストレチャーで看護士に運び出された。
 
 「ねえ。紗椰はあのくらいで翌日帰って来られないの」
 林由紀乃はそんなに重症なのかと不安を漏らす。
 「鞭の痕が引くのは時間が掛かるけど。入院の必要はないよ」
 阿南瑤子は言い切ってしまう。
 「病院の都合で直ぐに退院させないよ。インターンと看護士の実習モルモットだもの」
 玉川香澄はそれも経験していた。
 「何をされるの」
 「まず排泄は完全管理ね。看護士の手で小水は導尿。大は浣腸。消毒はめちゃめちゃ沁みて拷問と同じ。一日数回診察実習よ」
 これまでも出て来た供述と変わらない。
 
 唐津。洞窟内の桟橋。
 吉丘蓮実元中尉ら八人が乗ってR国から奪った新鋭艦が出港した。
 ゆっくり警戒航行しながら娼国に向かう。
 
 福岡ニューシティ。下層階の一般ラウンジ。
 十八時間ロボット調理と管理でバイキング形式の料理と飲酒を提供している。
 娼帝國総ての街に共通するシステムである。
 太刀川俊二は女を物色していた。
 井上貴江中佐に警告されて暫く大人しくしていたが女躰へSMの欲望が抑えられない。
 病院送りにしないプレイを考えに考えていた。
 目を付けた女は坂下彩里という。
 長身で気丈そうな女である。最近ハードに登録したらしい。
 ラウンジでじっくり観察する。
 ポートだけだとがっかりする場合がよくある。
 ようやく井上貴江中佐の部下の監視も居なくなっていた。
 明日に決めて予約を取る。
 
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦はフィリピン海を南下していた。できるだけ機動部隊との接触を避けたい。
 カレーライスにオムレツを乗せただけの粗略な夕食である。
 唐津で製造した日本酒で乾杯する。
 「月村元総理いま何処に居るのかな」
 「私達が最後に聞いたのは帯広に向かったとのことでした」
 吉丘蓮実元中尉の呟きに川崎優菜元中尉が答えた。
 「どうやって突っ込むか考えておかないとね」
 「津島はどうやってやるの」
 「一番難しいね」
 「撃ち合いになったら絶対ダメよ」
 「奴は何処で寝ているの」
 「仁川ホテル」
 「いっそホテルごとミサイルでやれたらいいのにね」
 「上からの攻撃は絶対に不可能よ。こっちのミサイルを全弾使っても迎撃される」
 「そうだよね」
 この次の作戦はまだまだ検討レベルにすらならない。
 
 福岡ニューシティ。プレイルーム。
 坂下彩里は怯えながら自分に仕方ない。これしかない。そう言い聞かせてじっと待っていた。
 太刀川俊二が入って行くとさらに怯えの表情は濃くなる。
 将校になれなかったとはいえ元軍人で一曹であった。厳つい表情はなかなかである。
 玉川香澄らの謀反を報告して曹長の恩給に昇格された。
 「さあ。脱いでくれ」
 太刀川俊二は行き成り要求する。
 坂下彩里は固まって立てない。
 太刀川俊二は坂下彩里の両脇に手を入れて躰を立たせる。
 ワンピースの後ろのファスナーを一気に下げた。
 そのまま肩から抜いて一気に床に滑り落としてしまう。
 「・・・・・」
 坂下彩里は何も言えない。
 躰の震えは太刀川俊二に充分伝わっていた。
 ブラの肩紐を左右に肩から外す。
 そのままブラを一気に下げてしまう。
 「う」
 構わず乳房に腕を回して掴んで唇を貪る。
 この程度なら献身婦は行っている筈である。
 ショーツも脱がしてしまう。スタイルは良い。外から判らない乳房の形も申し分ない。標準サイズで形も良い。
 乳房の中心に真っ赤な乳首が突起している。
 躰が良いので最初は産婦人科診察台に寝かせて挿入してしまう。
 「は、あーーーーーーーーーーーーー」
 硬く成っていた一物が奥まで侵入した。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーー。ああ。ああ」
 太刀川俊二が強く動くと坂下彩里は遠慮なく声を漏らす。
 躰の震えは治まっている。
 上半身が強く突っ張って表情が軋む。
 太刀川俊二は挿入したままローターと尿道バイブと掴んだ。
 クリトリスを剥いてローターを当ててしまう。
 「うふうーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うふああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強い刺激に坂下彩里の躰は強く弾けた。
 それを押さえつけて膣とクリトリスを責める。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 坂下彩里の表情は強く軋む。
 だが太刀川俊二の興奮度が高かった。あっけなく坂下彩里の中に果ててしまう。躰が良すぎたのである。
 ローターだけの責めになったのであと三つ手に取って順番に膣に押し込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーあはああーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーん。ああ。ああ。ああ」
 膣内を三個のローターが猛攻撃である。
 さらに尿道バイブも突っ込む。
 「えーーーーーーーーーーー」
 坂下彩里は尿道に入って来た違和感に叫び声を漏らす。
 太刀川俊二は構わず尿道バイブをゆっくりピストンする。
 膣内の三つのローター、クリトリスを責めるローター、そして尿道バイブである。
 坂下彩里の躰は強く仰け反って軋む。
 乳房の形も良い。乳首の高さから下に綺麗な半円形を描く。形は垂れ型だが垂れてはいない。弾力のある美しい乳房である。
 太腿の筋肉も綺麗な締まりを見せている。
 「あーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ」
 坂下彩里の躰は断続的に突っ張って頭を後ろに強く逸らせて藻掻く。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。だめーーーーーーーーーーーーーー」
 坂下彩里は躰を強く軋ませ撥ねて何回か逝き顔を繰り返した。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 そして大きな逝き声と共に白目を剥いてしまった。
 暴れて藻?いていたがあっけなく産婦人科診察台に沈んでしまう。
 太刀川俊二は興奮の坩堝である。
 失神した坂下彩里の躰を詳細にカメラに録画した。
 ローターを取り出すと膣液が多量に流れ出る。それを診察台に接続した容器に受けていた。
 尿道バイブを抜く。
 太刀川俊二は興奮の強さからその尿道口に指を突っ込んでしまう。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 坂下彩里は一気に意識を回復した。
 指を抜いて唇を貪る。
 坂下彩里は何か言うタイミングがなかった。
 さらにぐちゃぐちゃの膣に指を突っ込む。一番敏感な部分を強く刺激する。
 「あーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 坂下彩里は堪らない声を漏らしてしまう。
 太刀川俊二は興奮のあまりさらに強く唇を貪る。
 暫く興奮が引くまで膣に指を入れて唇を貪り続けた。
 躰を離すと次の願望は尿道カテーテルである。
 滅菌して梱包されたカテーテルを取り出す。
 それを坂下彩里の目前に翳した。
 「・・・・・」
 坂下彩里は無言で頷く。
 仕方ないと観念したのである。
 カテーテルの先端を指を突っ込んで責めた尿道に差し込む。
 痛くはないようである。坂下彩里は無表情で受け入れていた。指を入れられるよりましかもしれない。
 坂下彩里の尿は太刀川俊二の受ける尿瓶に流れ出る。
 「あーーーーーーー」
 坂下彩里は尿を抜き取られて溜息を漏らした。
 太刀川俊二は浣腸の準備に掛かる。
 バケツに三分の一の水に冷蔵庫の氷を全部入れて浣腸器に吸い上げた。
 坂下彩里は恐怖に引き攣った表情でそれを見ている。
 太刀川俊二はアナルに差し込む。
 「・・・・・」
 泣きそうな表情で浣腸器を見下ろしていた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
 侵入して来る冷水の冷たさに堪えられない。
 「うーーーーーーーーーーーーーー。ううぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーー」
 一気に腹の痛みが襲って来た。
 「ねえ。ちょっと。むりーー。いたいーーーーーーーー。まってーーーーーーーーー。ねえまってーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 坂下彩里は堪えられず痛みを訴える。
 「この苦しみもSMの範囲だよ」
 「えーーーーーーーーーー。むりーーーーーーーーーーーーーーーー」
 坂下彩里は涙を溢れさせて叫ぶ。
 太刀川俊二は仕方なく途中で注入を止める。
 アナル栓を取り出してねじ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 泣き叫ぶ。
 「少し待ってよ。水だけ出ちゃうだろ」
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーーーー。むりーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーー」
 喚き続けた。
 太刀川俊二は産婦人科診察台にガラスの便壺を接続してアナル栓を抜く。
 ズバーーーーーーーーーーーーーーーー。
 一気に茶色い水が噴き出した。
 「あーーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーん。いたいよーーーーーーーーーーーーー」
 坂下彩里はまだ泣き続ける。
 なかなか腹の痛みが治まらないらしい。
 さらに緩くなった便が痛みに藻掻きながら断続的に排出した。
 「あはあーーーーーーーーーーん。ああーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあ。ああ。ああ。ああ」
 腹の痛みが治まるまで垂れ流し続ける。恥ずかしさどころではない。究極の痛みにどうにも堪えられないのである。
 太刀川俊二は仕方なく浴槽に湯を流し始めた。
 産婦人科診察台の固定を解く。
 「洗って温めて来い」
 浴室を指さした。
 坂下彩里はよろけながら浴室に消える。
 太刀川俊二は思うように行かない。冷蔵庫からビールを出して飲み始める。
 剃毛をしてないことを思い出した。
 冷水の浣腸は相当に効くらしい。
 苦しむ姿は充分に愉しんだ。だがまだ加虐心が治まらない。
 さすがに井上貴江中佐も浣腸で警告は出さないと思う。
 あと二穴を責めて失神まで愉しみたい。
 
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦はフィリピン海からセレベス海に向けて進路を取っていた。
 日本酒を飲みながら艦内で製造したポテトチップがつまみである。
 「月村が帯広に居ても何処に居るかが問題ね」
 田川真琴元中尉が突っ込んでも帯広は広すぎると言う。
 「一号棟の筈よ。領事館の在った棟よ。それしか考えられない」
 特別なVIPである。特別室の在る棟に限定されると浜田佳美元中尉は断定する。
 「いいえ。出る前に情報を確認しています。スノータウン十一号棟。四十八階。四八〇一号室です」
 川崎優菜元中尉は反旗を翻す前に情報にアクセスしていた。
 「新幹線の入口から入る手がある。潜水艦からロケットで援護して」
 田川真琴元中尉の作戦である。
 「可能性はあるね。新幹線の軌道は走らない時は塞がっているけど。新幹線が走る時間を待って侵入の方が無難よ。ロケットは違うところを狙うのよ」
 吉丘蓮実元中尉が作戦を修正する。
 「そうですね」
 中依美緒元少尉も同意を示した。
 「そして指宿は通常R国C市ね」
 「津島をどうするかそこが一番問題です」
 浜田佳美元中尉は策を思い付かない。
 安全な海域なので潜水艦は最高速力で航行していた。
 
 宮崎ニューシティ。プレイルーム。
 涙が治まって躰を温めて腹の痛みも治まった坂下彩里は太刀川俊二にもう一回産婦人科診察台に乗せられた。
 そしてじっくり剃毛の屈辱を受けている。
 綺麗に黒い塊の形は整えられていたがローションを塗ってその陰毛をゆっくり剃って行く。
 坂下彩里が自分で手入れしていても剃り残しや生えかけの細かいのが確認される。
 それを入念に剃り続けた。
 坂下彩里は恥ずかしくて堪らないが既に浣腸で途轍もない醜態を晒させられた後である。
 諦めの境地と成っていた。
 太刀川俊二は美しい股間を完全に無毛にするとじっくり観察しながら動画に収める。
 そして目的のドリルバイブとアナルバイブの二穴挿入に掛かった。
 一人で二本のドリルバイブは操作できない。
 アナルにはアナルバイブを押し込んでガムテープで押さえた。
 そして膣にローションをボトルから流し込む。
 ドリルバイブを突っ込んでアナルバイブ共々スイッチを入れた。
 乱暴な責め方である。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 坂下彩里は藻掻き暴れ轟音のような声を上げ続けた。
 もとよりドリルバイブなど入れられたことはない。
 「あがーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 僅かな時間で白目を剥いて産婦人科診察台に沈んでしまった。
 じっくり躰を隅々まで撮影する。
 実に良い躰である。
 全体的に締まっていてごつい筋肉感もない。そして肌の肌理が細かく色白。AI判断で美人にはならないらしいがそそらせる顔と言えた。
 時間を見計らって起こす。
 「録画持って帰るかい」
 戒めを外してUSBに撮ったコピーを渡した。
 「ああ。録画」
 恥ずかしいでは済まない苦しみながらの排泄が記録されている。
 嫌な物でも心配なので持って帰るしかない。
 「ねえ。これ配ったりしないよね」
 「しないよ。またやらしてくれるね」
 「えーー。あの冷たい氷水の浣腸は」
 「それはなしだ」
 「うん」
 坂下彩里は稼ぎたい。受け入れてしまった。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 カウンターには四人だけである。隣の間には柿崎一行の部下が二人待機していた。
 いつものように津梨清吉が寿司を握り料理を出す。
 「我々の万一の場合の後継者クローンを作っておいたらどうでしょう」
 突然葛城義和が提案する。
 「子供を作るか」
 「既に私達の寿命は二百年を確保したけど殺害されたら終わりだものね」
 湯野中も真紀子も考えた。
 「俺のは要らないよ」
 平佐和は万一自分が殺されたら三人でやれと言う意志である。
 「月村さんのクローンも作っておいた方が」
 真紀子はそっちも危惧する。
 「そうだな。催眠学習で同レベルにしておくべきだ」
 この三人はたとえ自分が死んでも娼帝國の意志を継がせる意向である。
 津梨清吉は天ぷらを揚げていた。
 胃に重くないヘルシーな揚げ方である。
 インゲン、海老、白身、椎茸。四人とも軽い抓み程度が丁度良い。
 「あと数年で不老不死に近い効果が期待できるのだろ」
 「多少は若返れるようですが概ね今の状態で五百年くらいらしいです」
 「五百年の内にもっと進化するでしょう」
 危険が迫っているのに呑気な会話である。
 一階も直ぐ下の階も工作員が交代で張り込んでいた。
 
 数日後。
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦はM国側から娼国に接近する。
 吉丘蓮実元中尉が小型潜航艇で藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉を途中まで送って行く。
 夕食は赤飯と勝栗、日本酒、出汁巻き卵。勝栗と赤飯は唐津の東条大統領らが特別に用意してくれた。
 八人全員が最終的に死を覚悟して二人が第一陣の出発である。
 
 R国D市。玉川香澄らの鉄格子。
 安曇佐那と森田紗椰はまだ病院から戻らない。
 また舛田警視正が入って来た。
 三人に旋律が奔る。
 「今夜は玉川香澄。貴女よ。二十三時にスタッフが迎えに来ます」
 舛田警視正はそう言い置いて踵を返した。
 「あの。一人だけですか」
 玉川香澄は恐る恐る聞き返す。
 「そうよ。もう一人は河出夏海。以前にテレビで見ているかしら」
 そのまま去って行った。
 玉川香澄はやや安堵する。一人で放送時間いっぱい虐められるかと究極に怯えてしまった。
 核戦争の前から娼国に捕まっていた女性と想定はつく。いつ放送に出て来たかは覚えていなかった。
 
 舛田警視正はそのまま黒田美優元立憲国民党市会議員らの鉄格子に向かう。
 こっちでも全員に戦慄が奔った。
 海軍に呼ばれるより数倍怖い舛田警視正である。
 「今夜は河出夏海よ。覚悟しておいて二十三時にスタッフが迎えに来ます」
 そう言い置いて舛田警視正は踵を返した。
 黒田美優は恐怖の胸を撫で下ろす。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 津梨清吉は二十時で引き上げた。カウンターには代わりに溝口明日香中佐が割烹着姿で入る。
 平佐和は滞在する客室に引き上げた。
 その席には井上貴江中佐が座る。
 エレベーターホールは柿崎一行とその部下が固めていた。
 ロボット兵は各階に待機する。
 屋上には津島の部下がロボット兵と一緒に警備についていた。
 津島は平佐和の宿泊する階の客室に滞在して待機する。
 完全に臨戦態勢である。
 カウンターの奥には南側の島の僅かな明かりが点在していた。それ以外は漆黒の闇である。
 湯野中と井上貴江中佐はコップ酒。真紀子と葛城義和はビール。溝口明日香中佐は一応酒は飲まない。
 
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦は南の島から二十キロの海底に着底して時間を待っていた。
 藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉が艦に残る五人とハグを交わして小型潜航艇に乗り込む。
 小型潜航艇は水深音を出さないで海底すれすれに静かに航行する。
 藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉は既に潜水服に着替えていた。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 今夜は抽選で呼ばれた男は六人である。三人ずつで玉川香澄と河出夏海の二人を担当する。
 今夜は希望を聞かない。責めは舛田警視正が指示する。
 スタッフが玉川香澄の手首を縛り合わせた。
 縛り目にフックを付けて天井から下がった滑車のフックを下げて手首のフックを引っかける。
 そのまま滑車のもう一本の縄を引いて玉川香澄の爪先が床に僅かに着く高さまで引っ張り上げた。
 玉川香澄の躰は全裸で縦一文字に吊るされている。
 「片脚吊るし上げて」
 スタッフは左膝に縄を掛けてフックを付けた。それを天井から下がった別の滑車のフックを下げて引っ掛ける。
 そのまま片脚を吊るし上げてしまう。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄から悲鳴が上げる。
 股間が大きく広がって女の部分が丸出しになってしまった。
 玉川香澄の究極に恥ずかしい姿は全部の街に公開されている。九割方の人がこの番組に釘付けになっていた。
 核戦争前の無修正AV女優並みの辱めである。
 これだけでくらくらして挙動が落ち着かない。
 太刀川俊二にSMプレイで甚振られ辱められたがテレビへの公開は初めてである。
 「さあ。貴方よ彼女のお〇〇こ広げて剃毛して」
 舛田警視正は一番若い男に指示した。
 「はい」
 若い男は一本刃の剃刀とローション、櫛を受け取る。
 「これだけじゃないからね。がっかりしないで」
 舛田警視正はソフトなプレイで終わりじゃないと若い男を励ます。
 玉川香澄には若い男なのでさらに嫌である。
 若い男は先に玉川香澄の女の部分を思いっきり広げる。
 「あは、あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 玉川香澄は恥ずかしさの衝撃に泣き声のような悲鳴を漏らしてしまう。
 若い男は広がる限りピンクの粘膜を広げてカメラに晒し続ける。
 玉川香澄は強く顔を逸らせて堪え続けた。
 舛田警視正にローションのボトルを渡されてようやく広げていた指を放す。
 「あーーーーーーーーーーー。あはん」
 玉川香澄はため息のような息遣いを漏らした。
 若い男はローションをドテの陰毛に掛ける。
 大陰唇の周りは殆ど剃られていた。整えられたドテの部分に一枚刃の剃刀を横斜めに倒して抉るように剃る。
 黒い塊が下から浮き上がった。
 ローションで纏まった塊が砕けて落ちる。
 三回で大方落ちてしまった。後は入念に細かい残りを剃る。
 大陰唇に残った細かい剃り残し、生え掛けを綺麗にしてゆく。
 玉川香澄は顔を下向き斜め横に反らせて無言で恥ずかしさの極致に堪え続けていた。
 「もう一回広げて」
 舛田警視正はサービス精神で剃毛後の陰部の開帳を要求する。
 若い男はもう一回両手で小陰唇を引っ張った。
 片脚を吊るされて斜めに広がった股間。二枚重なった粘膜が割れて薄い緋色の部分が露になる。
 「あはーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄はまた辛い息遣いを漏らした。
 「降ろして」
 舛田警視正はスタッフに左膝を下ろす指示をする。
 直ぐに吊るしが下げられた。
 舛田警視正は二人に先端が四角い蠅叩きの様な一本鞭を渡して若い男に牛追い鞭を渡す。
 玉川香澄に恐怖の旋律が奔った。
 五十代の小太りの男、三十代の痩せ型の男、若い男の順に肩を押す。
 一人目五十代の小太りの男が右の乳房を四角い革の先端でビンタする。
 「うがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄の躰は爪先で床を蹴って後ろに跳ねる。そして左膝が跳ね上がった。
 三十代?せ型の男が反動で戻って来るタイミングに合わせて左の乳房をビンタする。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄の躰が強く震撼した。
 「一発目は太腿狙って」
 舛田警視正は牛追い鞭を渡した若い男に指示する。
 若い男は牛追い鞭の三分の一位を右手で持って回す。持ち替えて流すように飛ばした。
 股間の直ぐ下辺りの太腿を二本揃えて鞭の先端が巻き付く。
 「ぐわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄の躰は空中に固まって鞭が巻き付いたまま震撼する。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 若い男は鞭を強く押して絡んだ先端をほぐして引いて回収した。
 五十代の小太りの男が二発目を右の乳房目掛けて叩きつける。
 「ぐふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄の躰は後ろに強く撥ねた。また左の膝が蹴り上がる。
 三十代?せ型の男がまた左の乳房を叩く。
 「ぐふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 爪先を蹴って後ろに跳ねてそのまま右に左に揺れた。
 「慎重に狙って乳房を」
 舛田警視正はまた若い男に指示する。
 若い男は鞭を振り回す。
 乳房付近を狙ったが膨らみの直ぐ下に巻き付いた。
 「ぐおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄の躰が固まって弾ける。
 「ぐう、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強く躰を震撼させて藻掻いた。
 若い男は巻き付いた鞭を緩めて玉川香澄の躰から落とす。
 五十代の小太りの男が三発目も右の乳房目掛けて叩きつける。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄は早くも失禁してしまった。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 「しかし夕嵐の連中は非難するが葛城先生があの作戦を立てなければあと一、二年でアメリカと中国がAIで軍備を一変させていたな」
 湯野中が突然呟く。
 「そうですね。一年か二年でロボット技術と自動操艦も追いつかれていたかもしれませんね」
 溝口明日香中佐もその考えを指示する。
 「それにロシアがウクライナ、ヨーロッパに戦術核を使っていたかもしれないよ」
 真紀子はどうせ核戦争は起こったと言いたい。
 戦術核と言っても広島の三倍くらいの威力はある。一発でも撃てば核戦争を誘発しかねない。
 そして葛城義和の仁延頴娃を使った策で北朝鮮から誘発させた事で世界中の核が全部使い尽くされた。
 「巻き込まれないでこっちが全主導権を握れるのはぎりぎりのタイミングだったな」
 湯野中は断言してしまう。
 「ニューシティは元から核防止が徹底されていましたが新幹線や陸上養殖、屋内農業を一気に整備しました。あれが遅れていたら厳しかったです」
 溝口明日香中佐はあくまで葛城義和の判断を評価する。
 「どうであれ夕嵐は全員逮捕して拷問して潜水艦の動きを白状させねばならない」
 湯野中は忌々しい。
 「言いたくないけど娼国の二人が一番脆いと思う」
 真紀子は川崎優菜元中尉と田中一美元特務中尉が狙い目と言う。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 玉川香澄は三人の男らに鞭で叩き続けられていた。
 牛追い鞭以外は痕にはならない。革の平面でビンタされて乳房がほんのり紅くなっているだけである。
 逆に太腿に二本。腰、乳房の直ぐ下に一本痕が奔っていた。
 若い男が最後の五発目である。
 牛追い鞭はまだ乳房には当たってない。
 振り回して今度こそと乳房を狙って投げる。
 「ぐふぉーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 左の乳首の真上に巻き付いてしまった。右も乳首の真下である。
 「うぐ、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄は痛みに藻掻き続ける。そして僅かに二回目の失禁をしてしまう。
 男らから悦びの拍手が沸いた。
 玉川香澄から涙が零れる。
 「さあ。大股開きの逆さ吊るしよ」
 舛田警視正は次を要求する。
 「はい」
 スタッフは直ぐに縦一本の吊るしから降ろして縄を準備した。
 「ねえ。お〇〇こ叩きたいでしょ」
 舛田警視正は三人に確認する。
 「はあーーーーーーーーい」
 三人が一度に明るい声で返事した。
 吊るしから降ろされて床に蹲った玉川香澄は恐怖に震えてしまう。
 「脚首縛ってY字で宜しいですか」
 スタッフが確認した。
 「ううん。太腿の付け根に別々に縄掛けて二本で吊るして」
 舛田警視正は難しい吊るしを要求する。
 「高手小手に縛りますか」
 「ううん。手は遊ばせて。その方が藻掻く姿が愉しめる」
 スタッフはあと二人呼ぶ。
 一人が床で大股開きにして押さえる。
 二人が別々に二つ折りにした縄の折り目に通して太腿の付け根を二重に縛ってフックを付けた。
 天井から二台チェーンブロックを吊るす。
 そのフックを下まで下げた。
 太腿の付け根を縛った縄に引っ掛けたフックをチェーンブロックのフックに接続する。
 一人が玉川香澄の躰の下に入って衝撃を防ぐ。
 二人がチェーンブロックの鎖を引っ張って逆さ吊るしに引き上げる。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄の股間は斜め上を向いて全開に露出されていた。
 掌が床に着く高さで止める。
 「あはあーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーん」
 玉川香澄は恥ずかしさに悲鳴を漏らす。
 スタッフが二人脚首に縄を掛けて離れた左右の床のフックに引っ張って止めてしまう。
 玉川香澄の逆さ吊るしの躰は脚で空中に八の字を描いている。
 この上なく恥ずかしい姿である。
 舛田警視正は鞭を配る。
 五十代の小太りの男に六条鞭を。三十代?せ型の男には先端が長方形の革二枚重ねた一本鞭を。若い男には先端が蠅叩きの様な一本鞭を渡した。
 
 吉丘蓮実元中尉が操縦する小型潜航艇は大陸棚の手前まで来ている。
 此処から藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉が潜水服で出発する予定である。
 吉丘蓮実元中尉は涙を浮かべて二人とハグをした。
 「T国の沿岸で待っているね」
 吉丘蓮実元中尉は何としても戻って来て欲しい。
 だが二人は突っ込んで娼帝國の首脳四人を倒す以外は考えてなかった。
 帰りはほぼ絶望的である。
 捕まるより自決と考えていた。
 二人はハッチのブロックに注水して出発する。
 核戦争前のような船の灯りは全くない。海上は深黒の闇である。
 海上にシュノーケルを出して進む。ボンベの酸素はなるべく使わない。
 娼国の建物の僅かな明かりだけが目標である。
 吉丘蓮実元中尉は海底すれすれに降下して急いで潜水艦に戻る。T国の沿岸に回り込んで待機する為である。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 五十代の小太りの男が六条鞭を構えた。
 逆さ吊るしの玉川香澄は床に片手を着いて震えている。
 六条鞭と雖も柔らかい革ではない。
 五十代の小太りの男は股間目掛けて叩きつける。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄の躰は強烈に震撼した。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 玉川香澄には強烈な仕打ちである。
 遂に泣き出してしまった。
 それでも三十代?せ型の男は先端が長方形の革二枚重ねた一本鞭を構える。
 「あ、ああーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄の恐怖の悲鳴である。
 三十代?せ型の男は構わず閉じ合わせた女の部分を叩く。
 「ぐがあーーーーーーーーーーーーーーーー。あはん。あはん。あはん。あはん。あはん。はあ。はあ。はあ」
 玉川香澄の躰は空中で強く揺れ右手で床を叩いた。局部を叩かれた強烈な痛みに堪えられない。
 顔は涙でぐちゃぐちゃである。
 「そっちの女。十字架に磔にして」
 舛田警視正がスタッフに指示した。
 スタッフは直ぐに十字架を運び込む。一メートル四方の鉄板に十字架が立てられている。
 スタッフは河出夏海の両手を広げて十字架の横の柱の両端に手首を縄で三重巻きにして縛ってしまった。
 その間に若い男は先端が蠅叩きの様な革の一本鞭を構える。
 玉川香澄は恐怖の表情で震えていた。
 若い男には玉川香澄は年上の女である。いくら泣き喚いてもあまり同情は沸かない。
 一気に叩きつけてしまう。
 「ぐふうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに躰を揺すって藻掻く。
 舛田警視正が近付いた。
 「あ、ああーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーん。あはん。あはん。あはん。ああーー。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ」
 玉川香澄は藻掻き続ける。
 「ねえ。先週の二人よりまだソフトよ」
 舛田警視正は笑って声を掛けた。
 「そんなあーーーーーー。めちゃめちゃいたいですーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄は涙声で訴える。
 舛田警視正は休憩を宣言してビールを要求した。
 そして河出夏海に近付く。
 「今夜は一本鞭五十回ね」
 そう宣告した。
 「え、ええ」
 河出夏海は恐怖に慄く。
 「躰中真っ赤な痕にして視聴者を悦ばせて」
 容赦はないという宣告である。
 
 藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉は仁川ホテルの地下の洞窟に侵入した。
 小日向奈央元少尉は残坑を前回確認したので其処からホテル地下室のEVの軌道の下へ潜入する。
 ここまでは予定通りである。
 「少し待ちましょう。舛田の番組が終わった直後が一番警戒が緩くなると思うよ」
 藤香澄元中尉は少し時間をずらす提案をした。
 「そうだよね」
 小日向奈央元少尉も納得する。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 「舛田。あそこで交代させるのか」
 玉川香澄は床に降ろされて放置である。
 そして画面では河出夏海の鞭打ちが宣言された。
 「そうでもないよ。一度休ませてもう一人の拷問見せてそれからでしょう」
 真紀子は舛田警視正が許すことはないと見ている。
 「ふふん。そうだな」
 湯野中もそう思った。
 「まだ何も来ないね。今夜は来ないかもね」
 真紀子はやや気が緩む。
 「あの。終わった直後を狙って来ると思いませんか。一番警備の気が緩みそうです」
 溝口明日香中佐は気を抜かない。
 「そうね」
 真紀子も考え直した。
 そして溝口明日香中佐は柿崎一行と連絡を取って天昇の間の控えの間にあと二人工作員を回して貰う。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 河出夏海を責める三人は三人とも先端の細長い一本鞭を持たされていた。
 「いい。叩くのは乳房、太腿、腰。お腹は叩かないでね」
 舛田警視正はそれだけ注意する。
 「はい」
 最初は六十代中肉中背の男である。
 「河出。かず数えな。貴方達は五回叩いて交代ね」
 舛田警視正は河出夏海に命令して男らに指示した。
 鞭五十回と聞いてテレビの向こう側ではみな興奮度が上がってしまう。
 六十代中肉中背の男は乳房を狙って一発目を構えた。
 河出夏海は充分に痛みを知っている。
 六十代中肉中背の男は乳房を二つ並べて横に叩く。
 「ぐうおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海の左膝が蹴り上がって瞬間固まる。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 そして躰を揺すって腕で十字架にぶら下がるように前にのめって躰を震撼させて藻掻く。
 「あはあーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー。はあ。はあ」
 「かず数えて!」
 舛田警視正から叱咤が飛ぶ。
 「あはあ。ああ。いち」
 六十代中肉中背の男は二発目を構える。
 「・・・・・」
 五十回叩かれても致命傷になることはない。だが河出夏海は到底耐えられないと思う。
 二発目も乳房に飛んで来る。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐう、あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 乳房を庇うように左の膝が強く跳ね上がって固まった。
 そして躰を強く震えさせて脚を下ろす。
 「あがあーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーあはあ。ああ。ああ」
 暫く荒い息遣いで藻掻き続けた。
 「数えて」
 また叱咤が飛ぶ。
 「あはあーーーーーーーーーーーーん。にい」
 既に河出夏海の顔は汗を噴いている。
 「数えなきゃこっちで少なく数えな」
 舛田警視正は男に指示しながら河出夏海を脅かす。
 「了解です」
 六十代中肉中背の男は笑顔で返事する。
 「そっちの三人。玉川を拷問椅子に磔にして。鞭で泣いたから冷水浣腸だよ」
 舛田警視正は玉川香澄の担当の三人に命令した。
 スタッフは直ぐにバケツに板氷を入れた水と浣腸器を用意する。
 そして舛田警視正は若い男に浣腸を命じた。
 玉川香澄は板氷の入ったバケツを見て縮み上がってしまう。
 五十代の小太りの男と三十代?せ型の男が玉川香澄を拷問椅子に磔にする。
 若い男は容赦なく浣腸器に冷水を吸い上げてアナルに差し込む。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄はキリキリに冷えた水が直腸に侵入して悲鳴を上げる。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 柿崎一行は溝口明日香中佐の要求に女性隊員二人を回す。
 二人は駆け足で天昇の間に来た。
 「貴女方は露天風呂からの侵入を警戒して」
 「はい」
 溝口明日香中佐の指示は他の階から侵入して非常階段及び壁を登って露天風呂から侵入する経路が考えられたからである。
 「そうですね。非常階段に出られる口があったのですね」
 葛城義和は溝口明日香中佐の機転に納得を示す。
 「はい。直接は上からしか非常階段に繋げませんが。奴らならばあの程度は壁を移動します」
 「そうでしたね」
 葛城義和は溝口明日香中佐の言うことを深く納得した。
 「海は核戦争前と違って深黒の闇です。夜は泳いで来ても判りません」
 溝口明日香中佐は真っ暗な海を見てそう言う。
 「相手はあの高速潜水艦を持っていますからね」
 二人はカウンターに戻った。
 「ねえ。あっちの女。浣腸に切り替えられたよ」
 真紀子が葛城義和に状況を伝える。
 「冷水浣腸と鞭五十回は通常ハードコースでOKということですね」
 葛城義和は巷の基準はそうなったと言う。
 「きついけど大事には至らないよ」
 真紀子は問題ないと反応した。
 「この国では借金に追われる子が居ませんからなかなか難しいですね」
 葛城義和はハードSMを選択してくれる女性を増やしたい。
 「訓練したハードコンパニオンを街に投入するか」
 「レートはどうします」
 「うーーん。レートは合わないな。宴会用だからな」
 湯野中も悩む。
 「ねえ。昔の日本にあった補助金とかをそれに適用したら」
 真紀子の提案である。
 「それで行くか。大量に巷に金を撒きすぎなければ良いだけだ」
 今の娼帝國の管理体制ではインフレとかは容易に起きることはない。
 大方はテレビのショーだけで満足している。金を払って遊ぶ者もそんなに多くは居ない。
 
 藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉はエレベータの天井部に隠れて天昇の間の二つ下の階に侵入した。
 通風孔から非常階段に一回出る。
 空き部屋を確認してもう一度通風孔から侵入した。
 大胆に部屋のテレビを点けてしまう。
 確認しながら舛田警視正の番組の終了を待つ。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 「二十八。あふぁあーーーーーー。はあ。はあ。はあ」
 河出夏海の躰は鞭の紅い筋が無数に入って無残極まりない。顔は汗を噴いていた。
 躰はぶるぶる震えて立ってはいるがほぼ十字架に手首の縛りでぶら下がったに近い状態である。
 四十代の小太りの男は次を構えた。
 太腿に叩きつける。
 「ぐうおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 痛みに脚はぶるぶる震えて顔を振って藻掻く。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーん。ああ。二十九」
 今にも倒れそうに十字架にぶら下がる。
 「うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいよーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄は拷問椅子に磔られたまま腹の痛みに藻掻き続けていた。アナル栓で確り押さえられている。
 冷水で浣腸されて腹の痛みは尋常ではない。
 今の玉川香澄の苦しむ姿は若い男なら見ていて情液が破裂してしまいそうな生唾以上のシーンである。
 そしてカメラが河出夏海の鞭で叩かれる壮絶な姿と交互に映すのでなおさらである。
 四十代小太りの男は三十発目をドテの下へ股間の隙間付近に叩きつけた。
 「うおごーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海は強烈に躰を振って藻掻く。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああ。ああ。はあ。はあ。三十」
 さらに涙が溢れる。
 「ちょっとそこまで。左脚を手首の下に縛って」
 舛田警視正はストップを掛けてスタッフに大股開きを要求した。
 「あふぁあーーーーーーーーーーー。ああ。はあ。はあ」
 河出夏海は脚首を持ち上げられて藻掻く。
 「もう時間が迫ったからお〇〇こ一発ずつ叩いて終了よ」
 そう言って舛田警視正は先端が長方形に革二枚重ねた一本鞭を配る。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーーー」
 玉川香澄は究極に苦しんでいた。
 「抜いてあげて。排泄公開よ。腸の中が全部出るまで相当苦しいから愉しんでね」
 舛田警視正は若い男にアナル栓を抜く指示をする。
 玉川香澄はこれから究極に恥ずかしい羞恥の破綻である。だが腹の痛みはそれどころではない。重症であった。
 若い男は横から警戒しながらアナル栓をぐりぐり揺する。
 そして一気に抜いた。
 ぶるーーーーーーーーーーーーーーーー。
 茶色い水は勢いよく流れ出る。
 拷問椅子の真下には大きな水槽が置かれていた。
 それが茶色い飛沫に染まる。
 「ぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーー」
 茶色い水のあと断続的に細かい便が絞り出された。
 左脚を十字架の横柱に縛られて大股開きになった股間の閉じ合わせた粘膜。六十代中肉中背の男がそこを叩く。
 「ぐわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海は左脚を強烈に揺すって藻掻き大口を破裂させた悲鳴を轟かせる。
 次に三十代痩せ型の男が構えた。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 それを見て河出夏海は恐怖に引き攣った表情で悲鳴を上げる。
 三十代?せ型の男は河出夏海を十発鞭で叩いて加虐心が滾り切っていた。
 力の限りこの一発で最後と女の部分に正確に鞭の先端を叩き込む。
 「ぐうーーーーーーーーーぐうーーーーーーーーーーーぐわああーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海の表情は強烈に破裂していた。
 「ぐああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーぐがああーーーーーーーーーーーーーーー」
 狂ったように暴れ十字架を揺する。
 三人目。四十代小太りの男が構えた。
 「待って。今叩いた二人。後ろに回ってこの女のお〇〇こ広げて」
 舛田警視正は最後と残酷な指示をする。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。それはゆるしてーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海はもう堪えられないと強烈に叫ぶ。
 「これで最後よ!堪えなさい」
 舛田警視正はにべもない。
 六十代中肉中背の男と三十代痩せ型の男が十字架の下と後ろから河出夏海の女の部分を引っ張って薄い緋色の粘膜を剥き出しにする。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーん。ゆるしてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに涙声で叫ぶ。
 四十代小太りの男は容赦なく鞭の先端を薄い緋色の部分に叩き込んだ。
 「ぐうーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁあーーーーーーーーーー。ぐうふぁああーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーー」
 河出夏海は猛然と暴れる。
 「あーーーーーーーーーーーあはああーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 そして失禁してしまった。
 放送は時間いっぱい終了である。
 
 藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉はテレビを切って直ぐに飛び出す。
 小日向奈央元少尉が非常階段から特殊な道具を飛ばす。
 先端のフックが露天風呂階の手摺に引っ掛かった。
 細いワイヤーの様な線が繋がっている。脚に吸盤の様な物を付けて壁をよじ登った。
 小日向奈央元少尉は露天風呂階のフェンスの内側に飛び込む。
 続いて藤香澄元中尉も小日向奈央元少尉が引っ掛けた道具で同じようにして飛び込んだ。
 小日向奈央元少尉が露天風呂の脱衣室の扉を大きく広げて突っ込む。
 扉の陰に居た溝口明日香中佐が配置した二人の隊員が行動麻痺銃を後ろから発射した。
 藤香澄元中尉がドアの外から二人を一気に消音銃で射殺する。
 「ぐわあーーーーーーーー」
 「があーーーーーーーーーーーーー」
 狙いは極めて正確。二人は即死である。
 井上貴江中佐が湯野中をカウンターの下に伏せさせる。
 溝口明日香中佐が葛城義和と真紀子をカウンターの内側から床に倒す。
 井上貴江中佐と溝口明日香中佐が同時に藤香澄元中尉に向けて行動麻痺銃を発射した。
 藤香澄元中尉の銃弾は葛城義和の頭上を越えてカウンターのビールグラスを破壊して奥の強化ガラスに当たる。
 ガラスは銃弾の傷が付いただけである。
 二人は床に倒れてしまった。
 「大丈夫ですか」
 「ありがとう。危なかった」
 葛城義和は自分のグラスの破損を見て慄き溝口明日香中佐の機転に礼を言う。
 井上貴江中佐が倒れている二人の銃を確保して手錠と脚錠を掛けて口に猿轡を掛けた。
 柿崎一行らが入って来て二人を一時南の島の鉄格子に収監する。
 
 翌朝。
 天昇の間に四人が集まったのは正午であった。
 「その二人は露天風呂までどうやって入った」
 平佐和はホテルルームに居たが恐ろしく危険を感じている。
 「現場検証ではエレベータの軌道から二つ下の階に入って非常階段から外壁を伝わっています」
 柿崎一行が検証結果を報告した。
 「俺が寝ている真下だな」
 「エレベータホールにいたロボットは」
 真紀子の疑問である。
 エレベータの天井から通風孔に入れます。そして暫く空の客室に滞在していたようです」
 これも柿崎一行が報告した。
 「エレベータの軌道までは何処から入るのだ」
 「それが仁川邸跡からホテルのエレベーターの坑道の下に工事の残坑が残っていたのです」
 「うーーん。前回四人を奪還したとき海底から囮として潜入して確認したのだな」
 湯野中は盲点を突かれて忌々しい。
 「とにかくあの二人を拷問して吐かせましょう」
 真紀子が主張する。
 「潜水艦が何処から出て食料をどう補給するかだな」
 「難しいとは思うけどやりましょう」
 「誰にやらせます」
 「私がやる。葛城先生も手伝って」
 真紀子はきっぱり宣言した。
 「二人犠牲を出してしまったが溝口があの時あの二人を配置してなかったら二人目の射撃は防げなかったな」
 湯野中は間一髪の危険を振り返ってそう言う。
 
 T国沿岸。吉丘蓮実元中尉らは潜水艦を着底させて海上にアンテナだけ出していた。
 娼帝國の放送を傍受する為である。
 帯広のスタジオから放送が流れていた。
 「事件は舛田警視正の番組が終了したタイミングで起きました」
 奈那緒がニュースを読む。
 「一秒違いで銃弾は葛城国家顧問の背中を貫通していました。カウンターに警備に入っていた工作員が寸前に三人を床に押し倒して大事には至りませんでした」
 続いて咲江が読む。
 「夕嵐の二人は非常階段から露天風呂の壁を攀じ登って侵入しました。一人目が突入したのを露天風呂の脱衣室の陰に居た二人が行動麻痺銃で撃ちました。もう一人の夕嵐がその二人を後ろから射殺しました」
 「そして天昇の間に突っ込み銃弾を発射しました。銃弾はカウンターの上の葛城国家顧問の飲んでいたグラスを割って正面の防弾ガラスに当たりました」
 「中に居た二人の工作員が二人目の夕嵐を行動麻痺銃で撃って捕らえました」
 「あーーーーーー。捕まちゃったよ」
 逢見由愛元少尉が放送を聞いて嘆きの言葉を発する。
 「あと一歩で一人も倒せなかったのね」
 田川真琴元中尉が悔しさを滲ませる。
 そのまま潜水艦は帰投針路を取った。
 
 真紀子と葛城義和はヘリで南の島の五号棟の屋上に降りる。四階の拷問部屋に入った。
 井上貴江中佐と溝口明日香中佐が藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉を鉄格子から連行して来る。
 緊縛師四人と柿崎一行とその部下は先に入っていた。
 「拷問椅子を二つ」
 真紀子が緊縛師に要求する。
 拷問椅子が二台運ばれた。
 ロボットに押さえさせて緊縛師が二人を拷問椅子に固定してしまう。
 「こっちの女は倒さないで周りがよく見えるように」
 真紀子は藤香澄元中尉を指してそう指示した。
 「こっちは」
 緊縛師は小日向奈央元少尉を指して確認する。
 「フルオープンよ。腰を上げてね」
 「はい」
 緊縛師は直ぐに掛かる。
 真紀子は針銃と蝋燭の玉を撃つ銃を要求した。
 真紀子は藤香澄元中尉に近付く。
 「これから貴方に尋問します。答えないとあっちの女が拷問を受けるのよ」
 真紀子は一番辛いと思える宣告をする。
 「・・・・・」
 藤香澄元中尉はお互い覚悟を決めて来た。唐津の洞窟のことは絶対にしゃべらない。
 「黙秘権ね」
 真紀子は小日向奈央元少尉に近付く。
 既に緊縛師が大股開きにして腰を高く上げていた。
 真紀子はクスコを手にする。
 そしてワセリンを塗って小日向奈央元少尉の膣に突っ込む。
 「どっちからセットします」
 緊縛師は針銃と蝋燭の玉のどっちをセットするか確認した。
 「?燭の玉から行きましょう」
 小日向奈央元少尉も藤香澄元中尉もこの痛みを十分に知っている。
 表情にそれぞれ緊張が奔るが無表情を装う。
 「貴女方は食料を唐津からどう運ぶの」
 真紀子は無駄と承知の質問を浴びせる。
 「運んでいません」
 「そう。それじゃ食料は何処で調達するの」
 「言えません。其処を爆撃されたらフランスの艦隊が全滅します。唐津の近海は娼国の機動部隊とR国の潜水艦隊が居て食料を調達できません」
 「ほう。艦隊と言ったわね。あと何隻居るの」
 「全部で五隻」
 「なに」
 葛城義和が驚きの声を上げた。予想以上だったのである。
 「葛城先生。どうする」
 「無駄でも責めてみましょう」
 「・・・・・」
 藤香澄元中尉は私を撃ってと言い掛けて止めた。小日向奈央元少尉を責められる方が自分が脆いと悟られたくない。
 真紀子は緊縛師に合図する。
 緊縛師はスコープの画像を反映したパソコンから照準を合わせて行く。
 一発目は子宮口を外して盛り上がった子宮頸部の粘膜の外周に狙いを定めた。
 さすがにこの痛みを知っている小日向奈央元少尉は身構える。
 緊縛師がシュートボタンをクリックした。
 ブン。
 丸く作られた蝋燭の玉はクスコの奥に突き刺さる。
 「ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうがふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉の躰が瞬間固まって悲鳴を轟かせた。
 藤香澄元中尉は目を瞑って顔を逸らせる。
 「うぐ、ぐ、ぐ、ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な痛みが治まらない。
 小日向奈央元少尉は痛みに藻掻き続けた。
 一発でも相当な痛みである。
 「まだまだね。病院送りにならない。致命傷にならないけど猛烈な痛みを与え続けてどうなるのかしら」
 真紀子は女の怖さを滲ませるようにしんねり藤香澄元中尉に向かって言う。
 痛みに苦しみ続けるのは小日向奈央元少尉。藤香澄元中尉は何処までそれを見続けるに耐えられるか。そこが真紀子の目論見である。
 真紀子は緊縛師に指を立ててもう一回と合図する。
 緊縛師はモニターに拡大された小日向奈央元少尉の膣の奥に盛り上がった粘膜の亀裂の直ぐ下を狙う。
 小日向奈央元少尉は恐怖の表情に固まる。
 緊縛師は表情を変えずシュートボタンを押す。
 ブン。
 「う、ぐ、うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉は磔にされた躰を動く限り丸めて藻掻く。
 「ぐふぁふぁふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐ、ぐ、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藻掻きながら強烈な悲鳴が続いた。
 藤香澄元中尉は顔を伏せて目を瞑って耐える。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがああーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な痛みはなかなか引かない。
 「どう。くるしそうよーーーーーーーー」
 真紀子が藤香澄元中尉はを詰る。
 「・・・・・」
 藤香澄元中尉は俯いたまま無言を貫く。
 「今度はこっちに行きますか」
 葛城義和は交互に行こうと言う。
 「ううん。まだ。縛師さん針銃に換えてクリ狙って」
 真紀子は葛城義和に首を振って緊縛師に次の責めを指示する。
 緊縛師が銃を付け替えて照準を合わせる作業に掛かった。
 銃を外して付け替えなくてはならない。
 緊縛師はクリトリスを狙うためクスコの螺子の部分が邪魔なので百八十度挿入する向きを変えた。
 「被ったままで宜しいですか」
 緊縛師はクリトリスの包皮を剥くか確認する。
 「突き刺さることには変わりないよ」
 真紀子は効果は十分あると言う。
 緊縛師は一度近付いて指でクリトリスを剥いて形状を確認した。
 そしてパソコンの拡大画面から入念に狙いを定める。
 「いいんじゃない」
 真紀子が後から見て問題ないと指示した。
 緊縛師はシュートボタンを押す。
 ブン。
 針はクリトリスを包んだ包皮の上から深く突き刺さった。
 「ぐふうーーーーーーーーーーーー。ぐ、ぐ、ぐ、ぐうふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁあーーーーーー。ぐふぁあーーーーーーーぐふぁあーーーーーーーぐふぁあーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉は痛みに強烈に藻掻く。
 「ぐふぁあーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーー」
 強烈に腰を震撼させる。
 真紀子は藤香澄元中尉の額を小突く。
 「ねえ。痛そうよ。話して楽にしてあげたら」
 真紀子はまだ喋らないと判っていて揶揄う。
 小日向奈央元少尉は声を殺しても暫く藻掻き続けた。
 葛城義和が小日向奈央元少尉に近付く。
 「痛いでしょう。唐津の地下の何処かに海底の桟橋があるでしょう。そろそろ話しませんか」
 葛城義和は静かに詰問する。
 小日向奈央元少尉は強烈に歪み切った表情で葛城義和を睨み返した。
 「無駄よ。葛城先生。そっちの女にしゃべらす方が難しい」
 真紀子の二人を見る見解である。
 「そうですか」
 葛城義和もその見解は否定しない。
 「針を少し太くして次は乳房狙って」
 真紀子は緊縛師に次を指示した。
 
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦は唐津に向けて進路を取って航行する。
 沈痛な空気が流れていた。
 「作戦は悪くなかったよね」
 田川真琴元中尉は悔しさを滲ませる。
 「敵は完全にこっちの作戦を読んでいたのよ」
 吉丘蓮実元中尉はそう状況を分析していた。
 「エレベータの下の工事の穴は知らなかったと思うな」
 中依美緒元少尉は工事のひずみの発見は絶対の盲点と見ていたのである。
 「井上と溝口が天昇の間を襲うという見解を捨てなかったのよ」
 「途中の経路は考えないで露天風呂から来ると予測したの」
 「しかし四人で防がれたのね」
 「井上と溝口。特に溝口が脅威よ」
 吉丘蓮実元中尉らは唐津に戻るも気が重い。
 
 娼国。南の島の四階。
 小日向奈央元少尉の乳房には針銃が三発刺さっていた。
 真紀子がそれを指で抜く。
 紅い血が一本線に成って流れる。
 小日向奈央元少尉は無言で真紀子を睨んでいた。
 そしてあと一歩でこの女と葛城を射殺できたと悔しがる。
 真紀子は最後にクリトリスに突き刺さった一本を抜く。
 「ぐうーーーーーーーーーー」
 血が滲み出た。
 「もう一度蝋燭の玉に切り替えて。マシンガンタイプが良いよ」
 実際は銀球を打ち出すマシンガンの様な物である。殺傷能力のない玩具に近いが当たれば蚯蚓腫れにはなる。
 蝋燭の弾丸を撃つ銃も存在するがそっちは使わない。
 「あれを見て。蝋燭の丸い球だから致命傷にはならない。でも躰中に当たれば蚯蚓腫れだらけで失禁するくらい痛いのよ」
 真紀子はまた藤香澄元中尉を揺さぶる。
 それでも藤香澄元中尉は無言に徹していた。
 心の中は葛城義和を狙った弾丸がカウンターのクラスを割って窓に当たってしまったことである。
 僅かな瞬間であった。
 井上貴江中佐と溝口明日香中佐から同時に弾が飛んで来て倒れてしまったのである。
 「やって。その女の躰のフロント面を痣だらけにして」
 真紀子が緊縛師に指示した。
 一応緊縛師は顔にフェースガードを掛ける。
 まだまだ拷問を愉しむ為に顔は傷つけない。
 そして一度クスコを抜いてしまった。
 緊縛師は乳房から狙う。
 パソコンから狙う流れをセットした。
 スタートボタンをクリックする。
 「あがあーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーあーーーーーーーーあーーーーーーーーあーーーーーーーあーーーーーーーあーーーーーーーあーーーーーーーあーーーーーー」
 小日向奈央元少尉は躰を震撼させて悲鳴を上げ続けた。
 玉は横に折り返すように乳房、腹、腰、そして大股開きにした内腿に命中して行く。
 「あがあーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉は何処までも喚き叫び続ける。
 最後は緩く閉じ合わせた小陰唇の隙間に当たって行く。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ふうふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉の小陰唇の間からぽたぽたと潮が漏れ出した。そして一気に流れ出る。失禁してしまったのである。
 「あーーら。あんなになっちゃったよ。助けてあげないの」
 真紀子はまた藤香澄元中尉を揶揄って揺さぶる。
 「・・・・・」
 藤香澄元中尉は何も言えない。
 「次はどんな作戦に出るの」
 真紀子は無駄と判っていて尋問する。
 「・・・・・」
 真紀子は葛城義和に水絆創膏を渡す。
 沁みる古いタイプである。
 葛城義和はそれを手に流し出す。
 そして左の乳房を掴むように一気に塗る。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーー。あはあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉は強烈な沁みに躰を暴れさせ悲鳴を絞り出した。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に沁みて痛い。
 「次は何処が良いかな」
 葛城義和は揶揄う。
 「早く殺せよ」
 小日向奈央元少尉は憎しみを込めていた。
 「そのオーダーは当分叶えられませんな。北嶋主席は生殺しが趣味でして」
 葛城義和はさらに揶揄う。
 もう一息で香澄が射殺できたのに。表情に悔しさを滲ませる。
 葛城義和も危険寸前であった。
 溝口明日香中佐の機転が救ったのである。
 葛城義和は続いて内腿に塗る。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあがあーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉は強烈な沁みに躰を硬くして揺すった。
 内腿は白い側面が真っ赤なぶつぶつ状の蚯蚓腫れが帯状になっていて無残な上から塗られたのである。
 それでもまだまだ二人は音を上げない。
 葛城義和は構わず右の乳房、腰の順に塗って行く。
 小日向奈央元少尉は狂ったように悲鳴を上げ続けたが堪え続ける。
 「一晩考えさせるか」
 「そうですね」
 葛城義和も有効な手段が浮かばない。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 津梨清吉がカウンターを設置して夕食の準備をしていた。
 「食料を運び込んでないと言うのは」
 「嘘ですよ。状況から唐津に何処かで繋がっていますよ」
 湯野中の疑問に葛城義和はきっぱり藤香澄元中尉の言い分を嘘と断言してしまう。
 「しぶといけど毎日致命傷にならない強烈な痛みを与え続けるしかない」
 真紀子は吐かせられる可能性を捨ててない。
 「痒み責めと言うのがあるな」
 平佐和は昔日本の特高警察のやった手段を言う。
 「平佐和先生。奴らは工作員です。その訓練を何年も行っています。全く効果はないのですよ」
 湯野中が答える。
 「敵は次はあの二人を奪還に来るのかな」
 真紀子はそう予想した。
 「南の島でない方が良いか」
 平佐和はR国D市の方が奪還されにくいと見ている。
 「そうかもしれんが南の島のままで此処を固めは方が良いかもしれん」
 湯野中は襲わせて捕らえるべきと言う。
 「そうする」
 真紀子は葛城義和の方を見る。
 「津島氏と溝口らを集めて聞いてみましょう」
 葛城義和は二度溝口明日香中佐の機転に護られて信頼を高くしていた。
 「そうしますか」
 真紀子も賛成する。
 四人は翌朝に会議を行うと決めてその夜は溝口明日香中佐だけが呼ばれた。
 
 娼国。南の島五号棟の鉄格子。
 警備員が久々に夕食を運ぶ。
 敢えて二人は一つの鉄格子に入れられていた。鄭淑徳少将の部下とロボット兵が護衛する。
 警備員はワゴンに載せた二人分の夕食とバスロープ、下着を鉄格子で遮った手前のエリアに搬入する。
 このエリアは外側から開いている間は内側から開かない構造である。
 此処はR国D市に比べてかなり古い造りのままになっていた。数年使われてない。
 警備員はアルコールを進めた。
 「昔と比べてビールも日本酒も太らないように改善されています」
 余計な案内だが警備員がこの改善に一番感謝している。
 藤香澄元中尉は小日向奈央元少尉の意思を表情で確認した。
 「生ビール」
 小日向奈央元少尉は横になったままそう答える。
 拷問で躰中真っ赤になったぶつぶつのような蚯蚓腫れを風呂で癒していた。
 警備員は生ビールの樽とサーバー、ジョッキを置いて行く。
 炭酸のボンベは必要のない樽である。
 「大丈夫」
 藤香澄元中尉は小日向奈央元少尉に神経を使う。
 「大丈夫よ。どんなに私が泣き喚いても喋らないでね」
 「判ってるけど」
 「拷問はこれまでと変わらない。声を上げた方が耐えられる。だから絶対に喋ってはダメ」
 小日向奈央元少尉は強気である。
 
 唐津に向けて進路を取って航行する吉丘蓮実元中尉らの潜水艦内。
 一度潜望鏡進路に上昇してアンテナを上げる。
 機動部隊の位置と娼帝國の放送内容を傍受する為である。
 「やっぱり見逃し公開までされている」
 小日向奈央元少尉の拷問シーンが放送で公開され別チャンネルで見逃しダウンロードまでできるようになっていた。
 内容を見て今更驚くわけではない。
 それでも何をされているか検証しなくてはならない。
 「南の島なら救出に向かえないの」
 川崎優菜元中尉のやや緩んだ発言である。
 「誘き寄せようと態と南の島に置いているのでしょう。これまで以上に厳重に警戒しているよ」
 吉丘蓮実元中尉は言下に否定する。
 「エドガール大佐と失敗しても一度は唐津に戻る約束よ。奪還を考えるにしても一度は戻りましょう」
 田川真琴元中尉も直ぐに突っ込むことには反対である。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 今夜はカウンターに津梨清吉が居る。
 二十時を回って溝口明日香中佐が着く。平佐和は既にルームに引き上げていた。
 溝口明日香中佐は日本酒を貰う。枡酒である。
 津梨清吉は鰻のかば焼きをつまみに出した。
 「南の島からあの二人を移すのでしたらD市でも良いとは思います」
 「やはりD市が安全かな」
 湯野中はコップ酒で鰻の肝焼きを抓んでいた。
 「ただD市だと他の手段を考えるかもしれませんね」
 「また月村氏を狙うか」
 「それは無駄と理解したのではないの」
 真紀子は月村元総理と村上元副主席の説明で諦めたと見ていた。
 「リーダーが違います」
 「その時吉丘蓮実はD市の鉄格子の中だったな」
 「そうです。吉丘蓮実はあそこに外部から入る難しさを知っています。だから機動部隊の将校の隙を狙ったのです」
 「そうですね。そして吉丘蓮実が娼帝國を民主国家にする目的ならロボットの指令方式を何としても変えることを考えるでしょうね」
 葛城義和も溝口明日香中佐の意見をもっともと評価した。
 「でも無理よね」
 真紀子かこっちの体制は万全だと葛城義和に念を押す。
 「無理な筈です。それでも今度は唐津に元技術者も居ます。さらにフランスの艦隊が居ます。何か望みを掛けても不思議はありません」
 「うーーん」
 「ああ」
 真紀子も湯野中も納得した。
 「ならば此処に残って南の島に引き付けるか」
 「でも皆様にはD市の方が安全と思われます」
 「でも今度は南の島に二人を奪還に来るのでしょう」
 真紀子はこっちは安全じゃないかと言う。
 結論は翌朝の会議に持ち越された。
 
 娼国。仁川ホテル四十五階。特別会議室。
 「月村氏を帯広に置いておくのが問題ではないのか」
 津島はそれを指摘する。
 「本人の希望でしょ」
 真紀子は月村元総理自身が帯広に住みたがっていると言う。
 「警備は就いているよ」
 湯野中はR国の工作員が常駐していると主張する。
 「十人で交代。常時二名だな」
 津島はロボットも護っているが手薄と言いたい。
 「暫くR国に移って貰うか」
 平佐和は安全配慮するかと言う。
 「すると天昇の間はいまのままで夕嵐の二人は南の島だな」
 津島はそれで良いかと言う対応である。
 葛城義和は吉丘蓮実元中尉らが藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉を奪還に来ると読んでいたので津島が南の島を護ることになった。
 
 娼国。南の島の四階。
 稲垣七郎警視正、右田吾一警視、橋下五郎警部、木村草太警部、東丸秀三郎警部、大谷彰浩警部が拷問部屋の準備をしている。
 藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉を宇佐美伝吉警部補、三田園矢一警部補がロボット警官二体を伴って鉄格子から連行して来た。
 「今日は俺たちが担当だ」
 稲垣七郎警視が哂って言う。
 東丸秀三郎警部が蛇を多量に準備していた。
 前にはやや幅の大きい透明な棺桶が二体置かれている。
 小日向奈央元少尉を全裸にして高手小手に縛り中に寝かせた。首だけ蛇が巻き付かないように保護ガードを当てた。
 女の部分にクスコを突っ込んで内部を広げる。
 大量の蛇を半分くらい中に流し込む。
 そして蓋をしてしまう。
 稲垣七郎警視正と右田吾一警視、橋下五郎警部がその蓋の上に腰掛ける。
 宇佐美伝吉警部補と三田園矢一警部補が生ビールを運んで来た。
 藤香澄元中尉はロボット二体が腕を押さえたまま椅子に座らせる。
 「中をよく見ていろ。どこまで耐えられるか」
 稲垣七郎警視がそう宣告した。
 生ビールが配られ稲垣七郎警視らは飲み始める。
 透明な棺桶の中で蛇が蠢く。
 藤香澄元中尉は青い顔で透明な棺桶の中を凝視する。
 蛇は小日向奈央元少尉の躰の上を徘徊し始めた。
 普通の人間なら狂ってしまいそうな状況である。
 躰中に蛇が接触している。
 小日向奈央元少尉は目を閉じて全く動かない。
 「早く助けてやらないと気が狂うぞ。まあ狂っても娼国の病院が治すがな」
 稲垣七郎警視は悠然と構えている。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 会議が終わって真紀子らはこっちに引き上げていた。
 天昇の間の入口に二人。露天風呂の脱衣室に二人工作員が警備している。
 エレベーターホールにはロボット警官が十体待機していた。
 そして天昇の間のモニターには小日向奈央元少尉の拷問シーンが映し出されている。
 丁度昼である。津梨清吉が寿司を握る。
 「あれで気が狂わないのか」
 平佐和は気が狂ったら吐かせられないと言う。
 「平佐和先生。あの女は狂いませんよ」
 真紀子は自信を持っていた。
 「これも公開だな」
 湯野中は市民にショックを与えるが仕方ないと思う。
 「そうよ。公開したら奴らが傍受する。必ず奪還に来るよ」
 真紀子はそっちが目的である。
 
 南の島の四階。
 透明な棺桶の中を見続ける藤香澄元中尉の躰は震えていた。
 昨日の蚯蚓腫れの癒えない小日向奈央元少尉の躰を蛇が徘徊する。
 そして遂に一匹の蛇が股間に刺さったクスコに頭を突っ込んだ様子である。
 小日向奈央元少尉の躰が微妙に藻掻く。
 「おい。元工作員の姉ちゃん。蛇が同胞のお〇〇こに侵入したぞ」
 東丸秀三郎警部が素見す。
 「・・・・・」
 藤香澄元中尉は青い顔で何も言えない。
 蛇が棺桶のヘリを這う。
 太腿や脚首に絡みついている。
 クスコに入っていた蛇は抜け出したようである。
 「そろそろ出して」
 天昇の間の真紀子から指示が入る。
 稲垣七郎警視らはビールを一斉に飲み乾して立ち上がった。
 東丸秀三郎警部と三田園矢一警部補が棺桶の蓋を外して蛇を手で掴んで水槽に移す。
 この作業ができるのは二人だけである。
 小日向奈央元少尉の躰に絡んだ蛇が取り終わると大谷彰浩警部と宇佐美伝吉警部補が高手小手に縛った縄を掴んで棺桶から引き出す。
 そのまま床に寝かせた。
 「どうや。感想は」
 稲垣七郎警視が横にしゃがんで声を掛ける。
 「良い訳ないだろ」
 小日向奈央元少尉は憮然と答えた。
 「主席。予定通り異常なしです」
 稲垣七郎警視が報告する。
 「それじゃ次」
 今度は藤香澄元中尉を高手小手に縛ってしまう。そして膣にクスコを挿入して奥を広げた。
 同じようにもう一つの棺桶に寝かせる。
 小日向奈央元少尉の入っていた棺桶は汗で底がぐっしょり濡れていた。
 同じように蛇を投げ込む。
 「う、ううーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉は声を漏らしてしまう。
 同じように蓋をして稲垣七郎警視らがその上に座る。
 中で藤香澄元中尉は躰を強く揺すって藻?く。
 
 帯広。スノータウン十一号棟。
 溝口明日香中佐が部下三名と屋上にヘリで降りた。
 月村元日本国総理をR国へお運びする。
 「暫く幽閉かな」
 「危険が去るまででございます」
 「だいたい状況は聞いていたがな」
 月村元総理も現状は理解できていた。
 警備は半分が先に移動している。
 同じR国の街なので同じ工作員がそのまま警備に就く。
 娼帝國のロボットを統括するシステムは葛城義和か月村元総理のどちらかが居ないと継承できない。
 同時に襲撃を受けないように違う場所に滞在する。
 
 娼国。南の島の四階。
 藤香澄元中尉は棺桶の中で暫く藻?いていた。
 静かになってしまったので引き出す。
 藤香澄元中尉は気絶していたのである。
 そして棺桶の底は汗に濡れていただけではなく潮の水溜りができていた。
 電気ショックで起こす。
 「ふ、ふぁあーーーーーーーーーーー」
 意識を回復した藤香澄元中尉は周りを見渡した。
 どうやら正常なようである。
 「おやおや。元工作員の中尉殿が失禁して失神ですか」
 蛇を取り出した東丸秀三郎警部が揶揄う。
 そのまま二体のロボットと宇佐美伝吉警部補と三田園矢一警部補が二人を鉄格子に戻す。
 「こら東丸警部。クスコ抜いた時の濡れは」
 真紀子が咎めるような指摘である。
 「濡れてはいましたが。失禁していましたから」
 東丸秀三郎警部は気付かなかった。
 「どっちの濡れか何故確かめないの。さらにじっくりカメラに公開すべきでしょう」
 真紀子はその分析が大切と言いたい。
 「申し訳ございません」
 東丸秀三郎警部はカメラに向かって土下座してお詫びしていた。
 
 五号棟の鉄格子。
 二つの鉄格子の房が繋いであるので浴槽もシャワーも二人分有る。
 二人ともシャワーを入念に浴びる。テレビカメラなど気にしない。構わず膣に指を突っ込んで洗う。
 二人とも喋るどころではない。
 堪らない不快感に躰を洗い続け嗽をする。
 小日向奈央元少尉は蛇が得意なわけではない。鍛えられた元工作員だから耐えられはした。不快感は極まりない。
 警備員が夕食のお伺いに来た。
 二人とも裸を隠そうとはしない。
 警備員は体を横に反らせて注文を確認する。
 ワゴンに載せた二人分の着替えを搬入エリアに入れて行く。
 「ねえ。蛇辛かった」
 小日向奈央元少尉は漏らしてしまった藤香澄元中尉への声の掛け方に迷っていた。
 「ううん。不覚だったの」
 藤香澄元中尉は蛇を素手で掴める。違和感もない。
 「北嶋の指示だよね。何の為にあんなことしたのかな。あれで何か喋るとは思わないでしょ」
 小日向奈央元少尉は藤香澄元中尉の不覚という言葉を聞いてそれ以上そのことに触らない。
 「どっちが精神が脆いか実験したのよ。それと主席の遊びもあったかも知れないね」
 「でも気が狂ったら白状させられないよね」
 「判らないよ。気狂いにして喋らせる方法があるのかもしれない」
 「録画を撮っていたから。公表するよね」
 「そうね」
 「蓮実がどう判断するかね」
 「私達が危ないと見せかけて奪還に誘き寄せて一網打尽に捕まえる目論見でしょう」
 
 ホテル最上階天昇の間。
 四人は軽い目の夕食で飲み続けていた。
 「あれじゃどっちを責めるのも難しいね」
 真紀子は行き詰まっている。
 「舛田にやらせたら」
 平佐和は行き当たりそう言う。
 「男の方が良いかもしれません」
 「そんなら當間五郎か太刀川俊二にやらせてみたら」
 湯野中は真紀子の見解に無謀を承知の提案である。
 「可能性は低くても中継ぎにやらせてみますか」
 葛城義和も賛成してしまう。
 人を代えて何処までも追い詰め続けるしかない。
 「R国諜報機関溝口中佐入ります」
 月村元総理をR国D市に送り届けて来たのである。
 「おう」
 湯野中が返事をした。
 「月村元総理を新天昇の間にお送りいたしました」
 溝口明日香中佐が報告する。
 「お疲れ様。まあ飲んで食事して行って」
 葛城義和がカウンターに招く。
 「あの二人なかなかしぶといよ」
 湯野中がぼやくように言う。
 「まあ。どうやっても喋るとは思えませんが」
 溝口明日香中佐も否定的である。
 「闇総統は當間五郎と太刀川俊二にやらせたらと仰るのよ」
 「それは屈辱的で。効果はともかく奴らには最適です。屈辱的動画を公開して奪還に誘き寄せて一網打尽に殺してしまう以外ありません」
 溝口明日香中佐の声のトーンには悦びが含まれている。
 「全員拷問しながら殺すか」
 湯野中は溝口明日香中佐の意見に納得しながらそう呟いた。
 「それが宜しいかと」
 溝口明日香中佐に食事と日本酒が出されて雑談のように話が纏まる。
 
 宮崎ニューシティ。プレイルーム。
 太刀川俊二はまた坂下彩里を指名した。
 思ったより躰は良かったし顔もAI判断でBクラスでも可愛い。
 太刀川俊二は部屋に入るなり唇を貪ってそのまま服を脱がしてしまう。
 全裸にして拷問椅子に乗せた。
 「あの冷たい浣腸はないよね」
 坂下彩里は相当に辛かった様子である。
 「ないよ」
 太刀川俊二もそこは約束であった。そして同じ浣腸を同じ女に二度やっても意味はない。
 プレイルームの衛星電話が鳴る。
 本来病院を呼び出すか管理事務所に繋ぐだけの使用である。
 溝口明日香中佐は宮崎でのプレイルームの予約からこの時間に入ることを確認していた。
 それ以外は管理棟から係官が呼びに行く。工作員でない太刀川俊二は衛星電話を持ってない。
 「溝口中佐」
 「え、ええーーーーーーーー。何でございましょう。いま私はルールを守って居りますが」
 「そうね。怖がらなくて良いのよ。北嶋主席のお呼び出しよ」
 「え、ええーー。何故でございましょう」
 「だから怖がらなくて良いの。藤と小日向が捕まったでしょう。その拷問を貴方にもやって貰おうと仰るの」
 「お、俺がですか」
 太刀川俊二は悦びの声に変る。
 「そうよ。元は貴方の上官でしょう。なかなか屈辱的じゃない。湯野中企業連合代表も葛城国家顧問も賛成されてよ」
 「はあ。ありがとうございます」
 「殺したり入院させたりは駄目。入院にならない範囲でじっくり甚振って」
 「はい」
 「明日の十時にヘリでこっちの隊員が迎えに行きます。管理棟の屋上で待っていて下さい」
 太刀川俊二は大悦びである。
 逆に期待を賭けて来た坂下彩里のSMプレイは緩慢になってしまう。
 前回剃毛した坂下彩里のドテは概ね生え揃っていた。
 それを剃毛してパイパンにしてしまう。
 剃毛して股間部分全体が美しい女である。
 指で開いて暫く弄って濡れを確認する。
 じっくり敏感な部分を弄り続けた。
 だが頭の中は過去にむかついた女の上官を虐める愉しみが充満している。
 坂下彩里の膣の中の充分な濡れを確認してクスコを突っ込む。
 螺子を回して中を広げる。
 半分白く濁った膣液が充満していた。
 奥の子宮口をじっくり確認してクスコの角度を横に倒して天井部を広げる。
 細いバイブレーターを使う。
 膣天井部の一番敏感な部分をその先端で責める。
 「うふ、うーーーーーーーーーーーーーーーん。ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うふうーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに尿道バイブをクスコの二枚の金属の割れた谷間に嵌まり込んだ尿道の亀裂に突っ込む。
 「あ、はあーーーーーーーーーーーーーーん。それはいやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーー」
 坂下彩里は顔を揺すって拒絶する。
 「駄目だ。ハードSMだぞ。このくらいは受けろ」
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーん。そうだけどーーーーーーーーーーーーーーーー。へんになちゃうよーーーーーーーーーーーー」
 坂下彩里は躰を揺すって捩り藻掻き続けた。
 太刀川俊二は失神するまで責め続ける。
 失神した女の躰に挿入も悦びである。
 
 新青森。
 小滝橋佳苗中尉が當間五郎を探しに来た。
 溝口明日香中佐の指示である。
 ルームにも居ないしプレイルームの予約もなかった。
 ラウンジを探す。
 當間五郎はお小遣いが足りなく若い四人とラウンジで無料のビールを何本も食らっていた。
 「當間五郎さんね。R国諜報機関小滝橋中尉です」
 小滝橋佳苗中尉が声を掛ける。
 「え。舛田警視正のお呼び出し」
 當間五郎は待ってましたである。
 「違います。それなら警察員が来ます。今回は天昇の間から北嶋主席のお呼びです」
 「お。おれ。何か悪いことした」
 當間五郎は急激に態度が変わった。
 「してないと思います。夕嵐の二人が天昇の間を襲って捕まったでしょう。その拷問を一日担当して貰います。日当もお支払いします」
 「判りました」
 當間五郎は悦びの表情に戻る。
 「そっちの四人も連れて来て。助手も必要でしょ」
 「はい」
 「明後日の十時に管理棟の屋上に来て下さい」
 小滝橋佳苗中尉はそう言い置いて帰った。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 「太刀川が明日。當間が明後日で手配が付きました」
 溝口明日香中佐が真紀子らに報告する。
 「ねえ。太刀川は一人なの」
 真紀子は一人では無理と言う。
 「緊縛師を使っては」
 「それじゃ屈辱感が足りないよ」
 湯野中が緊縛師は否定する。
 「そうよ。太刀川が一曹時代の同僚がいいよ」
 真紀子はそれが一番屈辱感が強いと言う。
 
 宮崎ニューシティ。プレイルーム。
 太刀川俊二は失神させた坂下彩里の中に一回果てて意識を回復したのともう一回中に果てた。
 坂下彩里は湯に浸かっている。
 太刀川俊二はビールを飲んでいた。
 またプレイルームの衛星電話が鳴る。
 「溝口です」
 「はい」
 「明日仲間数人連れて来れない。抵抗した場合のロボット兵は居るけど一人では大変よね」
 「はい。何でしたら昔の同僚を」
 「そう。それが良いわ。日当も出るから。一人二十万」
 「畏まりました」
 太刀川俊二には丁度良い当てがあった。小日向奈央元少尉の拷問を悦ぶ元同僚が居る。
 電話を切ると下層階のラウンジに向かった。
 
 唐津に向けて進路を取って航行する吉丘蓮実元中尉らの潜水艦。
 ようやく唐津に進入する海底洞窟の入口になる海底の割れ目に進入した。
 エドガール大佐や東条大統領は桟橋に浮上するのを待っている。
 唐津でも藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉が捕まって拷問されていることは確認していた。
 エドガール大佐らも次の策を検討している。
 「蓮実。どうする。我々が囮の攻撃をしても良いが」
 「敵は私達に南の島に突入させようと目論んでいると思います。天然の要害と言うだけで防備が行き届いていませんから」
 もともと防備が行き届いてなく何人も奪還されていた。吉丘蓮実元中尉は二人を南の島に置くのは其処を狙わせようと目論んでいると見ている。
 「我々が帯広を攻撃して乗り込むと見せたらどうだろう」
 「帯広の月村元総理を狙うと見せかけた囮ですか」
 吉丘蓮実元中尉は考え込む。
 「帯広を襲撃して貰ったら向こうに主力が動かないかな」
 浜田佳美元中尉はやや安易な見解になる。
 「その前に月村をD市に動かすよ」
 吉丘蓮実元中尉は言下に否定した。
 「そうか」
 「蓮実。敵は何故機動部隊をこの近海に集める。娼国の周りには配置しない」
 エドガール大佐はそこが疑問である。
 「この付近でこっちの艦の動きを捉えたいからでしょう。海上封鎖です。それにあっちは空軍基地も在ります」
 「違う。九州も復活している」
 川崎優菜元中尉が指摘する。吉丘蓮実元中尉らは鉄格子の中でその情報は得てなかった。
 「ならば海上封鎖だけね」
 「そうだね」
 田川真琴元中尉も同意する。
 「D市に突入する作戦も検討すべきね」
 浜田佳美元中尉である。
 なかなか会議は纏まらない。
 
 翌日。
 小滝橋佳苗中尉が部下一名と福岡の管理棟にジェットヘリで降りた。
 太刀川俊二とその仲間二名を迎えに来たのである。
 三名を南の島に移送する。
 太刀川俊二とその仲間も娼国の南の島は初めてである。
 五号棟の屋上に着陸した。
 態と一階の鉄格子に一緒に降りる。
 七号の独房を二つ繋いだ中に藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉がバスロープ姿で収監されていた。
 下はショーツ一枚。バスロープの形状から乳房は丸出しになってしまう。
 「・・・・・」
 小日向奈央元少尉は太刀川俊二らを見て慄きの表情になる。
 この連中に何かされる思うと堪らない気分である。
 鉄格子の前にはロボット兵が二体待機していた。
 二人は昼食を摂り終わったところである。太刀川俊二らはヘリの中で弁当を出された。
 「懐かしい人達を連れて来ました」
 小滝橋佳苗中尉はそう言って二人を鉄格子から出す。
 そのまま四階の拷問部屋に連行した。
 既に真紀子と葛城義和が来ている。
 「太刀川君。今日は存分にやって良いのよ。でも病院送りにならないように痛みだけ与えてね」
 真紀子が女の怖さを充分に滲ませて言う。
 「畏まりました」
 太刀川俊二もやる気満々。連れて来た二人はさらにである。
 三名は早速大道具を確認に回った。
 天井のフックにチェーンブロックを三台ずつ吊るす。
 三角の頂点が後になる配置である。
 三角木馬の頂点にバイブレーターがそそり立った大道具を二体運び込む。
 一人が山芋を擂り始めた。この男は山賀元一曹である。
 「ねえ。それがR国の工作員には効かないって知っている」
 小滝橋佳苗中尉が確認する。
 「判ってます。普通には使いません」
 山賀元一曹はきっぱり答えた。
 三角木馬はチェーンブロックの下に設置する。
 太刀川俊二が藤香澄元中尉を。あと一人永井元一曹が小日向奈央元少尉を高手小手に縛ってしまう。
 一度も触ったことのなかった二人の乳房を二人ともじっくり触って縛る。
 そして手首を背中で互い違いに縛った部分にフックを付けた。
 膝を片方ずつ別々に縄を掛けてフックを付ける。
 三人掛かって小日向奈央元少尉の躰を持ち上げた。その股間を三角木馬に聳え立ったバイブレーターに被せる。
 バイブレーターは小日向奈央元少尉の膣の中に納まった。
 「い、いいたいーーーーーーーーーーーーー」
 ローションも何も塗ってない膣にバイブレーターを侵入させたのである。
 三人で一本ずつチェーンブロックのフックを下げて背中に縛った手首のフックと左右の膝のフックを接続した。
 二十センチくらい上げる。
 バイブレーターに擂った山芋を掛けた。
 もう一度吊るしを下げてバイブレーターに膣を被せる。
 「うーーーーーーーーーーーー」
 そのまま放置して藤香澄元中尉に掛かった。
 こっちも三人掛かって躰を持ち上げる。
 そしてバイブレーターに股間を被せる。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーー」
 やはり痛いらしい。
 こっちも三人で一本ずつチェーンブロックのフックを下げて背中で縛った手首のフックと左右の膝のフックに接続した。
 また二十センチくらい上げる。
 そしてバイブレーターに擂った山芋を掛けた。
 もう一度吊るしを下げてバイブレーターに膣を被せる。
 「むふうーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉も強烈に表情を歪めてしまう。
 暫くバイブレーターを動かさないでおく。
 黒い書類を挟むクリップを持って来る。
 藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉の両方の乳輪にそれぞれ鋏付けてしまう。
 「・・・・・」
 藤香澄元中尉も小日向奈央元少尉も顔を顰めたが悲鳴はない。
 太刀川俊二が小日向奈央元少尉のクリトリスを剥いて注射針を突き刺す。
 「うぐうう。ぐうふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 こっちは相当な痛みである。
 太刀川俊二は嬉しそうな表情になる。
 藤香澄元中尉は痛みに躰を強く捩っていた。
 太刀川俊二は続いて小日向奈央元少尉に向かう。
 同じようにクリトリスを剥く。
 小日向奈央元少尉は太刀川俊二を強く睨む。
 太刀川俊二は悦びの表情を浮かべて注射針を突き刺した。
 「ぐふううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉は顔を強く揺すって悲鳴を絞り出す。
 永井元一曹が乳房を鋏んだクリップとクリトリスに突き刺した注射針に赤黒の鰐口クリップを接続する。
 鰐口クリップの線は一人ずつトランスに繋がっていた。
 永井元一曹が小日向奈央元少尉に繋がったトランスとバイブレーターのリモコンを操作して山賀元一曹が藤香澄元中尉のを操作する。
 山賀元一曹も永井元一曹も自分らより若い将校の小日向奈央元少尉を面白く見てなかった。
 本日は思いもよらないチャンスである。徹底して苦しめ辱めたい願望を滾らせていた。
 「クリから流して悲鳴を聞いてバイブで行こう」
 太刀川俊二が提案する。
 山賀元一曹から藤香澄元中尉のクリトリスに刺さった注射針に太刀川俊二が安全範囲に調節した極微電流を流した。
 「ぐぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉は股間にバイブレーターが突き刺さったまま躰を震撼させて藻掻き悲鳴を絞り出す。
 「あがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な痛みである。何処までも藻掻き悲鳴を抑えられない。
 山賀元一曹は嬉しそうに見てまだ電流を切らない。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーー。」
 藤香澄元中尉の顔から汗が噴く。
 太刀川俊二が興奮している山賀元一曹の肩を叩いた。
 ようやく山賀元一曹は電流を切る。
 病院送りにしない北嶋主席から言い渡された条件を守らなければならない。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ。ああ」
 藤香澄元中尉は強烈に荒い息遣いがなかなか治まらなかった。
 さすがに小日向奈央元少尉も青い顔で震えている。
 今度は永井元一曹が小日向奈央元少尉のクリトリスに刺さった注射針に同じ調整の極微電流を流す。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉も破裂したような悲鳴を上げて藻掻く。
 「うぐうがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ちくしょーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉はさらに強烈に藻掻き暴れる。それでも膣に刺さったバイブレーターは抜けない。
 「うう、ぐうーー。うーーうーーうーー。うぐふぁああーーーーーーーーーー。うがふぁああーーーーーーーーー。ううーーーーーーうーーーうーーー」
 小日向奈央元少尉は強烈に小刻みに躰を振って暴れる。
 藤香澄元中尉よりさらに強い暴れ方になっていた。
 永井元一曹は興奮の坩堝となっている。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー」
 こっちも太刀川俊二が肩を叩く。
 「ああ。もう少し」
 永井元一曹はまだ責めたい。
 「主席の指示忘れた」
 「ああ」
 永井一曹はようやく電流を切った。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 小日向奈央元少尉も荒い息遣いなかなか治まらない。
 「さあ。バイブまわして」
 今度は二人同時にスイッチが入った。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーー。あはあは。あはあーーーーーーーーーーーーーー」
 膣内に山芋の汁を充満させて回転運動をするバイブレーターである。
 バイブレーターは擂った山芋を膣の中で捏ねる。
 「あふぁあーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー。あは。あは。あは。あはあーーーーーーーーー」
 かなりの訓練をされていても痒みがない訳ではない。そしてその痒みを発している粘膜を刺激する強力なバイブの責めである。
 小日向奈央元少尉は眉間と目尻に強い皺を揺らし襲って来る官能に押さえられない声を漏らす。
 「あふ。・・・・・あ。・・・・・あ。・・・・・あふ。あ。ああ。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉は声を抑えていたが表情は強烈に藻?いている。そして抑えられない声を漏らしてしまう。
 永井元一曹と山賀元一曹には悦び限りない女躰玩具である。
 二人は痒みと押さえられない官能に藻掻く女躰に陶酔し始めた。
 藤香澄元中尉も小日向奈央元少尉も逝ってしまうのは抑えたい。でもバイブレーターが膣壁を刺激するのは痒みから受け入れざるを得ないのである。
 真紀子も面白そうに立って近寄る。
 小日向奈央元少尉の股間付近を覗き込む。
 既にバイブレーターの周りから膣液と山芋の汁が混じって流れ出ている。
 まだクリトリスに注射針が刺さったまま鰐口クリップが繋がっていた。
 「ねえ。この針に瞬間さっきの微電流を断続的に流して」
 真紀子は二人の元一曹に指示する。
 「了解です」
 二人は同時に極微電流を流した。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 それでも鞭の様な電流が一瞬間二人を襲う。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーー。はあ。はあ。はあ」
 小日向奈央元少尉は躰をびりびり振動させた。
 「ああ。ああ。ああ」
 藤香澄元中尉は僅かに漏らしてしまう。
 真紀子が藤香澄元中尉の方に近付く。
 「ねえ。そんなに気持ち良かった」
 そして愉しそうに藤香澄元中尉を詰った。
 「ううーー。ご自身が・・・うーーー。うぐうーーーーーーーーー。やってみたらどうですか」
 藤香澄元中尉は反論する。
 「やったよ。葛城先生に逝く瞬間に鞭で叩いて貰って。もの凄く気持ち良いよ。痕は暫く残るけど」
 真紀子はあっけらかんと倒錯の裏を言ってしまう。
 「・・・・・」
 藤香澄元中尉はバイブレーターの強烈な責めに悶えながら言葉も出ない。
 そして強く躰を突っ張って弾けてしまう。
 「あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 また荒い息遣いになった。
 「ちょっと止めて」
 真紀子は山賀元一曹だけ手で制する。
 山賀元一曹はバイブレーターのスイッチを切った。
 「はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 藤香澄元中尉の膣から山芋の汁と混ざった膣液がドロリと流れ出た。
 「蛇の舌でも気持ち良くなったよね。失禁して失神したのよね」
 さらに真紀子は詰る。
 「・・・・・」
 藤香澄元中尉は顔を伏せて何も言わない。
 「貴女。蛇は怖くないのよね。噛まないやつなら」
 その間にも藤香澄元中尉の膣からバイブレータの根元に濁った膣液が流れ出てしまう。
 「うう」
 「ガラスの棺桶の中で失禁したのは気持ち良すぎたのでしょう」
 真紀子は執拗に詰る。
 「あふぁあーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーーー」
 その間に小日向奈央元少尉の躰が木馬の鞍の上で強く突っ張って藻掻き固まって弾けた。
 「あはあーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 小日向奈央元少尉の躰は荒い息遣いで藻掻き続けた。
 「ねえ。答えないのなら今度全部透明にして公開実験しようか。透明なクスコにして蛇にカテーテルカメラ付けて。公開したら大注目よ」
 真紀子はさらに追い詰める。
 「逝きました」
 藤香澄元中尉は認めてしまった。
 「ふふ」
 真紀子は不敵に哂う。
 「はっはっは」
 太刀川俊二は後ろで哂ってしまう。
 「あーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーー。うふううーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉の躰はまた昇り詰め始める。
 永井元一曹がクリトリスに刺さった注射針に電流を流す。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉の躰は強烈に突っ張って固まる。そして崩れた。
 「あはーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー」
 遂に失禁してしまう。
 もう止めようとはしない。木馬の上に流れて流れ出ていた膣液を洗うようにその左右に流れ落ちる。
 淫靡極まりない光景である。
 「ねえ。ガラスの棺桶に入れられて蛇なら何とか大丈夫と油断したね。クスコの奥に入られて蛇の舌が敏感なところを弄ったのでしょう」
 真紀子はまだ許さない。
 「そうです」
 「男なら逆に搾り取ったけど。蛇じゃね。クスコで広がっていたし」
 真紀子は克明に追及する。
 「・・・・・」
 「いまも気持ちよくなってしまうよね。いくら訓練していても全然痒くなくはない。バイブを絞めちゃうよね。毎日鉄格子の中で慰めている躰よね」
 真紀子は女の性をどんどん分解する。
 「主席。それでは私達は無駄なことしているので」
 山賀元一曹は悦ばせただけとがっかりする。
 「そんなことはない。私は自分の楽しみに存分に気持ち良くなる。こいつらはどんなに気持ち良くなっても本望じゃない。屈辱よ。それに躰が屈したのよ」
 真紀子は勝ったような言い方である。
 「はい」
 山賀元一曹は雲の上の存在である主席の言うことなのですんなり返事をした。
 だが太刀川俊二の指示通りにやって気持ち良くなったのなら悦ばしてしまったと思う。
 そこは粗雑な男の見解である。
 「怯まないでもっと責め続けるのよ」
 真紀子は叱咤する。
 既に小日向奈央元少尉は失神してから永井元一曹にクリトリスに刺さった針に電流を流されて意識を戻していた。
 もう山芋の汁は膣液に大方流されてしまっている。
 永井元一曹はバイブレーターの回転運動に加えて振動をさせた。
 さらに頃合いで乳輪を鋏んだクリップに電流を流す。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。があああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉の躰が強烈に震撼した。
 そしてまた失禁尿が流れる。
 山賀元一曹はも藤香澄元中尉の膣に下から突き刺さったバイブレータに回転運動をさせながら振動を加えた。
 そしてクリトリスに刺さった注射針と乳輪を鋏んだクリップに電流を流す。
 「ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉の躰はガタガタに小刻みに揺れてまた失禁した。
 そしてそんのまま意識を失ってしまう。
 「もういいよ」
 真紀子の指示で二人ともスイッチを切って電流を止めた。
 「降ろして」
 真紀子の指示で小日向奈央元少尉からチェーンブロックを引いて木馬から持ち上げる。
 バイブレータが膣から抜けた。
 膣液が流れ落ちる。
 そのまま床に降ろしてチェーンブロックのフックを外すと小日向奈央元少尉は床に崩れた。
 高手小手の縛りも解く。
 続いて失神したままの藤香澄元中尉の躰をチェーンブロックを引き上げてバイブレーターから抜き取る。
 そのまま床に降ろしてチェーンブロックのフックを外すと床に転がった。
 「ゴフォン。ゴフォン。ゴホ。ゴホ」
 意識を回復して咳き込む。
 そこで高手小手の縛りも解いてしまう。
 太刀川俊二が藤香澄元中尉のクリトリスに刺さった注射針に接続した鰐口クリップを外して注射針を抜き取る。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 血の玉が浮き出て壊れて流れた。
 「おい」
 太刀川俊二が藤香澄元中尉の乳房のクリップを指さし山賀元一曹に合図する。
 二人で鰐口クリップを外して一気にクリップを開く。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な痛みに暴れ藻掻く。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 転げて床を叩き藻掻き暴れる。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがああーーーーーーーーーーーーーーー。がはあああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 両手で乳房を掴んで床を転げまわった。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 床をさらに叩いて痛みに藻掻く。
 壮絶な光景である。
 永井元一曹が小日向奈央元少尉のクリトリスに刺さった注射針を鰐口クリップを針に接続したまま抜き取る。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 抜く時の針も痛い。
 こっちも血が浮き出て流れる。
 小日向奈央元少尉の躰は震えていた。
 乳房を鋏んだクリップを外すときの痛みを充分に知っている。
 永井元一曹は接続した鰐口クリップを両方外した。
 そして山賀元一曹を手招きする。
 「取って差し上げますよ。少尉殿」
 永井元一曹は嬉しそうに詰る。
 「もう少尉じゃないよ。私が苦しむのが楽しみだろ!早くとれよ」
 小日向奈央元少尉はまだ言い返す。
 「それはもう。限りない悦びでございます」
 「まったくですな」
 山賀元一曹も永井元一曹に同調する。
 「早くやれよ」
 小日向奈央元少尉は怒りが籠って座った目で二人を見ていた。
 「それでは行きます」
 二人は同時にクリップの針金の持ち手を掴む。
 「5.4.3.2.1」
 一気に広げて外す。
 「ぐごおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 こっちも強烈な悲鳴が上がる。
 「がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉は両手で乳房を掴んで床に俯せのまま強烈に躰を揺すって暴れた。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーー。ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉も床を叩いて痛みに藻掻く。
 そして自分で揉む。
 「うう、ぐうーーーーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーー」
 揉んでも激痛だが揉むしかないと知っている。
 如何に元工作員でも強烈な痛みである。
 小日向奈央元少尉も藤香澄元中尉も暫く藻掻き続けた。
 「今日は上出来よ」
 真紀子はにっこり笑顔である。
 「ありがとうございます。でも吐かせるまでは行きませんで」
 太刀川俊二は半分詫びていた。
 「そこまでは無理。これを公開して唐津に居る仲間が動揺すればそれでいいのよ」
 「はあ。そういうことでございますか」
 太刀川俊二はやや躰を倒して恐縮した表情である。
 「お給料は会計から振り込まれます。これは私からのお礼よ」
 真紀子は厚みのある封筒を三枚出してそれぞれに渡した。
 太刀川俊二らは臨時収入でまたSM遊びに邁進する。
 
 唐津。吉丘蓮実元中尉らの潜水艦。その発令室。
 吉丘蓮実元中尉らは六人で東条大統領から提供された録画で藤香澄元中尉らの拷問動画を確認している。
 強烈な屈辱に怒りを滾らせ恐怖に青ざめていた。
 「しかしあの連中の奈央への言い方。もう独裁国家だけになったら男の意識が昭和に戻ったね」
 田川真琴元中尉が怒りを込めて呟く。
 「そうじゃないと思う。一時的にリベラル社会に合わせていただけで内側は昭和から変わってないのよ。女の上官は嫌と言う意識。それがオープンになっただけだと思う」
 田中一美元特務中尉は恩給で潤ってSM遊びに呆ける中本克己元大佐を見ていてそう感じていた。
 「でもあの三人中本より若いよね」
 川崎優菜元中尉は中本克己とはもう少し世代が違うのにと言う。三人ともまだ四十代である。
 「昭和に変りなしよ」
 田中一美元特務中尉は吐き捨てる言い方をした。
 「やり方のえげつなさが異常すぎるよ。あれを見せたら大衆がもっとエロに浸るよ。それと私達への衝撃が北嶋の目的よ」
 吉丘蓮実元中尉も怒りを吐き出す。
 「南の島の四階だよね」
 浜田佳美元中尉は背景から断定する。D市の報道スタジオを使わず明らかに南の島で昔拷問の行われた一角と判るように放映していた。
 「誘き寄せようとしているのね」
 田川真琴元中尉も敵の意図は充分に分かる。
 「ねえ。そうすると南の島に津島と溝口、井上は集中しているよね。もう一回天昇の間狙えない」
 中依美緒元少尉の意見である。
 「いいえ。天昇の間は疎かにしないよ。多分だけど。津島が南の島で待ち構えて井上と溝口が天昇の間だよ」
 吉丘蓮実元中尉はそう推測する。
 「そう。それにもう同じエレベーターの坑道に繋がった抜け穴からは入れないよ」
 田川真琴元中尉も否定した。
 議論はなかなか進まない。
 
 新青森。管理棟の屋上に小滝橋佳苗中尉がジェットヘリで降りた。
 當間五郎と若い男四人を迎えに来たのである。
 昨夜の放送は五人で見ていた。
 あれ以上のことをしたいと意気込んでいる。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 中居が昼食を配膳していた。
 井上貴江中佐と溝口明日香中佐も一緒に食事をいただく。
 吉丘蓮実元中尉の予測通り天昇の間の護衛に就いていた。
 「今日は當間五郎らがあの二人を拷問して唐津の連中を刺激してくれることに期待しましょう」
 真紀子は當間五郎の女を見る目の残忍さを強く感じ取っている。それが今回の期待である。
 「奴らが一度唐津に戻ったのなら今週は来れないな」
 平佐和はそう憶測していた。
 「そのまま近海に居なければね」
 予測はできない。
 「もう此処は狙って来ないだろ」
 平佐和はまた楽観していた。
 「いいえ。南の島に誘き寄せられていると見て逆に此処を狙う可能性はありと思います」
 溝口明日香中佐は平佐和の楽観を言下に否定する。
 平佐和も近頃の溝口明日香中佐の働きを聞いていて反論はしない。
 天昇の間には工作員六人が警護してエレベーターホールは柿崎一行らが護っていた。
 
 小滝橋佳苗中尉のヘリが五号棟の屋上に着く。
 R国の工作員四人が待っていた。
 真紀子と葛城義和が来るので追加の警備体制である。
 小滝橋佳苗中尉は五人をまず一階に連れて行く。
 鉄格子では藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉が乳房丸出しのバスロープ姿でくつろいでいた。
 二人を引っ張り出して四階に連れて行く。
 既に真紀子と葛城義和が着いていた。
 「毎日拷問します。病院送りにならない範囲で懲らしめて下さい」
 真紀子は女の怖さを滲ませて言う。
 當間五郎らも道具を物色する。
 チェーンブロックを四基持って来た。
 一人ずつ股間の幅に合わせて天井のフックから吊るす。
 若い四人が一人ずつ片脚に掛かる。太腿の付け根に二重廻しの厳重な縄を掛けた。それにフックを付ける。
 天井から吊るしたチェーンブロックのフックを下げて太腿のフックに接続してチェーンブロックの鎖を引いて吊るし上げた。
 二人の躰は脚で空中に八の字を描く逆さ吊るしにされてしまう。
 さらに膝から脚首に縄を掛けて離れた床のフックに引っ張って固定した。
 二人の手は辛うじて床に着く。
 當間五郎が小日向奈央元少尉から順に大股開きで斜め上を向いた膣にクスコを差し込む。
 若い男が一人螺子を回して膣の奥を広げる。
 次の男が小さいスポイトで二滴ウオッカを膣に流し込む。20度のウオッカである。
 次の一人がゆっくりビールを流し込む。
 四人目がマドラーで掻き回す。
 工作員でなければかなりきつい真紀子は含み哂いで見ていた。
 これは期待できると心の底からほくそ笑む。
 當間五郎が若い二人に尿道バイブを渡す。
 残りの二人には細いアナルバイブを渡した。
 四人が二人ずつ前と後ろに立ち尿道バイブとアナルバイブを尿道とアナルに一斉に突っ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉が声を上げてしまう。
 「うううーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉も堪らず声を上げる。
 膣に入ったアルコールは急激に効く。
 工作員が飲むアルコールに強くても膣に入れてしまえばこっちは一気に酔いが回ってしまう。
 急性アルコール中毒の苦しみと官能が同時に襲う。
 二人は狂ったような声を上げ続けてやがて意識を失ってしまった。殆ど二人同時である。
 まだ尿道バイブもアナルバイブも抜かない。
 當間五郎が小日向奈央元少尉から順に電子鞭で起こす。
 「がふぁあーーーーーーーーーー」
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーー」
 二人が意識を戻すと四人はまた責め始めた。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉は逆さ吊るしの躰を捩って藻掻く。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーー。あがあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーがあーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉も堪えられない。
 二人は完全に急性アルコール中毒である。
 當間五郎が小日向奈央元少尉から順にクスコの中のビールとウオッカのカクテルを小さなポンプで抜く。
 クスコを抜いてバイブレータを押し込んだ。
 そして若い二人に指示して吊るしから降ろす。
 床に寝かせると小日向奈央元少尉はぐったり崩れた。
 當間五郎が尿道バイブを抜かせてカテーテルを突っ込んで尿瓶に受ける。
 藤香澄元中尉も同じようにした。
 二人は床にぐったりしたままである。
 當間五郎がイルリガードルスタンドを立てる。栄養ボトルタンクに利尿剤を入れて点滴を腕に接続した。
 若い男二人が膣に刺さったバイブレーターのスイッチを入れる。
 あとの二人がアナルバイブを動かす。
 二人は強烈な逝き声を上げて躰を硬くしてカテーテルから漏らしながら藻掻き続けた。
 淫靡極まりない光景である。
 二人は何度も何度も逝き顔を晒した。
 四時間ぐらいで小日向奈央元少尉から先に急性アルコール中毒から解放されて行く。
 藤香澄元中尉も五時間くらいで回復する。
 二人とも何回も逝きまくったが二度目の失神はなかった。
 そのまま二人とも躰の力が抜けて立つことはできない。
 結局二人は五人の玩具にされて急性アルコール中毒の苦しみから度重なるアクメに逃れて強烈かつ淫靡極まりない醜態を晒した。
 医者が呼ばれたが異常なしである。
 自力で歩けないので担架で鉄格子に戻された。
 工作員二人が當間五郎に散々弄ばれたのである。
 真紀子は地味なようだが吉丘蓮実元中尉らはには強烈と思った。
 給料の他に五人にも謝礼を渡して究極に褒める。
 當間五郎はこの虐めに深く満足していた。
 小滝橋佳苗中尉は五人を送って行く。
 「あれで入院にならないのですね」
 葛城義和はまだ疑問であった。
 「何とも言えない玩具だったね。回復も早かった。最後は逝きすぎて立てなかっただけよ」
 「吉丘があれを見たら驚愕しますか」
 葛城義和には吉丘蓮実元中尉らの女の反応が読めてない。
 「するわよ」
 真紀子は断言してしまう。
 「でも吐かせるには遠いですね」
 「そうね」
 真紀子はそれは不可能と見ていた。
 「何か見ている側には物足りないかもしれませんが。現実にはかなり壮絶でした。あれで鞭を使ったら病院送りかタイミングが悪いと死ぬ場合も」
 葛城義和も状況の厳しさは理解している。
 
 唐津。洞窟内の桟橋の会議ブース。
 R国から奪った潜水艦に装備されていた対ロボット銃が置かれていた。
 「これを此処で造るのですか」
 東条大統領は考え込んでいる。
 「機械がないから手作業で金型を作って」
 五十代の議員澤田康弘は目算していた。
 「難しいですか」
 要求したのはエドガール大佐と吉丘蓮実元中尉である。
 「火薬が要らないから作らなくて良い」
 東条大統領は何とかしたいと考え続ける。
 「少し考えましょう。職人と技術者は居ます」
 澤田康弘は設備がないだけと言う。
 「澤田先生。この先端の金属が問題です」
 斎藤千春が疑問を定義する。
 「合成されたものだよ。ダイヤモンドなどだったら不可能だったが」
 澤田康弘は可能性はあると言う。
 そこへ山本由紀乃がUSBを持って来た。娼帝國の放送の録画である。
 直ぐにモニターに反映する。
 「あいつ何者」
 夕嵐の面々は當間五郎が直ぐに解らなかった。
 「少し前に舛田が連れて来て番組で使ったよ」
 田川真琴元中尉は覚えている。
 「ああ。三角木馬」
 吉丘蓮実元中尉も思い出す。
 陰湿な内容に全員が静かになってしまう。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 真紀子と葛城義和が戻っていた。
 「真紀子さん。明日はどうする」
 湯野中が次の拷問役を催促する。
 「そっちでも考えてよ」
 真紀子はこれまで自分の案だと言う。
 「だがな。太刀川はこっちの元工作員。當間五郎はこっちの舛田が連れて来た者だ」
 湯野中はこっちの勢力範囲という言い分。
 「そんな」
 考えたのは真紀子と溝口明日香中佐。だが溝口明日香中佐もR国の工作員である。
 「真紀子さん。引退した大佐は娼国の元工作員では」
 葛城義和が思い出す。
 「裏切り者の元上司か。それはいいね」
 真紀子は深く納得した。
 そして溝口明日香中佐が小滝橋佳苗中尉に連絡を取る。
 
 川越。中本克己元大佐の部屋。
 小滝橋佳苗中尉がやって来た。
 「北嶋主席がお呼びです」
 「えーー。またお叱りか」
 「いいえ。明日は元大佐殿が担当です」
 「ほう。あれをわしが」
 中本克己は悦び顔になる。
 「明日。十時に管理棟の屋上にお迎えに参ります。お手当も出ます。できましたら男性で階級の低い元配下を二、三人」
 小滝橋佳苗中尉は条件を提示した。
 「うむ」
 中本克己は承諾して元下士官の部下を探しにラウンジに向かう。
 
 娼国。南の島の鉄格子。
 藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉は食事も摂らず眠ったままである。
 警備員が二回来たがベッドに倒れたままそれぞれ動かない。
 二十時を回って先に小日向奈央元少尉がようやく起きた。
 明日また拷問される。食事は摂った方が良い。藤香澄元中尉を何度か揺すって起こそうとする。
 「ねえ。香澄」
 さらに躰を揺する。
 「ああ」
 藤香澄元中尉も目を覚ました。
 まだ二人とも頭が朦朧として確りとは立ってない。
 とにかく警備員を呼んで食事を頼む。
 「ねえ。もの凄い不覚だったね」
 藤香澄元中尉はどうにも抑えられなかった。
 「無理よ。ま〇こからアルコール入れられたのよ」
 「そうだね。私あいつに三角木馬に乗せられて斬れた会陰に金柑の汁塗られたよ」
 藤香澄元中尉は舛田警視正の番組での當間五郎らの拷問を思い出す。
 「それじゃ同じ奴にやられたんだね」
 「でもあそこまで恐ろしいことするとはね。悔しすぎる」
 藤香澄元中尉は不覚の連続である。
 「白状させるより私達に羞恥を晒させようとしてない」
 「北嶋は女の性を丸裸にして遊んでいるのよ。実質的独裁の首謀者である葛城は見ているだけだし」
 「目的は唐津に見せる為じゃない」
 「そうか。白状させるのは無理と考えて唐津を刺激して誘き出しかな」
 「そうよ。でもあれじゃ抑えられないよ。あの男のやり方エロ事師並みに嫌らしいよね」
 「うん」
 二人にも対策はない。
 軽い食事とビールが届いたので少しでもリラックスしようとしても崩れてしまう。
 さすがに辛かったのである。
 
 唐津。吉丘蓮実元中尉らの潜水艦の居住区。
 東条大統領が搬入してくれた日本酒を飲んでいた。
 「あの男かなりえげつないよね」
 田川真琴元中尉は動画の印象が拭い去れない。
 「あれは私も堪えられないよ。だってウオッカにビール混ぜて膣から吸収させられたら急性アルコール中毒になるよ。そこを入念に責めるのよ」
 吉丘蓮実元中尉も堪えられないと断言してしまう。
 「早く助けないとやばいよ」
 浜田佳美元中尉である。
 「香澄がやばそうだよね」
 田川真琴元中尉は藤香澄元中尉の状態が特に気になっていた。
 「そうだよ」
 そこは吉丘蓮実元中尉も同様である。
 だが作戦はなかなか纏まらない。
 
 翌朝。川越スカイタウン一号棟屋上。
 小滝橋佳苗中尉が准尉の部下一名を伴って中本克己を迎えに来た。
 中本克己は一夜明けて重圧である。
 前の三回の内容が濃すぎた。自信はない。
 だが真紀子は大して期待してなかった。川崎優菜元中尉と田中一美元特務中尉を刺激したかっただけである。
 
 唐津。
 作戦は不完全なまま吉丘蓮実元中尉らの潜水艦とエドガール大佐らの艦が出港した。
 移動しながら考えるしかない。
 進路を娼国に取る。
 航行しながら会議を続けていた。
 エドガール大佐は吉丘蓮実元中尉らの艦に乗っている。いまの会議が決着したら小型潜航艇で戻る予定である。
 「どっちを狙う」
 「救出が優先よ」
 吉丘蓮実元中尉は断言する。
 「囮は」
 「帯広は意味がないよ」
 田中一美元特務中尉が昼食のカレーを配膳していた。
 「注意を天昇の間に引き付けてはどうでしょう」
 田川真琴元中尉の提案である。
 「警備の関心をできるだけ北の島に向けましょう」
 「北の島の港には船舶を係留していますね」
 ここでエドガール大佐が話に割り込む。
 「ええ」
 「それをやや遠距離から雷撃しましょう。魚雷はもう唐津で作れると確認ができました。多少使っても良いと思います」
 エドガール大佐は自分の艦が雷撃すると提案した。
 「そして北の島のホテルの地下から接近すると見せるか」
 吉丘蓮実元中尉もやや乗り気になる。
 「津島と言うスナイパーは南の島に居る予測ですね」
 「そうです」
 「私の艦にも一人凄腕のスナイパーが居ます。夜なら崖から行けますね」
 「行けますが北側半分は天昇の間から丸見えです」
 「敵はこれまで侵入した海底の桟橋を警戒してませんか」
 「まず其処は警戒しています」
 「それならスナイパーが南側の崖を登って其処から射撃で援護して敵を引きつけましょう」
 「蓮実。いまは昔より暗いよ。洋上に全く船は居ないから」
 「そう。行けるかもしれないね」
 話は纏まった。中依美緒元少尉がエドガール大佐を小型潜航艇でフランスの艦に送って行く。
 そのまま二隻はフランスの艦の速度で航行する。
 
 娼国。南の島。
 小滝橋佳苗中尉が操縦するヘリが五号棟の屋上に着陸した。
 同じように一階の鉄格子に降りる。
 二人は昨日の状態から回復していた。
 回復しないのは一昨日クリップで鋏まれた乳輪と乳首の感覚だけである。
 「病院送りにはならない範囲で甚振って下さい。毎日虐めたいのです。それで川崎元中尉と田中元特務中尉を追い詰めて襲撃に誘き寄せたいのです」
 今回は真紀子は女の怖さを滲ませなかった。
 「畏まりました」
 中本克己は真紀子の意図を理解している。
 それで秋本元兵曹長、神谷元一曹。大利根元二曹を連れて来ていた。
 早速大道具を探しに掛かる。
 床に敷く鉄板を探す。
 工作員が床に直接ドリルを使って構わないと説明した。もう古いから問題ないらしい。
 床はフローリングである。
 神谷元一曹と大利根元二曹は鉄パイプでやぐらを組む。
 鉄パイプ八本で柱四本と上四本四角形に組んでさらに真ん中に三本で伏せたコの字を組み込んだ。
 真ん中に組んだ三本に何か所かフックを組み込む。
 そのフックに八本の鎖を渡した。
 中本克己と秋本元兵曹長でドリルで床に螺子穴を開ける。
 藤香澄元中尉をバスロープとショーツを脱がせて床に大の字に寝かせて手首、脚首をU字金具で固定する。
 脚は百二十度くらいに広げられた。
 鉄パイプでやぐらを組んだ正面である。
 小日向奈央元少尉も全裸にする。
 手首、膝下にそれぞれバラバラにフックの付いた拘束具を付けた。
 三人が小日向奈央元少尉の躰を持ち上げて中本克己が手首と膝のフックをそれぞれ鎖に引っ掛ける。
 小日向奈央元少尉は鉄パイプの櫓にクモの巣の様に張られた鎖に大の字に磔にされた。
 かなり不安定で藻掻くと揺れる。
 太腿にバンドで固定するバイブを持ち出す。
 それにローションの代わりにマスタードをたっぷり塗る。
 回転はしないが根元で角度が変わり膣の中を満遍なく刺激する作りである。
 同じ物を二人の膣に突っ込んで固定してしまう。
 カード型のリモコンでスイッチが入る。
 今度はマスタードを膣の中で煉ることとなった。
 マスタードでも痒くなってしまう。
 小日向奈央元少尉に神谷元一曹と大利根元二曹が藤香澄元中尉には中本克己と秋本元兵曹長が擽りに掛かる。
 擽るのにルームキーの先端を使う。これがなかなか効く。
 「あふぁあ。あふぁあ。あふぁあーー。ああーーー。ああ。あふぁああーーー。ああ。ああ。あふぁあーーーーーーーーーーーー」
 擽りと痒みとバイブレータの膣責めのミックスである。
 藤香澄元中尉も小日向奈央元少尉も強烈に藻掻き暴れる。
 狂ったような悲鳴状態が暫く続いた。
 これには工作員と雖も堪えられない。
 「あふぁあーーーーーー。あふぁあ。あふぁあ。ああーーー。ああ。ああ。あふぁああーーー。ああ。ああ。あふぁあーーーーーーあふぁああーーーーー」
 小日向奈央元少尉を磔にした鎖は強烈に揺れた。
 五分くらいで小日向奈央元少尉から順に失神してしまう。
 中本克己がスタンガンを取り出す。
 それで小日向奈央元少尉を起こした。
 「がふぉん。ごほん。ごふぉん」
 小日向奈央元少尉は咳き込んで意識を回復する。
 中本克己は秋本元兵曹長に一本鞭を渡す。
 先端が細く長い一本鞭である。
 秋本元兵曹長はそれで藤香澄元中尉の乳房を横から二つ並べて叩く。
 「ぐ、ぐうーーーーーーー。ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉は強烈な悲鳴と共に意識を戻す。
 どっちも膣の中のバイブは作動したままである。
 「あふぁああーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー」
 バイブの責めも効いていた。
 「ちょっと擽りがハード過ぎたな。いくら訓練された工作員でも失神は二回くらいにしておかないと主席の指示に反してしまう」
 「大佐。ならばどうします」
 秋本元兵曹長が中本克己に確認する。
 「擽りは一人にして利尿剤打って尿道を責めよう」
 そう言って中本克己は尿道バイブを秋本元兵曹長と大利根元二曹に渡した。
 藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉に戦慄が奔る。
 女性工作員が利尿剤を注射器二本で渡した。
 秋本元兵曹長と大利根元二曹が受け取る。
 二人が利尿剤を注射した。
 小日向奈央元少尉も藤香澄元中尉も神経質そうな表情になって二人の医療経験のない注射を見ている。
 太腿にバンドで固定するバイブがやや邪魔だが外さないで辛うじて尿道に尿道バイブが挿入できた。
 鎖に磔にされた小日向奈央元少尉の股間の下に大利根元二曹がしゃがみこんで股間を見上げて尿道バイブを突っ込む。
 「う、うう、ぐうーーーーーーーーーーーーーーーー」
 かなりの痛みである。
 藤香澄元中尉には秋本元兵曹長が簡単に入れてしまった。
 何と唾液で舐めたのである。
 藤香澄元中尉は嫌そうな顔でそれを見る。
 二人は真紀子の目的通りの屈辱感を味わっていた。
 膣内はマスタードが効いてその痒みをバイブが刺激する。そして尿道バイブが尿道を刺激していた。
 秋本元兵曹長と大利根元二曹は尿道バイブで巧みに責めながら時々抜いて入れ直す。
 大利根元二曹はその度に真下に居る躰を横に躱していた。
 二人は堪えてなかなか漏らさない。
 「あふぁあ、あーーーーーー。あふぁあーーー。あふぁあ。ああ。ああ。ああ。あふぁああーーー。ああ。あふぁあーーーーーーあふぁああーーーーー」
 擽りと併用でも藻掻き奇声を上げながらもよく耐えていた。
 小日向奈央元少尉は顔を強く逸らせて表情を軋ませ藻?いている。鎖は究極に揺れ続けた。
 大利根元二曹は片手で揺れる小日向奈央元少尉の股間を掴んで尿道バイブを入れ直す。
 「うーー。ぐうーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉は強烈に藻掻く。
 大利根元二曹は小日向奈央元少尉の尿道の奥まで差し込んだ尿道バイブを強く回す。
 次の瞬間抜いて体を躱した。
 小日向奈央元少尉の尿道口が膨らんで潮が威勢よく床に叩きつけられる。
 神谷元一曹も擽る手を離して体を躱した。
 程なく藤香澄元中尉も失禁してしまう。
 黙って見ていた真紀子がイルリガードルスタンドを二本要求する。女性工作員がそれを運んで来た。
 栄養ボトルタンクに製氷機で作ったグラスに入れる四角い氷を半分くらい入れて水を流し込む。それを掻き回して冷やす。
 「中本大佐。お漏らししたから。浣腸の痛みと併用しません」
 擽りを始めようとした中本克己に真紀子が声を掛ける。
 「はい」
 中本克己は直ぐに従う。
 腸カテーテルを中本克己が藤香澄元中尉に神谷元一曹が小日向奈央元少尉のアナルに挿入する。
 コックを開いて冷水を流し込む。
 「う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉は鎖にぶら下がった腰を捩って藻掻く。
 「うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。う、ううーーーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉も一気に腹の痛みに襲われている。
 膣に入ったバイブは動いたままで膣液がマスタードを溶かしてバイブの横から流れ出ていた。
 「うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 今の小日向奈央元少尉は腹の痛みが総てを蹂躙している。
 冷たい水の侵入に強烈に藻掻きクモの巣のような鎖はぐらぐら揺れた。
 「うぐうふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐわふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉も床で躰を捩って藻?いている。
 小日向奈央元少尉からも藤香澄元中尉からも自分の位置からお互いの姿が見えていた。
 排泄の辱めを公開されてアナルと同時に責められることは想定が付く。
 まだ腸カテーテルが入ったままである。
 二人は躰を捩って呻き続ける。
 栄養ボトルタンクの中は解けて小さくなった氷だけになっていた。
 「ここらで抜きます」
 中本克己が真紀子に確認する。
 「いいよ」
 真紀子の了解を聞いて中本克己が神谷元一曹に合図して小日向奈央元少尉から抜かせた。
 大利根元二曹が大きなボウルを真下に置く。
 ズブウーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
 茶色い水が一気に流れ出る。
 残念ながら便は僅かで大方が溶けていた。
 その間に秋本元兵曹長がアナル用のドリルバイブ二本を持って来る。
 中本克己が藤香澄元中尉のアナルに刺さった腸カテーテルを抜く。
 ズブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
 床なのでボウルも尿瓶も受けられない。
 一気に床に洪水のように流れ出た。
 僅かに便の欠片が確認できる。
 女性工作員がバキュームを転がして来た。
 中本克己がそれで掃除してしまう。
 その間に女性工作員が天井の大型換気扇を回していた。
 二人ともアルコールを飲んで辛さを紛らわしている。匂いは壮絶である。
 真紀子も残念ながら放送にそれが反映できない。
 中本克己が藤香澄元中尉の太腿にバンドで固定したバイブを一度外してマスタードを塗り直す。そしてもう一度挿入した。
 藤香澄元中尉は顔を顰めて堪える。
 神谷元一曹と大利根元二曹は藤香澄元中尉が磔にされている床の横でドリルで穴を開けて行く。
 四人掛かって小日向奈央元少尉を鎖の吊るしから降ろす。
 鎖は演出以上の効果はなかったようである。
 小日向奈央元少尉の太腿にバンドで固定したバイブも一度抜いてマスタードを塗り直してもう一度挿入する。
 神谷元一曹が小日向奈央元少尉に秋本元兵曹長が藤香澄元中尉のアナルにアナルバイブにローションを塗って挿入する。
 膣のバイブは既に回っていた。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉から声を上げてしまう。
 大利根元二曹ががもう一度尿道バイブを抓む。
 「あ、ああーーー」
 小日向奈央元少尉はそこまでするかと言う表情である。
 「良いか。失神しない範囲で一度止めろ」
 中本克己が他の三人に指示する。
 結果は逝く寸前に止めてはまた責めることとなった。
 「あーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉はもう逝くのを抑えようとはしない。
 寧ろ逝く寸前に止められてはまた責められる。痒みとのバランスは取れるが堪らなく辛い。
 真紀子もそれを感じ取っていた。
 我流で遊ぶだけの中本克己ら四人には分かってない。
 だが真紀子は暫くじっくり鑑賞する。
 
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦。
 海上にアンテナだけ出して放送内容を取得していた。
 娼帝國のこの手の放送はリアルタイムでなくてもダウンロードできる。
 「畜生。中元!」
 川崎優菜元中尉は見るなり怒りを沸騰させた。
 そして秋本元兵曹長、神谷元一曹、大利根元二曹を見てさらなる怒りが沸騰する。
 「あの人を知っているの」
 「中本克己元大佐です。引退して恩給でSM三昧していました。もう下手な遊び方して女の子を病院送りにしてましたよ」
 田中一美元特務中尉が怒りを噴き出しながら答えた。
 「北嶋は屈辱感を演出して貴女方を怒らせたいのね」
 吉丘蓮実元中尉は断言してしまう。
 「これ以上の独裁権力はないですね」
 田中一美元特務中尉は言い切ってしまった。
 「そうだよ」
 川崎優菜元中尉も同意する。
 「これで四日連続だよ」
 浜田佳美元中尉は非常に二人を心配していた。いくら工作員でも毎日は堪えられない。
 「とにかく救出に向かいましょう」
 「病院送りにならない範囲で毎日責めるのよ。酷すぎる」
 逢見由愛元少尉は涙を零す。
 
 娼国。南の島の四階。
 床に磔にされた藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉は逝き声を上げ始めては寸止めに切ない呻きを漏らす。
 「ねえ。そろそろ逝かせてあげたら」
 真紀子が中本克己に近寄って言う。
 「何回も逝ってませんか」
 中本克己は真顔である。
 「止めるのが速いの。それでは寸止め。切なそうよ」
 真紀子は嘲るように言う。
 「判りました」
 中本克己は神谷元一曹に合図する。
 そして一気に責め続けた。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉の躰が強烈に迫り上がって弾ける。そして床に沈む。
 「あふぁあーーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ」
 暫く藤香澄元中尉の躰が強く震撼し続けた。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉の躰も強く震撼して股間は明らかに痙攣している。
 「あーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉の躰も迫り上がって固まる。それが強く上下に震撼した。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 神谷元一曹は慌てて尿道バイブを抜く。
 大利根元二曹も慌てて離れた。
 小日向奈央元少尉は強烈に失禁尿を飛ばす。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ」
 小日向奈央元少尉の躰は床に沈み強く歪めたまま強く震撼させ荒い息遣いを続けた。
 誰が見ても深く逝ってしまったと言う光景である。
 「ご苦労さん。そのくらいで良いわ。上できよ」
 真紀子は一応褒める。
 そして金一封を四人に渡した。
 「給料は別途に振り込まれるからね」
 「ありがとうございます」
 中本克己は深く頭を下げてお礼を述べて帰る。
 藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉は工作員が担架で鉄格子に戻した。直ぐには歩けない状態である。
 
 ホテル最上階天昇の間。
 今夜は津梨清吉がカウンターで寿司を握り刺身を出す。
 真紀子が戻って六人になっていた。
 「真紀子さん。明日は」
 湯野中はまだ真紀子に要求する。
 「一回舛田警視正に任せたら」
 「明日が放送だろ」
 「それの生贄にしたら」
 湯野中は舛田警視正に連絡を取る。
 「病院送りにしない範囲と言うのは難しいです」
 舛田警視正は予定してなかった。
 「北嶋主席のご指名だ。少し考えてよ」
 「はい」
 やや不満。他の生贄を考えていたのである。
 「他に虐める目論見があったのね。こっちは午後からだから夜間は別でいいじゃない」
 真紀子は両方やるならどうだと言う。
 湯野中は仲介をしないで衛星電話を代わってしまう。
 「直ぐ検討します」
 舛田警視正は真紀子が出たので止むなく従った。
 
 舛田警視正は帯広に向かう。
 最上階のラウンジで警察庁長官田村祥司が待っていた。
 「明日の朝ヘリが迎えに来ます」
 「あの工作員二人だな」
 「そう。病院送りにしない範囲と言う主席の指示なの」
 「うん」
 田村祥司は笑みを浮かべる。
 「やって貰えます」
 「いいよ」
 「手伝う人も」
 「若いの四人でどうだ」
 「いいですね。屈辱感をアップして」
 警察庁長官田村祥司は何もしない。四人の若者を舛田警視正が指示するだけである。
 
 娼国。南の島五号棟の鉄格子。
 二人ともベッドに横たわっている。
 今日は辛うじて食事とビールを頼むことができた。
 「あんなに直前に止め続けられると辛いって知らなかったよ」
 藤香澄元中尉は二人になったら見栄を張る気力はない。
 「あんなの想定してないよ」
 小日向奈央元少尉もあんな訓練してないと言う。
 「これじゃ女の性のサンプルだよ。各シティのSMコースが盛んになりそうよね」
 「昔の日本のAVで寸止めと言うのがあるらしいよ。でもいい加減な話じゃなかったね」
 小日向奈央元少尉はAVのネタと馬鹿にしていた。
 「女の悦ばせ方を知らない夫が毎回自分だけ逝ってしまって終わり。妻は後で自分で慰める。それの連続版」
 「ううん。逝かないまま止められる連続だから全然もっと辛かったよ」
 
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦の発令所。
 エドガール大佐らのフランスの潜水艦が先に航行する。その推進音を捉えて自動航行していた。
 「ねえ。なんか相当辛そうだったよ」
 川崎優菜元中尉も経験がない。
 「精神的な辛さだよね」
 黒田穂美元少尉はそんなに分かってなかった。
 「ううん。躰が反応したままだから辛いのよ。何とも膣を痒くして三穴責められるのよ」
 田川真琴元中尉は自分も堪えられないと思う。
 夕食は田中一美元特務中尉がシチューとライスを配膳する。
 唐津では酪農家も居て牛を育てていた。
 外の酪農は大気汚染を気にするが娼帝國の様な屋内農業の設備まで建設できない。
 R国では絶対にNGらしいが日本本土は一部しか汚染されてないから無難と言える。
 
 娼国。CIC本部。
 津島らは夜間だけ南の島の警戒配備に就く。
 それ以外はロボット部隊が五号棟の屋上で配備に就いていた。
 「長官。いっそのこと唐津を完全に潰してしまえませんか」
 鄭淑徳少将の意見である。
 賛成する大佐クラスも数名居た。
 「葛城国家顧問が反対では天昇の間は動かないぞ」
 「唐津さえ潰してしまえば夕嵐なんか一網打尽にできますよ」
 鄭淑徳少将は昔の言葉で言うタカ派である。
 「国全体の治安も考えないとならない。心の中では国民は従ってない。葛城先生はそのバランスを見ている」
 「・・・・・」
 鄭淑徳少将は諦めて何も言わない。
 
 対馬海峡。第二機動部隊蒼龍の艦橋。
 空母六隻。イージス艦三十隻で対馬海峡付近の六か所に展開している。
 第二機動部隊の長官天葛少将が先任で第五機動部隊と第七機動部隊を従えていた。
 第七機動部隊は撃沈された紅の代わりに新鋭艦神龍が配備されている。これも十二万トンの大型艦である。
 艦長、副長らは元紅の艦長がそのまま務めていた。
 東シナ海寄りに蒼龍と飛龍がイージス艦十隻とR国の新鋭潜水艦に護られて展開している。
 瑞鳳と隼鷹、有明、神龍の各艦がイージス艦五隻とR国の新鋭艦に護られて順に島根沖まで展開していた。
 関谷少将と角谷少将、各艦隊参謀は蒼龍に乗っている。
 各空母には艦長以下と護衛のイージス艦の艦長が乗っていた。
 前路警戒のR国の新鋭潜水艦のみ艦長は艦内である。
 交代しつつ護る場所は変わらない。
 あれ以来フランスの潜水艦に遭遇することは全くなかった。
 湯野中の配慮でハードコンパニオンが潜水艦以外艦長らの集まる艦に派遣されている。
 天葛少将は一人目を付けたハードコンパニオンを生贄に蒼龍の会議室でSM拷問ショーを開始する。
 ハードコンパニオンは八井田マリーという。
 日本とR国の混血である。
 娼国の南の島やR国の修道院で作られた女ではない。
 やや茶の掛かった躰だが締まりが良く華奢なスレンダーである。小顔で印象の強い目が良い。
 「また私が生贄ですか」
 「良いじゃないか増収入にはなる。お前の悲鳴と逝き声が俺たちの愉しみなのだよ」
 「昨日あんまり責めるから漏らしちゃったよ。もう恥ずかしい」
 「それが良いのだよ」
 「ううん」
 八井田マリーも文句は言えない。他のハードコンパニオンの三倍くらいの収入となっていた。
 将校らが会議テーブルを端に寄せて拷問椅子を運び込む。
 八井田マリーは自分でスーツを脱いで下着も取る。
 全裸になって自分で拷問椅子に乗ってしまう。
 中尉の徽章が二人で手首をそれぞれ肘掛けに縛り膝と脚首を脚乗せ部分に縛り付ける。
 完全に百五十度全開の大股開きである。
 少尉の徽章が二人加わって四人で女の部分を広げてしまう。緋色の内側が広がる。
 大尉の徽章が小型のカメラでスクリーンに映し出す。
 スクリーンが八井田マリーの真後ろと正面に設置されていた。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーー。そんなに拡大したらはずかしいよーーーーーーーーーーーーーーーー」
 八井田マリーは顔を逸らせて恥ずかしさを訴える。
 「お前ハードコンパニオンだろ」
 天葛少将が素見す。
 「それだってーーー。大勢でこんなに拡大したら」
 八井田マリーの表情は恥ずかしさに崩れている。
 天葛少将はこの表情が愉しみである。
 そして両方の人差し指をL字にして左右に引っ張る合図をする。
 四人の指先が八井田マリーの膣口に進入した。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーあはあは、ああーーーーーーーーーーーーーーん」
 八井田マリーは大口を破裂させて叫ぶ。
 「奥の真っ赤な子宮頸部がくっきりだぞ」
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーん。はずかしすぎるよーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 八井田マリーは藻掻きながら顔を振る。
 「さあ。今日は酔わせてしまうぞ」
 大尉の徽章が拷問椅子のハンドルを回して後ろに倒す。
 「えーーーーーーーー。なにするのーーーーーーーーーーーーー」
 八井田マリーは怯える。頭が平行に寝かされ股間は斜め上に向いてしまう。
 大尉の徽章はクスコを手にしていた。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。まだひろげるのーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 八井田マリーは恥ずかしさに火照っている。
 「お前。ハードコンパニオンだぞ。そういうサービスする仕事だろ!」
 天葛少将はふざけながら檄を飛ばす。
 「だってーー。二人だけで見せるのだよーー」
 「順番に十人の客に着いたら十人に恥ずかしいところ見られるぞ」
 「そうだけどーーーーーーーーーーー。こんなのはずかしいよーーー」
 大尉の徽章が持つカメラでクスコの奥がスクリーンに投影されていた。
 指で広げたのとは違う見え方である。
 「さあ。ビール入れるぞ」
 天葛少将が宣告する。
 「そんな。夕嵐の拷問になっちゃうよ」
 「あれはウオッカが混ざっているの」
 大尉の徽章は冷やしてない缶ビールをクスコに流し込む。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーん。酔っぱらちゃう」
 八井田マリーは既に泣き悲鳴である。
 小柄で小顔でも柔らかみのある美人顔。
 泣き悲鳴が実に可愛い。
 「酔っぱらったら気持ち良くしてやる。逝き顔をたっぷり晒したら徐々に覚める」
 天葛少将はたっぷり一夜愉しむ目算である。
 「あ、ああーーーーーーーん。早く出してよーーーーーーーーー」
 八井田マリーは堪らず訴える。酔いたくはない。
 将校らがイルリガードルスタンドを立てて利尿剤を点滴でセットする。
 そして八井田マリーからクスコが外されて尿道の亀裂にカテーテルが差し込まれた。
 中に入ったビールは僅か少量しか流れ出てない。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーー。中に残っているよーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーー」
 さらに泣き悲鳴になる。
 少尉の徽章二人と中尉の徽章二人がローターを手にしていた。
 それをクスコを抜いた膣に一人ずつ突っ込む。
 「いやあ。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 八井田マリーはまたごねる。
 三個まで入れてしまう。ビールがやや流れ出た。
 最後の一人は尿道カテーテルの刺さったその上部に半分剥けたクリトリスに当ててしまう。一気にスイッチが入る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーーーーーーー」
 八井田マリーは大口を破裂させて叫ぶ。
 アルコールはさらに拡散されて効く。そして激しい官能に堕ちて行くのである。平佐和の趣味が此処にも蔓延していた。
 
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦の発令所。
 唐津で製造した地ビールの様な物で乾杯していた。
 水中通話機でフランスの艦からスナイパーをこっちの艦に移すと連絡が入る。
 田川真琴元中尉が小型潜航艇で迎えに行く。
 ディオン中尉とダミアン大尉が移って来た。
 スナイパーはディオン中尉である。
 明日の夜は舛田警視正の番組が始まって直ぐ突っ込む。
 フランスの艦からの雷撃は2時5分と決めてあった。
 娼国まではまだ二十時間近く掛かる。
 
 翌朝。帯広。管理棟屋上。
 小滝橋佳苗中尉が田村祥司警察庁長官らを迎えに来た。
 舛田警視正も一緒である。
 田村祥司警察庁長官が連れて来たのはロボット警官の動員で退役した巡査長、巡査部長である。
 
 対馬海峡。第二機動部隊蒼龍の会議室。
 八井田マリーは急性アルコール中毒の状態で散々責められて失神したまま朝を迎えた。
 中毒状態は去ったがまだ躰は気怠い。
 天葛少将らが起きて来た。
 「さあ。まだ躰が重いだろ。もっと気持ち良くなろう」
 天葛少将はまだ弄る心算である。
 将校らがドリルバイブを持ち出していた。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーそれーーーーーーーーーーー。漏らしちゃったんだよ」
 八井田マリーはドリルバイブを見て拒絶する。
 「お前昨夜たくさん漏らしただろ。下の壺にいっぱい溜まっているぞ」
 天葛少将は壺を掲げて詰る。
 「それはーーーーーーーーーーー。利尿剤とこの管だよ」
 八井田マリーはお漏らしではないと主張。そして拒絶表情である。
 「どうであれあのお漏らしがもう一回見たいのだよ」
 天葛少将は強硬になる。
 「いやああーーーーーーーーーー。みんなお〇〇〇ん出せばいいじゃない」
 八井田マリーはそっちに逃げたい目論見である。それを受け入れることに躊躇いはない。
 「はっはっはは。それには囲いをしないとできない。昔の日本のストリップ劇場の生板ショーではないのだ」
 天葛少将の若いころの話である。
 大尉の徽章がドリルバイブにローションを多量に塗って準備していた。
 「やだあーーーーーーーーー。お○○〇んが良いよーーーー」
 八井田マリーはまだごねる。
 「これ受け入れないともっと太いの持って来るぞ」
 天葛少将はさらに強硬に出る。
 既にカテーテルも点滴も外されていた。もう直の排泄しかない。
 「さあ。迎え酒だ」
 少尉の徽章が冷えた生ビールを持って来る。
 八井田マリーは躊躇うが飲んでしまう。
 その方が楽になると知っている。
 そして大尉の徽章の手でドリルバイブが挿入された。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 八井田マリーは藻掻くが確り挿入されてしまう。
 「がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 躰を硬くして強烈に藻掻く。
 そして直ぐに上り詰めてしまう。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 八井田マリーは拷問椅子から躰を迫り上げて固まる。そして強烈に弾けた。
 「あふぁあーーーーーーーーーーー。はあ。はあ。はあ。はあ」
 何回も上り詰める。
 その方が急性アルコール中毒から逃れられるからである。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーん」
 遂に失禁尿を噴き上げてしまった。
 会議室全員から拍手が沸く。
 八井田マリーはようやく入浴が許された。
 既にロボット水兵が昼食の準備に掛かっている。
 敵が現れないので機動部隊は指揮が緩みつつあった。もうじき指揮は生方少将の第三機動部隊に交代である。
 
 小滝橋佳苗中尉が操縦するジェットヘリは娼国南の島五号棟の屋上に着いた。
 天昇の間でも昼食が終わっている。
 既に真紀子と葛城義和が四階の拷問部屋に待っていた。
 田村祥司警察庁長官と四人の部下を四階に残して舛田警視正と工作員四人が鉄格子に向かう。
 藤香澄元中尉も小日向奈央元少尉も舛田警視正を見て戦慄が奔る。
 やはり恐怖である。
 「主席もやり方を変えたのね。毎日入院させない程度に責める。向こうは心配で堪らないわね」
 舛田警視正は態と状況を突き付ける。
 「・・・・・」
 二人は何も答えようがない。
 四階に入って真紀子は何も言わなかった。舛田警視正に総て条件は提示されている。
 田村祥司警察庁長官は離れたシートに座ったままである。
 池上元巡査部長以下三名が立ち上がった。
 残間元巡査長と細野元巡査長が小日向奈央元少尉を全裸に剥く。
 そのまま高手小手に縛ってしまう。
 池上元巡査部長と岩佐元巡査長が藤香澄元中尉に掛かる。
 その間に女性工作員が三角木馬を二台用意した。
 何故か頂点は一センチくらい金属で平らになっている。
 高手小手に縛った後ろの縛り目にフックを付けた。それに天井から下がった滑車のフックを下げて引っ掛ける。
 残間元巡査長と細野元巡査長が小日向奈央元少尉の膝を片方ずつ抱えて持ち上げ池上元巡査部長が滑車の縄を引き上げ始めた。
 三角木馬を跨がせて乗せるだけである。
 その間に細野元巡査長が膣にローターを二つ入れてしまう。線は繋がってない。無線で操作も充電もする。
 ローターを二つ小日向奈央元少尉の膣に呑ませたまま三角木馬の頂点に乗せてしまう。
 一メートル四方の鉄板に立てた高さ一メートルくらいのアームに底辺の幅二十。高さ二十。奥行き一メートルの鞍が乗っている。
 小日向奈央元少尉は天井から縄で吊るされてその鞍を跨ぐ状態である。
 脚は床に着かない。
 「うう。・・・・・うう。・・・・・ぐう。うう」
 膣の中では二個のローターが暴れている。
 続いて藤香澄元中尉も同じように吊るして三角木馬を跨がせた。
 二人は三角木馬の鞍を内腿で掴むことになる。掴まなくても倒れたりはしないが安定が悪い。
 二人はローターの責めに表情を崩して呻き続けた。
 舛田警視正が細野元巡査長と残間元巡査長にスタンガンを渡す。
 二人はそれを三角木馬の頂点の金属部に当てる。
 「ぐわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「ぐがあーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉から順に悲鳴を上げた。
 容赦なくスタンガンを押し付ける。
 「ぐがああーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉の表情は強烈に軋み大口を破裂させる。そしてローターの責めに藻掻く。
 舛田警視正は水分補給用の生ビールにストローを差して待つ。
 「いい。ローターの責めで登り掛けたところを狙って」
 そしてタイミングを指示する。
 小日向奈央元少尉の腰は微妙に揺れていた。
 「ぐふうーーーーーーーーー。ああ。・・・・・ああ」
 小日向奈央元少尉は太腿で三角木馬の側面を掴んで膣内のローターの猛攻撃に堪え続ける。
 舛田警視正は態と藤香澄元中尉のローターを止めていた。
 「あーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーうぐううーーーーーーーーーーーーーーーー」
 ローター二つは効く。
 そして空中で三角木馬を内腿で挟めば膣にも力は入る。
 「今よ」
 舛田警視正が号令した。
 残間元巡査長が三角木馬の頂点の金属にスタンガンを当てる。
 「ぐわああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぎやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉の躰が強烈に震撼した。
 「あふぁああーーーーーーーーーーん。あはん。あはん。ああ。ああ。ああ。ぐふぁあーーー。ああ。ああ。ああ。あはあーーーーーーー。ああ。ああ」
 暫く三角木馬の上で上半身を強く捩って悶え続ける。
 「あーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーん。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 小日向奈央元少尉は暫く荒い息遣いを続けた。
 舛田警視正が近付く。
 「ねえ。気持ち良かったでしょう」
 ねっちりとした口調で確認する。
 「ああ。そうだよ。あんなことされたらズタズタに気持ち良いよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。逝ったよーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉は怒りの限り開き直った。
 「ふふぁあっふぁっふぁ。ざまあないわね。いい顔よ」
 舛田警視正は嘲る。
 「好きなだけやったら。いくらでも逝ってやるよ」
 小日向奈央元少尉は完全に開き直った。
 「ふふ。次はこっちよ」
 舛田警視正は藤香澄元中尉を指さす。
 そしてローターのスイッチを入れた。
 「あはあ。ああ。ああ。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉もローター二つに堪えられない。膝の手前の内股で三角木馬の両側面を挟んでいる。
 膣の力も入ってしまう。
 「あは。ああ。あはあ。ああ。・・・・・あーーーはああーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 藤香澄元中尉も悶え藻掻く。
 「いいよ」
 今度は細野元巡査長が三角木馬の頂点の金属にスタンガンを当てた。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがあふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉の躰は強烈に弾けて強く捩る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああ。ああ。ああ。ああ。ああ」
 躰は強く震撼し続けた。
 こっちにも舛田警視正が近付く。
 「ねえ。オナニーより気持ち良かったでしょう」
 馬鹿にするように詰る。
 「どうぞ。もっとやって下さい」
 藤香澄元中尉も開き直った。
 「ふっふっふっふ。いいわね。失神するまで逝かせたら傷にならないように平らなスパンキングね」
 舛田警視正は四人の元下級警察官に言う。
 そして一気にローターのスイッチを入れる。
 もう二人は遠慮なく逝き声を上げてしまう。
 舛田警視正は温くなった生ビールを捨てて新たに注がせる。そして適度なタイミングで飲ませた。
 状況から受け入れるしかない。
 細野元巡査長と残間元巡査長はそれぞれ適度にスタンガンを使う。
 藤香澄元中尉も小日向奈央元少尉もなかなか失神はしない。
 三角木馬の頂点は膣液が流れ出て側面まで濡れていた。
 藤香澄元中尉は三角木馬を跨いだ内腿で股間を捩る。そして行き声を上げ続けた。
 池上元巡査部長が先端が四角い革のスパンキングになった鞭を構える。
 細野元巡査長がスタンガンを当てるタイミングで乳房を鞭の四角い平面で叩いた。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴を上げて躰を強く震撼させる。
 そして遂に失禁してしまった。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
 それでも悶え続ける。
 舛田警視正がタイミングを計らって勧めるので三杯も飲んでしまった。
 藤香澄元中尉は殺さない病院送りにしないならどうにでもなれである。
 真紀子が舛田警視正に近寄る。
 「ねえ。これ相当に気持ちいいいよね」
 「はい」
 舛田警視正はきっぱり答えた。
 「最近ソフトMだけ受ける子は増えたようよ」
 「そうですね。少し贅沢のできる収入は欲しいですからね。これで気持ち良くなることも理解できます」
 「いいよ。もっと続けて」
 「はい」
 さらに真紀子は藤香澄元中尉に近寄る。
 「ねえ。最高に気持ち良かったでしょう」
 真紀子は真顔で声を掛けた。
 自分を殺しに来たテロリスト思想犯である。そして娼帝國の裏切り者。本来の独裁権力者なら射殺している。
 それを余裕綽々虐め続けるのが真紀子と葛城義和の目論見である。
 「ええ。死ぬほど気持ち良かったです」
 藤香澄元中尉はここまで逝ってしまって嘘をついても無駄だと判っている。堂々と開き直った。
 「そ。まだ行けるわね」
 「はい。ビールも」
 真紀子は女性工作員に合図する。
 
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦の発令所。
 田中一美元特務中尉が食事の他にビールをディオン中尉とダミアン大尉に勧めたがディオン中尉は目測が狂うと断った。
 「この南の擂鉢の上から五号棟の屋上までの距離は」
 ディオン中尉が確認する。
 「約八百です」
 「向こうの狙撃も難しいな」
 「いいえ」
 「なに」
 「津島は人質を押さえたままの籠城者をその距離で人質に危害を加えないで射殺しました」
 田川真琴元中尉がきっぱり答えた。
 「かなり銃の性能が上がったか」
 「いいえ。十九年前のことです」
 これも田川真琴元中尉がきっぱり答える。
 「ううん」
 ディオン中尉は考え込む。
 「私の小型ロケットと相乗効果で行こう。やることは援護射撃だ」
 ダミアン大尉が妥協案を出した。
 「そうだな。命中はしなくて良いのだな」
 こっちは何とか収まったようである。
 吉丘蓮実元中尉らは娼帝國の放送を見て怒り沸騰していた。
 「香澄も奈央も大丈夫とメッセージを送っているのかな」
 中依美緒元少尉は二人のメッセージと受け取っている。
 「そうでも許せないよ。とことん屈辱を演出したいのよ」
 吉丘蓮実元中尉は真紀子にとことん怒りが沸騰していた。
 「これって国内に影響しないの」
 浜田佳美元中尉は国民の怒りを買わないのかと言う。
 「今の国内なら逆よ。核戦争前の日本なら私達のように怒るけど。寧ろ女の性の深さを教えただけよ」
 「それじゃ奈央たちの判断は間違っていたの」
 「間違ってないよ。あれでは否定しても見ている女性にも嘘と見破られるよ。無駄な抵抗をしないだけよ」
 吉丘蓮実元中尉の声はさらに怒りに震える。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉は完全にダウンして一階の鉄格子に担架で戻された。
 溝口明日香中佐が唐津を見張るチームからの情報を報告する。
 てんとう虫に見せかけたカメラアイの映像から鋳物の鋳造が確認された。金型の製造も確認されている。
 「何を作っているかは分からないな」
 湯野中はそれを知りたい。
 「一部は農機具です。耕作車両の部品もあります」
 「そんなら自給自足の範囲ではないか」
 湯野中は問題ないと言う。
 「でも銃も作れないとは言えません」
 溝口明日香中佐は危険はあると主張する。
 「ならばどうすれば良い」
 「見張りを続けさせます」
 「だが唐津で銃を作ってそんなに威力が発揮するか」
 「潜水艦ごと対ロボット銃の他に幾つか奪われています」
 「それを分解して製造すると言うことですね」
 葛城義和もやや考える。
 「そうです」
 「強化して見張りを続けていただきましょう」
 葛城義和も現状それ以上は言えない。
 「あしたはどうする」
 真紀子は今度はそっちでと言わんばかりである。
 「一日くらい休んでどうや。今夜のショーもあるし」
 湯野中は触りたくない。自分がやって不十分だと真紀子は文句を言う。
 「そうだね。その番組が多すぎるか。でもその先は」
 「今回拷問は真紀子さんがやると言い出したのだよ」
 湯野中は逃げ腰である。
 「ふーーん」
 真紀子も言われてみればそうであった。そして湯野中が自分の不満に対応したくないのも判る。
 「また最初から順番に行ったらどうや」
 平佐和の提案である。
 
 R国D市。
 玉川香澄らの鉄格子。
 他に安曇佐那、林由紀乃、阿南瑤子、森田紗椰の全員が揃っていた。
 舛田警視正が入って来る。
 全員に戦慄が奔った。
 「林由紀乃と阿南瑤子。今夜よ。二十二時に迎えに来ます。心の準備をしておいて下さい」
 舛田警視正はそれだけ言い置いて立ち去る。
 
 娼国。南の島五号棟の屋上。
 津島は五号棟の他に一号棟、三号棟の南端と二号棟、四号棟の北端の屋上にスナイパーを配置していた。
 自らは五号棟の南端に構えている。
 津島は必ず南の島に奪還に来ると読んでいた。
 「また天昇の間を狙ってきませんか」
 CIC副官の鄭淑徳少将である。
 「いいや。こっちだ天昇の間は北の井上中佐が居れば問題ない」
 「はあ。ですがあの二人頑固ですよ」
 「それでこの間はことなきを得た」
 「そうですが」
 屋上に土嚢を積んでいるが島の内部は真っ暗にしてある。
 一から四号棟は育成中の女性が五百人くらい居る。二十一時に灯火管制の指示が出してあった。
 既に島の内部は深黒の闇である。
 侵入するには灯りがないと難しい。
 逆にロボットの見張りは灯りがなくても動く人を探知できる。
 だが津島はロボットを一時見張りと考えていた。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 今夜も抽選で呼ばれた男性は六人だけである。
 林由紀乃と阿南瑤子は既にそれぞれ六人全員に輪姦されていた。
 「こんばんは。舛田紗香です。今週もこの時間がやってきました。今夜の生贄は加重終身刑の林由紀乃と阿南瑤子です」
 舛田警視正のあいさつで二人も紹介する。
 スーツ姿で登場させて脱がすところから開始である。
 三人ずつ掛かって全裸にしてしまう。
 舛田警視正が指示して高手小手に縛った。
 全裸のまま床で性器を開いた公開をする。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃は押さえられても藻掻く。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は顔を強く逸らせて恥ずかしさに震えた。
 全部のシティに放映されて二人の性器が比べられているのである。
 その間にスタッフの手で疑似男根が聳え立った大道具が並べられた。
 一メートル四方の鉄板の台に高さ一メートルのアームが立っている。そのアームの天辺に疑似男根が真上を向いて突き出していた。
 阿南瑤子を男三人で躰を持ち上げる。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやだあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 二人が片方ずつ太腿を抱えた。一人が高手小手に縛った両腋を両手で抱える。
 その間に舛田警視正が疑似男根にローションを塗っておく。
 男三人掛かって阿南瑤子の女の部分を疑似男根に被せてしまう。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーー」
 まだ慣れない阿南瑤子には強烈な辱めである。
 脚を降ろさせると疑似男根は阿南瑤子の膣に三分の二くらい収まってしまう。爪先が台に着く高さに調節されていた。
 踵を着くと疑似男根は子宮口に当たってしまう。
 既に自分で抜けることはできない。両脚の爪先と膣で疑似男根を咥えて立っている状況である。
 残りの三人も林由紀乃を同じように担ぎ上げた。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 こっちも悲鳴を上げる。
 林由紀乃の膣も疑似男根の上から被せてしまう。
 「あーーーーーーーーーーーあはああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 藻掻くが脚を降ろすともう逃れられない。
 林由紀乃も爪先立ちで膣で疑似男根を咥えてバランスを保っていた。
 二人は恐怖の顔を見合わせる。
 舛田警視正が高手小手に縛った後ろに縛り合わされている手首の結び目にフックを付けた。
 天井から下がった滑車のフックを下げる。
 縛り目に引っ掛けたフックに接続して滑車を引いて天井から張った。
 疑似男根は振動と僅かにピストンをする。
 舛田警視正が合図して林由紀乃の疑似男根だけ始動させた。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃は強烈な責めに堪えられない。藻掻き躰を微振動させて声を上げてしまう。
 阿南瑤子は疑似男根を膣で咥えさせたままの状態で放置である。
 舛田警視正は今夜は病院送りを予定していた。
 どちらかというと阿南瑤子を強く虐めたい。
 「あーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃は不安定な姿勢で悶え続ける。
 「あはあーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーだめーーーーーー」
 強烈な責めに堪えられない。
 舛田警視正は一番年嵩な男に黒い書類を束ねるクリップ二つとスタンガンを渡す。
 クリップは鋏む部分の幅が二センチある。
 年嵩の男は舛田警視正が説明しないのにクリップで林由紀乃の薄紅でやや小さめの乳輪に突起した乳首を乳輪ごと鋏んでしまう。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーん。い、いいたあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーん」
 林由紀乃は泣き叫ぶ。
 年嵩の男はさらにスタンガンから伸びた線の先の鰐口クリップを乳輪を鋏んだクリップに接続した。
 そしてスタンガンのスイッチを掴む。
 疑似男根が動いたまま悶えていた林由紀乃をスタンガンの衝撃が襲う。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーー。いたいーーー」
 林由紀乃は顔を振って大口を破裂させて泣き叫ぶ。
 「あーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーー」
 強烈に泣き叫び続ける。
 年革の男はなかなかスイッチを離さない。
 林由紀乃は強烈に泣き叫び続ける。
 舛田警視正が年嵩の男の手を押さえて一度止めた。
 「がふぁあーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ。ああ。ああ」
 舛田警視正がバイブレーターのスイッチも一回切る。
 「あふぁああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 林由紀乃の躰は震え続けていた。
 そして疑似男根が刺さった膣から太腿に膣液が流れ出ている。
 さらに目から涙が溢れていた。
 ここで一度放置する。
 今度は阿南瑤子に向かう。
 「スイッチ入れて」
 舛田警視正が若い男に指示した。
 「ううーーーーーーーーーーーーーー。うがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子も一気に躰を震撼させて大口を破裂させて悶え始める。
 三十代のやや小太りの男にローターを渡す。そして包皮が半分剥けているクリトリスを指さした。
 男はそこにローターを当てて阿南瑤子の躰を掴む。
 「あーーーーーーーーーー。あはあああーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー」
 僅かな間の責めで阿南瑤子のバイブの刺さった膣口から膣液が内腿に流れ出ていた。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーーーー。もうむりーーーーーーーーー。むりですーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は上半身を強くくねらせる。
 三十代のやや小太りの男はその躰を強く抱き寄せた。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 藻掻き続ける。
 舛田警視正は五十代後半の男に林由紀乃に使っているのと同じクリップとスタンガンを渡す。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子はそれを見て悲鳴を上げる。
 男は容赦なく阿南瑤子の赤が濃く乳輪に艶のある乳首を鋏む。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は乳首を鋏まれた痛みに悲鳴を絞り出す。
 三十代のやや小太りの男はローターを阿南瑤子のクリトリスから外して下がっていた。
 五十代後半の男はスタンガンのボタンを押さえる。
 「あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は大口を縦に破裂させて躰を震撼させて悲鳴を轟かせた。
 「あがあーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に藻掻き狂ったように悲鳴を上げる。
 五十代後半の男もなかなかスタンガンのボタンを離さない。
 阿南瑤子は狂ったように悲鳴を上げ続ける。
 舛田警視正は林由紀乃の倍くらいの時間で止めた。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 阿南瑤子は暫く藻掻き震え続ける。
 バイブのスイッチも切っていた。股間から膣液がだらだら流れている。
 そして失禁してしまう。
 尿は疑似男根を伝ってアームを濡らすように流れて鉄板に広がる。
 なかなか治まらない。
 「あーあっ。テレビでお漏らしが大公開ね」
 舛田警視正は愉しそうに詰った。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 遂に号泣してしまう。
 「はい。またこっちよ」
 舛田警視正は林由紀乃を示す。
 立ったまま林由紀乃の膣に突き刺さっているバイブレーターが始動する。振動と一センチくらいの上下運動である。
 「あはあーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーー。もうだめーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃はこの責めに堪えられない。
 爪先で立っている。踵を着くとバイブレーターは子宮に当たる。
 事前に膣の深さを測られていた。
 今夜測ったのではない。
 鉄格子に入れる時に身体検査で詳細に測ったのである。
 「あふぁああーーーーーーーーーーん。ああ、あーーーーーーーーーーーーーん。あがあ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 林由紀乃の躰が強烈に藻掻き仰け反り表情は軋み大口を破裂させた。
 舛田警視正はさっきの年嵩の男に合図する。
 年嵩の男はさらにスタンガンから伸びた線の先の鰐口クリップをまたクリップに接続した。
 そしてスイッチを握る。
 「ぐうがあふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃はまた強烈に藻掻き躰を震撼させた。そして大口を縦に破裂させて大きな悲鳴を轟かせる。
 舛田警視正はこっちも失禁は確保したい。
 「がふぁああーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーー。いたいいーーーーーーーー」
 林由紀乃は喚き続ける。
 舛田警視正は三十秒を待つ。
 「一度切って」
 そう指示してバイブレーターも止めた。
 年嵩の男もスイッチを離す。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーー。ああーーー。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 林由紀乃の躰は暫く震撼し続けていた。
 舛田警視正は二十秒くらい待つ。
 「行くよ」
 そう指示してバイブレーターのスイッチを入れる。
 年嵩の男もスイッチを握った。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うがあああーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃の躰は一気に震撼して大口を破裂させた悲鳴を轟かせる。
 舛田警視正は失禁まで待つ姿勢である。
 林由紀乃の躰はブルブル小刻みに震えて大口を破裂させ表情も破裂させ悲鳴を上げ続けた。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー。もれるーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーだめーーーーーーーーー」
 失禁尿がバイブの根元とアームを洗うように流れ出る。
 さすがに年嵩の男もスタンガンのボタンを離してしまう。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃の躰はブルブル震撼しながら失禁尿を垂れ流した。
 まだバイブレーターは動き続けている。
 「あーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーん。あはあ。はあ。ああーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーん」
 林由紀乃は躰と顔に汗を噴きながら悶え続けた。
 「あふぁあーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーああーーーーーーーーーーーーー」
 滑車に吊るされた縄に吊られてバイブレーターに突き上げられよろめきながら悶え続ける。
 「あーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃の躰が一瞬強く震撼して弾けたかに見えた。そのまま縄にぶら下がって白目を剥いてしまう。
 躰は揺れているがもう声はない。
 舛田警視正はバイブレーターのスイッチも切る。
 「いいよ。降ろして拷問椅子に乗せて。乳首のクリップはそのまま」
 舛田警視正は林由紀乃の担当の三人の男に指示した。
 若い一人が後ろに回って背中の縄に引っ掛けたフックを外して腋を抱える。
 残る二人が片方ずつ太腿を抱き上げて聳え立ったバイブから林由紀乃の躰を抜き取った。そのまま三人で拷問椅子に乗せる。
 「そのままがっちり縄で固定して」
 舛田警視正は短い縄を数本渡した。
 林由紀乃はまだ失神したままである。
 腰を拷問椅子のベルトで止める。膝と脚首を大股開きのまま横に延ばした拷問椅子の脚乗せに縛ってしまう。
 手は背凭れの後ろで縛り合わせた。
 舛田警視正は阿南瑤子の担当の三人を集める。
 「今から下から刺さっているバイブレーターのスイッチを入れます。乳首のクリップはそのまま。これで擽ります」
 そう言ってルームキーのキーだけを一本ずつ渡す。
 三人ともこの効果は先刻の藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉の拷問で見ていて分かっていた。
 舛田警視正がバイブレーターのスイッチを入れる。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーー。もうだめですーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーん」
 阿南瑤子は堪えられず喚き出す。
 二人が両側から片方ずつ乳房を掴んで高手小手に縛った腋を擽る。
 一人は内腿を狙った。
 「ふあふぁああ。あふぁああ。ああ。あふぁああ。ふふぁああ。ああ。あふぁああ。ふふぁああ」
 阿南瑤子は狂ったように声を上げ続ける。
 擽りとバイブのダブル責めである。
 「あふぁああ。ふぁふぁふぁああ。ああ。あふぁああ。ああ」
 悲鳴とも笑とも言えないが切羽詰まった声を上げ続けた。
 そして一分と持たずに失神してしまう。
 天井から下がった縄に吊るされて躰を弓なりに反らせて揺れたままになってしまった。
 舛田警視正がバイブレーターのスイッチを切る。
 男らも自然に擽りを止めた。
 「こっちも拷問椅子に乗せて」
 舛田警視正はこっちの三人にも同じ指示をした。
 スタッフも手伝って阿南瑤子の躰を下から突き刺さったバイブレーターから抜き取って拷問椅子に移す。
 舛田警視正は放置していた林由紀乃に近付く。
 林由紀乃はまだ失神したままである。
 舛田警視正はスタッフに高枝斬り鋏とメスを要求した。
 そして時計を見てビールを要求する。
 暫く休憩である。
 その間はこれまで通り他のスタジオが交代してニュースを流す。
 今夜は帯広が担当する。
 
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦は海底すれすれに音を出さないで航行して娼国の大陸棚の下に着底した。
 此処から小型潜航艇で南の島の南側に向かう。
 潜水艦には逢見由愛元少尉一人だけ残した。
 小型潜航艇は全く音を出さないで航行できる。魚が泳ぐように南の島の外周になる擂鉢の外側に着底してアンテナだけ伸ばす。
 此処で2時まで待つ。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 舛田警視正は林由紀乃を担当する三人に向かって説明を始めた。
 「これからこの二人を病院送りにします。既にドクターヘリ二機が屋上に待機しています。ここにメスと大きな鋏が有ります。何処が斬りたいかしら」
 敢えて希望を聞く。
 「・・・・・」
 男らは考える。
 「大概の部位は娼国の病院で再生が可能です。核戦争前の世界の医療とは格段に違います」
 さらにそう説明した。
 ここで字幕が出る。
 『ここからは絶対にハードSMコースでも真似しないでください』
 続けて数回流れた。
 夕嵐を病院送りまでできないので見ている一部の究極のサディストにサービスである。
 「顔を斬りたいです」
 年嵩の男がやや遠慮がちな小声で言う。
 「いいよ。でもメスで三センチ。目は駄目です。そして貴方が最後よ」
 舛田警視正は条件付きで承諾した。
 「俺。眉毛剃りたいです」
 一番若い男である。
 「はい」
 舛田警視正は拍子抜け。だが暫く眉毛を描くしかない。これも別の残忍さと言える。
 「私は小陰唇の粘膜を二つに割りたいです」
 最後は四十代痩せ型の男である。
 「うーーん。それは痛そうね。貴方が最後かな」
 舛田警視正は順番を変更した。
 スタッフは一枚刃の剃刀とローションを持って来て若い男に渡す。
 「あと電子鞭を」
 舛田警視正はスタッフに追加要求をする。
 「このままやって良いですか」
 若い男は意識がない方がやり易いので確認した。
 「その方がやり易い」
 「はい」
 「やって」
 若い男は指で林由紀乃の眉毛にローションを塗る。
 ぎこちない手で一枚刃の剃刀を使って眉毛を剃って行く。
 僅かに隅に残ったが若い男は諦めてしまう。
 残りを舛田警視正が剃刀を受け取って剃る。
 ガーゼで拭き取って年嵩の男にメスと電子鞭を渡した。
 年嵩の男も電子鞭は置いてメスを持つ。
 それで鼻筋を斬ってしまう。
 直ぐに看護士が止血パットを充てて処置する。
 「あは。うう。うーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃は意識を戻した。
 舛田警視正は態と鏡を見せる。
 「え、ええ。なに。・・・・・あーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃は強烈に悲鳴を上げた。
 「大丈夫よ眉毛はまた生えます。暫く描けば良いでしょう。鼻は病院が治してくれます。これから三人目」
 舛田警視正は簡単な事のように言ってしまう。
 「えーーーーーーーーー。まだ何するのですか」
 林由紀乃は恐怖の表情で周りを見る。
 「こっちの男性が貴女のお○○このビラビラに鋏み入れたいのだって」
 舛田警視正はこれも簡単なことのように言う。
 「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃は驚愕の悲鳴を上げる。
 「大丈夫。いま痛いのと病院で暫く痛くて恥ずかしい治療が続くだけよ」
 舛田警視正は哂いながら言う。
 「そんなーーーーーーーーー」
 四十代痩せ型の男は高枝斬り鋏を持っていた。
 「あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃はそれを見て強烈な悲鳴を上げた。
 既に看護士と看護婦がストレチャーを用意して待っている。
 四十代痩せ型の男はその先端で女の部分のびらびらの右側を抓む。
 「えーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃はまた泣き悲鳴を上げる。
 四十代?せ型の男は一気に鋏む。
 血が湧き出る。
 びらびらの片側を二つに割っただけである。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーー」
 悲鳴を上げて涙が溢れ出た。
 看護士と看護婦が直ぐに処置する。局部麻酔も打つ。
 乳輪を鋏んだ黒いクリップが残っていた。
 「先に取るの忘れていたわね。二時間には足りないけど」
 舛田警視正はクリップを指さす。
 年嵩の男が手を出した。
 舛田警視正が頷く。
 左の乳房のクリップを開いた。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃は悲鳴を絞り出す。
 「時間が足りないからこんなものね」
 舛田警視正はそれでも効果が薄いと言う。
 そして一番若い男を見て右の乳首のクリップを指さす。
 若い男もそのクリップを抓んで開く。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃は痛みに藻掻く。
 「一応揉んで」
 舛田警視正は最後に四十代?せ型の男に言う。
 四十代?せ型の男は両手で林由紀乃の乳房を掴んで揉み始める。
 「うーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーー」
 林由紀乃はまた涙を零す。
 「あふぁああーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 だが直ぐに痛みは治まったようである。
 「もう搬送して宜しいですか」
 待機していた看護婦が確認する。
 「いいよ」
 舛田警視正も了解した。
 スタッフが拷問椅子の戒めを解く。
 林由紀乃の躰をストレチャーに移す。そのまま搬送した。
 阿南瑤子も失神したままである。
 舛田警視正はそっちのメンバーを集める。
 「さっきあちらのメンバーに説明した通りです。ご希望は」
 三人に希望を聞く。
 「乳首斬って宜しいですか」
 二十代二番目に若い男である。
 「いいよ。乳輪のすれすれまでね。もう一人片方」
 舛田警視正は両方斬ってしまいたい。
 「それでは」
 三十代のやや小太りの男が手を上げる。
 「貴方は」
 舛田警視正は五十代後半の男に言う。
 「クリを斬りたいです」
 五十代後半の男は乳首と同レベルと要求する。
 「いいよ」
 舛田警視正は快諾した。
 「クリップを取りますか」
 五十代後半の男が確認する。
 「そのまま斬っちゃお」
 「はい」
 五十代後半の男は当てが外れた。
 「貴方からね」
 舛田警視正は五十代後半の男にメスと電子鞭を渡す。
 五十代後半の男は電子鞭を阿南瑤子の会陰に当ててしまう。
 「うぐ、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子の躰は拷問椅子の上で強く震撼した。
 「あふぁあーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は周りを見て恐怖に悲鳴を上げてしまう。
 二人が高枝斬り鋏を持って五十代後半の男はメスを構えていた。
 五十代後半の男は阿南瑤子のクリトリスの包皮を剥く。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子からさらに恐怖の悲鳴が上がる。
 五十代後半の男はクリトリスをスパッと斬ってしまう。
 血の玉が浮き出て砕ける。
 看護婦が五十代後半の男を退かして止血して局部麻酔を打つ。
 二十代二番目に若い男と三十代のやや小太りの男が拷問椅子の両側から高枝斬り鋏をクリップで鋏まれた乳輪の縁に当てた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーたすけてーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は泣き悲鳴になる。
 「大丈夫よ。クリも乳首も綺麗に治るから」
 舛田警視正は涼しい表情で言う。
 「そんなーーーーーーーーーーーーーーー。表面が治っても感じないよーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は恥じらいどころではない。もろな心配を叫んでしまった。
 「大丈夫よ。感度も乳腺も綺麗に治るから。乳腺は要らないけどね。今より綺麗な胸になるよ。このスタジオでちゃんと感度も試してあげます」
 舛田警視正は当然なことのような言い方である。
 「それだってーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 三十路前の女が子供のような泣き方になっていた。
 「はい。行くよ」
 舛田警視正は叱咤する。
 二人は顔を見合わせて一気に鋏斬った。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴が上がって血が飛び散る。
 看護婦と看護士が急いで処置に掛かった。
 スタッフが拷問椅子の戒めを解く。
 ここで放送時間終了である。
 
 娼国。北の港。
 ウ、ウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ウ、ウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
 サイレンが鳴り響く。
 停泊していた高速船が行き成り雷撃を受けて大破した。
 
 南の島。五号棟の屋上。
 「襲撃です。高速船に魚雷命中」
 中尉の徽章が報告する。
 「判った」
 津島は動じない。
 「敵はやはり天昇の間を」
 鄭淑徳少将である。
 「放っとけ。向こうは護りが付いている」
 
 吉丘蓮実元中尉らは小型潜航艇に黒田穂美元少尉一人を残す。
 三手に分かれて崖を登って擂鉢の淵に登っていた。
 左側がディオン中尉とダミアン大尉。此処から狙って突入を援護する。
 右端が川崎優菜元中尉と田中一美元特務中尉、そして浜田佳美元中尉である。此処から自動小銃で援護する。
 突入するのは吉丘蓮実元中尉と田川真琴元中尉、中依美緒元少尉である。
 擂鉢の中は真っ暗になっていた。
 逆に五号棟の一階に藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉の部屋だけが小さく明かりが見える。
 ダミアン大尉が照明弾を打ち上げた。
 瞬間。ディオン中尉が一号棟の屋上にいたスナイパーを狙撃する。
 津島の部下も閃光弾の様な物を打ち上げた。
 瞬時に津島がディオン中尉を狙撃する。
 距離があったが肩に命中した。
 さらに擂鉢の内側にロープを垂らしていた中依美緒元少尉の右の太腿に命中する。
 ダミアン大尉は五号棟に向かってロケット弾を飛ばす。
 津島はそれを撃ち落とした。
 そしてもう一発津島の部下が狙撃して擂鉢の淵に当たる。
 川崎優菜元中尉と田中一美元特務中尉がダミアン大尉らの位置に移動してディオン中尉を崖から降ろすのを手伝う。
 吉丘蓮実元中尉は作戦を中止した。
 負傷した中依美緒元少尉を崖から降ろして小型潜航艇に戻る。
 さらにディオン中尉を収容して潜水艦に戻った。
 
 フランスの艦はR国の潜水艦三隻の推進音をキャッチして海底に着底する。
 暫く其処で待機しかない。
 
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦もR国の艦の推進音をキャッチしていた。
 フランスの艦と落ち合う海域には向かえない。
 「こっちが囮になるよ。全速で振り切りましょう」
 最大戦速でシブヤン海の方に針路を取った。
 艦の中ではディオン中尉と中依美緒元少尉の被弾した弾を抜く作業が行われている。
 艦内の医療設備は充分である。
 R国の艦三隻は吉丘蓮実元中尉らの潜水艦を追尾したが速度で追いつかない。
 その間にフランスの艦は逃げた。
 
 翌朝。
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 損害が報告された。
 高速船一隻大破。戦死桜井道夫中尉である。
 「敵は作戦を中止したの」
 真紀子がモニターの向こうの津島に確認する。
 「二人負傷させた。それで中止したようだ」
 「負傷なの」
 「俺のところから距離がありすぎた。桜井は多分フランス人だろう。そのスナイパーに撃たれた。負傷はそのフランス人と夕嵐の一人だ」
 津島はそう説明して位置関係を図で示した。
 「それじゃ敵のフランス人スナイパーは五百の距離から桜井中尉を射殺したのね」
 「そうだかなりの腕だ」
 「そうすると北の島の港への雷撃は囮ね」
 「だと思う。もしかしたら潜水艦は二隻居たかも知れん」
 「そうよ。一隻じゃ無理よ。フランス人の潜水艦も一緒に来たのよ」
 真紀子もその線と見る。
 「今回は不可能と断念したのですね」
 葛城義和は状況から妥当な判断だが迷いがないと見た。
 「そうだ。もう少し戦うと見てあと数人倒せると見たが奴の体制の不利を見極めるのが速かった」
 「スナイパーと夕嵐の突入する一人が撃たれたところで全員確保される危険を感じたのですね」
 「そうだ。あと一分粘ってくれたら全員負傷させられた。上から海に飛び込むのは無理だ。そうなれば確保できた」
 津島は一分くらいの差と言う。
 「次はどう出るのかな」
 真紀子は捕らえられなかったことが悔しい。
 「吉丘のことだ。何か作戦を練って来るだろ。真紀子さんが虐めを強化して煽れば良い」
 湯野中は真紀子に押し付ける。
 「一回津島氏に任せたらどうでしょう」
 葛城義和が提案する。
 「どう」
 真紀子は津島に確認。
 「構わんよ」
 津島は了解した。
 
 津島は南の島五号棟に向かう。
 藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉の鉄格子の前に来た。
 「今日は俺が担当だ!これから一眠りする。四時に始める。昨夜お前らを奪還に夕嵐が来た。だが失敗して二人俺の銃弾に当たって逃げ帰った」
 「えーーーーーーーーーー」
 「安心しろ。一人はフランス人。二人とも致命傷にはなってない」
 そう言い残して去る。
 
 フィリピン海。
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦はようやくエドガール大佐らのフランスの艦と落ち合った。
 フランスの艦には医師が乗艦していたのでディオン中尉と中依美緒元少尉を小型潜航艇で移乗する。
 交代でエドガール大佐が帰る小型潜航艇に乗って来た。
 「擂鉢の内部は深刻の闇でした。照明弾を打ち上げるしかありませんでした。それで一号棟の屋上にいたスナイパーをディオン中尉が倒しました」
 吉丘蓮実元中尉がエドガール大佐に説明する。
 「即座に敵が閃光弾の様な物を打ち上げました。その瞬間です。津島の銃弾にディオン中尉と中依美緒元少尉が撃たれました」
 続きを田川真琴元中尉が説明した。
 「一つ判断が遅れたら何人か倒されて残る全員が捕まっていましたね」
 エドガール大佐も状況を理解する。
 「真っ暗は想定していませんでした。毎日灯火管制していたのです。五号棟の香澄と奈央の居ると思われる部屋だけ僅かな明かりが見えました」
 「その灯りでは全く進めないのですね」
 「五号棟の右側で僅かな光が漏れていただけです。全体は深黒の闇でした」
 「若い女性が五百人くらい居て灯火管制ができたのですね」
 「多分五号棟以外の電気を大元で切ったと思います」
 「私達の想定があまかったです」
 吉丘蓮実元中尉は率直に見解のあまさを認めた。
 「二人とも軽傷です。此処に留まって作戦を考えますか」
 「はい」
 吉丘蓮実元中尉はエドガール大佐の意見を受け入れる。
 「まだお酒は積んでいます。飲んでリラックスして考えましょう」
 エドガール大佐は失敗をどうこう言うより気分を変えて次を考えましょうと提案した。
 「そうですね」
 田川真琴元中尉も同意する。
 「これで分かったことは津島は私達を甘く見てない。そして井上中佐の存在を信頼して天昇の間を任せたのよ」
 吉丘蓮実元中尉はそういう見解になっていた。
 「そして私達が二人を奪還に来ると確信していたのですね」
 浜田佳美元中尉である。
 田中一美元特務中尉が調理に掛かって酒を配って飲み始めた。
 「しかし唐津の酒作りの人は美味い酒を造ってくれますね。日本酒は実に美味いです」
 エドガール大佐は褒めることも忘れない。
 吉丘蓮実元中尉は焦っていた。何としても藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉を救出しなければならない。
 
 新青森。プレイルーム。
 當間五郎と四人の若者が風間ゆきを指名した。
 風間ゆきは怯えながら仕方なく入って来る。
 「もうあれはないよね」
 風間ゆきはソファーに座るなり怯えた声で確認した。
 「うん。あれはもうない」
 若い男の一人が含みのある言い方ながら断言する。
 風間ゆきに五人分のプレイ代は大きい。
 「北嶋主席殿のリクエストにお応えして多額のギャラを二重に戴けたものでお前の躰をたっぷり愉しませて貰う」
 「あんな痛いことしないよね」
 「鞭は良いだろ」
 「・・・・・」
 「ルールの範囲だ」
 「う、ううん」
 風間ゆきは仕方ないと分かっていても渋る返事である。
 「そんなに嫌がるな。ギャラをみんなでお前に使ってやるのだ」
 そう言いながら若い二人が風間ゆきを全裸にしてしまう。
 そして浴室に連れて行く。
 五人とも裸になって軽くシャワーで洗った。
 大型のバスタブに風間ゆきを浸けて五人で軽く挿入だけする。
 四人で風間ゆきの躰を湯船に大の字に浮かせた。
 當間五郎が剃毛に掛かる。
 綺麗に映え揃って整えられていたのである。
 「お前これがない方が美しいぞ」
 「そうかなあ」
 風間ゆきはあまり剃られたくない。生え掛けが痛いからである。
 僅かな時間で綺麗に剃ってしまう。
 「どうだ。ま〇ことドテの紅い皮膚が周りの白さに対比して綺麗だろ」
 當間五郎が風間ゆきの股間を鏡に映して見せる。
 「え、ええーーーーーー。生え掛けが痛いのよ。歩けないのだから」
 風間ゆきは不満を訴えてしまう。
 「今日は吊るしだ」
 當間五郎は風間ゆきを床に俯きに寝かせる。手首と手首を背中の上で縛り合わせた。脚首も二本揃えてお尻の上で縛り合わせる。
 手首を縛った縄と脚首を縛った縄をO字型のフックで繋ぎ合わせた。
 天井から下がった滑車のフックを下げてO字型のフックに接続して滑車の縄を引いて吊り仕上げてしまう。
 風間ゆきの躰は空中で五角形を描く。
 手首と脚首で吊るされて腹が一番下になる。
 頭は肘の下からはみ出てぶら下がって藻掻く。
 乳房は斜め下を向いて形良く突き出ていた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 風間ゆきは駿河問いの苦しい吊るしに悲鳴を上げる。
 男らは阿彌陀籤で順番を決めていた。
 駿河問いの高さを男の腰に調節する。
 一人が後から腰を掴んで挿入してしまう。
 一人が前から乳房を掴んで唇を貪る。
 一人ずつ膣を洗って嗽をさせて順番に輪姦した。
 風間ゆきは苦しさに悲鳴を上げやがて泣いてしまう。
 床に降ろすとぐったり沈んでしまった。
 當間五郎らはそんなにハードにした心算はない。
 暫く休憩させてからまんぐり返しにする。
 本来は逆さ吊るしで女の部分を責める予定だったがレベルダウンした。
 クスコを突っ込む。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめだよーーーーーーーーーーーーーーーーー。あれはだめーーーーーーーーーーーーーーー」
 風間ゆきは強烈に叫ぶ。
 「あれはしない。今日はお前のま〇この奥の汚れを取り出すからな」
 クスコの螺子を回して目いっぱい奥を広げる。
 ロングスプーンで子宮口の周りを抉り取る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーーー」
 散々SMコースに出ていても堪らなく恥ずかしいようである。
 「ほおら。粕が出て来た」
 取り出した白い粕を黒い皿に載せて翳す。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーー。あはん。あはん。あはん」
 風間ゆきは顔を振っていやいやをする。
 それでも針で刺されなくて内心安堵した。
 「さあ。次はおしっこを抜くぞ」
 當間五郎が宣告する。
 「えーーーーーーーーーーーーーー。あれも痛いよーーーーーーーーー」
 風間ゆきはまた文句を言う。
 「痛いのはバルーンだろ!細いカテーテルだ。多少は痛いがな」
 當間五郎は笑っている。
 「いやだーーーーーーーーー。それでも痛くてなかなか入らなかったよ」
 風間ゆきは尿道がかなり痛いようである。
 「それはキシロカインゼリーを塗ってないからだ」
 當間五郎は取り合わない。
 滅菌した袋から尿道カテーテルを取り出してキシロカインゼリーを塗る。
 若い男が二人で風間ゆきの女の部分を開いて尿道の亀裂を剥き出した。
 「あーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーーん」
 風間ゆきは辛そうに喚く。
 當間五郎は容赦なく尿道カテーテルの先端を尿道に突っ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーあはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 キシロカインゼリーを塗っても効くまでは痛い。
 當間五郎は突っ込んでカテーテルの途中を抓んでいる。
 若い男が尿瓶を下に置く。
 當間五郎はそれに先端を差し込む。
 途中を抓んだ指を離すと尿がゆっくり流れだす。
 風間ゆきは恥ずかしそうに眼をしょぼしょぼさせていた。
 「まだこれからや。今度は俺たちの尿を消毒してお前の中に入れるのや。それをお漏らしして貰う」
 當間五郎は淡々と恐ろしいことを言う。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。そんなのだめーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーー」
 風間ゆきは猛然と喚く。
 「それが嫌なら一本鞭だ」
 「え、ええーーーーーーーー」
 「どっちにする」
 「ちょっとまってーーーーーーーーーーー」
 風間ゆきは泣き出してしまう。
 
 娼国。南の島五号棟。
 鄭淑徳少将が部下数人と藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉の鉄格子に入って来る。
 「出ろ」
 二人はやや怯える。
 昨日銃声が聞こえた。ニュースでは何も放送されてない。津島は自分らを奪還に来たと言っていた。
 「昨夜こっちに殉職者が出てな。その分お前らにお仕置きや。もう三人目だな。今度は娼国のスナイパーだ」
 藤香澄元中尉も小日向奈央元少尉も話には取り合わない。
 失敗したという絶望感だけが気分を塞いでいた。
 乳首が丸出しのバスロープ姿のまま連行される。
 四階には真紀子、葛城義和、津島とその部下が待っていた。
 何故今回に限って二人を奪還に来た夕嵐を撃退した報道をしないのか。そこが二人の懸念である。
 津島は部下に二人を壁に磔にするよう要求した。
 壁にボルトを撃ち込み鉄パイプを組む。
 真紀子と葛城義和はビールを飲みながら見物する。
 
 新青森。プレイルーム。
 風間ゆきはごね続けていた。
 「それじゃこっちで決める」
 當間五郎は若い四人に合図して風間ゆきを拷問椅子に磔にしてしまう。
 「・・・・・」
 風間ゆきは不満な表情だがもう拒絶はしない。
 當間五郎がブジーにキシロカインゼリーを塗って尿道に挿入して痛みの緩和策を講じた。
 「う、ううーーーーーーーーーーーーー」
 それ自体が痛いようである。
 若い一人が太い注射器にブレンドした尿を吸い上げる。
 そして風間ゆきの尿道にカテーテルを挿入した。カテーテルの反対側を注射器の針を付ける部分に接続する。
 「あ、ああーーー」
 尿が膀胱に逆流してきて風間ゆきは辛い息遣いを漏らす。
 太い注射器一本分を注入してもう一本分注射器に尿を吸い上げた。それも注入してしまう。
 「あ、ああ」
 風間ゆきはまだやるのという表情である。
 「始まるぞ」
 一人が中継が始まったと言う。
 「さあ。今度はお〇〇こを大きく開いて尿道口から出して見せてよ」
 若い男の一人が要求する。
 「そうだ。出し終わったら一緒に拷問鑑賞だ」
 當間五郎はこれで終わりだから速やかにやれと言う。
 「う、うん」
 「さあ。自分でお〇〇こ広げて」
 「うん」
 風間ゆきは仕方なしに指で小陰唇をぱっくり広げた。
 拷問椅子の前には吸収シートが敷かれている。
 気持ち悪さも手伝ってか直ぐに放尿してしまう。
 「あふぁあーーーーーーーー。ああ。ああ」
 風間ゆきは放心した表情で垂れ流し続ける。
 
 娼国。南の島五号棟四階。
 藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉は壁に両手を広げて脚を四十度くらいに開いた状態で鉄パイプで固定されていた。
 手首、肘、腰、膝、脚首を三本の鉄パイプをボルトでコの字に組んで押さえられている。
 鄭淑徳少将の部下がナイフを大量に準備していた。大尉の徽章である。
 小日向奈央元少尉から狙う。
 頭の上、左耳の横、肩、腰の横、股間の直ぐ下、左の内腿すれすれ、膝の左横、同じように右側を耳の横まで壁を突き刺した。
 小日向奈央元少尉は目でナイフを追うだけである。
 だが躰は微妙に震えていた。
 津島は大尉の徽章に納得した表情で頷く。
 次は中尉の徽章が弓矢を持って藤香澄元中尉に向かう。
 娼国の女性工作員が藤香澄元中尉の頭の上にリンゴを置く。
 今回に限って娼国の隊員である。
 中尉の徽章が弓矢でそのリンゴを壁に突き刺した。
 女性工作員は肩にリンゴを載せようとしてリンゴに両面テープを貼って肩に置いた。
 藤香澄元中尉の微妙な震えを感じ取ったからである。
 中尉の徽章はそれも射抜いて壁に突き刺した。
 女性工作員は右の肩にも両面テープを貼って載せる。
 中尉の徽章はそれを壁に突き刺し次の一発を股間の真下すれすれに壁に突き刺す。
 瞬間。藤香澄元中尉の躰が震えた。
 左の内腿の内側、右の内腿の内側の順にすれすれに壁に弓矢を突き刺す。
 次の一発を首の左に打ち込む。
 藤香澄元中尉の顔がやや右に動いた。
 次の一発を右の頬すれすれに打ち込む。
 藤香澄元中尉の躰が強く震撼した。
 津島はまた中尉の徽章に納得の表情を示す。
 「次は」
 真紀子はやや退屈である。
 津島は何も答えない。
 褌姿の若い男が二人出て来た。
 女性工作員二人が藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉の膣にクスコを突っ込んで奥を広げる。
 下にバケツを受けて膣の中を水で洗う。
 褌姿の若い二人がそれぞれ藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉に立ったまま重なる。
 褌から一物を出して挿入してしまう。
 藤香澄元中尉も小日向奈央元少尉も強く藻掻くが二人の太い一物は膣の奥深く進入して暴れる。
 完全に強姦中継である。
 「うおーーーーーーーーーーーーーー。うお、おーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉は顔を強く顰めて藻掻く。
 小日向奈央元少尉はこうなったら膣を強く締める。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 締めながら態と声を出す。
 若い将校は直ぐに中で果ててしまった。
 津島は無表情で見送る。
 次の褌姿の若い将校が出て来た。
 女性工作員がクスコを挿入してまた膣の中を洗う。
 「あふぁあーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉は嫌そうに顔を歪め続けて挿入に堪える。
 こっちは暫く果てそうもない。
 小日向奈央元少尉には二人目が挿入した。
 一人目よりさらに一物は太い。
 それでも小日向奈央元少尉は奥まで受け入れてから強く膣で咥える。
 「ああ、はあーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 また態と声を出す。
 その間に藤香澄元中尉に挑んでいた将校も中で果ててしまう。
 「ねえ。津島何考えているの」
 真紀子は葛城義和にぼやく。
 「これまで通りでしょう。吉丘を怒らせる為に嬲り者にしているのでしょう。最後は津島氏自身がやるかもしれませんね」
 葛城義和はそれなりに予定通りと達観していた。
 
 新青森。プレイルーム。
 不満を言い続けていた風間ゆきは今度は膀胱を水で洗って貰って尿道から水を流し出した。
 ようやく落ち着いて中継を見ている。
 「もう三人と二人掛かってどっちのお姉さんも逝かないね」
 風間ゆきは見ながらそう呟く。
 「まあ。工作員だからな。器具を使って責めるところを責めたらいちころだがな。さおではなかなか堪えるよ」
 「そうなの」
 風間ゆきは自分とは違うと思う。
 「俺たち今度はいつですか」
 「まだお声が掛かってないよ」
 「小滝橋佳苗中尉殿が交渉に来られてからですか」
 「そうだな」
 「次は何をしますか」
 「みんないろいろやったからな。病院に送らない範囲というのは難しいよ」
 「屈辱的であれば良いのですね」
 「そうだ。他の夕嵐の面々を怒らせてあの島に奪還に来させて一網打尽にしたいのだよ」
 「その割には奪還にやって来ないじゃないですか」
 「護りが硬いからな」
 「しかしそれを一月前は病院から奪還されたのですね」
 「娼帝國にも油断があったのだろ。それより次のアイデアだ」
 「今日は正に強姦そのものですね。これで逝ってしまったら屈辱ですよ」
 「それは言えてます」
 「お前な何か屈辱的なこと思いつかないか」
 當間五郎は風間ゆきにアイデアを求める。
 「うーーーん。そう言われて當間さんたちが一番屈辱的だよ」
 風間ゆきは思ったままを言ってしまう。
 「おうおう。小日向の方は五人目だぞ。みんな抜かれてしまって終わりだな」
 「役に立たないね」
 また風間ゆきはずばり言ってしまった。
 「早すぎるか」
 「でも二回目なら持つのじゃない」
 「あれじゃ駄目か」
 「駄目だよ。あれじゃ二回回っても私は二回くらいしか逝けないよ。役立たないじゃない」
 「そんなに何回も逝こうと言うのか」
 「そうだよ。もう日本と違って何人としてもいいのよ。自由なのよ」
 「でもな。あの小日向の方。執拗に抜き取っているぞ」
 「それじゃ声は嘘」
 「あれは嘘の声だな」
 當間五郎は断言してしまう。
 「そうか」
 「江戸時代に侍がくの一と知らないで輪姦したら全員抜かれてま〇こに痺れ薬が仕掛けられていたなんてな」
 「えーー。自分は痺れないの」
 「それは修行だよ。あいつらも工作員だからそういう訓練を行って来ているのだよ」
 「それじゃあの褌の人達は工作員じゃないの」
 「ただの将校だな」
 「何で工作員にやらせないの」
 「最初に弓矢と投げナイフで脅かしただろ。あっちは微妙に反応があったよ。何か作戦があるのだろ」
 當間五郎はある程度は見えている。
 「それじゃあの二人に夕嵐はこれからひいひい逝かされちゃうの」
 風間ゆきは夕嵐の意識など関係ない。興味本位である。
 「その予定だろ。それより何か屈辱的なプレイはないか」
 「うーーん。考えておくよ」
 「おーー。これで八対四だ。断然小日向が抜いているぞ」
 「あれえ。次に待機しているのは女だな。水着にペニバンだ」
 若い男らはあまり考えてない。
 「今度は女性工作員なの」
 「いいや。あれはアダルトドラマの女優だ」
 「あーーーーーー。そうだ。あの人凄いエッチだよ。でも何でスクミズなんか着ているの」
 風間ゆきも見て知っていた。
 「そりゃ。夕嵐の全裸が主体だからだろ。態と差別化だよ」
 當間五郎は概ねこの拷問を指揮している者の意図が分かるようである。
 「ねえ。アイデア言っても私に試したりしない」
 「ああ」
 「私に今日酷いことしたじゃない。あれをさ。もっと強化して」
 「あれをどう強化する」
 「ねえ。工作員でも山芋が全く痒くない訳じゃないようだと言っていたでしょう」。
 風間ゆきはあまり考えてない。
 「そうだよ」
 「今日私にやったことして尿道洗うでしょ。アナルも浣腸して洗うでしょ。そこに山芋入れてどっちもバイブ使うの」
 「うーーん。組み合わせ次第だな」
 「ねえ。上手くいったらソフトで私に沢山落として」
 風間ゆきは抜け目がない。
 「だがそれだけじゃ足りないな。もう少し考えてよ」
 「う、うん」
 風間ゆきはやや不満である。
 
 娼国。南の島五号棟四階。
 ぺニバンを腰に装着した二線級女優が小日向奈央元少尉に挿入した。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉は今度は責めから逃れる状況となってしまう。
 隣では藤香澄元中尉の中にやっと五人目が果てる。
 今度は膣の中を洗わないでそのまま二線級アダルト女優がペニバンを挿入してしまう。
 藤香澄元中尉は不快感極まりない。
 壁に大の字に磔にされた藤香澄元中尉の乳房を両手で掴んで腰を動かしてペニバンで膣の奥を突き続ける。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーー。うぐーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉は藻掻き堪え続けた。
 隣で小日向奈央元少尉も踏ん張り堪えている。こっちの女は小日向奈央元少尉の腰を押さえてペニバンをゆっくり大きく動かす。
 そしてライフル銃を持った隊員が二人待っていた。
 
 フィリピン海。
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦の発令所。
 海上にアンテナだけ出して娼帝國の中継を見ている。相変わらず唐津で製造した純米酒を田中一美元特務中尉の手作りの料理で飲んでいた。
 「いったいこれ何をやっているのかな」
 黒田穂美元少尉は意図が判らない。
 「私達を激情させて早く奪還に来させようと揺さぶる作戦よ」
 「でもこれでは何かだらだらと」
 「後ろに津島が居る。簡単なことでは済まないよ。もし奴が直接責めたら一発も出さないでひいひい言わされるよ」
 吉丘蓮実元中尉は津島の恐ろしさを知っていた。
 「じっくり責めているのね」
 黒田穂美元少尉はそう納得するしかない。
 「蓮実。今度はどう攻めるの」
 浜田佳美元中尉は状況を見ていられないのである。
 「考えているよ」
 吉丘蓮実元中尉も手詰まりかも知れない。
 「蓮実だけに言わないでみんなで考えようよ」
 田川真琴元中尉はやや窘める。
 「津島が南の島を護っていて二人が南の島では難しいよ」
 逢見由愛元少尉は今回は潜水艦に残っていながら難しさを実感していた。
 「ねえ。津島が夜あそこに構えているなら昼間は寝ているよね」
 「でも昼間の侵入は無理よ」
 「拷問は南の五号の四階でしょ。其処を直接襲撃したら。今日は津島が居るけど昼間に寝ていれば」
 田川真琴元中尉のやや大胆な意見である。
 「どうでしょう。拷問は南五号棟の四階ですね。それなら南五号棟を拷問の最中に彼女らの居ない半分を破壊しましょう」
 エドガール大佐の提案である。
 「それで地下から突っ込むか」
 田川真琴元中尉はやや迷いながら言う。
 「でもミサイル一発では落とされるよ」
 「そうね北ほど防衛はされてなくても潜水艦から一発では無理よ」
 「NO。小型の潜水艦は洞窟から入るのでしょう」
 「外から洞窟内を誘導」
 「そうです。有線誘導です」
 「検討しましょう」
 「ねえ。銃撃が始まった」
 藤香澄元中尉も小日向奈央元少尉もアダルト女優の執拗な責めに逝きながらもなんとか耐えた。
 壁に磔状態の二人に銃撃が始まったのである。
 また躰すれすれに威嚇射撃をして来る。
 強い火薬の匂いが恐怖心を煽る。二人の躰は微妙に震えていた。画面からも二人の動揺が伝わって来る。
 別のスナイパーが二人また褌姿で出て来た。
 また女性工作員がクスコを挿入する。そして膣の中を洗う。
 これも二人に挿入した。
 小日向奈央元少尉はまた膣を強く絞める。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー」
 態と声も出す。
 だが今度は男の性戯が勝っている。
 既に隣で藤香澄元中尉は逝かされてしまっていた。
 小日向奈央元少尉も徐々に声を上げながら官能に包まれて行く。
 「あーーーーー奈央も逝っちゃうよ。くやしいーーーーーーーーーー」
 浜田佳美元中尉は悔しさを滲ませて叫ぶ。
 「まだまだ執拗にやられるよ」
 「器具で逝かされるより悔しいよね」
 浜田佳美元中尉は怒りを剥き出した。
 
 新青森。プレイルーム。
 「あーーーー。今度は二人とも完全に逝っちゃったね」
 風間ゆきは愉しそうに笑っている。
 「予定通りだ。男のさおで強引に逝かされるのは相当に悔しいだろ。それも男を手玉に取る工作員だ」
 「私はさおの方が良いな」
 風間ゆきは工作員らのプライドなど関係ない。
 「これを見ている奴らの仲間の夕嵐は怒りが治まらないな」
 當間五郎は効果抜群という。
 「だったら同じようにお〇〇〇んでやったら」
 「馬鹿言うな!俺たちでは最初の八人と同じだ。工作員相手では無理だよ」
 「そうなのか」
 風間ゆきも先のことを考えて役立たないとは言わなかった。
 
 フィリピン海。
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦の発令所。
 「サブロックタイプの誘導魚雷を二本使って一発目で潜水艦桟橋の建物の屋根を破壊する。そして二本目のロケット部分を五号棟の南半分に命中させる」
 「はい」
 「小型潜航艇で桟橋に浮上して一気に突っ込む」
 「ディオン中尉とダミアン大尉にはまた擂鉢の淵から援護して貰う」
 「何時やるの」
 「二日後にしましょう」
 徐々に会議は纏まった。
 「あーーーーー。津島ともう一人」
 「天葛大尉。天葛少将の息子です。射撃の腕はなかなかのものだそうです」
 川崎優菜元中尉が説明する。
 吉丘蓮実元中尉らは知らない人物である。
 津島と天葛大尉は褌姿になっていた。
 津島が小日向奈央元少尉に向かう。
 「あーーーーーーーーーー。これは相当な事になるね」
 吉丘蓮実元中尉らに戦慄が奔っていた。
 小日向奈央元少尉も恐怖に震えている。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 真紀子と葛城義和はこっちに戻ってしまっていた。
 真紀子は退屈していたのである。
 井上貴江中佐と溝口明日香中佐が夜の警備に就いていた。
 天昇の間は三交代でかなり工作員で固められている。
 「真紀子さん。遂に津島が自分で出て来たよ」
 湯野中が画面を見ていて言う。
 「それしかないでしょうね」
 葛城義和も予定通りとの反応である。
 カウンターには津梨清吉が準備していた。
 「小日向。失神するかな」
 「かなりの見物や」
 平佐和も哂っている。
 真紀子は冷酒に切り替えた。葛城義和は瓶ビールである。
 「実は唐津でロボット銃の部品ではないかと思われる製造が確認されました」
 井上貴江中佐が報告する。
 湯野中はコップ酒を煽って腕組みをしてしまう。
 「乗り込ませる」
 真紀子は葛城義和に確認する。
 「いいや」
 葛城義和は納得しない。
 「でも放って置いていいの」
 「良くはないですが。様子を見ましょう」
 葛城義和は動くのは早急と言う。
 そして夕嵐を片付けるのが先である。
 
 フィリピン海。
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦の発令所。
 「あーーーーーーーーー。遂に失神してしまったよ」
 「津島はまだ一回も出してないね」
 「そうよ。最後まで出さないよ」
 「そんなに強いの」
 「あいつは例外よ」
 「あーーーーーーーー。香澄も」
 藤香澄元中尉も失神してしまった。
 「まだ終わらないよ」
 吉丘蓮実元中尉はそんなに甘くないと見ている。
 女性工作員が二人に水をぶっかけた。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 二人とも直ぐに意識を戻す。
 津島も天葛大尉もまた責め続ける。
 「ちくしょうーーーーーーーー。くやしいーーーーーーーーーーーー」
 浜田佳美元中尉は泣き出してしまう。
 「今回。拷問でも香澄と未央は怪我はしてない。走れるはず。さらに北嶋と葛城が居る。工作員はそっちの護りに徹する」
 吉丘蓮実元中尉は真紀子と葛城義和が居れば工作員の戦闘力はそっちに削がれて奪回しやすいと主張する。
 津島も井上貴江中佐も休息中と考えていた。
 「何時狙う」
 「早い方が良いけど。稲垣警視正らが出て来る時は止めましょう」
 吉丘蓮実元中尉は稲垣七郎警視正を警戒している。
 「そうね。一般から来た奴らが狙い目ね」
 田川真琴元中尉も同意する。
 「でもあの警部たち大した戦力にはならないよ」
 浜田佳美元中尉は戦闘能力はないという。
 「戦闘能力はない。でもこれまでスパイとか何回も防いでいる」
 「そうか」
 「それじゃもう一度娼国の大陸棚の下まで移動します」
 吉丘蓮実元中尉が再進撃を決めた。
 「そうね」
 田川真琴元中尉も納得する。
 逢見由愛元少尉が小型潜航艇でエドガール大佐をフランスの艦に送って行く。
 多分翌日は稲垣七郎警視正らの順番と予測した。
 今から移動して丁度良い。
 
 娼国。南の島の鉄格子。
 藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉は失神したまま鄭淑徳少将の部下に鉄格子に戻された。
 小日向奈央元少尉は五回。藤香澄元中尉は四回失神している。
 鉄格子に戻されて適度なタイミングに警備員に起こされた。
 まだ躰中が痺れている。
 頭は軽いが朦朧としていた。
 とにかく二人は気分を変えるべく飲むことにする。
 「ねえ。あの津島。あれだけ激しく責めて一回も私に出さなかった」
 「私も出されてないよ」
 「失神している間に洗ったかな。ううん。そうしたら何か違う」
 「恐ろしいね」
 「どう頑張っても抜けなかったのよ。絞めても力で押し切られた」
 「ねえ。此処の窓って鉄格子が嵌ってないよね」
 「でもそれだけに小さい窓四つよ。絶対に抜けられない」
 「昔はプラスティックのナイフフォークが出ていたけど。あれを鉄格子を鑢にして研いで自殺した人が居たから今は切って来るのよね」
 「病院に送られたら手段はあるけどね」
 「うーーん」
 二人は死ぬことをそれぞれ真剣に考え始めていた。
 もう一歩で天昇の間の二人は葬れたのである。藤香澄元中尉はそれがいつまでも悔しい。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 「もう少し。昼間の体制を強化しましょう」
 溝口明日香中佐は次か昼間来ると見ていた。
 「昼間此処を襲って来るのか」
 湯野中はやや警戒する。
 「いいえ。私はあくまで二人を奪還に来ると思います」
 溝口明日香中佐はきっぱり答えた。
 「我々が立ち会わない方が良いかもしれないですね」
 「そうね」
 真紀子も葛城義和の見解に納得する。
 「全員此処に居るか」
 湯野中もそれが良いと思った。
 「明日は東丸らよ。任せましょう」
 真紀子が結論を出す。
 そして天昇の間の昼間の警備も強化された。
 
 新青森。一般ラウンジ。
 小滝橋佳苗中尉が當間五郎を探しに来た。
 今回も溝口明日香中佐の指示である。
 ルームに居らずプレイルームの予約もなし。
 ラウンジを探す。
 當間五郎は今夜も若い四人と一般ラウンジで無料のビールを何本も飲み続けていた。
 「R国諜報機関。小滝橋中尉です。明後日大丈夫ですか」
 小滝橋佳苗中尉は形通りの確認をする。
 「大丈夫です。十時に屋上ですか」
 當間五郎らは待ってましたとの返事である。
 「お願いします」
 小滝橋佳苗中尉は引き上げた。
 
 娼国。南の島五号棟四階。拷問部屋である。
 本日は東丸秀三郎警部、大谷彰浩警部、宇佐美伝吉警部補、三田園矢一警部補の四人だけで待機していた。
 そして娼国の工作員十人が警護に就いている。
 鄭淑徳少将の部下が藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉を連行してきて工作員らに引き渡す。
 本日はバスロープではなくショーツの上に白いミニスカート。上半身はブラを着けてタンクトップを着せられている。
 小日向奈央元少尉は東丸秀三郎警部を見て露骨に嫌な顔をしてしまう。
 東丸秀三郎警部は蟻と蛇を用意していた。
 「蛇は意味がありますか」
 小滝橋佳苗中尉はそれを見て一言言ってしまう。
 「使いようだよ」
 東丸秀三郎警部は哂っている。
 透明なバスタブとシャワースタンドが二組運ばれた。そして給排水がセットされる。
 バスタブとシャワースタンドは大きなバットに載せられバットには排水が繋がれていた。
 さらにバットの四隅の外側に櫓が組まれて滑車が吊るされる。
 宇佐美伝吉警部補、三田園矢一警部補の二人で藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉に着衣のまま膝に縄を掛けた。
 両方の膝を束ねて縛り合わせただけである。そこにフックを付ける。
 四人でまず藤香澄元中尉を持ち上げて櫓から下がった滑車のフックに膝のフックを接続して逆さ吊るしにしてしまう。
 スカートを履かせていたがタイトスカートでも腰に寄ってしまった。
 東丸秀三郎警部はそれを態と引っ張り上げる。
 同じように四人掛かって小日向奈央元少尉も同じように逆さ吊るしにしてしまった。
 こっちは白いタイトスカートが完全に腰まで落ちてショーツが丸出しになってしまう。
 宇佐美伝吉警部補、三田園矢一警部補の二人がそれぞれバスタブに湯を出す。四十度に調節していた。
 「忘れていた」
 東丸秀三郎警部はそう言って小日向奈央元少尉のスカートを下に引っ張ってショーツを上に引き上げる。
 左右の内腿の間に閉じ合わせた女の部分がくっきり露になった。
 小日向奈央元少尉は無言でそれを見ている。
 東丸秀三郎警部は粘着テープで女の部分からアナルまで覆うように貼ってしまう。
 そしてショーツを戻してスカートを引っ張り上げる。
 大谷彰浩警部が藤香澄元中尉にも同じように粘着テープで女の部分からアナルを覆ってしまう。
 東丸秀三郎警部は湯が満タンになったのを見定めて蟻が多量に入った広口瓶を取り出す。
 小日向奈央元少尉の白いタイトスカートの裾を指で持ち上げてその中に広口瓶から蟻を全部流し込んでしまう。
 終わった広口瓶は蓋付のごみ箱に投げ込む。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉もさすがに堪らない悲鳴を上げてしまう。
 大谷彰浩警部も藤香澄元中尉の逆さ吊るしのスカートの裾を持って蟻を流し込む。
 「うあ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉はサイレンの様な悲鳴になってしまった。
 これで放置である。
 二人の手は縛ってない。
 「今から吊るしを降ろす。自分で縄を解いて湯で洗え」
 東丸秀三郎警部はそう言い放つ。
 宇佐美伝吉警部補、三田園矢一警部補の二人がそれぞれ鉄パイプから下がった滑車の縄を引いてゆっくり吊るしを下げる。
 藻掻く二人の躰はシャワースタンドを置いたバットの上に降ろされた。
 小日向奈央元少尉は慌てて膝のフックを縄から外す。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーー」
 そして膝上を縛った縄を解く。
 「うーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーー」
 着衣のまま湯に躰を突っ込む。
 タンクトップを破って湯の外に投げ捨てる。
 「うおーーーーーーーーーーーーーー」
 さらにブラも外す。それもシャワースタンドの下に投げた。
 スカートを脱いで多量の湯に浮いた蟻と一緒にバットに流し出す。
 「あふぁあーーーーーーーーー」
 ショーツも脱いでバットに投げ捨てた。
 湯の中で躰を強く洗う。
 藤香澄元中尉は縄を解くのに手間取って解いたら頭から湯に浸かってしまう。
 着衣のまま頭からシャワーを被る。
 ある程度蟻を流したらタンクトップを破り捨てブラも外してバットに落とす。慌ててスカートを脱ぎショーツも脚先からかなぐり捨てた。
 シャワーを頭から被って蟻を流し落とす。
 「あーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉も頭からシャワーを被っていた。
 宇佐美伝吉警部補、三田園矢一警部補が二人の脱いだ衣服を大きなトングで拾って蓋付のごみ箱に投げ込む。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉はシャワーを止めて湯に浸かって溜息を漏らす。
 小日向奈央元少尉も入念に躰を洗っていたが湯に浸かって粘着テープを剥がして膣の中を指で洗う。
 実況されていると判ってもお構いなしである。
 ようやく落ち着いた藤香澄元中尉もそれを見て粘着テープを湯の中で剥がして膣の中を入念に洗った。
 どっちも膣に蟻は侵入してない。
 進入してないかという懸念から入っているという感覚になってしまう。
 透明な浴槽なので二人が入念に膣に指を突っ込み広げて中を洗う姿が公開された。
 巷では大悦びである。
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦の中では怒り沸騰したに違いない。
 「なかなか生々しい姿が公開されたな」
 東丸秀三郎警部は哂っていた。
 藤香澄元中尉も小日向奈央元少尉も自分らが狂ったように服を脱ぎ捨て恥ずかしい部分を構わず洗う破廉恥な姿を公開する目的と分かる。
 「まあ。ビールでも如何ですか」
 女性工作員がジョッキで生ビールを持って来た。
 二人は喉を鳴らしてそれを飲む。
 女性工作員がバスタオルを二枚ずつ用意していた。
 藤香澄元中尉も小日向奈央元少尉も一息ついて湯から出て躰を拭く。
 勿論これで終了ではない。
 東丸秀三郎警部と大谷彰浩警部は新しい縄を準備していた。
 それでまず二人を高手小手に縛る。
 そして床にお尻を降ろさせてV字開脚にして膝と脚首を三本組んだ鉄パイプで固定してしまう。
 続いて小日向奈央元少尉の口に開口器を押し込もうとする。
 小日向奈央元少尉は後ろに顔を逸らす。
 宇佐美伝吉警部補と三田園矢一警部補が後から躰を押さえた。
 東丸秀三郎警部はラジオペンチを手にする。
 こじ開ける姿勢である。
 小日向奈央元少尉は無駄な抵抗を諦めて口を開く。
 東丸秀三郎警部は哂いながら小日向奈央元少尉の口に開口器を突っ込む。
 続いて大谷彰浩警部が藤香澄元中尉の口に開口器を突っ込む。
 藤香澄元中尉も小日向奈央元少尉が諦めて受け入れたので抵抗はしなかった。
 三田園矢一警部補が水の入ってない水槽から蛇を二匹掴んで取り出す。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉がそれを見てくぐもった悲鳴を漏らした。
 小日向奈央元少尉も驚愕の表情に成る。
 三田園矢一警部補は一匹を東丸秀三郎警部に渡す。
 そしてもう一本を藤香澄元中尉の口に突っ込む。
 「ぐぼおーーーーーーー」
 藤香澄元中尉は衝撃から苦しい声を吐き出し躰を揺すり顔を震撼させた。
 続いて東丸秀三郎警部が小日向奈央元少尉の口に蛇の頭を突っ込む。
 「ぐぐううう」
 小日向奈央元少尉も苦しい呻きを漏らして躰を震撼させる。
 「ふっふっふ。蛇を掴めても口に入っては堪えられないな」
 東丸秀三郎警部は意地悪さを滲みだした哂いを浮かべて言う。
 「ぐぐうう」
 「ぐ、うう」
 二人とも藻掻くだけである。
 目的は達成したので藤香澄元中尉から順に抜いて水槽に戻した。
 小日向奈央元少尉の開口器で開いた口からドバっと唾液が流れ出る。そのまま胸の谷間から股間に流れて行く。
 泡の強い唾液が胸の谷間から腹に残った。
 綺麗な女なので生々しい姿である。
 藤香澄元中尉は一気に吐き出す。乳房に被り内腿に滴り落ちる。
 生々しさは変わらない。
 宇佐美伝吉警部補が小日向奈央元少尉の髪を掴んで頭を押さえた。
 三田園矢一警部補も藤香澄元中尉の髪を掴んで頭を押さえる。
 女性工作員がボウルに入れた蛞蝓と粗塩を持って来た。
 「ふっふ。口直しや」
 東丸秀三郎警部はそう言って蛞蝓をロングスプーンで掬う。
 そのまま宇佐美伝吉警部補の押さえている小日向奈央元少尉の開口器の中に突っ込む。
 「ぐご」
 蛞蝓は小日向奈央元少尉の舌の上である。
 小日向奈央元少尉は舌をやや持ち上げて固まる。
 不快感にどうにもならない。
 東丸秀三郎警部はロングスプーンで粗塩を掬う。それを小日向奈央元少尉の口の中の蛞蝓に掛ける。
 「う、ぐ、ううーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉は強烈な不快感である。
 蛞蝓は小日向奈央元少尉の舌の上で萎む。
 不快極まりない液が小日向奈央元少尉の舌を蹂躙していた。
 東丸秀三郎警部はピンセットで小日向奈央元少尉の口の中の蛞蝓を取り出して目前に翳す。
 「ふふぁあーーーーーー」
 小日向奈央元少尉は目を見開いて不快さに顔を小さく震撼させた。
 そして口から不快な液体を流し出す。
 それでも容姿が命の元女性工作員である。醜い姿でも生々しさを感じさせる。
 藤香澄元中尉は驚愕の表情でそれを見ていた。
 今度は大谷彰浩警部がボウルから蛞蝓を掬う。
 そして三田園矢一警部補が後から頭を押さえている藤香澄元中尉の開口器に近付ける。
 藤香澄元中尉は顔を強く振って藻掻く。
 宇佐美伝吉警部補と東丸秀三郎警部が手伝って三人で藤香澄元中尉の頭を押さえた。
 大谷彰浩警部は一気に蛞蝓を口に突っ込む。
 「ぶふぃーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉はそれを舌で強く押し出した。
 だが蛞蝓は開口器に引っ掛かる。
 大谷彰浩警部はそれをロングスプーンの先端で押し込む。
 「ぐふぁあーーーーーーー」
 さらに大谷彰浩警部は一気に粗塩を山盛り掬って藤香澄元中尉の口に突っ込んでしまう。
 「ぶがふぁーーー」
 藤香澄元中尉の口の中で蛞蝓は一挙に溶けて不快な水が充満した。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーー」
 蛞蝓と一緒に塩水を吐き出す。
 「ぶふぁーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに不快な水を押し出した。
 「ぐわあーーーーーーーーー。ぐわあーーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉は涙を溢れさせている。
 
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦はフランスの艦の後ろからスールー海を航行していた。
 アンテナを出して放送を受信している。
 「酷い陰険な拷問です」
 田中一美元特務中尉は堪らずそう呟く。
 「ううん」
 浜田佳美元中尉も堪らず唸ってしまう。
 「酷い」
 田川真琴元中尉も強い怒りの眼付きで見ていた。
 「あいつ等のやりそうなことだよ」
 吉丘蓮実元中尉は吐き捨てるように言う。
 そして全員が明日の昼には突入の意志であった。
 
 娼国。南の島五号棟四階。拷問部屋である。
 ようやく藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉は口から開口器を外される。一応ビールで嗽が許された。
 湯の入ってない浴槽が二つ運ばれる。
 運んで来たのは警備員である。
 最初に使った物はシャワースタンド共に片付けられた。
 浴槽の下にはバットが敷かれている。排水も繋がれた。だがシャワースタンドはなく上水は繋がれてない。
 代わりに放水銃が繋がれた。
 藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉の手首、脚首をそれぞれ縛り合わせる。
 そのまま東丸秀三郎警部と大谷彰浩警部が二人掛かって一人ずつ持ち上げて浴槽の中に降ろした。
 女性工作員が虫が大量に入れられた水槽を運んで来る。プラスチックの板で蓋がされていた。
 また藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉に戦慄が奔る。
 宇佐美伝吉警部補と三田園矢一警部補がその一つを持ち上げて小日向奈央元少尉を入れた浴槽の淵に逆さまに被せた。
 そして一気に蓋をしていたプラスチックの板を抜き取る。
 虫が一気に小日向奈央元少尉の躰になだれ落ちた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー」
 さすがに小日向奈央元少尉も強烈な悲鳴を上げてしまう。
 「あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 サイレンの如く悲鳴は治まらない。
 「どうですか。あなた方の潜水艦はどうやって唐津から食料を運ぶのですか」
 大谷彰浩警部は無駄っと分かってながら態と詰るように聞く。
 「ころせーーーーーーーーーーーーー。はやくころせーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉は狂ったように叫ぶ。
 「ご希望でもそう簡単には殺しません」
 東丸秀三郎警部はそう言いながら放水銃を持つ。
 少し水圧を弱めにして小日向奈央元少尉の肩から躰に掛けて虫を洗い流す。
 「お姉さんこれ養殖したカナブンだよ」
 大谷彰浩警部はそう言って揶揄う。
 「いくら養殖だって虫がたくさん躰這ったら誰でも堪えられないよ!!」
 小日向奈央元少尉のは大谷彰浩警部に向かって怒りの限り叫ぶ。
 「それじゃ白状しちゃいましょ」
 大谷彰浩警部も哂いを浮かべて詰る。
 「だからころせーーーーーーーーーーーーーーーー。早く殺せよーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉はまた強烈に叫ぶ。小日向奈央元少尉は特にこの連中が以前から嫌いである。
 「そんな。こんな綺麗な躰。殺しちゃ詰まらないでしょう。生きている限り男を悦ばせる玩具ですよ」
 大谷彰浩警部は完全に揶揄っている。
 その間に東丸秀三郎警部は大方カナブンを洗い流してしまった。
 気狂いにして病院に送るのは今回は宜しくない。
 宇佐美伝吉警部補と三田園矢一警部補がもう一つの水槽を担ぎ上げた。
 藤香澄元中尉の躰は微妙に震えている。
 逆さまにして浴槽の淵に載せた。
 そのまま置いておく。
 東丸秀三郎警部が浴槽の横に座る。
 「どうします。これが躰に落ちて来ますよ。潜水艦は何処から唐津に入りますか」
 「やれよ」
 藤香澄元中尉は膝を動かして水槽の蓋を蹴ろうとするが縛りでほとんど動かない。
 女性工作員が蜜の入った瓶を持って来る。
 東丸秀三郎警部がそれを藤香澄元中尉の躰に掛けてしまう。
 そして水槽の蓋に成っていたプラスチックの板を引き抜く。
 一挙に多量の黄金虫が藤香澄元中尉の躰になだれ落ちる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藤香澄元中尉も堪らずサイレンの様な悲鳴を上げてしまう。
 黄金虫は藤香澄元中尉の躰を覆いつくして徘徊する。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーー」
 悲鳴のサイレンはなかなか治まらない。
 「どうです。あっちの人辛いですよ。しゃべって助けてあげません」
 大谷彰浩警部が小日向奈央元少尉を詰る。
 小日向奈央元少尉は顔を叛けて無視してしまう。
 だが東丸秀三郎警部は適度に諦めて放水銃を手にした。
 水を掛けて肩から藤香澄元中尉の躰を洗ってしまう。
 女性工作員が預かって来た真紀子からの寸志を配る。
 「特別のお手当の方はもう振り込まれています。こちらは主席からの寸志でございます」
 ここで終了らしい。
 鄭淑徳少将の部下が迎えに来ていた。
 
 翌朝。新青森。
 小滝橋佳苗中尉が部下二名とヘリで當間五郎らを載せて娼国に向かう。
 用意した弁当が配られた。
 着いたら直ぐに開始である。
 「昨日はもう少し粘っても良かったのでは」
 當間五郎は態とそう質問する。
 「帰ってしゃべらない方が良いのです。しゃべってしまったら吉丘らは奪還に来ません」
 小滝橋佳苗中尉はうっかり真相を言ってしまった。
 「あくまで夕嵐を生け捕りにしたいと」
 「そんなご意向のようです」
 「それじゃ當間さん今回の作戦は正解では」
 若い一人がそんな評価をする。
 「えげつなさだけだがな」
 あまりもう思いつくことは少ない。やってみるしかないとの状況である。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 四人が揃ったのは十時をかなり回っていた。
 深夜護っていた井上貴江中佐と溝口明日香中佐は仮眠を取っている。
 大胡初穂大尉が准尉四人を連れて警護に就いていた。
 一階から最上階までロボット兵が配置されている。
 さらに今の時間はエレベーターホールを柿崎一行の部下が護っていた。
 中居が朝食を運んで来る。品数は豊富だが腹には極めてヘルシーである。
 大胡初穂大尉らは四人が集まる前に控えの間で頂いた。こっちは品数は同じでもヘルシーではない。
 「奴らはまた舛田警視正の番組の土曜日に来るのか」
 平佐和はあまり考えてない。
 「私は吉丘があのまま唐津に一回戻るとは思えません。津島氏の話では負傷者も弾を抜けばすぐ回復します」
 「そうよ。あの状態を放送で傍受していれば黙っていられるはずはないよ」
 真紀子も葛城義和の見解に同調する。
 「津島の見解の通り南の島に二人を奪還に来るか」
 湯野中も津島の見解に傾いていた。
 「直ぐにでも来るかもしれないよ」
 真紀子は何か危機を感じている。
 「何故」
 「本人たち以上に見ている側が堪えられないと思う」
 「そうなったら無鉄砲に突っ込んで来るか」
 「ううん。そこは冷静よ」
 「溝口は昼間の体制を強化と言っていたな」
 「津島は昨日の工作員の数を増やしたよ。屋上の射手の数も増強したよ」
 「すると今日からはこっちが拷問部屋の工作員を増やしているのか」
 湯野中は一昨日この場で増やすと聞いただけである。真紀子は津島にその方針を伝えた。
 津島は溝口明日香中佐の見解を尤もと認めて直ぐに配置したのである。
 「しかし昼間どうやって南の島に突っ込める」
 「相当のミサイルの数を使わないと無理とは思いますが。一般女性が居る他の棟に危害を加えることはしないでしょう」
 葛城義和は想定が付かない。
 「もう一回ステルスドローンで来るとは思えないな」
 湯野中も上からは来ないと言う。
 「海底の洞窟から入ってロボット兵と撃ち合うか」
 平佐和も言いながらそれはないと思っていた。
 「拷問部屋に一番近い擂鉢の上を乗り越えたら昼間は此処から見えるね」
 「それ以前に屋上にスナイパーを配置しています」
 葛城義和も其処は無理と言う。
 「何か特別な手を考えないとあり得ないな。隙があるとしたら昼と言うことじゃないのか」
 平佐和はまた楽観した見解である。
 「それを埋めたと言うことですね」
 葛城義和は理由なく一応平佐和の見解に念を押したのである。
 
 既にフランスの潜水艦が大陸棚の下に来ていた。
 吉丘蓮実元中尉らの艦は二つの島の東側をやや離れた二十キロの海底に着底している。
 此処から小型潜航艇で海底すれすれに進む。
 潜水艦には太腿を負傷した中依美緒元少尉が残った。
 
 小滝橋佳苗中尉の操縦するヘリは南の島五号棟の屋上に着陸する。
 既に工作員らが藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉を四階の拷問部屋に連行していた。
 小日向奈央元少尉はアルコール中毒にされた奴らと思い出す。
 若い四人が二人を全裸にして床に寝かせる。
 太腿の付け根に片方ずつ二重に縄を掛けてフックを付けた。
 天井から下がったチェーンブロックの位置を調整して工作員も手伝って二人の躰をその下に移動する。
 本日はR国の女性工作員が十人入っていた。
 チェーンブロックの鎖を引いてフックを下げて太腿の付け根に付けたフックに接続する。
 そのまま四人でチェーンを引いて二人を逆さ吊るしにしてしまう。
 ここまでは前回と同じである。
 二人の躰は空中に逆さまになり脚で八の字を描く。
 敢えて高手小手に縛ってない。手は床に着く。
 當間五郎らは何回もミキサーに掛けた山芋の摺り汁を用意していた。
 そしてアナル開口器、本来子宮口を開く小さなクスコと尿道バイブ、ローター数個も用意している。
 二人の若い男が小日向奈央元少尉の女の部分のビラビラを開く。
 當間五郎が尿道の亀裂に小さなクスコを突っ込む。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉はかなり痛そうである。
 當間五郎はスポイトで山芋の摺り汁を吸い上げる。それを小さなクスコで開いた尿道に流し込む。
 「あふぁあーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉はそこに入れるかという表情で声を漏らしてしまう。
 當間五郎は小さなクスコを抜く。
 今度はアナルを開口器で広げる。
 器から直接山芋の汁を流し込む。
 「あはあーーーーーーー」
 さらに膣にスポイトで流し込んだ。そしてローターを山芋の汁に浸けて膣に押し込む。三つ続けて押し込んだ。
 そして若い男の一人にローターのスイッチを渡し一人に尿道バイブを渡す。
 続いて藤香澄元中尉も同じようにした。
 敢えて尿道バイブは差し込んだままで膣のローターだけ始動する。
 膣のローターは調整して微振動にしていた。
 痒みが効くまで放置である。
 工作員がリクエストされていた蚯蚓をボウルに入れて来た。
 
 フランスの潜水艦から小型潜航艇が発進する。
 島の海底すれすれに南の先端まで向かう。
 中にはディオン中尉とダミアン大尉、川崎優菜元中尉、田中一美元特務中尉が乗っていた。
 この四人は反対側から囮になって援護射撃をする。
 吉丘蓮実元中尉らの小型潜航艇は南の島と北の島の間に在る僅かな海峡のような場所まで来た。
 昔は此処に橋が掛かっていて渡ることができたのである。
 今はどっちも鉄の扉が閉まっている。
 エドガール大佐の艦が有線誘導魚雷二本で海底洞窟の上を破壊して五号棟の南半分を破壊したらそのどさくさに裏から突っ込む。
 吉丘蓮実元中尉らはアンテナを出して中継を確認する。
 「逆さ吊るしか」
 「O型のフックを外せば行けるよ」
 「工作員の数が強化されているね。それに主席と国家顧問が居ない」
 予想したより状況は不利である。
 「いい。私と真琴と佳美で工作員を片付ける。由愛と穂美で二人を回収して。歩けるはずよ」
 吉丘蓮実元中尉が指示をした。
 ディオン中尉とダミアン大尉、川崎優菜元中尉が南端の擂鉢に登る。、田中一美元特務中尉は岩場に待機する。
 小型潜航艇には水兵が二人載っていた。
 退路の確保である。
 登った三名はザイルを持って天辺の手前にハーケンを撃ち込んでいた。被弾した時の対処である。
 
 娼国。南の島五号棟四階の拷問部屋。
 藤香澄元中尉も小日向奈央元少尉も尿道の痒みと膣の痒みに藻掻いていた。
 頃合いを見て若い男が小日向奈央元少尉に入れただけだった尿道バイブをゆっくり動かす。
 「あーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーん」
 小日向奈央元少尉は声を上げてしまった。
 「あはあーーーーーーーーーあーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 若い男は面白いように少しずつピストンの速度を上げる。
 「あふぁああーーーーーーーーーー。ああ。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 適度なところでスッと抜いてしまう。
 「あはあはーーーーーーーーーーーーーーーー。ああ・・・・・ああ」
 一気に痒みが襲う。
 當間五郎は苦しむ小日向奈央元少尉の女の部分を開いて尿道にもう一度小さなクスコを突っ込む。
 「うーーーぐうーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉は藻掻く。
 當間五郎はピンセットで蚯蚓を抓んで小さなクスコで開いた小日向奈央元少尉の尿道に突っ込む。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 堪らない不快な感触である。
 「ゆっくり蚯蚓が山芋を吸い取ってくれるだろうよ」
 果たして効果があるのだろうか疑問。當間五郎も実験段階。えげつさが愉しみである。
 
 15時丁度にエドガール大佐の艦が大陸棚の上に上昇して有線誘導魚雷二本を三十秒差を開けてで発射する。
 魚雷は有線誘導で洞窟に向かう。
 横洞から侵入して縦洞に突き当たる手前で先端のミサイルが魚雷本体を切り離す。
 ミサイルは縦洞を真っ直ぐ上昇し水面に出て真上を避けて五号棟に向けた天井に命中して破壊した。
 二発目の有線誘導魚雷も同じコースを通って一発目が開けた天井から五号棟の南半分にミサイル部分が命中する。
 ウーーーーーーーーーーーー。ウーーーーーーーーーーーーーーーー。ウーーーーーーーーーーーーーーーー。
 緊急サイレンが鳴り響く。
 警備員が建物から出て屋上のスナイパーが南へ移動する。
 五号棟の南半分が破壊されていた。
 ディオン中尉が一号棟の屋上のスナイパー二人を射殺する。
 ダミアン大尉がロケット弾を三号棟の屋上に打ち込む。土嚢の上に落ちてスナイパー二人が巻き込まれてしまう。
 休んでいた天葛大尉が一号棟の警備室から応戦した。
 ディオン中尉とダミアン大尉が続けざまに射殺されてしまう。
 川崎優菜元中尉が応戦するが天葛大尉が勝っていた。
 敢えなく川崎優菜元中尉も射殺されてしまう。
 小滝橋佳苗中尉は當間五郎らを緊急避難させるべくヘリに誘導する。直ぐに離陸してしまった。
 吉丘蓮実元中尉らが北の島との古い扉を破って五号棟の北側から突っ込む。
 十人の工作員を残して小滝橋佳苗中尉の部下四人が破壊された南側を確認に向かう。
 残った十人のリーダー草薙菜々緒中尉は護りの配置を指示する。
 吉丘蓮実元中尉らは倉庫側から突っ込む。
 ここで銃撃戦になる。
 吉丘蓮実元中尉と田川真琴元中尉、浜田佳美元中尉で五人射殺した。
 その間に黒田穂美元少尉が藤香澄元中尉を吊るしたフックを外して床に降ろすのに成功する。
 藤香澄元中尉は自分で起き上がった。
 黒田穂美元少尉が誘導して突っ込んできた進入口に走る。
 それを見て草薙菜々緒中尉が小日向奈央元少尉のフックを外そうとする逢見由愛元少尉をパライザーで撃つ。
 続けて小日向奈央元少尉もパライザーで撃ってしまう。
 残った五人が射撃を集中して来た。
 「引いて」
 吉丘蓮実元中尉は引き上げを指示する。
 北側から援軍が来ないうちに潜航艇に引き上げないと全滅である。
 田中一美元特務中尉は水兵二人の手を借りて川崎優菜元中尉とディオン中尉とダミアン大尉を小型潜航艇に収容する。
 直ぐに潜航してフランスの艦に戻った。
 吉丘蓮実元中尉らは小型潜航艇に無事に戻って海底すれすれに無音で航行して艦に戻る。
 
 北側からヘリが二機離陸した。
 津島や鄭淑徳少将の部下が乗っている。
 小滝橋佳苗中尉の指示で破壊された部分の確認に向かった四人は被害状況を確認していた。
 警備室は先端にあったので逆に難を逃れて脱出している。
 桟橋を護っていたロボット部隊は瓦礫を被って全滅に近かった。
 五号棟は中央からから南へ三分の二が破壊されている。
 津島らのヘリが四号棟の屋上に降りた。
 戦闘が既に終わっていたので被害状況を把握して天昇の間に報告する。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 モニターにヘリから津島が出ていた。
 「こっちの被害はR国の工作員が五人。こっちのスナイパーが四人。ロボット兵二十体。桟橋の上部と五号棟の南40%」
 「九人全員死亡なの」
 「そうだ。R国の五人は吉丘らに射殺された。スナイパー二人は擂鉢の上からフランス人に撃たれて二人は小型のロケット弾だ」
 「反撃は」
 「天葛大尉が反撃してフランス人二人と夕嵐が一人だ。元娼国の川崎優菜中尉らしい」
 「人質は」
 「藤香澄は奪還された。小日向と助けに来た逢見は草薙中尉がパライザーで撃って確保した」
 「民間人五人とスタッフは」
 「ミサイルが命中した段階でスタッフは小滝橋の部下が三階に退避させた。民間人五人は小滝橋がヘリに乗せて離陸して無事だ」
 「収監者の数は藤が逢見に代わっただけね」
 「そうだ」
 「何と!溝口の予測通りじゃないか」
 湯野中は苦い表情である。
 「ミサイルは何処から来たの」
 「加賀美の方が良い」
 画面が分割して加賀美少将に繋がった。
 「魚雷からミサイルに変化する有線誘導で海底から横洞を通って、縦洞に入って魚雷を切り離してミサイルが一発目で桟橋の屋根を破壊。二発目で五号棟を破壊したと思われます」
 加賀美少将が見解を述べる。
 「そう言うやり方があったのね」
 「まあ。フランス軍の案でしょう」
 加賀美少将は大方事態が分析できていた。
 
 フランスの艦は小型潜航艇を収容して海底ぎりぎりに航行してフィリピン海に向かう。
 川崎優菜元中尉とディオン中尉とダミアン大尉は遺体で戻った。
 まだ吉丘蓮実元中尉らはこの事態を知らない。
 
 吉丘蓮実元中尉らの小型潜航艇も潜水艦に戻った。
 敵艦が近くに居ない状況なので全速で海域を離れる。
 小日向奈央元少尉は奪還できなかった。逢見由愛元少尉も残してきてしまった結果である。
 あれ以上戦闘を続けたら援軍が北の島から来て全滅になっていた。
 二人残したので戦火なしと同じである。
 藤香澄元中尉はシャワーで躰を何度も洗う。尿道に入った山芋の液を水分を取って尿で洗い流した。
 小日向奈央元少尉が回収されなかったことに塞ぎ込んでしまう。
 南の五号棟を破壊したのであそこの鉄格子は使えない。
 小日向奈央元少尉らが何処に移されるのかそれが気がかりである。
 
 小滝橋佳苗中尉はホテルの屋上にヘリで着地していた。
 四人の部下が北嶋主席から預かった寸志を最上階で井上貴江中佐に渡されて乗り込んで来たので出発する。
 本日は中止である。
 當間五郎らを新青森に送り届けて福岡に向かう。
 太刀川俊二らに明日の中止を連絡する。
 個人の通信網がない不便さである。衛星電話を使える者と設備は一部に限られている。
 これも体制を維持する手段である。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 津梨清吉のカウンターが出て刺身を出していた。
 「夕嵐の人質を何処に運ぶ」
 真紀子は葛城義和に言う。
 「目の前の建物に鉄格子が在りましたね」
 「ああ」
 小日向奈央元少尉と逢見由愛元少尉はCICの会議室で監視されていた。
 シャワールームも何もない。
 小日向奈央元少尉は尿道の痒みが治まってなかった。そして全裸のままで手錠、脚錠を掛けられている。
 逢見由愛元少尉もショーツ一枚にされていた。
 真紀子は葛城義和の言うまま指示する。
 鄭淑徳少将の部下六人で二人を鉄格子に移動した。
 ベッドもシャワーと浴槽も以前にセットされたままである。
 連絡を受けて警備員がバスロープ、ショーツ、バスタオルを搬入した。
 ようやく小日向奈央元少尉は尿道と膣を洗うことができたのである。
 今度は部屋は別々にされた。
 意図はない。ただ繋いでなかっただけである。
 あとから指示を受けた警備員が別の鉄格子をツイン仕様に繋ぎ始めた。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 カウンターには四人が並ぶ。
 カウンタの中には津梨清吉と隅に溝口明日香中佐が入っていた。
 井上貴江中佐は南の島に被害状況を確認に行っている。
 天昇の間の大きな窓からも状況は見えていた。
 「奴らも犠牲は出したな」
 湯野中は相変わらず日本酒を冷のままコップ酒である。
 津梨清吉は天ぷらを揚げていた。
 「五百から狙って来たスナイパーをやったのは大きいよ」
 「天葛大尉か」
 「よく三人片付けたよ」
 「だがこっちの被害は九人だ」
 湯野中は旗色の悪さに嘆く。
 「確かに僅かな兵力に掻き回されているよね」
 真紀子も憤懣やるかたない。
 「ゲリラと正規軍ですよ。どうしても損失は正規軍が大きくなります」
 葛城義和夕嵐をゲリラに例えた。
 
 シブヤン海。
 ラドルフマレカル少将は三隻で着底して此処に網を張っている。
 「高速スクリュー音」
 「奴らが奪った艦です」
 「ソナーに反応は」
 「ありません。海底すれすれに至近距離ソナーと自動操艦だと思われます」
 艦内はロボット乗員だけではなく。ラドルフマレカル少将を含めて四人乗っていた。
 「それだと真上に来たらこっちの存在に気付くな」
 「そうですね」
 「無音航行で少し分散しよう」
 音の来る方向から三隻が分散する。
 「撃沈しないで尾行ですか」
 「そうだ」
 
 だが吉丘蓮実元中尉らの艦は小型潜航艇で田川真琴元中尉と黒田穂美元少尉が先導していた。
 二人は着底しているR国の潜水艦を発見。水中通話機に掛かる。
 「待ち伏せR国の艦」
 「直ぐ戻って」
 黒田穂美元少尉は旋回して艦の大きなハッチから進入した。
 吉丘蓮実元中尉らの艦は速度を上げる。
 
 しかし水中通話は距離が近いので聞こえている。
 「うん。小型潜航艇が先導していたな。気付かれた攻撃に備えろ」
 魚雷は使えない。ロケット弾の攻撃に備えた。
 だが吉丘蓮実元中尉らの艦は最大戦速で振り切る。
 「スクリューを破壊しますか」
 「あの速度では手遅れだ。全速で尾行する」
 だがラドルフマレカル少将らの艦三隻にはロボット兵を五十体くらい載せている。
 同じ性能の新鋭艦でも僅かな人数しか乗ってない吉丘蓮実元中尉らの艦の方が速い。
 「駄目です。相手は七十ノットくらい出ています」
 「何故だ。こっちより性能が上か。そんな馬鹿な」
 「長官。この艦はこれまでのエンジンとは違います。奴らの艦にはロボット五十体が積まれていません」
 「女六人だけ。それで七十ノットも出るのか」
 「よし。ロボットを他の二隻に移して追いかけよう」
 ラドルフマレカル少将は急遽決断した。
 ロボット水兵が泳いで他の二隻に移る。
 そこは人間ではないので早い。潜水服など要らないのである。
 「よし。アクティブソナーを最大にしろ」
 「十三時の方向です」
 「よし全速前進」
 「よーそろー」
 「速度は」
 「70.5ノット」
 「よーし。全速で追跡だ」
 
 「蓮実。高速スクリュー音が追って来るよ」
 浜田佳美元中尉が叫ぶ。
 「距離は」
 「二十キロくらいよ」
 「全速で逃げましょう」
 「この艦と同じ新鋭艦じゃないの」
 「そうだよ。スクリュー音が似ているよ」
 「ソナー音波を出していたからそれでこっちを捉えて追って来たのよ」
 吉丘蓮実元中尉はそう事態を分析する。
 「どうする」
 浜田佳美元中尉はやや動揺した。
 「一発艦尾の魚雷をかまして回避させて時間を稼ぐ」
 田川真琴元中尉の意見である。
 「それしかないか」
 吉丘蓮実元中尉も納得する。
 そして相手がデコイを使ってくれたら十キロくらい離して着底。真上を通過したとき推進機を破壊すると考えた。
 追尾して来る艦の推進音をセットする。
 ズシーーーン。
 艦尾の発射管から魚雷一本を発射した。
 「相手はデコイを発射したよ」
 ラドルフマレカル少将の艦は直ぐにデコイを発射して推進機を止める。
 「爆発音で着底するよ」
 グオーーーーーーン。
 吉丘蓮実元中尉らの艦は即座に着底した。
 
 「閣下相手の推進音が消えました」
 「撃沈するなら簡単だが」
 「どうします」
 「一旦引こう。そして唐津の近海で待ち伏せだ」
 ラドルフマレカル少将は着底して待って近付いたらすれ代わり際に推進機を破壊に来るとみた。
 「そうですか」
 少佐の徽章はやや不満な表情である。
 「奴等が基地の入口迄追尾はさせまい。何度も待ち伏せして現れるポイントを絞るのだ」
 「はい。できましたら撃沈したいです」
 この少佐もタカ派らしい。
 
 「R国の艦。離れて行く」
 浜田佳美元中尉が聴音器からそう伝達する。
 「待ち伏せを繰り返して範囲を絞る考えね。五十キロ以上離れるまで待って出発しましょう」
 吉丘蓮実元中尉らは一応安堵した。
 
 フィリピン海。
 三十数時間後にフランスの艦と吉丘蓮実元中尉らの艦は落ち合った。
 エドガール大佐と田中一美元特務中尉が移って来て状況を確認し合う。
 吉丘蓮実元中尉らはここで三名の死亡を知ったのである。
 娼帝國に囚われている同志がプラスマイナスゼロも確認し合った。
 敵を合計七人倒したが作戦は失敗に近い。全員に重い空気が流れている。
 そして津島、井上貴江中佐意外にも面倒なスナイパーが居ることを認識したのである。
 
 R国TS市。
 国家功労者墓地である。
 海の見える内陸部のやや高台の平地に存在する。
 五人の隊員の埋葬が行われた。先月二人埋葬されたばかりである。
 七人とも夕嵐の犠牲者。全員が二階級特進となる。全員准尉又は兵曹長だったので中尉又は特務中尉とされた。
 R国の規定で本来定年退役するまでの現役期間と定年退役年齢から二十年間軍人恩給が支給される。
 R国で中尉の恩給はホフマン方式で計算されてそれを均等割りで支給。年間一千万位になった。だが隊員らに親族は居ない。
 生前に登録した内容に基づいてそれぞれ指定された人物又は機関に支給されるのである。
 R国の隊員だが平佐和他四人が全員参列した。
 娼国の埋葬も後日同じようにS市で行われる。
 
 CICビル四十二階の鉄格子。
 小日向奈央元少尉と逢見由愛元少尉は連結した鉄格子に移された。
 拷問は二日続けて中止になっている。
 警備員は南の島から移動して来ていて同じ警備員が対応してくれていた。
 二人は昨日からビールとワイン浸しである。
 「凄い銃撃戦だったね」
 「蓮実と真琴で五人やったのだよね」
 「あっちがパライザーだったからこっちの被害がなかったね」
 「私たち以外は全員逃げたよね」
 この二人は外の銃撃戦のことは伝えられてなかった。
 
 娼国CIC。
 「一回徹底的に拷問できませんか。江戸時代の取り調べのように病院送りにするくらい責めたら何か出て来ないでしょうかね。逢見少尉だけでも」
 鄭淑徳少将はスナイパーを二人やられて怒りに滾っている。
 「鄭。こっちの工作員と違うぞ。そういうことに相当耐えられる訓練を受けているのだ」
 娼国とR国では女性工作員の在り方が全く違う。
 「その割には五人も簡単にやられて。水ぶっかけて竹刀でバンバン叩いたら何とかなりませんかな」
 鄭淑徳少将は治まらない。
 「五人と言うが吉丘と田川はかなり実践訓練を積んでいる。こっちも草薙菜々緒中尉が小日向と逢見が逃げるのを押さえたじゃないか」
 指揮を取っていた草薙菜々緒中尉以外は訓練から配置されたばかりの准尉と兵曹長である。
 「一回病院送り覚悟で半殺しにしては駄目ですか」
 鄭淑徳少将は食い下がる。
 「主席に自分で交渉しろ」
 津島は突き放してしまう。
 
 小滝橋佳苗中尉が部下一名と福岡の管理棟にジェットヘリで降りた。
 太刀川俊二がプレイルームを手配してなかったので下層階のラウンジを探しに向かう。
 部下と手分けしたが太刀川俊二が見つからない。
 部屋に向かったが留守である。
 「太刀川俊二が見つかりません」
 小滝橋佳苗中尉は溝口明日香中佐に連絡する。
 「順番を代えて中元探して」
 小滝橋佳苗中尉らは川越に向かった。
 中本克己は簡単に見つかる。
 翌々朝の約束を確認して戻った。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 津梨清吉のカウンターに刺身が並べられその横に溝口明日香中佐が護衛に入っていた。
 井上貴江中佐は間の奥に構えている。
 そして控えの間に二名。
 さらに露天風呂の脱衣室に二名警護に就いていた。
 鄭淑徳少将が談判に乗り込んで来ている。
 葛城義和は全く取り合わない。
 「病院に送るのは駄目よ。奴らが奪還に来たら関係のない医者や看護士、看護婦まで危険に晒すよ」
 真紀子は否定の態度を示す。
 「死を覚悟しているあの二人をしゃべらすのは無理です」
 溝口明日香中佐も黙って居られず横から否定した。
 「ふん」
 鄭淑徳少将は溝口明日香中佐が嫌いである。
 「津島は何と言っているの」
 真紀子は一人で来たのを確かめる。
 「自分で交渉しろと言われました。ですがまだまだ犠牲者が出ますよ」
 「それは防がねばならないが。奴らを一挙に始末しないとならん。それには奪還に来させて一網打尽しかない」
 湯野中も認めない姿勢である。
 「私は唐津全体を絨毯爆撃で完全に潰したいです」
 鄭淑徳少将はそう言い置いて戻った。
 「病院に送ったら奴らは安心するな」
 「そうです」
 葛城義和も呆れている。
 「いま唐津を全滅させるのは危険ですよね」
 溝口明日香中佐も天昇の間と同じ考えである。そして鄭淑徳少将が帰ったので静かに発言してしまった。
 「その身内が日本全国に居る。また新たな抵抗運動を招きかねない」
 葛城義和は唐津の中心世代が死に絶えるのを待ちたい。その身内も少しずつ死に絶えて行く。
 やがて娼帝國の教育しか受けない世代しか残らなくなる。
 今回も川崎優菜元中尉と田中一美元特務中尉のように夕嵐に加わった娼国の工作員まで出たのである。
 派手に爆撃などは避けなければならない。
 
 翌朝。
 唐津。地下の潜水艦桟橋の会議スペース。
 娼帝國の放送内容からディオン中尉とダミアン大尉、川崎優菜元中尉が娼国の天葛大尉の手で射殺されたと判った。
 そして二回目の奪還作戦のほぼ失敗も確認できる。
 東条大統領と議員、そして残る二隻の艦長でベルナール中佐とアンセルム少佐を交えての会議である。
 三名の墓地をどうするか。唐津市民の墓地は既に準備していた。
 だが其処に埋葬したら総てが判ってしまい娼帝國に乗り込まれてしまう。
 ベルナール中佐は遺体はフランスに持ち帰りたいと主張する。
 「それならば日本人は戒名で墓を建てるので問題ないかもしれないです」
 だがその時期が問題である。
 唐津でも死者は出て埋葬は行われていた。
 
 唐津沿岸。
 ラドルフマレカル少将は旧型艦も動員して唐津の外周五十キロに網を張る。
 新鋭艦三隻を含む二十二隻が海底に着底して展開していた。
 「閣下。かなり離れていますが」
 旗艦に乗り込んで来た昇格したばかりの新任艦隊参謀の美作大佐である。
 「これまで近すぎたのだ。トンネルがもっと長いと見るべきだ。そして接触場所を増やす事で絞り込むしかない」
 ラドルフマレカル少将はじっくり絞る考えである。
 「葛城先生の仰る通り海底のトンネルが有るのでしょうか」
 河野中佐である。
 「それしか考えられませんよ」
 「そうだな補給も夕嵐の連中が合流できたのもそれしか考えられない」
 ラドルフマレカル少将もそこは確定だと言う。
 
 翌日。
 川越。管理棟の屋上。
 小滝橋佳苗中尉が部下四名を伴って中本克己とその部下である秋本元兵曹長、神谷元一曹、大利根元二曹の三名を迎えに来た。
 「今回も嬲って辱めるのが主体だね」
 中本克己の本音は多少病院送りの拷問もしたい。
 「そうです。輪姦してもよろしいのですよ」
 小滝橋佳苗中尉も天昇の間の方針を理解している。
 「やはり唐津に総攻撃はかけないのだね。もうそれを非難して立ち上がる者は微数にもならないだろうと思うが」
 「抵抗勢力が主張を始めるとそれが若い世代に引き継がれます。葛城国家顧問はそれを避けたいのです」
 「総攻撃を掛けたら歴史に残ってしまうからな」
 中本克己はそう言いながらも徹底的に踏み潰せば良いとも考えていた。
 「そうです」
 「それで鄭少将は従って居られるか」
 「それは。昨日も天昇の間に談判に来られていました」
 「はっはっはっは。やはりあのタカ派は黙っておらんじゃろうな」
 中本克己は愉快そうに笑う。
 「お会いになって励まされたら如何ですか」
 「とんでもない。また主席の怒りを買ってしまう」
 中本克己は動く心算はない。
 
 R国D市。
 報道スタジオ。
 暫く南の島五号棟の四階は使えない。
 今日は真紀子と平佐和が待っていた。
 「元大佐。昨日は大佐の昔の上官が談判に来て大変だったわ」
 真紀子は開口一番やや愚痴る。
 「よくいつまでも働きますな」
 逢見由愛元少尉と小日向奈央元少尉も娼国から移送されていた。
 二人とも中元克己らを見て嫌な記憶が蘇る。
 小日向奈央元少尉は若い元下士官らに直接凌辱された。逢見由愛元少尉はそれを電波を通してみている。
 中本克己は大道具を探すまでもなく壁に設えた鉄パイプを組み合わせた拘束具を見つけた。
 二組あるのでこれを利用する。
 元の部下に要求して三角木馬を運び込む。
 一メートル四方の鉄板に高さ一メートルくらいのアームが立っている。高さはハンドルで調節できた。それを壁にピッタリ置く。
 その上に底辺が二百ミリ、高さ二百ミリ奥行き一メートルの三角台座が乗っている。
 頂点は一センチくらいが金属で三ミリくらいまで鑢が掛かっていた。
 病院送りは避ける約束なので敢えて仕舞って置く時に掛ける三角に折られた強化ビニールのカバーを掛けてしまう。
 この上に逢見由愛元少尉の股間を乗せる。
 腕は真上に延ばして片方ずつコの字型に組んだ三本の鉄パイプで固定した。指で鉄パイプを掴んで捕まることができる。
 斜め上に向けて大股開きにした膝を片方ずつコの字型に組んだ三本の鉄パイプを縦に埋め込んだ物で固定した。
 その位置で膝はくの字に折れてやや斜め上で縦に埋め込んだコの字型に組んだ三本の鉄パイプで脚首を固定する。
 女の部分は真正面を向いて丸出しである。
 アナルは三角木馬の頂点に被せたゴムカバーに載ったお尻の谷間からやや覗いていた。
 続いて小日向奈央元少尉に掛かる。
 こっちは三角木馬は持って来ない。
 手首、膝、脚首は同じように壁に固定した。お尻の下に横に三本の鉄パイプを埋め込む。
 お尻はそれに乗ってアナルは斜め下を向いて丸見え。女の部分は正面を僅かに上を向いて丸出しである。
 中本克己は小日向奈央元少尉の横にイルリガードルスタンドを立てた。栄養ボトルタンクに氷を入れて水を入れる。
 そして腸カテーテルを小日向奈央元少尉のアナルに突っ込んでしまう。
 中程に設えたコックを捻って冷水を流し込む。
 「う、うう、うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に冷たい水が小日向奈央元少尉の直腸から腹を襲う。
 中本克己はそのまま放置して苦しめる。
 そして三名に鞭を渡す。強い痕にならないように先端が四角い蠅叩きの様な柔らかい革の鞭である。
 逢見由愛元少尉を鞭で叩く部位を一人ずつ指示した。
 大利根元二曹が正面をややずらして立つ。カメラから女の部分を隠さない配慮である。
 正面を向いて丸出しの女の部分に鞭の平面で叩きつけた。
 「うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 絞り出したような悲鳴と共に逢見由愛元少尉の躰は瞬間斜めに躱すように固まる。そして強く震撼した。
 「待って。一回オープンして辱めて」
 真紀子が逢見由愛元少尉の性器を広げて公開するように要求する。
 視聴者サービスもあるが残った七人の夕嵐への揺さぶりである。
 神谷元一曹と大利根元二曹が壁の両側から小陰唇を抓んで引っ張って大きく広げた。
 カメラはそれをアップにする。
 中本克己が秋本元兵曹長を促して小日向奈央元少尉の女の部分も同じようにオープンしてしまう。
 見比べて下さいと言う配慮である。
 「うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉はそれどころではない。腹の痛みが強烈に襲って藻?いている。
 「たっぷり苦しんでね」
 中本克己は腹を擦って言う。
 そして冷水の大方が流れ込んだのでコックを絞める。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉は強烈に表情を軋ませて藻掻き呻き声を絞り出す。
 さらに腸カテーテルを抜いてアナル栓をねじ込む。
 中本克己は哂って其処を離れた。
 今度は神谷元一曹が右側寄りに立って鞭を構える。左の乳房を覆うように叩き込む。
 標準サイズの乳房で程よく茶碗を伏せた形。乳首はピンと立って乳輪は二十五ミリくらいで薄紅色である。
 「うぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強い叩き方である。
 斬れたり蚯蚓腫れになったりはしないが強烈に痛い。
 続いて秋元兵曹長が左寄りに立って構える。
 今度は右の乳房に叩き込む。
 「うがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 逢見由愛元少尉は躰を震撼させ強烈に藻掻く。
 先に叩かれた左の乳房はほんのり紅くなっていた。
 中元克己が氷水の入ったバケツを持って来る。
 板氷を空のバケツに取り出す。
 その冷たく冷えた水を逢見由愛元少尉の躰のぶっかけてしまう。
 「あふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 逢見由愛元少尉は躰を振って悲鳴を上げる。
 直ぐにスタッフがバキュームで床の水を吸い取って行く。別のスタッフがモップで床を拭く。
 さらに別のスタッフが三角木馬を拭いた。
 また大利根元二曹が正面やや右から構える。
 逢見由愛元少尉は躰を硬くして身構えてしまう。
 大利根元二曹は女の部分に叩きつける。
 鞭の四角い先端はクリトリスの包皮と小陰唇全体に被るように叩いていた。
 「うがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 冷たい水を被ったばかりの鞭叩きである。強烈に痛い。
 神谷元一曹と秋本元兵曹長が同時に左右から構える。
 「・・・・・」
 乳房は水を被って鳥肌状態である。
 二人が両側から一気に叩く。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 逢見由愛元少尉は強烈に悲鳴を絞り出す。躰は小刻みに震撼する。
 乳房は紅く染まっていた。
 中本克己はもう一杯板氷で冷やした水を掛ける。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 逢見由愛元少尉の躰は強烈に震え続けた。
 カメラは小日向奈央元少尉と交互に映す。小日向奈央元少尉は藻掻き続けていた。
 またスタッフが床の水をバキュームで吸う。
 モップで両側から二人で床を拭いた。
 神谷元一曹と秋本元兵曹長がもう一度構える。
 中元克己が近寄った。
 「何処までもこの拷問が続きますよ。しゃべってしまいませんか」
 まだ無駄と判った交渉である。
 「ふん」
 二人は両側からそれぞれ大股開きの濡れた内腿を叩く。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 続いて大利根元二曹が構えた。
 女の部分を強く叩きつける。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 逢見由愛元少尉は大口を破裂させて悲鳴を上げた。
 「うぐう、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に痛そうである。表情を軋ませて藻掻き悲鳴を絞り出す。
 「あはあ。はあ。はあ。はあ」
 暫く躰は震え続けていた。
 「ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉も究極に顔を歪めて悲鳴を絞り出す。
 また中元克己が近付く。
 「あんたも苦しいが。あんたは耐えるけど。向こうのお姉さんもう堪えられないよ。冷水で浣腸して放置だからね。しゃべったら」
 また詰るように言う。
 「ふん。どっちが殺されても喋らないよ!」
 逢見由愛元少尉は強気で撥ねつけた。
 「あーーー。そう」
 中本克己は元部下に合図を送る。
 今度は神谷元一曹と秋本元兵曹長が移動して小日向奈央元少尉に向かう。
 「えーーーーーーーーーーーーー」
 逢見由愛元少尉はそれに慄く。
 小日向奈央元少尉は苦しみ躰を捩って藻掻いていた。
 両側からその乳房を叩く。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうーーーーーーーーーーーーーーーー」
 動く限り躰を捩って藻掻き悲鳴を絞り出す。
 「こっちの方が良いな」
 中本克己は二人に電子鞭を渡した。
 二人はそれを小日向奈央元少尉の内腿に当てる。
 「がふぁああーーーーーーーーーーーーあふぁあーーーーーーーーーあふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉の躰はさらに強烈に震撼した。
 続いて大陰唇に当てる。
 「ぐわあーーーーーーーーーーーーーー。ぐがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー」
 腰が揺れて躰は強烈に暴れた。
 次は乳輪の直ぐ下に当ててしまう。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐぐうう。ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに内腿に当てる。
 「ぐわあーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー。・・・・・」
 小日向奈央元少尉は白目を剥いてしまった。
 中本克己はまた逢見由愛元少尉に近寄る。
 「何と元工作員が失神しましたよ。そろそろしゃべったらどうですか」
 無駄と分かって言う。
 「・・・・・」
 逢見由愛元少尉は顔を逸らせるだけである。
 「良しこっちも」
 中本克己は逢見由愛元少尉にも小日向奈央元少尉と同じ刑を要求する。
 三角木馬が取り除かれて逢見由愛元少尉は壁に吊るされた状態になってしまった。
 イルリガードルスタンドが移動される。栄養ボトルタンクに水と氷を入れて腸カテーテルが逢見由愛元少尉のアナルに挿入されてしまう。
 大利根元二曹がコックを捻って冷水を流し込む。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 逢見由愛元少尉は直腸に冷水が侵入して緊迫した悲鳴を絞り出す。
 「うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に痛そうである。
 「どうです。これで鞭と電子鞭です」
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーー。おのれーーーーーーーーーーーーーーーーー。やってみろーーーーーーーーーーーーーーーー」
 逢見由愛元少尉は苦しみながらも怯まない。
 「鞭だけじゃなくこれで」
 秋本元兵曹長が銅線で繋いだクリップを翳す。
 「駄目だ。翌日に傷を残す。ピンチにしろ。そして繋ぐな」
 中本克己はバラの洗濯鋏を指示した。
 神谷元一曹と大利根元二曹がスタッフが運んで来たピンチを手に取る。
 先に秋本元兵曹長が腸カテーテルのコックを絞めてアナルから抜く。そして直ぐにアナル栓をねじ込んでしまう。
 神谷元一曹は逢見由愛元少尉の乳首、乳房に鋏みつけて行く。大利根元二曹は内腿と女の部分を担当する。
 小陰唇を二枚重ねて鋏みつけて行く。
 逢見由愛元少尉は腹の痛みに藻掻きながら鋏まれて顔を顰める。
 秋本元兵曹長が既に鞭を用意していた。
 先端が長方形の革二枚縫い合わせて芯の入った一本鞭である。
 さらに中本克己も同じ鞭を手にしてもう一度逢見由愛元少尉に近寄る。
 「どうです。そろそろしゃべった方が」
 また撫でるように話しかけた。
 「ころせーーーーーーーーーーーーー。ころせよーーーーーーーーーーーー」
 逢見由愛元少尉は苦しみながらそう言葉を絞り出す。
 「ふはっはっはっは。ずっと虐め続ける愉しみを放棄して殺したりは致しませんよ」
 中本克己は意地の悪い哂いを浮かべる。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 湯野中と葛城義和が残っている。
 ラドルフマレカル少将はシブヤン海での遭遇とその先の展開を一度報告してきていた。
 カウンターでは津梨清吉が河豚刺しを提供する。
 平佐和はコップ酒。葛城義和はビールと変わらない。
 井上貴江中佐はホテルルームで仮眠を取っていた。
 溝口明日香中佐は一緒にカウンターで枡酒である。
 「葛城先生。ラドルフマレカルの作戦はどうなのでしょう」
 湯野中はこれまで何も見つかってないので疑問に思う。
 「気の長い作戦になりますね。その間だけ潜水艦隊が唐津に固定されます」
 「先生。どうします」
 「他に有効な手もないです」
 「うむ」
 湯野中は考え込む。
 「しかし今日の中元氏は吐かせる方向で拷問していますね」
 葛城義和はやや疑問に見ていた。
 「それなのですが。昨夜鄭淑徳少将が川越に行っていたようなのです」
 溝口明日香中佐が話に割り込んで報告する。
 「それでか」
 「小布施匡亘からの情報です」
 「しかし効果を期待してやっているとも思えませんね」
 「命令ではないでしょうし。鄭淑徳少将の言い分を中元元大佐がその通り聞くとも思えません」
 「なるほど。適当に両方と話を合わせているのですね」
 葛城義和は納得した。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 逢見由愛元少尉は直腸と腹の痛みに藻掻き続けている。
 乳房には洗濯鋏が五本ずつ乳首を中心に左右に二本。正面を向いて五本並んで左右十本が突っ張っていた。
 女の部分には小陰唇の二枚を鋏んで縦に五本突っ張っている。
 さらに両方の内腿に五本ずつ並べて鋏まれていた。
 膝下と脚首が左右それぞれ三本の鉄パイプに囲まれて乗っている。
 手首を押さえた鉄パイプは逢見由愛元少尉の手で掴んでいた。
 秋本元兵曹長が鞭を構える。
 逢見由愛元少尉は苦しみに耐えながら秋本元兵曹長を睨み返す。
 秋本元兵曹長は左の乳房の一番左端を狙う。
 先端を縦にして叩いた。
 「うぐーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 逢見由愛元少尉は頭を右に躱して呻き声を絞り出す。
 洗濯鋏はすっ飛んだ。
 秋本元兵曹長は二発目を構える。
 また先端を縦にしていた。
 今度は右の乳房を鋏んでいる右端の一本を狙う。
 これも的確に叩く。
 「うぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 これも一気に飛ぶ。
 三発目を斜めに構えた。
 逢見由愛元少尉は小陰唇の一本を狙っていると感じて戦慄が奔る。
 女の部分を鋏んだ五本の一番下を横から叩いた。
 洗濯鋏は強く揺れて震撼したが咥えが浅くなっただけである。
 「うーーーーーーーーーーーーー。うふうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 逢見由愛元少尉から強烈に空気を劈く甲高い悲鳴が上がった。
 ここで秋本元兵曹長は鞭を神谷元一曹に渡す。
 神谷元一曹は右の内腿の五本を左から横に狙う。
 「あふぁあーーーーーー」
 逢見由愛元少尉は辛い息遣いを漏らす。
 神谷元一曹は鞭を横に薙ぐ。
 内腿の三本が左から順に飛ぶ。そして四本目が斜めに四分の一だけ咥えを残して留まる。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うふううーーーーーーーーーーーーーーー」
 逢見由愛元少尉は強烈な悲鳴を絞り出し甲高い悲鳴に流れる。
 「ふふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 そして強烈に躰を震撼させた。
 神谷元一曹はそのまま鞭を大利根元二曹に渡す。
 どうやら引っ掛かって残るか落ちないと交代するルールのようである。
 大利根元二曹は正面から振り被る。
 「あはあーーー。はあ。はあ。はあ」
 逢見由愛元少尉は震えながら荒い息遣いである。
 大利根元二曹は小陰唇を鋏んだ五本を上から叩く。
 「ぐわあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 洗濯鋏は揺れただけで咥えは全く動かない。
 逢見由愛元少尉は震え続けていた。
 大利根元二曹は中本克己元大佐に鞭を渡す。
 
 唐津。地下の潜水艦桟橋の会議スペース。
 東条大統領らは此処で娼帝國の実況を見ていた。
 逢見由愛元少尉が心配だが失神したまま壁に磔にされている小日向奈央元少尉がさらに心配である。
 「娼帝國は日本の本土の破壊された部分を七割方森林に変えました」
 女性議員山本由紀乃が報告する。
 「問題は全部遺伝子組み換えの森林だよ。あれでは虫は殆ど全滅だ。古い森林は全部切り倒している。生態系が全滅だよ」
 五十代の議員澤田康弘はこれにも怒りを露にした。
 「動物も人間が飼う犬猫と食料にする養殖の豚、牛以外完全に全滅です」
 斎藤千春議員も怒りを露にしている。
 「それは良くありません」
 ベルナール中佐も懸念を示した。
 「奴らの考えは合理化だけだ。森林は空気を浄化すれば良いだけと考えている。ミツバチ以外の虫は必要ないとの方針だなあ」
 東条大統領も嘆く。
 「奴らは私達が全部死に絶えるのを待っているのよ。自分らだけ老化を長く防ぐ医療を開発して」
 
 フィリピン海。
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦の発令所。
 唐津に戻るかの話し合いが行われていた。
 そしてアンテナを上げて逢見由愛元少尉らの拷問を確認している。
 浣腸されたままの強烈な責めに慄いていた。
 遺体を乗せている以上唐津に戻りたい。
 それにはまだ時間が掛かる。
 そして待ち伏せに遭遇する可能性もある。
 「エドガール大佐はどうされたいですか」
 田川真琴元中尉がエドガール大佐の意見を聞く。
 「フランス人の二人はフランスの土に帰したいです。私の艦は一度フランスに戻ります」
 「それじゃ私達は単艦で唐津へ」
 「そうです。残った二隻が協力してくれます」
 エドガール大佐をフランスの艦に戻して川崎優菜元中尉の遺体をこっちの艦に引き取る事になった。
 だがエドガール大佐の艦の副長クレール少佐は自分らだけで戻ると提案してエドガール大佐には唐津に向かうよう勧める。
 エドガール大佐もその案を受け入れた。
 吉丘蓮実元中尉らの艦は相当の危険はあるが唐津に向けて進路を取る。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 逢見由愛元少尉の躰の洗濯鋏は大方飛んで女の部分の五本だけが残っていた。そのうち一番下の一本は斜めにずれて僅かに鋏んでいるだけである。
 中本克己が二回目の順番で大利根元二曹から鞭を受け取る。
 ずれて斜めになった一本を狙う。
 「あ、ああ」
 逢見由愛元少尉の躰は微妙に震えて汗を噴いていた。
 中本克己はずれた一本の手前部分を狙って振り下ろす。
 「かあーーーーーーーーーーーーーーーー。ふふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 洗濯鋏は床に叩きつけられた。
 「あふぁあーーーーーーー。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 逢見由愛元少尉は荒い息遣いで藻掻き続ける。
 中本克己は続いて一番上の一本を横から狙う。
 「はぁーー」
 さすがに逢見由愛元少尉に脅えが奔った。
 中本克己は構わず鞭の先端を横に向けて洗濯鋏の咥えた先端を薙ぐ。
 ガシャーー。
 洗濯鋏は毟るように飛ぶ。
 「がふぁあーーーーーーー。ふふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ふぁあーーーーーーーーーーーーー」
 逢見由愛元少尉は大口を縦に破裂させて強烈な悲鳴に続いて甲高い悲鳴を絞り出した。
 「ふぁーーーーーーーーーー。はあ。はあ。はあ。はあ」
 躰は強く震撼する。
 ここで医者からストップが掛かった。
 アナル栓を先に抜けと言う指示である。
 同時に逢見由愛元少尉も白目を剥いてしまった。
 下に水槽が置かれて神谷元一曹と大利根元二曹の手でそれぞれアナル栓が抜かれる。
 静かに茶色い水がだらだらと流れ出た。
 その処置が終わって医者は真紀子の病院送りは避ける指示のもとに診察に掛かる。
 二人の医師が話し合う。
 ここで中止が指示された。
 真紀子が中本克己に近寄る。
 「ねえ。拷問して吐くと思った」
 祝儀袋を四通渡して言う。
 「あの。昨夜少将が来られまして。まあ。こういう状況になりますと」
 中本克己はカメラから体を逸らせて答えた。
 「うん」
 真紀子は納得して引き上げる。
 小滝橋佳苗中尉らが中本克己を川越に送って行き明日の予定になっていた太刀川俊二に中止を知らせに福岡に向かった。
 
 R国D市。
 黒田美優らの鉄格子。
 舛田警視正が入って来た。
 全員に戦慄が奔る。
 「黒田美優。今夜だよ」
 「はっ」
 黒田美優は舛田警視正の言葉を聞いて固まってしまう。
 「大分空いてたよね。今夜は確りやるからね。よろしい二十二時に誰かが迎えに来ます」
 「ああ」
 黒田美優は震えている。
 舛田警視正は既に拷問役を集めさせていた。
 
 東シナ海。
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦。
 アンテナを上げて最後の実況放送を受信する。
 医者の判断で拷問が中止になったことで全員が青くなった。
 二人とも失神した状態である。
 「でもどうすることもできないよ」
 浜田佳美元中尉はそう呟く。
 「そうだよね。今度は何処に監禁されているかも解らないよね」
 田中一美元特務中尉である。夕食のカレーを配給しながらそう言う。
 「また拷問場所に乗り込むしかないよ」
 田川真琴元中尉は同じ手段を主張した。
 「どっちにしても唐津に戻って一週間以上先よ。じっくり検討しましょう」
 吉丘蓮実元中尉は言葉を選んでゆっくりとは言わない。
 食事と一緒にコップ酒が配られた。
 「今日の場所。D市のスタジオだよね」
 「唐津から自転車を積んで向かうか徒歩で接近ね」
 田川真琴元中尉は強気でそう言う。
 食事が終わったら田川真琴元中尉が小型潜航艇で前路警戒に出る。
 この先唐津の洞窟に入るまで待ち伏せの危険がある。前路警戒しながらエンジン音を小さくして微速で進む。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 カウンターの津梨清吉は夕食に関わらずつまみを出し続けていた。
 飲みながらの会議である。
 「当分拷問は中止かな」
 湯野中は相変わらずコップ酒を飲み続けていた。
 「大したことはないけど。暫く中止して奴らを慌てさせようと思って」
 真紀子はそう作戦変更の意志である。
 「それも良いかもしれません」
 葛城義和も納得する。
 溝口明日香中佐はカウンターの中に陣取っていた。井上貴江中佐は部屋の奥で構えている。
 控えの間に隊員が二人。露天風呂の入口に二人構えていた。
 「奴らはD市のスタジオに突っ込めるのか」
 平佐和も湯野中に合わせてコップ酒である。あのスタジオを狙うのは無理と考えていた。
 「方法はあると思います。歩いてでもやってきます。あと川を泳いでも来られます」
 また溝口明日香中佐が話に割り込む。
 「あと唐津で自転車を作っていました」
 井上貴江中佐はそれも使えると言う。
 「そこまで工業力が付いたか」
 平佐和は嫌な表情になる。
 「でも子供は殆ど生まれてない」
 真紀子は何れ絶滅すると言う。
 「夕嵐とフランスの艦だけ叩きましょう」
 葛城義和の方針はブレない。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 黒田美優が警察員に引かれて来る。
 スタジオには舛田警視正が呼んだ五人が待っていた。
 元帯広市役所の酒井課長、木島課長、稲村幸雄、續橋元会計課職員、元帯広市役所国民保健課の中根課長である。
 黒田美優元立憲国民党議員に戦慄が奔る。
 「今夜は懐かしい面々です。以前にもそれぞれ登場していただきました」
 舛田警視正が語り始めた。
 アナウンサーの高嶋波琉が五人を紹介する。
 「もうご存じの方が多いと思いますが加重死刑囚の黒田美優は以前に帯広の立憲国民党市会議員でした。この五人はその頃理不尽に虐められました」
 そしてアナウンスが流れた。
 黒田美優は鉄格子から出る時スーツ姿にされている。
 「では阿彌陀で順番を決めます。今夜は二順できます。一巡目で病院送りは駄目です。二順目は希望する内容で順番を決めます」
 舛田警視正は一人二回を宣告した。
 一番籤は元帯広市役所国民保健課の中根課長である。
 中根元課長は昼間の放送で壁の磔を見ていた。
 小日向奈央元少尉が磔にされた方を選ぶ。
 腕を真上に延ばして片方ずつコの字型に組んだ三本の鉄パイプで固定する。手で鉄パイプを掴んで捕まることはできた。
 斜め上に向けて大股開きにした膝を片方ずつ三本コの字型に組んだ鉄パイプを縦に埋め込んだ物で壁に固定する。
 その位置で膝はくの字に折れる。脚首をやや斜め上で同じように縦に埋め込んだ三本の鉄パイプで固定する。
 女の部分は真正面にやや上を向いて丸出しになった。
 お尻の下には横に三本の鉄パイプが埋め込まれていてそれに半分乗った形になる。アナルはやや下を向いて丸出しになってしまった。
 かなり辛い磔である。
 磔作業は大方スタッフが行った。
 中根元課長はイルリガードルスタンドを立てる。栄養ボトルタンクに午後と同じように板氷と水を入れた。
 黒田美優の表情は既に凍り付いている。
 中根元課長は腸カテーテルを黒田美優のアナルに突っ込む。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は辛い表情を究極に顰める。
 中根元課長はコックを捻って冷水を流し込む。
 「う、うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は冷たい水が一気に流れ込んで悲鳴を上げる。
 直ぐに痛みは腹を襲う。
 「うぐうがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ううがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に藻掻く。
 暫く苦しむ姿を見物して放置である。
 舛田警視正の要求でビールが配られた。
 中根元課長はその冷えたビール缶を浣腸の腹の痛みに苦しむ黒田美優の乳房に押し付ける。そして乳房を転がす。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は堪えることなく悲鳴を上げてしまう。
 中根元課長は黒田美優に強い憎しみを持っている。
 他の四人もそれは変わらない。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 津梨清吉は引き上げた。
 つまみは乾き物だけである。
 珍しく平佐和も残ってモニターを見ていた。
 コップ酒で二人とも一升瓶が空いている。
 「あの女だけはいつまでも許されないな」
 湯野中が黒田美優を見てそう言う。
 「許されんよ。あれは憎き立憲国民党だ。なあ葛城君」
 平佐和は昔の宿敵政党と言うだけで国会議員ではなく自分と議論したこともないのに強く怒る。
 「まあ。あれはあの党にしても酷い議員ですよ」
 葛城義和は昔の敵政党など今更どうでも良い。そしてパワハラ、カスハラなど認めてなかった。
 だが黒田美優はパワハラでは済まない悪行である。
 ホストクラブで大金を使う女社長並みの悪行を議員が公務員に行って来た。
 女社長は自分の金である。この女は競争の少ない議員に党の力で当選しただけである。これで当然と思う。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 黒田美優のお尻の下には既に水槽が置かれていた。
 「そろそろ抜いて」
 舛田警視正は先のプレイを考えて指示する。
 「はい」
 中根元課長は苦しむ黒田美優の躰を一瞥してアナル栓を抜いた。
 ズブウーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
 一気に茶色い水が流れ出る。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は便を垂れ流しながら苦しい息遣いを漏らし続けた。
 二番手は續橋元会計課職員である。
 苦しそうな吊るしだがそのまま続行する。
 クスコを取り出した。
 それを黒田美優の膣に突っ込んで奥を広げる。
 スタッフが後ろからレーザーで中を照らした。
 續橋元会計課職員は柄付針を舛田警視正の方に翳す。
 「いいよ」
 舛田警視正は許可した。
 黒田美優は恐怖に凍り付いた表情である。
 一度これで突き刺されている。
 それも拷問椅子ではない。壁に磔にされた状態である。態勢的に辛さは強化されてしまう。
 膣の奥がモニターに投影された。
 真っ赤な子宮口の周りの粘膜の盛り上がりが鮮明に映る。
 滑りはない。綺麗に洗ってあった。
 續橋元会計課職員は盛り上がった粘膜の裾野付近から一発目を突き刺す。
 「うーーーーーーーーーーーーぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は顔を振って強烈な悲鳴を絞り出した。
 一発目で躰は強烈に震撼してしまう。
 續橋元会計課職員は悦びの表情でそれを見ている。
 「あーーーーーーーーーーーーあはん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 黒田美優は僅かに涙を滲ませていた。
 續橋元会計課職員は全く動じない。まだ一発目。五回は突きたいと攻撃精神が滾っている。
 二発目をクスコに進入させた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 刺さる前から黒田美優の泣き悲鳴がスタジオに染み渡る。
 それでも一気に突く。
 今度は奥に盛り上がった粘膜の中腹辺りに突き刺した。
 「ぐ、うう、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は顔を強く振り躰を震撼させ悲鳴を絞り出す。
 二回目の突き刺しで小さな血の玉が浮き出て流れた。
 さらに續橋元会計課職員の興奮度が上がる。
 三発目をクスコに侵入させた。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 また突き刺す前に黒田美優から強烈な泣き悲鳴が上がる。
 續橋元会計課職員は興奮の限り突く。
 今度は子宮口の割れ目の淵の部分に突き刺してしまった。
 「ぐううふうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優の躰は太腿に力が入って瞬間強く固まる。
 そして續橋元会計課職員が直ぐに針を抜くと強烈に暴れた。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 遂に黒田美優から涙が溢れ出てしまう。
 續橋元会計課職員はブジーを翳す。
 舛田警視正は頷いて許可した。
 子宮口に突っ込むには針よりブジーが効果的である。ブジーはかなり長い。
 「・・・・・」
 黒田美優はそれを見て震える。以前にもやられてその痛みを忘れてない。
 續橋元会計課職員はブジーの先端を子宮口に当てた。
 「う、ううーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は躰を硬くして身構える。
 續橋元会計課職員は一気に突っ込む。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうわあ、ああーーーーーーーーーーーーーーがあーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は躰を硬くしたまま強烈に震撼させる。
 續橋元会計課職員はブジーを手から離してしまった。
 「ぐうぇああーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に藻掻き続ける。
 それでも暫く暴れるのを鑑賞である。
 そして舛田警視正がブジーを抜いてしまう。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は躰を強く捩って藻掻く。
 「次よ」
 舛田警視正は元帯広市役所木島課長に指示する。
 木島元課長は黒田美優の躰を床に磔にするよう要求した。
 スタッフの手で黒田美優はようやく苦しい吊るしから降ろされる。
 そして床に三本コの字に組んだ鉄パイプで手首、脚首、腰を固定され大股開きの大の字に磔にされてしまった。
 スタッフが水のない水槽にイグアナを十匹くらい持って運んで来る。
 さらにボウルに赤虫を入れて来た。
 「えーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優はイグアナを見て喚き出す。
 子宮口の奥を突かれて殆ど躰に力が入らない。そこへイグアナの責めである。
 木島元課長は大さじで黒田美優の躰に赤虫をばら撒く。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は強烈な悲鳴になってしまう。
 スタッフらが黒田美優の躰の両サイドにイグアナを二匹ずつ持って待機する。
 合計八匹が両側から襲う体制である。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーー。いやだあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに泣き悲鳴になってしまった。
 舛田警視正は哂ってみている。
 木島元課長の合図でスタッフは一斉にイグアナを放す。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は顔を擡げ強烈に振って悲鳴を上げる。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーーーー」
 泣き喚き続ける。
 イグアナは片っ端から黒田美優の躰の上の赤虫を喰らい続けた。
 黒田美優は生きた心地ではない。狂ったように喚き続ける。
 そして大股開きのまま失禁してしまった。
 「おやおやあ。市会議員殿がお漏らしですか」
 木島元課長は詰る。
 「だめーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優はそれどころではない。喚き続ける。
 赤虫が大方なくなったところでスタッフがイグアナを水槽に戻す。
 「あはあーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いは暫く続いて躰の震えはなかなか治まらない。
 スタッフが雑巾で躰を拭いて赤虫の残りを撤去した。
 「はい次」
 舛田警視正は稲村幸雄に言う。
 稲村幸雄は角度の変えられる診察台に磔を要求した。
 「何をしたいの」
 舛田警視正が確認する。
 「実は自分でこういったアイテムを試作しまして」
 稲村幸雄は電動歯ブラシのアーム部分を長くしたような物を翳す。
 「何よそれ」
 「実はこの先端。マイクロローターなのです」
 ブルーーン。
 振動と回転を見せる。
 「あーーら。それはお利口さん」
 舛田警視正は子供を褒める言い方である。
 「この女。一回も逝き顔といった失神顔を晒してないですよ」
 稲村幸雄はそれも屈辱と言いたい。
 「そうだった。まあいいか」
 舛田警視正はどうでも良さそうである。
 その間にスタッフが黒田美優の躰を診察台に乗せて固定してしまう。
 稲村幸雄は弁当に付いて来る小さな醤油瓶にマスタードも入れて持っていた。それを黒田美優の女の部分を広げて尿道の小さな亀裂を剥き出して流し込む。
 「うーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は尿道に異物を流し込まれて強い違和感である。
 稲村幸雄はクスコを取り出して黒田美優の膣に横向きに突っ込む。奥を広げて膣天井部を剥き出す。
 もう一つやや小さめの普通のローターを取り出した。
 それを右手に持ってやや剥けたクリトリスに当てる。
 そして電動歯ブラシの先端をローターにしたアイテムをクスコの奥に入れて膣天井部に当ててしまう。
 スタッフが横から手伝って両方のスイッチを入れてやる。
 「あーーーーーーーーーーーーーはあーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は刺激に声を上げてしまう。
 稲村幸雄はマスタードの痒みが効くまでゆっくり責める。
 
 東シナ海。
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦は海底を唐津に進入すべく静かに航行していた。
 洞窟に進入する陸棚と海溝の割れ目に接近する。
 割れ目に入り込んだところで小型潜航艇を収容した。
 ここからは速度を上げられるがまだ警戒して微速で航行する。
 「もう少しだね。何とか遭遇しないで済みそうよ」
 中依美緒元少尉は安堵したように言う。
 そこに田川真琴元中尉らが戻って来る。
 「肝を冷やしたよ。この艦と同じ艦が着底して居たよ」
 田川真琴元中尉は危険を知らせるべくイルカの泣き声で信号を送った。
 小型潜航艇は音を立てないで魚の様に航行できる。
 そしてこの新鋭艦は微速なら殆ど航行音を出さない。
 潜んでいたR国の艦はアクティブソナーは使わないで聴音器だけである。
 そして新鋭艦は万一のとき追いかけられるように艦長一人にしてロボットは降ろしていた。
 だが指揮はややだれている。
 この艦長は聴音器を当てながら微妙な音までは聞き分けられなかった。
 これで暫く娼帝國は唐津への進入路を掴むことができなくなってしまったのである。
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦はそのまま洞窟に進入して唐津の海底桟橋に浮上した。
 エドガール大佐が先に上陸する。
 ベルナール中佐とアンセルム少佐が待っていた。
 ダミアン大尉とディオン中尉の遺体を埋葬に副長クレール少佐がフランスに戻ったことを報告する。
 吉丘蓮実元中尉らが川崎優菜元中尉の遺体を桟橋に降ろした。
 既に唐津に住む僧侶が待っていて戒名を書かれた位牌も準備されている。
 此処で葬儀が行われたのである。
 
 娼国。
 CICビル四十二階の鉄格子。
 小日向奈央元少尉も逢見由愛元少尉も鉄格子の中で診察を受け特に異常なしで医師の手を離れた。
 二人は眠ってしまったが警備員に起こされる。
 食事を摂ってないので夜食と酒、バスロープ、下着が搬入された。
 「またあの元市会議員が生贄だね」
 「娼帝國の権力者はあの元日本の党が嫌いだからね」
 「二代続いた日本の総理が二人。娼帝國の独裁者だからね」
 「早くやってしまわないとどんどん酷い国になるよ」
 「私達で此処から脱出できない」
 「此処は無理よ。病院なら可能性はあるけど」
 「そうだよね」
 「ただ一つ。娼国の隊員が来るとき。あいつ等なら隙があるよ」
 「そうか。私達が突っ込んだ時はR国の隊員だったね」
 「うん」
 二人は飲みながら話し続ける。
 翌日呼び出しがないことも警備員から聞いていた。
 
 R国。報道スタジオ。
 黒田美優は膣天井部とクリトリスを責められ尿道に流し込まれたマスタードの痒みに藻掻き続ける。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーー。へんになちゃうよーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優の上半身は診察台の片方に寄って強烈に捩って藻掻く。
 腰は上下に動く限り揺れる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 目をきつく瞑って大口を縦に破裂させて叫ぶ。
 稲村幸雄は全く動じない。構わず同じペースで責め続けた。
 「そろそろいいのじゃない」
 舛田警視正は稲村幸雄がもう一つ用意したアイテムを指さす。
 そして稲村幸雄が右手に持ってクリトリスを責めていたローターを代わる。
 稲村幸雄がもう一つ用意していたアイテムは尿道用である。
 これも電動歯ブラシの先端を尿道バイブにした物でなんと回転して振動までする。
 それをクスコの二枚の嘴を広げた根元の割れた部分に嵌まり込んだ尿道の亀裂に突っ込む。
 「うふうーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は痒みを抉られて瞬間気持ち良い。
 「あーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 だが顔を真上に向け究極に躰を突っ張って藻掻く。仰け反り太腿の筋肉を怒張させる。
 痒みの解放から来る気持ち良さとこれまでの途轍もない刺激が三つの性感帯を襲っていた。
 稲村幸雄は尿道をメインに責め続ける。
 そして尿道の口がぐちゃぐちゃになって緩んだのを確認して人差し指を突っ込んでしまった。
 「ぐう、う、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 呻き声を無視して指を出し入れする。
 「あーーーーーーーーーーーーーーはあーーーーーーーーーーーーーあ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優の躰は強烈に弾けた。そしてゆっくり拷問椅子に沈む。そのまま白目を剥いてしまった。
 「こういう晒し者も良いか」
 舛田警視正は苦笑いである。
 ここで休憩が入れられてビールが配られた。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 珍しくまだ四人揃って舛田警視正の番組を確認している。
 溝口明日香中佐がカウンターの中で警戒を続け井上貴江中佐も後ろで警戒していた。
 そこにラドルフマレカル少将から連絡が入る。
 「駄目でした。予定時間を大きく超えていますがどの艦にも引っ掛かりません。交代してあと一日網を張ります」
 「そうか。やはり難しいな」
 湯野中は報告を確認した。
 「どう」
 真紀子は葛城義和の方を見る。
 「何とも言えないな。潜水艦隊がそう決めたのならじっくりやって貰いましょう」
 葛城義和はもうビールを飲まないでお茶に替えていた。
 「加賀美少将から提案が来ているけど。唐津の三十キロ圏くらいで海中爆弾を絨毯爆撃して海底を破壊したらどうかと言うの」
 真紀子が面々に報告する。
 「うーーん。三十キロで海中爆弾なら影響はないか」
 湯野中はコップ酒で呟く。
 「やらせてみる」
 「そうだな」
 「そうですね」
 湯野中も葛城義和も賛成した。
 
 対馬海峡。
 第一機動部隊旗艦加賀の艦橋。
 「天昇の間が了解した」
 「閣下。払暁を期してやりましょう」
 艦隊参謀の大佐が直ぐに提言する。
 「払暁が一番良いな」
 「各艦に通知します」
 六隻の空母からヘリが十機ずつ発艦する手筈となった。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 次は元帯広市役所の酒井課長である。
 黒田美優は拷問椅子に移された。
 酒井元課長は大量の蝋燭に点火して準備している。
 そしてスタッフが運んで来た強化ガラスのクスコを手にした。
 黒田美優は点火された蝋燭とクスコを見て恐怖に震える。
 ま〇こに蝋涙を流されると想像に難くない。
 酒井元課長はクスコで黒田美優の女の奥を広げて鑑賞しながら蝋涙が芯の周りに溶けるのを待つ。
 ペンライトで照らした膣の内部が映像にも拡大して反映された。
 なかなか蝋涙は溶けない。
 黒田美優は震え続けている。
 酒井元課長は拷問椅子のハンドルを回してクスコの口を真上に向けてしまう。
 「あーーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は恐怖に声を漏らす。
 酒井元課長はクスコに糸を投げ込む。
 そして芯の周りに蝋涙の溶けた蝋燭を二本持ってクスコの中に流す。
 「あわあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あわあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は強烈に顔を振って泣き叫ぶ。
 腰、太腿、膝は頑丈に固定されていた。
 「あわあーーーーーーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な叫びはなかなか止まない。
 「おいおい。そんなに熱くないだろ!少しは堪えろ」
 酒井元課長は呆れたように言う。
 「分からない。こういう人を虐める女ほど自分は責めに堪えられないのよ」
 舛田警視正はにんまり笑顔で囁く。
 酒井元課長は途中からスタッフに糸を持ち上げて貰ってクスコが満タンになるまで流し込んでしまう。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は最後まで呻き声を上げ続けた。
 酒井元課長はドライヤーを二台冷風にして蝋燭を乾かす。
 黒田美優はようやく静かになった。
 蝋涙が乾いたところで酒井元課長は中に垂らした糸を切って先端を短くして点火する。
 「えーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優はクスコの中の蝋涙に点火されて恐怖の悲鳴を上げてしまう。
 「どうだ。膣灯篭や」
 酒井元課長は愉快そうである。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は恐怖のあまり切迫した悲鳴になった。
 暫くそのまま放置して鑑賞する。
 「あぎゃあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 何処までも切迫した悲鳴を上げ続けた。
 「あがーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 遂に失禁してしまう。
 失禁尿は半分噴水のように上がる。半分はクスコに当たって飛び散る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 何と失禁尿が膣灯篭の火を消してしまった。
 「あはあーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ」
 暫く黒田美優の恐怖に震えた息遣いが続いた。
 なかなかの見せ場となってしまったのである。
 小水に濡れたクスコをスタッフが抜く。
 別のクスコを挿入して奥を広げて残った蝋涙の欠片を取り出す。
 黒田美優には一回シャワータイムが許された。
 「さあ。希望を出して。それによって順番を決めます」
 舛田警視正は拷問の希望を聞いて順番を決める。
 ビールが配られた。みな飲みながら考える。
 續橋元会計課職員が最初に手を上げた。
 「この乳房を金属の串で二つ横串に貫いて電流を流したいです」
 横串と言う言い方が元会計かも知れない。
 「良いよ。電流はスタンガンね」
 舛田警視正は痛みだけで行こうとしていた。
 次に中根元課長が手を上げる。
 「細い導線を糸にして五針くらいこいつの小陰唇を縫って電流を流して宜しいでしょうか」
 なかなか陰湿かつ壮絶な残酷さである。
 「まあ。いいわね。電流はスタンガンね」
 舛田警視正はこれも承諾した。
 酒井元課長が恐る恐る手を上げる。
 「この女の乳首を斬っても宜しいでしょうか」
 「うーーん。一回斬っているからね。今度は手術期間が長くなるからNG。別のこと考えて」
 舛田警視正はこれを却下してしまった。
 「駄目ですか」
 酒井元課長は前に斬られていると覚えている。今度斬ったらぺちゃぱいになるかもしれないと残酷にも期待していたのである。
 そのくらい黒田美優元市会議員への怒りを忘れていない。
 「それでは縫って電流を流したあと糸を抜いてからこのビラビラを斬るのはどうでしょう」
 そして乳首に代わる残酷な希望を言ってみた。
 「うーーん。それなら良いか。この部分の形状が変わるだけだから」
 これで三人決まった。
 「さあ。あと二人」
 舛田警視正は答えを要求する。
 稲村幸雄があまり思いつかないのか諦めて手を上げた。
 「この女の躰を床に磔にして顔を両側からパネルで挟んで動かなくして口に開口器を突っ込んで小水掛けられませんか」
 このプレイを前に見ているのである。
 「シャワータイムが入るけどいいか」
 舛田警視正はこれも認めた。
 最後は木島元課長である。
 「膣に束ねた線香花火突っ込んで股間の上に花火で大輪の花と言うのは」
 「火ぶくれくらい良いか」
 舛田警視正はこれも認めてしまう。
 そして順番が決められた。
 以下の通りである。
 1.續橋元会計課職員。
 乳房を金属の串で二つ横串に貫いて電流を流す。
 2.木島元課長
 膣に束ねた線香花火突っ込んで股間の上に花火で大輪の花。
 3.稲村幸雄
 床に磔にして顔をパネルで挟んで口に開口器を突っ込んで小水掛け。
 4.中根元課長
 細い導線を糸にして五針小陰唇を縫って電流を流し。
 5.酒井元課長
 電流を流したあと糸を抜いてから小陰唇を斬る。
 舛田警視正の指示でスタッフが床に大きなバットを敷く。
 ロボットの手を借りてバットの上に幅一メートル長さ二メートルの鉄板を二枚敷く。その鉄板は二枚合わせた部分を丁番で繋いだ。
 鉄パイプをボルトで打ち込んで行く。
 黒田美優を大股開きの大の字に寝かせて手首、脚首、腰、肘、膝を三本の鉄パイプをコの字にしてボルトで固定された。
 スタッフが長さ二十五センチの針を布巾に載せて持って来る。
 續橋元会計課職員がそれを手にも持つ。
 「えーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優はその針に慄いて声を上げてしまう。
 續橋元会計課職員は黒田美優の躰の左側に座って左の乳房に横から突き刺す。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は悲鳴を上げる。
 續橋元会計課職員は構わず左の乳房の中腹を貫いて右の乳房の中腹に先端を突き刺す。
 「う、ぐう、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は強烈に悲鳴を絞り出した。
 一気に右側も貫いてしまう。
 舛田警視正がスタンガンを渡す。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は何をされるか分かってまた悲鳴を上げる。
 續橋元会計課職員は乳房の谷間に露出した針にスタンガンを当ててしまう。
 「うがあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。い、いたいーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は大口を破裂させて叫ぶ。
 續橋元会計課職員は押さえつけたまま動かさない。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーー。いたいよーーーーーーーーー」
 黒田美優は悲鳴を上げ痛みを叫び続ける。
 續橋元会計課職員は一分くらいで一度離す。
 「あはあーーーーーーー。あはあ。いたいよーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は震えていた。
 それでも續橋元会計課職員はもう一回スタンガンを当ててしまう。
 「あがあーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーーーー。いたい。いたい。いたいよーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は強烈に痛みを叫び続けた。
 續橋元会計課職員は今度はスタンガンを止めて針を抜きに掛かる。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーーぐう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 抜く時も痛い。甲高い悲鳴を上げてしまう。
 次は木島元課長である。
 スタッフが線香花火の束とクスコ、ガスライターを持って来た。
 「・・・・・」
 黒田美優は花火を見てまた震えてしまう。
 木島元課長は大股開きに鉄板に固定された腰の下に角材を突っ込む。やや股間が上を向いた。
 膣にクスコを突っ込む。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優の表情は情けなく崩れていた。
 木島元課長は螺子を回して広げるが半分ぐらいの開き方で止める。クスコは斜め上を向いていた。
 その中に線香花火を纏めて差し込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は恐怖に凍り付いていた。
 だが大股開きで躰に火が来る心配はあまりない。
 木島元課長はガスライターで一気に火を点ける。
 線香花火の束が一気に燃えて正面からは股間が燃えているように見えるが僅かな火花しか躰に掛かることもない。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーー」
 それでも黒田美優は恐怖に叫び続けた。
 舛田警視正はこけ脅しでしかないという目で見ている。
 花火が燃え尽きたところで燃えかすとクスコが抜き取られた。
 スタッフの手でL型に九十度に曲げた鉄板を当てて黒田美優の顔を挟んでボルトで止める。
 稲村幸雄の番である。
 スタッフから開口器を受け取るが黒田美優は自分から口を開かない。
 ラジオペンを歯の隙間に突っ込んで強引に開いて開口器を突っ込む。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強引に口を開いた。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は藻掻くが顔は全く動かない。
 稲村幸雄は黒田美優の躰を跨いで一物を取り出す。
 テレビの向こう側にはモザイクが掛かっている。
 顔に向かって小水を掛け流す。
 黒田美優は目を瞑って堪えるしかない。
 稲村幸雄は徐々に口に狙いを定める。
 口に入った小水は一気に溢れた。
 小水を流し終わったらバケツの水を掛ける。バットの中で黒田美優の躰を洗ってしまう。
 そして開口器を抜いて嗽だけさせた。
 そのまま拷問椅子に移す。
 放送時間の関係でシャワーは許されなかった。
 スタッフは手術手袋、縫合針、細い銅線、持針器、消毒液を運んで来る。
 黒田美優は何をされるか充分に想定できた。以前にも女の部分を縫われてしまっている。
 繊細な痛みに強烈に泣き喚いた。
 恐怖に震えるがどうすることもできない。二か月くらいに一回この地獄に落とされる。
 将来に希望は全くない。
 鉄格子の中でテレビは見られる。食べて飲む。そして自慰で慰めるしかない。
 洗って貰って嗽をさせては貰った。だがまだまだ気持ち悪さは去らない。
 この状態で敏感な部分に痛みを与えられてしまう。
 躰も精神も震えている。
 中根元課長が医療手袋を着けて準備を始めた。
 縫合針に縫合糸の代わりに細い銅線を通す。
 黒田美優の恐怖は沸点である。
 中根元課長は黒田美優の小陰唇を二枚重ねて抓んで縫合針を突き刺す。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優から瞬時に悲鳴が上がる。
 中根元課長は一気に突く。そして抜き引っ張った。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は大口を破裂させて悲鳴を絞り出す。
 「あふぁあん。ああーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 顔を振って滑らかな綺麗な線だった太腿を怒張させて藻掻く。
 中根元課長は二針目を突き刺す。
 一針目で銅線は結んでない。二針目は繋がったままである。
 「うぐう、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優はまた強烈な悲鳴を絞り出す。
 中根元課長はそのまま銅線を引っ張る。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーん」
 黒田美優は二針目で既に涙を溢れさせた。
 そして貫いた銅線の周りから血が滲んでいる。
 中根元課長は構わず三針目を突き刺す。
 「ぐう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐう、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は歯を剥き出し顔を揺すって悲鳴を絞り出した。
 さらに針を引っ張って銅線を貫く。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーーーぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーうぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 猛然と歯を食いしばって顔を揺すって藻掻いた。強烈に絞り出す悲鳴がスタジオに轟く。強烈な痛みなのである。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 さらに涙は溢れる。
 舛田警視正はスタンガンを持って待っていた。
 中根元課長は左手で小陰唇を抓んで四針目を構える。
 「・・・・・」
 黒田美優は恐怖に涙顔を振っていた。
 躰はぶるぶる震えている。
 中根元課長は一気に突き刺して引く。
 「ぐう、うぐう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優の歯を食いしばった悲鳴と共に涙が溢れる。
 中根元課長は銅線のたるみを引っ張って抜く。
 「うーーーーーーーーーーーーーぐう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は顔を振り太腿の筋肉を怒張させて躰を震撼させる。
 引かれた銅線が小陰唇を貫く痛みに搾り出す悲鳴がスタジオの空気を揺する如くである。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。い、いたいいーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーー」
 子供のように泣き叫ぶ。
 中根元課長は小気味よい。他の四人もにんまりその表情を見て愉しんでいる。
 憐れむ者は一人も居ない。
 「あと一針や」
 この時とばかり上から目線で宣告する。
 「あーーー。あふぁあーーーー」
 黒田美優は耐えられない辛い息遣いを漏らす。
 中根元課長は構わず五針目を突き刺す。
 「うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は痛みが脳天に突き刺さるような悲鳴である。
 中根元課長は構わず引き抜く。
 「ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに銅線の弛みを引く。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は引っ張られて小陰唇を貫く銅線の動きに藻掻き悲鳴と共に涙が溢れる。
 強烈な痛みと苦しみ顔がアップになって画面に焼き付く。
 壮絶な光景である。
 終わったところで舛田警視正が中根元課長にスタンガンを渡す。
 中根元課長は銅線の先端をラジオペンで引っ張ってスタンガンを当てる。
 「ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は今度はスタンガンの痛みに大口を破裂させて悲鳴を絞り出す。
 「があーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 縫う時とは違う痛みだが強烈に藻掻き叫び続けた。
 中根元課長は何処までもスタンガンを離さない。
 「あーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藻掻き震え続ける。
 「あーーー。・・・・・あーーー。・・・・・あは。・・・・・あは。・・・・・あは。・・・・・」
 やがて声が途切れながらになり躰だけが震撼し続けていた。そして震えながら失禁してしまう。
 中根元課長はようやくスタンガンを離した。
 「あはあーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ」
 黒田美優は失禁尿を垂れ流しながら震え続ける。
 スタッフは躰に水を掛けて床の濡れをバキュームで吸う。モップで床を拭いて応急処置である。
 股間もガーゼで拭いてドライヤーで乾かして間に合わせた。
 ここで酒井元課長はが交代する。
 酒井元課長は手袋はしない。
 右手にラジオペンを持ち左手の指先で銅線で縫われて一部血の滲んだ小陰唇を抓む。
 ラジオペンの先で五針目と四針目の間の銅線を抓んで引く。
 「ぐう、うーーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優から強烈に甲高い悲鳴が上がる。
 酒井元課長は構わず五針目の終端部分を引き抜く。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うう、ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は歯を食いしばって顔を震撼させた。小陰唇の粘膜を銅線が引っ張る痛みに悲鳴を絞り出す。
 「うふうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 五針目が抜き取られても藻掻き続けた。
 抜いた部分から小さな血の玉が浮き出る。敏感な粘膜。相当に痛そうである。
 「抜く方が痛そうだな」
 酒井元課長は嬉しそうに言う。
 「あふぁーーーーーーーーー」
 黒田美優は辛い息遣いを漏らす。
 酒井元課長は三針目と四針目の間の銅線にラジオペンの先端を差し込む。
 「あ、うーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は恐怖の呻き声を漏らす。
 酒井元課長は一気に四針目を引き戻して行く。
 「ぎゆーーーーーーーー。うーーーーーーーーーー。うっぐううーーーーーーーーーーーーーーーうぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優の太腿が突っ張り怒張する。歯を食いしばった顔が右に左に強く突っ張り藻掻きながら悲鳴を絞り出す。
 そして涙が溢れ出た。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 泣いてしまった。
 「元市会議員殿。凧糸ほどは痛くないでしょう」
 酒井元課長は泣き姿をさらに詰る。
 「あはあーーーーーーー」
 黒田美優さらに涙を溢れさせた。
 酒井元課長は次に一針目と二針目の縫い目にラジオペンを引っ掛ける。
 「うう」
 黒田美優の躰が震撼した。
 酒井元課長は一針目を引っ張り先端を引き抜く。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は絞り出す悲鳴に合わせて涙を溢れさせた。
 躰の震えは止まらない。
 スタッフがメスを二本用意していた。
 舛田警視正は医療用手袋をはめて待っている。
 その後ろには看護婦が二人待機していた。
 酒井元課長は最後に残った二針目と三針目の縫い目にラジオペンを引っ掛ける。二つの縫い目を一気に引く。
 「ぐ、ぐ、ぐがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーぐーーーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は般若の形相を破裂させる。
 そして号泣の涙を溢れさせた。
 酒井元課長は銅線を両方引っ張り続ける。
 「がああーーーーーーーーーーーーーーーー。うがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うう、がああーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優の強烈な悲鳴がスタジオを劈く。
 「あーーーーーーーーーーーーーはあーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ」
 さらに号泣の涙が溢れ出る。
 そしてようやく銅線が全部抜けた。
 「う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うう。うう。」
 泣き続ける。
 舛田警視正が酒井元課長に医療用手袋を渡す。
 「片側ずつ一気に斬るよ」
 「ふぇーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優はさらなる恐怖に震える。
 酒井元課長は看護婦が手伝ってくれて速やかに医療用手袋をはめた。
 「行くよ」
 もう時間がない。舛田警視正が号令する。
 片方ずつ黒田美優の小陰唇を抓む。
 「あ、あ」
 黒田美優の顔が恐怖に凍り付く。
 舛田警視正と酒井元課長が一気に小陰唇の粘膜を斬り裂く。
 「あわあーーーーーーーーーーーーーーーー。わあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。わあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 半狂乱の悲鳴が轟いた。
 看護婦が割り込んで一人が止血。一人が全身麻酔を掛けてしまう。
 スタッフが四人掛かって一気に拷問椅子の戒めを外す。
 看護婦が用意したストレチャーにスタッフらが四人掛かりで黒田美優の躰を移した。
 ここで放送終了である。
 
 既に同日払暁。
 加賀美少将指揮下の生方少将、関谷少将の機動部隊六隻からジェットヘリが一斉発艦する。
 唐津の三十キロ圏くらいで海中爆弾を絨毯爆撃作戦である。
 全機無人機で一定間隔に並んで飛ぶ。
 低空飛行で五十メートル間隔に落として行く。
 これでも唐津の町には軽度の地震程度の衝撃はある。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 四人が集まったのは十一時を回っていた。
 井上貴江中佐と溝口明日香中佐は四人がホテルルームに引き上げている間交代で仮眠を取っている。
 既に溝口明日香中佐はカウンターの内側に井上貴江中佐は奥に控えていた。
 機動部隊から爆撃の報告が届いている。
 小型潜航艇十隻による海底映像の録画がモニターに展開された。
 「めぼしい効果はないな」
 湯野中はやや落胆気味である。
 「海底の洞窟らしきを破壊した形跡はないよね」
 真紀子も今回の戦火はなかったと見た。
 「何かを破壊してないとは言えないですよ。もし奴らの行動に変化があれば今後現れるのではないでしょうか」
 葛城義和は陸棚の様な段差付近を執拗に見ていたのである。
 そしてこの三十キロ圏にやや期待を賭けていた。
 「しかし葛城先生。先生が執拗に確認されていた辺りは爆撃の前まで潜水艦が着底して見張っていた筈ですよ」
 湯野中はパソコンから報告資料を確認して言う。
 「そうですか。それなら当て外れですね」
 葛城義和も諦めてしまった。
 「昨夜の拷問内容強烈すぎない」
 真紀子はやや市民の衝撃が心配である。
 「徐々に慣らされつつある。死刑囚に限ってだ。問題ないと思う」
 湯野中は問題なしと言う。
 「真紀子さん。巷のプレイではできないのだ。どうせ退院したら再生したその部分が公開される。そういう社会と慣らしてしまうことだよ」
 平佐和も疑問はないらしい。
 
 宮崎ニューシティ。プレイルーム。
 坂下彩里はまた太刀川俊二に指名されてしまった。
 太刀川俊二は特別手当と増えた軍人恩給、ご祝儀で潤っている。飲食は無料のラウンジで済ませて遊びに全額を投入してしまう。
 坂下彩里は不安と怯えの胸中でプレイルームに入って待つ。
 太刀川俊二は黒いズボン黒いワイシャツで入って来た。
 坂下彩里にはさらに戦慄が奔る。
 太刀川俊二は坂下彩里の腋に手を入れて躰を立たせた。そのまま躰を押してボルト穴の埋め込まれた壁に押し付けてしまう。
 まずは唇を貪る。
 坂下彩里は為されるがまま受け入れるしかない。
 そのままカットソーを捲り上げて脱がす。ブラを外して乳房を弄りながらさらに唇を貪る。
 唇を重ねたままスカートのファスナーを下ろした。
 スカートを床に落としてしまう。
 ストッキングは履いてなかった。そのまま唇を貪りながらショーツの上から女の部分を弄る。
 坂下彩里の躰の微妙な震えが太刀川俊二に伝わって来た。
 太刀川俊二は執拗に女の部分を弄る。
 坂下彩里の唇と舌から興奮が伝わって来た。
 下着越の指先の責めに徐々に感じ始めているようである。
 太刀川俊二は下着の外まで濡れが沁みてきたところで脱がしてしまう。
 「ああ」
 坂下彩里は恥ずかしさに息遣いを漏らしてしまった。
 太刀川俊二は坂下彩里の躰を壁の前に一度仰向けに寝かせる。
 太腿の付け根に片方ずつ革ベルトに強いワイヤーを巻いた拘束具を巻き付けて行く。
 ワイヤーを確り止めて太腿から抜けなくした。
 拘束具にはそれぞれO型のフックが接続されている。
 天井から下がったチェーンブロックのフックを下げて太腿のO型のフックに接続した。
 二台のチェーンブロックを鎖を引いて引っ張り上げる。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 坂下彩里の躰は大股開きの逆さ吊るしに吊るし上げられて行く。
 太刀川俊二は坂下彩里の手が床に着く高さで止めた。
 坂下彩里の脚は八の字に広がり女の部分は斜め上を向いて丸出しである。
 太刀川俊二は壁のボルトに打ち込めるようにコの字に組まれた短い鉄パイプを籠台車で運んで来る。
 拘束具で吊るした太腿の付け根をコの字の鉄パイプで壁に固定して行く。
 続いて膝の上をコの字の鉄パイプで固定する。
 さらに腰を幅広く組んだ鉄パイプを調整して壁に固定してしまう。
 坂下彩里はやや躰を捩って藻掻く。
 太刀川俊二は鞭を手にして立つ。先端が長方形の革二枚の一本鞭である。
 「えーーーーーーーーーーー。まさかお○○こ叩くの」
 坂下彩里は恐ろしい予感に確認してしまう。
 「良いだろ。ハード払っているのだから」
 太刀川俊二は当然と言う言い方である。
 「えーーーーーーーーー。この状態じゃ耐えられないよーーーーーーーーー」
 坂下彩里は堪らず訴える。
 太刀川俊二は振り被った。
 「あーーーーーーーーーーーーー。まってーーーーーーーーーーーーーーー。むりーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 坂下彩里は涙声で叫ぶ。
 太刀川俊二は閉じ合わせた坂下彩里の女の部分を狙って振り下ろす。
 鞭の先端がその部分にやや縦斜めに叩きつけられた。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー」
 坂下彩里は床に着いた手を叩いて藻掻く。
 太刀川俊二は次を構える。
 「だめーーーーーーーーーーーーーーーー。まってーーーーーーーーーーーーーーーーー。むりーーゆるしてーーーーーーーーーーーーーーーー」
 坂下彩里はさらに泣き声で叫ぶ。
 「約束通り冷水浣腸はやってないぞ」
 太刀川俊二は二発目を叩いてしまう。
 「うーーーーーーーーーーぐーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーー。ぐわあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 坂下彩里は顔を強く振って強烈に藻掻いて暴れる。
 そして涙を溢れさせていた。
 「あと三回ま〇こ叩かせろ」
 太刀川俊二は強引に要求する。
 「えーーーーーーーーーーーー」
 「三回だよ。そのくらい受けろ。あとは内腿とおっぱいで許してやる」
 「えーーーーーーーーー。そんなにたえられないよーーーーーーーーー」
 坂下彩里は三回と限度を決めてもごねてしまう。
 「三回だ」
 太刀川俊二は押し切る姿勢である。
 「・・・・・」
 坂下彩里は主席に呼ばれて夕嵐の拷問を行った人物。ここで逆らっても何も自分の言い分は通らないと思う。
 「ハードだぞ。鞭は範囲内だぞ」
 元から厳つい容姿の太刀川俊二の言い方はさらに強くなる。
 「判ったよーーーーーーーーー。少し手加減してーーーーーー」
 坂下彩里は仕方なく応じたが言い分を残すことを忘れなかった。
 乳房は僅かに垂れ気味で肌理も細かく柔らかい。細身ながら太腿も筋肉質ではなくしなやかである。
 鞭で叩かれれば相当に痛くダメージが強い。
 太刀川俊二も坂下彩里は少しやりにくいと思っている。
 美形だが表情が柔らかい。
 もっと気丈に見えた方が叩き易いのである。
 だが宮崎ニューシティ内にハードを受ける女性の中で容姿が好みなのは坂下彩里だけであった。
 太刀川俊二は三発目を構える。
 「・・・・・」
 坂下彩里は怯え切った眼で身構えた。
 太刀川俊二は日ごろの加虐心が治まってない。どうしても今日は坂下彩里の躰を真っ赤にしたいのである。
 坂下彩里は動くぎりぎりまで股間を歪める。じっくり狙いを定めて小陰唇をクロスするように叩いた。
 「うーーーーーーーーーーーーうぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 坂下彩里は強烈に躰を揺する。太腿を右左交互に揺すって藻掻く。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いーーーーーーーーーーーーーーーたいーーーーーーーーーーーーーーーー」
 ややオーバーに泣き叫ぶ。
 「ふ、ふふ」
 太刀川俊二はせせら哂う。
 まだまだ耐えられるはずである。
 突然プレイルームの衛星電話が鳴った。
 「はい」
 「太刀川さん。小滝橋中尉です」
 「あーーーーーどうも」
 「明日の夕方から入って貰えます。三時に迎えに行きますのでまた管理棟の屋上で」
 「了解です」
 太刀川俊二はまた金が入ると悦ぶ。
 でも今日のプレイは最後まで行う。
 どうせ仲間はラウンジと決まっている。知らせるのは終わってからで十分である。
 そして四発目を構えた。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 坂下彩里は辛そうに顔を振る。
 太刀川俊二はクリトリスの直ぐ下を叩く。
 「うぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーん」
 坂下彩里はまた強烈に悲鳴を絞り出すがやや軽微である。
 太刀川俊二はやや甘かったと悔やむ。
 次は力を滾らせて構える。約束の五発目である。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーん。まってーーーーーーーーーーーーー」
 「お前痛くないだろ。今のは弱かったぞ」
 「そんなーーーーーーーーーーーーー。いたいよーーーーーーーーーーーー」
 それでも坂下彩里は泣き声で訴える。
 いい加減にしろと太刀川俊二はさらに力を込めた。
 坂下彩里が斜めに股間を捩るので立ち位置を動いて縦筋に沿って真っ直ぐ叩きつける。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがああーーーーーーーーーーー」
 今度は強烈に躰を揺すって暴れた。そして失禁してしまう。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーん」
 泣き出してしまった。
 失禁尿はドテを伝って顎に流れる。
 「ねえ。もうむり。一度降ろして」
 坂下彩里は泣きながら許しを請う。
 太刀川俊二は仕方なく鉄パイプを外して行く。
 チェーンブロックを下げて床に降ろすと倒れ込んでしまった。
 「ねえ。半分返すよ。だから部屋に連れて行って。何回出してもいいから」
 坂下彩里は自分で立ち上がれない。
 どうやら女の性を玩具にするプレイ以上は無理なようである。
 
 唐津。海底洞窟内の桟橋。
 「大規模な爆撃でやられたね」
 「水中ドローンの映像が入るよ。もう直ぐ海溝の下。洞窟の出口に着くよ」
 吉丘蓮実元中尉らは水中ドローンで被害の調査を開始していた。
 「やられているよ。入口が完全に瓦礫で半分塞がっている。この瓦礫を飛ばさないと潜水艦は出られないよ」
 吉丘蓮実元中尉の見解である。
 「強い爆発は危険よ。洞窟の中に爆風が来て桟橋が海水で」
 田川真琴元中尉は難しさを感じていた。
 「そうだね。小さい発破で潜水艦が出られるぎりぎりくらい口を開けるしかないよ」
 「ぎりぎりまで潜水艦で行って潜水服で発破仕掛けるか」
 「それで行きましょう」
 吉丘蓮実元中尉が決断してしまう。
 「ちょっと待って下さい。その作業は任せていただけませんか」
 ベルナール中佐である。
 「・・・・・」
 「貴女方は疲れています。こっちの方が人数も多い。発破も種類を持っています」
 「判りました。ありがとうございます」
 吉丘蓮実元中尉は引き下がる。
 ベルナール中佐は一番大きいR国の艦のサイズをきっちりデータで入力して艦は出発した。
 吉丘蓮実元中尉らは艦内で食事をして作戦会議に入る。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 津梨清吉が大きな窓の前で南の島を背景に遅めの昼食の準備をしていた。
 四人が揃ったのは正午である。
 「夕嵐の拷問は今回から録画で公開にします」
 葛城義和が決めてしまった。
 「小滝橋中尉らが迎えに行ってます。今日の夕方太刀川俊二らがR国スタジオに着きます」
 溝口明日香中佐が報告する。
 「スタジオも変えた方が良いのではないかな」
 湯野中はそっちも警戒する。
 「奴らに内装の解らない場所はないよ」
 真紀子は難しいと言う。
 「録画と分かるようにすれば良いでしょう。そして拷問場所と監禁場所が分からなければ此処を狙って来ます」
 葛城義和は天昇の間を狙わせる考えである。
 「しかし危険じゃないか。葛城君」
 平佐和はやや不安と呟く。
 「先生。違いますよ。我々はD市の新天昇の間に移って此処に影武者を置くのです」
 「そう言うことか」
 平佐和は安堵する。
 「影武者は真紀子さんと私の二人置けば良いでしょう」
 葛城義和は影武者の被害も最小限にしたい。
 「それでは太刀川らは予定の通りD市のスタジオで」
 溝口明日香中佐が確認する。
 「そうです。アナウンサーに『南の四階が襲撃されたので今回から録画で対応します』と言わせます」
 葛城義和はそこまで指示していた。
 「我々はいつ動くのだ」
 「今週中が宜しいかと。既にお二人の影武者は待機させています」
 溝口明日香中佐が答える。
 四人話し合ってその日の内に移動することにした。
 平佐和は小倉紘子元北海道警警部とC市に引き上げて明日から新天昇の間に出ることとする。
 葛城義和は滝澤沙緒里を伴ってD市の滝澤沙緒里の経営するホテルに確保した部屋に引き上げて明日から新天昇の間に出る。
 湯野中はT市に引き上げた。明日は同様である。
 真紀子はそのまま中央棟の専用ルームに移動した。
 
 R国D市。中央棟のヘリポート。
 七時を過ぎて小滝橋佳苗中尉の操縦するヘリで太刀川俊二らが着いた。本日はホテルで休んでもらって明日の早朝から始める。
 その日は高層階のラウンジでの食事が提供された。
 山賀元一曹と永井元一曹はその内容の良さに歓喜する。
 「今回からは入院させても良いらしい。どちらか一人だが」
 「病院に運ぶのですか」
 「処置は病院だがCICビル四十二階の鉄格子に監禁らしい。空いた鉄格子を病室と同等の設備にするらしい」
 「そうですか。でも次の担当は一人だけですか」
 「これからは週に一回らしい」
 「小日向が虐めたいですね」
 「そうだな」
 「明日はどう責めます」
 「まずは冷水浣腸して体力を奪う」
 「はい」
 「そして屈辱の尿道責めだ。膀胱を空にして俺たちの小水に山芋の擂り汁を混ぜて膀胱に流し込む」
 「お、おおーーーーーーーーーーー」
 山賀元一曹は悦びの声を上げてしまう。
 
 唐津。海底洞窟の出口付近。ベルナール中佐の艦である。
 出口のやや手前に着底して作業に掛かった。
 爆破は危険と判断して人海戦術に切り替える。
 五十人近くが潜水服で海底に出た。
 粉砕した岩を手作業で退かして行く。
 交代で海底に出て七時間くらい掛けて出口を確保した。
 
 唐津。吉丘蓮実元中尉らの潜水艦の会議室。
 夕食が終わって田中一美元特務中尉の手作りのつまみで唐津製造の日本酒を飲みながらの会議である。
 「どうする。何処を狙うにも二人の居場所が分らないね」
 「拷問もぱったっと止まったね」
 「南の島が使えないから。考えられるのはD市とCICの下。あとはT市だけど」
 「ねえ。もう一回天昇の間狙えない」
 藤香澄元中尉である。
 「うーーん。難しいと思うけど」
 吉丘蓮実元中尉は難色を示す。
 「悔しい。あっと一歩だった」
 藤香澄元中尉は無念さを忘れてない。
 「思い切ってステルスドローンで南の島のすれすれから近付いて屋上から突っ込めないかな」
 田川真琴元中尉は唯一成功した作戦を言う。
 「確かにレーダーには引っ掛からなかったけど。今度は改善されているよ」
 「溝口と井上があそこに居れば二の舞よ」
 なかなか会議は纏まらない。
 
 翌朝。
 R国D市。報道スタジオ。
 太刀川俊二らは朝十時に起こされる。
 小日向奈央元中尉と逢見由愛元少尉は九時に起こされて間もなく着いた。
 録画撮りだから安全な時間を選んでいる。
 太刀川俊二らは小日向奈央元少尉から三人で掛かった。
 手首を縛り合わせてその縄の先端を天井から下がったフックに通して一文字に吊るす。
 爪先立ちになるまで引っ張り上げた。
 山賀元一曹と永井元一曹が片方ずつ膝に縄を掛ける。そのまま先端を天井から下がった別のフックに通して引っ張り上げてしまう。
 小日向奈央元少尉は三本の縄でM字開脚に吊るされてしまった。
 逢見由愛元少尉も同じように吊るされてしまう。
 スタッフがバケツに板氷を入れた水を運んで来る。さらに極太の浣腸器が二本運ばれた。
 山賀元一曹と永井元一曹が冷水を浣腸器に吸い上げる。
 浣腸はただ体力を奪う目的である。
 そしてスタッフの手で透明な洋式便器を象った大きな容器が吊るしの真下にセットされた。
 二人の躰は透明な便器の上にM字開脚に吊るされた状態である。
 山賀元一曹が小日向奈央元少尉に永井元一曹が逢見由愛元少尉に浣腸器の先端を突っ込む。
 二人はここ迄無言で堪えていたが冷水浣腸には身構えてしまう。
 何度もやられていたが究極の痛み、苦しみに襲われる。それでも当然耐え続ける心算である。
 「うーーーーーーーーーーーーーー。うぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 究極の痛みが逢見由愛元少尉を襲う。吊るされた躰を軋ませて苦しむ。
 「うーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーー。う、ううぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉も呻き声は抑えられない。躰は強く捩っている。冷水による痛みが究極に腹を襲っているのである。
 山賀元一曹と永井元一曹は注入が終わるとそれぞれにアナル栓を押し込む。
 二人は苦しみ藻掻き続ける。
 その間に太刀川俊二らはビールをたくさん飲んで容器に小水をたくさん貯めて行く。
 スタッフが長芋をミキサーで粉砕して準備する。
 それを小水とブレンドしてしまう。
 太刀川俊二は尿道カテーテルを山賀元一曹と永井元一曹に一本ずつ渡す。
 山賀元一曹が吊るされて苦しむ小日向奈央元少尉の横にしゃがんで膣口を指で開いて尿道の亀裂にカテーテルを突っ込む。
 小日向奈央元少尉の小水が山賀元一曹の抓んだカテーテルの途中まで流れ出した。
 山賀元一曹は小日向奈央元少尉の股間の真下にセットされた透明な便器にカテーテルの先端を向けて小水を流す。
 逢見由愛元少尉も永井元一曹に同じように導尿された。
 そして直ぐにアナル栓を抜いてしまう。
 茶色い水が流れ出たが二人とも腸に殆ど便はない。直腸を洗っただけである。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ」
 浣腸液が流れ出ても暫く呻き荒い息遣いを続けた。
 
 R国D市。ニューシティ中央棟最上階新天昇の間。
 平佐和がC市からヘリで着いて十一時にようやく四人が揃う。
 井上貴江中佐、溝口明日香中佐を始めとしてR国の工作員らは新天昇の間の警備に移った。
 娼国の仁川ホテルの警備は娼国の隊員とロボットのみである。
 CICビル四十二階の鉄格子から小日向奈央元少尉らを移送するのみがR国の工作員である。
 津島もその配置を承諾した。
 カウンターは出されているが津梨清吉は休みである。
 昼は遅めで摂るので中居が飲み物を配膳していた。
 「ねえ。あの程度で体力を消耗する」
 真紀子はやや疑問に思った。
 「元工作員だからあれでも動けるが強烈な下痢は体力を奪われる」
 湯野中はきっぱり言い切る。
 「此処のロケーションも良いがやはり海が見える方が良いな」
 平佐和は呑気である。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 太刀川俊二らはスタッフの手を借りて小日向奈央元少尉と逢見由愛元少尉を拷問椅子に移した。
 山賀元一曹と永井元一曹が太めの注射器にミキサーで細かく粉砕した長芋の擂り汁を混ぜた尿を吸い上げる。
 太刀川俊二は小日向奈央元少尉から順にブジーサイズに作られた極細の開口器を尿道に突っ込む。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 かなり痛そうである。
 尿道口を開く。
 山賀元一曹が先端を切ったカテーテルを注射器に接続する。その先端を太刀川俊二が尿道口を開いた極細の開口器に突っ込む。
 「おのれーーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉はえげつない物を膀胱に流し込まれると分かって怒りを噴出する。
 「へっへっへ。私らの小水に山芋の汁を混ぜました。痒くなりまっせ」
 山賀元一曹は嫌いだった小日向奈央元少尉にざまあ見ろと言う表情である。
 「おのれーーーーーーーーーーーーーー」
 小日向奈央元少尉はその表情にさらに怒りの沸点が上がった。
 山賀元一曹は注射器二本分を注入してしまう。
 太刀川俊二は拷問椅子の下から三枚並べて遠くまで吸収シートを敷いた。
 そしてハンドルを回して拷問椅子の角度を後ろに倒す。
 「どうぞ。流し出してください」
 太刀川俊二は涼しい表情で言う。
 「・・・・・」
 小日向奈央元少尉は怒りの言葉が浮かばない。
 逢見由愛元少尉にも永井元一曹が同じように二本分注入した。
 二人は順に流し出してしまう。
 「尿道は膣より辛いと思いますよ」
 太刀川俊二は掃除だけして暫く放置した。
 痒みが効くのを待つのである。
 
 対馬海峡。第二機動部隊飛龍の艦橋。
 空母六隻。イージス艦三十隻で対馬海峡六か所に展開している。
 天葛少将が最先任で第六機動部隊と第七機動部隊を従えていた。
 加賀美少将と交代して海中爆撃の跡の検証を行っている。
 開始したのが昼過ぎなのでフランスの艦は瓦礫を退かして引き上げた後であった。
 この程度の海底の違いは真上を通過しても解りはしない。
 天葛少将は状況によってはもう一回爆撃してはと考えていた。
 「閣下。唐津から中国の基地まで海底の坑道が繋がっているとは考えられませんか」
 飛龍の艦長の意見である。
 「それはなかろう」
 天葛少将は言下に否定する。
 「閣下。その通りではないにしてもですよ。何かそれに近いことがあるのではないですか」
 艦隊参謀の大佐である。
 「破壊した中国の基地をもう一度調べるべきではないでしょうか」
 飛龍の艦長はさらに進言してしまう。
 「一番近くても南シナ海だぞ」
 天葛少将は取り合わない。
 「まだ発見されてない基地が在るとかいうことはないでしょうか」
 「まさか。日本の排他的経済水域だった中にか」
 「中国ですよ。平気で領海、領空侵犯していた中国ですよ」
 「海底の調査を進めるか」
 天葛少将は腕組みのまま呟く。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 小日向奈央元少尉と逢見由愛元少尉は尿道の痒みに苦しみ出していた。
 ここで太刀川俊二は小日向奈央元少尉から順に膣にクスコを突っ込む。
 そして少量のビールを流し込んでしまう。
 スタッフが二人の拷問椅子に列車の座席のサイドテーブルの様なテーブルを接続した。
 そこにビールが置かれる。
 太刀川俊二は小日向奈央元少尉の小陰唇を開いて絆創膏で止めてしまった。
 尿道の亀裂が丸出しになる。
 そして右手の戒めだけ外す。
 「どうぞ。ビールを飲んでおしっこで痒い尿道を洗ってください」
 太刀川俊二は哂いながら言う。
 「・・・・・」
 小日向奈央元少尉は太刀川俊二を怒りの籠った眼で睨み返すがビールを手にした。洗うしかないのである。
 尿道口を剥き出しにされている。それでもそこから小水をどんどん流して洗って痒みを解消するしかない。
 残った夕嵐の面々を心底怒らせ焦らせるに最適な手段である。
 
 R国D市。ニューシティ中央棟最上階新天昇の間。
 仲居がミニ懐石を配膳していた。
 「なかなかいいじゃない」
 真紀子は今回の太刀川のやり方を褒める。
 「なかなかえげつない。吉丘らを怒り沸騰させるに貢献してくれている」
 湯野中も認めた。
 「痒みが治まった頃には急性アルコール中毒ですね」
 溝口明日香中佐は先を読んで哂う。
 「ゆっくり時間を掛けてやって貰えば良いのです。長いところはカット、早送りできます」
 葛城義和は小滝橋佳苗中尉を通してそう説明した。
 「それなら撮影中に襲うことは諦めるな。そして天昇の間に狙いを定めるか」
 湯野中も影武者を襲わせて捕らえる方に期待を懸ける。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 小日向奈央元少尉が先に放尿してしまった。
 山賀元一曹は次々と冷やした缶ビールを差し出す。
 小日向奈央元少尉も逢見由愛元少尉も膣に入れられたビールと飲むしかないビールでかなり酔いが進行していた。
 続いて逢見由愛元少尉も放尿してしまう。
 一回くらいの放尿では痒みは消えない。二人は飲み続けるしかなかった。
 
 唐津。吉丘蓮実元中尉らの潜水艦の発令所。
 洞窟の外に設置したアンテナから繋いで衛星の電波を傍受して機動部隊の様子を確認していた。
 「何か動きがありそうね」
 「まだ爆撃をするのかな」
 「うーーん。可能性はあるね」
 「哨戒機の出入りが激しいね。何を企んでいるのかな」
 「飛龍が全体の旗艦で天葛が指揮を執っている」
 藤香澄元中尉はそう分析する。
 田中一美元特務中尉の料理で飲みながらの会議である。
 「奈央たちはD市かCICの下よ。何とか突っ込めないかな」
 「CICの下は突っ込むのはさすがに難しいよ」
 「其処の可能性が高いかな」
 吉丘蓮実元中尉もそれを疑う。
 「ねえ。天昇の間に突っ込んでそっちに奴らを集中させてその間にCICの下に突っ込むのは」
 藤香澄元中尉はかなり苛立っていた。強引な作戦である。
 吉丘蓮実元中尉は腕組みをしてしまう。
 「夜間にランドセルドローンで五十階まで行けるのかな」
 黒田穂美元少尉はやや不安を感じた。
 「唐津の開発した人たちが試験してくれたからそれを信じましょう」
 吉丘蓮実元中尉は洞窟の天井まで上がって試している。
 「問題は井上と溝口よ」
 田川真琴元中尉はそっちが問題と言う。
 「発煙弾で何とかならないかな」
 浜田佳美元中尉は古い手を持ち出す。
 「それより天昇の間の南の窓。撃ち抜けないかな」
 中依美緒元少尉の状況を知らない提案である。
 「無理よ。五十ミリでも貫通しない」
 「その前に防空システムに引っ掛かる」
 吉丘蓮実元中尉に続いて田川真琴元中尉も否定した。
 機動部隊の動きも不穏。作戦が纏まるにもまだまだ時間が掛かりそうである。
 「テレビ」
 黒田穂美元少尉が気付いた。
 「今度は録画だって」
 「生放送で乗り込まれたからね。録画放送にしたのね。こうなったら益々未央たちの居場所が分からないね」
 「しかし作戦を変えたのかな。これまでは誘き寄せようとしていたよね」
 「犠牲者が十人を重く見たのでしょう」
 「あーーーーーーーーーーなによーーーーーーーーーーー。あいつらの小便に山芋混ぜて未央たちの膀胱に逆流させるのよ」
 「えーーーーーーーーーなんて酷いこと」
 全員の怒りが沸点に達した。
 「あれをビールをたくさん飲んでおしっこで洗えって。ゆるせないよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「それに膣にビール入れたから飲んだビールと合わせて物凄い急性アルコール中毒だよ」
 吉丘蓮実元中尉も二人の状況に驚愕する。
 
 娼国。CICビル四十二階の鉄格子。
 小日向奈央元少尉と逢見由愛元少尉は急性アルコール中毒で娼国の病院に搬送された。
 膀胱を消毒して点滴とバルーンカテーテルに排尿タンクを接続されて鉄格子の快復用に改造された部屋に戻されている。
 「由愛。大丈夫」
 小日向奈央元少尉が先に楽になって声を掛けた。
 「う、ううーーーーーーん。だいじょうぶうーーーーーーーーー」
 逢見由愛元少尉は朦朧とした声で答える。
 かなりまだ重症である。
 「もう点滴外して水飲んだ方が良いよ」
 その時。看護婦とロボット兵が入って来た。
 「点滴を外してバルーンカテーテルを抜きますが。どうします」
 「お願いします」
 よく考えたら自分らで抜くのは大変である。
 バルーンカテーテルは中の水を針を付けない注射器の小さいもので抜かないと尿道から抜けない。
 「そのまま元の部屋に戻って頂きます」
 点滴だけ外されてバルーンカテーテルが付いたまま収監されていた部屋に戻された。
 中で看護婦がバルーンカテーテルを抜いてカギを絞めて出て行く。
 警備員がバスロープと下着、清涼飲料を搬入してくれた。
 「あいつ等一番酷いよ。自分らのしょんべんに山芋混ぜやがって」
 小日向奈央元少尉は二人だけになって怒りを吐き出す。
 「効いたね」
 逢見由愛元少尉も辛かったようである。
 清涼飲料を飲みながらベッドに横たわってしまう。
 「どうやら私達。自力で脱出するしかないね」
 「そうだよ。蓮実たちに私達が此処に収監されているとは分からないよ」
 「今日は全部R国の隊員だったね」
 「此処は娼国なのに」
 「何とか脱出方法を探るしかないよ」
 そのまま逢見由愛元少尉から眠ってしまった。
 
 対馬海峡。第二機動部隊飛龍の艦橋。
 哨戒機の離着艦が続いていた。
 「閣下。唐津から三十キロ圏から五十キロ圏迄何も発見されません」
 艦隊参謀の大佐が報告する。
 「イージス艦から特殊潜航艇を出しても哨戒機からソナー探索でも何も出ないか」
 「さらに六十キロ圏まで伸ばしますか」
 「やってみよう」
 天葛少将は何も出ないのが納得行かない。何かを見落としていると言う見解であった。
 既にコンパニオンは着いている。
 宴会の準備もできていた。
 だが幹部八人が飛龍の作戦室から動けない。
 「我々を除いて宴会始めろ」
 天葛少将は部下だけ開放する。大方はロボット兵が行うので影響はない。
 会議室で八人分空席のまま宴会が開始された。
 コンパニオンは人数分来ていたがハードコンパニオンは八井田マリー一人である。
 さらに空母四隻の艦長も席を立って作戦室に向かった。
 会議室には中佐以下だけである。
 大尉の徽章二人が八井田マリーに掛かった。
 「えーーーーーーー。今夜は大御所が居ないの」
 八井田マリーは自分を指名した天葛少将が居ないのに唖然としている。
 「大事な作戦会議だよ。俺たちがタップリ弄ってやる」
 大尉の徽章二人で全裸に剥いてしまう。
 八井田マリーは会議テーブルを外に出して中央に置かれた拷問椅子に大股開きで磔にされてしまった。
 料理は各自の横に小さなテーブルが置かれている。宴会場のお膳の代わりである。
 中尉の徽章が大型のクスコを持って来た。
 「今日はお前の膣の奥で爬虫類の餌付けショーだ」
 大尉の徽章がぽろっと言う。
 「えーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやだよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーそんなのーーーーーーーーーーーーー」
 八井田マリーは驚愕の表情で叫ぶ。
 水のない水槽が三つ。中身はそれぞれ蛇、カメレオン、イグアナである。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめだよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。そんあのだめーーーーーーーーーー」
 八井田マリーは泣き叫ぶ。
 「お前。ハードコンパニオンだろ。こんなの受けるの当然だろ」
 大尉の徽章は詰る口調で言う。
 「そんなーーーーーーーーーーーーー。きいくるちゃうよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 八井田マリーはごねた。
 「良いか。水槽に1.2.3と番号が書いてあるな。あっちのテーブルの上に伏せた紙コップにコインが一.二.三枚のいずれか入っている」
 大尉の徽章は無視して説明する。
 「え、ええーーーーーーーーーーーーーーーー。むりーーーーーーーーーー」
 八井田マリーはまだ首を振ってごねる。
 「当たったどれか一つの餌付けだ」
 「むりーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに首を振って拒絶してしまう。
 「選ばないと全部やるぞ!」
 大尉の徽章は強い口調になる。
 「だめーーーーーーーーーーーーーーーーー。むりーーーーーーーーーーーーーーーーーー。むりだよーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 八井田マリーは泣き出してしまった。
 「それじゃ蛇イレポンだな」
 大尉の徽章が宣告する。
 「なにそれーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「蛇の頭がお〇〇んの代わりだ」
 「いやだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 八井田マリーは半狂乱に叫ぶ。
 中尉の徽章がスネークフックで水槽から蛇を掴み取る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーー」
 八井田マリーは顔を振って拒絶してしまう。
 大尉の徽章がクスコを膣に突っ込んでしまった。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 八井田マリーからさらに強烈な悲鳴が上がる。
 もう一人の大尉の徽章がケースの中からカナブンを掴む。
 「いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 八井田マリーは遂に失禁してしまった。
 クスコの金属が差し込まれた上に押し上げられた尿道の亀裂から小水が飛び散る。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーー」
 喚き続ける。
 中尉の徽章が八井田マリーの股間を拭いてクスコを抜く。
 八井田マリーは瞬間ほっとした。
 だが大尉の徽章が別のクスコを取り出す。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやだあーーーーーーーーーーーーーーーー。きがくるちゃうよーーーーーーーーーーーーーーーー」
 八井田マリーは泣き喚く。
 それでも大尉の徽章はクスコを八井田マリーの膣に突っ込む。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 八井田マリーは殆ど半狂乱である。
 「よーし。蛇は許してやる。お前のま〇この中に蜜を塗ってカメレオンの舌で舐めて貰おう」
 大尉の徽章はやんわり宣告した。
 「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。それもむりだよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 八井田マリーはまだ拒絶する。生き物は苦手らしい。八井田マリーに限らず大方の女性はこうなる。
 それでも大尉の徽章はクスコで開いた膣の奥にスポイトで蜜を流し込む。
 「あーーーーーーーーーー。だめーーーーーー。だめーーーーーーー。だめーーーー。だめーーーーーーーーーー。だめ。だめ。だめーーーーーーーーー」
 八井田マリーはまた半狂乱になって泣き叫ぶ。
 中尉の徽章がカメレオンを抱きかかえて近寄る。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 八井田マリーからさらに強烈な悲鳴が上がった。
 中尉の徽章は構わず嗾ける。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 八井田マリーの悲鳴を聞きながらカメレオンの舌はクスコの奥に進入した。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 顔は強烈に破裂して大きな悲鳴を轟かせる。
 カメレオンの舌は粘膜の上の蜜を舐めまくった。
 「あーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーあーーーーーーーー」
 八井田マリーの悲鳴はサイレンの如く鳴り響く。
 一同はその光景を暫く愉しむ。
 カメレオンが舌を引いたところで中尉の徽章は水槽に戻した。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーん。あはん。あはん。あはん。はあ。はあ。はあ。はあ」
 八井田マリーの荒い息遣いと震えは暫く治まらない。
 「どうだ。気が狂ってないだろ」
 大尉の徽章は簡単に言う。
 「だめだよーーーーーーーーーーーーーーー。きっと夢に出て来て散々魘されるよーーーーーーーーーーーーーーーー」
 八井田マリーはぽろぽろ涙を零す。
 「それじゃ次は三択だな」
 「えーーーーーーーーー」
 八井田マリーは完全に疲弊していた。
 「誰か案はないか」
 何と大尉の徽章は何も考えてなかったのである。
 大方がコンパニオンの躰を弄って濃厚に唇を貪っていた。
 八井田マリーの強烈な悲鳴で熱くなってコンパニオンの女の奥を弄って興奮度を満喫する。
 コンパニオンらはこのあと将校の部屋で抱かれて為されるがままである。それでも一般の女性が献身婦のみの稼ぎより収入になる。
 だが八井田マリーはその倍以上になっていた。
 
 飛龍の作戦室。
 「閣下。何も掴めませんね」
 「・・・・・」
 天葛少将は腕組みをしたままである。
 「何か見落としていませんかね」
 飛龍の艦長は納得できない。
 「唐津近海の海は浅い。唐津に近付けば発見できる。海を船で運んだ形跡はない」
 天葛少将も飛龍の艦長の見解の通りと思う。そしてなんとしても解明したい。
 「元日本の排他的経済水域の外まで潜水艦が海底洞窟を航行するとは思えません」
 「さすがに日本の排他的経済水域の中に中国と雖も基地を作ったとは思えません」
 天葛少将の参謀も角谷少将も迷いの意見しかない。
 「やはり自然に存在する出口ですか」
 飛龍の艦長は考えながら前言を撤回する。
 「明日。もう一回やり直そう」
 天葛少将はそう結論を出した。
 一同は会議室に合流せずコンパニオンを作戦室に呼ぶ。料理もロボット兵に運ばせる。
 飲み、食べながらも会議から頭が離れない。
 コンパニオンは呼ばれても酌をするだけである。
 「とにかく我々がフランスの潜水艦に遭遇してからずっと解決せずに今日まで来ています。我々が一番何も果たしていません」
 天葛少将の艦隊参謀は自分らの不甲斐なさを恥じている。
 対馬も壱岐島も調査したが何もなかった。
 「ラドルフマレカル少将の海底艦隊が南の島を襲った潜水艦が戻って来るタイミングで海底を見張っていたのですよね」
 第七機動部隊の長官角谷少将である。
 「いくら海底で聴音器を聴き耳立てていても奴らも小型潜航艇で前路警戒している。小型潜航艇は航行音を出さない」
 第七機動部隊の艦隊参謀の大佐は見張っていても完全とは言えないと言う。
 
 唐津。吉丘蓮実元中尉らの潜水艦。
 「機動部隊の動きが止まったよ」
 「いま出るしかないよ」
 吉丘蓮実元中尉は出発を決断した。
 ベルナール中佐も続いて出港する。
 エドガール大佐は吉丘蓮実元中尉らの艦に同乗した。
 目標は天昇の間とCICの下と思われる小日向奈央元少尉らの鉄格子である。
 
 R国D市。中央棟最上階新天昇の間。
 カウンターは出されていたが仲居が出入りして刺身などを運んでいた。
 「上野愛菜海軍大尉。入ります」
 呼んだのは葛城義和である。
 L字カウンターの窓際に通された。
 「潜水艦が海上に一時出すアンテナを発見してもらいたいのです」
 葛城義和は無人機やロボット操縦では難しいことを依頼する。
 パイロットが乗った飛行隊は上野愛菜海軍大尉以下十五名の隊員だけである。
 「空軍基地からですか」
 「航続距離的に索敵時間が足りないか」
 「イージス艦一隻あれば充電はできますが」
 「空母が居た方が良いのね」
 真紀子が横から確認した。
 「できましたら」
 上野愛菜海軍大尉は数日かかると見ている。
 真紀子は天葛少将に連絡を取った。
 第七機動部隊の新鋭艦神龍がイージス艦初月と冬月に護られて娼国沿岸に向かう。
 娼国に接近する手前の海上を超低空で索敵を続けた。
 昼間なら潜望鏡深度に上がって来れば水の中にその姿が確認できるはずである。夜間は難しい。
 昼夜八機ずつ交代で行う。
 上野愛菜海軍大尉は神龍に搭載の哨戒機を使って夜間は海中にソナーブイを垂らして索敵を行った。
 
 川越。中本克己元大佐の部屋。
 早くも小滝橋佳苗中尉がやって来た。
 「北嶋主席がお呼びです」
 「うん」
 「明日の十五時に管理棟の屋上で。その日はD市に一泊していただきます」
 中本克己は直ぐにラウンジに向かった。
 
 R国D市。黒田美優らとはやや離れた鉄格子。
 黒田美優はまだ病院である。
 じっくりインターン訓練に女躰を使われていた。
 舛田警視正が入って来る。
 その鉄格子には永井美幸受刑者が移送されていた。献身婦で嫌な客に当たって金玉を蹴った傷害罪である。
 公開拷問刑が科された。
 「明日。執行します。いいわね」
 舛田警視正が宣告する。
 「はっ。はあ」
 永井美幸は舛田警視正を見て驚愕の表情になってしまう。
 既に三十歳。落ち着いた大人の表情の女である。
 恐ろしいことになってしまった全部のシティに自分の恥ずかしい姿が放映されてしまう。
 そこまでのことはないと思っていた。
 その後から三田園矢一警部補とロボット警官が入って来る。
 全裸にして身体検査を行う。
 警備員がバスロープと下着を搬入した。
 浴槽とトイレも設置される。
 その後で警備員が夕食を搬入した。
 永井美幸は内容の豪華さにやや驚く。
 だが翌日を考えると食べるどころではない。
 警備員はそれを考慮して生ビールも搬入してくれた。
 永井美幸は男の強引な行為に堪えられなかったのである。
 明るい部屋で男の手で女の部分を広げられるなどあり得ない。そんな女であった。
 永井美幸は強く拒絶する。男の客は強引に押さえつけて来た。
 弾みで蹴り飛ばしてしまう。
 永井美幸はBクラス。配給のチケットではない。金も払っていたのである。
 男は管理事務所に連絡した。
 警部補が入って来て直ぐに逮捕されてしまう。そのままジェットヘリで此処に送り込まれた。
 行き成り公開拷問刑が言い渡される。
 簡易裁判でAIが言い渡すだけである。
 確かに蹴ったのは不味かった。だが女性の権利は江戸時代に戻ったと思う。いやそれより酷い。
 この国で献身婦は義務である。
 そうでなければやってない。衣食住は国が保障している。だが自分で職業を開発しない限り核戦争前の日本のような就業はない。
 この国から出れば人外魔境である。
 仕方なく従っていた。刑があまりにも理不尽だと思う。蹴ったと言っても潰したわけではない。
 風俗店でそんなトラブルがあっても表沙汰にはしないと思う。昔の日本で暴力沙汰でも普通の喧嘩なら罰金刑程度である。
 あんな姿が公開されたらラウンジで食事などできない。
 スーパーでこそこそ買い物をして自炊しかないと思う。
 酷い見せ締めである。
 
 翌朝未明。
 空母神龍に哨戒機が着艦する。人が操縦する機材がこの艦に着艦するのは初めてである。
 「天野中尉以下七名戻りました。ソナーには潜水艦の反応なしです」
 分隊士が報告した。
 払暁を待って上野大尉以下七機がF18で発艦する。見かけはF18だが中身は全く違う機材である。
 
 R国D市。中央棟最上階新天昇の間。
 まだ葛城義和と溝口明日香中佐。警護の隊員が四人だけである。井上貴江中佐は仮眠を取っている。
 「まだ索敵の成果はないですね」
 「奴らは機動部隊の位置を衛星の電波から傍受する。そして放送内容は必ず確認している。どこかで見つかる」
 「発見して撃沈します」
 「拿捕したいが無理だろう。北嶋は承知した」
 「総統は」
 「北嶋が承知すればそれほど固執してはいない。被害が大きすぎる」
 「そうですね」
 溝口明日香中佐もその方が良いと考えていた。
 
 R国D市。黒田美優らとはやや離れた鉄格子。
 三田園矢一警部補とロボット警官二体が永井美幸を迎えに入って来る。
 バスロープとショーツだけの永井美幸は慌てて胸を隠す。
 三田園矢一警部補がスーツとブラを投げ込む。
 「着替えろ。見ている前でだ」
 容赦のない命令である。
 永井美幸は瞬間三田園矢一警部補を睨み返した。
 これは永井美幸がさらにハードな責めに追い込まれる結果となってしまう。
 スタジオには舛田警視正と宇佐美伝吉警部補が待っていた。
 「今夜は特別公開です。この女。永井美幸は公開拷問刑を宣告されました。献身婦で客の態度が気に入らないと金蹴りをしました」
 舛田警視正が解説する。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が二人掛かって永井美幸を脱がしに掛かった。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 正面からカメラが撮影している。生放送と判って猛然と藻掻く。
 舛田警視正が近寄ってビンタする。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は悲鳴と共に舛田警視正を睨み返す。
 「反抗するとさらに重い刑になるよ」
 舛田警視正は強い口調である。
 「あーーーーーーーーーーーーあはん。あはん。あはん」
 永井美幸はいい年して泣き崩れてしまう。
 「あんたはね。男がお〇〇こを広げようとしたら金蹴りしたのよ。だから此処で女の総てを晒し者にするのよ。みんな録画撮って隠すものはなくなるよ」
 舛田警視正は容赦なくきっちり宣告する。
 「姉ちゃん。此処で抵抗したら街から追放だよ。もう動物も虫も駆除されて生態系は綺麗になっている。危険もないが食べ物もない」
 宇佐美伝吉警部補が忠告した。
 「ああ」
 永井美幸は追い詰められて涙を浮かべる。
 二人は容赦なく永井美幸を全裸に剥いてしまう。
 「あーーーーーーーーー。はあーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は恥ずかしさに震えながら床に身を伏せる。
 二人で持ち上げて拷問椅子に乗せてしまう。
 先に腰をベルトで押さえて腕を背凭れの後ろに回して手首を互い違いに縛り合わせる。
 二人で脚を左右から持ち上げた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は一気に大股開きにされて悲鳴を上げる。
 二人は膝を拷問椅子の脚乗せ部分に縄で固定してしまう。
 そして左右のハンドルを回して開脚を最大に広げた。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は泣きそうな声の悲鳴である。
 さらに上下のハンドルを回して腰を高くした。
 女の部分のすぐ後ろに顔が来て内腿の直ぐ上に乳首が見える。
 その姿は正面のモニターにも映され永井美幸がどんな姿を放映されているかを示していた。
 「いやあ。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 三十を超えたきりりとした大人の女の表情が少女の様に崩れる。
 そして二十歳そこそこの女の悲鳴である。
 ラウンジの男性客らは食い入るように見る。女性もそれなりに笑みを浮かべて見ていた。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が両側から永井美幸の女の部分を開く。
 「あーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸の悲鳴はサイレンの如くスタジオに響いた。
 「これだけじゃないのよ。女の性を総て晒して貰うよ」
 舛田警視正が女の怖さを滲みだして宣告する。
 「・・・・・」
 永井美幸は驚愕した表情で見返す。
 「でもたくさん指名が付いて稼げるかもね。もう普通のラウンジで食事したらプライベートで遊びたい男がたくさん寄って来るわね」
 舛田警視正は稼いで自前で生活するしかないと言っているのである。
 二人はさらに強固に永井美幸の女の部分を広げる。
 「あーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸の恥ずかしさの極致から漏らす息遣いが拡声されて流されていた。
 小陰唇そのものは裏側まで深紅だが内部は膣口も尿道の亀裂も透明感のある白い粘膜である。
 「ねえ。貴女のお〇〇こ綺麗で生々しい特徴があるわね」
 舛田警視正は言葉を極めて評価した。
 「いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は恥ずかしさに崩れ切った表情である。
 「今日は朝から念入りに洗ったようですね。もっとお〇〇この奥の奥まで公開しましょう」
 三田園矢一警部補はそう言ってクスコを翳した。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は強烈に叫んで拒絶する。
 三田園矢一警部補は構わず膣に突っ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸はさらに強烈な悲鳴を上げた。
 三田園矢一警部補は螺子を回して奥を広げる。奥の子宮口がモニターに拡大されて露になってゆく。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーー」
永井美幸はまたサイレンの如く悲鳴を上げ続けた。
 また舛田警視正が近寄ってビンタする。
 「煩いな。まだ序の口だよ。これから浣腸して二穴責めで散々逝き顔を全シティに晒して貰うんだよ」
 そしてさらなる屈辱を宣告した。
 宇佐美伝吉警部補がロングスプーンで膣の奥の汚れを掬い出す。かなり中まで入念に洗ったようで僅かな滑りが取れただけである。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は堪らない恥ずかしさに息遣いを漏らした。
 イルリガードルスタンドが運び込まれる。栄養ボトルタンクにグリセリンを入れて腸カテーテルが接続された。
 宇佐美伝吉警部補が腸カテーテルの先端を永井美幸のアナルに突っ込む。
 「う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 永井美幸はグリセリンが直腸に進入しただけで悲鳴を漏らしてしまう。
 「暫く休憩ね」
 舛田警視正はスタッフにビールを要求した。
 
 スールー海。
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦は海上にアンテナを上げて放送と衛星の電波を傍受する。
 定期的な行動であった。
 「哨戒機接近」
 直ぐにアンテナを下げて深々度に降下する。
 
 橋爪少尉はアンテナを見逃してない。
 哨戒機も一気に海面に降下した。
 海中にソナーブイを落として海中誘導ミサイルを投下する。
 スクリュー音を追うタイプではない。
 哨戒機から投下したソナーブイで誘導する。
 
 「ミサイルが投下された」
 聴音器を付けていた藤香澄元中尉が叫ぶ。
 潜水艦は全速で逃げる。
 「海面のソナーブイから誘導している。デコイを撃っても駄目よ」
 今度は田川真琴元中尉が叫ぶ。
 「防御ロケットで迎撃よ」
 吉丘蓮実元中尉の判断である。
 潜水艦はミサイルを迎撃して直ぐに着底した。
 その間に後方から接近していたベルナール中佐の艦が対空ミサイルを放つ。
 ミサイルは哨戒機を迎撃した。
 
 橋爪少尉は脱出する。
 直ぐに空母神龍から救難ヘリが向かう。
 
 その間に二隻の潜水艦はこの海域を離れる。
 「あの哨戒機。人が乗っていたのかな」
 吉丘蓮実元中尉は無人機ではないような気がした。
 「そう言えば南の空軍基地に一個中隊だけ元日本の自衛隊から来た女性パイロットの部隊が居たよ」
 田川真琴元中尉はそんな情報を得ていたのを思い出す。
 「だったら相当に警戒しないとね」
 吉丘蓮実元中尉は事態を重く見た。
 「どうする」
 「一旦娼国の西側に逃れましょう」
 そしてエドガール大佐が水中通話機でベルナール中佐に針路を告げる。
 
 R国D市。中央棟最上階新天昇の間。
 夕食が終わってカウンターにつまみと酒だけである。
 「発見して攻撃したけど逃げられて逆に被弾したよ」
 真紀子が報告を見て伝達した。
 モニターは空母神龍と繋がっている。
 艦長、副長、将校二名が乗艦していた。状況報告は上野愛菜海軍大尉からである。
 「ソナーブイを投下してミサイルを誘導していたところをもう一隻に攻撃されたのですね」
 葛城義和が代わって確認する。
 「そうです。ミサイルは海中で迎撃されて吉丘蓮実元中尉らの艦は逃げてしまいました」
 「撃墜された搭乗員は」
 葛城義和は被害を増やしたくない。
 「橋爪少尉はソナーブイを投下していて回避できませんでしたが脱出して救難ヘリが向かっています」
 「見失ったと言うことですね」
 「はい。索敵範囲が広がりました」
 上野愛菜海軍大尉は失敗に責任はないと思っている。
 「そうですね。警戒してこれまで以上に裏をかいてきますね」
 葛城義和も難しい作戦で発見できただけでも成果と見ていた。
 「私は隊員一人に無人機ではなくロボット操縦の機を五機付けて索敵範囲を広げようと思います」
 上野愛菜海軍大尉の挽回策である。
 「良いと思います」
 葛城義和は納得した。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 永井美幸は拷問椅子に大股開きのままである。
 グリセリン浣腸で繋がった便を排出する恥ずかしすぎる姿も晒してしまっていた。
 そして剃毛も行われ永井美幸のドテは既に無毛状態である。
 躰の皮膚は白く肌理が細かい。そしてドテの下から大陰唇の周りの皮膚の紅が濃く女の部分が周りの白い肌に際立つ。
 「いい。この女はおしっこ出せと言っても絶対に出さないからクリとGスポットとアナルを一気に責めて失禁させて」
 舛田警視正は三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補に要求する。
 そして自ら膣にもう一回クスコを横向きに挿入して螺子を回して膣天井部を露に広げてしまう。
 「あら。貴女。膣の中側まで白く透明感がるのね。へえなかなか綺麗なお〇〇こよ」
 発見したように言う。
 確かに特徴のある女の部分である。
 「・・・・・」
 永井美幸は恥ずかしさに震えるだけで言葉が出ない。
 舛田警視正は三田園矢一警部補に電動歯ブラシの先端がマイクロロータになったアイテムを渡す。
 「何ですかこれは」
 三田園矢一警部補は指で責める心算でいた。仕方なくそれを受け取る。
 「帯広の元公務員が作ったの」
 舛田警視正はまあいいじゃないと哂っていた。
 宇佐美伝吉警部補がアナルバイブを受け取って拷問椅子の正面に座る。下からカメラを妨げずアナルを責める態勢である。
 三田園矢一警部補は大股開きの右の太腿の向こう側から体を太腿の上に倒して太腿に片手を着いてクスコの中をマイクロローターで責める態勢になる。
 クスコの中は正面のモニターに拡大されていた。
 そして舛田警視正は女性スタッフを一人捕まえて普通のローターを渡す。
 「これでクリをじっくり責めて」
 そう言って左の太腿の向こう側に立たせる。
 「・・・・・」
 永井美幸は恐怖に凍った表情で周りを見回す。
 「さあ。行くよ」
 舛田警視正は号令を掛ける。
 一斉にスイッチが入って責め始めた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーだめーーーーーーーーーー」
 永井美幸は慌てて大口を破裂させて叫び藻掻く。
 三田園矢一警部補は入念にスイッチをLowにして膣天井部の一番敏感な部分を責める。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーあーーーーーーーーー」
 永井美幸はまったく堪えられない。
 大口を縦に破裂させて顔を振って藻掻き続ける。
 拷問椅子の上で強く躰を突っ張って藻掻く姿が上からのカメラで放映された。
 何回かその躰が弾けて逝き顔らしきを晒す。
 クスコで広げた膣口から濁った液が流れ出る。
 そして失禁してしまった。
 さらに責め続ける。
 目標は失神である。
 
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦はM国沿岸まで逃れた。
 途中まで傍受した永井美幸の放送内容を見てまた怒り沸騰する。
 「障害にすらなってない罰金刑程度の内容だよね」
 浜田佳美元中尉である。
 「献身婦のシステムに反逆したらこうなると言う見せしめよね」
 吉丘蓮実元中尉も絞めつけたがる制度を批判する。
 「何としても北嶋と葛城はやってしまいましょう」
 藤香澄元中尉は決意を強く言う。
 「夜間にランドセルドローンで五十階まで上がって発煙弾を投げて露天風呂の入口から突っ込むのね」
 今度は浜田佳美元中尉が一緒に行く決意をしていた。
 「うん」
 吉丘蓮実元中尉らはCICの下に突っ込む。小日向奈央元少尉と逢見由愛元少尉の奪還を目指す。
 「問題は上空の哨戒機よ」
 吉丘蓮実元中尉は直ぐには動けないと見る。
 「あれをどう躱すかね」
 田川真琴元中尉もそれを懸念していた。
 とにかく一回西に逃れることとする。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 永井美幸は拷問椅子の上で白目を剥いた躯状態を晒していた。
 大股開きの躯状態。女の部分に刺さったクスコからは濁った女の液が流れ出ている。
 口から噴いた泡が顎に流れていた。
 限りなく恥ずかしい大人の女の醜態そのものである。
 「ビンタで起こして」
 休憩が終わって舛田警視正が宇佐美伝吉警部補に要求する。
 宇佐美伝吉警部補のごつい手が永井美幸の頬を叩く。
 「う、うう。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永井美幸は意識を戻して朦朧としながら目を開いた。
 「前のモニターを見なさい」
 舛田警視正が指摘する。
 そこには永井美幸の白目を剥いた躯姿が静止画になっていた。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 泣き崩れてしまう。
 「暫くは大人しくお客さんに奉仕してお金を稼ぐことね」
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーん」
 「今回はここ迄だけど今度やったら大変よ」
 舛田警視正は永井美幸が頷けないと分かって宣告する。
 ここで番組は終了である。
 
 R国近海。空母神龍の艦橋。
 哨戒機は六機編隊ごとに発艦して八方向に索敵していた。
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦が向かった方向にも索敵は行われる。
 空母神龍の艦尾に一機のF18が接近していた。
 神龍は風上に向かって速度を上げる。
 並んだ光に照らされた甲板に艦尾から着艦した。
 乗って来たのは荻野結花大尉である。
 溝口明日香中佐の指示で上野愛菜海軍大尉の応援に派遣されて来た。
 R国諜報機関の荻野結花大尉は娼国の上野愛菜海軍大尉から引き継ぎの指示を受ける。
 同じ大尉でも上野愛菜海軍大尉が先任で事実上上官である。
 上野愛菜海軍大尉は指揮を交代して貰って仮眠を取る。
 艦長らも同じように部屋に引き上げた。
 艦橋には荻野結花大尉だけで操艦はロボット任せとなる。
 さらにF18二機が艦尾に近寄って来た。
 神龍は再び着艦体制に成る。
 着艦したのは荻野結花大尉の部下二名である。
 
 翌朝。
 R国D市。中央棟最上階新天昇の間。
 モニターで溝口明日香中佐と上野愛菜海軍大尉が交信していた。
 「あと五人何とかなりませんか」
 上野愛菜海軍大尉は集中力を考えて三交代にしたい。
 索敵をしながらロボット操縦の五機の指揮を執るのは疲労が大きいのである。
 「判りました。井上中佐が来たら至急相談します」
 溝口明日香中佐もこの任務の大変さは分かる。
 そこに葛城義和がひょろひょろ出て来た。
 それでも一番早いのである。
 「お早う御座います」
 「お早う御座います」
 葛城義和も同じように挨拶を交わす。
 「上野大尉から増員を要求して来られました」
 溝口明日香中佐が事態を報告する。
 「そうですね。申し訳ありません。何とかなりますか」
 「します。娼国から出して貰っても上手く行かないでしょうから」
 溝口明日香中佐は上野愛菜海軍大尉が娼国に要求しない事情も分かっていた。
 娼国のパイロットは核戦争のずっと前に引退している。
 R国の工作員の訓練も上野愛菜海軍大尉らが行った。
 引退した隊員を呼んでも直ぐに搭乗は難しい。
 一般男性の訓練はヘリしか行ってない上に実戦には距離がある。
 無人機やロボット操縦は安定しているが難しい任務には向かない。
 「工作員の訓練は進んでいるようですが。問題はありますか」
 「歴戦の隊員が少ないのです」
 葛城義和だけなので溝口明日香中佐もきっぱり言ってしまう。
 「そうですね」
 葛城義和も察しは付いていた。
 「今の状況では娼国もこっちも訓練に教官を次ぎ込めません」
 「そうですね」
 葛城義和も充分に分かっている。
 
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦。
 ベルナール中佐の艦の最高速度に合わせてM国の近海を過ぎてインド洋に入った。
 娼国の戦闘機の航続距離の範囲を過ぎるまで行く。
 状況の把握には衛星の電波を傍受したい。
 
 唐津。洞窟内の桟橋の会議スペース。
 東条英治大統領らの会議である。R国の工作員が放つと思われるスパイアイの監視を避けて此処で行う。
 「武器弾薬はかなり製造ベースになっています」
 五十代の議員澤田康弘が報告する。
 「ロボット銃とその弾丸は完成だな」
 東条英治大統領である。
 「そうですね」
 「次は機関銃にする段階だな」
 「設計図はできています。NC旋盤やマシニングセンタの様な物がありましたら早いのですが」
 唐津では設備までは簡単に作れない。
 「魚雷発射管の企画はR国とフランスでも変わらない。R国の魚雷で同等に製造可能だな」
 「こっちも設計図はできています」
 「問題は地下の桟橋にクレーンを作らないと駄目です」
 「まあ。技術系の人が多くいて良かったよ」
 唐津では吉丘蓮実元中尉らへの支援が徐々に進んでいた。
 
 R国D市。中央棟最上階新天昇の間。
 四人が揃ったのは昼前である。
 カウンターでは津梨清吉が昼食の鰻を焼いていた。
 「唐津の動きがさらに気になります。技術系の人が多く居たのだと思います。魚雷を作ろうとしている可能性があります」
 井上貴江中佐が監視部隊の報告をする。
 「魚雷や機関銃くらいは可能かもしれません。戦闘機、戦車までは無理でしょう」
 葛城義和もそのくらいのことはあると思っていた。
 「葛城君。向こうの天昇の間は津島氏が護っているのだな」
 「そうです。津島長官が仁川ホテルに泊まり込みです」
 「上手く囮に噛みついてそこを仕留めてくれたら良いのだがな」
 平佐和は夕嵐を早く撲滅したい。
 「夕嵐が居なくなれば唐津は大人しくなるかな」
 湯野中はそれに期待する。
 「フランスの潜水艦も叩かないと」
 真紀子はフランスの潜水艦だけでも手を焼いていたと言う。
 「奴らは鉄をどうやって手に入れる」
 平佐和は鉄の原料はないと言う。
 「放置された戦争前の船とか車からです」
 溝口明日香中佐が答える。
 「そうだろな。我々でさえ核汚染の国からロボットが採って来るのだ。それなら限界はある」
 平佐和はやや安堵した。
 
 R国D市。阿南瑤子らの鉄格子。
 舛田警視正が入って来た。
 五人に戦慄が奔る。
 「阿南瑤子。今夜あんただよ」
 鉄格子の中の阿南瑤子に宣告した。
 「あ、ああ」
 阿南瑤子は床に座り込みベッドに頭を押し付けたまま震える。
 「二十二時に迎えが来ます。心の準備しておいて。男は五人用意してあるよ」
 舛田警視正はそう言い置いて出て行ってしまう。
 
 インド洋。吉丘蓮実元中尉らの潜水艦。
 「娼国の近海に一隻最新鋭の空母が居る。護衛はイージス艦二隻」
 吉丘蓮実元中尉は状況を把握する。
 「哨戒機と戦闘機が混成で娼国を中心に大掛かりに索敵しているのね」
 中依美緒元少尉は事態にやや慄く。
 「下手に突っ込めないよ」
 「海底すれすれに行くよ。哨戒機がソナーブイを垂らして来るからソナー音をキャッチしたら直ぐ着底よ」
 吉丘蓮実元中尉は強気に出た。
 「向こうの艦と話し合わないと」
 田川真琴元中尉が小型潜航艇でベルナール中佐を迎えに行く。
 エドガール大佐もベルナール中佐も吉丘蓮実元中尉の決断に賛成した。
 二艦は進路を娼国に取る。
 艦内では田中一美元特務中尉の料理で酒を飲みながら海底すれすれを自動操艦で進む。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 阿南瑤子はショーの開始前に五人に輪姦されて数回逝ってしまった。ここ迄はまだ束の間の平和である。
 若い男が五人でそれなりに楽しめた。
 舛田警視正とアナウンサーの高嶋波琉がスタジオに入る。
 阿南瑤子に一気に恐怖が去来した。
 「舛田紗香です。今週もこの時間がやってきました。今夜の生贄は加重終身刑の阿南瑤子です。今夜はたっぷり女の性を弄ります」
 舛田警視正の挨拶のあと高嶋波琉が五人を紹介する。
 「さあ。全裸にしてこの産婦人科診察台に固定して。浣腸からだよ」
 舛田警視正が五人の若者に指示した。
 スタッフがイルリガードルスタンドを立てる。栄養ボトルタンクにグリセリンを入れて腸カテーテル接続した。
 「安心して。冷たい水じゃなくてグリセリンよ」
 舛田警視正は阿南瑤子に言う。
 「はい」
 阿南瑤子の声は震えている。
 五人の若い男に全裸にされて産婦人科診察台に腰と膝で躰を固定された。
 一人がスイッチを捜査して診察台の脚乗せを大きく広げて大股開きにしてしまう。
 一人が腸カテーテルを阿南瑤子のアナルに差し込む。
 「あ、ああ」
 阿南瑤子はグリセリンが直腸に流れ込んできて声を漏らした。
 「痛くないよ。うんこ漏らさせられて恥ずかしいだけ。中を綺麗にして三つのアナで逝き顔を晒して貰うから」
 舛田警視正は簡単なことのように言う。
 「・・・・・」
 阿南瑤子は答えようがない。
 グリセリンがゆっくり直腸に流れ込んで行く。
 
 R国D市。中央棟最上階新天昇の間。
 真紀子と葛城義和だけである。
 カウンターの中は溝口明日香中佐が座っていた。
 津梨清吉は引き上げて平佐和は鰻重を持って今夜からホテルルームに引き上げている。
 小倉紘子元警部もD市に移動した。
 湯野中はT市である。
 一か所に居ない方が無難と考えていた。
 警護は溝口明日香中佐の他にR国の工作員が四人である。
 「ねえ。私達は防弾チョッキ着ないのに影武者には着せるの」
 「着けたければ着ければ宜しいでしょう。毎日は辛いですよ」
 「そうだよね」
 「ですが影武者の安全は護らないと」
 「そうね。でも此処は安全なの」
 「前に娼国の病院の屋上に来たステルスドローンで窓から狙われたら何とも言えません」
 「でも此処のガラスは機関銃でも」
 「手持ちのロケット砲を使われたら堪りません」
 「でもあれは海面すれすれに来ましたから。そして高層ビルの谷間から急上昇しました。此処なら発見できると思います」
 溝口明日香中佐がきっぱり答える。
 だがこれは判断が甘いと後に悟る結果が待っていた。
 「それじゃ葛城先生の言う通りこっちに移って良かったのね」
 「それはそうです。平佐和先生の様に海が綺麗な方が良いかもしれませんが」
 「ところで舛田警視正。今夜は若い男集めてソフトで行くの」
 「まあ。一応加重死刑囚まで行きませんから考慮はしているでしょう。巷であまり過激にならないようにそこらで区別もしているのでしょう」
 「そうだね」
 今夜も真紀子と溝口明日香中佐が日本酒で葛城義和だけビールである。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 阿南瑤子は浣腸の排便を公開されてさらに直腸を微温湯で洗われた。
 舛田警視正はクリステル腟鏡を痩せ型可愛い目の男に渡す。クリステル腟鏡はクスコの片側の様な物である。
 「それをお〇〇こに突っ込んで」
 「はい」
 若い男はそれを受け取る。
 阿南瑤子とは十くらい違う。阿南瑤子は異常に恥ずかしい。
 若い男は阿南瑤子の女の部分を指で開いてよく観察しながらクリステル腟鏡を差し込む。
 「あ、あはあ」
 阿南瑤子は堪らない恥ずかしさに声を漏らしてしまう。
 「膣の内側の上半分が露になったでしょう。まずこれで粕を取って」
 舛田警視正はへらを渡した。
 「・・・・・」
 阿南瑤子恥ずかしさに火照らした顔を逸らす。
 舛田警視正はそれを逃さない。即座にカメラに顔のアップと局部のアップを要求する。
 若い男は自分らが遊んだ後の膣の中の汚れを採取して舛田警視正の構えるプレートに擦りつけた。
 「あ、あは」
 阿南瑤子は堪らない恥ずかしさに眉間に皺を寄せる。
 若い男はもう一回突っ込む。
 奥からゆっくりへらを取り出した。
 今度は白く濁った液が先端に付いて濁った液の中に粕も混じっている。それを舛田警視正の持つプレートににじるように付けた。
 「・・・・・」
 阿南瑤子はさらに眉間に強い皺を寄せ目を細める。
 目の前の若い男の存在が恥ずかしい。そしてその向こうのカメラから全部の街に流される恥ずかしさである。
 つい少し前に自分に入って来た男。完全にスキンシップはしていた。それでも堪らなく恥ずかしい。
 「さあ。それじゃ今度は指で直にお〇〇この上の部分をじっくり弄って」
 若い男はクリステル腟鏡が入ったままその上に指を滑り込ませた。
 「あ、はあーー」
 阿南瑤子も先程まで濃厚に唇を重ねた男である。今度は艶のある声を漏らした。指なら受け入れられる。
 既に指の侵入で膣の中は濡れ始めていた。
 まだ二十歳くらいである。年下の可愛い男。たっぷり唇を味わった。
 そして中で果てても離さないでさおを咥えたままもう一度勃たせて自分も逝きながら二回目を抜いてしまった。
 舛田警視正はジェスチャーで指の動かし方を指示する。
 阿南瑤子は恥ずかしさの真っただ中で逝きそうになってしまう。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー」
 遂に声を漏らしてしまった。
 舛田警視正は若い男に手で押さえるジェスチャーでゆっくりと指示する。
 「あーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子はまったく堪えられない。
 遂に男の肩を引き寄せる。
 首の後ろに手を回して唇を引き寄せてしまう。
 若い男の指は膣に入って動いたままである。
 濃厚に唇を重ねてしまった。若い男も嫌ではない。三十手前でもそれなりの女である。
 阿南瑤子の膣に挿入した若い男の指から膣液が流れ落ちていた。
 「そのくらいで良いよ。ばっちり濡れている」
 舛田警視正は終了させる。
 「はい」
 若い男は指を抜いてクリステル腟鏡も抜いてしまう。
 「ねえ。貴方彼女と何回した」
 「え、二回です」
 「駄目でしょう。一回と言ったでしょ」
 舛田警視正はやや笑いながら咎める。
 「そうなのですが。いや一回目が早くて抜かせてくれなくてそのまま」
 若い男は舛田警視正に怯えながら言い訳する。早く逝ってしまったことも認めてしまった。
 「ねえ。貴女。可愛い男性だから咥えたのでしょう」
 舛田警視正は阿南瑤子を詰る。
 「だって」
 「なによ」
 舛田警視正は阿南瑤子が言葉を濁しても許さない。
 「だって。あの牢獄の中です。こんな若い子だったら離せない」
 「ねえ。今回何回逝ったの」
 「はい。三回です」
 「あっはっは。正直に言ったから許してあげる」
 舛田警視正は極めて愉快そうである。
 「ああ」
 阿南瑤子の膣から白く濁った液が膣圧で押さえられず流れてしまった。
 カメラの真正面で恥ずかしさの極致である。
 「次。貴方と貴方」
 舛田警視正は三十手前の男性と二十代半ばの男性の肩を叩く。そして阿南瑤子の膣にクスコを突っ込んでしまう。
 「はい」
 「はい」
 横向きに入れたので金属の嘴が左右に広げて膣天井部と底部の波打った粘膜が露になった。
 さらにアナルにたっぷりローションを塗ったアナルパールを入れてしまう。
 舛田警視正は二人にそれぞれ長さ五ミリ、直径三ミリのマイクロローターと長いピンセット渡す。
 「いい。貴方はここを責めて。貴方はこっち」
 舛田警視正は膣の中をレーザーで照らしてブジーの先端で指示した。
 産婦人科診察台は脚乗せ部分が左右に大きく広げられ背凭れは六十度くらいに跳ね上がっている。
 二人は床に片膝を着いて広がった太腿の下から膣に手を伸ばす。
 カメラの位置からレーザーが内部を照らす。
 二人は舛田警視正の指示通りに膣天井部の一番敏感な部分とその反対側を責め始める。
 「う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーー。うふううーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふううーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は全く抑えようとしない。直ぐに声を上げてしまう。
 
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦。
 「到着は明日の夜ね」
 唐津で製造してくれた生ビールの樽から艦に備え付けのサーバーから注いだ生ビールで乾杯しながら海底すれすれを航行していた。
 「今回エドガール大佐と穂美が艦に残る。小型潜航艇には美緒が残る。天昇の間には香澄と佳美が突っ込む。CICの下には私と真琴、一美が行く」
 吉丘蓮実元中尉の決定に全員が頷いた。
 つまみは唐津で陸上養殖した魚を天ぷらにしている。
 ベルナール中佐の艦が哨戒機を引き付ける作戦内容であった。
 できたら空母神龍を沈めてしまいたい。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 阿南瑤子は数回逝き顔を晒した。
 クスコからは濁った膣液が多量に床まで流れ落ちている。
 スタッフがクスコを抜いて股間部分をタオルで拭く。そして床をモップで掃除した。
 舛田警視正は二十代前半の長身の男に尿道バイブを渡す。
 「貴方はこれで彼女のおしっこの出る穴を責めて」
 「はい」
 「えーーーーーーー」
 阿南瑤子はそれを見て表情を歪める。
 長身の男は阿南瑤子の女の部分を指先で開く。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は泣き声交じりの悲鳴になる。
 長身の男は尿道の小さな亀裂に細い尿道バイブの先端を突っ込む。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 阿南瑤子はさらに強い泣き声交じりの悲鳴になってしまった。
 長身の男は指先で尿道バイブを静かに僅かなピストンをさせる。
 舛田警視正は後ろから尿道バイブのスイッチを入れてしまう。尿道バイブは微振動を開始する。
 「ううーーーーーーーーーーーふーーーーーーーーーーううーーーーーーーーーーーーーーうふうーーーーーーーーーーううーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は産婦人科診察台の上で躰を強く捩って頭を後ろに逸らせて藻掻く。
 「いやあーーーーーーーーーーーー。いやあ。あーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 躰は固まり頭を後ろに逸らせたまま弾ける。
 「あは、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ。あはあ。はあ。はあ。はあ」
 長身の男は責め手を緩めない。
 阿南瑤子は顔を斜め左上に捩って躰を究極に反らせる。そして小刻みに躰を震撼させた。
 「あーーーーーーーーーはん。あはあ。あはああ。ああ。あはあ。ああ。あはあ。ああ。ああ。あはーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 また強烈に突っ張って躰を弾けさせる。
 「やめてーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。おかしくなちゃうよーーーーーーーーーーーーーーー」
 喚き出してしまった。
 
 R国D市。中央棟最上階新天昇の間。
 「ねえ。舛田いったい何考えているの」
 真紀子は生ぬるいと言いたい。
 「何を考えているいるのでしょうね」
 葛城義和はあまり見ていなかった。
 「ソフトなプレイで愉しめることを教えているのではないですか」
 井上貴江中佐はそっちの必要性も考慮しているのではないかと言う。
 「うーーん。献身婦ではできなくてもソフトSMではできる内容ね」
 真紀子もそれなら良いかと思う。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 阿南瑤子はアナルにバイブレーターを入れて固定された。最後の一人二十代の小太りの男が舛田警視正からドリルバイブを渡された。
 「貴方はこれで失神するまで責めるのよ」
 「はい」
 男はドリルバイブを受け取ってローションを塗る。
 「ねえ。かなり泣き叫んでいたけど結構気持ち良いでしょう」
 舛田警視正は阿南瑤子に囁く。それでもマイクは音声を拾っていた。
 「そんな。何か熱くなって。変な感じです」
 阿南瑤子は半信半疑である。
 「尿道バイブ貴女にあげるよ。持って帰ってじっくり試しな」
 舛田警視正は尿道で感じていたと見做していた。
 小太りの男が阿南瑤子の膣にドリルバイブの先端に接続された疑似男根を挿入する。
 直径二十五ミリくらいだが回転とピストン運動をするタイプである。
 スイッチが入った。
 続いてアナルのバイブもスイッチを入れる。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子の躰は産婦人科診察台の上で一気に迫り上がった。
 固まったまま太腿の筋肉が怒張して真っ向からドリルバイブの責めを受けてしまっている。
 
 福岡。一般のラウンジ。
 太刀川俊二の周りに集まって無料のビールとバイキングのつまみで飲みながら舛田警視正の番組を観ていた。
 部屋には持って帰れない。ラウンジ内のみ無料である。
 部屋で飲むにはスーパーで買うしかない。
 それでも核戦争前のコンビニの半額以下。スーパーと比較してもほぼ半額である。
 「女のレベルに差はないが昨日の女の方が羞恥責め感が強かったな。今夜はソフトSMレベルだ」
 太刀川俊二はやや退屈していた。
 「そうですよ昨夜の永井美幸の羞恥に崩れ切った姿は生唾の連続でした」
 山賀元一曹も同意見である。
 「ソフトSMでもこのように遊べますソフトの指名もして下さいですかね」
 永井元一曹もやや退屈していた。
 「次のお呼び出しはないのですか」
 山賀元一曹はまた小日向奈央元少尉を拷問して屈辱を与えたい。そしてあの多額のギャラが魅力である。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 蝋燭が何本も点火されていた。
 阿南瑤子の躰は大股開きに大の字にU字金具で手首、脚首を固定して磔にされている。
 「さあ。後は全員で蝋燭垂らしよ。一本ずつ持って」
 舛田警視正の指示で五人が阿南瑤子の躰の周りに片膝付いて座った。
 「えーーーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は恐怖に悲鳴を上げてしまう。
 「さあ。まずは蝋燭を平行に持って十センチくらいから垂らして」
 五人は指示通り一斉に垂らす。
 「あーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は悲鳴を上げ続けた。
 「ねえ。そんなに熱くない筈よ」
 舛田警視正は阿南瑤子にオーバーと言わんばかりである。
 「えーーーーーーーーーー。あついですーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子は恐怖が大きい。
 「さあ。それじゃ。一メートル離して火を斜め下に向けて」
 五人が高さと角度を変えて一斉に落とし始める。
 「あはあーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーー。うはあーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子の悲鳴はさっきより切迫した。
 「よしいいよ」
 舛田警視正は終了を宣告する。
 「どう。最初と二回目。どっちが熱かった」
 「二回目だよーーーーーーーーーーーーー」
 阿南瑤子の躰はオーバーに震えていた。そしてフロント面は蝋涙で真っ赤にされている。
 これで放送終了である。
 
 翌日。
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦。
 今日の夜中に突入する。天昇の間に突っ込むのは22:00が妥当と考えていた。
 唐津で積んでくれた勝栗を入れたおこわと日本酒、陸上養殖の鯛の刺身で夕食を摂る。
 
 ベルナール中佐の艦はR国S市に向けて針路を取っていた。
 目的は上空の索敵機を引き付けることである。
 
 荻野結花大尉の指揮でF18一機にロボット操縦の哨戒機五機が索敵する。夜間なので海面すれすれソナーブイを垂らしていた。
 上野愛菜海軍大尉は空母の甲板に部下八人と待機している。
 戦闘機に八百キロ爆弾を準備していた。
 古い作戦をアレンジしたものだが海中に水平爆撃を行う。
 
 ベルナール中佐の艦は21:50に海上にアンテナを出す。
 突入の十分前である。
 
 発見した哨戒機はそのままコンタクトを取る。直ぐに攻撃はしない。
 空母神龍から待機していた上野愛菜海軍大尉以下八機が発艦する。
 上野愛菜海軍大尉らの接近を待って哨戒機の編隊を指揮していた荻野結花大尉が海中にミサイルを投下した。
 哨戒機五機はソナーブイを垂らしたままである。
 他の編隊も移動する。発見したベルナール中佐の艦が逃げる半径の哨戒をカバーするのである。
 
 ベルナール中佐の艦はミサイルを防御ロケットで迎撃した。
 そのまま深々度に降下する。
 
 上野愛菜海軍大尉らの九機は哨戒機のソナー情報をもとに横一列に低空飛行になった。
 「投下」
 上野愛菜海軍大尉の指示で一斉に横一列に八百キロの海中爆弾を投下する。
 一発当たれば轟沈である。
 
 ベルナール中佐の艦は頭上の爆弾をキャッチして機関始動して移動するが手遅れである。
 一発が艦尾に命中。
 左右の海底で二発が至近弾で破裂した。
 海上に浮いた漂流物で撃沈が確認される。
 イージス艦が接近して漂流物を引き上げた。
 
 吉丘蓮実元中尉らの潜水艦から小型潜航艇が発進して二つの島の間の僅かな海峡に向かう。
 中依美緒元少尉の操縦である。
 吉丘蓮実元中尉、田川真琴元中尉、田中一美元特務中尉、藤香澄元中尉、浜田佳美元中尉の五人が此処からランドセルドローンで突っ込む。
 潜水艦は反対側から天昇の間の直ぐ下の海底に待機する。
 藤香澄元中尉、浜田佳美元中尉はホテルの下から一気に外壁すれすれに上昇して天昇の間に突っ込む。
 潜水艦はこの二人を収容する目的で待機する。
 吉丘蓮実元中尉、田川真琴元中尉、田中一美元特務中尉がCICのビルと後ろのビルの谷間から上昇した。
 田中一美元特務中尉は屋上まで上がって二人分のランドセルドローンを用意して待機する。
 吉丘蓮実元中尉と田川真琴元中尉が鉄格子の在る階の窓をプラスティック爆薬で破壊した。
 一気に突っ込んで逢見由愛元少尉と小日向奈央元少尉の鉄格子も破る。
 そのまま屋上に走った。
 中からは屋上へのドアは開く。
 
 藤香澄元中尉と浜田佳美元中尉は露天風呂の入口から突っ込む。
 浜田佳美元中尉が露天風呂の入口に構えていた二人を射殺した。
 藤香澄元中尉が天昇の間に突っ込む。
 浜田佳美元中尉が座敷に居た隊員二人を射殺して藤香澄元中尉が真紀子の影武者と葛城義和の影武者を射殺した。
 ランドセルドローンで飛び出して一気に降下する。
 一つ下の階の窓から津島が二人を撃つ。
 藤香澄元中尉は頭を撃たれて海に落ちた。
 浜田佳美元中尉は脚を撃たれてホテルの敷地に難着する。それをロボット警官が確保した。
 浜田佳美元中尉は捕まった信号を発信する。
 潜水艦からロケット弾が天昇の間に向けて発射された。
 当然防御システムが撃ち落とす。
 その破裂の間に潜水艦に藤香澄元中尉の遺体を収容した。
 潜水艦は高速で逃げる。
 吉丘蓮実元中尉と田川真琴元中尉が追って来た娼国の隊員四人を屋上の出口で射殺した。
 この間に逢見由愛元少尉と小日向奈央元少尉がランドセルドローンを着けて五人で小型潜航艇に戻った。
 小型潜航艇は大陸棚の下で潜水艦に収容される。
 そのまま最大戦速でこの海域を逃れた。
 「佳美が捕まった。MとKを射殺と打って来たよ」
 潜水艦を操艦していた黒田穂美元少尉が報告する。
 全員藤香澄元中尉の遺体に手を合わせた。
 そのままベルナール中佐の艦と合流点に向かう。
 
 翌朝。
 R国D市。中央棟最上階新天昇の間。
 緊急事態を聞いて四人は九時に集まった。
 溝口明日香中佐はカウンターの中に。井上貴江中佐は座敷の奥で警護に就いている。
 他に六人の隊員が新天昇の間の中で警護していた。
 物々しい会議の中で津梨清吉は朝食の準備に掛かっている。
 「二人を直ぐ下の階の窓から撃った。浜田佳美元中尉は脚を撃って確保した。藤香澄元中尉は頭を撃ち抜いて海に落ちた」
 モニターに出ているのは津島である。
 「遺体は」
 真紀子が確認する。
 「潜水艦からロケットが発射された。防空システムが迎撃したがその間に遺体を回収して逃げた。その間に鉄格子の二人を回収された」
 「それでこっちの被害は」
 「天昇の間の四人と鉄格子の四人で八人になる」
 「ううん」
 真紀子は暗い表情になった。
 「でも上野愛菜海軍大尉らがフランスの潜水艦を一隻撃沈しました」
 溝口明日香中佐が報告する。
 
 インド洋。吉丘蓮実元中尉らの潜水艦。
 ベルナール中佐の艦を待っていた。
 さすがに索敵範囲の外なのでアンテナを海上に出す。
 「大変。ベルナール中佐の艦が撃沈された」
 全員に衝撃が奔る。
 「えーー。水平爆撃で八百キロの海中爆弾」
 「それを海底でまともに喰らってしまったのだな。海水温から脱出しても助からないな」
 エドガール大佐は事態を悟る。
 そして天昇の間に居たのは影武者であったと知った。
 
 女衒の國 その二十六 娼帝國の夕嵐再び 完   
 女衒の國 その二十七 帝國はリベラル的正義の撲滅を繰り返す に続く




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